はてなキーワード: 花形とは
初めて。
Twitterでは祝福の声で溢れ、誰が見てもめでたいことはわかってた。
けれども、本当に「おめでとう」と言えなかった。
でもなんで素直におめでとうと思えなかったんだろうと、色々思っていたけどこれまで吐き出していなかった感情を一旦全部整理しようと思ってコレを書いている。
明確な答えを出せるとは思ってないけど取り急ぎ感情の波が収まる前に書きつけておかないと多分忘れちゃう。
もしまた思い出したら追加で書いたりするかも。
報告の当日から何日もかけて、ちまちま思い出したことからぶつ切りで書いてるから話の前後やその時の情緒も語気も滅茶苦茶。
読み手のことを考えてる文章じゃないからかなり読みにくいが、同じように心の底から喜べずに悲しんでる人へ向けて「世の中に少なくとも1人、私がおるで」というための日記。
心から祝えない中、無理に喜ぶフリすると後から反動で呪いの言葉吐いてしまいそうだったから真剣に落ち込んでみた。
ちなみに、私はスケートという概念と結婚したと思って正気を保っているので、ここから先はレディーガガの「marry the night」をお勧めします。是非聞いてね。
約10年。
20年ちょっと生きてる人間にとっての10年なんて人生の半分なんよねぇ。
まあいいや。
初めて見たのはアイスショーで踊ってたツィゴイネルワイゼンだった。
元々親がスケート好きでたまにショーを見に行ってた事もあり、自分も連れて行ってもらったのが始まりだったと思う。
当時は荒川さんや浅田さんの影響も大きく、女子の花形競技って感じで。男子はそんなに目立った感じじゃなかった。
(幼稚園生の時よくイナバウワーして遊んでたのでスケートといえば男子<女子だった)
小学生の自分にとって、それまで見たことないタイプの名前が電光掲示板に出ていたのは新鮮で「なんで読むねん」と思いながらぼんやりと見ていた。
なにより今では想像できない踊りで。
まぁ簡潔にいうと「何をしてるんだ…?」と聞きたくなるくらいすっ転びまくっていた。
(何年のやつか思い出せないけど知ってる方も多いと思う)
自分の私生活が忙しくて少し離れてる間にすっ転びまくっていた少年が五輪金メダリストに変化していた。
何度も何度もソチ五輪の映像を反芻して、居ても立っても居られなくなった私と母はそのまま3月のワールドに行った。
(このワールドのsp、滑り出しの直前に「ゆづ〜!愛してるゥ〜!」という複数人による謎の掛け声があり会場全体が変な空気になったんだよな、カスゴミ客は死んでくれ。)
その後はとんとん拍子で転がり落ちるように沼にハマりファンになった。
全部は長いから書けんけど、常に「羽生結弦」という男は自分にとって輝ける一等星というか。
第一印象がすっ転びワイゼンだったことも大きく、自分がまだ中学生でこれからなんでもできるという時期だったこともあって「彼のように努力すればここまで上り詰めることができるんだ」というある種の指標になっていたんだと思う。
羨望とかそういうのひっくるめて、こんなに頑張ってる人がいるのに、自分の体たらくはなんなんだろうかと考えるそういう感じ。
中学→高校は私生活と勉強で色々両立することがあって大きな変化はなかったけど、やっぱり「羽生結弦」はいつも生活の側にあった。
普通に肩こり酷い人間だったから、黒と青のファイテン常に付けてた。これ可愛いよね。
母の彼への入れ込み方が激しくなってきたことがあって、若干嫌悪感を持つ時期があった。
詳細は省くけども、
ひねもす掲示板に張り付いて有る事無い事、噂やファン同士の諍い…望んでもないのに大量の情報を聞かされ、注入される感覚はあまりにも不快で気がついたら「憧れ」から「実の娘である私よりも母の気を引く邪魔な存在」にもなっていた。
中国杯の後に増えたファンや民度の悪さとかに嫌気が差していたり、自分の勉強の方とかで精神的に追い詰められていた部分もあったから単純な話ではないのだけれど。
その頃自分は大学受験に際して、部活のように取り組んでいた習い事を辞めていた。
スケートは完璧、勉強もできる「羽生結弦」を横目に「ああ自分は彼のようにはなれんのだなぁ」と失望してた。
また当時自分は家庭環境が最悪になっており家を出ることが目標だった。
家を出るためには親が納得するき足るだけの学力とそれだけの大学でないと説得できないと思ったこと、羽生結弦という男が育った街が知りたくて東北大を選んだ。
他に行きたい場所もなかったから、仙台に行くと決めてからはわりとすんなりと勉強ができた覚え。
羽生結弦は過去にananの表紙を飾っていたが、意味のわからんクソナガ茶色マフラーを巻いてるポスターを机の前に飾ってた。
今なおよくわからん長ェマフラーをしてたのかは謎(調べると画像が出てくるから暇だったら見て)
どう考えても勉強する環境ではないが、サボろうとしても前向けばあの眼光だから監視してもらう感じで。
話がズレたな。
平昌五輪も差し迫り、母は現地で見たいと切望したものの、それまでの家事を疎かにする姿を見ていて誰がそれを応援しようと思ったか。
当然家族全員反対した。
今思えば行っておいでと言えば良かったかもしれないが、私からしてみれば娘の受験よりも「羽生結弦」が優先なんだ、へぇ〜(笑)って感じだったし。
そんなこんなしてるうちに羽生結弦はサラリと2連覇。そこからまたファンが増え、シーズンオフのアイスショーでも変なファンが増えたことでさらに嫌気が差していた。
どこかのアイスショーだったか忘れたんだけど、トイレ行ってる間にババアが「ゆづのパンツが」とか会話で盛り上がってるの聞いて気分良いわけないからな。
あとアレな、アイリンの奥にある待合室の椅子全部、一つ一つに座っていたババア。この手のファン自称してる変な人たちも気持ち悪いから消えて欲しい。
無事進学が決まったことで家を出て、一人暮らしと同時に意識的にスケート界隈を視界に入れないようにし始めた。
ここで一回離れたのが良かったのか悪かったのか。国際センター、仙台駅の本屋、仙台地下鉄のポスター…
競技を追わずとも、さまざまなところで羽生結弦という男を目にして、その度にこの男を見て自分はこの土地までやってきたんだと思い出していた。
また話ズレるけど仙台大好き。
故郷よりも好き。
都会なのに緑が多くて気持ちがいいんよね。
就職を契機に都内へきてしまったから仙台を離れてしまったけど、はよ仙台戻りたい。
私は川が大好きなので死後、私の遺骨は広瀬川に撒いてくれと常日頃言ってます。
大好きだ仙台。
話を戻そう。
とはいえ、Twitterでこれ見よがしに呟いてるファンは正直気持ち悪かったし、自分も同じようになりたくなかったからTwitterでは鍵開けて呟くこともしなかった。そもそも、羽生sageがひどい中、どれだけ擁護しようとも「羽生ファンガー」「ユヅリスト笑」と言われるんだから俺たちにできんのは「沈黙」だけだろ。
(ここでクラピカの顔が出てきたやつはツイカスかハンターオタだから前者はツイカスであること自覚して生きような)
TwitterじゃなくてX?
そんなこんなでたまに目にしたり、アイショー見たりとかするくらいまではしてもシーズン中全部追うみたいな生活を2.3年せずにいたら北京五輪になってた。
数年まともに追っかけていなかった間に、さらにスケーティング技術が向上してる様を見てやっぱり努力の人で憧れなんだよなと再認識した。
FPの朝。
雪がしんしんと降り積もる中、大崎八幡宮に4A祈願へ向かった。
FP前日に事実無根の記事が大量に出回っているのを見て「4年経ってもこんな記事を書いて彼を貶めようと必死なんだ」と辛い思いしたな。
何年経っても彼を取り巻く環境は良くなるところか酷くなる一方なんだなぁと。
タイミング忘れちゃったんだけど、いつかのシーズンで本人が死のうと考えたみたいなこと言ってたのを時折思い出して。
それを考えると結婚したいと思える人と出会えたことはなんて素晴らしいことなんだろうと素直に言えるんだけども。
そんなこんなしてたらあれよあれよと時間が過ぎて、引退かと思ったらプロ転向へ。
前々から引退したらどうしようと思っていたところ、最高の「答え」をお出しされて悲しむことも落ち込むこともなくて嬉しかった。
男子のスケートにハマった理由に、彼らが命を燃やして戦うあの会場の空気が好きだったこともあって、その覇気がなくなったのは些か寂しい気持ちもあったけど。
ここまで色々自分の話をまとめてしまったけれど、ここからはプロ転向後の個人的にモヤった点をいくつかまとめておく。
みんなのライトで投票して踊るプログラムを決めるってやつでさ、
最初の方はみんな悲愴が多かった覚え(多分水色と青色が似ててそう見えただけの部分もある)なんだけど選ばず他のプロ踊って。
数日間ある中でも最後の日に、悲愴は思い入れがあるからと踊って。
じゃあ最初からリクエストの選択肢から悲愴外してよかったんじゃね?になったけど。
あともう一個個人的に許せなかったのが阿修羅ちゃんだっけ、adoの曲使ったやつ。
adoなんて過去にネットで活動してた人をアンチで自殺未遂まで追い込んでたわけじゃん。
そんないじめていた側の人間の音楽を使うという事実を受け止められなかったんですわ。
giftとか、お礼に〜って内容なのにそこで使うのが「あの」「ado」ですか(笑)っていう。
いつまでも過去の話を蒸し返すなと言われるかもしれないけど、散々sage記事やアンチに酷い目に遭わされてた羽生結弦がソイツの楽曲使うってグロくない?
この辺から自分の思ってた羽生結弦像から乖離が起きてるのを感じていた。
まぁ自分が合わなくなっていっただけだけど。
notte stellata3/11に現地参加してたんだけど、中国のファンか知らんが明らかに場にそぐわない掛け声すんのやめてほしい。
こちとら鎮魂なり祈り、そこからの希望とか再生を意味するショーだと思っているのにそこで「あいしてる」なんてでかい掛け声は耳障りなだけなんよ。
最近見なくなったけど貞子みたいなストーカーも、アイスショー千秋楽必ずセンター1列目の変な女も邪魔。
そもそもフィギュアスケートというスポーツのあり方自体も異質だよね。
プロではなくてアマチュアの方が技量が上、大会などに出場して集客してと見せ物のようになるのがアマチュアの方なん。
ただそのスポーツが好きというだけで始めた人間が、上手くなればなるほどよく分からない人たちの目に晒される環境にあって、
アスリートなのにアイドルのような消費の仕方/され方してるのがな…高校野球だけ謎に神聖視されてるのと似てる?
アイドルは最初からそういう売り出し方をするからいいが、スポーツは違うじゃん。
好きで始めただけなの晒されて人格に難癖つけられてとかね。
世知辛いわね〜
まぁそんなこんなで、勝手に理想像を求めてる俺みたいな人間は鈴の言葉でも反芻して生きような↓
すごい、馬鹿みたい。
ほんと馬鹿みたい。
みんな勝手に期待して、陽子自体のことなんて考えてもみないで。
Twitterとか世間では祝福の言葉ばかり目について、悲しむような人を見つけられなかった。
その様子を目の当たりにして、素直に喜べなかった自分の心の醜さに打ちひしがれてしまったし、周りのその「潔白」な態度に吐き気を催した。
だってさ…
今まで彼が「スケートを想って滑ってる」と思いながら見てた演技が「誰か特定の人に対しての感情を含みながら滑っていた」とかだったら悲しくない?
悲しくない?そう…俺が捻くれてるだけやね。
まぁそら遠くからお金落としてるだけのファンと、近くで辛い時支えてくれた人ならそっち好きになるのは当然だしね。
羽生結弦のファンであるなら、ファンもどこまでも清く、正しく、美しくあるべきところ私はそうできなかった。
私と同じように思っていても、表向き発信してない人が多くいると思うし。
私みたいな人も同じようにいるんだと知って、1人でも救われれば良いなと思って今回ここまでちゃんと自分の気持ちを書いた。
これは関係ない話だけど、Twitterで「羽生結弦と結婚したのは俺?!俺!ole!」言うてる人の見て元気出たよ、ありがとう。
どんなに切望しても普通には得ることが叶わない、スケートの神に愛された男が、スケート以外に愛する存在を見つけてしまった事実が悲しかった。
ただ、ただ、悲しかったんだと思う。
踏みつけても立ち上がるたんぽぽのように。
どんな場所でも美しく在る男の姿が。
そんな1人の男が好きだったな。
報道翌日に体を引き摺りながら仙台へ行って七夕祭り楽しんできたけど、また今度仙台行ってご祝儀代わりにお金落としてくるわ。
次はヒカペ目標で。
じゃ。
とあるフォロワーが鹿児島から久留米まで新幹線通学をしている女子中学生の報道を引用して、「鹿児島のラサールは男子校。女子の教育機会が奪われているのを放置し、鹿児島は性差別的なところだ」という話をしていて、いやいやいやいややってなってしまった。
九州は男尊女卑的であるという偏見の目でこのニュースを見るとそう見えるのだろう。
九州の進学校事情に多少詳しい人からすれば、それはただの偏見による観測なのだ。
そして、九州の進学校の花形は二つの私立進学校の例外を除いて、たいていの地方と同じように各県の公立トップ高たちだ。福岡であれば修猷館、熊本であれば熊高(くまたかと呼ぶ)、鹿児島であれば鶴丸といった県立トップ進学高たちだ。
東日本の学校のように一高が実質男子校、二高が実質女子高のような伝統もなく、主要な公立進学高校はもちろん共学だ。
異常でしょ関東。というか、北関東の公立男子校群なんなん。よっぽどこっちの方が女子の教育機会奪ってるだろ。
九州の公立2は鹿児島にあるらしいが、どちらも共学化が決まっているようだ。
一応、種明かしをすれば、公立は前述の通りだが、九州の私立男子校が急減したのはここ20年の動きだ。
確かに私が20年前に中学受験したころは頭のいい女子は受けるところがほとんどなくて、塾のトップクラスにいた自分も塾の講師が同級生の女子に「女子なんて勉強したって入るところないだろ」とか暴言を吐いていたのも観たことある(今考えると本当にひどい環境だった。暴力もあったし)。そんな環境で、塾の実績作りのためとはいえ、桜陰に合格した子もいたのは今考えると本当にすごいことだ(その子は公立中→県立トップ高→東大と進んだ)。
ところが、少子化の最前線の九州地方、生徒募集に苦労した各校は次々と共学化し始める。その中でもエポックメーキングだったのが、ラ・サールと並ぶ九州の私立進学校の雄・久留米大学附設高等学校の05年の共学化だろう。結果として、周りの学校が共学化し偏差値が上がる中(単純に募集できる対象者が倍増するのだから)、附設より低いレベルの男子校進学校もほとんど共学化することとなった。その数少ない例外の一つがラ・サールだ。とはいえ、ラサールを除き、主要進学校はほとんど共学化している。
その証拠にネットから拾ってきた九州の東大合格者ランキングがこれだ。
熊高(公立・共学)
青雲(私立・共学)
明善(公立・共学)
元々地方なので公立が強い地域だし、附設、青雲、大濠と私立組が共学化したことによりずらりと共学が並ぶ。
渋幕(私立・共学)
改めてみてもひどい。
よくこんな地域に住んでいる人が九州に向かって「女子を教育から排除」しているなんて口が利けたものだなぁ~と思うのだが、そのことを指摘すると東京の人たちは「男子校は悪いことではない」「優秀な女子高もある(1校しか入ってないやんけ!)」、「九州には〇〇という性差別があり~」とか話をそらし始めるのだが、今は中等教育の男女差別の話をしているんですよ。関東が女子の中等教育における後進地区って認めろよ。東大の女子比率下げてるのおめーらじゃねーか、と思うのだが。。。
というわけで、冒頭の鹿児島から久留米に新幹線で通う私立中学生の話に戻る。件の私立中学生は鹿児島から久留米大附設まで新幹線で通っているわけで、それ自体はもちろんひえ~~という話なのだが、そもそも論として附設やラ・サールレベルの私立中学校は九州にこの2校しかないのだ。
普通に考えればわかるとおり、久留米や鹿児島が通学圏内にない九州の人たちだって多い。そのため九州の主要私立進学校はだいたい寮を持っている。ラサールは6割、附設は3割が寮生のようだ。ところが、附設は男子寮しかない。というわけで、件の女子中学生は鹿児島から新幹線で通うことを選択したのだろう。
もちろん、ラ・サールが男子校であることや附設が女子寮を持っていないことが女子教育の排除に繋がっていると言われたら全くその通りなのだが、一私立高校にそこまで負担を求める(特に女子寮の増設)のはいくら何でも厳しいだろう。だいたい関東の国立の男子エリート進学校という何故国税をつぎ込まないといけないのかよくわからない存在に比べれば、ラ・サールや附設だけに罪を被せるのはアンフェアだろう。
当たり前の話だが、九州の他に同レベルの学校がないのだから、附設やラサールへのアクセス可能性を九州の人に平等に担保すること自体不可能だ(寮に入ると授業料と合わせて月10万程度になり、経済的に負担できる家庭は多くないだろう)。そもそも関東とは違い九州で中学受験する人は親が教育熱心な一部の家庭だけだし、附設やラサールという二つの例外を除けば、たいていの田舎と同じように県立トップ校に行って、いい大学に行くというのが九州の人の普通のエリートコースなのだ。その環境を背景にすれば、この事実を持って九州は最高レベルの教育から女子を排除している!というのはさすがにナンセンスだろう。
もちろん、大学進学の時点で男子は東大目指すけど、女子は九大や地元国立でいいでしょう、という話は今でもあるだろうし、女子は医学部志向が強い(九州全体としても医学部志向は強い)。医学部も悪くはないが、東京で知見を広めることもいいのにな、と思うのだが、就職や家業・本人の志向の問題もありなかなか難しい。
九州は世帯の平均収入が低く、それが大学進学率にも影響をしている。
九州にももちろん教育における男女差別は存在する。それは解決すべき問題だ。
とはいえ、鹿児島の大学進学率は43.6%、東京都69.8%だ。こんなにひどい地域格差は見もしないのに、鹿児島から久留米に通う女子中学生のニュース一つで九州は男尊女卑だと吹き上がる。ここまで述べてきたとおり、九州の中等教育において少なくとも「制度的」には、女子の教育の機会はある程度担保されている。もちろん、制度ではないところに差別はあるだろうが(女子はそんな勉強せんでええ的な)、男子校が進学実績トップにずらっと並び「制度」すら保証できない関東に比べればはるかにマシだろう。特殊な一中学生の例をあげて、九州の男尊女卑的な偏見を用いて煽るのは地域への差別以外の何物でもないろう。
昔、はてなで許される唯一の差別は地域差別です、というブコメを見て本当にその通りだなぁ、となったのだが、地域への差別や格差にも少しは目を向けてもらえませんかね。
アマゾンプライムで検索すると星2.5で一般の評判はよくないようだが、清水監督の猥雑さがうまく活かされる設定で個人的には面白かった。
さまざまな話が出て来た現在、なんだかやけにこの映画を思い出してしまうのである。
「何故この設定にした?」とツッコみたくなるので、ご紹介したい。
ちょっと間を空けるので、見たくない人はここで離脱して下さい。
さて、まずはあらすじをざっくり紹介しよう。
大人に虐げられた子どもたちの霊が結託して、虐待者に復讐していたのだ。
しかしホラーなので、話は「必殺仕事人」では終わらないのである。
新聞記者の恋人は、親から愛されなかったトラウマを持っていた。彼女は心の奥で子どもを恐れ、まっすぐ向かい合うことができない。
その結果、心ならずも、ある子どもに「裏切られた」という想いを抱かせてしまう。
その子は謎の男「こどもつかい」にさらわれ、彼女も子どもたちの霊に付け狙われるようになる。
新聞記者と恋人は、子どもたちの霊とたたかいながら子どもを取り返そうと追ううちに、思いがけない事実を明らかにする。
彼を演じているのが滝沢秀明で、私はそのファンではないが、長年舞台をやってきただけあって身のこなしがなかなかいい。
こどもつかいは、ちょうどハーメルンの笛吹き男のような奇妙な男だ。
調べていくと、かつて火事で消えたサーカスと、そこにいた腹話術師トミーの存在が浮かび上がってくる。
優しくて紳士。
多くの子どもに愛されていた。
しかしサーカスに何者かが火を放った際、逃げ遅れた子どもたちを救おうとして死んだという。
ここでまた一気に種明かしをすると、人気者として語り継がれていたトミーは、よい人ではなかった。
そして、「こどもつかい」の正体は、トミーの腹話術人形が魂を持ったものだった。
トミーは、サーカスに集まってきた子どもたちを誘拐し、自分の人形としておもちゃにしていた(性的虐待を加えていたのではないかと思われるふしもある)。
火事の際も、子どもを見捨てて自分だけ逃げようとしたりしている。
腹話術人形は、トミーにかわいがられ、トミーを愛していた。だからこそ魂を持った。
大好きな子どもたちに、大好きなトミーがおこなうおぞましい行為。
それをとめようとして、動けるようになった。
そして、子どもたちの霊を率いて、子どもを苦しめる大人たちを抹殺する「こどもつかい」になったのだった。
恋人は助かるのか。
なかなか面白いので、よかったらぜひ見てほしい。
軌を一にするように、ジャニー氏の後継者と言われる滝沢秀明が、あたらしい事務所TOBEを立ち上げた。
大好きな親のような存在が、実は子どもにおぞましい性的加害を加えていた。
「こどもつかい」の設定と重なる。
清水崇は何故こんな設定にしたのだろう。
こうなると、もともと「ホラー映画」というジャンルだが、また別の意味でホラー感を感じてしまう。
TOBEを率いる滝沢秀明は、迷える子どもを集める「こどもつかい」にならんとしているのだろうか。
よかったらぜひ。
本当のことを言いたい。
言ったら引かれたり嫉妬されたり怒られたり敵意を向けられたりし得ることを言いたい。
自分は201x年ごろにプログラミング未経験からフロントエンドエンジニアになった経緯がある。
キャリアについて聞かれるとき「なぜあなたは未経験からエンジニアになれたんですか?」と問われることが多々あるが、その度に自分はタテマエを言っている。
【タテマエ】
ひたすらインプットとアウトプットを重ねました。そしてインターネット上で自分のプロフィールや作ったもの、これからやりたいことなどをまとめて発信していたところ、それを見てくださった数社の採用担当の方々にお声がけいただいて、ご縁にも恵まれました。とにかく努力すること、あとはご縁だと思います。
【本音】
当時、フロントエンドの技術は新時代を迎えていて、それらの技術は従来使われていたものよりも難しく、また当時それらの技術についての文書は英語で書かれたものしかなかった。その変化に迅速に対応できる技術者はほとんどいなかった。そのため、技術者自体はいるのだけれども、変化に対応できる技術者は少なく、結果的に著しい人手不足となっていた。
そもそも日本の従来の社会ではITエンジニアを目指す優秀な人物というのが少なかった。
誤解を生みそうなので補足すると、今でこそGoogleなど外資系のIT企業のエンジニアは花形の職業として認識されており、理系大学生のなかでは情報系の研究室が人気になってきていると言われているが、つい5〜6年くらい前まではまだエンジニアといえば、なに?システムエンジニア?ブラックでしょ?就活、第一志望には落ちちゃったんだね?などの認識で、軽視されていた職業だったと思う。
なぜそのような状況だったのかというと、世の中には高校生くらいの時点では明確になりたい職業が決まっていない人の方が多数派であると思うが、その多数派の、なりたい職業が決まっていない優秀な人たちがどういう進路を選んでいたかというと、まずごっそり医学部進学に取られる。血とかグロいのが苦手とかで医学部に行かなかった人は東大→京大→その他旧帝早慶などへ優秀な順に進学し、その中で特に優秀な人は外資系金融や外資系コンサルへ就職、その次に大手商社など、次に大手メーカー、マスコミなどへと就職し、そこから何ランクか下がったところへシステムエンジニアがあったと思う。だから社会構造的に、当時の日本で優秀なエンジニアというのは一握りであろうと推測した。だから普通よりは知能の高い自分は、未経験でも通用すると思った。そしてそれは残酷だけど本当だった。
たしかに、男性に対して「バリバリ働く」という表現はあまりみないね。
一方で「現役バリバリ」という表現は、たしかに男女を問わないね。
思うに、仕事をこなす様子を形容する「バリバリ」という言葉は、程度の甚だしさを表現しているというよりも、標準的な有り様にまさに合致している様を表現しているのではないだろうか。
しかも、一般通念としてそれに合致しないと思われているものが、合致していること(ある種の例外)にフォーカスが当たっているのではないか。
女性は男性より働き方が緩やかであるという前提のもと、かつ男性の働き方を標準として、「(男性並に)バリバリ働く」と表現し
現役から退いていてもよい年齢であるにもかかわらず、標準である現役の人と同等に働く様を「現役バリバリ」と表現しているのではなかろうか。
なので、男性が仕事に精を出していることは、普通のことだという観念があるので、「標準的な有り様にまさに合致しているかどうか」はそもそも問題にならないので、使わない。
男性が通常より甚だしく仕事をしている場合は、むしろ標準的な有り様から外れているので、やはり使わない。
そんな気がする。
そう考えると、男性に対してでも、こういう表現は違和感なく使えるかもしれない。
[追記]
読み返して思ったが、
男性的な観点だとゴールドマンサックスとかマッキンゼーとか、三井物産や電通なら花形部門とか、そのくらいじゃないとバリバリ感でないと思うんだよ
この感覚は私とは違った。
人気になっている増田を見ていて思ったのだが。
その増田は男性側として書いているが、「バリバリ働く」って表現、ほぼ98%女性ってのが俺は経験則なんだけどな
「バリバリ働く」とか「バリキャリ」的な表現ってバリバリ働く/緩く働く/腰掛くらいで働く/働かない、みたいな選択肢があって出てくる表現だと思うが、
男からしたらバリバリも何もなくて、働かなきゃ非人間で選択肢が存在しないから、あんまりピンとこない表現だと思うんだよ
あとレベル感の問題もあって、女性向けのドラマとか漫画とか見ると、ちょっとした(例えば県内一位くらいの)会社の総合職とかフリーランス程度でもバリバリとか言ってるけど、
男性的な観点だとゴールドマンサックスとかマッキンゼーとか、三井物産や電通なら花形部門とか、そのくらいじゃないとバリバリ感でないと思うんだよ
フリーランスなら弁護士事務所の代表とかそんくらい(軒弁はちがう)
トヨタだのNTTだのくらいの総合職くらいだとバリバリ働くってより淡々と働くとか社畜感の方が強い
先日、不惑(forty years old)を迎えた。今では草臥れたおじさんだけれども、昔はサッカーが大好きで、自他ともに認めるサッカー馬鹿だった。
小学校から始めた。当時は、とにかくドリブルが大好きで、どんな形でもゴールを決めたら嬉しくて、勝っても負けても楽しかった。何も考えずにサッカーやってた。そんないい思い出もあるが、人生トータルでは辛い思い出の方が多い。
この日記は当時の個人情報でいっぱいだけど、俺はもういいよ。十分に生きたと思ってる。どうなってもいい。特定されても大したキズじゃない。クビになるのを恐れるような会社勤めでもない。
小学校も中学も高校も、部活一筋だった。中学時代にユースに誘われたことが一度だけあるが、自分は超一流にはなれないと何となくわかっていた。本当に才能がある奴は輝きが違う。自分はサッカーを楽しめればそれでよかった。全国優勝とかには興味なかった。
高校は、京都府内にある名門校だった。懐かしい。思い出すにつれ、いい思い出と悪い思い出とが交錯するみたいになって、感傷的な気分になってくる。今はトニックウォーターを飲みながら書いてるけど、気分がいい。
それでさ、高校で補欠or正レギュラーに選ばれるようになったのは高二の秋以降だったんだが、最後の年になると1回戦から最後の試合までフルで出場できた。国立競技場で戦えなかったのは残念だが、あの時の自分は輝いていたと思う。輝いていたのだ……。
大学は、とその前に、当日記は、いわゆる人生の落後者の振り返り日記になる。たまに、増田とかはてなブログでもそういうの投稿してる人いるだろ。自分もやってみようと思ったのだ。
俺という人間が落っこちたきっかけは、大学だった。これから書く文章を要約すると、高校卒業後はスポーツ推薦(セレクション)で同志社大学に入った。そこでも、運や努力の甲斐があって人並以上に活躍ができて、チアリーダーの彼女ができて、学業も順調で、アルバイトも楽しくて、四回生になって、さあ就職活動だ、、、というところで人生の敗北を味わった。そこから転落していった。
俺より凄い奴なんて、世の中にはいくらでもいた。その一人が、当時の大阪大学のサッカー部でキャプテンをやってる奴だった。以下アイツとしよう。
これがまた凄かった。価値観が大人びていて、熱血漢で、スポーツは当然できて、面白い小話ができて、総合商社に内定して、それで最後に、俺の彼女はそいつに取られてしまった。あの時は、そりゃあキツかったよ。
俺がいい会社に内定できていればもしや、という思いは当時あったがその線は薄いだろう。俺がアイツより優れていたのはサッカーだけだった。俺とアイツは、サッカーで対戦したことが一度だけある。高校時代に府大会でやり合った時、圧倒的な差で点をもぎ取って勝利を収めた。
ピッチ上で1on1にもなったが、俺の勝利は歴然だった。見え見えの目線トラップに引っかかって、アイツは筋違いの方向に足を蹴り出した。それで、スルッと抜いてやった。高二の春季大会だったと思う。
大学以降は、リーグが違ったので対戦することはなかった(うちは一部で、阪大は二部)。しかし会場で見ることは稀にあった。
まあ、これから昔の日記を読みながら、ちょっとずつ書いていく。辛い思い出にはなるけど、他者から見たら参考になることがあるかもしれない。そう願っている。
今回、この日記を書こうと思った最初の切欠は、先日まで放送されていたアニメ『ブルーロック』の影響だったりする。あれだけ見事なサッカーアニメを見せられて、つい昔を思い出してしまった。
今の自分は、アニメの後半で出てきた、サッカーを諦めた馬狼照英が自宅テレビでサッカーの試合を見ながら発泡酒を開けるシーンがあっただろ。まさに、あれだ。あれが今の自分なのだ。契約社員で、ワンルームマンション暮らしで、あんまりお金がなくて、実家も太くないから帰るわけにもいかない。
それでも、人生一度くらいは筆を取ってみたい。思い立ったが吉日ということで、ちょっと書かせてもらう(4/27時点)。どれくらいかかるかな。三週間くらいか。みんな五千字は書いてるイメージがあるから、それ以上の文量でいくことにする。ほとんど大学生になってからの体験記になる。
運のいい人間だった。サッカーというのは、誰でも想像はつくだろうが足を酷使する。高校時代は全国大会で活躍するような選手でも、ある時から怪我に悩まされてしまい、まともに練習ができなくなり、実力が落ちて試合に出してもらえなくなり、ハードな練習をしてまた怪我を……といった悪循環に陥る選手が少なからずいる。実際、俺の同期の一人はそれでサッカーを辞めた。
高校と違って、大学の場合はセレクションで入って部活を辞めても大学生をしていいのだが、律儀だったそいつは、出身高校に詫びを入れたうえで潔く退学していった。
幸いにも、そういう怪我とは無縁だった。かといって、そこまで実力があるわけでもない。府のトレセンに選ばれた経験もない。選ばれかけたことは何度もあるらしいのだが。ポジションは……すまないが内緒でお願いしたい。フォワードみたいに目立つポジションじゃない。
大学二回生までは順調だったかな。部活は毎日キツイけど成長している感覚があったし、トレーニングメニューとか選びやすかったし、アルバイトも始めた(木屋町の居酒屋だった。どんがまと、さざんか亭と、あとはジャンカラでも働いたっけ)。
本当に順調だった。学生生活は楽しかった。サッカーの腕前も上がって、二回生の秋季にはベンチ入りして、三回生になる頃にはスタメンが基本だった。関西サッカーの一部リーグで活躍してる大学生、といえば聞こえはいいけど、実際、精神的にはそんじょそこらの学生と一緒のレベルだった。
練習中に調子に乗ることはあったし、アルバイト先で後輩にマウント取ることもあったし、体育会の悪い連中に至っては、女遊びに夢中になって、今だと警察沙汰で逮捕されてニュースになるようなこともやっていた(俺は無縁とは言わないが、断じて犯罪は冒していない。むしろ、やりかけた先輩も後輩も止めていた)。
勉強も部活もマジメにやったつもりだ。普通の大学生だった。でも、三回生の夏前だったかな、幸せな大学生になったのだ。
関西地区での試合だと、応援団のチアリーダー部がやって来ることが稀にあった。本当に稀だったけど。それで、ある交流試合だったんだが、その日は調子がよくて活躍できた。敵味方の動きを読んだポジショニングは完璧だったし、要所要所で相手のドリブルをカットして、俺が蹴り上げたボールはセンターラインを飛び越えて味方のところにドンピシャで飛んで行った。ただ、ゴールを決めることは叶わなかった。ゴールを決めるポジションじゃないので、どうしようもないのだが。
試合が終わった後で、帰りのバスを待つ最中にチアの子達とちょっとした話になったんだが、その時にメアド(※TwitterやLINEは当時ない。GREEやmixiの黎明期だった)を交換した女の子がいた。
その子(千亜子とする)の見た目は、そりゃあ可愛かったけど、英語が話せるところとか、知的なところとか、お酒に酔ったら暴れがちなところとか、某飲食チェーン店で花形店員だったのとか、品のあるところがよかった。性格は明るかったりドライだったり、区別が難しかったな。演技するタイプだった。
体型は普通だった。ふくよかとか、細いとかは何ともいえない。胸はそれなり。好みのタイプではあった。オムライスとか作るのうまいし、たまに唐突に泣き出したりする。
千亜子は、恋愛に積極的な方だった。デートではよく手を繋いだ。セックスの相性はよかったと思う。最中はよく緊張してたけど、段々と気分が乗ってきて、いろんなことを言ったり、やったりしてくれた。
交際期間は、三回生の秋から一年と少しだった。まあ、平凡なカップルだったと思う。喧嘩とかもなくて。終わりはあっけなかった(最後のあたりに後述)。単位をほぼ取り終えて、学生生活の最後を満喫してる一月頃に遠回しな言葉でフラれてしまった。
三回生の秋頃だった。ある男子学生と知り合った。阪大のサッカー部でキャプテンをしていた。上で説明した『アイツ』のことだが、さすがに失礼なので以後はキャプテン君とする。彼とはリーグこそ違えど、顔を合わせる機会はたまにあった。といっても、こちらから話しかけることはなく、せいぜいすれ違ったり、試合を遠目で見たりする程度だった。
それで、ある時に知ったのだが、そのキャプテン君は、千亜子と同じアルバイト先だった。二回生の時に同時にその飲食店に入って、それから一緒に働いていたらしい。
俺がそのキャプテン君と千亜子が一緒にしゃべっているのを見たのは、ある試合場での一度きりだった。まあ、普通のアルバイト友達みたいな感じだったな。千亜子のマイミク繋がりで、俺のアカウントにもキャプテン君の情報が表示されていた。
ところで、キャプテン君の試合風景だが、圧倒的闘志でもってプレーするスタイルだった。反則スレスレのチャージは当たり前であり、プッシング(相手を押す)やトリッピング(相手を蹴る)も恐れなかった。本人がどんなつもりなのかはわからないが、とにかく闘志が凄かった。
ただ、残念ながら……実力が足りなかった。キャプテン君は反則っぽいプレーをするにしても、審判からするとモロバレの位置取りで、かつ見えるようにやっていた。相手の身体に触れることで反則を取られていた。あれではダメだ。
(注)
サッカーでどこまで相手と接触してよいかだが、概ね次の三点に要約できる。サッカーの試合を見ることがあれば意識するのも面白い。
・自分から接触するのは、肩だけで押す行為に限って可。腕や手や足はダメ。
・自分から触れない不可抗力とみなされた場合は、相手と接触しても反則にならない。。
・ボールを狙った行為でも、真後ろからのスライディングなどは危険行為とされる。
そのうえキャプテン君は、まともなプレーについても大学レベルに達してなかった。いや、そこらの高校生に比べると遥かにうまいが、大学サッカーで活躍できるレベルにはないという意味だ。
当時の阪大は、関西二部リーグと三部リーグを行ったりきたりだったと思う。大学の練習設備もおそらく不十分であり、練習時間だって他の部活と融通を効かせてやっているようだった。そんな環境だし、受験勉強もサッカーも一流の選手なんて、そうそういるはずもない。
キャプテン君の試合を最後に見たのは大学四年の時だった(リーグが違うと試合を観る機会がほぼない)。相手選手と1対1になってる時に、ボールを取るために肩をぶつけに行っていた。右足でボールを手繰り寄せようとしたらしいが、相手のふくらはぎを蹴ったうえ、身体をぶつけて吹き飛ばしていた。わざとか……? と思ったが、それにしては迷いがなかった。
レッドカードと思いきや、イエローで済んでいた。が、その十分後にはまた相手の足を狙ったスライディングをかましてしまい、さらにイエローを食らって……しょっぱい試合になった。
当時、俺はある意味でキャプテン君を尊敬していた。これまで俺がいたサッカー部で、あそこまで勝利にこだわる人間を見たことがないからだ。下手ではあったが、精一杯にボールを取りに行って、仲間に檄を飛ばして、試合を終始いいムードにしようとする。
ある時などは、試合が終わった直後の屋外ミーティングだったと思うのだが、別の選手を試合場の壁に押し付けて怒号を発していた。「俺らは本気になる力が足りとらん。もっと自分を主張せんと!!」みたいな要旨だった。
人に対して、ここまで熱くなれるヤツを見たことがなかった。中学でも高校でも大学でも、ここまで自分の言葉で自己主張できるヤツはいなかった。キャプテン君は、俺の心に爪痕を残していた。
続き
よーし!今日はもう用事済ませたからあとはスプラトゥーン3やるぞー!って意気込んで景気付けにハイボールを飲んじゃってそれから急に眠たくなってお昼寝のつもりに15分と思って寝たら朝まで寝ていた山脈に向かってヤッホー!って叫んだわ!
にしても久しぶりに逆にたっぷり寝れたからそれはそれで良かったと思うのよね。
おかげで今朝は爽快!超爽快!
そんで、
スプラトゥーン3はやっぱり私の手に馴染んだセブンファイブオーライダーカスタムが絶好調だわ!
キューインキとラインマーカーは攻めにはどうしても弱いのよね。
そんでアメフラシは結構高台とかにいるチャージャーとかにも牽制して散らせるから、
アメフラシがいいわよ。
ミストの中に入るのは嫌がられるからある意味通り道とかに上手く相手を停滞させない用に上手く使ってる人がいたので真似したいものよ。
で、
セブンファイブオーライダーがやっぱりいいな!って思うところは
そんなに立ち回り上手くなくても
撃ってる中は強いんだけど
じゃなくてセブンファイブオーライダーは安定的にインクを射出できるから
なので戦線キープして押し上げるのを上手く立ち回ったら勝てる気がするのよ。
まあどうしても勝てないときは
もうプロモデラーに持ち替えて、
超絶立ち回りの上手に相手にキルできる
ただそれで立ち回り良くなって勝てても、
なんかそれ私らしくない!って思うのよね。
確かに勝てて嬉しいのは嬉しいんだけど、
やっぱり私は長中距離のブキでぶっ放している方が好きなのよね。
ってこれが寝る前の話で一旦ほっとして眠たくなっちゃったってわけなのよ。
HADESもやり込み激しいけど
だんだん中盤まで死なずに行けるようになればなるほど
まあとにかく私はお昼寝のつもりで15分のつもりだったのが
朝まで寝ていたのには一番驚いたわ。
良く迎えられた朝だったけれどね。
うふふ。
美味さ抜群にたまにはやっぱりタマゴサンドいただかなくっちゃって。
家で飲む分で朝の分だけ急いで、
というか
寝たおかげで水筒を洗うの忘れてたのよ。
そのぐらい寝てたわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
弊社は(自称)日本を代表する企業の一つで、従業員も部署も数え切れない程あるよ!
今日、日本企業のマイクロマネジメントがどうこうというTogetterのまとめ記事を読んで日本企業に絶望した子が多いと思うから、弊社のたくさんある地獄の中でもよくある特徴的な地獄を3つをみんなに紹介することで、世の中にはあんなマイクロマネジメント地獄だけじゃない、いろんな種類の地獄があることを知ってもらって安心してもらおうと思う!
地獄はいろんな表情を持っていることを覚えて帰ってもらって、自分に合う地獄を探してね!
では、スタート!
わかりやすくするために、それぞれを「職場の仲の良さ」、「メンタル健康度」、「昇進のしやすさ」、「スキルの身につきやすさ」で評価するよ!
表が見にくくてごめんね🙏
クソなところ | パワハラ地獄 | デスマーチ地獄 | 真綿で首絞められ地獄 |
職場の仲の良さ | △(みんな被害者だけど、その中でモンスターが着実に育っている) | 〇(とにかくみんな仲良くしないと死ぬ) | ×(互いに互いの無能さを嘆きあい、罵り合っている) |
メンタル健康度 | ×(暴言によるダメージはもちろん、物理的ダメージが精神に与える影響も計り知れない) | 〇(目的がわかりやすく部活動的な雰囲気がある) | △(無能「無能と仕事するのキツイよー」) |
昇進のしやすさ | 〇(もはや従業員を繋ぎ止めるのは金だけ!金は全てを解決する!) | △(事前対応が難しいトラブルだと経営陣も理解しているため優しい) | ×(まぁ、無能ですし。あと上が詰まってますし、無能だけど) |
スキルの身につきやすさ | △(なんだかんだ花形部署だし、技術力、業務遂行能力は身につく) | ×(火消しとして他部署へ謝罪行脚をする土下座力は身につく) | 〇(しかし、このメリットに気づけるほど我々は有能ではないらしい…) |
ちなみにお兄さん(おじさん)は3番目の地獄で黙々と働きつつ、どーせ昇進できないし、「未来への投資」にゴミ人材を集めてるようじゃ弊社の未来が心配だから弊地獄の最大のメリットであるスキルが身につく点を最大限利用して社外講習や資格をとりまくり、なんちゃってだけど実績も上げつつ転職の準備をしているよ!
重工業時代は、プロ野球統制会や棋道統制会が戦地慰問の仕事をしていたし、弁護士会もNHKも軍用教育機関だったよ
ある種の業界は未だに軍が好きなので、一般人向けサービスはしたくないんじゃないんじゃないかな
「失われた 3 0年」っていうけどさ、明治以来の歴史をざっくり振り返ってみると
要するに「工業の時代」はよかったけど、「情報・金融・ソフトウェア・サービス」が経済の主役になってから
付いていけなくなったってことでしょ?
「失われた 30年」が特殊なわけじゃなくて、90 年代に脱落して以来
今後も復帰の見込みがないってことでしょ??
で、朝起きて TV 付けたら甲子園やってるけど、あの画面が表現してる世界観って
どう考えても造船・製鉄が花形産業の「重工業」の世界観ですよね?
甲子園ってスポーツ=競技の大会ではなく、体育=教育の大会ってことになってる筈だけど、
重工業社会に最適化した人材を育てるための教育を目指してるってこと?
アレを多くの人が何の違和感もなく見てるどころか「人気」があるんだよね?
「ダメだこりゃ」
【追記】
紡績・繊維 → 製鉄・造船などの重工業 → 自動車・家電などの製造業 → ウォークマンなどの軽薄なガジェット系
→ 正常プロセスはアジアの新興国にアウトソースして設計と最終製品のパッケージとブランディングだけ本社で管理するアップル方式
みたいに移り変わったきたと思うけど、
とても丁寧に女性労働者の視点で自動車製造工程の現実を説明してくれたことについて先ず増田女史の労をねぎらいたい。文章も分りやすく明快で、知的な女性がこれを書いているという印象を持った。
発想が近視眼的になっている。標準男性の体格体力でないと不利なラインはいかに花形扱いしようが給与をあげようが働き手の絶対数が足りない未来では人手不足になる。ヤマトはダンボールのサイズと重量規格を見直した
「近視眼的」などという批判を彼女に向けるのは間違っているのではないか。彼女の文章は現状の報告である。先ずそこを受け入れるべきであろう。そのうえで将来的展望や改善策、それに向けての具体的な案、計画、そういうものを語るべきだろう。ブコメの文字数でそのようなことが記述できるとは思えないが、いきなり批判の言葉を投げつけるのは不躾であるとしか思えない。そして彼女の文章は現状を嘆く愚痴のようなものではなく、丁寧な現状報告であり、その現実がどこからきているのかを分析してもいて
ハッキリと言ってしまえば自動車製造業というノウハウ自体が男性が中心となって蓄積してきた仕事のため、自動車製造は女性ができるようにはなっていない
と明確に記述している。現状の報告と原因の分析もなされている。そして
とも書いている。具体的に皆で考えようと提案してくれているのだ。そのような内容であるにも関わらず「近視眼的」という批判はあまりにも増田女史に対する評価として厳しすぎると言わざるを得ない。
まだある。
"自動車製造業に来て現実を知り、一緒に現場へ立って女でも老人でも自動車を作れる方法を考えよう。"ここだけ主張すれば十分。
その結論に至るまでに現状の報告があるのではないか。このような軽薄で冷笑的な態度は何も建設的なアクションを産まないことを知るべきだ。自分のほうが賢明であることを気取っているようだが、貴様に増田女史と同じレベルの文章が書けるか考えてみるべきだ。
もうひとつ
女性が増えれば女性が働くにはどうすればいいか現場改革も進むのでは。国会議事堂のバリアフリーは車椅子議員が当選して初めて急激に進んだ。当事者が現場にいて困ることから始まる
本文を読んだのだろうか。増田女史は
自動車製造業に来て現実を知り、一緒に現場へ立って女でも老人でも自動車を作れる方法を考えよう。
まずは副ラインを女だらけにしよう!
と書いている。これは先ず副ラインから女性の数を増やし、やがて主ラインでも女性が働けるような環境に持っていこう!という高らかな宣言ではないか。すでに本文で宣言されていることを再提案するブコメの意味は何なのだ?
そしてブコメでは「女性が増えれば」と書かれているが、増田女史は「女でも老人でも」と書いている。フェミニズムの本来の目標は女性解放だけではなく、全ての人々が公平で平等な世界を作ることのはずだ。本来のフェミニズムの目的を理解しているのはブクマカではなく増田女史の方であることは明らかだ。
まだあるぞ。
一体何と戦ってるんだ。自動車工場がどうだろうと、体力は関係ない高給取りの管理職の女性割合が少ないことには変わりあるまい。
増田女史の文章を読んで何と戦っているのか読み取れないのか?文盲か?彼女が今の職場で戦っていることが理解できないのか?
「高給取りの管理職の女性割合が少ないこと」も改善していかなければならない課題だが、工場で働く女性労働者の問題が提示されその改善を訴えることは無駄なことか?すべての改善が必要な場で改革が行われなければならないのではないか?「自動車工場がどうだろうと」といった特定の労働者を置き去りにしてもいいという考え方には職業差別が自身の中に内包されていることに気付くべきだ。
腐すばかりでは能がないので、良いブコメも取り上げておこう。
高身長の人だけが働く場所ならドアも作業台も高いだろうし、逆なら全部低いだろうし、そんな風に全部が男性基準で出来上がっちゃってるんだから最初から不利なんよ。男並を求めるのがもう間違ってんの。
増田女史の文意を読み取った適正な反応と言わざるを得ない。増田女史の文章は「男性基準で出来上がっちゃってる」ことの報告そのものであるし「男並を求めるのがもう間違ってんの」ということが女性進出への障害になっていることも示している。そのことをきちんと理解して100文字制限の中で端的に現している。このようなブコメが人気コメントに入っていることに救いを感じる。
賛同が必要だとか批判するなと言っているのではない。しかしブクマカたちは批判することが文章を提示した者よりも高位であると勘違いしていて、何が何でも批判しようとしているのではないか?必要であれば批判するべきだが、必要でない批判はするべきではない。ましてや筋違いの批判などもってのほかである。ブクマカたちは文章を提示した者よりも自身が賢明であることを誇示するために批判しようとしていないか?よく考え直せ。
天下の自動車産業の大手様はクライアントが車で来た時には、自分のところの駐車場にはトヨタ車しか駐車できないので遠くの駐車場に停めて来てくれ。っていったり、社外に電話する時も「〇〇工場ですけど」つって社名を名乗らない(うちは〇〇社の有名な工場だから名前だけでもわかるだろって意味で)ような会社だから、花形なのになんの疑問もないよ。そういう環境なの。普通の感覚を持っていると思ってはだめだ。全てが自分たちは天下の〇〇ぞ。で思考が進む。
私は20代の頃に就職した女性30代既婚。
結論から言えばタイトルにも書いてある通り、女性が主ラインの主力にはなることは今後数十年は無いだろうという話。
もちろんこれは男女共同参画社会に関連した話題だ。
私が現在配属されているのは実際に車体が流れる主ラインへ様々に組み合わされた部品(これをアッセンブリー部品という)を供給する副ラインに居るのだけれど、まさに自動車を作っていますと言え、報道写真でもよく見られるような花形とも言える主ラインの様子を傍目から見ていると「女が主力に成れる環境じゃないな」と心の底から感じられる。
労働環境が劣悪という意味ではない。いやむしろ「作業中に走るな」とか「間に合わなかったらフォロー担当者呼び出しのボタンを使え」とか「(時勢もあり)体調不良の場合は(報告がないほうがむしろ迷惑だから)報告するように」とか「有給消化は義務です」とか、むしろこのネットで聞き知ったブラック企業の話にドン引きする程度には勤務先はしっかりしている。
「そんなの建前だろ?」と言いたくなる人が居るかも知れないが、ウチでは製品の不良や労災を出すと管理職が更に上から口うるさく言われたり、下手をすると工場で一番偉い人や労組が本当に出張ってくるので管理職が何がなんでも不具合を出さないように配慮し続けているのだ。
さて、正規非正規問わず自動車製造業を経験した人ならば30代女性の私がいまだ部品を組み上げるタイプの副ラインに居ることへ驚きを感じるだろう。これはコロナ禍という偶然もあるからこそ起きた。
私は産休を取っていたのだけれどスタンダードなキャリアパターンだと子育てもあるからということで比較的負担の軽いチームへ異動配属される。しかし、コロナ禍の影響で工場全体に人員不足が発生し異動が起らず産休前から所属していたチームのままなのだ。当然ながら夜勤もあり産休前とほぼ変わらない労働形態になっている。
自動車製造業に詳しくない人からすると何が驚きなのか?わからないと思うが、部品を組み上げるような副ラインのチームへ所属するのは20代〜50代の男性であることがほとんどであり、女性はどんなに年齢を重ねても30代の独身女性が限度。30代の既婚女性は主ライン副ライン問わず部品を組み上げるようなチーム以外に所属するのが通例なのだ。
これが主ラインになると年齢層は20代〜40代男性と20代女性となり50代60代男性が主ラインに入っていると物凄く頑張ってるな感があるし、何だかんだで与えられる作業量は低く抑えられている。そして30代以上の女性が主ラインへ配属されている可能性は著しく低い。
おそらくはだが、一時期よりもコロナ禍も落ち着きを見せ始めているし人員補充も追いついてきたので来年度(4月)に私は負担の少ないチームへ異動となるだろう。
主ラインという花形を女にさせられないという男女差別があるのか?と邪推する人が居るかも知れないけれど、それは違うと言いたい。単に主ラインで与えられる作業量を与えられる数十秒の間にこなすのが女の私では無理なのだ。
身体能力に優れた女性ならばと思うかも知れないが、例えばダイエットで500mlペットボトルをダンベルの代わりにして運動しようみたいなのあるけれど、自動車製造業で使われる定番の工具であるインパクトドライバーはだいたい1.5kgある。500mlペットボトルは中身が水だと500g、両手で1kgだ。500mlペットボトル2本よりも重いモノを持って運動を8時間やるのだけれど、多くの女性に聞きたいアナタはやれますか?と。
しかも手に持つモノはインパクトドライバーだけでなく組み付ける部品もある、更に言えば立ち仕事だ、製造品質も確保しなければならない、トラブル対応もしなくてはならない。これを決められた数十秒のうちにやり切るのが自動車製造業という仕事なのだ。
ハッキリと言ってしまえば自動車製造業というノウハウ自体が男性が中心となって蓄積してきた仕事のため、自動車製造は女性ができるようにはなっていない。工場の製造体制どころか根本的に自動車の構造自体がそうなのかも知れないけれど女性が主体となって作れる自動車というのが想像できないので何とも言えない。少なくとも現代の自動車には安全や保安基準があるので応力や締め付けトルクなど様々な数値を無視できるはずはないし、どのような自動車になるか頭へ全く思い浮かばない。
機械が進化したらと言うけれど現状にはその進化した機械は存在せず、何なら自動車製造の大部分を産業ロボットへ置換したら作業員の能力に依存せず省人化できるのではないか?とテスラがその初期に試みて大失敗し出荷が年単位で大遅延したという実績すらあるのが進化した機械という発想だ。テスラは方針転換し一般的な生産方式へ移行したことで遅延をある程度解消した。
製造業の手本となりやすい自動車製造業ですらこうなのだ。10年勤めた私から見ても男女共同参画社会で女性があらゆる環境で活躍できる可能性は今後数十年物凄く低いと言い切ってやりたい。
そしてフェミニズム論者の見通しが甘すぎると私はハッキリと言うよ。何が身体能力に優れた女性ならばだ。10年間自動車製造やってる私がアナタ達が言う身体能力に優れた女性だよ!それでも主ラインは無理なんだよ!女性が主体となって自動車製造やるのは無理なんだよ!産後で作業負担減らしてもらってもヒーヒー言いながらギリギリついて行くので精一杯なんだよ!
この会社に居れば家のローンなんて簡単に通る、福利厚生もしっかりしてる、決められた時間内働いていれば1人だけ率先してサッと帰っても誰も文句言わない(まぁみんなそんな感じで帰るんだけど)、ボーナスだってしっかり出る、労組も強い、職も安定している、社名を挙げれば皆がスゴイね!ってお世辞を言う
でもね?大変なんだよこの仕事、女の身体だと本当に大変なの。それを知らずに理解しようともせずに自分でやろうともしないくせに、好き勝手に男女平等だジェンダーフリーだ女だって出来る身体能力が高い女性は男並みに働けると言う勘違いフェミニストはマジで自動車製造業に来なよ。
自動車製造業に来て現実を知り、一緒に現場へ立って女でも老人でも自動車を作れる方法を考えよう。
まずは副ラインを女だらけにしよう!
玉置勉強先生のツイートに対して、支持を集めてるブコメがおかしいのでいろいろ突っ込ませてくれ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/TamaokiBenkyoo/status/1615608067143659522
上から順に。
漫画家の実力不足を出版社に負わせないで頂きたい。実際一発で通るネームもあるし。
没ネームは他の雑誌に持ち込んでもいいし。(実際に雑誌のカラーで同じ原稿が没ったり通ったりはよくある)
あと「出版社側が依頼」てのは名前だけで売れるのが確定してるような大物先生で、そういう先生はネームの没や修正なんてほとんどないらしく、
作業時間が増えれば損をする(時給換算が減る)漫画家に対して、労働時間が増えれば収入(残業代)も増える編集者が言って良いことではないよね。
あのー、なんのために修正指示してるかわかる?
面白さが足りない、不十分だから、その雑誌の読者層に合ってない(ウケない)からだよ。
作業時間を最小にしたいなら、最初から面白くて、読者にウケる原稿もってきてくれたらいいのよん。
「作業時間が最小になるように」て、編集者が読者にウケる案を一発で出せと?無茶言うな。
そんなんできるなら最初から原作者になるって。編集より印税入るそっちのほうが儲かるわ。
編集と漫画家はお互い切磋琢磨して作品作っていくんだよ。主体は漫画家で編集はアシストだよ。
他人にネーム切ってもらっておんぶだっこで作画だけしたい(それなら「作業時間は最小」だね!)なら、最初から原作付きで作画担当になっとけよ。
漫画家が「最高だと思うもの」が読者が最高に面白いと思うものと一致してればいいんだけどねー。
だいたいそうじゃないからね。
その「適当」が、適切という意味の「適当」でなく、いい加減という意味の「適当」なら、
編集者が「適当に口出してくる」と思ってるなら、その編集部とは付き合いやめて、「適切に口出してくる」別のとこに行ったほうがいいよ。
そら三大出版社の編集者は高学歴で、熾烈な入社競争を勝ち抜いて一部上場の大企業の花形収益部門に正社員として勤務する人だからだろうねー。
でも「作家より高給取り」なんてことはなく、ヒット当てて単行本が売れれば巨額の印税が入ってきて、高給な三大出版社の編集者の何十倍、何百倍、何千倍もの収入が入ってくるでしょ。
大ヒット作のアイデア出した編集者には金一封(出るのかな?うちは無い)が出るくらいで、印税のおこぼれは無い。
あと作家はだいたい連載1本、2本だけど、編集者は何本も担当してるからね。
手が早くて連載3本4本もってたら(最近すごいと思うのはけやき先生)、原稿料だけで編集者より高収入になってると思うよ。
はてなブックマークはよく見てて、この手の「その業界のことをろくに知らない、知るつもりもない(調べるつもりもない)のに、いっちょかみで上から目線で他人に対し攻撃的な責めるようなコメント」をよく見るが、ほんっっとクソい言動なんでやめたほうがいいよ。