「焼き物」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 焼き物とは

2021-01-14

鉢割おじさん

失敗した焼き物の鉢を割る毎日

2021-01-01

陶器の剣

 俺の故郷では陶芸が盛んで、小学生の頃は毎年図なにか陶器を作らされた。図画工作郷土学習が兼ねられて子供ウケもいいんだから、最高の教材だっただろうな。

 湯呑みみたいなシンプルなやつを最初は作らされ、途中からは立体の自画像を作れとか夏を表現しろなんてヘンな課題を出されることもあったりして、結局最後はなんでもいいか自由に作れってことになった。

 当時の俺は早めの中二病で、剣とか竜とかそういうものが大好きだった。自由にやれと言われたので、当然喜び勇んで剣を作った。(剣って言ってもしょぼいもので、十字の形をした陶器の棒といった方がいいかもしれない。装飾のセンスもないし、刀身らしい刀身なんて作れなかった)

 作ってるときはノリノリだったのに、作り終わって10日くらいたったところで猛烈に恥ずかしくなった。普段クソ真面目なキャラでやってるのに突然剣なんか作っちゃってイタい純粋クオリティが低くてダサい。いま思えば別にどうってことない気がするんだけど、当時は本当に恥ずかしくて、夜にその剣のことを思って寝られなくなったりもした。

 陶器は捏ねてその日のうちにパッと焼いて終わり!ってものでもないので、実際に完成品が手元に届くまでには結構日があく。小学6年生くらいのときだったと思うんだけど、そのときの俺はかなり気が気でない状態で日々を過ごしていた。いつ返ってくるのか、返ってきたらどうしたらいいだろうか!

 児童が作った焼き物(そう、焼き物って表現をしていた!)校舎の横のプレハブ小屋みたいな倉庫に入れられていて、給食を運ぶときなんかにその近くを通るたびに心拍数が上がっていたような記憶がある。

 そんで、そんなに気にしてたのに、結局その剣は俺の手に渡らなかったんだよな!というか、そのときに作られた作品は全部なんとなくウヤムヤになってどこかに消えた。マジでどうなったのかわからん。さすがにもう捨てられてるだろうな。

小学卒業あたりの俺の心配事といったらあの剣のことだった、ってくらいに俺にとっては大きいものだったのに、結局出来上がりの姿すら見ずに大人になってしまった。

 ガキの頃の自分に会えたら、あの剣のことは気にしないでいいぞって言ってやりたいな。

 つか、人生けっこうそんなことばっかりだな。

100分de名著の既刊を読破して一年経ったけどやっぱり人生変わった気が

あけましておめでとうございます

去年

https://anond.hatelabo.jp/20200101232410

を書いた増田です。

去年は散々な一年でしたね。

私も、去年は個人的にも色々と散々な年だったんですが、そんな中でも「年始には半分釣りタイトルつけたけど、ほんとに人生変わったかも」と思うところがありました。

まぁ正確には、変わってきたかも、、、?ですが。

どう変わったか

以下つらつらと書いていますが、まとめると

読書精神安定剤になった」

100分で名著とは別のジャンルで、去年実感した「知識がつながって読めるようになる」が再現できた」

世界を広げる読書ができた」

それでいて、

本業向けの読書もできた」ですね。

それによって、去年一年で少し世界が広がったと思いますし、それでいつつ、本業必要知識の深化も出来たと思っています

これが何故出来たかと言うと、一昨年本業関係ない本を100冊読むという行為をしたメタ効果じゃないかな、と思うわけです。

以下詳細。

読書精神安定剤になった

いきなり自分語りスイマセン。

去年もちらっと書きましたが、私は趣味の一つとして持久系スポーツをやっています

レベルとしては社会人アマチュアでは上位1-2%くらいには入っていましたので、まぁまぁ本気の趣味です。でした。

が、一昨年(2019)の末に足をボキッとやりまして、都合4ヶ月ぐらい走れませんでした。

長い時間をかけて鍛えてきたものが為す術なく失われるのを見ているだけという喪失感は中々きつくて、だいぶメンタルやられました。

の上、御存知の通りコロナで夏以降の大会も全て中止、日常復帰後の練習モチベーションも上がらず正直一年で別人レベルまで体力落ちたと思います

健全な肉体に健全な魂が宿る、あれは「だったらいいな」という話らしいですが、少なくとも肉体が「健全でなくなるカーブ」を描いているときには魂も降下カーブを描きますね。

振り返るとマジで生活全般にやる気の出ずやっとメンタルが上向いてきたのが晩秋ごろ、という一年でしたが、唯一分量を維持ないし増加させられた生産アクション読書でした。

なんせベッドから一歩も動かずにやれますから

結構これに精神的に救われていた部分もあると思います(クソみたいな1日だったが一応本は読めた。。。と言う感じ)。

春頃はもう死にたいとか思った瞬間もあった気がしますが、今は寝たきりになっても少なくとも本は読めるな、という心持ちでいます

気持ちがどんだけ落ち込んでいても、ベッドの中でできる生産活動がある安心感があるという感じです。

100分で名著とは別のジャンルで、去年実感した「知識がつながって読めるようになる」が再現できた

100分で名著解説本で掴んだペースを維持したかったのもあり、読書方向性を広げる方向として去年はNHK出版テキストを中心に選びました。

本の物理サイズ、厚さ、章毎の分量等々が似ていたからです。(これは今まで読んでいた場所時間、等々がそのまま続けられるということです。)

あと、NHKが好む文化人というのは大体決まっているので、百分で名著シリーズで知っている人が著者だったりして安心感あります

結果読んだ数(下記しますが、28冊)が物語っていますが、良かったです。

NHK番組内容とか受信料であれやこれや言われることもありますが、教育系のコンテンツは極めて良質だと思います

前置きが長くなりましたが、特に読んでよかったのが宗教時間シリーズです。

最初の7-8冊程度は、これは求めているレベルを超えている、九分九厘内容忘れるなと思いながら読んでいましたが、

これも何冊か読んでいうちに「知識がつながって」読めるようになってきました。

一昨年100分で名著で感じていたのと同じ現象です。

この年になっても、何かを身につける、学ぶことができる。それは読書による独学だけでもある程度可能である、ということは個人的に心強いメタ経験になっています

逆に言うと最初の数冊はほぼわからないままなので、数年後また一気に読み返したいですね。

世界を広げる読書ができた

去年は、自発的にはまず読まないであろう本も、読んでみたいと思っていました。

そのための方法として、友人におすすめの本を聞くという方法を取りました。

また、一週間以内くらいには実際に読んで感想を伝えて内容についてやりとりするというマイルール作りました

これによって狙い通り、新しい関心フックが幾つか作れましたが、想定外効果としてある程度親しくなった人とさら距離を縮める手段としてかなり有効だったように思います

一昨年以前の私だったら、それが有効だと知っていても負荷が大きかったでしょうが今なら別に無理せずやれる、むしろ楽しい、というところがポイントです。

もともとコミュ障もので、これはありがたいですね。

今のところ猛烈につまらないものを紹介してきた人がいないのもありますが。。

本業向けの読書ができた

かについて知りたいと考えた時、ネット検索するという初動は変わりませんが、さらに知りたいことがあるor体系化したいor記憶への定着率を挙げたい時、本を読むというアクション自然に追加されました。

これは、仕事の本を読んだ数が増えたことに直結しています

また、読書をするにあたって、ちょっとした障害になっていた事が怖くなくりました。例えば下記のように。

・中断:面白そうな本を見つけたらそっちを読み出してしまう。中断してもまた一週間もしたら読めるのだから。もし中身忘れていたら都度振り返ればいいのだから。とシンプルに考えられるようになりました。自由です。

積読:いま読めなくても恐れることはない、そのうち読めると素直に考えられるようになりました。流石にそろそろ消化に一年ぐらいは掛かりそうなくらい本が積まれていますが、現在のところ三年後の自分を信じられます

読書履歴読書キュー汚染:穏やかでない単語を使いました。これは要するに「話題になっているけど、こんな俗っぽい本を読む時間を~もっと重要な本が~」とか考えなくなったということです。気になったら読みます

これらって結局全部やらない言い訳だと思うんですが、単純に読書に対する心理的ハードルを下げて読書量で解決するというパワープレイ(一昨年の私比)が可能になりました。

一昨年解説本を100冊読んだのは運動部一年生がやるような練習のための練習だと書きましたが、あれはそんなに外してないなと今でも思います

昨年読んだ本

自分で振り返るためにカウントしてみました。

百分で名著シリーズ12冊(2021年1月分の「資本論」も、もう読みました)

百分で名著読書学校:4冊

NHK学びのきほん:10

NHK宗教時間:14冊

NHKこころ時代:4冊

百分で名著の原著12

角川ビギナーズクラシックスシリーズ:7冊

その他趣味の本、流行の本など:8冊

仕事の本:17

で、個人的に出色なのは教養系の読書たっぷりできたことより、仕事の本がたくさん読めたことです。

去年までは年間7-8冊ほど読んでるかな?という感じでした。

ところが、今年は読書に占める仕事本の割合は減ったにも関わらず、倍以上読めました。

本を読むという行為自体スムースになったと言うか、「仕事の本は(趣味教養の本より)重要である」という心の中の序列がどうでも良くなり、いつかは読めるのだから、になった効果だと思います

まさに去年読書筋を鍛えたメタ効果であるように思います

僭越ながら去年読んだ本からおすすめ

百分で名著:ディスタンクシオン

今年のラインナップも面白かったですが、特にこれ。

はてなあたりで使われがちな「文化資本」「分断」あたりの用語社会学的なバックボーンについて理解できました。

はてブ見てると「社会学者って、、、」と思うシーンも多いですが、必要学問だと捉えなおすいい機会になりました。

面白くない話として社会を伝えて分析するのが社会学、という分類はなるほどと思いました。

逆に言えば、美しい弱者、貧者のストーリーなんかばっかり見ている人は社会学者とは言えないのだなと。こういう人はてブあたりでよく見る気もしますが。。。

年末だったのもあり、久しぶりに放送の方も全て見たのですが、やっぱりできたら放送も見るべきですね。

解説本の著者の言いたいことが、スルスル入ってきます。それと、伊集院光さんやっぱすごいなと。ああいレスポンス返せる人間になりたい。

ディスタンクシオンは今年原典行ってみようかなと思います

学びのきほん:役に立つ古典

能楽師安田登氏解説古典説明本です。下記する「史記」でもそうですが、

漢字の成り立ちに纏わる深い知識(今ある漢字が成立した年代には開きがある)から独特な解釈をされています

これが真実なのかはわかりませんが非常に興味深く、この著者の著書をあたったり、この視点で更に歴史を追ってみたいなと思わせてくれる本でした。

百分で名著・読書学校史記

こちらも安田登氏が講師になっている解説本です。

良かったと思った理由上記と同様。

安田登氏の能舞台も見てみたいと思ったのですが、昨今の状況では難しいですよね、、、今年あたり何処かで見に行けるといいな。

宗教時間親鸞聖人から手紙

タイトルのとおり、経典歴史事件ではなく残っている手紙から親鸞聖人人物に迫ろうという趣旨の本です。

上記したとおり「何冊か読んだ効果」が大きいのでしょうが、これ読んで、はじめて浄土真宗わかった気分になりました。

ちなみにうちは曹洞宗なんですが、曹洞宗はいまのところわかったと思う瞬間がないです、、、

宗教時間観無量寿経をひらく

観無量寿経ベースに、浄土系の教えが中国日本で花開いていった過程を追った本です。

私が読んだ中では最も単独理解やすく、去年おすすめした「集中講義大乗仏教」と合わせて読むとより日本仏教の流れが理解できるかなと思いました。

宗教時間は多くが前後編の2冊構成なのですが、1冊構成なのも読み返しやすくて良いです。

著者の釈徹宗さんには、もっといろんなお経の解説書を書いて欲しい、、、!!

ソロモン指輪

原典シリーズです。

大人向けのシートン動物記と行った風情の、動物観察学の本。

単純に、日々の話題元ネタとして興味深くまた著者が「面白い人」であると感じてとても読みやすかった。

独立した章立てで分割した読書もしやすく、何方にもおすすめできる本だと思います

ロウソク科学

原典シリーズです。

子供向けに実施された19世紀科学講義書籍化したもので、科学レクチャーの傑作と言われているそうです。

当時はプロジェクター等も無いため図があまりなく、正直、本として読んだだけでは当時の雰囲気を十分に味わうことは出来ないかと思ったのですが、

ファラデーという当代最高の学者がが全力をもって子供たちに科学の楽しさを伝えようとしていることはとても良くわかりました。

去年は西欧文明というか西欧社会限界的なものが色々見えた年かなとも思うのですが、ソロモン指輪もそうですが、こういった本を著した方々が繋いできたものはやっぱり尊いなと思います

苦海浄土

原典シリーズです。

100分で名著の解説本を読んでから絶対に読もうと思っていた原典の一つ。

下記の、薩摩焼窯元めぐりと合わせて水俣に行く前に読みました。

内容については私が今更感想をいうのもあれなんですが、「読む前と後で違う自分になっているような気がする」読書体験ができる数少ない本の一冊と思います

あとがきにある通り、書かれていることは読んだ印象より遥かに創作比率が高い、ということを差っ引いてもこれは日本人全員が読んだほうがいいんじゃないかと。

故郷忘れじがたく候

原典ではないですが、番組の中で言及があった気がします。

恥ずかしながら初・司馬遼太郎でした。焼き物が好きで窯元めぐり趣味もので、薩摩焼の里をめぐる前にと思って読んだんですが、面白かったです。

声に出して読みたい日本語というか、何でしょう、文章うまいと言うより文章の響きが格好いいというか、流石昭和の大作家ですね。一気に好きな作家リストに載りました。

今、ちょっと重めのものもと思って坂の上の雲ちょっとずつ読んでいます

タイトルの付け方も最高にうまいですよね、、頭にのこるというか。


おわりに

今年は年始から割と大きな人生イベントが幾つかあります

年齢的にも5で割り切れる年となり、色々節目です。気合い入れていこうと思います

去年は私だけでなく、世界が停滞してしまった感じですが、今年は良い年になりますように。

2020-11-19

つらいなぁ。美味しい白身魚フライが食べたかったのに、自分が嫌いな白身さかな焼き物なっちゃったよ。厚切りのタラ白身さかなフライならジューシー美味しく食べれたのに。最悪。

2020-11-10

anond:20201110194317

へうげもの史書じゃなく娯楽だから楽しめればそれでいいし、じっさいそれなりに楽しめた。アニメもよかった。

おれはというと、途中で読むのやめた。史実からの離れっぷりが壮大すぎて、さすがについていけなくなったw。

ただあのマンガが契機で茶湯や焼き物が好きになった人もけっこういるし、個人的には「へうげ十作」がすごいと思った。



追記

id:kash06さんはじめまして

なんか盛り上がってますねー。びっくりです。盛り上げてくれてありがとうございます

へうげ十作の現代作家さん、おれもみんな好きですよ。

古い記憶をたどると、大江憲一先生の粉引き茶盌、瀬戸黒茶盌はよかったな。大江先生2010年代とは作風かわられましたね。

あとは栢野紀文先生の粉引き彩文重箱と菓子器や皿。楽しい

水垣千悦先生山田浩之先生もよかった。

多治見加藤先生の青白磁食器が好きです。角皿は菓子器にも花器にもなるし。あとスパゲッティ食いたい。ベーコンガーリック春菊パスタ

金理有先生オブジェは、露地の結界とか燭台に使わせてほしい!

kash06さん好みの伊藤先生寺田先生穂高先生。おれもいいと思います。色や柄は写しあり独創ありでそれぞれですが、長次郎型、織部型、黄瀬戸向付型、みんな茶盌として定着した型です。つまりお茶を点てやすく取り回しやすく飲みやすタイプ。ここをはずしたら茶陶じゃないw。篠原先生は、茶陶よりも平安期の古信楽意識した大作がかっこいいと思います。でも、写しから脱却した自由なかたちの皿のほうが、ほんとうは好きかも。

ただへうげ十作のすごさは個々の作品だけではなく、それを全国、とき海外からも持ち寄って一座建立をじっさいにやってしまたこと。そこには制限境界もなく徹底的に自由だったこと。つまり文化を構築する作業だったこと。そこがすごかったし、いまでもすごいと思っています

2020-10-21

魚を上手に増田焼きたい炊きや出す真煮ずうょ時を仲佐(回文

おはようございます

特別醸造の濃いめのひとときが美味しいです。

あんまり季節限定のそれらには興味をしめしまくらなかったんだけど、

と言ってもこれだけじゃなくて、

色々なメーカーのが出たらとりあえずは試してみるんだけど、

リピするほどではないのよね。

だけど、

この濃い味のは美味しいわリピしまくってます

と言うことで、

秋の夜長に椅子に座ってルービーでも飲みながら

暖炉の前で読書でもしたいのよね。

本棚欲しいわ。

本棚一杯になってきたので新しいやつを慎重に新調したいところ。

天井ぐらいまである高さの文庫本が入れられる本棚があると、

あ!この人本好きなのね!ってお利口さんに見られるじゃない?

本棚の向こうに隠し部屋とまではさすがに作りすぎだけど、

きっとそう言った趣味嗜好の隠し部屋マニアは憧れるんでしょうね。

あとあれもやってみたいわよね。

忍者壁のクルッと回って一瞬で姿を消せるやつ。

それはさすがに規模がデカすぎ装置なので、

ちょっとこないだ必要の無いものをいろいろ処分して広くなったところに

そうね、

冷蔵庫の上も本がどっさりのせてあったので、

とりあえずその本は窓から投げ捨てて空いたスペースに

フィッシュロースター電子レンジでも置きたいわね。

私お料理好きだけど、

まともな調理器具は持ってなくて危惧しているところなんだけど、

この際だからいい電子レンジでもって思っちゃった今日この頃の秋なんだけど、

魚も好きだし、

それならフィッシュロースター

魚焼きたい放題だよ!らっしゃい!って大将ごっこもしたいじゃない。

ちょっといい感じの活きの良い魚しかさな

居酒屋を地で行く感じ。

あれがお家でできたら感動よ!

焼き魚焼きたてらっしゃい!ってやりたいわ。

もちろん魚だけじゃなくて、

お肉も簡単なレシィピなら焼けちゃうみたいよ。

家で上手に美味しく焼き物が出来たら楽しいわよね。

そう思ったところよ。

さすがにベランダ秋刀魚焼くという暴挙には出ることが出来ないから、

出るところに出て秋刀魚は焼きたいところね。

もちろんお肉でも良いんだけど、

オーストラリアには公共バーベキューグリルが公演とかに据え付けてあって、

誰でもいつでもバーベキューできちゃったりするから

もっとそんな感じで手軽にバーベキューとか焼き物簡単もっと気軽に出来たら良いのになぁって思うわ。

結構オーストラリアオヤジバーベキューには五月蝿そうよ。

日本ではそう言った人の類いをなんとか奉行って言うんだけど、

オージー場合はなんて言うのかしらね

とりわけNabe magistrateってところかしら。

鍋だけに直訳過ぎるわ!

うふふ。


今日朝ご飯

タマサンドしました。

ハムタマサンドちょっと飽き気味なので、

ここは原点に返ってタマサンドで仕切り直しの朝食ってわけよ。

最近ラインナップが弱すぎサンドイッチなのよね。

デトックスウォーター

ピンクグレープフルーツを輪切りにして薄く、

そう全うな教科書通りのデトックスウォーターって言ったところかしら。

ピンクグレープフルーツホワイトグレープフルーツそしてミントなんかを乗せたら

デトックスウォーターのイキフンが出るわよね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

一番美味しい魚の調理法(種類別)

・鮭、さんま…塩焼き。油がほどよく落ちて風味が出る。塩焼き以外は油くさい。

アジ干物。味がぎゅっと引き締まる。クセのない魚なので干物香りが付くことでレベルが上がる。

・鯛、ひらめ…刺身。こんな柔らかな風味の魚を焼いたり煮たりしたらどうしようもあるまい。

・鯖、かれい煮物。鯖はクセが強いのでしっかり煮てもその個性を失わない。かれいは少し日向くさいので煮てやることで上品になる。

タラフライ。臭みが出やすく身がやわらかいので煮物焼き物には向かない。さくっと揚げることで水分と臭みが飛んでほくほくの食感になる。

いわし…丸干、オイル煮缶詰め。旨味が強いので保存食向き。

かつお…タタキ。

2020-10-01

野菜についてブコメで書ききれなかったから書く

ブコメで上がっている強キャラに対して「一番ってなるとここがなー」って点を書く。

もちろん強みは承知していて、これらの野菜は大好きだ


ナス

煮崩れやす

煮物に入れると色が他の野菜に移ってしま


トマト

味が強くて入れると全部「トマト味」になってしま

足が早い


じゃがいも

ビタミン感が薄い(ビタミンがはあるが「あービタミン摂ってる〜」感がない)

煮崩れる(種類による)

生食できない


ブロッコリー

硬い。調理に手間がかかる印象

煮物には強いが焼き物・炒め物に弱い印象


玉ねぎ

サポート特化の印象で「あー、玉ねぎ食べたーい」ってあんまりならない


きのこ

・・・野菜・・・野菜って印象ないな・・・

anond:20200930225916

2020-09-10

物産展アンテナショップが盛り上がらなそうな都道府県

ぶっちぎりの1位は埼玉だろう。

想像してみなよ。

埼玉物産展埼玉アンテナショップ、誰がわざわざ出向く?

埼玉に住んでたこともあるが、旨いものがないわけではない。むしろけっこう多いと思う。ブランディングが下手だ。

埼玉に移り住んだ人にとってはなかなか珍しい食べ物を推さず、妙にオシャレぶった(そして客観的にみてオシャレでもない)思いつき商品推してる。そこらへんがダサイタマだと思うんだけどな。

土着の埼玉県民が食ってる食べ物はまあまあ旨い。

武蔵野うどん、いがまんじゅう所沢だんご、すったてうどん焼き芋、さいぼくハムせんべい

ほぼ全部茶色いからばえないけど。

2位は迷う。花輪がなんもないことを強調する佐賀と迷ったが、やはり埼玉同様に北関東枠の栃木が僅差で2位だろう。

どこにでも売ってる菓子(クッキーだとかチーズケーキだとか)に那須とか日光とか固有名詞をつけただけの土産物しかない。実は那須日光乳製品を使ってるわけじゃない。

かつては温泉地として栄えた鬼怒川塩原が落ちぶれたのは痛い。温泉以外ブランドを作れなかった印象。温泉リゾートとしての需要熱海箱根に取られてしまった。純粋温泉としての知名度では群馬草津伊香保に敵わないしね。

ぶっちゃけレモン牛乳宇都宮餃子しか集客力がない。一度は買って帰るとしても、「普通だね」という感想を持たれるからリピーターがない。

3位は佐賀だな。

有田焼伊万里焼吉野ヶ里遺跡がなかったら、誰も興味ないだろう。焼き物以外で佐賀名物なんてあるのか?ムツゴロウくらい?

佐賀ちゃんぽんは旨いけど、知名度じゃ長崎に敵わないしね。イカも旨いけど、知名度じゃ函館にかなわない。

異論は認める

2020-08-12

旅館の夕飯

https://twitter.com/k_yorikane/status/1292790568347557888?s=19

炎上覚悟、と言うほどの勇気も無いので書き逃げ

母子家庭になった母と僕の遅い夕飯(たいてい22時以降)は、母親が勤める旅館で出され客が手をつけなかった夕飯の余りだった。

後片付けの際に、洗い場のおばあちゃんたちが、旅館仲居さんたち、独身板前さんたちのために、処分される前のお膳から手付かずの料理を避けといてくれると聞いて、なんとも複雑な気分ながらありがたくいただいたものだった。

たいてい冷たい白飯エビ以外の揚げ物や乾いた焼き物などだったけど、たまには自分たち暮らしの中では見ることの無い手の込んだ何か(大きなエビ焼き物や乾いた刺身、肉をどうにかしたやつ)にもありつくことができて、そんな日は母も嬉しそうに自分にだけくれて、後は漬物など齧りながらビールをあおっていた。

豪勢な料理が自慢の宿だったから、「こんなに食べきれないほどの料理を出さなくても」と子供ながらに思っていたし、今回話題になったtweet意図理解できる。

でもまぁ、今日もたぶんあの頃の僕ら母子みたいな家では遅い時間残飯で日々を食いつないでいる家庭があって、それはそれなりの(深夜だけど)幸せ食卓があることは増田たちが別に知らなくても理解しなくても良い話。

ビュッフェも残りは無駄の無いよう社食従業員たちでありがたくいただいておりますが、何しろお客さん来ないと私たちお腹空いちゃいますどころか雇用問題になってしまうので、できる限りの衛生対策してるのでどんどんトラベルして欲しい所存。

2020-07-24

[]

新横浜から3時間くらいかけて岡山に、そして1時間くらいかけて高松に、そしてバスに乗ってシン屋島水族かンゴ新屋水族館に行きましたわ!

前回行った時はことでん屋島駅で頭のおかしババアに絡まれたので怯えていましたが今回は大丈夫でしたわ。

新屋水族館2015年頃に閉館騒動がありましたがその後元気にリニューアルしたりしていますわ。今回は面白イルカショーのステージ8月15日リニューアル公開予定ですわ。つまり今回はイルカショー無しですわ!どうせリニューアルじゃなくてもコロナで中止に違いありませんわ!ちなみに平日に行くと普通イルカショーでしたわ。

さっき書いた気がしまわ!anond:20200724211708

マナティーはここと美ら海とバナナワニ園で見ることができますわ。確かバナナワニ園だけAmazonマナティーですわ。こっちはアフリカマナティーとかなんとかですわ。

わたくしは亀が好きなのですがアカウミガメとアオウミガメタイマイがいましたわ。タイマイ水族館によくいるようなそうでもないようなそんな感じがしておりますわ。

ポストカードを買って水族館を後にしましたわ!ゼニガタアザラシが傘を持ってるやつですわ!

途中のお土産屋さんで屋島狸を買いましたわ!完全にタヌキックマスターの影響ですわ!ちなみにわたくし、タヌキックマスター様の影響で狸の剥製を購入しておりますわ。

屋島狸はなんでも日本三大狸らしいですわ!あと2つは?ですわ!!いやほんとに胡散臭すぎですわ!そんな争うほど勢力があるんですの?

あと半額になってたポストカードセットを買いましたわ。

その後、屋島寺宝物館に行きましたわ!仏像的なものとか焼き物?的なものとか、源平的なものとかがありましたわ!

駐車場のところの売店たぬきうどんといいだこおでんを頂きましたわ。いいだこうどんを頼めばいいところをタヌキックマスターの影響で以下略ですわ!

ちなみに雨で霧も凄くて景色的なものはよくありませんでしたわ!

その後バスに乗って四国村に行きましたわ。四国村に入る前に併設のわら家で釜揚げうどんを頂きましたわ!

四国村に入りましたわ!四国村は昔の(昭和とか?)建物現存する間に複製ではなくて移動させてきたものらしいですわ!大抵なんとか文化財でしたわ!入り口すぐのかずら橋を渡るのにびびりまくりで4分半かかってましたわ!手すり!掴まずにいられない!ですわ!

途中の四国ギャラリーピカソCG差分があって草でしたわ!

お酒を買って旅館に行きましたわ!

食事付きでしたわ。牛とか刺身とかでご満悦でしたわ!とんかつはありませんわ!

調子に乗ってお酒を頼みましたわ!川鶴の生貯蔵酒ですわ!よく知りませんが香川日本酒ですわ!

その後お部屋に戻りまして一本飲んで温泉行ってもう一本飲み始めて今に至りますわ!

おやすみなさいませ!


四国2泊3日新横浜高松53700円

から新横浜まで582円

水500ml110円

朝飯パン2個おにぎり2個554円

飲み物129円

高松ことでん屋島320円

ことでん屋島屋島山頂(バス)100円

新屋水族館1200円

ポストカード(相合傘)120円

屋島太三郎ダヌキ(狸置物小)600円

屋島ポストカードセット150円

宝物館500円

たぬきうどん400円

いいだこおでん350円

屋島山頂→四国村(バス)100円

わら家 釜あげうどん470円

四国村1000円

四国ガイドブックたぶん800円

ことでん屋島瓦町240円

金陵 上撰 國の光300ml 380円

県花ベル 綾菊酒造 綾菊 純米吟醸  金ラベル オリーブ 300ml495円

川鶴酒造 讃岐乃 大吟醸 レ・プリミエ 螢流湧水箱麹限定小仕込300ml 550円

川鶴 生貯蔵酒300ml(食事の時)660円

2020-06-27

国立新美術館の「古典×現代2020」に行ったんだけど、現代美術ってつまんねえなといまさら

菅木志雄

宣伝動画で「来る人は美術館に石ころがあると考えませんから」なんて言っているけど、感覚が半世紀くらい遅れてんじゃないのこの人。いまどき美術館に石ころがあった程度で、なんも思わんわな。それとも現代美術ファンは、美術館に石ころがあったらびっくりするの? そんなんだったら、徳川美術館で水石「夢の浮橋」見たら、腰抜かしてしまいそうだな。まして国立新美術館美術館ではなくて、美術館詐称する展示場なんだが。

川内倫子

いい写真だと思うよ。インスタで流れてきたら迷わずいいねを押すだろうね。その程度。

棚田康司

円空と並べて展示してつらくなかったのかな? 作品の持つ力の差が歴然と感じたが。まあ、本人やファンが満足ならいいけど。

鴻池朋子

皮緞帳は粗大ごみしか見えんかったというのは置いておくにしても、刀剣とのスケールの差が大きくて「組み合わせた壮大なインスタレーション」と感じ取るのは難しいな。現代美術ファンは器用だ。なお刀剣展示の照明ダメじゃね。刃文見える?

田根剛

中では唯一作品を展示していなかった。仏像展示の演出お仕事。動く照明と録音された声明だけのインスタントでチープな演出。本物の宗教儀式が、さまざまな工夫を凝らして神秘性を演出しようと努力しているのに比べれば、子供だましみたいなものだ。

しりあがり寿

おもしろパロディではある。こっちはツイッター映えか。アニメーションは途中までしか見てないから何とも言えない。

皆川明

印象うすい

横尾忠則

さすがに力のある作品で見応えがある。ただ、「針のない時計は〇〇(忘れた。時間の超越とかそんなんだった気がする)を意味します」みたいな作品解説を読んで、深いなあなんて思わなきゃならないとしたら、俺には現代美術は無理だ。

古典の方は見応えあるよ。念のため。

追記

古典×現代2020」について、古典側も含めて、もう少し詳しく書いてみる。

仙厓×菅木志雄

仙厓の作品は掛軸1つ。円相図といって単なる○が書かれている。○には悟りや真理、仏性宇宙全体などと宗教的歴史的にいろいろな含意があるようだ。添えられた賛がいい。「これくふて御茶まひれ(これ食ってお茶を召し上がれ)」。

洒脱だねえ。かっこいい。この作品初めて見たんだけど、賛を読んで、ふわっと心が軽くなるような感じがして、ああい作品を見たなあと。

それに比べて菅の作品。それっぽい思わせぶり以上の何かだとは思えないな。解説聞いたら納得や感動するの、これ?

花鳥画×川内倫子

川内写真は数が多くて辟易した。いちいちつきあってられんわというのが1番の感想。前回インスタ云々と書いたけど、でかく引き伸ばした写真とかもあり、それはそれででかい会場で展示する意味はあるのかもしれない。ただちゃん選抜してくれ。花鳥画の方は6幅なんだよ。

花鳥画の方で目を引いたのは、森蘭斎筆/梁田象水賛の牡丹図(神戸市博物館蔵)。背景に大きく描かれた太湖石は伝統的な描法。手前の牡丹西洋画の影響をうかがわせる陰影がついている。でありながらうまく調和していると思う。おもしろい。賛は読めんかった。誰か教えて。

円空×棚田康司

棚田作品には全然目が行かなかったんだよなあ。円空いいなと思ってただけだった。荒々しさというか生々しさというか、そういうのがいいよね。というわけで、棚田作については何も言えない。

いちおう言っておくと、もともと円空あんま好きじゃなかったし、今回で好きになったというわけでもない。それでも円空ばっか見てたのだ。

刀剣×鴻池朋子

mitimasu 冷たいドブをさらって原石を見つけるのが楽しくないなら向いてない/刀剣は手に取って角度を変え光の当て方を変え…という見方ができない以上、どこの展示もそんなもんだと思うけど?国立新が特にひどいのか知らんが

刀剣の展示は、1つ1つに小さなスポットライトが当たっていて、それを刃文のところに乗せるように見ると刃文が浮かび上がるようになっているのよ。そして横にスライドしながら刃文を見ていくと。刀剣博物館でも東博でもなんでも、刀剣展示ってのはそういうもの

今回の展示ではそのスポットライトがなかったはず。だから見えない。

ひょっとしたら俺が見落としていただけなのかもしれない。また、刃文の見えない展示もありだよねってことなのかもしれない。いずれにせよ、日本刀にそれほど興味ないからなんでもいいんだけど。

会場内で配られていた「アートのとびら×作品リスト」なるガイドブックに、別の機会での皮緞帳の展示の写真が載っていて、それで見るとこの作品なかなかよさげなんだよなあ。ライティングが異なる。あと中央にぶら下がって振り子のように揺れていた首がないのがいいのかな。

そのガイドブックには、「同じ部屋に展示されているのは、美術品としてケースに入れられている刀剣です。刀剣はかつては武器、または切る道具でもありました」とある。これ書いた人って、刀剣の展示を見て、自分の体が切られるようなぞくぞくする感覚を味わったことがないのか。もうちょっと古典作品としっかり向き合おうよって思う。

仏像×田根剛

前回子供だましだと書いたけど、ツイッターみると評価高いのよね。意外だ。

他の作家と違って、この人は作品制作せず、仏像の展示演出を手掛けている。演出手法は光と音で、具体的に言えば動き変化する照明と録音された声明だ。

立体物の屋内展示で照明が固定されているということに以前から不満がある。屋外ならば太陽位置で影の付き方が変わって見え方が違ってくるからね。たとえば上野国立西洋美術館に行く楽しみの1つが、今日ロダン地獄の門がどんな表情を見せてくれるのだろうかということだったりする。

から今回の田根の試みのうち、照明を変化させる、動かすという点自体評価したい。ただその変化のさせ方や動かし方については、もう少し考えがあってもよかったのかもしれないと感じた。

正面下方から照明を当てる瞬間があるけど、これはいい、というか正しい。お堂に安置された仏像は、下の方に置かれたロウソクの火に下から照らされる。だから仏師もそれで映えるように仏像を作っているはずだからしかし、仏像の周囲にいくつかのピンライトがあって、それが上下に等速度直線運動してるってのはどうなのって思った。

まあ、しかし照明の方はまだいい。音の演出の方はちょっとひどいのではないか。録音された声明スピーカーで流しているんだけど、音響についての工夫がまったくないのね。仏像向かって右手、部屋の奥の方にスピーカーがあってそこから流れているんだなってのがわかる。どこからともなく聞こえてきて展示室内を包み込むような感じに聞こえるとかそういうの全くないの。音響について完全になめてる。

さらに言うと、仏像の展示位置が低いと思う。立って見ると正対するほどの高さ。一般仏像は高い位置に据えて、仰ぎ見るもの。その下からの角度で見て映えるように造られているはず。この仏像の一番映える角度がどのあたりかは知らない。しかし今回正面から見て違和感を覚えたから、下からの方がいいと推測する。そういった点、たぶんこの人なにも考えてない。

北斎×しりあがり寿

出品しているのが大きく2種類で、うち1つがアニメーション。これは半分くらいしか見てない。なにも惹かれるところがなかった。

もう1つは、冨嶽三十六景のパロディちょっと可笑しなほぼ三十六景」で、いくつかの作品元ネタ北斎作と並べて展示していた。

北斎の冨嶽三十六景は三十六景といいつつ、追加があって全部で46図ある。一方パロディ版が全部でいくつあるのかしらないけれど、きっちり36ではないからなのか「ほぼ」とついている。三十六景といいつつ平気で10枚追加したあげく、三十六景のまますました顔をしているところの江戸っぽさ(前近代っぽさ)と、きっちりでないので気になって「ほぼ」とつけてしま現代っぽさの対比が興味深い。

それはさておき、このパロディけっこういいのだ。うまくて唸らせるし、おもしろくて笑わせる。

でもね、「和紙インクジェットプリンタ」なんだよ。実物見意味なんて全くないからね。前回「ツイッター映え」と書いたのはそういう意味も含んでいる。なんつーか、いろいろ退化してるね。

乾山×皆川明

ツイッターで見かけた感想なんだけど

伝統×現代アートという切り口から伝統的な作品の「もの」性を再発見していく展覧会だと思いました たとえば皆川明×尾形乾山の展示を見て、私は初めて乾山の器の「素材」を認識しました そうか、これは焼き物だったんだ!という新鮮な驚きがありました

ちょっとびっくりしたよね。乾山見て焼き物だとわからないような〇〇〇がありがたがってるのが現代美術ってことなのかな。

このコラボレーションは2種類に分けることができて、1つは独立ケースに乾山作が収められており、その上に大きく平たい円筒状の布(皆川作)がぶら下がっているというもの。6セットあった。これは両作を同時に視野に納めるのが難しく、あまりうまくいっていないように思えた。

もう1つは、小さな様々な端切れが継ぎ接ぎされた数メートルはあるかという布の上に、ところどころ乾山作の陶器陶片が置いてあるというもの。ごちゃごちゃしたものの上だと乾山は映えないなというのが感想だけど、皆川明、というかそのブランド「ミナ ペルホネン」は明らかに自分ターゲットではない(というかそもそも初めて聞いた)ので、これが素敵だという人がいるなら、その感想についてどうこう言うつもりはない。

乾山の作品では「色絵石垣文角皿」(京都国立博物館蔵)がお気に入りモダンな味わいがある。かわいくてすてきだ。

https://syuweb.kyohaku.go.jp/ibmuseum_public/index.php?app=shiryo&mode=detail&list_id=267439&data_id=20219

蕭白×横尾忠則

この展覧会に行った理由蕭白蕭白が4作出てたら行かざるを得ないよね。で、行ってみたら現代美術作品がつまらなくて、ひどい言い方だけど抱き合わせ商法にあったような気分になったわけ。

新出の游鯉図の眼がリアリティあって見事だった。群仙図屏風(東京藝術大学蔵)が、個人的蕭白と言えばこうのって作品で大好き。

宣伝動画のなかで横尾は、人間本質・魂の表現蕭白作品の中にこめられた重要メッセージで、現代人が見失ったものだみたいなことを言っているんだけど、これ賛同する人ってどれだけいるんだろ。まったくピンとこない。

そのほか

kei_ex 増田近代美術館のドイグ展とか行くとどう思うのか気になる(コンテンポラリーだけど、手法比較古典

行ったよ。特に第1部はすてきだなと思う絵が多かった。ただ基本的個展っていまいちよね。いろんな人の作品が見れた方が楽しいな。そのなかに数点ドイグがあったら、より魅力を感じたかもしれない。個人詩集よりアンソロジー読んだ方が楽しいし、好きな詩がより映えるよねみたいな感じ。個展だとその作家をどのように位置づければいいかもわかりづらいし。いまああいった絵を描きつつ評価されているというのは、いったいどういうことなんだろ。

yama_bousi 現代美術自分好きな人は、淺井裕介氏、高松和樹氏、蔡國強氏、ちょっと古いのではキースへリング藤城清治氏、あとドール世界とか凄いなあ、と思う。現代美術とは違うがぴろぴと氏は大好き。

おお、ありがとう積極的に見に行くことはしないだろうけど、いちおう名前は覚えとくわ。

2020-06-21

[]

みなさまごきげんよう

美濃焼ミュージアムに行ってまいりましたわ

代官坂崎源兵衛と根本焼」展では冠婚に使われた高品質目出度い焼き物根本焼が展示されていましたの

坂崎源兵衛は貧しい地域のために、この根本焼を興すことに励んだのですが

資金集めのための重税を恨まれ百姓5人に闇討ちにされて亡くなりました

でも根本焼は地域に根づいて明治になって大きく花開いたそうですわ

根本焼を焼いた人々は農業の片手間に焼き物をやっていたらしいのに

でも李白漢詩に造形があることが伺われる筆使いで詩を焼き物に書いているようで

源兵衛さんの亡くなり方といい何だか一筋縄はいかない人々ですわ

定番の西浦焼展も開催中でやっぱり朝顔型盃には惹かれましたわ

2020-05-05

ヤフオク料亭が出品したっぽい高級食器が出回り始めて世間のヤバさ

焼き物好きだからヤフオクをよく眺めているのだけど、

(正直、コロナ騒ぎで好事家がコレクションを手放さないかなーという岡村的発想もあった)

ここ数日明らかに新着出品の傾向が変わってきた

個人焼き物好きが集めるもの「ではない」有名陶芸家作品が出回り始めているのだ。


個人がよく集めるのは、だいたい以下のような感じだ

趣味に用いるもの

集めている本人が個人的に(家族とも共有しないことが多く、故に数がいらない)用いるもの

上記に加え

  • 酒器(お猪口、徳利)など

単体で鑑賞に耐えるもの

上記に加え




一方、「そうではない」もの代表が以下だ。

大型インテリア

数を揃えてなければ映えないもの

盛り付けてこそ映えるもの

  • 銘々皿など皿類
  • 小鉢
  • 仕出し椀類


要するに、趣味や家に飾れる範囲インテリアにはお金を出せても、揃えて10-30万クラス食器普段食事をしようという人はいくらなんでも少ないということ。

陶芸家の方もそんなことは無論承知から、この類のものはもともと市場に出回らず、ダイレクト料亭レストランに卸されることが多い。

で、件の出品群の中には、料亭出品であることを明言しているものもある。

それが手放されるということは、、、悪ければ倒産に伴う債務整理か、もう少しポジティブに受け取ると、秘蔵の食器類を少し減らして当面の運転資金にしようとしているのだろう。

で、落札の傾向を見ているとやはり「個人で集めるもの」にかすっているようなモノは高額で落札されている(例えば大型のお銚子単体とか。一品で持続化給付金くらいになってたりする)が、皿類は低調に見える。

あー、将来飲食店開店を考えている方、今どうだろうか?(これも不謹慎かな?)

2020-04-02

パリパリ焼き昆布を食べる

なるほどHP10しか回復しない感じの味だ

昆布焼き物臭いと味がついてるということにこんなに違和感があるとは思わなかった

二度と食べないような気がする

普通おつまみ昆布ばんざい

2020-03-04

[]

土岐市美濃陶磁歴史館で開催されている「土岐明智氏妻木氏」展に行ってまいりましたわ

明智氏発祥妻木であって、可児郡明智領地をもっていなかったそうですの

さら明智氏妻木氏は同族といってよい関係にあるらしいです

光秀の妹で信長側室と思しき方も「妻木」と呼ばれていたようですわ

光秀は婿養子かも?とも思ってしまいましたけれども、どうでしょう

同族同士の結婚ですと縁が広がらなくて不利ですが

四回も内紛をしている妻木氏の系図を拝見すると一族の結束を高めるためにあえて

という筋もみえてきます

彼らは源流の土岐氏から勝ち馬を見抜く眼力でのびてきた一族ですけれど

足利義満しかけられた「土岐康行の乱」で一族のものロックオンされると

勝ち馬も何もなくなってやられてしまます

悲しいですわね

(ちなみに末裔妻木氏も関ヶ原の戦い勝ち組徳川を選んでいます

 そして一族が主導したと思えてきた本能寺の変は大失敗ですわ)

入り口衝立の裏に掲示された書状の講座がとても興味深かったです

「袖」と「奥」に注目すると、

奥に肩書つきで書状をだす足利直義さんが下手に出てきて丁寧で

袖に花押のみの足利尊氏さんがオラオラであることが伺え

両者にそれぞれを好む武士たちが分かれてしまって戦う羽目になった原因を想像できます

これは兄弟が協力して共通の敵と戦うときは異なるタイプによって幅広く与党を集められますけれども

天下を取ってしまうと二人の間で派閥がわかれて困ったことになってしまますわね

歴史を知った上で書状をみるとバイアスが掛かって、こんな風に何もかも分かった気になってみえるわけですわ

ところで、尊氏さんの直義さんと内紛して劣勢になっているとき軍勢催促状は

奥かつ日付の下に花押を置いて最大限に下手に出ています

こういうのよくありませんわ

後継者の義詮さん義満さんも袖に花押のみでしたので尊大にふるまうのも意図的演出の面はあると思います

それと足利義詮さんの花押が「瓦」の漢字に似すぎています

第二展示室の焼き物で逆ハート型に窓の空いた燭台があって

ハッとさせられました

きっと山芋の葉か桃をデザインしているのだと思います

でも、へうげものに出てきた信にハートの旗を思い出してしまうのですわ

ついでに小皿でも素焼きなら山茶碗ですわ

2019-12-23

anond:20191223001159

最初焼き物が届くまでに生ビール1杯

焼き物が届いた時に追加で1杯

以後20分ごとに1杯

お通しもあるし、そんなに気にしなくていいんじゃない

2019-11-19

anond:20191119122128

タコですねー。

タコの良いところは、なんといっても、良い意味での主張の強いとこだね。タコか入ったら後はなにをやろうが「タコの何か」。はごたえ、出汁、旨味。全てが全力でタコを訴えてくる。

そして、そのパワーありきで実現する、料理の多彩さね。

刺身でも和物でも揚げ物でも焼き物でも干物でも煮物でも粉物でもタコは成立する。ワサビ醤油でもオリーブオイルでも付けて食べられる。はーたまらんな! 刺身の盛り合わせとかずっとタコでいい。

2019-10-11

anond:20191011151727

焼き物より蒸し物のほうがヘルシーだからだよ

anond:20191011150023

(続き4)

最後投稿内容のみ。

店主が無愛想、独自ローカルルール堅苦しい、というのは覚悟して行ったから、それは良いしょう。
それを補って余りある程の美味であれば良ければいいんですが…
実際は、まあ、おいしいよね、というレベル。悪くはないです。
味だけなら平均以上、中の上といったところです。
更に大変お安くなっていますので、味は平均以上・値段は安いということでCPは非常に良いと言えるでしょう。
さて、マイナス評価をつけた理由として、これは酷いと感じた事柄が2点あります
一点目。飲料についてはアルコール以外の注文を受け付けません。2杯目以降でもソフトドリンク禁止下戸そもそも入店禁止です(店主の知り合い等の例外を除く)。
 この点は店主が対外的に明言しており、電話・来店で容易に確認可能事象です。

二点目。当初は実体験した具体的事実を詳細に記載しておりましたが、諸事情により、「酷い、とにかく酷いと思った。味などどうでもよくなるほど汚らしいと感じた。」という私の主観的感想という形で記しておきます
ガイドラインに従い、注文した料理感想追記します。
ビール
 普通ビールです。
レモンサワー
 いかにも安っぽい味。
モツ煮込み
 作り置きでした。味は普通。まずくはない。
焼き物数点
 おいしいものもあったが、おいしさと同時に、料理自体からタバコの味を感じるものもあった。
 周囲がタバコ臭いとかではなく、一部の料理自体からタバコの味が感じられた。当然吐き出して残した。

 

刺身
 注文したかったが入店時には既に売り切れ。
 まあ後から上記焼き物のことを考えると、注文できなくてかえって良かった。

2019-01-25

バーグ焼き」と「焼きバーグ」は同じではない

anond:20190125113139

カレーシチューシチューカレーの違いについて考えていたら、元記事ブコメに、

バーグ焼き」と「焼きバーグ」は同じでしょ。

というのがあって愕然となった。

この人は例えばカレーコロッケコロッケカレーを同一の食べ物認識しているのだろうか。

「焼き揚げ」は揚げ物だが、「揚げ焼き」は焼き物である

クリームオムが食べたくなってきた。

2018-12-20

そもそも居酒屋大皿サラダなんて頼むな

頼んでもいいけど取り分けずに頼んだやつが全部食べろ。

店もコース大皿サラダなんて入れるな。

揚げ物焼き物の付け合わせとかならともかく、生野菜だけ出されても酒に合わんのや。

飲み会自体は好きだけど、サラダ取り分けるやつは男女問わず好感度ダウンだわ。

2018-12-19

白飯抜き

新米が出てからこっちデブが止まらない

なので夕食の白飯を抜いている

これがなかなかに大変で

一汁三菜をきっちり作らないと食べた気がしない

洋食一品物が封印されるとこんなにも大変なのか

煮物焼き物炒めもの酢の物おひたしあたりを回しているんだけど

毎日となると飽きてくるので新しい味付けにチャレンジするために調味料を買ってみたり

なかなかに料理の腕が上がるのを実感している

デブは止まったが減らない

2018-12-15

[]

フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」展に行ってまいりましたわ

日本とフォンランドの国交樹立100年だそうですわ

独立してすぐに国交を結んだのですね

アラビア製陶所という紛らわしい名前メーカーが今に続いていて

フィンランド陶芸界の立役者たちを支援してきたようですわ

隣国スウェーデンの影響が強くてその払拭に苦労したそうですの

ロシアも同様ですけど

ミハエル・シルキン氏の動物をかたどった作品キュートで魅力的でしたわ

梟が大好きみたいですわ

大好きで作りすぎておかしくなったような作品もありましたわ

きっと素人目の気のせいですわね

ビルゲル・カイピアイネンのビーズバードシリーズも印象的でした

おなかの中に文字盤の焼き物が入っているビーズバードもいましたわ

トイニ・ムオナの作品ツノガイみえしかたがありません

自然物に着想を得ていそうですわ

20世紀中盤から女性作家割合が多いところも特徴に感じました

同じ北欧デンマークデザイン展ですわ

https://anond.hatelabo.jp/20180430211829

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん