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はてなキーワード: 消防とは

2024-05-07

anond:20240507224908

国家国連の言うことを聞く必要はない、聞いてはいけないなんて決まりはないぞ

泥棒警察しか捕まえちゃいけないとか思ってそうだし火事消防しか消しちゃいけないとか思ってそう

2024-05-06

もう日本終わりだよ じゃなくてさあ

お前が変えろよって話なんだが。家が火事なのに誰も消防呼んでなかったみたいなのなんて言うんだっけ

2024-04-12

人生でワクワクする瞬間ベスト3

1.サイレントヒル(初代)で消防斧を入手した瞬間

2.XCOMで銃をレーザーアップグレードした瞬間

3.

2024-03-31

大阪市平野区ベトナム人ベトナム人を刺して逃亡、警察官も襲う

町工場がたくさんある区域で、そういうとこで最近の若者は働かないので外国人労働者が多い

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dee48b76f1c8d24ef76ab3ca3ba774a1c9b4364

31日午後3時前、大阪市平野区加美北路上で「40代くらいの男性けがをして出血している」と119番通報がありました。警察消防によりますと、男性ベトナム人とみられ、腹部に刺し傷がありけがをしていて、病院搬送されましたが意識不明の重体だということです。

 警察によりますと、凶器は今のところ見つかっていないということです。

 犯人被害者と一緒に働いていたベトナム人の男の可能性があり、黒色ジャンパーの中に黄色ノースリーブシャツを着て、紺色のジーンズはいていたということです。警察は、殺人未遂事件として男の行方捜査しています

https://news.yahoo.co.jp/articles/639356556dfbefe80814ce3bf6acb7b67c180e4a

 3日午後6時45分ごろ、大阪市平野区加美北9丁目の路上で、大阪府警布施署の男性警察官(32)が何者かに頭を刺された。意識はあり、命に別条はないとみられる。刺した人物は逃走し、府警が殺人未遂容疑で行方を追っている。

 布施署によると、刺したのは若い男で、外国人可能性があるという。ドライバーのようなもので刺した。警察官は勤務中だった。

2024-03-24

夜のお店で働いてる子って大変だよな


当方田舎務めのリーマンである京都市の端っこに住んでいる。消防設備関係仕事をしている。

一昨日、とあるスナックに行った。私は月に一度、このスナックに足を運んでいる。そのお店は、雰囲気としてはスナックバス江のところに近い。照明はもうちょっと明るいかな。

新しい女の子が入っていた。おとなしい見た目の、ふっくらした子だった。自己紹介の後で、チーママから年齢の話を振られると、「19才です」って答えてた。

さてさて。10分くらい、チーママとその子と話をしてた。俺はキーボトルしない派であるビールを飲んで、あとその子ウーロン茶を一杯おごったよ。

やがて別の団体客が入って来て、19才の子がそっちに付いたんだが……。

接客が始まってすぐだった。その子は、団体客(その子とは顔見知りのようだ)からドリンクをもらった。すると、おもむろに団体客のキーボトル焼酎(美岳)を自分のグラスに注ぎ始めた。その子は、何事もなかったかのように、焼酎炭酸で割って、グイグイとお酒を飲み始めた……。

俺は迷った。こういう時、どうすればいいかからない。キャバクララウンジだったらいい。女の子が飲むお酒にはアルコールが一滴くらいしか入ってない。多くても2,3滴か。だから18,19の子でもメニュー表のお酒を注文できる。それはいい。

しかし、あんなにフツーに居酒屋レベル焼酎ハイボールを未成年の子が飲んでいるのを見たのは初めてである

まあ、業界にもいろいろあるんだろうよ。あの子が入った水商売世界というのは、「未成年からお酒が飲めません」だとお客に好かれないんだろうなぁ。世知辛い。あの子アルコールに強い遺伝子を持っていることを祈ってお店を出た。

愚痴みたいで悪かった。ちょっと吐き出してみたかったのだ。気に障った人がいたらすまんな。

今でもあの子心配でならん。

2024-03-17

消防設備点検バイトニート無職、夢追い人にオススメ

オススメな人

ニート無職、夢追い人、昼間働きたい主婦漫画家お笑い芸人イラストレーター

フリーター兼業副業個人事業主、きっついバイトに嫌気が差している人たちへ

消防設備点検おすすめ

資格なしだと日当9,000円(乙6持ってると日当1万2千円or時給1,500円くらい)

重いもの持たない

ノルマ無し

大体早く帰れる(朝8時に家出て、お昼15時には終了)

交通費出る

ただの散歩健康になる

やることは消化器の日付チェック、誘導灯のチェック、発煙発火装置のチェックのみ

まじで楽。ただ楽。

精神力を使わないから家帰ってからジム筋トレする体力も残る

夜8時の半額惣菜狙う時間にも帰れる

朝起きるとき今日仕事かぁっ」って思うよりも、ただの散歩タイムだーって気楽に起きれる

鬱とか精神的に止んでる人も、昼夜逆転生活を直したい人におすすめ

歩き回るだけ

受信機で無線で応答するだけのポジションに当たれば、まじでスマホいじってるだけ。

乙4取ってガソスタでボタン押すだけの仕事もある

乙6と乙4持ってれば食いっぱぐれない。

乙6取ってからお金払って3日の講習受けたら本当に仕事よりどりみどり

どこも欲しがる人材になれる

乙6の試験は年中やってる。ただ申込みが1ヶ月半前くらいに締め切るから早めに願書だすことだけ

anond:20240317180227

消防設備点検おすすめ

資格なしだと日当9,000円(乙6持ってると日当1万2千円or時給1,500円くらい)

重いもの持たない

ノルマ無し

大体早く帰れる(朝8時に家出て、お昼15時には終了)

交通費出る

ただの散歩健康になる

やることは消化器の日付チェック、誘導灯のチェック、発煙発火装置のチェックのみ

まじで楽。ただ楽。

2024-02-21

来月、4年ぶりに消防点検がある

管理費も値上げするらしいけど、この4年間点検してなかった分の費用はどこへ消えた?

2024-02-12

自衛隊国民を守る組織ではない」ってかなり大事だけどみんな認めたがらないんだよな

1月震災で「自衛隊はなぜ」って話する人がいるけど、そもそも自衛隊国民を守る組織ではなくて国家公共を守る組織なわけで、戦略的に対して重要じゃない場所なんか無理をしてでも急いで行く必要がない。

からそういった備えや用意はしてないしする必要もない。むしろ災害派遣なんて副業の備えする暇と金があるなら国家防衛って本業をまじめにやれって話になる。

みんな震災の度に自衛隊△とか自衛隊はーとかいってチヤホヤしたり批判したりするけど、そもそも災害派遣やるのは自衛隊的には「副業」だし、そもそも国民を守る組織ではない」って基本のキを抑えない意見が多いよなぁと思う。

(あと災害派遣では本業である消防地方自治体警察消防団なんかは無視されがちなんだよなというアレもどうにかならんのか)

2024-02-06

anond:20240206192230

市役所公務員のうち、災害時には即座に参集できるようにするべし、って言われてるのは、基本的消防関連と総務課(防災係)ぐらいじゃないかと思う

勤務してる自治体に住んでないってのは、都心では家賃とかの関係で仕方ないことはあると思うが、田舎市町村ではほとんど無いと思う

入庁時に出す書類でその自治体に住所があることが求められるし、その市役所転出届なんて出したら噂になるよ

2024-02-05

給料が安いと不正がはびこりやすいということなので国会議員警察消防自衛隊公務員給料手取り1000万円以上に上げよう

社会保障費減らせばいけるっしょ

足りないなら増税解決

会社海外移転しては困るので法人税は上げない

anond:20240122023106

元増田と同世代で、同じくサブカルチャーを通してネトウヨを脱した。

あの時代ネットのそこかしこ半島揶揄する“悪質かつ愉快”なコンテンツが溢れていた。それらに日常的にアクセスする無知消防厨房嫌韓思想に染まるのは自然な成り行きといえるだろう。

ファビョーンと暴れるニダーイメージは、悪徳反日国家韓国北朝鮮へのヘイト感情違和感なく移行した。

今の若い子は00年代ネット空気に憧れていると聞くが、あの時代は数多のネットカルチャー黎明期であると同時に信じがたいデマヘイトに溢れた暗黒期でもある。Xで「〇〇人は劣等民族」などとほざいている悲しきおっさん達はひどいインターネット負の遺産なのだ

私も元増田と同じように、成長に伴って最低限のリテラシーを獲得し、信じていた愚劣な半島像がほぼデマか誇張だと理解した。

しか後遺症は残った。江南スタイル流行は内心怖いなと思っていたし、凶悪犯罪者が逮捕されれば「コイツもしかして」と一瞬悪い想像がはたらいた。

後遺症改善きっかけは韓国縦読みマンガだった。2012年ごろ、まだLINEマンガもピッコマcomicoもない時代

ガラケーケータイまんが王国に親しんでいた私は、買いたてのスマホでも漫画が読みたくてApp StoreLINEマンガ前身さら前身であるアプリインストールした。韓国産でも読めれば何でもいいだろうと。

アプリUIはとても簡素だった。広告は小さいバナーだけで鬱陶しいポップアップもない。

NAVER WEBTOONの人気作が訳され、作品ごとに割り当てられた曜日更新される。コメント欄はなく、星で5段階評価をつける以外に作品リアクションするすべはない。課金要素は皆無。チケット制ですらなく1話から無料で遡って読み放題だった。どのように収益化していたのか未だにわからない。

はっきり言って読み始めて間もなくはほとんどの漫画がつまらなかった。あの頃の韓国漫画は今ほどシュッとしておらず、大半が芋っぽかった。

絵柄がダサイ、つまらないと思いながらも通学時間の暇潰しに毎日毎日読んだ。慣れてくるとじょじょに面白く感じるようになった。

すると不思議なことに、次第に韓国社会に息づく個人生活を感じるようになったのだ。特にエッセイ漫画の影響が大きかったように思う。日々の些細なことに一喜一憂するその様子は、言語いくらかの文化の違いを除けば日本人と何も変わらない。

日本と同じで、韓国にも国民の総意なぞ存在しないという至極当たり前のことに気づいた瞬間、自分の中で未知の生き物だった韓国人が完全に同じ人間になった。

また、日本漫画への親しみの強さを感じたのも理由ひとつだ。話の中に差しまれコナンスラムダンクパロディの向こうには、日本の全てを憎んでいて日の丸を燃やして喜ぶモンスターのような韓国はいなかった。

のちに自分の身近に通称名在日コリアンいたことを知った。

彼もただの人間だった。

2024-01-23

三島由紀夫漫画アニメ現実的描写を入れても小説映画下位互換しかならない。漫画アニメは都合の良いポルノであるべきだ」これ正論だよな

今日の昼くらいに

何で漫画アニメは「消防火事災害対応仕事」って描写なの?現実消防仕事事務作業だよって日記投稿されてて

三島由紀夫

漫画アニメ現実的な描写を入れても小説映画下位互換しかならない。漫画アニメ芸術として一ジャンルになるには、読者や消費者にとって都合のいいポルノ作品であるべきだ」みたいなことを言ってたのを思い出した

三島由紀夫マガジンの読者で、編集部ネタバレしてくれないか頼んだこともあるらしい)


かにそうだよなあ

現実的な描写が見たいのであれば、それこそ実写や小説といったちゃんとしたメディア表現するべきであって

漫画アニメは読者や消費者にとって都合のいい気持ちいだけのポルノ作品である方がいいと思う

この種の批判すごく多かったんだけど、【現場は精一杯やってきた的な結果】【被災の現状】からスタートしているようにみえるんだよな。

石川県の危機管理アドバイザー・室崎益輝は煉獄コロアキを量産したいのか。あるいは「早期一斉投入」が致命的選択であった戦慄すべき理由。|馬の眼 ishtarist

決定的に両者の認識がズレてる、と思う。

初動が遅れた、という室崎さんの批判そもそも計画に対する批判なんだよ。室崎さんがインタビュー記事のなかで

 でも今回は遅れた。緊急消防援助隊の投入も小出しで、救命ニーズに追いついていない。本来は「想定外」を念頭に、迅速に自衛隊警察消防を大量に派遣するべきでした。

というコメントしたとき、それは、そうすべき計画を立てておいてしかるべきだった、計画の不備だと指摘したと、俺は認識したんだけど、ネットの反応をみると、そうではなくて

この状況でも現場に迅速で行くべきだ、と室崎さんが主張しているかのように藁人形を叩いているようにしか見えない。

しかもそれは少なくとも広域自治体である県については自分アドバイスすべき立場だったので全部自分に跳ね返ってくる、そのうえで初動の問題点を指摘している。

啓開については、県および国交省マターだ。室崎さんもボランティアロードだとか思い付きっぽいことをいうから説得力に欠ける面は確かにあるんだけど

けれどもあえて批判するのは、それはあんまりな状況だからだろう。

専門外の方が本来あるべき道路啓開計画についてコメントするならこの程度のことしか言えないだろうし、それ以上を室崎さんに期待して叩きまくってどうするの?と思っちゃうけどね。

国交省整備局で本来策定されるべき道路啓開計画そもそも未整備だった、ということも最近報道で明らかになってきている。優先順位が低いのでやってませんでした、との北陸地整のコメントがあるらしいが、ちょっと呆れる。

俺的には、そっちのほうがよっぽど戦慄に値する事実だと思う。

それによって事前の自治体間や業者とのさまざまな協定が結ばれておらず、今に至るまで域内域外建設業者が投入できず、結果、未だに待機状態に置かれている、という現状を踏まえると、

初動がタスク別に全然目標管理されておらず、通常であれば72時間以内にどうこうする、とタイムスケジュール記載してあるものがない、という国交省の無計画さは、いうまでもないことのように思える。

自粛警察マインドとの関連

上記のことが事実であれば、遅かれ早かれ初動が計画から乖離していた、あるいは計画の不備によって遅れた、という客観的事実さらに整理されていくように思うが、あとから考えて、ちょっと気になったのは今回の初動の在り様と正当化する傾向は、被災地へ入るな、という、他人の行動に制限を掛けようとする自粛警察的なマインドさらに補強するものになっている、ということだ。そしてそのコントロールお上がやるべきである、という論理に連なっている。(*交通規制なども含めてなんで事前に計画ちゃんと書いてなかったのかと重ねて主張しておきたい。)

もちろん発災直後の緊急対応自助共助というよりは公助によるリーダーシップが期待されることはいうまでもない。公助自助を補強するものであるという我が国防災理念から考えて、現場での支援活動ブレーキがかかっていた原因が単に計画面での不備だけではなく、緊急時お上の指示に従え→自粛警察という空気が醸成されたことも大きく寄与していただろうことは今後、検証されておくべきだろう。

消防やけど、何で日本漫画とかアニメって「消防火事災害対応仕事」って描写なの?消防士の仕事の大部分って危険物施設の許認可とか事務仕事なのに

消防署の方から来た増田だけど

最近め組の大吾とか消防署舞台漫画を見てるんだけど

見てて一つ疑問に思った


何で漫画アニメでは、「消防仕事火事災害対応」なのかってね


社会人だったら当然知ってるけど、現実消防署仕事の大部分って化学プラントガソリンスタンド、ボイラーとかの危険物施設の設置や配置の許認可や届出等のの審査指導とかがほとんどなんだわ

もちろん火事災害対応もあるけどむっちゃ例外的な滅多にない非定常的な仕事なんだよね

現実消防士の仕事って「ここのタンク。保安距離が短い!」とか「保安監督者の字の色が薄い!」とかそう言った危険物施設とかの管理監督事務仕事がメインなんだよね


日本漫画アニメとかって消防仕事の中で「火事災害対応」とかい例外的仕事ピックアップするんだ?

ドラマとかは火事災害対応のメインに描写したいか消防士じゃなくて、消防団員を主役にしたりしてるよね)

作者に社会経験とかなくて現実消防仕事を知らないから?

2024-01-18

結局震災とき誰がいつ駆けつけるべきなのか

総括が欲しいのワイだけ?

ワイも駆けつけていいならボランティア行きたいんだよ

楽しそうだしさ

けど、現場の状況次第では邪魔になるんでしょ?

じゃあ今回の出来事を総括した上で、次回災害起きたときはどうやって人やモノのコントロールするのか決めておいて欲しいじゃん

例えば、まず人命なのは明らかだから災害から3日までは自衛隊救急消防、何かしらの災害対策組織以外一切のボランティア物資支援をしちゃいけないとかさ

メディア被災地に行って顰蹙買うって昔からあるあるからメディアジャーナリスト被災地入りを事前の許可制にするとか

色々ルール作り出来るはずじゃん

それをそろそろやってくれたらいいのになって思わん?

お前ら頭良いんでしょ?文句ばっかり言ってないで対案出しな?

2024-01-17

ファクトチェック:室﨑先生、ググったら普通に第一人者だった

この増田ざっとググっただけでは第一人者とは認められなかったのはわかったが、それはあなた感想でしょ。

NHK 放送文化賞 受賞者 https://www.nhk.or.jp/museum/bunkasho/s-bunka_y_66-70.html

室﨑 益輝

兵庫県立大学大学院 教授

阪神・淡路大震災以降、20年以上にわたり防災学の専門家としてNHKスペシャルなど特集番組や「クローズアップ現代」等、数々の震災関連番組に出演、取材協力していただきました。また、災害報道番組制作にあたる職員に対し防災・減災に関する講義指導を行うなど、「命と暮らしを守る報道」に対する貢献は大きく、公共放送の意義を高めています

まずNHKが認めている。元増田NHK表彰委員よりも報道における防災について詳しいのかな?

wikipediaの経歴から抜粋

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A4%E5%B4%8E%E7%9B%8A%E8%BC%9D

独立行政法人消防研究所理事長

日本火災学会会長日本災害復興学会会長地区防災計画学会会長消防審議会会長

日本学術会議

https://janet-dr.com/010_about/011_about.html

サイト防災学術連携体の中に日本火災学会日本災害復興学会 があり、この二つの会長 経歴しているんだよ。

これらの学会長を専門でない、って切り捨てるなら 増田自身はどんな研究者 なんだい?

anond:20240115234918

anond:20240115234918

この方を大雑把に「防災研究第一人者」として、しかも御本人は「これから指摘することは、私の責任でもあります。」と述べているにもかかわらず見出しでは「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」とするのは、世論ミスリードしたい気持ちが見え見えで憤りを覚える。

記事を読んだとき石川県防災アドバイザーとしての自分自身反省と読めたのでミスリードしているとは感じなかった。

室崎さん記事に対する一連の批判は、発災直後から報道が、今回の地震津波被害想定外だとする世間の印象を色濃く反映しているように思える。

例えば、asahi記事に対するこんなブコメ

blueboy まったくトンチンカンだな。問題は初動でミスたことじゃない。初動のミスのあとで修正できなかったことだ。大量の一般車両交通渋滞させたのだから車両の選別をして、渋滞を解消するべき。今も。

初動というのは、実のところ、災害時の緊急対応計画にかかれた想定シナリオ以外に動くのは難しい。発災直後の行政の状況というのは情報洪水であり、いちいち判断をしている人的・時間的な余裕はない。だからこそ計画重要なのであり、初動は行政各部署が被害想定を部署別のタスクとして平素からいかに予習しているかにかかっているのだ。

したがって交通渋滞という点での初動のミスは、交通規制計画にかかれていなかったことなのであって、あとで修正できたかどうかはほんとリーダー資質によるという話でしかない。室崎さんの指摘は、現場での判断ミスではなく、計画の欠如という点にフォーカスしているということはまず抑えておきたい。そのうえで室崎さんは前例にないことが起こってしまたことに対する対処提言をいろいろしている、というふうにみるべきじゃないかと思う。

室崎さんの指摘で、情報発信の在り方もそのひとつ

例えば奥能登へは入らないように、としたが、石川県全体に入らないように受け止められたのではなかったかもっと良い周知の仕方はなかったが、など。

増田がいうように、情報発信に問題があったという指摘は重要だ。

石川県能登方面への不要不急の移動は控えてといっているし、個人から支援物資は、受け付けないといっているし、不通や片交だらけの道路で緊急車両邪魔になるとわかって、一般車両の通行禁止が始まった、みたいなニュースもみる。こんな形で「やれないこと」ばかりを伝え、やれることを伝えない報道の仕方も、一般人にはできることはない、というムードを作っていると思う。この点では室崎さんの指摘に同意せざるを得ないと思ってる。

その一方で、増田が以下にいうように

ボランティアによる大渋滞阪神・淡路大震災でも発生したが、それが大きな問題でありコントロール必要があるとされたのは東日本大震災震災以後。被災地に向かう車両許可証を貼っていたのを覚えておられる方もいるだろうと思う。

そのように議論が進んでいる中、室崎先生のこの考えを支持する研究者や行政担当者ほとんどいないと断言できる。

これはその通りだと思う。また、数日前、鍵屋一さんもNHKで、一般の方々、今は待つときです、と強調していた。

しかし、では、肝心のボランティアコントロールって、報道の側面ではどうですか。また行政はそれを明確に示してるだろうか。

どう活動すればいいか、があまり報道されないし、情報提供もされていないのが現状でしょう。

待つことばかりが印象づけられ、実際にいち早く現地入りして活動しているNPOなどもいるのにあまり報道されない。

1日の発生以来、自分がかつて泊まった宿などが心配で、関心を強く持っている一部地域の宿やお店などのSNSをずっとチェックし続けていたのだが、

一週間くらいすると、XXNPO支援を受けて頑張ってます!みたいな投稿がちらほらみられ始めた。

なかには、発災から驚くべき速さで準備を整え、現地入りし、ニーズ調査を開始、物資を届けているNPOもあった。世の中には山岳救助なみの準備が必要とされそうな事態でも迅速に駆けつけるNPOがいると知ったのは個人的には希望だった。実績の多い「震災がつなぐ全国ネットワーク」や「RSY」だ。また被災者SNSで偶然「MAKE HAPPY」という団体を初めて知ったが、世の中、いざ鎌倉みたいに駆け付けられる団体がけっこうあることを心強く思った。

これらの活動たまたま能登半島の特定被災者(以前、北陸旅行宿泊したことのある宿や酒蔵)に関心をよせていたから知りえたのであって、報道だけをみていたらわからないことだった。能登町や穴水町などで数多くのNPO支援団体活躍が聞かれる一方で、奥能登まではまだまだ悪路でごくわずかの団体しかいけていない、という具合に、どのあたりに今現状、支援が進んでいるか、全く進んでいないかぼんやりとしたイメージみえてくる。

苦しんでいる被災者を目の前にして、「道路渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきでした。

という室崎さんの考えは、災害対応コントロールという観点からは暴論にみえるかもしれないが、一理あると個人的には思っている。情緒的な言い方をすれば、公けではない活動による突破ブレイクスルーの側面を信じているし、実際そのインパクト無視できない。

いや、むしろ日本防災理念というのは、法律上も公けというのは、自助、共助を補完するものなので、公助が整うまで待てという理屈は実はいびつだ。

ただ、室崎さんが指摘している処方箋が筋が悪いという指摘も確かだ。例えば

 どんな被災地にも、スタンドプレーのように目立とうとする迷惑ボランティアはいます。そういう人たちに向けて、ブレーキとしてのメッセージ必要なのは分かります

 しかし、今回は「控える」の一色になったことで、被災者にとても厳しい結果を招いたと思います交通渋滞問題ならば、例えば緊急援助の迷惑にならない道をボランティアラインとして示す方法もあったのではないか、と思います

というとき、このボランティアラインというのが、どうにもその場の思いつきっぽく響いてくるのも確かだ。

かりにも室崎さんが防災アドバイザーであったのなら、すでに計画の中において方法論が確立され、いざというとき判断をしなくていいように、ボランティアコントロール行政タスクとして、緊急対応計画タイムスケジュール表に記載すべきだったと思う。それを例示としてしか示せないのは計画性の欠如だと思える。

そもそも阪神の教訓というのは、発災直後の、行政部署別の個々のさまざまなタスクタイムラインがなんらかの被害想定をもとに明確に決まっていなかったから初動が遅れた、という問題意識だったはずだ。目標管理型のタスク管理、これが阪神以来、災害関連死が問題となった中越を経て、東日本熊本へとずっと教訓として積み上げられてきたはず。膨大な情報洪水忙殺される発災後リーダーシップには限界がある。現場判断時間をとられ過ぎてはいけない。だからこそ、刻々と変化する現場ニーズ翻弄される前に、計画において予め想定する事態ニーズ)とタスクと何日後までに達成するという目標を明確にする、というノウハウが蓄積されてきた。例えば避難場所トイレ整備ひとつとっても、発注から目標個数まで細かいスケジュールをあらかじめ想定しているのが防災計画だ。

室崎さんが、インタビュー記事の数日前、自身SNSで以下のような提言をしているのは、まさにそういうところだ。

(2)課題解決必要な専門支援者を率先的に受け入れる

 支援あるいは復興では、「残心補填」で先を見ながら必要資源の事前確保をはかることがかかせません。救命救助のニーズが一段落した段階で、大量の消防隊が1週間後の今になって投入されているが、後手に回っている典型例です。今、何をしなければならないのか、3日後に何をしなければならないのかを考えて、必要人材資源を早めに送り込まなければなりません。孤立を解消する活動震災関連死を防ぐ対応瓦礫撤去整理の活動被害事態を明らかにする活動住宅再建に向けた判定と相談業務などが急がれます

 この段階で、「一般」の定義上から目線でされているのが気になるのですが、「緊急部隊邪魔になるので、一般支援者やボランティアお断り」というメッセージが、声高に叫ばれています。その結果として、劣悪な避難所の支援や隅々まで物資を届ける活動が疎かになり、再建や復興相談に乗ることも疎かになっています。ようやく、昨日から自衛隊食事提供が始まりましたが、避難所のケア被災者相談自衛隊消防隊にしていただけるのならいいのですが、・・。

 保健衛生、瓦礫撤去物資配送被災相談などの対応をはかるには、経験技能を持った専門的ボランティア積極的かつ戦略的に受け入れる必要があります。いまこそ緊急援助隊のみ優先の発想を切り替える必要があります

この点では、初動の遅れ、というのは計画必要タスクを想定不足だった、ということだ。緊急対応計画の不備という問題に跳ね返ってくる。

室崎さんが阪神の教訓がゼロになった、と自省するとき、それは室崎さんが指摘する初動における情報収集体制のみならず、ボランティア活動コントロールについて計画面での想定の甘さも検証される必要があるのだろうと思う。しかしながら、指摘されていることは至極真っ当なことだし、経験に裏打ちされたことばかりだ。

しかし、問題は室崎さんの自省として書かれたからどうだとか、室崎さんが第一人者かそうでないか、なんてことではない。

死ぬほどどうでもいいことだ、と思っている。ああこれはないな、とおもうところはあっても室崎さんの言葉から光るエッセンスをくみ取れば十分なんだよ。

2024-01-16

AEDを使うにはふさわしさが必要

消防警察医師看護士救急救命士トラックドライバーなどは文句なしで使ってよく

私人AEDユーチューバーなどがいれば変な目で見られるだろう

2024-01-15

日記

だいぶ前だけど家で彼氏といるときに揚げ物作ったら火事なっちゃって

消防呼んで待ってる間になんとか火は消えたんだけど足が火傷だらけになっちゃって

救急車で運ばれてさ

大事になってしまって彼氏には本当に申し訳なかったんだけど

火が燃えて私がヤバいヤバい!って慌ててる間、彼氏は家から出て行ってた

大丈夫?ってLINEは来てた、次の日まで返事できなかったけど

で、足ちょっと火傷したか病院来てるよ!ってLINE送ったら、ちいかわがびっくりしてるスタンプだけ返ってきた

その1週間ぐらい後に会った時、足ケガしてるけどどうしたの?って聞かれて

こないだの火傷だよーって言ったら「あ、そう」みたいな

とやかく言わないおおらかなところが好きで付き合ってるけど、流石にもうちょっと心配してくれてもいいんじゃない?という気になる

まあ鈍くさい私が悪いんですけどね

日本安全保障上の理由災害対策能力を失った

丁度いいので室崎先生解説日本軍事面から補足します。

結論から言うと、日本兵器調達政策の失敗により防災能力が半減しました。

「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」 能登入りした防災学者告白

https://www.asahi.com/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html



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RF-4Eという偵察機の退役

かつて日本にはRF-4Eという偵察機存在していました(2020年全廃)

兵器の代わりに撮影装置(偵察ポッド)を搭載し、マッハ2で飛行しながら地上を網羅するように撮影します。

その膨大な観測データ501戦術偵察飛行隊に持ち帰り、専門教育を受けた士官情報分析します。

過去震災でもこの両輪は大いに機能し、地上の自衛隊警察消防そして政府の舵取りに寄与しました。

しかしこのRF-4E、素体導入から40年、設計で言えば60年のお年寄りなので引退することに。

グローバルホーク無人偵察機)とF-35に後を託し2020年に退役します(F-15ではないことに注目)

501SQも同時に解散しました(重要

後任たち、その1(無人偵察機

後任のグローバルホーク(以下RQ-4B)が到着し、新たな偵察航空隊2022年組織されます

空白の期間はどうされてたんですか?

RQ-4Bは速度がマッハ0.5以下とRF-4Eに比べて遅く、写真撮影システム簡素です。

アメリカ軍では既に時代遅れの扱いで2022年に半数以上が退役、2027年までに全廃を予定しています

後任たち、その2(F-35

日本F-35戦闘機33機ほど保有しています

世界最初F-35を墜落させたのは日本2018年)なので、ニュース存在を知った人もいるでしょう。

さてこのF-35、偵察ポッドが積めません(2024年1月現在

2027年更新完了予定のブロック4※導入まで載せられないのです。

現在航空機は飛ばすだけでもコンピュータ制御必要で、リアルタイムで動かすためのコード更新し続けています

(余談ですが墜落の多かった737MAXは制御状態でないと飛行できず、異常時に定位置に戻したらそのまま墜落しました。2機:対策済み)

日本安全保障戦略2023年12月閣議決定)でも偵察の部分は空白です。

(正確には昔はこんな装備があって、こんな部隊が居ましたって報告だけ載ってる。さみしいね

偵察ポッドの今

ところでRF-4Eに積んでいた偵察ポッド、実は今でも使われています

戦闘機に積むにはシビアなのですが、ヘリコプターにぶら下げればギリギリ使えると判明し、今回も飛行しています

しかしRF-4Eに比べて速度は1/8以下です。機能的な代替には至っていません。

そして採取したデータ分析していた501飛行隊ももうありません。

データを集める速度も、それを分析する能力も著しく低下しました。

日本安全保障は失敗した

アメリカで退役の進みつつあるグローバルホーク、そして作戦能力が十分にあるとは言えない現行F-35

その他様々な兵器日本アメリカから購入しました。そしてその結果、日本作戦能力は大きく損じています

能登半島での対応の遅れはただただ情報収集能力の低下により発生したと言っても過言ではないでしょう。

全域の情報を速やかに収集し、必要なところに必要リソースを送り込む。そうしたストラテジックな采配はしばらく行えそうにありません。

そして純軍事的に見ても離島防衛など十分に行えない状況です。

刻一刻と変化する状況を観測すための目が無いのですからいくら護衛艦オスプレイがあろうが戦場の霧に無策で突っ込むことになります

最低でも2027年までは日本はいかなる有事にも対応が困難と言えます

もはや台湾有事などお手上げ侍なので、しばらく大人しくしていることをお勧めします。

2024-01-12

トップが現地を視察しなくて良いってのは日本防災・減災対策の成果なの

今回の能登半島地震対応について、海外ではトップはすぐにでも視察に入る(のに石川県知事/岸田首相は〜)という批判が多くある。

 「見合わせ、を現地の方々に伝えた時には 心底残念な思いを語った人が殆どだった。大災害でその国のトップ被災地を訪れない、見合わせるなど世界を見ても珍しい」とし、「1週間以内が基本、遅くても10日以内だ」とデータを示した。

 また「発災からここまで視察にも行かず、その理由を地上の混乱、と言い訳し、与野党揃って『見合わせる』申し合わせとは、この国の政治の酷さの現れとも言える」と批判も。

山本太郎議員の例)

でも、災害が起こったらほぼ全自動でいろんな組織有機的に動くように計画されてんの。

少なくとも発災直後にトップ現場を見て判断する余地なんて広報以外にほとんど無くて(※)、現場負担が増えるだけなの。

これは幾度の災害で失った命と財産によってはできた日本の成果なの。阪神・淡路大震災のころならトップの視察にも意味があったかもしれないけどね。

もちろん落ち着いたらどんどん視察すればいいと思うよ、まさに広報的な観点から

(※)あるとしたら自衛隊の投入規模くらいだけどそれも都道府県庁自衛隊員が詰めて、都道府県庁市役所警察消防他と情報交換しながら被害の規模や状況を仕入れ自衛隊内で派遣可能な規模や態様を上申するの。東日本大震災では政治上の都合で、10万人って派遣規模ありきでやっちゃったから各所で遊兵が発生しちゃったけどね。

2024-01-10

anond:20240109212009

要救助者は増えただろうね。

生き埋めになった人の救出は、一般人では役に立てないか消防警察の救助隊員の負担は重くなっただろうなあ。

帰省してた若者ちょっとしたお手伝いぐらいなら役立つけど、救助や看護役所情報整理みたいな仕事は任せられないから。

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