「暗黙知」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 暗黙知とは

2017-09-20

信頼と仕事量、単価の引き上げ

仕事をして信頼をつむ。

経験効果生産性が上がる。

仕事が増える。

ここで経験効果生産性が上がった分をマージンとしてとらずに見積もりを申告した時、辛くなる。

仕事が増えてきた段階で、その組織からは抜けられては困るポジションにいると思う。(コミュニケーションライン確立 × 暗黙知理解 × 生産性の信頼 などなどをかけ合わせると同じ人を見つけるのは先ずだるい。その人が開拓した仕事領域もあるだろうから、そこをインハウスでやろうとすると発注側がキャッチアップしないといけなくなるし。)

外注立場が少し上がる。

このタイミング、もしくは少し前ぐらいで単価の引き上げ交渉をしておくのがいいのではないかと思う。

早い段階から言うと軽視され、断られるかもしれない。

しかしズッポリはハマった段階で、抜けるとかいう話をすると「あ、、以前の単価交渉が気に入らなかったのか・・・」という話になると思う。

表向きは全力でそういう空気は出さないが。

そういうずる賢いことはできないんすけどねー。

ただ、結構単価って決まるとき雰囲気で決まるし、上げやすときに上げておいたほうがいいと思う。

予算が決まれば相当のことがないとうるさく言ってくることはないだろうし。

いってくる会社は賢いだろうね。


何がいいたいかって?働くのだるい

2017-07-23

TVオーディオの性能差は意味があるのかという話

私事だが、最近TVを買い替えた。

TVカタログとか見ると、「○○な黒」とか「HDR」とか「倍速液晶」とか何か色々書いてあるわけだが、

7,8年前のシャープ液晶TVから画面サイズがほぼ同じの4Kレグザに買い替えたのに、違いを全然感じない。

もちろん、2つ並べて見比べれば違いは分かるんだろうけど、それって見比べなければ違いは「全く」ないんじゃないかと思ったんで、ちょっと書く。

人間の目が(というか脳が)、見たものをそのまま認識するわけではないのは、よく知られた話だ。

近年だと「The Dress」という、見た人によって色が違って認識される画像話題になったが、

脳は目から入った電磁波錐体細胞と桿体細胞で感知した後、特徴毎に分解・フィルタリングして、周囲との情報比較照合して「こうである」という認識を構築しているらしい。

The Dressで言えば、

・元の色彩→[フィルタリングA]→青と黒の認識

・元の色彩→[フィルタリングB]→白と金認識

となるわけで、必ず脳によるフィルタリングを通して物を認識している事になる。

このフィルタリング機能は非常に強力で、例えば「視界が逆さまに見えるメガネ」をかけて生活した所、最初は当然逆さまに見えていたが、そのうち上下正しく見えるようになったという実験もある。


で、このフィルタリングがどういう特徴を持っているかというと、カクテルパーティ効果に見られるように、「余計な情報を捨てて、その先にあるフォーカスしている情報抽出する」という特徴を持っているようなのだ

暗黙知で言うところの「内面化」というやつだ。

例えば自転車での走行時に路面のコンディション・ザラザラ感や凹凸を全身で感じるが、これは実際に感じているのは自転車ハンドルサドルペダル振動であり、地面そのもの感触ではない。

乗っている自転車を変えれば、当然その自転車の特徴によって地面から伝わる振動の状況は変わるが、それでも我々は地面の状態が変わったとは感じない。

自転車という媒介物を内面化して認識対象から外し、その先にある地面の情報抽出して認識するからだ。


TVの話に戻すと、2台のTVを並べて比較すれば、確かに違いは分かるだろう。

片や荒く色彩も不鮮明で、片や詳細で色鮮やかなのだろう。

だが、それは「2つの画像の違い」にフォーカスするから抽出できることなのではないのか。

1台だけのTVを目の前に置き、そこに映る映像に注目すれば、脳のフィルタリング機能TVの特徴を内面化して認識外に置き、映っている映像から抽出した特徴から認識を構築するだろう。

・旧TV映像→[脳によるフィルタリング]→認識A

・新TV映像→[脳によるフィルタリング]→認識B

となった時に、脳によるフィルタリング機能が高性能なのか低性能なのか、とにかく「目が肥え」てしまっていれば、「認識A」と「認識B」は別物となり、「やっぱ新TVは良いな」という感想になるだろう。

しかフィルタリング機能が低性能なのか高性能なのか、とにかく2つの映像の違いを吸収するほど強力だった場合、「本当の黒」だろうが「実は灰色」だろうが余計な情報として捨て去り、その先にある「黒」を認識するだろう。

その場合、「認識A」と「認識B」は同一となり、そこに体験の違いは生じない。

「この黒はできそこないだ見れないよ。明日本当の黒を見せてあげますよ」と言われても、それ単にアンタの目が肥えてしまって、余計な情報をいっぱい認識するようになってしまったというだけではないかという話で、

「違いがわからないなら違いはない」のが脳というものなのだ


倍速液晶とか要らなかったかもなあ・・・

2017-06-30

https://anond.hatelabo.jp/20170630113001

先輩の思ったタイミング

先輩の思った項目を

先輩の思った手順で実行し

先輩の思った結果を残す

何も教えてもらわなくてもこれができないと叱責される

そういう職場あるよね

自分10年かけて獲得した暗黙知

後輩には教えない

形式知を広げようとは思わないみたいだね

それってポジショントーク

2017-06-20

モブプログラミングメリットって何?

品質生産性がよくなるわけではなさそう。

暗黙知の共有は謳ってるが、人の入れ換えが考慮されていないので中長期的な効果は無さそう。

単にプログラマ雇用確保以外のメリット無くね?みずほ銀とかの超大型案件が先が見えてきて、プログラマは人があぶれる見込みだし、実際あぶれ出してるし。

2017-05-16

女は自分と会話する生き物だと思った

私は男だけど姉が二人いたか少女漫画を読むの普通だったんですよ

少女マンガ読んでて違和感みたいなのはずっとあって

とにかく作家の主張したいことや物語の流れのようなものが独特で、主人公意識のようなものが外に向かってないんだよね

ライバル校に勝つ!世界を救う!みたいな外への何かとの接触というものが少ない

フォーマット上そのようなものをやっているものはいくつかあったけど、結局どこか自意識内面描写に重点が置くものが多い

増田とか見てても、これ女が書いてるなってわかるようなのは、どこか自分と会話してるんだよね


ちなみに自我の向きの話、アメリカ人男性が一番外に向かってるよね

んで俺ら日本人の男、そんで日本人女の順

サンプル数が雑だけどこんなかんじ、俺の交友関係が狭いからこのくらいしかわからんけど

アメリカ人の外への意識を飛ばす感じ面白いなって思う

人物としても、創作される作品にしてもそんなかんじする

  • 追記

結構ブクマされてたので追記すると、まぁ偏ったサンプルではあるよね

アメリカ人女性が何を見てるのか、なにを描いているのかわからないので何ともいえない

アメリカンコミックスとか女の人が書いてたりするの?おれはよくわからないけど


それはそうとブクマセカイ系の話でいうと庵野秀明をはじめとしてあの世代は少女漫画の影響受けてるよね

近年の萌えアニメとかなんてモロに少女漫画のそれだし

たとえば、かわいい女がさえない主人公に無条件で好きになる系ってこれ少女漫画パターンなんだよね。

性別逆にしたらもろ少女漫画でありがちでしょ、自分に自信がもてない主人公女の子クラスの人気者に気に入られるっていう超受け身な漫画

美少女ころがり無条件すきすき設定は高橋留美子あたりがうる星やつらでやったんだと思うけど、作家女性なのは納得だよね、少女漫画でありがちだから

キャラクターの造形(でかい目)とか、でかいマークとか、近年の萌え界隈というかいけてないオタクが消費する漫画

そして内向的主人公の流れは確実に元ネタ少女漫画にあったと思うよ


そもそもなんだけど、なぜ日本人アメリカ人に比べてイノベーションが起こせないのか

なんてことを考えてた時にこのことを思いついたんだよ

頭の良さとイノベーション関係あるんだろうかってね

アメリカ人より勉強ができるアジアイノベーション問題ってあるわけで

これは女性社会進出にも言えるんじゃないか

女は学校の成績で男と変わらないどころかむしろ良いなんてデータもあるけど

そんで社会進出ができないのは女が差別されてるからだって話になるんだけど

でも俺はこのさっきから言ってる自分との会話にあるんじゃないかってことにつながるのよ

イノベーションだけじゃなくて、ハンバーガーチェーン一つとってみても世界進出が半端なくない?アメリカ企業って

外の世界との対話感すごいよね

あの感じがアメリカの強さだと思うんだよ

日本企業って言ったらなんか、最近海外進出ニュース常套句でよく聞くのは「人口減少時代の生き残りのために世界進出が加速」ってやつね

もうね、仕方がなくやりますシンジゲンドウにいわれてエヴァに乗りますみたいなしょうもない感じ

アメリカ人口減少もしてないのにねw、「乗る乗る!おれが乗りまーす」って感じしない?


ビジネスとかイノベーションって外の問題との対話にあるからさ、頭の中で完結してもしょうがないじゃない?

外へのアプローチこそビジネスってことで考えると、アメリカ人男性ビジネス力とか納得するのよ

アメリカ人って勉強はできないけど外へのアプローチ対話アピールで秀でてるじゃない?

外への意識の無さ、内輪に入り込みやすいのは

日本人女性日本人男性アメリカ人男性

って感じじゃない?

BLとか宝塚とかジャニーズとかすごい暗黙知ローカルルールすごいよね

そんなことを考えて、そういえば少女漫画って内輪世界の構築だよなって、自分と会話してるなって思いが浮かんだんだよ


コミュニティの構築やルールの明確な定義とかコミュニケーションとか

オープンソースまわりみてても外と対話しようとしてるんだよね

アメリカITの中心になったのはわかる気がする

ITって実は商品プログラマー自身な部分あると思うから

やれ技術力とかいいながら内にこもりがちじゃない?日本企業って

外との対話ができないからさ、日本企業がモノにこだわるのも、技術者が内にこもってモノにその代弁をさせようとしてるんじゃないか

サービスというかITなんてプログラマーが外にたいして語らないといけないからね


関係ない話になったw

まぁとにかくイノベーションのこと考えてたら、日本人とか日本人女性のことになって

少女漫画が思い浮かんだのよ

それだけ

2017-02-26

自動化って

暗黙知をなくす作業でもあるなぁと思った。

Ansibleとかはサーバー構築手順書をなくすことができるし、mavengemなどのパッケージ管理ツールセットアップ手順の暗黙知をなくすことができる(なんのライブラリ入れるーとか)

人にあれこれ聞くより、コード見て大体わかるような感じになっているとすごく助かるんだよなぁ。

もしかしてそういう感じで仕事を続けていけば、英語圏とかでも仕事できるようになるのかなぁ。

vagrant up ← コレだけで開発環境揃う環境、素敵に開発に入りやす

わしが1年1人でやっているやつ、ミドルウェア系には秘伝ミソが少し出来ているから、dockerで全部揃うようにしてみるかなぁ。Solr使っている部分とかしょうがないような気もしつつ、ローカルにあったほうが良いんだろうなぁ。あんま頻繁に開発しないし、そこは自分でやればいいか・・・。まあ多分solrコンテナを立てれば良いんだろう。

2017-01-10

君の名を理解するには暗黙知必要

70代の母が見に行きたいというので連れていったところ、曰く「絵はきれいだが、話がわからん」とのこと。

あの映画って、アニメストーリー構成典型パターンみたいなのを知らないと理解できないのではないかしら?

2016-10-13

男女のすれ違いと、人間としての深め合い

http://anond.hatelabo.jp/20161013001640

恐らく、セックスうんぬんより、

もっと相手会いたかったんじゃ無いかなあ。

構って欲しかった?話し合いたかった?愛情を試したかった??

どうだい?

とにかくコミュニケーションに飢えていたんだろうね。

コミュニケーションって、突き進めると、

一番肉体の深いところに迫る手段が「セックス」だから

増田はそこまで進みたくて、だがプロセス飛ばして過ちを犯したのだろう。

寂しくて寂しくて寂しくて、

直接そういえないやせ我慢みたいなのが蓄積して、

酔った勢いで爆発してしまったというか。

自分経験から推測すると、そんな感じなんじゃないか

男と女関係のゴールはセックスだったり結婚だったりするけれど、

人間人間のゴールは、友情というのか信頼というのか仲間というのかなんというか、

かなりあやふやものなので、

正直どこを目指したらいいかからない。

それに対し、男と女のゴールは暗黙知了解が割と明確だ。

だが、この場合まずは「対人間」としての進展を進めた方がいいんじゃ無いかな。

男とか女とかの前に。

2016-09-06

妻と会話してイライラする理由が分かった

自分のケースだけど、妻と会話して非常にイライラしていた。

妻「今日雨降った?」 俺「…(そんなの自分でも知ってるだろ)」

妻「今、何時?」 俺「…(時計見れば0.1秒でわかるだろ…)」

妻「TVリモコンは?」 俺「…(探せや)」

妻「今日どうする?」 俺「…(休みの日に毎回聞くなよ…)」

なぜなのか、自分性格問題でもあるんじゃないかと思って真剣に調べたら、おそらくこれだ。


http://embryo.blog.shinobi.jp/awareness/238

↑の◆暗黙知言語化する労力・ストレスってのがまさにピッタリ。

別に亭主関白でもないのに、いちいち当たり前のことでも聞いてくるから

しまいには返事が面倒になってくる。理由がわかってちょっとスッキリした。

2015-09-25

http://tm2501.hatenablog.com/entry/2015/09/25/172953

読んだ。

元増田無断転載については運営にでも文句言えばいいと思うよ。

でもさ、「アンチってバカアホマヌケって言ってるだけじゃないんだよ。下手な信者よりはずっと検証して、設定理解してる」っていうなら、ちゃんと

増田意見読んで理解しようぜ。

みんながドナーカード名前書き込むのはファンから見れば、泣き所かもしれませんが、8000万人の運転免許持っててドナーカードについての一通りの説明を受けてる人間から見たら再利用不能な死骸か、運転免許ひとつ持ってないガキか、DQNですよ。くどいようだけど、「天使呼ばれてた敵役っぽい位置づけで出てきた女の子心臓が、主人公生前ドナーカード名前を記入してたか移植され、天使ちゃんが生きながらえることができた」というのが感動のシーンだよ!

ドナーカード名前を書くシーンが「あれは実際には成立しえないシーンです」だと思ってみたら「(おそらく餓死・衰弱死するであろう)こいつらの臓器なんか移植されたら迷惑だろうな〜」としか思えないわけだよ!それで、ドナーカード臓器移植の知識(いや、知識ですらない想像すべき暗黙知)についてはあれだけ引っ張ったシーンでありながら、都合よく目を瞑れと?

一番わかりやすく、それでいて致命的なシーンで破綻してるんですよ!だから、僕はAngel Beats!批判の時は「ドナーカード」の話に絞ってるわけ。

って書いてるけど、

ちゃんと

http://anond.hatelabo.jp/20150925002601

読んだ? そして理解できてる? 

にわかオタク呼ばわりされたってことしか理解できて無くない?具体的な批判ちゃんと読んだ?



口は悪いからあんまりきじゃないが、この増田

ドナーカードのシーン、破綻してるように見えてるかもしれないが、そこは破綻してるわけではないよ

ってことを説明してるってのは把握出来てる?できてないよね。

その話無視して

「いいや、あそこは破綻してるんだ!絶対破綻してるんだ!」って自分の主張ゴリ押しは通らんと思うけどどうよ?

それとも口の悪い増田が言ってることを理解できなかったん?



もっかいちゃんと元増田文章読んだほうがいいよ。で、もう一回同じことが言えるかどうか考えてみたら?

その上で、破綻してるって言うなら止めはしないけど、自分意見変えるのが怖いから読まないふりってのは余計恥ずかしいと思うぜ。

自分のAngelBeats!アンチ批判はちゃんと読んでほしいのに、他人自分に対するアンチ批判無視ってんだったらそれはダメだと思うんだけど恥ずかしくないの?

2015-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20150522182015

から、人の幸せを喜べる人間は、いることはいるけど少ないんだって

幸せと言っても嫉妬されないケースというのは、

皆の暗黙知として

きつい現実を抱えていると知られている人が、

「私幸せ」という場合に限る。

もしくは、美味しいもの食べた、とかささやか幸せだったり、

死ぬほど羨ましくないやつ。こうした幸せは心をほっこりさせるのは確か。

安部さんが「僕は幸せすぎて最高!」とか、

AkBメンバーが「私は今、幸せ絶頂」とか言ったら炎上するでしょ?

2015-05-05

脳科学的に出産育児の「幸福感」を可視化数値化できないか、の禁断研究

★先日はてブで「子供産むかどうか、わからない」なネタホッテントリに入ってた。

 これって、「女性子供生みたくなるのが本能の筈だ!!」という「産経脳」な人々が、

 現代女性への「啓蒙」に「失敗してる」構図だよね。

 産めよ増やせよ派って、「精神論」以外の、有効洗脳テクニックを、何一つ持ち合わせていない。

★だから、「産めよ増やせよ」な産経学派は、皆で私財を投入して、

 「出産育児に無関心な現代女性を、『出産育児脳』にマインドリセットするのに、一番コストパフォーマンスが優れた手法は何か?」

 を研究するラボラトリー設立すべき。

 こういうのは税金では設立できない(フェミニストの猛反発を買う)

田母神とか、アパホテルの元谷とかが、「私財」で「(仮称現代女性出産理研究所」を設立する分には、フェミニストも止められない。

 その研究所が、「現代女性を、出産育児デフォと思うよう脳に、マインドリセット」するための「科学アプローチ」を研究する。

★今の「産めよ増やせよ勢力」は、「育児はツライもの」と信じきってる女性相手に、やたら精神論だけを振りかざすから、完全に逆効果

 「女性手帳」なんかを真正から主張すれば、不評を買ってしまい、益々少子化する。

 そうじゃなく、「女性が自ら進んでマインドリセットする」ような仕掛けを、産めよ増やせよ学派は工夫すべき

 「妊娠中の女性は、幸福ホルモンの増大が認められ、無子女性より1.7倍幸福感がある」とか

 「授乳中の女性は、幸福感を示す脳内血流の増加が確認される」みたいな「数値的・科学エビデンス」の提示必要

★裏返して言えば、フェミニズム勢力からすれば、「産めよ増やせよ産経勢力」が、「洗脳手段精神論だけ」という現状は、全然「恐れるに足らない」ですよ。

 当事者女性の反感を買うだけだから

 「産めよ増やせよ勢力」が、「精神論一本槍を放棄」して、「出産脳科学的なメリット」など「科学的な理論武装」を始めたら、

 フェミニズム勢力にとっては本当の危機になる

★多分、出産育児経験した女性の9割が、「産んでよかった」と言ってる、ということは、

 脳神経的には「出産育児がもたらす脳心理学的なメリット」が、存在してる筈。

 だが、そのメリットが「可視化」「言語化」されていない。

 この「暗黙知」的な育児幸せ感を、言語化できれば、少子化ストップする

 今までの少子化対策で、こういう脳心理学アプローチが、何故されてなかったのか?

2015-03-08

エンジニア職場なのに

暗黙知が多すぎるんだよ。

いちいち教えるのが面倒なら手順書つくっとけよ。

こっちが手順書作ってると、そんなのはいいからさっさと進捗あげろといわれる。

それも正論とは思うけど、そんなんだから人が育たないだの、

人員の入れ替えがあると一気に生産性下がるだのいってるんでしょ。

というか、口頭で手順教えるって、北斗神拳か!

そんなことやってるから、火が噴いて他のチームから人が増員されても

教える時間が取れないんだよ。

あらかじめ手順書作ってあれば、手順書の場所教えるだけなのに。

2014-06-24

模倣できないハンデ

見よう見まねが全く出来ない人間にとって、この世は非常に生きにくい。

と、のっけから主語が大きい増田だが、自分観測範囲でこのハンデを抱えていて幸せという人には会ったことがないので仕方ない。

見よう見まねが出来ない人間は、あらゆる物事の習得に、普通の人の数倍時間がかかるので、大抵習得出来ないまま終わる。

というのも、人間の諸活動言語化できる範囲などたかが知れていて、大抵の物事はいちいち言語化されたノウハウハウツーなど使わずに会得するものからだ。

そして、そういう「非言語アプローチ」の核になる知的要素が、見よう見まねと。

最近暗黙知形式知にすることの必要性喧伝されているが、早晩限界に突き当たると自分が考えている理由でもある。


これだけだと何がどうハンデなのかピンと来ない人がいると思うのでもう少し説明すると、見よう見まねで覚える最たる物がスポーツコミュニケーションだったりする。

こう書くと、見よう見まねが出来ないで大人になることのヤバさが多少は理解できるだろうか。


例えば球技場合キャッチボールから始まってバレーサーブテニスラケットスイングまで、最低でも肩・肘・腰・脚の連動が必須で、これらがきちんと噛み合わない限り、絶対に上手くいかない。

しか普通の人は、自分から言わせればそういう恐ろしく難しい動作を、ほぼ見よう見まねだけで習得してしまうのだから信じられない。

もしこれを自分習得しようと思ったら指導者がいるのは前提で、更に「今手本を見せるからな、肘見てろよ、絶対だぞ!」とか細かく注意喚起してもらいながらやれば、そのうち出来るようになるかも?という体たらくだ。

このレベル指導をただでやってもらうのは無理だろう。

というわけで、絶対こんなのより微積の問題とかのほうがまだ簡単じゃんと思ったり。


それでもスポーツは、コミュニケーションに比べれば、コーチングとかが確立している分、まだマシかも知れない。

しろ、今のところコミュ力アップの方法は、心の広いリア充に色々連れ出してもらったり、或いはヤリチンヤリマンおこぼれにあずかるのが最も効率良いというか、それくらいしか方法がない。

そうやって洗練された(?)コミュニケーションの渦中に放り込まれて、見よう見まねで悪戦苦闘しかないということだが、自分が最も苦手な方法が最も効率良いとか、全く最悪の状況だ。

やる前から壮絶にコストがかかると容易に予想できるものを、進んでやりたくなるわけがない。


とにかく、そんなわけで人間が生きる上で最も必要知的能力が欠落したまま育つ結果、出来ることしかやらなかったり、努力というものに強いアレルギーを抱いた挙げ句、色々足りていない大人になると。

かくいう自分勉強だけは出来たが、それも高校まりで、気がつけば「十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの変人」という流れだった。

かといって、当時もっと勉強を頑張って、後年「俺が高学歴なのは努力の結果だ、今まで遊んできた奴には(ry」などと言い放つの幸せ人生だったかも大いに疑問。

ま、いずれにせよ自分にとって今までもこれからも、この世は生きにくいのが普通なのだろう。

気がついたら「人生なるようにしかならない」が座右の銘になってしまった。

2013-11-09

でっかい企業と、ちっこい企業

両方経験できたので書く。

1. でっかい企業

  いいところ:

   (1)仕事スケールかい

   (2)基本頭の良い人、仕事出来る人だらけ。

   (3)金で解決できることは、無駄でも何でも、即、金で解決。担当が簡単に使える金は2~3桁違う。

   (4)イメージが良い

   (5)外国人もたくさんいる、海外企業とのやりとりもじゃんじゃん。

   (6)意外と給料高い

   (7)イメージに引かれて寄ってくる人が多いので、採用もそんなに苦労せず贅沢な事が可能。

   (8)女の人美人、男の人イケメン揃い。(たまに、顔とスタイルで選んでんじゃないのか?と思うこととても多い)

   (9)食堂がかっこいい。

   (10) 残業量を除き、基本的に法令遵守にこだわる。

   (11) 世間様が思う「ちゃんと仕事が出来てますね」というレベルを維持するのに、どんだけたくさんの人的リソースと、お金いるかがよく分かる。

   (12) 仕事担当が極めてはっきりしている。

  わるいところ:

   (1) みんな頭良すぎる/能力高すぎるので、大変窮屈。ちょっとの手抜き、失敗も大変しにくい。

   (2) お金と人ありすぎるためか、政治競争がすごい。権力争いも組織単位で行われるのでケンカレベルが違う。

   (3) 新しい事が大変しにくい。仕事の流れにちょっとでも異変を起こそうとすると、まわりに与える影響があまりにでかすぎるので批判殺到で即つぶれる

   (4) 基本的に競争激しすぎて出世絶望的。

   (5) 下請けシバキが凄すぎ。たまに下請けきっと死んじゃうんじゃないか?とか思う。(でも代わりの下請けも日夜補充されるぐらいいっぱいいる)

   (6) やることでかい組織効率仕事の流れが良すぎるので、基本仕事量多すぎ。担当者がつぶれない限り、めちゃくちゃな残業量になり、それが何年もずっと続く。

   (7) 普通には調達が大変難しい規模の金額のやりとりの仕事が多いので、会社で得た経験会社放り出された後に役立つか?

     といわれると、クソの役にもまったく立たないと思われ。

   (8) スキル大変身につけても、同じかそれ以上の人もいっぱいいるので、霞んでしまう。

(9) 中途の人は配属部門で必要スキル/知識/暗黙知がないと、漏れなくいじめられ続ける。そのいじめも、学校で起きるいじめのような陰湿っぷりになる。

(10) 新卒が育つかは運に左右されすぎ。まあ、一人で生きていけるような育ち方ができるかは相当に運がないと正直絶望的と思った方がいい。

   (11) 人で本気で困ることがないので、採用の合否の理由がめちゃくちゃ。どうみてもスキル能力あるという人ですら、人当たりにちょっとだけ癖が

      あるだけで、それが理由で問答無用で落とされる。合格するのは、スキル能力が高い「のに」、当たり障りのなさそうな人ばかり。

   (12) 仕事担当範囲がはっきりしすぎていて、ちょっとでも枠越える動きが出来ない。

   (13) 経営層との距離が遠すぎ。話が出来るレベルになるまで、時間かかりすぎ。

2. ちっこい~300人規模の企業

  いいところ:

   (1) 面倒見が良い人が多い。

   (2) 人が育つ。(育ちがよく育つかはまったくわからんが、一人で社会に放り出されても、たくましくやっていけるでしょうね)

   (3) じつは仕事に波ができるので、死ぬほど忙しい時と、暇な時がちゃんと来る。

   (4) まわりに与える影響が少ないので、新しい事は大変しやすい。

   (5) 出世は楽勝。ちょっと頭よいか、よいところがあればすぐにリーダシップとれる。

   (6) 人一人、何役でもこなし、出きることは何でもやるし、やれる。

   (7) 自分でも頑張れば出せるような金額のお金仕事するので、いろいろ節約の知恵がつく。

   (8) 経営層とすぐに話ができる。

   (9) 人の流れが激しいので、いじめが発生しにくい。

  わるいところ:

   (1) 基本的にお金がないので、とにかくアウトプットも含めて安い仕事が多い

   (2) 人材がくせありすぎ。バカが多い。意識低い人が多いので、人の能力で大変苦労する。

   (3) 給料が安い。

   (4) お金の力を知らない人多すぎ。

   (5) 仕事アウトプットが非効率お金人材がないから、効率的仕事パイプラインを用意出来ないため、途中工程の人はすぐ暇になったりする。

   (6) 世間様のいうちゃんとした仕事は、金と人的リソース用意出来ないので、無理。でも、60点とるぐらいのレベル仕事なら可能。

   (7) 人雇うのが大変しんどい。良い人採用なんて絶望的。

   (8) 会社存続にかかわる危機感だけは高いくせに、金/コネがなさすぎて具体的に何も出来ない。

   (9) 法令尊守は適当

   (10) お金の流れる仕組みを作るために必要お金が揃えられないので、なにも出来なくて悶々とする事が多い。基本ニッチ分野しか狙えない。

   (11) 下請けシバキはめちゃくちゃぬるい。シバクと付き合ってもらえないので。

まあ、人と状況と職種によりけりだとは思いますが、チラシの裏なので、書きました。

2012-06-01

クレーマーリピーターなんていらない。

http://ulog.cc/a/medtoolz/17764

全面的に賛成。

クレーマーと付き合わざるを得ない部署で働いていると日々痛感する。

クレーマーを「お客様神様扱い」するメリット < クレーマーに耐えうる人材を育てるコスト

になってしまったんだと。

罵倒されることに慣れられる人なんてそうそう居ない。

そもそもこのような罵倒に耐えてまで続ける仕事なのか?と自問された挙句はいさよなら~と

次に進める人から抜けていき、現場は常にアマチュアばかり。

アマチュアばかりの部署なのでミス頻発 → 結果、関連部署もまた尻拭いに追われて疲弊。

・尻拭いに追われるばかりで教育が追いつかない → こうなりゃ人海戦術とばかりに増員するも、人事にかけるコストが莫大になり過ぎて経営圧迫

コスト削減にも限界があり、人件費にもメスが入った! → ベテラン涙目転職を考え始める。 

暗黙知へったくれもなく常にベテラン不在 → くみし易しと見たクレーマーからカモにされ、ますます利益体質に (←今ココ)


そんな負のスパイラルまっただ中に居る身としては、誠意なんて何の役にも立たない。

むしろ、こんなに苦しいのに「お客様神様」扱いできない私って人として未熟なの???

かいらぬ悩みを抱えて精神衛生上もよろしくない。

かといって、アメリカみたいに飛行機の離陸時間に搭乗ゲートにやってきて

「私はどうすればいいのよ!?」と逆上する乗客相手に「知るもんか!!!」とどなり返す社会もあんまり素敵じゃない。

感情のままに振る舞う社会の弊害、生き辛さを知り尽くした人からメッセージでもあるんだと思った。

2011-12-10

試験工程

ソフトウェア開発の試験工程をどのようにとらえているか

試験工程が始まり、新規参画メンバーに、ドキュメント与えて試験やらせても得られるアウトプットは、所詮ドキュメント通りにできているかが確認できるレベル

リリース後にぼろぼろの品質の状態で、なんで試験でちゃんと見つけられないだと言われたとしても、設計通りのもの作成されているにすぎない。

設計がでたらめの状態であっても、品質を保ちたいのであれば、

試験メンバに要件等から携わっている人員を配置すべきか、

試験メンバーに対して要件/仕様の説明/プロジェクトの前提条件の暗黙知を共有させる準備期間が必要であるはずだが、

そんな意識はまわりにない

組織プロジェクトの共有意識のなさ、ソフトウェア全体に対してどうあるべきかを考える人が誰もいない状態に対して誰も疑問に感じない。

感じているかもしれないが、各論ばかり論じてお茶を濁している。

開発ツールによってプロジェクト生産性向上をもくろんでいるはずが、開発ツールの設計が全く生産的でない。

バグ票も、試験の前提条件/試験方法期待値も記載されず、ただ事象だけ書かれている。

それに対しても開発チームの回答も改修したレベルの記載で、原因/対応/横並びもなく、

開発チームの回答に対してプロジェクト全体として妥当であるかの判断も誰もしない

組織の人員配置/プロジェクトのあり方の不備をただ個人に押し付け

ただただばからしい

2011-09-26

敬老の日に暴論を考えた

1.超差別投稿

  女性高齢者は割と長生きする一方、男性高齢者は早く死ぬ。

  (日本で平均すると、寿命差8歳)

  しかし、「社会に役立つ知見・ノウハウを有しているか、否か」という観点で言えば、

  まだまだ日本社会では、男性高齢者の方が総じてノウハウを有している、と

  言わざるを得ない。

  (勿論、一部に例外があり、女性高齢者でも社会活躍されている方もいらっしゃることは

   承知している。あくまで絶対数として)

  

  女性高齢者ノウハウは、いわゆる「おばあちゃんの知恵」と言える部分であるが、

  「おばあちゃんの知恵」の部分は、家庭的部分に特化する傾向が強い。

  男性側が職業バリエーションに富んでいるため、ノウハウバリエーションにが

  富んでいるのに対し、女性高齢者側のノウハウは、単一的である、と言えば言いすぎだろうか?

  ということで、男性高齢者女性高齢者より8歳早く死ぬ、というのは、

  社会的な損失でもあるような気がしてならない。

  女性高齢者寿命を短くしろ、とは言わないが、国家の総力を挙げて男性高齢者

  長寿化を推進した方が、社会的メリットが大きいのでは?

  男性高齢者暗黙知アーカイブ化が急務だが、その障害になっているのが

  男性高齢者寿命の短さである

2.ところで、男性超高齢者(100歳以上)というのは、ボケ率が少ないらしい。

  女性超高齢者は、絶対数男性超高齢者より圧倒的に多いが、同時にボケ率も多いとか。

  逆に言えば、男性場合、脳がピンピンしていなければ、超高齢者になりづらい、

  ということらしいが・・・

3.日本場合、男女で寿命差があり、加えて結婚時年齢差もあるので、

  高齢夫婦場合、夫の死後10年以上妻が生存するケースが多い。

  要は、一次相続で、夫の財産を妻が相続し、10年以上その財産管理するケースが多い。

  (妻側が死亡し、二次相続化するのに、10年以上の時間経過が必要)

  金融財産が数千万円、という主人が死亡し、その半分を妻が相続した場合

  10年以上、妻が財産管理することになる。

  で、主人の方が金融リテラシー経済リテラシーが強くて、金融資産を最適に運用していた場合であっても、

  妻の方は、亡夫より金融リテラシー経済リテラシーに疎くて、金融資産を最適運用せず、

  定期預金等に消極運用(というか、運用しない)というケースも散見される。

  日経新聞的には、国民金融リテラシーを身に付け、株式等も含めた金融商品

  積極投資することが、日本経済活性化する、ということになるのだろうが、

  このように「さほど金融リテラシーを有さない未亡人が、10年以上金融財産を預かる」という

  状況は、果たして日本経済にとって、プラスなのかマイナスなのか?

  「未亡人への一次相続額を減らし、金融リテラシー豊富な子世代へ直接財産移転させるべし」

  というのは、果たして暴論か?

  少なくとも、未亡人へのリテラシー教育は、必須だろうなあ。

2011-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20110629153228

同居した場合の嫁と母親の仲の問題を嫁姑問題と言った。

嫁と姑が実の親子なら、生活習慣(生活する上での暗黙知)もわかってるし、ケンカしても仲直りもしやすいし頼み事もしやすいだろ。

嫁と義理母親だと、他人だから頼み事がしづらいしケンカすると仲直りが大変。

2010-12-30

仙川の次郎

こいつ、どうして店やっているんだろう?

人に自分が作ったものを食べてもらいたいって思いが飲食店やっている人の原点かと思っていた。

こいつに、それはない。

店に入ってくる人間を徹底的に蔑んでいる。

自分の言う通りにしない人間嫌がらせをする。しかも求めているのは理不尽暗黙知に従うこと。

誰かなんとかしてやれ。協力するから

2010-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20100811134849

そりゃ、福澤諭吉のいう「天賦人権」、近代人権思想的な「人は生まれながらにして(恐らく論理的には「神」から)何人たりとも奪うことの出来ない人権を与えられる」というような、明文化した論理的な状態でなかっただけで

「人としての尊重」という、暗黙知というかそれこそ「空気」のような道徳律としての「人権概念」ってのはあったと思うがなぁ。

現代の思想や概念とは一部相容れないものはあっても、それは「見解の違い」みたいなもんだろ。

2010-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20100703160605

そういや手順書の不明箇所確認したら、

担当者は異動したし

自分は元々担当じゃないから分からない。一子相伝だからw」

っていわれたな。

一子相伝ってww。

北斗神拳じゃあるまいし。

そもそも微妙な手先の感覚が必要な職人世界じゃあるまいし、身体知とかないだろ。

IT業界なんだからさ。

繰り返し作業は文章化しとけ。ツールかしとけよ。無駄に専任化する意味ないだろう。

で、今は引き継いだ俺しか作業の仕方しらないから体調悪くても会社出て来いってことだろ?

プロジェクトが立ち上がってから何回も繰り返してる作業が経験暗黙知・身体知のみで専任化されていて、

体調崩しても休めないんだな。ゲンナリする。

そうでなくても無理な残業で、リスケジュール、作業担当の入れ替えが発生していて、

作業の手順が明文化されてないから、引継ぎに非常にコストがかかっているように見えるんだが?

作業したらアウトプットする。

その作業が繰り返し行われる作業ならアウトプットメンテナンスし続けるっていうのは

プロセス改善の基本だろ?

文化されてないから担当変るたびに手探り状態。また1から。積み上げがない。

今のままの自転車操業つづけるつもり?

また俺が暗黙知文化しないまま倒れるかも知れないけど、そのときは連絡しないでね。

2010-05-01

最近ゲームの元気のなさの理由

まず、愚痴のような物から。

今まで増田にいくつか記事を書いてきたが、書いても(さも引用先の作者が考えたように―それもそれなりに名の通った人だったりする場合もある―)無断引用でパクられるか、ボコボコにされるか、無視されるかで、あまり良いこと無かったな、と思いつつ、なぜまた今、増田で記事を書くのか?ということを考えると、やはり自分の考えを世に問いたい部分があるんだろうな、と自分に対して思う。

もちろん、自分の記事でも、それなりに説得力のある意見もあったのだろうし、全然見当違いの意見もあったのだろうが、もうちょっと手の内を見せない方が良いのかも知れないな、などと思う。実際、ウェブで見れる情報は、プロで書いている人も、ほとんどの人が「今までの意見を整理する」だけで、金を払っても良いような「面白い見識」の割合は少ない(そりゃ、誰でも自分の商売の核心的なアイディアは話さないだろうけど)。

いやいや、金を払っても良いような意見無料で手に入れられること自体がおかしいじゃないか、とは多分その通りで、現状でも厳しいライター諸氏はさらに食いっぱぐれてしまうと思う。もっとも、私の書いた記事がそのまま金になるのか?という点に関しては、自分でも疑問だと非常に思うが、現実的にさも自分が考えたように部分的にパクられて商業活動に利用されるとこちらとしては脱力の限りだ(彼らは、どこかで見た記事を無意識のうちに利用しているという認識かも知れないけど)。

個人的には、勝手に使うのはかまわないけど、せめて、「ちまたは~という意見もある」なり書くのがせめてもの物書きのプライドだと思うのだが。

……と、いったゴタクはどうでもいい話である。

最近ゲームの元気のなさの理由」を考えたい。一部しか書かないけど。

まず、ラノベの話からする。

単純に「ライトノベルとは何か?」と問われた場合、一番簡単な答えの一つに「ライトノベルとはキャラクター小説である」というのがある。

だが、「ほう、なるほど。ではキャラクター小説とは何か?」と説明を求めると、あまり歯切れの良い答えは返ってこない気がする。最近、これに対する単純な回答を一つ思いついた。「”まず、テーマありき”が文学、”まず、キャラクターありき”がキャラクター小説ラノベ)」。

バカ売れしている村上春樹の「1Q84」でも良いのだが、あれがラノベではなく文学と言って通るのは、作品が「まず、テーマありき」で作られていて(例えば、9・11テロ以降の混沌とした世界がうんたらかんたらとか)、そこが作品のコアだからだと思う。

ラノベにもテーマはあるよ」といえば確かにそうなんだが、テーマの重み(重大性や芸術性、事件性)が違うんだろうなと思う。

だから、基本的にラノベは、エンタメ小説寄りである。

具体的には、テーマはむしろ昔からある使い古された物の方が良いし、その予定調和を打ち破るキャラクターの立ち具合が何よりも優先される気がする。

……ええと、何の話をしていたっけかな。

そうか。「最近ゲームの元気のなさの理由」か。

では、結論から書くと、「最近ゲームゲーム性が低いのではないか」というのが理由の一つだと思う。

と言ってしまうと、「うわっ、今さら”ゲーム性”かよ」「じゃあ、ゲーム性って何?」といったお得意の議論の無限ループに入るわけだが(というか、シラけて誰も反応しないほど手垢にまみれた議論であるが)、ラノベの話はその辺の議論を一時停止するために持ち出した。

文学性とは何か?」と考えた場合、「”まず、テーマありき”が文学」と書いたように、「文学的にしか出来ない表現テーマ(強力なメッセージ)を表現するのが(純)文学である」という一つの回答があるなら、「ゲーム性とは何か?」と考えた場合、「ゲーム的にしか出来ない表現テーマ(強力なメッセージ)を表現するのが(純)ゲームである」という回答もまた成り立つのではないか。

「何も言っていないのと同じだ!」という人もいるかも知れないが、要するに言いたいことはこういう事である。

例えば、「(評価の高い)スーパーマリオ1のテーマが、「ジャンプアクションによるアスレチック性」を追求したとするならば、(これまた評価の高い)スーパーマリオ3は、要素を盛り込みすぎて、テーマがぼやけていないか?」といった議論が出来る。

そういう議論の延長で最近ゲームを見ていくと、例えば、「ストーリー……主人公の台詞かなんかでそのゲームテーマを直接文字や声で説明するゲームは果たしてゲーム性が高いのか?」や「盛り込みすぎてテーマがぼやけているゲームが多すぎないか?」、「ここ最近、新しいテーマに挑んだゲームがどれだけあるんだろうか?」という疑問にも繋がる(ちなみに、最後の疑問に対して「ソーシャルゲーム」という回答にむらがざるをえないほど、業界が切羽詰まっているのも実情であろうと思う)。

ゲーム性が高くないゲームは、ゲームというメディアとしての特徴が弱いわけだから、ゲームとしての長所が活かせない。

利益率が低いし、第一売れない。爆死、爆死の連続である。もちろん、「だから最近ゲームクリエーターはなっていない!」といったような話ではなくて、「ゲームビジネスの難易度は確実に上昇している」。ただ、構造的な問題は大きいが、それ以前の問題の作品もまた多い気がする。

確実に言えるのは、「暗黙知」の部分が大きすぎるという点だろう。体系としてノウハウが蓄積されていないのである。そして最初の話にも繋がるが、要するに日本では手の内を見せない人が多いのである(かといって海外天国というわけでもないと思うが)。「堀井雄二」を知っている若者がいないと嘆くなら、彼の偉大さをちゃんと伝えてきたのか、まず自分に疑問を持つべきであろう。

まぁ、そういうことを書きながら私も全部は書かないのである。そんな所だ。

追記:おお、思ったよりボコボコにされてるなあ。だからみんな萎縮するんだろうなあ、と思いつつ。となると、やはり無名の開発者自分の見識を発言しても益はないし、実名出してもあれだけ叩かれるんだから(有名ブロガーとかね)、チキンにどこの誰だか分からない増田に書いても人権はないよなあと思った。というか、特に日本を含めた東アジアでは、誰が話すのかが重要であって、内容はあまり問われないのかも知れない。そもそも日本でどれだけフラットな議論が成り立つのか、という話にもなるけど。

2010-01-20

自分のための恋愛マニュアル備忘録も兼ねて)

最初に断っておくがこれは非モテの人用に書いたものではない。

ただ自分の中での暗黙知形式知にしたかったのと、他の人に対して何かしら参考になったり、他の人が同様のことを書いてくれればもっと個々人の例に落とし込めるのではと思ったからだ。

俺が何を意識しているかというと、次の3つだ。

自分を客観的に見ることを心がける、と相手を否定しない、そして常に相手の気持ちを考えようとすることだ。

すごく人と付き合う上での本質的なことだと思うけど、はてなでは小手先のこと書いてるやつばっかだし逆に新鮮かもしれない。

自分を客観的に見ることを心がける。

→これはまず自分スペックを客観的に見ることと相手と対面している時の自分を客観的に見ることを心がけることに別れる。

自分スペックを考えてみろ。お前は狙っている子を落とせるほどの経験を積んできているのか?世の中には二つのカテゴリ女の子しかいない。

自分が手を出せるレベルカテゴリの子と出せないレベルカテゴリの子だ。

相手と対面している時の自分を客観的に見ろ。キャラに似あわないことやってないか?お前にはお前のキャラが客観的に見たら印象づけられてるんだからそれを無理に無視するな。

・相手を否定しない。

→人と付き合うってのは「自分と違う他人を受け入れる」ことの積み重ねだ。相手は自分とは性別も環境もすべて違う赤の他人。それなのに数少ない自分経験を持ち出してしたり顔で否定してどうする?

本当に相手に興味があって、自分に対して謙虚なら、相手のする話に当然興味がわくし、遮って自分の話したりしないでもっと引き出すだろ?

相手の話遮ってでも自分の話しちゃったり、とりあえず否定するやつは相手から見たらただの我が身かわいい世間知らず。

こんな言葉の上でのコミュニケーションだけでも苦労してるなら、ちゃんと付き合うなんてもっと「自分と違う他人を受け入れる」の繰り返しなんだから先が思いやられるぞ。

・常に相手の気持ちを考えようとする

→こんなのエスパーでもないんだから普通に無理。でもこれを意識すると相手から自分がどう見えるかわかりだすし、その場において自分がどう振舞うべきかが見えてくる。これをレベルアップするには良質な映画や、小説の登場人物に自分の感情を置き換えて消化してみるとかかな。

相手の気持ちを考えようとすると相手の小さな変化にも気づくことができたり、自己中な自分から抜け出すきっかけにもなっていく。

最後に

恋愛って基本的に個人のスペック(顔や学歴年収)と実際の経験の積み重ねで総合的なレベルが判断されるモノだと思う。

あと、自分の到達しているレベル付近の子や、それ以下の子しか基本的には無理。

たまに何かの拍子で自分レベル以上の人と付き合えたらその出会いを大事にして、いろんなことを吸収するのがいいんじゃないかな。

2009-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20091102224450

マジレスすると、学校教育で明示的に教えられるのが所謂「良い子」を高評価とする価値観だから。

普通の人は学校コミュニティを通して「社会では暗黙的に規定されるコミュニケーション能力重要である」ということを学ぶんだけど、

非モテ普通非コミュだから、暗黙知を学ぶことができず、形式知(良い子=善)が唯一絶対の価値観だと信じる他なくなるわけだ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん