「新人賞」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 新人賞とは

2024-09-15

例の障害者差別漫画を描いた漫画家椎野つばめの今後

この人、新人賞取って既に商業誌デビューはしてるみたいだけど(https://x.com/siino_tubame/status/1600869222942662656

今回の一件でもう今後の漫画家人生ある意味決定したようなもんだよね。


仮に後の漫画家人生で大ヒット作を生み出すようになっても、かつて直球の障害者差別を行った事は今後永久スティグマとして残るだろうね。

末次由紀ちはやふる大ヒットしても、スラムダンクを盗用して連載中止絶版回収になった過去は決して無くなった事にはならないじゃん、あれと同じだよ。


かわいそう、でも自業自得だね。

2024-08-22

結婚相談所を始めてから友人のFacebook投稿が変わった

増田の友人に自営業複数事業を展開していた友人がいる。その彼が2年前に結婚相談所を始めたことをFacebookで知った。

彼は元々爽やかでコミュ力の高い人間だった。Facebook投稿奥さん子供との日常投降したものが多く、幸せそうだった。

けど、そんな彼のFacebook結婚相談所開業してから変わった。

最初は加盟した結婚相談所連盟での研修を受けた時の様子や連盟から貰った新人賞賞状とかを投稿していた。

けど、そうした投稿が終わると、なんというか、上から目線投稿が増えた。

「うちの結婚相談所大手○○に加盟している。入会すれば結婚できるんだから費用ケチって入会を渋るなんて結婚できない男の思考だ」

ものごとには投資必要。会費をケチっている人間になんて結婚なんか一生できない」

「何かを成し遂げるには投資必要なんだ!!それを決断できない人間には結婚でも成功できない」

こんな感じの投稿が増えていった。正直、独身増田にとってはあまり気分のいい投稿ではなかった。

そして先月、ふと気になって彼の結婚相談所HPを見てみたら、閉鎖されていた。加盟していた結婚相談所連盟のページから情報が消えていた。

最近、彼から飲みに誘われたが、お断りさせて頂いた。

2024-08-16

青山剛昌なんて新人賞夏への扉パクったような漫画描いてたのに…

つの間にかプロフェッショナルであと一歩前に進もう便器にだよな…😟

2024-08-15

anond:20240814233647

非協力的な直属の上司旦那に困らされてる孤独若い女を、ジジイが颯爽と助けてやって、ステキ!って持ち上げられて、親密になるテンプレオナニー小説ばっかりが新人賞に送られてくるっていうが

この増田思考はまんまやな

キッショ

実際に乳幼児の世話したこともないくせに、その過酷さも知らず神経をすり減らす日々も送ったこともなく、本とかチラ見しただけで「履修済み」?

笑わせんなや

2024-07-04

お前ら、しかのこのこのここしたんたんに備えろ

イカ娘の作者がチャンピオン新人賞に応募した時の寸評

絵はプロレベル。話はまんがをバカにしているとしか思えません。

は有名だが、しかのこもはっきり言ってこれの系譜だぞ。

 

どうにもならない内容をギリギリ絵で読ませているレベルっていうのが

愛好家の間でも共有されている評価

なにかある、などと思うな。なにもないがある。

2024-06-18

ラノベ新人賞で佳作を取って出版社から連絡が来た俺「うおおおお、ある!あるぞ!」

編集者世界観はよかったし文章もかなり力があるようなので、世界観そのままで……あとは一部キャラは残して他は全部リライトできれば出版もあると思います

俺「いや、さすがに草」

 

それだったらもういっそ別の作品持ってきてくれって言ってくれんか。

2024-05-30

どちらの人生幸せだったのか

大学漫研で友人だった現知人が連載を持ってるのは知ってたが、彼の漫画ドラマ化していたのを最近知った。

ツイッターでもたびたびバズっており、デビューして10年以上になるが今でも連載を持っており、そこそこ売れっ子のようだ。

大学ではよく他の友人とあわせて5~6人でつるんで遊んでいたが、今では日常的な連絡はとっておらず、俺の結婚式に呼んだり他の友人の結婚式で顔を合わせたりする程度の付き合いだ。

 

もともとは俺が先に漫画・・・とはいえないようなイラストを描いてて、彼のほうが後から描き始めたのだが、漫画適正とやる気があった彼はメキメキ上達し、漫画家のアシスタントの道へと進み、そこから新人賞を取りプロデビューした。

俺はといえば、大学生のうちはダラダラとイラストを週に何枚か描く程度で、漫画家への憧れはあったものの(今でもある)プロの道に進むための努力もやる気も、就職を捨て漫画の道を選ぶ勇気もなく、大学卒業前に公務員試験に受かったので地元に帰り県庁職員になっている。今でも漫画を読むのは大好きだが、自分の手を動かすことは年に数回程度になってしまった。

 

自分人生に不満はない。10年前に結婚して、子も産まれ、妻と子と俺で幸せな家庭を築いている。

でも、たまに、漫画を読んでハマったとき、彼の漫画を読んだとき、彼の漫画話題ネットで見たとき、心の中にモヤモヤと醜い嫉妬感情が浮かんできてしまう。

漫画家として成功した彼がうらやましい、俺が今ハマってる漫画の作者と交友している彼がうらやましい、漫画という形に残る作品を世に残すことができてうらやましい、自分の作った作品が人から求められ喜ばれる彼がうらやましい、と。

組織の中の歯車として、社会にとってはいなくなっても何の問題もない、明日死んでも身の回りの数十人程度にしか知られず十人程度にしか悲しんでもらえない自分と違って、彼は大勢の人に知られている。

俺が後世に残せるミームといえば我が子くらいだが、彼は漫画単行本という自分思想技術分身を多く残すことができる。

それは彼の才能と努力の結果なのだから当然なのだが、それでも羨ましい、という醜い妬みが心に出てくる自分が嫌になる。

 

から漫画家を目指す?うん…このコンプレックスを消すにはそれしかいかもしれない。

でも仕事家事子育てと忙しい毎日で、漫画を描く時間なんて取れない。いや、スマホゲームやる時間漫画を描くのに充てればいいんだよ。やる気がないのを環境のせいにするな。

そういう点も含めて自分のみっともなさが嫌になる。

2024-05-02

anond:20240501113501

最初からプロデビュー目的なら持ち込みなり新人賞なりの、より近道のルートがあるわけで……

アマチュア投稿サイトに連載獲得への道がかろうじて通じてるくらいの遠回りのルートなのは投稿してる側も理解してると思うよ

2024-04-26

ペンネーム評価を下げるなら事前にそう宣言しておくべき」がいちばん意味わからんな。

フィギュアスケートみたいに審査基準をあらかじめ公表しておけという主張なんだろうか。

小説新人賞で。

anond:20240426095058

たぶんフォーチュンクエストではないか

 

TRPGファンタジー小説化なんだけど、レベルステータスが書かれたTRPGプレイヤーシートと同じものを、ギルドカードとして主人公たちが把握しているという。

TRPGリプレイかい小説は既に書かれていたが、ステータスがそのまま物語に導入できるのは新しかったし、たぶん便利だった。

 

聞くところによると、しばらく新人賞類似作品が集まり過ぎて辟易したとか。

現代目線でいえば、その集まったやつ全部出せばなろうの潮流が平成初期で作れたのだけどね。

2024-04-17

大学院に通う甥っ子から3カ月ぶりにLINEメッセージが届いた。「元競馬場前というペンネームでタワマン文学執筆し、新人賞に応募した」との知らせだった。

2024-03-20

電通俳人ゴリ押し

https://twitter.com/vPKtLgd8joX45f8/status/1755523250267033893

20~30代では最も注目している俳人岩田奎さん。開成東大電通。角川俳句賞・田中裕明賞・俳人協会新人賞を総なめ。

 

結局俳句世界電通支配なんだな~って興覚めする

2024-03-09

anond:20240308121837

新人賞受賞作として普通にレベル高いと思ったけど、表自界隈から叩かれてんのこれ?

あいつら自分ポリコレ臭いとかフェミ臭いとか男が悪役にされてると思った表現殴りまくるね。

2024-03-08

anond:20240308121837

あっていいかどうかなら当然あっていいし、個人的にはすごく刺さる漫画だったけど、いくつかの点で技法として弱い箇所があるのもたしかなんよ。

まず、台詞徹頭徹尾直截的すぎる。それ自体は悪くないけど、時々上滑りしてたり、演出が甘かったりする。上滑りしてる一番の例は「未成年にある決定権ってなんだ」かな。あれは「作者の思想を語るために言わされてる」感が強い。しかも、それがかなり冒頭に来てるのがつらくて、後半の展開の色々な部分(レイプされて泣き寝入り同級生の「エロ(笑)」など)も「作者の思想を語ることを目的に、キャラクターをひどい目にあわせたくて用意した展開」という印象を強く植えつけてしまってる。

あと、もったいないなと思ったのはラスト2ページ。この辺の種明かしはすごくエモくもっと尖らせること出来そうなのに、最終的に「友達になれてよかった」でおさめるのはかなり期待外れ。大事なところで大事言葉を明言するの、やり方さえ間違えなければめちゃくちゃ刺さるんだけど、台詞があっさりすぎる。

総じて惜しいんだよ。自分創作やるとき同じことやるから本作は肌に合って好きだし、そういう台詞回しにしちゃう気持ちもよくわかるんだけど、だからこそもったいない作品だと思った。

でもまあ新人賞作品ってこと思えば仕方ない部分はあるだろうし、次回作からもっとよくなるのを楽しみにしてる。

2024-03-01

40手前、漫画家を辞めて転職しようと思うのですが、まともな職業転職することは可能ですか?

冠婚葬祭以外でスーツもろくに着たことのない人間が、まともな職業転職することは可能ですか?



フルデジタルで絵を描いているので、PC周りのスキル器用貧乏な感じなのですが、

その道のプロというほど使いこなせるかといえばそうでもないため、40代から転職で役に立てる気がしません

2024-02-14

俺の嫌いな音声作品レビュー評価が高すぎる!絶対工作をしている!

とある音声作品不正が行われていることをこの世で俺だけが知っている

自分購入履歴

レビューの高い順」

検索しても、某作品レビューの高さってありえないレベルなんですよね。

ほんとグロいことするやつがおるわ…。

私が今指摘しても黙殺されるだけだが、時間をかけて明らかにしよう。

確認したけど、やっぱありえへん水準

黙殺させない方法は今も一応あるっちゃあるけど、こういうのはちゃん改善に繋がる方法でやらないと意味がない。

ちょっと調べたらわかる話だから、私以外の誰かがそのうちやるかもしれんし、私以外がやってくれるならその方が気楽なんだけど…

最悪、俺がやるしかいかもなあ…めんどくさい

個人が許せないんじゃなくて、

「こんなの誰がやっても許しちゃダメでしょ」

レベルの話を見つけてるから、必ずいつか明らかにする。

もう一回言うけど、俺がやりたいことではなく、

改善されるなら誰がやってもいいから気づいてくれ」

と思ってる話ね。

正直俺は「できればやりたくない」




もう終わりだよ最近の音声作品業界



中の下ぐらいの音声のクリエイターさんが

「合同サークルやります

みたいなこと言ってるところ見つけちゃって『地獄かな?』ってなってる。

最近粗製濫造みたいなクリエイターさんが音声界隈に増えたせいで

過去作・直近の売上チェックしないとサンプル聞く価値もない」

みたいな基準ができてる

ルーキーは除くよ?

でも、けっこう声優で出てるのに4桁行かないとか、

50以上作ってるのに1万以上のヒット作がないとか、

『よっぽど好きな性癖・とにかく聞いてほしくてサンプルをめっちゃ開放してくれてるみたいなのがないと足切りかな』

って人が結構いるのよ…。

粗製乱造に加えてAIだと!?…はぁ

音声は粗製乱造をどうにかしないと、界隈が崩壊すると思うのだが…

自分

ちょっと売れたけど、クリエイターとしては…」

って人に限ってより粗製乱造に走るからなぁ…。

大手のテグラユウキですら作品が多すぎると1つ1つの売上減るのに、なぜかテグラユウキでも無理な方に行こうとする

今年の音声は(去年AI作品が増えた時期からの傾向だった)魔境っぷりが加速して、よりおかしくなってくと思うけど…

これほんとどうするんだろ?

今の状態レビュアーフリーク泣かせだし、ライトファン安全な老舗に固まるだろうからますますより良いルーキー開拓されにくくなりそう

ASMR界隈の話なんか、私がどうこう書いても

「こんなん、ちゃんと分かるやつほとんどおらんわ」

という話になってくるからいいねRTもされないとは思うけど…

ファンに対して作品量と鑑賞時間が多すぎる問題は、絶対に全員が損することになるやろなぁ…。

ある意味チャンスでもあるけど

まぁ、最近營業の本を読んでも

「結局は論理ではなく感情問題

みたいに言われるので、正しさの話をいくらネットの隅っこで書いても意味はないのだが…

色々見てて思うところがふつふつ湧いたらさすがに書くわ。

正しくないものを見るとモヤッとするし

これに1つ付け加えたいことがあったからもう1つだけ。

自分らがクリエイターでいたいだけで、作品案件を回せることだけプロ名乗ってるような連中なんて

「いなくても困らない」

のだよ。ファンを金づるとしか思ってないのが透けて見えるし、本当は好きなものもないような連中なんかプロじゃないよ

そういう人を何人か知ってるから

粗製乱造なんかプロのやることじゃないし、そいつ等について言っても君にはいいことはないぞ」

とキツく忠告する。

ほんとねぇ…呆れてるんだよ。

見ないようにしてるのに、わずかに目に入った情報が全部クズすぎてさぁ

『音声クリエイター格付けチェッカー』がほしい

いやーでも『音声クリエイター格付けチェッカー

なるものが、正直ほしい。

正直、作品が多すぎて、人で判断するしかないのだが、人数多すぎていちいち覚えてられないから、最近新規開拓する時に余計な時間がかかってしゃーない。

もう自分のために欲しい。

格付けデータベースがほしい

音声検索する時に、エクセルに調べたサークル名とクリエイター名書きなぐって、格付け書いとけばいいのか。

50作品以上に関わってる人だったら、そうそう格付け変わんないかデータベース一度作れば、かなり対応できるようになりそう。





新規の人はAランクつけられる人が少ないけどSに逃がすか

S…超おすすめ。見かけたらチェックしたほうがいい。

A…信頼できる。聞く価値あり。

B…標準的な実績。聞いて損なし

C…実績不十分。期待せず聞け

D…実績不適格。多分ゴミ

E…ほぼスパムミュー水晶

F…お気に入り。実績以上のよさあり

J…実績以前の問題存在自体不正

ってとこかな





作品数が50以上の人とサークルクリエイター

→F以外に分類。Fは事実上新人賞

作品数50以下のサークルクリエイター

→Aにはほぼ入らない。Aはヒット(1万DL以上)の割合が5%以上のクリエイターの枠

問題が発覚しているクリエイターやその人と関わりがはっきりしてる人間

問答無用でJ。




ぼくの中では

おすすめ

S<F<A<B<C<D<E

取得難易度の難しさは

A<S<F<B…

です。




A入ってくるクリエイターは色々オバケ

作品数多い人見ても1万超えの作品割合が5%はけっこうすくない。

正直、3%超えてたらいい方。

A入る時点で、めっちゃ上澄み。

これ、Fを高いランクしたことは「Fラン」が世の中で悪口になりがちだから

「あえてフェイバリットのFを作りたい」

という感情があったのと、

「Sはスーパーからランクを超越してないとね」

ということで、A〜Cの中でもF要素あるやつはSに入れる。

Jは「JUNK」の略です

俺の嫌いな音声作品評価はJですね。

これがAくらいの評価付いてるのありえないから!


我はメシア明日この世界粛清する(54687)

俺は間違ったこと何も言ってないのに

全然バズらない。

我はメシア、明日この世界を粛清する。(54687) をChatGPT に分析させる

2024-02-01

anond:20240201175822

新人賞を受賞すれば受賞作がそのまま掲載される。

ウェブメディアでは常設でアマチュアを拾い上げる賞とかをやっていてその受賞作もそのまま掲載される。

ネームしまくって編集の没や修正大量にくらって作った読切」というのは、

それこそ受賞作のウケが芳しくなかったあとの「徐々に売れ線に寄せている」段階の作品のことだよ。

anond:20240201173908

「好きに描いたら掲載されない人」はそもそも新人賞や持ち込みの段階で落ちてる。

「好きに描いたら(編集者に)評価された人」の読み切り雑誌掲載される。

2024-01-04

[]2023年後半に読んだ本

7月

読書11冊、ただし一部拾い読み)

山室信一キメラ 満州国肖像 増補版」★★

鈴木貞美満洲国 交錯するナショナリズム」★

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第8巻 上」

渡邊大門宇喜多秀家と豊臣政権

福田千鶴「江の生涯 徳川将軍家台所役割

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第8巻 下」

諏訪勝則黒田官兵衛 「天下を狙った軍師」の実像

坂野徳隆「風刺漫画で読み解く 日本統治下の台湾

地球の歩き方 E03 イスタンブールトルコの大地 2019-2020 【分冊】 1 イスタンブールとその近郊」

「A20 地球の歩き方 スペイン 2024~2025 (地球の歩き方A ヨーロッパ) 」

宮下遼物語 イスタンブール歴史-「世界帝都」の1600年』★★★

漫画

田中圭一うつヌケ」

ヤマザキマリとり・みきプリニウス12

美術

今月はなし。旅行の準備で忙しかった。

先月たくさん行ったしこれでOK

満州国については通史でしか知らなかったので、こうして改めて本で読み返すと得るものが多い。

8月

読書(14冊)

小笠原弘幸「オスマン帝国 繁栄衰亡の600年史」★★★

釘貫亨『日本語の発音はどう変わってきたか 「てふてふ」からちょうちょう」へ、音声史の旅』

今井宏平「トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアン時代まで」★★

Jam「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」

維羽裕介、北國ばらっど、宮本深礼、吉上 亮「岸辺露伴は叫ばない」 

北國ばらっど、宮本深礼、吉上 亮「岸辺露伴は戯れない」

Jam「続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 孤独も悪くない編」

田澤 耕「物語 カタルーニャ歴史 増補版-知られざる地中海帝国の興亡」★

今井むつみ秋田喜美「言語本質: ことばはどう生まれ進化たか

安藤 寿康 『能力はどのように遺伝するのか 「生まれつき」と「努力」のあいだ』

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第9巻 上」

杉本智俊「【図説】旧約聖書考古学

杉本智俊「【図説】新約聖書考古学

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第9巻 下」

美術

「デイヴィッド・ホックニー展」

イスタンブールバルセロナ旅行

旅先の歴史についての本や、旅先でも読めるくらいの軽さの本を読んでいる。岸部露伴地中海を飛び越える飛行機の中で楽しんだ。

言語学の本を少し含んでいる。

なお、イスタンブールドルマバフチェ宮殿には美術館が併設されており、そこにも行ったのだが流し見だった。今回の旅行テーマ絵画ではなく建築だったからだし、軍事博物館のイェニチェリの演奏を聞きたかたからだ。

9月

読書17冊+α)

長谷川修一「聖書考古学 遺跡が語る史実

福田 千鶴御家騒動大名家を揺るがした権力闘争

北國ばらっど「岸辺露伴は倒れない 短編小説集」

エマヘップバーン「心の容量が増えるメンタルの取扱説明書

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫10巻 上」

柞刈湯葉人間たちの話」★★

柴田勝家アメリカンブッダ

ジャン=アンリファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第10巻 下」★★★

柴田勝家走馬灯セトリは考えておいて」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行 第S4話 露出狂時代

柞刈湯葉「まず牛を球とします。」

飯村周平『HSP心理学: 科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」』

きい著、ゆうきゆう監修「しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方」。

堀晃 他「Genesis されど星は流れる元日SFアンソロジー

小川楽喜「標本作家」★

ブアレム・サンサル「2084 世界の終わり」

小川一水 他「Genesis 時間飼ってみた 創元日SFアンソロジー

人間六度スター・シェイカー」

漫画

荒木飛呂彦岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

美術

トルコ共和国建国100周年記念 山田寅次郎展 茶人、トルコ日本をつなぐ」

柞刈湯葉柴田勝家も一度読んでから「しばらくは読まなくていいかな」と思ってしばらくしてから読みだした。柞刈湯葉表題作普段クールというか知的アイディアを軽やかに扱う感じではなく、意外な側面に驚かされた。柴田勝家Vtuber文化と死後のアーカイブ肯定的表現していたのが大変面白い

ブアレム・サンサルはもう何年も前にWIERD誌が紹介していたので読書メモに載せていたので読んだ。数歩遅れて読むことなどよくあることだ。僕は最先端を追うことにそこまで興味がない。

10

読書11冊)

十三不塔「ヴィンダウス・エンジン

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集1 星ねずみ

塩崎ツトム「ダイダロス

柴田勝家「ヒト夜の永い夢」

フランチェスコ・ヴァルソ (著), フランチェスカ・T・バルビニ (編集)「ギリシャSF傑作選 ノヴァヘラス」

オラフ・ステープルドンスターメイカー」★★

宮澤伊織 他「Genesis この光が落ちないように」

高水裕一「時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて」

奥本大三郎ランボーはなぜ詩を棄てたのか」★

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集2 すべての善きベムが」

トーマス・S・マラニー「チャイニーズタイプライター 漢字技術近代史」★★

SFが多くを占めた。面白いが徐々に飽きてくる。新人賞作品は読んでいるそのとき面白いんだけど、新しい思考の枠組みや発想に触れて、それが後まで自分に影響を与え続ける作品ってのは少ないのかも。

逆に星新一の源流の一つ、フレドリック・ブラウンなんかは、古びたアイディアと今でも色褪せないアイディアの両方がある。

タイプライター歴史面白く感じられた。あとは、純文学が少し恋しい。

他に読みたいのは歴史の本かなあ。それか、第二次世界大戦舞台とした小説か。「火垂るの墓」とか「野火」とかいい加減に読まないとと思っている。

美術

「第75回正倉院展」於・奈良国立博物館

11

読書(9冊)

池田利夫訳・注「堤中納言物語 (笠間文庫―原文&現代語訳シリーズ) 」

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集3 最後火星人

成美堂出版編集部いちばんわかりやす家事のきほん大事典」

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集10巻「能・狂言説経節曾根崎心中女殺油地獄菅原伝授手習鑑/義経千本桜仮名手本忠臣蔵」★

フレドリック・ブラウンフレドリック・ブラウンSF短編全集4 最初タイムマシン

森万佑子「韓国併合-大韓帝国の成立から崩壊まで」★★

紀田順一郎日本語大博物館悪魔文字と闘った人々」★★★

木村光彦「日本統治下の朝鮮 - 統計実証研究は何を語るか」☆

エリック・H・クライン「B.C. 1177 古代グローバル文明崩壊」☆

美術

特別展やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」。

永遠の都ローマ展」。

冊数が少ないのは池澤夏樹日本文学全集がぶ厚かったためだ。

日本語の活字についてや、日本植民地政策について読み始めたのは、先月の中国語タイプライターの本に、日本製の中国語タイプライターについての記述があったためだ。

12

読書(14冊)

ジョン・ウィルズ「1688年 バロック世界史像」

伊高浩昭 「チェ・ゲバラ 旅、キューバ革命ボリビア

後藤謙次10代に語る平成史」

麻田雅文シベリア出兵 近代日本の忘れられた七年戦争

楊海英「日本陸軍とモンゴル 興安軍学校の知られざる戦い」☆

塚本康浩「ダチョウはアホだが役に立つ」

重松伸司「海のアルメニア商人 アジア離散交易歴史

小倉孝保中世ラテン語辞書を編む 100年かけてやる仕事」★★

澤宮優、平野恵理子「イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑」☆

カムラクニオ「こじらせ美術館」★

宗美玄(ソン・ミヒョン)「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」★★★

泉健太郎「ウンチ化石学入門」

土屋健「こっそり楽しむうんこ化石世界

木村泰司「人騒がせな名画たち」

美術

なし

読んだのは全体的に近現代史が多い。

第二次世界大戦についての本は通史を何度か読んだが、テーマごとに読むとまた面白い歴史技術史とか思想史とか文学史とかの別の軸で見直さないと立体的に見えてこない。とはいえ、少しは立体的に見えたとしても、知らないことが無数にあり、出来事すべてを頭の中に残しておくのは難しい。歴史は誰と誰が知り合いかとか、活躍した時代以降にどう生きたかがわかってくると更に面白くなるんだろうが、あいくそこまで行っていない。

ダチョウの本は父親に薦められた。

12月は当たりが多く、上位3冊を選ぶのに悩んだ。ほぼすべてがオススメ

来年から方針を変えて、すべての本を★1つから5つまでの段階で評価してもいいかもしれない。

まとめ

一年を通してみると、「昆虫記」のウェイトが大きく、それから第二次世界大戦の本を多く読んでいる。それに並んで平安時代江戸時代などを扱った新書が多い。外国歴史の本は少ないが、旅先のイスタンブールバルセロナ歴史を扱った本が印象深い。

SF新人賞を数年分まとめて追いかけるのが習慣なのだが、もう少し純文学を読みたい。学生岩波新潮古典ばかり読んでいたのにどうしてだろう。

人権関係で読みたい本が多数ある。とはいえ、悲しい気持ちになるので元気のある時にしか読めないし、いつ元気になるかは予測ができない。

詩集は少ない。「智恵子抄」くらい。

ここ最近美術展に行っていないなと思いきや、振り返るとほぼ毎週行っている月があったので、まとめてみるのは大事だ。秋以降は少なかったが、これは理由がわかっている。

以上。

面倒なので来年も書くかはわからない。


2022年に読んだ本

[読書]2023年前半に読んだ本

2023-12-24

DB記載なし、巻中カラー(譲渡)

ハルタ,2021vol88 900pマイクリレー宇島久米田を参考にした

プレイボーイ,2011no48 109p この漫画パネェじょしらく紹介

月刊少年マガジン,2018vol3 40回月マガ新人賞グランドチャレンジコメント

少年マガジン,2012vol28 絶望先生最終回カラー

少年マガジン,2013vol49 せっかち1回カラー

コミックビーム,2010vol10 夜は千の眼を持つ、さよなら絶望頓智

ゲッサン,2010vol11 あだち40年小冊子付き

(追加)ヤングマガジン,2015vol6

(追加)少年マガジンドラゴン増刊,2009

(追加)別冊花とゆめ,2008vo12

(追加)シリウス,2010vol08,小冊子付き

(追加、分割)ヤングマガジンサード,2016vol5 クリアファイルのみ

(追加)少年サンデー,2013vol35

(追加)少年マガジン,2011,vol22-23

(追加)少年サンデー,2011,vol22-23

(追加)少年サンデー,2016vol9

(訂正、追加)ヤングマガジンサード,2014vol3 おわり人間ギャルルーズ

★重複(廃棄、希望あれば)

(訂正、分割)ヤングマガジンサード,2016vol5 本体のみ

(削除)少年マガジン,2014vol32 巻末赤松コメント、323p青春相談マガジンの回答

(削除)レックス,2015vol12 背景美塾背景萌え1回

ヤングマガジン,2015vol36

少年サンデー,2021vol47

少年サンデー,2021vol48

モーニング,2007vol27

少年サンデー2011vol11

ヤングジャンプ,2013vol31

マガジンSPECIAL,2008vo11

ファミ通,2011vol8/18-25

少年サンデー,2017vol20

別冊少年マガジン,2015vol8

少年サンデー,2014vol48

別冊少年マガジン,2011vol2

少年マガジン,2007,vol38

マガジンSPECIAL,2014vol1

月刊少年マガジン,2015vol8

月刊少年マガジン,2015vol12

月刊少年マガジン,2016vol1

★グッズ(譲渡、重複問わず)

じょしらく5巻 OAD付き

さよなら絶望先生15巻,16巻,19巻,20巻 OAD付き

さよなら絶望先生

かくしごとファイル

かくしごと ひめごと

じょしらく同人誌 orz 3u めんどくせー女

じょしらく同人誌 orz 3u じょしらく

かくしごと こんなイベントやって姫にバレたらどーする冊子

全曝し展 缶バッジ

アニカン,2012vol109 水島じょしらくインタビュー

アニカン,2008vol50 俗絶望MAEDAXインタビュー

アニカン,2007vol43 絶望久米田神谷対談

きゃらびぃ,2016vol372 アニメ店長トリビュート久米田

きゃらびぃ,2017vol392 かくしごと描き下ろし、はじめてのあにめいと

読売新聞,20110914 赤松映画対談、久米田上映に言及

さよなら絶望放送不安ブック

MAEDAX同人誌 おきびき

絶望先生同人誌 ゴルカム ぜつぼう!

同人誌 とぐち古 久米画展

同人誌 アシスタント背景美塾 背景萌え

劇場版ネギまハヤテパンフ

乃木坂46 じょしらくパンフ

なんくる姉さん 無料冊子

ハヤテ99巻

ハヤテ名作劇場

かくしごとパンフ

★その他

(削除)夜想bis+ 新房監督インタビュー番外篇,小冊子のみ

(削除)かくしごと うちわ

(削除)ヤンデレ大全

(削除)消されたマンガ 絶望先生ドラえもん

2023-12-21

anond:20231221103010

もしかして福田和子


大学卒業後、金融機関システムエンジニアとなる[1]。何年も新人賞に応募し続けるも最終候補作に残らず、

なぜだろうと考えながら大阪小説講座「創作サポートセンター」に通う。

そこに講師として参加した青心社社長福田作品が目に留まり[2]、2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』で小説デビューした。

2023-12-18

小説の最終選考残って喜んでたらただひたすらに地獄だった

スペック

投稿歴 7年(うちブランク3年ぐらいだから実質4,5年)

書いているジャンル 大衆文学系 長編の賞に応募しがち

都内在住のアラサー 小説家になりたいと思い始めたのは高校生ぐらいか

愚痴から匿名投稿の方がいいかと思って。

俺は大学生の時から小説をシコシコ書いて賞に応募していた。学生の時は、短編は一次通過するけど長編は棒にも端にも、みたいな、まあよくあるワナビーだった。

それでもめげずに、なんとかつづけた。

二十代半ばから、出したらだいたい通過するようになった。二次まで通るようになったので、何回か編集部からコメントがもらえたりした。

そんで今年、初めて最終選考まで通過した。もちろんうれしかったけど、地獄みたいな時間だった。

一カ月も結果を待ってなきゃいけない……ただそれだけなんだけど、落ちたらどれだけ落ち込まなきゃいけないんだろう、みたいなことを延々考えてしまって、意識を保っていること自体苦痛だった。

一回目は正直本命の賞じゃなかったから、つらかったけど、落ちたあとはわりとケロッとしていた。

問題二つ目。今年二回も最終に残ったんですよ。働きながら。すごない?

けどこれが本当に本当に地獄すぎた。毎日結果のことを考えて泣いた。起こってもいないのにすでに絶望していた。

前回の賞と違って本命度が違ったというのが大きいと思う。賞金もちょっとした年収ぐらい出る。書籍化約束されている。名だたる作家を輩出している名門の新人賞

もしこれでデビューが決まったら……めちゃくちゃ楽だよなあ……そう、思ってしまう。そんなふうに思ってしま自分の心の弱さに、また涙がでる。その繰り返しだった。毎日毎日

俺は一年に一本長編小説を書いていて、500枚ぐらい(15万字ぐらい)になるので一年がかりの大がかりの作業だ。これがもうものすごく疲れる。

会社員ではないが仕事をしながら執筆しているので、普通に忙しい。バイトではなく自営なので、繁忙期は仕事してるだけでわりとハードだ。

学生の時はあまり思わなかったが、仕事していると常々思う。

仕事して金稼ぐ方が圧倒的に楽だよなあ、と。

あたりまえのことだがデビューしていない人間の書く原稿原稿はいっっっっっっっっっっっっさい発生しない。あたりまえだ。

あたりまえではあるのだが、仕事をする一時間原稿を書く一時間で生み出すものの差を思うと泣きそうになる。

もちろん金のことを言い出すのは言いっこなしだと思う。でも、何年もやっていると、どうしても、バカみたいな時間だよなあ、と思ってしまう。

学生の頃、小説を書くだけあって俺には全く協調性がなく、みんなと一緒に頑張って何かをする的なことが全然できなかった。そういう自分の性根をわかっていたので、就活をしながらも(小説家にならないとどっかで人生詰むだろうな)と思っていた。実際会社員を数年やっていたが全然ダメダメだったし、給与キャリア全然上がる見込みがなかった。

けど独立してみたら案外イケた。一人親方仕事をする分には俺はわりとうまくいく側の人間だったらしい。月70万~90万ぐらい、バッと稼げるようになった。会社員の時は手取り25万とかだったのに。

手取り25万の会社員の頃、仕事へのモチベーションは皆無で、(まあでも俺小説家になるっていう切り札隠し持ってますし?)(賞獲ったら一気に出し抜くぜ)と思ってどうにか、キャリアを積めそうにないことをごまかしていた。同世代たちが中間管理職になったり後輩指導したりしてるのを、すごいなあと思いながらも、自分がどうやらそこにはいけなそうなことにないことに絶望したり、バリバリ働いて稼いでいるらしき同世代らに対して醜いコンプレックスを感じたりしていた。小説家になりたい、と思っている一方で、同世代よりは年収稼ぎたい、とか、出世してみたい、とか、そういう世間一般に即した野望も捨てきれずにいた。要するにすごくどっちつかずだった。

会社を辞めたのにはいろいろ理由があったのだが、辞めたら適性があっていたのか会社員時代よりいろいろうまくいった。

仕事内容も自分の得意分野だしやってみたかった憧れの仕事だった。ものすごくあっさりと年収が上がったし、お金を遣える幅も変わった。

そうなったとき、あれ?と思った。俺小説をわざわざ苦しんでまで書かなくても楽しくない? と。

話は戻る。最終選考の結果、落ちた。振出しに戻った。

あーーーー自殺したい、と心から思った。それを実行するには成功率ものすごい低いらしいと知っているので試しもしなかったが、何をしても、もう、楽しくない、と思った。

落ちたことよりも、落ちたということはまた最終選考に残って、はらはらするひと月を過ごすこの地獄みたいな体験を繰り返さなければいけないのかということが、とんでもない苦痛に思えた。今も思う。一応原稿は書いてるけど、今後どうしていいかよくわからない。

二回も残るってことは才能があるんだと思う。でも、ここ継続できるかどうかも才能の一つだ。ここでダメなら小説家になれたとしても続かない。

みんな、やたらと頑張ってって言ってくれるけど、努力している人を応援することで夢に乗っかりたいだけなんじゃないのかって最低なことを思ってしまう。

小説を書くことだけじゃない。夢を見続けるのにも体力がいる。

最終選考どころか選考通過もせず、小説誌の選考結果ページに自分ペンネームがないことに絶望してはしょげかえっていた学生時代自分に言いたい。

どうにかここまではこぎつけた、でも、ここはここで地獄だぜ、と。

AV女優とかお笑い芸人とかが小説書いて出版してるのみると正直発狂しそうになる。俺も何か突飛なプロフィールあればカドカワあたりが拾ってくれるんだろうか、とかね。

読書ぐらいしか好きなことないから金は売るほどあるし人生それなりに楽しい

それでも俺は小説家をこれからも目指すんだろうか。今はもうよくわからない。疲れてるから小説家目指してるとは思えないぐらいの駄文だけど小説家なりたいワナビに届いてほしい。

小説の最終選考残って喜んでたらただひたすらに地獄だった

スペック

投稿歴 7年(うちブランク3年ぐらいだから実質4,5年)

書いているジャンル 大衆文学系 長編の賞に応募しがち

都内在住のアラサー 小説家になりたいと思い始めたのは高校生ぐらいか

愚痴から匿名投稿の方がいいかと思って。

俺は大学生の時から小説をシコシコ書いて賞に応募していた。学生の時は、短編は一次通過するけど長編は棒にも端にも、みたいな、まあよくあるワナビーだった。

それでもめげずに、なんとかつづけた。

二十代半ばから、出したらだいたい通過するようになった。二次まで通るようになったので、何回か編集部からコメントがもらえたりした。

そんで今年、初めて最終選考まで通過した。もちろんうれしかったけど、地獄みたいな時間だった。

一カ月も結果を待ってなきゃいけない……ただそれだけなんだけど、落ちたらどれだけ落ち込まなきゃいけないんだろう、みたいなことを延々考えてしまって、意識を保っていること自体苦痛だった。

一回目は正直本命の賞じゃなかったから、つらかったけど、落ちたあとはわりとケロッとしていた。

問題二つ目。今年二回も最終に残ったんですよ。働きながら。すごない?

けどこれが本当に本当に地獄すぎた。毎日結果のことを考えて泣いた。起こってもいないのにすでに絶望していた。

前回の賞と違って本命度が違ったというのが大きいと思う。賞金もちょっとした年収ぐらい出る。書籍化約束されている。名だたる作家を輩出している名門の新人賞

もしこれでデビューが決まったら……めちゃくちゃ楽だよなあ……そう、思ってしまう。そんなふうに思ってしま自分の心の弱さに、また涙がでる。その繰り返しだった。毎日毎日

俺は一年に一本長編小説を書いていて、500枚ぐらい(15万字ぐらい)になるので一年がかりの大がかりの作業だ。これがもうものすごく疲れる。

会社員ではないが仕事をしながら執筆しているので、普通に忙しい。バイトではなく自営なので、繁忙期は仕事してるだけでわりとハードだ。

学生の時はあまり思わなかったが、仕事していると常々思う。

仕事して金稼ぐ方が圧倒的に楽だよなあ、と。

あたりまえのことだがデビューしていない人間の書く原稿原稿はいっっっっっっっっっっっっさい発生しない。あたりまえだ。

あたりまえではあるのだが、仕事をする一時間原稿を書く一時間で生み出すものの差を思うと泣きそうになる。

もちろん金のことを言い出すのは言いっこなしだと思う。でも、何年もやっていると、どうしても、バカみたいな時間だよなあ、と思ってしまう。

学生の頃、小説を書くだけあって俺には全く協調性がなく、みんなと一緒に頑張って何かをする的なことが全然できなかった。そういう自分の性根をわかっていたので、就活をしながらも(小説家にならないとどっかで人生詰むだろうな)と思っていた。実際会社員を数年やっていたが全然ダメダメだったし、給与キャリア全然上がる見込みがなかった。

けど独立してみたら案外イケた。一人親方仕事をする分には俺はわりとうまくいく側の人間だったらしい。月70万~90万ぐらい、バッと稼げるようになった。会社員の時は手取り25万とかだったのに。

手取り25万の会社員の頃、仕事へのモチベーションは皆無で、(まあでも俺小説家になるっていう切り札隠し持ってますし?)(賞獲ったら一気に出し抜くぜ)と思ってどうにか、キャリアを積めそうにないことをごまかしていた。同世代たちが中間管理職になったり後輩指導したりしてるのを、すごいなあと思いながらも、自分がどうやらそこにはいけなそうなことにないことに絶望したり、バリバリ働いて稼いでいるらしき同世代らに対して醜いコンプレックスを感じたりしていた。小説家になりたい、と思っている一方で、同世代よりは年収稼ぎたい、とか、出世してみたい、とか、そういう世間一般に即した野望も捨てきれずにいた。要するにすごくどっちつかずだった。

会社を辞めたのにはいろいろ理由があったのだが、辞めたら適性があっていたのか会社員時代よりいろいろうまくいった。

仕事内容も自分の得意分野だしやってみたかった憧れの仕事だった。ものすごくあっさりと年収が上がったし、お金を遣える幅も変わった。

そうなったとき、あれ?と思った。俺小説をわざわざ苦しんでまで書かなくても楽しくない? と。

話は戻る。最終選考の結果、落ちた。振出しに戻った。

あーーーー自殺したい、と心から思った。それを実行するには成功率ものすごい低いらしいと知っているので試しもしなかったが、何をしても、もう、楽しくない、と思った。

落ちたことよりも、落ちたということはまた最終選考に残って、はらはらするひと月を過ごすこの地獄みたいな体験を繰り返さなければいけないのかということが、とんでもない苦痛に思えた。今も思う。一応原稿は書いてるけど、今後どうしていいかよくわからない。

二回も残るってことは才能があるんだと思う。でも、ここ継続できるかどうかも才能の一つだ。ここでダメなら小説家になれたとしても続かない。

みんな、やたらと頑張ってって言ってくれるけど、努力している人を応援することで夢に乗っかりたいだけなんじゃないのかって最低なことを思ってしまう。

小説を書くことだけじゃない。夢を見続けるのにも体力がいる。

最終選考どころか選考通過もせず、小説誌の選考結果ページに自分ペンネームがないことに絶望してはしょげかえっていた学生時代自分に言いたい。

どうにかここまではこぎつけた、でも、ここはここで地獄だぜ、と。

AV女優とかお笑い芸人とかが小説書いて出版してるのみると正直発狂しそうになる。俺も何か突飛なプロフィールあればカドカワあたりが拾ってくれるんだろうか、とかね。

読書ぐらいしか好きなことないから金は売るほどあるし人生それなりに楽しい

それでも俺は小説家をこれからも目指すんだろうか。今はもうよくわからない。疲れてるから小説家目指してるとは思えないぐらいの駄文だけど小説家なりたいワナビに届いてほしい。

2023-12-16

就活は才能を見いだす場所じゃないんだわ

大学生とか、あるいは氷河期世代のオジオバとか、「こんなに優秀な私が採用されない(されなかった)のはオカシイ!」とSNSで叫んでいる奴多いが、企業採用活動というのは、才能や能力を見い出す場所ではないのよ。

ぶっちゃけ、採る側から見れば、誰でもいいわけ入社後、仕事をこなせる人材であれば、A君を採ろうと、B君を採ろうと、どっちでもいい。ほんとどっちでもいい。

もちろん、採用される側から見れば、その会社に受かるかどうかで人生が変わってくるから、大問題なんだけど、会社から見れば、何の問題もない。

なんか企業採用を、オーディションとか新人賞とかと勘違いしている人がいるんだよね。

芸能オーディションなら、落とした人材が、他社に拾われて、大スターになれば、落とした側の能力が疑われるし、

小説新人賞なら、落とした作品が他社で出版されて大ベストセラーになったら、これも問題

進撃の巨人という漫画が、最初持ち込んだ編集部に落とされたことも、ずっと言われているよね。

でも、企業採用で、問題になるのは、採用した人のパフォーマンスが悪かった時のみ。

無能採用した時だけ問題になる。

逆に、採用で落とした人が、その後、億万長者になろうとも、総理大臣になろうとも、採用が間違っていたということにはならんのよ。

からこそ、学歴フィルターというもの機能しているわけで、たとえば東京一工早慶という超ハイレベル学歴フィルターを設定したとして、もちろん、それで阪大ガチ優秀な人は取れないわけだけど、それでも全く問題ないわけ。

東京一工早慶という学歴フィルター採用した人よりも、落ちた阪大の人のほうが優秀で、他で大活躍することだって、十分にあり得るが、会社としては何の問題もない。

入社した人が、期待したパフォーマンスを出してくれれば、それでいいだけだから

良くあるMARCHラインフィルターかけて、採用した法政の人より、不採用になった明治学院の人のほうが、もしかしたら優秀かもしれないけど、それでも何の問題も無い。

何度も言うが、採用問題になるのは、無能を採った時だけで、優秀な人を取り逃がしたことは、企業採用活動で何にも問題にならないから。

実は、これ、大学入試も同じで、東大落ちた人が、総理大臣になろうと、ノーベル賞取ろうと、東大入試が間違っていたということにはならない。

就活とか大学入試とかは、芸能文化スポーツ分野での、オーディションとか新人賞とかと本質的に違うんです。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん