はてなキーワード: 抱き枕カバーとは
せめて抱き枕カバーくらい付けてやれよw
Twitterで映像畑の人による「映像系に使用する画像で72dpi以上は必要がなく、事前に整理するのが当然なんだけど350dpiのままで作業する人がいた。基本が抜けてるなぁ」といったツイートを偶然目にしてしまい、以下これに関してつらつらと書いていく。
結論から書くと、WEB画像の解像度設定は72dpiだろうが350dpiだろうがなんでもよく、縦と横のピクセル数だけ見ていればよい。
<DPIとは?>
「印刷用解像度設定」といったメタデータと考えてもらって構わない。
簡単に説明すると、DPIとは、その画像をどれだけのキレイさで印刷するかという品質設定の単位である。
dot per inchの略であり、1インチにどれだけドットを敷き詰めるかをこの数値で設定する。
72dpiは1インチあたりに72ドット、350dpiは1インチあたり350ドット。ドットの数が多いほど密度が上がるので鮮明に見える。
要はパソコンのディスプレイ解像度と同じ。同じピクセル数の画像を72dpiの設定で印刷しようとすると大きく荒く出て、350dpiの設定で印刷すると小さくキレイに出る。
FHDの動画を27インチFHDモニターに等倍で再生すると全画面で再生されるが、27インチ4Kモニターの場合、画質は良いが拡大しないと小さいウインドウ内で再生されるイメージとおおよその構造は一緒。
一般に印刷用の画像データは350dpiにするのが理想とされている。
そのデータを映像制作に使用する際に、解像度設定をそのままにしている人に対する嘆きが冒頭のツイートにつながったのだろう。
DPIとは「印刷用解像度設定」のことなので、デジタルで表示・使用する場合、この数値は関係がない。
重要なのはピクセル数だ。1920×1080pxの画像があったとする。
デジタル上でなにが変わるか。
なにも変わらないのである。
画像の見た目も、容量も変わらない。カンバスサイズも変わらない。
実際に解像度の数値を変更した画像をブラウザで読み込んでみたところ、表示されるものは全て一様であった。
なお、Photoshop上で解像度の数値を変更する際、設定によっては解像度の数値の増減に合わせて縦横のピクセル数も増えたり減ったり(拡大縮小)するので、それによって画像のサイズが変わりはする。
ただそれはピクセル数の増減によってサイズが増減するということなので、例えば350dpiを72dpiにしたから画像が小さくなった、とは言えない。
ちなみにディスプレイ上ではDPIではなくPPIと呼ぶ。なぜならばDotではなくPixelだから。どうでもいい話ではあるが。
72ppiじゃないよね。iPadは264ppi、iPhoneは460ppiのものもあるよね。
「モニターは、72ppi!」というのはあまりにいにしえの知識と言える。
さらに言うと、ppiは画面解像度と画面の物理的なサイズによって算出される。だってper inchだもん。
例えば4kモニターでも31インチなら142ppi。20インチなら220ppiだ。同じ数ピクセルが詰まってるなら画面が小さい方が細かいでしょ。
というか、逆に言えば80インチの場合4Kと言ったって55ppiである。フルHDは28ppiだ。
最終的にエンコードする画面解像度、つまりフルHDなのか4Kなのかなどによって必要な素材のピクセル数は決まってくる。
しかしそこにdpiだのppiだのといった数値はもはや関係がない。ピクセル数を削れという話なのだから。
したがって、繰り返しになるがピクセル数だけ見ていればよい。
映像制作中においても、素材画像の解像度設定が350だろうが72だろうが、画質になんの違いも出ない。
制作後も最終的にはエンコードをするので元素材画像の解像度設定はガチのマジで関係がない。
素材データの受け渡しを考えても画像容量も変わらないので本当に意味がない。
つまり、WEB画像の解像度設定は350dpiだろうが72dpiだろうがなんでもよく、縦と横のピクセル数だけ見ていればよい。
※画像の解像度設定の数値がバラバラだと先方にナメられるから、とかはガチで知らん。しょーもないと思う。
なんというか、基本を知らないなあと言っている側が昔の作法からアップデートできていないだけでしたっていうのを見て色々と考えてしまったものである。
(もしなにか「いや違う!」といった指摘があったらください。)
<※IllustratorやPhotoshopなどにおいては>
これらのソフトの場合、解像度設定の異なる同じ画像をドキュメント内に配置した場合、配置された画像の大きさ(縦横サイズ)に違いが出る。
なぜならばこれらは印刷を前提としたソフトであり、また、ドキュメント自体に印刷解像度の設定がなされているからである。
なんとなくWEB画像の場合は72にしないと気持ちが悪い、といった場合は否定しないが、それはあくまで個人のこだわりなのでそうしない人を基本が抜けてるとかう〜んとか言うのはやめた方がいいと思いました。
(イラレ上で画像を拡大縮小してるのに元画像の解像度を350dpiにするのにこだわるような意味のなさ。拡大縮小してる時点で解像度は変わってるし、印刷所でRIPのときに均されるんだからさ※後述)
<デジタルはわかった。結局印刷の場合ってどうすればいいの?>
A4/350dpiに必要なピクセル数が約W2890H4090pxなのでそれくらいで良いのでは。
ちなみになぜ350dpiが良いとされているかというと、これ以上解像度を増やしても人間の目にはあまり区別がつかないとされていたり、印刷機の性能の事情などによってそうなっている。
ポスターなどは150〜200dpi程度あれば十分とされる。デカいものは近くで見ないし多少荒くて良いのだ。
抱き枕やタペストリーなどもそれくらい。近くで見るものだけど、布自体の目が粗いのでデータの解像度を上げてもあまり意味がない。滲むし。
(布の種類にはよるが……)
ポスターも先述の通り解像度自体落とすので相対的にピクセル数は変わらずA1/150dpiの場合約W3500H4960pxなので上記より少し増える程度。
抱き枕カバーのようにすごく縦長とかでもない限りざっくり縦横5000pxあればもう十分なのではと思う。
というか、素人の場合は印刷の場合もピクセル数だけ見ていれば良いと思う。
実際に印刷されるデータは印刷所でRIP(リップ/リッピング)といって、印刷用データに変換されるんだけど、そのときに印刷解像度はあらかじめ印刷所で設定された数値に変換されることがほとんどだろう。
だって必要な印刷解像度って印刷機の線数の2倍って言うし。ほらまた知らない単語が出てきた。入稿先の印刷機の線数なんて把握せずに解像度設定してるでしょ。普通は175lpiなんだって。LPI。Line per inchね。その2倍。だから350なんだね。知らないでしょ。だからいいんだよ。良きようにやってくれるんだから。
A4なのかB5なのかとにかく出力サイズがわかっていて、それに十分なピクセル数が足りていれば良い。あと塗り足しね。
変に知識をつけて画像解像度350dpiにしました! 仕上がりサイズはA4です!っていって縦横350pxみたいな画像が配置してあるデータ送られてきてもガビガビに印刷されるだけだよ。大事なのはピクセル数。覚えてこ。
適当に書く。脚色したり故意に現実と変えたりした部分はいくつかある。けど、おおむね本当の話。だけど、フィクションなんだと思ってください。
元々はよくいる男のオタクだった、と言って良いと思う。といっても、オタ活で人生が充実していたというタイプではなくて、抱き枕カバーとかタペストリーとか買ってSNSで見せびらかすということもなくて。そこでアイデンティティを主張してた訳ではなかった、という意味では今風のオタクではないのかもしれない。
ツイッターで数千人くらい、絵師とか同人作家とかエロ漫画家とかフォローしてた。VTuberは見ない。基本的には絵を描く人のフォロワー。
たまにはすごい気に入る絵師というのは現れる訳で、『推し活』をやるかどうか、迷ったことが何度かある。けど、そういう文化は自分には合わなかった。リプ欄見てるとなんか歯ぎしりしたくなる。
同人誌の委託とか、電子書籍販売とかで、粛々と買う。あとFANBOX入ったりする。多いときで月に数万円使ってた。
この数万円という金額は、俺はコアなオタクであると主張するにはたぶん少ない金額だし、かといって俺の所得の内訳の中で、無視できるほど少ない金額でもない。
サブカルの世界でそれ以上なんか何者かになろうとは思わなかった・・・というと、違うのかもしれない。ワナビめいた憧れが絶無だったとも思えなくて、ただ、幸か不幸か、本気になって取り組んで挑戦する気にはなれなかった。
俺がなんかやるとしたら、音楽はぜんぜんレベル高くなかったけど少しやってたことがあって、もしかしたら作りたかったのかもしれない。そういうことは今でも思う。
というのが前提。書いてて自分でもつまらないと思う。俺みたいなのはよくいるタイプだとも。
あと、書いてみると、無意識にルサンチマンが煮えてたんだろうな、ということがなんとなくわかる。イラストは好きなんだけど、イラストが好きな人たちの界隈の空気にはぜんぜん入っていける感じがしなくて、ただの消費者に押し込められる感じがしてた、というかさ。イラストAIに手を出したのは、そういうのの影響が絶無だったとも思わない。あ、これは一応は予防線のつもり。
で、ここから本筋。
AIイラストが出始めたときは、まあホットな話題だった訳で、絵師数千人もフォローしてるのでツイッターに流れてくるたくさんの情報はそこそこ追えてた。「ふーん」くらいに思って眺めていた。初期のNovelAIとかは、「上手いイラストが描ける」というのとはぜんぜん違う代物だった訳で、面白いけどそれなんの意味があるのよ? というのが最初の頃の感想。
どうやら意味のある絵が描けるらしいな、ということがわかったのは今年に入ってから。だいたいイラストらしいものが描けるAnything-v3.0というモデルが出てきて、これもやはり「ふーん」とは思ったけど、多少は感心した。このペースで進化するんだ、という感じ。とはいえ、『イラストらしさ』が出てくるだけならpixiv、っていうか俺の場合は普通にツイッターのタイムライン、を適当に見た方が楽しい訳で、この頃でもまだ存在意義がわからなかった。
さて、この頃から同人コンテンツの電子販売サイトにはAI生成のNSFWな奴がずらずら並び始めて、俺は冷やかし半分に買ったりしていた。
実用性は、最初の頃は「うーん」だった。というか今でも、ああいうところで売ってるのは「うーん」なのが相当多い。人がイラスト描いて作ったのに比べると同じボリュームでもぜんぜん安いので、ギリ存在が正当化されないこともないかな、くらい。
とはいえ、たまには当たることもある訳で、頑張って漫画を作り始めた人たちのとかは、粗が多いとか漫画として出来が悪いとかを割り切れば、『今晩のおかず』に使えたりした。あと、すごく安く買えるCG集で、普通にNovelAIのつまらないAI絵なんだけど、ボリュームあるから多少は良い絵が混ざってるとか、シチュの力で抜けるとか、そういうこともあった。
そんな感じで、気づいたら販売サイトのAI生成の新作はけっこう真面目にチェックしてて、悪くなさそうなのを(相変わらず冷やかし半分という気持ちはあったけど)ぽちるようになっていた。し、この頃からAI絵師(この頃は術師という言い方はまだそこまで流行ってなかったように思う)のアカウントをフォローしてウォッチしたりもしてた。
そういう感じだった期間が、一ヶ月くらい。
俺にとって革命だったのは、AbyssOrangeMix2というイラストAIモデルで生成された絵が、そういうところまで流れてき始めたこと、だったと思う。
最初に見たのが、ツイッターだったのか、販売サイトだったのか、どっかのブログのまとめ記事だったのかは思い出せない。とにかくウォッチしてたAI絵師界隈で、やたらクオリティが 高く見える(傍点) 絵が流れてくるようになった。
「こういうの出るんだ、これは人には描けないので、AIの存在意義あるだろう」
ちょっと話が逸れるけど、自分でイラストAIを触り始めてからというもの、そういうのが成り立つ仕組みは、なんとなくは把握するようになった。
AbyssOrangeMix2というモデルは、リアル系マージモデルというジャンルの、古典的な代表格みたいな代物である。つまり、イラストを描かせるAIに、実写美女風画像を生成するAIを適当に混ぜ込んである。そうすると、服のディテールとか身体の表現とかがすごくなってエロい。
まあ上手く配合比率とか設定できれば、という話ではある。AbyssOrangeMix2はやたら完成度が高くて、未だにこれメインで使う人もいるようなモデルである。
Stability AIの中で働いててAI研究してるような人からしたらクソどうでも良い技術なのだと思われるけど、AIイラストの界隈では革命だった。
上に書いたことを繰り返すけど、イラストAIを使って『イラストらしさ』が出てくるだけなら、『人が描いた絵』を見れば良い。けど、『AIイラストらしさ』が出てきてそれが『人が描いた絵』とは違うベクトルで美しいなら、イラストAIの存在意義を認めるしかない。
そういうものである。逆に誰でも簡単にすごい神絵師みたいな絵が出力できますというイラストAIには(まあそういうのがあるとして、というかあるんだけど名前は出さないでおくとして)俺は率直に言って存在意義を感じられない。
だいぶ話が脱線したので本筋に戻すとして、そういう訳で俺がイラストAIに価値を見出だせるようになったきっかけは明確で、AbyssOrangeMix2である。その頃の俺は、初めてAI絵師のFANBOXに登録してみたりする、というムーブをしたりした。
とはいえこれ自分でできるわ、とも思ったのは、事実ではあって。
自分でやると、自分の性癖にフィットするので、そういうところを狙いたかった。
やや埃を被っていたデスクトップPCの数世代前のGPUを5万円くらいの新しめの奴に買い替えて、AIイラスト始めてみたりした。
最初の一週間くらいは、なにもかも思い通りにいかなかくて大変だったけど、ググってノウハウ調べて色々試行錯誤しながらやってたら、なんかちゃんと自分の性癖に刺さるものが出るようになった。少なくとも俺は抜ける。
あ、俺はIT系で、そういうの慣れてる。windowsでやるの面倒くさいだろうと思ってlinuxで動かしてる感じ。そういう人がなんとなく使えるようになるのに一週間なので、慣れてない人はもっと努力しないとできないであろう。
で、しばらくはネットに晒さないでこそこそやってたんだけど、こういうのは他人に見せて、という要素がないと行き詰まるわ、ということも感じるようになった。それで、某所と某所と・・・に上げるようにした。上げててもフォロワー二桁なんだけど、それは積極的に宣伝してないし始めて日も浅いのでその・・・という感じ。
ちなみに、渋とかには投げないようにしてる。サイトに投げるとしてもAIイラスト専用サイトである。あとツイッター。一次創作しかやらず絵柄LoRAとか既存絵からのi2iとかは当然やらず第三者が検証できるようにプロンプトとか設定とか基本的に公開してる。それ使うのどうすか問題を棚に上げれば(AIイラストそれ自体の是非と、あとNAIリークの問題がある)、わりかしクリーンなもんである。そして、それで金を取ろうとは思わない。
自分で言うのもなんだけど、さすがにヘタクソなの投稿してるとは思ってなくて、それなりにこだわって質が良いのを投げてるつもりてはある。まあまあ気に入って継続的に見てくれてそうな人も数人はいる雰囲気で、俺はそれくらいで良い。あと、それで繋がりが出来たというとさすがにそれは嘘だろ、なんだけど、それ繋がりでたまにネットでお話する人とかはなんかいて、現状は割と居心地が良い感じである。
『俺はいかにしてAI術師になりしか』ってことなら、経緯としてはこれくらい。読んできた皆様は、文章くどい割に中身がないことに薄々感づかれているであろう。AIイラストやる人間のクリエイティビティは大したことないので、大目に見て欲しい。
で、以下は余談的な話。
こないだツイッターで燃えてた?話で、AIイラスト作ってる人も努力してるんだよ、いやしてねえだろ、みたいなのあって、面白がって眺めてたんだけど。
俺たちは費やしてる時間ということなら、たぶんけっこうそれなりの量を突っ込んでるのは事実である。もちろんAIイラストが始まって数ヶ月しか経ってないので、これまでの蓄積の総量ではイラスト描く人たちには負けるけど、それなら数年後には追いつく訳で。
それを努力と呼びたい人がそう呼ぶのは構わないと思う。ゲーム遊んでるのとなにが違うんだ、とも思うけどね。
イラストレーターになるような人っていうのは、それこそ十代の頃から人生賭けてやってるんだろうなあ、というのはツイッターで見ていると伝わってくる。それと、不特定多数に対して自分の実力の承認を求めないと生きていけない、というのはかなり辛いことだろうな、ということも。それで病んで潰れちゃった人ってよく見るしね。職業イラストレーターで食って行こうというのは、大変なことであろうな、というのは、見てるだけの人も察することはできる。
で、俺たちはそういうことはなくて、なんとなく人生歩んでて、創作(仕事とかなんとか言い換えても良いかもしれない)って人生とか実存とか賭けてやるようなことじゃないとか思ったから、ここにいる。
イラストになにを求めてるかって、端的に嗜好品だと思ってて、ささやかな癒やしを買い求めたいに過ぎない。
イラストレーターさんたちがそういうところで商売してくれるかっていうと必ずしもそうではなくて、SNSとかでは必ずしも嗜好品として実用的なものが伸びる訳ではないっぽいので、イラストのトレンドと俺たちが欲しいものって、けっきょくどんどんずれていく。その中でどうにか自分の性癖に近い絵師をがんばって探してその人から買って人によっては『推し活』していついなくなるかわからない絵師を支えて、という日々だった訳である。そういうのが楽しい人は良いんだろうけど、全員がそうでもない、というかオタクというかサブカル消費者やるような人間の中では楽しんでやってる奴は少数派じゃないの?と思う。
でもイラストAIさんはそういうの端折らせてくれるので、確実に俺たちのニーズには応えている。好みの絵柄が出るようになるまで設定をチューニングして(モデル選び、生成の設定、プロンプト、LoRA適用など、ここには意外と努力と技術が要るのだが)、あとは欲しいだけ出せば良いんだから・・・
・・・というのは大嘘で、どんなにプロンプトで頑張っても欲しいポーズとか服とかが出てこない(学習がちゃんとできてなくて描けない)からControlNetでなんとかとかLoRAで云々とか、あと細かい粗とかは常にたくさんあるのでそういうの修正したいとかやりだすとここでもやっぱり努力しないといけないとか、そういう問題はある。
でもそれは努力でなんとかなる問題で、覚悟は問われない。ゲームをやり込むのと同じ。
俺は、覚悟のない人が余暇にやって、自分の欲しいものと多少の繋がりを得られる、っていうのは趣味というか道楽としては素晴らしいことだと思う。
そう、イラストAIとは、道楽である。たぶん、俺たちは、それをそれ以上のものとは思っていない。
ネットで見かけるAI術師たちを見てると、「AIを使っていることは不問とするならば、ちゃんとモラルを持ってやってるんだろう」という感じがする術師って、俺みたいなタイプが多そうなんだよね。ちなみに、すごくたくさんいる。たぶん一番多い。フォロワーせいぜい3桁なので目立たないけど。次に多いのはお金儲けとか一山当てるとか承認欲求とかやりたい人って感じはし、それより更に少ないほとんど例外的な人種として「なんか邪悪なことをしたい人」がたまにツイッターに湧いてるかな、という感じ。
雰囲気は昔の2ちゃんねるっぽい。大多数の利用者はなんとなく楽しみたくてやってる名無しさん。気の利いたことをやって認められよう、みたいな奴もいてIDで呼ばれたりコテがついたりしている。荒らしは数は少ないけど暴れるので目立つ、みたいな。
それでなー。以下は本当に余談というか、まあ世間の論点にいっちょ噛みくらいはしておきましょう、というお話。
俺たちは別に金取ってなんかしようとかそういうつもりはない。繰り返すけど、自分のためにささやかな癒やしが欲しいだけである。そういう意味で、イラストレーターさんの仕事を奪おうとかはまったく思わない(ある人・・・というか、そうさせたい人にはどう対処するの問題はある。それはそっちでイラストレーターさんたちはどうにか頑張って対抗してください、としか言えない)。
ま、実際問題として、AIイラスト垢って今のところ、同族のAIイラスト垢にフォローされて伸びる以外ではぜんぜん伸びない感じもするし。
ただし、俺のサブカル向け出費は順調に減少している。5万円するグラボを買っちゃったけど、節約効果で来月くらいにはペイしそうなのも、また事実である。
俺がサブカルに何万円も使ってたのって一種の中毒だった訳で、AIイラスト道楽中毒になれば相対的に安い訳で、差し引きプラスになる。『今晩のおかず』を自給自足する割と実用的な手段であるという効果も相まって。
これはつまりは縮小再生産に加担しているということであって、その点に関してだけはやや胸が痛む。
とはいえ、「オタク向けの商品をバンバン買え!消費しろ!」というのに踊らされ続けるのも、しんどい訳でさ。降りさせてくださいな。去るものを追わないでくれ。
今のAIイラストっていうのは、これまで書いてきた俺の事例みたいに、努力はできるが覚悟はできなくて満足が得られると嬉しい、というニーズに一番合ってると思う。おかずを地産地消し、その過程でも享楽が得られる、という道楽である。他人の出したAIイラストっていうのは、まあそんなに低くない頻度で刺さるのはあるけど、基本的にはそれを楽しむくらいなら自分で出した方が、ってところがある。逆に、AIイラストやる他の人に刺せると、してやったり感があって嬉しいというところもあるけど。
で、俺らみたいなのって、けっこうそういう意味の努力が要求されるのは事実。
そういうところが面倒くさいので、ものすごくでかいムーブメントにはならないはずである。ゲームを本格的にやり込む『廃人』みたいな人が数の上では少ないのと一緒。
『nijijourney V5』というサービスがある。『神絵師らしさ』を存分に発揮した画像がツイッターとかでよく流れてくるので、ご存じの方も多いと思う。これは無料枠でもそこそこの枚数、月額数千円課金するともっとたくさん、イラストが生成できて、しかもそこまで面倒くさい設定とか要らない。Discordで割とシンプルな呪文を投げれば向こうが勝手にやってる最適な設定で動く、ようなサービスになっている。
現状、これがいまいちなのは間違いないと思う。『神絵師らしさ』は出るんだけど、それはどっか上の方に書いた理由で存在意義がない、と俺は主張する。あと、それより根本的な問題としてはNSFW出せない縛りがあってそれがきついとか、あと本当に「誰がやっても同じ」になってしまうので自分の性癖に刺さるものにチューンできないとか、色々問題点はある。
けど、そういうのをなんとかした後発サービスはどこかの会社が頑張って作ってる最中だろうという気もして、それがサービスのクオリティというか気の利いてる度合いみたいなところで「俺たちが使える水準」になれば、でかいムーブメントになるのかもしれない。
なったら、あとは俺たちの縮小再生産が勝つ。
「AIに仕事を奪われる」立場の人たちってすごい大変だと思うけど、その反対側では「そもそも仕事にならなくなる」という形で需要が溶けていく部分もあると思うんだな。そういう需要で食ってきた人はどうするんだろう、みたいな。「イラストAIの方が低コストで需要に応えられる」ならこれまでイラスト描いてきた人たちが覚えて使えばそれで良いという話もあるけど、それ以前に需要のいくらか(ぜんぶではないにしても)は消滅する方向性である。現に俺は節約できてしまったのだし。
そういうのはあんまり正規雇用の職業としては成り立ってなかったという意味では「イラストレーターの仕事を奪わない」かもしれないけど、じわじわ来るだろう、みたいな。
そういう意味でイラスト文化というかイラスト産業の未来は明るくない気がするのだけど、とはいえそれがものすごく明るいものに見えてたのが異常だった、ということかもしれない気もしていて、ちょっとよくわからない。
俺は節約したとはいえ、サブカルに落とすお金がゼロになった訳ではないし、まだ消費者を名乗れるのだけどさ。
ささやかな癒やしを買いたい人に、ささやかな癒やしを売れてなかったという意味では、そのシステムはずっと前に壊れていて。AIって、つまるところそれを露呈させただけだと思うよ。
毎年夏にはくせえくせえと話題になるコミケ会場。確かに臭い。マジでやばい。冬だろうと容赦はない。
男向けのものを選んで居るのでオタクくんを前提としてるけど、女ももちろん有効なのでやってくれ。
普段から…と言いたいが、無理な奴もいると思う。なのでイベントの3日くらい前から毎日湯船にきちんと浸かり、温まって肌を柔らかくしてからボディタオルでしっかり洗って垢を落とせ。
水気がしっかり切れないとボディタオル自体がカビるから、風呂をサボるレベルのズボラオタクに綿や麻はオススメできない。
一時流行ったデオコを使おうとするな。キモオタからJKの匂いがしたら世紀末だろ。
臭いを匂いでカバーしようとするからお前はダメなんだ。悪臭と石鹸や花が混ざるだけで何も解決しないどころかかえってやばい臭いになる。やめとけ。せめてシトラスかミントにしろ。
くせえ女は特にこのトラップにハマってホコリとカビっぽいカサカサの花みたいなのになってるやつがいる。気をつけろ。
黙ってメンズビオレのデオドラントボディソープを選べ。安価だしよく洗えて臭いも防げる。
シーブリーズは洗い上がりが爽快だがひんやりするので冬は死ぬ。
ワキ毛は臭くなる理由の最たるもんだから処理しとけ。どうにかしろ。
ワキガとか関係なく成人以上ならデオナチュレキメろ。白と青で悩んでも効能は変わらん。青はミントの匂いが強い。
髪の毛は汚く伸ばすくらいなら剃っちまえ。と言いたいがガッツリ洗えばある程度はどうにかなる。
まず、家族が買ってくる適当なシャンプーや、実家で使ってたものをそのまま惰性で買い続けてるシャンプーを使うな。
同人誌に金かけたいのはわかるが、1~2冊分我慢してマーロかウルオスのスカルプシャンプーを買え。1000円前後でかなり使えるから。
とにかくしっかり頭皮の脂と雑菌を落とせ。
特に後頭部や襟足、耳裏を忘れるな。
体温が高い場所はどうしても汗をかくので臭くなりがちだ。しっかりシャンプーが泡立つようになるまで何度でも洗え。1回で脂が落ちると思うなよ。
すすぎもしっかり泡を落とす。
トリートメントやコンディショナーはサラサラの仕上がりのタイプを選べ。髪のダメージよりベタつきを気にしろ。
これは余談だが髪洗ったあとに体もしっかりすすがないと、首からケツにかけてニキビできる原因になるから気をつけよう。
残念だが一張羅は捨て置け。
お前ら自分の服に雑菌が繁殖してることに気づいてないだろ。汗臭い服は雑菌が繁殖した所謂生乾きの臭いだ。
全面プリントのキャラTを腐らせんな。お前らの嫁がむちゃくちゃ酸味のある最悪な臭い放ってるんだぞ。悲しすぎるだろ。嫁のためにもきちんとした洗い方で洗え。
湯と漂白系洗剤洗ってから日光に当てて完全に干せば菌は死滅する。
だけどお前らはそんなんやらんよな。そもそも今冬だし。最近さみーし雪降るし。
コインランドリーで乾燥機かけても解決するけどそんなんぜってーやんねーだろ。ならいっそ捨てちまえ。新調しろ。とにかく臭い服を捨てろ。
風呂入ってるのに臭いヤツは服が臭いことに頼むから気づいてくれ。
靴を脱ぐだけで足の臭いが立ち上ってくるほどやべー激臭マンは今すぐドラッグストア駆け込んでデオナチュレの足用クリーム買ってこい。しっかり塗りこめ。足もサラサラで快適になるぞ。
腐ってる靴もこの際捨てちまえ。
どうしてもその靴がいいならエアコンのカビ止めのスプレー買ってきて靴の中に吹きつけろ。臭わなくなるぞ。
革靴とかにかけた時どうなるかは知らんから自己責任でよろしく頼む。
これくらいやればほとんどの場合は激臭マンからは脱却できる。やってくれ。
以上、臭いオタクに本頒布するのがつらい成人向けサークルからの悲鳴と切実なお願いだ。
握手会のアイドルも同じ気持ちを味わってるから、イベントの種類問わずに匂いのエチケットはきちんとしような。
ざっと読んだ限りほかの場所の話も出てたので分かる…と思いつつ追記することにする。
口臭についてはマスクなことと、クソ長くなるから除外してた。せっかくなので記載する。長いぞ。
口臭がヤベェやつは歯がヤバいやつと内臓がヤバい奴の2パターン。
歯がヤベェやつは一にも二にも歯医者に行け。
まず虫歯を根治させろ。挨拶されて虫歯の香ばしい匂い漂ってきた時の絶望はもう味わいたくない。
笑顔が素敵でも歯が溶けてたら終わりだ。
歯石はきちんと取ってもらえ。それだけでも軽度の歯肉炎は結構治る。
歯と歯茎の間にブラシがきちんと当たるようにしっかり磨け。血が出るなら日頃から足りてない。
糸ようじ(フロス)もかけろ。マウスウォッシュでうがいも有効だ。
何使っていいかわからんやつはノニオにしとけ。リステリンでもいい。辛いのがダメなやつはアルコールなしを選べ。
それから、多分日本人にはクソ難しい話だと思うが、歯磨き粉で磨いたあとに口はゆすがない方がいい。
これは歯磨いたあとに余計なもの飲み食いしなくなるからダイエットにもかなり有効だ。
詳しく知りたいやつはスウェーデンの歯磨きについて調べてくれ。
あとはイベント中唾液分泌のためにガム噛んどけ。唾液が足りないと臭う。
臭い玉の場合もある。口の中を鏡で見て、白いの見つけたら綿棒で優しく押して除去する。強くしないこと。
気になるなら歯医者行け。
口からドブ臭やうんこ臭がするモルボルは内科に行け。下手したら死ぬぞ。
胃腸と肝臓の機能が落ちてる場合が多いと思うが、いちばん怖いのは糖尿病だ。とにかく病院に行け。
薄い本なんか読んでる場合じゃねえ。失明したら嫁の姿も見れなくなるぞ。
大体はストレスと食習慣のせいだ。
肉や脂ばっか食ってるからそうなる。腸内環境が劣悪だろうから、善玉菌を推していけ。発酵食品と食物繊維とって、オリゴ糖とか摂ろう。
その手の話かよって思うのは仕方ないが残念だが他に言いようがない。健康になるしかない。
これは身なりそれなりでもクタクタのカバンのやつでたまにいる。
合成でも本革でも、メンテナンスはさぼるな。濡れた革は臭くなりやすいので先ず濡らすな。
リュックがくせえオタクは捨てろ!!!後生大事に同じものを何年も使うな…。
汗吸って乾いてを繰り返して雑菌まみれなんだよ。服や靴と同じだ。酷いやつはカビて白くなってる。気づけよ。
諦めて買い換えろ。抱き枕カバーよりは安いだろ。
ショルダーストラップや背中が当たる位置にエアコンのカビ止めが有効だと思う。
暗所保管は戦利品だけでいい。
普通にいるよ。
ちなみにイベントで臭いが普通に違かった。コミティアやスパコミは会場全体が臭いと思ったことは夏でもほぼない。個人でやばいのがちらちらいる程度。参加人数もあるとは思う。男女比の関係もあるかもしれないな。
あの会場にいて匂いがわからんやつは、鼻が詰まってるか、自分も臭いか、臭すぎて鼻が麻痺したかのどれかだよ。マジで現実で臭い。
ちなみに男を叩いてる訳では無い。女オタクでも臭いのはそれなり紛れてる。男だけじゃない。だいたい饐えた臭いがしてて普通にくせえ。あと髪の毛伸ばすんならケアしろな。脂ぎって束になってるのはかなりきついぞ。
ここまで結構話してきたが、最悪なのは「○○さんお久しぶりです」って言ってくれる目の前の人が臭いときと、何度も来てくれてる人が臭いとき。これすっげえつらい。正直泣きそう。
わざわざ自分の本を買いにスペースまて来てくれる人にこんなこと思いたくない。本当に頼む。
こんな増田でコミケの匂いは変わらんと思うが、何かきっかけになってくれればすげー嬉しい。
このまえ、よしんばんで抱き枕カバー買った。
企業個人問わず、○万人記念とか○周年記念で作るVが結構居るんだけどさ。
「頭の頂点が抱き枕カバーの上端から5~10cmのところにくるように描く。キャラをど真ん中に配置しない」
という構図の不文律がある。
理由は抱いてみれば一発で分かることだが、オタクの顔の横にキャラクターの顔が来ないと添い寝気分にならないから。
(特にロリ)キャラが中央にどーんと書かれた抱き枕カバーは実際使うと胸や腹の位置に顔が来てしまう。
あと顔がでかすぎても違和感がすごいので余白が寂しかろうが足先から下がガラ空きだろうがキャラをでかくしてはいけない。
他にも目線が云々とか背景をシンプルにとかいろいろお決まりがあるが、これらのポイントを外してると実用性に乏しくなるので売れない。
抱き枕カバーのイラストを描き慣れてるイラストレーターはポイントをしっかり抑えてくれるが、
Vのいわゆるママやファンアートを描いている方々等、抱き枕なんぞに無縁の生活を送ってきた方は縦長のイラストのド真ん中にキャラが寝ている構図にしがち。
実際に抱き枕本体に装着して使う奴は少数派なのかもしれないけど
せっかく記念に作るなら抱き枕カバーとしてちゃんと良い物にして欲しいなーとモヤる。
イラストレーターに直接意見するのも気が引けるし、抱き枕カバーのイラスト公開時にはもう手遅れってことも多いからどうにもならん。
作品としては二次多めで、タぺとか抱き枕カバーなどグッズもそれなりに作ってます。
で、表題の件。
イベント以外ではグッズは委託販売してるんですが、転売とかいうおよそ人間のすることとは思えない害悪クソ行為が横行してるんですね。
売った分は売れるからそこまで痛くはないけど正直胸糞悪い。
というわけで、どうやったら転売ヤーを駆逐出来るか調べるため自ら転売屋の真似をしてみた。
流石に人様の作品を流す訳には行かないので、自分の作品である。もはや転売では無い。
出品したのは数年前にコミケで出して手元に1つ取っておいた、某育成シミュレーションゲームに出てくるとある娘の抱き枕カバー。
元値が9000円ぐらいなので、とりあえず開始価格はそれで、倍の18000円で即決にしてヤフオクに流してみた。
7日間の出品だったが、わりとすぐに入札が付いた。
手数料もろもろ取られて、転売だったら2300円ぐらいの儲け。
個別の受注だったらこのぐらい取っても良い気がするので、落札者からの文句は受け付けない。
元手は多少要るがこういうのを複数行った場合、ひと月暮らせるだけのお金は稼げそうな雰囲気がある。
すぐに売れないリスクもあるが、希少価値で盛ってるものなら売れるまで持っておいて損ではない。
・・・さて、少し転売稼業の甘い誘惑に屈しそうになったが、冷静になって落札者に購入理由をメッセージで聞いてみた。
要約すると、"売っていた時期はキャラクター自体知らなかったが、最近になってハマって、サンプルの画像をどこかで見てどうしても欲しくなった"、とのこと。
これがプレミアというやつだろうか。
販売時期とは違って現在はそこまで流行しているキャラクターでは無いので再販とかは考えていなかったが、そんなに欲しかったなら連絡してくれれば良かったのにと思わなくもない。
ていうか再販は一定数声が上がればやってるし、転売クソ野郎から高い金出して買うぐらいなら出来ればそっちから買って欲しい。
どうしても再販待てなかったり、そもそもやってなくても、多少割高になっていいなら個別で受注生産もできるっちゃできる。
とにかく欲しい旨を伝えてくれればどうにかなる可能性があるってことを1つ言っておきたい。
まあ全部妄想なんだけど。
増田にも偶に二次創作が嫌なクリエイターのお気持ちが上がるけどさ、今のご時世に「全く二次創作に触れてないオタク系作品のクリエイター」って存在するの?
二次創作を嫌と言えない空気感に抑圧されて黙ってるというより、みんな二次創作してる/二次創作の盛り上がりを利用してるから黙ってるんじゃないの?と思ってしまう。
二次創作から自分の作品がウケて一次創作に切り替えたクリエイターなんて山といるし、なんなら作者本人のTwitterで二次創作してるクリエイターだってたくさんいる。
とらのあなやメロンブックスなどの同人屋にも店舗限定特典が付いて、コミケには公式が出店する。公式ブースで販売するグッズを描いた絵師が、同じコミケで二次創作同人誌を売ってたりする。
FGOなんかでよく見るけど公式と絵師が違うコンテンツで、絵師が自分の描いたキャラの漫画やイラストを非公式で描いてたり、同人グッズを出してたりする。これだって二次創作だよね。
公式が二次創作を拒めないんじゃなくて、二次創作の利益(金だけじゃなくて界隈の盛り上がりや知名度)を利用してたり、自作品他作品関わらず二次創作を楽しんでたりするクリエイターや公式が増えたのが現状だと思うんだよな。
だから二次創作を光栄に思え!って言ってるんじゃなくて、こういう現状で二次創作が嫌なら公式でガイドライン敷くなり非営利も嫌なら禁止するなりしろって話。
こう言うと泥棒じゃなくて鍵を閉めてなかった奴が悪いのか論を言われそうだけど、そうじゃなくて、大多数の公式やクリエイターが二次創作を受容している、宣伝手段として利用している現状で自分が違うなら声を上げないと伝わらないですよってこと。
一時超バズって今でも女性向けコンテンツの人気筆頭のヒプノシスマイクは営利二次を禁止したけど、ピークこそ落ち着いても今でもかなりの人気を保ってるし、映像研もエロ二次禁止したけど放送当時は結構話題になってたよね。
グリッドマンなんてファンティアとFANBOX止めたり二次創作抱き枕カバーの発売差し止めしたり結構強気にガイドラインに沿って動いてたけど、界隈の雰囲気はそれで落ち込んだりはしなかった。
FGOグラブルニトロプラス東方スクエニなどなど同人出がちな作品持ってるとこはだいたい二次創作のガイドライン出してる。
ここまで大手の名前挙げたけど、作者個人や小さいサークルでも二次創作の禁止令やガイドライン出してるところは沢山あるし、一回出しちゃえば自治したがりのオタクが勝手に取り締まってくれるから大体の人間はルールを守るようになるよ。
二次創作がここまで表に出るようになってきた分、公式や作者がガイドライン出すのも別に変なことじゃなくなってきてる。
公式HPがなかったり、載せるのが難しいなら編集さんとかにしっかり相談した上で、Twitterで発信するだけでもかなり変わると思う。善意というか作品が好きでやってる二次創作者は作者のことも好きだから。ゴロに関してはガイドラインしっかり作った上で訴えればいい。完全に禁止って言うのが怖いならTwitterとかでエゴサするときに引っかかってしまう/苦手な人にも見えてしまうので検索避けなどの配慮をお願いしたいって言えば見えなくはなると思う。
ガイドラインを出してないとこの二次創作するなってのは確かにその通りなんだけど、ガイドライン作らずに認めているような態度を取る公式作者もかなり増えたし、非営利なら確実に法にも引っ掛からないからやる人はやるよ。大体の公式は歓迎してるからここもそうだろうってスタンスの人が多い。
何も言わずに普通嫌でしょう察してくださいじゃ、歓迎してるんだな!って察せられちゃうんだよ。そしてその雰囲気はたぶん当分変わらない。二次創作を受け入れる手法を取ってる公式や作者の数がめちゃめちゃ多いし、その中には大手もいるから。TwitterやPixivでバズってる作品は事実人気が出て売れてるから。
金目的じゃなく二次創作をやってる人間は、界隈を盛り上げてやってるとまでは思ってなくても、公式や作者が嫌がってるとまでは微塵も思ってないし、言わないと永遠に伝わらない。嫌なら言えよ。雰囲気のせいにしても受け入れてるのは自分自身だぞ。