はてなキーワード: 性的な意味でとは
ネットミームになって久しく、そのうち読むか~と思っていた作品。すこしごたごたもあったけど搾精研究所先生はサクセスしてるっぽくてなによりです。
まずこれは新参者全員が思うだろうけれど…アマミヤ先生の出番おっそいわあああああああああああ!?いついつ出会うかと思えば終盤の域だった。だけど待った分だけインパクトも大きくて一挙手一投足笑わせてもらった。後半はシリアスな展開で暗さに拍車がかかっていたからやっぱアマミヤ先生の存在は偉大なる味変カンフージェネレーションだと思うっす。ウッス。黙っちゃうところ可愛いっす。ウッス。
評価されているシナリオはちゃんとよかった。概ね三段階に分かれていて、ヒラ看護士たちとその上のお局たち。そしてさらに上に師長が存在している。性格最悪と銘打ちながらも「最悪」は上へ上へとインフレを描き、それでいて各キャラは抑えている風はなく多種多様な「最悪」さを表現しているのには感服した。
ヒラ看護士編はそれ単体で各キャラで上手く最悪な責めを実現している。単体でも活きている作品だが、 だんだんと、特にお局編に入ってくるとヤマダとそれまでのヒラ看護士たちが(非性的な意味で)絡み合いキャラクターの奥深さを描き出していく。お局たちの最悪さと同時にまさに二重の意味で「可愛く見えてくる」のだ。そしてそんな彼女たちと結託し病院の巨悪へと立ち向かって行く王道ストーリーいいぞ~。
しかし黒幕にも悲しき過去が……。勝利者などいない。そんなエンドであった。看護士たちは性格が悪いままだし。いうなれば全員にきっかけが起きたお話だったぬ。そのきっかけのきっかけがあのヤマダの勇気と機転というのも笑える話である。
シナリオの妙といえばタチバナさん。初回ナースということもあり後発組にくらべると随分スタンダードな「性格がキツい」という最悪さで、シナリオ進行に伴いマジメな仕事人という面が押されて単純に好感度が上がってしまうキャラに仕上がった。しかーし!そんな素直に惚れてまうやろー!と比較的言えそうな彼女に対して搾精研究所先生がお出しした答えが彼氏持ち。うーんナイスですねぇ!安易に惚れない惚れさせない。
実用性の面でも触れておくと、M属性がない私がイケそうなのはタチバナ、師長がスタンダードでなんとか使えそうで、ギリギリでクロカワ・ヒラマツペアがいけるか…?といったところ。お局さんたちはムリです…。
属性を差っぴいてもキャラの多様性とは正反対に展開が一発抜く→ヤマダが一回ではちょっと…→怒って再度イジメられる。というようなテンプレート進行なので連続で読むとかなり食傷します。キャラ造詣と比較してなんでこんな単調なんだと疑問がわくが、これが作者の王道なのかエロは最重視してないのかテンドンの妙技なのかよくわからない。まあ各回序盤でこれを通すことでキャラがつかめるという点では優れている気もする。それに大興奮とまではいかずともエロくはあるしリビドーを感じないわけでもないので…でもまあその後作画担当をつけたのは成功かなぁ。
ヌマジリの長文台詞回しはどれもガチですごくてもう脱帽する文才で大好きなんですがけどね。この毒舌ってエロいんでしょうか?教えてエロイ人。
話題作というわけで読んだら話題になった部分が順当に面白かった。
ユニークな才能は十二分に伝わるがハネたのは時の運というか茶化しながらも話題にされ続けた愛され力の結果かなと感じる。
その後も青水庵みたいなコースに行かまいか不安だったけどツイッターを見る限りではアマミヤ先生をアバターにすることで楽しくやってるみたいでなによりです。何気に淫獄団地のネームが好きでCG集よりこっちの形式のほうがもっと好きになれそう。
https://mangacross.jp/comics/haruka
一巻。
サクラダリセットみたいなタイトルだぁ。と読んだ。サクラダどころか河野裕作品知らないけれど。語感がなんかいいよね。リセット。
作者の野上武志はうーん新人かな?と思ったがリボンの武者の作者。
リボンの武者いいよねぇ。いやこれもまったく読んでないけれど。表紙のデザインがいいのだわ。
和装の女性表紙ということでんーまた女性棋士モノかな?と予想したものの中身はぁ、日常系?ジャンルがわからない。グルメだけでない孤独のグルメ系。公式ジャンルは「日常系 趣味 料理・グルメ」
こーいうジャンルの主人公は自由業に限る。時と場所に縛られない自由さが必要なのだ。というのが自論なのですが。この作品は文筆業ということでOK。かと思いきや、「リセット」≒息抜きをテーマにしているのでわりと近々に済ますことが多くなりそうな懸念。自宅~東京近辺の話が中心かな。商談で国内外を転々とするゴローちゃんシステムは偉大なのだった。でも成人女性の自由さはよく出てると思います。
肝心の内容は。うーん。なんかうっすい!各スポットを実にうまく紹介していてそこがすばらしい!だけどはるかのリアクションがちょっと表面的すぎるかなぁって思うの。
だけどな!そのゆる~さがちょうどいい。だらだら何も考えずに漫画を読みたいときってしょっちゅうあって、まさに息抜きに読める漫画としてちょうどいい。
女性ばかりだけど百合百合してないし服装は毎回違って楽しいし白目大きいの好きだし!
あ、なんか浅そうって書いちゃったけどそうじゃない気に入っている部分があって、「小物への嗅覚」みたいなのが良い。内装や香りを楽しんでいるのはいいよねぇ。
食事や観光地など特定のひとつのジャンルに固定化してないから次はどんな話だろうかと飽きが遅そうな形式なのでしばらくは楽しんで読めると思う。
んーしかし。この作品、どうしても個人的にダメな点があります。
食事の「優勝」や黄桜っぽいのはギリセーフとしても自分ですらわかる露骨そうなのは
「ゆくぞ私 財布の中身は十分よ」(Fate)
「うんうんこういうので良いんだよこういうので」(孤独のグルメ)
「僕が来た」(ヒロアカ)
うーーん…こういう作者やオタクが知ってるようなネタを結構頻繁に突っ込まれると萎えるんよねーー…。
これロボコみたいな漫画じゃないし。「主人公が知らなさそうなパロディ」って嫌い…。
主人公は会社員経験はあるものの成人女性で小説家で文豪が好きでレトロ趣味があってモニターが苦手で執筆にパソコンをあまりつかわずスマホを持ってないってキャラなんですわ。
そんなキャラが漫画のセリフばかりひっぱったりエロゲだかアニメだかから引用したりネットコラまで駆使してるってのは違うんだよぉ~って悶絶する。チョイスも男オタ傾向だし。
せめて乱読家として自宅に漫画やジャンプでも転がしてくれればまだ飲み込むけどね!
さらに古い小説作品の引用っぽいセリフが見つけられないからキャラがブレてんだわ!あっても自分には気付けないだろうけど!
現代舞台でも作者や読者の一般知識とフィクションの作中の人物の知識は違ってほしいという願望。キャラが知らなさそうな(知っていてほしくない)知識が描かれると「作者が漏れてる」と勝手に表現してる。
んーしかししかし。ミリオタでありがちなミリタリー知識は漏れ出してないからそっちの制御は出来てるわけで。ウケる戦略、なのかなぁ。
9話
サンデーうぇぶりの打率が高いから苦手ジャンルに挑戦してみたよ。けど…。
う~ん、この手のゲーム系異世界ってなにを楽しめばいいのかわからないんだよね。避けてきた文化圏の理解度が足りないせいだと思ってる。
技があってチャージ時間があってシステマチックな発動条件があってバランス調整があって読者から見るとゲームだけど中の人たちには日常的な。それってつまりメタに現代世界の我々の価値観を持って見ないと突っ込みも発生しないから転生でゲーマーな主人公にそういう発言させてるんだよね。知識チート系もそうだけどそういうのはノれない肌に合わない系。
バランス調整というもの自体はとても楽しいものである。現代のそれはもはや完璧なバランスを目指すものではなく一種のお祭りや課金を煽るものか後付インフレの帳尻あわせなどで、ゲームとしての完成を目指さないものと認識している(格闘などの競技系やMMO系)。
固定化した環境を変化させてメタが動き試行錯誤を楽しみ不遇だったところは不満を解消される。
しかし強くなったところも弱くなったところも不満の声をあげしばらくしたらまた両者ともに調整が入る。終わり無き闘争である。
LOLなどのMOBA系はキャラ数に対して変更が多すぎてとても参入する気が起きない。よく観戦も成立してるe-sportsになれてるなと感心している。
でもそれは触ってないゲームだからという部分が大きくて、結局バランス調整は差分を楽しむものではないかなと思う。「前」を知ってるからこそ変化が面白いんじゃないかな。個人的にだけど。(使う予定のソフトウェアのリリースノートを見て変更を楽しむ趣味もあるけどゲームじゃないので無視)
遊んだことがないゲームのパッチノートはつまらないけれど昔に引退したゲームのパッチノートは今みてもわりと楽しめる。「あれがそうなったのか」が重要なのでは?
そろそろ漫画に戻って。勇者は弱体化されました。他の職は概ね一律アッパー調整を受けました。
出てくる職は強化された部分でイキってくるんだけど…。結局私は強化される前を知らないので。そうなんですか以上の感想がない。弱体化も強化もされたあとが読者のスタート地点だから。何が面白いの?と真剣に悩んでしまう…。
ゲーム系の異世界なのでおそらくこういう修正内容を楽しんだりそれにゲーマー目線でつっこむ主人公を楽しむと思う…んだけど…。そういう解釈で合ってます?
「何を楽しむか」が読者の力不足で受け取れていないので読むのがやや辛い。
ゲーム系で読んでいる漫画と言えば「この世界は不完全すぎる」という作品があるのだけれど、これはど直球に「ここを楽しむ!」って部分がわかりやすいと思う。とりあえずバグによる不自然さと執拗なデバッグを楽しめば良いんだと素直に理解できたけど、弱体化勇者には今のところそういう理解がない。
あと読み直したら主人公は転生者だから「クソリプ」「リプレイ」「マイオナ」とかの単語はたぶん異世界住人には通じないんだけど、それはそれとして「人権」「産廃」「地雷」「オワコン」はみんな使ってるから主人公が現代知識からメタ的に突っ込む部分はさして重点を置かれてない気もしてきた。じゃあ主人公が異世界転生の意味ねーじゃんという嫌うパターンになりそうだから深くはつっこまない…。
以上悪い点をあげたけど、作品としてはいいと思います。勇者サキは可愛いしドラまたっぽくて好き。黒スーツ竜人執事なんてわかり味がマリアナ海溝すぎてよき以外の感想は無いしもっとイチャつけ。巨乳腹筋褐色は盛りすぎてこんなのいただいてよろしいのですか?ありがとうございますと土下座してもかまわない。
バトルもゲームシステムを絡めつつ戦略的に描けているんじゃないかな。
しかしながら心を惹きつける魅力がない。今のところ引き付けられる謎はほぼ無いし、物語の目標も一応「真の勇者になる」とあと多分「魔王を倒す」があるけれど…。
「真の勇者になる」は現状、世界が職の性能が個人の能力を大部分で決めて+知略(+アイテム)で少し補える感じなので鍛えるのか精神的に資質を得るのかにしても職性能調整の影響が大きすぎていつでも返せるちゃぶ台がある感じ。調整だけで最強の勇者が最弱になる世界で、それで落とされたものが上れる階段ってなんぞや?どこまで上れるの?また最強まで?と疑問が残るのでさっさと何か提示してほしいところ。レベル制でもなさそうなので、知略でもアイテムでも「職調整で大変動」の前提ゆえに歪になりそうで納得が難しい予感がしている。
「魔王を倒す」も調整前に魔王を倒す直前まで行ったわりには世界にその面影はないし「神」がバランス調整の名目で魔王軍(の職)も上方修正されましたって時点でこの作品はコメディだと諒解しました。もはや何のために転生させたの?ボーナスあげたの?って部分はお約束過ぎておそらく突っ込んだらダメなんでしょうね。
だからゲーマーあるあるな読者との共感ドリブンな作品。でも共感だけじゃ強い読書への動機付けには個人的にならない。絵もキャラもバトルも上手いがその評価を覆すほどのものではなく、結局惹きつけられる魅力が惜しくも足りない作品の域から脱することはできなかった。
続きが読みたくなるストーリーか謎か飛びぬけたセンス。(増田が読むには)そういったものが大事なのです。
3話まで。
命令者ちゃんの人の新作が読めるってぇ!?ネットの熱気のようなものに押されて俺は読む決心をした。
すマホって主人公が勝手に略して言ってるだけなのか…。ダサい…。
すマホ・マスターのネーミングセンスといい高校生の秀才さと乖離があるので今から中学生に変えませんか?
あ、でもグーググは謎のなにかの自称かぁ。作者とのセンスが合わないのがネックになるかも。
それはさておき!2022年になって東のエデンのような作品が見れるのか!?が重要っすよね。AIとのバディ!燃える!
まー今のとこ「君」にジュイス並のポテンシャルは感じませんね。
…
んーまーその、うん、うーん、ノリきれるのかこのノリに?
「すごいスマホだ…!」「俺に何をさせたいのか?」「すマホの功罪は俺次第…」「もしやばいヤツだったら世界がやばい」
キメの場面?がことごとく肌に合わなくてお寒い!シリアスとギャグの配分ならギャグが大分勝っている!!
んぁ~でも作者はこれは狙ってそうやってるんだよねぇ。食い気味の天丼とか。デスノートみたいなのを意識して、バクマン。でいう「シリアスな笑い」をやってるんだよね?
自分のこの反応は成功なの?失敗なの?いやややややわざとやってるならこの引きぎみの困惑は想定通りか。しかしなぜこんな反応を狙ったのかわからない俺はゴミだよ。
良い点はデスノートでは話を進めるためにテイラーとベンパーを殺させちゃったけど、すマホは週ごとのポイントノルマを課すことで強制的に動かすだろう設定になってる点かな。
このノルマがだんだん増えるんだろうから必定過激なことをしなくちゃいけないんだろうね。現状は情報を知るだけでポイントを得られるから主人公が通常取得不可能な情報を検索するだけでよくて、能動的な行動を取る理由はまったくないんだよね。んー主人公は「俺に何をさせたいのか?」とか言ってるけどその時点では何もしなくてもいい。ポイントを獲得してくださいという催促には知的好奇心を満たすだけでクリアできる。となると今度は主人公を能動的に動かす動機付けが必要で、デスノートなら新世界の神というか公平公正な世界が動機にあったわけで。すマホは弟を探す、は結末として、そのためのポイント稼ぎでどう主人公を動かすのは作者の手腕にかかっている。そりゃそうか。
東のエデンと違ってモノや人を直接動かせないからすマホ持ちの対決、騒動ってどうするのかなと思ったら3話でハッカーや暴徒500人動員もできちゃって。IDとパスワードの取得でハッキングは納得だし、提案に乗る資質がある人を検索して提案、をすれば人も動かせるということで。検索と通信のみが縛りに見えて結構なんでもできちゃいそうだよね。すマホの検索使って株とかで金を稼いで、「金でなんでもする人」を検索して依頼する。でOKなのかな?
んなぁ~面白い作品になりうる可能性は感じる。凪ちゃんはとても可愛い。でも台詞回しや間の取り方とか節々から原作者の不穏な空気があふれ出ているんだ!わかれ!わかってくれ!!
ま、本誌連載なので続きを見れる機会は遠そうなのでお元気で。
凪ちゃんの可愛いコマがネットで流れてくることを期待しています。
「霊掃業の洗井くん」は話も絵もよかったんだよね~。祓沢さんも凪さん系統でドストライクだし。幼馴染のデザインは大人しいからサブキャラでがっつりせめて欲しいですね。
…そういえばジガのヒロイン知らないなぁ。
年貢の納め時がきた。次の年だ。
人生で初めて確定申告をした。凄まじい税額に衝撃を受けた。あれだけ必死で描いて稼いだというのに、国が四割近くも持っていくのはおかしいのではないか。お上の取り分が多すぎる。ずるい。
クリムゾン先生みたいに法人化すればいいのかもしれない――と、税務署まで確定申告の用紙を出しに行った帰りに考えていた。
二週間ほど経った頃だった。父から台所で声をかけられた。「確定申告したのか?」という、いたくシンプルな問いだった。なんで知ってるんだと思った。カチコチに固まってしまって、しどろもどろに声を出そうとしていたところ、父から助け舟が出た。
「税理士から電話があった。うちの確定申告の用紙を税務署に提出したところ、息子さんも確定申告をしているようだと。一世帯でひとつの申告になるから、お前のをこっちにくれ。やっておく」
という事情だった。
そうか、そうだったんだな。一世帯でひとつなんだな(追記:扶養家族が一定以上のお金を稼いだ場合はこうなるそうです)。父さんはずっと前から工場主で農場主だからな、と頭を真っ白にして……二階に昇って、申告用紙をもう一度プリンタで印刷して、父のところに持って行った。「はい、どうぞ」みたいなノリで手渡した。
それで風呂に入ろうとしたところ、「ちょっと待て、この金額は?」と当然の質問が飛んできた。嘘をつこうとしたが、やめておいた。
「漫画を描いてる。売って稼いだ」
それだけ言って風呂場に行った。父の、眉間にシワを寄せた顔が記憶に残っている。
「頼む、これで済んでくれ」と祈りながら風呂に入って、湯冷ましの散歩に行って、また二階に上がってペンタブをちょっとの間だけ握って、マットレスで寝た。
翌日だった。家族会議が開かれたのは。父が、母と妹の前で確定申告の用紙を出して、厳しい問いかけを続けた。
「なぜこんなにお金を?」
「どんなものを描いてる」
「どうして言わなかった」
おおよそこんな内容だったと思うが、正直に答えていった。将来が怖かったこと、何をやっているか恥ずかしいから言わなかったこと、でも漫画を描くのが好きなこと。
父は、手元にあった湯飲みを手に取った。グイっと飲み干した後、急に笑顔になって言うのだった。
「一人立ちできたんだな。おめでとう。どんな漫画を作ってるんだ、見せてくれ。父さんな。若い頃に読んだ三浦先生のベルセルクが好きなんだ」
自分の作品の主人公は、ある意味ベルセルクだ。性的な意味ではガッツもある。男らしさはあまりない。催眠アプリを使って、同じクラスのいたいけで可憐な女の子をセックス漬けにしたりする。
母も期待のまなざしを向けている。滅多に見せない、期待感で高揚している時のあのまなざし。気持ちが悪い。
さて。自分は電子書籍でコンテンツを売っていたのだが、たった1冊だけあった。紙の本が。以前、人生で一度くらいは紙の本を出してみたいなぁと考えていた。それで出版社の依頼を受けて、紙書籍で出させてもらった本があった。
それ(女戦士レイプ凌辱もの)を二階から持って降りて、あとは一番最初にDLsiteで出した電子書籍(妹ものライト強姦アンソロジー)を記念碑的に印刷しておいたものを、一緒に台所に持って行った。
「これ、俺が描いた作品!」
台所のテーブルの上に置いた瞬間、母と妹がのけ反った。明らかにビクッとなっていた。
そこに置かれた1冊(女戦士レイプ凌辱もの)を手に取った父は、まじまじと表紙を眺めていた。やがて、椅子から立ち上がると、クリップ留めの一綴り(妹ものライト強姦アンソロジー)を何枚か手に取って、また眺めた。首を微かに振っていたかもしれない。
沈黙があった。自分は瞬きをしていた。くしゃ、という音がした。クリップ留めの一綴り(妹もの~)にみしみしと皺が入った音だった。
「馬鹿野郎!!」
父の手元にあったはずの湯飲みが額にぶつかって、「やろう」まで聞こえなかった。痛みで聴覚が鈍ったあの感じ。二度と体験したくない。
あまりの痛みに膝を崩して、床に崩れ落ちたところで、父の蹴りが飛んできた。また頭に衝撃が走って、それから床の上から何十回も肉体を踏みつけられた。
母も妹も止める様子はなかった。ただずっと、父から暴力を受けていた。痛かった。苦しかった。呼吸ができなかった。息を吸うためのエネルギーを体が回復力に転化しているのだな、と感じた。
なんで、どうして自分はあんなものを家族に見せたのだろうか。認めてもらえるとでも思ったのだろうか。自分は愚かだ。父がぶっきらぼうに台所を出て、工場の方に向かうと、自分は立ち上がって妹の方を見た。母親の泣く声が聞こえたが、見ないことにする。
妹は、放心した様子でクリップが外れた一綴り(妹ものライト強姦アンソロジー)をじっと眺めていた。微動だにしていない。人は、本当に驚くとこうなってしまうらしい。
その場を離れて洗面台に行って自分の顔を見ると、額がパックリと割れて血が出ていた。後ろを向くと、床に血が滴り落ちている。
「馬鹿だなー、お前。アホが。ゴミかクズのどちらかだな。死ね」
タオルで傷を覆って、自分に対する悪口を連ねた。気分は暗かった。鼻水と涙が出てきて、そのまま二階に上がって、傷は痛いままだったけど、マットレスで寝た。
翌日は全くの無言だった。父とも母とも妹とも会話をしなかった。以後もほとんど話さなかった。
自分は、稼いだお金ですぐに引っ越しをした。引っ越しをしたことはなかったけど、インターネットとか、出版社の人に電話で相談したりしながら、どうにかやり遂げた。
自分が実家を出た日のことだ。あの時の二つの漫画を妹の部屋の前に置いていった。なぜかはわからないが、その方がいい気がした。
ワンルーム4.5万円の、都内にあるボロアパートに引っ越した。以後数年間、ひたすらに漫画を描いて、描いて、描きまくって、今ではこの界隈で一定の地位を築いている。
父とは最近、話ができるまでに関係が回復した。前よりも気持ちよく話ができる気がする。心が通じ合っているというか。
母親はまったくだめだ。何を言っても聞いてくれない。正月に実家に帰った時、「おせちできてる」「風呂が沸いた」くらいは言ってくれる。
妹には、今年の正月にようやく謝った。あの台所の四角い卓に座って、斜めの角度で一緒に食事をしている時だった。
「ごめんな。あんな作品を作ってて。本当にごめん」と謝罪をした後、妹からは、「もういいよ。兄ちゃん、お金持ちになれてよかったね。私もごめんね。ずっと辛く当たってた。本当にごめん」と返ってきた。
鼻をすすって、ちょっと涙目になっていた。肩をちょっと撫でてやると、涙が指に零れてきた。
実際、妹は許してくれたのだろうか。そこが気になっている。
あくまで想像なのだが、妹はショボい兄が許せなかったのではないか。不登校になって、社会的に低層にまで落っこちてしまって、それが許せなかったのではないか。その現実を受け入れるために、自分に対してひどい扱いをすることで一貫性を保っていたのではないか。
自分が実家を出た日、あの時二つの漫画を妹の部屋の前に置いていった理由、それは多分、妹に対する感謝の気持ちがあったからだ。
妹からはひどい仕打ちを受けた。通りすがりに悪口を言われたり、存在に耐えられない軽さの空気みたいに扱われたり、完全に下の存在として見下されたり。いろいろあった。
しかしだ。ムカつきはしたけど、ああいった体験がなかったとしたら自分は今の立場にはない。あの妹がいたから、あの作品が世に出ることになった。それで読者が喜んだ。
そうでなかったら、今でもフリーターとしてマックかどこかでアルバイトをして、ただ何となく若さを消費するだけの毎日を過ごしていた可能性が高い。父が、母が、特に妹が、自分という存在に手痛い一撃を加えてくれたから目覚めたのだ。
家族には感謝している。あの当時は畜生だと思ったけど、今では感謝の念が強い。最後になるけど、ありがとう。自分という存在をここまで高めてくれて。今の自分に暗い怨嗟の気持ちはない。午前八時の太陽のような、ほんのりと暖かい気持ちが込み上げている。
別に一生オナニーだけしてりゃいいんだからなんの問題もないだろ。
なんか恋愛経験がないとか人を好きになったことがない(性的な意味で)とか言ってるやつらが勘違いしてるのはさ
自分の中に最初から性的に好きになる対象があって、その対象が具現化したものが現実の世界のどこかに存在していて、それを見っければ恋愛関係に発展しないまでもとにかく自分は「好き!」という状態になる、と思い込んでるとこだよ。
そうじゃねえよ。
恋愛っつーかただ自分が好きになるだけでもその「好き!」が「セックスしてぇ!」でもさ、現実の世界ではそれは人間関係なんだよ。自分から始まるんじゃねえの。人間と人間の「あいだ」から始まんのよ。自分は他人に興味ないとか苦手とかさ、一方的に興味はあっても対人関係はメンドクサイから作りたくないとかさ、そういう状態から「自分が(性的に)好きになる相手」なんてポワワワワ~~ンと勝手に現れるわけねーだろ。そうじゃねえよ。まず「相手の人間」が好きじゃねーとよ、「好きな相手」なんて存在するわけがね―じゃん。
そうじゃなくてな、相手の見た目とか属性とかそういうのだけで自分が肉体的精神的に気持ちいいことしたいと思うだけならさ、たとえ対象が現物としてそこに存在していても自分一人でオナニーしてるのと同じだからさ、だったら一人で存分にオナニーしてればいいわけじゃん。その方が簡単だろ。現物である必要はねえよ。
あとよ、同じ趣味でエロを語る相手がいない云々とかよ、自分の性癖が特殊と自覚した上で一歩も外に出る気がねーなら他人と盛り上がる要素がねーだろ。他人とエロ語って盛り上がってるやつらがよ、100%自分の性癖さらけ出してるわけねーだろ。絶対人には言わないこともあるし、ある程度周りに合わせなきゃ盛り上がるわけねーだろっつーの。そういうのはよ、盛り上がりを楽しむためにやってんだからよ、当りめーだろ。事実そのままじゃねーんだよ。実際セックスしたり自分でヌイてるときにその場のメンツが見てるわけじゃねーんだからよ。
エロとエロ話は別。それはまた別の人間関係。おまえがエロ話をしたいからおまえと全く同じエロの人間がどこかから現れるんじゃねーよ。「相手の人間」がいて、そいつとエロ話をするからエロ話が始まるんだろ―が。おまえはまずその自分中心のズーズーしい世界観から何とかしろ。
https://anond.hatelabo.jp/20211124143626
ジャニーズも俳優もアーティストも羽生結弦も全く興味がなくて、物心つく前はモー娘。が好きだった。
小学生に上がってからはヘキサゴンファミリーのPaboが好きで、そのままAKB、乃木坂と移り変わり今はアイマスとけもフレにハマっている。ウマ娘にも推しがいる。
少女漫画も読んでたけど、男性に迫られるシチュエーションで萎えたりヒーロー役がピックされた回が苦手だったりして、とにかく自分ならヒロインとどう付き合うか、ヒロインをどう落とすかって目線で読んでた。
そんなこんなで気付いたら10代の女の子でしか性的な妄想もおかずにもできなくなってしまって、正直肩身が狭い。イベントとか行っても、男オタクとも絡めず、女オタクにはドン引きされてさみしい。どんな俳優さんが好きなのとか、どんな男の人が好きなのって会話にもうまく混じれなくて、とにかく変な雰囲気にしないように徹してる。いつも性癖がバレないか緊張する。結婚とか恋愛とか出産子育てとか全く共感できない。こんなこと誰にも言えない。なのにみんなは自分の性癖や好きな人を自由に話せていいね。どの俳優さんに抱かれたいか、みたいな話は大きな声で話せるくせに、二次元ロリには厳しい世の中。しかも二次元ロリは男性だけが好むものだとみんな信じて疑わないから私の居場所がどこにもない。拗らせロリコン女ここに極まれり。
子供の頃はお姉さんが好きだった気がするのに。今は女子中学生〜幼く見える高校生が好き。性的な意味で。こんなこともネットで匿名で書けてしまう世の中すごい。リアルの10代はウェイ感強くて怖いのであまり好きじゃないです。
自分の性自認は今まであまりまともに恋愛してこなかったしリアルで誰かを好きになったことがないから分からない。もしかしたらLGBTとかいうやつかもしれないね。少なくともストレートではないのかもしれない。仲間がほしい。ツイッターとかやらないからそういうの探し方がわからない。
休みの日に一人でいるとだめだね。病む。ただの吐き出しでした。
その前はこうだ
[PUMBAA]
I'm a sensitive soul though I seem thick-skinned
And it hurt that my friends never stood downwind
And, oh, the shame!
[TIMON]
[PUMBAA]
Thought of changin' my name!
[TIMON]
Oh, what's in a name?
[PUMBAA]
And I got downhearted
[TIMON]
[PUMBAA]
Everytime that I...
[TIMON]
Hey! Pumbaa! Not in front of the kids!
[PUMBAA]
Oh. Sorry...
くせえって言われて落ち込んだ、それ以来俺はいつも、、、のところで止められる。
いつも屁をこくとき?
いつもクソをするとき?
なんか性的な意味でもあるのかと思ったけどディズニーだしそういうんでもなさそう。
どういうこと?
そうだろうか?
可愛い女性が親しく何度も話しかけてきた → 1)社交辞令か見分ける(セクハラ回避) → 2)性的な意味でも近づいてきてるか見分ける(レイプ回避) → 3)その子と仮にセックスした場合のリスクを考える(地雷回避) → 4)周りへの影響を考える(不倫など社会的信用損失の回避) → 全部クリアした。よし、付き合いたい。セックスしたい。
これ、嘘だよね。
全部クリアしてから『付き合いたい。セックスしたい。』と思う訳じゃないよね。
順番としては
可愛い女性が親しく何度も話しかけてきた → 付き合いたい。セックスしたい。 →それから1)~4)の吟味に入るのが普通じゃないの?
つまり非モテとモテは最初の思考には差はなく、アプローチまでにその後の関門(ストッパー)を経るかどうかが違いなわけだ。
つまり、恋愛経験がないと「セックスしたい」までのストッパーがほとんど働かない。だから、弱者男性に優しくした途端セックスを求められて酷い目にあった。ってことになる。
いやそれはおかしい。非モテだってまがりなりにもそれまで社会生活を送ってきたわけだから、(例え女性側からアプローチめいたものがあったとしても)いきなりセックスを求めるのは不躾だ、というくらいの常識はあるよ。
ぶっとびアプローチの原因をいきなり直接検証無しに非モテに結び付けてるのは不誠実。
しかもその理屈だと、前段のストッパーが取り払われたモテはやっぱり非モテと同じ気持ち悪いアプローチに走ることになるんじゃないの?
それをしないってことは君の言ったストッパーは奇行的なアプローチとは直接関係は無いということになる。
そしてここに繋げるわけだ。曖昧な根拠で属性全体への差別を煽ってる。不誠実通り越して悪質だと言わざるを得ない。
さらに
ふと他の人のコメやトラバ読んでて思ったけど、十分なお金や見た目を持った強者男性でも性欲や支配欲が異常に強いタイプはレイプするわ。
おいおいまるでそれまではレイプは非モテ男が専門にすると思ってたみたいな言い分だな。
マジで言ってんの?
何かそういう証拠あるんすか? 強者じゃなくて弱者の方がレイプに走りやすいというデータが?
非モテのことを性欲だけで動くのみならず、常識まで欠如した化物扱いするのはやめてくれないか?
俺は非モテが女性の優しさ(?)を勘違いして気持ち悪いアプローチに及びやすいとされるのにはいくつか理由があると思う。
1)奇行に走るのは元々性欲が異常に強かったり常識のたがが外れてたり何らかの異常を抱えている人間
そういう人間は強者側に立てる可能性は低く、今回の『弱者男性』枠に問答無用でぶちこまれるわけだ。当然分布は弱者男性側に偏る。
2)被害を受ける女性がそもそも非モテを恋愛対象として見てない
=非モテからのアプローチはハラスメントになりやすい。『ぬいペニ』ってあるけどまあ大体それで説明つくよね。
ピリャンスカヤの母だかも『優しくするとすぐ告白してくる地獄』とか言ってる。逆に言えばその程度なんだよね、被害って。
被害女性は「そんなつもりなかったのに…」とか言うけど、あなたのつもりで他人の感情や思考まで制御できるはずがないよね。
お互い気付きを得られて良かったよね。これこそWin-Winの関係じゃん。
平和スキーの母とそれに乗っかってる一連のツイートを見ると、非モテのことを恋愛対象どころか人間としてすら見てない感じを受けたけど、それは少し外れるので今はいいや。
ちょっと横道にそれちゃったけど言いたいことはこれくらいかな。
書き出したら少しスッキリしたよ。
https://twitter.com/pinhu_haha/status/1329940299372658689
これ根本的に間違えてると思うけど、弱者男性が最終的にセックスを求めるんじゃなくて、多くの男性は強者とか弱者とか関係なくセックス(愛し愛されてイチャイチャ)したいんだよ。
ただ既にモテてたり、別のパートナーいたり、恋愛経験豊富だったりすると、セックスした後の面倒くささやアプローチ失敗した時のリスクと天秤にかけて、無理に行かないってだけ。
可愛い女性が親しく何度も話しかけてきた → 付き合いたい。セックスしたい。
可愛い女性が親しく何度も話しかけてきた → 1)社交辞令か見分ける(セクハラ回避) → 2)性的な意味でも近づいてきてるか見分ける(レイプ回避) → 3)その子と仮にセックスした場合のリスクを考える(地雷回避) → 4)周りへの影響を考える(不倫など社会的信用損失の回避) → 全部クリアした。よし、付き合いたい。セックスしたい。
大体、モテる男性でも普通は1)〜4)の条件がどこか合わず「セックスしよう」ってアプローチする前で踏みとどまるんだよ。
これやっかいなのは、1)と2)は異性と付き合ったり、逆に振られたりする経験がないと女性のサインを読み取るの難しいし、3)は深く女性と長期間で付き合った経験がないとイメージできないし、4)はそもそも失う財産(既存のパートナーや社会的地位など) が必要になるわけ。
つまり、恋愛経験がないと「セックスしたい」までのストッパーがほとんど働かない。だから、弱者男性に優しくした途端セックスを求められて酷い目にあった。ってことになる。
もちろん自分含め、多くの男は最初から恋愛経験あるわけないから、最初はむり目な子にアタックして振られたり、ヘンテコなアプローチして周りから冷たい目で見られたりして「ああダメなんだな」って学んでいく。
女性としての最適解としては、被害に遭いたくなければ恋愛経験薄そうな弱者男性には近づかないのが良いし、弱者男性の最適解としては見た目や体型を磨くなり、仕事頑張るなりで女性が近づきたくなるようにするしかないんよ。恋愛工学(最近は聞かなくなったね)は思想はゴミカスだけど、パートナー作るための上達法としては悲しいかな一定の正しさがあるのよ。
<追記>
ふと他の人のコメやトラバ読んでて思ったけど、十分なお金や見た目を持った強者男性でも性欲や支配欲が異常に強いタイプはレイプするわ。
権力や暴力で黙らせたり、泣き寝入りさせたりしてるケースは弱者男性より強者男性がやる。
新入生とかの立場弱い女性に漬け込んで、酒飲ませて潰して準強姦するイケメンの有名大学生の事件なんかもあったよね。
結局、男が強引にセックスに来るか来ないかは運でしかないかもなぁ。
ただ、経験の少ない男は女性のサインを勘違いしがちだから、優しくすると惚れられる可能性が高いのは間違いないよね。
そして惚れたときにアプローチの経験がないから、セクハラまがいの気持ち悪い奇行もしがちだと思う。
<追記2>
わはははは。そんな男ばっかじゃないとかのコメントがそこそこあって笑うわ。
1.女性とあまり付き合ったことがないから、自分の性欲や承認欲に正直になれない男子(年齢関係なく、あえて男子な)
アセクシャルとかどうなの?みたいなことはあるけど、性欲無いor超弱いって人はいることは全く否定しないけど、けっこう稀なケースだと思うよ。
強者男性でも、弱者男性でも、もっと極端にいうと知的障がい持ってても、女性に承認されたい=性欲なんだわ。残念ながら男は基本的に。
年取るとだいぶ弱くなって、ようやくセックス以外の関係に気づけるようになったりもするけども。
あー、あと「俺には性欲関係ない異性の友達いるぜ」って主張する男な。そもそも見た目や年齢が恋愛対象にならないか、3)か4)のところで弾かれるケースだよ。(付き合ってもうまく行かなそうな性格だったり、周りの人間関係への影響が大きすぎたり)