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はてなキーワード: 心中とは

2024-05-13

anond:20240510142012

なるほどよく理解できた。

まり件のマロ主や貴女は「リアルの男がBLに絡むことが地雷」というわけですね。地雷は誰にでもあるから仕方ないね。俺もパクチーとかセロリとか嫌いだし。

運悪く地雷を踏んでしまって本当に気の毒だったね。心中察するに余りあるね。俺も楽しみで頼んだ料理パクチー入ってて悲しみに暮れたことあるからよくわかる。あれマジで凹むよね

それだけの話じゃないのこれ。なんでこんな盛り上がってんの?

2024-05-12

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ

1年前に50本遊んで感想を書いた記事を書いたのですが、

あれからまた50本遊んで感想を書いたのでまとめ記事です。

前回のブコメオススメしてくださったゲームは遊んでいるものもあれば、遊んでいないものもありますが、どれも参考にしていますし、いつか遊ぶと思います

なので、また何かオススメがあれば書いてくださると嬉しいです。


51〜65はこの記事

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好き好き大好き超愛してる

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

ダンガンロンパシリーズ完結作で、突然集められた超高校級の才能を持つ面々が殺し合いゲーム強要されるデスゲームものにして、その殺し合いの加害者クロを見つける学級裁判で謎を解くミステリゲーム

テキスト主体としたゲームとしては3作目とマンネリし始めるナンバリングだが、全くもってそんなことはなく「嘘」テーマにした幾つかの事件を今まで以上の絶望さで描いている。

特に超高校級総督王馬小吉にまつわるエピソードは圧巻で、歴代作品を踏まえて「絶望希望」は「嘘対真実」の言い換えだと無邪気に信じていた気持ちを粉砕させられた。

ダンガンロンパシリーズはこの作品以降はファンディスクのようなものしかリリースされていないが、なるほど確かにこの後に単純な4やV4をリリースするのは難しさがわかるのもシリーズファンには賛否がわかれる内容だった。

このシリーズアニメ版の「3」で絶望して少し身を引いていたのだが、改めてこのV3を遊んで、やっぱりダンガンロンパは最高だなと思いを改めた。


SeaBed

公称ジャンル百合要素を含むミステリーで、物静かで落ち着いた女性のサチと、元気で朗らかなタカコのカップル関係値の変遷を追うノベルゲーム

日常動作食事自然の豊かさ、季節感などなどの風景や情景の描写に文量が大きく割かれているのが特徴的で、淡々と進む中で彼女たちが何を感じたのかを、咀嚼するように読み解いていく。

そんな平和楽しい内容が、あるタイミングで突然ガラッと風景を変え、死と向き合うことの難しさ、生き続けることの意味などを問いかける哲学的幻想的なストーリーに変化していく。

ものすごく大好きで愛してる作品だけど、面白いというよりは、考えさせられるというか、このキャラ達のことをずっと延々に頭の隅で思い続けることになっているような、それぐらい大きな作品だった。


アーキタイプ・アーカディア

文明崩壊した世界で何故か稼働中のVRMMORPGアーキタイプ・アーカディア」を遊ぶ人達思想がぶつかり合う、火傷しそうな熱意が伝わってくる熱血ノベルゲーム

ゲームは遊んでおらず食糧も水も希少な世界必死暮らしているルストと、その妹でラスモス・ゾティーラ・トゥーラッカという独自挨拶ゲーム内で仲間を増そうと頑張っている妹のクリスティンの二人で始まった旅がどんどんと広がっていく壮大さが魅力的。

テーマの「ゲーム楽しい」を伝えるために様々なプレイヤーと対決していくのが、まさに楽しいゲームで、ゲームを遊ぶゲームというメタ構造になっている云々と言った小賢しい理屈を跳ね除ける沸る激情が最高に楽しいゲーム

可愛いヒロインも沢山登場するのでそういう方面でも面白く、特に僕はコロネちゃんダントツに大好きで、専用ルートのその先を妄想して悦に入ることがある。


魔法使いの夜

1980年代後半近代化が進み発展する街「三咲町」を舞台に、電話すら知らないほど田舎から引っ越してきた静希草十郎が、魔法使い自称する二人の少女出会うボーイ・ミーツ・ガールものノベルゲーム

まず目を引くのが非常に作り込まれルックで、立ち絵と背景絵、その上にかぶさるテキストウィンドウという一般的ノベルゲームでありながら、表現の幅がとても広い。

ストーリー田舎に住んでいた主人公が、街に慣れることを通じて、近代的な社会とそうでなかった時代を浮き彫りにしていき、当たり前に享受している一般的水道電気貨幣すらも、近代化恩恵であり当たり前ではないエピソードが手を変え品を変え繰り返し語られるのが、情緒的な染みるように楽しい

この情緒的ながら近代日本では当たり前のストーリーと、新伝奇ものらしい魔術を使った異能バトルのストーリーとが、静希草十郎にとっては同じだけ異質なものなのが、面白かった。

(なお、ちょうどまさに今このときスマートフォンで遊べるガチャ形式運営ゲームFGOで、彼女たちのアフタストーリーが読めるそうなのだが「ガチャ我慢する」という脳の回路が焼け切れ、貯金や手を付けてはいけないお金をあっさり使い込んでしまった過去があるので、僕は遊べないのがモドカシイ


AMBITIOUS MISSION

怪盗、探偵警察、盗人、泥棒正義と悪が入り交じる登場人物たちの中、ハートとため息を盗む怪盗ミスアルテ共に盗みを行っていくクライムサスペンス

フィクションらしい痛快さに振ったリアリティラインながら、この世界観の中でも丁寧に盗みを行う段取りを立てるパートがあるのが非常に好印象。

自分たち犯罪者であることを認めながら、法では救えない大切な人のために死力を尽くす怪盗たちの生き様が格好よくて滾る最高に面白い作品

そんな怪盗たちですら挽回不可能に思えた最後の盗みの仕掛けは、まさにハートとため息を盗まれた爽快さで、思わずコントローラを握る力が強くなりすぎて、スティックを壊してしまうほどだった。


○大好き

Dear My Abyss

陽気なミスカと陰気なスバル対照的な二人の友人関係が、無垢人形のようなルウが転校してきたこから大きく変化することになるノベルゲーム

学校熟成される閉鎖的な人間関係と、思春期らしい堂々巡りを続ける自己言及を、丁寧な心理描写と情景が伝わってくる幻想的な精神世界の問答で文章を魅せるタイプ作品

女の子同士の三角関係のように見えて、早々にミスカの好意は豪快に空回っており、スバルミスカのことを全く好きではないと、二人の視点シーン毎に同じエピソードを描くことでそれがわかる構成が読んでいて辛い。

楽しいとか面白いような前向きな感情で読める作品ではなく、思春期女子高生自己問答の末に得られた後ろ向きで退廃的な選択が、三人の関係値を歪めていく悲劇を読ませる作品だった。


アカイイト

父親実家がある田舎帰省した羽藤佳が、その田舎にまつわる伝説とそれを取り巻く異能のものたちと交流していく、和風伝奇ジャンル女の子同士の恋愛表現するノベルゲーム

まず伝奇ものとしては、歴史にまつわる蘊蓄衒学趣向的なやり取りが多いが、それが少しづつ大きな設定の開示に繋がっていくのがワクワクする。

主人公の羽藤佳は異能こそあるものの直接的な戦闘能力はないため、ヒロインたちに頼ることになる恋愛の導入が、アカイイトらしさだ。

バッドエンドの豊富さも面白く、バッドと言いながらメインルートとは異なる選択を魅力的に描いており、最初から最後まで飽きずに楽しめた。


夜、灯す

琴を演奏する筝曲部の熱血部活ものパートと、数十年前の女生徒同士の心中事件を追うサスペンスパートが混ざりあったノベルゲーム

仲間との和を大切にする鈴と、演奏技術に重きを置く有華の二人の女性対立しながらも関係値を育てていくのだが、こちらのパートは琴の演奏に関するやり取りが多く、甘い恋愛の要素は少なめ。

対して、数十年前の心中事件の方は、終わりが心中からこそ、はっきりと恋愛の要素があり、そこに至るまでの過程は辛いシーンもあれば、甘いシーンもある。

主人公保護者であり老齢の尼、十六夜妙蓮さんの大活躍はすごく印象に残り、もう一人の主役といっても過言ではないだろう。


帰ってきた名探偵ピカチュウ

ポケットモンスター世界観をテキスト主体アドベンチャーゲームに仕立てるシリーズで、2018年名探偵ピカチュウから5年ぶりの続編にして、完結作品

バトル以外の生活の場におけるポケモンの生息が魅力的で、それを映像でなく文章で楽しめるのは唯一無二だ。

これはもう他の作品と違って客観的評価は完全に捨てるしかなく、ポケモン実在する、ポケモン生活したいなどと、ポケモンへの思い入れがあるからこそ楽しめる作品

肝心のストーリーについては、実写映画版が先取りしていたせいで、サプライズ展開がサプライズになっていないのが気になるし、これほど間が空いてしまうと期待度も相応にあがってしまう、可能なら短編を定期的にリリースしてほしいが、難しいかなあ。


ATRI -My Dear Moments-

海面上昇が止まらず住む場所を失った人が多くいる近未来日本離島舞台に、超エリート校に通っていたが夢破れて戻って来た斑鳩夏生が、アンドロイド少女アトリと交流する恋愛ノベルゲーム

主人公斑鳩夏生はめちゃくちゃ優秀で頭の良いカシコなのだが、とある事情により左足がなく、精神的にも不安定なので、生きづらい描写が開幕からは続く。

しかし、美少女アンドロイドのアトリによりそこが一変し、彼女が左足を補い、精神的な不安定さも補いとサポートすることで、どんどんと前向きになり、社会基盤が大きく変化した田舎町でその頭脳を活かしていくのがワクワクする展開。

この頭脳で手の届く範囲の人たちを救っていくシーンは非常に前向きかつ地に足がついた展開で、大好きな丁寧さだった。


死噛~シビトマギレ~

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第三弾で、怪異の噂を横スクロールのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

死印の直接的な続編で、主人公や他の登場人物共通しており、ストーリー的にもそれを踏まえての悩みや成長が描かれるので、必ずそちらを遊んでから遊びたい。

前々作では怪異に振り回されてばかりの主人公だったが、今作では一転して、怪異と立ち向かうことに強い哲学的な回答を持つことになる。

ホラーの恐ろしさや恐怖を煽る部分に着目しがちだったが、ストーリー的に感動するポイントが多くあり、とてもおもしろかった。


NG

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第二弾で、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

前作とは同じ世界ではあるが、登場人物は異なっているので、設定を飲み込めるなら今作から遊んでも問題ない。

アウトロー自称する鬼島空良とその仲間たちが怪異と戦うストーリーだが、単純な腕力では倒せないので、現場操作証拠品を集めて、知恵を絞って敵と対峙するシリーズの骨子は共通している。

前作よりもブロマンスな傾向が強調されており、主人公の鬼島空良と、親友にして反社勢力の天生目聖司との持ちつ持たれつの関係値が面白かった。


マヨナカ・ガラン

キャラポリゴンが常にステンドグラスが透けて見える、特徴的なルックが目を引く、キャラクタの演技主体アドベンチャーゲーム

閉鎖的な隠れキリシタンの村の中で、正道とは大きく変化した異質なキリスト教テーマにした、宗教にフィーチャーした作品

前半こそ村人との楽しい交流名産品に舌鼓を打つ展開などコメディ要素も多いが、中盤から宗教を信じることの覚悟を問うような重苦しい展開が続く。

タイトル意味がわかる、とあるキャラ慟哭シーンは、思い出すだけでも気が重たくなる悲しい作品だった。


ワールズエンドクラブ

全国の小学校から落ちこぼれだけを集めたガンバレ組の面々がデスゲームに巻き込まれることから始まる、アクションゲームテキストを読むパートが融合したアドベンチャーゲーム

息をつかせぬ展開が魅力で、一転二転、七転八倒、とにかく次から次へと設定の根底をひっくり返すような、サプライズ展開が目白押し最後まで遊べる。

そんな中でもガンバレ組の絆の深さ、彼らが分かつ事ができない強い関係であることを信じれるようになってからは、痛快なストーリーが続くのも楽しい

アクションゲームは若干とってつけた感があるとも思うが、ガンバレ組の得意な能力ゲームっぽく表現できているとも言える、かも。


ワールドエンド・シンドローム

転校生主人公複数美少女たちと恋愛しつつ、100年に一度死から蘇る謎の現象を追う伝奇サスペンスの要素もある、ノベルゲーム

恋愛部分は正直前フリ感が強く、伝奇パート関係が薄いヒロインたちのエピソードは薄めで、関係が濃いヒロインは濃いと、濃艶がはっきりしているのは好みが分かれそう。

から蘇った人間は周りの人間記憶整合性操作しながら生きながらえるため、どうやってその蘇った人間を見つけるのかのフーダニット段取りが、ミステリしていて面白い

設定こそ新本格作家アニメ化もした某作と似通っているが、ゲームならでは仕掛けやミスリードがあり、しっかりとノベルゲーム翻案できている良作。


2024-05-08

anond:20240506233546

俳句が"情念"や"私"を盛る器たり得るか? というのは、増田の言う通りあるあるネタだと思うが、正直情念シマシの俳人もいるので、情念一本槍で説明するのはちょっと難しいんじゃないかと思う。というわけで、自分の好きな情念系の俳人三橋鷹女の句を紹介したい。

  この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉  鷹女

あまりにも有名なこの句。なんというか、余りにもぎょっとする一句だ。作者は秋の夕方燃え上がるような紅葉の樹をただ見ているだけだ。しかし、その樹の美しさが作者の心中出会って化学反応が起きる。「この美しい秋の夕暮れの紅の陽の中で、こんな燃え上がるように輝く紅葉の樹に登ったら、私の中の何かが身を焦がし、たちまち目はつり上がり口元は避け頭には角が生え私は鬼になってしまうのではないかしら……」と考えるという、そんな俳句だ。想像できるだろうか?

たとえば妖艶な女性が秋の夕暮れ、紅葉を見ながらほんのり微笑んでるわけだ。(できれば舞台京都とかその辺の古都であってもらいたい。)やあ、紅葉がきれいですねえ、なんてうかつに声をかけると彼女はにっこり笑って、「そうですね、きれい……あんまりれいで…」と何か言いたげに言葉を濁す。ここでついうっかり、え、紅葉好きなんですか、なんて下心を出して聞いたが最後、「いえね、あんまり燃え上がるようにきれいから、この樹に登ったら全身火に包まれしまいそう、そうして大声で叫ぶ私は、まるで鬼になったように見えるかしらなんて思うと面白くて……」などとやべー妄想を全開でぶちかまされるからだ。考えてみてほしい、鬼になるかどうか、とか以前に、美しい紅葉を見て「その樹を登ったら…」なんて想像をする時点で(まともな大人でそんな奴、いるか?)もうこの人尋常じゃないヤバい系の人なのだ紅葉を見たら、駆け上る想像をせずにいられないくらいの、この人の身を焦がす情念っていったい何だろう? 恋か。恋だとしたら、どんな恋なのか想像するだにオソロしい。一方でこの「燃え上がる樹に包まれ鬼女になる」というそ妄想自体は、余りにも凄絶で美しくてカッコいい。自然風景と一体化しながらも、この人の情念はまったく矮小化定型化も減量もされず、読む人の心を打つ。

これにビビっと感じてくれたかもしれない人のために、もう一句だけ鷹女の名句を紹介しておく。

  白露や死んでゆく日も帯締めて  鷹女

ただそれだけ。まあ、露ははかない人の命の比喩でとか、白露はことに露が美しい秋の季語だとか、そこから作者の人生も秋にさしかかっている立場で詠んだ句であろうとか、まあそういう教科書的な講釈はいい。いいと言いながら一応一通り言ったけど、それより、スッとこの句を眺めてほしい。そこに立つ、一人の女性の姿が鮮やかに立ち上ってこないだろうか。

和服着付けというのはなかなかの苦労だが、帯を締めるというのはその仕上げの工程に当たる。この句で「帯を締める」というのは、普段から服の手入れもぬかりなくし、朝からきちんと身支度をし、化粧もふさわしくして、そして最後にキュッと帯をしめるまでの一連の工程総称だと考えられる。これまでも、これからも、そしていつか死んでゆく日にも、私はこうして帯を締めて(そうして死んでゆく)、という( )内の聞こえない言葉が、「帯締めて」という言い差しによってかえって響いてくる。女性としての自身、当時の社会との軋轢、様々なものを一身に引き受けながらすっくと立つ一人の人間としての強い思いが伝わってくるようだ。

死ぬはいい日だ」なんて言葉もあるけど、常在戦場の心構えというのはそういう何気ない言い回しの中にあるものなのかもしれないと思う。それになぞられるというわけではないのだけれど、この「帯締める」行為何だか戦いに備えて自分自身を隙無く装っているような、そんな雰囲気が漂っている。こういう「私はオンナよ」みたいな、固定化されたジェンダー内面化って昨今あまり流行らないんだけど─まあ軽やかに変化し続ける自己というのもそれはそれでもちろんよいのだけれど─人が成熟の深みとでも言うべきものに到達するには、ここまで強く深く「私は○○○だ」という意識自身に刻み込み、時を重ねる必要があるのだろう。そんなこの人の「覚悟」みたいなものを、「死」の一字がぐっと引き締める。誰にも文句は言わせませんよ(ニッコリ)、という体で、これまた見事な情念世界だと思う。

どうだろう、こういった情念個性の強さ深さというのは、なかなか短歌のそれに劣ったものではないのではないだろうか。

そうしてみると、結局増田の言う”情念”も、それぞれの作家性に拠る部分がかなりあるということも理解していただけるのではないだろうか。鷹女の句は、俳句王道を決して踏み外してはいないけれど、輝くばかりの個性情念に満ちあふれている。もちろん、増田の言う、短歌俳句の出発点となる発想・捉え方の違い(ほとんど真逆)、それに基づく「短歌やりすぎると俳句作れない」という主張もそれなりにもっともだと思う。ただ、から俳句には情念が盛れないと言われると、いやいやそんなことはないんだけどなあ……と思ってしまうんだよね。

2024-05-06

anond:20240506085432

そういうときってやっぱ心中では「なんくるないサ~」ってゆってるの?

2024-05-01

anond:20240501013224

たとえば中央線沿いなら、杉並区よりも三鷹市さら小金井市国立市立川市八王子市都心から離れていけばスペース的にも余裕が出て来るだろう。

その辺でも駅から徒歩20分くらい離れないと広い家って感じにはならない。そうするとリセールバリュー意味では終わるので家と心中する覚悟で住まないといけなくなるよね。まあ地方基本的にそういうものだという話でもあるけど…。

suumo適当に調べてみた感じ、西国分寺は割と駅近でも現実的価格だったな。築30年くらいの中古戸建てなら相当安く広い家を買えそう。

2024-04-30

草津町長の対応リベラルフェミニストオープンレター

草津町長のコメント

https://www.sankei.com/article/20240430-IRGZ5336PRCMFLQGJCIBE6IEPU/

一部、ネットで『間違った』『申し訳なかった』というコメント掲載した所もあったが、これだけ騒がせたのだ。本来草津町に来て謝るべきではないか。寄ってたかって叩いておいて、都合が悪くなると逃げだして…。

草津町長が謝るべきとしているのはどのような人たちなのだろうか。草津町長の心中はわからないが、草津町長や町民に対してネガティブ発言をした事例を備忘録として記録しておこうと思う。

個人攻撃趣旨はないので発言者は省略。

マスコミ

朝日新聞ガーディアンニューヨーク・タイムズフランス24

https://www.asahi.com/sp/articles/ASNDL3DYBNDKUTIL060.html

◯英ガーディアンリコール成立2日後の8日、「日本のある町で、唯一の女性議員が性暴力町長告発し、追い出される」という見出し記事配信した。

◯米ニューヨーク・タイムズは9日、「彼女町長を性暴力で訴え、町は彼女攻撃した」との見出しをつけた記事配信

◯仏ニュースメディアフランス24」も(略)新井氏の支持者などからセカンドレイプ」だと懸念する声が上がっていることを報じた。

アエラ朝日新聞社))

https://dot.asahi.com/articles/-/81107?page=2

町長にたとえ加害の事実がなかったとしても、この議会のものが十分に性暴力ミソジニーだった。

ハーバービジネスオンライン

https://hbol.jp/233731/3/

セカンドレイプ上等で、神聖なる温泉の壁にまで堂々と実名入りのポスターを貼る始末。草津温泉は、いつからミソジニーの湯」になってしまったのでしょうか。

政党

日本共産党

https://archive.is/o6Vtd

日本共産党は、今回の草津町議会でのリコールには反対の態度です。また地方議会での少数者の排除やあらゆるハラスメントを許さな立場を貫いてまいります」というコメントを発表しました。

赤旗謝罪したらしいけど共産党赤旗は一体だから党としては謝罪しなくてもセーフ?

弁護士団体

明日自由を守る若手弁護士の会/あすわか@asuno_jiyuu(共産党山添拓参議院議員所属する共産党弁護士団体))

(bioより)

差別はあらゆる暴力の温床であり、戦争の温床です。暴力を許さず、平和希求し、戦争に反対するなら、唾棄すべき差別優生思想に対して「なにがなんでも許さない」毅然な態度と抗議を続けましょう。差別されヘイトされた当事者けが叫んでも、差別はなくなりません。傍観は、黙認です。

https://i.imgur.com/FzATFUp.png

町長言葉鵜呑みにし激しいセカンドレイプを加え

その他有識者

草津町への誹謗中傷オープンレターと「差別言動を生み出す文化」 (https://anond.hatelabo.jp/20231104225250

#草津温泉には行かない

タグができてますね。私もしばらくの間、この件を思い出さずに草津名前を見れなくなるでしょう

司法の場で適切な裁きがあることを信じ見守っています冤罪があるならば晴れるといいですね。

同時に、立場としては弱いはずの方の尊厳が守られることを切に祈っております

このツイート謝罪必要は感じていません。実際、皆さんも草津という単語でこのことを今も思い出しておられるようですし

草津イプセンの『民衆の敵』じゃん(地元温泉に都合の悪い事実公表しようとした科学者が、貴の町長の画策で「民衆の敵認定される)。

あらためてお詫びしたいと思います。軽々しく連想現実出来事フィクションにたとえるべきではありませんでした

ではおわびして該当ツイートを削除することにしますが、一方であなたは最低だと思います

フィクションに例えたことを謝罪

https://togetter.com/li/2273978

https://togetter.com/li/2273498

人権団体spring

レイプの町草津

※このデモ参加者としてspringのほか、共産党社民党など

ポルノ・買春問題研究会

性的暴行を実行」

the town mayor sexually assaulted... Arai Shouko

「同様の犯罪複数犯していた」

He had a history of similar offences

草津町長がこの中の、またこの中には含まれていない無数の発言のうち、どの程度を念頭においているのかはわからない。

また、この中には一部発言撤回したものなども含まれている。

しかし、一方的な、それも極めて大きな被害を受けた被害である草津町長が、単に謝罪撤回だけではなく、「本来草津町に来て謝るべきではないか。」と言っている以上、心当たりがある者はそのとおりに行動すべきだと思うのだが。

また、これは「誠意持って謝罪すれば受け入れるよ」との草津町長のポーズでもある。

被害者の立場に立って相手を失職まで追い込む昨今のリベラルによるキャンセルカルチャーよりもよっぽど理性的対応で好ましく思う。(これって何通でもオープンレターを出せたよね?それをしないだけでも極めて穏当)

追記ブコメより)

別にオープンレターは出さなくても良いけど、周りの人たちが自発的距離を置くべきという理念を完遂できるかが気になる。

まさに。何故かオープンレター関係者草津町へのネガティブ発言していた人はかなり重なっているが、中傷差別を楽しむ者と同じ場では仕事をしない、というさら積極的選択オープンレターより)を取ることができるかな?注目したい。

関係ないオープンレターを持ち出してまた呉座氏を辱めるの趣味悪いよね。草津問題草津問題として論ずれば呉座氏も誹謗中傷してしまった過去を思い出して居心地悪いことにならないのに。

オープンレターって私たちは、研究教育言論メディアにかかわる者として、同じ営みにかかわるすべての人に向け、中傷差別言動を生み出す文化から距離を取ることを呼びかけ」オープンレターより)てたんだよね?

今回、まさに中傷を生み出す文化が見られ、しかもそれを実行した人達の中に多くのオープンレター関係者がいたわけだ。

関係ないわけないよね。

性加害においては男性の信頼が地に落ちてるせいでこうなっている側面があり、それとは別に町長名誉既存回復必要で、そう踏み込んだ内容なら万人に受け入れられるんだから

今回の町長被害男性の信頼が地に落ちてることは無関係なんだよなぁ。

というか直球の性差別コメントだよねこ

修正

タイトルを「リベラルフェミニストからリベラルフェミニスト」に修正

ブコメの通りリベフェミのみに言及しているように読めるので。

2024-04-16

日記タイトル

誰が読むのだ、こんな手記は。

まったく誰の得にもならないことだ。

これを読んているのは、不幸にも偶然にもここに辿り着いてしまった人かーーよほどインターネット文字を読むのが好きな変人かーーくらいだろう。

俺はここに、そんな誰が読むかも知れぬ場所に、"遺言"を書き留めておくことにした。

別に遺産だとか私物の分与だとか、そんなことではなく。

俺が傷つけ続け、俺が痛めつけ、挙句俺が捨てた、

【俺自身】に対する"遺書"だ。

この書き出しだけで痛い奴だカッコつけだ、文才も無さそうなパンピーエッセイストぶりやがって、と怒りが湧いてきた人は今すぐブラウザを閉じ、元いた場所に戻るんだ。

そうでない奇特な人はーーーしばらく俺の話につきあってくれ。

恥ずかしい話てはあるのだが、何度か"ボヤ"を起こしたことがある。

その度に、自分が属している(と思い込んでる、思い込んでいた)界隈での肩身が狭くなっていって。

だいたい人生3回目?くらいのボヤをやらかしたあたりで、(自分の実生活の変化も重なって)

X含むインターネット上での(あるいは、インターネットが主になるような)交流に対して、それまで約十年程自分の中にあった執着や自己顕示欲承認欲求が、急速に消えていくのを感じた。

それまでは誰がどんなポストをしていて

エアリプと思しきポストには全力で内容の特定を急ぎ

俺の知らないところで何を言われているのかと怯え

俺の知らないところで楽しそうなことをしている奴らに僻み嫉妬

気に入らないことがあればお気持ちポストを垂れ流し

ブロックされていると判れば別垢から直近直後のポスト確認反省会こそすれどその内容はまったく活かさず

インターネットの海を泳ぎながら傷ついたり傷つけたり

そんなような日々だった。

しかしいまは、その総てがどうでもいい。

いや、全く総てがどうでもよく、あらゆる評価ふいにするとは言えないが――

オブラートに書かれた文字と、オブラートの中にある真意を覗うことに、酷く疲れてしまった。

……というこの心境に対し、浮かんだ仮説がひとつ

俺の自他境界は、俺と【俺が観測可能世界の総て】だったのでは無いだろうか……

俺が属さな世界のことは総て無関心だが、

俺が属する世界の総ては俺に関係があり、

監視管理する必要がある……と

当時は本気で思っていたのだ。

から友人や恋人が俺の知らないうちに旅行に行けば怒り狂い

俺の知らないうちに会合していれば呼ばれてないんだがと嘆き悲しみ

俺が顔を出したイベントに関するポストが少なければその日居た筈の人を心中で責めていたのではなかろうか。

いやはや、なんと傲慢不遜なことだろう。

自分がまるで世界の王であるかのような、そんな視座でインターネットを見ていたのだ。

これを「インターネットが下手」と言わずして何とするか。

しかし、いまこの視座を自覚した俺は、こんなところを見ているお前に言いたいことがある。

お前もインターネット、やめないか

なんか某配信ゲームの曲みたいな言い方になってしまった

ーーそれに、お前がインターネットに疲れていないのなら……それはそれで別に良いのだーーが。

まあなんだ、言いたいことを言うのにえらく遠回りしてしまったが。

俺は一足先にインターネットをやめる。

あいや、完全にはやめないんだ、ただ少し、距離を置く。

喩えるなら、鉄骨を渡る者たちを別室で眺めているような距離感だ。

これもこれでずいぶん傲慢物言いであることは自覚しているが、しっくりくる喩えがこれしかなかったのだ。許してくれ。

それにしても。

もし、お前たちにも、いつかインターネットをやめる日が来たのなら。

青白いライトを放つスクリーンを眺める目の端に、

桜の色が。

新芽の緑が。

落葉の朱が。

木枯らし白と黒が。

お前の目の端に一瞬でも過ったのなら。

そのときは、俺とどこかですれ違おう。

それじゃあな。

スクリーンの向こうに憧れ、

インターネット有名人になろうとした

馬鹿陰キャの成れの果ての手記】

共同親権子どもを殺す」←殺していたのは単独親権制度でした

心中以外の児童虐待死事例が生じた世帯のうち、ひとり親世帯は27.3%であり、子がいる全世帯のうちひとり親世帯割合が約7%であることを考えると明らかに高く、4倍近い数字である。」

2024-04-15

anond:20240415185050

よくよく考えるまでもなく心中すれば解決だったわ

2024-04-13

元夫にレイプされて精神を病んでいた娘が新しい環境に慣れて以前のように笑顔を見せるようになり

殴られるのを恐れて大人の男の人を怖がって引きこもっていた息子が学校に通えるようになり

働くことを許されず長年不本意ながら専業主婦をしていた母親再就職も上手くいき生活保護を脱せた矢先に

共同親権で全部壊れて母子心中したりするのが激増するのかな

2024-04-10

子供を道連れにした親による心中って子供に対する殺人と親本人の自殺(未遂)と呼ぶ方が正確だと思う

なんか心中って呼ぶと可哀相な雰囲気になるけど、子供人生を奪った張本人も含めて可哀想みたいな雰囲気にするのおかしいだろ

2024-04-09

anond:20240409120923

反ワク看護師

HPVワクチン接種した人(女性)を嫌うという理由が分からない。


俺はCOVID-19ワクチンを接種したよ、俺は絶対受けない...

どちらも理解できるし好きにすれば良いとみんな思ってると思う。

反ワクだからと言って摂取した人を敬遠したりすることは無いだろ。

ところがどうだ、件の元増田はそれで嫌われてしまっている。

HPVワクチンに限らず全てのワクチンに対して反対派なのか?

そのリーダーと言うのは何なんだ?

世の中には理解できない頭のおかしいのがいるんだな。

誰かその「リーダー」と言う人の考え方と言うのか心中を察する事ができる人いる?

2024-03-31

20年くらい前に発達障害と診断されるまでとされてから

当時小学生だった。

子供ながらにあの頃は発達障害についての情報ほとんどなかったと思う。インターネットも今より普及していなかった。母親は髪を振り乱しながら、おかしい、普通の子じゃない、普通に出来ないなんて、おかしい、おかしい、変、変、変、どうして出来ないのと毎日叫んでいた。

じゃあどんな小学生だったかと言うと、まず運動音痴だった。リレーはいつもドベだし、逆上がりもできない。跳び箱に挑むとタイミングがわからなくて、そのままぶち当たって箱を破壊する。マット運動で転がると眩暈がして上手く起き上がれない。逆に勉強自分で言うなって話だけどかなり出来た。字を書くのは上手くはなかったけど、勉強自体は楽しかったしすぐ理解できたので何もしなくても満点だった。

運動会ではお荷物だったしドッヂボールでは毎回泣きたくなるくらい当てられてたけど、体育自体は好きだった。勉強だったら負けなかったし、友達も沢山いた。

変わったのは、親の仕事の都合で県外に引っ越しからだった。

子供なんてちょっとしたこといじめてくる。田舎からたからとか、身長が高くてのろまだったからとか、服がユニクロからとか、ゲームを持ってなかったからとか、流行りのドラマを見てなかったからとか、塾に行ってないのにテストで満点取ったからとかであっという間にいじめられるようになった。

教室に入るとささっと4人くらいから囲まれて、色々言われた。メンバーは日替わりだった。半年くらいは我慢してたけどある日急に行く気がすっかり失せてしまって、仮病を使って休むようになった。

それを母親は許してくれなかった。学校に行かないなんて普通じゃない、おかしい、と毎日私を打つようになった。いじめられるから行きたく無いと言えばよかったのかもしれないけど、私が田舎から来たのもユニクロを着てるのも、ゲームを持ってないのも、ドラマを見てないのも、塾に行ってないのも、テストが満点なのも全て紛うことな事実だし、事実を言われただけだしな…これはイジメではないはず!ただなんか学校行きたくないだけ!と謎に前向きだった。いじめってバカとか死ねとか言うものだと思っていた。

(あの頃の自分に言いたいけど、階段から突き飛ばされたり、靴の中に土入れられたり、クラスメイトが川に落ちた時お前の責任にして学級裁判もとい糾弾会開くのは立派ないじめだと思うよ!)

叩くもの母親の手から布団叩きに変わる頃、ようやくクラスの子からダサいとか謝れって言われるから行きたくない!と泣いて吐き出した。それくらいがなんだ戦え!やり返せ!と言われた。

ブランド物の服を着たあの小柄なクラスメイトたちが、私には小鬼に見えた。そんな小鬼と戦えない。

普通はどんなことがあっても行ってるはずなのに、どうしてこの子は行かないのか、普通じゃないのか、こんなのおかしいと母親ノイローゼになっていた。父親は俺は知らないの一点張りで、他の女性たちに夢中だったし、もう少ししたら私にも手を出すようになってきた。我が家は完全におかしくなっていた。

真冬に寝巻きのまま裸足で外に出されたり、どこかの川沿いや公園児童養護施設の前に置いていかれるようになった。この頃になると、うちの親は話が通じないからおまわりさんに助けてもらおうと交番に行くようになった。毎回家に送ってもらってお宅の娘さんが…とインターホンを押すや否や両親は飛び出して私を抱きしめていた。涙を流して、ほんの些細な喧嘩なんです、私たちが悪いんです、厳しくしすぎました、本当に帰ってきてくれてよかった、この子私たちの宝物、ご迷惑をおかけして申し訳ありません…と泣いてぺこぺこしながらおまわりさんたちにお礼を言っていた。そういう両親を見ておまわりさんたちもすっかり態度を軟化させて、ご両親に迷惑をかけちゃ駄目だよ、と私に説教をして帰っていく。外面はめちゃくちゃいいのと隠すのが上手いので、今でも両親は周りからは、上品で優しいお母さんと思慮深く手先が器用でなんでも作れるお父さん、こんな素敵なご両親なんてあなた幸せだよと言われている。嘘だろ。

子供ながらに何もかもがもうだめかもしれない、と思うようになったある日、機嫌の良い母親ならお出かけしよう、と連れ出された。狂言自殺を繰り返していた母親を前に心中という単語がチラッと頭をよぎった。長い長い時間電車に揺られ、着いたのは病院だった。そこでまた長い時間ゲームのような、簡単テストのようなものを受けた。今まで何度か精神病院に引きずられて行ったことはあったけど、あそことは全然ちがうな、と思った。

アスペルガー症候群の傾向が出ています、みたいなことを言われた。

なにそれ?頭の病気?治らない?一生?と一瞬ショックを受けたものの、治らないなら仕方ないと諦めた。

それから母親は激しい浮き沈みはあるものの私の不登校基本的には許すようになった。この子アスペルガーから、頭の病気から仕方ないと。反面で私に天才になれと言うようになった。エジソンだってアスペルガーだった。学校にも行かなかった。同じアスペルガーから絶対になれると当然のように言った。少しでも逆らうと怒り狂って、お前は人殺しになってお母さんのことも殺すんだろうと怒鳴ってきた。当時話題になっていた事件犯人が、発達障害だったからだそうだ。

私が中学の頃に父は単身赴任となり、私たち母子だけで暮らすようになってから、だいぶん楽になった。ちゃんと「学校」と呼ばれる場所に通えるようになったのは高校からだった。そこの高校名前漢字で書くことができれば受かると言われているくらいのレベルだった。一番最初数学の授業は2桁の足し算のプリントをひたすら解けと言われた(後ろの席の男子からこれわかんねぇから答え教えてくれと言われた時はびびった)。長い期間のストレスからか、自分名前漢字平仮名カタカナ以外ほとんど書けなくなっていたのでとにかく早く、どうにか楽しつつ巻き返せないか試行錯誤した。相変わらず短距離走球技は酷いものだったけど、長距離ならそれなりにできるとわかった。家にいたくなくてボランティアやら勉強会やらに積極的に参加した。授業態度は良かったので(そもそも周りが最悪なのもあった)先生からは良くしてもらえた。先輩達は挨拶もろくにできねぇのかと凄んできて恐ろしかったけど、お陰で誰にでも大きな声で挨拶ができるようになったし、怒らせなければ面倒見の良い人達だった。ヤンキーばかりかと思ったクラスメイトも親切で、今でも何人かとは親しい付き合いがある。頑張れたお陰か無事大学にも通えた。

途中就職に失敗して鬱になりかけたりニートになったりして、心療内科から貰った全然効かない薬を飲みながらカウンセリングを受けたけど、結局一番効果があったのは、気晴らしに始めたバイト給料を使っても良いと言われた時だった。現金を使える自由が私には何より効いた。

本屋に行くと発達障害に関する本がズラッと並んでいる。少し前までは発達障害の人とどう付き合うかという内容ばかりだったのに(それでも最初本屋にあった時点で衝撃を受けた)、発達障害自分がどうやって生きていくかのライフハックが書かれた本たちが並んでいるのを見ると、昔に比べて良い時代になったのかもしれないとしみじみ思う。

ところで、私が子供の頃貰った「アスペルガーのお友達どう付き合うか」の本を読んでみると、症状が全然当てはまらない。肌触りに敏感でもないし、誰か(この本で言うとクラスメイト)が泣いていたらどうしたのかと心配になる。怒らせてしまったら私のあの言葉や態度が悪かったのかと気付くし、これじゃないと駄目みたいな強いこだわりも特にない。社会復帰してから遅刻寝坊もした事がない。作業にのめり込むこともないし、無くし物もしない。特に親しい友人や夫に、もしかしたら発達障害かもしれないから当てはまるなら正直に教えてほしいと頼んでみたけれど、特にない、別に普通だと言ってもらえた。私を含めた全員素人からなんとも言えないけども…。

最近気になる話を聞いた。子供のうちに猛烈なストレスを受けると、発達障害によく似た症状が出るらしい。それに関する論文をしっかり読んだわけでもないので、あくまそうかもしれないの粋だけど、もしかしたら、と思ってしまう。もう一度あのテストでも受ければ良い話なんだけれどめんどくさい。

私は普通になったんだろうか。なっててもなってなくても、今それなりに幸せからどっちでも良いか。もう寝よう。

2024-03-26

吐き出し

ゲームクリエイター阿部広樹さんが(彼の経歴はかなり胡散臭いという噂だがここでは措く)、自著のコラムで、地位や実績が無いせいで挑戦したいときに挑戦する資格を与えられなくて悔しかったという思い出を書いておられた。

1995年リリースヴァーチャルボーイが、商売としては失敗するのが最初から明確だったがゲームクリエイターとして作品リリース=挑戦したいほど面白いプラットフォームだった。しかし、当時の自分は周囲を黙らせる実績もなくゲーム機心中する決定権のある地位でもなかった悲しい、だから出世したいという内容)

つい先日、やや無名な……と言っては失礼だし業界的には十分上澄みのハズだが、そういうひとりの漫画家先生逝去なさった。

状況的には自殺であろうと思われる。

思い当たる作家がいる? いや、自殺に至る経緯や理由についてはここでは話題が違うので措いといて欲しい。

先生は己の作品が人気の面で他作品に劣っていることを気に病んでおられた。

当初は気に病んでいるだけだった。……とは言い難い。

最初から特定の他作品を目の敵にして、名前こそボカしつつも明らかな攻撃ツイートしては消すのを繰り返しておられた。

僕はファンのひとりとして、全ツイートを見たし、危ないなと感じた。

後出しではなく、先生メンヘラ的な側面が強いことは判っていた。これはファンの多くが肯くだろうと思う)

プロ作家同士のじゃれ合いや冗談では絶対にないと感じてお腹が痛くなった。

あれを放置したらどんな第三者が見ても先生が悪いし断罪される。十中八九、僕の好きな現行の作品は連載を止められてしまうだろう、と。

上述のように精神面に不安定ものを抱えた(Twitterでの会話しかしてなくても判るレベルで難しい)お人なので、あの晩はファンの多くがどうしようどうしようと悩んだことだろう。直截な忠言をしても聞いてくれているようできっと改められない。

作品人気で、先生が目の敵にするあの作品を超えさせて差し上げるしかない。ちょうど漫画作品同士の人気投票が行われていた。あれに「勝て」れば、愚痴ツイートで止まるハズだった(先生ヤラカシたのは投票結果が発表されて以降だったし)。

先生のお作品は幸いなことに編集部のプッシュもあり知名度は高めだったと思うし、インターネット上の感想などを観ても十二分に人気作ではあった、と思う。思うが、件の他作品もっと受けていた(実際面白い)。

僕は、いや、きっと僕らは、人気投票宣伝、いわゆる布教を頑張った。

頑張ったけれど、先生ファンを見渡してみてもSNSフォロワー数百の人間ばかり。仮に宣伝ツイートをしても既存ファン同士にしか流れなかった。

ああ! あのとき僕に数千数万のフォロワーがいれば!

いや、解ってる。頭では解ってるよ。それで結果が変わっただろうとは思わないさ。

……何が言いたいんだこの文章は?

2024-03-25

実家の誰からも返事ないと一家心中でもしてんのかな?と思うくらいには全員のメンタルやばいので近づきたくない

2024-03-20

二次創作政治的利用云々

私はしないかな、する時は皮肉パロディ目的架空の主張かもう歴史の中のものだと思う。

以下は私がそんなにしない理由です。

そういうことがしたいと思う他の人は勝手にしたらいいと思います

別に政治的表現が含まれるだけで嫌いになるわけでもないですし、

あったら意識高さが伝わって来て嬉しいとかもないです。

(1)二次創作でやることによるデメリットがでかい

例えばキャラクターナチスの格好させたりウクライナ

国旗踏ませたり地震原発をいじってるような創作物見たら、

「うわー、この作者やこのコンテンツやばいかもしれん。

ちょっと気を付けとこ。」と思うじゃないですか。感覚としてはそれ。

もちろん思想の内容面では全く異なり、もっと人道的なものだと思います

特定国家民族宗教を持ち上げるのではなく、

社会正義を代弁させやす世間の関心や共感

また同情を集めやすい側面があるのかなと思います

社会的弱者を救済する旨の思想それ自体には私も賛成です。

他人自由にできるはずのことが、

自分はできないとされたら理不尽ですもんね。

さて多くの場合オリジナルに比べて二次創作キャラクターの方が知名度があります

キャラクターを知ってる人にある思想が、

思想を持ってる人にキャラクターコンテンツの素晴らしさが伝われば素敵ですよね。

キャラクター知名度を利用して関心を集めることができます

しかし、寄ってくるのがいい人もしくは同調してくれる人だけとも限りません。

政治運動に限らず二次創作でも、解釈違いの奴や意図を汲み取らない奴、

最後まで見ない読まないって奴どこにも絶対いるじゃないですか。

キャラ公式も悪くないし、社会オタクくんもそんなことは望んでないだろうに。

例えば古風なキャラ先進的な思想の持ち主に改変してあるファンアートを見て、

「このキャラって、保守的封建的で考えが古くて、時代錯誤なところが魅力

だったのに、なんか現代的な価値観に染まっちゃったんだ。なんか残念だな。」

と思われることもあるかもしれません。意図的にそういう改変してるならともかく。

ぶっちゃけ私自身も、雑な社会運動してる二次創作イメージが悪くなったキャラ作品もあります

残念ながらインターネットに一度アップした以上、悪意があろうとなかろうと、

二次創作の作者の手を離れて拡散無断転載意図せぬ解釈などされてしまうことがあります

自分の知らないところで、自分二次創作他人を喜ばせたり不快にしているって、

ちょっと怖くない?私だったらちょっと不気味だと思うかな…。

そういった不幸なすれ違いを防ぎ、自分管理下に置ける、法的にも問題がない

と言う意味ではキャラクターを使うよりもオリジナルの方が少しは安全なのかな、と思います

そもそも公式の温情で二次創作という犯罪行為をお目溢ししてもらってる立場なので、

社会との接点を持つような創作物は扱いが難しいのかな、と個人的には思います

揉めた時に間に企業が入って対応してくれるのも個人匿名性が守られて安心から

やっぱり公式に任せるかなぁ。

(2)二次創作では現実よりも虚構を楽しみたいか

昔、エロBL同人に「実体験に基づいた描写です」って書いてあるのに近しいもの

を感じますエロ漫画の作者の顔を知りたくないとか、絵師自我出すな、

みたいな気持ちとも近いかもしれません。私は知ってても抜くが…。

せっかくのお休みなのに仕事の話をずっとされるような感じとも言えます

個人的体験で恐縮ですが、数年前に虚構現実区別がついてない人間

「私はメンヘラロリコンレズだ」と思い込まれ、あたかも私がそのオタク性的な目で

見ているかのように振る舞われたり、粘着されたりするという不快出来事があり、

無事トラウマになりました。虚構現実創作活動を行なった結果なので、

完全な虚構としての創作物というもの存在しないのかもしれない。

から狂ったように女体化ロリ同性愛二次創作などを描く私を、彼女ロリコンレズだと思い込んだのかもしれない。

それは勘違いさせてごめん。それはそうとして顔も知らん会ったことのない人間

セックスしたいとか心中したいと思うかよ!舐めんな!

あと、LGBT理解があることと趣味腐女子やってることを混同する奴いるよな。

あれ嫌い。愛知県出身って言ったら勝手名古屋出身だと勘違いされるみたいな…。

(3)個人的に「結婚」にロマン希望を感じず、問題重要性の理解が不十分だから

なぜか私個人身の回り離婚率が異様に高く、友達も知ってる限りで片親や毒親の方が

過程環境問題のないご家庭と比べて、比率が高い状況です。未婚率も高い。

私自身も片親です。結婚をすることによって税金年金免除などの多少のメリットがあるにせよ、

親戚付き合いや介護など、結婚することによって生じるデメリットが大きいのでは?

と思っています。どうせ配偶者所詮他人なんだし、死ぬ時は一人なんだからその過程はどっちでもいいかな。

このように終わった結婚観なので、結婚が実現した後二人はどのような幸せ生活を送るのでしょうか?

現実の話でもフィクションの話でもいいけど、オタクくんがどういう社会を築きたくて

頑張ってるのかわからないので、そこは教えてほしいかも。

何を目指してるのかわからないことを応援しようがないから…。

あと恋人友達などに紹介する文化があるんですか…?

なんで?なんのために?気まずくない?

恋人や友人との距離感関係性がギクシャクしたら悲しいし、

品定めや口出しされるのも腹立つし。

(4)現ジャンルがすでに政治的すぎるから

ジャンルは、アイドルゲームなのになぜか政治軍隊革命君主その他犯罪行為

かかわるキャラクター構成されており、今はお腹いっぱいだから

まとめ


私は二次創作啓蒙的な役割を求めてないので、現実性や政治的メッセージ

過度に入れ込むことはないのかな、と思いますデメリットもでかいし。そういう

実用的な知識問題提起はオタクくんの描いた創作物しませてもらってからゆっくりしていい?

オタクくんの絵や小説、魂籠ってて好きだから…。

とりあえず今回は活動的で声の大きい方々が暴れて悪目立ちしただけだと思っている。

もちろん主張し続けること自体大切なことだと思うのですが、私はやらないかな

 

2024-03-18

赤子と心中したニュースが知人と特徴似てて驚いた。

年齢、現場くらいしかニュース情報なかったし、知人とは1年前に絶縁してるので確認しようがないけど。

心中の続報で、顔写真とか「残された息子が…」みたいな話も出ないだろうし、馬が合わなかった知人はどこかで生きてることにして忘れよ。

2024-03-15

anond:20240315113901

外部ツールを使えば、VScodeでも80桁2ペイン固定できるのに

それを調べることすらできないならAtom心中するしかないなあ

2024-03-11

anond:20240311171142

失礼いたしました、不勉強でした。エレベーター界隈があるとはつゆ知らず。

今までEVで通じていたところを補足が必要になったとはさぞ不快かと心中お察ししま

2024-02-26

おいしい関係」の織田さんってクズだよな

主人公織田さんの出会い書店

レシピ本を立ち読みしていた主人公へ、通りすがり織田さんが「嫁入り前の付け焼き刃か?旦那不憫だな」と通り魔的に暴言を吐く

いや、クズだろなんだこいつ・・・

主人公会社経営者の父のもとでお嬢様として育ち美食家の父に名店を連れ歩かれ舌が肥えている

しか短大卒業後すぐに父が急逝会社が傾いていたのが発覚、倒産遺産借金は返せたが手元にはなにも残らなかった

短大卒業したら習い事でもして数年で結婚というコースを辿る予定だったが、就職自炊を迫られる

しかし舌が肥えているので料理チャレンジしても自分のつくるメシがまずくて仕方なく、レシピ本を読んでいたという経緯

就職難のためすがる思いで近所のレストランに雇ってもらったら、そこのチーフシェフ織田さんだった

織田さんはイケメン料理は上手いがとにかくクズ

包丁すら最近まで握ったことのなかった超初心者主人公に苛立ち怒鳴りまくる

そこまではまだいいが、ある時、炒め物かなんかの油を箸でピッと飛ばしてわざと主人公の顔につけた

熱された油だからめっちゃ痛いだろう

痕残ったらどうするんだよ、目に入ったらどうするんだよ、クズすぎるだろこいつ

店長に怒られて流石に油飛ばすのはやめるが

織田さんは街のレストランで働いてるのが不思議なぐらい実は華やかな経歴を持ち、本場のパワハラもっとハードなのでそれが普通だと思っていた

いや、それにしてもクズだろ・・・

なんだかんだ織田さんはイケメン技能を色々教え込んでくれるので主人公織田さんを好きになる

でも織田さんには美女恋人の可奈子さんがいる

織田さんもかつては裕福な家で育ったが、子供時代に高級レストランで両親と食事をした夜に、両親は席を立ってそのまま戻ってこなかった

レストラン経営者の娘である可奈子さんは、事情のわからないまま深夜のレストランに留まる織田さんに寄り添って「大丈夫もうすぐ迎えに来るよ」と言って慰めていた

だが迎えはなかった

織田さんの両親は事業に失敗して心中することを決めており、レストラン織田さんを置き去りにして二人で首を吊って死んでいた

可奈子さんの家も家庭崩壊しており、その後両親が正式離婚、父は愛人再婚し、母は統失になる

織田さんと可奈子さんは家庭崩壊仲間として「悲しみの質が似ている」などといって大人になってから恋人になった

でも織田さんは主人公になびいてしま

めんどくせーしんきくせーアラサーの可奈子さんより、20そこそこの若くて陽キャバブみがあって料理の才能も開花させていく主人公の方を取る

可奈子さんは結婚も考えて同棲してたのに

こいつクズすぎるだろ・・・

織田主人公結婚して子供ができても、絶対児童虐待するよ

あいつはそういう人間

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