はてなキーワード: 廊下とは
私は25歳になる同人女。
Twitterやピクシブでは細々活動していたんだけど、イベントに出ようとは一切思ってなかった。
そんな私がこの度初のサークル参加をしてきた。
キラキラした同人女たちが二次創作活動を通してワイワイするストーリーで、同人あるあるネタ(毒マロとかジャンルの神との確執とか色々)がふんだんに使われてて最初はただ楽しく読んでいたんだけど、だんだん憧れを持つようになった。
Twitterのアイコンの向こうにはどんな人がいるんだろう。
きっと「同人女の感情」に出てくるようなキラキラした素敵な人達だ。
イベント参加したらこの素晴らしい絵を描いた人と友情が生まれたりして。
社会人になってから新しい友達なんて中々できないし、アラサーになったことだし死ぬ前に一回参加しようかな。
そんな夢や希望と共に20pのペラペラ漫画本10冊を持って迎えた当日。
私が今活動しているのはジャンルは伏せるがキラキラ系カラフルアイドル男子達がわちゃわちゃする結構な大手ジャンル。弱小絵描きでもそこそこファンはついてるしきっと仲良くしてもらえるだろう。ついでに同人女の感情も買いに行こう。
そんなことを思って会場に足を踏み入れると、モデルみたいな可愛い人からどこで服買ってるんだみたいな雰囲気の人までいろんな人たちでごった返している。
が、この時点で「モデルみたいな人」は少数。
どちらかと言うと「どこで服買ってるんだ」系の割合の方が多い。
しまむら系とかGRLとかそういうレベルじゃないんだ、なんというかアレだ、スーパーの中に併設されているような服屋に並んでいる奇抜すぎるデザインの服とか、あとは地元の薄暗いリサイクルショップに「アンティーク」と銘打って何年も放置されていたような服とか、あと占い師か?みたいな狐の尻尾みたいなネックレスしてるとかそんな感じ。
いやまあいい、きっと私が好きな絵の人はもっとお洒落だ。そうでなくても普通だ。会社にいる人ぐらいの清潔感のある服装はしているはずだ。
希望的観測だった。
私のサークルの向かいではゴテゴテの和装に大量のつけまつ毛で目がなくなっている(白目の部分が無くなるぐらい大きな青いカラコンをしていた)人が気取った口調で「うふふ」と笑い声をあげていたし、その隣には全身真っ黒の格好で後ろで一本で縛った女が早口で「××君モブに囲まれて酷い目にあって欲しい(もっと過激な表現)」「その後お清めですね〜!(もっと過激な表現)」「××は複数が似合う〜!(××があられもない姿になっているポスターを掲示しながら)」みたいな人たちがいて、私のサークルの隣のスペースにはメイクもヘアセットもしていない、赤縁メガネにフワフワワンピースを来た女の子が気まずげに俯いている。そういう光景が広がっていた。
地獄。
巨大版アニメイトじゃん。
あと会場がほんのり汗臭い。
その後トイレ行くふりして他のサークルを眺めてみたけど、キラキラしてるのもう本当に一部。しかも日常で出会ったらフツーぐらいのレベルだけどここにいるから綺麗に見えるとかそんなんばっか。まあ私もそんな人のこと言えないけどさ。
私は早速後悔し始めてたしなんなら撤収も考えてた。
まあひとまず買いにくるって言ってくださった方いるし、仕方ねえその人たちのために帰らんでおくか、と、そのままいたら、
「あの」
「はい」
「ああ、お願いします」
「あの、わたし、」
向かいのサークルの下品すぎる声が彼女のウィスパーボイスを遮る。別にいいけど声量を抑えろ。ラブホの廊下でキスをおっ始めるカップルぐらい迷惑だぞ。
遠慮なく顔を顰めていると、眼鏡の子も気まずそうに笑った。よく見たらかなり若かった。多分大学生ぐらいだと思う。
「…………気まずいですね…………」
「……本当にね」
「私実はサークル参加初めてで」
「そうなの?私も」
「同人女の感情って漫画が好きで、サークル参加に憧れて参加したんです」
「マジ!?私も!」
その後打ち解けるのは早かった。眼鏡の子は私にとっての唯一の味方だったから。色々聞いた。
自分に自信がないこと。交流が苦手なこと。でも作品を作るのは好きで、勇気を出して参加したこと。エロにはそこまで興味がないこと。
その間も向かいのサークルは着々と、大々的にドギツい会話をしながら準備をしていく。そこそこ大手らしく部数も沢山あった。
「でも、ああいう絵を描ける人の方が、きっとたくさん好きって言ってもらえるんでしょうね」
「自分が好きなもの書いて好きって言われた方が絶対いいよ。無理しなくていい」
そう励ますと、眼鏡ちゃんはニコ、と笑った。可愛かった。自信持ってよ、あなためちゃくちゃ可愛いよ、と思った。
結局開場してから、向かいのサークルは列ができるほどの盛況だった。一方私のはまあフォロワーさんがちらほら買いにくるぐらいで、眼鏡ちゃんの作品は3、4人ぐらいが買ってった。
「わたしの作品を買ってくれる人がいるって、目に見て実感できるのってこんなに嬉しいんですね」
スペースに戻ってそのまま撤収作業に入ろうとすると、眼鏡ちゃんが話しかけてくる。
「あの」
「はい」
「一冊いただけませんか?」
どうやら眼鏡ちゃんは小説と漫画では漫画の方が価値が高いので等価交換にならないとTwitterで学んだらしい。そんなことないだろ。
「いえいえ、是非」
そう言って交換すると眼鏡ちゃんは嬉しそうに笑ってくれた。まーかわいい。こちらこそありがとうね。
そう心の中で思いながらもう二度と来ないだろう会場に背を向け私のイベント参加は終わった。
家に帰って風呂から出た時、Twitterに新しい通知が来ていた。フォローとリプの通知だった。
「こんばんは。今日お隣だったものです。今日はありがとうございました」
この書き出しで私の新刊の感想がリプされていた。このコマのこの表現がいい、このコマのこのキャラの表現がいい、と事細かに褒めてくれていた。なんていい子なんだ。
私もフォローを返してから急いで彼女の本を読んでリプを送った。文学性の高い文章ですごく読みやすかった、表現が美しかったという短い内容だった。
彼女は本当に喜んでくれて、再びリプでお礼を言ってくれた。
「今日本当はイベント心細くて、人見知りで怖いし帰りたかったんですけど、やっぱり行って良かったです!」
まーかわいい。本当に。
という訳で、同人女の感情はやっぱフィクションだと思う。現実あんなキラキラしてないしキラキラ女子もいない。ジャンルによるかもしれんけどさ。
でもいないなら作ればいいから、とりあえず眼鏡ちゃんをキラキラさせる事にした。
今度一緒に化粧品買いに行く。
お疲れ様です
(マッポーの、御代将様が許してくれるのなら、帰りたいです。お遍路草津温泉で、森ネズミと)
あ……
この増 田すサの穴 (315974)
ジュワアァ〜ン☆
けっこうやりこんでるな<<<
…ペトロの不祥事は私の政権にとって大きな痛手になるだろう。しかし、女スパイにペラペラと……ちょっと間抜けだ、そこがペトロらしい。/ ペトロはいつも私のそばに立って、俯瞰した意見を聞かせてくれた。それに、ずっと一緒にやってきた友人だった。だが、私は次のことを考え始めていた:これは辞職のチャンスである。/ いま、この国は私の急進的すぎる政策と多額の財政出動および国債によるインフレに見舞われ、更にガス事業者ガソム社への出資を見送ったことにより、ガス価格は不安定化している。/ 国民生活には二重三重の大きな影が落とされていた。/ さらに、改憲にも失敗した。議会からも反対運動が強い。私のやることなすこと、全てに揚げ足を取られ、徹底的に反対される。/ 全ては、あそこから瓦解した。ブルドのマンソンと取引し、ブルド差別撤廃の条項を地滑り的に改憲条項に盛り込んだあの瞬間から。/ ずっと国内を悩ませていたテロ勢力であるブルド解放戦線のリーダーの情報と引き換えに、彼らの要求を受け入れた。/ その時はそれでも良いと思っていた。国民にあるべき姿を示し、全ての人々が平等であることを示すために、必要であると。ブルド解放戦線を潰す一石二鳥の妙案だと。/ そして、ヤツが捕縛された今、国内を脅かす武装勢力はもうないと思っていた……しかし今は、その国内から新たに暴力革命を目指すヤングソードが盛り上がっている。/ すべて元はと言えば私の経済政策の失敗が原因なのに、私が治安維持法を承認してしまったせいで警察と国民の対立は深まり、手をつけられない程になってしまった。/ 結局、国内の経済と治安さえ守れないのに、なぜ私は外部の脅威を優先したのだろう?/ 私の政策には上手く行ったものも少々ある。保健への投資は伝染病から国民を守るワクチンを迅速に普及させた。農業への機械化投資が食料価格を安定させたことは救いだ。/ 経済大臣のシモンと一緒に進めた鉄道近代化も、国民の生活を豊かにするためには必要なことだった。/ だが、全体として落第点である……。/ 所属政党からさえ支持を得られていない上に、国民からも支持を得られていない。私は、この国に何をしてきたのだろう。/ そして思っていたのだ。おそらく大統領などをできる器では無かったのだと、次の選挙で堂々と落選すべきだと。/ そこに降って湧いたペトロの不祥事。私がここで全責任を負って辞職すれば、全ては丸く収まり、多少の混乱の後に新たな政権が生まれるだろう。その後のことは天のみぞ知る。/「どういたしますか、大統領?」/ 国家戦略官ルツィアンの言葉で我に返る。沈黙のあと、私は言った。/「ペトロのことは私の責任でもあります。私は―――/* * */ カメラのシャッターがうるさい。だが、これでようやく私は―――/ 突然、ペトロが私の前に割り込んできた。/「これは全て私の責任です。大統領は何の関係もない!」/ 理解出来なかった。ペトロ、お前は何を言っているんだ。/ 今、私の薄汚い目論見が、重苦しい美談になろうとしている。止めてくれ、ペトロ。頼むから。/「私、副大統領ペトロは、今回の不祥事の責任を負い、本日限りで……辞職します!」/ ダメだ、ペトロ。泣くようなことじゃない。君だけが離れていくなんてダメだ。俺は君と―――/「大統領は関係ありません!彼は、この任期を全うします!」/ 一緒にいたかったのに。/* * */ 私は鬱屈としていた。ペトロは離れ、新たな副大統領に改革派のアルビンを指名したが、彼は横柄で、好きになれない。/ 副大統領になり損なったルツィアンは不満げだし(これも失敗だ)、私は、苦しい残りの任期を歩まなければならない。/ 最後にぐっすりと眠ったのはいつだろう?/ 古参外務大臣デイヴィットが私に話している。彼のことは好きだ。ゆっくりとした話し方で、落ち着かせてくれる。/ だが、声が聞こえていても、私は耳を傾けていない。集中ができない。/ 「再出馬するつもりはありますか?大統領」彼は言った。私は我に返る。/ 「ああ。私は必ず、この国をあるべき姿にし、全てを上手くいくように全力を尽くす」/ また言ってしまった。デイヴィットは、私の言葉に微笑んだ。やめてくれ。/ いつもこうだ。人々の望むことを言ってしまう。私の周りの人々は、私が国を良くしようとしていると信じている。/ 違うのに。私はもう、全てを諦めて、眠りたいだけなのに。/ どうして演じてしまうのだろうか?そうして私が発した言葉が、私を縛り、偽の私を形作るだけなのに。/
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
おっぽぽぽおぽぽおいいいいいいいいい おぽ
お゙ッ゙ッ゙ッ゙ッ゙💗
血、血、血、血、血ぃ河
どんぶらん血ぃ河もんぶらん頭ぃ玉
a nond:20240400000000:title=おっぽぱいぽっぽぽおおぽっぴっぽー
と入れるとタイトルんばできるで ば
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーンwwwwwwwwwwwwwwww
(ワ~イワイワイワイワイwww)
くろ……くろき……黒毒島
針のない時計の振り子は、どこへ向かうのか?血が点々と行先を暗示して、お前は穴の中で血を流して死んだ。だから夜になると同居人が増える。
灰色の通路とシャッターとコンクリート打ち放しの壁。その先にヒトガタの、ひょろ長い何かが立っている。高さは8フィートほどだろうか……頭部と思しき部分から胴体まで、均一の太さで、不気味だ。手と足の先だけが、少し膨れ上がっている……そいつは虚空を見ているようだったが、おもむろに振り返り、こぼれ落ちそうなほど眼窩から飛び出た充血した目が目的と手段が逆転した人類の進化の末の救済のイヴから生まれた完結の爛れた表皮と焦げついてちぢれた髪の毛に加熱済みの体液の
すると、カニクイザルがよだれを垂らしながら自分の指を喰っている人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場
・・・・・・・・・じゃあ殺さなきゃ。うん♪(ピョロリ~ビョロリ~
帰り際、運転手が浜について教えてくれた。年に一度、臨月の女性から胎児を取り出し、へその緒を縄で補強して女性の首にかけ、どちらも浜の北で海に流す。98日が経つと、浜の南にㇼが流ㇱくるので、ョがないうちに焼いてㇴするテいう。そしてㇻに選ばれたものが身ごもることになると聞いていて怒りがこみ上げてきた何故胎児にトドメを刺してやらないのか問い詰めるするとュ゙は言でも脳が流れちゃったよ」と
……気が付くと、目前の扉の前に不快なものがうずたかく積み上がっていた。フルヘッヘンドしていた。それは吐き気を催すほどの、すえた、ふるくさい、涙ぐむほどのにおいが……
それは大量の残飯だった。撒き散らされた米、秩序を失ったおひたしや卵焼き、廊下の床に染み込んだみそ汁。わかめや豆腐だったもの。全てが変色して、大量の蝿、蛆、得体のしれない虫。
ふと、ああ女将さんはここに飯を"置いて"いたのか、では残飯ではないな、と冷静に思う。腐敗臭に耐えかねて鼻をつまもうとしたその手には黒ずんだやわらかい米が握りしめられていて、そして
ギュピッギュピッギュピッギュピッギュピッキュビズムッギュピッギュピッギュピッ
どうぞ。
アナに付いてたよ
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会話
阿万里栗鼠
@Amaryllisquirrel
え?すみません、私の毛穴のすべての穴から、虫の幼虫が卵から孵って這い出たんですけど、どうにかなりませんか?すみませんうぞうぞと私の皮膚の隙間からひねり出される幼体の虫の動きが気色悪モヨモヨとして隙間に細かく動く私ではないものが隙間からはみ出てこぼれ落ちてしまいました(目は8つもない
メケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケ(アーーーーーーー??????ライッライッ(ウーーーーーーーイ
アジフstore, store アジフライ, age age ageはソースがタンヌ・トゥヴァ・トゥヴァ
あ、血ョコモナカヅャン㝳だ!→きをつけな この増田はHTNに監視されてるぜ ← P ! V ! C!P ! V ! C!
ああオマチさんダメ!今はダメダメやめてちょっとい《僕は、益田ちゃん!!!!!!》 ←じゃあ死ね!(パァン
ねうねう♡ねうねう♡あ、あ、あ、あ、あ
イイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッ!!!!!!!!
❍💦
マスス⤴
Forgive me, ████. There's an angel inside of me.
ไปด้วย?
バツっっっっっっっ
ぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっ
(マッポーの、御大将様が許してくれるのなら、帰りたいです。帰って草津温泉で、ヴーヴー、したいです。)
看板がある……
この田 増すサの穴 (315974)
ジュワアァ〜ン☆
…ペトロの不祥事は私の政権にとって大きな痛手になるだろう。しかし、女スパイにペラペラと……ちょっと間抜けだ、そこがペトロらしい。/ ペトロはいつも私のそばに立って、俯瞰した意見を聞かせてくれた。それに、ずっと一緒にやってきた友人だった。だが、私は次のことを考え始めていた:これは辞職のチャンスである。/ いま、この国は私の急進的すぎる政策と多額の財政出動および国債によるインフレに見舞われ、更にガス事業者ガソム社への出資を見送ったことにより、ガス価格は不安定化している。/ 国民生活には二重三重の大きな影が落とされていた。/ さらに、改憲にも失敗した。議会からも反対運動が強い。私のやることなすこと、全てに揚げ足を取られ、徹底的に反対される。/ 全ては、あそこから瓦解した。ブルドのマンソンと取引し、ブルド差別撤廃の条項を地滑り的に改憲条項に盛り込んだあの瞬間から。/ ずっと国内を悩ませていたテロ勢力であるブルド解放戦線のリーダーの情報と引き換えに、彼らの要求を受け入れた。/ その時はそれでも良いと思っていた。国民にあるべき姿を示し、全ての人々が平等であることを示すために、必要であると。ブルド解放戦線を潰す一石二鳥の妙案だと。/ そして、ヤツが捕縛された今、国内を脅かす武装勢力はもうないと思っていた……しかし今は、その国内から新たに暴力革命を目指すヤングソードが盛り上がっている。/ すべて元はと言えば私の経済政策の失敗が原因なのに、私が治安維持法を承認してしまったせいで警察と国民の対立は深まり、手をつけられない程になってしまった。/ 結局、国内の経済と治安さえ守れないのに、なぜ私は外部の脅威を優先したのだろう?/ 私の政策には上手く行ったものも少々ある。保健への投資は伝染病から国民を守るワクチンを迅速に普及させた。農業への機械化投資が食料価格を安定させたことは救いだ。/ 経済大臣のシモンと一緒に進めた鉄道近代化も、国民の生活を豊かにするためには必要なことだった。/ だが、全体として落第点である……。/ 所属政党からさえ支持を得られていない上に、国民からも支持を得られていない。私は、この国に何をしてきたのだろう。/ そして思っていたのだ。おそらく大統領などをできる器では無かったのだと、次の選挙で堂々と落選すべきだと。/ そこに降って湧いたペトロの不祥事。私がここで全責任を負って辞職すれば、全ては丸く収まり、多少の混乱の後に新たな政権が生まれるだろう。その後のことは天のみぞ知る。/「どういたしますか、大統領?」/ 国家戦略官ルツィアンの言葉で我に返る。沈黙のあと、私は言った。/「ペトロのことは私の責任でもあります。私は―――/* * */ カメラのシャッターがうるさい。だが、これでようやく私は―――/ 突然、ペトロが私の前に割り込んできた。/「これは全て私の責任です。大統領は何の関係もない!」/ 理解出来なかった。ペトロ、お前は何を言っているんだ。/ 今、私の薄汚い目論見が、重苦しい美談になろうとしている。止めてくれ、ペトロ。頼むから。/「私、副大統領ペトロは、今回の不祥事の責任を負い、本日限りで……辞職します!」/ ダメだ、ペトロ。泣くようなことじゃない。君だけが離れていくなんてダメだ。俺は君と―――/「大統領は関係ありません!彼は、この任期を全うします!」/ 一緒にいたかったのに。/* * */ 私は鬱屈としていた。ペトロは離れ、新たな副大統領に改革派のアルビンを指名したが、彼は横柄で、好きになれない。/ 副大統領になり損なったルツィアンは不満げだし(これも失敗だ)、私は、苦しい残りの任期を歩まなければならない。/ 最後にぐっすりと眠ったのはいつだろう?/ 古参外務大臣デイヴィットが私に話している。彼のことは好きだ。ゆっくりとした話し方で、落ち着かせてくれる。/ だが、声が聞こえていても、私は耳を傾けていない。集中ができない。/ 「再出馬するつもりはありますか?大統領」彼は言った。私は我に返る。/ 「ああ。私は必ず、この国をあるべき姿にし、全てを上手くいくように全力を尽くす」/ また言ってしまった。デイヴィットは、私の言葉に微笑んだ。やめてくれ。/ いつもこうだ。人々の望むことを言ってしまう。私の周りの人々は、私が国を良くしようとしていると信じている。/ 違うのに。私はもう、全てを諦めて、眠りたいだけなのに。/ どうして演じてしまうのだろうか?そうして私が発した言葉が、私を縛り、偽の私を形作るだけなのに。/
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血、血、血、血、血ぃ河
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マスス⤴
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この田 増すサの穴 (315974)
…ペトロの不祥事は私の政権にとって大きな痛手になるだろう。しかし、女スパイにペラペラと……ちょっと間抜けだ、そこがペトロらしい。/ ペトロはいつも私のそばに立って、俯瞰した意見を聞かせてくれた。それに、ずっと一緒にやってきた友人だった。だが、私は次のことを考え始めていた:これは辞職のチャンスである。/ いま、この国は私の急進的すぎる政策と多額の財政出動および国債によるインフレに見舞われ、更にガス事業者ガソム社への出資を見送ったことにより、ガス価格は不安定化している。/ 国民生活には二重三重の大きな影が落とされていた。/ さらに、改憲にも失敗した。議会からも反対運動が強い。私のやることなすこと、全てに揚げ足を取られ、徹底的に反対される。/ 全ては、あそこから瓦解した。ブルドのマンソンと取引し、ブルド差別撤廃の条項を地滑り的に改憲条項に盛り込んだあの瞬間から。/ ずっと国内を悩ませていたテロ勢力であるブルド解放戦線のリーダーの情報と引き換えに、彼らの要求を受け入れた。/ その時はそれでも良いと思っていた。国民にあるべき姿を示し、全ての人々が平等であることを示すために、必要であると。ブルド解放戦線を潰す一石二鳥の妙案だと。/ そして、ヤツが捕縛された今、国内を脅かす武装勢力はもうないと思っていた……しかし今は、その国内から新たに暴力革命を目指すヤングソードが盛り上がっている。/ すべて元はと言えば私の経済政策の失敗が原因なのに、私が治安維持法を承認してしまったせいで警察と国民の対立は深まり、手をつけられない程になってしまった。/ 結局、国内の経済と治安さえ守れないのに、なぜ私は外部の脅威を優先したのだろう?/ 私の政策には上手く行ったものも少々ある。保健への投資は伝染病から国民を守るワクチンを迅速に普及させた。農業への機械化投資が食料価格を安定させたことは救いだ。/ 経済大臣のシモンと一緒に進めた鉄道近代化も、国民の生活を豊かにするためには必要なことだった。/ だが、全体として落第点である……。/ 所属政党からさえ支持を得られていない上に、国民からも支持を得られていない。私は、この国に何をしてきたのだろう。/ そして思っていたのだ。おそらく大統領などをできる器では無かったのだと、次の選挙で堂々と落選すべきだと。/ そこに降って湧いたペトロの不祥事。私がここで全責任を負って辞職すれば、全ては丸く収まり、多少の混乱の後に新たな政権が生まれるだろう。その後のことは天のみぞ知る。/「どういたしますか、大統領?」/ 国家戦略官ルツィアンの言葉で我に返る。沈黙のあと、私は言った。/「ペトロのことは私の責任でもあります。私は―――/* * */ カメラのシャッターがうるさい。だが、これでようやく私は―――/ 突然、ペトロが私の前に割り込んできた。/「これは全て私の責任です。大統領は何の関係もない!」/ 理解出来なかった。ペトロ、お前は何を言っているんだ。/ 今、私の薄汚い目論見が、重苦しい美談になろうとしている。止めてくれ、ペトロ。頼むから。/「私、副大統領ペトロは、今回の不祥事の責任を負い、本日限りで……辞職します!」/ ダメだ、ペトロ。泣くようなことじゃない。君だけが離れていくなんてダメだ。俺は君と―――/「大統領は関係ありません!彼は、この任期を全うします!」/ 一緒にいたかったのに。/* * */ 私は鬱屈としていた。ペトロは離れ、新たな副大統領に改革派のアルビンを指名したが、彼は横柄で、好きになれない。/ 副大統領になり損なったルツィアンは不満げだし(これも失敗だ)、私は、苦しい残りの任期を歩まなければならない。/ 最後にぐっすりと眠ったのはいつだろう?/ 古参外務大臣デイヴィットが私に話している。彼のことは好きだ。ゆっくりとした話し方で、落ち着かせてくれる。/ だが、声が聞こえていても、私は耳を傾けていない。集中ができない。/ 「再出馬するつもりはありますか?大統領」彼は言った。私は我に返る。/ 「ああ。私は必ず、この国をあるべき姿にし、全てを上手くいくように全力を尽くす」/ また言ってしまった。デイヴィットは、私の言葉に微笑んだ。やめてくれ。/ いつもこうだ。人々の望むことを言ってしまう。私の周りの人々は、私が国を良くしようとしていると信じている。/ 違うのに。私はもう、全てを諦めて、眠りたいだけなのに。/ どうして演じてしまうのだろうか?そうして私が発した言葉が、私を縛り、偽の私を形作るだけなのに。/
けっこうやりこんでるな<<<
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
あれピングーじゃね?あれほらら
おっぽぽぽおぽぽおいいいいいいいいい おぽ
お゙ッ゙ッ゙ッ゙ッ゙💗
血、血、血、血、血ぃ河
どんぶらん血ぃ河もんぶらん頭ぃ玉
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と入れるとタイトルんばできるで ば
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーンwwwwwwwwwwwwwwww
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くろ……くろき……黒毒島
針のない時計の振り子は、どこへ向かうのか?血が点々と行先を暗示して、お前は穴の中で血を流して死んだ。だから夜になると同居人が増える。
灰色の通路とシャッターとコンクリート打ち放しの壁。その先にヒトガタの、ひょろ長い何かが立っている。高さは8フィートほどだろうか……頭部と思しき部分から胴体まで、均一の太さで、不気味だ。手と足の先だけが、少し膨れ上がっている……そいつは虚空を見ているようだったが、おもむろに振り返り、こぼれ落ちそうなほど眼窩から飛び出た充血した目が目的と手段が逆転した人類の進化の末の救済のイヴから生まれた完結の爛れた表皮と焦げついてちぢれた髪の毛に加熱済みの体液の
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・・・・・・・・・じゃあ殺さなきゃ。うん♪(ピョロリ~ビョロリ~
あ違ったわ……ピングーじゃないわ
帰り際、運転手が浜について教えてくれた。年に一度、臨月の女性から胎児を取り出し、へその緒を縄で補強して女性の首にかけ、どちらも浜の北で海に流す。98日が経つと、浜の南にㇼが流ㇱくるので、ョがないうちに焼いてㇴするテいう。そしてㇻに選ばれたものが身ごもることになると聞いていて怒りがこみ上げてきた何故胎児にトドメを刺してやらないのか問い詰めるするとュ゙は言でも脳が流れちゃったよ」と
……気が付くと、目前の扉の前に不快なものがうずたかく積み上がっていた。フルヘッヘンドしていた。それは吐き気を催すほどの、すえた、ふるくさい、涙ぐむほどのにおいが……
それは大量の残飯だった。撒き散らされた米、秩序を失ったおひたしや卵焼き、廊下の床に染み込んだみそ汁。わかめや豆腐だったもの。全てが変色して、大量の蝿、蛆、得体のしれない虫。
ふと、ああ女将さんはここに飯を"置いて"いたのか、では残飯ではないな、と冷静に思う。腐敗臭に耐えかねて鼻をつまもうとしたその手には黒ずんだやわらかい米が握りしめられていて、そして
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アナに付いてたよ
え?すみません、私の毛穴のすべての穴から、虫の幼虫が卵から孵って這い出たんですけど、どうにかなりませんか?すみませんうぞうぞと私の皮膚の隙間からひねり出される幼体の虫の動きが気色悪モヨモヨとして隙間に細かく動く私ではないものが隙間からはみ出てこぼれ落ちてしまいました(目は8つもない
メケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケ(アーーーーーーー??????ライッライッ(ウーーーーーーーイ
アジフstore, store アジフライ, age age ageはソースがタンヌ・トゥヴァ・トゥヴァ
あ、血ョコモナカヅャン㝳だ!→きをつけな この増田はHTNに監視されてるぜ ← P ! V ! C!P ! V ! C!
ああオマチさんダメ!今はダメダメやめてちょっといいかもですが
ねうねう♡ねうねう♡あ、あ、あ、あ、あ
イイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッ!!!!!!!!
❍💦
マスス⤴
Forgive me, ████. There's an angel inside of me.
バツっっっっっっっ
ぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっ
「ねぇ、増田くん、『せっかく転職したのに、こんなはずじゃなかった』って思ってない?笑」
市役所に転職した1年目、6月の半ば、午後11時過ぎの市役所の3階。終電のある上司はPCの電源を切り、帰宅の準備を始めていた。
「営業車で事故死しないだけマシだ、ってこないだ妻に言ったら笑ってましたよ」
新卒で営業職を2年やって、ワークライフバランスやらなにやらを考え、地元の市役所に転職した。
営業時代は終電、あるいは終電後に営業車に乗って帰宅する日ばかりだったので、市役所に転職すれば憧れの9時5時だと思っていたが、わずか2か月でそれがかなわぬ夢だったということを悟った。
6月の残業時間は正確には66時間だったが、翌月、別室で新人研修中に管理職に呼び出され、廊下で「申し訳ないがこれは……」と言われた。
「わかりました」と答えた。給与明細を確認すると、44時間になっていた。
僕はそれからその部署にいた3年間の間、平均で60時間程度時間外勤務をしていたが、時間外勤務手当は毎月10時間で申請していた。
「えっ?俺、8時以降残ったこと今まで一度もないよ」
税金関係の部署に配属になった新卒ストレート同期と偶然昼飯を一緒に食べに行くことになったときに、同期がそう言ったのを今でも覚えている。(この8時というのは、たまにやる夜間の納税相談業務が終わる時間のことだ)
4年目、2部署目では課長補佐からパワハラを受けて、常に胃痛を抱えて仕事をしていた。朝食を食べても吐くので食べなくなった。
課長補佐はマイクロマネジメントで攻撃してくるタイプで、係長時代から担当を破壊しまくっており、前々任者も、前任者も病休に追い込まれていた。
1月ぐらいに人事課に相談し、人事課の用意したカウンセラーと話をした。
「こういう時、手に職でもあれば『やめてやる!』ってなるんですけどねぇ」と僕は話した。
結局、係長、課長補佐、課長の3人が人事課に呼ばれて何か指導をされて終わりで、課長補佐は年度替わりに異動していった。
「電話だって何を言い出すのかわからないから聞いてるのに」課長補佐が対面に座る係長に向かって、僕に聞こえるようにそう言ったのを耳にしたとき、いささか僕は驚いた。
「そうですね……前の部署で一緒に仕事をしてた外部の方と電話した後に、「なんだ今の話し方は」って言われたんですよ。相手とフランクに話すのも気に入らないんでしょうね」
どんな指導が辛かったですか? とカウンセラーに尋ねられた質問の答えを、本人の口から聞けるとは思ってもいなかったからだ。
係長とはもう一年一緒にやったのだが、「自身もパワハラに消極的には加担していたこと」だったり、前年度のパワハラによるデバフのかかった自分が評価基準だったので、ギクシャクしたまま一年を終えた。
6年目、新しい係長は自分のことを前々から買ってくださっていた方で、「前任からお前の評価を聞いてはいるが全く信用していない、一緒にいい仕事していこう」と言ってくれた。
実際、温めていた企画を提案して採用されたり、ワークライフバランスも最高に良くなった。仕事終わり、料理が係長と一緒にスーパーに買い物に行き、日テレの夕方のニュース番組「every」がやっている時間に帰宅し、妻の帰宅を待つ日も増えた。
「隣の係に異動してきたAが来週から病休に入ることになった。申し訳ないが、来週からAと配置変換してくれないだろうか」
Aはお察し枠の人間で、配属される部署毎に病休を取っていて、下馬評も最悪だったのだが、その災禍がまさか自分に降りかかってくるとは思ってもいなかった。
ちなみに、Aと同時に異動してきた隣の係長も定評のあるお察し枠で、最終的にその係長も自分の配置転換後、すぐに病休に入った。
係長不在の中、Aの担当していた仕事、Aが残した爆弾(やり方がわからないので手を付けてません、と付箋を貼った4月受付文書)やAが戻ってくるまで、戻ってきた後も前の係の仕事……そして最後にはコロナ対策の新規事業まで自分に回ってきた。
その日以降、帰宅すれば「every」はとっくに終わっていて、帰宅すれば「ニュースZERO」が始まっているようになった。
翌年度にはAが異動して、自分は元の配置に戻してもらえるものと係長も自分も思っていたのだが、結局引き取り手がいなかったため、Aは残留することになった。
課長に呼び出され「申し訳ないが、今の状況を見ればAとお前の配置を元に戻すことはできない」と言われた。
「わかりました」と答えた。
明らかに怒りに震えながら自席に戻ってきた自分を心配して、皆が集まってきた。
「自分を活かそうとしてくれないこんなクソ職場、辞めてやりますよ……」と言う自分を係長は諫めてくれた。
7年目は部署に新卒の新人が来て、自分が教育係となった。これは大変いい経験だった。すぐに仕事を覚え、ミスも少ない優秀な後輩だったが、仕事のストレスの症状まで自分をミラーリングしてしまい、胃痛を抱えたまま出勤し、胃薬を分け与えて二人で飲んだこともあった。
この年もAは病休を取り、未練の残る仕事をまたやらされる羽目になった。
その年、異動の内示が出たのは係長と自分で、Aだけが課に残ることになった。
「なんか馬鹿馬鹿しいよな。俺たちの2年間はなんだったんだろうな」と係長はタバコを吸いながら僕に言った。
「本当ですね」と僕は言った。
8年目、3部署目は現場対応から政策的なことまでなんでも取り組む部署で、それまでやってこなかった議会関係、議員の”オネガイ”対応もやることになった。
数人の(あるいは1人の)支持者からの陳情を持ってくる議員、やっていることは議員としては正しいかもしれないが、もう少し取捨選択してくれというか、まぁいい。
12月のある日、既にその係での年数が長く翌年度異動がカタい、仕事がものすごいできる先輩が、上司に「もう今の時点で既に100時間は土日出勤している」と言ってるのを聞いてしまった。
先輩が異動したら次に「土日100時間出勤する」のが誰か、それは火を見るより明らかだった。
それから転職活動をし始めた。リクルーターに言われるがまま何十社もエントリーし、面接には8社呼んでもらい、3社最終面接まで行ったがうまくいかなかった。
3月下旬に9年目の人事異動が発表された、できる先輩は異動が決まり、自分が異動希望を出していた課にパワハラ課長補佐が異動になっていた。
「あ、もうこれはだめだ」と思った。
その日の夜に応募した企業から、この水曜日に内定の連絡をもらった。
「はっきり言うと、毎日何十件も応募がある中で、増田さんが選ばれるとは思ってなかったんです。増田さんの年齢で異業種、しかも希望年収よりアップするなんて奇跡ですよ」とリクルーターに言われた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/844018cccc955042ff8c014db3b721c90f662f3a
日本人の「コミュニケーション能力」はますます低下 ドイツ人がコンビニで「震えるほど怖かった」瞬間とは
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/08231100/?all=1
日本人が購買力と同程度に失っているのではないか、と危惧する事柄がほかにもある。コミュニケーション能力である。
今年前半に2度ほどイタリアに行ったが、その際に見かけたり、自分が体験したりしたさり気ないコミュニケーションを、まずは思い出すままに記してみたい。
小さな商店で食料品を購入するときも、店員と買い手のあいだに会話があり、たがいに目を見て話し合っている。ホテルの廊下でほかの客とすれ違った際に、あいさつされることが多い。エレベーターにだれかと乗り合わせると、相手から先に降りるように促されることが多い。電車内で棚に荷物を載せる際に苦労していると、何人もの人に助けられる――。
上記は一例にすぎないが、帰国後に感じたのは、日本では同じような場面でのコミュニケーションのありようが、おおむね正反対だということだった。
コンビニエンスストアでもスーパーマーケットでも、多くの客がほとんど言葉を発しないまま買い物を終える。店員になにかを問われたとき相手の目を見て話すと、目を逸らされてしまうことが多い。ホテルの廊下で客同士があいさつし合うことなど、ほとんどない。エレベーターにあとから乗ってきた人たちは、後ろを一切振り向くことなく自分たちが先に降りる。新幹線などの車内では、客同士はできるだけ関わり合わないようにしており、棚に荷物を載せるのに苦労している人を、大抵の人は見て見ぬふりをしている。
日本人男性と結婚し、5年ほど前から日本に住むドイツ人女性も言う。
「日本のコンビニで買い物をするとき、相手の目を見てなにかを聞いても、目を逸らされたり怪訝な顔をされたりするのには、慣れるのに時間がかかりました。電車内やカフェなどで知らない人に話しかけても、ほとんど変な人あつかいされます。日本人はシャイだと感じますが、こうした応対はシャイである以前に国際的に見て普通ではなく、日本人にとって損だと思います」
「やまびこあいさつ」をご存じだろうか。コンビニや小売店などで、一人の店員が「いらっしゃいませ、こんにちは」とあいさつすると、ほかの店員も一斉に同じあいさつをするもので、集客力と売上げアップのために推奨されているという。しかし、これが実践されている店舗では、ほとんどの店員が客の顔を見ておらず、このドイツ人女性ははじめて「やまびこあいさつ」をされたとき、「震えるほど怖いものを感じた」と語る。人間と人間のコミュニケーションの崩壊が感じられたというのだ。
人口一万人未満の町で生まれて大学時代と社会人数年を都内で過ごして、地元に戻って公務員兼農家やってる自分からすると
・隣の部屋の人に廊下やエントランスで挨拶しても怪しげな顔で会釈されるだけ
っていう都内の感覚になんとなく違和感を持ちながら学生時代や会社員時代を過ごしてきた。
会社を辞めて鬱気味になってた頃は「都会を孤独に過ごす時の疎外感」が身に染みていた。
地元で自分の情報を近所の人が全て知ってたって何も思わないし、むしろ「あれ帰って来てたの?」って言われると「この人知らなかったの⁈」ってなる。
祭りの運営は楽しいし、自分の地区が年番(神輿のコース含め祭り自体を仕切る年)だと気合いが出る。
ゴミの選別(地元では家庭では分別せずにゴミ袋を集会所に集め、自治会で決めた当番がみんなのゴミを分別して処理場に持っていく)は世間話しながらやるから暇つぶしになる。
車を1時間くらい飛ばせばイオンもあるし、車や公共交通機関使えば日本全国どこでも行けるしネットもテレビもスマホもあるから退屈はしない。
看板がある……
この田 増すサの穴 (315974)
…ペトロの不祥事は私の政権にとって大きな痛手になるだろう。しかし、女スパイにペラペラと……ちょっと間抜けだ、そこがペトロらしい。/ ペトロはいつも私のそばに立って、俯瞰した意見を聞かせてくれた。それに、ずっと一緒にやってきた友人だった。だが、私は次のことを考え始めていた:これは辞職のチャンスである。/ いま、この国は私の急進的すぎる政策と多額の財政出動および国債によるインフレに見舞われ、更にガス事業者ガソム社への出資を見送ったことにより、ガス価格は不安定化している。/ 国民生活には二重三重の大きな影が落とされていた。/ さらに、改憲にも失敗した。議会からも反対運動が強い。私のやることなすこと、全てに揚げ足を取られ、徹底的に反対される。/ 全ては、あそこから瓦解した。ブルドのマンソンと取引し、ブルド差別撤廃の条項を地滑り的に改憲条項に盛り込んだあの瞬間から。/ ずっと国内を悩ませていたテロ勢力であるブルド解放戦線のリーダーの情報と引き換えに、彼らの要求を受け入れた。/ その時はそれでも良いと思っていた。国民にあるべき姿を示し、全ての人々が平等であることを示すために、必要であると。ブルド解放戦線を潰す一石二鳥の妙案だと。/ そして、ヤツが捕縛された今、国内を脅かす武装勢力はもうないと思っていた……しかし今は、その国内から新たに暴力革命を目指すヤングソードが盛り上がっている。/ すべて元はと言えば私の経済政策の失敗が原因なのに、私が治安維持法を承認してしまったせいで警察と国民の対立は深まり、手をつけられない程になってしまった。/ 結局、国内の経済と治安さえ守れないのに、なぜ私は外部の脅威を優先したのだろう?/ 私の政策には上手く行ったものも少々ある。保健への投資は伝染病から国民を守るワクチンを迅速に普及させた。農業への機械化投資が食料価格を安定させたことは救いだ。/ 経済大臣のシモンと一緒に進めた鉄道近代化も、国民の生活を豊かにするためには必要なことだった。/ だが、全体として落第点である……。/ 所属政党からさえ支持を得られていない上に、国民からも支持を得られていない。私は、この国に何をしてきたのだろう。/ そして思っていたのだ。おそらく大統領などをできる器では無かったのだと、次の選挙で堂々と落選すべきだと。/ そこに降って湧いたペトロの不祥事。私がここで全責任を負って辞職すれば、全ては丸く収まり、多少の混乱の後に新たな政権が生まれるだろう。その後のことは天のみぞ知る。/「どういたしますか、大統領?」/ 国家戦略官ルツィアンの言葉で我に返る。沈黙のあと、私は言った。/「ペトロのことは私の責任でもあります。私は―――/* * */ カメラのシャッターがうるさい。だが、これでようやく私は―――/ 突然、ペトロが私の前に割り込んできた。/「これは全て私の責任です。大統領は何の関係もない!」/ 理解出来なかった。ペトロ、お前は何を言っているんだ。/ 今、私の薄汚い目論見が、重苦しい美談になろうとしている。止めてくれ、ペトロ。頼むから。/「私、副大統領ペトロは、今回の不祥事の責任を負い、本日限りで……辞職します!」/ ダメだ、ペトロ。泣くようなことじゃない。君だけが離れていくなんてダメだ。俺は君と―――/「大統領は関係ありません!彼は、この任期を全うします!」/ 一緒にいたかったのに。/* * */ 私は鬱屈としていた。ペトロは離れ、新たな副大統領に改革派のアルビンを指名したが、彼は横柄で、好きになれない。/ 副大統領になり損なったルツィアンは不満げだし(これも失敗だ)、私は、苦しい残りの任期を歩まなければならない。/ 最後にぐっすりと眠ったのはいつだろう?/ 古参外務大臣デイヴィットが私に話している。彼のことは好きだ。ゆっくりとした話し方で、落ち着かせてくれる。/ だが、声が聞こえていても、私は耳を傾けていない。集中ができない。/ 「再出馬するつもりはありますか?大統領」彼は言った。私は我に返る。/ 「ああ。私は必ず、この国をあるべき姿にし、全てを上手くいくように全力を尽くす」/ また言ってしまった。デイヴィットは、私の言葉に微笑んだ。やめてくれ。/ いつもこうだ。人々の望むことを言ってしまう。私の周りの人々は、私が国を良くしようとしていると信じている。/ 違うのに。私はもう、全てを諦めて、眠りたいだけなのに。/ どうして演じてしまうのだろうか?そうして私が発した言葉が、私を縛り、偽の私を形作るだけなのに。/
けっこうやりこんでるな
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
おっぽぽぽおぽぽおいいいいいいいいい おぽ
お゙ッ゙ッ゙ッ゙ッ゙💗
血、血、血、血、血ぃ河
どんぶらん血ぃ河もんぶらん頭ぃ玉
a nond:20240400000000:title=おっぽぱいぽっぽぽおおぽっぴっぽー
と入れるとタイトルんばできるで ば
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーンwwwwwwwwwwwwwwww
(ワ~イワイワイワイワイwww)
くろ……くろき……黒毒島
針のない時計の振り子は、どこへ向かうのか?血が点々と行先を暗示して、お前は穴の中で血を流して死んだ。だから夜になると同居人が増える。
灰色の通路とシャッターとコンクリート打ち放しの壁。その先にヒトガタの、ひょろ長い何かが立っている。高さは8フィートほどだろうか……頭部と思しき部分から胴体まで、均一の太さで、不気味だ。手と足の先だけが、少し膨れ上がっている……そいつは虚空を見ているようだったが、おもむろに振り返り、こぼれ落ちそうなほど眼窩から飛び出た充血した目が目的と手段が逆転した人類の進化の末の救済のイヴから生まれた完結の爛れた表皮と焦げついてちぢれた髪の毛に加熱済みの体液の
すると、カニクイザルがよだれを垂らしながら自分の指を喰っている人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場
・・・・・・・・・じゃあ殺さなきゃ。うん♪(ピョロリ~ビョロリ~
帰り際、運転手が浜について教えてくれた。年に一度、臨月の女性から胎児を取り出し、へその緒を縄で補強して女性の首にかけ、どちらも浜の北で海に流す。98日が経つと、浜の南にㇼが流ㇱくるので、ョがないうちに焼いてㇴするテいう。そしてㇻに選ばれたものが身ごもることになると聞いていて怒りがこみ上げてきた何故胎児にトドメを刺してやらないのか問い詰めるするとュ゙は言でも脳が流れちゃったよ」と
……気が付くと、目前の扉の前に不快なものがうずたかく積み上がっていた。フルヘッヘンドしていた。それは吐き気を催すほどの、すえた、ふるくさい、涙ぐむほどのにおいが……
それは大量の残飯だった。撒き散らされた米、秩序を失ったおひたしや卵焼き、廊下の床に染み込んだみそ汁。わかめや豆腐だったもの。全てが変色して、大量の蝿、蛆、得体のしれない虫。
ふと、ああ女将さんはここに飯を"置いて"いたのか、では残飯ではないな、と冷静に思う。腐敗臭に耐えかねて鼻をつまもうとしたその手には黒ずんだやわらかい米が握りしめられていて、そして
アナに付いてたよ
え?すみません、私の毛穴のすべての穴から、虫の幼虫が卵から孵って這い出たんですけど、どうにかなりませんか?すみませんうぞうぞと私の皮膚の隙間からひねり出される幼体の虫の動きが気色悪モヨモヨとして隙間に細かく動く私ではないものが隙間からはみ出てこぼれ落ちてしまいました(目は8つもない
メケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケ(アーーーーーーー??????ライッライッ(ウーーーーーーーイ
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この田 増すサの穴 (315974)
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血、血、血、血、血ぃ河
どんぶらん血ぃ河もんぶらん頭ぃ玉
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と入れるとタイトルんばできるで ば
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くろ……くろき……黒毒島
針のない時計の振り子は、どこへ向かうのか?血が点々と行先を暗示して、お前は穴の中で血を流して死んだ。だから夜になると同居人が増える。
灰色の通路とシャッターとコンクリート打ち放しの壁。その先にヒトガタの、ひょろ長い何かが立っている。高さは8フィートほどだろうか……頭部と思しき部分から胴体まで、均一の太さで、不気味だ。手と足の先だけが、少し膨れ上がっている……そいつは虚空を見ているようだったが、おもむろに振り返り、こぼれ落ちそうなほど眼窩から飛び出た充血した目が目的と手段が逆転した人類の進化の末の救済のイヴから生まれた完結の爛れた表皮と焦げついてちぢれた髪の毛に加熱済みの体液の
すると、カニクイザルがよだれを垂らしながら自分の指を喰っている人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場
・・・・・・・・・じゃあ殺さなきゃ。うん♪(ピョロリ~ビョロリ~
帰り際、運転手が浜について教えてくれた。年に一度、臨月の女性から胎児を取り出し、へその緒を縄で補強して女性の首にかけ、どちらも浜の北で海に流す。98日が経つと、浜の南にㇼが流ㇱくるので、ョがないうちに焼いてㇴするテいう。そしてㇻに選ばれたものが身ごもることになると聞いていて怒りがこみ上げてきた何故胎児にトドメを刺してやらないのか問い詰めるするとュ゙は言でも脳が流れちゃったよ」と
……気が付くと、目前の扉の前に不快なものがうずたかく積み上がっていた。フルヘッヘンドしていた。それは吐き気を催すほどの、すえた、ふるくさい、涙ぐむほどのにおいが……
それは大量の残飯だった。撒き散らされた米、秩序を失ったおひたしや卵焼き、廊下の床に染み込んだみそ汁。わかめや豆腐だったもの。全てが変色して、大量の蝿、蛆、得体のしれない虫。
ふと、ああ女将さんはここに飯を"置いて"いたのか、では残飯ではないな、と冷静に思う。腐敗臭に耐えかねて鼻をつまもうとしたその手には黒ずんだやわらかい米が握りしめられていて、そして
アナに付いてたよ
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この田 増すサの穴 (315974)
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
おっぽぽぽおぽぽおいいいいいいいいい おぽ
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血、血、血、血、血ぃ河
どんぶらん血ぃ河もんぶらん頭ぃ玉
a nond:20240400000000:title=おっぽぱいぽっぽぽおおぽっぴっぽー
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くろ……くろき……黒毒島
針のない時計の振り子は、どこへ向かうのか?血が点々と行先を暗示して、お前は穴の中で血を流して死んだ。
夜になると同居人が増える。
ヒトガタの、ひょろ長い何かが立っている。高さは8フィートほどだろうか……頭部と思しき部分から胴体まで、均一の太さで、不気味だ。手と足の先だけが、少し膨れ上がっている……そいつは虚空を見ているようだったが、おもむろに振り返り、こぼれ落ちそうなほど眼窩から飛び出た充血した目が目的と手段が逆転した人類の進化の末の救済のイヴから生まれた完結の爛れた表皮と焦げついた髪の毛に加熱済みの体液の
すると、カニクイザルがよだれを垂らしながら自分の指を喰っている人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場
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……気が付くと、目前の扉の前に不快なものがうずたかく積み上がっていた。フルヘッヘンドしていた。それは吐き気を催すほどの、すえた、ふるくさい、涙ぐむほどのにおいが……
それは大量の残飯だった。撒き散らされた米、秩序を失ったおひたしや卵焼き、廊下の床に染み込んだみそ汁。わかめや豆腐だったもの。全てが変色して、大量の蝿、蛆、得体のしれない虫。
ふと、ああ女将さんはここに飯を"置いて"いたのか、では残飯ではないな、と冷静に思う。腐敗臭に耐えかねて鼻をつまもうとしたその手には黒ずんだやわらかい米が握りしめられていて、そして
アジア
すみません、私の毛穴のすべての穴から、虫の幼虫が卵から孵って這い出たんですけど、どうにかなりませんか?すみませんうぞうぞと私の皮膚の隙間からひねり出される幼体の虫の動きが気色悪モヨモヨとして隙間に細かく動く私ではないものが隙間からはみ出てこぼれ落ちてしまいました。
メケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケ(アーーーーーーー??????ライッライッ(ウーーーーーーーイ
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…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
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血、血、血、血、血ぃ河
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看板がある……
この田す 荒増 龍の穴
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
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血、血、血、血、血ぃ河
どんぶらん血ぃ河もんぶらん頭ぃ玉
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すると、カニクイザルがよだれを垂らしながら自分の指を喰っている人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場人間牧場
……気が付くと、目前の扉の前に不快なものがうずたかく積み上がっていた。フルヘッヘンドしていた。それは吐き気を催すほどの、すえた、ふるくさい、涙ぐむほどのにおいが……
それは大量の残飯だった。撒き散らされた米、秩序を失ったおひたしや卵焼き、廊下の床に染み込んだみそ汁。わかめや豆腐だったもの。全てが変色して、大量の蝿、蛆、得体のしれない虫。
ふと、ああ女将さんはここに飯を"置いて"いたのか、では残飯ではないな、と冷静に思う。腐敗臭に耐えかねて鼻をつまもうとしたその手には黒ずんだやわらかい米が握りしめられていて、そして
アジア
メケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケメケ(アーーーーーーー??????ライッライッ(ウーーーーーーーイ
アジフstore, store アジフライ, age age ageはソースがタンヌ・トゥヴァ・トゥヴァ
あ、血ョコモナカヅャン㝳だ!→きをつけな この増田はHTNに監視されてるぜ
ねうねう♡ねうねう♡あ、あ、あ、あ、あ
イイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッ!!!!!!!!
バツっ
ぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっ
『オッペンハイマー』観た。
元カノが死んでから自分を責めたり、実験の爆発を目の当たりにしてから水爆反対への心変わりに向かっていったりと、オッペンハイマーには自分のやってる事への当事者意識の薄さみたいなのがあるのかなって感じがした。
「絶対悪」のナチスドイツなき後にもまだ(瀕死の)日本がいるじゃないかと研究を続けて、いざ実験が成功して投下した後になってから果てしない核軍拡競争への憂いで気持ちが揺れ始める。赤狩りの時代が強調されてはいたとはいえ、水爆はソ連への牽制だという言い分にもあまり強く言い返せない。
ストローズの「奴は瓶から出した原爆の魔神を元に戻そうとしてる」みたいな台詞は、オッペンハイマー憎しで出た言葉かもしれないけど彼のふわふわした感じを端的に表していたような気がした。トルーマンに腰抜けと一蹴されたのも。
学生時代に病んでたのは、物理学なんかやってると唯物論的な方面で実存的不安を抱えるようになるんだろうか。ピカソやストラヴィンスキーに触れるシーンでそう思った。それに対してセックス不足だろと言われてたのも、そういう抽象的な事ばかり考えずに地に足つけて生活したら、的な意味だったんだろうか。共産主義と唯物論は結び付けられて語られるようだけど、活動に傾倒していったのもそういう事なんだろうか。
日本にまつわる描写が淡白だっていう感想もあるらしいけど、自分は投下後に言われていた「国内で抗議が"起こらない"のが心配だ」みたいな台詞が結構印象的だった。
劇中で何度も鳴り響くオッペンハイマーの功績を称える足音は軍靴の音に重なるものがあった。
実験シーンで爆破音を大分遅らせる演出は、まあそうなるだろうなあと思わせる猶予になってしまったけど、それを補って余りある ほどにオッペンハイマーが抱いたであろうアンビバレントな感情を思わせられた。
「ほぼ0%」だからまあ大丈夫だろうと研究を続けたり、爆破の直前に賭けをしてたり、防護服を着る事もなく目視で爆発を眺めたり、実験が成功すれば無邪気に熱狂する辺り、研究者達からはどこか呑気さを感じる。
それはしばしばハリウッド映画で非難されていた核兵器への認識の無頓着さへによるものではなく、むしろそういったものに関して意識的に描いているんだと思う。思いたい。核兵器が実戦投入される以前の出来事を描いたシーンでもあるし。
ローレンスやラビは出会いからの関係が比較的重点的に描かれてたけど、他にも色々と博士や政府の人間が出てくる中で、それ誰だっけって人名が飛び交ったりして分かり辛い部分も多かった。
証人に呼ばれたローレンスと廊下で鉢合わせて、結局彼が来なかったシーンもいまいち意味が分からなかった。冒頭の1. 核融合 2. 核分裂も何か象徴的な事を言っているのだろうけどいまいちよく分からなかった。
ただ3つのパートが徐々に絡み合っていってオッペンハイマーの人生が語られる感じは、テネットとかインセプションに比べたら大分と分かりやすかった気がした。
プロジェクトX、よりは粛々と進むマンハッタン計画、胃が痛くなるような小部屋の尋問、ストローズの閣僚入りに向けた公聴会、というそれぞれのシーンの要点を抑えた上で2度目に観たら前半の印象も大分鮮明になってより分かりやすくなった。
今の所世界は滅んでないけど核兵器も滅んでいないらしいし、これからどうなんでしょうねえ。この手の作品を観て大量破壊兵器はよろしくないですねえ、平和は個々人の意識によって作られるものですよねえ、というポーズを取りつつ、まあ言うても別にボーッと生きてたって自分の生きてる間くらいは大丈夫っしょ……って思ってる自分がいますねえ。