オープニングは予告動画で使われてたオーメンズ・オブ・ラブを文化祭で演奏する形。宝島のT-SQUAREの曲で吹奏楽の定番らしいので予習してきた。部員の見たことのない写真多数で、一時停止しながら1枚ずつ詳しく見たいと思った。
久美子のモノローグ多め。くみれい成分多め。一方同チームの森本と小日向はほとんど出番なし。井上は太眉。
今回のメインと思われた釜屋つばめは決まったリズムだと神だがメトロノームや指揮がない合奏だとミジンコ以下のタイプ。葉月と仲がいいが北宇治カルテットに釜屋を加えて北宇治クインテットになる雰囲気はない。
久美子より麗奈の方が奏者としては上だが、教えるのは正しすぎてどうしても厳しくなる麗奈より久美子の方が向いてるということか。
謎にアイキャッチが入ってたのでTV 放送を想定してるんだろうか。妖怪ウォッチの直近の映画もTVで見るような構成になってて、後日放送された。
尺が短いので全チームの演奏は望めないのは分かってた。せめて主人公チームの管打八重奏はあるんだろうかと思ったが演奏シーンはほとんどなし。「ないんだ…」とちょっと肩透かしだった。
各チームは止め絵で紹介。部内オーディションの結果は文字のみで発表。BGMは本予告動画で使われた曲。ニュースでやってるようなスポーツの結果のダイジェストを見てるかのようだった。
- 止め絵とはいえ全チームのメンバー紹介があったのは美味しい。
- チームの順位が把握できなかった。文字だけなので頭に入らない。
部内オーディションの1位はクラリネット四重奏(原作を読んでないが原作通りらしい。事前にネタバレ食らってた)。アンコンの関西大会に進出したことが主人公達4人の会話の中で触れられたのみで、同じ部員なのにずっと遠くの赤の他人みたいな扱いだった。低音以外の他のパートって謎の集団だよねー。
- 麗奈が勝つためにガチで組んだ主人公チームに勝つような強キャラ達なのにメインキャラが1人もいないので「誰？」ってならないんだろうか。私は部員全員知ってるので当然誰なのか知ってるが。メカクレと毛布ダイブと地味メガネとクラの元もなかだ。
「自分より上手い人が来たらどうしよう」という久美子の不安にきっちり応える形で黒江真由チラ見せ。セリフがあれば声優が発表されるので当然セリフはない。
エンディングの「アンサンブル」はよかった。前からずっと楽しみにしてた。
入場特典は久美子と麗奈がラーメンを食べるだけのお話。
以下フフッてなったところ。
- 黒板を叩いてズームアップするアレ、部員の間ではすべってたんか。
- 予告動画にあった鈴木さつきの「私とバリチュー四重奏やるって言ってたのに」は、そんなこと言ってなかった(バリチュー四重奏やると言ってない)。
- 釜屋息してない。
- 釜屋の演奏の癖について井上「リズムゲームじゃないんだから」。
- 奏が髪を切った長さは5millimetres。
- みぞれが不思議すぎる。
- なかよし川のじゃれ合いを放置して去る。
- 自称チーム平和主義。
- 「OK」「ウッキー？」
以下覚えてるか調べられる範囲のメンバー一覧。人数が多いと把握できない。把握するためにもう1回行く？というほどでもないので配信待ち。
- 菅打八重奏：黄前、高坂、塚本、加藤葉月、井上、釜屋、森本、小日向
  - 各パートのトップ奏者をいち早く確保しててズルいよねー。これは勝たなければならないメンバー。
- 木管五重奏：剣崎、兜谷、山根、平沼、小原
  - 小原以外のメンバーは予告で確認できる。
- ホルン三重奏：屋敷、瞳、土屋
  - 予告の通り。
- 金管六重奏？：久石、鈴木美玲、貴水？、吉沢？、？、？
  - よく分からないが部員票で菅打八重奏に勝ってた？としたら麗奈に絶対に勝てないトランペットのメンバーがここで部分的に勝ったことになる？
- 金管八重奏？：鈴木さつき、布袋、？、？、？、？、？、？
  - 鈴木さつきがトロンボーンの子に誘われたというので同じ中学出身のトロンボーンの布袋は覚えてた。誰が誘ったのかは明示されない。
- コントラバス二重奏：川島、月永
  - 誘われないんだ…。演奏技術は高いのに。
- クラリネット四重奏：植田、高野、高久、松崎
  - 1年目はオーディション落選した高野が北宇治最強の一角を担うまでに育つなんてね。
- サックス三重奏：瀧川、牧、鈴木靖也
  - ちかおと牧は仲いいのか。この学年のサックスはこの2人だけだが。
- フルート三重奏：小田、高橋、中野
  - 高橋がホルンの深町の奪い合いで取られた方。
- 打楽器七重奏？：残りのパーカッション7人全員？
  - 堺と前田兄弟がいるのは覚えてる。
- 余ったので3年生が入ったチーム：細野、籠手山？、他？
  - もしかしてダブルリードの会からハブられた？
以下不明のチーム。
- 北山と端田が同じチーム。
- 赤松、福井、深町が同じチーム。他多数。
- 鮎川、内田、大滝が同じチーム。もう1人いたような？
- 仲がよく前作「誓いのフィナーレ」で常に一緒にいた芦田と井村が別チーム？
追記
- チーム構成はパンフレットやグッズに掲載されてるようだ。
追記2
- 結局もう1回見に行ってしまいまして。麒麟が来ない方のどう家の明智光秀みたいにやれるからやったって感じで。わしは明智やないぞ。
  - あと特典の小説がもう1冊欲しくなったので。スタンドビジュアルカードは自宅にあっても持て余すだけなのでベストタイミングだった。しかし被ったので保存用か布教用にするしかない。もうランダムには付き合わない。
- 一通り見た後なので音に集中できる。映画は事前にネタバレするか2回見るのがよか。前情報なしだと情報量に圧倒されたり感情的になりすぎたりして初回ではすべてを味わえないことがある。
- オープニングは公式がYouTubeで出したのでもうなんぼでも確認できるようになった。あとはチームの申請書が個性豊かなので配信に来たらこれもチェックしたい。
- サントラで分かったことだがチーム紹介と結果発表のBGMは管打八重奏のフロントライン～青春の響き～だった。イントロで一旦切れて雰囲気が変わるから別の曲だと勘違いしてしまった。つまり管打八重奏はあのまま演奏を続けてるがその上にパワポが乗っかってたということになる。
- サントラにアルヴァマー序曲がなぜか入ってるが劇中では登場しない。この曲もオーメンズ・オブ・ラブを予習する過程で知った。

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2023-07-15

■anond:20230715194851

ロバート・ルイス・スティーヴンソンの「宝島」もたいがい当時最新の火器類が頻出してて、義足まで出てくるね

鉄鋼文学だね

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2023-05-17

■映画館で実写版 アリエルの予告見たらアリエルが黒いCoccoだったんだけど

トビウオのアーチをくぐって宝島が見える頃にお姫様が誰かと腰振ってるストーリーなの?

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2023-04-24

■anond:20230424152714

サラリーマン宝島

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2023-03-08

■[映画感想]のび太と空の理想郷

『のび太と空の理想郷』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向けですぞ。

総評

８５点ヤッター！　点数の基準は「上映時間＋映画料金を払ったコストに対して満足であるなら１００点」。有り体に言えば凡作＋程度であって満足ではないんだけど、個人的な加点要素として「映画館のサービスディを利用して1,200円でみた」「やっぱVガンはいいよね」があるので実は加点で100点。余は満足じゃ。

のび太とエンジェル ハイ ロウ

崩れ落ちる空の理想郷の上で、友情と憧憬がぶつかり合います。

平和の祈りがユートピアの輪を飛翔させるのでしょうか。

さらわれた幼子の魂が心を操る光を落とさせるのでしょうか。映画ドラえもん、『のび太と空の理想郷』

見てください！！

感想

全体的の凡作と評したとおり、いつものドラ映画の構成で退屈感はあり、ひねりもテーマ性もドラ映画の傑作と比べて足りてないのだけど、「未来世界の犯罪者が空に浮かぶ巨大要塞都市にさらってきた人々を満載して、『人の心を操る光』で心の優しい優れた人間に改造して世界を平和にする計画を立てている」という、おい、おま、Vガンダムだろ。という立て付けなので歪んだおたくであるワイは楽しめました。

クライマックスにはコロニー落としもあるよ。

パーフェクト小学生のび太の「わるいね、またホームラン撃っちゃって」っていうセリフには一聴の価値があるとおもいます。一方でしずかちゃんのシャワーシーンには「裸のお姉さん！？」という台詞はありませんでした。

最近の新作ドラ映画の悪いところである「なんかクライマックスっぽいシーンで友情とか友達とか大切とか、そういう盛り上げワードを散りばめただけの、実は説得の理屈的にはあんま意味合いのないセリフをぶっこんで、とりあえずいい話風にしときゃいいだろ」っていうのは、この映画でも健在で、そういう意味ではすごくダメな映画なんだけど、ドラ映画に対する期待値が宝島でマイナス方向二次元突破してたから無傷ですんだ。

むしろふうてんの寅さんと同じで、あんまり面白かったらむしろ良くないのかもなぁ、とも思いますし。

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2023-03-05

■anond:20230305230409

子供は意外と楽しんで見る、というパターンではないのか

うちの子供は宝島楽しそうに見てたけど

Permalink | 記事への反応(0) | 23:27

■ドラえもんの映画が酷かった

毎年この時期になると「ドラえもんの映画が酷い」というブログなり増田なりが流行るんだが

それにしても今回のは酷かった

個人的には南極が9点とすると、宝島が2点、月面探査機は8点、新恐竜は7点、宇宙小戦争は9点ぐらい

そして今回の理想郷は3点ぐらいだろうか

宝島の悪夢再び、といった感じだった

以下ネタバレを含むので別に興味ない人はどうぞ

序盤・設定は名作の予感

いつも通りタイムパトロールの無能っぷりからスタートして

史実の織り交ぜや散りばめられた伏線などなかなか良作の期待感が抜群にあった

特に史実に出てくる理想郷として竜宮城なんかも出てきて

「これは良い感じで本編に絡んでくるのでは？」

という感じにも見えたし凄く良かった

ただ一切関係無かったわけだが

中盤は傑作の予感を残しつつ眠い

割と早々に理想郷に辿り着いてしまったので「あれ、これヤバイかも」とは思ったが

理想郷から宗教的な香りがプンプンしていて

「これは統一教会批判みたいな社会風刺が来るのか！？」

と思って期待してしまった

ただ中盤がダラダラしていたせいでめちゃくちゃ眠かった

後で聞いたら妻はその辺りから寝てしまったらしい

周りの未就学児童とかもこのあたりでザワついていた

後半で一気に失速

結局、宗教的批判だとかはなく、伏線は回収されたけれど史実介入的なのは無し

22世紀の科学者が小学生に説教されてぶち切れて全部ぶっ壊すとかいうどうしようもない展開

というかボスの野望はなんだったの？

日本誕生のギガゾンビは分かりやすく人類支配しようとしてたけど、のび太の街を支配してどうするつもりだったの？

そんなこんなで理想郷が崩れていくけれど、バトルシーンも脱出シーンも特に見所は無しで、もうひたすら眠い

宇宙小戦争にあったようなカタルシスも無いし、伏線回収も「まぁそうだろうね」というぐらいでしかない

おまけに最後はアルマゲドンオチでのお涙頂戴で、もうどうしようもなくダメダメだった

前半の期待からの落差が激しいので評価はガタ落ちといった感じ

キンプリ ファンのせいでグッズ買えず

映画はアレだったけれど子供達はそこそこ満足してた（過去2番目ぐらいらしい。いつもは1番と言うのに。）

まぁ推しのグッズは買えるときに買っとけということでグッズ売り場行ったらメインキャラのソーニャのグッズが全く無い

どうやらソーニャ役はジャニーズのキンプリの誰かが演じていたらしく

ファンどもがグッズをイナゴのごとく買い漁って売り切れてしまってるとか

どことなくイケメン風のキャラ設定、序盤の中途半端な役回り、中盤での空気的扱いを経てからのやっつけ的なアルマゲドンはそういうことか、と

完全に想像だけど最初はソーニャはドラえもん映画にありがちな普通の役回りだったのに

それだと見せ場が全然無いってことでジャニーズの横槍が入って最後のアルマゲドンを適当にくっつけたんじゃなかろうか

いやぁ、そんなことないと思うけどね

ちなみに声優としては普通に良かったと思うんだけどね

アルマゲドンを否定するわけではないけど死ぬなよ

最後に意味不明に自己犠牲で話を終わらせるのは罰金刑にすべきだと思うんだよね

まぁやるとしても、生死不明ぐらいの演出にしてほしいわけですよ

絶対死んだじゃんっていう確定演出はちょっと冷めますよ

そんでもっと冷めるのは確定演出なのに生きてる場合な

ソーニャ！お前のことだからな！

ああいうのが許されるのは

生き残る算段はあるんだけど確率が低い
生き残る算段はあるんだけど死んだことにして欲しい

のどっちかの場合だけなのよ

分かったか、ペル？お前もな？

念のためミスチルのHEROの歌詞貼っときます

ダメな映画を盛り上げるために
簡単に命が捨てられていく
違う僕らが
見ていたいのは
希望に満ちた光だ

せめてこうしてくれたら良かったのに一覧

のび太だけ洗脳光線が効かない理由をちゃんと作って欲しかった
- 序盤で飴が落ちてきて食べてました、とか
- そうすると洗脳光線完成のストーリーラインが崩れるけど、そこは別の方法で完成させれば良い
仲間の洗脳が解けるのに工夫が欲しかった
- 単にのび太が力説したら解けました、とかちょっと納得いかない
- 脚本家は子供相手だと思って（あえて）手を抜いてるような気がしてならない
- 「みんなそれぞれ違ってるから良いんだ！」みたいな説教シーンもあったけど、そもそも理想郷の目指してたのってそれだったっけ・・・？
プチ社会風刺を入れて欲しかった
- あんまりドラえもんに社会風刺とかの説教は入れてほしくないんだけど、「理想郷に連れてこられた家族は私財を寄付してる」ぐらいの演出はあっても良かったんじゃないかと
竜宮城エピソードとかあっても良かった
- せっかくタイムワープできて日本近海の深海にいるくせに竜宮城絡ませないとかどうかしてる
雲の王国ネタがあっても良かった
- 空をテーマにするんだからちょっとぐらいあってもいいじゃない
四次元ゴミ袋が爆発する理由が分からない
- 四次元ポケットの中で爆発したらポケット爆発するんだっけ？あんまり納得がいかない
- そもそも序盤に語られた入れられる容量には限界があるとかの設定はどこに行ったのか
- あんだけ爆発したのに答案生きてるとかも全然納得いかない
ソーニャは途中で頭ぶち抜かれて死にかけたけどチップが残ってて大丈夫、とかいう演出があれば良かった
- 散々悲劇的演出しといてあっさりメモリ残ってるので大丈夫です、とか冷める
- シーズン跨いだタチコマでも割と冷めたのに