はてなキーワード: 大阪維新とは
ヨッピー:働かずに給料もらってた公務員を問題視して減らしました。
https://note.com/yoppymodel/n/nfb5ed80ea890
内田樹:公務員は減らせるだけ減らす。行政コストは削るだけ削る。
http://blog.tatsuru.com/2023/04/16_1101.html
樹先生、そう言う都合の悪いとこは伏せて語るようなとこはもうみんなに見破られてるからやめた方がいいんでは。
「維新の評価」として書いた文章やけど賢い先生なはずやのにヨッピーさんに明らかに負けとるがな。あと維新あかんいうならもう少し具体的な違う未来像見せてくれ。国際競争から外れるのが良い言うなら北朝鮮みたいな国になるのがいいってこと?絶対はっきり言わんのよね。「維新ダメだよねーはいはい、マッチョマッチョなことばかり、あかんわー」くらいなことしか言ってないぞ。
生まれ育ちは大阪市南部(東住吉区・住吉区)、数年前から河内長野市在住
大阪府の右下の隅っこ。奥河内と呼ばれる歴史資産が豊かな山と棚田と新興住宅地が占める。
東京で言うとあきる野市みたいな感じの郊外だが、電車の便が良くて難波や阿倍野まで40分で行けるので70-80年代に大規模に住宅地が造成され大阪市内通勤の住民が多い。
映画「鬼ガール!!」の舞台。https://www.amazon.co.jp/dp/B096R5386X/
現市長は嘉田由紀子さんとこで勉強してきた人で無所属。前回、大阪維新の元市議会議員を破って2期目突入。
大阪維新の会 | 4名 | (+2名) |
公明党 | 4名 | |
市民クラブ | 2名 | |
自民党 | 2名 | |
日本共産党 | 3名 | (-2名) |
会派無所属 | 3名 |
大阪維新の会 | 10696票 | (+3837票) |
公明党 | 6952票 | (-1723票) |
市民クラブ | 3932票 | (-1295票) |
自民党 | 5080票 | (-761票) |
日本共産党 | 6537票 | (-1854票) |
会派無所属 | 4479票 | (+107票) |
はしがみ和美 前回、補欠選挙で当選し今回が2期目。圧倒的獲得票数で俺を大いに驚かす
吉竹 英行 新人。歯科技工士。ググっても情報が全然出てこない
西田よしのぶ 新人。無職。「努力したものが報われる社会に」というスローガンが維新的。松井吉村浦野の応援をアピール。ググってもよく分からない。
にわ実 現職。[旭ケ丘]
堀川かずひろ 現職。スポーツマン。自治活動頑張る系。[美加の台]
みちばた俊彦 現職。SNSやYOUTUBEで市民に向けた情報発信に熱心[木戸西町]
若林やすし 新人。自宅でテレワーク中の日鉄ソリューションズ社員。自治活動頑張る系で美加の台なので上の堀川氏と被ってる感。[美加の台]
((ちなみに南花台と美加の台は自治意識高いエリアで比較的裕福))
河内長野は住みやすいとこなんだけど、にわか河内長野市民の俺の感覚だが、その住みやすさの立役者が共産や市民派議員、そして市長にあると感じる。
二言目には身を切る改革と言う維新とは非常に相性が悪いと思う。果たしてどうなるか。
ていうかさ、維新の基本政策の一つはコンパクトシティ構想なんだよね。それを大阪で社会実験するのが大阪維新という存在。
大阪市一極集中(それが都構想にもつながる)は実現すれば河内長野市は切り捨てられる側になると俺は解釈してる。
大阪市民は維新を選ぶメリットがあるが河内長野市民は下手すると自殺行為ではないか、そう懸念してる俺である。
以上。
※この話はフィクションです
橋下徹さんといえば、とりあえず「学者は現実を知らない」「私に文句を言うやつは現場を知らない」と言っておけばなんでも自分が正しいことになるとでも思っているのではないかというくらいとにかく学者叩きが大好きな人です。論理的に思考ができる人は彼のことを馬鹿だとしか思わないでしょうが、政治家を辞めた後TVとかネット中心で生きていく戦略としてはあながち間違いではないと思います。なぜなら、私の身近でも「学歴」コンプレックスをこじらせて学者嫌いになった人が大阪維新を支持するようになってしまったからです。
私の知り合いにものすごい学歴コンプレックスの強い人がいます。自称Fラン大の経済学部卒を名乗っており、今でも自分は本来なら慶応大学に合格してたはずなんだとずっと言ってます。本当は慶応大学に行って親に認めてもらいたかったんでしょうね。でも現実はそうなってないせいか、早慶大に対してものすごいルサンチマンを抱えています。何か不祥事があればとりあえず早慶を叩かないと気が済まないみたいで、彼が一生懸命早慶を叩いているのを見るたびに学歴社会が一人の人間をここまで傷つけてしまったのかという現実の残酷さを知らされます。学歴コンプレックスなんてだいたい社会人になってから数年経てば癒されるものなんですが不幸にも彼は就職活動に失敗しブラック企業で病んでしまい、10年近く就職どころかバイトで働くことすらしてないのでいまでも学歴コンプレックスが温存されてしまってるんですね。そんな彼は、インテリが大嫌い。なぜなら彼の学歴コンプレックスを最大限に刺激する存在だからです。彼は学者の言ってることを理解することができないのです。学者が、いろんな可能性を考慮しながら慎重に意見を述べるのですがそういう紆余曲折の部分を理解することができません。学歴コンプレックスが強い彼は、自分がわかるように説明してくれない学者を憎いと感じてしまうのですね。
わかりやすい説明をすると「結論を理解する労力」が「その結論を導き出した労力」と誤解されるときがある|柴田史郎|note
最初は中田大学あたりを見てて危ないなと思っていたんですが、案の定そこからさらに信頼度の低い政治系YouTuberに流れていきました。ご存じの通りYouTuberは一本道の理論でわかりやすく結論を断言してくれるので、彼のような人間でも言ってることが理解できます。ただYouTuberは「わかりやすさ」の代償として必要な情報までそぎ落としまくった非常に危険な情報提供をする人も多いんですけどね……。そして彼はまんまとそういう系統にハマってしまいました。彼がハマった政治系YouTuberは大阪維新の会の支持者でした。(なぜこの人が大阪維新支持だったのかはわかりません。憶測ですが「学者」の意見に反する言動をとることが多いからかもしれません。ニュースでは専門家の意見がベースになりますが、それだとYouTuberはおまんまおくいあげ。そこで政治系YouTuberは大阪維新の人たちの意見を隠れ蓑にしながら、学者の語ることを否定し、独自色を打ち出そうとするのかもしれません。知事自体がイソジンとか言ってるような政党ですからね。とにかく他の人とは違ったことをして目立ちたいのでしょう。)
とにかく、彼は大阪維新にのめりこむようになってしまいました。学者を叩き、他の人とは違ったことをしてる政党を応援してる自分が好きなのでしょう。YouTubeで政治を学ぼうとするような彼のような単細胞人間にはこちらの方がウケがよいのでしょう。YouTubeが主な情報源である彼のTwitterを見ていると、半可通な政治語りが多数を占めているのですがかれは大真面目に学者より自分の方が現実を正しくとらえていると思っているのですね。彼は「自分が理解できたものが真実」だと思ってしまうようで、彼にとってはYouTuberの語る内容こそが真実なのです。
今の彼は大阪維新の会を支持することで幸せそうにしています。学者を叩くような発言を喜んでRTしたりしています。多分、なぜ自分が大阪維新を支持しているのか彼自身もよくわかってないでしょう。情報源が政治系YouTubeだから、それ以外の情報がない以上、他の政党のことはわからんというのが事実じゃないでしょうか。それでも、彼は大阪維新を支持することで救われているのです。彼のように学歴コンプレックスを抱えた人間を癒してくれるのは大阪維新しかなかったのです。最近の彼は部分的に陰謀論を支持するようなことも口にするようになってきました。もうちょっとであっちの世界に旅立ってしまうのかもしれません。さよならだよ……
1.大阪人
2.B型
全部自分のことだ。
大阪人全員を「でんがなまんがな」のお笑いだと思ってる人がたまにいる。
喋らないと「なんで面白いこと言わないの?」とか聞かれたりする。
あと大阪人=大阪維新支持という思い込みがあって、大阪の政治についてなら何言っても良いとか思ってる人が結構いる。
俺も維新の政治は断固否定するんだけど、維新を受け入れる土壌になってる30年前40年前にあった、大阪の公務員に対する嫌悪感も理解しないと駄目だなと思ってる。
「自分はB型」って言うと「あー…」とか言葉を濁しつつ回りとニヤニヤと目くばせし合う。
「だよね!ぽいなーって思ってた!」とかダイレクトに言ってくる人がすがすがしく思える。
ロードバイクでツーリングが趣味なんだけど邪魔だから道路を走るなとか死にたいのか?とか言われる。
でも最近、信号のない横断歩道での自動車の歩行者優先で取り締まりが増えて、自転車も保護すべき交通弱者 みたいな意識が生まれつつあると思う。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/0f1de747d7ae8ad81795a5d84cfbc2ff0ac169a0
兵庫とか大阪は、医師の力が強すぎて行政がコントロールしにくいねん。
いやまじで。
徳〇会とか孟〇会って聞いたことない?
行政も彼らの言い分無視していろいろ進めるのが難しいんですよ。
関西医療の特殊事情ってのを無視して吉村叩きにつかってるニュースは姑息だぞ。
それはそれとして、
アンジェスに金をつぎ込みまくった件とイソジンはマジで許しがたいので
あいつら上場してから個人投資家をだまし続けて650億以上の金を増資で集めてるのに
今の時価総額615億だぞ。
https://finance-lite.com/anges_pl_capital/
1つ除いてなんにも生み出してないし、その1つも上場時にもうできてるっていってたやつだからな。
大阪維新の会の幹部メンバーにアンジェスの某教授と親交がある人間がすくなくとも4人確認されてるからな。
自民党にもN村って議員と親交があるのもニュースになってるからな。
naoyo4 仁藤さん最近、攻撃的だな。活動内容は素晴らしいのに敵を増やしてしまわないか心配。この件はあきらかに言いすぎ。
他にもmsukasukaなど6名ほどが支持してたけどさ、ないわー。
別にこの二人がやってること、この二人じゃないとできないことじゃないよね。
人格的に問題あるんだから同じような活動してる他の人を支持するべきでしょ。
たとえば誹謗中傷に反対する活動で4シスターとか言ってるけど、
これはすでに言われてる通り「Internet safety協会」を応援した方がいいって言われてるよね。
kutooももう理念そのものは認知されたんだから、他の人にやってもらった方が絶対よいだろ。
別に怠惰なのはいいけど、さっきあげた方々、自分が怠惰なくせに
https://anond.hatelabo.jp/20170903131208
この手の言説、左派リベラルが何十年も前からずっと言われてきたこと(私もそれ自体は全くの正論だと思う)だが、
じゃあそれならばと、せっかく高校無償化や子ども手当て、あるいはオバマケアなどの政策を実現させ、十分とは言えないながらもそれなりの成果を上げてもなお、
やれ「満点じゃない」「ここやあそこがダメだ」「だから支持するに値しない」・・・とあれこれ難癖をつけられた挙句に選挙は敗れ、
せっかく作った制度も下野によっておじゃんになり、後には「口先だけの無能政権」というレッテルだけが残され、
挙句に安倍自民や大阪維新やトランプや、最近だと都民ファーストみたいな、どう見てもしっちゃかめっちゃかな連中が
「彼らは成果を見せている。口先だけのあいつら左派とは大違い」などとちやほや持ち上げられる・・・というのでは、みんなバカバカしくなって、
左派も野党ももうそのうち誰も「俺たちはもっと庶民に届く言葉を語ろう、届く政策を作らなきゃ」などと思わなくなるんじゃないか?という気がする。
そして今年も同じような状況になってるんだからね(例えば下記の動画とその反応では枝野が松井のパネルに反論したのにも関わらずその前の松井の発言のみ切り取られ、維新はすごい!民主党政権はゴミ!立憲はゴミ!の様な印象が拡散される)
https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1450313864264912898?s=20
https://twitter.com/RyuRyu72137231/status/1450058606049562625?s=20
「岸田は主張がブレている、長老の顔色を伺っているから支持率が下がっている」などと言っている人がいるが、間違い。そんな高尚な理由では断じていない。
岸田の支持率は、総裁選の時から高くはなく、人気投票的には最も不人気だった。総裁選における「派閥の力学で総裁になった」という報道の仕方も、不人気の原因となった。「反新自由主義」を貫いたとしても支持率の低迷は変わらなかったと思う。
安倍が長期政権になったのはマスコミを懐柔して一方的な批判を許さなったから。民主党政権と安倍政権とでは、同じマスコミかと言うくらい姿勢が変わった。モリカケ問題の時ですら、「説明が不十分」で批判が止まっていた。民主党政権時の連日の「いつ辞任するのか」は、安倍政権では一度も聞かれなかった。
そして今のマスコミはというと、安倍政権の頃に比べると岸田批判をそんなに遠慮していない。菅官房長官のように、マスコミに圧力をかける人物がいない。そして、支持率はその通りになっている。それだけである。このあまりの単純な事実には、本当にうんざりさせられる。
結局、日本における政権支持率など、しょせんテレビマスコミの「伝え方」一つでしかない。岸田政権のことを「みんながバカにしている」という感じで報道していたら、それに同調しているというだけ。日本国民は「みんな」から外れることを極度に嫌がるので、「みんな」が岸田首相のことをバカにしはじめたらそれに同調する。コロナ対策が壊滅的だった大阪維新の支持率の高さを見ていれば、マスコミへの圧力・懐柔の有無でしかないことは明らかである。
左翼は岸田支持率低下に狂喜しているようだけど、残念ながらその結果は維新の会の大躍進。そして維新の会は、テレビマスコミの懐柔・圧力で批判を許さないということについてはすでに実績がある。
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(ぜんぶ妄想です)
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そのバンドの名前は「Death, Black, Dark, Blood, Dead」。歴史に深く刻まれる名前ではないが無名でもなかった。
結成は1996年の京都。編成はVo、Gu、Ba、Drの四人組で、ジャンル的に言えばDoom Metal。陰鬱で超自然的で夢幻の酩酊感に浸る暴動のBGM。
手元にある『ロッキン・オフ・京都』って2003年発刊のコピー紙で作られたミニコミにはDeath, Black, Dark, Blood, Dead(以下DBDBD)のインタビューが載っていて、メンバーのフェイバリット・アルバムとして挙げられているのがBlack SabathやCathedralだったりElectric Wizardだったりする。でもそこではCANやPublic Enemyなんかも取り上げられていてメタルだけではない幅広い音楽のバックグラウンドを感じさせたんだ。
ちなみに余談だけど、この『ロッキン・オフ・京都』を発行してた京大軽音楽部の人は百万遍の近くで古本屋をやっていて、ミニコミのことを訊けば喜んで当時の話をしてくれるよ。『DOLL』のバックナンバーもめっちゃ揃ってる。
初めてのライブは、結成したその年の京都市立比叡中学校での文化祭。ヘナヘナでヨレヨレの演奏だったよ。だいたい「何?そのバンド名は?」みたいな失笑だった。中2病が過ぎる、みたいな。でも実際メンバー全員中2だったわけだし一番病状が重い時期じゃない?
私はその頃ガレージ・パンクに恋狂いで、ヘナヘナこそ愛すべきロックンロールだと思ってたしヨレヨレこそ美学だと信じてたから、彼らのその拙い演奏にサバスの遺伝子が宿っているのを感じたんだ。
なんでそんなことを知っているのかと言うと、Drの吉田君は私の同級生だったから。他のメンバーは他校の同い年の子たちで、平日の建築現場での雑工のアルバイトで知り合ったんだって。
吉田君は不良じゃなかったけど学校に時々来ない長髪のいつもイライラしてる人だった。キレたらヤバイ奴。家が金属回収業の仕事だから汚いなんて陰口を叩く子もいたりして、そりゃイライラもするよね。そんなこと言うべきじゃないのに。
一度、西院のツタヤでアダルトコーナーから出てくる吉田君を見つけたことがあって、いけず心が発動した私は「あ、吉田君やん、何借りたの?」って声をかけたんだよ。吉田くんってばドギマギしちゃってさ。まだその頃のレンタルはVHSだったから吉田君が持ってる重ねたテープの一番上は『プリティ・ウーマン』だったことを覚えてる。やっぱり普通の映画でカムフラージュするんだ、と思ったもんね。カウンターのところでお店の人に「こちらとこちらはお貸しできません」って取り上げられてプリティ・ウーマンだけ持って帰る吉田君の後ろ姿には十代の男子だけが背負っている哀愁があった。
後日、いけず心が再起動して「プリティ・ウーマンどうだった?」って訊いた私に吉田君は
「あんなん金持ちが札束ばらまいてるだけの話やないか気に入らん!」って怒ってはった。「お、パンクじゃん」って思ったね。
高校は吉田君とは違う学校になって会うこともなくなったけどバンドをやってるらしいってことは風の噂で聞いてた。中学校の友達と会ったりしたら誰それは学校やめたらしいとか、妊娠したとか、そんな噂話をするでしょう?そんな感じでなんとなくは知っていた。
高校の頃は部活と勉強で忙しかったから無理だったけど、大学に入ってからの私はライブハウスに通うようになった。女同士で集まってバンドも始めた。
2回生の頃にめちゃくちゃヤバイバンドがいるって聞きつけて二条西洞院のライブハウスにバンド仲間と行ったら客層が恐ろしくてさ。町内一番の荒くれ者が選抜されて来たんですか?みたいな感じで長髪やスキンズのごつい男達が集まってた。マッド・マックスの撮影ですか?みたいな。その頃はメタルもパンクもごっちゃでラウドロックって括りでみんな一緒にやってたんだよね。
4バンドが出演していて、最後に出てきたのがDBDBD。ずっと忘れてたけどその名前を聞いて「あ、吉田君のバンドやん」ってすぐ分かった。でもドラムセットセットに陣取った彼を見た時は、違う人かな?と思うくらい凄みを増してたんだ。
スローで陰鬱なパートから始まった演奏は、重く苦しい中間部を経て、死と破滅に聴衆を誘う。ライブはめちゃくちゃ盛り上がってさ、と言うか、荒くれ者たちが最高に荒くれるので私達は身の危険を感じてトイレの入り口に避難してそこから見てたよ。暴れ狂う彼らは、今この瞬間だけに生きていて明日のことに希望なんて持っていないようだった。
帰る道すがら色んなことを思ったよね。あの吉田君のヘナヘナのバンドが男たちを狂わせる音楽をやるまでに成長したんだなとか、それに比べて私はとか、ツタヤでビデオカセットを持つ吉田君の指がとっても白かったこととか。
その後もDBDBDは京都で活動を続けていて、京大西部講堂でのライブがあまりにも盛り上がりすぎて主催者からお叱りを受けたなんてこともあった。吉田君とはライブ会場で顔を合わすようになってからまた話すようになったりして「あれは怒られたよねーホント怒られたよねえ」なんて笑ってたけど。
DBDBDの名前が関西のシーンで大きく浮上してきた背景にはこんな事件があったの。
2005年だったはず。当時DBDBDはメタルやパンク、ハードコアのシーンで活動していて、前述のようにかなり激しいステージングと客層で一部では評判になってた。
一方その頃に大阪では武闘派を名乗ってる「Citizen’s Enemy」(以下CE)ってHipHopクルーがいて、他のグループを威圧したり脅したりしてのし上がってきたあんまり夜露死苦ない評判のその人たちが「DBDBDなんてクソ」みたいなこと言ったらしいの。関西で一番ヤバイのは俺たちだ、みたいな宣戦布告だったと思うんだけれど、それを聞いたDBDBDのメンバーがCEを急襲するって噂が流れて観に行ったんだよね。
その日はCEのライブが始まって会場が温まってきたところにどやどやとDBDBDのメンバーがやってきて「勝負しろ!」って言ってさ。「待て待て待て待てー」みたいなプロレス的なコミカルさがあって、笑いも沸き起こって盛り上がったんだよ。CEのDJに「どけ、俺がやる」みたいな感じでDBDBDのベースがターンテーブルを占拠したりしてさ。
で、フリースタイルのバトルが始まったんだよ。まだフリースタイルダンジョンなんてない頃だよ。でもCE側は武闘派を名乗ってたからDBDBDが面白登場したのが気に入らなかったみたい。なのでシリアスなdisり合いになっちゃったんだけど、言葉のキレとか、disりながらも一抹のリスペクトは失わないDBDBD側のラップが素晴らしくてさ、お客さんもHipHop好きな人だからどっちが巧者かは分かっちゃうじゃない?だからDBDBDの方が上だな、みたいな空気でそこは終わったわけ。DBDBDのVoがさ「何が市民の敵やねん!公権力の敵であれ!俺たちの敵は権力者やろ!」ってアジテーションしてステージを降りたのは格好良かったんだよ。
その時私は「ああ、あのミニコミでPublic Enemyをフェイバリットに挙げてたのはVoの彼だったな」って思い出したんだ。
いけないのはそこからで、それから少し経ってDBDBDのライブが難波のベアーズで行われたんだけど、CEのメンバーがやってきて会場で爆竹に火をつけてライブを妨害したんだ。こっちは向こうの流儀で勝負を挑んだのに(というか、和ませる雰囲気さえ醸し出してお邪魔したのに)向こうはただ邪魔しに来ただけっていう。で、どうなったかというと、そこには町内荒くれ者甲子園を勝ち抜いてきたお客様たちが集結してるじゃない?その人たちにCEのメンバーは捕まってちょっとお叱りを受けたっていう。ライブは盛り上がったらしいよ。
CEの人たちは武闘派を名乗ってたのにボコボコにされちゃったからメンツ的なものを失って、その後はなんだかフェードアウトしちゃった。CEのメンバーの一人は最近になって大阪維新から市会議員に立候補してたけど、どうなったのか知らない。
DBDBDはそれからも地道に活動を続けて、Napalm DeathのVoだったLee Dorrianが主催している英国のRise Above Recordsからアルバムを出す話もあったんだ。でもその頃ってメンバーも家族を持ったり仕事で責任ある役割を担うことになったりして、なかなか時間がとれなかったからうまくいかなったの。
吉田君曰く「英語でのメールのやりとりも難しかったし、イギリスでの録音っていう条件がネックで実現しなかったんよなあ、あれほどのチャンスはなかったけど」って。
その後はライブの回数も音源の発表も少なくなっていったんだよね。巷では「失速した」なんて言われたりしたけど、そんな言い方ないよ。彼らは中学の時からずっと働きながらバンドやってたんだから。
吉田君は今も京都に住んでいて、休日に近所の公園の砂場で遊んでる娘の相手をしてるのを時折見かける。染織工場で働いていて労働組合の委員長でもあるらしい。この業界はもう価格的に外国とは太刀打ちできないらしくて、いくら京都ブランドだっていっても厳しくて廃業する会社も多いんだって。会社の存続も心配しなくちゃいけないけど労働者の権利と雇用も守らなくちゃいけない立場で悩みは尽きないとのこと。「バンドはどうすんの?」って一度聞いたら、遠くの方を見つめながら「あんな名前のバンド誰も覚えてないやろ。でもやりたいなあ、またぶちかましたい」って言ってたよ。
比叡山の緑を眺めながらね。
*
https://anond.hatelabo.jp/20210929113343
https://anond.hatelabo.jp/20210929113456
https://b.hatena.ne.jp/entry/4708979924673792418/comment/flirt774
[B! 東京] 小池都知事 過度の疲労で静養 今週いっぱい公務離れると発表 | 都議選 | NHKニュース https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210622/k10013098581000.html
人気コメント
bigapple11 この人の対応は何もしない自民党や混乱しか招かない大阪維新よりマシだと思ってる。政府と対立しつつも緊急事態宣言は早かったし、パブビューも遅いけど中止した。仕事はしてる。充分回復するまで休んでほしい
2021/06/22 リンク yellow260yellow
kurage_lizard 邪推もあるようだが、クソ忙しい時でもこうやって自ら休んでくれるリーダーだと部下は働きやすいと思う。
2021/06/22 リンク yellow225yellow
dusttrail よく休んで、よく寝て、起きてスッキリした頭で考えて「オリンピック、無理!」って言ってくんねえかな。言ってくんねえだろうけど、まあよく休んで。
2021/06/22 リンク yellow212yellow
hiro29_tmc 正直、政策は全く賛同できないが、半端ない重圧からの激務なのは容易に想像つくし気の毒でもあるので、これを「逃げ」と揶揄する人の気がしれない。そこそこ高齢だし。
2021/06/22 リンク yellow153yellow
pgohannote ぶっちゃけまじで政府とIOCに挟まれてほんまにしんどい立場やと思う。この人やったらほんまは今オリンピックやばいって頭ではわかってそうやし。
2021/06/22 リンク yellow131yellow
unagiga 本人の評価はどうあれ、疲労を感じたら適度に休める社会が必要
2021/06/22 リンク yellow98yellow
amunku この後に及んでまだ「女は…」って書いてる時代遅れがいてビックリする。早く日本から退場してください
2021/06/22 リンク yellow81yellow
underd 体調不良はしょうがない。どんな場合でも許されるべき。お大事に
2021/06/22 リンク yellow75yellow
myama0221 そりゃ過労にもなるだろーと思ってブコメ見てたら、逃げ足呼ばわりしてる人いて驚いた
2021/06/22 リンク yellow76yellow
c_shiika 都知事の場合はは仮病ではないと信じられる気がするのは良くも悪くも日頃の行いゆえか
2021/06/22 リンク yellow28yellow
そもそも太田平松までの府政市政で破綻寸前と言われるだけの借金があったわけで
自治体は独自通貨を発行できないから、破綻するときは破綻する。もちろん被害を被るのは住民。夕張はそれで多くの住民が引っ越した。
誰が府政市政やるにしたってコストカット(補助金の廃止、民間事業化)と収入増加(経済振興)をやるしかないのは明らかだった
でもこれは誰もやりたがらない。コストカットすれば必ず批判が集まり、選挙で勝てないから。だから、大阪は借金がヤバいと言われ始めてから何年経っても、むしろ借金は増大してピンチだった。
そこででてきたのが維新。コストをカットし、税収を上げ、(構造の観点から地方分権や二重行政解消を進め、)同時に橋下の話術で選挙人気を維持した。以来、大阪の借金は減り続けている。財政破綻のリスクは明らかに去った。
大阪の人間は、この経緯を肌感覚で知っている。今、コロナで以前の医療があればと思うのはある意味当然だが、あのまま財政破綻するよりよっぽどマシなのは明らかだ。
経緯を知らないいっちょがみの外野が医療費カットを批判してるのは噴飯物だ。破綻した自治体に住んでからものを言えば良い。少なくとも功罪両方を見るべきだが、はてなーの知能ではそんなことはできない。