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はてなキーワード: 地球温暖化とは

2024-04-17

anond:20240415002846

そういうルサンチマンを持っていない裕福な層は多少大きな政府だったほうが自分たち生活安全になるから

政府底辺層お金をばらまいても構わないと思ってるんじゃないかな。

 ・・・ そう、富裕税などの導入に積極的なのはしろ富裕層の方だったりする。金融取引税とか地球温暖化防止策とかについてもそう。 

なんかそういう本があったっけな。 Defending Capitalism だっけ? 結局そういうことをやる方が資本主義社会を存続していけるという考え方。

人類滅亡危機

20世紀後半、人類は滅亡の危機に瀕していた。

万一、核戦争が起これば人類は滅亡する。

多くの人がそう信じていた。

それなので多くの人は万一が起こらないように祈っていた。

 

21世紀人類は滅亡の危機に瀕していた。

このまま何もしなければ、地球温暖化人類は滅亡する。

多くの人がそれを信じていた。

そして少数の人はそんなことはないと信じることを拒否した。

多くの人は何かしようと焦って、何かしていた。

なお、万一、核戦争が起これば人類は滅亡するという危機もなくなったわけではない。

ただ万一の心配などしている場合ではなくなった。

2024-04-10

anond:20240410080523

あなたが挙げた視点は、一般的意見報道とは異なる視点で、多角的視野を持つことの大切さを示していますね。他にも様々な問題について逆張り視点を持つことは可能です。例えば:

これらの視点は、一般的意見報道とは異なるかもしれませんが、それぞれの問題について深く考え、多角的視野を持つことを促します。それぞれの問題について、自分自身情報を集め、考え、自分意見形成することが大切です。それが真の「正解」を見つけるための第一歩だと思います。どう思いますか?

2024-04-09

気候変動の2030年目標

達成不可能だけど、達成しないと地球温暖化人類は滅ぶみたいなことを散々言って来たので、いまさらリスケもできない。

2050年目標達成に向けて人類全体でデスマーチ的な統制経済にするしかない。

2024-04-08

合理的社会では、種の存続を念頭においた地球環境維持が優先されるanond:20240408221254

過剰な漁獲は自由なので非合理

地球温暖化を促進する営みは種の存続に背くので非合理

電力依存を減らすために必要以上に電化製品を使わないことは自由、かつ不当な分配なので非合理

合理的社会では、使用電力量も合理的管理される

日本人地球温暖化どうでもいい」

堂々と、そういう意味の事を主張できる気が知れない。

同じ口で「核兵器廃絶」唱えてないよね?

現実的じゃない理想論無意味から追いません、って方針なら貫けよ?

2024-04-05

anond:20240405123438

こんな的外れな書込久しぶりに見た

EVは欠陥というか元々現行の技術では解決出来ない欠点があるのは以前から分かっていたことで、それが解決されたわけでも無い

それでも売れていたのは、先物買いする意識高い人と補助金があったから。実用性が低いのは変わらないので既存自動車に置き換わるには現状無理がある

これは予想でも意見でも無くただの物理的な事実インフラ云々は数多いEV欠点の一つに過ぎない

テスラバッテリ必要量の倍積んで交互に休ませながら使う事で、寿命と航続距離問題を無理矢理クリアしたが、その分バカでかく重く高くなった。そのデメリットスーパーカーみたいなラッピングで誤魔化してヒットした。

正直商売として上手かったのは認める。

馬車の例えも的外れEVあくまでも地球温暖化とか環境性能とかの(必ずしも事実に基づかない)一種イメージによって後押しされただけで、ガソリン車より物理的に優れている訳でも無い

というか蓄電池エネルギー密度化石燃料に比べて遙かに低いので、ガソリン車より性能が良くなると言うことは無い。これもただの化学事実

トヨタ云々も的外れPHVってのはメカニズムとしてBEVとほぼ変わらず、BEV欠点エンジンを積むことでカバーしている言ってみればBEV上位互換製品EV専業メーカーノウハウの固まりである近世最大の発明の一つで

ある燃料エンジンを作れないのでEV勝負を賭けていると言うだけ。トヨタはBEVを作ろうと思えばいつでも作れるし、EV専業メーカーにあってトヨタに無いノウハウなどは存在しない

しかEVの最大の欠点カバーする画期的技術である全固体電池トヨタリーダーとする日本メーカーが圧倒的に先行しているのを知らないのか全く無視している。

全固体電池EVを一足飛びに実用レベルにする可能性を秘めており、その技術確立してからEVを本格的に作ればいいだけ。同じ事はEV専業メーカーには出来無い

水素云々も的外れだな

EVインフラ以前に君が全く触れていない、充電に時間がかかるという欠点があり(そのブレイクスルー技術日本メーカーが先行)それを解決する可能性があるとして研究されていただけ

背景にはEVと同じく原発がある。原発で安く電力を作って、副産物水素も生成されるということで注目された原発ありきの技術石油がいずれ枯渇すると言う事で研究が進められていた

ものインフラがどうこうとかホント的外れもいいとこ

後、キミはまさか反原発派じゃ無いよな? 反原発EVは両立しないからな。EV最大のメリットであるノーエミッション反原発も両立しないので、EVを夢の技術(笑)だと推しまくってるキミが

まさか反原発の訳はないと思うが念の為

まあ100年後は核融合発電や衛星マイクロ波発電、長距離大容量非接触給電などが実現しているかもしれないし少なくとも今の交通社会とは全く変わっている可能性が高いが

キミは100年後のでもEVだのガソリンだの今の議論が続くみたいな貧困知識想像力しかないのは笑っちゃった

それで「未来が見えていると一目瞭然」とか言ってるんだからホントに凄い。もし的外れオリンピックがあればキミが全種目制覇のヒーローになるだろうから誇っていいよ

よく考えろ、地球温暖化ウソ

宇宙絶対零度なのに宇宙の中にある地球温度が上がるのは理屈として破綻している

冷蔵庫に入れておいた鍋は冷めるのと同様に地球の気温はどんどん下がっている

従って地球温暖化はウソ

これが論理的思考

2024-03-27

今時の小学生は冬の朝に凍った水たまりを割る楽しさを知っているのか

地球温暖化が深刻なので真冬でも水たまりが凍ってない可能性があるな

2024-03-21

anond:20240321150628

無茶苦茶だなぁ。これに突っ込んで大学生春休みレポート作成を手伝うつもりはないけど、

化石燃料の燃焼によるCO2排出地球温暖化の主要因という国際的合意の枠組みができていること。

日本上記合意の枠組みを支える主要メンバーであること(京都議定書

EV仮想的な夢ではなくて実用的に実現可能であることが示されていること。EVならではのメリットもあること

電池は回収リサイクル可能であること。

EVCO2ペイバックタイムは科学的に実用的と見積もられていること。

・国はCO2排出削減にできることはすべてやってカーボンニュートラル達成する、と菅総理とき世界約束したこと。(これは重いんだよ)

2023年日本歴史上最悪の酷暑だった。農林水産業の産地も変わるし、牛や鶏豚などの病気も増えるよ。マラリアなど熱帯病が日本に入ってくるようになるし、ゴキブリも増えるよ。生活保護世帯シングルマザー世帯エアコン支給します?エアコン稼働用の電気化石燃料で作ると、中国などに莫大なお金を払って排出権を買わないといけなくなるよ。(なんだよその罰金って感じだけど実際はそう約束した)

まあ、軍事重機電化はかなり時間がかかると思うけど、「軍事に使えないようなヘボいEVダメ」みたいなのは頭悪すぎる。軽量ドローン電池駆動だしな。

2024-03-20

anond:20240319223941

実はEVの普及には、地球温暖化の進行が不可欠。

寒冷期のバッテリ性能低下問題が深刻過ぎるのが、EV問題なので、

地球温暖化もっと進行して、冬の厳冬期でも真夏の気温が維持できるようになれば、

EVは劇的に普及する。

anond:20240319223941

EVに関する懸念点は確かに多く、現在技術インフラ課題無視できないものがありますしかし、それらの問題理由EVの導入を遅らせることは、環境問題への対応を後回しにすることに他なりません。特に地球温暖化が深刻化する中で、再生可能エネルギー活用した電動車両の普及は、二酸化炭素排出量を削減する上で極めて重要です。

バッテリー技術廃棄物問題については、確かに現状では完璧解決策が提供されているわけではありません。しかし、技術革新は日進月歩で進んでおり、全固体電池のような次世代技術の開発が進められている点を考慮すると、これらの問題解決に向かっていると考えるべきです。また、バッテリーリサイクル技術進歩しており、将来的には廃棄バッテリー問題が大幅に緩和されることが期待されます

エンジンからEVへの全面的な移行は、確かに一夜にして実現するものではありません。しかし、その過程で得られる環境保護エネルギー効率化、さらには運転の快適性の向上など、EVには多くのメリットがあります特に自動運転技術との相性の良さは、将来の交通システムを大きく変革する可能性を秘めています

EVへの移行は、単なる車の種類の変更ではなく、持続可能未来への大きな一歩を意味します。それに伴う課題は確かに存在しますが、それを理由前進を止めるのではなく、解決策を見つけていく努力必要です。その過程で、現在EVが持つ多くの強みを生かし、さらに発展させていくことが、私たちには求められています

2024-03-15

地球温暖化少子化改善したらダメでしょ

減った方がいいて。

人口10億人とかさ

植民地惑星とか

宇宙ステーションにいけるなら

好きなだけ人口維持して

発展させまくればいいで

2024-03-12

anond:20240312155405

私はオートクチュール制作現場に対する知識ほとんどないに等しいが、ステークホルダーの多さや切迫感は目を見張ったし、最終的に時間との戦いになるさまには共感できる部分もあった。私などが共感を覚えるなんて言葉選びとして軽率では?おこがましいのでは?という点は一旦脇に置くとして、スケジュールの甘さや時間管理の不備ではなく、自分名前成果物を提出するときに「もう少し、どうにか良くできるのではないか」と思えてしまい手を止められなくなった経験は、私に限らず、ビジネスパーソンとして経験したことがある人も多いはずだ。さらにそれが、オートクチュールコレクション!?その後のルックメディアなどで写真動画そしてモデル取材者の感想とともに二次三次と広がる。なんて覚悟のいる仕事だろう。「とりあえず自分の持っているボールをなんとかして、次の人に投げれば、なんとかしてくれる、そしてそれはとりあえず所属会社名前として世の中に出る」ような仕事のやり方と比較すると、全く異なる状況だ。自分名前作品を出す、誰も拭えない。そんな状況、いつまでだって試行錯誤したくなるに決まってる。これで完成だ、と手を止める瞬間はどう決めるのだろう?、あるいは降りてくるもの?そんなことも思った。

試写会では作品上映後にトークショーが行われ、WIRED編集長の松嶋氏が進行をつとめ、登壇者から話を引き出した。

松嶋氏はアフリカゴミ山で服が舞う様子や鳥が飛ぶ様子が美しかったというようなことをおっしゃった気がする。実際に美しい映像だと思った。嘘みたいに大きい鳥(そして実際にも多分、とても大きい鳥)が前後左右に悠然と歩いたり止まったりしている間でゴミを拾う子供女性映像洋服やその切れ端などが鳥とともに空を舞う映像。その映像を現地で撮影した関根氏と中里氏は、現地で風が吹いたり竜巻が起きたりした時は死ぬかと思ったと笑いながら話してくれたが、その裏側は本編に一切残さず、本編では映像として映すのみで、感想は見る側に委ねてくれたことを嬉しく思った。

全体を通して、感想視聴者に委ねるような仕上がりになっていたように受け取ったし、私はそれに感謝した。この映画で見ることのできる映像たちに、美しい、汚い、怖い、綺麗、綺麗事、すごい、面白い、行ってみたい、行きたくない、見てみたい、着てみたい、など、どのような感想を抱いてもいいし、自分の抱いた感想に対して、なぜそう思ったのか掘り下げたらいいだろう。白黒はっきりつけず、議論し続けるべき話題はたくさんある。WIREDで取り上げられる特集話題ほとんどがその類のものだ。人々は対話を続けなければならない。だからこの映画燃えるドレスを紡いで』への感想も、私のようにとても良かったと考える人もいれば、地球温暖化陰謀だとか、アフリカゴミが集まるのは当然だといった感想を抱く人ももしかしたらいるのかもしれない。自分あるいは他人が抱いた多様な意見に対して、なぜそう思ったのか、と対話を続けること、対話を諦めないことが日本にも世界にもファッション業界にも必要なのだろう。

この映画を見て、自分が買っている服、ひいては、自分の買い物という消費行動を見直したい、誰かに拭わせるような生活仕事をせず自分の責務やその範囲を適切に見定めて、その範囲を広げたりしっかり守ったり、うまく守れた時は余力で周りを助けたりしながら自分地球関係性をよく考えながら生活したいと思った。

あと、WIRED JAPANが大好きなので、これからも愛読し続けたい。

WIRED JAPANメンバーシップ試写会に参加して視聴した『燃えるドレスを紡いで』

この作品パリオートクチュールコレクション2023年の時点で唯一参加する日本人ファッションデザイナー中里馬氏に密着したドキュメンタリー映画だ。これはファッション業界地球に対してネガティブな影響が多すぎること、GHG排出量や環境汚染の大きな原因になっていることに対してファッションデザイナー自身が向き合い、コレクション制作に取り組んだ記録である

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ここ以降、ネタバレ的な話、映画制作に関わったステークホルダーたちの発言抜粋などにも一部言及する。そのためこれから視聴を控えていらっしゃり、なんの前評判も誰の感想も読まずにまず自分主観作品を視聴したい方は、ここ以降は念のため読まないでください。

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ファッション業界地球に与える影響は甚大だ。

>Fashion production makes up 10% of humanity’s carbon emissions, dries up water sources, and pollutes rivers and streams. What’s more, 85% of all textiles go to the dump each year (UNECE, 2018), and washing some types of clothes sends significant amount of microplastics into the ocean.

>ファッション生産人類二酸化炭素排出量の 10% を占め、水源を枯渇させ、川や小川汚染していますさらに、毎年全繊維製品の 85% がゴミ捨て場に送られており ( UNECE、2018 年)、一部の種類の衣類を洗濯すると、大量のマイクロプラスチックが海に流されます

引用:The Geneva Environment Network, https://www.genevaenvironmentnetwork.org/resources/updates/sustainable-fashion/

しかファッション業界も、企業ブランド毎に速度も歩みの幅も大きく異なるが、ネットゼロへ進みはじめている。2023年後半の時点で、NIKEadidasの靴やアパレルを購入した際には、この2ブランドについては、製品タグを付ける紐は紙製、靴の梱包材も全て紙製など生分解性素材への移行が見られた。近年adidasコラボレーションを発表し続けている英国デザイナーであるステラマッカートニーは、ステラ自身アパレル化粧品において早くから持続可能性を追求している点でも名高い。

それでも私たち人間が消費するファッションアパレルとしての服や靴それ自体が、最終的にゴミとして扱われ、それがアフリカへ、良い言い方をすれば「皺寄せ」、正確に言うと「ゴミ処理先」として送られる。

映画燃えるドレスを紡いで』では、中里馬氏監督関根光才氏がアフリカを訪れた。中里氏は自身が身を置く業界がうみだしたものたちが消費された結果どこにいくのかという点で、行き着く先のひとつとしてアフリカを選んだのだ。映画本編では、彼らがアフリカで過ごす様子を視聴したのち、中里氏の仕事風景を見ることができた。そしてそのまま、彼のオートクチュールコレクション映像と、それらへの評価メディアの反応などを見ることができ、映画は終わった。

ファッション業界とそこに携わる人間としての中里氏の考えなどについては、ここでは言及しない。それぞれが視聴した上で、それぞれの考えを抱いて欲しい。

私自身は、人間存在とその経済活動ほとんど全てが地球への負荷であると考えている。ファッション業界の影響が大きいにしても、私そしてあなた存在地球環境に負荷をかけているのだから、それをわきまえれば「特定業界が悪だ、最悪だ」なんて意見は軽薄ではないかと思う。気分によっては、2024年子供を産もうとしている人は、2044年や2064年の地球環境は確実に悪化するだろうことがわかっている中で、なんて酷なことをするのだろうと考えることもあるくらいだし、しかし、そう考えるが子供を産み育てる人を軽蔑や見下げたりすることは決してない。ファッション業界けが地球環境悪化させているわけではないと言いたい。

しかし、人間たちの研究開発と技術革新は進み、各業界既存業界課題技術ブリッジが続く中、ファッション業界においては、消費者意識とともにいろいろなことが遅れているのかもしれない。

映画燃えるドレスを紡いで』で中里氏がアフリカで過ごしている時の映像で、中里氏がたびたび自分の見たもの景色に対して「美しい」と口にしていたのが印象的だった。その形容詞が、多勢に同じ感想を与えるものかはわからない。実際、監督も「どのあたりが美しいですか」というように問うていた(言葉が少し違ったかもしれない。違いましたら後日修正します)。

アフリカ映像は、日本などの先進国とは全く違う環境で、雑多としたものたちに溢れ私たちゴミとして扱うものが最終的に行き着いたアフリカゴミ山や、雨が降らず乾燥し切った土地、そこを移動しながら暮らす遊牧民たちの生活などだ。

中里氏はここから美しさを見出したし、私はそれに感動した。キュレーションされていない場所に行って何を見て何を感じ、どう言語化するか?、これは人による。単純すぎる感想だが、美しさを見出せる人は美しいものを作る側にもなれるのかもしれない、と思った。

中里氏がアフリカから戻り、チームに制作のコンセプトなどを発表したときの様子が好きだった。

制作のコンセプトをチームに発表する、チームはそれに従う、でいい。それでいいのだが、そのときにチームメンバーがそれぞれ発言をして、その様子は「中里氏に完全に従う」といった様子ではなかった。語弊があるかもしれない、もちろん彼の名前で発表するコレクションであり、彼のチームメンバーは彼のコレクションのために働くことになるのだから結果的には従うことになる部分が大きいだろう。しかし、中里氏の決意や発表に対して、取り掛かる前に、チームメンバー各自発言ができること自体が、これができるチームは日本にある数多の組織の中でも意外と少ないのではないかと思えたのだ。とても良いチームに見えた。

私はオートクチュール制作現場に対する知識ほとんどないに等しいが、ステークホルダーの多さや切迫感は目を見張ったし、最終的に時間との戦いになるさまには共感できる部分もあった。私などが共感を覚えるなんて言葉選びとして軽率では?おこがましいのでは?という点は一旦脇に置くとして、スケジュールの甘さや時間管理の不備ではなく、自分名前成果物を提出するときに「もう少し、どうにか良くできるのではないか」と思えてしまい手を止められなくなった経験は、私に限らず、ビジネスパーソンとして経験したことがある人も多いはずだ。さらにそれが、オートクチュールコレクション!?その後のルックメディアなどで写真動画そしてモデル取材者の感想とともに二次三次と広がる。なんて覚悟のいる仕事だろう。「とりあえず自分の持っているボールをなんとかして、次の人に投げれば、なんとかしてくれる、そしてそれはとりあえず所属会社名前として世の中に出る」ような仕事のやり方と比較すると、全く異なる状況だ。自分名前作品を出す、誰も拭えない。そんな状況、いつまでだって試行錯誤したくなるに決まってる。これで完成だ、と手を止める瞬間はどう決めるのだろう?、あるいは降りてくるもの?そんなことも思った。

試写会では作品上映後にトークショーが行われ、WIRED編集長の松嶋氏が進行をつとめ、登壇者から話を引き出した。

松嶋氏はアフリカゴミ山で服が舞う様子や鳥が飛ぶ様子が美しかったというようなことをおっしゃった気がする。実際に美しい映像だと思った。嘘みたいに大きい鳥(そして実際にも多分、とても大きい鳥)が前後左右に悠然と歩いたり止まったりしている間でゴミを拾う子供女性映像洋服やその切れ端などが鳥とともに空を舞う映像。その映像を現地で撮影した関根氏と中里氏は、現地で風が吹いたり竜巻が起きたりした時は死ぬかと思ったと笑いながら話してくれたが、その裏側は本編に一切残さず、本編では映像として映すのみで、感想は見る側に委ねてくれたことを嬉しく思った。

全体を通して、感想視聴者に委ねるような仕上がりになっていたように受け取ったし、私はそれに感謝した。この映画で見ることのできる映像たちに、美しい、汚い、怖い、綺麗、綺麗事、すごい、面白い、行ってみたい、行きたくない、見てみたい、着てみたい、など、どのような感想を抱いてもいいし、自分の抱いた感想に対して、なぜそう思ったのか掘り下げたらいいだろう。白黒はっきりつけず、議論し続けるべき話題はたくさんある。WIREDで取り上げられる特集話題ほとんどがその類のものだ。人々は対話を続けなければならない。だからこの映画燃えるドレスを紡いで』への感想も、私のようにとても良かったと考える人もいれば、地球温暖化は陰謀だとか、アフリカゴミが集まるのは当然だといった感想を抱く人ももしかしたらいるのかもしれない。自分あるいは他人が抱いた多様な意見に対して、なぜそう思ったのか、と対話を続けること、対話を諦めないことが日本にも世界にもファッション業界にも必要なのだろう。

この映画を見て、自分が買っている服、ひいては、自分の買い物という消費行動を見直したい、誰かに拭わせるような生活仕事をせず自分の責務やその範囲を適切に見定めて、その範囲を広げたりしっかり守ったり、うまく守れた時は余力で周りを助けたりしながら自分地球関係性をよく考えながら生活したいと思った。

あと、WIRED JAPANが大好きなので、これからも愛読し続けたい。

追記

映画に登場する人々に、登場シーンでクレジット登場人物名前所属)を表示させた上で、もちろんエンドロールにも名前掲載する、という画面の作り方は、ドキュメンタリー手法としてめずらしくはないのでしょうか。この辺りの知識がないため滅多なことは言えないのだが、登場人物名前所属をその画面で明示する編集が好きだった。やはり、協力者の一人として自分が登場するシーンには、期待や嬉しさなどをもっているはずだ。私はこのような、協力者たちへ感謝を伝えるようなあたたか編集や画面作りに強く好感を持つ。1人ではできなかったことへ協力したくれたステークホルダーにできる限りの感謝を述べる姿勢を、私も忘れないようにしたい。

2024-03-04

EVが持ち上げられて落とされるまでの流れ

地球温暖化温室効果ガス削減が喫緊世界目標となる(前提)

トヨタハイブリット車が環境にもいい燃費もいいと世界で売れに売れる

欧米政権自国の車メーカー雇用を守るために競争に勝てないハイブリット車を「温室効果ガスを出すから将来的にNG」とし、EV水素以外認めんという政策シフト

欧米EV補助金つけた結果EVが売れまくる

トヨタEVを出さなきゃいけなくなるが性能が悪くトヨタオワタと言われる始末

中国BYDが性能そこそこ格安EV販売し始め欧州を席巻してしま

欧米市場から中国を追い出すためにEV政策を転換し、ハイブリットOKとなる

EVネガティブ報道が始まりテスラ株価も伸びなくなる

トヨタハイブリット車が環境にもいい燃費もいいと売れ始める

以下、数年後には欧米自国メーカーを守るためにトヨタ叩きを始めるというイベントが起こります

2024-03-02

AIではないつもりだけど、

ユナボマー(セオドア・カジンスキー)の未来予測は正しかったんや、とも思ってしまうけどな

からって、ターミネーターのサラ・コナーみたいになるつもりもないし、あそこまで反AIになったら映画同様に精神病院やろうし

基本理系から原発も賛成派だし、地球温暖化は懐疑派だし

というか、レジ袋削減とか、紙のストローとかアホやと思うわ、いいかげん元に戻ってほしい

せめて、こういう努力をしたら、環境にこういう結果が出ました、というのを数値化してほしいわ

何事も数値化しないと適切なフィードバックができない

いわゆる、やってる感出してるだけ、になってしま

マイクロプラスチックだって大元タイヤだとか分かってるのに、レジ袋とかストローとか影響の少ないものに力入れるのアホだと思う

だったら、タイヤをなくすとか、ペットボトルなくせよ、できないんだろうけどさ

2024-02-17

SLファンかい人達後期高齢者なんだろう?

人は自分子供だった頃のものノスタルジーを覚える。

現在51歳の俺は嘗て子供の頃鉄道が大好きで、放課後は屡々線路の脇に屯して只管に通り過ぎる列車を眺めていた事がある。

その頃通り過ぎる機関車といえば茶色い重鎮のEF15、主力は青いEF62、EF64、赤いEF81等であった。電車なら各駅停車115系、そして急行電車165系特急電車ボンネット型の181系だ。どれも本当に美しかった。

その点、蒸気機関車が走っているのはテレビ映画の中で見るだけだった。

何年か前に、某駅で実際に蒸気機関車D51客車を牽引しながら走るのをリアルで目撃した。

なんというか不気味な黒い怪物であって、その様は巨大なゴキブリのようであった。

そもそも石炭火力は地球温暖化を促進する原因の最たるものではないかSLノスタルジーを覚えるのは子供の頃にSLが走っていた後期高齢者だけだ。

2024-02-01

青りんごと言えばグラニスミス

青りんごの味を味わいたいなら、グラニスミス、それも早取りのものを食べることをおすすめする。

おすすめするが、殆ど国内では手に入らないかも。産地以外では。



国内流通している狭義の青りんご品種は「グラニスミス」が大半。

これはスミスというばおばあさんが見つけてグラニーさんが広めたと言うような、品種改良の末に出たと言うより見いだされた系の品種で、品種としてかなり安定しており、欧米を中心に世界的には生産量はかなり多い。日本は少ないけど。

例えば、ビートルズ音楽出版を手がけているアップルレコードがあるが、このロゴはグラニスミスだと言われている。

で、肝腎の味だが、かなり酸っぱい。日本りんごイメージでは無いぐらい酸っぱい。また、欧米諸国では手のひらにちょうど収まるぐらいの小さいサイズが好まれるが、これは栽培方法以外に成熟する前に早く収穫していると言う面もある。

肉質はかなり固めで歯ごたえがある。歯磨き代わりにりんごを人囓りとかもこの固さなら成立するだろうと言う感じである

そして、風味が凄い。青りんご味のガムなどはこの香りを強く意識した香料を入れていると思われる。フレッシュ香りがすごい。実物も香料を突っ込んでるんじゃないかと言うぐらい鮮烈な風味を感じる。

是非一度試してほしい。そしてこれはそのまま食べるよりサラダに入れたり、焼きりんごにしたり、料理するとおいしい。



と、言いたいんだけど、日本のグラニスミス生産量がそもそも少ない上に、赤いりんごと同じ手法で大きく育てて、成熟させてから収穫したもの流通する傾向があって、欧米のこれぞ青りんごというようなものは手に入りにくい。でも機会があったら試してほしい。流通する時期は秋。

anond:20240131222656

王林黄色です。青りんごじゃ無いっす

ちなみに王林青りんごじゃ無くて黄色です。ゴールデンデリシャス印度というひたすら甘いりんごを掛け合わせたもの

黄色りんごは、そのほか新しい世代で、トキ、ぐんま名月やシナゴールドといった品種流通し始めているけれど、青りんごではなくは黄色りんご。味は赤いりんごあんまり変わりません。

一方で「着色管理」という、りんごを赤くする作業不要になるため、生産負荷が小さくなるということ、地球温暖化気候変動対策農業従事者の高齢化対策で導入が進んでいます

りんごみかんよりも味に多様性があり、品種で味がかなり変わるので、みんな試してみてね。

ラムリーってのもある

そのほかにラムリーって青りんごがある。これはグラニスミスと同じ青りんごだが、肉質がかなり柔らかく、ペクチン効果が弱いために、加熱すると実が崩れるという特性がある。こっちはイギリス原産。酸味で言ったらグラニスミスより更に酸味が強く甘味が少ない。

さら流通量が少ないけど、こっちはレンチンするだけでフレッシュジャムが作れるとか、ソースに使うとどろっとして美味しいとか、そのくせ皮が固くてパン生地に混ぜるとおもしろい食感になるとか、いろいろあるので見かけたら確保してくれ。

ただ、今だと農家直販じゃないとほぼ手に入らないかも。こっちは初夏に流通する。

2024-01-24

寒すぎだろ

マジで寒すぎるだろふざけんな

地球温暖化もっと進めよ

2024-01-21

日本を絡めれば日本マスコミ政府を叩くために勝手に盛ってくれるから達成感を得られて便利なんだろうな

海外メディアは精査するけど日本メディア権力叩きのためなら真偽問わずだし

2024-01-15

今は誰の目にも状況が明らかだから見かけないけど、2010年代に見かけた、

日本すごい」ということにしたかった奴らとか、

地球温暖化は嘘だということにしたかった奴らの

状況の見えてなさ加減はひどかった。

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