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はてなキーワード: 共感とは

2024-05-15

女性専用ジムでチー牛を働かせないで

男性理解してくれないんだけど、女性弱者男性(ごめんなさい)を見た時に感じる嫌悪感(恐怖心の場合も)は、男性ブサイク女性を見た時のそれとは比べ物にならない

ジムから腕を上げたり、脚を開いたりするわけだけど、やっぱりそういう人って見てくるのよ

いや、普通の男も見るやつは見るだろ。という反応がありそうだけどここだけは明確にしておきたい。

見てくるのは所謂チー牛と言われる男性だけなのよ。女性なら共感してくれると思う。

女性被害を加えているのは弱者男性じゃあなくて強者男性だ!とTwitterで盛り上がってる人たちには悔しいだろうけど

特にトレーナー場合は最悪。なんであえて女性専用のジムで働こうとする?

男性保育士にも言えることだけど、なぜ。なぜ!あえてそこで働く?

女性専用ジムは、職員トレーナー共に女性のみにするか、または男性職員はそこそこ容姿の整った人のみに絞って欲しい

客を不快にするためにやってるんじゃないってのは分かってるから

別に生活感満載のオシャレじゃない生活だってシェアしてもええやん、というスタンスでBeRealを使うのはまあなんか素朴に共感できる。インターネット道徳上の「正論」というか、そういう発想はウケるよねって思う。

でもその場その場でハリボテの華やかさを演出するんじゃなく、いつ不意打ちを食らっても恥ずかしくないよう常日頃から背筋を正してオシャレに過ごそう、的な方向性に行くなら、それは取り繕った「映え」よりもシビアというか息苦しそうだなって思う。

そういうのも楽しめるというのなら、というかまあそもそも最初から外野が余計にガチャガチャと言うようなことは何も無いんだけど。

なんか加工とかそういう見栄の張り方って美容整形に対する素朴な忌避感みたいなやつの延長線上にあったけど、バランスの落とし所として考えるとちょっと理解出来るような気がしてきた。

anond:20240515163752

男女平等関係なくてお前がつまら人間からやで

年収があってトーク面白くて自分意見をはっきり言えたらそのうち共感してくれる女も現れてそのまま彼女になるで

ソースはワイの理想

誰にも共感されない

遊園地行くとき耳栓持ってくんだが、ジェットコースターの音が苦手すぎて耳栓ないと乗れなくて、乗る時いつも耳栓つけてんだけど、他の人みんな平気なのが俺には異常に感じてしま

和歌山市役所公益通報の件、担当者にも上司にも市役所にも同情する

公益通報した和歌山市職員自殺 処分受けた職員と同フロアに配置(https://nordot.app/1163040077475562418)では市役所への批判一色だ、当然だと思う。

(同記事はてブより)

◯これは徹底的に叩かなアカンよ。さもなくば正直者は馬鹿を見る事例として引用され続ける。不正は見たが通報しませんでした、報復人事で自殺まで追い込まれても社会は助けてくれないからと言われれば誰も反論出来ない

◯すぐに思い出すのが赤木俊夫さん。もう、こんなことが起きてはならないのに。職場にこの職員を守る人がいなかったのか。そういう人になれるよう、私たち一人ひとりの強さが求められる。

などなど、これらのブコメは本件の背景を理解していないと思われる。大っぴらに報じられていないのでそれは当然だ。

ただ、本件について市役所を叩いても全く解決しないどころかかえって悪化する可能性が極めて高いと思われるので、その解説感想を残しておく。

これまでの報道

確認できたのはしんぶん赤旗、わかやま新報、示現舎のみで、現在web確認できる限りでは、大手マスコミから報道は皆無だったようだ。

https://jcp-wakayama.com/2020/02/18/

和歌山市は2月18日、旧同和子ども会への支援交付金不適正使用したとして市職員15人の処分を発表。同市公共事業めぐり旧同和地区連合自治会長が昨年、詐欺事件逮捕起訴されたことに続き、同市の同和行政をめぐる不正が再び明らかになりました。

 事態公益通報による内部告発で発覚。

2020年2月18日

さすが部落解放同盟対立を続けてきた共産党だ。しっかり同和行政問題があることまで触れた記事になっている。

https://www.wakayamashimpo.co.jp/2020/02/20200220_92245.html

和歌山市は18日、子ども活動支援する交付金約1000万円の不適正使用と、市内の2児童館実態のない人権教室などに講師謝金計約930万円が支払われていたことが発覚したとして、市民環境局のセンター長(57)を停職6カ月とするなど、職員15人(いずれも男性)を処分した。

(略)

同館職員が18年8月に公益通報したことで発覚し、市が調査していた。

(略)

子ども会の副会長を務める市民環境局の副課長(56)は、センター長の不適正使用を知りながら支出合意していたとして、減給10分の1、1カ月の処分を受け、同交付金担当する青少年課の当時の課長2人は訓告となった。

2020年2月18日

地元わかやま新報は更に詳報だ。

関西出身者なら「人権教室」、「環境局」でピンとくるかもしれない。

https://jigensha.info/2020/02/19/wakayama-dowa/

議会においても追及してきたのは共産党和歌山市議団のみだから完全にブラックボックス化してしまった。

ところが子ども補助金情報公開した矢先にこんな事態が起きた。18日、和歌山市は市内2か所の児童館で総額約1900万円の不正支出があったと発表。市民環境環境センター長、同局市民部副課長ら15人の職員処分された。同日の共同通信によるとセンター長は子ども会の事務局長を務めていた2013~2017年児童館職員架空領収書などを渡し、市の交付金1017万円を目的外に流用していた。子ども会の活動使用したように装い、指導者養成活動費などに充てていたという。

(略)

この児童館、あるいは不公平子ども事業もその受け皿的な団体と言えるのが先述した「和歌山市子ども会連絡協議会」だ。

子ども」を冠しているから分からないが実は同和の団体交渉

この団体自体、もともと和歌山県議の差別発言きっかけで発足したという。

2020年2月19日

和事業の不正を追っている示現舎では更に詳報だ。

差別発言(とされるもの)をきっかけに行政が食い込まれてきたことがわかる。

感想

◯市の上層部不正を半ば知っていた人は多いのではないだろうか。ただ、これを不正断じてしまうと誇張抜きに自身家族の命が危ないので見て見ぬふりをせざるを得なかったと想像できる。

公益通報をした職員についても、「あいつなんとかせん(イジメないと)とわかってるやろーな」などと圧力のあったことは想像に難くない。

◯本件の場合公益通報者を保護できなかったからと関係者処分した場合、それら職員は完全な板挟み状態で動きが取れなくなる。

◯逆に団体側はまさに自分の実力を誇示した形になる(役所幹部処分させることができたというのは実績で、今後の交渉材料になる「言うこと聞かなきゃ処分更迭されるぞ」)

◯オマエの妄想だろと言われてしまうかもし根拠も何も無いが、過去の各種の事件から職員が恐怖を感じるのは理解できるし、関西の方なら感覚的にも共感できるのでは。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD%E8%A7%A3%E6%94%BE%E5%90%8C%E7%9B%9Fhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%83%BB%E7%B3%BE%E5%BC%BEなど。もちろん記載されているのはごく一部。立憲民主党辻元清美議員懇意関西生コン関係が深い(例 https://www.kannama.com/news/news2017/2017.06.16/2017.06.15.html))

京都でも同様の問題があり、一貫して同和利権部落解放同盟批判してきたのが日本共産党。だから特に高齢者層での共産支持が根強い。(同和行政がほぼ終焉した世代の若年層では共産党支持は低い)

◯また、大阪でも同様の問題があり、完全にでは無いが批判し、是正したのが維新の会。当然に支持は高い。京都における過去共産党が、大阪における現在維新と被る。

◯示現舎記事のとおり、相手方差別不適切発言針小棒大に騒いで行政侵食していくやり方は差別利権の得意技。最近は同和以外、特に女性問題などでも見られる(女性団体が騒いで行政が介入してこなくなった、など、女性団体側の証言あり)。

共産党やその関係者はこういったやり方を批判していた(「同和利権の真相」シリーズなど)はずなのに、女性問題などでこのやり方を踏襲してるのが悲しい限り。

◯もちろん差別発言など騒ぎに乗じて行政叩きする割に利権を報じないマスコミも同罪だ。

解決策としては、行政によるこういった特別扱いの一掃と、世論マスコミの後押しだ。そのためには「あの団体可哀想から助けてあげなきゃ」などの論調を排し、杓子定規対応必須だ。(交渉次第でカネが引き出せるとなったらいくらでも付け込まれる)

◯示現舎は差別的だとはてブではやたらと評判が悪いがこういったことを追ってくれるのが事実上示現舎くらいしかないのが現状だ。

自民の話をしてこなかったがもちろん野中広務二階俊博など関係者は多い。

anond:20240514181050

それはな、お前が悪口を言っている奴を「迷惑~」と思ったことがないせいなんだよね。

他の奴らが楽しんでいるのは、悪口ではなく、共感なんだから

 

悪口共感できない理由には、良いパターンとクソのパターンがある。

まずはお前がイイ奴すぎて、その悪口言ってる奴のことを本能レベルで許せている場合

もう一つは、お前がそもそも他人と関わってないし、仕事責任も持とうとしないので、悪口いってるやつに迷惑をかけられたことがない場合

後者のこと結構あるからなぁ。増田のことイイ奴とはいいきれなんな。

わ~い

もう20代後半なのに、未だに毎日のように親のこと考えてしまう。もはや何が許せないのかもよく覚えていないのに、いちいち許せなくて、いちいち許せない自分のことが一番許せない、何が許せないか覚えてないのに!!(笑)

父親は私が中学生の途中頃から精神疾患を患ったらしく、そこからほとんど無職だったように思う。それまでは仕事しかしていなくてほぼ家にいなかった人だったので、知らん人が突然家にずっといる感覚(今も)。

父親は毎晩アルコールを飲み、基本的に毎晩記憶をなくしていた。夜に私たちが何を言っても覚えてなくて、「そんなこときいてない!なんで大事なこと言わないんだ!」と怒ることもあれば、もちろんどんなひどいことを私たちに言っても覚えていないので、まさに無敵。とりあえず機嫌で食卓支配するようなタイプ父親母親も仲が悪いので、私はおうちではとにかく「子はかすがい」労働。二人がリビングにいる間は険悪にならないように、父が機嫌を損ねないようにニコニコと楽しく会話を回して、できるだけ2人を2人きりにしないようにして、母親ふたりの時は父親愚痴をいっぱいきいてあげていた。えらい!

家はずっと不安場所だったけど、特に自分が寝た(ということになっている)後の時間が恐怖だった。親が共謀して(?日本語おかしいのはわかってるけど一番しっくりくる単語を使う)私を嫌っているという確信をもっていたので、私が寝た後に父親母親リビングで話していると、悪口を言われていないか確認しなければならなかった。あとはいつか母親が私を捨てて出ていってしまうかもしれない、それが発生するなら深夜だろう、と思っていたので、とにかく夜の物音を超警戒する必要があった。あとは、よく分からないことがいっぱいあって不安だったから(父親病気の詳細とか、ちらっと耳にしたギャンブル投資かで負けて作った大き目の借金?のこととか、なんにも教えてもらえなかった)、大人たちの秘密をなんとしてでも盗み聞きしなければいけなかった。そんないろんな動機があって、寝たことになっている時間のあとは、心臓バクバクさせながら息を押し殺して階段の途中に座ったり、床に耳押し付けたりして、必死に親の会話をきいていた。一番不安時間だったけど、今日悪口言ってなさそう、母親もでていかなそう、と安心を得られる時間でもあった。

父親と上手くいかないことがある度、母親には「まああの人は病気からしょうがないんだ」と言われたし、父親にも「俺は病気からむにゃむにゃ」と言われ暮らしてきたが、「じゃあ父親の「本当の性格」部分はどこなの、、、?」とずっと疑問である。前述したとおり、私は「病気」になってから父親しか知らないので、どこから病気仕業で、どこまでが「性格」なのかわからない。そこで「病気なんだからしょうがない」と言われると、もう私には心の中で怒ることさえ許されていなくて絶望病気父親の症状を受け入れない私は病気理解がなく、心が狭い悪人なのである。まあそもそもこんなことを考えていると、じゃあ「本当の性格」部分が悪だった場合は親を恨んでもいいと思っているってコト!?それってそもそもいいんデスカ!?とも思って結局私の思考が悪いし、まあとにもとにかく相手病気からこんなことを思っている時点で私が悪いのはずっと知っている。すみませんでした。本当はそんなことないよとずっと誰かに言ってもらいたいのかもしれない私はマジで極悪。(本当にそんなことなくないのは知っているので本当にそういうことは言わないでいいです。)病気父親イライラする時点で私の許されなさは確定している。心の狭い悪人であることが人生の早めの段階で確定してしまっている。アーメン。と、自分に対しては本当に事実悪人だと思うけど、これを口に出してしまうと、同じ境遇で同じ気持ちの人まで否定してしまうことになってしまうなと思うので、そんなことないよ、と言ってあげたい。きっとそんなことないよ~!

そんな居心地の悪い家だからもちろんずっと家を出たかったけど、私が家を出たら親のどちらかがどちらかを殺す殺人事件が起こるかもしれないと割と真剣に思っていたし、あの父親母親だけに託すなんて、自分けが幸せになって親を見捨てているみたいで申し訳なくて、大学でも社会人でも実家を出ることが出来なかった。というと責任感あるいい子っぽく聞こえるけど、罪悪感と責任から逃れたかっただけ(というまたまた悪人なところがでてしまっている理由)!実家を出ようと思ったタイミングは何度もあったけど、私が実家をでたことにより発生しうるありとあらゆる可能性(離婚、別居、殺人事件母親が病む、父親もっと病む、など)に対して責任を取る覚悟が持てなかった。実家が持ち家であれば適当に遠くに進学/就職して「やむを得ず」実家を出ることでその「責任と罪悪感」を回避するムーブ可能だったと思いますが、実家東京の身軽な賃貸(どこまでもゾンビのように着いてくる)のわたしにとっては、家を出ることの理由は「私が家を出たいから」しか基本的にありえず、つまり、その決断によりなにかが起きた場合、それは全て私の家を出たいというエゴのせいなのであるから、その決断をするためにはその責任を取り、罪悪感に耐える覚悟を決める必要があった。この覚悟は何年かけても全然まらなかったし、結局諦めた。諦めて、シンプル海外に逃げた!海外に行っちゃえば、私は「家を出たいから家を出る」のではなくあくまで、「『海外に住みたいから』『やむを得ず』家を出る」だけであって、別に家族を捨てたことにはならず、罪悪感から逃れつつ家をでれる、唯一の選択肢だ!と思った。他人に対してというより、家族と、なにより自分に対して正当な言い訳がつく。さすがに海外まで着いてこられることはないし!!天才である

いまは海外自分で家を借りて住んで、自分の心の安全自分で守れる環境を手に入れることができた。でもどこか満たされなくて、結局こうやってブツブツ言っている。今の「今」は確かに素晴らしくて、もう追加で傷つくことはないけれど、結局それは過去にもうついた傷まで癒してくれるわけじゃないんだな、と最近気づいた。わたし別に、うざい父が悲しかったわけではなく、うざい父から守ってくれない母(結局自分と父の方が私より大事自分>父>私)が悲しかったわけでもなく、ず~っと愛されてないなと感じて暮らしてきたのがすごく悲しかったんだなと気づいてきた。愛しているひとに面と向かって自分の死をちらつかせたりするのかな、愛している人に迷惑をかけていると知ったらお酒せめて一杯くらい減らせないのかな、あんなにしょっちゅう家出するかな、ぜんぶ「しょうがない」のかな、私よりお酒大事なのはしょうがない」のかな。愛している人が理不尽にキレられているのをみたときって「かわいそう」だけいうのかな、え「かわいそう」って感想でてくる?私は死ぬときは大好きな友達ケアなんてさせないし、お酒のん迷惑もかけないし、愛している人が傷ついていたら一緒に怒って、私は君のこと大事に思っているからね~って伝えてあげるんだからね。せめて、わたしわたしのつらさとがんばりを、誰かに知ってほしかったし、あわよくばちょっとくらい褒めてほしかった。特に、それをいちばんしてほしい人にしてもらえたら、それで良かったんだよ~。

といっても、私は虐待されていたわけでもないし、大学卒業までお金出してもらったし、もっと大変な心身の「ケア」をしていたひとたちみたいな苦労をしているわけでもないし、本当に、これで謎に辛がっているのは私のせいだと、本当に心の奥底からちゃんと知っていますすみません。でも、この辛さが自分性格の悪さに起因するものだとしても、辛いと感じた/ていること自体事実であることは自分で認めないと、先に進めないのかなという気もする。うまく言えないけど。

唐突に終わり。こんなポエムしまっておけばいいんだけど、しまっておくべきなんだけど、結局、だれかに聞いてもらいたい気持ちになってしまった、やっぱりダメ人間特におちはないのですが、私と同じような悪人がもしいたら、私たちはやっぱり悪人だけど、あなたけが悪人なわけではないんですよと伝わったらうれしいです。というのは嘘で(悪人なので)、これを書くことで私だけが悪人なわけではないことを知れたらいいなと思いました。だから共感した人がもしいたらどうにかしておしえてね。もう2桁年こんなことを考え続けて、はじめて文章にできて結構すっきりしたかも!すごい!気持ち文章にできるって大きな進歩だ、すこし元気になった、あしたもがんばろ~。

2024-05-14

共感理解

共感できないのはしょうがない

けど、理解できないってなんだよ

それはテメーの問題だろ

小学校じゃねーんだからテメーで理解する努力しろ

そんなんだから成長できねーんだよ

anond:20240514213914

ただ、そうして作った「非共感の鎧」は仕事上ではわりと役に立ちます取引先や上司にに何を言われようと、営業先で邪険にされようと、電話ガチャ切りされようと、ダメージを受けずに切り替えられるようになるからです。

そう

からハイスペ男が好きっていうのは、非共感の男が好きってことだよな

共感を大切にする男性ほど、女のハイスペ至上主義に納得いかないわけよ

10年前に憧れの大人だったフォロワーを正直見下してしまっている

10ツイッターをやっていたら一部のフォロワーゆっくり限界人間になってきた  anond:20240505130439

という投稿を読んで、共感というかしんみり来た。

記事は同世代フォロワー分岐による無常で見ているが、自分場合はかつて輝いて見えた年上の人がすっかりダメになってしまった、というパターン最近悲しみを覚えている。

自分インターネット世界に飛び込んだのは小学生の頃。

今時子供ネットをやってるなんて当たり前の事だが、当時はまだスマートフォン社会ではなかった頃で、インターネットをやってる小学生なんてなかなか周りで出会えなかった。そんな時代

暫くしてまだ「最近出てきた新しいホームページ」だったTwitterアカウントを作ると、必然的フォロワー全員は年上だった。それも2、3個上とかではなく、1020も上という人ばかりだった。

現実世界ではとても対等に話せるような年齢の人ではない人ばかりと話す事が出来たので、相手が大きく見えて常に恐縮だったし、なんだか自分大人になったような気がした。

あれから10年以上が経った。

「あの頃とても大きく見えたお兄さんお姉さん」だった彼・彼女らの殆どは、どちらかというと悪い意味で変わっていないか悪化たかだ。

その人が20代ぐらいの頃はさほど気にならなかった言動も、年を重ねるごとに「この人30過ぎててまだこんななのか」「もうこの人50ぐらいじゃなかったか?まだこんな事言ってるのか?」という負のブーストがかかってしまう。

加えて、自分より年下の10からハタチそこそこぐらいの今時の子たちは、かなり聡明な子が多い。

そんな若い子たちを見ていると無意識比較してしまい、余計にその思いが強まってしまう。「私より年下の子ですらこんな聡いのに……」と。

特に年上女性殆どはツイフェミ化してしまった。

オタク友達としてフォローしたはずなのに、いつの間にか性犯罪の話しかしなくなったフォロワーが何人いることか。

まあ、性犯罪は悪い事だというのは正しいし、男女平等だったら良いねというのももっともなのだが、だとしたらせめて、フェミニズムに真剣になったらどうだろう。と思ってしまう。

真面目に活動とかするなら分かるんだけど、やってる事は誰かのツイートRTして仮想敵にぷりぷり怒ってるだけという感じで、なのに「自分は真面目に社会問題に取り組んでる!」と思っているのが悲しい。

あと、彼らは本当にインターネット歴が長いのか謎なほど、ソース確認意識が弱い。

例えばヤフーニュース見出しだけ見て連投で怒り出したりするが、記事を開いて中身を見ればそうじゃないのはすぐ分かるのに。みたいな事が多い。

特に去年多かったのが、「イーロン・マスクが次はこんなクソ改修をするぞ!」を焦って拡散し、結局ちょっと調べればデマだと分かる、というようなやつ。

いや、見出し釣りあげようとするニュース記事も実際にトンチキ改修を結構しがちのイーロン・マスクも悪いけど、それよりインターネット何年目よ。

そうやってRT非表示にするフォローが増える。

デマ拡散したり、扇動的ツイート簡単に釣られたりする人をTLに残すのは危険だ。

まり酷いようだと本人もミュートにしたり、最悪フォローを外す。10年来の仲でも簡単に切れてしまう。

無害なだけで残念に感じる事は他にも色々ある。

40代になっても「良い高校出身なんだ!」と自慢してくる人(しかもこういう人に限って言うほどの名門ではない、地元ではちょっと上の方ぐらいの高校

40代になっても毒親に虐げられた話を延々と続ける人(しかもこういう人に限って言うほどの毒親ではない、どのエピソードを聞いても口調がサバサバしてる以上の問題行動が出てこない)

三十路越えてソシャゲ運営のいちいちの動きに一喜一憂ヒステリックになり癇癪を起こす人(「きっとこういう事情があるんだろうな、残念だけどしょうがない!」と割り切ってる10代がすぐ上に居たりすると悲壮感が凄い)

など、挙げれば例は尽きない。

これが悲しい事に、同じ年代の人が皆そうという訳ではなくて、例えば仕事でそこそこ自己実現出来ていたり、オタク仲間で絵を勉強して今やイラストレーターとして食えてる人とかは、かなり人格的にも安定し、上記のような事が起きない。

トラバ元の記事では、ライフステージが進行した者としない者の対比を描いているが、「結婚しているかどうか」は自分の感じる体感では実のところ微妙だ。

というのも、結婚してからクソ旦那系の話題しか飛びつかなくなってしまった人とか、逆に結婚相手に過度に依存してしまってメンヘラみたいになってしまった人などもいて、精神の安定と結婚の有無はあまり関係ない気がしてきている。

皆「大した事してないけどなんか適当インターネットしぐさをする事で社会活動に参加してる風ムーブ」をしなくてはならない何かを抱えてしまっているのだろう。

けど、今から取り返そうという努力をするでもなく、新しいものも吸収しなくなる、好きなものの話はいしかしなくなり浅瀬の知識もないニュースの話だけ、どんどん話が合わなくなる。

かつてあれほどまでに輝いて仰ぎ見ていた彼らを、今はどこか見下してしまっている自分が居る。

まあこんな事をはてな匿名に書き込んじゃう20だって、結局は同じ穴の貉という気はしつつも、気を付けたいなと思う。

anond:20240514140151

全然共感も納得もしないんだけどブコメで名乗り出てくれた腐女子をみんな非表示にできたのでそこはありがとう

まったく違う話だけど自分エンパワメント系の商業漫画腐女子をやたら出してくる最近の流れっていうかそういうタイプ作家マンガの作り方があんまりきじゃないかな…

他人悪口で盛り上がれる神経がわからない

最近友人に誘われて飲み会に行った。

もともとお酒が飲めない自分ソフトドリンクで粘っていたが,会話の内容がしんどすぎて2次会にはいかなかった。

飲み会に来ていた女性が,「友人から聞いた,その友人の友達恋人やばいエピソード」ばかり話していた。

聞いている間ずっと,「なんでこいつは,そんなやばい奴に脳のリソースを割けるんだろう」という感想が頭の中をずっと駆け巡っていた。

友人,同僚や上司先生,親兄弟など,どうしても付き合わなければならない人間はいる。そんな人の愚痴が出るのは理解できる。

自分だって同僚との人間関係がうまくいかなくて親や友人に愚痴を聞いてもらったことがあるから愚痴を言うのはわかる。

しかし,「友達から聞いた愚痴」をぶちまける意味が分からない。ぶちまけた時点で愚痴から悪口に代わっている。だいいち面白いと思って話しているのだろうか?

仮に自分愚痴を聞いたとして,それをこういう風には他人に話せない。やばい奴のことを考えて,その話をしている時間無駄すぎる。

やばい奴のことを考えている時間,代わりにすごい奴とかいい奴のことを考えたほうがよくないか

自分はそう思っていたが場は盛り上がっていたので,おそらくこれが正解のコミュニケーションなんだろうな。

人づきあいが苦手で,友達は少ないし恋人もできたことはない自分感覚はおそらく異質で,それがなんとなく悔しかった。

追記

いろいろな反応をいただいてびっくりした。

お前も悪口をここで言っているじゃないか→その通りです。愚痴のつもりで吐き出したかったけど,これじゃ悪口ですね。申し訳ない。

お前の人づきあい希薄で内容に共感できないか面白くない→確かに自分共感できる趣味とかの話題は楽しく聞けるので,自分に足りてないのは人づきあいとそれに伴う不快出来事なのでしょうね。

自分も同じ体験したことがある→自分だけじゃないことがわかって安心した。本当にありがとう

学生とき

先生が「本当の共感は得ようと思って得られるものじゃない」と言っていて、そのときは「ふーん」と思って聞いてたけど、大人になった今にようやくそ言葉意味が分かった気がする。

得ようと思って得られた共感妥協で、自分他人世間に合わせたものに過ぎなくて、だからこそ本当の共感というのは多分、誰からも得られないものなんだ。

朝の連続テレビ小説「豚に真珠

### あらすじ

「豚に真珠」**は、弱者男性田中大輔主人公の朝の連続テレビ小説です。大輔は田舎の小さな町で育った心優しい青年。彼は都会の生活に憧れ、上京して成功を夢見ますが、厳しい現実に直面します。様々な仕事に挑戦し、人との出会いや別れを経験しながらも、なかなか報われず、人生の壁にぶつかり続けます
第1週 - 第4週:田舎から都会へ**

田中大輔(27歳)は、田舎農家で育ちました。彼の夢は都会で成功すること。ある日、家族の反対を押し切って上京します。しかし、都会の厳しさに直面し、アルバイト転々します。

第5週 - 第8週:初めての恋**

大輔はアルバイト先のカフェで知り合った、明るく前向きな女性鈴木美咲(25歳)に恋をします。美咲との恋愛は彼の人生に光をもたらしますが、美咲は突然海外留学のために去ります。大輔は心に深い傷を負いますが、前に進もうと決意します。

第9週 - 第12週:挫折と新たな挑戦**

大輔は新たな仕事として、IT企業就職します。最初は順調に思えたものの、上司や同僚との人間関係に悩み、成果を出すことができずに退職余儀なくされます失業の中で再び自分価値を見つけようと模索します。

第13週 - 第16週:友情裏切り**

同じような境遇の友人・山田健太(29歳)と出会い、二人で小さなビジネスを始めます最初はうまくいくかと思われましたが、健太裏切りによりビジネスは失敗。大輔は再び一人になりますが、自分自身を見つめ直す機会を得ます

17週 - 第20週:家族との再会**

田舎家族と久しぶりに再会します。家族の温かさに触れることで、再び立ち上がる決意を固めます家族との絆が彼の支えとなり、再び都会での生活に挑戦する力を得ます

第21週 - 第24週:最後の挑戦と報われない結末**

大輔は最後の挑戦として、かつての夢だった農業関連のスタートアップを立ち上げます。多くの苦労を乗り越え、ようやく事業軌道に乗り始めますが、突如として天災に見舞われ、事業破綻。すべてを失った大輔は、再び田舎に帰り、静かに生きることを選びます

### 主要な登場人物

この物語は、現代社会での苦難や挫折、そして人間の温かさを描き出し、視聴者共感と感動を呼び起こします。大輔の人生は決して報われることはありませんが、彼の挑戦と努力は見る人に希望勇気を与えます

anond:20240510142012

お話はよく解ったし共感するところもあったけど、サンプルとして挙げられている例が90年代後半。ということは25年以上前

そんだけ古いと流石に生まれてないし、当時と今では世相も変わってるんじゃなかろうかと感じてしまった。

腐女子のくせに彼氏がいる人間が嫌い

anond:20240512152055

この増田男性みたいだけど私も同じようなことを思ってた

腐女子やってるくせにリアル恋愛したり結婚したりしている人って一体なんなんだろ

BLが好きってことは世間で「普通」とみなされている恋愛に反感を持っているってことじゃないの?

私は三次元の男には欠片も興味がないどころかむしろ嫌い

リアルの男なんて毛むくじゃらで汚いし荒っぽいし声大きいし怖いしマジで女にとって害でしかないと思う

そんな男と女が二人セットでツガイになるのが普通とされている世間の風潮も嫌い

そもそも恋愛なんて女が損するばかりで何にもメリットがないじゃん

妊娠の恐怖を背負うのは女だし性欲の解消も男にもたらされるメリットだしこっちは男のために化粧も服も金をかけないといけないのに男はそれほど金をかけずに済むしそれでいて平均賃金は女のほうが低いし甲斐性なしの男が増えてご飯を奢るのすら渋る有り様だし今の世の中男女で恋愛する価値なんてないと思う

もちろんこういう思考世間的に異常だとされているのは知ってるよ

でもこの異常な思考を責められることなくむしろ共感しあえるのが腐女子コミュニティじゃないの?

BLならリアル恋愛の気色悪いあれこれを見なくて済む

いくらでも自分理想の好きな恋愛世界を作ることができる

そうやってリアルの男なんかに煩わされない理想恋愛を楽しむことができるからみんな腐女子になってBLを楽しんでいるんじゃないの?

リーに「彼氏を売り子として連れてきた」みたいな話があったけど本当に信じられない

彼氏がいたり夫がいたりリアル恋愛を楽しんでいるような腐女子は本当の意味腐女子じゃないと思う

正直、腐女子引退してNLモノを作るようにしてほしいと思うよ

最近の女オタクファッション感覚腐女子名乗ってるな」ってずっと思い続けてきた私だけど男オタクにもそういうのあるんだと思って少し安心した

オタク趣味は私のような人にとっての「救済」だったのに、オタク趣味以外にも生きる道があるような人がファッション感覚こちらの領域に入り込んでいることにゾッとする

頼むから彼氏いるような人は腐女子を名乗らないでほしい

追記

たくさん反応をもらってびっくりしている

個々の意見にそれぞれ反論する気はないけどとりあえず釣り認定している人に対しては「これは釣りじゃない」と言っておきたい

少なくとも私のXのTLに流れてくるフォロイーやフォロワーはみんな私と同じような理由腐女子をやっているよ

オフ会でも「リアルの男なんて死ねー!」「BL漫画の壁になりたい!」「こんなクソ男ばかりの世界なんてさっさとおさらばしたい!」「それかこの世界の男が全部二次元になれ!」って言い合いながら酒飲んでるよ(もちろん言ってる内容自体冗談だけど)

逆に私の意見反論している腐女子たちにはカマトトぶってるんじゃねーよと言いたい

仮に自分の好きなBL漫画の作者がXで「最近好きな人ができた」とか「彼氏ができた」とかリアル恋愛の話をつぶやいていたらよってたかってぶっ叩くでしょ?

リア垢とBL漫画の垢を分けているのだってリアルの充実した日常話を腐女子に向かって開示することに後ろめたさがあるからじゃないの?

かに彼氏いるやつは腐女子引退しろ」って書いたのは言いすぎだったなと思うよ

別にリアル恋愛しててもいいけどそういうファッション腐女子はきちんと自身が腐ってることをわきまえてリアル事情を一切表に出さずにマナーよく振る舞って欲しいと思う

最近腐女子であることを公にしたり検索避けやらなかったり公式にすり寄ったり腐女子全体の印象を悪くしているようなマナーの悪い人間がやたら増えたけど、それは十中八九ファッション腐女子の増加と関係があるんだから

anond:20240514134932

制度を熟知して国庫をしゃぶりつくすのはむしろ金持ちの方だという話

公金チューチューするサヨクを許してはならないみたいな言説に共感連帯もする必要が無い所以

anond:20240514042606

女がキモいというか男がキモいという意味なら感覚がわかる

女に関してはそりゃ若い男のほうがいいよねという共感理解があるので何とも思わない

anond:20240510142012

個人的体感の話で申し訳ないけど女性向けジャンルに顔を出す男性が昔より増えたと自分は思っていて、それと同じで昔よりも女性向けジャンルに参加する男性に寛容になっている女性が増えている可能性も充分あるのでは?と思う

あとBLに対してそこまで幻想を抱いているなら男性邪魔!ではなくてこの増田デブスの女がサークル主の時も同じようなこと言うだろとしか思えなかった。

だって誰も解説してくれなんて頼んでないのに分かるくせになんで私に解説させるの?とかよくわからん方向に喧嘩売ってるし。

私は元ツイの人の容姿批判したい訳では無いですよ〜現実男性が透けるのが嫌なのはこう言う思考であって容姿批判では無いですよ〜自分思考は正当な理由(もしくは世間的に批判されるほどでは無い理由)があるのでこういう考えがある人間認識して欲しいです〜みんなもそうでしょ?過去にもこう言う男性作者関連の炎上あったし〜だーれも発言しないからみんなを代表して私が言ってあげました!めんどくさいけど誰もリーダーになりたがらないし仕方ないよね!とにかく私たち思考って間違ってないし被害者からあなた達が配慮するべきなんですぅ〜!

オブラートを取ったらこういうことが言いたいんでしょ?

解説と銘打ってる割に『被害者』『予防して欲しい』とかいワードが飛び出してるから欲望だだ漏れだしこんなの誰も共感するわけないじゃんね

10年以上前、半ば無理やりに友人に池袋キャバクラに連れて行かれたことがある。その時私の横についた女性母子家庭の長女で弟が高校生という身の上だった。私が予備校講師だと聴いてその弟を大学に行かせたいけどどうしたらいいかというガチ相談になった。私もガチで弟さんの話を聴いてしまった。

結局私は自分の事はほぼ話さず、彼女の弟さんのこと、お母さんについての思い、将来自分池袋等で終わらず銀座トップをとりたいという将来の夢について語る彼女の話をじっくり聴き、それを肯定したり励ましたりすることに徹してしまった。これは職業病なのだろうか。

そのお店は時間ごとにぐるぐる女性がローテションするシステムで、次に来た子は大学になじめず体験入店で来ているということだった。また私はほとんど自分の事はしゃべらず地方から来たその子東京になじめない話をじっくり聴くことに集中してしまった。自分地方出身者だったからすぐ共感できた。

その二人の持ち時間が終わった時点で私の入店時間が終わり友人を置いて先に店を出た。二人の悩みや人生真剣に聴いてしまって心理的疲弊してしまたからだ。もうこれ以上はきつかった。面白かったのは二人ともローテションで移動する時「え?もう終わり?延長できない?」と言ってたこと。

延長はお客である私が求める事であって、接客である彼女たちが要求する事は出来なかった。それでピンと来た。ああ、そうか。彼女たちはこの店で稼いで別の店で私ではないイケメン君達に話を聴いてもらってるんだ、と。だからつい「延長できない?」などという客の立場言葉が出たのだ。

性的欲求ももちろんだけど、むしろそれ以上に男女ともみんな「話を聴いて欲しい」「真剣自分を見て欲しい」という切実な思いがあるのではないか。そういう風に思うようになった。そういう体験をして、キャバクラ等のお店がより一層苦手になった。行けばつい真剣に聴いてしま疲弊してしまうから

「私の話を聴いて分かって欲しい」という承認欲求と、単純な性的欲求を、区別できる人と出来ない人が恐らくいる。それが出来ない人が男女ともおり、その発現の仕方で暴力的ストーカー路上売春などの犯罪に走って推し貢ぐ人になったりするのかもしれない。

https://twitter.com/HirMiura/status/1789307253000147002

この人、これを書いただけなのに「そんなのキャバ嬢の「若い女性の相談に乗ってあげてる気分になりたくてたまらないおじさん」に対する常套手段に決まってるじゃないか。何勘違いしてるんだよ。自分相談に乗ってやって喜ばれてとるとでも思ってるのか」って叩かれていてかわいそう。本人悪意もないし、性的欲求もないし、自省的だし、キャバ嬢が本当にそういう意図だったかどうかもわからないし、そもそもこの人はこれでキャバにのめり込むどころか嫌になってるのに、よってたかってここまで決めつけて蔑む必要があるのか。

こんなことで叩いてたらそれこそ世の中の男性はみな、キャバ嬢であろうがなかろうが、この女性一見自分相談してるように見えるけど何か意図があって自分の「相談に乗ってもらいたい欲」を刺激しようとして演技してるだけだからまともに取り合わないようにしよう、って思うだけになるのでは。

あなたはどっち?】「好き」に理由があるor「嫌い」に理由がある

 だいぶ前に、ふとした拍子に「好きな作品なら理由が言えるはずだ」と言ったら、「逆でしょ。嫌いなものには理由があるけど好きなものには理由がない」と返されて考え方の違いに驚いたことがある。

 その時はそれも筋が通っていると感じたからそれ以上は踏み込まなかったが、思い返すにまだ腑に落ちないものがある。

 それは、結局突き詰めて考えると、自分が「好きなものには理由がある」と言う場合、加点法を念頭に置いているからだ。

 

加点法と減点法

 一般的に加点法と減点法ということを言うとき、加点法の方が分別があるとか生産的だとか言う。

 そして加点法で言うならば、「好きな理由」を上げていくことが評価スタンダードでなければいけない。

 となれば、逆に「嫌いなことに理由がある」という考え方は、減点法であり、非生産的な考え方であると言えるはずだ。

 しかし一方で、「好きなものはなんとなく好きで、特に嫌いな理由があるときだけ嫌い」というのも穏当な理屈であるように見える。

 この、論理の噛み合わない感じが、自分の中でまだ消化しきれない。

 「好きなものには理由がある」という加点法的な考え方に対して、「嫌いなものにこそ理由がある」という減点法的に見える考え方は間違っていると言えるのか。

 

「嫌い」ってどこまで嫌いなのか

 ひとつ重要ポイントとして、「嫌いなもの理由がある」という場合の「嫌い」というのがどこまでのことを意味するのかがあると思う。

 「好きなもの理由がある」自分にとって、「好きでないもの」は「どうでもいいもの」だ。特に価値がない、なくて良いけどあっても別に無視するだけのもの

 それは加点法で考える限り当然のことで、加点法で点がつかないものスタート地点の0。そこから上がりもしないが下がりもしない。ある意味ニュートラル

 なので、「理由があるくらい嫌い」と言う場合、逆にそんなに嫌うほどのものってどれだけあるんだろうと思う。

 虫が嫌いとか食べ物の味が受け付けないとかならわかるが、芸術作品など一般的存在に対してそこまで嫌うということは、単純に珍しいものなのではないか

 その場合、「嫌いなことに理由がある」という人は、「嫌いな物はほとんどないかほとんどのものが少し好き」になるのか、「嫌いなところが目についてアレもコレも嫌い」になるのか、どっちなのだろう。

 というところが、分かれ目になる気がする。

 

「好きなことに理由がある」のか「嫌いなことに理由がある」のか、普通はどっちが多いのか?

 結局、普通はどっちが多いのだろう。「好きな理由があるから好きになる」ことが普通だと考える人。「嫌いなものには理由があるけど、好きな理由特にない」という人。

 後者場合、その「嫌い」はどこまでのものを指すのか? あれも嫌いこれも嫌いで、好きな物以外は嫌いだらけという生きづらい人ならかわいそうだけど、特にこれといった理由がなければ何でも楽しめる、というポジティブな人も多いのだろうか。

 また、これは加点法と減点法という観点で語って良いものなのだろうか。一般論としての加点法と減点法の善し悪しに関する議論と、どう論じ分ければ良いのだろうか?

 疑問は尽きない。なんか尻切れとんぼ

 

追記

 自分で整理してみて思ったけど、「嫌いには理由があるけど、好きには理由がない」って、恋愛理屈みたいに聞こえるね。

 自分ものを好きになるって評価するってことだから加点法が誠実だと思ってしまうけど、「好きには理由がない」っていう考え方は、もしかするともっとロマンチックものを求めてるのかも知れない。

 

追記2

 いろいろ意見がきてますね。

 「嫌いなことには理由をつけないと失礼」という意見が多く、考えたこともなかったので驚きました。

 自分にとっては嫌い(というよりどうでも良い)理由説明しないといけないか? 大抵のことは大抵の人にはどうでも良いのがデフォルトだろ? と思ってしまうので、そういう感覚がありませんでした。例えば、鬼滅の刃に興味がない、見る気がない、っていうのに理由がなきゃいけないのかな? 子供向けの漫画大人になって読む方にこそ強い理由がいらない? って思う。(「評判なので試しに読んでみる」は十分な理由範囲として。それでも「興味ない」の方が強くても別に普通だよね、くらいの感覚。ちなみに増田は連載を斜め読みした。)

 ただ、「嫌いに理由をつける人はすべてのことがうっすら好き」はほんとか? とコメントを見てると思うw これを言う人の言い回し博愛主義者に見えないw

 以下に、興味深かったブコメを並べます

 加点法は性悪説というのは、確かにと思った。自分は「すべてのものの90%はカスである」がデフォだと思っているので(カスであっても存在否定しない)。

 面白いね!

2024-05-13

不倫された女性共感できない

ワイは不倫に関わったことがないが

ここだけの話、ワイは持たざる側なので不倫された女性マジで共感できない。

だって恋愛できる容姿に生まれ経済力もあって結婚して健康子供までいて

そこまでの幸運めぐりあっても

不倫されたという汚点が許せないんだよね

まだ欲しいんだ。欲張りだなって思う。

人間の業はとどまるところを知らんなって思う

 

ワイは何もない人生生きてるから

そこまで強欲になる人間に1ミリ共感できない

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