はてなキーワード: 修士とは
んで,結局民間に行ったという話.
これはいろいろな要因があるけど,シンプルにお金がないことが一番の原因.
お金がないのは経済成長が停滞しているからであり,失われたn十年のせいであり,これは要因が根深く,すぐに改善できるものではない.
すなわち,日本のアカデミアは既に何が/誰が悪かったのかを探す段階にあるということ.
昨今のアファーマティブアクションは物議を醸しているが,これも無数に空いている穴を塞ぐ一つの手段でしかなく,日本のアカデミア自体がどうしようもないところまできている.
有り体に言えば,未来がない.
じゃあなんでそんなところに飛び込んだのかといえば,若年層特有の万能感としか言いようがない.
「俺がなんとかしてやる」と豪語し,どうにもならなかったというだけの話.悲しいね.
まあ研究者の仕事って書類書いて科研費などのお金を取ってくることが必須なわけでして.
全博士学生のうち半分くらいが出し,そのうち約2割が採択される(留学生含む全博士学生の約1割が学振持ち).
んでまあ俺は取れなかった.
でも今の時代,少子化で大学のポストが減る中,男性が多い上の世代はテニュアで残り,一方女性比率を挙げるために女性がどんどん採用される時代よ?
純粋に若手男性が取れるポストが減ってる中で学振なしで戦うのは相当に不利よ?
しかもその先の待遇も良いものではない上に,昇進についても女性が有利な時代よ?
流石に勝算が薄すぎる.
幸いにして他の経済的支援プログラムには採択されたので,生活費は工面できた.
これまた大きな流れを受けて状況がとても悪い.
これを強引に解決する手法として,若手男性のポストを犠牲にするアファーマティブアクションが取られることとなった.
諸外国と比べて日本は理系の女性比率が低く,マイノリティである女性が過ごしにくい環境になっていると.
必要性は分かる,分かるんだけどね.
俺の世代は男女平等を叩き込まれてるから,相手がどのような属性の人間であれ通用するような話や言葉遣いを心がけてきたよ(勉強や研究の話がメイン).
だというのに男性という性別の原罪を問うてくるのは,まあやるせなさを感じるよ.
だからといって同年代の女性を恨むかというと,そういうこともなく.
というより,先輩後輩や同期の女性達は,偶然女性が優遇される時代に生まれ落ちただけで,特に俺に何かしたわけでもないし,俺は研究の話ができて良かったよ.
チャンスがあったら掴むのが当然では.
ロールモデルがいないことによる困難さなど,また別のものを抱えてるだろうし.
恨みの連鎖は俺の代で止めるよ.
ま,これも現代日本に生まれて高等教育を受けることが受けた時点で,間違いなく運が良い方には入っているだろうが.
上の世代の不始末の影響を受けているといえばまあそうなんだけど,じゃあ上の世代を全員恨むかと言うとそれもちょっと違うかな.
博士向けの経済的支援プログラムを作ったのもまた上の世代の誰かなわけだし.
上の世代の犠牲のもとに,我々世代の博士の民間就活は改善されているように感じた(上の世代が伝え聞いていた話ほどひどくはなかった).
修士より要求されるものは多いかもしれないが,しっかり就活すれば野垂れ死ぬことはなさそう(文系の状況は分からないが).
あるいは海外に行きましょう.海外はアファーマティブアクション済みのところが多く,また欧米諸国以外でも日本より良い待遇で雇ってくれる所がある.
無論,要求される資質が日本のポストと異なることもあるだろうが,国内のポストよりは生きやすいと思われる.
「女性枠だ」みたいな声に左右されずに,ガンガン研究して成果を出してください.お願いします.
春から修士2年で,今はまだ就活中だがそのうち終わるし,授業ももう無いしで,なんか純粋に知的好奇心を満たすやつをやりたくなってきた
この一年で徐々に徐々に,回路触りたいとか,低レイヤやりたい欲求が再燃しつつあった
本や部品を買うためにバイトを増やすと,肝心の活動に避ける時間がなくなってしまうし
もちろん,研究でもある種の好奇心は満たせるし,就活で停滞していたぶんを早く取り返したい気持ちもある
自分の受け止め方は,
→ググっても出てこないことを調べて,ググったら出てくる情報にする,新規性と客観的な正しさが重要
進学しない人でも実績増やせば奨学金の免除も狙える(大学院の話)
でもまあ,一発ネタでもなんでもいいけど,解決したい課題とかテーマが必要な感じ,独自性があるといろいろと受けがよい
チーム開発したとか,身近な人に使ってもらったWebサービスとかだと,エンジニアでない人事担当者にも伝わりやすそう
→金が儲かる,なんか社会の役に立つ(たぶん),なんか金儲けに役立つスキルが身に付く
動機(金が儲かる,人の役に立つ)があるおかげで,もともとそんなに興味が無いようなことでも,調べて勉強したりするきっかけになって面白い
みたいな感じなんだけど,
ArduinoでLEDをチカチカさせる,CPU作る,みたいなことはわかる人にはそれなりに評価されるのかもしれないが,短期的に対外的評価に繋がりにくいように思うし,すぐには自分の生活をよくしないので,学生の自分ですら後回しにしがちだったと気づいた
ネガティブな意味ではよくわかっていないコンピュータシステムの上でいろいろやっている負い目とか,
コンプレックスだったり,インプットが足りていないままアウトプットに偏った活動をしている劣等感とかだろうか
就活や就活向けの思考に疲れ始めているせいで,そうゆうコンピュータクラフト系に癒しを求めている部分もあると思う
自分のこれまでの活動をうまく利用して,有利に就活を進められる場を提供してくれたサポーターズなどのサービスやイベント,
品定めするような目線を受け続けているとアンチ金儲け主義のような意識が芽生えてくる
会社が金儲けのために使う道具として自分がどれだけ優れているかばかりアピールしていると,そうではない側面が盛んに自己主張をはじめる
就職活動が念頭にあるので,自分の経験をわかりやすく就活で有利になるパッケージにしよう,みたいな考えにいつのまにか陥ってしまっていた
同年代が経済的な豊かさを手に入れ,どんどん人生の次のステージに進んでいくのを見ていて,焦りもあった
パンだけじゃ 生きていけねえ,し,
せめて高収入だったり,他人にすごいと思われるような職について,自分を慰めてやりたかったのかもしれない
あと一ヶ月もしたら,これまでの活動は内定承諾という形で一旦精算されそうなので,
残りの時間は研究と,別に新しい何かを生み出さないかもしれないただ好奇心を満たすための活動に使いたいと思い始めた
(面接では,一日も早く御社で活躍できるような人材になれるように勉学に励みます,みたいな顔をしているが)
別に社会人になっても,休日に自室で一人で自作CPUを半田付けしていてもいいし,多分やってると思うんだけど,
終わりが見え始めたら,周りに興味をもってくれそうな人がたくさんいる今の環境は尊く得難いものであると気づいてきた
そんなことを考えながら,いろいろググっていたらCPU自作を手芸に例えたとても秀逸な投稿を見かけた
裁縫も編み物も商業的にはほとんど機械化していて,実用品を手に入れる目的なら買った方がはるかに早く安く性能もいいが,
まさに手を動かして作る楽しさを味わうために取り組む趣味的な活動として残り続けている
自作CPUとかは短期的には対外的評価を得にくい活動かもしれないが,それ自体が純粋に自分の好奇心を満たし,
在野研究者として生きるということーお金についての真面目な話 | 磯野真穂ブログ
「在野研究者として生きるということ」を読んだので自分の経歴を振り返って感じたところを書いてみる。40代のおっさんの自分語り。
地方私立大学の理系に入学したが、単位が壊滅的に取れなかった。また理系に進学したのは就職率が良いから、というだけの理由だった。そのため元から興味のあった分野を学びたいと、卒業を待たずに地方公立大学の文系学部に転学し、言語学を学んだ。
良い師に恵まれ良い学びを得たが、地方公立大学の就職は壊滅的に悪かった。同じ学部の卒業生の就職先は地方のよく知らない会社(その地方に住んでいた親戚でも知らないようだった)か、当時有名だったブラック企業しかなかった。
これはまずいぞ、と思って大学院進学を決めた。だけど学部の新卒カードを使わない手はないと思ったので就職活動もしてみた。全国区のマスコミの二次面接とか最終面接まで進んだぐらいで、大学院進学を蹴るほど行きたい企業からの内定はもらえなかった。同級生と話したら、彼ら彼女らは全国区の企業を受けるという発想が無かったり、都市部の学生よりも明らかに就職活動開始時期が遅かった。場数を踏んだ方が有利になる、と思っていた自分はひどく驚いたのを覚えている。
就職活動で知り合った友人に『貧乏父さん金持ち父さん』を勧められて読んだ。資本家のために働くのは嫌だな、と思った。友人もそう思ったのか、彼は起業して成功し、資本家になった。
閑話休題。大学院については学部の師の退職も近かったし、そのまま上に進んでも就職は有利にならないだろうと考え、別の大学に行くことにした。なんとなくどこかには行けるだろうという気がしていたので焦らなかった。でも、旧帝国大学の大学院に受かったときはうれしかった。そこに進んだ。
そこでも良い師に出会い、厳しく指導を受けた。人文科学を学ぶ者は哲学も学ぶべし、との方針の下、マルクス『資本論』なども読んだ。やっぱり資本家のために働くのは嫌だな、と思った。『貧乏父さん金持ち父さん』は『資本論』の焼き直しだとも思った。
別の教員からは「国立大学の学生は私立大学の学費と比べたらわかる通り、毎年数十万円の補助を国からもらっている。そのお金を出すだけの価値があなたの研究にあるかどうか、考えなさい」と言われた。修士ではその言葉を肝に銘じて研究をしたつもりではある。
ある日、大学院の師から「研究者に向いていないと思う」と言われた。あっさりと、そうなのかな、と思ってしまったので、そうなのだろうと思う。アウトプットが下手な自覚はあった。研究者としては致命的である。別の教授からは夕食を奢られて「博士に進学した方がいい」と言われた。でも、就職については「運だね」とも言われたので、決意は揺るがなかった。
大学院時代の就職活動の結果、インフラ関係の会社からと、その旧帝大の事務職から内定をもらった。インプットは嫌いではなかったので、給料がそこそこよくて地方勤務のある前者より、給料は月並みでも図書館等の設備があって都市部にアクセスしやすい後者を選んだ。学部時代の経験で、地方より都市部の方が学問しやすそうな気がしていた。
アカデミアから抜けて後悔はないかと言われたら、少しは後悔はある。明らかに自分より勉強もしていないし、年間数十万の価値がある研究をしていたと思えない先輩、後輩、同級生らが大学教員になっているのを見ると、もやもやはする。彼ら研究が少なくとも私学助成金分に値するのか疑問に思うことだってある。だけど独立系大学院の悲しさか、教員としての就職状況は良くない。MARCH以上のレベルの大学に教員として採用された例はほとんど知らず、知る範囲では数十年で2人しかいない。経営状況もあまりよくなさそうな大学で語学教育とやらを看板にして語学を教えるのは大変だと思う。それでも教育や研究ができて幸せならそれでいい。好きなことを仕事にできるのは幸運だからだ。私には、そこまでの熱意はなかった。
大学院に行ってよかったかといえばよかったと答えるし、就職してよかったかと言われたらよかったと答える。大学院に行ってよかったことは、学んだ分、世の中を見るときの精度が高くなったことだ。認識論、経験論、存在論などいろんな考え方があるし、新自由主義や社会民主主義など、さまざまな主義主張がある。世の中の人たちの考え方をとらえる力はついたと思う。アカデミアに残らず、安定を取って就職したが、私の能力だと生涯賃金は今の選択肢のほうが多かったと思う。
仕事をしながらアウトプットを続けて、専門とは少し違う分野ではあるが財や研究者として、本の一章も書かせてもらった。仕事では出世コースからは外れてしまったが結婚もして子どももいる。幸せだ。アカデミアに絞らなくても幸せは手に入れられる。
中卒にはまともな雇い口が用意されてないっていうのがむしろ真正面の意味で「学歴」フィルターだよね??
何々大卒とかいう大学名で区別されるような学歴はないのに対して、中卒、高卒、大卒、修士、博士、というのはまぎれもない学歴なんだからな
んで中卒という時点で採用条件から除外するってまさにフィルターだよね
ある研究室が博士課程入学希望者の受け入れに年齢制限をかけていることがX(旧Twitter)上で話題になっている。賛否両論あるが、ここではタイトルの通り「研究室が博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか」について考察する。
PIになるためには他のPI候補者に勝る業績が必要である(注1)。業績とは、具体的には論文であり、論文の数と質が共に重要で、それらが多く、また高いほど競争で有利になる。
当然のことながら、論文を発表するには研究をする必要があり、研究をするには資源(ヒト・モノ・カネ・情報)が必要である。ひとたび論文を発表できれば、その論文を元本にさらなる研究費を調達でき、研究に必要なヒト・モノを揃えることができる。また他の研究機関との共同研究を通じて情報を得、さらに質の高い研究を行いやすくもなる。すなわち過去の業績は複利的に作用し、今後の業績にも影響を与える。
これは資本主義の挙動に似ており、業績を複利的に増やしたい場合は投資期間を長くできた方が有利である。すなわち、若年のうちからアカデミア業界に身を置いて、早期に論文を発表できたほうがPIになるには有利である。
年齢制限を設ける理由について、その研究室のWebサイト上に詳しく記載されているが、まとめると以下4点に集約される。
1.過去の経験で、高齢の志望者に本気でPIを目指そうとする気概が感じられなかったから
4.最短で博士号を取得できる年齢(27-8才)から遠ざかるほど、今後のPIとしてのキャリア形成に不利だから
1.についてはあくまで経験論であり、一般化には議論の余地がある(注2)。
しかし2-4については第一章で述べたことも含めて、若年の方が有利であることは一般論としてある程度許容できる。こうしたアカデミア業界の背景から、研究室が受け入れ学生の年齢制限を設けることには一定の合理性が認められる。
大企業であれば、仮に採用者が企業側の求める能力とミスマッチしていることが入社後に判明しても、採用者の配置を転換したり、自社の研修プログラムを通じて長期的に教育を施すことはできる。一方で規模の小さい中小企業やベンチャー企業はそうした余力が大企業ほどはない。研究室の所属人数も多くて数十人程度の小規模組織であり、かつ毎年のように研究費の調達や論文発表が求められる。そのため教育やマネジメントにはあまり余力がなく、学生の受け入れに関しては受け入れ時点でいかにミスマッチを防ぐかがポイントとなる。
しかし非研究職の就職をしてから博士課程に進学を志望する者と研究室のマッチングは難しい。彼・彼女らは研究歴がないため、アカデミア業界の文化や、PIになるためのキャリアパスへの知識が乏しい。そのため行き当たりばったりな研究室選択になるリスクが、ストレートに博士課程に進学した者よりも高い(注3)。また研究室側も、研究歴のない候補者の受け入れはそもそもリスクが高いし、候補者は全国各地の、様々なバックグラウンドの人であるため自分の研究室を広告するにもターゲットが絞りにくい。またアカデミア業界内の知人を介した採用も難しい(注4)。そこでマッチングの成功率を上げるためにも、年齢制限を設けることは有効なように思えてしまう。
PIになるには博士号を所持していることがほぼ必須条件であることから、アカデミア業界では博士号を研究者になるための免許ととらえる文脈がある。かつ博士号は基本的に大学院でのみ取得できることから、大学院がPI養成所としての役割を一部担っている構造もある。そうであれば、大学院がPIの素養の高い候補者を選抜することは自然なことのように思われる。
しかしながら、大学院は本来学問を行う場であり、学問は自由に開かれるべきである。仮に若年であることがPIの素養の高さに繋がるとしても、それを理由に年齢制限を設けることには議論の余地がある(注5)。
タイトルに戻る。第一章・第二章では研究室側の都合を、第三章では博士課程進学希望者の置かれている環境と、マッチングすることの難しさを述べた。この現状でマッチングするには、研究室が年齢制限という方法を、Webサイト上で告知せざるを得ないことはある程度理解できる。そこで議論すべき点は第四章で指摘した。
ではどうすればよいのか。残念ながら明確な答えは導出できなかったが、いくつかの考えを列挙する。研究室側はもう少しマイルドな表現を心がける(注6)。候補者の面談から受け入れまでのプロセスを最適化させる(注7)。候補者を研究員として採用し、雇用契約を結んだうえで給与を支払う(注8)。候補者側は、なるべく事前にアカデミア業界に触れておく(注9)。また両者のマッチングを支援する第三者機関の設立も望まれる(注10)。これらの解決策は、少なくとも部分的には、研究室と博士課程進学希望者のマッチングに貢献するかもしれない。
研究室と博士課程進学希望者のミスマッチ問題は根深く、今回インターネットやSNSによって表面化したものと思われる。同様の経験をもつ者としては、この問題の解決を願ってやまない。
(注1)
業績以外にも本人の将来性や同業者からの評判も採用に影響するが、ここでは割愛する。将来性や同業者からの評判についても若年の方が有利であることはほぼ自明である。
(注2)
例えば高齢の方が職歴があるため、「本気で(ここでの本気というのは長時間研究するだけでなく、他のキャリアの選択肢を捨てた状態も指すと思われる)」研究に取り組まず、研究が失敗すれば前職に復帰するという選択を取れることがネガティブな印象を与えている可能性はある。
一方で博士課程にストレートで進学する学生の数は減ってきている。彼・彼女ら若年者は、博士課程進学と、就職を天秤にかけて就職した可能性もあり、必ずしも高齢であることだけが本気でPIを目指さなくなる原因ではない。また、そもそも博士課程はPIを養成することだけが目的なのかについても議論が必要である。
(注3)
Podcast「いんよう!」でも指摘されている通り、医者はそれ以外の理系学生に比べて、研究に関する知識が乏しいまま研究室や研究内容を選ぶ傾向が強い。それ以外の理系学生は、学部の卒業研究や修士を通じて研究業界のノウハウやキャリアパスを学ぶようであるが、医者は卒業研究もなければ修士もないため学ぶ機会に乏しい。
(注4)
例えば同じ大学の学部生や修士であれば、あらかじめ彼・彼女らを卒業研究や修士で受け入れて、研究活動を共に行うことで博士受け入れ前の摺り合わせが可能である。また候補者も卒業研究や修士で活動していれば、自分に合った研究室の情報が周囲から入ってきやすい。医者(あるいは非研究職)として働いている限りは、そうした情報は入ってこない。
またポスドクや助教以上の採用であれば前所属の教授から推薦書や意見をもらえるが、医者(あるいは非研究職)は業界が異なるため前所属からの推薦書や意見は少なくとも同業者のものよりは効用が乏しい。
(注5)
同様の問題は、医学部入試の女性・浪人生差別が記憶に新しい。医学部は医者を養成する場である一方で、医学を修める場でもある。当時は若年男性の方が医者としての素養が高いと考えられていたため、女性や浪人生の点数を不当に下げていた。秘密裡に点数を操作していたことに加え、学問の自由という観点でも批判が集まった。
(注6)
研究者の研究以外の発言が話題になることは、国内外でしばしば観測される。
(注7)
組織における採用については、Podcast「経営中毒~だれにも言えない社長の孤独~」に詳しい。
(注8)
給与を支払う一般企業やポスドク以上の採用においては、採用にあたって年齢制限を設けることは比較的受け入れられている。また大学においても、特殊事例ではあるが防衛医大は大学でありながら学生に給与を支払うシステムであり、応募資格に年齢制限を設けている。
(注9)
医学部には卒業研究がないが、自主的に研究室に通うことは可能である。またいくつかの医学部は学生を研究室に一定期間配属する実習をカリキュラムに組み込んでいる。
(注10)
一般企業であれば転職支援サイトやリクルーターが仲介してくれて、候補者と採用側のミスマッチのリスクを下げることができる。大学院進学において同様のサービスは存在しない。
https://anond.hatelabo.jp/20240228132342
なんなんだろうね。
B.そもそも相談内容すらちゃんと読めてないor捏造しながら説教
このどっちかに当てはまる奴が滅茶苦茶多い。
hecaton55 興味深い。「相手側から申し込んできた人」を除外したらそりゃ受け身の人が多くなるのではないか? 増田
2024/02/28
元増田が相手の女に何か洗練された振る舞いでも求めてるならこういうコメントになるかもしれないが
しかしやはり反応は欲しいというか、なにかこちらからアクションをしたらそれが良かったのか悪かったのかがわかるフィードバックはすべきだと思うし、単純にコミュニケーションする気なさすぎでは?という人が多かった。もちろん自分があわなくて好意を持たれないように素っ気なくしていたというのならわかるが、それでも仮交際の申し込みは来るし次のデートに誘えば返事は来た。
「断る為の塩対応じゃない場合は最低限の参加姿勢や積極性はあるべきでしょ」とか、
そんなレベルの話をしてるように読めるが。
元増田の話を信じる限り、確かに相手の女達は良くない態度に見えるんだが。
相手側から申し込まれたのであれば、そこまで話にならない態度取っていいの?
相手が全部頑張ってくれないと何も進まないような姿勢でいいの?
いいわけねーし、これ女が同じこと愚痴ってたら絶対こんなイジワル難癖みたいな回答にならないだろ。
俺見たことあるもん女の婚活苦労譚でそういう男ばっかり引いて苦労して、
交際中に態度改めて向こうから店の予約とかしてくれるようになった男とゴールインしたと。
なのに男が愚痴ってるとすぐこうやって加害欲丸出しのクソみたいなコメントが一位になるよね。
このクソコメントのどこに建設性があるのか教えて欲しいわ(株)はてな。
IthacaChasma
この増田を読んでの率直な感想は、学生時代から付き合っていた彼女と頑張って関係を続け、どうにかして結婚まで行くべきだったのではないか、ということです。
2024/02/28
意味わかんなくね?
まず8、9年前に別れたっつってるのにその話をしてどうするわけ?
百歩譲って、凄い惜しい好条件の女だったとか、元増田に勿体ないぐらいいい女だったってことなら
そういうことを口走ってしまう気持ちもわからないではないけど、
学部〜社会人1年目あたりまで5年ほど付き合ったが、勤務地が離れてしまい
お互いに結婚というゴールが見えない中でこれ以上は難しいということで別れた。
「5年付き合って社会人1年目で遠距離で別れた」というありふれた情報しか書いてないわけじゃん。
なにか特別な女だったとか運命の相手だったと思える情報は一切ない。
なのにその8年前別れた彼女と関係続けて結婚すべきだった、っていうコメントするの、
まるで無意味な上に多分悪意で書いてるよな?これ。
俺には元増田がこの先も結婚できない奴にも見えないし、なんで元カノと結婚すべきだったのかさっぱりわからない。
その元カノとの交際において元増田に何か非があるか?って考えてもそれもないしさ。
社会人一年目で別れてるんだから彼女を待たせてから振ったみたいな話でもないし、遠距離で話し合って別れたなら円満終了だし。
学生時代の彼女と別れるのってわりと普通のことじゃね?責められるべきことじゃなくね?愚かなことでもなくね?
俺も学生時代の彼女と別れてその次出来た彼女と結婚したけど、なんかまずいの?
仮に嫌味や悪意じゃないとすれば、
「8年前に別れた彼女と結婚すべきだったのではないか、ということです」って言うブコメの意味って何?
こいつや☆つけたお前等は本当にこんなトンマなコメントをリアルで誰かにするの?
結婚相談所で苦戦してるって話を聞いて、「学生時代の彼女と結婚すればよかったのではないか、ということです」っていう?
この無内容なコメントで「、ということです。」とか気取った書き方してるとこも含めて鳥肌が立つわ。
知能にも人格にも。
legnum
攻め気女子を除外しといて受け身女性ばかりって嘆くの矛盾してるけど申し込まれた事実が無いから本人矛盾に気づけないパターンか。
42歳で「あの時の受け身女子たちまだ可能性あったな…」って後悔しそうな
2024/02/28
攻め気とか受け身とかじゃなくて条件で選別してるって話だろ?
で元増田と釣り合う(と元増田が思った)女達が元増田を切るならわかるけど
関係続けようとするから切ってきてるわけでもないのに異様に受け身だ、って言う愚痴だろ?
何が矛盾してるんだよアホか?
つかもうぶっちゃけいうけどさ
「32歳、身長174,年収750万、そこそこの国立大理系修士卒。メーカ勤務。」
って相当な好条件じゃん。
盛ってないならすごいんじゃね。
おれ32になるまでに750万はきっと行かないし、カタログスペックは身長以外勝てないんだが。
どう見たって結婚出来るやつだし、相手にそれなりの条件出していいやつなんじゃねえの?
相手に条件付けて選り好みしていい(その代わり自分もされる)のが相談所やマッチングアプリだろ?
なんっぼなんでも願望滲ませすぎだろw
見ててこっちが恥ずかしくなるからやめてくんね?
悪意にせよやっかみにせよその表出の仕方が幼稚すぎるし
こんな見てるだけでこっちの顔が赤くなるコメントを人気コメントにしないでくれよ。
俺より年下の二十歳前後のガキの集まりならいいけど50ぐらいがコア層なんでしょここ。
それでこのコメントが人気になるのはきつすぎるだろ。
ani11 そういう女を選んでそうな気がした
相手が受け身かどうかなんてことをカタログだか釣書きだかの記載だけで見抜けるわけ?
どうやって「そういう女を選ぶ」の?
なにより、「受け身すぎる女が嫌だ」っていうのが主訴なのに「受け身な女を選んでそうな気がする」って一体なに?
純度100%の言い掛かりであって、嫌がらせしたいだけのコメントだよね。
これ女相手にやってたらハラスメント認定されるぐらいの感じなのに
男相手だとやっていいことになるんだよね。
aceraceae 相手から申し込んでくるような人こそが受け身でなく積極的な人だと思うんだけど、
断る理由はまさか自分から申し込むような人なことじゃないよね? 増田恋愛コミュニケーション考え方あとで消す
2024/02/28 リ
こいつはなんか悪意で捻じ曲げてるというよりマジで日本語読む機能がないだけの人な気がするけど、
「相手から申し込んできた人を断った理由」は元増田がはっきり書いてるじゃん?
入会してからはこちらから申し込みをした人中心に会っていった。
これはっきり「先方から申し込んでくる人はスペック不足の傾向」って言ってるように俺には読めるけど、
たぶんこの遠回しな書き方がある種の人には読解できなくなるんだろうな。
まあこれは悪意じゃないから責めない。
この程度の文誤読するレベルの知性で人に説教もどうかとは思う。
MarcRich マチアプで探したほうが女の質もいいし効率もいいのになんで相談所に行くのか意味不明。金払ってボロ市に参加してゴミしかないって言ってるのと同じ。
俺自身はマチアプも使ったことないから事実性どの程度かはわからんけど
こいつがちゃんと増田の話を読んで善意のアドバイスしてるのはわかる。
この口汚いひでーコメントより知能や人格やその両方で劣るクソコメントが人気上位独占てヤバくね?
Yuruku_Tekito 32歳ならちょっとジムに通ったりしたら女友達から交際に発展しそうなもんだけどね〜
2024/02/28
お前は善意のアドバイスなのは認めるけどジムエアプか迷惑野郎だろ。
基本的にジムでそういうのは迷惑行為だしトラブル多いから変なことすすめんな。
俺の推測だけど、
女に対するマウンティングやハラスメント的なコミュニケーション(もちろん良くない!)が社会的に非難されるようになって
それを「マウンティングやハラスメントは良くないんだ」というふうに反省や学習をせず「女に向かってやるとヤバい」と処理したアホチンが
こういう男の愚痴を見ると異様に非建設的なクソコメ説教をする激キモ集団を構成するようになってんじゃねえか?
女に向けてのそれを我慢した分だけ男に向かって排泄する!みたいな感じで。
「差別はダメですよ」って言われて自分でもそれを真似して人に言うようにまでなっててもその意味はなんも理解してなくて
「怒られずにやるには誰を狙えばいいのかな」っていう思考になってる奴ら。
そういう奴等の民主的な意志がこのゴミみたいな悪意コメントワンツーフィニッシュになってるわけで
個々のコメントではまともなアドバイスしてやってる人達いくらでもいるのにな。
それを抑えてこのゲロみたいな幼稚な悪意のコメントが1位2位ってのが余計絶望感デカいよね。
これはご指摘どおりで何も言うことがない。マッチングアプリは「必ずしも結婚を目的としない出会いの場」で、結婚相談所は「結婚を目的とした出会いの場」として違いを捉えていた自分のミス。結婚相談所の実態は「自力で恋愛関係を構築することが難しい人達が結婚するためのサービス」に近いんだろうと思うし、そういう人が多いと思った(男の方はしらんけど)。
ここは逆にマッチングアプリと変わらない点で、結婚相談所も基本的には男→女の申込みが多くて自分から申し込んで来る女性は申し訳ないが「申込みがないんだろうなって女性」が多い。まあもちろんそういう人ばかりではないので、普段の申込時の基準を下げてあったこともある。
身長174,年収750万、そこそこの国立大理系修士卒。メーカ勤務。
今まで付き合った相手は三人。一人とは学部〜社会人1年目あたりまで5年ほど付き合ったが、勤務地が離れてしまいお互いに結婚というゴールが見えない中でこれ以上は難しいということで別れた。その後恋人を作る気がしない時期があったりマッチングアプリで彼女ができてすぐに別れたりしている間に30をすぎ、流石に不味いのではということで結婚相談所に登録してみた。
入会してからはこちらから申し込みをした人中心に会っていった。申し訳ないが、相手側から申し込んできた人はちょっと会いたいとは思えないというか、お互いに時間の無駄になる気しかしなかったのでほとんどお断りしていた。幸いにも申し込みの通過率は高く、しばらく週末の予定はお見合いでうまった。
そして数件の見合いや仮交際のデートをこなす内に違和感を覚えた。やけに受け身、というか受け身過ぎる女が多い。こちらも童貞ではないので女は個人差こそあれ受け身な人が多いことは理解しているし、リードだってする。しかしやはり反応は欲しいというか、なにかこちらからアクションをしたらそれが良かったのか悪かったのかがわかるフィードバックはすべきだと思うし、単純にコミュニケーションする気なさすぎでは?という人が多かった。もちろん自分があわなくて好意を持たれないように素っ気なくしていたというのならわかるが、それでも仮交際の申し込みは来るし次のデートに誘えば返事は来た。
男であれ女であれ、極度に受け身な相手とのコミュニケーションはつらい。何をするにもこちらから提案しなければいけないし、常に良し悪しを判定される側というのも辛い点である。これが仕事で顧客や上司が相手であればまだ良いが、流石に人生のパートナーに対して顧客や上司と同じ対応を迫られるのはかなり厳しい。結婚しても顔色をうかがう日々が予想できるし、きっと性生活もクソつまらないんだろう。
そんなこんなで活動を続けるにつれてこちらからお断りする率が増え、面談で選り好みしすぎだと叱られるようになり、絶賛やる気が萎えている。
もちろん婚活女性が皆受け身というつもりはないが、それなりに身なりが整っていて(見た目のストライクゾーンはそこそこ広い自身がある)、普通に仕事をしていて受け身でない女性はかなり少ないように思える。なんとかならないものか。
昔勤めていた会社で自分がいた生産ラインがついに終了したことを噂に聞いた。
その部署は、自分がいたころには既に、常に増産を強いられるところだった。
抜本的な設備投資をすることなく、今ある生産機械をもう一つ、もう一つ、という感じで並行に設置して、オペレーターの労働力を増やすことで増産していた。
商品としては素晴らしい、改良することなく、何十年も緩やかに需要が拡大。
建屋ごと新しくするくらいなら、生産方法も一新したいし、それなら今の部署は不要という判断。
しかし、その部署で働く社員にしてみれば、一つの製品の、一つのオペレーターしか経験がないまま、10年以上だ。
とにかく増産だったので、その部署にくる社員は多くても、その部署から出ていくのは定年退職者くらいだった。
会社にとっては功労者なんだろうけども、だからといって別の部署で役立つ人材かどうかといったら、新卒をとったほうがマシだろう。
いろんな経歴の人がいた。
多くは中途だった。
高卒3割、専門卒3割、大卒3割、修士1割って感じだった気がする。博士だっていた。
リーマンショックのあとなんか、求人を出せばいくらでも人が集まった。
多くは派遣で入って、給料がよく残業代も出るのでそのままダラダラ、嘱託社員になり、正社員になり、そのまま居座った。
給料はよかった。
しっかり残業代を稼いで、みんないい車乗ってた。
全てを洗いざらい話したあと
ですが、私は大のバカなので死に物狂いで勉強し、難関資格を取得し
実務未経験であるものの資格のおかげで正社員になることができた
ちなみにスムーズに取れたわけではなく抑鬱や希死念慮が不定期に来てはODを繰り返し、文字通り死にそうになってはいた
だから人一倍苦しいことも経験してきたが乗り越えられたすごい人
しかも私と違い中学受験で難関校に行き、大学院まで出ている修士様である
しかし結婚してから気づいたが、典型的なお勉強はできるがアレな人だった
共感性、自他の境界がなく、悲しいほどに想像力が致命的に欠如している
私にできないはずがないと本気で思い込んでいる姿は
大馬鹿な私にとっては
家事はやらない
私をSiri扱いする
気分で抱いてくる
なお私の病院に初めて付き添う約束をした直後に会社の同期と飲みを優先してキャンセルした
親を悲しませたくない
フルタイムで無理して働いて
家帰れば何もしない旦那がいる
寝てるときだけだな
今さっき高校時代の友達と飲んでて恋愛相談とかから「ラブホに入った=性行為の同意」なのかみたいな話になったんだけど、
くらいの空気感だった。
この辺の価値観は年代とか属してきたコミュニティによって違うだろうからこれが女性の総意とは思わないでほしいのだけど、少なくともこういう考え方の女はいるから。
男性諸君に置かれましては、相手の価値観を見極めた上で極度に心配せずに誘ってほしい。
というか感覚値としてはXのフェミニストみたいな主張を現実世界で声高に叫んでるような女は見たこと無い。インプレッション稼ぎのために極端な主張をしてるだと思う。
一応スペックを書いとくと、自分は20代後半。一緒に飲んでた友達は3人で、内二人は結婚済み、もう一人は交際中。一人は宮廷で修士まで行って学生結婚。他は宮廷とMARCH学部卒。皆働いてる。
学歴煽りをしたいわけじゃないんだが、経験の差っていうのは多少なりともあるんだろうなって思った。大学行けば自然に「あ、こいつ誘ってきてるな」って察知して適切に回避する方法を身に着けられるだろうし。
じゃあ、そういうスキルを得る機会が無いまま社会に放たれた中卒・高卒の人をどう保護するかっていったら、それはまあ教育しかないでしょうと。
家庭科か保健の授業で扱ったらいいのにね。