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2007-06-03

親父が倒れたら、隠されてたエグイ現実を目の当たりにすることになったんだ。

長文になってしまって申し訳ないんだけど、増田さん、話だけでも聞いてください。

 

親父はガンだった。肺に転移している。腸のほうは手術で全部取れるだろうが、肺はそうは行かないだろう。抗がん剤治療か何かをする可能性は高い。

詳細は、明日の18時の検査報告を待たなければならないけど。

 

親父が倒れてあらゆる「現実」が襲い掛かってきた。親父には100万以上の借金があった。貯金が無かった。保険に入っていなかった。

ワーキングプアをどうにかしなければなんて、ニュースブログ書籍に食いついてる場合じゃなかったよ。我ながらのんきなもんだ。ずっと知らなかったなんて。

 

親父は働けるかどうか分からない。望みが無いわけじゃないが、きっと無理だろう。会社をたたむのは骨が折れる仕事だ。

売掛金だって回収しなければならない。そんなんの仕組みは、大学生で正直授業の中の話だったのが、俄然ガチに私事になっちまった

 

俺は一刻も早く卒業して秋採用で就職するのが急務で(幸い今は売り手市場だし、大手企業の人事をしているメンターからも太鼓判を押してもらってるが)、

とにかくそれについて尽力するつもりだが、問題は二歳年上の非コミュ気味の兄だ。俺が見たところ、彼が就職できるかどうかはなかなか疑問だ。

二人で働けば何とかなるところを、下手すると彼の分までこの俺が面倒を見なければならないかもしれない。少なくとも彼はたった今、俺たちよりずっと辛い目にあっている

両親を支えることができてない。支えるすべを知らないし、そもそも支えようという気持ちそのものに疑問をさしはさんでいる状況だ。兄は自分のことで

せいいっぱいらしい。俺が両親の心が折れないよう、ここで踏ん張らなければならない。兄のほうまで手が回るだろうか。

俺がつぶれてしまわないように、兄を信頼すべきなのか。

 

両親には俺が大黒柱になってやるといったが、兄貴はとうとう言わなかった。それはともあれ、家族を支えるというその重さは今冷静に受け止めてるつもりだが、

今後どんどん重くなっていくんだろう。こいつはギザヤクイよ。ギザヤクイ。BACK TO THE FUTURE風に言えば、「こいつはヘヴィー」だ。

 

危機からは、目を背けちゃいけない。隠してもいけない。こうやって凄まじい大きさになって、必ず襲ってくるからだ。

わかってたつもりだったんだけどな。

2007-04-24

読んでみたライトノベルを晒してみるよ

何を読んだのかを書くんだ!(anond:20070424113931)と言われてしまったのでちょっと晒してみよう。

anond:20070424113931で名前が出てた人も一部読んだよ! ちなみに読んだ順。

イリヤの空、UFOの夏(秋山瑞人)
ライトノベルというならコレだよ古典だよキミぃ(意訳)と言われて選んだ。確かに今回読んだ中で一番「ラノベらしき匂い」がしたかも。あと巷でいうセカイ系という言葉が初めて腑に落ちた。感想としては……ギャグは面白かったけど主人公ヒロインに正直ついていけない感覚が今回一番強かったのと、舞台世界も説明不要と割り切られてる割りに、端々に半端さを感じてしまい違和感を持ったまま読み進めるのは辛かった。この辺が多分ラノベコードなんだと思う……ハードSF技術者トーク部分みたいな。面白くなかったわけじゃないけど、読後感は微妙
半分の月がのぼる空(橋本紡)
これはどうなんだろう。やっぱり主人公とかヒロインに若干ついていけない物を感じ、また少々描写が上っ面っぽいけど、ラノベというかジュブナイル小説かなとも感じたので作品としては丁度良いのかも。だから読み辛さはラノベコードなのか子供風味だからなのかは不明。大人が(続巻含め)何度も読むかと言われると微妙だけど、良質とは言えるかな。
猫の地球儀(秋山瑞人)
一応できれば1人2冊は読んでみよか、と挑戦。こ、これは普通SFなのでは。話作りも俄然面白かった。イラストが恥ずかしくなくて、文体がちょっと固くなったらそのままハヤカワ文庫かも。
砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない(桜庭一樹)
え、これもラノベなの?というのが第一感想。なんか芥川辺りの救いの無い文学現代版ライトモードって感じだ。普通小説っぽい、という意味では読みやすく(中身はあまり易くないけど)、今回一番楽だった。
荒野の恋(桜庭一樹)
1人2冊ルールで追加。これは少女小説、というより懐かしい児童文学の匂いがする。ラノベコードみたいなのはあまり感じられず、読みやすかった。大人が読める児童文学って感じ。せ、切ない。おいちゃん甘酸っぱさで死にそう。
涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流)
も、申し訳ないけど今回一番辛かった……。2冊読もうと思ってて唯一1冊で断念。登場人物が誰一人として理解不能、物語の展開もわけが分からないというか、あと文体が馴染めない……。中身はメタオタクというかサブカルというか、なんか文字でタランティーノを目指して挫折したみたいな雰囲気。読み辛さは今回最強。
ゼロの使い魔1&2(ヤマグチノボル)
うわあ(感想)。これはこれである意味凄い。ラノベってこういうものだ!と説明されてたら、確かに小説じゃないかもと思ってたかもしれない。ラノベ、というよりオタクコードっていうのか?は読んでて死ぬほど恥ずかしかったけど、ここまでエンターテイメントに徹してるのはある意味凄いかも。こうも主張のない小説は書こうとしても書けないと思う(半分くらいちゃんと誉めてる)。ヘビー級の名に恥じてない。でも2冊は読めたってことは文章はいいんじゃない?
番外編・マリア様がみてる(今野緒雪)
今回読んだわけじゃないけど、anond:20070424113931で名前が出てたから入れてみた。これってラノベだったの!? 少女小説って奴だと思ってた。密かな背徳的娯楽として何巻かまでは読んでたよ。人物造詣が巧いのでイラストさえ耐えられれば結構誰でも読めるかも。

総評:やっぱり「フライライトノベル」と「ヘビーライトノベル」は、例えばレーベルとかで分類して欲しい! でも先の人が「ライト」と書いてた谷川流小説に読み辛さを感じたり、所詮は好みでもあるのかなとも。あとやっぱりイラスト恥ずかしい。カバーは掛けてるけど挿絵ビビる電車の隣の人もビビる

ちなみに普段の読書傾向は幅広くSFや海外サスペンス、軽く西洋歴史物、ミステリー古典、といった感じの男性がお届けしました。

2007-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20070402000815

ぇ!? マジで?

知らなかった。。。。

ちょっと驚き、やっぱああいうのが作れる人たちというのは芯があるんだなー。。

俄然見直した。

2007-02-16

ゴム草履と蝶ネクタイ

今日社長のお供で某新春の会に。

まぁその、そこの名物社長さんの講演を聞いて懇親会って内容で、正直あんま期待しないで行った。

会場につくと結構な数の参加者が。見たところ200人くらい?多分ほとんどがITベンダの部課長か企業のIT戦略部とか、いくらか偉いさん。平均年齢45オーバーな感じ。

で、まぁ講演。チキュウオンダンカとかキッコウ異常とか、アルゴアさんとか、あー、はい。とか思って聞いてたんだけど、途中からヒートアップしてきていろんなものをdisり始めたあたりから俄然面白くなってきた。

大企業とかマスコミとかアメリカとか税制とか、特に大口お客さんであるはずの業界人とかそのIT担当エネルギー電気の使いすぎヨクナイ!って、あんたが言うかよ!って感じで会場からも笑いが漏れてた。

なんか微笑ましい人であることはよく分かった。なんか部下は大変そうであるが。

その後立食の懇親会はビール水割りソフトドリンク、もち無料

料理もさすが明治記念館なお味で、からあげうまー。

名物社長がテーブル回ってきたので名刺交換させてもらって頭下げたら、ゴム草履履いててた!靴下のうえに!

もう、食ったばっかのからあげ吹いた。いやギリギリ止まったが。

今日の時間を作るためデブサミ行けず残念だった気分がふっ飛びましたとさ。

2007-02-10

本当に恐れているのは何か/本当に欲しているのは何か

http://anond.hatelabo.jp/20070210072150

 

同じように病院に行って、治せるもんなら治したいが、どうしても躊躇する。

なぜなら、精神科受診して、うつ病じゃない、病気ではない、と診断されたらどうしていいか分からないからだ。

そうなってしまったら、一体この苦しさの原因はなんなのだ、と余計に苦しめられる。

性格の問題?治らないの?

 もし、病気じゃないと言われたらひとまず安堵すればいいんじゃないかな。鬱病治癒率が高いから良いけれども、統合失調症のなかにはまだまだ恐ろしいものがある。厳密には病気とは言えないにしても、人格障害精神発達遅滞などは今後の対処が決して簡単ではない。

 

 むしろ例えば、「同じ立場に100人の人がなったとしたら99人の人が同じように苦悩したり苦労したりするようなもの」と判明したなら、向精神薬は要らないかあくまで補助的な使用に留まって、時間・充分な睡眠・休息などが主役になる可能性が高い。となると、病気などよりも遙かに性質の良いもののような気がするし、abnormalというよりnormalで人間的な苦しみ、なのかもしれない。

 

 「あなたが苦しんでいるのは事実だが、厳密には病気ではありません」「あなたの状況に立てば、普通人間は苦悩したり眠れなくなったりするのは当然だろう」という把握は、恐ろしいものなのだろうか?多分そうではあるまい。あなたが本当に恐れているのは、「この苦しみが病気ではないと言われた時、正体不明の苦しみをいつまでも抱えていかなければならないのではないか?」なんじゃないか、と推測した。もし、「病気ではないけれども、時間が経てば癒えるもの」といった形で病気ではない事実が判明しても、あなたは恐れまい。あなたが本当に恐れているのは、「苦しみへの対応が不可能か極めて困難であることと判明すること」なんじゃないかと思った。病気ではない、と判明することのなかには、「じきに治る代物」がかなりの割合で含まれている。一言で「病気ではないという把握」と言っても、「どうやらじきに出口がみえてくるらしい」か「精神科には出口がなさそうで、未だ出口の有無も判らず」では全然違ってくる。まぁ、後者後者で、精神科以外に活路を探そうぜというnext phaseへの入り口だったりするんだけれども、そこまで意識が回るなら、こんな質問は投げかけていないんだろうな、きっと。

 

 しかし、

知り合いにカウンセリング受けて、病気でないと診断され、その後自殺した人がいる。調書では「うつ病による自殺」と判断された。

 

 この一文が付け加わることによって、俄然難しくなった。もしかすると、上の文章は全くあなたの求める回答では無い可能性がある。あなたが求めてい

 

2007-01-22

[]やっぱり漫画は面白い

やらなくてはいけないことがあるときほど逃避に走りやすいもので、近場のブックオフに行ってきた。私は男にしては少女漫画を読むことが多いが、そういえば最近は新人漁りをやってなかったなと思って、とりあえず花ゆめコミックスの棚でひたすら新人の初単行本を読んできた。新人といっても私が読んだことのなかった人という意味だけど。

はちみつの花 木内たつや
ベタベタな展開。2ch少女漫画お約束スレのいい見本になりそう。かといって一箇所を除けばそれが悪い方向に転がっているわけではないと思う。
マドモワゼルバタフライ 小椋アカネ
細かい点を気にしなければそれなりに読める。2巻のほうが面白い。週刊少年マガジンで「涼風」の人がやってた特攻隊読み切り漫画を思い出した。
カラクリオデット 1 (1) 鈴木ジュリエッタ
1巻時点では特にそれほどとも思わなかったけど、2巻を読むとじわじわとくる。面白くなりそう。
君とスキャンダル 古都和子
ぶっ飛んだ設定。私には完全にだめ。1話の最後までも読めなかった。憧れのアイドルの日常を知って「こんなの○○じゃない」というヒロインドン引き。おそらくは自分の過ちに気づいてお互いの距離が近づくんだろうがそこまで我慢できなかった。
ブルーラムン 有木涼
時間がなくてほとんど絵を追うだけ。多分じっくり読めばそれなりにいい話なんだろうと思う。
となりのメガネ君。 ふじもとゆうき
2ページ目にして予感めいたものを感じ、1話終了前の見開きで確信に変わる。これは面白い。男の子の純朴さ、女の子の真っ直ぐさが非常に爽快。おまけにメガネ! すべての登場人物を無条件に応援したくなる。
あぁ愛しの番長さま 1 (1) 藤方まゆ
これまた面白い。最初は絵が気になったが2話目以降は許容範囲ヒロインの性格などフルーツバスケットを思い起こさせる。透と夾のドタバタみたいな感じ。
ミサイルハッピー! 桐谷実紀
これまたぶっ飛んだ設定。1話分だけは何とか目を通したがそれ以上進められなかった。巻末の読みきりは何とか読める。
知らない国の物語 川瀬夏菜
まあ普通少女漫画。可もなく不可もなく。巻末の読みきりに見られるフェチ心(?)はよい。
幻影奇譚 いなだ詩穂
ゴーストハント」描いてる人だよな、白泉社デビューしたのか、と手に取る。怖い。夜には読めない。暖房の効いた店内のはずなのに背筋に寒気がした。巻末読みきりも含めミステリーの雰囲気がすばらしい。

とかく「となりのメガネ君。」が面白かった。ついで「あぁ愛しの番長さま」。ゴーストハントアニメの面白さ(磨きをかけたオープニングにギャグシリアスの絶妙な配合)に反して特に興味のなかったコミック俄然読みたくなってきた。自分の中で期待の新人といえば葉鳥ビスコ草川為で止まっていたのが(二人ともとっくに新人ではないわな)新しい面々を開拓できてよかった。

2006-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20061215165313

おかずというか、手順でも。

手順自体、丸ごとおかずにしていますので…

1.バイブをゆるゆると(細身タイプを使ってるんやけど最初は半濡れだからガッと突っ込むと痛い)入れてみる

2.スイッチON

3.気持ちいい☆

4.実はこの一連の出来事を知り合いの男性(同僚とか友人とかそういう間柄の人物がランダムに登場)に見られていたと想像

5.「うっわ、キミはいつもあんなにおとなしそうな顔をしといて本当はこんなエロいことをする人だったの?」と彼が脳内で私に語りかける

6.俄然ヒートアップ脳内彼はバイブが入っている股間を引き続き凝視

7.イ、イイ、イイイイイイイクー!

2006-10-03

マジか

http://anond.hatelabo.jp/20061002174602

前評判がムチャクチャ悪かったんでスルーした俺ですが、俄然興味が湧いてきましたよ。

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