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はてなキーワード: 作用とは

2024-05-13

anond:20240513180427

都民はご自慢の文化資本の高さでこういう奴に自浄作用を働かせて欲しいもんですな

anond:20240513142136

それでも「僕はちがうもん!!!」という言い訳しかできない

こういう鍵括弧でお人形感情的言葉を喋らせるzyzy論法使う奴が

自浄作用とか言ってて笑う

お前が自浄される側なんや

anond:20240513143228

からこの組織体でもなんでもない「たまたま同じ属性を持っただけの人間」に対して干渉するのが当たり前、というのが女オタクの本質なんだよ

好きなものが同じなだけで知り合いでもなんでもない接点も何もない人間について「自浄作用」とか言い出すのは、

好きなものが同じなだけで知り合いでもなんでもない接点も何もない人間に対して「同担拒否」とか言い出して嫌がらせマロを送り始める異常性と同じ根っこから出ている

anond:20240513143017

器物損害

管理監督できる組織がないのに自浄作用ってなに?

日本語ちゃんと使ってくれよ。

anond:20240513142136

「自浄作用」というのは組織体に対して適用される概念で、

そもそも相互干渉する手段のない「ただ好きなものが同じだけの集団」に「自浄作用」を求めることはできないんですよ

お前がチョコミント好きだとして、秋田のド田舎に住んでる「チョコミント好き」が行う不法行為を止めなかった責任とか求められても困るだろ?

チョコミント好きには自浄作用がない」とか言って

 

anond:20240513142136

知り合いでもないやつに対して「自浄作用」を働かせる方法ってあるん?

電車好きでもないしその界隈にいないのに電車好きのオタクに「自浄作用」を働かせるってなに?

「男同士での批判が少ない」って表現ならわかるけど「自浄作用」って言葉使うの頭悪すぎん?

anond:20240513141901

迷惑をかける一部が多すぎるというね

それでも「僕はちがうもん!!!」という言い訳しかできないから男オタクは自浄作用が全くないという

2024-05-12

デマ否定からデマが生まれていくメカニズム

 ネットデマしか生まない。それは構造的な宿痾なのだ

 

ストーリーがないとバズらない

 ネット本来検索能力のない人間には何の価値もない装置である

 学術的なシステムからまれたそれは、最初から一方的広告メディアとしては設計されていない。

 自分が何を知りたいのかを知り、あるいはそれを探求するためにこそ手当り次第に調べるような、本当の勉強家にしか使えないものなのだ

 それが今のように「誰でも使えるもの」になったのは、情報キュレーションしてレコメンドするサービス誕生によるところが大きい。

 それはかつてはポータルサイトのような人力によるものだったが、今はアルゴリズムによる自動的マッチングシステムになっている。

 このマッチングシステムにうまく拾われることをバズるという。ネットは今や「バズる情報がすべての、それ以外には何の価値もないメディアになってしまった。

 そしてこの「バズる」ために必須の要素こそが、ストーリーなのだ

 

デマ否定するためにストーリーを作る虚しさ

 ネットのバズりを生み出す一般ユーザーは、ただの情報には興味がない。それが楽しめるくらいなら、もともとの検索システムが十分に使えたのである

 自分でも価値のわからない情報一般ユーザーが興味を示すきっかけは、ストーリーである

 ストーリーがなければ一般ユーザーアンテナにはひっかからない。だからバズるコンテンツはいつもストーリーがある。

 デマには特にそうであるデマがやっかいなのはその点で、デマは常に面白いストーリーのせいでバズる

 面白いストーリーがあると、人はそのデマを疑うことができない。ストーリーは飛躍に納得感を生むテクニックである

 一度デマがバズってしまうと、その否定は困難になる。

 デマ否定するためには、真実をもバズらせなければならない。

 本来デマ否定するためにはその矛盾を指摘したりするだけで良さそうなものであるが、これをバズらせないといけないとなるとそうもいかない。

 結局、デマストーリー否定するためには、真実らしい別のストーリーを作る必要があるのだ。

 

ストーリーからは必ずデマが生まれ

 しかし、真実とは本来ストーリーの形をしていないものである

 ストーリーに仕立て上げられたものは、歴史しろ科学しろ必ず嘘を含むものである

 真実には常に起承転結があるものではない。

 真実には常に皮肉や感動があるものではない。

 面白いストーリーに仕立てる時点で、元が真実からスタートしていても、どんどん嘘を含まざるを得なくなっていくのである

 結局、デマを凌ぐ真実ストーリーがバズったとき、そこにはまた別の嘘が含まれる別のデマが生まれているだけになるのである

 

デマ否定するためにデマが生まれていくネット

 デマがバズった。デマを凌ぐ面白いストーリー真実を広めよう。そうすると、また新しいデマ生まれる。

 これはネットがバズりによって回り、人々がバズった情報しか興味を示さない限り、絶対に変わらないスパイラルなのである

 言い換えれば、人がバズるものを望んでいる限り、それはデマを望んでいるのとまったく変わらないことなのだ。

 バズる真実というもの絶対存在しない。バズるのは常にデマだけ。少なくとも、デマに誇張された真実に見えるまがい物だけ。

 ネットデマを生むだけ。ネットデマを打ち消すことはできない。最初からそういう風に社会が考えるしかない。

 ネットの自浄作用などという、構造的にありえない都合の良いものを信じている限り、この宿痾からは抜け出せない。

 デマ否定しようとすればするほど新しいデマが生まれていく。それがネットなのだ

 

anond:20240512151303

健康な人は、ニンニク2片程度では何も変化を感じないと思うんだけど、違うんだろうか。

何か致命的に栄養素が欠けていて、ニンニク摂取すると一時的に解消するとか、

ニンニクの殺菌作用によって、悪玉菌を減らせるせいで一時的に元気になるとか。

何か特別事情がありそうな気がする。

自分には「かわいいものを見ると左の親指の根元が疼く」という現象があったが抗鬱剤を飲んだらなくなった→同じような状態になる人が結構いるらしい

https://togetter.com/li/2364866



内容を読んでみたら「抗鬱剤抗不安薬のどっちかが効いて完全にその症状が収まった」とあるのに、まとめタイトルから抗不安薬が省かれてる。

まとめタイトル文字数制限に引っかかったのかな。

この症状、抗うつ薬関係なくて抗不安薬の筋弛緩作用や抗けいれん作用で収まったように思えるからタイトル違和感がある。

自浄作用

タバコとか撮り鉄とかフェミとか、コミュニティ属性の一部で問題を発生させる人がいた時、外部から「自浄作用が働かない」とか聞いて思ったこと。

問題を発生させる人または集団って、コミュニティの中でも腫れ物扱いな認識持ってる。

んで、自分が同じコミュニティにいると想定したら、「その人または集団距離を取る」行動をするかもしれない。

しかし、その人または集団問題を起こした時、自分も同じコミュニティまたは属性を持つ者として社会から叩かれると思う。

そして、社会から叩かれた時に自分が取る行動は、社会に対して「その人たちはコミュニティの一部であって全体ではない」的なことを言う。

けど、「自浄作用がなされない」って反論された時、私はどのような行動を取るのだろう。

からない。どうしたら良くなるのだろう。

2024-05-11

anond:20240511225407

泥棒が出ましたけど玄関の鍵はかけないで下さい通りすがりの人は泥棒とは限らないので理論

…に思える。

諸悪の根源たる男性恐怖症を引き起こし痴漢とかを撲滅しようって話になかなかならない絶望

女性に薄っすら嫌われたくないって男性にとって自浄作用インセンティブにならないの?

どうして嫌われるのを嘆くのに嫌われないように努力しないのかが分からない。

2024-05-10

anond:20240510112018

ちなみに医者

打撲→酒飲んで血行が良くなったら内出血がひどくなるからダメ

切傷→アルコール作用で血が止まりにくくなるからダメ

と申しております

 

また、アルコールによる消毒ですがウイスキー程度では濃度が低すぎて無意味です。

anond:20240509181229

陳腐ダブルバインドだな

望み通り「俺は関係ない」と言えば「当事者意識がない」「自浄作用がない」と返すだけだろ

2024-05-09

合法国で大麻吸ってみた感想

まとめるとこんな感じだった。

①吸引の際は結構咳き込む。心配されるくらい咳き込むけど、体感としては端から見るほど辛くない。

②5分くらいしたら、口の中がめちゃくちゃ渇く。渇いたときに水分がなくなるからか口の中は苦くなる。そして、身体の表面がそわそわする。強さによっては、この時点で揺れてる感じがしたり、回転してる感じがしたりして、気持ち悪くなることも。これは意識変容の最初サイン

③まずは、知覚が変容する。音が立体的に聴こえたり、色彩がビビッドに(赤と緑が強くなる気がする)なり、強さによっては少し歪む感じがすることも。そして五感有機的につながって、ひとつ体験として感じられる。

④そこまできたら、感情が昂ぶっているのを感じるだろう。そして、思考がまどろんでいく。自分が何を考えてたか忘れちゃったり、距離感覚が把握できなくなったり、腕が催眠術にかかったみたいに固定化されちゃったり、身体や足が椅子や地面と一体化しちゃったり。いわゆるストーン個人的体感として30分〜1時間くらいで落ち着く。

上記と並行して、いろいろと気がつくことがある。この体験内容はセットとセッティング(心的構えと使用環境)によって大きく変わる。バッドトリップしないためにも品質の良い大麻で、事前に偏見は取り除き、正しいセットとセッティングを整えよう。(当然、セッティングには安全環境合法的環境であることが望ましい点も含まれる)

だんだん普段生きている世界に帰ってくる。大麻では問題ないと思うが、意識変容体験であることは間違いないため、グラウンディング(心的着地感)についても気をつけよう。具体的には、黄泉がえりだ。つまり、あちらの世界彼岸からこちらの世界此岸)へ、体験を持ち帰ってくるのであって、彼岸に魂をおいてきてはいけない。グラウンディングが適切に行えるかで、体験の質は大きく変わると思う。

個人的に、マリファナ体験でよく報告されるところの「マンチー」(食欲亢進)はあまり感じられなかった。

詳しくレポートしていく。

まず、体験した国名については推奨するわけではないから敢えて伏せておく。自分で調べてくれ。

もちろん、日本では違法から吸うんじゃないぞ。合法大麻とか言って売ってる合成カンナビノイドもやめとけ。あれは信頼性の低いデザイナーズドラッグだ。最近は成分もよくわからんのが出回ってる。CBNクッキーとかまでにしておくといい。

さて、ここはとある大麻調剤薬局(ディスペンサリー)。清潔感のある店内で、店頭にはさまざまな品種マリファナが取り揃えられている。価格としては、日本円にして1,200円〜2,800円/gほど。値段が2倍以上異なるのは、品種ブランドによるためだ。

マリファナには、文化慣習として大きく2つの品種分類があるとされている。夜の使用に適していると言われるリラックス効果が高いインディカ株、感情の高ぶりや笑い上戸、しゃべり上戸になりやすいと言われるエネルギッシュなサティバ株だ。なお、この分類は最近になって実際の化学構成(ケモタイプ)とはあまり関係がないことが明らかになってきていて、あくま文化慣習的な目安だという。

ディスプレイされているさまざまな品種の前には、その効き方の目安として「意識の上昇」「多幸感」「意識の集中」「睡眠」「会話」などさまざまな効能が書かれている。私は、その中から3種類を選び、それぞれ1gずつ購入した。

ちなみに、購入したらその場でジョイントを巻いてくれた

さて、さっそく試しに吸ってみようと0.5gのジョイントを1本。同行していた友人とシェアしたので、半分の0.25gほどだろうか。火をつけてタバコと同じように吸い込んで、深く肺に入れる。

キック感がかなり強く、咳き込んでしまうわけだが、咳き込んで頭に血が上るような感覚ののち、段々と知覚が変わってくることを感じる。

まずは、口がすごく乾く。砂漠になったかと思った。あとは、少し喉が痛い。一気に吸い込みすぎたかも。喉が痛くて口が乾くから少し気持ち悪い感じがする。というか、世界が歪んできてる?酔っ払って三半規管が狂ったときみたいな、だけど意識はハッキリしてるみたいな、不思議感覚が襲ってくる。

あれ、いつからここにいるんだっけ?あれ?今何してるんだっけ?聴こえてくる音楽が、風の音が、バイクの音が、なんだかすごく立体的に、リアル以上にリアルに感じるような気がする……

気がついたときには、もうすでにストーン状態だった。

あぁ、そうだ。マリファナマリファナ。いま吸い終わったんだ。5分くらい?経ったのかな?時間はー、えぇと、うん、進んではいるみたいだね。でも、進んでるとかじゃないよ。ただ、いまここに在るだけなんだから

あぁー、完全にさっきいた場所とは違うみたいだ。いや、同じなんだけどさ。あれ、いまなに考えてたっけ?あぁ、そうだ。別の世界に来た感じっていうか。景色も随分とビビッドだし、鮮やかで、キレイだなぁ、あれ、時間って経ってるっけ?あぁ、腕が動かない。固まっちゃったみたいだ。あれ?なんか足が、足の裏が、地面が、あれ?どこから地面と足が分かれてるんだ?あれ?分かれてなくないか?一体じゃないか

身体椅子に、足が地面に根を張って、私はいつのまにか大樹になっていた。

1時間ほど経った後だろうか?だいぶ落ち着いてきて、立ち上がって歩けるくらいにはなってきた。まだ、世界は鮮やかだし、心は躍ってる。そのまま寺院観光に行ったけど、黄金に輝く仏像に、カラフルに彩られた建築が、なんだかこの世のものとは思えないほど荘厳に見えた。

上の体験記だけ読むと、ちょっと、いやかなり怖いものなのかなと思うかもしれない。たしかに、マリファナ体験の核となる意識変容体験は、認識に現れる世界をその根底から覆してしまうような、そんな衝撃があった。まさに、別次元体験といっても差し支えない。だけど、不思議と怖いものではなかった。そこには、底しれぬ一体感があり、神秘の愛に包まれるような感覚がある。

思考がまどろんでいき、幸せな気分(THCの主作用に陶酔感、多幸感が含まれる)に包まれていく。「これはあれ」といったような識別作用分別作用が弱くなっていく。だけど、不思議とそれを冷静に見つめる一つ上の自己みたいなものは保っていられる。そして、そんな変容意識体験においてしか、気がつけない「ナニカ」がそこにはあり、その「ナニカ」を受け取って日常世界に帰って来る。その体験は、さながら黄泉がえりであり、セラピューティックな気付きに溢れている。

自然の中での一服では、鳥の鳴き声、風の音、擦れる木々、すべてがハーモニーを奏でて聴いたこともないほど心地良い交響曲となっていた。

もう一つ、夜に眠る前に吸ったときの話をしよう。

その日は一日観光をしてご飯も済ませたところで、23時頃だったかな。ホテルに戻ってきた。帰りに、ペットボトルに装着するかたちで使えるボング(簡易水タバコみたいな吸引器具)を買ってきた。個人的に、ジョイントでの喫煙は量の調整が難しいし、私は喫煙経験が浅いこともあって、こちらのほうがずいぶんと吸いやすく感じた。ボングの場合は喉の痛みもほとんど緩和されたし、氷水とかで試したらもっと快適そうだ。

それはさておき、ぶくぶくぶく。

もう慣れたもので、吸って5分くらいすると、口の渇き身体のソワソワ感、その直後に「完全に別のリアリティに来た」という明確なテレポート感を感じたら、トリップスタートだ。

吸って30分くらいは、やはり少し混乱するし興奮する。2mくらい先にあるペットボトルを取りに行こうとするんだけど、動けない。なんというか、水取りに行こう、あれあんな遠くにあったっけ?あれ、何しようとしてたっけ?あぁ、水だ水。あれ、手を伸ばせば伸ばすだけ遠くにあるような感じがする。あぁ、もういいや、Let it be. だ、そういう感じ。

人間の慣れとはすごいもので、こんな超越体験でも1度経験してしまえば、体感コントロールは効きやすくなる。30分も経てば、波は超えて、穏やかなチルタイムが始まる。

本当に深いリラクゼーション体験だ。

布団で横になって目を瞑ると、身体が風になって、世界の中空にただポツンと漂ってるような、そんなビジョンが浮かんでくる。ただポツンといる。そのはずなのに全く淋しい感じはしない。それは、まさに、風であるような体験だ。漂っている風はどこからか吹いてどこかへと消えていく、何かが振動し、その振動空気を伝う。自然振動は、どこかで区切られるものではなく、それは全体性の連関の中で生まれては消えていく。

風は一人ぼっちじゃない。この世界に〈私〉は一人しかいないし、実存的な〈私の世界〉は誰とも共有できない。だけど、ひとりじゃない家族、友だち、社会人間に限らずモノだったりコンピュータだったり、自然だったり、ありとあらゆる万物の関わり合いの中で、ただポツンとそこにある。そんな感覚が、ワンネスが愛そのものなんだ。

内省的で詩的なことを考えていたと思ったら、気が付いたときには朝だった。眠っていた。こんなにも熟睡できたのはいつぶりだろう、というくらい本当によく眠れた。眠りに入っていくその瞬間まで愛に満ちたまま眠れた。

もう3ヵ月以上前の話。日本に帰ってきてから無理をしてまで入手して吸いたいとは全く思わない。

あったら幸せだけど、捕まるかもとか勘繰りながら使ってたら安心してチルアウトなんてできたもんじゃいからね。それなりに異常な体験だし、セットとセッティングには気を付けたい。

いずれにしても、1回吸ったら廃人になる、気づかないうちに依存症になってるなんて類のものではない。世界でも解禁の流れは進んでるんだし、もうちょっとマトモな議論をしたほうが良いんじゃないの、とこの間のアベプラを見て思った。

2024-05-07

anond:20240507123128

せい‐じ〔‐ヂ〕【政治】 の解説

主権者が、領土人民を治めること。まつりごと。

2 ある社会対立や利害を調整して社会全体を統合するとともに、社会意思決定を行い、これを実現する作用

あのパフォーマンス領土人民を治めたり対立利害を調整して社会全体を統合してるんですかね…

2024-05-06

anond:20240506234419

辛いもの食べると異常な大汗かいて「大丈夫?」「無理しなくていいよ」「嫌いだったら言ってくれればいいのに」等々心配されて場を盛り下げる経験から苦手って事で通してる

好きと汗かくは別の作用なんや・・・

anond:20240506114052

上司受けのいい若手男性社員とかは存在してるので、男だからできないってことはないスキルだと思う。

周囲にかわいがられるおっさんとなるとかなり希少性が増す気がする。

努力が足りないとみるべきか、おっさんという属性が(大きく)マイナス作用してしまうからなのか、はよくわからん

anond:20240506115921

ここで昼餉真赤な夏の花佇つゆゑ

(ここでひるげ・まっか/まあかななつのはなたつゆえ)

   

中村草田男(なかむら・くさたお)という明治まれ俳人の句で、上5と下5が字余り(ないし、中7と下5が「句またがり」)なので素直に十七音ではないね。書いている俺もこの句は知らなかったけど、読み取ってみようと思うよ。長くなるけどそれはしょうがないと諦めてくれ。

   

内容は、すごいざっくばらんに書かれた意味だけを言うと「ここで昼食にしよう、(近くに)赤い夏の花が咲いているから」だね。まぁ言葉意味だけ追っても俳句は分からないので、ここから深掘りしないといけない。

  

まず俳句は、その映像を思い浮かべるところから始まるよ。

  

「ここで昼食にしよう」ってことは、昼食の場所を選べるわけだね。すぐ後に「夏の花」があるので、それがある環境、つまり野外だということも読み取れる。夏で野外で食事場所を選べるとなると、これはつまり弁当を持って散策ハイキング的な行楽を思い浮かべるよね。

行楽なら、高原とか草原とか、そういう緑の多い場所が思い浮かぶね。(明治まれの人の句だから現代的な行楽とは違って、素朴なものだと思うよ)

行楽に出るくらいだから、天気は良いのだろうね。夏の晴れの日。緑の丘、青い空、流れる白い雲。夏の行楽は避暑目的、涼を求めてするので、高原の涼やかな空気感、風の流れも想像できるね。

昼食前から出発して、そろそろ腹が減ってきたのかな。そこで真っ赤な花が目を惹いたのだろうね。この赤い花の傍で弁当を食おう、と決めた。そういう句だろう。

ここまで丁寧に「そう連想される理屈」も書いたけど、俳句をそれなりにやってる人はこういう読み方に慣れているので、元の句を見ればすぐに、「行楽、夏の緑の中、赤い花の傍でお弁当を食べる」という映像直観的に思い浮かぶと思う。

   

ここまで映像を読み取ったけど、増田が知りたい「どう凄いか」とは、その映像をどう鑑賞するのか、というところになると思う。

   

「ここで昼餉」といきなり強い意志を示したね。普通俳句は作者の意思思考など入れ込まないので、これは珍しい作りだ。ちなみに短歌は人の意思を盛り込むのが普通なので、元増田にとっては「短歌で慣れたスタイル」だから、印象が強かったのかもね。確かにインパクトがあってちょっと驚かされる。もっと言うと、字余りとした分、「本来入りきらないものを押し込めた」ことによる作者としての強い意志、この「ここで昼餉」と決断した意思の強さも表現されていると思う。

  

「昼餉」の後は、なぜこの場所食事場所として選んだか、の理由を述べている。「真赤な花が咲いている/立っているから」と。

夏にまつわる緑や青を連想させつつ、ここで「真赤」と、異なる系統の強烈な色をぶつけてきたね。これもインパクトになる。「赤い」ではなく「真赤」としたのも、インパクトを強める方向へ作用しているね。

しかも「佇つ」とした。「佇む・たたずむ」は、静かに立っている、じっとしているという意味だ。夏の高原で風まで想像していた、ゆるやかな「動」の映像の中に、急に「静」が放り込まれた。これもインパクトだね。さらに言うと、「佇つ」という一言からは、その花が何本も群生している光景よりは、一本だけが生えている様子を思い浮かべる。青、緑の中に一点だけ「赤」が生まれた。この対比が映像としてとても鮮やかだ。美しさも感じる。うがった見方をすれば、この句を詠んでいる時、作者の中村自身が花の傍で「佇んでいた」のだろうな、と想像することも出来るね。その並びの映像ちょっとばかり面白みも感じるよ。

   

まとめると、作者の中村はしばらく、同じような「夏の風景」の緑や青の中を歩いてきたんだと思う。そこへ、まったく違う「赤」という色が浮かんだ。その鮮やかな驚きと、その赤の美しさ、魅力が彼の足を止めさせ、ここで昼食にしてこの花を眺めていよう・この花と並んでいようと思わせ、さらには句に詠ませたのではないかなと思ったよ。個人的にはその驚きに共感したし、表現も切れ味あって良かったし、良い句だと思ったよ。句にする価値のある驚きだった。(名作かと訊かれたらさすがに考えるけど)

   

俳句は情景・映像を詠むもので、作者の意思感情感傷を直接に書くことはないんだけど、情景の中に感情を織り込むことは可能で、この句はそのように情景や映像の中に作者の驚きを詰め込んだ句になると思うよ。

  

でも俺は下手の横好きでしかないし、人にこんなこと説明するのも初めてなんで、実は的外れなこと書いてたらごめんな。

今になってようやく合点がいった。

私があなたに惹かれたのは、あなたの在り方に猫を見たかなのだろう。

媚びるわけでも生き急ぐわけでもない、何かに成る」でなくただ「在る」がままの、猫のような生き方

ならば猫を飼えばいいではないかと言われようが、この団地ペット禁止なのだ

猫は好きだし、猫のように生きたいと思う。

そういった憧れや関心が、まるで恋心のように作用したのではないか

私は、人としてのレール―恋愛して結婚して子供を育てて―の上にあなたを据えたがっていたのではなく、

猫として、人のレールの外の存在として、あなたを愛でようとしたのではなかったか

2024-05-05

anond:20240505023204

アニオタって自浄作用ないじゃん。っていわれたら?

キレるでしょ。

アニオタだろうとフェミだろうと関係ない。

属性全体に連帯責任で自浄作用要求してくること自体が、

ただの攻撃なんよ。

anond:20240504231402

自浄作用って言われたとき意味わかんなかった

基礎すら理解していなかったんだね

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