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2024-04-14

エヴァ考察を諦めた

Qが公開されたとき学校をサボって友人と観に行き、その後ファミレス梯子して一日中議論した。

あの時の台詞って実は伏線なのでは?とか、次回予告に出てきた新しい機体についてとか。

考察すべき場面はたくさんあって、色々と想像を巡らせるのは楽しかった。

これだけ考察すれば一つぐらいは当たってるんじゃね?と二人で笑い合ったのを今でもはっきり覚えている。

そしてシン・エヴァが公開された。

もちろん当日に観に行き、唖然とした。

脈略のない展開が当然のものとして繰り広げられ、Qから引き継いだものは「エヴァ」という世界観のみで、

Qという存在否定するような、そもそもQがなくても成り立つ話じゃない?とさえ思わせた。

二人で考察したことはどれ一つとして報われず、すべてが無駄だった。

シン・エヴァを観終えて友人と「あーマジかー」と話しながら、俺はそのときようやく理解した。

考察なんて行為は、無駄ことなんだと。

作者の鶴の一声で設定はいくらでも変えることが出来るし、何ならこれまでのすべてが「実は嘘」とまで言えてしまうことに。

から俺たちがいくら考察したところで意味なんてない。伏線に見えるような描写も、作者の手に掛かればいつだってフェイク」にしてしまえる。

いくら推論を重ねようともポッと出の新設定で、それらの仮説は全て無になる。意味がなくなるんだよ。

結局は手のひらの上で踊らされていたに過ぎない。

それをエヴァから学び、俺はエヴァ考察を諦めた。

2024-04-12

性癖ドンピシャ「ハヴィラ戦記」感想

好みにド的中して興奮がおさまらない

とにかく読んでくれ

「ハヴィラ戦記」

https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798374522269

性癖にはまりすぎて今後が楽しみでならない

まだ一話なので考察もクソもない感想深読みなんだけど、出ている情報や、伏線になり得る可能性のあるところをちょっと考えておきたい

なぜ華蝶製薬が小人保護しているか

小人はかつて奄美の森に沢山いたが、環境破壊により絶滅寸前となり保護されている、という設定

気になるのはその保護を行っているのが民間製薬会社である、というところ

例えばトキならば、「佐渡トキ保護センター」があるが、これは環境省が設置し、新潟県管理運営しているし、「コウノトリの郷公園」は兵庫県立、そしてまさにこれにピッタリな「奄美野生生物保護センター」も環境省直属、つまり国立

普通に考えれば小人保護施設も環境省でなければおかし

ところが「先生」の肩書を見ると、「華蝶製薬 日本支部 羽部良島研究所 第五保護区長」となっており、保護主体民間企業であることが分かる

それどころか日本支部とあるなら外資名前からすれば中国系企業?とまで想像ができる

ここから考えられる説はいくつか出てくる

1. 環境省主体となるほどに生息数が減っているわけではないが、社会的イメージのために本当に私企業のみで保護活動をしている

2. 絶滅危惧は本当だけど、環境省保護施設とは別に製薬会社保護施設がある。動機上記と同じ社会的イメージのため。

3. 生息数は十分多く、保護は建前で、小人を飼いたい何らかの理由製薬会社にある (進撃の巨人のように裏がある可能性)

実際、社会的にいいイメージアピールするために植林や海の浄化などやっている会社現実にもたくさんあるため、会社に裏の理由があると深読みする必要はない

ないが、裏の理由がある可能ももちろんある

じゃあ裏の理由があるとすればなにか?と考えると、製薬企業が人に近い動物飼育するならまず思い浮かぶのは実験のためだろう

現状、マウス実験をやっているくらいなので、小人がいるならマウスより人に近いデータが取れると思う

そして人権ないなら、そりゃ製薬にしたらたくさん欲しいよね

遺伝子管理も行う必要はあるんだろう

でもさー、それならマウス飼うのと同じく、交配して欲しくない異性と接触しないようにケージ別けろよとは思いますけどね

と思うと、薬の実験というよりかは、社会性の調査のような形で研究されているのかもしれないね

でも、まだまだ本当の目的はわかんない

ひょっとしたら滅びてたのは大人間のほうだった、なんて可能性すら残っていると思うしね

進撃の巨人約束のネバーランドのように、楽園の外がどうなっているかは全くもってわからない

それをああだこうだ考えるのが楽しいよね

カラスはなぜ入ったのか?

真面目に保護していたのなら当然だし、製薬会社が仮に小人実験に使っていたとしても、カラスが入ってきて好き勝手食われていいはずがない

なので外敵の侵入が起きないように楽園設計していると思われる

廃校舎が街、その前の廃車が家として機能しているようだが、その家と街までの間が野外であるため、そこをカラスに襲われないよう、有刺鉄線が張られている描写がある

これを見れば、ガラスを破るどころか、ガラスの外にカラスが来ることさえないはずの設計になっていたと思われる

にもかかわらず、カラスが入ってきた

これは誰かがカラスを招き入れたって考えるのが妥当ではないか

カラスが石をくわえて投げてガラスを割ったのか?と思ったけど、実際は人間による投石の可能性もある

大人間も、外の小人も、ガラスを割った犯人である可能性は捨てきれないだろう

まり小人保護区をよしとしない勢力がいる、と考えて間違いないと思う

これは彼らにとって存在を左右する敵だろう

沖さんが外を見て逃げたのだってカラスの影を見たから、というだけではないだろう

石を投げようとしている大人間を見たのかもしれない

彼が何を知ってて、何を見たか、が重要な謎になっている

「つがうと決めた人がいる」という言葉も、外への解放を願う気持ちも考えると、沖さんは外の世界小人を知っていると推測できる

これはつまり、脱走した人がいるか、沖さんが野生から捕獲された個体か、だと思う

仮に約ネバのように脱走編に移行していくなら、沖さんはアドバイザーになるんだろうか

俺たちのエサも毒草かもな!

絶対なんかの伏線でしょう、と思う

そして先生からもらう謎の草、茎

これに意味がないわけがないってほど存在アピールされている

製薬だしな

カラスに食われたのは男ばかり

今のところ男が2人食われた

製薬とか解放とかそういう話を抜きに楽園人間関係で当面話が進展していく線もあり得ると思っている

そうすると、今回つがいを失った女が発生することが後々みんなの関係性を変えていくだろう

忍野カラスから生き残れるかわからないけど、マイを全力で守ろうとするだろうね

まあ2人は生き残るだろう

忍野の良さは他の女に知られていると思うと、その後、忍野を自分によこせと主張する女が出る可能性がある

マイは忍野を好いてはいるし頼りにしてはいるけど、性的には望んでいない

急に売り手市場になった時、忍野はマイへの気持ちを貫けるんだろうか?

絶滅危惧種で、遺伝多様性観点から配偶相手を何世代も決めているわけなので、複数人事故死があれば大きな配置転換もあり得るだろう

つがいリセット

ハーレム化して闇落ちする忍野を見たい気持ちもあるぞ

個体はどこ?

若い出産つがいのみ集められているのが気になる

親子で暮らしてないし

ここは第五保護区で他の保護区もあるようだし、世代ごとに違う保護区で暮らしているのだろうか

ガンガン生むつがいがいる出産保護区、相性をはかるためのお見合い保護区(忍野達はここ)、とか、色々ある?

理由があって分けているのだろうけども、その理由が恐ろしいものでないことを願いたい

2024-04-10

2024年アニメ感想

・悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

はいはいどうぜいつものなろうノベルでしょ」と思って観たら、思いのほか面白い

その理由はあまりテンポの良さと、無駄を一切省いたノンストレスさにあるのだと思う。

主人公レベル99で最強、なんていう擦られ過多のテンプレを厭味ったらしく見せつけないのも良い。

なろうものの「こういうのでいいんだよ」を詰め込んだ作品で、それ故に希薄な感じも否めないものの万人受けしそうな感はある。

あとEDが秀逸で、EDに関していえば今季一かもしれない。モンキーダンス!!

アンデッドアンラック

メタ作品言葉遊びもあって良い。

展開もジャンプらしい王道かと思いきや、色々と捻りを利かせている。

原作を読んだことがないので意外な展開に「おっ」となることも多く、意外と凝った作品

また、化物語のような演出が多かったも印象的。

ただ難点は前回の振り返りの長さと引き伸ばし。

作画は悪くないでテンポが良ければバスったのでは?という印象。

・愚かな天使悪魔と踊る

原作は随分と前に出版されたものらしい。

それも納得というか、90年~00年に見られた懐かしいノリを繰り広げる作品

暴力ヒロインに謎のギャグが節々に挟まれシュールシリアスがごっちゃになっているような。

人によって好みが非常に分かれそうではあるが、個人的には結構好き。

ただ全体的には馴染みのある設定と展開ばかりで目新しさには欠け、そこまでインパクトは感じず。

あと端役に悟空クリリンって豪華すぎんだろ…。

休日のわるものさん

休日の夜に見るのに適したアニメ

まったりした雰囲気作品で、ほろ酔い加減に観るのがちょうど良い。

戦隊モノの悪役の休日を描く作品で。物語としては起伏に乏しく、だからこそ安心して観れる感も。

いかつい主人公が猫を「さん」付けで呼ぶのが可愛い

今期の癒し枠。

・30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

自分は男なのでBLには一切興味がないものの、それでも楽しめた作品

なんだろう…この作品一言形容するなら「懐かしさ」かもしれない。

一昔にあった少女漫画純愛系といった感じで、今ではテンプレ化し過ぎていて普通の男女物ではあまり見られなくなったような。

からこそ形が”男×男”になっても楽しめたというか、変な技巧もなく、ここまで真っ直ぐな好意アニメでは久々に見た気もする。

恋愛ものしては昨今、「素直に好きになったら負け」みたいな風潮が多い中、ストレート愛情を示すシーンの多さが逆に新鮮に思えたりも。

あとうどん可愛い

シャングリラフロンティア

VRゲームを題材とした作品

原作は知らず、アニメで知った勢。

作画も丁寧で、評判通りに面白い。膨大な設定が売りの作品でもある。

安定した面白さで、主人公と共にゲームを進めている感覚も味わえる。

独特な悪ノリが特徴的で人によっては大いに嵌りそうではあるけど、自分場合はそれほどでもなかった。

スナックバス

ネットでは色々言われていたようだけど、普通面白かった印象。

原作は少し読んだことがあり、比べると確かに間延びしている感はある。

ただ原作の緩急を抑えていることで逆にリアリティを感じられ、ハマれば場末スナックの退廃感が心地よくなってくる。

内容は原作同様面白いツッコミの秀逸さは秀でていると思う。

視聴者お酒片手に楽しむ作品カワバンガ!!

ダンジョン飯

今季では1,2位を争う傑作。

作画は美しく、動く所ではぬるぬる動き、カット割りも素晴らしい。

作品としても魅力あるキャラクター意表のある設定の数々。

動く鎧を調理して食べる、といった一見して「無理だろ」というもの合理的に描く想像力

伏線に富み、生態学的な側面も強めで作者の教養が伺える。

往年のファンタジー好きにこそ観てほしい作品で、目から鱗が剥がれ落ちるであろう作品

世界観も秀逸。もしダンジョン存在したら?といったことを社会的経済的システムとして描いている点もシニカルで良い。

おすすめ

道産子ギャルなまらめんこい

ふーん、道産子ってエッチじゃん

・姫様“拷問”の時間です

今期の癒し枠の代表作。

拷問と銘打つものグロテスクさは皆無で、こんな世界観だったらグリフィスも蝕しなかっただろうなという世界観

基本的にはくっころ姫と可愛い拷問ちゃんとのイチャイチャを観るような作品

あと魔王様が今季一の聖人で、魔王軍は絵に描いたようなホワイト企業。うらやましい。

今の日本に足りないものを描いているような作品で、ただただ癒される。

疲れた社会人には特におすすめ作品

・ぶっちぎり?!

MAPPA制作なので作画が良い。

オリジナルアニメ、ということで注目があまり高くなかったように思える作品

しか個人的には思わぬ掘り出し物。というか普通面白かった。

かに主人公ダメダメっぷりは鼻につくものの、その分周りのキャラクターが魅力的。

何よりその内の一人である”摩利人”の声は佐々木望さん!

幽白好きとしては佐々木望さんのヤンキー声が聞けるだけでも楽しめた。

ギャグシリアスバランステンポも良くて、個人的にはもっと話題になってもいいんじゃないかなぁと思ったアニメ

魔法少女にあこがれて

えっど。

正直馬鹿にしていた感はある。

安易エロ客引きとか下品」、そう思っていた時期が俺にもありました

ただストーリーは思いのほか作り込まれて、後半になるにつれエロがおまけに感じられるような展開は素晴らしい。

うーん…でもなぁ…。キャラ同士の掛け合いも悪くないし、個性も立ってる。こりすちゃん可愛いし。

それでも同人誌アニメ化したような、二次創作感を払拭し切れなかった印象も。

けどアニメは綺麗に終わったのでヨシ!

勇気爆発バーンブレイバーン

今季唯一のロボット物かつ今季一の問題作

熱い。熱すぎる作品

王道かつ傾いているという、一つの作品内で矛盾体現するようなアニメ

ネットでも大いに話題となり、気持ち悪い巨大ロボということで評判になったほど。

ストーリーとしては主人公が巨大ロボと邂逅して、それに乗り、敵を倒してヒーローになるというまさに王道中の王道

それに同性愛の要素をひと加えwみたいなノリの作品。ほんとそんな感じ。

でもこれは現代の性の多様性について語った作品でもあると思うんだ。

「本当の性の多様性とは?」そう自らに問いかけ、これが日本世界に誇るアニメ文化の答えだ!と言わんばかりに突っ切った愛の多様性に、視聴者驚愕し、感動すること間違いなし。

あと主題歌が秀逸。カラオケで歌いたくなるのはもちろんのこと、出勤前に聞くと元気と勇気を分けてもらえること間違いなし。

このアニメを観て、キミも勇気爆発だ!!

2024-04-09

小説を書くには、文体なんかよりも社会人間関係に対する知識の方がずっと重要だったのだろう

幼い頃から小説をいつか書きたいと強く願っていて、文章読本小説講座的な本などを多数読み込んできたけれど、それらが小説に変わることはなかった。

好みの文体ストーリーパターンはわかってきたのだけれど、それらを何らかの社会、何らかの人間関係に落とし込んで書くことができなかったからだ。

まり社会の仕組みやわだかまりをどう描いていいかからなかった、会話や気持ちの移り変わりをどう描いていいかからなかったのだ。

文章読本などで、文章というガワの部分を学んだとしても、そこに盛り込むものがわからなかった。

ストーリーとして導きたい方向に、社会人間関係を配置する方法がわからなかったのだ。

増田ではわりと、ブックマークをいただけたりする自分ではあるが、書く文章は常に一人称で、自分の思ったことをエッセイ的にまとめることしかできない。

これを、背景装置としての社会人間と絡めて、ストーリーとしての段階を踏んで、人々を驚かせる素晴らしい結末につなげる小説として昇華させることができない。

それなりの人気を持つ雑文に仕上げるためのアイデアはたくさんあるのだ。それを、小説として具象化できないだけ。

いや、なんだろう、プログラム的に組み立てることができないといった気分。

そもそも理系なので、プログラムもそれなりに組んだことがあるのだが、小説としての文章の組み方がわからない。

結末に向かう伏線社会のどの部分に絡めて描写し、物語の展開をどのキャラクターの変容に仮託するか、みたいなものがよくわからない。

文体レトリックのような基本文法はわかるのだが、社会人間相手にした「組み込み関数」みたいなものが何なのかが見えず、途方にくれてしまう感じだ。

というか、そもそもだが、こんなにダラダラ文章を書く私ではあるのだが、小説は一行たりとも書けたことがない。

だって結論に至るアイデアが思いつけても、そこに向かう「これは書けるぞ!」というビジョンが見えないので。

この小説ならプログラム的に書けそう、ああなってこうなって結論に至りそう、みたいなものが、私の場合小説に対して浮かんでこない。

うそう、プログラムでもそうなんだが、もっと言うなら、数学入試問題のように、とりあえず三角比を求めるとかベクトル計算するとか、

この「とりあえず○○を書いてみる。そのうち、ストーリーがつながってくる」みたいなのを知りたい。

とりあえず手を動かして、作り出す小説を何らかの方向に進める方法を、まずは身につけていけたらいい。

この文章だって思ったことをズラズラ書いているだけなのだビジョンで書いてない。

まり小説でとりあえず書くべきことが何なのかを知りたい。

って、あっ、それが小説を書く前のキャラクターシート、世界観作成シートみたいなものなのか。

あれも苦手なんだよな。好ましい感情を抱けるキャラクターを造形できないというか。

いや、自分以外のキャラクターが描けない。世界観も、今自分が感じるもの以外組み立てられないし。

結局のところ、私は自分のことしか書けない。自分ことならそれなりに書いて、それなりに注目される文章が書ける。

でも、それじゃダメなんだ。いつか、物語を描きたいんだ。

自分の考え方を、ある社会やある人間関係に落とし込んで、世の中にその素晴らしさを理解してほしいんだ。

「私の気持ち」じゃ他人に届かないんだ。客観性というか、作者でない「キャラクター気持ち」として描写しないと、私ではない誰かに届くことは無いんだ。

から、ここに書くような、一人称雑文じゃダメなんだ。物語に仮託しなくちゃダメなんだ。

そういった点では、私は「物語」というものに、論文のようなものを感じているのかもしれない。

まり物語人間関係世界観という客観性のもとに、自分アイデアに向かって組み立てた文章を、誰かに対して発露し、評価を得たいのだ。

いや、誰かに届けばいい。個人的アイデアなり感情なりが、誰かに届けば、無意識的にでも届けば、それで十分なんだと思う。

…などと長々と書いてきて、結局は今回の文章小説にはなりえなかったわけだけど、まあなんだか、そんな気持ちなのだ

薄い鬱気分で休んでしまった気晴らしにしては、またも長々と書いてしまった。

風雨ゆえ外に出られず、何もすることがないから、まあいいのか。

2024-04-02

検索機能増田強まった春はタッマ四田素間俄羽の効く三家(回文

朝ドラの新しいの『虎に翼』って始まったわよね!

たぶんいつか『餃子に羽』って題材の

細腕女将盛町中華を切り盛りしていた女将テーマで取り上げられるわ。

次は『餃子に羽』よ。

おはようございます

いまだに朝ドラの『ブギウギ』が最終回とその前の回、

2回分見てないので、

次行くのはと思ったけど、

今ここでまた溜めてしまうと次いけない溜め込んでしまうから新しいのは1話見て。

私大阪の梅丸劇団に入るんだ!って意気揚揚と主人公の人が言っていたのがなんか前作とリンクしてる箇所でもうこれ以降出てこない言いたかった1つのセリフであるんだろうと思うけどね。

まあそのドラマはまだ1回目の放送しかしてないので内容がどうのこうのとか伏線回収とかそういうのを言うのは早いと思うんだけど、

たぶんもう気が付いたらゴールデンウィーク突入してしまいそうな意識がふっと飛んだ瞬間にもうこの4月でしょ?

早いわよね。

早いって言うからにはどうしてくれるの?とは言わないけれど、

4月よ。

特にさ桜見に行くってワケでもない季節感は感じた方がいいと思うんだけど、

せいぜい神社境内にある桜が綺麗だわね!って

ルービー片手にお昼休みちょっとお花見気分でって思うけれど、

今日からあげクンにしておくわ。

ファミチキでもいいけれどね!

暖かくなってきたから、

ダウンジャケットもう脱ぎ捨てて1回窓から放り投げ捨てて、

でもあとからたこれ次の冬シーズンきたら着るんじゃない!って気が付いて

慌てて拾いに行くのが毎年の4月入ってからのいつもやらかししまってる行事なのよ。

おかしいでしょ?

なんでも私窓から放り投げて捨ててしまうんですもん。

あとから気付いたときはまだ時すでにお鮨が置いてありそうな感じでしまった!って気付くの

慌てて階段下りて一旦捨てたと見せ掛けてまた拾いに行く行動。

春だなぁーって思うわ。

まあ4月の1日ことなので全部嘘だけどね。

おかげで

薄い羽織ものに装備を変えたから、

幾分動きやすくなったわ。

軽やかにそしてそして

そして思い浮かばないわ。

でも今まで厚いダウンジャケットを着ていて汗ばんでいた時期は薄手のモノに変えたか

ウォーキングしても変な汗かかなくて爽快よ。

でね、

はてな増田検索機能からビッグになった!って

ビッグになったと言えば

エースコックスーパーカップ1.5倍しか

マギー審司さんの耳がこんなに大きくなっちゃったしか

最近笑っちゃったのが、

洗濯柔軟剤の大パックのやつ。

6.8倍だ!って書いてあって

それなんて界王拳だよ!って笑っちゃったわ。

基本になる容器を小さくして大パックの容量を大きくすれば、

その差が大きくなればなるほど何倍でも言えそうな気がしない?

わずその笑っちゃった大容量の柔軟剤6.8倍をしのぐほど

一瞬そのままでも良かったのにと思う、

ビッグ検索機能

検索窓が大きくなる工夫そのまま活かしておけばいいのに!って思うの。

あれ実用新案級の発見じゃない?

今までなかったというか、

目の付け所がビッグ!って感じで意外と便利だったのに

今朝みたらもう普通検索窓に変わっていて私はそれを窓辺に座りながら悲しく彼のことを思い出すの

ビッグ検索窓って。

春なのにお別れですか?

春なのに涙がこぼれます

しくしく。

でも検索機能がかなり強まった機能はそのままだったようなので、

これはこれでいいかなーって

ビッグ検索窓は普通に良いアイデアだったのに!って思うけれど

から春は出会いと別れを一瞬で一粒で二度美味しい感じを地で行くような

ビッグ検索窓だったのよね。

ビッグ検索だけにビッグリしたわなんて言わないよ絶対にって槇原敬之さんの勢いで言っちゃうけど、

たぶん言いたくなった人たくさんいると思うから春だなーって思うわ。

斜めになっていた検索窓も治ったみたいなので、

ご機嫌になったのかしらね

春だし昨日までのガラクタ処分処分よ!

うふふ。


今日朝ご飯

コーンスープ豆乳を入れると美味しいのに気付いちゃいました!

豆乳って飲むと美味しいわよ。

なかなかそう言うの飲む機会なかったら試してみて

豆乳の味がするわ!

今気が付いたけれどあまり豆乳コーンポタージュスープの美味しさに

パンを食べることをすっかり忘れていたわ。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラーしました。

手抜きわよ!

春だし果物苺はこないだ買ったでしょ?

春っぽい苺以外の果物があれば

なにかまた買ってみたいものね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-04-01

まもって守護月天!を読み終えた その2

https://anond.hatelabo.jp/20240401122022

文字数制限関係で2つに分けています

その2で終わりです。



【第6巻】

この巻では、太助シャオに試練が降りかかる。太助はなんとか突破するのだが、ここでシャオ恋愛感情について○△◇~といった事情で、とてつもない壁があることを思い知る。

でも、シャオも止まってばかりじゃなくて、恋愛感情の生まれかけみたいな想いと向き合って、自分ちょっとずつ変えていこうとする。

シャオリンが新春カルタ取りで一番になれなかった後、山野辺と帰る時のシーン

「あーあちょっと残念だったです」

「ん?」

カルタ大会で一番になりたかたから…」

「なんか叶えてほしい願いでもあんのか?」

「願いっていうかね 神様に許してほしいんです」

「?」

太助様が言ってました 俺に頼れって… だけどね… …不安なの 本当に太助様に頼っていいのかわからいから… 本当に私… 変わっていっていいのかわからいから… 神様に聞いても答えてくれないでしょ だからカルタ大会で一番になって 許してほしいなって思ったんです」

(あちゃ――ウソついてまずかったかな――なんか罪悪感 でも…ま……いっか)

神様は許してるよ シャオは 七梨に頼っていいし変わっていっていいんだ あたしがさっき願っといたからさ シャオの願いが叶いますようにって そんでもって あたしってばカルタ大会で一番になったことなんて 数えきれないほどあるんだぜ!!」

翔子さん…」

(――ありがとう…)


シャオは素直である山野辺の「新春カルタで一番になったら願いが叶う」という嘘を信じて、神社でのカルタ取りに挑戦する。

このあたりからシャオが気になってしょうがなかった。果たしてシャオの心を変えることはできるんだろうか? 実は、そのあたりの伏線は登場している。その原因についての。

もし俺が15才とかだったら、すっかりシャオが大橙好きになっていたと思う。今は40代のおじさんだから、素直に好感が持てるとか、そんな月並みな印象でしかないのだが。いずれにしても、実弟がドはまりした理由がこれでわかった。

この『まもって守護月天!』というのは、絵柄の綺麗さもあるけれども、なにより男女に共感される形で登場人物リアル感情の動きがわかったり、それを具体的な行動に落とすところとか、そういう所作ハイレベルである

現代漫画だと、『鬼滅の刃』とか『恋は雨上がりのように』とか『Vivy』とか『僕の心のヤバイやつ』とか、そういう畢生の作に連なるものがある。



【第7巻】

バレンタインデー舞台だ。リアル増田は、2/14頃にこの日記の初稿に取りかかっている。

え、俺がもらったチョコレート? ……会社若いからひとつもらえたよ。事務のおばさんからひとつ義理チョコだけどな。

ああ、あとは妻からチョコレートをもらえたよ。義理チョコだけどな。

⑦-1ひと悶着ありつつも、河川敷シャオ太助チョコを渡した後のシーン

翔子さんに教えてもらいました今日バレンタインデーっていう日だって…」

「そ…そう」

チョコと一緒に 自分気持ちを伝える日だって……」

(シャ……シャシャシャシャオの………気持ち!?)

太助様」

「ハ…ハイ!!」

気持ちって なんですか?」

(へ………?)

バレンタインデーチョコと一緒に伝える気持ちってなんですか?」

「……………」

気持ちを伝えたい人はいっぱいいちゃダメなの? 一人だけに伝えるの?どうして一人だけなの? 伝えるのどうなるの? 翔子さんに教えてもらったこととか 私の気持ちとか…考えたらよくわからなくなっちゃって… …でもね そのチョコ買ってここに来るまで なんだかそわそわしちゃいました …えっと 太助様 そのチョコ受け取ってもらえますか? まだ気持ちは伝えられないけど…」

「もちろん!」

⑦-2キリュウに不敵な内容の試練をメモ書きで要求し、突破した後のシーン

ちゃんと来れただろ 学校に!」

「…………」

約束だ なんでこんなもの[※メモ]を私に渡したか教えてくれ」

自分で望まなきゃ 試練にならないと思ったんだよ そうでなきゃ与えられた辛いことに耐えてるだけで 越えられないだろ もったいないじゃん せっかく成長できるチャンスなのに いやいや受けてるよりは 試練とだって仲良くした方が効果あると思わないか?」

「…ああ そうかもな…」


リュウというのは、この7巻からの新キャラである。万難地天という、主人に試練を与えるキャラクターである物理的にモノを巨大にできる。やはり、この時代ラブコメ暴力性が強い。ジョジョ5部に出てくるホルマジオの「リトル・フィート」を思い出した。あっちは小さくするんだっけ。

上記の場面で太助は、この試練を利用して力をつけ、シャオとの心の距離を埋めて一緒になることを意図している。



【第8巻】

文学性とでも言おうか。レベルが高い漫画って、文学みたいだよな。

百年の孤独』とか『ライ麦畑でつかまえて』とか『わたしを離さないで』みたいなガッツリしたやつじゃないにしても、キャラと行動が嚙み合っていて、しっくりときて、心にスッと入ってきて、それで自然と涙が出てくる。そんなやつである

この巻あたりからシャオ自身太助に近づこうとしてアプローチをがんばる場面が出てくる。あくまで俺の考え方だが、恋愛って、基本は男性女性にいくものだ。恋愛必要ステップ10あったとすると、そのうち9くらいは男性が引っ張っていく必要がある。

ラブコメ作品では、現実世界よりはるかに――女性恋愛積極的である現実にいたとしたら痴女恋愛ハンターである。そんなレベル恋愛Junky

しかし、シャオリンの場合は、奥ゆかしさがあるというか。最初きっかけはシャオが作ることもあるけど、最後太助バッチリ決めようとする。空振りになることも多いが笑

⑧-1その年の梅雨最初に振った雨が止むまでに誰とも話さなかった二人は……夏に幸せになれるという山野辺の嘘を真に受けたシャオリンが太助と一緒に路上を走っているところ

(――ねぇ翔子さん 私… わがままなのかな ずっと雨止まないでほしいなって 思っちゃうの)

⑧-2太助と一緒に登山中、遭難して夜になり山林で小休止しているシーン

「…俺 もうちょっとまわり見てくるから シャオはそこで待ってな」

「――え… ――太助様… ねぇ離珠 太助様怒っちゃったかな …私守護月天なのに 支天輪忘れてきたなんて言ったから[※太助に嘘をついた] 役立たずだ………って 思われちゃったかな………」

太助様… でもね…私 頼りたかったの ――あなたに…)


シャオは、太助に近づこうとしている。不安げな気持ちが読者に伝わってくる。自分気持ちに向き合おうとする姿が印象的だった。ピュアと言うほかないのだが、大人になって忘れていた感情を思い出した。

ただ、やはり非現実的な描写が目立つ気がする。この回では、乎一郎が山中樹木の上に夜中じゅう放置されて終わりという、トンデモエンドを迎えてしまう。しかも、ルーアンが気が付いたのは次の日の朝という……。



【第9巻】

太助家族の話だ。本来は4人家族で、一緒の家に住んでいるはずなのだが、みな海外に旅に出ている。普段、家には中学2年生の太助しかいない。ラブコメ的な都合にしてもちょっとひどい。

この巻では、太助の母であるさゆりが出てくる。実は、太助が赤子の時に旅に出ているため、彼からすると他人状態である

実際、太助もそんな人間を母と認めるような甘いことはせず、放置気味にさゆりを突き放すのだが、とはいえ母親が恋しい感情もある。そんな葛藤を描いた巻である

太助放置親への感情を整理した後、シャオがその手を握りしめた直後のシーン

「え…?」

(私が ここに来たのは あなたの中にある孤独や寂しさが 私にはよくわかったから あなたのその気持ちが 言葉じゃなく 私の心に 届いたから ――ねえ太助様 大切なのは 話すことじゃなくて お母さんのことを知りたいと思えたその気持ち そのことにどうか気づいてほしいの)

太助様 お話なんてしなくても 伝わることはたくさんあるでしょう?」


母への気持ち。俺個人の話になるが、放置子に近かった。

実の母親実弟ばかり可愛がっていた……まあしょうがない。俺は、小学生の頃から警察補導されてばかりだった。母親が、俺を損切りして弟をかわいがるのは当然だったかもしれない。

大学生になっても、京都祇園木屋町とかの飲み屋街で暴力沙汰を起こして、何度もパトカーに乗せられたよ。俺はそっち側の人間だった。母の判断は正しかったのだ。

ただ、かくいう俺も実弟かわいいとは思っていた。ドジだったけど、優しい気質だった。将来どんな人間になるのか楽しみだった。事故で死んでいなければ、まともな社会人になっていたと思う。「家栽の人」になっていたかもしれない。



【第10巻】

これを含めてあと2巻である

この巻はキリュウが主役だ。7巻から出てきたキリュウだが、俺はこの子が気に入った。シャイキャラで、芯が強いみたいな感じだ。この作品についてはググらないと決めていたのに、この子についてはググってしまった。キャラ人気では相当上位らしい。

第9巻の冒頭にあった人気投票でも、主人公である太助が5位で、キリュウは2位だった。シャオリンが1位を獲得。

⑩キリュウ太助の姉との関係性の悩み(※嫌われるのが当然なのになぜか好かれる)をルーアン相談するシーン

ルーアン殿は自分が変わっていくことについてどう思う シャオ殿が言ってた ここは昔と違うことが多くて自分を変えなきゃいけない シャオ殿は自分を変えたいと思ってる でも変わるのは怖いと言ってた」

「……………」

ルーアン殿は変わったな こうやって私の愚痴を聞いている ルーアン殿は変わるのは怖くないのか?」

「変わるって何? あたしは変わってないわよ 変わるってなんだと思ってるの? 何か今まで気付かなかったことに気付くこと? あたしはここに来ていろんなことに気付いたけど 変わったなんて思わないわよ? 変わったんじゃなくて… 知る暇もなかった知らないことに 気づける余裕が出来ただけ」

「……………」

ルーアン殿の言う通り 「変わること」が「気付くこと」なら 私はもう気付いてる ここには今まで感じたことのない 優しさがあって安らぎがあって 悲しくなる程の幸せがある でも…だから私は そのことに気付かない振りをしてるのに…)


作者はラストシーン意識している? と思った。

この巻では、登場人物それぞれの悩みをガッツリ表現している。キリュウは、「ご主人に試練を与える」という性質上、主やその家族必然嫌われることになる。ずっとそうだったのだが、ここは現代社会である。昔に比べると価値観が相当異なる。そんな中で、彼女らも『気付いて』変わっていかないといけない、というのが上記の会話のテーマである

リュウは、幸せになることを受け入れたくない、変わりたくないと思っている。だが、ラストでそれに向き合おうという気持ちに変化している。

キャラの心情を精緻に描いている作品は少ない。物語作ってるプロの人ってさ、やっぱりこれくらい悩むものなのだろうか。自分分身であるキャラそれぞれの心持ちについて、本気で考えてるんだろうな。きっと。



11巻】

この巻で終わりである。実は当初、全11巻で一応の完結が見られると思っていた。そんなことはぜんぜんなかった。

この巻では、10からの一連の流れで、キリュウがこれまでと趣向を変えた試練を太助に与えている。シャオが○○して、これはもうダメかも……と思わされるのだが、太助がその試練を乗り越えて、シャオ対話をして、心で向き合うことができて、今後にご期待ください~といった具合で11巻は終わる。

どこかを引用しようと思ったが、やめておこう。もしかしたら、まもって守護月天!大事な思い出になっている増田読者の方で、電子書籍で読んでみたいという人がいるかもしれない。うん、きっとそれがいい。

代わりに、カバー裏にあった桜野みねね先生によるおまけコーナーを紹介したい。

巻の⑪です――。

 ここらでここに描くものちょっと変えたいなーってことで今回は、

ルーアンコスチュームシャオ!!です。

 前回までやってた「のたもーた」とかは、まだやってないキャラもいるので、そのうちまたやろうかな、と思っているわけなのです。

 ではまた12巻で~~。 みねね

コミックス裏面カバー下に「ルーアンコスチュームシャオ」のイラストあり。

イラストURL

https://tadaup.jp/4232fa2b.jpg


これで最後だ。

弟なんだけどさ、交通事故病院に入ってからは大変だった。自転車で走っている最中、真後ろからトラックにぶつけられたのだ。それで轢かれたらしい。外傷だけじゃなく内臓もやられていた。苦しんでいる姿がストレートに目に入ってきた。

それでも、お見舞いに行く度に、病室には守護月天漫画が置いてあってさ。何度も繰り返し読んでたんだろうなって。

今、俺が手に取っているのはまさにそれである。本自体、相当なダメージを受けている。何回読み返したんだろう。弟は、セリフの細かい字面とか、…の数も気にして読むタイプ人間だった。漢字で書ける台詞ひらがなになってるとかも。

ただ、何度繰り返し読んだとしても、この作品であれば楽しめたのではないか



桜野みねね 様

日記をご覧になる機会はないとは存じますが、このようなメッセージを失礼いたします。

桜野先生作品を読ませていただき家族について考える機会をいただき感謝でいっぱいです。

実弟も、病院の中で苦しんで逝ったとは思います。でも、弟は先生作品出会いました。痛みや苦しみの中でも、僅かばかりの楽しい時間を過ごすことができました。

一人の読者の家族として、重ねて感謝いたします。『まもって守護月天!』という作品を世に産みだしてくださり、誠にありがとうございました。

令和6年3月16日

2024-03-30

グロくて残酷な話が流行りすぎた

もうネタバレも解禁していいだろうけど

フリーレンの試験編のメンバーで殺し合いゲームだと思ってたやつ多すぎる!

まあ確かに死者も出てるが…呪術廻戦とか進撃とか鬼滅とかの影響を受けすぎていると自覚すべきだ

絶対若い漫画家とかも「こういう場面ではエグく暴力的伏線貼りながら残酷に」しなくちゃならないと思ってただろ

でもまあフリーレン作者も良い性格してるよな

そういうセリフを冒頭に持ってきてて最近流行ってたこ世界残酷漫画をフリにしたからな

騙されたって悪くないよ

でも一つ言っとくとここまでも原作のフリだから

また全然違う視点の展開始まるから…作者漫画うまい

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばみてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、このドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしんが、過去を振り返るために原点である山形への旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。(補記:特におしんの夫は軍組織に尽くし、結果として多くの命を亡くした責任を感じて自殺したという筋書きだが、拠り所となる国家、軍などのホームベース敗戦により瓦解したことのショックが実際のところの引き金だろう。)

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だ。外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームグラウンドにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものが仕組みとしてもっていた。だからその範囲しか外に出歩かないのだ。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧されてきた女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀の話だ。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、ホームからかい視線旅人である自分に向け続けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。ボヘミアンを気取って出て行っても、いざとなったらただいまといって帰れる場所がある。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。フーテン寅さんのことを考えていたら、そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、さら時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。「おもいでぽろぽろ」の主人公少女時代1970年代)は、都会の夏休みラジオ体操に二人しか参加していないほど、ふるさと田舎そもそも持たない世帯が少なかった。今では想像もできない光景だ。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、(都会で活躍するキャリア女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

補記

上記の書きなぐりをAIが次のように要約したので感心した。ここまで断言できないからゴチャゴチャ書いてたのに。

旅行好きの女性の特徴と男女差

旅行好きの人々は、事前に訪問地の情報をチェックし、SNSでの共有を楽しむ傾向がある。これは、日常からの脱却と、新しい体験への憧れを表している。特に女性は、旅先での関係性を持続させることに価値を見出すことが多いようだ。

歴史的に見ても、男女間で旅行に対するアプローチに大きな違いはないものの、女性はより積極的に新しい環境文化に飛び込む傾向があると言える。これは、社会的な役割や期待に対する反応として、女性自己実現のために旅行を利用していることを示唆している。

一方で、男性はより保守的で、旅行を通じて得た経験故郷に持ち帰り、地域社会に貢献する傾向がある。これは、男性社会的なリーダーシップを担う役割を果たすことが期待されているためかもしれない。

故郷と都会の関係性の変化

現代日本では、故郷と都会の間の伝統的な絆が薄れつつある。かつては、人々は故郷を離れて都会で働き、定期的に帰省することで地方とのつながりを保っていた。しかし、今では都会で生まれ育った世代が増え、地方への帰属意識が低下している。これにより、都会の人々が地方に求める価値は、失われつつある関係性そのものになっている。

この変化は、地方と都会の間の人口流動の安定化を示しており、それぞれの地域価値見出し生活を築く傾向が強まっている。結果として、地方への憧れや関係性の再構築は、新たな形での自己探求や社会的な動きに影響を与えている。これは、女性旅行を通じて自己実現自己探求を行う動機に影響を与えていると考えられる。

旅行は、日常から一時的な脱却を提供し、新しい環境文化に触れる機会を与える。特に女性にとっては、旅行自分の居場所を見つける手段となり、故郷とは異なるアイデンティティを探求するプラットフォームになることがある。

2024-03-19

発達障碍当事者自己語りに関する語り

最近はあまり見なくなったけど、少し前は発達障碍当事者自己語りをネット上でよく見かけた。

自分にはどういう特性があり、どういう問題を抱えてきて、何が困難で、といったような語りだ。

これはかつてネット上の色んな場所で見られ、時に煙たがられてきたようなものだが、当人にとってこれは自分理解し次の段階に進むために必要ステップである


このような語りをするのは、大人になってから初めて診断を受けたような人が多い。そういう人は、子供の頃から様々な理不尽に曝されて生きてきている。

人と全く合わなかったり、馴染めなかったり、いじめられたり。自分普通にしているだけなのに、その原因が分からない。


それが発達障碍という概念を知って、自分を散々苦しめてきた原因はこれだったのか!と天啓を受けたような気分になる。

あの時の理不尽も、この時の違和感も、すべてはこれが原因だった。人生伏線回収だ。

そして、この大発見を皆に知らせたいという気持ちになり、このことを知ればみんなが自分を見る目も変わるかもしれないと期待をも抱き、語らずにはいられなくなってしまうのだ。

自身もそうだった。俺はネット上ではなく精神科医に対して自己語りをしたのであるが、A4用紙に20ページぐらい、自分の半生の出来事一心不乱に書き続け、病院に持参したものである


そのような「大発見」は、当人にとっては生き方を左右するレベル出来事だが、赤の他人にとってはどうでもいいようなことである

しかし発達障碍の当事者は、発達障碍を持つがゆえに、それが他人にとってどうでもいいことであるとは気づかない。

そのため、まるで数学の新しい定理発見たかのような気持ちで、その発見他人にとっても価値があるものだと確信し、自己語りを公開するのである


そのように自己語りをしても、周りからの反応はほとんどない。しかし、そうして言葉を紡ぐプロセスを経ることで、当事者自分自身を深く理解し、次のステップに進むことができる。

また自己語りに関する反応が薄いことで、ああこれは他人にとって価値のない情報なんだと、当人もやっと理解することができる。自己語りは、当事者自身のために必要ことなのだ。


最近、こうした自己語りが少ないのは幼少期から診断を受ける人が増えてきたためだと思う。子供の頃から発達障碍の自覚があれば、大人になって急に天啓を受けることもないのだろう。

また発達障碍の概念が十分に知れ渡ったために、他人に知らせたいという動機も薄くなっているのだと思う。

しかし今でもそうした語りをまったく見ないわけではない。もしそのような自己語りを見かけたら、それは当人にとって必要ステップなのだ理解してほしい。

2024-03-18

発注されたデザインを見てコーディングしてると、いつの間にかデザインがすり替わってた

発注されてから顧客デザイナーが変更を繰り返してた。そんなことはつゆ知らず、納品するたび、顧客からデザインと違います。しっかり仕事してください。」と怒られた。何が起きてるのかさっぱりわからず、自分の目が狂ってるのかと思った。1時間で終わる仕事のはずが、10時間かかった。もちろん、デザイン指示書仕様書も全て意味不明だった。発注前に、「どのエンジニアデザイン通りに仕事してくれないんですよ。」と顧客愚痴られた伏線は、回収された。

WIND BREAKERって漫画

⚠もしこの作品が好きな方は読まないほうがいいかもしれません

次にくる面白い漫画の1つと紹介されていたことX・TikTok販売サイトレビューでも圧倒的評価が高く10巻以上出ていてアニメ化するということで、すごく面白いだろうなと期待して4巻まで読みました。

この作品を読んだ率直な感想ですが

知らない作品女性向け二次創作を読んでる気分になりました。 主にキャラの設定や見た目、どこかで見たことあるような展開の既視感など

(といってもウィンブレは人気の設定の上澄みををすくっただけです。他作品で展開と設定ほぼパク…オマージュ満載の作品もあり、というか何かの影響を受けていない作品はないのでなんともいえないですが)

只、全く面白くないわけでもなく絵もきれいで読みやすいですし、キャラだけ見ると面白そうという感じはあるので、このモヤモヤするなんとも言えない感情言語化したくなりこの文を書きました。

この内容で何故人気があるのか自分感性世間と大幅にズレてるのかと少し悩みましたが、販売サイトの星3〜1のレビューなどには自分の思ったことがほぼ書かれていました。

内容の好みがというレベルではなく内容が薄すぎる。序盤から多くのキャラが登場しますが主人公でさえ掘り下げが薄いので誰にも共感ができません

先生警察といったものが登場せず商店街大人自警団を名乗る高校生を受け入れてるのが狂ってるというか、彼らが街を守るということが全然抑止力になっておらず逆に輩が集まって治安が悪くなってる気がするような??など他にもあります突っ込みどころがとまりません

上記の通り複雑な関係性・伏線があるストーリーではないので、そういった要素を重視するアニメ漫画に多く触れている層(考察とかしたがるヲタク)には面白くないという評価になり

まりアニメ漫画に触れたことのなく分かりやすストーリーと見た目が華やかな男性キャラを推す、推し活躍を楽しんでいる層には評価が高いのかなという結論になりました。

そして、酷評しましたが読み進める内にウィンブレを楽しめるようになってきました。

私的な楽しみ方ですが

いやいや、おかしおかしいとストーリー突っ込みながら読む、見た目が好きな推しキャラを決めて活躍応援することにより私はこの作品が楽しめるようになりました。

もしウィンブレが好きな方が読んでいて不快な思いをされたら本当に申し訳ないです。

2024-03-12

anond:20240312140840

わかりにくいからこそロキとかアントマンとかで丁寧にカーンの脅威を説明して、スパイダーマンドクター・ストレンジマルチバース概念説明して、おそらくデッドプールもその説明回で…

ただ、説明というか伏線が長すぎてもう飽きた

でも、それくらい説明しないとSFに興味ない一般人マルチバースについていけないという

マルチバースを次のテーマにしたのは失敗だったと思う

エターナルズはクソ滑ったけどギャラクタスとかクソでかい奴らをラスボスにした方が良かった気がする

2024-03-10

だれでも抱けるキミが好き

NPC増田だけど、ギャル漫画ありがちなオタクに優しいギャルギャル清純派処女ビッチ

そんなテンプレをぶち壊す、ヤリマンセックスする童貞漫画

まあセックス漫画なんだけど修行純愛と言ったジャンプ要素が入ってるのが面白い。やってるのはセックスだけど。

過去の事知ってるっぽいし元から男の事が好きだったんじゃないかな。いくら絶倫ちんぽだからと言って、他の男とセックスしませんとはならんでしょ。

たぶん伏線で明かされるんだろうけどちょっとそこら辺の詰めが甘いと思った。もう少し頑張れ

2024-03-07

いかわって、バカ伏線を解いたつもりになれるのにちょうどいい漫画だよね。

作者は、読者のレベルの見極めが上手い。

2024-03-05

出力テーマがあるだけの生成イラスト詰め合わせパックをCG集と謳って販売するのをやめろ。ストーリーも何もないただの一枚絵をマンガと言い張るのをやめろ。

生成AIは推進すべきだと思ってるけど、その上でAI絵師の半分ぐらいはカスだ。

その絵はどういうシチュエーションで、どんな経緯でそうなって、そこからどんな話が展開されるのか?

そいつは誰のことを見てて、どんな話をしていて、どんなことを内心考えているのか?

そういうことを全く考えず適当イラストを生成して大量投稿して越に浸っている奴らは、マジで生産性の欠片もないゴミカスだ。

勿論中にはCG集(DLsite分類準拠)のように、台詞を付けたり連続性のあるイラストを並べたりしてストーリーを作ってる奴もいる。生成AIイラストを使ってゲームを作ってる奴もいる。本当に偉い。天才。素晴らしい。

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同様に、ただポーズを取っているだけの一枚絵しか描かない絵師も概ねしょーもない奴らである

会話をつけろ。モノローグでもいい。ストーリー付与しろ。何が「この子言動トレースするの難しい〜☆」だ。逃げるな。甘えるな。お前の愛はその程度か?

とはいえ、表情差分を用意して素材として配布している方には本当に感謝している。ありがとうあなたがたのおかげで世に生まれ物語が数多くあります

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お察しの通り、私は物語至上主義である。絵でも音楽でも小説でも、ストーリーを見出だせるものが一番偉いと考えている類の人間だ。そこいらの美麗なだけの一枚絵よりモーション借用山積みのMMD紙芝居の方が高尚だとすら考えている。

無論、これは物語に対して地雷がないという話ではない。解釈違いには普通にキレ散らかすし、作品出会って5秒でブラバしたことも数知れない。

それはそれとして、新たなシナリオを世に生み出すことの難しさと素晴らしさを知っているというだけである

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以前いた界隈のいわゆる「同担」にあたる絵師もの多くは、まるで物語というものを作ろうとしなかった。彼らは単なる立ち絵だとか100番煎じの原作の人気なワンシーンだとかのオリジナリティの欠片もない一枚絵ばかり投げていて、私は心底辟易した。

即売会に出て、漫画を出している絵師の方は何人かいた。常に漫画ストーリーを持つイラストを書き続けている修羅の者もいた。彼らには心の底から敬意を払っていたが、年々少しづつ彼らはその数を減らしていた。

それと同じぐらいいたのが、「イラスト集」を出す絵師たちだった。説明キャプション台詞も何もなく、ただただイラストを1ページに1枚貼り付けて、それを新刊だと嘯く奴ら。そういうやつらに限って新刊情報ギリギリまで秘匿するので、マッピングときは本当に面倒だった。

「このイラストテーマはこうで、このキャラクターのこの側面をこのように解釈して、これこれこのような技法を使って……」と解説を載せてイラスト集を作っていた人物は、一人だけだった。一枚絵を描く絵師たちの中で、最も美麗で、最も細緻で、最も文脈の籠もった絵を描く人物だった。彼のイラスト集だけは全巻揃えていた。

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公式の真似事ばかりしているオリジナリティの欠片もない絵師ものことが嫌いだった。

いや、嫌いとまで言うのは言い過ぎか。邪魔だったというか、鬱陶しかったというか、そういった感情の方がより近い。

お前らは四コマの一つも描けんのか?会話劇ツイートの一つもできんのか?何が「この子思考回路分かんな〜い」だ分からないなら分からないなりに挑戦して考察して語ってみせろ描いてみせろお前の解釈を見せてみろそんなんだからいつまでも「分かんな〜い」止まりなんだよクソどもが。

そんなことを考えながら界隈の端で短編小説を書き殴っていたのが、当時の私だった。

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これから先、生成AIの隆盛によって「仕掛けや文脈を持たない単なる立ち絵の一枚絵」の価値暴落するだろう。そしてこれからより多くの人が生成AIを使うようになれば、「シチュエーションシナリオも考えずただ適当に生成したAIイラスト」の価値暴落するはずだ。

まり今後は、きっとシナリオで戦う時代になる。漫画は細部の書き込み伏線で、AIイラスト紙芝居生産力と敷居の低さで、文化的シェアを奪い合いながら物語を生み出し続けることになるだろう。

ありがとう生成AIフォーエバー生成AI

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ちなみに私自身は生成AIをやっていない。

正確には一瞬だけ触れたことはあったのだが、「左手が液化し宙に浮かぶ様子」「切り落とされた右足とそこからまびろでる羽毛の山」「折り砕かれた額の角」などが上手く出力できなかった時点で諦めた。私の呪文練度が低かったのか生成AIが未だそこまでの域に達していないのかは判断つかないが、いつかはこれらを出力できるようになることを祈るばかりである

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……絵師特権階級が云々って話で吹き上がってる人たちに色々言おうとして書き始めたはずなんだが、なんか全然別の話になったな?

2024-03-02

15分拡大で放送された最終話・第48回「神の君へ」では、家康にとって最後の戦いとなった「大坂の陣」の顛末、そしてついに乱世に終止符を打った家康の哀しくも美しい最期が描かれた。茶々北川景子)や息子・秀頼(HiHi Jets作間龍斗)らが炎上する大坂城で迎えた壮絶な死にざま、北川と作間の迫真の演技が注目を浴びた前半から一転、後半では家康が死に向かう中で最も幸福だったであろう日の思い出が描かれた。

 後半のエピソードは、これまで随所に伏線が張られてきた家康の息子・信康と信長の娘・五徳の祝言の日に起きた鯉を巡るハプニング酒井忠次大森南朋)、石川数正松重豊)、本多忠勝山田裕貴)、榊原康政杉野遥亮)、鳥居忠吉イッセー尾形)、夏目広次(甲本雅裕)、本多忠真(波岡一喜)ら初期のメンバーも含む家臣団をはじめ、妻・瀬名有村架純)、母・於大の方松嶋菜々子)ら家康が愛した人たちが集結する大団円SNSでは大盛り上がり。「みんないる~(涙)」「初期メン勢ぞろい」「総出演ありがたい!」「まさかオールスター」など沸いたが、さら視聴者を驚かせたのがラストシーンだった。

 幼い信康と五徳の祝言えびすくいで盛り上げる家臣たちを見ながら幸せそうな家康瀬名。「なんと良き光景でしょう……。こんな良き日は二度ありましょうや」と目を細める瀬名に、家康が「わしがなしたいのは今日この日のような世かもしれんな」と未来に思いを馳せる。二人から遠ざかったカメラがとらえたのは高層ビルやタワーが立ち並ぶ光景。初めは「見間違いかと思った」という声も多くみられたが、戦国時代未来現代をつなぐ平和への祈りを表すかのような演出SNSでは「凄い」「技あり」「粋な演出」「印象的なラストカット」「面白い」「殿が平和な世を作ってくれたからこそ今がある」など、驚きやさまざまな解釈で盛り上がっている。

anond:20240302124356

色々伏線張ってるし次作で復活するでしょ

原作通りの所で一旦死なないと話が変わりすぎる

2024-03-01

FF16の一体何にもやもやするのかを言語化してみた

FF16のネタバレあり批判記事です。プレイ済でFF16に思い入れのない方向けです。

ゲームシステムより、シナリオ面にフォーカスしています

FF16をクリアした。わくわくと予約して発売当初にプレイしたので、クリアしてもう7ヶ月くらい経つんだが、いまだにもやもやする。もやもやというか、悲しみと怒りというか……。「何だったんだよコレ」というか。

いや正確にいえば、プレイ序盤は「おお、面白いかもしれない」と思った。それがちょっとずつ「ん?」と思うことが増え、中盤のバハムート戦が長すぎるあたりから完全に「アレ?」となり、終盤はちょっと盛り返してきたけど、ラスト米津玄師をバックに「あ、終わった……あと少しの工夫で名作になったけど……ちょっと塩気が足りないような……?」と狐につままれたような気分で終わった。まだサブクエストは残ってたけど、やりこむ気が全く起きずそのまま一度もプレイしてない。

思えばプレイ中、ずっと「面白いと思わなきゃ」という強迫観念に駆られてた。だって久々のFFナンバリングじゃん?予約してたしものすごく楽しみにしてたし、映像めちゃくちゃ綺麗でリアルで、鳴り物入りものっそお金もかかってそうじゃん?周りも「今ハマってて〜」とか言ってたし、ずっと悪く言っちゃいけないと思ってたんだよ、いいところ探そうと思ったんだよ。

だけど日が経てば経つほど冒頭のようにもやもやが広がってきて「やっぱあれおかしかったよね」とか、恋人と別れてから洗脳に気づいてずっとそのことについて考えてしまうみたいな。FF16クリアしてからいろんなゲームやったりアニメみたりしたけど「FF16よりずっと面白い!」「FF16よりこの点がいい」とか、謎にずっとFF16と比べてる自分がいる。

ここまで心囚われてしまうのは、何かあるんじゃないかと。裏を返せば、FF16の何が面白くなかったかを深掘れば「面白いコンテンツとは何か」を考えてみるきっかけになるんじゃないかと。

本当はFF16の悪口言う飲み会やりたいくらいだけどそんな友達はいないので、こうして増田にしたためてみる。以下はエンタメ業界でもなんでもない自分のど素人私見なので、いろんな方のぜひ意見を聞いてみたい。

良かった点・悪かった点の箇条書き

以下は要素を出すためにとりあえず箇条書きで気になった点を挙げていく。

この項目は細かい話なので、要は何?を先に知りたい人は読み飛ばして次の項目にいっていただいて構わない。

悪い点ばかり挙げていてもフェアじゃないし、心を落ち着けるためにも、まずは良い点から挙げていきたい。

FF16の良かった点】

映像がきれい

・サブキャラ人間味がよい(ベネディクタフーゴディオンあたり)

・先代シド「誰もが人として死ね場所」を引き継ぎながら、

  主人公さらにその先の「人が人として生きられる場所」を掲げて言葉にし続ける(ちょっとFF10っぽい)

・終盤の今までの召喚獣全部出すRPG感(ちょっとFF10ぽい)

ラストのクライブ清濁併せ呑む決断|<

じゃあ悪かった点って何なの?

FF16の悪かった点】

1.緩急がない

・クスッと笑えるようなネタほとんどない

チョコボ音楽流れない(なんだよあの♪チャララララララーンって、よく分かんないところでオリジナリティ出すな)

・ていうか音楽が終始暗め

ミニゲームない

・ほぼ同じような景色ばかり、マップ移動が自動シナリオも基本一本道、自由度が少なく冒険感がない

2.シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い

テーマの根幹であるベアラー奴隷格という設定に無理を感じてしまった。魔法がある分科学は発展してない以上戦闘力は彼らが遥かに上だし、生活も彼らに頼りきり。抑え込める武力ロジックもないので反乱起こされたらかなりやばい、この状況であればむしろ優遇されるはず。ジルみたいに「人質にとって脅してる」だけじゃあまり説得力がなかった。

ジョシュアがなんで主人公自分生存を隠していたのかが意味不明物語の核心を知ってるんだろうなあ〜と再会シーンを楽しみにしてたら「僕もアルテマのことは詳しく知らない」?!は?!

あの意味深な隠密行動はなんだったん?中二病??だったら逃げずにさっさと共闘してくれよ

アルテマバルナバスも主人公に甘い。ディオンあんなに狡猾精神的に追い詰めたのに、主人公に対してはジルをさらうくらいで殺しもしない。

思念を断ち切りたいなら、もっと主人公の大切な人や場所を壊すなり目の前で殺すなりやり方いくらでもあるでしょうに


・召喚獣を吸収されても、暴走でもう1回召喚獣になれるのなんで??無理やりでもいいからなんか説明ほしい(その人の心の奥底に召喚獣の魂が根付いていてそれが心の刺激で一度だけ解放されるよとか、それくらいでいいから)

3.メインキャラの設定がペラペラに薄すぎる

主人公キャラが真面目すぎて魅力を感じない。いかにも主人公らしい言動しかしない。もっと人間らしい葛藤とか弱さとか欲しかった


主人公ジョシュア、再会してあっさり打ち解けるけど、あんなに羽むしって殺しかたことはお互いもうちょっと思うところがあるんじゃ……


・主人公が飼い犬(トルガル)に興味なさすぎ。あなたの犬青く光ってるけど何当たり前のように受け入れてるのおおおお?!最近おやつ食べないのに飼い主以外の人が気づいて忠告してるけどおおお?!犬に対してぞんざいすぎる、いや狼だけど、生き物はちゃん愛情深く飼ってくれ

ヒロインのジルが戦わない。いやシステム上は戦うんだけど、精神的に戦わないように見えてしまう。

愛する主人公ピンチの時も見てるだけのことも多いし、何度「いや今命削ってでもシヴァに顕現しろよ?!」と思ったことか……。

性格的に自己犠牲っぽい割に基本的受動、お姫さま扱いで時代に逆行。ベネディクタの方が好きだよ私は……

本当はもっともっとかいところいろいろあるんだけど、呪詛みたいになってしまいそうなのでこれくらいにしておく。(既に呪詛

結局、何が面白くなかったのか

悪かった点のまとめ、1〜3について振り返り、「いいコンテンツとは?」について考えてみたい。

1 緩急がない

いいコンテンツには緩急がある。

例えば同じFFでもFF7。ゴールドソーサーがあったりそこでバレットデートできてしまったり、
戦いの日々の中にも思わず笑ってしまセリフちゃんとあるメテオ無視してスノボしまくることもできる。

FF7リメイクエレベーターの中でのバレットクラウドの会話
バレット「お前いくつだ?」クラウドファーストだ」
バレット「ちげーーよ!歳聞いてんだよwwwwwなんだよファーストって」みたいバカにして笑うシーンとかめちゃくちゃ笑った。
クラウド自意識過剰バレット調子に乗りがちな性格を上手く扱ったやりとりだと思う。

FF16は音楽キャラシナリオシステムも、ずーーーーっと暗くて一辺倒。明るくて楽しい叔父さんくらい。(砂漠叔父さんはめちゃくちゃジョセフ・ジョースターみえたが)周回するのも辛い。

お願いだからチョコボの曲くらい流してくれ!チョコボの曲すらなかったらもうアレはチョコボという名前だけの別の鳥だよ!!
メインシナリオ以外の遊び要素がほぼサブクエストだけっていうのは、ただ面倒なだけだし相当シナリオ面白くないと無理ある。


2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い



語り部システムとかあって国際関係とかキャラ設定とか読み込めるようになってるのはいいんだけど、それ読んでも「結局あれは何だったん」って回収されない矛盾が多い。
1つ2つなら許せるけど、続くと
キツい。


好きなコンテンツって設定集買って読み込んで「うおーーアレは実はアレでアレにつながってたのかああ!!」って本編だけでは回収されない細かい設定まで知るのも醍醐味で、それでもまだ分からないものネット考察みてこれはそうかもいやこれは違うやろとかあーだこーだするのも楽しいけど、FF16は設定集買っても絶対そんな深い裏とかないと思う。(そもそも買う気も起きないが)



なんというか、シナリオキャラ自然に動いてない感じがある。

作り手が見えすぎてしまうというか、先に都合のいい展開・見せ場がつくってあって「この展開にしたいから、あなたキャラ)はこう動いてくださいね」って指示されてるような感覚。その展開に至るまでの階段がない。



RPGならありがちなことではあるけれど、ここで映像がきれいすぎることが裏目に出る。映像リアルな分、リアルでない展開がものすごく目立って見えてしまう。これがドット絵だったらそういうもんって思うこともできたけど。

3 メインのキャラ作りがペラペラに薄すぎる



もう、一番はこれ。薄い。クライヴジョシュア・ジルという中核3名のキャラが圧倒的に薄すぎる。

全員いい子発言しかしないし、発言が全く面白くない。コンプレックス葛藤もない(うっすらあるけど浅い)。



クライヴ騎士気質ベアラーにも弟にもジルにも尽くす、ジョシュアは弟キャラで兄大好きで病弱でニンジン嫌い。以上。



クライヴは幼い頃に神扱いされてた弟への嫉妬とかないんか。そんなに弟が大切なのに、弟を殺してしまった(そのあと殺してなかったことが分かるけど、あれだけ傷つけてしまった)ことはシドに鞭に打たれたくらいで消化できるものではないだろ。聖人君子か。



ジョシュア健康な兄への嫉妬とかないんか。羽むしられたこともうちょっと怒ってもいいだろ、聖人君子か。唯一怒ったのがなんか「兄さんはもっと人を頼れ!」とかで殴った気がするけど、どんなシーンだっけ?とググったらYahoo!知恵袋で「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って回答があってその通りすぎて笑ってしまった。



ジルに至ってはどんな人間なのかがさっぱり分からん自己犠牲で戦う人なのかなー?と思ったけど、その割には自分が石化することを案じてなのかなんなのか、「今は助けに入った方がいいよー?!」ってところでもなかなかシヴァに顕現しない。


そして(重い腰あげてようやく)鉄王国滅ぼしてクライヴを守る的なことを言ってたくせに、なに裸で抱き合ってシヴァが吸い取られることを受け入れてるんだよ。同意なく自分生き様・決意を奪われて強制的に守られることを許すなよ、もっとブチ切れてクライヴと戦うべきところでしょ。しかも裸で。裸ならいいんか?クライヴ自己満な身勝手も彼の優しさとして涙流して感動して受け入れるんか?

ただその場の雰囲気に流されやすいだけの人では??なんで替わりにこの件でジョシュアが殴ったん??



一言でいうと3人とも「こんな人間いねーよ」なのである



良いところでも書いたように、サブキャラちゃんキャラがあるんだよ。ディオン父親に認められたいコンプレックスを上手く突かれて暴走、以降は国を壊してしまった自責の念で生きていくのも分かるし、ベネディクタは何も持たなかった出自から奪われる恐怖で力に固執、力を失ったうえにこの上ない陵辱を受けて精神的に崩壊するのも分かる。


「この生い立ちならこういう性格と結果になる」がサブキャラにはあるのに、なんでメインキャラにはないんだ。あんなに15歳〜28歳〜33歳まで生い立ちに尺使ってるのに。最終的な年齢は今までのRPG主人公よりずっと私に近いのにそれでも全く共感できない。



ここでも映像がきれいすぎることが裏目に出る。人間の見た目はリアルなのに、そこにインストールされてるソフトは作り物のペラペラ映像技術キャラの厚みが追いついてない。ただのイケメン展覧会、ひたすらPVをみてるだけの気持ちになる。



キャラさえしっかり練られていれば、実は「1 緩急がない」も「2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い」もクリアできるのである。
1は性格設定に基づいたコント的な会話で緩急はいくらでも作れるはず。同人誌があれだけ発達しているように、メインのシナリオライターでなくても、設定さえしっかりしていれば他の人でも作れる。


例えばだけど、FF10のメンバークレープ屋に行ったとするとリュックがどれも食べたくて選べなくて、ティーダがそれをバカにして、でもユウナが「うーん、確かにバナナイチゴか選べないなあ」って言った途端にティーダが「俺のもあげちゃう!」って言ってリュックが「何そのえこひいきー!」とかとか、面白いのが書けるかは別としてある程度会話が想像できる。
FF7なんて、どん兵衛コラボCMみたいなめちゃくちゃな世界観キャラを置いてもちゃんキャラが動くからすごい。荒唐無稽舞台なのに、「確かにこのキャラはこういうことやりそうwww」という説得力がある。



が、FF16のメイン3人でクレープ屋に行っても「俺はチョコバナナで」「僕も兄さんと同じので」「私はイチゴ」くらいで会話が終わってしまいそうなのである。シーンにキャラを置いても全然イキイキと動き出さない。



2も性格設定に基づいてキャラ自然に動くなら、都合のいい展開もなくなる。世界設定に多少の矛盾があったとしても(あくまで多少での範囲だが)、キャラが魅力的ならシナリオも魅力的になって多少のことは目をつぶれる

いいコンテンツとは何か?



荒木飛呂彦先生が『荒木飛呂彦漫画術』の中で、以下のように語っている。

>

実際に漫画を描くとき、常に頭に入れておくべきこと、それは、僕が漫画の「基本四大構造」と呼ぶ図式です。

重要な順に挙げていくと、①「キャラクター」 ②「ストーリー」 ③「世界観」 ④「テーマ」ということになります。


この四つは、それぞれ独立して存在するのではなく、互いに深く影響を及ぼし合っています。そして、これらの要素を増補し、統括しているのが「絵」という最強のツールで、さらセリフという「言葉」でそれを補う図式となります


つまり、読者の目に見えているのは絵ですが、その奥には「キャラクター」「ストーリー」「世界観」「テーマ」がそれぞれにつながり合って存在しているのです。この構造は、いわば、ひとつ世界の営み、宇宙とも言えるのではないでしょうか。



2015年 荒木飛呂彦荒木飛呂彦漫画術』集英社新書 第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」より引用



漫画はこれを1人でやらなければならないけれど(漫画家さん本当にすごい、、)、ゲームアニメにおいても同じだと思う。


FF16はまさにこの裏返しで、まずは何よりメインキャラクターの作り込みが弱い。キャラクターが弱いかストーリー展開が不自然な点が多いし、緩急なくて苦痛を感じると世界観に没入しきれなくて、細かい設定の矛盾がどんどん気になってきてしまう。結果的に「人が人として生きる」というせっかくのテーマ説得力がなくなり、ただ言葉として置いてるだけのように感じてしまう。

で、それらを統括している絵だけが突出してめちゃくちゃ綺麗・リアルでそれ以外の厚みが追いつかず、宇宙のチグハグ感がすごい。



漫画でもゲームでもどんなメディアであっても、①〜④を作り込み、絵とセリフで統括して、これ以上ないくら絶妙バランス宇宙をつくっているのがいいコンテンツコードギアスだったらCLAMPだし、ニーアオートマタであればゴシック調の耽美的な雰囲気音楽だし、進撃の巨人だったら諫山先生のあの絵以外今やもう考えられない。 

別の言葉でいえば、魔法にかけ続けられるかどうか。「このキャラはこんなこと言わないよね」とか「作業が多くて飽きてきたな……」とか「この設定矛盾じゃない?」とか、何か苦痛を感じる度に、魔法は少しずつ剥がれていってしまう。
完全に魔法が解けたあとは、全てがしらじらしく見えてしまう。

ジョシュアが殴るシーンにしても、Yahoo!知恵袋には「いいシーンですよね。何度も見返してます」と言っている人もいれば、「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って言ってる人もいた。前者は魔法が解けなかった人だし、後者魔法が解けてしまった人。私は後者だった。FF16はどこかで魔法が解けてしまう危うさが多かった。



なんでこんな長時間かけてコンテンツ摂取するのかっていったら、魔法にかかりたいからなんだ。ジェットコースターみたいに上下して揺さぶって、時に笑って時に泣いて、続きが気になって仕方なくて睡眠時間削ってしまって、最初の頃に匂わせてたこ伏線はここにつながるのかーーー!!!!!ってあっと言わせてほしいんだ。
特にFFみたいな巨大タイトルナンバリングなら。頼むよ!!FF17頑張ってくれ。



さ、これでようやくずっとくすぶっていたFF16に対する気持ちの供養が終わったので、FFリバースやります!!!!!

2024-02-24

鋼の錬金術師アニメ監督が暇アノンに成り果てたのめちゃくちゃショック

アニメーター協会代表だけど、代表としての言動アニメーターからボロクソに叩かれたりちょっと人品に問題あるのかなとは思ってたがただのアニメ視聴者にはよくわからない世界

あれが伏線で今回解答編がきちゃったな

ネトゲ戦記はnote連載なのに「Twitter連載」などと言ってるので、典型的な「よく知らナイト」のようだが

鋼の錬金術師以外に大した作品ないのであれは原作者がすごいのだと割り切る

2024-02-21

anond:20240221092404

この間の無料で最新話(?)まで読んだけど、老け顔の伏線とか意外と読めない展開とかかなり面白いと思ったわ。

2024-02-20

anond:20240219224149

マジレスすると、お子様は何度も同じ話見たがるからリアタイ視聴せずに録画するからじゃないの?

長年戦隊シリーズ2回に1回ハズレ説を信じていたけど、ここ数年は当たり続きでうれしい。

ライダー同士のバトルが子供に受けるからって、ひたすら身内で邪魔し合ってるのに対して、ちゃんキャラの掘り下げや伏線回収されてるのがポイントかと。

次のブンブンヤバい匂いしかしねぇw

2024-02-19

『ボーはおそれている』観た。

比喩じゃなく悪夢を見ている時の感覚がずっとあった。

謎の暴力的集団が家に入ってこないか気にかけつつ焦って小銭を取り出そうとして、結局支払いも出来ず家にも入り込まれて荒らされる厭さだとか、終始自分だけの聖域が無い感じとか、ボートがいきなり動かなくなるとことか特に夢っぽかった。

不条理出来事シームレスに続いて、考えれば意味が分からないんだけど観ている間は不思議脈絡のなさをあまり感じない。

とはいえ夢か妄想現実かよく分からない状態が続く不安さみたいなのはあった。

演劇のくだりで現実に戻る所で少なから妄想癖があるっぽいのが示唆されたり、終盤に今まで監視されていたのが明かされたりで、母の最悪の試し行動と統合失調症不安障害?のそれぞれ単体だったらともかく、相乗効果で最悪の体験になってたんだなと思った。

ちょくちょく挟まれ過去記憶やボウが自分決断を下せない描写伏線というか違和感を残しつつ、中盤までは今までのホラーにない今敏じみた不条理映像連続で、新しい面白さだなと思った。

過去母親とのやり取りが描かれるようになってからは、今までの描写に納得がいったと同時にやっぱりいつものアリアスターだって思った。

ラストの最悪のトゥルーマンショーみたいな展開で一応種明かしっぽい事はされたけど、色々と謎は残った。

監視カメラの映像に何が映っていたのかよく分からなかった。母親宅の壁の年表?に社会復帰地区?とか発達障害がどうのとか、「完璧安全(?)」の標語意味深に映されてたけど、それもよく分からなかった。ボウを使って何かしていたのか、過干渉の他にもその影響でボウがあんなになってしまったって事なんだろうか。

レインが突然死んだのも謎だ。それも謀略だったんだろうか。跨ったままの姿勢で固まってたのに違和感があって、死後硬直?なのか妄想によるものからなのか。

中盤で外界に金玉が膨れ上がっているって言われてたのは父親ちんちんバケモンだった事の伏線かな。父親家系子供を仕込んだ瞬間に死んでいったと吹き込まれていたのは、もうあんものを生み出さないようにするための脅しで、過保護干渉もそれが関係してたんだろうか。

人間がゴポゴポと溺れ死んで行くところを定点で映して締めるの嫌すぎ。でもちょっとかっこよかった。

浦沢直樹マスターキートン書いてた頃は好きだった

ふと気づいたんだけどさ、あの人、単に長編が書けないだけだよね?

短編は上手い。

どの作品とは言わんが俺がめっちゃ嫌いな長編浦沢あるけど、単品のエピソードは良かったと思ってる。

長編が本当にダメ

風呂敷を広げることは出来ても畳み方が雑。

正確に言うと「長い時間かけて沢山の伏線を絡めたあとにやっていい終わらせ方になってない」って感じ。

短編だとそもそもそれが最初から封じられているか問題ない。

浦沢直樹って、「短編サイズに丁度いいオチをつける天才」何だと思う。

なんで長編書いてるんだろうね本当。

2024-02-18

ゲゲゲの謎見た

ガッツリ6期

ネタバレ見てたから序盤の玉がジジイなのは分かったが、時ちゃん最初からinジジイだと勘違いして見てた

村長が時ちゃんの父なの、序盤チラッと出て忘れてたが長女とのアレって…

・おばちゃん駆け落ちして出戻りなのもなんか…

父ちゃんは入婿でまとも寄りながら、私刑も娘がアレなのも見て見ぬふりなのはね…

・サヨのあれは知ってたが、(でも一番のお気に入りってことはそういうことっすよね?)ゲゲ郎嫁の方は不意打ちで勃起してから萎えた。ジジイじゃなくて叔父さんの可能性もあるが

・目は反らしたけど凶骨知った上で手握ってたのは加点じゃないんすか…?

村長結果的に水木助けたみたいな。あの連中、人間じゃねェけどモラルや情がないわけでもないんだよね。だからよけいグロいんだけど

・水木復活はM持ってたのが伏線かと思ったが、そういうのでもないしな

ジジイ白鳥さん(事前に知ってた)が、結構よい。スピ方面に行ってるらしいが、ゆりしーよりは…

・ケウケゲン(だよな?)てかネズミ男やチャンチャンコみたいな原作要素が嬉しい

・時ちゃん昇天で泣きそうになっちゃったゾ…おためごかしじゃないのもいい

・サヨちゃんもそっち行けたんだ…まぁ生きてるうちのが地獄だったか

廃刊から世に出ないと言ってる人もいたが、最終刊で出るのでは?

・水木は忘れたけどゲゲ郎は覚えてたのいいよね…

エンドロールで本編に繋げるのすばらしい



暗い話らしいかスルーしよっかな?と思ったが観てよかった

君たちはどう生きるかゴジラ-1と戦中ブーム来てる?



よく考えたら沙代との結婚は両親反対してないし、ジジイですらもったいないけどええか…って感じだから駆け落ち自体は割と成功しそうなんだその後は知らん

で、色々調べたら水木と沙代と鬼龍のファンアートが出てきて一番戸惑っているのは俺なんだよね

Ever17はなあ。

最後シナリオ

伏線回収して、

話が拡がって、

カタルシスを覚えた所で、

力技で問題解決するのを見て、ちょっと引いた思い出。

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