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はてなキーワード: 京セラとは

2022-11-09

anond:20221109002824

単純にこれ見て気づかなかったらアホだし打診なしで押し通そうとしたなら狂ってるよなあ

トリプルチェック現場猫案件でうっかり抜けちゃったアホ案件だと信じたいけど

努力義務まで忠実に守った上でファウルグラウンドギリギリまで削って

グラウンドからの近さウリにしてたマツダがあまりにも可哀想すぎる


24.5m 札幌

23.8m ハマスタ

19.6m 神宮

19.0m ZOZO

18.4m ベルーナ

18.4m 甲子園

18.3m 楽天生命

18.3m 東京ドーム

18.3m バンテリン

18.3m 京セラ

18.3m ペイペイ

18.3m マツダ

18.288m 野球規則

15m エスコンフィールド北海道

2022-11-02

はてブを見る限り円安は悪いことのように思えていたけど

https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2211/02/news073.html

ソニーもそうだし、京セラも最高益だし

私のところ(某グッズ系)もそうだし、やっぱりメーカー系勢いづいていない?

2022-10-29

anond:20221029194450

京セラは稲盛イズムよりアメーバ経営が肝だと思う

アメーバ経営って10人程度の部門別会計から実際にやるの無茶苦茶めんどくさい

普通会社であれやろうと思うと上級管理職社長部門間の調整やルール策定死ぬけどそれを成り立たせる基盤が稲盛イズムだと思う

 

そこすっ飛ばして人を大事にとかの稲盛イズムだけ学んでも宗教だわ

2022-10-28

anond:20221028082907

そっかー、アレ十年まえだったか

…ところでぜんぜんカンケーあらしまへんけど、「京都」て名付けとる会社ブランドで、意外と山科本社があるの多いやんな、京セラとかもそうやったような

anond:20221028000708

吉田のサヨナHR京セラの観客総立ちだったからな

あの臨場感は実際に試合観てないとわからないよ

2022-10-25

anond:20221025101514

胡耀邦さんが民主的で偉大な人だったからな

その愛弟子である胡錦涛さんもそのマインドを受け継いだのだろう

オープンマインドだった 胡耀邦趙紫陽時代藤村 幸義)2011年4月

最近中国経済発展こそ著しいが、自由闊達雰囲気はあまり伝わってこない。それどころか政治民主化は遅れ、メディアへの規制は強まるばかり。経済面では国有企業勢力が再び増している。なにか時代に逆行している印象もある。

これまでの経済発展方式を転換すると言いながら、実際には大胆な改革に踏み切れずにいるのも歯がゆい改革・開放政策に着手してから30年余り。中国はいまいちど、この政策に着手したころ、胡耀邦趙紫陽リーダーシップをとっていたころのオープンで溌剌とした雰囲気を思い起こす必要があるのではないか

胡耀邦に初めて会ったのは、北京空港だった。筆者が特派員として北京に赴任してまもない1979年の半ばころだったと記憶している。すでに前年末の党中央委員会議で、中央政治局委員・党中央宣伝部長への就任が決まっていたが、我々外国人記者の前には姿を見せていなかった。

背が低くて頭は三分刈りくらい、なんとも貧相な男が、突然筆者の前に姿を現した。にこやかに笑っている。すぐに、これがあの胡耀邦だと分かった。つまり、筆者が復活後の胡耀邦の姿を見た最初外国人記者だったのだ。気がついた他の記者たちが寄ってきて、たちまちのうちに人垣を作ってしまった。

胡耀邦経済シンポ開催を

その後はとんとん拍子で出世していく。1981年6月に華国鋒のあとを継いで党主席就任した(1982年9月には党主席制の廃止に伴い、新しく導入された総書記就任)。

筆者がその自由闊達な人柄に直接触れたのは、1984年6月、日本経済新聞社人民日報との交流スタートさせ、北京取材代表団を送り込んだ時だった。人民大会堂で、胡耀邦と会見するチャンスを与えられた。初めて会った時の貧相な感じは消え、頭髪も長く伸ばし、威風堂々としていた。

中国首脳との会見では、相手側に一方的に喋りまくられ、こちから質問するきっかけを作りにくいのが通例だった。しかし我々は違った。儀礼的なあいさつは最小限にとどめ、日本経済新聞社の初代北京支局長だった鮫島敬治氏と筆者がタッグを組んで、次々と質問を繰り出した。

これに胡耀邦も応えてくれた。会見は予定時間を大幅に超え、1時間半にも及んだ。「今後10年間に外国から500億ドル外資を導入してもいい」と、手に持った鉛筆を振りかざしながら、対外開放に積極的姿勢アピールした。

このやりとりがよほど気に入ったらしい。最後胡耀邦は、同席した人民日報の秦川社長の方を向いて、「ことし秋に人民日報日本経済新聞が共催してシンポジウムを開くように」と指示したのだった。秦川社長も驚いた様子だったが、すぐに同意し、その場で日中経済シンポジウムの開催が決まってしまった。

かくて1984年11月に「中国の対外開放政策日中経済技術協力」をテーマにした日中経済シンポジウム北京で開催された。筆者は当時、国際部デスクだったが、数カ月ほどその仕事を離れ、シンポジウムの準備にかかりっきりになったのを覚えている。シンポジウムパネリストには、いま日本航空再建に采配を振るっておられる稲盛和夫京セラ社長(当時)にも加わってもらった。

シンポジウム終了後には、胡耀邦と再び会見できた。年に2回も会ったことになる。メディア単独で年に2回も中国首脳と会えたというのは、異例中の異例だった。

胡耀邦はこの時、韓国との直接貿易について「南北交流の進展を見ながら」との条件付きながら開始を示唆した。いまや中韓貿易は大きく発展しているが、当時としてはかなり大胆な発言だった。我々との2回目の会談胡耀邦も気を許したのかもしれない。

胡耀邦は1987年1月に総書記を解任されるが、日中経済シンポジウム継続され、1988年11月北京で第3回目が開催される。この時に会見したのが、胡耀邦の後任として総書記就任した趙紫陽だった。

●会見でビールを飲んだ趙紫陽

趙紫陽胡耀邦に負けず劣らず、あっけらかんとしていて、オープンマインドだった。ブルジョワ的との批判を恐れずに、いち早く背広を着こなし、ゴルフ場にも通った。

ある時、明の十三陵近くのゴルフ場趙紫陽とばったり顔を合わせたことがある。アウトの3番か4番だったろうか、ゴルフ場スタッフが駆け込んできて、「中国の偉い人がプレーするので、ちょっと待っていてほしい」と要請された。しばらくすると、趙紫陽がパターを手にしてやってきた。せっかちな仕草で、最後までボールを沈めずに、次のホールへと移動していってしまった。

会見では終始、ハイテンションだった。すでにこの頃になると、批判勢力攻撃さらされ、趙紫陽政治立場はかなり苦しくなっていた。会見が始まって間もなく、趙紫陽付き人ビールを持ってくるように要求した。外国人との会見で、中国首脳がビールを飲むというのは、おそらく前例のないことだろう。約1時間の会見中にコップ2杯を飲みほした。ビールに力を借りなければ、思い切ったことも言えなかったのであろうか。この会見の半年後に、趙紫陽天安門事件からんで失脚してしまう。

改革に前向きだった両首脳

胡耀邦失脚の際に、日中経済シンポジウム開催を独断で決めてしまたことが失脚の一つの理由になった、との報道もあった。しかしその後もシンポジウムは隔年開催で続けられ、日中交流の促進に役割を果たした。

胡耀邦趙紫陽ともに、中国の古くから悪弊を取り除き、新しい枠組みを作り上げようと一生懸命だった。やや性急なところがあったにせよ、常に前向きの姿勢を失わなかった。

中国はいま、経済成長の維持、インフレ抑制投資から消費中心への構造転換、という3つの難題に直面している。ところがこの3つの中で、どうしても優先しがちなのは経済成長の維持である。国際金融危機に際しても4兆元という巨額の財政投入によって、成長率を維持しようとがむしゃらになった。

その結果、GDP日本を抜いて世界第2位となるなど、世界から大いに注目を浴びたのだが、半面でその後遺症ともいえるインフレに手を焼いている。ましてや、投資から消費中心への構造転換になると、対策が後手に回りがちで、ほとんど効果をあげていない。胡耀邦趙紫陽のあの改革へのチャレンジ精神いまいちど、思い返すべきだろう。

特に胡耀邦清廉潔白なことでも知られていた。昨年4月、人民日報温家宝首相執筆した、胡耀邦評価する論文掲載している。その中で温首相は、「70歳を過ぎた胡耀邦が、食事睡眠時間も惜しんで人々の暮らしぶりを知ろうと、対話などに努めた」と胡耀邦地方視察に同行した時の思い出を披露している。暖房が効かない宿舎に泊まって風邪をひき、高熱を出したが、それでも仕事を続けたという。胡耀邦がいま存命ならば、腐敗・汚職蔓延している最近中国政治に何と言うだろうか。

ふじむら・たかよし 1944年生まれ 67年日本経済新聞入社 北京特派員 論説委員などを経て2000年退社 現在 拓殖大学国際学部教授 著書に『老いはじめた中国』(アスキー新書)『中国の世紀 鍵にぎる三峡ダム西部大開発』(中央経済社)など

2022-08-31

ロッシ連邦初代大統領 ゴルビー死亡

京セラKDDI 稲森元会長死去

もう死者のニュース報道はいらないのでは?

知りたくなったらスマホで調べるし

2022-08-30

京セラ創業者は惜しまれ絶賛される

でも半導体はもう台湾に抜かれてる

教育投資新規研究経営者に迫る精神株主にはなかったんだ

経営者無責任など咎めないんだ

石器土器部民にとても優しかった縄文人

金属部民に乗り換えた弥生人駆逐される

2022-08-22

高校野球が「甲子園」に開催されることが批判される声が近年毎年聞かれるように思う。

多くは真夏の屋外球場でやるのは理不尽な前時代的なこだわりであり京セラでやれという話だ。

勿論、伝統のためとかどうでもいい理由で「甲子園」にこだわることは当然自分も良くないと思う。

ドームで開催できたほうが良いのは当然であるしかし、単純な「金銭的な」課題はどうするんだろう。

そして、オリックスに対してどう補償とかするつもりなんだろう。


現状甲子園高校野球では無料で使ってるけど、京セラドームお金払っても成り立つのだろうか。それともただで貸してもらえるのだろうか。

高校野球のために建設した甲子園球場プロ野球をやっている阪神本来目的である高校野球で不便になるのは仕方ないけど

京セラドームオリックス本拠地ってのが今はメインの使用用途。それをどいてもらって高校野球を開催するってのはどれぐらい可能ことなんだろう。

本来大阪府内はオリックスシマであるところ、オリックス許可を出して阪神試合することを許している。これによって、

阪神京セラドーム主催試合を行い高校野球の期間を乗り切っている。現状でも色々とオリックス側が協力している形ではある。

ただこれは代わりにオリックスほっともっとフィールド神戸試合することを阪神に許してもらうことのバーターのような形。

阪神甲子園普通に試合をして、オリックス京セラドームを貸し出す場合阪神オリックス神戸試合をすることを許すメリットが有るのかどうか。

なぜ阪神高校野球球場を作ったかというとそれは来場する客が電車を使うから儲かるからである

でも京セラドーム保有するオリックス不動産がドーム無料で使わせたとして、収益を得られるあてはあるのだろうか。

負担を何も悪くないオリックス球団球場に背負わせる形になるのは良いのだろうか。それをしないために十分な金額を払えるほどのお金はあるのだろうか。

放映権料をもらってないのでお金がなくてクラウドファウンディングするとか言ってるのに。

2022-06-23

anond:20220619071300

日本の」メーカーが続々と事業縮小しているのは値上げの前から

っていう話だけどさ、これは日本メーカー製品サービス競争力がなかったわけじゃなくて、中国補助金つけたり(アメリカからダンピングだと言われた)

してこの産業自国で獲るという明確な政策を置いて産業経済戦に勝利したわけだよ。日本はいろんな税金を払いながら国内基準普通にビジネスをしていたのでどこも勝てるわけなかった。ドイツもそう。アメリカもそう。産業経済戦に負ける原因のは産業政策を語れる学官が貧弱なこともあるが(いいかげんなコンサルの狩場)、液晶もそうだけど、太陽光シャープ三洋京セラカネカ関西メーカー主軸だったし、15年位前は「雨が降ると発電できないものなんてつかいものになるかよ、やっぱ原子力だよ」みたいな風潮があった。学会もこれに加担したところもあると思う。蓄電池もそうだけど、「世界製造コストはこれくらいが標準」と補助金てんこ盛りで大産業になった中国生産基準価格で「この値段でつくれないなら産業競争力ないんだから撤退か高付加価値化を考えろ」という話をしていた。とうてい国内工場国内倉庫国内雇用を維持できない価格基準なのでそりゃみな撤退していくよ。最近になってようやく、国の基幹サーバがAWSでいいのか?とか蓄電池産業も全部中国でいいのか?という議論が出てきたけれども。

2022-05-19

2013年

京セラPHS「待ち受け状態で1か月に1度は充電が必要です」

ぼく「ほーん」

2019年

ガラケ型スマホ「2週間に1度は充電が必要です」

ぼく「退化してんじゃねえよ」

2021年

moto10日に1度は充電が必要デース」

ぼく「いや退化してるって」

2022年

Xpe●●●「4日に1度は充電が必要です。あとd●c●m●のアプリ満載です。削除はできません」

ぼく「そう」

まあ、知ってた。とりあえずこのXpeナントカ(?)は捨てようと思う。

やっぱり自分の利用状況にはmotoが最適解かなあ。

スマホまり使わないし、安くてなるべくメンテフリーでいられるやつ。

前のmoto母親にゆずったから、自分は新しいのを買うのだ。

2022-04-24

ロッテ佐々木朗希投手(20)が24日のオリックス戦(京セラ)に先発登板し、2回の投球中に白井一行球審がマウンドへ歩み寄る場面があった。

 ストライクボールの判定に不満そうな態度を見せた佐々木朗に対し、注意をしに向かったとみられるが、この場面について、NPB元審判副部長五十嵐洋一氏は「白井くんらしいなと思いましたよ。彼はまじめで熱いところがありますから。ただ、何かあるとパワハラだとか言われるいまの時代だとどうなのか…」。

 五十嵐氏は続けて「私が現役でやっていたころなんて、しょっちゅうありましたよ。ボール判定を不満に思い、私のほうを振り向いた捕手に対して『前向いてやれ!』と一喝したり、やじを飛ばしてきたベンチに『文句たれんとやっとけ!』と注意したこともありました。あんまり頭にきたときには『次にど真ん中投げてきてもボールにしてやろう』と思ったこともあります。どんな状況でも冷静、正確に判定しなければいけないのが審判ですが、そこは私たち人間です。私たちの先輩審判たちの時代には『(判定で)プロの厳しさを教えてやったぜ』なんて話も聞いたことがありますし、白井くんにはそんな昔ならではの審判気質が残っているのかもしれませんね」。

ニコレ?

ルールお気持ちで変わっちゃうってこと?

野球を好きになれない理由の一つがこれ

NBAなんか3人のレフェリーがいて、しかカメラ判定なんだが。

2022-04-21

阪神ビジター0勝11敗 ホーム京セラ0勝3敗 ホーム甲子園3勝4敗1分け

渡久地勝率.142、ホーム勝率.375ってことはビジター勝率は0割ってことだろ?

去年ゲーム差0で2位だった球団ビジターで一回も勝てない?明らかに異常じゃねーか」

2022-03-18

まるで板金工場で働く職人さんが、京セラ→SABIC→BASFの日本支社で働くことよりも価値がない人生だとでも言いたげですね

anond:20220318130214

犯罪者悪党だとしても板金工場や職人仕事は立派なもののはずです

2022-01-23

anond:20220123124355

日立とか東芝とかNECとかやたら持ち上げて、パナとかシャープとか京セラとかやたら貶す記事とかありますよね。

巨人大鵬卵焼きのお年寄りに多い印象ですが。

2021-12-03

anond:20211203202938

滑り止め。それしかない。

つか、スマホカバーを付けずに使用することを想定してないやつ多過ぎだろ。ツルツルしてて危ないわ。京セラTORQUEみたいに滑らない加工をしておいてくれよ。

2021-11-22

バルミューダフォンは成功する、おまいらは何もわかってない

なんでわかんないのかなって思うけど、説明します。

 

バルミューダフォンは高い、Snapdragon 765で10万円台とか中華スマホだったら3万円だぞ、とか、この値段だったらiPhone13mini買うわ!みたいな投稿がわんさか出て、なんでわかってないのかなと思った。

みんな、なんであの高価なiPhoneあんなに売れるかわかってる?Aプロセッサの性能がいいから?いやいや、普通の人はプロセッサが何使ってるかなんて見ない。スペックなんぞ気にするのは一部の人だ。私が言いたいのは、はてなとかITmediaとかインプレスとか見てるような人が購入の条件にすることと、普通の人は違うってことだ。

 

普通の人は、iPhoneは使いやすくてデザインが良くてカメラがいいから高くても買う。じゃあ実際に使いやすいのか。そんなことはない。指紋認証がついてないのでマスクからいちいち鼻出さなきゃならないし、デジタルコンテンツはいちいちSafariに戻ってログインして買わなきゃならないし、カーソル移動ひとつとっても裏技みたいな機能を使わなきゃできない。未だに充電コクタ独自のやつだ。iPhone全然ユーザー体験大事にしてなんかない。デザインだってでっかいノッチに分厚いレンズが野暮ったいし、カメラはたしかにいいけど、別に飛び抜けていいわけでもない。ギラギラ光る夜景を派手に撮るにはいいけど、そんなもんすぐに飽きるだろう。

 

iPhoneは「使いやすくてデザインが良くてカメラがいい」のではなく、「使いやすくてデザインが良くてカメラがいい」という物語を作るのに(特に日本で)成功したってだけのこと。大半の人はそれで買ってる。ちなみに私自身はOSサポートが長かったり、OSXとの連携が優れているので多少の欠点には目をつぶってiPhone使っている。でも大半の人は2年でスマホを交換して半額になるプログラムで買うからOSサポートなんて関係ない。Mac持ってる人だって少ないだろう。たんに「これ使っときゃ間違いない」という物語を信じているだけなんだよ。

 

バルミューダも実はそれをしてきた。バルミューダ最近出したものスピーカーが有る。Bluetoothでつなぐよくあるやつなんだけど、スピーカーが上を向いていて、アクリルランタンみたいなのが下についてて、LEDランプが音楽に合わせてピカピカ光る。そんだけのもの自分も聞いてみて、モノラルのフルレンジで音はそこそこいいけど別に飛び抜けていいわけじゃない。これが35,000円。どう考えても高い。中華メーカーが「令和最新版 ランタンスピーカー」とamazonで売ってても違和感ない程度のもんだ。でもレビューは絶賛でしっかり売れている。

 

コスパ悪いよね。でも買った人はクリエティブやANKERあたりが出している5000円くらいのスピーカー比較して、「音質たいして変わらんやんけ!」と怒ったりするような人じゃない。バルミューダ精魂込めて作ったのだからいいもんだ、という物語を買ってる人なんだ。バルミューダフォンも同様である

 

バルミューダフォンの売上見込みは30億円という。Softbankいくらで卸しているのか知らんけど、台数にして3万台くらい、国内シェアにして0.5%もない。国内スマホを使っていて、小さくて他の人と違うスマホがいいけど、中華Androidとかを買うのはちょっとやだ、いいものがほしい、と思ってる人に届けばこのくらいだろう。そして端末は「お返しプログラム」で買えばそんなに負担にもならない。第一これらの人はコスパがどうだスペックがどうだなんてことはほとんど気にしない。スマホ普通に動けばいいと思ってる。

 

そして重要なのは人間はこだわりのある高いものを買ったら、よっぽどその商品ダメダメ場合を除けば、かえって「これは高いからいいものに違いない」と思い込むことだ(認知的不協和という)。だから5万円くらいで出したらかえってダメなんだよ。バルミューダフォンを製造するのは京セラ。みんな知らないかもしれないけど、実は小ロット個性的な端末をしっかり作り込むのに長けたメーカーである国内メーカーとしっかり打ち合わせして、こだわりのあるスマホ相場より高めにだして、0.5%くらいの人に確実に届けて続けていく。さすがはバルミューダは手堅い連中だと思う。その後、おそらくワイヤレスイヤホンとかスマートディスプレイなんかの周辺機器も出してくるだろう。

 

こういう人をおまいらは「情弱」というのかもしれないけど、ウェブ記事を穴が空くほど読んだりベンチマークの数値を気にしてスマホ買うような層はメジャーじゃないんだ。おまいらが考えるようなことはバルミューダだって考えてる。彼らがやりたいのは最新最高のスマホを出すことでもなく、中華メーカーと手を握ってハイコスパマシンシェアを分捕ることでもない。個性があって、ちゃんとしっかり使えるという保証があって、ブランドがあって、そういうのをほしいと思ってる人をうまく掘り起こす物語を作りたいのだ。おそらく彼らはこれからスマホデジタル製品の中核に据えて地道に新製品を出して、それは多くはないけど確実に一部の人には使われていくだろう。バルミューダフォンはその意味成功する。おまいらは何もわかってない。

ただし、俺は買わないけど。

2021-11-21

オリックス負けた、日本シリーズ死ね

京セラ終戦で去年みたいな打線沈黙

ヨナラ勝ちばかり見てきたから久々の負け辛い

東京ドーム打線復活するんかなあ

先頭打者福田登場曲のせいでゲキテイ脳内でずっと流れてる

2021-10-29

iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか」を書いた増田です

https://anond.hatelabo.jp/20211026193844

で、「iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか」を書いた増田です。ブクマが1600もついていてびっくりしました。いままでどんな気合い入れてブログを書いてもブクマ100もいったことがないのに、勢いに任せて書いた増田が1600とは…こういうのみんな知らなかったんですかね。

 

いろいろ言及してくれた人がいるんで、答えられる限り答えていきたいと思います

 

増田のいたS社ってのは、三洋電機

 

まあ、隠す必要ないよね。そうです。ハイ名古屋工業系の大学を出て入りました。あの頃の三洋はすごかったんだ。二次電池太陽電池デジカメ無線通信など、地味に覇権取ってた技術分野がいくつもあった。新潟半導体も作っていたし、有機ELだって開発してたんだ。パナからは下に見られていたけど、社風はちょっと緩くて、でも活気があっていい会社だった。守口本社ビルが建ったときは誇らしかったんだ。なんでこの大企業がこうも容易く瓦解して消滅してしまったのか、今となってもよくわからない。新幹線の窓から見えるソーラーアークに「SANYO」とあったのが、「Panasonic」に変わっているのを見たときの衝撃は、今も忘れることができない。

 

三洋電機は完全消滅なんてしてないよね。

 

あ、これはまあ、そうですね。事実上消滅、といったらいいかな…

 

日本メーカーAndroid端末開発の悲喜こもごもを教えて

 

俺は携帯絡みの仕事最初にやったのがPHSCS基地局)だったんだ。今や三洋基地局を作っていたなんて知る人も少ないんじゃないか。DDIPocket(その後WILLCOM、そしてSoftbank…)でその仕事していて、CDMAを手伝ったあと、KCP+というクソみたいなプラットフォームでみんなが死んでいるのを横目で見つつ、横須賀次世代通信の基礎研究みたいなことをやっていた。なので端末の開発はあんまりやってないんだ。でも、三洋携帯は良かったんだよ。そりゃパナやNECに比べたらブランド知名度で劣ったけど、中身は全然負けてないつもりだった。ワンセグをつけたのも有機ELディスプレイを付けたのも三洋最初だし、何より俺らはあのアメリカでしこたま売ってた。

だがいつの間にか三洋携帯事業だんだん先行きが怪しくなっていて、ノキア合併するという話をずっと聞いてたんだけど、なんかしらんけど結局京セラに売られることになった。京セラは厳しいけど温情あるところだったらしく、残ってパナに身売りされた部門よりかはずっと良かったんじゃないかな。俺は京セラには行かず別の会社移籍してLTEとかしてたんだけど、そこでiPhoneの発売でいろんなもんがすっちゃかめっちゃかになるのをやや離れた場所から見ることになった。その後は凋落する日本携帯業界とともに生きてきますた。

 

iPhoneが出たときガラケーにかなわないと思ったのはお前の見る目がないからだ

 

(笑)まあ、そうだよね。それは本当にそうだと思う。ただ、当時出たばかりのiPhoneは、ちょっと重たいサイトを見るとすぐにブラウザが落ちたし、孫さんはこれで仕事捗るぞみたいなこと言ってたけど、こんな不安定もの仕事に使えっかよと思ったのも確か。ガラケーのほうがずっと安定していたんだ。その後iPhoneが急激に改良されていったのはご承知の通り。当時はiPhone未来性を語るギークも多かったけど、女子高生NECの二つ折りにじゃらじゃらとストラップをつけて、あらゆる機能を使いこなし超高速でケータイ打ちしてたような時代で、別にメニュー階層なんかもそう複雑でもなく、これがiPhoneより使いにくいなんて思わなかったんだ。先見の明がなかったことはそのとおりだと思う。

 

Androidの出始め、海外メーカーのはそんなにダメ端末ではなかったよね

 

はい、これもそうですね。HTCサムスンは当初からしっかり作り込んだいいのを出していた。日本メーカーが安定した端末を出せるようになったときには、すでにiPhone覇権が確定していたのは前に書いたとおり。ただ、ソニーだけは例外最初からそこそこ安定したものを出していたし、途中まではグローバルマーケットガチで戦っていた。とはいえ、確かソニー・エリクソン(後にソニーモバイル)って当時英国会社だったような。

 

iPhoneが普及したのは端末や操作性がAndroidに対して洗練されていたからで、キャリア戦略日本メーカー不手際だけで語るのはおかし

 

これも、そうだとは思う。ただ日本けが突出してiPhoneシェアが高い(2位以下に10ポイント以上の差をつけている)理由は、キャリア戦略日本メーカー不手際が原因と言っても差し支えはないと思う。

でも、iPhoneが洗練されているってのはどうもやっぱり納得できないんだよな…確かにiPhone5くらいまではそうだったかも知れない。ただその後はUIなんかもひたすらAndroidで先行しているものを取り込んでいったでしょう。通知エリア、戻る機能、大画面化、アイコングループ化、ウィジット、カーソル移動…iPhoneAndroid比較してそんなに洗練されたものなら、どうしてAndroidマネをする必要があったのか。また端末はどんどん重くメタボリックになっているし、ノッチデカ指紋認証も不可で、充電端子の統一もできず未だにデジタルコンテンツアプリ内購入もできない。それで最高のユーザー体験とか聞くと、寝言は寝てから言えよと思ったりするよな、正直。俺はよく画面分割してYoutube再生しながらLINEとかするけど、それすらまだiPhoneはできないんでしょ?

以前はAndroidが高機能高性能で推しiPhoneユーザー体験がすごいんだと言われてきたけど、今はどちらかと言うとiPhoneのほうがAチップの高性能を売りにして、ユーザー体験は変な所にこだわっておおよそ実用的ではない。その点もAndroidが優れていると言い切っちゃうと荒れそうだからこのへんでやめとくけど、ぶっちゃけ大して変わらんと思うよ。

まああとは、AppleWatchやiPadMacとの連携が優れてるみたいな話になるんだろうけど、そのへんは使ってないのでよくわからない。個人的な思いで言えば、個人情報から決済から操作からから何まで一社依存するってのは怖くないんかなって思う。Apple個人情報保護が優れてるって人もいるけど、実際のところは彼ら中国政府にベッタリで、その要請に従って中国企業個人情報管理とか任せたりしてるぞ。

 

Appleがにくいからって中韓の端末を推したりするなよ

 

俺が本当にこいつらすごいなと思ったのは、Appleではなくサムスンファーウェイだった。サムスンGSMとかから今のスマホ時代に至るまで、グローバルに君臨しつづけているほぼ唯一のメーカーだ。そりゃ過去には日本技術を盗むとかもあったかも知れないが、日本を追い抜いたあともずっと成長を続けているし、しかも端末のコア部品の大半を内製できて、それらがみな競争力を保っている。こんなオバケみたいな連中は他にいない。

ファーウェイ基地局でとてつもない技術力と競争力を持っていたのもあるが、端末だって短期間にすごいのを出してきた。SoCも内製していたし(製造tsmcだったけど)、その設計思想や性能はAppleに劣らないくらいだった。そして安かった。安く作れるってのはそれ自体がすごい技術力なんだ。実は俺はファーウェイが躍進して、高慢ちきなApple奈落に落とすことを密かに期待していたんだけど、そうはならなかったね。でも彼らはきっといつか這い上がると思う。それが日本にとっていいことかどうかわからんけど。

思うに、日本iPhoneシェアが高止まりなのは中韓に対する根強い差別意識もあるような気がする。日本人アメリカの作るものは大好きだが、中韓については未だに彼らの技術製品を認めたくない思いがあるんじゃないかな。欧州なんか行くとサムスンやらXiaomiやらのスマホ機能デザインを褒める声を聞くけど、日本でそういう人はあまり見ないよね。

 

老害

 

このコメント結構あったね…iPhoneが出たときに俺は40歳前後。若くはないけど老害じゃないだろうとは思う。ただ今の若い人は、僕らみたいな年代人間日本産業焼け野原にしたと思っているのかも知れない。まあそれはそれで確かにそういう一面もある。でもまあ、なんというか、この20年、日本はやるべきことは必死にやってきたと思う。

いま話題半導体だって、パナとルネサスは共同で微細化の研究に取り組んで世界の先端を行っていたし、富士通は最新の工場三重に建ててファウンドリビジネスにも取り組もうとしていた。ASMLの独壇場であるEUVリソグラフだって、実は日本が先行して産学共同で先駆的開発をしていた、なんてもう言っても誰も信じないんだろうな。プラズマ液晶だって有機ELだって、実際のところ日本企業は果敢に攻めていた。世界で求められるキーデバイスは何かはちゃんと把握していたし、それでなんとか世界一角に残ろうと必死だった。後からならなんとでも言えるが、その時々での判断が遅かったとか合理性を欠いていたとは思えない。でも、なぜかその大半が裏目に出てしまった。技術はあった、人もいた、行動もした。でもダメだった。

太平洋戦争歴史を読んだりするのが好きなんだけど、あれも途中からやることなす事の大半が裏目に出るようになるんだよね。インパール作戦特攻のような不条理作戦もあったけど、全部が全部そうでもなくて、その時はこういう道しかなかったのだろうと思えるものもたくさんある。でも、どうしてかその大半は裏目に出てしまう。そんなとき人生にもあるし、国にもあるんだろう。

から敗因を研究して、次につなげればいいじゃないかと思う。

俺は、あの三洋電機があっというまに崩壊していったのを見ているから、いま世界を席巻しているAppleやらサムスンやらtsmcだって、いつどうなるかわかったもんじゃないよなって思うよ。富士通NECみたいに卓越した技術を持っていても、長い時間をかけて凋落していった企業だってある。逆に言えば、ほんの20年くらい前までAppleなんてニッチ時代遅れのPCメーカーだったんだ。日本だっていつまでもダメな国じゃない。社会が変わるときは一瞬で変わる。老害って言われるのは悲しいけど、でも君らと一緒にまた上がっていける日は来ると思うな。

 

追記iPodのことを何度か書いている人がいるけど、俺の周囲の人たちでiPodを使っている人は殆どいなくて(ちなみに言うとWalkmanだっていなかった)、大体が中韓の作ったmp3プレーヤーを使っていた。格段に安かったし、iTuneかいうできの悪いソフトを使わないでも、フォルダごと音楽ファイルを放り込めば再生してくれたからだ。俺も名前忘れたけど韓国メーカーのやつを使ってたと思う。これって自分の周囲があらかた理系メーカーだったから、割と特殊なのかも知れない。ただ全く無関心なのではなく、飲食店で注文を取るお姉さんがiPod touchを端末に使っていたのを見て、ああイノベーションってこういう形も取るのかと感慨深く思ったのを覚えている。ちなみに当時auガラケー向けに音楽配信サービスをしていて、もちろん三洋の端末も対応していたんだけど、実際それで音楽聞いてる人を見たことなかったな…(ぶっちゃけビットレートが低く、音もそんなに良くなかった)

なので、iPodを使ってた人がiPhoneを受け入れたという説は、そうかも知れないけど自分にはわからん、となるのであった。ごめんね。否定しているわけじゃないんですわ。こうやって現場の人に周りが見えてなかったってのも、我々の敗因のひとつなんだろう。

2021-10-26

iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか

最近増田ホットAndroidiPhoneの罵り合い。楽しいですね。

 

なんとなくこの業界に関わってきたので、どうして日本でこんなにiPhoneが支持されるようになったのか、ちょっと書いてみたいと思う。ちなみに俺は今は亡きS社(今は完全に消滅して、かつての本社市役所になっている)でPHS(みんな覚えてる?)の開発に携わったのが最初。その後は出向で三浦半島の先の方で怒りのデスロードみたいな経験をしたり転職して某関西メーカーAndroidやったり。当時一緒にやってた人たちの一部は京セラに行ったけど、大体はどこに行ったか知らない。とにかく日本の一大産業であった携帯電話基地局生産や開発に一通り関わってきて、その衰退とともに生きてきました。

 

で、よく知られているように日本携帯電話1999年iモードの導入から劇的に進歩し、ネットが見れるだけでなく、カメラも付きラジオも聞け非接触決済もできて音楽を聞いてテレビまで見れて、もちろん防水でアプリまで動かすことができた。カッチリ作られた二つ折りやスライド機構は触ってるだけで楽しかったし、こんな携帯日本メーカー以外どこも作れなかった。

 

まあそれがガラパゴスと言われて後々の衰退につながるんだけど、実際はドコモガラパゴスを良しとしてなくて、iモードを普及させようとして海外携帯キャリアガンガン出資していたし(その大半が失敗して莫大な損失が生じた)、ドコモ進出と同時に日本メーカーは高機能携帯世界に売り込もうとした。でも結局どれもうまく行かなかった。なんとか海外地盤を築いていたのはソニー・エリクソン三洋くらいで、三洋アメリカスプリントCDMA携帯を輸出してそこそこのシェアを取っていた。ライヴァルであるモトローラとかサムスン携帯を買って研究していたのが懐かしい。

 

後にAndroidiPhoneがすごい勢いでエコシステム世界に広げていくのを見ると、どうしてiモードにはそれができなかったのかなと思ったりする。まあでも日本メーカーの小さな筐体にぎっちりと機能の詰まった携帯は、個人的にはサイバーでありジョリーグッドで今でも好きなのだが、海外はいまいち受けなかったし、ドコモおんぶにだっこで儲けていたNECやらパナやら富士通は、お付き合い程度にしか海外進出をする気もなかったようだ。

 

当時すでにスマートフォン海外ではそこそこ普及しており、SymbianとかPocketPCとかBlackBerryなんかの端末は結構海外ビジネスマンは使っていた。しか日本はいわゆる「ガラケー」のデキが良すぎてほとんど普及せず。シャープWindowsCEを積んだW-ZERO3を出してたくらい(持ってた)。

 

で、2010年追記2008年の間違いだった、申し訳ない)ついにiPhone日本で発売。もちろん俺は買った。当時ソフトバンクの独占発売だった。よく知られているように、当時の論調は「iPhoneより日本ガラケーの方がずっと高機能」で、こんなものは驚異にはならないという話だった。確かにiPhoneはすぐに電池が切れるし、FeliCaも防水もワンセグもなし。文章コピペもできないダメケータイだった。実のところ俺自身も使ってみて、こんなダサいもの日本携帯に勝てるもんかと思った。しかソフトバンクiPhone未来イメージシンプルで安い料金プランでガンガン攻めてきて、audocomo対応せざるを得なかった。

 

まもなくシャープ富士通東芝ソニーNECなどが次々とAndroidスマホ発売。このあたりの大混乱の思い出はブコメでもよく見るけど、未だにどうしてこうなったんだと思わざるを得ない体たらくだった。iPhoneに対抗するためにキャリアワンセグFeliCaの搭載を求めたために、開発は難航。第一Androidの開発をしたことがある人なんていなかったし、そもそもスマホなんて作ったことなかったのだった。納期に間に合わせるためにやっつけて作ったソフト不具合連発。一体何であんなもんを作ったのか未だにわからない、メガネケヱスと言われて1円でばらまかれたシャープの端末、まともに動いた時間のほうが少ないと言われたレグザフォン、ホッカイロスマホと言われ東京湾在庫が沈められたと噂されたアローズ。この頃俺は端末の開発からは遠ざかっていたけど、何人が死んでるんだろうと思うくらい現場悲惨だったようだ。

 

それでも各社はなんとしてでもiPhoneに抗おうと必死だったようだ。AndroidiOSはほぼ同時期に出てきているんだけど、端末開発では若干iOSが先んじたが、実際のところ世界ではスマホシェアはあっという間にAndroidiPhoneを抜き去っている。しか日本Android勢はソニーエリクソンを除けば総崩れで、iPhoneを扱うソフトバンクへの流出が止まらない。まずauiPhone4を扱うことに。docomoは当初ツートップ戦略というサムスンソニースマホで推す作戦に出たが、それによってパナやNECといった古くから携帯を作ってきたメーカーが脱落。その後2013年Appleに屈した。その契約屈辱的な内容だったらしく、日経は「不平等条約」と書いた。専用の売り場を設けたりといったよく知られている事に加えて、一説によると販売する端末の3~4割がiPhoneでなければならないとか、iPhoneのために莫大な広告宣伝費負担するなどである。未だに日本ではiPhoneが発売されるとaudocomoiPhoneCMを流すが、あれにはAppleは1銭も出していない。全部キャリアの持ち出しである。彼らの強欲なやり方を告発した、「アップル帝国の正体」という本が出たのもこの頃だ。

 

結局の所キャリア各社はこの契約を履行するために、iPhone用のお得な料金プランや分割購入プランを作り、窓口でも積極的に売り込んだ。初期のAndroidスマホのできの悪さを見聞きしてきた人たちは一斉に乗り換えていった。キャリアはいままで苦楽をともにしてきた日本メーカーをあっさりと見捨ててApple推しまくった。この頃はAndroidの開発もこなれてきて割とマシなスマホ日本メーカーも作れるようになってきたが、もうキャリア消費者も見向きもしなかったのだ。実際iPhoneは使いやすかったし、膨大なCM提灯記事キャリアショップのど真ん中で扱われたことで、もうスマホを買うことはiPhoneを買うことと同じくなっていく。

 

もうこうなるとiPhoneなしでは全くキャリア戦略は成り立たない。今に至るまでApple契約した屈辱的な関係を捨てることはできず、結局の所3キャリアAppleの言いなりになって莫大な国富を貢ぎ続けた。まあ彼らのやり方がうまかったといえばそうなんだが、こんな事になってしまった国は日本くらいで、いまやアメリカをもしのぎ世界で最もiOSシェアの高い国である。他の国ではiPhoneは一部の富裕層の持ち物であり、安くて高性能なAndroidスマホがとっくに主流になっている。iPhoneはそのCPUを除けばもうすでにイノベーションからは周回遅れであり、中国メーカーの作るAndroidがいまや先端を突っ走っているが、日本ではなぜか多くの人がiPhone最先端で最高性能と信じ続けた。

 

結果として、この給料のまるで上がらない国で、値段が上がり続けるiPhoneは売れ続け、日経が「最新のiPhone日本人平均給与の6割」という記事を書くまでになった。まあ別に何を買おうと勝手なのだけど、貧困女子といったタイトルがつく報道カップラーメンをすすっている人が持っているスマホが、10万円近いiPhoneだったりするどこか歪んだ社会になってしまった。最近も同僚から家族みんなでiPhoneを買い換えるので40万かかる」との嘆きを聴いた。OPPOあたりにしとけば全員分買っても10万で済みそうなのだが、その選択肢は彼らにはない。

 

とにかく日本キャリア総務省の顔色を伺いながらiPhoneを売るだけのAppleポチになってしまった。audocomo傲慢な連中だったが(もっと言えばNECもパナもry)、Appleはそれに輪をかけて傲慢クズ会社である。彼らが電気電子産業が壊滅した焼け野原日本から、ケツの毛一本までも利益をむしり取っていく現状は悲劇しか言いようがない。一社支配的な力を持つ市場はろくなことにならないという証左であろうが、もっともそのクソに完膚なきまでに負けたのも我々である。ほんとすみません

 

俺は岐阜のS社の研究所と虎ノ門DDIポケット本社を往復してた時代から、百花繚乱のごとく日本携帯が咲き乱れた黄金期を生きて、それらが全部Appleになぎ倒されていく歴史の中に身を置き、どうしてこうなってしまったのか、どこでどうしたら良かったのかと今も思う。しばらくはiPhoneに使われる部品日本製が多かったが、今や台湾韓国にも負けてしまった。スマホCPUを作れたのはルネサスだけでそれも一世代消滅メモリ液晶もだめになって、今やNANDとMLCCくらいか。最終製品を失った日本にもう一度半導体をと言っても虚しく響く。

 

まあ、もう50すぎのおっさん独り言です。ちなみに私が使っているのはかつてアメリカ市場で我々とCDMA携帯シェアを争ったサムスンGalaxy。妻とむすめはiPhoneです。二人は絶対iPhoneじゃなきゃいやだ、Androidは使いにくいといいますおっさんはそんなことないと思います。でも、何言ってもも彼女らは「iPhone」なのです。

2021-09-05

田舎ッペだけど東京モンは優しい

名古屋京都大阪の連中と比べても、嫌がらせをしてこないのは、感度高い。

- ナチュラルボーン性格ゴミ再生産を生み出す元凶進化心理学の良い手本の人種

- 実力があると受け入れる素養はあると思う。京セラとかオムロンとか。

- 「ザ・グレート・田舎っぺ」という感じが嫌い

- 東海銀行松坂屋東京資本になってしまってショック

- 感度が高いが、働かない人が多めという感じ

- 北海道拓殖銀行雪印の腐敗は、地域がらだと思う

- なんというか、大阪企業東京に行くのは理由があると本気でわかる。なんか「ここにいると、落ちぶれる」という感触がすごい。長くいたくない、と思った。

- 左翼のフリをした保守が多いイメージ原爆のせいだろうけど、闘う平和を追求している気がする。

- 仕事以外は最高の土地給料は安い、それだけが嫌な街。

- なんというか、日本未来がここと同じようになる、という辛さがある。

- 自分関西人だと本気で思っている。中国人だろ。

- なんか、失礼だけど、中国人にすら相手にされないって、終わってるてると思う。

- 正直、仕事がない、っていうのは辛いよな。100万都市なのにさ。

2021-08-17

anond:20210817184314

宿泊代の時点で一大事なのだからさらドームを借りる費用なんてどこから出てくるのかなあって思ったって話。

新聞社が払えるならそれでもいいんじゃね?でも最近良く見る京セラでやれ論者は費用について何も言及してないからどういうつもりなのかわからんってこと。

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