はてなキーワード: マニラとは
[日程]
金曜 語学授業
|
火曜
※もし月曜から金曜の休みが取れたら、もっとゆっくりした日程に出来たけど、仕事の関係でこうなった。
[施設]
全寮制、山の中の大きな一軒家が学生寮になっている。
[一日のスケジュール]
6:00 起床 メールチェック、返信
7:30 シャワー
8:00 寮を出発。ドライバー付きのSUVが迎えに来てくれる。学校のスタッフと共に学校に向かう。乗車15分。
8:30 学校着。当日の予習・前日の復習
9:00 午前の授業 マンツーマン
12:00 学校を出発〜寮で講師と雑談しながらランチ〜寮を出発
14:00 午後の授業 マンツーマン
18:30 英語を使ったゲーム。このとき希望すれば授業の続きも出来る。
21:00 独学で当日の復習。
23:00 就寝
[講師について]
今回は自分の希望で毎日違う講師にしてもらいました。※聞き取りを強化したかったので
特に望んだわけではないですが全員が大卒の若いフィリピン女性でした。
英語のレベルは驚くほど高く、イギリス以外の欧州人よりよほど達者だと思いました。
[送迎]
車中でオリエンテーションと英語レベルの確認。簡単な打ち合わせ。
初日と最終日はチェックインとチェックアウトのみで自由時間がたくさんありました。
[所感]
ひとことでいうと、とても楽しかった。
メイドが二人いて運転手付で送り迎え、講師はみな可愛くて親切で理知的でした。
日中はスマホの電源を落としていたので、100%英語に集中できたのも良かったです。
[その他]
滞在中は特に買い物などもしなかったのでフィリピンペソの用意は必要なし。
住居エリアは高級住宅街で、入口にライフルを持ったセキュリティが2人。
→MacBookいっこ買えるくらい。エアチケットは含めず(現地での交通費は含む)
メイド可愛かった?
→ひとりはおばちゃん、ひとりは若い女の子。おばちゃんはひたすら可愛かった。若い女の子は可憐でした。
→当方、いままでTOEICもTOEFLも受けたことないです。
※今回の留学は会社の会議でもう少し発言したいというのが動機なのでスコアとか気にしたことなかったのですが、少し興味が出たので今年は受けてみようと思います。
→よく知らないですが、水道水が飲める国なんて日本くらいなのでは?
むしろ日本人が気をつけないといけないのって生野菜(についている水)とか氷(が解けたあとの水)だったりします。
・発音が綺麗。
どの講師もいわゆるアジアンな訛りはなくて、アクセントもセンテンスの切り方もテレビニュースや映画みたいで聞き取りやすかった。
ネイティブがあまり使わないようなビッグワードが会話のなかにちょいちょい出てくるのでびっくりした。
・文法が強固で崩れない
これは英会話講師としては基本だとも思いますがネイティブの講師みたいに変な省略とかを教えてこないので受験英語に慣れた身としてはありがたかった。
ふと生まれ育った町の情景を夢で見て、多少思うところがあったので気持ちを書き留めようと思う。
静かな入り江から小さな漁船が海の彼方へ消えゆくような、そんな夢だった。
最近よく見かける「田舎で非知識階層に囲まれて育ったけど、地元に馴染めずなんだかんだで都会に出てきて過去やホームタウンを思い返すたびに多少絶望する」という散文的な自分語りであることを先に断っておく。
ただの個人の経験であり、エスノグラフィのようなものだと思って読んでもらえれば嬉しい。
確かに「東京の人間が想像することも出来ないような社会」が日本のどこかには必ずあって、学ばないことが規範と化して社会が再生産されているということ。
名古屋まで電車で1時間半以上、文化的な施設といえば聞いたことのない演歌歌手がたまに来る小さな市民ホールと、小さな本屋が2軒あった。
2軒の本屋は万引きの被害額が大きすぎて自分が町を出た後に潰れた(跡地はセレモニーホールという名の葬式場になった)。
1時間に一本しか電車のこない駅から伸びるメーンストリートで今でも開いている店は、年金暮らしの年寄りが趣味でやっている畳屋と宝くじ屋しか無かった。
街中でスーツ姿の人は見たことがほとんどなかったし、そもそも人が出歩いている記憶すらない。
高卒で一度も町から出たことのない母親は、漁師を相手にする場末のスナックで働いて自分を育てた。
同じ町で漁師をしていた父親はフィリピンパブで出会ったフィリピーナに入れ込んで、小学2年生くらいの頃に母親と離婚した。
それより前には「キミの父親は不倫をしているんだ」と小学校の同級生の母親から聞かされた。
相手は近所に住んでいた太ったおばさんだったので、あんなデブとなぜだろうとその時は疑問に思ったけどすぐに忘れた。
最後に父親と会ったのは、父親が家を出て半年後くらいに小遣いをやるからと呼び出された紫煙で視界の悪い雀荘だったと記憶している。
その後は行方不明で、風の噂では今はマニラに住んでいるらしい。
こんな家庭環境は、東京の自分が属するコミュニティでは聞かない。
なぜそんなことにわざわざ触れたかというと、自分の家庭は何も特別ではなく、周囲を見渡せば程度の差はあれどどこもそんなものだったから。
親が大卒の同級生なんてクラスに1割も居たかという感じだったし、自分が通った地元の中学校には200人くらい同級生が居たがそのうち大学に進んだのは20人くらい。
自分は博士まで進んだが、マスターレベルですら聞いたことがない。
あとで詳しく触れるが、そもそも勉強をするとか考えること自体を忌避するという一貫したスタイルがあらゆる局面で通底していた。
さて、シングルマザーの家庭はクラスに3割は居たし、両親が揃っていても母親・父親違いの兄弟姉妹が居るなんて話も珍しくない。
親世代の職業は漁業か水産加工、町工場、自動車修理で、小中学校教諭や公務員の子息は格の違いを醸し出すスーパーエリートの家庭扱いだったし、家も小綺麗だった。
スーパーエリート以外は、トタンの壁が海風で茶色く錆びて、汲み取り式のトイレから伸びる煙突の先がクルクル風で回っている文化住宅か、古民家カフェを思いきりボロボロにしたような都内なら廃屋だと思われるような家に住んでいた。
町工場に勤めている人たちで指が無くなったなんて話もよく聞いたし、どこそこの家が生活保護受給とかという話もよく聞いた。
クラスメートが学校を翌日休む理由が、その前に起こした暴力事件で家裁に呼び出されているからとかもよくある話だった。
そんな彼らが余暇にすることといえば、スナックかフィリピンパブ、ギャンブル、セックスくらいしか聞いた限り思いつかない。
確かに、成人した兄がいる同級生の家に遊びに行った時には、真昼間から居間で同級生の兄と派手な格好をした若い女性がセックスをしていたし、パチンコ屋には毎朝人が並んでいた。
ギャンブルはパチンコか電話で投票する競馬が主流だったが、甲子園の季節になると地元の暴力団が元締めをする高校野球賭博も流行っていた。
暴力団は偽ブランド品も売りさばいていて、軽自動車にスウェット姿だけど鞄は高級ブランド(偽物)という出で立ちの女性をよく見かけたものである。
まぁこんな感じでつらつらと思いつくまま挙げてみたが、自分の身の回りで溢れていたのは、キーワードでいえば貧困、性、暴力、ギャンブルだった。
そもそも大人たちがそんなスタイルだったので、子供達も似たような社会をフラクタル図形のように構成していた。
小学校の頃には駄菓子屋やコンビニでの万引きが横行していて、後に刑務所に入るような子供たちはその時代からすでに盗んだタバコを吸って、やっぱり盗んだバイクに乗っていた。
暴走族(ゾク)に入って大人たちを殴ったり大怪我するほどのゾク同士の喧嘩をする中学生たちが小学生のヒーローで、ゲリ便が出る時のような音を撒き散らすバイクに皆憧れていた。
そんな時に暴力的な彼らは、異質な存在を排除することが大好きで、異質とみなされた同級生は徹底的に排除された。
小学6年生のとき、教室に入ったらメガネをかけている子が素っ裸で椅子に縛り付けられて頭にバケツを被らされていた。
メガネは弱いものの象徴で、勉強や議論をするような人間は排除の対象だった。
文革かって感じ。
反対に、野球が上手いか、足が早いか、ケンカが強ければヒエラルキーの上部に君臨できる。
動物的に強弱を判別できることがそのままヒエラルキーの源となっていたし、意思の合意は感情とその時の雰囲気で決まっていた。
そして中学生になると、今度は成績が良い人が排除の対象となる。
真夏に水を飲まずに走りこんで泣きながら試合に負ける部活に打ち込むことがすべてに勝り、もしくは非行に走ることがある種の中学生らしさであるというコンセンサスを伴って正当化されていた。
授業中には廊下を自転車が走り、思い出した頃に校庭に暴走族や野良犬があらわれる。
トイレにはタバコの吸い殻が落ちているし、たまに窓ガラスは割られていた。
教師はたまに殴られたり、殴り返したり、車を壊されたりしていた。
一方で登校している生徒にとっては、校則はフーコーのパノプティコンも真っ青な規律を自動化させるもので、髪型は男子は坊主、女子は肩まで。
他にも細かい校則がたくさんあって、破れば容赦無く教員から殴られる世界だったし、皆が一緒であることを望んでいたので、逸脱すれば容赦無く告げ口されていた。
校則を破らなくても、目立てば排除の対象になりうるので、いつしか自分も誰かが見張っていると意識して、いかに溶け込むかを重視するようになっていた。
そして積極的に学んだり考えることが嘲笑の対象であったので、そこでもやはりセックスをしたことがあるかとか、バイクの知識があるかとか、そういう分かりやすい尺度でヒエラルキーが構成されていた。
授業中に教師から指名されて小難しい答えを言ったり、発音記号通りに英単語を発音しようものなら3日は真似をされてイジられるのは御多分に洩れず自分の地元も同じだった。
テスト期間は早く帰れるので皆喜んで下校後に遊ぶレベルの勉強に対する姿勢で、将来は男子は工業高校、女子は商業高校に通ってそのあとのことは何も考えないのが一般的だった。
ここまでは自分がライブで触れた15歳くらいまでの環境の話で、せいぜい15年くらい前の話だ。
はっきり言えば、そのような環境はまっぴら御免だし、そんなところで自分の子供を育てたくはない。
さて、経緯は知らないが、自分は幼稚園の頃にIQテストを受けた。
そのあとに、あなたの息子は知能指数が高いから相応の教育を受けさせてあげてくださいと園長先生から母親はコメントをもらったらしい。
大学のことすらよく知らない専門学校卒の母親だったが、自分を都内か海外の全寮制の学校に小学生のうちから預けようとした。
だが、当時の自分はこともあろうに泣き叫んで拒み、結局は地元に残ることを選んだ。
当時のことはよく覚えていて、理由は友達と離れたくなかったから。
その時に知りうる限りの世界を取り上げられることに対する極端な不安が何よりも勝っていて、母親は息子の気持ちを優しくも汲み取って折れた。
小学校に上がった時、小1か小2くらいの頃から、本を読み始めた。その頃に三島由紀夫や島崎藤村やら、古い作品から新しい作品まで縦横無尽に慣れ親しんだ。
早朝に登校して空いた時間や、ジャンケンで負けて押し付けられた図書委員の時間、図書室でひたすら本を読んだ。
そのうちに、自分が生活する社会と根本的に異なる社会、つまり学び、考えることが重要であるという社会が存在することを知った。
哲学や思想系の本はもちろんのこと、西洋美術の画集や建築の写真集に心を揺さぶられたし、マーラーのCDを初めて聞いた時の感動は死ぬまで忘れないと思う。
めちゃイケを好むふりをして、自分は加藤周一の羊の歌に感銘を受けて、とりあえず東大に行こうと中学の頃には考えていた。
そして周囲に迎合しつつも高校に進んだ。いわゆる地方の公立トップ校だった。
他にも理由はあったと思うが、中3の時には成績が良いという理由でものを隠されたり上履きにガムが入っていたこともあった。
入学から1ヶ月もしないうちに、明らかに新たな社会、社会階層に自分は組み込まれたと自覚した。
同級生の親の職業は、医者、弁護士、会計士、大企業の社員ばかりだった。
誕生日には名古屋のデパートの上層階のレストランだったり、どこぞで伊勢海老を食べるだのとそんな話もたまに聞いた(成金的な家はあまり無かったけど)。
彼らの親は旧帝国大学出身はざらにいたし、兄が東大、今はオックスフォードに留学中とかそんな話も当たり前にあった。
幼い頃からピアノやバイオリン、書道、バレエ、スイミングなんかをやっているのがマジョリティだったし、週末に美術館やコンサートホールに足を運んだという話も決してレアな話ではなかった。
彼らと出会ってとかく感動したのは、好きだった本や芸術の話を初めてリアルの人間とできたことだった。
そして何より彼らは、自身の解釈や、見解を示してくれたし、自分のくだらない議論にも向き合ってくれた。
もちろん性やギャンブル、暴力、ワンピースの話もたまにはあったが、それ自体を享受するだけでなく、思考の対象としても話題を取り上げることががあった。
高校以来、自分は学び、思考する人しか存在しないかのように振る舞う社会に身を置き続けている。
今にして思えば、もっと早く外の世界に出た方が良かったのではと素直に思う。
なぜなら、受動的に与えられたその社会が自分のすべてだったから。
母親が母親であるように、生まれ育った社会は生まれ育った社会であって、代替がきかない。
自分はたまたま、自分が立っていた社会と違う社会を知りうるきっかけを子供の頃に得たから今があるのであって、その機を逃せば一生地元に居ただろう。
なぜなら、考えることや知ることを拒むことが規範となる社会では、外の世界があるということ自体を知りようがないのだから。
自分は考えることも、こうして頭の整理をすることも好きだ。
パチンコの新台や、友達の奥さんが不倫をして旦那が相手と殴り合いの喧嘩をしたとか、そういう動物的な話題を「それ自体」をただ消費する社会に少なくとも自分は興味がない。
もちろん、そういった社会(自分が経験したような)を否定する理由はどこにもない。
ただ、自分が故郷を捨てたように、その社会に残るのは、その社会に適応しきった人々である。
有り体にいえば、将来の選択肢の存在すら意識できないのが自分の体験した社会であり、どのような選択肢があるのか獲得しようする営みそのものが封建的に否定される強い構造を伴っている。
だからこそ、自分の田舎はいつまでも同じ姿を留めることに成功しているのだと思う。
もちろん、その社会自体が恐ろしいぬるま湯であり、外には異なる社会が存在することを予期している人も稀にはいることだろう。
幼い息子を外の世界に出そうと考えた母がそうだったように、おそらくそれに気付いた時に自身を好転させるにはあまりにも遅い場合が大半であると自分は思う。
そして、自分は今更何があったとしても、地元の彼らと交流することはできないし、するつもりは一切ない。
母はもう二度と戻ってくるな、お前の居場所はもうここにはないと電話口でことあるごとに言う。
一方で、開成や筑駒から東大に進んだ都内組は何も捨てることなく、安定的に自分が望んだ社会を享受してその上に今も生活を営んでいる。
それは誰でもそうであるように、最後の最後に拠り所となり得る自らの地域的なアイデンティティをきちんと持っているということである。
自分は依拠すべき地域(地元)を自己実現と引き換えに失ったのであって、願わくば我が子には地元を与えるか、もしくは地元がなかったとしてもサバルタンとなり得ない思想的な土台を築いて欲しいものである。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 126 | 16206 | 128.6 | 39 |
01 | 44 | 6050 | 137.5 | 50.5 |
02 | 28 | 2101 | 75.0 | 31.5 |
03 | 22 | 2283 | 103.8 | 34 |
04 | 20 | 2903 | 145.2 | 46 |
05 | 8 | 360 | 45.0 | 48 |
06 | 13 | 1070 | 82.3 | 54 |
07 | 40 | 1842 | 46.1 | 24 |
08 | 67 | 3404 | 50.8 | 36 |
09 | 104 | 6936 | 66.7 | 30.5 |
10 | 72 | 7195 | 99.9 | 40 |
11 | 138 | 11096 | 80.4 | 31 |
12 | 174 | 9820 | 56.4 | 26 |
13 | 76 | 4909 | 64.6 | 35.5 |
14 | 114 | 8657 | 75.9 | 40 |
15 | 134 | 7830 | 58.4 | 25 |
16 | 134 | 8782 | 65.5 | 37 |
17 | 172 | 13045 | 75.8 | 39 |
18 | 117 | 9382 | 80.2 | 36 |
19 | 130 | 18586 | 143.0 | 37.5 |
20 | 146 | 9325 | 63.9 | 31.5 |
21 | 107 | 15739 | 147.1 | 40 |
22 | 88 | 10085 | 114.6 | 40.5 |
23 | 79 | 12827 | 162.4 | 41 |
1日 | 2153 | 190433 | 88.5 | 35 |
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6563450(1922)
いまのところラノベのレーベルは大雑把に三つに分かれています。
少年向け:電撃文庫・富士見ファンタジア文庫・スニーカー文庫・MF文庫J・ファミ通文庫・ガガガ文庫・GA文庫・講談社ラノベ文庫・HJ文庫・ダッシュエックス文庫…
少女向け:コバルト文庫・ビーンズ文庫・ビーズログ文庫・一迅社文庫アイリス・講談社X文庫ホワイトハート …
MFブックス・カドカワBOOKS・HJノベルス・GAノベル・ガガガブックス・アーススターノベル・GCノベルズ・レジェンドノベルス…
メディアワークス文庫・富士見L文庫・集英社オレンジ文庫・新潮文庫NEX・講談社タイガ…
「あえて突拍子もないファンタジーやラブコメを読みたい」ということなら、最大手の電撃文庫から探すのが無難だと思います。
ガガガ文庫なんかは、いわゆるマニア受けする作品が多くて、変わり種を読みたいときに良いですね。
逆に「やはり落ち着いた恋愛小説などを読みたい」ということならライト文芸系を漁るのが良いと思います。
既存のラノベレーベルのなかで言うと、ファミ通文庫あたりは青春もの恋愛ものに力を入れていたりします。
ひとつめは「好きラノ」。
Twitterを使って大々的にやっているもので、幅広く票が集まっています。
あえて投票条件を絞ったもので、マニア寄りの投票結果になっています。
http://kazenotori.hatenablog.com/entry/2019/01/06/190911
参考にしてみてください。
まあこちらは本格的にラノベにハマらないかぎり必要ないとは思いますが。
ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン – ライトノベルに関するニュースを紹介
人気投票を毎月やってたりするので、そちらを参考にしてもいいかも。
人からマイスリー飲んでノリノリで書いた文章だねってよく言われます。
もうきっと売り出しの頃と比べて、
マネタイズがうまく行き、
こういう駆け出しの人って
でも大変よね。
きっと。
そういうアーティストの闇には触れたくはないけど
そういうのビブラートに隠して歌っていきたいわね。
お花代がかさんじゃうけど
四の五の六の七のNのって言ってられないわ!!!
うふふ。
正にオムニバス!
猫ってなんで花瓶の水飲んじゃうのかしらって思うわ。
水道から出たての水が新鮮で美味しいわよ!って猫語が分かったら教えてあげたい!
あと爪を引っ込めてくれって猫語も覚えたいわ。
そんな花瓶をひっくり返したのは私ですの札を首から吊り下げられてた猫をすれ違いざまに見て
おいたしたのねって思ったわ。
まあ猫も花瓶の水も関係ないんだけど
すいすいすいようび~
京本政樹りましょう!
1995年の話。
当時YAMAHA音楽学校主催のTEEN'S MUSIC FESTIVALという10代対象の音楽コンテストがあった。
バンドブームだったこともあって当時のイケてる高校生はバンドをやっていたし、実際高校生バンドがデビューしたりもしていた。このコンテスト自体は1人でもバンドでもいいし自作曲でもカバーでも自由、とにかく10代のみ参加可能というものであった。
高校卒業を目前にした2月、同級生が出るということでそのコンテストの地方大会を観に行ったところ、なんとそのバンドが地方大会1位を取り、春に行われる全国大会に出場するという。
全国大会はラジオで生放送され、編集されたものが(たしかNHKBSあたりで)放映もされるとのことで、ラジオも聴いたし番組もVHSに録った。
そして繰り返し観た。
知っている人が頑張っているからというのもあったし、実はその美形でギターが上手い同級生に憧れの気持ちがあったからというのもある。しかしそれ以上に、全国から集まった地区代表の舞台に魅せられたのが大きかった。
繰り返し観たのでいまだに覚えている。グランジっぽい衣装を着て、「マニラの熱い夜を忘れないぜ」という歌詞の曲を歌うバンド(10代が書く詩とは思えない)だとか、女性だけのバンドは当時何て呼ばれてたんだったろう?とにかく女の子ばかりのバンドで、ものすごくしっとりした全編英語の歌詞の曲を歌う妙にエロい感じのボーカルの子だとか、完全に素人であり10代であるにもかかわらずものすごい熱量と完成度の高さがあった。
全国大会に出た同級生は、結局なんの賞にも入らずに終わった。優勝したのは2人組の女の子で、1人はピアノを弾き1人は歌っていた。歌っている子が曲を作っていたようで、それが高く評価されたようだった。私にとっては彼女の声がとても魅力的で、少し鼻にかかっているけれどとても聞き取りやすく、曲の雰囲気に合った可愛い声だった。オーバーオールを着て、当時流行っていた髪をまとめたところに太めのターバンを巻くといったヘアスタイルだったと思う。
そして舞台の上で、軽くリズムを取りながら歌う様子は優勝者の貫録すらあった。タイトルは「あいつをふりむかせる方法」
aikoがデビューした瞬間は知らないが、花火という曲を初めて聴いた時のデジャヴ感は衝撃的であった。しかしそのコンテストの際、2人組のユニット名が「aiko」だったので、ろくにネットも使えない時代であったがすぐにふたつが自分の中で結びついた。aikoがTEEN'S MUSIC FESTIVALでデビューのきっかけを得たというのがaikoファンにとってどのくらい周知されているのかはわからないが、もしあの当時の番組を観ることができるものがあるのなら是非教えてほしい。もう一度通して観たい。
そしてそれからさらに後、前述の英語歌詞をエロく歌うボーカルの子が椎名林檎であることに急に気づいた。just missed the trainを歌っていたのだが、今思えば10代とは思えない雰囲気であった。
今思えば自分が知らないだけで、あの時あのステージにいた人で今も音楽活動をしている人がもっといるんじゃないか。いまだに地元で音楽活動を続けている元憧れの同級生のように。
給与 18万(波がある)
簡単なサイト作ったりしてる。都心マニラからさらに飛行機にのっていく田舎暮らし。牛が道を歩いてるレベル。
家族3人
300万円で土地と家を買った
税金 30000円
光熱費 15000円
手伝いさん(1名)5000円
貯蓄 8万
18万/月
国の医療保険が無能なので、一週間の入院で数百万なくなります。
フィリピンは平均年齢が23歳で若い。手伝いさんなどの人件費がやすいけど、医療の面でお金払えない人が多くて長生きできない国だ。
追記
まじめに生きないなら楽しいです。仕事しないで昼から酒のんでプール泳ぎにいく。日本でも生活していた時期ありました、税金も払いました。子供が3歳までは日本にいましたが子供の医療費ゼロすばらしい。
カジノ法案が成立しそうです。
http://www.asahi.com/articles/ASJD252NPJD2UTFK00Q.html
この統合型リゾートの推進のための法案は、もとはといえば、日本維新の会(当時)と自民党と生活の党が共同で国会に議員提出した法律で、そのあたりにも橋下氏の影響を感じるとともに、もともとはこの3つの党は、そういう意味で経済政策的に共通の根っこを持っていることが、統合型リゾート法案のことを思い出してもわかるという、大変興味深いものとなっています。
では、カジノに前向きな経済政策の発想って、どんなものでしょうか。
カジノは、基本的に運営は企業に委託されます。政府は違法賭博の取り締まりと治安維持のみを主にその役割とします。国が認める賭博の中には、JRAのような特殊法人を設立する場合もありますが、日本の統合型リゾート法案では、カジノ施設の設置と運営は企業が行うことになります。そういう意味では、いわゆる「小さな政府」推奨の人たちの考えにきちんと沿った形になっています。
そして、カジノからの収益は政府が一定程度持っていきます。国が賭博を禁止する中で、例外的に許可する施設から運営企業が暴利をむさぼるというのはいかにも利権的で、世論から受け入れがたいものです。運営企業にも一定の利益は落ちますが、政府が特例的に認めているという性質上、国が相当の資金を吸い上げる仕組みに必然的になります。
いわば、カジノは、国の最小限の支出により、強力な税外収入を得られる仕組みです。
外国人観光客です。それも、小金を使う客ではありません。がっつりお金を使う太い客です。おぼえていますか、シンガポールとマカオのカジノで負けて、製紙会社一つを手放さざるをえなかったオーナー経営者を。あれくらいのお金をかけるお客を吸引したいわけです。そして、東京あたりに来るそういう太い客はどこの国にいるかというと、中東やアメリカやヨーロッパではありえません。モナコとかラスベガスとか、もっと面白いところがあるんだもん。であるならば、答えは一つ、中国です。より正確に言うと、東アジア各国の中国系富裕層です。
基本的に東アジアのカジノはどこもそうで、マカオだってシンガポールだってマニラだって中国系ターゲットです。ソウルだけは中国が貧しいころからありましたので、作られたころは中国人観光客ではなくおそらく米軍あたりをターゲットにしていたと思われますが、他はみな中国系富豪がターゲットです。まだ東南アジアにカジノが少なく、中国本土が今ほど経済力を持っていなかったころでも、マレーシアのカジノはシンガポールやマレーシアで富を事実上占めていた中国系富裕層が週末になると集まる場所でしたし、マカオは香港やインドネシア、フィリピンの経済を牛耳っていた中国系富裕層を吸引していました。そして1990年代後半からの中国本土の驚異的な成長とともに、大量の富裕層が本土からマカオや東南アジアの数少ないカジノを席巻し、それを見たシンガポールやマニラが中国本土の富裕層好みのカジノを2000年代に企画し、今になって結実しているわけです。中国系の人、どんなに金持ちになっても博打好きなんだよね。
中国人富裕層がターゲットとあらば、基本的にギャンブル中毒対策はさほど必要ありません。
カジノとか言うと、想像力が乏しい日本の有識者は、すぐパチンコとか思い出して、貧困層のギャンブル中毒対策が必要とかいうのですが、大丈夫、貧困層の中高年はすでにパチンコで、また若者はFXでギャンブル中毒になっていますから、いまさら対策は必要ない、というかもう打つ手はありません。対策経費は無駄です。貧困層は、カジノが想定していない客で、せいぜい入口のスロットマシンで有り金すっておしまいなのですが、スロットならすでに街場のパチンコ屋にあるでしょ。入場料を取られてまでカジノにくる必要はありません。
そして、大王製紙の元オーナー社長のような人がギャンブルでお金をすって会社を手放すようになるのは、これは自業自得で対策は不要ということで、大半の有権者は合意できるのではないでしょうか?
というわけで、この辺の政策もたいへん新自由主義的で、要は身を持ち崩す奴は自己責任ってわけです。小池知事や橋下氏が好きそうな発想ですね!
ちなみに、小池知事や橋下氏を支持しているとよく目されるネトウヨの人たちは、パチンコは半島系だから嫌いでカジノ反対というようなことをよく述べるのですが、小池知事や橋下氏は、このような意見は歯牙にもかけていないということも、このカジノ政策を見ればわかります。
もう一つ、ネトウヨの人たちは、中国人に頭を下げるのも大嫌いなはずですが、カジノを作るってことは、上記のとおり、中国系富裕層にかしずいてサービスするってことですので、これまた、このようなネトウヨの志向は完全無視されているということもよくわかります。
要は、小池知事や橋下氏に対するネトウヨのラブコールが仮にあるとしても、それは基本的に単なる片思いだってことです。
さて、こういう思考的背景を持つカジノ政策ですが、これから前進するのでしょうか。私はすると思います。上記のような事柄は、実は例えば民進党の政策形成のメインストリームである大企業ホワイトカラー勤労者から見ても別に違和感ない世界だからです。カジノに忌避感を感じているのは、むしろ貧困層に隣接している人たちの感覚、例えば最近話題の社会の底辺の人とは関わってはいけません|アッキーの雑談ブログあたりへの共感にみられるメンタリティであって、その辺は時間をかけて説得するとともに、カジノの収益を一定程度配分するようにすれば、最後は落ち着くものです。
何より、アベノミクスの基本的な発想は、上記に限りなく近いものです。金融緩和がその主力であるように思われていますし、実際経済的インパクトで目立つのは金融緩和だったわけですが、一方で緊縮財政と財政収支への配慮は言うまでもなく、規制緩和、自己責任というのもアベノミクスに通底するもう一方の考えです。
とすれば、もう統合リゾート法案自体、何年も待たされているわけですから、そろそろ、そして規制緩和(アベノミクスの三本目の矢)に向けての突破口として、カジノ、そろそろ実現に向けて大きく進むんじゃないかと思っているのですが、どうなることやら。
バターン死の行進とは、第二次大戦中の日本軍によるフィリピン進攻作戦において、バターン半島で日本軍に投降したアメリカ軍・フィリピン軍の捕虜が、収容所に移動するときに多数死亡したことを言う。全長は120kmで、その半分は鉄道とトラックで運ばれ、残り42kmを3日間徒歩で移動した。
太平洋戦争(大東亜戦争)緒戦における日本軍のフィリピン進攻作戦である。
本間雅晴中将の指揮する第14軍主力は12月22日にルソン島に上陸し、1月2日には首都マニラを占領した。
しかし、アメリカ極東陸軍のダグラス・マッカーサー司令官はバターン半島に立てこもる作戦を取り粘り強く抵抗した。
45日間でフィリピン主要部を占領するという日本軍の予定は大幅に狂わされ、コレヒドール島の攻略までに150日もかかるという結果になった。
日本でやってても全然マッチしないから、一ヶ月だけ仮想的にどこにでもいける有料オプション使ってみたんだ。
やっぱまずはヨーロッパいっちゃうよね。ポーランドあたりの東欧の美人のレベルはほんとハンパなくすげーなーって思いながら右スワイプマシンになってたけど、ふとアジア人の男なんて即左スワイプだろうなって悟って、どうせなら国によってどれだけマッチ数に差があるか見てみるのも面白いかもって思っていろいろバーチャル旅行してみた。
まず英語圏。
なんで英語圏の女の人はみんな腰に手を当ててるパーティードレスの写真なの?そういうルールなの?
あと車内のセルフィー多すぎだろ。
一応ヨーロッパへ。
やっぱアジア人は見た目勝負のとこでは対象外なのかなという印象。
中南米へ行ってみよう。
サンパウロ、リオ、ちょっと手ごたえあり。日系人が多いからかな。しかもマッチすると女性側からメッセージがくる。こんなの初めて。地球の裏側にいるって知ったらだいたい「遠すぎw」みたいな感じになった。けっこう前のめりの人が多かった印象。
モロッコ、カサブランカ、ちょっと手ごたえあり。こっちも「遠いわね」って感じでだいたい終了。
残り日数も少なくなってきたのでアジア行くか。
台北、ドンドンマッチ。日本語使える人が多い。たぶん日本人だからという理由での右スワイプ。俺は右スワイプマシン化。
ハノイ、スイスイマッチ。めっちゃかわいい子が多い。みんなこびてる感じのない健康的なかわいさ。右スワイプマシン化。
バンコク、ガンガンマッチ。露出が多い写真はだいたいレディーボーイ。でもみんなめっちゃきれい。右スワイプマシン化。
ジャカルタ、グイグイマッチ。たまにインドネシア人だと思われてインドネシア語で話しかけられた。右スワイプマシン化。
マニラ、ズイズイマッチ。混血独特っぽい美人が多い。フィリピンパブのおねえさんとは少しちがう。右スワイプマシン化。
どこも二日程度の滞在だったけど、後半のアジアの都市で一気に350人くらいとマッチしてほんとびっくりした。生まれる国間違えたかな…
有料プランだとSuper Likeが半日で5回使えるようになったから、できるだけピンときた人にはSuper Likeするようにしてたのもあるかも。
写真だけでスワイプするんじゃなくて一応ちょこちょことプロフィールも見てたんだけど、セフレ無用/ナンパお断り/チンコ写真送ってくんな死ね/半裸男は左スワイプしますみたいなこと書いてる人の多さといったらすごいもんだった。
ほんとこういうサービスにはろくな男がいないんだな…
ただ、これは逆にマッチした場合にこちらがオフラインで知り合った女の人と同じように紳士的に接してるだけで、ろくでもないチンコ野郎どもに飽き飽きしてる相手の女の人が好感を抱いてくれることにもなるんだけどね。
でも、一応全員にはじめましてーってメッセージを送ったものの、まずほとんど返事こないよ。返事が来ても次のやりとりにつながらない人が多い。
そこそこ話が続くのはみんな賢そうな人たちばかり。あと弁護士とか起業家とか医者とかやっぱ専門性があって自分に自信がある人だと話してておもしろい。その国の事情聞くのとかこっちの事情話すとすごく盛り上がる。
ちなみに、これだけマッチしてもLINEとかのメッセンジャーアプリの連絡先を交換したのは10人くらい。
初めから誰とも会う気もなかったしロマンスはなしでってプロフィールに書いてはいたんだけど、最近名前にハートマーク付けて呼びかけてくるようになってしまった人がいてちょっとめんどくさい。
自分は気の利いた会話ができる程度の英語力あるからほとんど会話で苦労はしてない。たまに英語苦手なんだよねって人もいるので、そういう人とは相手の言葉でグーグル翻訳アプリ使いながら会話してた。日本語じゃなくて英語から各言語に訳すとそこそこまともな訳になるのは経験的に知ってたから。
あんまりマッチしなくてつまんないなーって思ってる男性Tinderユーザー諸君は、一ヶ月だけ有料オプションを使ってみて世界の美人を見て回るバーチャル世界旅行に出てみるのもオススメだよ。
フィリピンで昏睡強盗に遭ったので、同じような被害者を増やさないために、インターネット上に遺産を残しておく。
自分は一般的な大学生男子で語学留学とインターンシップのためにフィリピンを訪れていた。
留学も終盤にさしかかり、フィリピンに到着してから10ヶ月のところで事件は起こった。
治安が悪いと専ら有名なマニラの中では、マカティは比較的治安の良い場所とされていたため油断していた。
夜の飛行機で国外へ移動する予定だったため、その日の昼頃はマニラで暇でも潰そうかとマカティのショッピングセンターで買い物でもしようと街を歩いていた。
そのとき、老人と婦人の二人組が話しかけてきた。優しそうな顔をしていた。
日本人と名乗ることは少しだけ躊躇いがあったものの、日本人で観光をしていると告げた。
そしてその老人は、自分は中国籍で久々にフィリピンに帰ってきたのだと話す。同じく観光をしているのだと。
婦人は老人の案内役のようなもので、久々に会ったからエスコートしていると言っていた。
続けて老人は暇なら一緒に買物でも行こうと誘ってきた。タクシー代も折半すれば安くなるだろうと。
共に土産などを買いにショッピングセンターに立ち寄る。
旅の思い出に写真を撮ろうとすると、あとで良い場所があるからと断られた。今思えば怪しい。
クバオという場所に連れて行かれて、そのあたりにあるショッピングセンターに立ち寄った。
マニラの地理は詳しくなかったが、ショッピングのためにマカティから移動するには少しばかり遠い不自然な場所だった。
そして、夕方になり夕食を一緒に食べようということになった。
レストランに立ち寄ると人数が7人に増えていた。
たまたま知り合いに出会ったという感じで、なぜか7人に囲まれる私。
ボス格のババアは指輪やネックレスなど高級そうな装飾品をジャラジャラとつけている。怪しい。
レストランで食事をほとんど注文もしていない。出てきたのはスープとライスだけ。
突然ボス格のババアは私に向かってチョコレートを差し出してきた。
横にいた老人はそのチョコレートを食べてみせる。
しかし明らかに怪しい。以前インターネットで見た昏睡強盗の手口そっくりだ。
手作りのチョコレートやマンゴーを食べさせる手口で、中には睡眠薬が混入していると。
周りもなぜ折角つくってくれたのに食べないのだと何やらピリピリした空気を作り出された。
暴力沙汰になっても困るので、口に入れたふりをして後から気づかれないように吐き出そうと思って、チョコレートを口に投入。
これも甘い選択だった。
口に入れた瞬間、ハッカのような味が舌を刺激する。
その後飲み込んだふりをしてトイレに行って吐き出したが、チョコはやはり口の中で溶けていた。
案の定睡眠薬のようなものがはいっていたのか泥酔したような気分になってくる。
これはまずいと、店を出てタクシーを探すがなかなかこの地域にはタクシーがないようだ。
マカティで出会った婦人が私のことを逃すものかと右腕を強く握ってくる。
やっと見つけたタクシーに乗り込み、すぐに空港へと告げたそのとき、集団がタクシーに乗り込んできてしまった。
現地語でタクシーの運転手と会話をはじめ、タクシーは発進してしまった。
そして見知らぬ場所へ連れて行かれてしまい、その後の記憶はほとんどない。
翌日、空港から飛行機でフィリピンを離れたが、どうしても、どうやって空港に来たのか思い出すことができない。
暗証番号もどこかで盗まれていたようで、どこからつけられていたのかと思うと怖い。
睡眠薬のせいか、右腕を強く握られたせいか、翌日から右腕の握力が極端に低下してしまった。
メチコバールを処方され、一ヶ月ほどで元の握力に戻ったが、その間は利き腕が使えず大変不便だった。
飛行機の航空券は改めて買い直した。学生の身には痛い出費となった。
後々調べてみると、昏睡強盗によって捕まったとしても、日本円で数万円ほどで釈放されてしまうようだ。
彼らにとっては昏睡強盗は完全なビジネスであり、日本人は格好のカモだ。
彼らの手口は巧妙だ。
何があっても初めて出会った人と行動を共にするような事をしないというのが今回の教訓である。
知人からはトランプ詐欺で数十万を騙し取られたという話も聞いた。
チョコレート以外にも、飲み物の中に睡眠薬が混入していたり、マンゴーに塗りつけられている場合があるという。
臓器売買や人身取引の被害ではなかっただけ、今思えば救われたのかもしれない。
フィリピン人は陽気で気さくな国民性であるが、中には本気で騙しに来ている人もいることを忘れてはいけないと感じた。
追記: