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はてなキーワード: マッチングとは

2024-06-06

おまけ:よくある誤解とその解説

入りきらなかったので別エントリで。

なお、出典は前のエントリーに貼ってあるのでそっちを見てくれ。

子育てができない→子育てする金がないか結婚しないのであって、既に金がある奴を支援しろ

今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。

ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策マッチングサービス非婚対策なのである

統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済的理由である

経済的理由出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。

そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。

両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援最初に来るだろう。

参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉理由

引用

涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口年収別にみると、未婚男性もっと人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性高望みといわれてしま年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている

婚姻が下がっているか少子化しているのではない、少子化しているか婚姻率が下がっているのだ

まり相関であって因果ではないと言いたいらしい。

わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた時代はもう50年以上前時代統計であり、現在の状況を分析するには古すぎる。(注3)

また、子どもが欲しいか結婚すると言う回答と、婚姻数が減り始める時期にはズレがあるのでマクロな動向を説明するには矛盾がある。

結婚せずに子どもを増やせばいいので結婚強制するな

結婚せずに子どもを産む、いわゆる婚外子割合が多い国はイタリアなどがあるが、実はイタリア日本よりも出生率が落ちていて急速に少子化が進んでいる。

また、現実問題日本では婚外子出生率が非常に低い。これは社会文化的問題なので早々覆すことはできない。

参考: ttps://president.jp/articles/-/74857 婚外子の推奨で出生率アップを狙うのは大間違い…婚外子養子を認めても少子化解決しない理由

ただし、て「結婚強制するな」まで入って、最も合理的優先順位の高い非婚対策による少子化対策トレードオフ関係に持っていく場合には問題になるが、

結婚しなくても子ども産みたい人は生めるようにどんどん制度を整えていったら良いのでは、という部分だけならば反対する理由はない。できるならば全部やれば良い。

結婚する人を増やしたいならXXXXXより****をやれ

これは最高に頭の悪い議論だと思っているんだけど、対立しない限り全部やればいいのは自明でしょう。

費用対効果は考える必要があるが、それに求められる効果は非常にわずかでも利益が大きい。

また、民間で出来ているか不要である、と言う話も頭が悪いと思っていて、その民間サービスができて何年たっているかという事を意識して話をするべきだ。

例えば、マッチングサービスならば、サービス2010年代前半から急激に増加して、もう10年以上の歴史があるが、そこから漏れる人々がいたのだ。だから非婚化は進み続けている。

ならばそれに対して行政が入る事で改善を図ることに合理性はしっかりとある

同性カップル結婚できないからやるべきではない

気持ちはわかるのだが、同性カップル結婚可能にすることと、少子化対策として非婚化の対策マッチングアプリなどの施策本質的対立しない。

にもかかわらず、そこをつなげる意味は無い

女性への圧力高まるからやるな

こういった考え方は少数派であることがわかっているため、マクロ政策議論するときには、残念ながら優先順位は下がる。

もう社会的にコンセンサスがとれて久しいため、古い統計しか残っていないが

ttps://survey.gov-online.go.jp/hutai/h20/h20-syousika.html

これらを確認すると、少子化対策をやるな、不要だ、としている人は社会的に2%以下で、この数字は母数に対してほぼ誤差であり有意数字ではない。

もちろんマイノリティであっても、配慮必要であるさらに、戦前産めよ増やせよの方向に行くようなことは避けなければならない事は大前提である

しかし、少子化対策で、そこが戻るような兆候は見当たらないため、政策決定段階では処置不要だと思われる。実施する時に個別対応はする。

少子化対策は人道的に不可である。何故ならば人道的に不可だから。女をあてがえ論である

前項にも関わるのだけれど、こういった極端な意見は少数派である事が分かっているため、マクロ政策議論するときには、残念ながら優先順位は下がる。

一方で、この議論は前項と違い、個人的に嫌だと思っていると言う主語自分に置いた話とは程度が異なり、主語社会になっている。

であるならば根拠必要とされるわけだけど、このような話にそう言った論拠や統計などが記載されている所を見たことがない。

こういった議論こそ少子化対策を駄目にしていると思っていて、根拠ベースで話をしたいと思って、面倒だが色々な出典を貼ったエントリーを書いている。

元増田

anond:20240606122650

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

子育てができない→子育てする金がないか結婚しないのであって、既に金がある奴を支援しろ

今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。

ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策マッチングサービス非婚対策なのである

統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済理由である

経済理由出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。

そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。

両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援最初に来るだろう。

参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉理由

引用

涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口年収別にみると、未婚男性もっと人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性高望みといわれてしま年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている


婚姻が下がっているか少子化しているのではない、少子化しているか婚姻率が下がっているのだ

まり相関であって因果ではないと言いたいらしい。

わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた Permalink | 記事への反応(0) | 12:26

2024-06-05

弱者男性マッチングアプリを作りたい

弱者男性弱者男性マッチングして

弱者男性のお望み通り承認してもらい、

弱者男性のお望み通りケアしてもらう

anond:20240605183721

マッチングの質の低下を懸念って、要するところNIMBY精神だな

私は入るが低品質有象無象は来るな!ってか

これは対人ゲームなのに

anond:20240605091903

論点としては以下かな



ただ、メリットとしては、これまで婚活市場に参入してこなかった人が「官製アプリ」ということで登録してくる可能性があるので、そういう「婚活初心者」を狙って、すでにアプリ結婚相談所活動している人が、その写真プロフィールを持ち込んで参入するのはアリかもね。

anond:20240605152333

税金高収入の連中の婚活を助ける地獄

公的スペックマッチング?つまり高スペほどマッチングします、その原資は低スペから資産移転で、と。ほんと日本人資産の逆移転が好きだね



普段格差格差いうてるのにそれを指摘するブコメが一つしかなくてスターもついてないのほんと暗記ポリコレはてなーらしいよね

anond:20240605091903

既存のマチアプとどう違うの?

国(都)がやってるマチアプだとマッチング率上がるの?

男女共に非モテやブスデブ収入メンタル不安定みたいな人でも成立しやすくなるの?

マッチングアプリってヘテロセクシャルだけ?

都がやるなら男-男、女-女もマッチングできるシステムじゃないとダメなのかな

というかそもそも性別入力しなきゃいけないのがダメかな

男で登録してて男からマッチング希望きて、性別理由に断るのダメかな

さぁ立ち上がれポリコレ戦士

やはりマッチングクンニ✋(👁👅👁)🤚が必要とされている

anond:20240605112927

その可能性はあるけど、選択権があるほうの性が出会う前に切る可能性が高いのでマッチングしない

モテの誤解というか恋愛真実

anond:20240604111234

一連の話を読んで、あんまり誰も触れてないなって思ったので書いてみようかと。

モテの誤解というか恋愛真実のこと。

単刀直入に書くと、「どれだけのモテを駆使しても、意中の相手を振り向かせることは不可能です」という真実が全て。

例えばあなた好きな人がいたとして、その相手にどれだけモテテクニックを駆使してもその相手あなたに振り返ることはないです。

誤解してほしくないのは「モテテクニックを駆使しても」という部分で、絶対に振り返ることがないという話ではなくて、仮に振り返ることがあったとしたらそれはモテテクニックとは無関係だよという意味

モテテクニックというのは、そもそも不特定多数人間に網をかけていって、その条件に一致した人間を絞り込んでいくというもの

この辺は頂き女子マニュアルを読んでもらえばよく分かる。

自らが持っている武器の量が大事で、武器が多ければ多いほど多くの相手が引っかかる。イケメンモテるのはそういうこと。

逆に武器が少なくても、自らの武器の鋭い点を理解して、広く網をかけていけば必ず誰かは引っかかる。

これもまさに頂き女子がやってきたこと。

まりモテの誤解というのは、特定の誰かを振り向かせるためのものではなく、数多くの中から効率よく自分に合う相手を見つける方法だとよいうこと。

イケメン両思いになりやすいのは、単純に確率論イケメンからって全ての相手恋愛が成立するわけではない。

で、それはみんなわかってる。言うまでもない。

ところが、それをわかっているにも関わらず、多くの人はこういう。

「そうじゃない。自分不特定多数モテたいわけじゃなくて、一人の相手から好かれれば十分なんだ」と。

ところが、それがこそが無理。

だって、そっちのほうが難しいから。フィクションに騙されすぎ。

なので、大変残念なお知らせにはなってしまうのですが、あなた特定の誰かから好かれたいと死ぬほど心を焦がしていたとしても、それはどうにもならないんです。

せいぜいできても「嫌われない努力」程度。

結果的にうまくいくことだってあるので、チャレンジのもの無駄だとは言わないのだけど、そこにモテテクニックいくら持ち込んでも事態は変化しません。

仮にそれで振り返ったとしてもそれは「たまたま」。たまたまそのテクニックがその人に響いただけで、全ての恋愛における必勝法にはなりません。

でも、たまたま上手くいった人がそれをテクニックのおかげとか言うから誤解が広がる。

こういうのを生存バイアスといいます

からあなたが上手く行かなかったときモテテクニックいくら恨んでも無意味です。モテテクニックが悪いんじゃなくて、そんなものに頼ろうとした自分が悪いだけ。

で、これがどういうことを意味しているかというと、「あなたが好きになった相手と結ばれるより、数多くの相手の中から自分を好きになってくれる人を探すほうが早い」という残酷現実がそこにあるだけということを意味しています

まりあなた相手を好きになるかどうかは、その恋愛成功無関係であるということ。

しろ失敗したときに苦しむだけなので、好きという気持ち恋愛したいという気持ちは常に分けておけよということ。

これこそが恋愛真実

まず、この大前提を全人類が共有すべきなのよね。

これは何も意中の相手に限らず、ランダムにチョイスした誰か一人に対しても同じです。

それがマッチング確率論であって、どれだけ相手が魅力的であろうとも、マッチングがハズレなら恋愛は成立しません。

それなのにマッチングサービスは、「相手を探しましょう。」という。

違うだろ。そこは「相手に見つけてもらいましょう。」なのよ。

見つけてもらった中から、選んだほうが絶対効率なのはわかりきってること。

選択肢がなければ、あとは覚悟を決めるかどうか。

好きになるのはそれからでも遅くはない。

このあたり、誤解したままだとあなた恋愛はいつまで経ってもうまくいきません。

モテの誤解とは、「特定の誰かを振り向かせるためのものではなく、数多くの中から効率よく自分に合う相手を見つける方法である

恋愛真実とは、「その恋愛成功確率において、自分相手をどれだけ好きかどうかは一切関係がない」ということ。

これを組み合わせると、「どれだけのモテを駆使しても、意中の相手を振り向かせることは不可能」ということで、つまり、「あなた特定の誰かとの恋愛成功するかどうかは、あなた努力関係なく最初から決まっている」というのが、残酷ながらも現実です。

で、別にこれが希望がない話だというわけではなくて、だからこそできることがあるよという話。

それが、「特定の誰かを追い続けるより、広くいろいろな異性とコミュニケーションを取るほうが恋愛はうまくいく」ということ。

言い換えれば、「誰かを好きになればなるほど上手くいかなくなるのが恋愛」ということになる。

残酷だね。

でも、自分一方的に好きになった相手と一緒にいるより、自分のことを好きになってくれた相手と一緒にいたほうが、多分心平和です。

どっちが幸せかどうかは自分で決めて下さい。

このときにはじめて役に立つのモテテクニック。言い換えれば人間的な魅力を高めて選ばれる確率を上げましょうというもの

中身が伴わなければ詐欺だし、それで成立してしまえばカルマを抱えるのは自分なので、その点は誤解のなきよう。

これは恋愛に限らず、全ての人間関係において言い換えることができる。

例え家族でも捨てる覚悟必要ときもあるし、職場環境だって変えたほうがいいこともある。

世の中はそれだけ多くの選択肢があり、どれ一つをとってもそれ自体が不幸だとは限らない。

そう考えれば、全てに希望があるような気持ちになってくるでしょ?

それでいいんです。自分が好きになった人と上手く行かなくても、自分を好きになってくれた相手と一緒にいて幸せだと感じられれば。

そうした現実から目を背けず、明日も頑張って生きていきましょう。

マッチングアプリマッチングさせない方が儲かるという謎理論

なぜかマッチングアプリ結婚相談所登録者はうまくいくまで延々お金を払い続けるという謎の前提に立ってるんだけど

実際はそんな奴はレアで、うまくいくいかないにかかわらず3か月とか半年、長くても1年未満でやめる人がほとんど

マッチングアプリって時間も気力も結構消費するから

そんでしばらく間をおいてまたなんかの拍子にやる気になるとかマッチングアプリなら恋人出来たけど別れたとかで再登録するパターンが多い

その時に全然うまくいかなかったところにまた登録するかって話よ

彼女ができたとか最後までうまくいかなくても仮交際まで進めたとかマッチング率がよかったとかそういうとこ選ぶでしょ

口コミの評判もあるし結局のところマッチング率を上げた方が経営プラスから事業者努力してるんよ

モテ論争だかなんだか知らんが

結局どうすればモテんだかわかんねえだろこれじゃあよ〜!!!

とキレキレになったので自分なりにまとめてみたぞ!!!!!!

そもそもゴールはどこか?

モテる、彼女を作るといっても

・誰でもいいからヤッてみたい(その状態を維持したい)

・心から安心していられる一生のパートナーがほしい

ではやるべきことが全然違ってくる

ここをごっちゃにしたままだから、「人として見ろ」と「ヤリチンは人として見なくても大丈夫じゃん。人としてみるとか綺麗事」が錯綜してしまうのである。(まあ元ヤリチンが一生のパートナーを得ている場合もあるが、希であると思う。大体映画の愚行録で殺された夫婦みたいになりがちだ)

というわけで、まずゴールを決めよう

この時非モテ努力するのが苦しいあまり「いつでもいっぱいヤレて一生安心できるパートナーがほしい!見た目も超タイプで!」とか求めだしてしま

しか普通は全部一気には無理なので、「まずはつきあえたらいいな」とか「ヤリまくるのは無理でも心の繋がりが持てたら」とか「性格が最悪で多少歳いって太っててもいいからせめて顔は死守したい…」とか決めてスモールステップするといい

▼ゴールが決まったら、ここからアプローチ方法を考えていく

・ヤリたい、とりあえず経験として異性とつきあってみたい派

→ガワから入るといい。一般的モテ動作、話し方、ファッション友達作りなど頑張るといい。自分はあまり好きではないが、ここにおいては恋愛工学有用かもしれない。

こういう恋人作りを批判する人もいるだろうが、女でも「寂しいし誰でもいいか彼氏欲しい」タイプ存在するので、そういう相手マッチングする分にはなんら問題ないと思う。

・ある程度長期的なパートナーがほしい派(または上記方法でうまくいかない時)→自己分析のターンに入る

自己分析のターン

パートナーがほしい!となった時に重要になるのが、「自分相手から何が欲しいのか?」「自分は何を相手にあげられるか?」という分析である

・何が欲しいのか

個人的には「可愛がられたい」か「可愛がりたい」かで分けるとわかりやすいと思う

自分を取り繕えない、嘘つけない、よく見せることに罪悪感のあるタイプは大抵「可愛がられたい」だ。とにかくありのまま受け入れられたい。

そういうタイプが探すべきは「懐の深い」「情にあつい」「優しい」「偏見の少ない」タイプだ。

一方で「可愛がりたい」タイプターゲットにできる層が厚い。可愛い!と思うタイプが広ければ広いほど枠は広がる。ただ可愛い!と思うタイプ一般的美少女とかモデルとか倍率が高いものになると途端に厳しくなるのでご注意。

自分は可愛がられたい/可愛がりたいからこの辺のタイプがよさそ〜とわかったら次は「何をあげられるか?」を考えよう。

・何をあげられるか

恋愛とはお互いがwin状態になって初めて成り立つものである。「自分と付き合うことで相手にどんな益が生まれるのか?」を考え提供しなければまず成功はしない。

ここで「そんなん金があればいいんだろ!」となって稼ぐことに必死になってしまう人は大抵モテない。女は金だけで釣られるわけではない。大体金だけで釣られる女がきても嬉しくないだろう。(そんなこんなで医者の知り合いは合コン身分を隠すようになってしまった)

俺みたいな非モテ、益なんて与えられねー!金くらいしかない!と思ってしまう人もいるかもしれないが、落ち着いて考えて欲しい。世の中、当たり前にあるものが実は宝だったりする。

例えば、のんびりしたおおらかな性格なら「リラックスした穏やかな時間」をあげられる。

キチっとした性格なら「整理整頓されたスマート生活」を提供できる

映画オタクだったら「映画豊富知識」。料理好きなら「美味しいもの」などなど…本当に小さくてもいいので「これならちょっとはあげられる」というものを見つけてみよう。卑屈にならず長所を見つけまくろう。

そうすると多少見えてくるはずだ。

おおらかな人なら、ちょっと気難しいタイプや気が強いタイプ必要とされそう

キチっとした人なら、そういうのに憧れるズボラタイプ必要とされそう

映画オタクだったら、芸術好きで好奇心旺盛なタイプ必要とされそう

料理好きなら、食べるの好きなタイプ必要とされそう

のようなような

そこまでわかったらあとはトライである

そういう子がいそうな場所に行くのだ。もしくはマッチングアプリでそういうタイプを探すのだ。

(恋愛目当てに行くなんて社会人サークル荒らしみたいでイヤッ!という方はマチアプ全力投球で頑張るのもあり)

そしてようやくここ…っ

ようやくここから相手に人として接する」が始まる!!!!(パンパカパー)

結局人としてってどゆことやねんであるが、簡単にいうと「その人個人として見る」ということである

女は(誰でもいいけど付き合いたい勢を除き)基本、体目当てで寄ってこられて消費されるのを嫌う。「女なら誰でもいい」系の男は相当アウトローな魅力がない限り蛇蝎のごとく嫌われる。

その辺わからず「かわいいから〜」「好みだから〜」というテンション最初から異性として意識してまーす!という匂い漂わせ近づくと「こいつ顔と体しか見てねえだろ!」と思われ嫌悪感を持たれてしまうのである

からあれだな、「人としてみる」は「女として見すぎない」でもある。

いきなり向けられる好意は、それがもし純粋ものだとしても、女性からしてみたら「なんで話もしてないのにこんなに好いて来るの?」→「顔と体で寄ってきたんじゃないか?」と不信感を抱かせる。

なのでまあ、しっかり関係を構築したいなら、初手から好意を見せるのは悪手である。どんなに見た目がタイプアタックしたくても、まずは相手の中身、パーソナルについて触れていく方が勝率が高い。

!!!パーソナルを掘る相手可愛い子ばかりだと、「こいつ結局…」とモロにバレるので注意が必要だ。

普段からいろんな人に興味を持ち、コミュニケーションを取っていくことでこの露骨さは消えるので、モテたいなら友達積極的に作っていこう。あと単純にたくさん友達作るとコミュニケーション経験値が上がるし、いろいろとFBをもらえるようになるしいいことづくしである。それができたら苦労しねえ!という方は、好意を隠す訓練を頑張るしかない

そしてここまでくるとあの考え…「それだとぬいペニになるのでは?」が浮かぶはずだ。

もちろんその可能性はある。ただ、考えても見て欲しい。「ごめんそういう気持ちはなくて友達だと思ってた」は女でも男でも好意を見せた時に発生する確率のあるイベントである

まり…起こるものは起こる!!!!ある程度みんなある!!!!!

ただ、ぬいペニを起こさなテクはある。それがどっかの増田も書いていたが「徐々に好意を見せていく」という手だ。

例えば一緒にご飯を食べに行った時、「◎◎さんて美味しそうに食べるよね」とか「字が綺麗だよね」とか「いつもきちんとしてるよね」とか褒める。ふんわりと「あなたのこといいなーと思ってるよ」と伝えるのである

この辺りで反応を見る。嬉しそうだったら多少脈アリ、簡素な返事だったり距離を置かれたりしたら脈なしなので残念ながら次に行こう。

脈アリそうならもうちょっと褒めてみる。「髪型凝ってるね!すごい!」「笑ってる顔可愛いって言われない?」「その本読んでみたいな」

こうやって少しずつ「大丈夫かな?嫌じゃないかな?」と近づいていく。(もし嫌がったら「ごめんね」と離れること。それがセクハラをしないために必要なことである)

そして最終、「◎◎さんの恋人幸せだろうな」とか「ふたりきりで行きたいところがあるんだ」等に乗ってきてくれるようになったらあとはゴー!である

これをせずただ友達として過ごし、ある日突然好きだと言っても相手も面食らってしまう。「そういう相手だと思ってなかった」となってしまう。

なので「あ、この人自分のこと好きそうだな」と微妙に気づかせるため、好きの種を蒔いておくといい。

更に言えばこの際に、「日曜はおれ美味しいご飯いっぱい作るよ」とか「おすすめ映画まくろう」とか付き合ったらどうなるかをイメージさせられるとよい

(まあここまでやっても好意理解しない恐るべし鈍感女もいるので、そういうのに当たった場合は運が悪かったと思って次にいこう…)

ここまでくればかなり目的に近づけると思うが…それでもたまに「いい人だとは思うんだけど」となってしまう人もいるだろう。

そんな人に足りないのは、ズバリ、「ドキッとさせる力」である

これは男性なら少女漫画女性なら男性向け恋愛漫画を読んである程度ドキっとパターン学習することをおすすめする。

基本はこの二択だ

1、ワガママだったり我の強いヤツが強引にくるor自分にだけ弱い顔を見せる

2、真面目で優しい子が、自分にだけ男っぽい(女っぽい)側面を見せる

非モテは基本2で攻めるといいと思う。いつもふにゃっとした男が「◎◎さん大丈夫!?」とかっこよく駆けつけたりしたらやはりドキーッとする。

そんなシーンないがな!という場合は「エスコート風の動作」が効果的だ。車道側に立つ、エスカレーターで登る時後ろに立つなど、「女性として大事にしていますよ」ということを動作で伝えるだけでだいぶ好印象だ。女性ならたまに裾を掴むとか、もしできちゃうなら肩とかくっつけてしまうのもいい。性的な魅力をちょっとアピールするのだ。

男性で手が骨張ってたりしたら、楽器を弾くところやPCを叩くところを見てもらうのもいい。女は大抵かっこいい手が好きなので。イケボならカラオケ効果的!

…そしてここまでやってようやく彼女彼氏ができる…というわけでもない。

人間関係は良くも悪くも所詮相性である。巡り合わせが悪ければどうにもならない。

でもそれは裏を返せば、振られてもそれは本人の問題というより相性の問題であると割り切れるということでもある。

非モテはここですぐ自己否定された気になって異性を恨み出してしまうのだが、それは無駄行為である。なんせ合う異性もいれば合わない異性もいる。それだけの話であるモテ男は大変例外的ものだ。)

なので、いつか巡り合うその日のため、自分のペースで少しずつ進んでいくのが良いと思う。自分を責めたり異性を責めたりしてもあまりいい方向にはならんので。

…と長々書いてしまったが、参考になっただろうか。上から目線のクソバイスと思う人もいるかもしれないが、一応私なりに非モテの皆さんの幸せを願って書いたので、一人にでも役に立ったら幸いだ。

頑張れ非モテ恋人ができたからといって必ず幸せになるわけではないが、それでもその経験あなた人生を豊かにするぞ!グッドラック!!

anond:20240605001923

ハードル上げてヤリモク排除したいだけだよな

こういうの無いとそれこそ公的事業として問題があるようなヤリモクとパパ活マッチングの場になりかねない

2024-06-04

anond:20240604205657

ぶっちゃけこれ男女の所得格差問題なんじゃね? 所得ノーマライズすると男の方が高い傾向があるから学校を出て社会マッチングすると少し上の階級マッチするっていう

公的マッチングアプリ地獄だぞ

ワイの地元にはアプリじゃ無いけどマッチングサービスあるんだけどさ

地獄だぞ。

何故って、実績は上がってるのにワイの所には何もおこらないから

なにもおこならないから。

おこらないの。

結局足切り基準以下のやつは無理です。ないです。

ないです。

こちらからは以上です

「人として接する」マップ

集合が大きい順

1 無生物ものとして接する)
2 生物
3 人
人の定義に関する派閥

マッチング肛門臭😡

肛門臭の好みの合う男女は結ばれる

anond:20240604083409

(暇だからネットで声のでかいホビ男性は男は顔や金など身長以外の要素で女に選ばれると主張し続けてるけど

それならマッチングアプリマッチング率と身長は比例しないはずだよね

実際は複数企業男性高身長ほど有利と言うデータを出してるし

婚活業者も「婚活女は高望みせず余ってる低身長男を選べ」と訴え続けてる

他の属性が余ってるなんて話は聞いたことがない

anond:20240604012509

マジで一回マッチングアプリを男として登録してやってみなよ。

もしくは男の友人とかでマッチングアプリに苦戦してる奴がいたら、マッチングさせて初回デートするところまで代わりにやってみろ。

女が見てるようなヌルゲーじゃないことがすぐに分かる。

anond:20240602140654

年を取りすぎてるんだと思う

自分はそれ

これまでも存在してたんだろうけど、親密な相手になると認識したこともない層がいっぱいいることに驚いたし、そういう方としかマッチングできない自分市場価値の低さにも驚いた

こりゃいかんと思ってすぐ婚活辞めて、実家に帰って子供部屋おばさんして老後の金ためてる

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