はてなキーワード: ナイロンとは
増田でパンティの話題とは珍しいですね。男性がなぜパンティをありがたく思うのか?その仮説を3つほど考えてみました。
女性といちゃいちゃすると気持ちが良く、その手前の通過点としてのパンティ。
パンティ→イチャイチャ、パンティ→イチャイチャという経験を繰り返すうちにパンティの先にあるエンドコンテンツとの条件付けが強化されパンティそのものに興奮してしまうというもの。
この説は女性のエンドコンテンツに想像もいたらない小学校低学年がパンティ大好きという事実をうまく説明できない。
パンティはあの部分を隠すもの。それでも隠し足りないのでスカート等で更に隠す。
隠れているからこそ気になり気になるからこそ見えたらご褒美感が出てパンティに執着するもの。
見てやったぞという攻略感・達成感からパンティに執着してしまうというゲーミフィケーション要素がある。
この説は小学校低学年でもパンティ大好きという事実もよく説明できるし、一部の強者男性が「ただの布」という引いたスタンスを取るのもパンティを見る程度のことにレア感がないからとすれば符合する。
まず単体ではこのような観点がある。
付属物との組み合わせの観点ではこういった観点がある。一部に特に強い執着を見せる人たちが存在する。
(略・・・お顔、お仕事、お声、お胸、性格、女子カースト、など)
ポケモン説の前置きが長くなったため一旦このあたりに留めておくが、パンティ及びその周辺に関して概ねこういったバリエーションが存在する。パンティの面積は狭いながらその選択肢や履きこなしは男性のスーツに近い楽しみ方があることが分かる。更にこの外に通常衣服としてのワンピ・スカートや靴のコーデがあり、またお姉さんが強そうなのか甘目なのか、お仕事中のアパレル店員さんなのか有名人に呼ばれたらほいほいアテンドされる港区系女子なのかといった人となりの部分も存在する。
ポケモンにハマると能力値や色柄にこだわって収集活動が止まらなくなってしまうように、パンティもさまざまな条件が組み合わせ爆発を起こしており、理想のパンティを追求してしまうものである。
例えばオーダーコールは「白系のサテン系生地で縁取りは約5mm間隔のざっくり目で濃色の見せるステッチ。形状はフロント・バックともややゆったり寄りのノーマルでクロッチはシームレス。フロントリボンは黒の土手はふっくら系マシマシ」あたりとなります。
またお越しくださいませー
本題とほぼ関係ないバスタオル毎回変えるか問題で盛り上がってるので便乗。
結論は「セームタオルいいよセームタオル」なので知ってる人は読まなくて済むよ!
私は毎回新しいタオル使いたい派。玄人質問で尊大ですが、バスタオル干す場所ある?毎日洗濯回して干すような生活ができないくらいに正しくない労働時間で働いてるので、どうしても週1とか、多くても週2くらいになってしまうので、バスタオル干す場所がない。フェイスタオル使うことを検討するんだが、体を洗うときは手ぬぐいじゃなくてナイロンタオル派なので1枚だとビタビタになって拭ききれない。
そんなあなたにセームタオル。水泳部が使ってるアレ。PVAスポンジっていうめちゃめちゃ吸水性がよくて、絞ったらまた水を吸う素材でできてる。完全なドライ状態にはならないが、これで9割の水気を切ってあとはフェイスタオルで。お手入れは使った後にお湯で揉み洗いだけして、週1の洗濯のときにネットに入れて洗濯、柔軟剤はなし。
副次効果があって、干すとき直射日光もタンブラー乾燥もNGなので洗濯機の横(うちの場合風呂場の眼の前)にかけとくんだけど、タオルの準備を忘れたときにセームタオルだけで9割乾燥まで拭ける。ゆうゆうとタオルを取りに行ける。
おすすめのセームタオルは?って聞かれたらミズノかアイオン。ミズノはスポーツ用としてトップシェア(多分)なだけあって丈夫。ただサイズ展開が微妙で、背中が拭きにくい小サイズ(34*44)と結構高い大サイズ(44*68)しかない。セームタオルは絞れば吸水性が復活するので、サイズは物理的な使いやすさだけ気にすれば良い。アイオンはPVA材に関しては一日の長があるメーカーで、なんと21.5*69という、背中が拭けるのを売りに作ったとしか思えないサイズの展開がある。最近買ってみたので、今使ってるミズノ(3年目、さすがに弱ってきてる)が駄目になったらつかってみる。
で、実際買ってみて自分には合わなかった、ってなる人も絶対にいると思う。PVAが皮膚に合わない人もいるだろう。そんなあなたにダイソーのPVA吸水クロスで一度お試しを。ミズノに慣れてるとさすがにふにゃふにゃ過ぎるが、性能としては十分だった。当然100円。気に入ったらちゃんとしたの買うといい。気に入らなくても、PVAクロスは水こぼしたときとか、風呂掃除の水気とりにめっちゃ便利なので1枚持ってて損はない。
買ってみ!
モテる、つまりオスとしての魅力を磨かなければ社会から弾かれる
必ずしもモテなければならないというわけではないが、それでもモテようとする気概のようなものは常に持ち続けなければ価値がないとされる
本当はおしゃれなんか別にしなくてもいいのだ
金だって稼がなくてもいいのだ
力を付ける必要もないのだ
「女の子は知らないかもしれないけどそのお団子ヘアとかスケスケのナイロンカバンとかネイルとか男ウケ悪いよ」って言われた時の女の子みたいに
女ウケとか狙ってねぇんだよ好きでやってんだよって俺たち男も言って良いんだ
だがそんな男を社会は許してくれやしない
男たちは自分の居場所を作るために命を削り続けなければならない
「私たちは買われた」どころじゃない
ワタというと、とっくの昔に綿花から採るものときまっておりますが、実はもっと昔は「キワタ」、つまり木から採れるワタ、なので「木綿」というておったんですな、ではワタは何から採っておったのか、それは虫の繭(マユ)、そう蚕(カイコ)ですわ、あの中にサナギがいらっしゃる繭を茹でて(😣)サナギさんだけを抜いてしもうて(お隣の国では甘辛くしてオヤツとしてカジュアルに出回っておるそうですな)残った繭、これを紡いで絹つまりシルクにするわけですが、その紡ぐ前の状態のを本来はワタというておったわけですな、ちなみに「人絹(じんけん)」という古い言い方がありますが、これはナイロンなんかの石油化学合成繊維の布地のことをその艶から「人工的につくった絹」という意味で称したわけです、まあもともとの絹だって人の手がはいっておるわけではありますが
ウクライナでは体操着のことをСпортивний купальникと呼ぶ。ウクライナ語のкупальникはロシア語のКупальникと同じく、水着も意味する言葉だ。ロシア語とスペルは同じ。Спортивнийとはスポーツを意味する。
19世紀には、レオタードは、体操選手、強者、曲芸師などのサーカスでのみ使用されていました。原則として、その上にショートパンツまたはスカートが着用された(たとえば、パブロ・ピカソの絵画「舞踏会の少女」)
伸縮性のある生地がなかったソ連で、最初にニットレオタードで練習やリハーサルを始めたのはバレリーナのマヤ・プリセツカヤ。海外ツアー中に自分用に購入した。彼女は、 1973年にフランスの振付師ローラン・プティ(衣装デザイナーのイヴ・サンローラン)によって彼女のために上演されたバレエ「薔薇の死」で、伸縮性のあるレオタードをベースにした衣装を着てソビエトのバレエの舞台に初めて登場したそうである。
マヤ・プリセツカヤは先日の亜留間次郎さん(@aruma_zirou)に言及した記事で、レオタードを特注していた人のことだ。
一応通販でブルマを見つけたが、訳語の関係上ブルマか水着かはわからない。
(купальник、burumaで検索)
https://shafa.ua/women/nizhnee-bele-i-kupalniki/kupalniki/125510273-plavki-zhinochi-kupalni
https://shafa.ua/women/nizhnee-bele-i-kupalniki/kupalniki/125446756-trusiki-vid-kupalnika-batal
また、ソ連時代のものを画像検索しても、ロシアのものと資料が混ざっている。
所でグーグル検索って、言語設定を変えると検索結果が若干ぶれる。どういうアルゴリズムなのだろう?
今度はもう少しウクライナのブルマについて調べるか、エアロビの衣装についてかな。
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%9A%D1%83%D0%BF%D0%B0%D0%BB%D1%8C%D0%BD%D0%B8%D0%BA_(%D1%81%D0%BF%D0%BE%D1%80%D1%82%D0%B8%D0%B2%D0%BD%D1%8B%D0%B9)
この速さなら言える。
朝食は週末に作る野菜スープをレンジで解凍し、レギュラーコーヒーを淹れながら食パンにマーガリンを軽く塗ってとろけるチーズをのせてオーブンで焼く。
食べ終わったら洗濯。洗濯機がベランダなので冬凍っている場合を除き洗濯は毎日している。
この年になってやっと気付いたがシャツは洗濯ネットに入れると長持ちする。
洗濯をセットし終わったら弁当を作る。米は朝この時間にできあがるように0.7合をタイマー予約してある。
キャベツを中心にたまねぎ、ピーマン、ニンジン、ニラ、もやし、ぶなしめじ、舞茸、ブロッコリー、かぼちゃなどから在庫を見ながらチョイスしている。
在庫の状態によってはレタス、ウインナー、ベビーチーズなどが入ることもある。
午後眠くならないように味付けは控えめ、米も0.3合くらいに抑えている。
昔は通勤は車だったが今は徒歩通勤している。おかげでおなかの膨らみが解消して標準体型になった。
仕事を終えて帰宅したら弁当とほぼ同じメニューで夕食を作る。夕食は少し味を濃いめにして味を楽しんでいる。
時間に余裕があるときは魚を焼いているが時間がかかりすぎるので缶詰でいいかなとも思う。
食べ終わったら食器を洗う。きっちり20分くらいかけて洗っているのにまな板や弁当箱にカビが生えたりするのなんで。
その後炊飯器のタイマーをセットし風呂に入って時間に余裕があれば遊んでチョコレートを少しかじって睡眠導入しつつ11時に寝る。
なお掃除は週末にフローリングに雑巾がけしていたが今は掃除機すらまともに使っていない。
床に置く荷物が増えると掃除をする気力が削がれるのであまり荷物は増やさないほうがいいということが分かったが増えてしまったので手遅れ。
買い物は以前は帰宅が早かったので帰宅途中にスーパーに寄っていたが今は週末にまとめ買いしている。
買うものは家を出る前に買うものリストを自分宛てにメールしているのでそれを見ながら買っている。
肉や野菜が日持ちするようにチルド冷蔵庫にした。肉は腐ったことないので分からないが2日くらいは長持ちしているような気がする。
キャベツやレタスはナイロン袋に入れておくと外側のしなしなが防止できて日持ちする。
と、そんなことが分かってきた。
なお週末は栄養の偏りを解消するという大義名分でスーパーで弁当を買ったり非常食として買っている麺類や冷凍チャーハンを食べたりすることもある。
金融関係はあまり語ることはないけど国内預金と海外預金と投資信託と暗号資産とソーシャルレンディングの5本立て。
株は数百万消えたので今はやってない。手取り20万で今の金融資産は2500万くらい。年齢相応。
さて多くの方が突っ込んでくると思われる点について回答しようと思う。
Q.ずっと同じメニューで飽きない?
A.栄養面のみ考えて食べているのでバリエーションについてはほとんど考えていない。どうしても食べたいときは外食する。
Q.自分語り乙
幼稚園のスモッグのポケットにワンポイント(ワッペン)つけるように指定があって
のりがついてるワッペンをアイロンではりつけるだけでは洗濯に耐えられないので
ワッペンの色にあう糸で縫い付けたんだけど
そういや、この世には透明な糸というものがあったんだー!と思い出した
透明な糸で縫い付けた方がワッペンの見た目がいい
ナイロン製でちくちくするらしい
子供がスモッグのポケットに手を突っ込んだときにナイロンの糸がちくちくするのは困るので私が綿やポリエステルの糸でワッペン縫い付けたのは正解だったんだと思った
もう時代は令和だし、柔らかい透明な糸って発売できないですか?メーカーさん
糸の尖端で肌が傷つかないような柔らかい透明な糸って無理ですか
紐を引くだけ、電源不要のみじん切り器。
ぶんぶんチョッパーは色々種類があるが食洗機対応なのはSUPER5だけ。
玉ねぎのみじん切りで死ぬほどしみる体質なので前から気になっていたが、SUPER5が世に出る前は洗う手間を考えて手が出せずにいた。
でもSUPER5はすべての部品が食洗機可能。しかも部品はフタ・刃・容器だけ。細かい分解もいらない。
刃の他に混ぜ羽根もついていて、玉ねぎみじん切り→ハンバーグだね作成が一つの容器でできる。
生肉を混ぜたときの衛生面気になる問題も、食洗機対応なので一挙解決。
使用頻度を考慮すると専有面積が割に合わない蒸し器だが、鍋に入れて使うタイプの蒸し器なら収納場所にも困らない。
蒸し器を入れて、水を入れて沸騰させて、ふきんを被せた蓋をするだけ。
レシピサイトで時々発生する「うち蒸し器ないんだよなあ…」が手軽に解決できるのがポイント高い。
菜箸のスプーン版みたいなやつ。ナイロン製が食洗機対応で良い。まじで万能。
たれや汁気がある炒め物は、今までは菜箸かトングで炒めてわざわざおたまでよそっていたが、ターナースプーン一本で炒めから盛り付けまでいける。
100均に売ってる。最近ラップがアホみたいに高いので節約におすすめ。
ポリプロピレン製のものを10年近く使っているが全然問題なし。100均でした一番いい買い物かもしれない。
瓶の蓋開けやすくするやつ。
雲みたいな形でいろんな大きさの蓋に対応しているやつが良い。買わないで自力で頑張って費やした時間を激しく後悔した。
持っていない人が読んでたら今すぐ買いに走ってほしいレベル。これも100均で売ってる。
私の取り付け方が悪いのか全然出ないしこぼれるしいいことなかった。
なんでこんなものを買ったのか当時の自分を小一時間問い詰めたい。
https://togetter.com/li/2097240
・ゆで卵 これイタリア製のメタリックをもってたけど一度に6つしかできない(画像のはさらに小さくて4つだけ)のでスチームオーブンで8個いっぺんにつくることにした。収納の場所取るじゃん。
※スチームオーブンはスチームオーブンなりに水気を拭いたり多少面倒はある。がどこにしまったか探さなくていいのがとにかく楽
・スポンジ 売ってないな…研磨剤がないやつだよね?ああポリウレタンと銀だけなら、よいね。研磨剤のないポリウレタンは意外と少ないのでみつけたらかってみよう。
※研磨剤があるものは鍋の内側などのフッ素やシリコンの部分を洗えないし、おいておくだけで家族がゴリっとやっちゃうので一切置けない。
※一応以前から研磨剤なしポリウレタンはつかってるけど、本当に長持ちはする。黄ばんでボロボロにくずれだしたらさすがに変え時だけど1年半くらいはつかう。
・ゴム手袋 つかわないな…食洗器さんおねしゃす… いやトイレ掃除用に一つかっとくかな(いやー出しっぱなしにできないから死蔵しそう)
・貝印スライサー 定評ある貝印だけど「人参ラペも軽々」はうせやん…うちは人参シリシリを買いなおした。ほかの人は人参チンしてからやったりしてんのかな。
昔貝印の千切り用スライサー買ったんだけど、めちゃくちゃ「すぐ詰まった」のでもうつかわなくなったし今となっては捨てたい。洗い方が悪かったのかもしれんけど。
・シリコン調理シリーズ ナイロンのほうが耐熱あるよ。みんな大好きティファールとかで売ってる。ゴムへらと油塗りブラシはたわんでほしいからシリコンだけど色が見たいからカラフルなノーブランドのをつかってる。
・ゆびさきトング あーもってる。ギザギザがはいっててテーブルにおいてもちゃんと先がつかない工夫のやつ。たぶん貝印
・ぶんぶんチョッパー 洗うのがひたすらめんどう。食洗器ないのにそれつかうんか… ※バーミックスはたまに使ってる
・れいとうごはん ノーコメント。48時間保温でも平気なので。
・いわき 20年前からもってるけど蓋が違うな。シリコンとプラの組み合わせの丸形のやつを引き出物でもらった。
最近あまりつかってないけどイクラの醤油漬けや浅漬けは必ずこれ系にいれてるし食洗器であらえて便利。イワキの製品は500mlの軽量カップとボウルも好き。
・味噌ポット プラのままつかってるわ… 一応紙はがしたあとラップで密着させてたけど今は上に適当な物をのせるだけでいいやってなってる
・皮むき うーん、研げない刃物は信用しねえんだぜ…人参やジャガイモ、大根をむいていて、ちょっとしなびて弾力があるからって包丁がひっかかってしまい切れが悪くてケガしそうだとおもったらゾーリンゲン包丁を関の砥石で研いでる。すまん関。でもするする剥けるもん。
・エコホルダー うちツケモノ用蓋つき容器にマックの紙袋かしゃりしゃりビニ袋(ゴミ入り)を立ててるわ 紙袋はいいよ、自立するし、水気は通すからいい感じに乾いてくれるし
おわり
・魚っ平
・ねじの缶切り
・バーミックス(イワキの500mlにぶっこんでガー。生クリームとバジルソースがすぐにできる)
・シリコン菜箸(竹は曲がる、反る、焦げる)
・シリコン油ブラシ
・あまった油入れてすぐつかいきるためのジャムくらいのガラス瓶(からになったら食洗器)
・魚焼きグリルでつかえるトースター用のプレート(パール金属のフッ素加工のアルミ)
・サーティーワンアイスでもらえる試食用とかカップ用のをもってかえってきたピンクのミニスプーン(顆粒だしの袋や容器にぶち込みっぱなしにする用)(ながすぎたらハサミで切る)(プリンのは透明なので見失う)
・米を移すときのクロソイド曲線のじょうご(工学的にはブリッジがおきないダイス?)
・100円ショップのカレースプーンくらいのサイズのゴムベラ(ジャム瓶とかの中身を全部すくえる)
https://anond.hatelabo.jp/20230105180645 の続き
カフェレーサーというのは1960年代にイギリスで流行ったロッカーズという街道レーサー達の乗っていた改造バイクで、ハンドルを下げて前傾姿勢にしてロケットカウルを付ける。因みに当時の英国ではモッズという改造VESPAやランブレッタスクーター乗りのもいて、両者は反目して喧嘩ばかりしていた。モッズとはmodern+sである。
カフェレーサーで使われるロケットカウルはセパレートハンドル、通称セパハンとの組み合わせが前提だ。フロントフォークの上に付く一本バーハンドルを取っ払って両方のフロントフォークに直接短いハンドルを付けて高さを下げるのがセパハンだ。
このロケットカウルを族車ではプレスライダー由来の上向き絞りハンドルと組み合わせてしまう。
すると、カウルのハンドルの逃げの切り欠き位置が合わないのでハンドルが切れない。
そこでハンドルの逃げの位置が合うようにカウル高さを上げる→族車の珍奇なデザインの完成だ。
珍奇とは他と違うという事だから、所属を表す象徴の作用が出てきて、要するに「カウルがより高い方が暴走族的である」という文脈が出来てくるんである。「過剰」の意味付加である。
これはバックミラーを鬼のように付けたモッズのベスパも同じだな。歌舞伎のすみとりとか戦前の祭りの山車の高さとか豪華なのに耐火性が消えたうだつとかもそうだ。実用や元の文脈から切り離されると非実用的であることが意味を持つので「過剰」が持て囃され時には粋の評価がされる。
一方で上り龍のようにとんでもない高さにカウルを上げる族車バイクもあるが、これは実は実用の問題が絡んでいる。
カウルの真ん中にはヘッドライトがあるので、ある程度の高さまでカウルが上がると前が見えなくなるんである。当たり前だ。
だから更に上げたい場合は前が見えるように目の位置より上にヘッドライトが来る高さまで上げるって事である。
あんな高い所にカウルとヘッドライトがあったら、スラロームしたら慣性が凄そうなんだが、スラローム中に取れちゃったりしないんですかね?ハリボテエレジーの悲哀再びである。
車両からは離れるんだが、google:image:コルク帽とかコルク半と呼ばれるヘルメットについて。被ってると暴走族に狩られるってやつ。
これは確か昔、増田かどっかで詳しい説明のエントリがあったはずだが忘れてしまった。
もともとレースでの保護帽というのは革帽子だった。保安性は余りなく、頭を強打すれば脳がやられて死んでしまう。
次に出来たのが半帽で、半球型のプラスティック保護帽に革の耳当てと顎ひもが付いたもので、1950年代~60年代のバイクレースで使われた。クロムウェル(Cromwell)というメーカーが有名だ。ヤマハSRなどに乗る人らに好まれている(危ないから使うべきではない)。
これは内装材がコルクだった。発泡スチロールが普及する前の製品だ。
次に保護面積が大きくなったジェットヘル→フルフェイスと進化してきて、内装材は発泡スチロールと発砲ウレタンになった。
現在ヤンキーの間でコルクと呼ばれているのは、半帽にツバ(前バイザー)がついて端をビニールテープで巻いてあるという簡素な製品(但し端部の始末はクロムウェルなども同じ)で、元々主婦向けである。
1968年に富士重工がラビットスクーターをディスコンにし、イタリアのランブレッタも1971年にディスコンになるとスクーターはベスパ以外製造されない時期が続いた。
ホンダはここにバイクと無縁な主婦の市場があると見抜き、1976年にラッタッタでお馴染みのソフトバイク、ロードパルを開発した。因みにラッタッタというのはエンジンスタート用のゼンマイを足でキックして巻く動作の事で、軽量化と低価格化の為にバッテリーを搭載せず、キックスタータより楽な始動方法としてゼンマイスタータを採用したのだな。足でゼンマイを巻いてハンドル部のボタンでリリースする。
この当時、原付にはヘルメット装着義務はなかったが、広告などでは安全の為にヘルメットを被る写真が使われた。当時はすでにジェットヘルが一般的だったがそれだと軽快感がない。気軽に乗れます、バイクとは違うものですってイメージにならない。
そこで採用されたのが「70年代の半帽」だったのだ。50~60年代の半帽と違うのはポップでツバ付きになってる事。更に旧型品なので安価。どういうのかについては1972年発売のカワサキマッハⅢの広告を見てもらった方が早い。
http://captain-alfred.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-6b6e.html
歴史上のバイク広告で一番カッコいいんじゃないかこれ。モデルは小川ローザだ。
それで主婦層が乗るソフトバイクの激安ヘルメット=このタイプの半帽というイメージが出来た。主な販売場所はスーパーや自転車屋であってバイク屋ではない。内装はナイロンベルトやプラスティックと布、発泡スチロールなど。
ヤンキー層はその頃はノーヘルやフルフェイスを使っていてこのタイプのは使われていなかった。
1986年に原付もヘルメット義務化されるとノーヘルだったヤンキー層は一番安くてノーヘルに近い効果のこの半帽を被らずに首の後ろにぶら下げて走るというスタイルになった。
こんな安全性が無くて昔の主婦向けのダサいヘルメットを被るのなんて暴走族やヤンキーしかいない。なのでまた所属の象徴化である。それで90年代にはヤンキーや暴走族を象徴するアイテムになった。
だからロードパルが発売されて主婦向けマーケアイテムとして流行した頃から10年以上経っている。「ダサい」が一回りして肯定的意味が出る現象の一つなのだ。
更にこのヘルメット内装にはコルクは使われていない。使われていたのは60年代だ。呼称は60年代を借用して実体のオリジナルは70年代にある、という錯綜した現象なんである。
ついでなんだが、マッドマックス1の暴走族が被ってるようなフルフェイスヘルメットをgoogle:image:族ヘルという。今のものと違って下側の首回りが丸くすぼまっていなくて寸胴になってるのが特徴だ。
70年代末~80年代前半の暴走族もフルフェイスを被っていたので、バイク免許実技試験参考書(大型は教習所では免許が取れなかった)などには「フルフェイスは暴走族的なのでジェットヘルにしましょう」などと書かれていた。安全性より暴走族的でない事の方が重要だったのだ。
このタイプのデザインは今でもレトロアイテムとして人気があるが、危ない代物である。下側がすぼまっていないので、高速で下や後ろを確認すると風圧でヘルメットが浮き上がり、顎ひもで引っかかって脱げ掛かった状態になってしまう。デザインが変更されたのには理由があるのだな。
暴走族が振り回す旗やステッカー見ると、○○レーシングみたいな峠ドリフト小僧的チーム名と○○聯合のような画数が多い漢字の名前と分かれている。
これは前述の通りに街道レーサーチームから変化してきた名残で、別にレースしなくてもレーシングという名前や峠小僧的なカタカナの名前を使う。
一方、時代が下るにしたがって硬派=学ランや右翼に傾倒してきて、軍国主義モチーフや漢籍的な名称が好まれるようになる。夜露死苦とか漢籍じゃない訳なんだがそこは偏差値の問題である。
街道レーサーから右翼標榜へと変化した為に、時代が下るに従ってメカ音痴になっていったという面もある。初めは自分でエンジンも改造してその技術も先輩から後輩へと受け継がれていたが、やがて改造は外見に留まり工具も持っていない、という風になっていく。
こういう風に族車デザインは当初はスピードの象徴であったものが文脈から切り離されて過剰になり、「過剰」それ自体が価値を持つという現象である。
特に大きい影響を残したのがバイク便の前身で「PRESS」や新聞社旗をはためかせてすり抜け爆走していたプレスライダーだった。
カウル昇竜拳みたいなデザインも組み合わせ不可のプレスライダーとロケットカウルを組合わせ、その珍妙さがそれ自体意味を持つようになった為である。
こんな珍奇な族車だが、実は日本のキッチュを好む人々というのは世界中に居て暴走族もその一つとして愛好されているのだ。
試しに「google:image:bosozoku」で画像検索してみて欲しい。多数がヒットするばかりか、自国でBosozokuカスタムをしている変態愛好者もいる。しかもその竹槍出っ歯の車がランボルギーニだったりするのはいかがなことなのか?
日本でも一時流行った巨大フルエアロパーツ、フェイクファー敷き詰め、巨大スピーカー搭載で浜崎あゆみを流すハイエースもBosozoku Vanとしてカスタムカーの一ジャンルになってる上に、タイでは社会現象に近いくらいのブームになっている。バンコクのあちこちが大黒パーキング状態なんである。というかタイ人は日本のキッチュ大好き国民なんじゃないかな?
更にebayで探せばBosozoku刺繍特攻服もわんさか出てくる。 https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=bosozoku
出品&発送元が中国企業のケースが多い。日本の暴走族ファッションを中国で作って発売して世界中に出荷しているというビジネスだ。色々とおかしい。レディースの特攻服風着物が特に人気のようだ。
そういう訳で、英語が出来る人らは是非海外でBosozoku愛好してるトンチキ変態さんらに、デザインの源流が報道の爆走バイクである事やシルエットフォーミュラの事などを教えてあげて欲しいと思う。