はてなキーワード: チョンボとは
毎々お世話になります。
下には下があると言う話をしておきたくキーボードを叩いております。
なお、これはジョークである為、笑っていただきたい。ジョークなので、よく似た会社があったとしてもそれは錯覚であり、実在しない。
以上、ご査収の程お願いしたく。
ある菓子製造業の労働組合がある。比較的歴史が長い企業で、戦後に労働組合が結成された。
古老が言うには、結成されたときの最初の要求は「安全な作業着を支給せよ」と言う所から始まったと言う。
地域の中で中心的な役割を果たす労組で、かつてはこの労組から、同系統の労連の組織内候補として国会議員が送り込まれたこともある。(社会党が強い時代)
しかし、それも昔の話だ。
バブル崩壊前は、業態として製造から販売まで同じ会社でやっていた。が、バブル崩壊で同じように出来なくなり、製造会社を分離する事になった。その際に、労働組合が反発した。
ここまではよかった。しかし、労働組合が出した条件が、組合員の給与と立場の維持のみであった。
そこで、その会社が執った手段とは、子飼いの下請け企業に指示して会社を作らるということであった。
親会社との間に資本関係が無いが、技術顧問という形で人を送り込み、事実上支配したのである。
そこでは、不景気の労働市場に乗じて、親会社の給与水準・待遇と比べ遙かに低く、その地方としても下の中ぐらいの待遇で人をあつめた。(その際に、親会社の名前は大いに役に立ったことだろう)
さらに製造業への派遣労働が解禁されると、それを大いに活用した。この時、労働組合はこれを黙認した。何故なら、組合員は出向に選ばれても給与水準や待遇は維持されたからである。
こうしてできあがったのが、コストを削減することのみを目的とした子会社であった。安易な解決策である。
その後、失われた10年が失われた20年に向かおうとする中で、製造会社の経営が悪化する。
当然である。この会社はコストを削減のみを目的としているから、まともな経営改善は行われていないし、投資活動もできていないのだから。
世の中の景気が少し上向けば、他者は投資をして、改善する。そうなると、ついて行けなくなって競争力は落ちていく。しかし、もはやこの子会社がなければ商品が作れない。
そこで、いちど会社を倒産させ、清算、その上で、今度は資本をいれて買収することになる。
この際に、労働組合はどう動いたかというと、やはり「組合員の賃金と待遇の維持」を要求するのみであった。
そして、経営側は、この際、元々別の会社であったものを救済目的で買収するものであるから、ユニオンシップ制は適用されないと言う事で合意を取って買収をしている。
こうして、資本関係のある子会社というものが誕生した。この頃は、まだ子会社も労組入りを呼びかけるべきであると言う話もあったようだ。
しかし、この労組は、親会社内では待遇の維持を堅持して主張していた。このなかでは、自分たちの労働の価値を下げるとして、派遣労働者の導入も組合の同意がなければ駄目だと言う形にしていたようだが、その反動で製造会社の方の待遇は、当時からかなりの格差があったと聞く。
労組が、子会社社員らをに入れる事を躊躇っているうちに、親会社は業務を拡大する。コスト削減目的で作った子会社によって生み出される利益は大きい。他にも何社も子会社を設立していくことになる。
そして訪れるリーマンショック。この時、労働組合は、組合員の給与と待遇の維持を要求。親会社は本体には手を付けられなかった。子会社は大幅なリストラが行われた。
ここで、子会社で働く下々の者から見たら、悪の枢軸としか見えないような労働組合が固まったのである。
さあ、みなさん、ここ最初の笑うところですよ。さあ笑ってください。
リーマンショック時のリストラ攻勢に対し、子会社の社員の中にも組合に相談し、加入したいという要求があったそうである。が、当然のように組合はこれを拒否している。
ではと言うことで、子会社の有志が集まって労働組合を結成しようとしたことがあった。
しかし、この会社の労働組合の幹部は、地域の労働組合、さらには産業別の組織でもそれなりの力を持っており、この労働組合設立の動きに対して、表向き「いずれは自分の所に加入させるため、設立支援はしないでほしい」という話をした。つまり、既成の組織が支援しないようにさせ、労組結成を阻止したのだ(当時は会社に関係なく入れる労組などはなかった)
もしかしたら、彼らは当時本当に組合員として受け入れるつもりがあった可能性も微粒子レベルで存在しているが、結果が全てだろう。
その後、労働組合から会社に都合の悪い部分だけを外したような「従業員互助会」という組織が、親会社人事の指導の下に設立される。
ここは社員だけではなく、社長以下全社員が所属していると言う組織だ。だから労組ではない。1ヶ月500円を徴収し、この金で社員の交流会(花見と月見と忘年会、と言う飲み会。参加はほぼ強制で、欠席には理由書の提出がいる)を行うと言う組織である。表向きは。
しかし、36協定など、労使協定を結ぶときには、経営側の人間は投票権なしとすることによって、従業員代表組織とみなしている。
もはや、御用組合どこでは、ない。
会社の経営危機は何度もあった。その際に、彼らは組合員の子会社を活用すればリストラは不要なはずだ、構造改革が足らない、と組合側が提案書まで書いたらしい。
具体的に子会社をリストラしろ、派遣切りしろとあったかどうかは定かではない。しかし、事実その後、リストラの嵐がやってきて、派遣は総じて契約を解除されたのは事実だ。
そうして人がいなくなった子会社に、親会社で余った人間が出向してきた。
親会社の人間が天下ると、何故か1階級特進すると言う習わしがある。平社員は係長に、係長は課長に、課長は部長に、部長は役員になる。
そうして、実務者が3人減ると、その費用で親会社の雇用が維持される。
さらには、親会社での職位はあくまでも係長なので労働組合員だが、子会社では管理職と言う者が大量に出現する構造ができあがったのである。
彼らは毎年、春闘を行う前にスト権投票を行い、要求を挙げている。しかし、もう30年以上ストライキは行われておらず、交渉は妥結している。
その結果、毎年ベースアップと定期昇給は維持されており、ボーナスも5ヶ月分程度は出ていると考えられる。また、利益は出ていたので、それを背景にした待遇改善要求も通っていたようである。
が、その成果を、ある時から一切公表しなくなった。その理由は「関連会社に配慮するため」とされる。
簡単に言えば、子会社側で、親会社と同等の賃上げレベルを要求する動きが、ごく一部であったらしいのだ。
それを親会社から天下りで来ていた社長が親会社に伝え、親会社は交渉結果を非公開とすることを要求。現在は一切公開されなくなった。
ただ、当たり前だが、人の口に戸は立てられぬ。
続き → anond:20230331164112
怖いのが嫌だからホラーは避けてきたけど、前にミーハー心で話題になっていたヘレディタリー/継承を観た。超怖かった。
ただ、これを耐えたなら他のも行けようと思って、往年の名作を開拓してみた。
『エルム街の悪夢』『13日の金曜日』『トワイライトゾーン』『チャイルド・プレイ』『スクリーム』『エクソシスト』等々
全然怖くなかった。
シチュエーションや怪異への恐怖が、有名すぎてミーム化してしまったというのもあるんだろうけど。
ゴアやスプラッター描写は、怖いというか単に気持ち悪くなるから見たくないって感じ。
宗教観がどうのみたいな雑語りは、エクソシストではそうかもしれなかったけど他は言うほどか?って感じだった。エルム街〜でも十字架握ってたけど、さほどキーになる部分ではないし。
あと怖さより苛立ちを覚える方が多かった。かまいたちの漫才でもそんなネタあったな。
自ら袋小路に逃げ込むな
無闇に怪異を刺激するな
いつまでも驚いてないでさっさと逃げろ
動かなくなったくらいで油断するな
神の目線から観てて真実が明かされてる分イライラする所もあるのかもしれない。
キャラクターと同じ心境で疑心暗鬼になれる方が好きなんだと思う。だから『遊星からの物体X』は凄く面白かった。いやコイツ明らかに怪しいやんって所はあったけど、ご愛嬌。
『スクリーム』はホラーを成立させているお約束をネタにしたメタホラーと名高いけど、それでも普通にイライラした。メタネタも擦られまくった今や特に面白くはなかったし。
お約束に頼らず、必然的な状況で全身全霊を尽くすのが好き。それで勝つと怪異バトルものになっちゃうけど、負ければ多少後味は悪くともホラーにはなるんじゃないかと思う。
個人的には、未知の存在に不条理にも蹂躙されるけど抗う所にホラーの魅力を感じます。『エイリアン』は大好き。ヤバそうな巣に入って余計な事してパンドラの匣を開けてはしまうけど、それくらいのチョンボなら良いかなって。
ホラーとは少し離れて、進撃の巨人やエヴァも人間を蹂躙する未知の存在が結局種明かしされちゃって(後者は匙を投げたとも言う気がするが……)人間同士の内ゲバになっちゃったのが残念だった。面白かったけど。
科学的な(ふりをしている)料理レシピでよくある「浸透圧によってうまみが抜けない」「浸透圧によって肉汁が抜けない」など
ていうかはてなは理系エンジニアが多いんだから高校化学で学習する浸透圧くらいちゃんと指摘・訂正してくれよと思った
浸透圧は半透膜(多くの場合は細胞膜)を挟んだ「溶媒」分子の移動に伴って生じる圧力のこと
あらゆる物質は濃度勾配に従って濃度が高い方から低い方へと移動する
この移動に際して小さい分子のみを通す穴の空いた膜が挟まると、小さい分子のみが移動できる状態になる
細胞膜は(厳密には違うが)水のみを受動的に通す膜と考えていい
水に食塩など様々な物質が溶け込むと、相対的に「水の濃度」が低くなる
水は濃度が高い(他の物質が溶けてない)方から濃度の低い(いろんな物質が多く溶けている)方へと移動する
浸透圧は水の移動のみに関わるため、当然だがうまみ成分(核酸やアミノ酸)を留める働きなどはしない。
細胞膜を通り抜けられるものは通り抜けていくし、通り抜けられないものはその場にとどまるだけ。
では肉や魚を食塩水に漬けることによるメリットは何かというと、
真水に漬けるのとに比べて肉に余計な水が浸透せず、水っぽくならないということになる。
これを防ぎつつ、細菌の働きで表面に生じた臭み成分などを塩水中に溶かし出すことで旨い肉を作る。
(もう一つ、水溶性タンパクを溶かし出して熱変性による硬化を防ぐというのもある。ブライニング処理という。)
また、高張液に肉などを浸すと逆に内部の水分が流出し、うまみを含む成分が濃縮される。
(やり過ぎると水分が抜けすぎてしわしわになり食感が損なわれる。漬物を想像するといい。)
以下は補足だが、昆布の出汁が海の中で出ないのはなぜかというと
そもそも生きている昆布はうまみ成分を多く持っていない。あれは天日で干す過程で死んだ昆布の中で作られるためだ。
当たり前だが浸透圧は一切関係ない。生の昆布を真水につけてもうまみは出ない。
【追記】
伸びると思ってなくてビビった
サイエンスコミュニケーションとしてはこの辺(高校化学)が限界かと思ったよごめんね
間違っているとだけ言った人はぜひ参考書籍などを書いていってくれ頼んだぞ
はい、ごめんなさい私の間違いでした。
うまみ成分(アミノ酸や核酸)は生体に必須な物質なので基本的には膜内へ能動的に輸送しているので
細胞膜が健全に保たれているうちは外においそれと出てくるものではないってことね
これは言及しようか迷ったが「うまみが逃げる」という文章が細胞の破壊にまで言及してると読み取れなかったから元増田では省いた。
同様のことは冷凍・解凍のプロセスでも起こっていて、食材が水っぽくなる現象の一部はこれによるもの。
ただ、例のレシピ程度の時間(室温から茹でて沸騰するまで)の時間でそこまで破壊が内部まで進行するか疑問ではある。表面のごく一部だけではなかろうか。
ついでに、3%の食塩水は細胞内に比べてかなり高張で(生理食塩水が1%弱)
「水の出入りを無くす」というより「水を抜く」方へ作用する濃度になっている。
これ料理的には塩味をつけることへの貢献のほうが大きいと思う。
焼き魚を同様に食塩水で味付けすると全体に均一に塩味が入ってうまいという調理法があるので、それの応用ではなかろうか。
【追記2】
・「浸透圧はそうじゃない」指摘について
これは私の書き方が誤りでした。
上で私が言ってる浸透圧は正確には「2つの浸透圧の異なる溶液が半透膜を介して接したときに生じる溶媒の移動に伴う圧力」ということね?
溶液それぞれに浸透圧という値があるわけで(これがポテンシャルということかな)、その差によって浸透現象が起こるということが正確に書けていなかった。
時間差で氷砂糖が溶けて浸透圧変化であれこれっていう話に言及してるブクマがあるけど
殺してやるくらい元旦那を憎んだけど子供もいたし、子供を押し付ける形で離婚してたから何もできなかった。
今でも思い出すとムカッとくるけど元旦那はとっくにこの世を去っている。
元旦那は顔が天才的に可愛いんだけど、口が軽くて約束が守れない人間だった。
私が「誰にも話さないで!」と言った話を、まさかの私に対して話すという大チョンボを犯した(バカ)ことがあり、それが理由で離婚した。
夫婦(私)の秘密は他の人間に話すなと念押ししたのにタイトルの事案が起きた。
私は生まれつき人間より全身の体温が低い(日常生活に支障はない)んだけど、それを知ってるのは夜の営みがある元旦那だけだった。
元旦那は私を抱くときに冷たいねってよく言った(神田川かよ)。
それを元旦那が盛大に知り合いに拡散しまくったせいで、知る人間知る人間がみんな知っている状況になった。
元旦那がよほど面白可笑しく話したのか、話が拡散して私が知らん人間も知ってるような状況もよく起きた。
ああ~あなたなんだ~全身雪のように冷たいって~?みたいな。
みんなあまり経験したことないと思うけど、知らない人間に自分のことを知られてるっていう状況は本当に気持ち悪いよ。
その中でも子供に向けて脚色して話すバカがいたのが最悪で、子供に珍しがられたのかバズって本が出たりテレビで放送されたりして今に至る。
これ読んでるあなたも私のこと知ってるよね?
「座り込み抗議3011日!」って看板なら普通は継続して座り込んでると思うでしょ。別にタラコ野郎に好意的でなくとも。
尋ねて行った時座り込みいなかったら「いねーじゃねーか」ってなるでしょ。
タラコのツッコミは屁理屈ではなくごく素朴な一般的感覚じゃね?
というかそもそもさ、
そこは謝ろう?
そんなとこでみみっちいウソついて何になるんだよ。
仲間内で気勢を上げていくうちにいろんな面で段々盛っていってしまうのは人間としてわかる。
けど外部から突っ込まれた時には正気に返って「誤解を招いた文言を訂正します」でいいじゃん。
そこでそういう真摯な態度を見せれば「ああ、ちゃんと話の通じる、我々と同じ人間が基地反対してるんだ」ってなって興味なかった人もうっすら好感や関心持つ可能性が出るじゃん。
俺が基地反対派の内部にいたらこれが起きた日のうちに急いで内部で相談して新しい文言案決めてまっさらな看板と筆持って行っていって現場にいるひろゆきに案見せて決めてハイって筆渡して頼んで揮毫してもらう。
んで「ひろゆき監修」の看板にしちまえばいいじゃん。文言を監修しただけでも基地反対に賛同加担してるみたいな雰囲気になる。これが賢い錯誤の作り方だろ。
これがピンチはチャンスってことじゃないのか。
「座り込みは継続して座ってなきゃいけないなんて誰が決めたんですかー」て。
こんなん最悪のリアクション。そんな屁理屈言い張ってこの場合に何を守る気なの?
その屁理屈で守れるのは嘘・大袈裟・紛らわしいな看板文言の継続だけだぜ?
そこさえ守り切れば勝てる!っていう決勝点に関してなら
なりふり構わない屁理屈で「きったねー」って思われながら守るのもありだが、こんな看板死ぬほどどうでもいいだろ。
その場でパッと捨てる決定して訂正しちゃえばひろゆきの拡散力でポジティブな発信できたのにさ。
おめーらが内部の屁理屈をどう言い張ったって文言についてはチョンボだろ。
ズルだしウソだし錯誤狙いだろ。
そこを影響力強い奴に画像入りで焦点にされた時点で勝ちはないんだよ。
文言を正当化しようと食い下がれば食い下がるほど文言が焦点化して
「うわあ、こんな小ずるくてバカみたいな理屈で嘘を正当化しようとする人たちなんだ」になるに決まってんだろ。
ひろゆき「あれ?座り込んでないんですけど」
基地反対派「〇時と〇時に座るの!(怒)」
ひろゆき「それ座り込み〇〇〇〇日って言わないと思うんですけど」
観衆「日本語ですらねーのかよ…」
終わりやん。
見てる人間には「話逸らしてんじゃねーよ」という感情しか湧かない。
「敬意」の話なんか始めてキレて返すってのはヤベーよ。
看板の文字ぐらい突っ込みようが無くウソなく書けってだけの話でしょ。
そこを言われてこれだけキレ散らかして恫喝しながら撤回を迫ったりまでして少しも受け入れられないって言うの
相手がひろゆきだからこうやって世間に知られて笑われてるけど組織内部や沖縄内部で懐疑的な意見を受け容れる姿勢が全然なさそうに見えるの俺だけか?個人の感想か?
ぜってー仲間や地元民から「ここはおかしいんじゃないか」程度のこと言われても「敬意がない!」って恫喝して総括して吊るし上げそうじゃん。
こんだけキレまくってやべー集団だと世間に示していっちゃうんだろう。死守作戦するとこでも何でもないとこで総動員してアホじゃねーのか。
タラコは思想とかほぼないから素直に看板直して合理的対応すれば全然矛収めたと思うよ。
逆に「敬意」なんていう内部の論理や定義不明な話はタラコが一番嫌いなやつだから超張り切っちゃうじゃん。
そしてそういうのをアホちゃうかって呆れて無所属な自分との対照で世間に見せていくのはタラコの十八番の一番得意な構図。西村屋!って声掛かるくらいのオハコの構図のやられ役になりにいってどうすんねん。
点数計算は誰かがやりゃいいし、そもそもスマホでやるなら機械が計算してくれるし。
超初心者に限ってはチョンボをやり直させてやるとかの対応もいいだろう(スマホでやるならこれは無理だが)。
でも、そんなことより麻雀超初心者に教えておくべきことがあるだろ。
これ。これが超大事。
データ確認できるとこで、Mリーグでも和了率トップで約25%だぞ。
これをものすごい単純化して言うと、程ほど同程度の実力者が4人集まって打って、その中での実力上位者で4局に1回しか上がれない。
逆に、その中で実力下位者だと10局に1回しか上がれないわけよ。
で、和了できないってことは単純に言うと手を揃えられないわけで、超初心者だとよっぽどツキの良い局を除き、そもそも和了できそうにすらならない。
麻雀って最終的な点棒の多い少ないで勝ち負けを競うから和了率の高低は必ずしも重要じゃないけど、超初心者ってやっぱ和了したいもんじゃん。
そもそも滅多に和了できない(だから、それなりに守備が大事になるんだけど)、手が揃わなくったってそれが麻雀で、和了できなくたって点数の勝ち負けは競えるし、そういうのが楽しいんだよって教えておくべきじゃないか。
まあそう言われても感情的にそれを納得できるのにはそれなりに時間かかると思うけどさ、でもやっぱ教えておかないと、全然和了できないじゃんツマンネってなって麻雀好きになれずに終わっちゃうんじゃないか。
ネットでゲームするってなると9割がた、ゲームプログラムを使用してやると思うんだけど
ゲームプログラムって基本「間違い」が許容されないつくりじゃん
例えば「ちょっと待って」もダメだし、チョンボ上りもダメだし、リーチできない場面ではリーチできないし
強制的にルールにのっとった正しい振る舞いを強要されるんだけど、
初心者だと「自分が何をやっているから正しいのか」が理解できない
ゲームなんて初心者のころは「え、それダメなの?」みたいにして覚えていくもんじゃん
間違った振る舞いをしてしまうことで、逆に正しい振る舞いを覚えていくもんじゃん
ざっくり説明だけして後はやりながら覚えていこうよって感じじゃん
ルールブック端から端まで読み込んで覚えてから始めるゲームなんかほとんどないじゃん
あと、基本的にゲームを完遂する目的でしか作られてないから検討とかにも向かない
終局してからお互いの手を見せ合って、これだったらこっち切った方がよかったよね
それ以降も麻雀覚えたいって奴がいたら麻雀セット持ち寄って遊びながら教えた
ころーにゃで会って麻雀やるのが難しくなってからネットで麻雀教えてほしいって言われて
増田で懇切丁寧に麻雀のルールを説明してあげるエントリがあったけど
最近勝率いいんです。大体800局くらい半荘やって平均2.2位くらい。ラス率は今確認したら17%でした。
大抵東は耐えて南場から捲りトップ。振り返れば直放銃ナシみたいな局多くてなんかあるんかな思いまして。
てなわけで、最近麻雀やってて、「これ本当にあるなあ」思ったことがあったのでちょっとまとめてみました。小手先のテクというよりはもっと根っこの部分に当たる話かと。
「そもそも地運てなんやねん」て話ですが、天運とは逆のもので、育てて培われていく運のことです。ウンチじゃないです。チウンです。
運とついているのでオカルトに捉えられがちですが、要は自分の調子、集中力を最大限に引き出せているか、ということです。
局の最初からアンテナビンビンでピンピンロクとかアガりまくれてるならいいですが毎回そうとは限りません。
下記の4つを意識して局を進めることで、中盤から後半にかけて地運を育てあげ(絶好の状態に自分を持っていき)、勝ちを掴むっちゅうわけです。
1.まずは基本を身につける
2.小さいアガリでも掴みにいく
3.でも無茶な突っ張りしない
1.まずは基本を身につける
具体的には捨て牌読み、牌効率、点数計算などなど。麻雀やる上での知識的な要素をきちんと学んでから麻雀やろうって話です。
なんでもそうなんですが、戦術知らずに戦略練るなんて無理だと思うんです。
例えるなら「武器は誰かが落としたやつ拾えばええやろw」と丸腰で関ヶ原の戦いに参加するようなくらい、リスクあるもんだと思ってます。
そもそも、やり方勉強して試行錯誤、守破離して強くなっていくのが醍醐味であって、これやらずに「あー。なんかよくわからんけど勝った/負けたわあ」とか言ってて何が楽しいの?くらいに思ってます。
さて、本題ですが、基本が身につくことによるうまみは「相手を観察する余裕ができる」ことかと。
悩みながら切ったのか、思い切るような感じで切ったのか、他家のリーチ中に危険牌出してきたかなどなど。
これら相手の動作(それもどんな表情、様子でやったか)きちんと観察できていれば、聴牌時の危険牌がある程度読めるし、立直者以外にも警戒する必要があるのがわかったり、「そろそろこいつ聴牌しそうだから仕掛けて早めにアガッとこ」と打ち方決めたり、、
つまりは卓上の情報と絡めることで他家の手牌状況をより細かく推測できるし、それを基に早めにアガりに向かうのか、どっしり門前で聴牌目指すのか、はてまたオリるのか、ベストな打ち回し方を決めることができるわけです。
よくプロが仕掛けていても当たり牌だけビタ止めしたのが話題になってますが、あれは相手の所作や捨て牌も頭に入れていて、「あの牌は危険。なので引いたら絶対出さない」と予め決めながら打ってるからです。
麻雀において、これ来たら絶対出さないみたいに鉄の意思を持つの、結構大事です。
2. 小さいアガリでも掴みにいく
逆に小さいアガリでもいいので勝ちを重ねると自分の調子を上げることができると考えます。
気分を上げることで更に積極的に仕掛けて、次のアガリを掴むことができるわけです。(但し、調子に乗っちゃだめです。どんなに地運が高まっていても1回でもつまらんミスすると1発で崩れます)
手役にこだわったりとかしがちですが、でかいアガリ1発ではなく小さいアガリを重ねるメリットは、「自分があがることで相手のアガリをなくせること」です。
あとちょこちょこ鳴かれたりしてアガられると、相手からしたら結構神経にくるので、冷静な判断を鈍らせることもできたりします(相手の性格次第ですが)。それでヤケになってきたところをきちんとそれなりな点数で刈り取るのはあるあるパターンかなと。
*とはいえ南3局で全然点数ないのに1000点アガリとかはだめです。状況によってある程度は戦略変えることもあります。
3. でも無茶な突っ張りしない
2で書いた通り、たしかに攻撃は最大の防御ですが、無理な攻撃は逆に身を滅ぼします。このゲーム、アガリよりも振らないことの方が大事なので。
そのため、他家のリーチや仕掛け(特にドラポンとか染め手)に対して、間に合わないとわかったら徹底してオリます。この時大事なのが、他の人も意識したオリをすること。通ってる字牌を思考停止で切るのではなく、まずはひとまず安全なのがわかっている真ん中の牌から切る。他家から追いかけが入ってもきちんと逃げきれるオリをします。基本一度オリと決めたらもう攻めません。
*オリてるのに中途半端に攻めに転じたせいで放銃すると一気に調子崩すのでご注意を。
4.ミスをしない
オカルト的な話ではなくて、要はミスすると「調子が狂う」のです。
「つまらないミスで放銃してしまった…」と余計なことを考えるせいで本来の集中力が発揮できない、「またこんなミスしてしまったらどうしよう…」とビビってしまい、本来の自分の戦い方を崩してしまうことになります。
「そもそもなにをもってミスとするか」ですが、厳しめで判断してます。具体的には、
・読み誤った突っ張りによる放銃
・泣き逃し
・打牌選択誤り
・チョンボ
などなど。
てな感じで粗めですが今のところの考えまとめてみました。
ちなみに、たまにどうしようもなかった放銃を食らうこともありますが、この時大事なのは「引きずらないこと」です。ミスして放銃したわけではないので自分に非はないです。焦って取り返そうともしなくていいので、やれることをやるだけです。