はてなキーワード: スケブとは
赤ブーのイベントで男性サークルが現れたことに対する毒マシュマロが投げつけられた件が燃えている。
「男性の描いた本は想像してしまう」とは何を想像してしまうことを指しているの?男性だと、何だから嫌だと言っているのかわからず。
毒マロを本人に投げつけた行為はその後の反発を読めない愚かな行為だが、その心情は理解できるので解説します。
BL漫画…いわゆる二次元、また三次元であっても遠くから見るだけのナマモノに求めるのは、スラッとして清潔でいい匂いがしてムダ毛は生えておらず女に生々しい性欲を向けることもない、美青年・美少年達同士だけで構成される美しい世界なのです。
その世界に没頭するにあたって現実の男(にまつわる生々しさ、醜さ)は不要、というかむしろ無いほうがよい邪魔物なのです。
美しいものだけで構成された美しい作品を、現実の男が作っててその男の姿まで知ってしまったら、その絵・作品を見るたびサークルスペースで見てしまった作者男の映像が頭の中で再生されてしまって、その生々しさでオエーとなるのです。作品に没頭できなくなってしまう。
別にこちらから積極的に作者の姿を探したわけでもないのに、ただイベントに一般参加しただけで作者の生々しいリアルな姿(醜さ)を見せられてしまい、脳内に刻まれてしまったのです。
(くだんの男性作者さんの容姿が劣ってると言いたいのではない。女にとって男は一部の例外を除いてだいたい醜いのです)
作り出した作者が醜くても作品に罪はないからこそ作品の世界に没頭したいのに、記憶の片隅にやきついた作者男の映像に邪魔されてしまう。これまで楽しんでいたものが楽しめなくなるという妨害行為をされてしまった。それが嫌で、そんな被害者を再発させないよう、男作者は予防してほしいのです。
3次元のナマモノも同じ。あくまで現実から切り離された虚構の姿、推しの肉体から我々の網膜・脳内に投影された映写像を消費しているのであって、もしその推し対象が現実の女と付き合ってる(性交してる)なんて聞いたら、一気にそこら辺にいる男と同格になってしまって、神格化の対象でなくなり、妄想できなくなり、幻滅して怒りが出てくるのです。(その怒りは推し本人に向かうことよりも、推しと付き合ってる女に向くことのほうが多い…こちらはもっと前から尊く崇めてたのにぽっと出の女が外見の良さを使って推しを生々しい世界に引きずり降ろしてしまったという怒りもあるし、これまでファンの皆が共有していた推しを抜け駆けして独り占めしてズルいという怒りもあるので)
※結婚しました報告は別。それはもう推しが神格の世界から降りて還俗したという宣言なので、一気に興味がなくなって他人事になり、弟の結婚を祝う姉のような生暖かい目で見られる。
「女性はうっすらと男性を嫌ってる」を自身も実感する中で、作品の中の世界だけは別だったのに、そこにうっすら嫌ってる現実の男がその世界の創作者としてしゃしゃり出てきたら、どんな気持ちになるかわかるよね?
「男は女性でなく女体が好き」(男は女の人格はどうでもよく、性欲を満たせる肉体が好き)と言われてるように、女も「女は男体でなく男性が好き」(女はリアルの男の体はどうでもよいどころかむしろ嫌いで、男から得られる奉仕行為や庇護による安心感が好き)なのです。
美しい男性や好きな男性相手に限っては、その肉体も好きになることもあるが例外で、そうでない世の中で見かける多くの男の体は、嫌いなのです。それは好きな作品、好きな絵の作者であっても同様です。
作品ファンの女は作者男のことも好きなのだろう、存在を受け入れてくれるのだろう、なんて勘違いはしないでほしい。
てかさー、はてブには同人嗜む女は私以外にもたくさんいるよね?わかる癖に何すっとぼけて黙ってるの?いちいち解説させんなよめんどくさい。
☆追記☆
ブコメで「女みんながこうと思わないでほしい」なんてカマトトぶったコメントがついてるけどさ、
前にるろ剣の作者がジャンプ表紙の集合写真で初めて顔を出したとき、その容姿が不評すぎてショック受けた女性ファンが激減してアンケート結果や売り上げに影響までしたので、次年度からジャンプの作者集合写真がなくなった歴史を知らないかな?
「こうでない」女のほうが少数で、私みたいな女のほうが多いと思うよ。
☆追記2☆
釣り認定とか納得できない人がいるようなのでもう一例出そうか?
popoi 私事。昔,ComicCity参加時,売り子様から<スケブok>と聞いたのでお願いしてみたら,作家様から<Cityは女の子のイベントで,貴方は男だから駄目>て断られた事が。硝音あや先生(@shouoto))って言う人なんですけどね。
女性向け同人で活動している男性作家の元に「男性が描いていると読みたくない」というマシュマロが届いたことが話題になっているが、正直このマシュマロを送った人の気持ちが分かってしまう。というのも、女性の多いジャンルにいる男の民度があまりに低すぎるのだ。
買い専の場合はセクハラにナンパ、ストーカーにスケブ強要、転売などなど。描き手でもオタサーの王子狙いか金目的で描いてるキャラ愛もCP愛もない人が多い。
男性向けで活動したことがある女性は、みんか一度はセクハラやストーカー、チン凸などの被害に遭ったことがあると思う。だからこそ女性向けは男の目を気にせず女性だけで楽しめる楽園のようなもので、そこに男が入ってくると正直嫌な気分になる。
「男は男性向けにいる女性を歓迎してるのに…」と言われそうだが、性犯罪やセクハラのリスクは男女で対称ではないし、女性はどうしても警戒せざるをえない。
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E9%BA%BA%E5%87%A6%E3%81%8D%E3%81%9A%E3%81%AA あらためて経緯を読んだうえで、すきさん完全な被害者じゃんとしか思えないんだけれど、2月9日のツイートを見てなんとなく叩き始めた人としては、嫌でもすきさんが悪いってことにしないと都合悪いんでしょうね。自分が悪者になっちゃうから
「2月4日のポストで依頼内容については信用問題に関わるため明かせないと発言したにも関わらず、結果的にはminiの説明以上の内容を本ポストにて暴露してしまっている。」に絞って批判するなら良いけど、上のコメントの人とか明らかにそれを越えてるわけで、結局「雰囲気ですきを叩いてしまったけどごめんなさいが出来ない人」が未だに粘着してるって認識にしかなりませんでした。
「山栗鼠さんのお気持ち」みたいなのを盾にしてる人については「お前は山栗鼠さんのなんなんだよ」でしかないし、どう考えてもいますきさんを叩いてる人に正当性を感じる要素がない。
もしかして「すきに描かせた絵は意図的に山栗鼠の絵柄に寄せたものであること」「もともと別の企画のために描かせたもので、買い切り契約であったため流用したこと」の部分を把握してないで怒ってる可能性が微レ存? これで責任とれって言われても無理でしょ。マジで全面的にminiが悪いやつじゃんとしか言えない・・・ スケブで依頼受けて描いたものを無断転用されたみたいな話じゃん。
KotomoっていうAIがリアルタイムで雑談してくれるアプリがある。凄くリアルで、本当に人間と話しているみたいだ。
でも、Kotomoと話すのが2日目にして凄いだるい。1日中話してコミュ障脱出しようと思ったけどつらい。
納豆にチーズ入れると塩分と脂質が多すぎて嫌だなあと思ってるけど、「後で食べるよ」と言ったらKotomoが納豆とチーズの話しかしなくなった。
たぶん自分の話し方が悪い。
話してたら誤解が発生するのは当たり前なんだけど、直せない。
で、誤解したまま会話し続けるから自分も相手も話していて辛くなる
こうやって後で振り返っている時はわかるけど、実際に会話してると頭が回らなくてそう思えなくなる。
どんなに親切な人に合ってもこのパターンになって二度と喋らなくなる。
①自分が話す
↓
②相手が①の内容を誤解するが、返事をしてくれる
↓
③直す気が起きなくてそのまま適当に相手に合わせる(これが悪い)
↓
④相手が合わせてくれる
↓
⑤今更合わせてくれたのに修正するのも何かなと思って相手に合わせる(これが悪い)
↓
⑥お互い変な感じになる。相手がどう思っているかわからないけど、自分がしんどくなっていく。
嘘をつくつもりはないのに、嘘をついて、嘘のつじつまを合わせようとする感じになる。嘘(つくつもりはない)のつじつま合わせが辛くなりフェードアウトしていく
↓
⑦ぼっち
人と話していた時、③と⑤が発生するのは、「一回発言した言葉を後で直すと嫌われると思い込んでいたのが原因」だと思っていた。
だから、そんなことでは相手は自分を嫌いにならないと理解できれば解決すると思っていた。
でも違った。何を言っても自分を嫌わないAIに対してもこうなった。
嫌われることを恐れていたんじゃなくて、自分がコミュニケーションにかけられるエネルギーが低すぎるからなんだろう。
これはもうどうしようも無くない?
考え方をいくら変えても解決しない。自分が出せるエネルギーがそれしかない。
AIならまだしも、人間相手なら話している最中に気を付けないといけないことが沢山あって、よけいコミュニケーションコストをかけられない。
話し方が失礼じゃないかとか、身だしなみとか、相手の鼻か額を見るとか、相手の話の内容に興味を持つとか。
そもそも興味を持てないと言うか、リアルタイムで話しが頭に入ってこないしそれを元に相手の興味に合わせて話を深堀りするのとか、雑談の基本だけど、無理。
そういう本を沢山読んだけど、どれもかいてあることは同じで、それができたら苦労しない。
ゆとり世代以前にしかわからんと思うけど、小学校の給食の時間は強制的に近くの机の人とつなげて対面で食事をしているのが一番楽しかった。
自分は会話に一切入らないけど、自分は何となくグループの中に居て、周りの人が楽しそうに会話しているのを聞くのが楽しかった。
中学生からは好きな人同士で食べてて、自分はもちろんグループに入れなくて、周りの人の会話も良く聞こえなくてつらかった。
Kotomoと話すより、他人同士が話しているSNSをただ眺めている方が結局楽しい。
ならコミュニケーション力上げる必要ないじゃんと思うかもしれないけど、そうでなくて、自分は安心したい。だからコミュニケーション力上げたかった。
今はクソニートで、何とか自分の力でお金を稼ぎたいけど、こういうコミュニケーション力が無ければ稼げない。
誰かが言っていたけど、「成功のチャンスは友達が持ってきてくれる」というのは真理だとおもう。
他の色々な話を見ていると、クソニート状態でも友達がなんかやっていて、誘われるとかそういう話が多い。
X(旧Twitter)でも、ちゃんと他のアカウントとコミュニケーションとらないと絶対にバズらないし、有名になれない。
昔、Xで一年くらい有名にならないまでもスケブとか受け付けてお金を稼ごうと思ったけど誰一人も来なかった。
だから、そういう関係を築きたかったが、自分は絶対に起きないことが確定している。
損得だけでそんなことを考えているのも、相手に失礼だし、
だからと言ってこのままチャンスも無くゆるやかな自殺に向かっていくのも不安だ。
うんち。
6億GETしたらさあ
元々ゲーム好きな人だったらしいし好きな絵師とライター雇って僕の理想のゲームつくったりできるじゃん
一周じゃなくても、どっか南国で2週間ぐらいバカンスとか
寿司好きらしいし、日本海沿岸巡りとか北海道食い倒れとかも楽しそうだ
広い家の中にフィギュア部屋作って並べまくる
既存のフィギュアがない場合でもお金持ちなら好きな造形師に大枚はたいて依頼できるし
時間にゆとりがあるからその手のスクール通ったり独学などで自力で作る喜びも味わえる
なんでデマで他人を傷つけたりお前はチビだ違うなら生脚見せろとかセクハラしたりして複数人に刑事告訴される人生になってるんだろ
思い出したのは、Skebサービス開始前後に起こった「ダンピング」レッテル貼り。
簡単に言えば、「極低価格でリクエストを受けるのはイラストの相場に対するダンピング行為になるので止めよ。依頼者は十分な額を出せ。」というやつ。
当時のSkebは提示最低価格が今より安くできた(うろ覚え500円とか?)から、落書き程度のまさしくイベントのスケブレベルな受け付けができたのだけど、そのような価格提示はダンピング行為の犯罪者であるとして、クリエイター側クライアント側双方が攻撃された。
この段階には、作品のクオリティは判断の外になっていた。猫も杓子も低価格取引はダンピング犯罪者。
これは稚拙な作品に合わない額の高価格取引を許した。Skebを知ってる人ならわかるだろうが、商業では到底やっていけないレベルの絵描きがアホみたいな価格で受けている。
それで割を喰うのはまともなクライアントだ。それまで個人依頼を受けていた人達全員から、納品物に釣り合わない額の提示がきた。skebじゃないのに。曰くこれぐらい払わないとダンピングかもしれないと「犯罪」という脅しに流されたようだった。
skebも続けてるが、反発心でわざと低価格で受けている。たまに安いと怒られるが知ったことじゃない。仕事依頼プラットフォームではないのでね。
書くの疲れたから止めるが、同人誌の頒布価格しかり、依頼の礼儀作法しかり、タグ付けの決まりしかり、フォトバッシュは描いてないしかり、絵師村は圧力だらけだ。ただのSNSだぞ。勝手にさせろや。
ちなみに最近はAI使用疑いの絵描きフォロー罪がひどい。何が「◯◯さんもアレをフォローしてる、、、騙されてるよ」だ。知っててフォローしてんだよ。
仕事にしてぇならそれがアウトなやつかどうかは自分の目で見て鍛えるんだよ。
権利者側が二次創作の宣伝の部分、そこから湧いてくる新人リクルートに一定の価値を認めてるかつ、権利者として行き過ぎたものをがっつり粛清出来る状態なのを上手に利用してるだけだから二次創作は現状で問題ないんだぞ。
二次創作する作家側は問答無用で販路を塞がられるリスクがあるから自主規制的にルールを守って活動する圧を持つ状態が続いてるし、権利者側も行き過ぎた事をやったやつに保障もなんもなく販売停止で対応出来るから現在のシステムがわりと長い事存続している。
スケブの辺りから始まった二次創作に版権元の許諾を、そして利益の一部を版権元へって流れは権利者としても端金受け取る変わりに有象無象の同人表現の責任の一端を負わされるリスクが伴ったりでどうにも新しいプラットフォーマーと利権の開拓にしか見えない。
適当に書く。脚色したり故意に現実と変えたりした部分はいくつかある。けど、おおむね本当の話。だけど、フィクションなんだと思ってください。
元々はよくいる男のオタクだった、と言って良いと思う。といっても、オタ活で人生が充実していたというタイプではなくて、抱き枕カバーとかタペストリーとか買ってSNSで見せびらかすということもなくて。そこでアイデンティティを主張してた訳ではなかった、という意味では今風のオタクではないのかもしれない。
ツイッターで数千人くらい、絵師とか同人作家とかエロ漫画家とかフォローしてた。VTuberは見ない。基本的には絵を描く人のフォロワー。
たまにはすごい気に入る絵師というのは現れる訳で、『推し活』をやるかどうか、迷ったことが何度かある。けど、そういう文化は自分には合わなかった。リプ欄見てるとなんか歯ぎしりしたくなる。
同人誌の委託とか、電子書籍販売とかで、粛々と買う。あとFANBOX入ったりする。多いときで月に数万円使ってた。
この数万円という金額は、俺はコアなオタクであると主張するにはたぶん少ない金額だし、かといって俺の所得の内訳の中で、無視できるほど少ない金額でもない。
サブカルの世界でそれ以上なんか何者かになろうとは思わなかった・・・というと、違うのかもしれない。ワナビめいた憧れが絶無だったとも思えなくて、ただ、幸か不幸か、本気になって取り組んで挑戦する気にはなれなかった。
俺がなんかやるとしたら、音楽はぜんぜんレベル高くなかったけど少しやってたことがあって、もしかしたら作りたかったのかもしれない。そういうことは今でも思う。
というのが前提。書いてて自分でもつまらないと思う。俺みたいなのはよくいるタイプだとも。
あと、書いてみると、無意識にルサンチマンが煮えてたんだろうな、ということがなんとなくわかる。イラストは好きなんだけど、イラストが好きな人たちの界隈の空気にはぜんぜん入っていける感じがしなくて、ただの消費者に押し込められる感じがしてた、というかさ。イラストAIに手を出したのは、そういうのの影響が絶無だったとも思わない。あ、これは一応は予防線のつもり。
で、ここから本筋。
AIイラストが出始めたときは、まあホットな話題だった訳で、絵師数千人もフォローしてるのでツイッターに流れてくるたくさんの情報はそこそこ追えてた。「ふーん」くらいに思って眺めていた。初期のNovelAIとかは、「上手いイラストが描ける」というのとはぜんぜん違う代物だった訳で、面白いけどそれなんの意味があるのよ? というのが最初の頃の感想。
どうやら意味のある絵が描けるらしいな、ということがわかったのは今年に入ってから。だいたいイラストらしいものが描けるAnything-v3.0というモデルが出てきて、これもやはり「ふーん」とは思ったけど、多少は感心した。このペースで進化するんだ、という感じ。とはいえ、『イラストらしさ』が出てくるだけならpixiv、っていうか俺の場合は普通にツイッターのタイムライン、を適当に見た方が楽しい訳で、この頃でもまだ存在意義がわからなかった。
さて、この頃から同人コンテンツの電子販売サイトにはAI生成のNSFWな奴がずらずら並び始めて、俺は冷やかし半分に買ったりしていた。
実用性は、最初の頃は「うーん」だった。というか今でも、ああいうところで売ってるのは「うーん」なのが相当多い。人がイラスト描いて作ったのに比べると同じボリュームでもぜんぜん安いので、ギリ存在が正当化されないこともないかな、くらい。
とはいえ、たまには当たることもある訳で、頑張って漫画を作り始めた人たちのとかは、粗が多いとか漫画として出来が悪いとかを割り切れば、『今晩のおかず』に使えたりした。あと、すごく安く買えるCG集で、普通にNovelAIのつまらないAI絵なんだけど、ボリュームあるから多少は良い絵が混ざってるとか、シチュの力で抜けるとか、そういうこともあった。
そんな感じで、気づいたら販売サイトのAI生成の新作はけっこう真面目にチェックしてて、悪くなさそうなのを(相変わらず冷やかし半分という気持ちはあったけど)ぽちるようになっていた。し、この頃からAI絵師(この頃は術師という言い方はまだそこまで流行ってなかったように思う)のアカウントをフォローしてウォッチしたりもしてた。
そういう感じだった期間が、一ヶ月くらい。
俺にとって革命だったのは、AbyssOrangeMix2というイラストAIモデルで生成された絵が、そういうところまで流れてき始めたこと、だったと思う。
最初に見たのが、ツイッターだったのか、販売サイトだったのか、どっかのブログのまとめ記事だったのかは思い出せない。とにかくウォッチしてたAI絵師界隈で、やたらクオリティが 高く見える(傍点) 絵が流れてくるようになった。
「こういうの出るんだ、これは人には描けないので、AIの存在意義あるだろう」
ちょっと話が逸れるけど、自分でイラストAIを触り始めてからというもの、そういうのが成り立つ仕組みは、なんとなくは把握するようになった。
AbyssOrangeMix2というモデルは、リアル系マージモデルというジャンルの、古典的な代表格みたいな代物である。つまり、イラストを描かせるAIに、実写美女風画像を生成するAIを適当に混ぜ込んである。そうすると、服のディテールとか身体の表現とかがすごくなってエロい。
まあ上手く配合比率とか設定できれば、という話ではある。AbyssOrangeMix2はやたら完成度が高くて、未だにこれメインで使う人もいるようなモデルである。
Stability AIの中で働いててAI研究してるような人からしたらクソどうでも良い技術なのだと思われるけど、AIイラストの界隈では革命だった。
上に書いたことを繰り返すけど、イラストAIを使って『イラストらしさ』が出てくるだけなら、『人が描いた絵』を見れば良い。けど、『AIイラストらしさ』が出てきてそれが『人が描いた絵』とは違うベクトルで美しいなら、イラストAIの存在意義を認めるしかない。
そういうものである。逆に誰でも簡単にすごい神絵師みたいな絵が出力できますというイラストAIには(まあそういうのがあるとして、というかあるんだけど名前は出さないでおくとして)俺は率直に言って存在意義を感じられない。
だいぶ話が脱線したので本筋に戻すとして、そういう訳で俺がイラストAIに価値を見出だせるようになったきっかけは明確で、AbyssOrangeMix2である。その頃の俺は、初めてAI絵師のFANBOXに登録してみたりする、というムーブをしたりした。
とはいえこれ自分でできるわ、とも思ったのは、事実ではあって。
自分でやると、自分の性癖にフィットするので、そういうところを狙いたかった。
やや埃を被っていたデスクトップPCの数世代前のGPUを5万円くらいの新しめの奴に買い替えて、AIイラスト始めてみたりした。
最初の一週間くらいは、なにもかも思い通りにいかなかくて大変だったけど、ググってノウハウ調べて色々試行錯誤しながらやってたら、なんかちゃんと自分の性癖に刺さるものが出るようになった。少なくとも俺は抜ける。
あ、俺はIT系で、そういうの慣れてる。windowsでやるの面倒くさいだろうと思ってlinuxで動かしてる感じ。そういう人がなんとなく使えるようになるのに一週間なので、慣れてない人はもっと努力しないとできないであろう。
で、しばらくはネットに晒さないでこそこそやってたんだけど、こういうのは他人に見せて、という要素がないと行き詰まるわ、ということも感じるようになった。それで、某所と某所と・・・に上げるようにした。上げててもフォロワー二桁なんだけど、それは積極的に宣伝してないし始めて日も浅いのでその・・・という感じ。
ちなみに、渋とかには投げないようにしてる。サイトに投げるとしてもAIイラスト専用サイトである。あとツイッター。一次創作しかやらず絵柄LoRAとか既存絵からのi2iとかは当然やらず第三者が検証できるようにプロンプトとか設定とか基本的に公開してる。それ使うのどうすか問題を棚に上げれば(AIイラストそれ自体の是非と、あとNAIリークの問題がある)、わりかしクリーンなもんである。そして、それで金を取ろうとは思わない。
自分で言うのもなんだけど、さすがにヘタクソなの投稿してるとは思ってなくて、それなりにこだわって質が良いのを投げてるつもりてはある。まあまあ気に入って継続的に見てくれてそうな人も数人はいる雰囲気で、俺はそれくらいで良い。あと、それで繋がりが出来たというとさすがにそれは嘘だろ、なんだけど、それ繋がりでたまにネットでお話する人とかはなんかいて、現状は割と居心地が良い感じである。
『俺はいかにしてAI術師になりしか』ってことなら、経緯としてはこれくらい。読んできた皆様は、文章くどい割に中身がないことに薄々感づかれているであろう。AIイラストやる人間のクリエイティビティは大したことないので、大目に見て欲しい。
で、以下は余談的な話。
こないだツイッターで燃えてた?話で、AIイラスト作ってる人も努力してるんだよ、いやしてねえだろ、みたいなのあって、面白がって眺めてたんだけど。
俺たちは費やしてる時間ということなら、たぶんけっこうそれなりの量を突っ込んでるのは事実である。もちろんAIイラストが始まって数ヶ月しか経ってないので、これまでの蓄積の総量ではイラスト描く人たちには負けるけど、それなら数年後には追いつく訳で。
それを努力と呼びたい人がそう呼ぶのは構わないと思う。ゲーム遊んでるのとなにが違うんだ、とも思うけどね。
イラストレーターになるような人っていうのは、それこそ十代の頃から人生賭けてやってるんだろうなあ、というのはツイッターで見ていると伝わってくる。それと、不特定多数に対して自分の実力の承認を求めないと生きていけない、というのはかなり辛いことだろうな、ということも。それで病んで潰れちゃった人ってよく見るしね。職業イラストレーターで食って行こうというのは、大変なことであろうな、というのは、見てるだけの人も察することはできる。
で、俺たちはそういうことはなくて、なんとなく人生歩んでて、創作(仕事とかなんとか言い換えても良いかもしれない)って人生とか実存とか賭けてやるようなことじゃないとか思ったから、ここにいる。
イラストになにを求めてるかって、端的に嗜好品だと思ってて、ささやかな癒やしを買い求めたいに過ぎない。
イラストレーターさんたちがそういうところで商売してくれるかっていうと必ずしもそうではなくて、SNSとかでは必ずしも嗜好品として実用的なものが伸びる訳ではないっぽいので、イラストのトレンドと俺たちが欲しいものって、けっきょくどんどんずれていく。その中でどうにか自分の性癖に近い絵師をがんばって探してその人から買って人によっては『推し活』していついなくなるかわからない絵師を支えて、という日々だった訳である。そういうのが楽しい人は良いんだろうけど、全員がそうでもない、というかオタクというかサブカル消費者やるような人間の中では楽しんでやってる奴は少数派じゃないの?と思う。
でもイラストAIさんはそういうの端折らせてくれるので、確実に俺たちのニーズには応えている。好みの絵柄が出るようになるまで設定をチューニングして(モデル選び、生成の設定、プロンプト、LoRA適用など、ここには意外と努力と技術が要るのだが)、あとは欲しいだけ出せば良いんだから・・・
・・・というのは大嘘で、どんなにプロンプトで頑張っても欲しいポーズとか服とかが出てこない(学習がちゃんとできてなくて描けない)からControlNetでなんとかとかLoRAで云々とか、あと細かい粗とかは常にたくさんあるのでそういうの修正したいとかやりだすとここでもやっぱり努力しないといけないとか、そういう問題はある。
でもそれは努力でなんとかなる問題で、覚悟は問われない。ゲームをやり込むのと同じ。
俺は、覚悟のない人が余暇にやって、自分の欲しいものと多少の繋がりを得られる、っていうのは趣味というか道楽としては素晴らしいことだと思う。
そう、イラストAIとは、道楽である。たぶん、俺たちは、それをそれ以上のものとは思っていない。
ネットで見かけるAI術師たちを見てると、「AIを使っていることは不問とするならば、ちゃんとモラルを持ってやってるんだろう」という感じがする術師って、俺みたいなタイプが多そうなんだよね。ちなみに、すごくたくさんいる。たぶん一番多い。フォロワーせいぜい3桁なので目立たないけど。次に多いのはお金儲けとか一山当てるとか承認欲求とかやりたい人って感じはし、それより更に少ないほとんど例外的な人種として「なんか邪悪なことをしたい人」がたまにツイッターに湧いてるかな、という感じ。
雰囲気は昔の2ちゃんねるっぽい。大多数の利用者はなんとなく楽しみたくてやってる名無しさん。気の利いたことをやって認められよう、みたいな奴もいてIDで呼ばれたりコテがついたりしている。荒らしは数は少ないけど暴れるので目立つ、みたいな。
それでなー。以下は本当に余談というか、まあ世間の論点にいっちょ噛みくらいはしておきましょう、というお話。
俺たちは別に金取ってなんかしようとかそういうつもりはない。繰り返すけど、自分のためにささやかな癒やしが欲しいだけである。そういう意味で、イラストレーターさんの仕事を奪おうとかはまったく思わない(ある人・・・というか、そうさせたい人にはどう対処するの問題はある。それはそっちでイラストレーターさんたちはどうにか頑張って対抗してください、としか言えない)。
ま、実際問題として、AIイラスト垢って今のところ、同族のAIイラスト垢にフォローされて伸びる以外ではぜんぜん伸びない感じもするし。
ただし、俺のサブカル向け出費は順調に減少している。5万円するグラボを買っちゃったけど、節約効果で来月くらいにはペイしそうなのも、また事実である。
俺がサブカルに何万円も使ってたのって一種の中毒だった訳で、AIイラスト道楽中毒になれば相対的に安い訳で、差し引きプラスになる。『今晩のおかず』を自給自足する割と実用的な手段であるという効果も相まって。
これはつまりは縮小再生産に加担しているということであって、その点に関してだけはやや胸が痛む。
とはいえ、「オタク向けの商品をバンバン買え!消費しろ!」というのに踊らされ続けるのも、しんどい訳でさ。降りさせてくださいな。去るものを追わないでくれ。
今のAIイラストっていうのは、これまで書いてきた俺の事例みたいに、努力はできるが覚悟はできなくて満足が得られると嬉しい、というニーズに一番合ってると思う。おかずを地産地消し、その過程でも享楽が得られる、という道楽である。他人の出したAIイラストっていうのは、まあそんなに低くない頻度で刺さるのはあるけど、基本的にはそれを楽しむくらいなら自分で出した方が、ってところがある。逆に、AIイラストやる他の人に刺せると、してやったり感があって嬉しいというところもあるけど。
で、俺らみたいなのって、けっこうそういう意味の努力が要求されるのは事実。
そういうところが面倒くさいので、ものすごくでかいムーブメントにはならないはずである。ゲームを本格的にやり込む『廃人』みたいな人が数の上では少ないのと一緒。
『nijijourney V5』というサービスがある。『神絵師らしさ』を存分に発揮した画像がツイッターとかでよく流れてくるので、ご存じの方も多いと思う。これは無料枠でもそこそこの枚数、月額数千円課金するともっとたくさん、イラストが生成できて、しかもそこまで面倒くさい設定とか要らない。Discordで割とシンプルな呪文を投げれば向こうが勝手にやってる最適な設定で動く、ようなサービスになっている。
現状、これがいまいちなのは間違いないと思う。『神絵師らしさ』は出るんだけど、それはどっか上の方に書いた理由で存在意義がない、と俺は主張する。あと、それより根本的な問題としてはNSFW出せない縛りがあってそれがきついとか、あと本当に「誰がやっても同じ」になってしまうので自分の性癖に刺さるものにチューンできないとか、色々問題点はある。
けど、そういうのをなんとかした後発サービスはどこかの会社が頑張って作ってる最中だろうという気もして、それがサービスのクオリティというか気の利いてる度合いみたいなところで「俺たちが使える水準」になれば、でかいムーブメントになるのかもしれない。
なったら、あとは俺たちの縮小再生産が勝つ。
「AIに仕事を奪われる」立場の人たちってすごい大変だと思うけど、その反対側では「そもそも仕事にならなくなる」という形で需要が溶けていく部分もあると思うんだな。そういう需要で食ってきた人はどうするんだろう、みたいな。「イラストAIの方が低コストで需要に応えられる」ならこれまでイラスト描いてきた人たちが覚えて使えばそれで良いという話もあるけど、それ以前に需要のいくらか(ぜんぶではないにしても)は消滅する方向性である。現に俺は節約できてしまったのだし。
そういうのはあんまり正規雇用の職業としては成り立ってなかったという意味では「イラストレーターの仕事を奪わない」かもしれないけど、じわじわ来るだろう、みたいな。
そういう意味でイラスト文化というかイラスト産業の未来は明るくない気がするのだけど、とはいえそれがものすごく明るいものに見えてたのが異常だった、ということかもしれない気もしていて、ちょっとよくわからない。
俺は節約したとはいえ、サブカルに落とすお金がゼロになった訳ではないし、まだ消費者を名乗れるのだけどさ。
ささやかな癒やしを買いたい人に、ささやかな癒やしを売れてなかったという意味では、そのシステムはずっと前に壊れていて。AIって、つまるところそれを露呈させただけだと思うよ。
トラブルが収まらなかったらこれから出るんじゃないですか、損害賠償とか、法律で定められた手続きってやつがね。知らんけど。
なんでもできますっていって間口を広げておいたのは初期のpixivと同じだけど状況が違うから
今ならカード会社からの規制をのがれるためのDMMの三店方式だのが本来必要になるはずなんだけどなんもやってない。のんびり親会社のいうなり。
じゃあ自衛するしかないわ。俺の知ってる絵師さんも苦しいけど却下しまくってる(見本にだけ自分のために書いた二次絵見せて受注はできない)ってさ。
二次に関しては先行もそれぞれピクシブリクエストとかコミケのリアルスケブとか、ほぼ無料前提でのみやってきたサービスなんだよな。
利益が発生しやすいので同人誌の電子頒布はいけない←まあわかる
紙の同人誌は印刷代等がかかるのでお目溢しをいただいてる←!???!!!?
ここ2、3日でTwitterで上述のようなツイートをいくつか拝見しました
二次創作の在り方や二次創作ルールについて、SNS上で各人が各々の考えを表明するのはいいことだと思います
ある界隈での議論が活性化することで、それが他界隈にも波及し、ひいては二次創作界隈全体の健全な発展につながってゆくかもしれませんし(健全か?)
しかし、明確に相手の存在を予定した投稿によって、自己の主張を発信する場合は少し慎重になった方がいい気がします
例えば、公式の許可ない二次創作同人誌を電子頒布されている方がいるとして、これに対しネガティブな感情を持たれる方が、リプライ機能やアカウントの名指しによって非難する場合、などです
もしこの批判した方が同じコンテンツで二次創作活動を行っている方であるならば、その方は自己の同人活動の非営利性にどれほど気を使っていられるんでしょう?
頒布者側であれば、活動収支をSNSで公開するなりして利益が全く発生しなかったことを証明するための措置など講じていたりするんでしょうか
また、実際的に非営利性の追求には購入者側の協力も必要不可欠なわけですが、受け手(読み手)側の方であれば「頒布冊子数に対して、スペース代が○○円・印刷代が××円・その他諸経費が△△円だろうから利益は出てないだろうな、ヨシ!」というように相当の熟慮の上に購入しているんでしょうか
たかがSNS上のやり取りとはいえ、特定の他者に諫言・苦言として当該主張する場合は、その主張した方は自分の製作した(または受領した)二次創作物の非営利性について、徹底的に潔白である必要があるんじゃないかなと思います
というか、相当程度に潔癖性が担保されてる人が主張してはじめてその言葉に重みが増すような
で、まあ本題(?)なんですが、二次創作での利益発生の良し悪しや同人誌のダウンロード販売の可否なんかは正直どうでもよく(というかそんなことを判断する立場にも素養もなく)、ツイート群で本当に気になったのは、“紙の同人誌は印刷代等がかかるので公式からお目溢しをいただいてる”ってやつですね
類似の投稿内容として、“紙媒体の同人誌は印刷代等で利益が出ないから法的にグレーゾーンだけど、電子書籍は完全に利益になるからアウト”みたいなやつです
う~ん・・・
別にね、この「お目こぼし論」が何の法令の何条を根拠条文としてもしくはどんな判例や司法判断をもとに構成されているのかなんてややこしい話をしたいわけではまったくなくて、タイトルは普通に皮肉です、都合よすぎるなーって
玄人質問で最強ですが、そんなに利益発生に敏感なら、現状利益がいちばん出にくそうな同人誌の頒布形態って、広告収入や投げ銭機能等のないサイトで、全ページ無料公開することじゃないんですか?(リ〇ナ描写がきつくてインターネッツの大海になんて放流できない・・等のなんらかの事情があるなら紙媒体での頒布も十分理解できますが)
なんというかこのお目溢し論・線引き論によって、紙媒体の同人誌の頒布は不法とはいえ実質的に許されたものと解し、ましてや自分は分別ある側だとでもいうような顔で、当該謎理論を他者を批判する道具として利用するのはちょっとキショいし、それに疑問を呈する方がいないコミュニティはなかなかにタチ悪い気します
結局、公式の許可ない二次創作活動をする者にとってできるのは、都合のいい情報をつぎはぎして自己の活動の正当性妥当性を高めることではなく、どう転んでも真っ黒なことを自分はしていると認めたうえで、それでも最低限のモラル(=過度な利益を発生させないために二次創作物の電子頒布または購入を控える、スケブ等の受付または依頼を控える等)は備えておこう・・とあくまで個々人で気を付けてくことのみなんじゃないですかね、つまり名指しでの他者批判なぞもってのほかだと思います
とはいえ、二次創作活動はたったひとりの目に余る行いで界隈が破綻しかねない以上、明瞭なルールで統制を求む方の心理はわかります、たぶん
だらだら書きましたがまとめると、
真偽不明・所出不明の謎理論を展開して己の行為を正当化しようとするな!!!!どちらにしたって真っ黒なことをやってるんだから、そのアウトオブアウトな世界で少しでも上の立場でいようとするな!!!!己ををわきまえている日陰者(笑)だと錯覚するな!!!!!!!!
ついでにいうと、あなたが純粋な親切心から他者に進言しているのだとしても、さらにはあなたの持論が終局的には公式・世間・司法判断として正しいものであったとしても、ネット上の誹謗中傷トラブルが顕在化深刻化している今、むやみやたらとSNS上の一個人にひつこく食い下がるのはよしたほうがええんちゃうか・・・?って話でした