はてなキーワード: スクエニとは
FFやドラクエといった、昔からあるおっさん向けIPに頼ってるからみたいに言われてたりする
それはたしかにそうだけど
もっというとIPだけの問題じゃなくて、スクエニが得意とするJRPG問題があるよね
まずは制作が大変すぎるって話よね。
1000人で7,8年かけて作ってると思うんだけどさ
それでじゃあ7のリメイクが全部入れれるかって言ったら無理なんだよな
だから分割したんだろうけど、それで手抜きだとか言われてさ
いまはApexとかフォトナとかValorantみたいなサービスゲーが主流になった
毎週なにかしらのイベントがあって限定アイテムとか入手しよう!みたいな煽りがあったり
君はランクいくつかな!?みたいな承認欲求を刺激するいろいろな仕組みがある
もう一人の世界にこもって、世界を救うために50時間もプレイできないんだよな
だからスイカゲームとか8番出口とかああいう2,3時間でできるゲームが流行る
メインコンテンツのクリアするだけなら10~15時間な短いものがいいんだよね
この点が昔と違う
昔だったらクリアに10時間なんて聞かされたら手抜きとかぼったくりとか言われて炎上したけど
今の時代には10時間でクリアできますはかなり肯定的な反応になると思う(そりゃ人によるけどね)
でもJRPGで10時間でクリアはスケールがかなり小さくなるよね
バイオハザードみたいに洋館と別館みたいなスケールじゃないとね
開発費が高すぎる、これに尽きる。
ゲームにおいて開発費というのは大半が人件費だ。なので開発費が高いというのは、開発人員が多い、開発期間が長いの掛け合わせになる。
で、スクエニ、というかFFとドラクエは人員が多いのはあるけど、開発期間が長すぎる。一応一定期間PS専売にすることでSIEから支援(開発支援金、宣伝費持ち出し等)を受けているはずだけど、それでも数百億円規模の開発費がかかっていて、100万本200万本じゃ到底儲からない状況。
FF16も7Rも開発費をペイできる本数に全く届いておらず、2タイトルの損失を抱えて昨期は散々なことになったのだろう。
こういう状況を受けて、今後は開発費を圧縮してペイしやすいタイトルを増やすだろうと自分は思っていたので、真逆の戦略をとることに驚いた。
家庭用ゲームソフトの良いところというのは、一回発売してしまえばその後何もしなくても&セール等によりじわじわ売れることで、コストをかけなくても利益が出せるところだ。そしてそれはソフトの数が多い程チリツモになるが、数年経てば新ハードが出るのである程度コンスタントに新作を発売できるのが望ましい。(そういう意味ではSteamは世代交代が無いのでゲーム会社の最近の好調はSteamの台頭によるところも大きい)
そういった市況があるにも関わらず、商品を増やさずにより質を高めていく(=開発費も高くなる)という戦略を掲げたスクエニの未来は暗そうだ。
ちなみにソフトを増やす戦略は、バイオハザード辺りが過去作も活用していてとても上手いと思う。リメイクが多いので開発費も安くはないと思うが、コンスタントに新作を供給しており、相当稼いでくれているはず。
スクエニが自社開発しているタイトルがどれだけあって、パブリッシャーとして取りまとめているタイトルがどれだけあるか問題
桐生政権になってから広告案件での稚拙さが増していて元々品質がガタついているものを広告で黙らせていた方策が機能しなくなりつつある問題
ビッグタイトル(FFとドラクエ)に頼ってるってのはその通り。
ただ、チャレンジしていないってのはそうではなく中規模なタイトルを乱発しまくってたので逆に自社製品で食い合いをしていた(JRPG好きの客を奪い合っていた)
気づいてないかもしれんが、ゲームが発売した次の週に同じスクエニ製のゲームを発売するとかわけのわからんことをやっていた。
それが結局失敗したのでAAAクラスに注力するってのが今回の方針転換ね。
あとマルチプラットフォーム戦略に移行するべきなのは正直その通りだと思う。