はてなキーワード: サブプライムとは
某自動車部品会社で8年ほど働きましたが、思うところあって少し前に転職しました。
なお、基本スペック
これらの事は、どんな会社でも規模の大小によらず多かれ少なかれ共通する点でもありますし、私の恨みつらみを知っても楽しくないと思うので(あるいは、本ポストをご覧いただいている方が求めているのはまさにそういう心の闇なのかもしれませんが)、具体的には書かないでおこうと思います。ここではあまり話題にならない自動車業界の雰囲気を自分が見てきた範囲で書こうと思います。
世間一般でも言われていることですが、ここ数年で自動車業界に他業界(主に、家電、IT)から転職する人が増えましたし、業界内でも転職する人も増えたように思います。極端な例ですが、全員が転職して部署がなくなったという例や、部署のほぼすべてのメンバーが他社からの転職者という例が知る限りでも複数ありました。
車がハッキングされたり、NVIDIAが自動車向けの半導体をリリースしたり、Teslaが電気自動車を販売したり、自動車メーカー各社のプラットフォーム戦略が軌道に乗る等、技術面、ビジネス面での変化があり、従来のビジネス手法や開発手法が通用しなくなったのも世間の評判通りです。一方、価格競争や、納期対応、カーメーカーを頂点にした厳しいサプライチェーンマネージメント等はあまり変化がないように思います。また、価格競争のために、製品原価を1円~10円下げるために数千万円~数億円の開発費・設備投資費を費やすという取り組みや、車種・グレード固有の個別最適化の設計・開発等、自動車業界らしい取り組みもまだ多く残っています。
まずは、実際のところは下っ端~中堅目線でどう変わったかというところを書きたいと思います。
いろんな人材が自動車業界に入ってくるようになり、いい意味で多様性が生まれたように思います。従来の自動車業界は、業界内で少々転職する人がいるぐらいで他業界からの転職者は多くはなかったらしいです。
逆に、新しい流れを受け入れることができず、取り残されている人も一定数います。知る限りでは同業他社も同じ状況のようです。そのため、せっかく生まれた多様性をうまく活かせていないようにも感じていました。ただ、これは現在の自動車業界で働き盛りの40代の方々が若手のころは自動車業界は画一的で発展性がなく、斜陽産業だといわれていたこともあり、解消にはしばらく時間がかかると思います。それに、どこの業界・会社にも新しいトレンドになじめない方はいらっしゃるようですので、ある程度は致し方ないかと思います。足の引っ張り合いの末に死屍累々のあり様の携帯端末ビジネスよりはよっぽどましかと。
従来の自動車部品メーカーの開発は自動車メーカーが主な関係先でしたが、ITに近い技術が利用されるようになり、開発が自社のみで完結しなくなり、業界外や社外とのかかわりも増えましす。そのため、僕が業界に入った時に蔓延していたお客様の言うことは絶対という雰囲気がいくらか軽くなったように思います。また、個人の業務では、ソフトウェアベンダー、コンサルティング会社、欧米のベンチャー企業とかかわることが多かったです。ただ、家電業界が斜陽になった当時、景気がいい自動車業界に参入してきた会社が多数ありましたが、ビジネスモデルや開発手法のあまりの違いや、既存ビジネスへの参入の難しさから、多くの企業が撤退もしくは苦戦しているというのも現状です。
他業界から転職されてきた方に関して言及すると、仕事の進め方や、客先とのかかわり方が他業界とは大きく異なることもあり、年齢・経験によらず苦労されている方や、心が折れてしまった(隠語)方も多数いらっしゃいます。
ここからは、国内自動車業界の本当によくないと思う点なのですが、新しいブームや技術が発生した時に、社内の中堅以上の方が、否定的な見方をしてしまう雰囲気がやはり業界全体に漂っている点があると思います。えてしてそういった考え方や雰囲気は伝染するもので、新しく業界に入った方もそういった考え方に染まってしまったり、現実を嘆いて業界外に転職していってしまうこともあるようです。一方で、家電業界や携帯端末業界の衰退・ビジネスの変化を目の当たりにして、新しいトレンドを取り入れる必要があると考える人も年々増えているように思います。
やや突っ込んだ話になりますが、最近は新しいトレンドをCASE(Connected/Autonomous/Sharing/Electromobilityの略)とまとめて呼ぶことが多いですが、初めに大きな変化を国内の自動車業界にもたらしたのはElectromobilityであったように思います。2010年代から、自動車の電動化により、すべての車がEVもしくはHVに置き換わり、エンジンやトランスミッションの巨大市場が失われ、モーターやバッテリー、充電コンバーターの巨大市場が生まれるといわれていました。ただ、EVの航続距離を延ばす根本的な電池の容量問題への解決策が見えないことや、充電スタンド等のインフラ整備が進まないこと、ハイブリットのみならず、グリーンディーゼルやダウンサイジングターボ等により、EVでなくても燃費改善策はあること等の背景もあり、当初思われていたほどEV関係の市場が伸びないということが2015年ぐらいから明らかになってきました。逆に、自動ブレーキに代表される、既存のACCや車線逸脱警告、周辺監視等の技術の延長に位置するマーケットは大きく伸びたというのが実際のところです。
そのため、当時EV関連事業に巨額の投資を行った方々の間では新しいトレンドは絵に描いた餅という固定概念が植え付けられおり、なかなか手が出しにくい状況になってしまったという点も、新しいトレンドをなかなか取り入れれない原因になっているように感じられます。また、上に書いたことを否定するような文章になってしまいますが、多種多様な製品があるため、大半の製品では新しいトレンドとは無関係に従来と変わらない方法・技術を用いて開発を進めることも多く、変化は全体から見ればまだまだ小さいため、多くの企業がトレンドに乗り遅れていることに対する直接的なデメリットを受けていないという状況のようです。
次に、働いてみてワークライフバランス等はどうだったかという話をしたいと思います。研究・開発職のワークライフバランスは言うほどは悪くないと思いますが、市場不具合対応時や、納期対応時はかなりの残業が必要になることは間違いないと思います。特に、製品リリースの直前には、ストレスや睡眠不足から心身の健康を崩す方も度々いらっしゃるようです。営業や工場の製造部門は納期遅れが業績等に直結してくることもあり、工場とお客さんとの往復や、残業対応が迫られていることが多いようです。さらには、中堅以上の層に暴力的な人も多く、部署によっては罵声や怒号が飛び交うという話も実際にあります。自身も、初対面の人に打ち合わせ開始5秒で怒鳴られたことがありますし、そのまま数十分にわたり罵声を浴びせられたことも幾度となくあります。ただ、最近は世間の風当りがきついことや、容易に転職が可能となったこともあり、そういった雰囲気もここ数年で多少はましになったかなと感じます。
人材育成に関しては、かつては人材の流動性が非常に低い業界であったため、技術や方法は先輩や上司から業務を通じて学ぶ、既存の技術を知っていて当たり前という雰囲気もかなり蔓延しています。そのため、個別の技術に対する系統だった教育プログラムが用意されていなかいという問題もあります。新しく業界に入った方に”そんなことも知らないのか?”という発言をしたり、それを理由に攻撃して精神的に追い詰めてしまう人もかなりいます。何にせよ、全体的に人材育成が苦手な業界ではないかと思います。特に、組み込みソフトウェア関連技術に関しては、かつては客先の要求仕様にのっとってV字開発プロセスを通すことが開発のほぼ全てを占めていたこともあり、C言語の基礎(自動車業界のソフトウェア開発はナビ等の一部を除けばほぼすべてがC言語です)や組み込みソフトウェアの基礎に関する研修はなく、開発プロセスに関する研修ばかりという会社もかなりの数があるようです。そのため、基本が押さえられておらず、基礎設計が悪く、手戻り発生で開発工数が爆発、不具合を垂れ流すというコンボもごくまれに発生している様です。
ここ数年、自動車業界各社の業績が良かったこともあり、春闘のボーナス満額回答や、ベア、過去最高益等の景気のいいニュースが多かったですが、2018年下期から中国市場の減速等により各社が業績の下方修正をする等、景気にやや陰りが見えているのも事実だと思います。まだ、各担当レベルの仕事や、給料への影響はそれほどは感じられませんでしたが、このままの状況が続くと数年程度で何らかの影響が出てくるのではないかと思います。
一方、人材採用という側面では、根本的な人材不足解消の目途が立っておらず、多少の業績悪化があるとはいえ、しばらくは雇用が豊富にある状況は続くと思います。サブプライムショックのような世界的な不景気が発生すると、一旦は雇用が絞られる可能性がありそうですが、その後の景気回復に伴い、数年で回復すると思います。車は数年~15年程度で必ず買い替える消耗品であり、家電製品より高価ということもあり、景気が悪くても最低限の需要と市場が生まれ、景気が回復すると需要が回復する業界ですし、新興国の需要の伸びはこれからなので、中長期的に見れば伸びしろのある業界だと思います。ただ、外資系企業の国内市場進出が進んでいることや、業界内の買収・統合や事業移管が進んでいることもあり、会社によっては価格競争等に敗れ、売り上げが激減するリスクやリストラのリスクはありそうです。また、まだ例は少ないですが、国内で救済的買収を行う会社が見当たらず、外資系ファンドの傘下に入った会社も出始めています。ですので、転職先の会社選びが非常に重要になってくるのは間違いなさそうです。
他の業界の方と一緒に仕事したことはあるものの、他業界で仕事をしたことがないので、何とも言えないですが、自身の業界全体の未来を不安視されている方が業界をまたいで転職してくるのは十分にありだと思います。また、米中摩擦の今後の動向次第では、自動車業界全体の業績に悪影響を与える影響もありますので、30代で転職を迷っている方は興味があればこのタイミングで自動車業界にトライするのもいいかもしれません。うまくいかなければ、他の業界に転職すればいいと思います。一度は自動車業界に来たものの別の業界に転職していった方や、別業界からの出戻りもあるようです。
不条理で世知辛い業界ではありますが、個人的に携わったテーマは楽しく取り組めたので、自動車業界で働いたのは間違いではなかったかなと思います。緩やかにですが変わっていく業界ではありますので、近い将来に今よりは働きやすい業界になると思います。今後の伸びしろもあり、まだまだ楽しむ余地がありそうですので、転職先も自動車業界にしました。ただ、国内の世界的某大手自動車部品メーカーも受けましたが、面接をしている最中にここも結局は同じか………と感じてしまったこともありましたので、外資系の企業にしました。
みてきたので書きます。
本作品の主題は、経済的に困窮し水商売で生計を立てるシングルマザーだ。
ヒロインのヒナは弟のナギと2人暮らしをしている。姉と弟の形だが、これはヒロイン性を保ちつつシングルマザーを象徴するためにこの形となったと考えられる。
冒頭でバニラの宣伝車が登場したのはおそらく意図的なものだ。黒い服のスカウトマンという形でもやや露骨に協調されている。
また、劇中ではシングルファザーの象徴としてライターのケイスケも登場する。娘を引き受けたくても祖母に許しを得られない場面は、独り親の難しさの別側面だ。
クジラ:
金融市場に大波を起こす大口の参加者のことをクジラと例えられることがある。作中の雨水のクジラはこれをモチーフとしているのではないか。
国内ではこのクジラは5頭ととらえられることが多いが、この中の1頭は年金の運用を行うGPIFという団体だ。
竜:
水と竜から想起したのが、ウロボロスという自らの尾を食らう竜だ。
国内では年金受給者が不安だからという理由で大部分を銀行に貯金する傾向にあると言われる。
この傾向のマイナス面として、
「年金を銀行に貯金する→銀行は国債を買う→国は国債を年金支給に使う→...」
という形で実体経済に寄与しない形で、特に現役世代を経ない形で還流してしまうということだ。
これが自らの尾を食らう竜に例えられることがある。作中の竜はこれがモチーフではないか。
さて、作中では大洪水をもたらす降雨災害が発生するが、これは前述のクジラや竜が制御不能になったら...ということを暗喩しているのではないか。
過去に、バブル崩壊やサブプライムショックという大嵐の際に行われたのは、新卒採用の抑制という形で人柱にツケを押し付けることだった。
自衛隊遅れた理由考えたらそこ比較にあげられるなんて思うはずなんやがな…
あれはむしろ自衛隊に好意的な思想持ってない人間が自衛隊トップに立つ怖さの例って話やろ
あと耐震技術とかの建築基本法とか自民政権の下で変わっとるんやで
民主が政権交代した時に麻生政権時の小学校とかの耐震予算削られてからの震災やん?
その時一緒にIAEAに言われてた東電の原発の懸念箇所への予算国から出すみたいな話もあったて聞いたわ眉唾かもしれんけど
元々交代前に言ってる事の財源聞かれて一様に無駄が多い削れる埋蔵金があるって具体的に言ってなくて事業仕分けメディア呼んでやって防衛関係制服とか弾とか安い中国に頼めばいいみたいに言ったりスパコン疑問視してJAXAも削って大した成果も強制力もないから手のひら返されてパフォーマンス言われてついには報道番組で石破に自民時代にそういうの散々もうやってるんで的に言われてアナウンサーかの何で我々は知らないのかって言葉にマスコミさんは言っても興味なかったんですよみたいに皮肉言ってたの覚えてるわ
あの時の自衛隊のトップが誰か理解してんのかって聞いて答えられないのに対して知ってるけど国民のために黙ってくれてると思うけど首相やぞって皮肉とか石破半ばキレとったもんあの頃
自民の土建イメージからか堤防とかインフラとか災害対策対応予算も軒並み削ってその冬北国大雪でそのせいでまともにやれずに自衛隊出動要請かかってたり何十年に一度の洪水に対応するスーパー堤防とかいります?てやったら何十年に一度の大雨洪水来たり堤防決壊したりもうコントみたいやったやん
官僚バカにした発言しててまともに使わずそのせいで色々やらかしてたり結局アメリカから戦闘機も言い値で買ってたわけやし自分達の能力の把握程度と実力の乖離があまりにもやった印象やわ
安保もあんだけ反対しとったけど民主党政権時に同じような事進める話しとったらしいし消費税も叩いて政権交代したとこもあるのに上げる気満々マンやったやん
リーマンショックも民主じゃなくまだ自民の時からやし日本はサブプライム出遅れてたから助かった感じやろ派遣切りとか影響あったけど
でも民主党がやばかったのは対応ってより国の代表と政権の区別がついてないとこやったと思うわ
女性なら高卒で一般職入社からの結婚で退職してからの専業主婦。
進学する気さえあれば、貸与型奨学金やら、公務員になれば返済免除やらたくさんあり、情報強者は就職する友人たち大半と袂を分かち進学した。
この時代の高卒は、子供(現在30代〜40代)もやっぱり高卒。
就職氷河期を迎え、フリーターからの派遣からの契約社員で二代揃って負け組。
当時は公務員の給与が低かったので、バブル期に就職した彼等が公務員など選ぶはずもなく、ほとんどは中小企業に。
失われた10年が20年、30年と長引くにつれ、差は縮小、逆転。
民間には買収、合併、倒産の嵐が吹き、ワープロ、そしてパソコンに順化できない人もまたオフィスを去った。
フリーターという言葉も定着してきたし、海外留学もだいぶ一般化したしで、負け組は就職出来ない現実から目を背けてフリーターやら留学やら。
そうこうしてるうち一般職派遣が解禁で、3年で派遣から直接雇用ルールや5年で契約社員から正社員ルールのおかげで、派遣切りも契約社員切りも全て経験。
歳だけ食って、親世代からはいい歳して就職しないで遊んでるかと思われただただ悲惨。
ベンチャー、起業もブームになり冒険者が増えたが、出る杭は打たれ、ベンチャーには一罰百戒、大企業なら恩赦、報われない。
長引く不況、サブプライム等々、今の30代が世に出た頃は、若者は株や投信なんか誰も手を出さなかった。
カモられただけですね。
そこまでカモられた人は多くないにしても、妙な自己啓発ブームに踊って英語とか資格とかとった人が多い印象。
今じゃ英語が得意くらいじゃ見向きもされず、専門スキルも20代に追いつくのがやっと。
専門性を高めるのもしんどく、管理職になろうとしても上には分厚い蓋。
大卒だからといって優遇もされず、進学に使ったコストをペイしようと婚期を遅らせて結局損するという、進むも地獄、戻るも地獄。
正社員から正社員への転職はあるのに、非正規から正社員への道はすごく遠く、歩く歩道を逆走するような困難さがあった。
というか今もある。
わからん。
周りに流されるな。
自分の道を貫け
人の行く裏に道あり花の山
taspo導入
iPhone3G販売開始
飯島愛が急死
Yes!プリキュア5GoGo!
劇場版天元突破グレンラガン・紅蓮篇
GENTE
光の海
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
レッドクリフ Part I
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束シェイミ
相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン
アイ・アム・レジェンド
『キセキ』GReeeeN
『海雪』ジェロ
『ハリー・ポッターと死の秘宝』J.K.ローリング
金賞: あなたとは違うんです
銀賞: ~ですね、わかります
銅賞: ゆっくりしていってね!!!
・グ~!(エドはるみ)
・アキバ系
・メークレジェンド
・婚活
・これでいいのだ
・毒入りギョーザ
・暫定税率
保証会社の言い分としては「家賃を踏み倒す人が多くてこちらも困ってるんだ」だろうけど、
世の中の保険会社ってのはそういう焦げ付きを考慮しても運営していける体制を整えてるから会社として成り立っているわけで、
その「能力がない保証会社」はもう会社としての能力がないわけで、潰れたって仕方がないと思うんだよ。
「もしあなたが大きな損をしたときは(5%の確率)私が代わりにその損を引き受けましょう。その代わりに何も起こらなかった場合(95%の確立)は毎月私に少しだけお金をください」
という契約なわけ。そしてめったに起こらないと思われていたサブプライム住宅ローン危機が起こり、損を引き受けた会社は潰れた。
それでも上記は双方がリスクをちゃんと引き受けてるんだよね。また「保険会社同士」で再保険を組んだりしてちゃんと対策してる。
なのに保証会社は「リスクに対するプレミアム(保証金)は毎月俺が貰うけど、いざそのリスクが表面化したときに肩代わりするのは俺じゃなくて保証人な」と言ってる。なんだこれ。
「いや、入居者が逃げて、保証人も逃げたときには保証会社も損するじゃん」とは言えるけど、前提として「保証会社ってのは保証人がいない人でも賃貸契約が行えるように」を目的としてできたものじゃないの?
それがいつの間にか「大家さんが面倒を引き受けたくないから保証会社に頼み、保証会社が面倒を引き受けたくないから保証人にさらなる保証人をつけるルールを作った」になっちゃってない?
本来やるべきリスク管理をやりたくないから丸投げしてるだけだよね。
次に「(保証人をなくし)焦げ付いても保証会社が潰れないためには保証料を上げるしかないが、そうすると保証人のいない人が困るだろ?」と言うかもしれない。
("保証人がいないから保証会社を使ってる人"に対して「保証人を用意しろ」なんていう奴らが上記文言の矛盾に気づくどうかはともかく)
でもそこは保証料を上げてくれていいんだよ。結局はその方が借りる人のためになるんだ。
賃貸業界は透明性がなさすぎる。「家賃・共益費・管理費・仲介手数料・保証会社をつけるなら保証金」それぞれがいまいち分かりにくいのはまだわかる。多数の不動産屋を纏めてたらある程度は仕方ない。
しかしながら「おとり物件」てめーは許さん。各店舗の前のガラスに貼ってあるのなんて安いのはほぼおとりだろ。なぜあれがいつまでも許されてるんだ。
「家賃+共益費・管理費+仲介手数料+保証会社をつけるなら保証金」をきっちり載せてくれてたら身の丈に合った借りられる範囲の物件を借りるんだよ。
それを「あー、この物件はもう紹介済みでして。似たような条件ならこちらはいかがでしょう(提示予算+1万円)」とかやってくるからその場で流されて無理な契約してしまう人が増えるんじゃないの?
繰り返すが、保証料は上がったら上がったでいいんだよ。きっちり提示さえしてくれれば、保証料が上がった分家賃を下げるなどして"身の丈にあった契約をする"んだから。
結果賃借料の平均値が下がったら困るのは大家だ、大家が困れば保証会社も困る。適切な競争の上、過度な保証料の上昇は起こらないよ。
最後に大家。おめーが一番悪い。家賃収入で不労所得を得るつもりで銀行から融資してもらってマンションを建てるというリスクを自分で負ったんだろ?
その時身の丈に合った計画は立てたのか?おめーらが無駄にポコポコマンション建てるから部屋が埋まらないんじゃないのか?
(大家は大家で銀行から金を借りて返済計画の元返しており、家賃ダウンは銀行側を説得できないからという理由もあるだろう)
→埋まらない部屋の元を取るため他の部屋の家賃は猶更下げられない
(横の部屋が-1万円で貸しに出されていても自分の部屋を同額には下げてもらえないことが多い。一度解約して再度礼金等を払えば可能だが、それなら一度全体の家賃を見直してどこかへ引っ越そう、と自分は引っ越しを決断した)
今ふと貯金のこととか考えてたら心配になったんだけど、じゃあ10年後の俺らの金ってどうなってんだろう。
そもそも日本円なの?とかタンス貯金なの?とか、投資なの?とか。
あとは最近だと現金いらねーとか?クラウド家計簿?とか?仮想通貨、とか?
LINEとかAmazonとかGoogleが銀行やれば?とか?
そもそも財布とか持ちたくないし指紋とかで電車乗れたり買い物出来たり?とか
続けようと思ってjt_noSke氏と被ってるのに気がついてスマンナ
んで、「情弱が」とか「サブプライム狙い」とか「弱者を食い物に」とかに並んで、
法律的には「譲渡担保」扱いで、貸金業法に引っ掛るんじゃねーのってのが合ったんだけど、
はてなブックマーク - マイクロレンディングサービスと貸金関連法規 | 弁護士吉井和明(福岡県弁護士会所属)
裁判所は実態に即した「紙の上で何言ってっかは別として、実質的にソレってアレだよね」と判断するってのは実体験からしてもそんな気がする。
それからすると、72769回キャッシュ化されたうち、7512個がキャッシュを返さないを選んだってことは、
紙の上とかUIとかがどうとかとは関係なく、コレって古物取引だよな。
この10%ちょいの数字がどこまで上がるかワカンナイけど、まあ古物商営業許可取っといて良かったね、という感じ。
質屋アプリCASHが査定停止、開始16時間で3.6億円以上のアイテムをキャッシュ化ーー集荷依頼アイテム数は7500個に - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
(ちなみに、譲渡担保とか買戻特約とかは、不動産取引でもしないとあんま目にしないと思うなあ。や、他の業界はワカンナイけど)
この件で一番オレの教訓になったのは、はてブで普段馬鹿にされてるDQNみたいなカテゴリーの友人の言葉ね。
(DQNみたいな友人が判らんヤツは、鬼頭莫宏の『のりりん』読め。アレだよ)
『そりゃ使うでしょ、ノーリスクで2万手に入るなら。買取高いみたいだし。メルカリと違って文句言わないんだろ?』
「危なそうだとか思わないの?様子見ようとか」
至極ごもっとも。
与党がそんなに有能なら、なぜ海外で起こったサブプライム問題によって日本がこれだけ苦しむことになったのか?
世界の経済危機によって国民が苦しむのなら、翻って日本の不景気による苦しみを世界は追うべきなのではないか?
理想だけでは飯は食えない。
これだけこの国を不景気に追い込みそのまま他人事のように放置し続けた責任を世界は負うべきだ。
日本の抱える爆弾を解決する責任を。むしろ、そうしないと放射能のように世界に伝搬するだろう。
貧困層の怒りを甘く見るな。
やむを得ず、「背に腹はかえられない」。
差別をなくそう、で生活が苦しくなってじぶんの家族や子供がお腹を空かせる。
その時、怒りを持たぬ人間に血は通っていない。
分からない用語とかいっぱい出てくるので調べて少し驚いたのが、リーマン・ショックってほぼ日本だけの用語らしいってこと。
リーマンブラザースが破綻して消えてしまったからだろうけど、そっちはどちらかといえば些細な事で、巨大保険会社AIGの巨額債務問題の影響の方がはるかに馬鹿でかいものでもっぱら問題はこっちの方だったってこと。
マネー・ショートはなかなか面白かった。話が割とてきぱき進むので、2時間くらいだけどそんなに長いとも思わなかった。
難しい金融用語をコミカルに説明してくれるというのもあり、ある程度の前提知識は要るものの大雑把に話を掴むにはそれで十分という感じだった。
驚いたのは俳優のクリスチャン・ベール。バットマンのダークナイトシリーズで見せた演技とは全く異なるあんな演技も出来るんだと、アメリカ俳優の凄さってものを改めて感じさせた。最初あのクリスチャン・ベールとすら気付かなかったくらいだ。
ブラピはブスっとしてただけなので大したことはなかったが。
ストーリーは、リーマン・ショックの説明はあんまりなくて、サブプライムを含むモーゲージ債権の暴落を予想出来た極少数の人達が結果的に大儲けをするって話なのだが、大儲けしたにも関わらず別にそんな喜ばしい話でもないって感じにしてあった。映画の中でも触れられてたが、そりゃそうだよね、何百万人もの失業者と破産を生み出したわけだし、今でもその影響を世界経済は引きずってるからね。
格付けとかが実態はかなりいい加減であったりとか、何かすっごい難しいことやってそうなウォール街の連中って意外と適当なんだなぁって思ったり。
野原ひろしの年収は650万であり、これは2016年現在から見れば5%のエリートに属するというブログを斜め読みした。
ふむ。では当時ならひろしは平均、あるいは平均よりちょっといい程度とみなされたのだろうか。
Wikipediaによれば野原ひろしの年収650万はアニメ94話の台詞からの推測であり、これが放送されたのは1994年4月である。
そして国税庁の資料を見ると1年勤続者(男性)の平均年収(賞与含む,単位:万円)は当時以下のように推移している。
西暦 | 平均年収 |
---|---|
1989 | 493 |
1990 | 520 |
1991 | 547 |
1992 | 558 |
1993 | 555 |
1994 | 560 |
1994年の平均年収は560万である。650万は当時の平均より90万多い(ちなみに彼は35歳だが、1994年の35歳~39歳の平均給与は全体平均と同じ560万である)。
年収というやつは必ずしも正規分布しているわけではなく、一部の凄まじい金持ちが平均値を引き上げる傾向がある。従って中央値は基本的に平均よりも低いと見た方がいい。
その点も含めると、おそらく1994年の野原ひろし650万は中央値よりも100万ほど多いと思われる。平均給与より月収が8.3万多い計算になる。これを平均よりちょっと良い程度と思うかどうかは……まぁ人によると思うが、どちらかというとそこそこ年収のあるやつが自分の年収を隠して言う時に「いや俺だって安月給だよそんなん。え?平均とくらべて?同じようなもんだよ、あー、まぁ、ギリギリ平均よりちょっとだけ良いくらい?」的な雰囲気を感じる。イラッ☆
1年勤続者(男性)の平均年収は1997年の577万をピークとして緩やかに下っていき、リーマンショックでとどめを刺される。
野原ひろしは35歳の男性社員である。ということでこの全盛期で見ると、35歳~39歳男性の1997年の平均は589万である。バブル全盛期の中央値は平均値と殆ど同じだったと仮定すれば、1997年のひろしの年収650万は平均よりちょっと良い、というのは、まぁわからなくはないだろう。月給にして他の人より5万円多いのを「ちょっと」というのは、多い側からみればそうかもしれないが、少ない側から見ると「あ?それちょっとっていうならよこせや」と思うところな気はするが。
なお2014年の35歳~39歳男性の平均年収は502万である。やんなるね。
一方で春日部市における平均年収から見た野原ひろしはどうか(春日部市の平均収入でググると妙な数字が出てくるけど、これソースが不明瞭だし計算式も公開されてないので信用に値しないと考え無視した)。
総務省統計局では都道府県別の家計調査が2000年からしかないが、ひとまずこれを参照する。春日部市単独のデータは無いが、春日部市は人口15万人以上であることから中都市に該当する。曰く、2000年の賞与を含めた年平均月額の世帯主収入は466,591円である。12倍すると534万。バブル全盛期をちょっと過ぎた2000年でこの数字である。
650万とは実に120万の差がある。中央値はこれより更に下であることを考えれば、春日部市における野原ひろしは当時から見ても平均的、あるいはそこからちょっと良いだけとは言い難いように思う。
野原ひろしのような人生は、なるほど現代からすると相当なカチグミであるように見える。しかし当時の社会背景を考えれば、こうしたレールに乗ることは平均的な能力プラスアルファでどうにかなる範囲だったのではないか。
彼は1994年当時で35歳、二十歳で大学を中退して(つまり高卒で)入社したとのことである。従って1979年入社であり、これは残念ながらバブル期前である。
加えて彼は高卒であり、今ほど大卒信仰が強くない時代とはいえこれがプラスに働くことはまず無い。ゆえに就職活動において基本的には不利な立場にあったと言える。
どう考えてもこの時点で相当なカチグミである。これを平均よりちょっと良いレベルとは当時ですらやはり言えないように思う。
そういうわけで、野原ひろしは1994年当時で見てもエリートだと思う。バブル真っ盛りの時と比較してギリギリ「平均よりちょっといい程度だね」と見栄込みでいうことは出来ると思うが、それ以外ではいささか厳しい。
さらに国内商社は年功序列で給料が上がるため、2014年55歳の野原ひろしの年収はほぼ間違いなく1000万を超えているだろう。2014年の55歳~59歳の男性平均年収は631万であり、彼は最終的に平均の1.5倍を上回る所得者ということになる。
彼は今からみてもエリートだが、当時からエリートであり続けた、というのが正しい見方ではないだろうか。
子供のいる夫婦に限定すれば野原ひろしは平均になりえるのではないか、というブコメを見て「あ、それは見てなかったわ」と。
そういうわけで追加で調べた。
1996年の国民生活基礎調査「1世帯当たり平均所得金額,世帯主の年齢(10歳階級)・世帯構造別」を見ると、「夫婦と未婚の子のみの世帯」の平均所得は621万である。おお、これなら650万は平均よりちょっといい程度やんけ、と思ったが、問題がある。
これは世帯収入、すなわち共働きを含めた数字だからである。ひろしは単独で650万である以上、この数字と直接比較はできない。
この基礎調査に世帯主収入のデータは無いようだったため、これを推測すべく、2000年の家計調査の「有業人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出」を見ると「全国・勤労者世帯(核家族世帯)」の世帯収入と世帯主収入のデータがある。核家族における世帯の実収入は月額568,391円、このうち473,674円が世帯主収入である。割合にして83.3%。
この比率が4年で大きく変動していないとすれば、621万の83.3%は517万である。残念ながら650万とはかなり差があると言わざるをえない。
96年の「1世帯当たり平均所得金額,世帯人員・地域ブロック別」を見ると、世帯人数ごとの所得額が地域別で分かる。ここでとりあえず「3人」を見てみると、全体平均が718万、一方で埼玉が属する「関東Ⅰ」ブロックでは829万である。当時全体平均に対して首都圏の所得は115.4%になる。
この比率を当てはめると、517万の115.4%で596万。これが1996年の東京ブロックでの子持ち既婚男性30代の平均年収の推測値である。
ただし、この「関東Ⅰ」には丸ノ内線内在住かつ子持ちの夫婦が含まれている数字であり、彼らが平均を大きく引き上げることは間違いないだろう。従って都内在住の子持ち夫婦というカテゴリで見るなら野原ひろしは平均的かもしれないが、埼玉県春日部市という点で考えれば、97年の最も所得の良かった時期の子持ちの夫婦という点で比較してもやはり平均的な家庭よりも所得に余裕がある立場ではないかと思う。
野原ひろしの務める双葉商事は中央区日本橋にある商社という設定だが、例えば日本橋にある神鋼商事の四季報を見ると平均年齢39歳で平均年収711万である。これと比較してみると35歳の営業課長で650万というのはちょっと低い印象がある。
とはいえ商社も色々である。総合商社なら平均で1200万~1300万になるが、中堅商社でいえば650万というのは平均的かもしれない。
Wikipediaによればバブルは86年から91年だそうで。顔真っ赤にして「ITバブルがー!サブプライムがー!」とか書こうと思いましたが、無知をお詫び申し上げる。
しかし政府統計を見る限り、この86年から91年の所得平均がずば抜けて凄いかというと特にそんなことはない。上述の通り、一番平均所得額がいいのは97年だからである(なので無知な自分は97年がバブル全盛期だと信じて疑いませんでした)。ただしピークへ向けて毎年のように平均所得と可処分所得が上がっていっているので、サラリーマン的に印象の良い時代だったことは間違いないとは思う。
バブル時代はボーナスがたくさんでた、というのは嘘ではないだろうけれど、全国的な平均を取るとそうでもなかった。給料が銀行振込ではなく手渡しだったなら「札束!」という印象が今よりあっただろうこと、東京の一部の羽振りの良い連中が誇張されたこと、当時の情報メディアは新聞とテレビが全てだったこと、といった条件下で醸成された「バブルの頃はみんな高給取りだった」んじゃなかろうか。
買ったのはトルコリラ。
当時4万5千円の元手で、1年後にはおよそ4万の利息が入る利率だった。
45万円分買った瞬間に暴騰し、評価損益はプラス60万になった。
でも売らなかった。一か月後に気付くとプラスはたった10万になった。
激しく後悔した。その後多少戻してプラス12万ぐらいで決済。
次は安全に見えたドルで含み損を抱えた時もあったが、最終的に10万ぐらいの利益を上げた。
浮き沈みはあるが、含み損に耐えれば、プラスになるような考えに支配された。
買うと下がった。下がったから買う。また下がるの繰り返しで、気が付くと
最初の元手もかなり割り込んでいた。
サブプライム危機のような暴落が起きると、取り返しのつかない状態になる。
思い切って損切りして、気分は晴れやかになった。
その後もトルコリラは下がり続け、FXアプリを見ては損切りが正しかったと思った。
でも数日後、なんで売りのポジションを持たなかったのかと後悔した。
大学・大学院(修士卒)は浪人・留年もせずストレートで卒業した。
査読付き論文の投稿、国際学会でのオーラルが評価され、大学院でもらった奨学金は半額免除。
それなのに『悪夢』にうなされるのは、よほど学生生活が辛かったからだと思う。
ウェイ系諭吉大学に入学してしまい、6年間ずっと周りから浮いていた。
退屈なマスプロ授業、研究、下宿で寝っ転がってたくさんの本を読んだこと、サブプライム後の死にたくなるような就活。学生時代の""思い出""はこれですべて。他のことは何も思い出せない。
もう卒業してから4年以上経つ。よほど深いトラウマが、心のどこかに残っているのだろう。
早く、消えてほしい傷だ。
円安になって景気がよくなる…。
そんな単純な話ではないでしょう。
このサイクルに入って景気が上向くのが経済の基本。
需要の増加が伴っていません。
そして、給料は上がらず物価が上がるという状況になっています。
しかし、円安にしても輸出は伸びませんでした。
バブル崩壊(日米とも)によって銀行のバランスシートが毀損したときに
金融緩和(非伝統的な手法による量的緩和)は非常に効果的でした。
しかし、サブプライム危機では日本の銀行はリスクをとっていなかったので
バランスシートは毀損していなかった。
(逆に欧米の銀行は不良債権を抱えていたため、量的緩和の効果があった)
しかし、現在の黒田バズーカは過剰なまでの国債市場に介入して買い占めることで
短期的にはそれに仮儒(投資や各国のインフレ率など)が加わることになります。
しかし、黒田緩和がなくても日本は東日本大震災以来貿易赤字国になっており円安圧力がかかっていました。
さらに、米国の量的緩和のテーパリングを行っていたためドル高の下地はできていたので黒田緩和がなくてもドル高円安になっていたでしょう。
しかし、今回の量的緩和で円の信認を毀損してしまったために想像以上の円安になってしまいました。
そして、それが輸入物価の上昇という形で悪影響を及ぼしています。
また、景気回復はアベノミクスのおかげといった論調ですが、阿部政権が誕生した時には米国の景気回復は確かなものになりつつあったのでどのような状況でも景気回復していたと思います。
サブプライム危機のとき円高になったのも日銀が金融緩和しなかったためではなく
調達通貨として売られていた円売りポジションが解消されて円高になったためです。
そして量的緩和を行わず円高不況を招いたとありますが、日銀は売られすぎた資産に対応するために
REITとETFの購入を始めており、何もやっていないわけではなく十分すぎるほど動いていました。
結局サブプライム後の円高不況の原因は、右往左往を続けた民主党政権の経済運営がひどかったためと思います。
通貨高で採算が取れなくなることはよくあることです。しかし、企業努力をしてより付加価値の高い代替のない商品を
作ることで通貨高を苦にせず商売ができます。実際、円高でも円安でも輸出が変わらなかったということは、
今日本に残っている企業はそれを達成した企業であり、企業努力の賜物だと思うのです。
しかし、逆に円安になって採算が取れるようになればどうなるでしょうか。
円安という麻薬により企業努力をしなくなり技術革新が遅れて最終的には他国に抜かされることになるでしょう。
重要なことは通貨の価値を高めて国民の購買力を高めることが国民の生活に質を高めることになると思うのです。
問題は通貨高を生かすような政策がこれまでなされてなかったことではないでしょうか。
人口減少による総需要の低下は避けられないので、デフレ圧力からは逃れられないのです。
だからといって円を刷って政府が国民の代わりに株(ETF)や不動産(REIT)を買ってインフレを起こすなどといった
歪な方法は即刻やめた方が良いでしょう。最初のうちは株価や不動産が上がって賞賛を受けるかもしれませんが、
次の危機のときに大幅な損失を抱えて日本の年金が吹っ飛ぶことになると思います。
そうしたら残るのは債務だけなので本当にインフレで全部チャラ(財政破綻)にするしかなくなります。
デフレ脱却はお金を刷れば解決といった単純な話ではないと思います。
結局は少子化対策もしくは移民の検討などから地道に始める必要があります。
そして何より需要の創造が必要です。需要がなければ企業は設備投資もしないですし、
内部留保も増えます。それにケチをつける政治家は企業に文句を言うのではなく
規制緩和をして新しい需要の創造のために真剣に取り組むべきです。
結局のところアベノミクスの泣きどころは、成長戦略がまったく期待はずれだったことです。
政府にできることは人の金で相場を張ることではなく規制緩和を行い企業活動が円滑に行うことができるように法整備することだけです。
私は経済学についてきちんと修めたことはありませんが、これらの内容は日々の金融取引の中で学んだものです。
結局のところ私は相場屋ですので今後の動きについてお話して終わりにしたいと思います。
米国の景気回復は確かなものですので、それに付随して日本も景気回復することになります。
当然、株価も上がり日経はバブル最高値の38000円を超えるでしょう。何せ親方日の丸が提灯をつけているわけですから(苦笑)。
しかし、成長戦略の第3の矢は放置されることになると思うので、庶民の生活はあまり変わらないと思います。
むしろ悪化するのではないでしょうか。恩恵にあずかるのは国民の10%と見ています。
為替相場は常に行きすぎるものです。黒田バズーカの弊害で160円ぐらいまでいくでしょう。
2020年東京オリンピックあたりに高値をつけて日経38000円、ドル円160円あたりでしょうか。
ただこの後、大きな危機が起きて日本の年金は吹っ飛ぶでしょうね。
そして125円ぐらいまで円高になったあと大幅円安になって破綻する可能性が高そうですね。
もし破綻しなくてもその後高インフレで苦しむことになるのではないでしょうか。