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2023-09-30

ラグビーW杯2023 9月29日プール第3週 日本 vs サモア レビュー

5チームの総当たりを行うラグビーワールドカップグループリーグは長い。

すでに9月末、日本の空にはすっかり秋の涼しい空気が流れてきた。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。

季節を跨いで行われるラグビーW杯、みんな楽しんでいるだろうか。

プールDの第3戦、遠いフランストゥルーズで日本代表サモア代表と戦う。


サモアとは前大会でも予選リーグで相対し、その時はキック効率的に攻めた日本勝利したが、今大会サモアは今までとは違う。

自国に国際レベルリーグがないために、W杯ごとに欧州スーパーラグビー選手で急に代表が結成される彼らは、チームとしてのまとまりに欠き、規律の乱れで反則をしがちという長年の弱点があったのだが、前大会後に国際プロリーグスーパーラグビー自国メンバー構成されるモアナ・パシフィカを送り込んで、一つのチームとして組織的プレーできる選手たちを育ててきた。


また、祖父母までがその国の出身で、かつ他国代表過去3年間試合に出場していなければ、1度だけ代表所属国を変更できるという規定の変更により、元オーストラリア代表クリスチャン・リアリーファノ、元ニュージーランド代表チャーリー・ファウアウイナなどの経験豊富メンバーサモア代表に加わった。

アリーファノは白血病を克服したあと、ジャパンラグビートップリーグでもプレーしており、日本でも知られた存在だ。


ではそんな彼らの戦術遂行はどうか。

W杯入ってからのスタッツを見ると、サモアはランでキャリーする距離よりキック前進した距離の方が長い。

同じアイランダーのチームでも自陣からも持って走るフィジーとは随分違う。

キック前進してセットプレーからのパワフルなランと衝突で押し切るという攻撃の形が見えてくる。

タッチキックで大きく前進するシーンがたくさん見られるなら、それはサモアの形になっている。


遂行面で、大会に入ってからサモアは、リアリーファノのゲームメイクキックで、きちんとラックを作った落ち着いた攻撃をしている印象で、試合を左右するような重大な反則も過去に比べてとても少ない。


反面、カウンター攻撃オプションとしてはイングランドアルゼンチンより少ない。

キチンとしたゲームの入りにまだ慣れていないのか、ノリどころを見逃しがちで、スイッチが入るのに時間がかかる印象もある。


守備面でも規律改善されてよく守ってるが、タックル成功率自体は高くなく、自陣深くまでの侵入を度々許している。


日本は反則に気をつけてセットプレーを渡さず、相手陣にボールを運び続ければ封じる目もありそうだ。

スクラムラインアウト重要になるのだが、大会前の不安視されたパフォーマンスとは打って変わって、W杯に入ってから日本セットプレーは目を覚ましたように安定していて、封じ込めは現実的にも見える。

ただ、万一シンビンなどで人数を欠くと、強力なフィジカル圧力をモロに受けてしまう。


分析が封じるのか、経験アップグレードされたパワーが押し切るのか。

トゥールーズの観客の大歓声を背に、ウォークライシバタウを披露したサモアキックオフでゲームは始まった


前半


キックオフ直後の1分、日本キックで攻め入りたいサモアに反則をしてしまい、機会を与えてしまう。

ショットで先制点をとりにきたサモアは外したものの、蹴り返した日本キックで結局セットプレーに。

ラインアウトからモール、これはサモアの攻めの形だ。

しかしこれを耐え切り、今度は今度は日本サモアの反則からキックで敵陣に入り込む。

相手の形になりかけたのに凌いだのは幸先が良い。


ラインアウトスティールされたが、その後も相手の後方にキックを蹴る。

日本キック相手を常に後方に下げて、消耗を避けつつ侵入を防ぐ戦術だ。

カウンターアタックでもレメキがアタッキングキックを蹴る。

ハイパントがどちらに入るかはその後のセットプレーの結果に直結する。

今日ハイボール日本に入る。


8分には注目のファーストスクラム

ここもサモアの狙い所で、圧力に負けるとサモア前進を許してしまうが、反則をせず止めた。

日本代表ゲームを左右するポイントが締まっていて幸先がよい。


すると12分にレメキのビッグゲインからピーター“ラピース”ラブスカフニが先制のトライ

先制点は日本のものになった。


キックオフから反撃したいサモアはランでボールを持ち込んでPKを獲得。

深い位置から、立て続けのラインアウトスクラムで攻め立てる。

サモア自分達の形でトライを取りたいし、日本相手の長い攻めを徒労に終わらせたい。

結果はサモアショットで3点を許したが、日本相手意図したプレーで結果をださせなかったことで流れを押しとどめた。


リスタートからPG日本はすぐさま3点を返すと、ライリー、レメキの鋭いランからリーチが追加のトライ

PG28分で、このトライ31分。

3点を取るのに15分を要したサモアに対し、日本10点を取るのに要した時間3分

この効率の差はなにか。

サモア攻撃オプションの少なさが時間無駄遣いにつながっているように見える。


前半の残り時間でなんとしてもトライが欲しいサモアと、リードを守りたい日本

サモアはこのW杯でよく攻めをコントローしてきたタウマテイネを、日本スクラムの要の堀江を互いにイエローで欠く形となる。

フィジカルに勝るサモア相手に人数を欠くのは避けたかった試合ポイントだ。

ここしかないとモールを仕掛けるサモア

日本はついに相手の強みでトライを与えてしまう。

サモアにとっては嬉しく、日本にとっては避けたかったトライだった。


日本 17-8 サモア で前半が終了。


前半のテリトリー支配は共に

サモア 62% - 38% 日本


数字だけだと、サモアが圧倒したようにも見えるが、ピッチ上の実際の出来事を突き合わせてみると、攻め手がないまま長時間ボールを持ったサモアと短時間スコアする日本という形となった。


ちなみに前半の残り時間ほとんどない中、退出した堀江に変わってリーチラインアウトを投げ入れるという珍しいシーンがあり、この件についてラグビープレーヤーの同僚に解説を求めたところ「ああいった場面で対処がわからずチームに迷いが広がるのを嫌ったのかもしれない」ということだった。


漢の中の漢は、勝利に何が必要かわかっている。

本物は自分がすべきことがわかっている時、いちいち人の指示を待ったりしたい。

目の前に為すべきことがあれば、リーチは余計なことは言わず、ただそれを為す。


ブライトンではリスクを恐れずスクラムを選んで勝利を呼び込んだ。

スクラムを組んだリーチ達をみてエディーさんはブチキレた。

ニュージーランドの自宅では最高のコンディションを維持するためリビングサウナを作った。

リラックスできないと奥さんに怒られた。

そして、トゥルーズで黙ってラインアウトを投げ入れたリーチは、ハーフタイムジェイミーに怒られた。


怒られることを恐れて為すべきことを引っ込めたりしたい。

リーチはそんな漢だ。


後半

日本サモア、互いに14人で始まった後半にどう言った修正をしてくるか注目だが、日本は前半に引き続いてサモアラインの後方にキックを蹴る。

前半に長時間の攻めで体力を使いすぎたサモアに対してさら無駄なランを強いる作戦のようだ。


ここで今大会をよく我慢しているサモアは、ついにゲームを大きく動かす反則をしてしまう。

ラブスカフニに対するベン・ラムの肩から入ったタックルが頭に当たってしまい、レッドカード可能性もある一時退出。


そしてシンビン開けの堀江が戻った日本が、1人分のアドバンテージを活かしてモールトライ

国際映像に写りこんだラグビー芸人しんやガッツポーズトライに華を添える。

48分、日本 22 - 8 サモア

ベン・ラム審査レッドカードになったことによって、サモアは残り30分、14人で2トライ2ゴールを追うこととなった。

ショットさらに加点する日本


ラグビーを見る時に、前後半をさらに半分に分けて、20分、40分、60分、80分に四分割すると、20分と60分で試合様相が変わることがよくある。

60分から日本は今まで蹴ってきたキックを蹴らずにボールを持って走る戦術に切り替えた。


対するサモアにもうできることは少ないが、少ない選択肢が迷いを消して流れが変わることがある。

サモアラックの近場を縦にこじ開けて、オフロードをつなぐ、往時の戦術勝利をかけた。

これが実って65分にリアフィーファノが飛び込んでトライ

日本 25 - 15 サモア


残り10分を残して、日本サモアも、互いに最後の切り札を出す展開となる。

素早い展開とランで侵入してキックで3点を持ち帰る日本に、フィジカルで縦に押し込みトライで追い縋るサモア

最終盤スタジアムが両観客からの大歓声に包まれる中、日本ボールピッチから蹴出してノーサイド


日本 28 - 22 サモア


試合支配

日本 42% - 58% サモア


テリトリー

日本 49% - 51% サモア


最後に押し込まれものの、後半は日本テリトリー支配率も返した形で、これはベン・ラムの退場もあるけど、60分からキックではなくランで攻める日本プランがこういう結果になったのだろう。


ゲーム全体をみると、サモアはやはり攻撃オプションが少なかった。

フィジカルの強さは最大の強みだが、正面からドーン、ドーンとくる感じ。

圧力はあったものの「予想外の何が出るかという怖さ」がなく、日本が全力を出せるかどうかというゲームだったように思う。


「やるべきことができなかった。そのおかげで日本が陣地を広げることができたと思う。もっとボールに向かっていけばもっとスコアを取れるポジションに行けたと思う。過去3試合でもそういう傾向だった。だから、この展開は自分もチームも責任を取るべきだ。しかし、努力をしてきたことには誇りに思う」

とマプスワHC。

試合前に感じていた「きちんとしたゲームメイクだが、以前より大人しくなりすぎ」という印象はある程度サモア自身も感じているようだった。

フィジカルの強さに、もしハイパンの優位性や、スラロームのようなランなどの攻撃オプションがあったのなら対処が難しいチームだった。


「まだ1試合残っている。やるべきことがある。次に進めないかもしれないけど、2027年の豪州大会に向けても頑張っていきたい。とにかくイングランド戦に全力を尽くし、明るい気持ちで終えられるようにしたいが、まだ試合は終わっていないんだ」


明暗は別れ、これで予選突破が厳しくなったサモアに対して、日本はあと1勝で予選突破が決まる状況になった。

ベスト4目標に掲げる日本しか決勝トーナメントの前に立ちはだかるのが、先週、日本に先立ってサモアを退けたアルゼンチンだ。

このプール終戦に勝ったチームが8強に進出するだろう。


南米最強のチーム相手突破をかける大一番は、3連休中日10月8日の20:00にキックオフだ。


anond:20230918114556

2023-09-29

anond:20230929045111

あるいはラフプレーで気をそらしておいて良い所掴むみたいな反則ギリギリテクニックみたいなものがあるのかもしれない。

これはめちゃくちゃあると思う。

俺はサッカーだけど、序盤にイエローもらってでも強めに当たると、相手がびびってその後やりやすくなるって言うテクニック(?)は実際に指導された。

2023-09-26

日本人の夫と結婚した姉が肌が黒い子供産んだ

まぁ姉も俺も両親もクロンボだからそらそうよって話よな

でもやっぱイエローの血が混ざるだけで色はだいぶ薄くなるのな

遺伝子ってなんかよくわからんけどすげーわ

2023-09-10

anond:20230910223847

イエローが3枚も出る荒れたゲームだったけどボーナスポイント入りの勝利で良かった。初回のにもリプをつけたのでせっかくだから雑感。

チリは勝てるとしたら日本またはサモアと言うことで全力だった。はじめから飛ばしていた。

日本勝ち点5を取れるとしたら相手チリと言うことで、はじめからトライ狙いのゲーム運びを選択していた。少なくともイングランドアルゼンチンチリ勝ち点5を取ってくるだろうという予測だろうが、日本が目先の1勝ではなくグループリーグ突破を目指したゲームプランをしていることに感慨を覚えた。

日本は再三再四ブラインドサイドを突かれ、突破されている。日本の弱点がそこにあると見たのか偶然なのかは分からないが、他の3チーム相手ならそのままスルスルと行かれたろうシーンが多数あったので修正必要

チリは展開はそこまで驚異ではないが個の強さ、特にタックルをずらすスキルは高く見えた。アメリカカナダ差し置いてワールドカップ切符を手にしたのは決してフロックではない。今後も強みを活かしたゲームを期待したい。

○はじめのイエローはかなり悪質。一発レッドでもと思ったくらい。後の2枚は明らかに故意ではなく可哀想な面も。

日本は数的優位に立っても決めきれずヤキモキした。が最終的にトライを取りきったところは地力の強さ、成長を感じた。

○数的劣位になった日本時間をしっかり使いつつトライを取ったことは見事。ゲームキャプテンの流選手ゲームメイクだろうか。

最初から飛ばしていたせいもあったろうがチリは足のつる選手が何名か見られた。ラグビーは終盤、地力に劣る方のスタミナが削られて一方的になるケースがある。その典型となった。

○気になるミスもあったがそれはどのチームも同じ。これからどのように修正するか。

○結果としては日本が順当に勝ち、ボーナスポイントも得、得失点差もまずまず満足できるものとなった。まさかラグビーワールドカップ日本が順当に勝つ、とか、勝つだけではなくグループリーグ突破を目指したゲームメイクをすると言えるようになる日が来ようとは。

○キッカーの松田選手、今までのテストマッチは何だったのかという大当たり。気分良く次戦も蹴ってほしい。

2023-08-31

anond:20230831183103

あなたが誰に対して何を主張したいのか全く分からないけど、私は「黒人差別問題主題にするなら、普通白人比較するんだよ。それをわざわざイエロー比較してる時点で察するべき」というのは正しい議論だと思いますよ。

anond:20230831182651

黒人差別問題主題にするなら、普通白人比較するんだよ。それをわざわざイエロー比較してる時点で察するべき」

2023-08-27

アーマードちんこ6、面白い

自分ちんこ自由カスタマイズできるのが楽しい

初めはちんこ操作が難しいけど、慣れたらまるでちんこ自分が一つになったかのように動かせる

ロックオン機能もあって初心者にも優しい

押し込むとブーストできるのも◎

刺激を少しでも受けると暴発してしまいそうなギリギリで戦うヒリヒリ感がたまらない

ちなみに俺のカスタマイズは、危険時にシールドを張れるスキンアーマーと、近接攻撃に優れたちんこブレード

カラーリングブラウンイエロー

オンライン対戦で会ったらよろしくな!

2023-08-16

anond:20230816010900

(減点要素)

  • 他人の陰口を言う/聞くのが好き

(加点要素)

  • 賢く器用

  • よく笑う、歯がきれい

これだけで十分。減点要素1つ当てはまったらイエロー、2つでレッド。加点要素で相殺

2023-08-14

anond:20230812101150

犬や猫はいろんな色をしてるよね、人もいろんな色をしてるんだよ、で良いと思う

海外で小さい子供に何であの人はイエローなの?と聞かれて人種差別されたとは思わないか

まあ肌の色で悩んでいる小中学生くらいの子を指して言ったら難しいなとは思う

2023-07-24

anond:20230724134400

もしや、俺のことも・・・

イエローのことは当然のように忘れられてるのも

好き

ポリコレのことアメリカンオセロって言うの好き

イエローのことは当然のように忘れられてるのも好き

2023-07-11

土砂災害 なぜ避難しなかったのか

福岡久留米で起きた土砂災害避難せず巻き込まれた方が多くいました。

ネットニュースコメント欄では「なぜ避難しなかったのか」とありました。

私も今回のことがあるまでは、災害ニュースを聞く度そう思っていました。

私の実家土砂災害現場に近く、当日は私も実家に帰っていました。

しか我が家避難しませんでした。

しかしたら私が「なぜ避難しなかったのか」と言われる状況になっていたかもしれません。

今まで避難はしなくて大丈夫と思っていましたが、今回のことで不安になってきました。

以下の状況で、どう行動するのが正解なのでしょうか。

避難所の方が危ないか

一番近い避難先はハザードマップ上、スレスレレッドゾーンが通っています

避難所の隣の建物レッドゾーン直撃です。

我が家イエローゾーンに入っています

ちなみに今回の土砂災害レッドゾーンを中心にイエローゾーンイエローゾーンじゃない家も被害にあっています

避難所が近い

避難所と家が100メートル程の距離です。

③他の避難所に行きにくい

近くの避難所が危ないなら他の避難所に行くとします。

しかし周辺の道路は、避難所が開設されるような雨量ならば間違いなく冠水してしまます

そして他の避難所もハザードマップ上だと安全ではありません。

山側の避難所は、土砂災害イエローゾーンに含まれています

から離れた避難所は、浸水想定区域に含まれています

実際、今回の雨で浸水した避難所がいくつかあります

どのように行動するのが安全なのだろうか。

2023-07-10

anond:20230708195412

追記言及ありがとう〜!

グリーンサムの「イエローブレッド

パンエスプレッソ「ムー」

・かまぱん「食パン

の3つをオススメさせてもらったブクマカです!

うそう、そのURLバッチリ合ってます!◯


少し補足を…

グリーンサム「イエローブレッド

バター感のある食パンということでおすすめさせてもらった。

ただ、皮の硬さはそんなにないのでトーストで!

パンエスプレッソ「ムー」

皮は薄いけど、焼いて食べると油分の多さからクリスピーな感じになるのと(かなり焦げやすいので注意)、とにかくバター感が強いのでおすすめさせてもらった。

中身がふわふわで甘みがある食パンなので、結構デニッシュとかブリオッシュに近いかもしれない…

・かまぱん「食パン

これは、パン自体バター感があるとか皮が硬めとかではない、ずっちりもっちり系の食パンなので、全然好みと違うかも。

ただ、生地が甘くないぶんバター塩味が超生きるのと、小麦の風味もすごくて焼くとカリッと感が出やすいので、

バタートーストにした時に「バター感、皮の旨味、カリッと感」が相まって塩パンを噛み締めたときのようなガシュっとジュワッと感があるのて、求めてる味になるんじゃないかなあと思って書いてみた!


どれもぴったりした回答ではなかったらごめんなさい!

一番近いのはグリーンサムかなあ。でももちょっと硬さや重さのあるものが好きそう。


あと解決策ではないんだけど

秋葉原にある「ヴェルデガーロ」がハードから食パン惣菜、甘い系までかなりこだわって多種作っているので、店長さんに聞いたら好みにピッタリのものがあるかも?

店長さん、自分は好きだけどなかなか天才肌っぽい雰囲気の方なので、質問して怒られちゃったらごめん!

最後に、京都パン情報いろいろメモさせてもらいました〜!ありがとう!!

2023-07-08

(追記)パンに詳しい増田たち助けてください(特にパンに関して)

(神戸増田を受けて追記) あえてケーキ屋のパンということなら、京都アッサンブラージュキモトで売っているパンも端正でバランスが取れており良いと思っている (下に主にケーキについての詳細有り、パンについても感想は割と被る)。回想に書いた店はもうパンは出さないだろう……



ここやここやここにパンに詳しい増田たちが集まっていると見込んで質問がある。

色々なところに必死に顔を出して済まない。

anond:20230707144742

anond:20230708152236

anond:20230709032032

マニアック申し訳ないのだが、こういう食パンはどこで食べられる?

東西どちらにも行けるんで、教えて欲しい。ずっと探している。

バターを効かせている

外側(みみ部分)も内側(白い部分)も、しっかりとバターの味がすると嬉しい。

出回っている食パンは、高級食パンを含めても、バター香りが立ってこないものが大多数だと思う。

・外側が分厚くてハード

外側が分厚くてハードだと嬉しい。

ただしフランスパンの外側のようなパリパリ感ではなく、しっかりバターを効かせているためにガリガリの重めの食感の外側が作られているような感じ。

・内側の生地が甘くなく、過度なもちもち志向でもなく、デニッシュ生地でもない

最近流行りと逆行しているのはわかっているが、こういうのが好みなんだ!

追記

多分増田が求めてるのに一番近いのは食パンじゃなくてデニッシュ パンドミいわゆる日本食パンにはバターは使わない

そう、なので自分が求めているのはマニアック食パンなんだよな。発酵バター香りが立ち、綺麗な四角に整形されたクラストが硬い食パンクラスト部分はバターを使っている影響で少しデニッシュ感を感じさせるものデニッシュよりバター量が少ないため硬くしっかりとしているような。一方であくま食パンフォーマットに留まっており、内側の白い部分はきめ細かく滑らかで、典型的デニッシュのように生地を織り込んだ形跡がない。そういう食パン

たま木亭

ありがとう京都ではあそこも美味しい。生地にもフィリングにも相当量の油分を使っている上で小麦粉をしっかり焼き上げている。しかボリュームに比して安い!日本惣菜パン最上クラスではないかと目している。

ル・ペールという店のタルトタタンフルーツケーキは他店には無いものだった

ル・ペール、寡聞にして存じ上げなかった。人生の中からあの味が消えてしまったという哀しさ、よくわかる。

京都市はパン消費量支出日本一だから、おいしいパン屋さんがたくさんあるよね。ちなみに2位は神戸

この辺は行ってぶらつく楽しみが多くて嬉しい。

普通ハードトーストの山型食パンでよいのかな? 甘くなくてデニッシュでもなくて。

それで大丈夫です!

上では綺麗に四角と書いたような気がしたが、金型に蓋を載せず山型に膨らませているようなタイプでも、こういう食パンがあるなら大歓迎です!!

パン

すみませんバターを使った塩パンは好きだが、求めているものとは違う。ハード系の店であっても、多くの場合、外側が薄いかふわっとして硬くない(パン外側の皮自体バターの美味しさを効かせているというより、中の生地に閉じ込めたバターを強調している)ケースが多いように思う。

ただ、複数の方が連想して下さっているようなので敢えて塩パンと関連させて言うならば、よく焼かれて皮が厚いタイプの塩パンの、オーブン天板と接触する面(下側)の、バターが効いてかつガリっと硬い感じを想像して欲しい。そこからさら食パン向けに洗練された感じの外側(みみ)を持つ、そういった感じの食パンを知っていれば教えてくれると嬉しい。

グリーンサムの「イエローブレッド」か、パンエスプレッソ「ムー」とか?いずれも皮ガリガリではないので、家でトーストして食べたら希望と近い食感になるかも。かまぱんの食パンバターのせたら近いかも。

b:id:tkggohan

ありがとうありがとう!!!それぞれここの店かい

食べに行くか取り寄せる!!!

聞いてみて本当に良かったよ。

https://greenthumb.tokyo/

https://www.bread-espresso.jp/

https://foodhub.shop-pro.jp/

ちなみに、

皆に紹介されているパン屋の中では、JR京都駅構内のル・プチメックが非常に行きやすいし美味いよ。是非寄って食べ歩いてみて欲しい。

あとは京都のアルチザナルも良かった記憶がある。アルチザナルを紹介した増田デニッシュ系が好きなようだが、自分ハード系の惣菜パンが好みだった。特にソーセージを使ったパンチーズパン。おそらくソーセージチーズにかなり拘っている。ソーセージは汁と油が溢れて香味が立ち、チーズ惣菜パンありがちな悪い癖がない味で香ばしい。あれは美味かった。

(追記) 東京おすすめありがとう。s.igarashiとブーランジェリー セイジアサクラは是非行ってみたい。期待大。

さらにちなみに、

京都繋がりだと、京都ケーキ屋では、パティスリータンドレスアッサンブラージュキモトが本当に美味い。皆美味いと思うらしく食べログでも日本で上位。

パティスリータンドレス上品優美な味で、特に複数の味を重ねて束ねる系のケーキが非常に美味いと思う。スパイス使いも上手い。寄りづらい立地だが、Twitterでその日のケーキ現在店頭に並んでいる数をアナウンスしている。

アッサンブラージュキモトはとにかく磨き抜かれた味がする。見た目も格調高く美しい現代ケーキシェフショコラティエでもあるのでチョコレート系が美味いが、それ以外も相当に洗練されている。こちらは比較的寄りやすい立地。

パンケーキの回想

なお、上記自分食パンの好みを形作った店は、フランス系の味のケーキ屋で、パンも一時期作っていた。そのパンの一つがこの食パン。その店ではフランス風パンドゥミと呼んでいた。ただ、この店、おそらく人手不足パンを出さなくなって久しかったところに、現在、店主のご都合で一時閉店中なので、店名は出さない。もう今後パンを出してくれることは無いだろう。

そこは、生菓子焼き菓子バタークリームをどっしり効かせた硬派な味が特徴で、長く続く人気店だった。いや菓子に硬派も何もあるかよと思うかもしれないが、行った人もネット上のレビューもそう評する。バターをしっかり効かせると菓子の味が重くなるんだけどそういう感じのイメージさら生地密度ふわふわ柔らかくなくずっしりしている。それでいて"バタ臭い""油っぽい"には陥らず、果物の酸味や、香辛料お酒や焦がしのフレーバーで、強いバランスを取っていた。

そんな感じだったもので、最近流行りの繊細な菓子という訳ではなかったが。デコレーションも凝っていなかったし。

ああ美味かったなあ……

2023-06-18

anond:20230618111107

ヒスパニックルフィ)、イエローゾロ)、ブラックウソップ)を違和感なく織り込めてるのでとりあえずリトルマーメイドみたいなことにはならんと思う

anond:20230617172609

一応真っ当に答えます

ザ・ドラえもんズ」の愛称もある、

22世紀の猫型ロボットドラえもんシリーズバリエーションを見ると、

オレンジイエローグリーンドラえもん存在します。

それらは一様に白を基調として各色に塗り分けられています

よって質問の回答としては、

白地に青が正解だと考えることが出来ます

2023-06-05

νガンダムバリエーション50種類をAIが考えた

Hi-νガンダム

νガンダムHWS(ヘビーウェポンシステム

νガンダムカスタム

νガンダムフィナーレバージョン

νガンダムVer.Ka

νガンダムエクスクルーシブ

νガンダムエキストラフィニッシュ

νガンダムカイ

νガンダムウェポンセット

νガンダムフルバーストモード

νガンダムシネティックバージョン

νガンダムナイトオブセブンス

νガンダムフルアーマー

νガンダムアサルトバスターキャノン

νガンダムアームドバスター

νガンダムヘビーウェポン

νガンダムハイパーバズーカ

νガンダムシュートラーレッグズ

νガンダムダブルフィンファンネル装備

νガンダムエクストラユニットセット

νガンダムスティールレビ

νガンダムフェンリス

νガンダムデザート

νガンダムグリーンベルト

νガンダムブルーダウン

νガンダムレッドラム

νガンダムイエローストライプ

νガンダムパープルフェザー

νガンダムシルバーブレード

νガンダムゴールドシャイン

νガンダムダークスター

νガンダムファイヤーボール

νガンダムアイスブレイク

νガンダムサンダーライト

νガンダムウィンドストーム

νガンダムスカイブルー

νガンダムマグマレッド

νガンダムサンライズイエロー

νガンダムミッドナイトブラック

νガンダムシャイニングホワイト

νガンダムフローズンブルー

νガンダムベルベットレッド

νガンダムシャドウグレイ

νガンダムライトニングイエロー

νガンダムブレイジングオレンジ

νガンダムクリムゾンレッド

νガンダムフォレストグリーン

νガンダムアクアブルー

νガンダムネオンパープル

νガンダムマットブラック

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 1/3


先日、不惑(forty years old)を迎えた。今では草臥れたおじさんだけれども、昔はサッカーが大好きで、自他ともに認めるサッカー馬鹿だった。

小学校から始めた。当時は、とにかくドリブルが大好きで、どんな形でもゴールを決めたら嬉しくて、勝っても負けても楽しかった。何も考えずにサッカーやってた。そんないい思い出もあるが、人生トータルでは辛い思い出の方が多い。

この日記は当時の個人情報でいっぱいだけど、俺はもういいよ。十分に生きたと思ってる。どうなってもいい。特定されても大したキズじゃない。クビになるのを恐れるような会社勤めでもない。

小学校中学高校も、部活一筋だった。中学時代にユースに誘われたことが一度だけあるが、自分は超一流にはなれないと何となくわかっていた。本当に才能がある奴は輝きが違う。自分サッカーを楽しめればそれでよかった。全国優勝とかには興味なかった。

高校は、京都府内にある名門校だった。懐かしい。思い出すにつれ、いい思い出と悪い思い出とが交錯するみたいになって、感傷的な気分になってくる。今はトニックウォーターを飲みながら書いてるけど、気分がいい。

それでさ、高校で補欠or正レギュラーに選ばれるようになったのは高二の秋以降だったんだが、最後の年になると1回戦から最後試合までフルで出場できた。国立競技場で戦えなかったのは残念だが、あの時の自分は輝いていたと思う。輝いていたのだ……。

大学は、とその前に、当日記は、いわゆる人生の落後者の振り返り日記になる。たまに、増田とかはてなブログでもそういうの投稿してる人いるだろ。自分もやってみようと思ったのだ。

俺という人間が落っこちきっかけは、大学だった。これから書く文章を要約すると、高校卒業後はスポーツ推薦(セレクション)で同志社大学に入った。そこでも、運や努力甲斐があって人並以上に活躍ができて、チアリーダー彼女ができて、学業も順調で、アルバイトも楽しくて、四回生になって、さあ就職活動だ、、、というところで人生の敗北を味わった。そこから転落していった。

俺より凄い奴なんて、世の中にはいくらでもいた。その一人が、当時の大阪大学サッカー部でキャプテンをやってる奴だった。以下アイツとしよう。

これがまた凄かった。価値観大人びていて、熱血漢で、スポーツは当然できて、面白い小話ができて、総合商社内定して、それで最後に、俺の彼女そいつに取られてしまった。あの時は、そりゃあキツかったよ。

俺がいい会社内定できていればもしや、という思いは当時あったがその線は薄いだろう。俺がアイツより優れていたのはサッカーだけだった。俺とアイツは、サッカーで対戦したことが一度だけある。高校時代に府大会でやり合った時、圧倒的な差で点をもぎ取って勝利を収めた。

ピッチ上で1on1にもなったが、俺の勝利歴然だった。見え見えの目線トラップに引っかかって、アイツは筋違いの方向に足を蹴り出した。それで、スルッと抜いてやった。高二の春季大会だったと思う。

大学以降は、リーグが違ったので対戦することはなかった(うちは一部で、阪大は二部)。しかし会場で見ることは稀にあった。

まあ、これから昔の日記を読みながら、ちょっとずつ書いていく。辛い思い出にはなるけど、他者から見たら参考になることがあるかもしれない。そう願っている。

今回、この日記を書こうと思った最初の切欠は、先日まで放送されていたアニメブルーロック』の影響だったりする。あれだけ見事なサッカーアニメを見せられて、つい昔を思い出してしまった。

今の自分は、アニメの後半で出てきた、サッカーを諦めた馬狼照英が自宅テレビサッカー試合を見ながら発泡酒を開けるシーンがあっただろ。まさに、あれだ。あれが今の自分なのだ契約社員で、ワンルームマンション暮らしで、あんまりお金がなくて、実家も太くないから帰るわけにもいかない。

それでも、人生一度くらいは筆を取ってみたい。思い立ったが吉日ということで、ちょっと書かせてもらう(4/27時点)。どれくらいかかるかな。三週間くらいか。みんな五千字は書いてるイメージがあるから、それ以上の文量でいくことにする。ほとんど大学生になってから体験記になる。



1. 高校大学に入ってから

 運のいい人間だった。サッカーというのは、誰でも想像はつくだろうが足を酷使する。高校時代全国大会活躍するような選手でも、ある時から怪我に悩まされてしまい、まともに練習ができなくなり、実力が落ちて試合に出してもらえなくなり、ハード練習をしてまた怪我を……といった悪循環に陥る選手が少なからずいる。実際、俺の同期の一人はそれでサッカーを辞めた。

 高校と違って、大学場合セレクションで入って部活を辞めても大学生をしていいのだが、律儀だったそいつは、出身高校に詫びを入れたうえで潔く退学していった。

 幸いにも、そういう怪我とは無縁だった。かといって、そこまで実力があるわけでもない。府のトレセンに選ばれた経験もない。選ばれかけたことは何度もあるらしいのだが。ポジションは……すまないが内緒でお願いしたい。フォワードみたいに目立つポジションじゃない。

 大学回生までは順調だったかな。部活毎日キツイけど成長している感覚があったし、トレーニングメニューとか選びやすかったし、アルバイトも始めた(木屋町居酒屋だった。どんがまと、さざんか亭と、あとはジャンカラでも働いたっけ)。

 本当に順調だった。学生生活は楽しかった。サッカーの腕前も上がって、二回生秋季にはベンチ入りして、三回生になる頃にはスタメンが基本だった。関西サッカー一部リーグ活躍してる大学生、といえば聞こえはいいけど、実際、精神的にはそんじょそこら学生と一緒のレベルだった。

 練習中に調子に乗ることはあったし、アルバイト先で後輩にマウント取ることもあったし、体育会の悪い連中に至っては、女遊びに夢中になって、今だと警察沙汰逮捕されてニュースになるようなこともやっていた(俺は無縁とは言わないが、断じて犯罪は冒していない。むしろ、やりかけた先輩も後輩も止めていた)。

 勉強部活もマジメにやったつもりだ。普通大学生だった。でも、三回生の夏前だったかな、幸せ大学生になったのだ。

 関西地区での試合だと、応援団チアリーダー部がやって来ることが稀にあった。本当に稀だったけど。それで、ある交流試合だったんだが、その日は調子がよくて活躍できた。敵味方の動きを読んだポジショニング完璧だったし、要所要所で相手ドリブルカットして、俺が蹴り上げたボールセンターラインを飛び越えて味方のところにドンピシャで飛んで行った。ただ、ゴールを決めることは叶わなかった。ゴールを決めるポジションじゃないので、どうしようもないのだが。

 試合が終わった後で、帰りのバスを待つ最中チアの子達とちょっとした話になったんだが、その時にメアド(※TwitterLINEは当時ない。GREEmixi黎明期だった)を交換した女の子がいた。

 その子(千亜子とする)の見た目は、そりゃあ可愛かったけど、英語が話せるところとか、知的なところとか、お酒に酔ったら暴れがちなところとか、某飲食チェーン店花形店員だったのとか、品のあるところがよかった。性格は明るかったりドライだったり、区別が難しかったな。演技するタイプだった。

 体型は普通だった。ふくよかとか、細いとかは何ともいえない。胸はそれなり。好みのタイプではあった。オムライスとか作るのうまいし、たまに唐突に泣き出したりする。

 千亜子は、恋愛積極的な方だった。デートではよく手を繋いだ。セックスの相性はよかったと思う。最中はよく緊張してたけど、段々と気分が乗ってきて、いろんなことを言ったり、やったりしてくれた。

 交際期間は、三回生の秋から一年と少しだった。まあ、平凡なカップルだったと思う。喧嘩とかもなくて。終わりはあっけなかった(最後のあたりに後述)。単位をほぼ取り終えて、学生生活最後満喫してる一月頃に遠回しな言葉でフラれてしまった。



2. キャプテン君のこと

 三回生の秋頃だった。ある男子学生と知り合った。阪大サッカー部でキャプテンをしていた。上で説明した『アイツ』のことだが、さすがに失礼なので以後はキャプテン君とする。彼とはリーグこそ違えど、顔を合わせる機会はたまにあった。といっても、こちからしかけることはなく、せいぜいすれ違ったり、試合を遠目で見たりする程度だった。

 それで、ある時に知ったのだが、そのキャプテン君は、千亜子と同じアルバイト先だった。二回生の時に同時にその飲食店に入って、それから一緒に働いていたらしい。

 俺がそのキャプテン君と千亜子が一緒にしゃべっているのを見たのは、ある試合場での一度きりだった。まあ、普通アルバイト友達みたいな感じだったな。千亜子マイミク繋がりで、俺のアカウントにもキャプテン君の情報が表示されていた。

 ところで、キャプテン君の試合風景だが、圧倒的闘志でもってプレーするスタイルだった。反則スレスレチャージは当たり前であり、プッシング(相手を押す)やトリッピング(相手を蹴る)も恐れなかった。本人がどんなつもりなのかはわからないが、とにかく闘志が凄かった。

 ただ、残念ながら……実力が足りなかった。キャプテン君は反則っぽいプレーをするにしても、審判からするとモロバレの位置取りで、かつ見えるようにやっていた。相手身体に触れることで反則を取られていた。あれではダメだ。

(注)

サッカーでどこまで相手接触してよいかだが、概ね次の三点に要約できる。サッカー試合を見ることがあれば意識するのも面白い

自分から接触するのは、肩だけで押す行為に限って可。腕や手や足はダメ

自分から触れない不可抗力とみなされた場合は、相手接触しても反則にならない。。

ボールを狙った行為でも、真後ろからスライディングなどは危険行為とされる。

 そのうえキャプテン君は、まともなプレーについても大学レベルに達してなかった。いや、そこらの高校生に比べると遥かにうまいが、大学サッカー活躍できるレベルにはないという意味だ。

 当時の阪大は、関西二部リーグと三部リーグを行ったりきたりだったと思う。大学練習設備もおそらく不十分であり、練習時間だって他の部活と融通を効かせてやっているようだった。そんな環境だし、受験勉強サッカーも一流の選手なんて、そうそういるはずもない。

 キャプテン君の試合最後に見たのは大学四年の時だった(リーグが違うと試合を観る機会がほぼない)。相手選手と1対1になってる時に、ボールを取るために肩をぶつけに行っていた。右足でボールを手繰り寄せようとしたらしいが、相手ふくらはぎを蹴ったうえ、身体をぶつけて吹き飛ばしていた。わざとか……? と思ったが、それにしては迷いがなかった。

 レッドカードと思いきや、イエローで済んでいた。が、その十分後にはまた相手の足を狙ったスライディングをかまししまい、さらイエローを食らって……しょっぱい試合になった。

 当時、俺はある意味キャプテン君を尊敬していた。これまで俺がいたサッカー部で、あそこまで勝利にこだわる人間を見たことがないからだ。下手ではあったが、精一杯にボールを取りに行って、仲間に檄を飛ばして、試合を終始いいムードにしようとする。

 ある時などは、試合が終わった直後の屋外ミーティングだったと思うのだが、別の選手試合場の壁に押し付けて怒号を発していた。「俺らは本気になる力が足りとらん。もっと自分を主張せんと!!」みたいな要旨だった。

 人に対して、ここまで熱くなれるヤツを見たことがなかった。中学でも高校でも大学でも、ここまで自分言葉自己主張できるヤツはいなかった。キャプテン君は、俺の心に爪痕を残していた。

 続き

 https://anond.hatelabo.jp/20230526212235

2023-04-30

「私は無実です」って言いたいのはわかるけど「アイムホワイト!」は流石にイエローだと思うの

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