はてなキーワード: 「東京」とは
普段さんざん日本は女性差別の国、男尊女卑の国、日本人は差別主義者みたいなことをいってるid:aquatofanaが脊髄反射で「大阪モー!」ってやってる
彼女にとって「日本」「日本人」は自分と切り離せるけど「東京」はそうはいかないんだろう
東京以外の地方に全てを押し付けて「東京」だけは特別だと思ってるのは東アジアの中で日本だけが特別と思ってるネトウヨのようで面白い
同じくid:Arturo_Uiも脊髄反射で「地方モー!」だ
この増田を読んでなるほどー、面白い視点だと思ったんだけど、トラバやブコメ見ていると否定したい人も居るみたい
これが例えば「日本」だったら同じ反応をするんだろうか?
「日本死ね」に対して日本を擁護する側の人達なんだろうか?つまり・・・右翼の人達?
でもブクマカを見てると、どうもそうじゃない人も居そうなんだよね
何で?
「東京は男尊女卑の土地だ」と言われた時だけ否定するのは、その人が都民や東京で働く人なら(つまり日本内部であり東京内部の人なら)単純に、変じゃない?
どちらも似たような命題で、範囲が変わってるだけだよね、仮に「自分が属する場所に対する否定的な命題は肯定する」というルールなら、両方肯定するはず
でもそうならない、「日本」は擁護したくならず、「東京」は擁護したくなるのだとしたら、それってどういうモチベーションってなんだ???
「自分は日本人だが、その中でも善良な「東京」の人間なのだ」という感じで「日本」ではなく「東京」にアイデンティティを持つ人なら
日本SUGEEEを否定して、東京SUGEEEを肯定する、いわば日本サヨ東京ウヨみたいな立場もありうる、か?
うーん、どうなんだろう・・・・できれば当事者の自己意識ではどういうモチベーションになっているのか、聞きたさがある
既に指摘されてるけど、「他の地域も~~」って、他の地域が男尊女卑の土地だったら東京は男尊女卑の土地ではない、ってなる訳なくない?
例えば「九州は男尊女卑の土地」に対して「他の地域も男尊女卑の土地だ」って反論になってる?
同等の地域が10や20もあるなら「特別男尊女卑の土地とは言えない」と言えるかもしれないけど、2つや3つくらいなら、1位~3位をただ並べたてただけだよね?
統計を見ても、何故か反論としてトラバで出されたこのページでは東京の駅がトップ層を結構な割合で占めてる
https://toyokeizai.net/articles/-/329606?page=2
ここまで結果が出ている東京が「男尊女卑の土地が~」と言われないのだとしたら、逆に九州が「男尊女卑の土地が~」と言われるためには
・「他の地域も~~」と言われない位、完全に他を引き離して男尊女卑である
・統計データ上、1位であるだけでなく、ランキング15位以内に他の地域が殆ど入らないほど、完全なトップである
位の条件は満たしてないと、理屈に合わないんじゃない?今、統計データがあるかどうかすら怪しい状況だと思うんだけど・・・・
で、そこまでして東京を擁護したい?全然モチベーションが分からない、そもそも東京を擁護する必要自体が無くない?どういう欲求なの?
「まーたフェミニスト/社会学者か」とか「フェミニスト/社会学者は自浄作用がない」みたいな雑なカテゴライズをして叩く、こんなの不毛でしょ。
で、それを指摘する人の中にももしかしたら「男」「女」「フェミニスト」「オタク」「地方」「東京」「公立」「レズビアン」「ゲイ」「バイ」「トランス」「ロリコン」「リベラル」「ネトウヨ」に対しては同じ事をしてるかもしれない。
あなたは自分が属する属性に対して自浄作用を果たした事が有るんですか?それはどの程度の効果を上げて、その成果でその属性はどの程度今綺麗なんですか?
自浄作用の有る集団なんてほぼ無いでしょ、元々そんな義務無いんだから。
もう止めにしません?他の集団に自浄作用を求めたり、属性でカテゴライズして叩いたりするの、不毛だし、自分がされる側に成ったら批判するでしょ、矛盾してる。
「男」「女」「フェミニスト」「オタク」「地方」「東京」「公立」「レズビアン」「ゲイ」「バイ」「トランス」「ロリコン」「リベラル」「ネトウヨ」エトセトラエトセトラ、属性で叩くの、止めましょう?
これはどの党派性にも依らない、平等な提案の筈。「男」でも「女」でも、その他どの対立するグループにもどちらか一方に味方してる訳じゃなくて、どちらにも利益の有る話をしている。
勿論例えば「男」で一括りに出来なくなればフェミニズムの一部は困難になる、でもそれは飽くまで一部だし、元々論理的に正しくなかった不当な部分を排除するだけだ。
「男」と一括りに言っても様々な人が居る、強者も居れば弱者も居る、その特権にしても一様では無い、男女間の経済的な格差にしても男性側の恩恵に与れない人も当然居る。
それを「男」で一括りにするのは単純に誤っているし、そんな事をしなくてもマクロな統計的なデータを見て男女間の格差を議論する事は出来る。
上はフェミニズムを例にしたけど、反フェミとか反リベラルとか反社会学者とかも同じだ。属性で括ると、元々多様なその集団を不当に単純化して、論理的に間違った結論を出してしまう。
自浄作用にしたって、同じ属性だろうと所詮他人なんだから、そんな義務無いんだよ。
取引みたいな物だと思って貰えば良い。
おかしな主張をしているフェミニストや社会学者が居たとして、それを「他のフェミニストや社会学者が批判するべきだ」と思ったとしても我慢する、それは苦しいかもしれないけど、
逆に差別的な男性やオタクが居た時に、他の男性やオタクはそれを無視しても構わない。「他の男性は批判すべき」とか「オタクとして批判すべき」とか言われる必要は無い。
逆も同様、
差別的な男性やオタクが居た時に、他の男性やオタクがそれに反応しない事をあなたは卑怯だと思うかもしれないが、そうではない。
代わりに差別的な女性やフェミニスト等が居た時に、あなたもそれに反応しなくても済む。
それで良くないか?これはどっちにとっても有利な部分も不利な部分もある、イーブンな取引で、元々論理的に考えれば正しい選択でも有る。
逆に、自分は自浄作用を発揮するつもりがないのに他人に求めるのは、代金を払わずに商品を受け取ろうとする様なものだ。
勿論「自分は自浄作用を発揮するから、他人にも求めるつもりだ」と言っても良い。でも冷静になって考えてみて、あなたは一体どの位属性を持ってると思ってるの?
その全部の属性について責任をもって自浄作用を発揮するつもり?出来ると思ってるなら「馬鹿」の集団にも自浄作用を発揮しないといけなくなるからもっと大変になるよ。飯食ってる暇も無い。
元々無理なんだよ。
「自浄作用を発揮するべき集団と、しなくてもいい集団が有る」と言い張るかもしれないが、それを分ける基準を本当に論理的に明確に出来る?
その基準が(例えば「男」と「女」のどちらかだけ義務が有るような)あなたにとって都合が良い基準に取れると思ってるなら甘すぎる、結局どこかで自分にとって都合の良くない部分を呑まざるを得ない。
この程度の簡単な話を中学生位で通過していないなら、元々あなたは考える事にそれほど向いていないし、他人に何かを求める前に自分の事を考えてみるべきだ、考え損なってる事が大量にある筈だし、それを考えずに他人に何かを求めるのは倫理的におかしな事でもある筈だから。
それと同じで、東京も「東京」としての仲間意識はあんまないよって話。
例えば俺は中央線文化圏が長いけど、東急線文化圏に対してはスカしやがってと思うし、中央線嫌いな人からはサブカルくせえ社会不適合者共がって思われてるのも知っている。
関東人って、「関東」という括りで一体感やアイデンティティを持つことってほとんどないと思う。「首都圏」とかも同様。
同じ関東でも、東京と神奈川と千葉と埼玉と茨城ではそれぞれ別個の帰属意識を持っている。
さらに東京は規模がでかすぎるので「東京」という単位ではなくもっと細かい単位での帰属意識になっている。
その単位はあまりはっきりしたものはないけど、城東/城西とか、中央線民/東急線民/ほか沿線ごととか、区単位とか、街(駅)単位とか、いろいろある。
そういう細かい区分けでそれぞれが「自分はxx民」という感覚をユルく持ってる感じなので、「関東」でまとまって「関西」と対峙するみたいな意識にはあまりならないと思う。
https://blog.tinect.jp/?p=80847
この作品集の登場人物たちには「東京をやっていこうとしている」という言葉がよく似合う。彼らには「東京」への過剰適応、いや、「東京」への依存というべき性質がみてとれる。それで自分自身を救おうと頑張っているのに、実際には足元をすくわれている。
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20230307/1678181885
そうしたわけで『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』には、自分の物語を生きている主人公がいないようにもみえる。主人公たちは、他人のことをよく見ていて、他人を見上げたり見下したりしている。自分自身のことも冷ややかに見ている……ようにみえるが、実際のところ、この登場人物たちは自分自身が本当に欲しいものがなんなのか、目星がつけられていないようにもみえる。「東京」をやっていく能力や背景が足りなかったのが表向きの躓きにみえて、実のところ、自分の物語、自分の執着についてこの人たちは把握できていないのではないだろうか。その結果として、東京という物語に人生を乗っ取られたマリオネットのように欲しがり、行動してしまう。
https://amamako.hateblo.jp/entry/2022/01/28/195109
そしてそうであるがゆえに、「正しさ」を求めてフォロワー数という神を信じる行為が、むしろその神に振り回され、「自分がどうあればいいのかわからない」という不安を生み出し、そしてその不安を解消するためにさらにフォロワー数という神にすがるという、負のスパイラルが生まれるのです。つまり、構造的に「フォロワー数」というバイオモドキ神は、その神にすがる限り、メンタルを悪化させ、「メンヘラ化」を促進してしまうわけです。
https://note.com/sizes/n/n3a481a971253
我々が求めていたものは一体なんだったのか?と考える。作業窓だったはずのDiscordで陰口を叩き合うこと?「#絵師進化録2022」をミュートワードに設定しながらいそいそとクロッキーを始めること?切磋琢磨していたはずの相互の絵描きが抜け駆けして、いつの間にかリムーブされること?とてもそんなふうには思えない。人生は有限で、他者に捧げれば縮減する。どれだけの人間が、あなたの人生を略奪していったのか?
東京、配信者、絵描き、題材は違うが、似たものを論じている記事を読んだ。
何かしらの成功に憧れた結果、心身をすり減らしてしまう。そんな人たちに向けた警句でもあり、救いの手でもあるのだろう。
自分も、ツイッターでそういった人をしばしば見るし、(紹介した記事ほど上手く言語化はできないけど)似たようなことを考える。それで、老婆心からつい声をかけたいなあと思う。基本ROM専で特に接点もないからしないけど。
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190222/1550830348
それでも、人間の行動・発達・人生には多かれ少なかれの寄り道があってもおかしくないはずですし、症例として事例化すべき人と、症例未満のものとして目をつむるべき人の境目はつねに曖昧であるはずではないか、と私は考えています。
ただ、上の記事が言うように、多くの人間はある程度そういう所があるんだとも思う。
例えば、昔は陽キャ&リア充って感じのサッカー少年、そして今は自立した立派なサラリーマンをやっている順風満帆そうな人を想像してみてほしい。
そんな彼だって、東京でSAPIXがどうとか言って受験戦争をする者の如く強いサッカークラブに憧れたり、フォロワー数を伸ばすために色んなことをする超てんちゃんの如く練習法を変えたり、さいとうなおきやディープブリザードの言葉を聞く絵描きの如く有名選手のインタビューを見たりしていたのかもしれない。また、社会人になっても、周りの社員にサッカー少年時代のようなコンプレックスを感じるときはあるかもしれない。
https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190217/1550390275
その一方で、実際にバカッター案件となるような炎上を起こしている学生は非常に少ない。たとえ年間10人やそこらの若者がバカッター案件をやらかしたとしても、それは1000万人のなかの10人程度のことである。交通事故のリスクに比べると、バカッター当事者になるリスクはずっと低い。
多分、僕たちが思ってるよりインターネットで身を崩す人はずっと少なくて、みんな適量用法を守って嫉妬や渇望に付き合っていると思う。
でも、そうじゃない人のためにこういう記事があるべきとも思う。
ド田舎でフルテンでギターかき鳴らしてたら「答え」はここにあったんじゃないかって思った。
田舎は給料安いらしいけど、欲しいもののために金が必要なんであって金そのものが必要な訳じゃないしな。
西東京の郊外には絶叫できる道だってありゃしないね。家ばっか建ちやがってよ。
図書館も美術館も興味ない。ライブとかも行かない。欲しいものはネットで買える。どうしても現物見たきゃその時だけちょっと足を伸ばせばいい。
でもちょいと電車に揺られて都心をフラフラ歩き回るのは楽しいんだよなあ。神保町界隈やアキバから上野にかけてをフラフラ歩き回ってると、くるりやフジファブリックが歌ってる「東京」ってこういう事なんかなあって思う。
夜通しフラフラして始発で帰る時、早くから出勤の会社員もいれば学生だかフリーターだか分からんおれみたいなのもいる。疎外感だったり、寝ぼけてるのと浮かれてるので薄まった焦燥感だったりはあるけど、ウチん中で一晩中悶々としてる時よりは心地良い。
ネットの皆様が大好きな文化がどうのとかはどうだっていい。おれが歩き回ってて楽しいかどうかが全て。
現実逃避にとりとめもない事考えたりボーっと音楽聴いたりしながらフラフラ歩き回ってる時が後になって案外強く思い出に残るんだよなあ。