はてなキーワード: 3冠馬とは
そこから3頭の三冠馬対決で史上初の9冠馬アーモンドアイに負けるところまではまだまだ誰も強さを疑ってなかった
まあ、アーモンドアイだもんね、みたいなね
でも大阪杯で負けて連敗となってからはケチがつき始め、宝塚記念に出なかったことで評価は「史上最弱の三冠馬」とまで言われることに
天皇賞で三歳馬に負けるのも、ああ、やはりこの世代は本当に強くないんだ、って思わせた
でも、この三連敗は伏線だったよね
三冠後苦労したからこそ、最後のジャパンカップで勝ってすべてが報われた、って見えるんだよね
本当はアーモンドアイに勝って、そこからも絶対的な王者であるコントレイルが見たかった
でもそんな絶対王者よりも、苦労して苦労して、最後に報われる馬のほうが、なんか、泥臭くていいじゃないか
シンボリルドルフやディープインパクトみたいな絶対王者になれなくとも、トウカイテイオーみたいなドラマチックな馬になったと思う
来週の話なのだが、日本競馬史上、おそらく最初で最後の頂上決戦が行われる。
「頂上」決戦というのは、3頭のとんでもなく強い馬が、初めて対戦するからだ。まずはその馬たちを紹介しよう。
アーモンドアイ:2018年の牝馬3冠馬。G1を8回勝つという、ディープインパクトやテイエムオペラオーですらなしえなかった金字塔を打ち立てたとんでもない馬。この馬と同世代の牝馬は不運であったが、その馬たちも後にG1を勝ちまくっている。これが引退レース。騎手はルメール。
コントレイル:2020年の牡馬3冠馬。まだ負けたことがない。菊花賞では直線で初めて他馬に並ばれるが、並ばれども絶対に抜かせないオーラを感じさせた。騎手は福永。
デアリングタクト:2020年の牝馬3冠馬。まだ負けたことがない。どんな馬場、レースになっても圧倒的な力を見せつける姿は、2年前のアーモンドアイを彷彿とさせる。騎手は松山。
という感じで、日本競馬を3年間牛耳って、未だ衰えのない(先日、天皇賞というG1を勝った)アーモンドアイに、2頭の若き無敗馬がチャレンジするというストーリー。
本題はここからなのだが、これを例えようとすると、なかなかうまい例が見当たらないのだ。日本競馬界においてはトップホースや無敗馬が激突するということはあまりなく、過去のレースでは例えられない(無敗トウカイテイオーVS古馬チャンピオンのメジロマックイーンという30年ぐらい前のレースはあったが)。
いわゆる「ぼくのかんがえた最強レース」が実現した例であり、なかなか現実世界で例えるのは難しいかもしれないなと思っている。馬場VS猪木が近いかもしれないが。