はてなキーワード: 麻生首相とは
さて、国政選挙編。
http://anond.hatelabo.jp/20090725024708
http://anond.hatelabo.jp/20090726002306
このエントリ↑の続きです。
俺は、上記のエントリからも予想がつくと思うが、国政選挙では、小泉流の構造改革路線を支持した。公共事業をガンガン削れ。既得権益を完全に打破すべきだ。自民党をぶっ壊す。この言葉を俺は、断然支持した。これで日本が良くなる。脂ぎったオヤジたちは、消滅はしないが、間違いなく勢力は弱くなる。日本の赤字状況も改善されるはずだ。公共事業に依存するのは、一種のパターナリズムだ。それよりも、自発的起業体制を整えるべきだ。労働者派遣など、行き過ぎた面もあると思ったが、痛みを伴う改革である以上、一時的にはやむを得ないと思った。
安倍首相の下で参議院選挙が行われたとき、俺は、悩んだ。小泉流を継承する経済政策については、安倍晋三を支持できる。しかし、「美しい国」のフレーズの下、前面に提示してくる保守的価値観には合わない。価値を国家という装置によって押し付けようとする姿勢に嫌気がさした。価値は家族や地域、コミュニケーションなどの空間で形成されるべきであって、国家が押し付けるべきではない。価値の多様性、多元性を認めるべきだ、というのが俺の立場だ。
この時の選挙で、民主党は、公共事業の拡大による景気対策を主張した。これは昔の自民党と変わらない。脂っこいオヤジたちの世界だ。民主党案では、国の財政状況を改善できるのか、と。
昔からの自分の政治信念を優先させるならば、自民党。しかし、価値の押し付けには反発がある。悩んだ末、俺は、批判票として、共産党候補に入れた。結果は、自民党の大敗、民主躍進。民主党の政策には、賛意を示す点もあるが、構造改革路線を批判した点には賛成できなかった。
結局、自民党も、構造改革路線からの後退を始めた。このとき、自分が支持する政党がなくなった。精神的、価値的な次元では、多様性、自由を容認すべき。経済については、選挙の足を引っ張り、既得権益をむさぼる利権団体をぶち壊し、財政再建に取り組む。自分の立場は、ここなのに。決して異常な立場ではない、と思っているのに。
このエントリ(→http://anond.hatelabo.jp/20090726011213)にも多少関係のある話ですが、自分の立場は、保守、リベラルという枠組みで自己規定することができない、という自覚はある。上記のエントリは、おそらくアメリカの共和党と民主党の対比をモデルとした保守、リベラルの対比だと思う。特徴的な人物と言えば、共和党がレーガンで、民主党がリンドン・ジョンソン、かな。
このような枠組みに、自分は当てはまらない。政治理論に関する文献は、大学の時にかじっただけであんまり詳しいわけではないが、自分は、典型的な保守でもないし、典型的なリベラルでもない。自分の立ち位置がわからない。こういうのは、変なのかな。
自分の考え方の奥にある話。なぜ公共事業が無駄、と思われるのか。
一言で言うと、役に立ったと実感できないから、だと思う。橋を造る、道路を整備する、としても、すでに現状に特に不満がないならば、役に立つ実感を得ることができない。
例えば、3年ほど前、とある県のとある県庁所在地に住んでいる20代後半男性の「俺」の実家から徒歩10分ほどのところに、新しい橋が建設されました。橋を渡ったところに大型の買い物施設があるわけではありません。近隣住民は、通常の生活をしている限りではあんまり使いません。自動車を利用する人たちも確かに以前よりは便利になったと思いますが、以前も不便で不満だらけだった、というわけではありません。もちろん、トラック運送業者の方々など、自動車運転を専門としている方はどう思っているのかはわかりません。だけど、日常生活で自動車を使うレベルの人間では、過去の状態に不満があったわけではない。
つまり、20世紀後半に自民党が色々開発してくれたおかげで、ある程度、生活基盤が整備されているわけです。新たに道路や橋を造っても、確かに便利になったといえばそうだけど、別に以前の状態に不満があったわけでもないのです。公共事業の成果を実感できない。だから道路、箱モノを造る公共事業が無駄、と思われるのです。
裏を返すと、役に立つ、と実感できる公共事業を実施すれば、支持を集めることができる。
例えば、名古屋の天守閣工事。詳しくは、このエントリを参照→http://anond.hatelabo.jp/20090726163635
名古屋在住ではないのでわかりませんが、名古屋市民が役に立ったと実感できるならば、有益な公共事業だと思います。
そして、今、現在。
自民党の政策は、箱モノ行政から脱却できていない。生活者レベルで役に立ったという実感がないのに、公共事業の投下。だから、利益を与える代わりに票を得るという構造だ、既得権益だ、と批判の対象となる。麻生首相は大型公共事業を実行したが、あくまで目的は景気対策。生活者の利便性の向上、ではない。だから、特定集団の支持(=業界団体の票)しか集められない。公共事業を遂行しようとするならば、生活利便性の向上以上の正当化根拠が必要だと思う。
では、民主党はどうか。箱モノ行政を支持する人たちは、相対的には自民党よりも少ないが、民主党内部にも、存在している。あくまで私が書いた最初のエントリは、とある県のとある県庁所在地の話なのです。とある県のとある県庁所在地の民主党系の市長は、箱モノ行政体質を改善して、赤字財政をなんとか立て直している、というだけ。
だから、民主党政権になったら箱モノ行政を改善する、という期待感はあるが、実際のところは不明。予算の組み替えは、現実路線なんかに走らずに突っ切れるならば、凄い。高速道路の凍結も断固として実現できるならば、凄い。だが、実施できるのかという面は不安。
道路や箱モノよりも、医療や教育にお金を回すべきだという民主党の方向性自体には賛成できる。民主党政権が誕生した場合、戦後の日本が形成してきた社会システムをどれだけぶちこわすことができるのか、は個人的に注目している。また、民主党案では、財政赤字の解消ができるか不安。ま、これは自民党案でも同じだけど。プライマリーバランスの問題はどこに消えたの?
今の自民党の迷走を招いたのは、おそらく、安倍晋三がバカだったからだと思う。
小泉さんは「痛みを伴う改革」と言った。ある程度の「痛み」は織り込み済みなんだ、と。小泉が選挙で圧勝した以上は、国民は「痛み」を共有すべきだ、と思った。だから、安倍が惨敗した参院選の結果に、俺は、国民のわがままさを感じた。かく言う俺も、安倍晋三を支持しなかったんだけど。
小泉改革への批判と受け止められているが、俺は、安倍晋三の選挙対策がバカだったから、と思う。小沢さんが「国民の生活が第一」と、生活者レベルの問題、さっきの自分の言葉でいえば、役に立ったかどうかという実感を改善すると訴えたのに対し、安倍ちゃんは、「美しい国」。イデオロギーには、やはり信者しかついていけない。イデオロギーを前面に出せば、神々の争い、世界観闘争を生み易く、反発も招く。しかも、安倍ちゃんの場合、バカ右翼と同レベルで、歴史的検証を欠いている。こういうこと書くと、お前はサヨクか、と思われるけど、俺は福島瑞穂の憲法観もカスだと思っているからね。私はやや特殊な立場です。
憲法改正よりも、生活レベルの改善。イデオロギーよりも、景気や、雇用を争点化した方が支持が集まる。これに着眼した小沢さんは、参院選で大勝利。自分は支持しなかったけど、選挙対策能力の高さはさすが、と思った。
イデオロギーを前面に出さず、小泉さんの後継者として政治改革、経済政策を実行していればよかったんですよ。結局、それがわからなかった安倍ちゃんは、保守観丸出しのイデオロギーを表明し、反発を招いた。その後の自民党の顛末は見ての通り。福田、麻生と続き、小泉改革を揺り戻す。昔の自民党に戻ったといわれても仕方がない。
選挙というのは単一の争点で戦うものではないが、経済政策に関しては自民党は行き詰まりを示しているんじゃないかなーと思う。自民党政権で恩恵を受ける人が特定化、特権化され過ぎていて、国民の一部にしか恩恵が受けられない。恩恵を受けない人にとっては、なぜ恩恵を受ける特別な業界があるのか、という理由が欲しい。なのに、その理由は、もうすでに賞味期限切れ。
id:sorarisu0088が以下のキーワードを編集しています。編集に一定の偏向が見られ、コメントが決め付け、罵倒、論理のすり替えになっています。まっとうな議論ができる人物とは思えません。
- *パチンコ愛好者の特徴として語られること(一般社会における認識の例)
- ・喫煙者(それもヘビースモーカー)
- ・アルコール中毒者
- ・乗用車は改造を施し、周囲に迷惑をかけるような騒音を撒き散らす
- ・低所得
- ・低学歴
- ・低脳
- ・職業は土方、配管工、産業廃棄物処理業者、暴力団など
- ・金遣いが荒く、禁治産者が多い
- ・髪は染めるか脱色している
…
# sorarisu0088sorarisu0088 2009/07/21 18:03 理由も根拠も一切示さずに内容を削除するところをみると、図星をつかれたパチンカスなんですかね?あなたは>shichainayo01010101
http://d.hatena.ne.jp/keywordlog?klid=1095639
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%d1%a5%c1%a5%f3%a5%ab%a5%b9?kid=262694
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%d1%a5%c1%a5%f3%a5%ab%a5%b9?kid=262694&mode=edit
左翼、共産主義者、同和、特定アジア寄り、民主党、社民党、共産党支持の姿勢が顕著である。
* 偏向報道の巣窟
2009年3月4日、民主党の小沢一郎代表の第一公設秘書である大久保隆規が西松建設からの違法な政治献金を受けた容疑で逮捕された事件を特集したが、居並ぶコメンテーター(鳥越俊太郎、森永卓郎、落合恵子など)が全員民主党を擁護する発言をし(森永卓郎は、麻生首相が東京地検特捜部に指揮権を発動して捜査を止めさせるべきだと発言した)、日本国憲法で定められた三権分立をないがしろにし、放送法の不偏不党の精神を蹂躙するかのような偏向報道で物議をかもした。
# sorarisu0088sorarisu0088 2009/07/21 17:59 サヨクの皆さんの編集を見ると、見事にサヨクに都合の悪い箇所だけを削除しておられますね。事実は事実ですから隠蔽できませんよ?>Wallerstein
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b9%a1%bc%a5%d1%a1%bc%a5%e2%a1%bc%a5%cb%a5%f3%a5%b0?kid=63206
http://d.hatena.ne.jp/keywordlog?klid=1095635
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b9%a1%bc%a5%d1%a1%bc%a5%e2%a1%bc%a5%cb%a5%f3%a5%b0?kid=63206&mode=edit
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b7%a5%ca?kid=262328
http://d.hatena.ne.jp/keywordlog?klid=1095628
エセ右翼とは、愛国者であるふりをして、その実日本と日本人の利益を毀損する存在を揶揄した言葉である。
街宣車などで民衆を威圧したり、暴力的な言動をして、本物の愛国者の活動を間接的に妨害する。暴力団が背景にあることが多く、在日朝鮮人も構成員に多いことが特徴。
真の愛国者からは毛嫌いされている。
# zeroeszeroes 2009/07/19 19:55 内容に根拠が乏しい。
# sorarisu0088sorarisu0088 2009/07/21 17:45 あなたの根拠も内容が乏しい。よって認めない。>zeroes
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a8%a5%bb%b1%a6%cd%e3?kid=270872
http://d.hatena.ne.jp/keywordlog?klid=1095625
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a8%a5%bb%b1%a6%cd%e3?kid=270872&mode=edit
麻生首相はまずは景気対策だと主張している。しかしちょっと待って欲しい。まずは景気対策だと主張するには早計に過ぎないか。
麻生首相の真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
例えば民主党からは日本は日本人だけのものではないと主張するような声もある。
思い出してほしい、過去にも何度も麻生首相は民主党の叫びを無視している。
麻生首相は民主党の日本は日本人だけのものではないという主張を間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。
確かに民主党には売国推進という問題もある。だが、心配のしすぎではないか。
麻生首相の主張は一見一理あるように聞こえる。
しかし、だからといって本当に麻生首相はまずは景気対策だと主張できるのであろうか。
それはいかがなものか。的はずれというほかない。
事の本質はそうではない。その前にすべきことがあるのではないか。
麻生首相は、未来を担う一員として責任があることを忘れてはならない。
麻生首相の主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。
麻生首相に疑問を抱くのは私だけだろうか。
まずは景気対策だと主張したことに対しては民主党の反発が予想される。日本は日本人だけのものではないという主張を支持する声も聞かれなくもない。
麻生首相もそれは望んでいないはず。しかし麻生首相は党内基盤が脆弱である。
そのような解釈も成り立つだろうね。マスコミの実態を知らなければ。
かいつまむと、視聴者に受けるニュースは、不安感を煽るようなニュースなんだよ。
嘘はいけないが、本当のことも言わないような、マスコミ特有のMAD映像を流し、不安感を煽る。
不安感を煽るというと、自然と反日的な思想になるわな。だから、自民を叩いてる。
トラバ元にもあるように、マスコミ関係者で本気で反日思想な奴なんて少ないよ。そこは誤解ないようにな。
そうじゃなくて、マスコミ全体の雰囲気として、根強い反日思想があるってことな。
具体例を挙げようか、外交の麻生と言われる側面を報道しなかった(G8での活躍などご存じだろうか?)。
他にも、アニメの殿堂は新しい産業の活性化により麻生の言うところの「全治三年の日本経済」の三年目にあたる「改革による成長」という狙いがあること、
麻生の景気対策が実際に効果を上げていること、などは全く報道されなかった。
その一方で、麻生の漢字間違いやカップラーメンの値段間違いは繰り返し報道する始末。
また、鳩山由紀夫の故人献金問題は、重大な問題なのに、あまりマスコミでは報道されなかった。
俺は特に自民支持してないので、否定的な意見も一応載せておくよ。
↓
私的スクラップ帳: 麻生首相:「日本経済は全治3年」は本当か?
http://agata.ciao.jp/blog/archives/000173.html
・・
http://aresoku.blog42.fc2.com/blog-entry-1308.html
どれも反対があるだろ。高速1000円なんて競合する交通手段や運送会社に被害を与えたし、エコポイントなんて最近やっと使い道ができたばかりでいまのところ効果があるわけがない。定額給付金は世間的には前に似たような事をやって意味がなかったから評価されない。スパイ防止法って・・・麻生首相が支持して作らせたのだと思っているのだろうか?他にはエコカー減税もしたけど、自動車産業を優遇しているという批判がある。
個人的にも経済政策については定額給付金以外は評価していない。他の政策は資源配分をゆがめるのでよくないと。他の政策をやるぐらいだったら、定額給付金をもっとあげるべきだったと思っている。
それはともかく初期にはやったコピペもそうだが、ネット右翼系の麻生支持派は単にやってることと政権担当期に起きたことを無条件に礼賛しているだけで薄っぺら過ぎる。悪い点はまったく見てない。ただマスコミの反対をいっているだけ。
似たような言葉で「テロとの戦い」があるけど、これは「テロ=犯罪」という認識から、ひとまずは許容される言い方なんだよね。
一方、ブッシュ元大統領は「イスラムとの戦い」を示唆して批判されてきた。「十字軍」とか「イスラムのファシスト」とか。これが間違っている理由は、ごく外形的に説明ができる。つまり、イスラム教徒でもテロに加担しない者もいるんだから「イスラム≠犯罪」。
さて、ペドファイルであることは罪ではない。ペドファイルの国家議員だっているかもしれない。麻生首相がペドファイルじゃないって誰が確かめた?あなたの隣人がペドファイルでないと、どうやって確かめた?あなたの息子や娘がペドファイルではない/ペドファイルにならないって誰が確かめたの?
ペドファイルやペドフィリア(小児性愛)と戦ってはいけない。そんな戦いに賛同してはいけない。
※「ペドファイルとの戦い」:与党で児童ポルノ法改正案を推進している葉梨衆院議員による国会での発言であり、与党案を分かりやすく表現したスローガン
相変わらずメディアでは麻生自民は当たり前の様に叩かれている。 はて、いつから麻生さんはこのように叩かれるようになったのだろうか? 何かよっぽどの大失策でもしてしまったのだろうか? そもそも、いつからこうやってメディアから叩かれているのだろうか? そんなことを考えていると、なんとなくその理由が自分なりに理解でき、 と同時にこれから近いうちに始まるであろう衆議院選にどのように麻生さんが 戦えば、良い戦いになるかが思いついたので、ここに書き綴りたいと思う。
麻生さんがメディアに叩かれるようになったのは今に始まったことではない。 麻生さんが首相になったのは2008年9月末、そして同11月には誤読事件が勃発し、 政策に手をつける前にメディアにダメ総理というレッテルを張られている。 一国の首相が、最低限の漢字の読み書きができないというのは確かに問題だが、 それにしてもメディアは必要以上に麻生さんを叩いた。ひたすら叩いた。 政策で大失態をおかしたならまだしも、政策とは関係ない場所での出来事を 必要以上に叩くのは、メディアの在り方としてはおかしいと誰もが思っただろう。 いちいち説明はしないが、それ以降もメディアは何かと揚げ足を取るように 麻生さんを批判している。 なぜマスコミはここまで彼を叩くのか? それは麻生さんが首相になる前の2ちゃんねる発言にあったのではないかと 僕は考える。 テレビをはじめとした既存メディアの力がじわじわではあるが、 弱まってきていると感じている人は少なくない。急な逆転はないものの いずれはネットメディアがテレビ広告を脅かす力を持つだろうという恐れは、 テレビ局や広告代理店で働く人であれば鈍感な人でない限りは誰でも感じる。 けれど、これまでテレビの甘い汁を吸ってきた既存メディアはそれをすんなり とは認めたくはない、認めたくはないが、頭の片隅のどこかでうすうす感じて いるという状態。 しかし、世間がうすうす感じていたその事実に目を向けざるを得ない出来事が 起こった。それが、麻生さん2ちゃんねる発言なのだ。当時の福田官房長官 (だったっけ?)との総裁選で様々なメディアに登場した麻生さんは、 2ちゃんねるを容認したり、秋葉原で積極的に演説を行った。 当時は、マスコミもその様子を特に批判的には報道していなかったので、 正直そこまで恐れてはいなかっただろう。福田派に比べて麻生派は少数派だったし、 数字も取れるので当時のマスコミも積極的に麻生さんの2ちゃんねる発言を 積極的に取り上げていた。 結果、麻生さんは、ネット世論を味方につけ、福田首相にはやぶれたものの善戦し、 世間に麻生という名を知らしめることとなった。 おそらくこの出来事が既存メディアの中、正確に言うと既存メディアの上層部や プロデューサーの頭の中に恐怖として刷り込まれているのだと思う。 ネットメディアってこんなに怖いのかと。 既存メディアでコントロールができないメディアが出てきたのだ。 そして、時は経ち福田首相から思わぬ形で麻生さんがバトンを受けることとなる。 ネットメディアの恐ろしさを垣間見た既存メディアは、前回の様に麻生さんの 動きを前向きには報道しない、もちろん2ちゃんねる発言などには首相になって からは一切触れようともしない。当たり前だ、前回の様にネットメディアの力が 世間に知れ渡ってしまうと、自分たち既存メディアの価値が薄れてしまうからだ。 だから、彼らはこぞって麻生さんを叩いているのだ。 特に、戦略的にそうしているわけではないかもわからないが、きっと既存メディアで 働く人たち(特に上層部や番組P)の深層心理に深く恐怖が刻まれているために 偏った報道になってしまうのだ。
では、これだけ叩かれている麻生さんはこれから来るであろう総選挙に 負けることが決まっているのだろうか? 僕はそうとは思わない。 ここまで叩かれてると状況としては厳しいと思うけど、勝つチャンスは あると思っている。 本当の正攻法としては、効果的な政策を実施して景気を回復させる ことであるとは思うが、それには時間がない。それは彼の責任という よりはタイミングが悪すぎた。大恐慌と任期期間、その両方が完全に 不利に働いているため、上記のような正攻法で勝つことはほぼ不可能だ。 そこで、僕が考える戦略というのは、 「既存メディア VS ネットメディア」 という構図を自ら作り出すという戦略だ。 麻生自民にとっては一か八かの戦略かもしれないが、このままズルズル 民主党に押し込まれるより良いだろう。端的にいうと、既存メディアに 喧嘩を売るってこと。 実際、テレビ局や新聞が発表する支持率とネットの支持率とは大きく 数字に誤差がある。 http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/06/003305.html 既存メディアがこれだけ麻生ネガティブキャンペーンを行っている にも関わらず、ネットメディアではかろうじて持ちこたえている。 これは、地味に凄いことだと思う。消去法での結果かもわからないが、 世間の声とは大きく異なっている。まだ、ネット世論は麻生さんの 味方だと思っても良い。 だから、そのネット世論を派手に巻き込んで対立関係を作ればよい。 小泉首相が郵政選挙というキャッチフレーズで大勝したように、 「既存メディアと新メディアの争いです!いわばこれはメディア選挙なのです!」と、 声高に叫んでみれば良い。そして、youtubeやニコニコ動画などをフル活用し、 次の政策をアピールしてみるのだ。 既存メディアもどう扱うかは分からないが、そのように麻生首相が発言している 事実は放送せざるを得ないので、多くの人の耳に入る。既存メディアはその発言を ネガティブに報道するかもわからないが、youtubeなどできちんと時期政策を 説明できていれば既存メディアに世論を根こそぎもっていかれることはない。 こうなるときっと投票率も高くなるだろうし、結構良い戦いが繰り広げられる のではないだろうかと思うのだ。 これが僕が考える麻生自民が総選挙に勝つ為のたった一つの方法。
ボストングローブの創設は1872年という老舗。廃刊の危機に直面している。
母体のNYタイムズが経営危機に喘ぐからだ。主因はネット時代に乗り遅れたこと。いまひとつは広告収入の激減である。
インターネットの迅速性、双方向性、広範囲で深い情報に、新聞テレビの印象広告では適わない。広告が目に飛び込んでくるのではなく、買いたいものを検索し、問い合わせ、ユーザーのコメントを読むことができる。
米国の政治家とて、議会決議をまえにNYタイムズやワシントンポストの社説を読んでから投票態度を決めた。そうしたニュースの一方交通がネット時代には無効になりつつある。新聞が要らない時代になったからだ。
議会に危機感が飛び火した。
5月6日に米連邦議会上院「通信・技術・ネット小委員会」(ジョン・ケリー委員長)が開催された。
冒頭でジョン・ロックフェラー上院議員が「幾世紀にもわたって新聞ジャーナリズムが民主主義の枕となり、政府・企業・個人の行き過ぎへの番犬役をなし、真実を追究してきた。しかるに不況とともにビジネス・モデルが変革期にさしかかり、部数は7%激減し、およそ4万1000名がマスコミ界の職を失った。これはゆゆしき問題」と演説した。
これを受け「新聞再活性化法」を上程したのはベンジャミン・カーデン議員(民主、メリーランド州)だ。
カーデン法案は、「政府介入によるジャーナリズム産業の救済ではなく、これまでの教育、病院、学校の存続に政府が介入したように、利益を追求しない分野を救済するために購読営業、広告などを免税措置とし、将来のジャーナリズムのビジネス・モデルが生まれる移行期を乗り切らせる必要がある」という内容である。
自由主義、市場原理にあれほど口五月蠅い議会が、味方のマスコミが消え去る危機を目撃し、リベラル・ジャーナリズムのビジネスモデルの崩壊を前に巧妙に救済に乗り出したことになる。
▲GMを救済したように
GM救済のために税金を投下し、オバマ政権は巨大メーカーを一時的に国有化したように、同じく左翼の大新聞を助けよう、というわけだ。
いずれも法案推進議員が民主党、リベラル派議員が中心にあることに留意したい。
テレビも展望が暗い。嘗て「三大テレビ」と言われたのはABC,NBC,CBSだ。
90年代に世界を席巻したCNNは二十四時間のニュース局、FOXテレビは映画、スポーツを抑え、これら新興局の登場により、三大テレビは衰退の一途となった。
全盛を迎えるまでラジオは慈善団体や、利益を追求しない機関で運営された。
嘗てデパートには新製品や憩いの場として買い物客が押し寄せた。ショッピング・モールや専門店、ブティックの登場により、デパートは衰退傾向となった(日本でも池袋三越などの閉店が目立つ)。
1994年にラジオを聴く人は47%あった。それが35%に減った(英誌『エコノミスト』、09年5月16日号)。過去十年間に新聞を読む人は58%から34%に激減した。とくに18歳から24歳の若者世代では新聞を読まないばかりか、ニュースを見ない人が25%から34%に激増していた(PERリサーチセンター調べ)。
日本でも学生の三分の一以上は新聞を購読していない。新聞はこれまで攻撃し批判した政治家からも明日の運命を心配されている。
「新聞は『危機に晒された種』だ」と前述の上院情報メディア小委員会でジョン・ケリー上院議員が言った。明らかにダーウィン『種の起源』に引っかけている。
NYタイムズは本社ビルを売り飛ばし、メキシコの高利貸しから借り入れ、それでもザルツバーガー家はオーナーを死守するが、山師デーブ・ジェフェンが出資を狙う。NYタイムズ傘下の『ボストン・グローブ』は冒頭に紹介したように廃刊の危機を逃れて延命中たが、危機は去ったわけではない。
新聞を救えと動き始めた議員らは民主党が主で、換言するとリベラル左翼のメディアを救えと同義語である。GM救援に反対したように共和党は自由競争の原則から、こういう法案には反対である。
イギリスではすでに70の新聞が廃刊し、名門『インデペンデント』紙と『ロンドン・イブニング・スタンダード』は外国投資家に買い手を求めている。
フランスは早々と政府支援を決め、事実上の補助金を出した。すでに欧米では地方自治体がネットでニュースレターを刊行し、独自に広告を就けている。
だが、そのネットとて右肩上がりの成長は終わった。
04年から07年までネット広告は15%から32%に上昇したが、08年から下降傾向がみられるようになり、個々の記事が有料でも閲覧される傾向が顕著となった。
「新聞社やテレビが何時までも『情報の総合デパート』であり続ける必要はない」(前掲『エコノミスト』誌)。
ひとつの新聞が天気予報からクロスワード・パズルから漫画を連載する意味は希薄となり、ブティック、情報の専門店が求められている。だからネットでもヤフーやグーグルは情報のデパートだが、左翼専門ブログのサイト(huffington postなど)や保守派のブログ集大成サイトの「FOX NATION」に急な人気が集まるのだ(後者はネット空間における米国版『諸君!』のような存在になりつつある)。
そしてネットとユーチューブで国民に訴え、ネットで集金して大統領に当選したオバマは、5月24日の記者会見で既存の有力紙からの質問を一切受け付けなかった。麻生首相が朝日、読売、毎日記者の質問を遮り、名もなきネットメディア記者の質問に応じたと想像すればいい。
なんとも気になる本が、先週から書店に並んでいる。元官房長官の野中広務氏と人材育成コンサルタントの辛淑玉さんの対談集「差別と日本人」(角川書店)だ。そのなかで、野中氏はみずから被差別部落出身であると語ったうえで、麻生首相の暴言を指摘している。
「野中やらAやらBは部落の人間だ。だからあんなのが総理になってどうするんだい。ワッバッハッハ」と、麻生氏が言ったというのだ。
現場は8年前、01年3月12日の麻生氏の派閥の会合。次の党総裁候補に野中氏の名前もとりざたされていたころだ。
■
実は、この発言は国会で真偽をただされたことがある。ジャーナリストの魚住昭氏が『野中広務 差別と権力』(04年刊、講談社)で「発言内容」と、それに激怒した野中氏が後に自民党総務会で麻生氏を面罵(めんば)したことを紹介。05年2月の衆院総務委員会で、民主党議員がその本を読み上げながら質問した。麻生氏は「そのような発言をしたことは全くありません」と否定した。
録音されていない発言の有無を確かめるのは難しい。なのに、野中氏はあえて改めて世に問うた。その根拠を聞くと野中氏はこう断言した。「人づてに発言を知り、その場で聞いていた3人の国会議員から確認した」「AもBも実名だったが本では伏せた」
真相を知りたくて、現場に居合わせた約10人の議員を取材した。すると、2人が「差別発言はあった」と認めた。
ひとりは「野中さんや別の衆院議員の名前もあげて『表に出てはいけない連中が表に出て大きな顔をしている』という趣旨で、明らかな差別発言だった。その後、あの発言に野中さんが憤っていることが派閥で話題になり、『野中さんにわびを入れた方がいいのでは』と話した議員もいた」と述べた。「麻生さんが国会で否定したのなら、国会でウソをついたことにならないか」とも指摘した。
もうひとりは「雑談の中で麻生さんは大声で話したんだ。その場のみんなが聞いたはずだ」と繰り返した。
しかし、ほとんどの議員は否定した。「麻生さんが野中さんの総裁選出馬に否定的だった話に尾ひれがついた」という解説が多かった。
■
麻生首相の村松一郎秘書官は、こう反論する。「野中さんは当時、党の幹部で麻生を呼んで確認できたはずなのに、なぜしなかったのか。確認もせずに一方的に言い募るのはひきょうだ。なかったことは立証できないから、この種の話は流された側が損をするばかりだ」
総選挙が迫るいま、野中氏の狙いは差別問題の糾明より、政治的な麻生批判だと見ることもできよう。だが、差別発言が事実なら、野中氏個人ではなく、すべての被差別部落出身の人々への言葉として許されるはずがないのも確かだ。
(朝日新聞、2009年6月20日)
感情論という件については、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7344149
こちらが参考になると思います。
http://www.kantei.go.jp/jp/keizai/index.html
【雇用対策】
●住宅・生活対策(全国の主なハローワーク(190ヶ所)で相談援助
●雇用維持対策
●相談体制の充実(一部のハローワーク及び監督署の12月29日及び30日の開庁)
●非正規雇用対策等に関する支援
●雇用維持政策
●再就職支援対策
●内定取消し対策
●雇用保険料の引き下げ
●雇用保険の給付見直し
【社会保障】
●医療の安心確保
●年金記録問題への対応
●障害者支援の充実
●日本政策金融公庫の危機対応業務の発動
●国際協力銀行(JBIC)を活用した日本企業の海外事業向け資金調達等の支援
●建設業の資金調達の円滑
●下請け事業者の保護
●改正金融機能強化法に基づく国の資本参加枠を2兆円から12兆円に拡大
●国際協力銀行(JBIC)の活用による我が国企業の海外事業に対する貸付の拡充
●建設業の資金調達の円滑化
●中小企業対策税制
●消費者政策強化対策
●定額給付金の実施
【成長力強化、低炭素社会の実現】
●地域における取組の推進
●美しく活力あるふるさとづくり
●新たな市場の創出
●「安心実現のための緊急総合対策実施」実施のため、地方公共団体への交付金
●道路特定財源の暫定税率の失効期間中の地方税等の減収を補てん
●高速道路料金の大幅引下げ
●地域企業再生、商店街活性化、ICT活用、PFIの活用による地域経済活性化
●観光立国の推進
●安全・安心な交通空間確保と物流コストの低減等に直結する交通ネットワーク整備
●地域づくりの推進
●「地域活力基盤創造交付金」を創設
●食に対する信頼確保等
●地方自治体(一般会計)に長期・低利の資金を融通できる、地方共同の金融機構(仮称)を創設
●地域のきめ細かなインフラ整備を確保するため、「地域活性化・生活対策臨時交付金」を交付
●安全・安心の確保
また、麻生首相が総理になってからやったことが書かれているので転載します。
・一次補正(済み)
・日本領海拡大(済み)
・国連演説
・IMFへ外貨準備高から10兆円貸し出し(民主はなぜかこのドル不安の中で準備高削ってドル売り宣言)
・二国間の経済支援要請をすべて拒否、今のところアイスランドと韓国×(民主IMF批判してたが、なぜか特定国への2国間支援表明)
・ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意、つまり韓国支援なし
・G7での行動指針採択
・日印安全保障協力共同宣言
(民主小沢寝不足の為、シン首相との会談キャンセル<翌日青森で選挙の為の演説は実施>)
【安倍政権で行われ福田政権で止まっていたガサ入れ再スタート】
・朝鮮総連強制捜査(数十年脱税疑惑があったが放置されてきた在日商工会にメス)
・アーレフのガサ入れ
・大麻や麻薬等の摘発が増加 動いているのは厚生省の麻薬取締課、通称マトリ
・ホテルのバーの値段を調べる
・カップラーメンの値段を調べる
・解散を煽る記事を書く
これだけ。
まさにマスゴミ
しかし、ご存じのとおり、党首討論(ノーカット版)では、鳩山代表がいかに大人げない、感情的な発言をされていたのかがわかると思います。
まだご存じでない場合はYoutubeに載ってますのでご覧いただきたく。
http://www.youtube.com/watch?v=MwTxVZF2to0&feature=PlayList&p=2767C5A6517F21DD&index=0&playnext=1
あとは有名なモノとして、
http://www.youtube.com/watch?v=Tsz_wgCUhZI
中川秀直のような1000万人この不況の日本に移民を入れてしまおうというような恐ろしい事を考える議員を当選させた愛知県民のせいなのか・・・。
小泉首相がアメリカでウケが良かったのは350兆円という郵政の日本人の預貯金を海外のハゲタカファンドが摘める場所においてくれる民営化を断行したから・・・。
国内だけの郵政という場所においておけば、日本の預貯金は外国から奪われる事はない。金融不況のこの中で日本の郵政民営化見直しはあたりまえ、日本人の預貯金をまもらなければ、イザとなったときにどうにもならない。
郵政民営化の時に総務大臣だった麻生さんは当時、反対だが仕方ないという立場にあったが、ときおりそのような事を漏らすたびに過去にいったこととちがうではないかとマスコミがつっつく。
過去におこった間違いを正すことがなぜいけないのか?
村山談話もそうだが、おこってしまった悪政を是正できないのは全てマスコミのせいだ。踏襲などという言葉は消えてしまえば良いとおもう。
この郵政の日本人が貯めてきた虎の子。これは尖閣諸島沖でも、台湾でも、対馬でも朝鮮半島でも、中国は上陸訓練を釣り返し、韓国は竹島につづいて対馬の領有権まで口にする。北朝鮮は核実験をやって、ミサイルを撃ち込んでくる。
自衛隊の兵力は国内に対してしか使えないようにされている。ミサイルの飛距離は短く、クラスター爆弾、地雷もついこの間使えなくなるように条約を調印させられた。海岸線を守ることはできない。だから、侵略されれば、簡単にあがってこられる。中国は調印してないので、地雷も核ミサイルも使える。
一方的に日本の戦力は弱すぎる。
これを急激に増強しなければならないときに使える。最後の切り札が郵政の預貯金だった。
これを国民から借り受けることができれば、間に合ったかも知れない。
それが終わった。
とうとう、丸裸にされた。
民主党は日本列島は日本人だけの所有物ではない。日本人は他の国の地が混じることを恐れている。勇気があればそんなこと気にならないはずだと鳩山氏はいった。
日本列島が日本人だけの所有物であってほしい。国は残って欲しいと考えていた人たちの最後の砦が崩されていく。
小泉人気は郵政民営化を大喜びしたアメリカ大統領が小泉首相をとても好んだことからはじまった。当然だ。350兆円みついでくれる人なのだから大好きだろう。
いまだにそのマスコミのイメージをおって小泉人気がある。多くのマスコミイメージに騙された日本人の手で今、預貯金と日本の国防が切り崩されていく。
麻生首相が次に圧勝して時期も首相でなければ、この国の形はあっさりと変わってしまう。
中国本土からきた馬英九総統が台湾の総統になって4年で台湾は共産主義国家になろうとしている。大陸の中国と1つの国になる大中国構想もでてきた。4年で変わる。
日本は次の選挙でまちがいなく、日本列島が誰のものなのかと決める事になる。全く情報を気にもせずに、マスコミのイメージ操作のままに日本列島も別の国のものにされてしまう危険がある。
行政改革による財政再建が、改革を放棄して、足りない銭は増税すれば良い、とりあえず消費税を12%にという話になっているようだ。
骨太の方針も、代を経るごとに骨抜きになり、ついには、羊頭狗肉になってしまった。
企業が従業員を解雇できるようする労働市場の流動化は、公務員を解雇(免職)できるようにするという改革を実現する為に行われた。
しかし、実際には、企業はコストの高い正社員を解雇して派遣にエコ替えしているのに、公務員の免職は、懲戒以外には聞かない。年金未納問題で懲戒免職された人々ですら、看板を付け替えただけの年金機構に採用されている。天下り先は、麻生首相のばら撒きで堂々と復活している。
それもこれも、公務員を使うのに、おだてて高待遇と天下り先を与えるという使い方しかやれない議員ばかりだった為である。民間企業の幹部社員が平従業員に対して行っている、査定によって賃金を上下させ、解雇をちらつかせ、誤解と錯誤を発生させるような言い方で忠誠心を引き出して安価にこき使い、2年11ヶ月たったら解雇というやり方を、公務員に対する統治にも導入するべきなのに、そういった汚れ仕事を実行できる管理職経験者がいないのである。
結局、民間企業で雇用の流動化がおきて賃金水準が低下すれば、当然、税収も減る。減った分だけ、公務員を削減していかなければならないのだが、その路線を、後継者達は進めなかった。それどころか、骨太の方針とさえ名づけておけば、どんな法案・予算案でも衆議院の3分の2が使えるという、悪弊だけが残ってしまっている。
次の選挙の為の公約が、おそらく、骨太の方針の最後となるであろう。小泉氏の政界引退と同時に、自民党の議院における影響力も消え、誰も鼻にもかけない方針となるし、当然、敗北の責任をとって、自民党の総裁選挙が行われるという事になる。誰が下野中の自民党をまとめて引っ張っていくかという点に、興味がある。
この問題は、民主党が政権を担える政党ではなく、民主党単独ではダメ、公明党を始めとするその他の野党との寄り合い所帯にして、空転させて1年くらいで政権を投げ出させるという展開にしなければならないのだが、その仕掛けが上手くいくかどうかにかかっている。
たとえば、宏池会+麻生グループ(81人)が自民党を離党して新党を結成し、野党連合政権に入り込むという展開もありえる。かつての小沢グループが新生党を作り、民主党に野合していったように。野党には政務次官経験者すらいないのだから、与党からの脱藩者がそれなりの人数でまとまっていれば、大臣ポストは象徴的にばら撒かなければならないが、実務は副大臣級でまとめてしまうというやり方で、実質的に政権を維持できるのである。
細川内閣や麻生内閣のように、首相になりたがる軽くて馬鹿な神輿が見つかれば、実現する可能性は高いと思われる。
国民の所得が減少しているのに、歳出が減らないというのは、国民と苦楽を共にするつもりの無い層が、日本国内に発生しているという事である。大臣には人事権者として、公務員の首を切れる権力を与えているのに、それを使わず、軽くて馬鹿な神輿にされている事に気がつかないというのでは、多選規制ですら手ぬるいのかもしれない。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060801000359.html
【北京8日共同】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の中央裁判所は8日、不法入国罪などで起訴された米国の女性記者2人に対し、4日から8日まで行われた裁判で、労役などの労働教化刑12年の判決を言い渡したと報じた。同裁判所が最終審となるため、今回の判決で確定することになる。適用された罪名は「不法国境出入罪」と「朝鮮民族敵対罪」。
「対北、戦うべき時は覚悟を」…麻生首相が演説
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090607-OYT1T00588.htm
麻生首相は7日、東京都議選(7月12日)の立候補予定者の応援で訪れた武蔵野市のJR吉祥寺駅前で街頭演説し、弾道ミサイルの発射準備を進める北朝鮮に関し、「戦うべき時は戦わねばならない。その覚悟を持たなければ、国の安全なんて守れるはずがない」と述べ、制裁強化などで圧力を強める姿勢を強調した。
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2009060802000219.html
北朝鮮が東部・元山沿岸の日本海(長さ約263キロ、幅最大約100キロ)を航行禁止区域に設定したとして、海上保安庁は8日、航行警報を出し、関係船舶に注意を呼び掛けた。今月10~30日の日本時間午前8時から午後8時まで。
河村建夫官房長官は8日午前の記者会見で「目的は分からないが、国連安全保障理事会の動きなどに対応して、北朝鮮が弾道ミサイルを含むミサイル発射に踏み切る可能性は否定できない」との認識を示した。
こうして並べてみると、意外とその日は近いのかもしれんな。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-c41b.html
民主党代表鳩山由紀夫氏と麻生太郎首相とによる初めての党首討論が行われた。鳩山氏が民主党を中心とする野党による政権交代実現によって目指す社会、政治の展望を示し、首相の見解を質したのに対し、麻生首相は明確なビジョンを示さず、西松事件をネタにした迫力のない民主党攻撃に終始した印象が強い。
党首討論の結果、次期首相に鳩山氏を望む国民の声がさらに拡大すると予想される。
(中略)
御用メディアが党首討論をどのように伝えるのかが注目されるが、党首討論を直接視聴した国民は政権交代の必要性をさらに強く実感したと思う。鳩山代表の発言が強い共感を呼ぶ意義ある党首討論であった。
んー、これは、あれか?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090507-OYT1T01111.htm
少女を含む女性3人をレイプして妊娠や中絶をさせるという内容の日本製のパソコンゲームソフトに海外で批判が高まっている。
日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは2月に英国の国会で問題になり、ビデオ・書籍のネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。
このゲームは、未成年と見られる女子2人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。横浜市のゲームソフトメーカーが2006年に売り出した。
今年に入り海外の人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームをアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議を提出した。こうした動きが英国などのメディアで報じられ、英国アマゾンは2月にこのゲームの取り扱いを中止。米国のアマゾン本社も取り扱いの中止を公表した。
しかし、日本では児童ポルノなどの法規制が緩く、日本の「アマゾン・ジャパン」は最近、このゲームの販売を中止したが、ほかの通信販売では今も入手できる。
抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」(本部・ニューヨーク)は「女性や少女への暴力をテーマにした産業が日本で高収益を上げ、『ロリコン』と呼ばれる少女の児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。「日本政府はなぜレイプを奨励するかのようなゲームの流通を止めないのか」と政府の対応にも批判を向ける。
同団体は6日、このゲームを含むレイプ、監禁などの性暴力ゲームの制作会社や販売会社、麻生首相ら日本政府の要人らに抗議文を出すように、160か国の会員3万人に呼びかけ始めた。国内の人権団体の関係者なども、こうした活動を機に、販売会社などへ働きかけを行っている。
このゲームのメーカーは、「この商品は業界で作る自主審査機関を通っており、国内向けに販売しているもの。海外の団体からの抗議は承知しておらず、コメントのしようがない」と話す。販売本数は明らかにしていない。
◆児童ポルノ 18歳未満の児童を性的に描いた画像で、児童買春・児童ポルノ禁止法では製造や販売などが禁止されている。しかし、個人がパソコンなどを通じて入手する単純所持は禁じられていない。また、アニメや、コンピューターグラフィックスを使ったゲームなどのバーチャル(仮想的)なポルノは製造販売も禁止されていない。日本の規制の強化を求める声が上がっている。
児童ポルノ関連がいよいよきな臭くなってきたな。
カネにさえなれば無節操に何にでも飛びつくという彼らの性質を利用してこういう流れが生まれるのは必然だったのかも知れない。
http://trend.gyao.jp/internet/entry-13020.html
“麻生本”に続く書籍一斉購入祭り、今度の標的はマスコミ!? しかし、2ちゃんねる上でも意見は真っ二つ
先日、麻生太郎首相の著書『とてつもない日本』の購入を呼びかけ、amazonランキングで1位となり話題となりましたが、それに続けとばかりに再び祭りが起きているようです。
今回の祭りも前回同様に、一斉に購入してランキング1位にしようと呼びかけるもの。すでに2ちゃんねるの各所で呼びかけが行われているようです。
麻生首相著書『とてつもない日本』の祭りについては、麻生首相の応援が目的で「直接声を届けることができないが、購入することで支持しているという気持ちを届けることはできると思う」というような発言が発端。結果として、2年前に発売されたにも関わらずamazonや楽天などのランキングで見事1位を獲得。各メディアもこの件に反応し一連の流れを紹介していましたが、フジテレビの『とくダネ!』内で「他に楽しいことないんですか?」など参加者を小馬鹿にするような発言が2ちゃんねらーを更に熱くさせたご様子。
そして、今回の祭り対象となったのは“マスコミ”。マスコミによる偏向報道、印象操作、捏造などに抗議するのが目的とのこと。ネット上では以前からマスコミに対して疑問視する声が多数あり、“マスゴミ”という呼称まで付けられるなど、ネットユーザーから見たマスコミの信用度は決して高いものではありません。また、ネットが普及し、あらゆる情報が網羅できる今でも、テレビや新聞といった昔ながらのマスコミ媒体の影響力は計り知れません。だからこそ捏造や偏向報道などは許されるものではない、ということから今回の祭りが始まったようです。
なお、今回の祭り会場である2ちゃんねるの関連スレッドを覗いてみると「参加する」「当然参加」「支援するよ」と参加を表明する声があるほか、「二番煎じほど見苦しいものはない」「麻生本に乗じた出版社の呼びかけだろ」「なんか簡単に扇動できるんだな」「これは傍観者になるのがいいな」というような冷静な意見も。
【政治】 麻生首相「明らかに違法だから逮捕」は、立法府の一員としては失格を意味し、内閣トップの言葉としては危険このうえない
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1237350278/
俺に同意を求めてきたが、ちょっとだけ意見を言ってみた。
俺「この発言、全く問題ないですよ。総理としても。立法府の一員としても。この発言の全容とか背景とか、意図的に端折られて報道されてるから誤解しても仕方ないですけどね。こう端折られると『検察が明らかに違法だと判断した』ことが『総理が明らかに違法だと思った』ことになってしまいますよね。不思議ですよね。そもそも、検察が違法だと思ったものを逮捕しないのなら、何もできないじゃないですか。一体何を逮捕すればいいんですか?裁判所が有罪判決出すまで逮捕しちゃいけないんですか?おかしいですよね。『逮捕されたのは検察が違法と判断したからだ』と思うことのどこが問題なんですか?法治国家の一員として当然の考えじゃないんですか?」
おっさん「だよなぁ。」
二者の発言部分だけを太字にしてみた。
http://www.asahi.com/politics/update/0316/TKY200903160320.html
麻生首相は16日の参院予算委員会で、小沢民主党代表の秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された事件について「明らかに違法であったがゆえに逮捕になった。逮捕となった事実は事実。今の法律でも、それなりにきちんと効果があったから逮捕になったと考えるべきではないか」と述べた。これに対し、質問した社民党の福島党首は「(判決確定までは)無罪の推定があるのは当然だ」と批判した。
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031601000868.html
麻生太郎首相は16日の参院予算委員会で、西松建設の巨額献金事件で小沢一郎民主党代表の公設秘書らが逮捕されたことに関して「明らかに違法であったが故に逮捕ということになった」と述べた。社民党の福島瑞穂党首への答弁。
福島氏が公共事業受注企業からの献金を禁止すべきだと主張したのに対し、首相はこう述べた上で「今の法律でもきちんと効果があったと考えるべきではないかと思う」と強調した。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090317k0000m010077000c.html
麻生太郎首相が16日の参院予算委員会で、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書による政治資金規正法違反事件について「明らかに違法だったがゆえに逮捕になった」と答弁し、議場は一時騒然とした。質問した社民党の福島瑞穂党首は、容疑者や被告は有罪が確定するまで無罪と推定される法の原則を指摘し、「(今回の事件も)無罪の推定があるのは当然だ」と述べた。【三沢耕平】
首相の発言のボリュームがそれぞれ違う事が分かる。と同時に、毎日新聞だけがこの発言を「失言」という事にしたがっている事も見えてくる。
ついでに言えば、これら三つを読む限り福島瑞穂は「違法」と「有罪」を混同しているような気がする。麻生は(逮捕された秘書を)「有罪」とは言ってないのだから。
あのー色々なご意見があるのはご存知のとおりですが、今でも個人には出来ないんですからね
今でも出来ないんですよ。だから、聞き方を聞いていると今、出来るように聞かれるかも知れませんが
今でも出来ませんから。ここだけは間違えないで下さい。そこの所はものすごく大事なところです。
西松の話に限らず全てですよ、これは。基本的にこういった事は今、個人にはできないというルールになっております。
今、話題になっております話、今回の話と言われたのはどの話か良くわかりませんが、今回の話と言うんであれば
明らかに違法であったがゆえに逮捕と言う事になったんだと、言うように思っておりますので、
法律は 【ざわ… ざわ…】 逮捕は間違いないでしょ。 【ざわ… ざわ…】 逮捕は間違いないんじゃないの?
【ざわ… ざわ…】 逮捕は間違いないんじゃないですかねぇ。 私は逮捕された起訴されたとか言った事はありませんが
逮捕された事までは間違いないと思っております。あの、法律の解釈の違いでそちらの方が法律はお詳しいと思いますんで
逮捕と言う事になった事実と言うものは事実ですからその上に立ちまして私どもとしては
それをどうのこうのいうつもりはありませんが明らかに今回は逮捕と言う事になったのは
今の法律でもそれなりにきちんと効果があったから逮捕と言う事になったというように考えるべき事でも、
考えるべきなんではないかと思っております
特に当たり障りのない事しか喋ってないような気がするんだが。
佐々木恭子は「不思議な心理状況ですよね。参加することが楽しいと」
笠井は「祭といってます、ネット上では」
小倉智昭が「新潮社が大増刷しても、祭が過ぎたら売れないのかな」
笠井は「今20万部近く売れてるんですが、増刷することになりそうです」と。アマゾンではこの朝もまだ1位。
笠井が「どうですか、こういう現象?」と聞かれた藤田朋子の答えがよかった。
「他に楽しいことがないんでしょう」(笑い)
「覚えてますか」と笠井が「昨年のクリスマスに麻生首相に沢山のクリスマスカードが届いたというのがあった。
あれも実は同様のイベントだったらしい」小倉が「麻生さんの秘書が書き込んでるってことはないのかな?」(爆)
そういえばベストセラー連発の女性がいう秘訣が、ネットの活用だった。
やってることは実質これとほとんど変わらないのでは?
J-CAST http://www.j-cast.com/tv/2009/03/13037568.html
マスコミ自身が芸能人とか料理とか本とかを祭り上げる行為とあまり変わりないと思うんだ。
となると、マスコミが流すTVは「他に楽しい事がないから」見ているだけになる。
苦労していると察する。
でもその番組は
他に楽しい事が見つからないから見ているだけに過ぎないモノ。
と、いう風には揶揄されないんだろうなぁ、絶対。