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2024-05-12

[]5月12日

ご飯

朝:納豆たまごかけごはん豚汁。昼:フライドポテト。夜:餃子もやしにんじんしいたけの鍋。ネギたまごおじや。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

○AMBITIOUS MISSION

・はじめに

原作SAGA PLANETSから2022年に発売された18禁美少女ゲームの全年齢移植版を遊んだ

北海道沙幌市を舞台クラーク博士が残した伝承12個の宝石とそれを収める台座で構成されたお宝を巡り、怪盗、探偵警察、盗人、泥棒などが入り混じるクライムサスペンス

金色ラブリッチェとは同じ世界のようで、ちらほらと見知った顔が登場する。

メーンヒロインの怪盗ミスアルテが掲げる「みんなのハートとため息を盗む」というポリシーを実現する様に、主人公根津御影共感し協力することになるのが導入。

怪盗が犯罪者であることは口酸っぱく言及され続けるが、法律よりも優先すべきことがあるキャラクタの心情に共感でき始めてから物語の本番。

めちゃくちゃ面白くて最高に楽しいゲームだったので、感想を書いていきたい。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミスアルテの格好よさ

主人公根津御影一人称基本的視点になるが、まず彼が怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれエピソードから始まる。

そのため、まずはこのメーンヒロインミスアルテが魅力的でないと話に入り込みに食いのだが、めちゃくちゃ格好いいキャラで、これに惚れない男はいないと納得させられる。

自身の行いが法律で裁かれる悪であることを強く自覚し、しかしその悪を持ってしか成し得ない大志を掲げる。

義賊的な振る舞いをしながらも、結局は自身個人的大志のために悪を成すミスアルテの立場は、口で言うのは容易いものの、具体的に納得するのは難しい。

しかし、本作では一番最初エピソードで、早速主人公が抱える大問題自分を育ててくれた養護施設の取り壊しを阻止するという目標を、ミスアルテがかなりあっさりと成し遂げてしまう、それも自身ポリシーを実戦しながら。

もうこの最初エピソードから一気にのめり込まされ、物語の要素がたっぷり詰まっていて面白い。

夜の街を飛び回る怪盗の痛快さ、腕力や体力だけでなく知恵を使った騙しのテクニック、怪盗部と呼ばれるミスアルテをサポートする面々のプロフェッショナルさ、そして幾度となく繰り返し語れるハートとため息を盗むというポリシーの格好よさだ。

段取りを立てるパートがちょうどいい塩梅の文量なのが心地よく、怪盗目線事件を起こしていくのが面白物語なんだとすごく伝わってくる。

この段取りの部分では後に書くミスアルテの仲間たちも活躍するのが特に良きだった。

リアリティラインがわかりやすく引かれ、かなり無茶なことをしているが、開幕のエピソード作品自己紹介として読者もまさにため息をする暇もないし、ハートを盗られたと感じさせられた。

・怪盗部が仲間になっていく過程の楽しさ

怪盗ミスアルテに助けられた主人公は、自身も怪盗ミッドナイトとして、怪盗業に勤しむことになる。

この自身名前を名乗るシーンのポエミーでキザったらしい部分で、ヒロインだけじゃなく、なるほど主人公根津御影も大きくフィーチャーされると、予見できるのが面白い。

ミスアルテとミッドナイトは、高校生をやりながら放課後に隠れて怪盗を行う。

そのため協力者達と表向きは文化系部活を装いつつ、その実は怪盗をするので、怪盗部という謎部活感のある設定が登場する。

この怪盗部の面々との交流パート面白かった。

顧問カリス先生ラッキースケベ枠兼鬼教官キャラで、訓練の最中エッチハプニングが起こるわかりやす美少女ゲームらしさが楽しい

訓練でのお茶目なシーンがあるからこそ、怪盗パートでの頼れるサポート役とのギャップが良いキャラ

男性ながらメイド服を着てお給仕もしてくれる小林つばめ君は情報解析やオペレーター仕事をしてくれる。

怪盗部の男性は彼と主人公だけなので、最初から距離感が近いし、何より押せばすぐヤレそうな気の弱さが可愛いキャラだ。

そして攻略ルートもある虹夢はメイク担当

彼女メイク道具は特殊な素材でカメラビデオ撮影してもボヤけて焦点が合わないというSFガジェットなので、決して無駄職業ではない。

この辺のSFガジェットによる怪盗の理屈付けも面白かった。

夜の街を駆けるために強力な足の補助具やグライダーなどの怪盗道具を練習するパート結構長くあるため、所謂修行パートのような楽しさがあった。

金色ラブリッチェとの設定リンクのおかげで、あいつよりはまだリアリティのある設定だとある勘違いしてしまうの設定の妙もある。(あちらでは完全にすこしふしぎ領域に入っていたので)

北海道舞台ご当地ネタが入っていたのも面白かった。

特にジンギスカン流儀でモメるエピソードが好き。

そうして怪盗部の面々との交流を通じて、主人公は怪盗ミッドナイトとして成長していき、各ヒロイン毎のルート分岐していく。

SNSが浮き彫りにする資本格差

僕がプレイした順序だとまずは、メイク担当にしてギャル本郷虹夢ルート

共通ルートでは怪盗が主役の痛快エンタメだったが、個別ルートでは諸々の事情があり怪盗の動きは控えめになる。

ここは正直言ってストレスの溜まる部分で、共通ルートではアレだけ自由だった怪盗部が社会的圧力で身動きが取れない展開はモドカシイ

虹夢のルートでは、SNSで様々な人の暮らしが容易に見えるからこそ、資本格差を感じる人の辛さがテーマになっていた。

共通ルートエンタメ一辺倒から一転して、結構真面目なテーマを扱っているし、作中での言及安易に極論や結論に飛び付かず丁寧な議論が多く、作風の違いはあれどこれはこれで面白かった。

もちろん怪盗が身動き取れないことや、議論のくだりはタメの展開で、最終的にはテーマ通り、みんなのため息とハートを盗むことになる。

そこにメイク担当ギャル虹夢が当番のルートであることを踏まえた仕掛けがキマるのが、美少女ゲームにおける怪盗の書き方になっていて面白い。

虹夢はSNS強者フォロワー大勢いるアルファツイッタラー(今はインフルエンサーというらしい)なので、その立場を利用した仕掛けは現代ならではの仕掛けで、部品現代的になり、かつその根底ヒロインの可愛さがあるなら納得の出来で良かった。

彼女ルートで悩みの種になっていた、SNSのせいで浮き彫りになってしま格差が、それでもそうやって誰かに映える魅せ方をすることを前向きに肯定する明るいシナリオなのも良いポイント

・血よりも濃い関係

続いてプレイしたのは、盗人を自称する第16代石川五右衛門ルートだ。

見た目は小さい後輩女子なのだが、盗人を盗む盗人を生業とする端的に言うと忍者キャラ

忍者なのでミスアルテやミッドナイトが使うガジェットなしでも技術と筋力だけで同等のアクションをやれちゃうすごいキャラ

怪盗部を取り締まる側の立場ではあるが、ミスアルテの口八丁に巻かれて仲間になってしまう。

彼女ルートでは血よりも濃い家族関係テーマになっている。

主人公は親がおらず孤児院で育った経歴を持つが、彼女先祖代々の石川家を継ぐために母親の蜜子の命令絶対視している。

そんな対象的な二人の恋愛エピソードが主で、他のエピソードとは結構毛色が違うかもしれない。

ヒロイン母親蜜子さんの存在感が大きく、正直言って途中これもう蜜子ルートでは? と思ったところもあったぐらいだ。

(実際、原作では蜜子さんとのシーンもあるそう)

エピソードとしてはラブコメらしいラブコメで、怪盗のお話ちょっと添え物感があったかもしれない。

小林つばめ君がよい子

攻略ルートが無いサブキャラ達にも魅力的なキャラが多いが、中でも男性キャラ親友ポジション小林つばめ君はとても可愛い

かぐやに仕える従者で、男が年頃の女性の側にいることを問題視され、嫌々ながら女装をしているキャラ

怪盗の仕事でもオペレーターとしてサポートしてくれ、平常時の知性面では非常に頼れるキャラだ。

その上で怪盗部の中では、唯一の男友達なので、主人公と気安い関係を築いていく。

聞き分けが良い性格を逆手に取られて下品なことをされてしまうのがコメディながらもエッチ可愛い

設定解説パートを任されることが多いので、一生懸命セリフを喋るのも頭良い可愛い

押しに弱いところが非常にエッチで、義務女装なのに下着まで女性ものにさせられるくだりはとても良かった。

18禁版ではお楽しみエピソードを補完する追加パッチ配信された人気キャラなのも納得。

彼が主役のボイスドラマなどもあり、要チェックしたい。

・「かぐや」と「あてな」姉妹の分かち難さ

そして、本作のメーンヒロインミスアルテこと有瀬かぐやルート

虹夢と石川ルートは怪盗のエピソードが控えめだったが、こちらではたっぷり楽しめる。

共通ルートの延長線にはなるが、そちらの感想の通りの面白さが続く。

それと並行しながら、かぐや大志、姉のあてなを救うことの難しさが少しずつ開示されていく。

有瀬かぐやは有瀬家という北海道の要所に親族を多く送り込んでいる超金持ち家系の跡取り候補

この有瀬家の跡取りを巡る騒動が話の主軸になっていく。

ここは「もう詰んでいる」ことを理解させられるため、かなり息苦しいお話だった。

設定が繋がっている金色ラブリッチェの理亜ルート彷彿とさせるどうしようもなさで、法律に縛られない怪盗であったとしても方法が思いつかない。

しかし、SFガジェットの登場でそこが大きく動き出すことになる。

クワクする導入で、かなり後半の登場なので、ここからまだひっくり返すのかと驚いた。

しかし、ここは正直文量に物足りなさを感じてしまった惜しいところでもあった。

SFガジェットによってすごく大きな変化が起きるため、もっと色々と掘り下げを読みたかった。

もっとじっくり読みたかったところだが、あくまでそのガジェットにまつわるセンスオブワンダーを楽しむのはストーリー主題ではないのだろう。

このルートヒロインかぐやが怪盗ミスアルテとして姉を救いたい、その感情の掘り下げと描写こそが本懐だと感じられ、情緒的な文章たっぷり読める。

そして、その先にある助けたい感情の対になる感情

助けられる姉側の感情の掘り下げ、姉妹の怪盗への想いがブレないことが、最初から首尾一貫し続ける。

この二人が何が起きようと分かち難い関係だったことが判明するシーンは、今作屈指の名場面だ。

ここの仕掛けの妙は、声優小高志季(安玖深音)さんの演技力も光っていた。

このシーンは視点人物が妹のかぐやになっているため、地の文彼女フィルターがかかっていること、スチル絵のインパクトとと、あの仕掛けに向けての工夫は各所にあるのだけれど、声優の演技次第では興醒めも良いところなので、難しい設定をしっかり演じ分けていて、とても素晴らしかった。

「あてな」の掘り下げこそあったものの、裏の裏をとっていったとき、どこまで踏み込んで良いのかのバランスをうまく演技が補強していて、すごく印象深かった。

そんなわけで、怪盗ミスアルテのエピソードはこのルートで終わるものの、作品全体を通じての大きな謎は次のルートに持ち越される。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミッドナイトの格好よさ

全てに決着が付くトゥルールート

あてなのルートということにはなっているし、恋愛エピソードもあるものの、主演は主人公根津御影こと怪盗ミッドナイトだ。

彼が何者なのか、あのSFガジェットとの関係はあるのかなどの謎が全て解かれる綺麗なエピソードになっていた。

ばら撒かれたパーツがしっかりと全て必要場所にハマっていく快感が流石の構成力だった。

彼が、みんなのため息とハートをどのように盗むのか、本作最後の怪盗パートでそれが明かされる。

この仕掛けが明らかになるシーン、最初からここに集約することが決まっていたであろう綺麗さで、物語の全部がこの一点に向けられているような万感の思いがこもってすごく良かった。

前作金色ラブリッチェへの目配せも意識したシーンになっていて、シルヴィア達の選択すらも内包した力強いメッセージ性、格好つけることの大切さすらもあった。

ハートとため息を盗む。

繰り返し、繰り返し何度も言及される言葉だが、本当に端的にこのゲームの内容を示していて、良い言葉だった。

・おわりに

最高に面白かった。

感想を書き足りない気持ちはかなりある

敵役感想ほとんど書けていないし、SNS以外の社会派テーマエピソードが獣害や環境問題など他にもいっぱいあったし、仮想通貨などの現代的なガジェット面白味、金色ラブリッチェからゲストキャラがあの二人であることの意味など、まだまだ語りたいことは沢山ある。

特にどのルートでも敵役になる弥吉はいキャラだった。

執着の感情がわかりやすく、弁が達者で、かつ作戦がかなり泥臭く、そして彼なりの愛の形もあった多様な面がある良い敵役だった。

悪を成す点では主人公たちと同じだが、その有り様が相反する点があることで、より立体的に怪盗が成すべき思想が見えてくるのが好き。

良かったシーンを全て書いていくと、物語全てを書き下すことになってしまうぐらい、本当に面白作品だった。

導入では魅力的に誇張されたキャラクタ達が、中盤では社会的に地に足をつけて生きなければいけないもどかしさで溜まったストレスを、一気に解放する完璧オーラスの展開は、本当に爽快で気持ちの良いスカッとした面白さだった。

特に三人目の怪盗、ミスネルバにまつわるスチル絵が出てくるシーンはどれも最高にキマっている印象深いシーン揃い。

声優さんの演技、立ち絵と背景絵、スチル絵、BGMSE、そしてテキストテキスト主体アドベンチャーゲーム構成するそれら全てのどれもが、完璧クオリティで、ゲームって楽しいなあと、胸が熱く滾りながらプレイできた。

ハートとため息を盗む怪盗達のエピソードもっと沢山読みたいと思わせる、良い意味での余白がモドカシくもある。

とにかく面白かった!!!

大好きな作品です。

2021-08-11

サラダ油議論に知性の敗北を感じる

お前は危険物甲種名乗んな増田に、サラダ油の引火点なんか知るか増田が言い負かされたみたいになってて、議論素養のない人間が何を信じたがるのかってのが可視化されたような気がしてクラクラする。

ひろゆきやら反ワクチン医者やら胡散臭い政治解説者を信奉する人間が減らないわけだ。彼らは部分的には正しいことを言ってるけど結論は大概詭弁だ。


お前は危険物甲種名乗んな増田消防法における危険物についておよそ正しく解説している。勉強になった人もいるだろうしそれはいい。だが、先に解説することでサラダ油の引火点なんか知るか増田指定数量について理解していないかのように印象付けるのは騙しのテクニックだし、最後メチャクチャもいいところ。

どうやって博士号取ったの?→人格否定もいいとこだが、薬学博士に燃焼の知識必要とかトンチンカンすぎる。きっと大学実験室を見たことなくてアルコールランプやバーナーで薬を合成してると思ってるんだろうな。

頼むから危険物免許返納してくれよ。→3科目全てで6割正答すれば合格できるんだぞ。満点以外は全員不合格にしてくださいって消防試験研究センター陳情して来いよ。

でも素養のない人間サラダ油の引火点なんか知るか増田は無教養で、お前は危険物甲種名乗んな増田は立派な専門家って信じちゃうんだろうな。

学歴だけあって(一見)役に立たない奴が、立ち上がった(自称専門家に殴られるのは見てて気持ちいいもんな。だからお前らは一発当てた創業者パイオニアやら異端医者医学博士やら政治学者・経済評論家やらに騙されるんだよ。


サラダ油の引火点なんか知るか増田の言いたかたことははっきりしてるんだよ。何せ「言いたかったのは、専門家だってこんなもんだということ。」ってはっきり書いてる。

ここで言う専門家ってのはちょっと語弊があって、サラダ油の燃焼の話を聞くのに「化学」の専門家を呼ぶみたいな専門家のこと。

お前は危険物甲種名乗んな増田化学専門家なら液体の燃焼について知ってて当然だと思ってるらしい。それは科学の専門の狭さにあまり無知であると言わざるを得ない。

サラダ油の燃焼の話を聞くならせめて「燃焼」の専門家か、「油」の専門家を読んで来なくちゃいけない。でもこれでも駄目かもしれなくて「燃焼」の専門家金属粉末しか燃やしたことがないかもしれないし、「油」の専門家は燃やすなんてとんでもないと言い出すかもしれない。「油火災」の専門家を呼ばなきゃ本当の「専門」知識は得られない。

でも油料理をよくする人や消防士はよく知ってるだろっって?そりゃ結論は知ってるし実際結果も出てる。理屈を聞かずにそれで満足してる人は「別に専門家別いらんかったわー」ってことでそれでいい。


サラダ油の引火点なんか知るか増田へ。

いちいち相手を見下す感情を乗せて発言する人ばっかでうんざりする。→見下すのは楽しいからやめられないってことが証明されてしまった。そこで止めば別にいいんだけど、見下すために間違った知識にまで飛びつくから質が悪い。

もう、無知バカにするのやめないか普通に相手情報を与えればそれだけでいいのに。バカにされた悔しい!を原動力にする時代は終わったと思うけど。みんなの知識レベルが上げれば社会が良くなると思うけどな。→社会は良くならないよ。一部の人達が満たしたいのは知的好奇心じゃなくって、真偽はともかく納得のいく理由付けによる安心感や、他人精神マウントをとれる道具だから研究者としての博士必要性なんてわかってない、物知りのクイズ王みたいな博士社会のどんな分野でも役に立つって本気で信じてる。そもそもサラダ油を使って電車放火できたところで害しかないのに。

2019-02-03

https://kojitaken.hatenablog.com/entry/20190104/1546561548

コメント欄最初コメントがひどい。

このコメントを書いた論者はなぜこんなにも経済無知なのに、想像だけでこんなにも自信を持って経済を語れるのだろうか。まったく恐れを知らないとは恐ろしいことだ。

"ここ数年比較的景気が良かったのは,単に好調世界経済の「おこぼれ」に日本経済も多少は与れたというだけのこと"

本当に飽き飽きとするのだが、外需の変動で国内経済の変動を説明しようとするのはマスコミによく登場する「俗流経済論者」の典型である

一国の経済とは外需内需である

そもそも日本経済外需依存度が低いのは周知の通りだ。

国内経済の総供給よりも総需要が少ないとき、それが過剰在庫失業という形で表れる。それを「景気が悪い」という。

たとえば外需が増えても、それ以上に内需が減少すれば景気は悪くなる

外需が増えれば自動的に景気が良くなるというものではない。

したがって時の政権が、外需の増加以上に内需を「減らさなかった」のなら、その経済運営一定評価すべきことである

たとえば外需が減ればその分内需を増やして「国全体の需給のバランス」をつり合わせるのが「正しい経済運営である

この手の論者はおそらく「世界経済日本経済よりも遥かに大きいから、日本経済世界経済従属する」とでも思っているのだろう。

しかし、世界経済取引ほとんどは日本経済無関係であるというご簡単事実をわかっていない。

世界経済の中で、日本経済関係あるのは、日本外国の間の取引だけである

"そして,世界経済がひとたび傾けば,日本経済は真っ先に奈落の底に突き落とされる運命にある。アジア通貨危機リーマンショックの時と同じように。"

明確な根拠もなくいきなり日本経済「運命」名言されるとは驚くばかり。この経済予言者自分の知能にずいぶんと自信があるようだ。是非論文を書いてノーベル経済学賞を取ってもらいたいものだ。

どうして経済については空想ものを決めつけることが許されるのだろうか。

"これだけグローバル化が進んだ世界経済に,日本経済もがっちりと組み込まれている以上,日本一国限定経済政策で出来ることなど高が知れているし,世界経済の荒波に翻弄されるのは仕方のないこと。

今更グローバル化と訣別する訳にもゆくまい。「ソ連大恐慌の影響を受けずに順調に経済成長した」とはよく言われるが,当時のソ連のような国になりたいと誰が思うだろうか。"

上にも書いたが経済外需内需である

外需コントロールしにくいが内需政策的にある程度コントロールできる。

そして、金融政策の変更によって為替レートが変化すれば外需も変化する。

グローバル化と決別」などと、相手が言ってもいないことを捏造しなければ、自説を正当化できないのか。

金融政策財政政策を「適正」にして、国内経済の全需要と全供給バランスを取れと言っているだけの話だ。

経済政策的「無作為」か、「グローバル化と決別」するかというのは「偽の二択」である猛暑か極寒か選べというのに等しい。騙しのテクニックだ。

だいたいソ連を持ちだして論敵を貶めるのは冷戦時代赤狩りのやり口ではないか

"松尾匡など典型的で(マルクス経済学者だから当然だが),主著のタイトルが『不況人災です!』だもの。"

この論者の無知が端的に表れている。

松尾マルクス経済学であるのはその通りだが、リフレ政策ケインズ経済学的政策であることは、経済学をある程度知っている人間であれば常識である松尾が"不況人災です"と言いだすのは松尾が"マルクス経済学者だから"などと言いだすのはこの論者が批判相手の主張さえ政策理解していない証拠だ。 そもそもこの文章全体にケインズ経済学の「ケ」の字も出てこない。総需要管理政策批判するなら「敵」はケインズ経済学だ。この文章を書いた人間経済学を知っているのだろうか。だいたいこの論者はマルクス経済学をなんだと考えているのか。マルクス経済学不況人災とは言っていない。マルクス経済学では不況は「資本主義矛盾」によるものであり、資本主義を続けている限り避けられないとされる、その点ではむしろこの論者に近い。上記の「ソ連」といい反共意識でお手軽に論敵を否定しようという安易さが見える。

"現実主義的な「リベラル」なら,『不況天災,けれども「不況で人が死ぬ」のは人災です!』と唱えるべきだ。"

ろくに問題を学ばないで、ある政策が実行不可能であると決めつけるような知的に不誠実な人間自称現実主義的なリベラル」という人間なのだろう。ここだけはこの論者が全く正しいといえるだろう。

"経済無策と嘲笑された民主党政権下でも,金融円滑化法と地道な自殺対策が奏功して,高止まりしていた自殺者数を減少に転じさせた実績がある。

外的制約にがんじがらめで自由が利かない経済政策と違い,社会政策国内政治の「やる気」次第で充分可能なはずだ。"

社会政策も正しくやり、経済政策も正しくやればよい。

社会政策問題は、経済政策の是非を論じているときに持ち出す話題ではない。

先ほども書いたが、「偽の二択」は騙しのテクニックである

なおこのコメントはひどいものだが、それを理由リフレが正しいとは言えない。もっと知的にも倫理的にも不誠実なリフレ派は沢山いる。リフレを賛成するにも反対するにも最低限の知識が要るというだけのことである

2018-10-30

拡声器で】!!OneSafe PC Cleanerは迷惑ソフトです!!【申し上げたい】

結論

かに誘導されてダウンロードさせられそうになったときは、ソフト名を検索してからにして下さい。

困ってる方はこちらへどうぞ。

https://blogs.yahoo.co.jp/fireflyframer/35171755.html

私はPCそんなに詳しいわけじゃないけど、なにかあったとき家族よりは対応できる方。

家族が一人でネットしててyahooのページ見てたら、突然ダイアログがでて、「Windows更新されてない」とか、「トロイの木馬」がどうとか言われたらしい。

Windows自動更新に設定してますし?

「すべてのシステムファイルは、215秒後に削除されます

ダイアログを閉じようとすれば、大音量の警告音。

もうこれ絶対ウソのやつじゃん。

完全だまそうとしてきてるやつ。

誘導された先のページにはOneSafe PC Cleanerというソフト名の案内に、マイクロソフト名前マーク

で、でかでかとダウンロードボタン

まあ、ダウンロードされてましたよね、すでに…

で、ダウンロードした後で有償記載のあるページに案内されて、どうなってるの!?っていう。

……

トラブル対応が得意ではないことは知っていたけど、正直ここまでとは思わなかった。

Yahoo!という、安全なはずのHPを見てたこと、Windows言葉が入った案内、わかりやすウイルス名、カウントダウンと警告音で絵に描いたようにハマッてしまったようだ。

私はググることが好きで、PCする上ですっかり習慣づいたから、こんな絵に描いたようなトラブルで案内された見も知らぬソフトをググらずにダウンロードしようなんて絶対に思わない。

でも、ネットはやり慣れてるけど、トラブル対応は人任せであまりググらない家族はそうではなかった。

結果、ダウンロードされたソフトは削除すればいいだけで、そんなに困ったものではなかった。

しかし、こんなにもわかりやす騙しのテクニックにあっさりとやられてしまたことに閉口している。

誘導されてダウンロードさせられそうになった場合は、必ず先にソフト名をググれを徹底させたいが可能だろうか。

 
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