「風刺」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 風刺とは

2024-05-30

攻殻機動隊シリーズ小並感

攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL原作漫画

情報量が多い!コマの外にまで溢れてる。一通りアニメ見た後に読んだので、なんかキャラクター性格が軽い感じがする。意外とギャグテイストを感じる。

 

劇場版 GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

サイバーパンク感満載。劇画的なディテールの細かさと、体重を感じるような作画が美しい。アーティスティックな部分と、アクションの派手さがうまいバランスで成り立ってる。シリーズ入り口はやっぱこれだわ。

 

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)

テレビ版だから作画が粗いところもあるけど、1話完結の話も色んな映画オマージュを感じられて楽しい公安9課のメンバーそれぞれにスポットがあたるからだんだんと彼らが好きになる。少佐ってなんだかんだ面倒見がいいし、先生みたいなところあるな。

笑い男社会風刺的な側面も特徴的で、物語現実感を持ち込んだのは後のシリーズにも影響が大きいのでは。

 

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

悪役がなんか面白い男。今の時代放送されてたら、だいぶバズりそう。ファーストシーズンよりも政治的な話を扱っていて、難民問題とか今の世の中にも通じるという意味では未来を予見してるのかも。

 

イノセンス

難解、難解とは言うけど、まぁ耐性ついてるから大丈夫だろ→初見、途中で寝てしまう… 一緒に見ていた友達も寝てた。作画がすごいのは分かる、金と時間がすごくかかってるよね、でももう少しなんというか手心を…!

 

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(S.A.C. SSS

よくまとまっていてバランスがいい。難解さは少なくエンタメしているので、初見がこれでもいいのかも。

 

攻殻機動隊 ARISE

少佐の声がいつもと違うけど、若い頃だから違和感ないわ。むしろ好き。あと公安9課の面々も、いつもとデザイン違うけど、若いんだからそんなもんかもな。だがサイトー!お前はそんなに軽いキャラクターから寡黙な男になれたのか!?

現実的テクノロジーの先にある未来を予感させてくれるし、一貫したテーマ性が感じられて好き。過去シリーズへのオマージュも好きだが、やややり過ぎ…?

フチコマシリーズで一番カワイイ存在だと思う。

 

攻殻機動隊 SAC_2045

3Dアニメが嫌いなわけではないんだけど、やっぱりキャラクターの表情が乏しいという点で、他の作品に比べて入り込みにくい感じがある。

ポストヒューマン、持続可能戦争とか、出てくる言葉にはすごくワクワクさせられるが、それらが何の意図でどういう背景で現れたのかという点が飛び飛びで情報開示されるので、いまいいち頭に入ってこない…

少佐はいつもより若い(幼い)デザインに見えるが、サイボーグ特権だわな

 

攻殻機動隊(仮)

楽しみにしてます

2024-05-28

上野にある成人映画館に行ってきた話をするよ!(2024.5.30追記

追記したよ!

今回もたくさん見てくれてありがとう追記したよ!

anond:20240530134235

ここから本編

やぁ、紳士淑女のみなさま!成人映画館増田だよ!

好奇心のまま休日夜の上野成人映画館に行ってみたので、今回も女性目線の成人映画館体験記を書いていくよ。

今回も性別以外は特に明言しないので、18歳になりたての美少女大学生でも、夫とご無沙汰で性欲を持て余した美熟女でも、お好みの姿で読み進めてくれ。

前回のおさらい!成人映画館とは?

成人映画館とは、読んで字のごとく成人向け映画を上映している映画館だ。普段目にするAVとはまた違う、ロマンス的要素があるR18作品を鑑賞することができる施設となっている。

上野には2つの成人映画館があるのだが、すべてが同一ビル内に収容されており、1階に上野オークラ劇場(1階)、2階に上野オークラ劇場(2階)と上野特選劇場が併設されている。この劇場は成人映画製作会社直営となっており、タイミングによっては最新の成人映画を真っ先に鑑賞できる、「日本一ポルノ映画館」と呼ばれる施設でもあるそうだ。また各階に特色があり、1階は普通の成人映画館で男女ともに入場可能なのだが、2階は基本的ゲイの発展場としての側面が非常に強く、上野オークラ劇場の2階にいたっては女性入場禁止となっている。

というわけで、今回は上野オークラ劇場1階での体験記をお届けするよ!

映画館へ入場

上野オークラ劇場不忍池付近にあり、上野からは徒歩10分かからない程度の距離にある。基本的に直進で済むのと、ここもビルにでっかい看板がついているので迷子になることなく辿り着けた。成人映画館初見の来場者に対してめちゃめちゃ親切だな……。堂々と看板を出して通り近くでやっているので、普通映画見に行くだけですが?面で入ることができるぞ。

ちょっと動きの鈍い自動ドアを通り抜けるとすぐに券売機、受付があり、待合ロビー結構こじんまりした感じ。何故かロビーマッサージチェアが設置されておりお客さんがめちゃめちゃくつろいでいた。受付スタッフはおばちゃんで、私が券売機操作している間に手慣れた様子でチケット出口に手を突っ込んで待機しており、発券された瞬間さっと取り出し高速のチケットもぎりを見せてくれた。特に施設説明などはなく、「シアター入り口はあっちだよ~いってらっしゃい」と笑顔で送り出してもらう。久しぶりに人からいってらっしゃいと言ってもらえてちょっと感動。

シアター入り口はシアター内の最後方に位置しており、入って一目で席状況を確認できる。やはり休日夜ということもあってか20人か30人くらいの人が座っていて、パッと見た限りではいい感じに人がいない席が見つからない。しかし上映中なのとドア付近で立ち見の人も結構いたので、あんまりうろちょろするのも気が引けて目についた比較的空いている中間列の端に座ることにした。

ちなみにオークラ劇場特に臭いはしなかった。無臭万歳

ポルノ映画めっちゃおもしろ

今回は守護神カバン存在はないので、座ってからちょっと経つと横、後ろ、前あたりの席に人が集まってくるけど上映中の映画が気になったのでいったん気にしないことにする。

途中で入ったから当然話の筋は掴めないが、流れていた作品映像出演者雰囲気を見るにかなり現代的。スクリーンの中でめちゃめちゃ真剣男優二人が音楽について語り合っていて、どうやら音楽を志すも手を怪我し道半ばで折れてしまった男性と、その人の音楽に惚れ込んでおりどうしても続けてほしい男性、みたいな関係。これを一体どういう道筋で濡れ場に持っていくのか……もしや場所を間違えてただマイナー映画を上映している普通映画館に来てしまったのか?と思うくらいシリアスなシーンで引き込まれしまう。しばらく見ていると女性音楽家の男性の知り合いっぽい)が登場し、なんやかんやあって濡れ場がスタート。「俺の新しい楽器は……女の体だァ!」ということだった。いやなんだその理論。どういうことなんだ。おもしろすぎるだろ。あんあん喘ぐ女性の上で真剣な顔で音楽の道とは、生き様とは、と己の哲学を語る男性と、それを感激の表情で聞く男性。「兄貴、また音楽を……!!」さすがにセックス音楽ではなくない?もう私はスクリーン世界に夢中である

……と、なんかよくわからんテンションの濡れ場に乗じてなのか、このあたりで隣に座っていた男性が私の太ももを撫でてきた。特に喋りかけたり、こっちを伺う素振りもなく手だけでさりげなくすすーっと触ってくるので、映画ちゃんと見たいこともあって逆側に足をよけて軽く意思表示……をしてみるのだが、この手がめちゃめちゃ追尾してくる。なんだったら手が届かなくなると尻の方に手が移動してくる。

まぁこれくらいなら無視できるな、とか思って足をよけたり組み替えたりしつつ無言でいると、鼠径部の際どいところを触ってきたり服をめくって素肌を触ろうとしてくる。裾を太ももの下に入れ込んでみたり鼠径部は太ももブロックしてみるも全く手が引いていかない。しっかり体ごと逆側に避けてもどこかしら触ってくる。コイツ、NOを無視するタイプである

この手の人間相手の反応を無視して自分がしたいことだけを強引に進めてくる可能性が高い危険人物である。……という持論を私は持っているので、コイツは引かねーなと見切りをつけて濡れ場が落ち着いたタイミングで席を移動した。そもそもいくらここがそういう場所とはいえ初対面の人間に無言で触るのはいただけない。コミュニケーション大事にしてこうぜ!!

まぁ、私自身の一応の自衛策として、こういうことする相手はアウトというラインはあらかじめ決めてあり、今回はそのラインを越えたというだけの話だ。

もちろん直接触るな、と言ってもいいんだけど、なんというか、他人拒否に関する感知域が狭い人には積極的に関わりたくないので今回は逃げる一択である。余計なトラブルになったら断然、私の方が不利なので。

移動先の席では周囲に男性こそいるものの、私の見える範囲にいたのは全員おじさんというよりもはやおじいさんだった。二つ隣からはフゥ…フゥン…とやや苦し気な呼吸音が聞こえてくるので、他人ながらちょっと心配になってくる。こんな空気のこもった映画館よりもっと行くべきところがあるのでは?と思いつつも、先ほどよりは心穏やかに映画に集中することができた。

人はみんな、他人に対して見栄を張ったり自分に嘘をついたり、後ろめたいことを抱えているけれど。いつだって過去自分と向き合って、受け止めて、改めて前を向いて生きることができる存在じゃないか。そんな勇気をもらえるような作品だった。

セックス応援上映、始まる

1本目上映後、館内が明るくなり10分ほどの休憩タイムが挟まってから2本目が始まった。今回はちょっと古そうな作品で、平成初期くらいの雰囲気だ。

季節は夏、フリーター男性が幼馴染の女性合コンを打診するところからまり、何故か山奥のキャンプ場みたいなところにポツンと机を置いて合コンが始まる。夏場にそんなところで酒飲んでたら死んでしまうんじゃないか……?

合コンなのに女優3人の合唱シーンが挟まって、この作品もやはりなかなかのカオスしかも一人だけやたらと上手い。惚れ惚れするほどのソプラノボイス。私はあまり合コン経験がないのだが、合コンってこんな感じなのか……?と思っていたらスクリーン男優も同じセリフ。たぶん違うと思う。知らんけど。

そんなこんなでシーンは進み、「見た目はそこまで悪くないのに、若作りに必死すぎるせいでイタいおばさん」役の女優ヤバイ!とウケる!を連呼するのをぼーっと眺めていると、後ろから軽く肩をたたかれた。振り向くと真後ろの席と斜め後ろの席に座っていた二人連れの男性が「ちょっとお話いい?」 「さっき横にいた人はいいの?」と話しかけてくる。どうやら先ほどのライン越えおじさんと私の入場がほぼ同時だったらしく、カップルで来店したと思われてるみたいだったので、正直に知らない人っすねと言っておいた。

ここは初めて?一人で来たの?とかなんとかボソボソ喋っているうちに胸元へと手を伸ばしながら「触ってもいいかな?」と聞いてくるが、言い終わる前にすでに触り始めているのでとりあえず頷いておく。こっちの席来なよ!とおじさんらの間の席を指されるが、挟まれると身動きのとれなさが桁違いになるので通路脇を死守するべくそこは断った。そうだよね間は怖いよね~とあっさり引き下がってくれ、じゃあそっちに移動するね、と一人がこちらにやってくる。すでに私の隣二席はおじいさんが座っていたのだが、その場にいた男性たちは全員顔見知りだったらしく、手慣れた感じで「ほらアンタ何もしないならそこずれて!」と無情にも退かされてしまっていた。ばかやろう、おじいさんこっちを見るには見るけど全くノーリアクションだったから安置だったのに……。「まったくいっつも女の子の隣座っても何もしないんだから」とかなんとか言われていた。いや一番安全な人じゃねーかよ何でそんな悪いことしてるみたいに言うんだ。

隣に座ったおじさんが私の胸元をくつろげて触り始めると、ハプニングの気配を察知した人々が徐々に集まってきた。あちらこちから手が伸びてくるものの、声をかけてきたおじさん二人が「そんな一気にいかないで!」 「ゆっくりだよ!怖がらせないで!」と制するので出しては引っ込めの状態だった。こういう界隈にもリーダーというか、仕切り屋の人っているんだなぁとか思っていると今度は下半身に手が伸びてくる。中に指が入ってくるのと同時に、外側も複数人が触る。

別に触られるのは構わないのだが、今回はタイミング問題か客の数自体が多くそれに比例して周囲に集まってきた男性の数も多い。何かというといろんな人が足を開かせようとしたり無遠慮に手を突っ込むせいで下着がめちゃめちゃ伸びてた。女性もの下着は繊細なのに……安くないんだぞこういうの……。挙句の果てにぐいぐい引っ張って脱がそうとしてくるやつもいるのでそれを阻止するためにこっちも引っ掴んでさらに伸びる。おい人のパンツ持ってこうとすな!

全然まらないので「ちょ、パンツ脱がさないで!」というと周囲のおじさんが次々と「いやがってるよ!」 「パンツ脱がしちゃダメだって!」と言って止めてくれる。最悪のやまびこである

このあたりになるともうあちらこちから手が伸びてきてもみくちゃにされており、さながら鳩の群れに突かれるパン屑ような気分だった。後ろの席からも頭上を通過して顔や胸を撫でまわされて頭がぐわんぐわん揺れるので、そっちに気を取られて全然集中できない。あと顔を触るな!!そんなに擦ったら肌荒れしちゃうだろうが!!

ということで再度やまびこを使って頭部の治安を守り、やっと感覚に集中できるようになった。何度か力加減を調節してもらい、一番いいところで続けてもらう。

快感が高まっていくごとに声も出てしまい、ひときわ大きな嬌声をあげて絶頂するもおじさんの指は止まらず、続けて何度かイかされたところでやっと指が抜かれた。さすがに何度もイくのは体力を使うのでややぐったりした私を見て、おじさんは「ちょっと休憩、休憩だよ!」と言って壁を散らしてくれる。そのまま私の服を軽く整えようとしてくれるのだが、自分の体液がべっとりついた指で服を触られるのはちょっと遠慮したかったので除菌シートを渡して手を拭いてもらい、その隙に自分で整えた。

一息ついてスクリーンを見ると合コンしてた人たちがめちゃくそ修羅場っており、何故か毒を盛ったみたいな話で言い争っているので急に映画が気になり始めてしまうが、数分すると休憩は終わりとばかりに人が集まってきてしまった。常連おじさんの間で謎の順番の選定がされており、「一気にやると女の子いからね!順番だよ順番!」と言われ人が変わりながらもう2回ほど同じようにもみくちゃになりながら絶頂した。途中、私の喘ぎ声がうるさすぎたのか通路に人が集まりすぎたのか、スタッフさんがやってきて「皆さん、椅子に座って鑑賞してくださいね~」と注意されてしまった。迷惑かけて誠に申し訳ない。

さてこのあたりで体力を使い果たしたのと、合コン映画顛末がわからないまま映画が切り替わってしまい次の映画あんまり興味が引かれなかったので帰ることにした。あの映画配信サービスかなにかで見られないかな……。

賢者タイムもとい帰路にて

帰る前に一休みしている間も、一番最初に話しかけてきた二人組のおじさんは気さくに声をかけ続けてくれたが、明日用事があるのでそろそろ……と帰ろうとすると「最後にもう一回おっぱい触らして!」と言われ、まぁ乳ならええかと頷く。そのままもうしばらく喋っていたのだけど、やはり今回は休日なので人が多く集まっていたらしく、今度は平日の夜においでよ!とのことだったが機会があれば……と適当に濁しておいた。できない約束はしないタイプなので。

ではでは行きますねと周囲のおじさんに会釈し席を離れ、上映最中にすまんの、と気持ち頭を低くしながらシアターを出る。さて帰るかとビルを出てマップを立ち上げていると、視界の端に見覚えのあるような人影があった。

おや?と思い一旦通りには出ずに不忍池公園の方に適当に歩くと、やっぱりいる。さっき安置だと思ってた隣の席のおじいさんが。館内は暗くて見えにくいとはいえ真横にいればさすがに覚える。

お前、館内では何もしないのに外出たら追っかけるタイプかよ!!一番ダメなヤツじゃん!!!

幸いにも非常にアメ横が込み合ってくる時間帯だったので、若者の健脚を見せつけるべくめちゃめちゃ早歩きでしばらくアメ横の中をぐるぐる歩き回っていたら姿が見えなくなっていた。しかし念のため、映画館の最寄りの入り口ではなくちょっと離れたところから駅に入ってから帰宅した。

まぁ女性一人客となると珍しいので、つきまといとか追っかけは発生しやすいんだろう。何しろ目立つしな。

最後感想

こうして私は東京にある成人映画館2カ所に突撃してきたわけだが、一番の収穫はなんといってもポルノ映画おもしろい!

風刺ドラマ風、昼ドラ風、あるいは青春要素のある展開だったり突拍子もない展開だったりと、エロ以外にも魅力あふれる作品ばかりだった。ツッコミどころもいろいろあり、下ネタ抵抗ない友人数名集めて上映会やったら絶対楽しい

施設としても非日常体験ができるおもしろ場所ではあるが、私個人は「未知」に対する好奇心を満たしたあとで改めてめっちゃハマる場所、というわけではないかなぁといったところ。前回の記事でも心配してくれていた方も多かったように、なんせ安全性が低い。

あと私はエロのものもそうだし、エロに至るまでのシチュエーションというのも大好きなのだが、いかんせんそのバリエーションがない。まぁ基本的には映画館なのでそんなアグレッシブに動き回る場でもなく、きっと一人で行くといつでも痴漢!手マン絶頂!のループになってしまうし、他人のアレソレを見たいけど女性客やカップル客は少ないし……。

たまにポルノ映画を見に行くついでに、もしムラっときたらハプニングも……みたいなスタンスで行くのがよいかもしれない。

まぁこれはあくまで私の感想なので、私に続く無謀な勇者がいたらぜひその感想も聞かせて欲しい!人によってはかなりハマる場所かもしれないぞ!

そして複数人とか比較オープン場所エロいことをする、というのに興味はあるけど成人映画館は怖いかも……衛生面も気になるし……という貴方にはハプニングバーをおすすめしておくぞ!こちらも今度記事を書くので参考になったら嬉しい。(もちろんネットにたくさん情報があるので、それを見て突撃してみても楽しいよ!)

ここまで読んでくれてありがとう

いつかどこかのすけべスポットで僕と握手

2024-05-26

anond:20240526162048

蜃気楼ちゃんと春の季語なの草

ーー

あなた社会派俳人です。

英語を学び米国企業で高給を得ていることを自尊心の拠り所とする卑小な人物

国内企業に勤める会社員馬鹿にして優越感に浸っている様子を風刺して一句詠んでください。

ーー

的外れ 英語の功名 蜃気楼

2024-05-24

成人映画館行ってきた話していい?するね(2024.5.28追記

上野にも行ってきたよ!

anond:20240528202441

追記したよ!

追記したら表示文字制限があったのか、本分がぶつ切りになってしまったので記事を分けたよ。

追記部分はここを見てくれ!

anond:20240524195441

ここから本編

というわけで、タイトル通り成人映画館ポルノ映画館)に足を運んでみたのでその話をする。まったく知らなかった人、行ったことないけど行ってみたかったり興味がある人、行く気はないけど中身が気になる人、そんな人たちに少しでも足しになる話になれば幸いである。

ちなみに当方20代半ばの女である女性から見た成人映画館体験記として今からエロい話をするので、お好みの美女美少女脳内補完して楽しんでほしい。

そもそも成人映画館ってなに?

成人映画館とは、その名の通り成人向け映画をメインに上映している映画館であるポルノ映画館ピンク映画館とも呼ばれる。

通常の映画館とは違い、連続上映となっており一度入場券を買ってしまえば何時間でも見ていられる。料金も特別料金が上乗せされてめっちゃ高ぇ!なんてこともなく、劇場によって多少の差額はあるもの普通に映画を見るのと同じような値段で入ることができる。このシステムは成人映画館ならでは、というよりは昭和映画館運営から営業形態が変わっていないのだと思う。まぁネット検索のみの付け焼刃知識なので、話半分くらいに聞いておいてくれ。

当然18歳未満は入場禁止だが、学生禁止ではないので大学生からは入れることになる。

また、普通商業施設とは違いシアター内ではある程度のわいせつ行為お目こぼしされており(支配人やその時いるスタッフのさじ加減次第だが)、男性同士の出会いの場(いわゆるハッテン場)や特殊性癖のカップル、男女の集まる場所となっているらしい。そしてそういった行為についてもどうやら界隈内で一定ルールがあるらしく、アングラで非日常的な場所ではあるがそこまで無法地帯ではないと感じた。たまたま私の運がよかっただけかもしれないが。

なんでそんなとこに行こうと思ったの?

最近流れてきた昭和を懐かしむ系のツイートで、成人映画館の前で女の子写真を撮っているものがあった。それ自体普通に炎上したつまらツイートだったのだが、そこに付いたリプや引用が私の目を引いた。みんな揃って「そこ現役でやってるピンク映画館だから下手なこと言わない方がいいぞ」みたいな忠告をしているのだ。

その単語知識として知っていた私は思った。あれって実在するんだ、なんかおもしろそうだし現役でやってるなら行ってみよう、と。

めちゃめちゃしょうもない自語りをさせてもらうと、昔から興味が沸いたことは一回やってみないと気が済まないタイプ人間だった。扇風機に指を突っ込もうとしては親に叱られアチアチのヤカンを「それ熱いよ!」と注意されても自分の指で触って確かめ親にぶったたかれるクソガキだった。ペヤングが時々出しているトチ狂ったフレーバー焼きそばを食べずにはいられない人間だった。もうとにかく自分の興味が引かれたものに対しては自分体当たりせずにはいられなかったし、「さすがにマズイぞ」のラインを見極めるストッパー自分の中には無かった。あとシンプルエロいことが好きだった。未知のエロ体験せずにはいられないッ!

というわけで、好奇心の赴くまま、都内在住の私はこれ幸いと夜の街へ繰り出したのであった。こういう娯楽はだいたい東京にある。東京、私のような好奇心のかまたり人間には最高の土地だ。

どの成人映画館へ行くか

都内の成人映画館

シネロマン池袋

上野オークラ劇場

上野特選劇場

の3カ所である。このうち上野とついている劇場は同じビルにあるとのこと。

それぞれの劇場に特色があり

シネロマン池袋→わりと大人しい雰囲気らしい?初心者向けとか書いてあるブログも見た。

上野オークラ劇場日本一ポルノ映画館とも呼ばれている。一番お客が多いっぽい。

上野特選劇場ゲイの人が多く訪れるらしい。

ネット情報さらってみた感じはこういうことらしかった。

私の通勤経路的に上野まで行くのは骨が折れるのと、初心者向けとのたまうブログを信じて今回は池袋劇場セレクト。さていよいよ本番である

入場

シネロマン池袋池袋西口側に存在しており、出口にもよるが基本は徒歩3分からいくらい、一番近い出口からなら徒歩1分ほどとかなり駅近くにあった。今までかなりの回数、目の前を通っていたが全く気付いていなかった。人間とは意識の外にあるものをこうも認識できないものか。

施設自体は地下一階にあるが、地上の入り口部分にでっけー看板があるので目印を見失って迷子になる心配はまったくない。狭い路地秘密基地めいた場所入り口……とかでもなく、なんならめちゃくちゃ通りに面しているので本当に見つけやすい。いつもグーグルマップに惑わされるタイプ人間なので非常に助かった。

階段下りた目の前にチケット自動販売機と対面で購入できるスペースがあるが、私が行ったタイミングでは対面の購入スペースは既にカーテンで締め切られていたので大人しく券売機で購入。

ちなみに今、シネロマン池袋サービス価格で通常は男性ひとり1800円のところ一律1300円で入場可能だ。男性諸君行くなら今がチャンス!

券売機で買ったチケット左手側に進んだ受付のスタッフさんに手渡すのだが、女性ひとり客の場合ここで

・トナラー防止用の貸カバンを渡すので、自分カバンと貸カバンを両隣に置くといいこと

不審者がいた場合は受付に申し出ること

・中で何かあったら大声を出してもかまわないこと

など説明される。私が入った時のスタッフのニイサンはかなり親切な人で、非常に心配そうな顔で説明してくれた。私自身はここが「そういう場所であることは覚悟の上で来ているし、なんならハプニング的要素も楽しむつもりではあったのだが、痴女と思われるのも心外なので神妙な顔で頷きながらカバンを受け取っておいた。後述するがこれがシアター内での平穏を守る砦となってくれたので、この時の自分判断感謝である

さて、以下は余談だが。

ここで渡される貸カバンだが、中にしっかり重めの物体が入っていた。

もしこれを見て成人映画館というものに興味を持った貴女が、本当に見物だけを目的劇場を訪れたとき、触られたくないのに同意もとらず不埒を働く輩がいたらこカバンを思い切りぶん投げるか振り回してぶち当ててやればかなりのダメージが入るはずだ。少なくとも走って受付に行くまでの時間は稼げる。迷いなく全力で振りかぶろう。好奇心に駆られた貴女が心身を損なう事なくその心を満たせることを祈っている。

シアター内へ

受付からさら左手へ進むとシアターだ。ちなみにお手洗いは受付の後ろ側にあるので、シアター内でプレイを楽しみたい紳士諸兄は女性に触れる前にここで手を洗おう。女性客がいなかったとしても、自分ブツを触るならやはり清潔な方がいいので、どちらにしろここで手を洗おう。

シアターへ繋がる防音扉を開けると、普通映画館とは違いカーテンがかかっていたので最初ちょっとびっくりした。人間、目の前に急に何かしらが現れるとびっくりしちゃうよね。

レール等はなく動かないようだったのでのれんのようにめくって一歩中へ入ると、お客さんは結構まばらで20人くらいの男性が各々好きな席に座って見ている感じだった。仕事帰りに立ち寄っているのか大半がスーツ姿。仕事終わりにちょっとむらっとくることあるよな。うんうん。

上映中の画面前を横切ってうろうろするのは気が引けたので、とりあえず目の前にあった席(最前列の右端)に座って左隣に貸カバンを置いてひとまずは鑑賞することに。がら空きだったのでもうちょっと中心寄りに座ってもよかったのだが、いかんせん見知らぬ場所自分カバンを手放すのは盗難などのリスク的に怖かったので、貸カバンひとつ置けば済む一番端の席に座り、自分カバンはひたすら膝の上で抱えこんでいた。しか最前端はずっとスクリーンを見上げる体勢になってしまうので、最前列おすすめしない。単純に鑑賞を目的とするなら、中間列の端の席がベストだったかなーと思う。カバンを手放すのはオススメできないので、あくまで端の席だ。

ちなみにシアター内は独特のスメルがする(たぶん体液)ので、臭気に敏感なタイプの人はマスクを推奨する。私もけっこう気にする人間なので最後までにおいには慣れなかったし、最初10分くらいは鼻がキツすぎて帰りたかった。気合我慢したけど。

さて、上映していたのは昭和香り漂う作品で、「AV」じゃなくて「ポルノ」という感じだった。現在FANZADMMで見られるものとまったく違うテイストで、もちろんその人の感性によるが私は作品として普通に楽しく鑑賞した。1作品目は途中入場だったのだが、なんとなくメッセージ性のある作品で正直エロいものを見ている、というよりは性描写のある社会派風刺ドラマを見ているような感覚だった。

あと今の人と体型がぜんぜん違ったり(見る感じ、今どきの人はとても足が長いと思う。昭和女優さん、脱ぐと動体が長くのっぺりとした体型で、100年も経たないのに人類遺伝子ってこうも変わるのかと驚いた。)、ひたすら局部を隠すカメラワークで当時はポルノでも挿入はフリだけで撮っていたのかな?だったりといろいろ考えながら見られて興味深かった。コンテンツとしてポルノ映画にハマりそうなレベルで、なんか普通に3本映画見て帰ろうかな、と思ってしまうくらいだった。

守護神カバン

このようにアンダーグラウンドな成人映画館のんきにポルノ鑑賞を楽しむ私であったが、これには貸カバン恩恵が大きい。

というのも、どうやら「カバン等で隣席をブロックする」という行為は「コミュニケーション意思無し・私に触れるな」という意思表示と見做されるようで、貸カバンを置いた席の隣まで移動してくる人や横の通路まで来て顔を凝視する人、後ろの席から顔を覗き込んでくる人、映画の濡れ場ではなくこちらを凝視しながらシコる人等々はいたが、カバンを置いている間は一切触ったり声をかけたりという行動はなかった。無理にカバンを取り上げて隣に座ってきたり、というのもなかったので、基本は相手積極的OKを示すまでは触れるべからず、的な界隈ルールがあるのだろうと推測する。それが「成人映画館常連全体」なのか、「シネロマン池袋ローカルルール」なのかまではわかりかねるが……。

さて、ここで次の私の興味関心は「この場で貸カバンをどけてみたらどうなるのだろう?」である

いやさすがに始めてきたばっかりでそこまで試してみるのもなぁという気持ちと、せっかく来たなら気になるもん全部試した方が悔いはないという気持ち10分程度争った結果、好奇心に抗えなかった私は貸カバンを手に取り、通路側の手すりにかけてみた。これで私の真横の席が空くことになる。

架空のすけべ体験談みたいなことって本当に起こるんだなぁ

はいここからエロい話になります紳士諸兄はお好みの女性像を思い浮かべて読んで欲しい。

そしてエロエロく書くには文才がいるのだが、私にはそこまでの文才はないので起こったことをさらっと書いていく。最大限の脳内補完を頼んだ。

はてブでそういうつもりになろうなんざ思ってない?それはそうだ。そんな人はここは読まなくていい。長ったらしく書くが、私が言いたいのは「やろうと思えばすけべなことができる空間だったよ」、ということだ。結末に興味がある人は、ここを読み飛ばして下の総括を見てくれ。

さて隣席が空いた瞬間、すごい勢いで周りの席に男性が集まってきた。直前までは後ろに一人、カバンを挟んで一人、あとは全員離れた席にいたのだが、カバンをどけて一人が隣に移動してきたのを皮切りに周囲の空席が全部埋まった。なんなら隣の隣くらいまでは人が座ってこっちを覗き込んでいる。

成人映画館にはゲイが多いらしいとネットには書いてあったので、なんならシアター内の大半はそっちの嗜好の人なのでは?意外と私には誰も興味を示さないかも……と思っていたがどうやらそうでもなかったようで、気付けば通路側にも人がおり人生で初めてレベルの取り囲み方だった。

まずは左隣に座った男性が私の手を触っており、どうやらこれで接触に対する拒否がないか様子を見ているようだった。ひとまず黙ってそのままにしておくと次は太ももへ。これも黙って受け入れる。

このあたりで大丈夫な女だと判断され、あちこちから手を伸ばされ服の上から体をまさぐられた。普通に生きてて大人からまさぐられることなんてなかなかないので、私もちょっと楽しくなってくる。

この時後ろで立ってこちらを見ていた男性がいたらしく、別の男性が「おい、座れよ!」 「後ろの人も見てんだよ!」 「座れって!」 「なんだようるっせぇなぁ!」みたいな喧嘩が発生してておもしろかった。座れと言った男性は圧倒的に正しいのだが、片隅とはいえわらわらと集まってこんなことをしている時点で言えた義理ではないのでは?と思ってしまった。まぁここに見に来ている人はそれも織り込み済みなんだろうけど……。

抵抗しないでいるとあっという間に服をたくし上げられて直接胸を触られ、ズボンは前を開けられパンツの中に手が入ってくる。身をゆだねきっていれば徐々に快感が高まっていき、体が反応してピクっと動いたり声を漏らしたりするたびに周囲の男性も盛り上がっていく。

ちらっと周りを見ると、新しく入ってきた人も席につかずこちらの見物に混じってきていたようで3層くらいの人の壁ができていた。入り口ふさいですみませんでした。

ひとりの指がぬるっと中に入ってきて、すわガシマンされるか!?と警戒したが思ったよりゆっくり触られて少しずつ絶頂に近づいていく。ときおり激しくなりすぎて痛くなっても、「痛い…」とつぶやけば周囲の男性の中で誰かしらが拾ってくれて「痛いって!」 「優しくしてあげて!」と声をかけて調節してくれるので、けっこう安心して快感に集中できた。

口に指を突っ込まれ、うーんこれはちょっとやめて欲しいかも……と思いつつも絶頂を迎え体がひときわ大きく跳ねる。指でふさがれているので喋れなかったが、中を触っていた男性が「イっちゃったの?」と聞くので頷くと「じゃあ休憩しようか」と服を整えつつ壁になっていた男性解散させてくれた。この人おそらく界隈歴の長い常連だな。助かる。

なかなか味わうことのない感覚だったのでしばらく息を整え、好奇心も性欲も満たされた私は席を立った。

ネット記事ブログ風俗誘導系のアフィリエイトも含め)に、〇〇で起こったエッチ体験談!みたいなのが載っているのを見たことある人も多いと思う(成人映画館検索しても出てくる)。私は嘘を嘘と見抜ける人間なのでその手の体験談は基本、誘導するための架空記事だと思っている。しかし、実際に起こる場所もあるにはあるんだなぁと一つこの世の真実を知った気分になった。

以上が私の初・成人映画館体験である

賢者タイム、もとい総括

成人映画館性的行為抵抗がなく、ある程度自分の損害を納得できる人間にとっては非常に楽しい空間である

最初に書いた通り、アングラ空間ではあるが、場所も、そこにいる人も治安は悪くないと思う。

これはもちろん私が非常に幸運だった可能性もあるが、「全員料金を支払っている」という側面が大きいと思う。どんなものでも、身銭を切らずにタダで使ってやろうと思う人間と、金を支払うということを呑める人間治安レベルには大きな隔たりがある。特に成人映画館風俗店ではないので、その日女性客が訪れる・その女性客が接触できる人である可能性は低い。それを承知の上で支払えるという状況は、ひとつ安心材料たりえるのではないだろうか。

しかし、だとしても、私が言うのもなんだが女性が一人で行くのはあまりオススメしない。こういった場所に誘える友人なんているわけない、というのは確かにそうなのだが(私もそうだ。)、自分自身の身を守るためにも複数人、あるいは男性を連れて、最低でも2人で入場するのが好ましいだろう。

私はシネロマン池袋に単身乗り込むにあたり、最悪身ぐるみ剝がされてレイプされても泣き言は言わぬ覚悟だった。財布だけは死守したかったので、触られてる時も決して自分カバンから手も目も離さなかった。

結論杞憂に終わったわけだが、無責任なことは決して言えない。

……とまぁいろいろ書いたものの、私としては楽しかったので今後の人生でまた何度か行くと思う。次は絶対マスクをしていく。絶対にだ。

さて、そんな私の次の興味は

上野オークラ劇場ってどんな感じなんだろう? である

今回行ったのはシネロマン池袋。中にいた人の話を聞く限り、結構大人しい客が多い劇場らしい。それに私が行ったのは平日ど真ん中の夜。

では、人が多く集まるであろう金土曜夜の、日本一ポルノ映画館である上野オークラ劇場は一体どうなんだ?言ったら何が起こるんだろう?好奇心が止まらない!

というわけで、これを架空記事おっさんネカマして書いた記事だと思っているそこの貴方

上野オークラ劇場で僕と握手

2024-05-17

もうさ二次創作自体禁止して欲しい

許可されてない作品でやらないで欲しい

今どきガイドラインある作品なんかいくらでもあるのに、ガイドラインない作品同人やってて原作側に火をつけにくる頭おかしいやつがいすぎで本当に無理

原作が好きなだけなのに勝手同人やってる奴らに火つけられて、お前らが本が書けないとかどうとかマジでどうでも良いのになんで好きな作品ボロクソ言われてんの見なきゃなんないんだよ

男に人気のある女キャラが作中キャラと付き合うとビッチとか言われるし、女に人気ある男が女キャラと付き合うとやっぱり女キャラ叩かれるし本当になんなん?

お前らの承認欲求のために原作があるわけじゃないんだが?やりたいならオリジナルいくらでもやったらいいじゃん

社会風刺でもフェミでもアンフェでもポリコレでも好きにやったらいいけどなんで二次創作でやるん?どうしてもやりたいならアニメ会社でも買収して版権買い取って好き放題やればいいじゃん

金もないし頭も悪いのに他人から掠め取ったモノをこねくりまわして金稼ぎしてあげく燃やしてって本当にうんざり原作以外もういらないから出てってくれよ 何回やれば気が済むんだよ

2024-05-11

anond:20240511212528

ただの風刺刑事告訴する政党を支持する人たちは一味違いますなあ

anond:20240511204839

ただの事実風刺じゃん

レッテル張り言葉意味わかってる?

ウヨって根本的な基礎教養とか知能に問題あるんだよな、ネット情報収集(笑)じゃなくてまず学校行けよ

2024-05-07

anond:20240507161434

俳句ってそもそも和歌連歌ハイコンテキストすぎて庶民が楽しめないから、77の部分を無くして庶民自分たち生活や世の中を滑稽に風刺して笑いをとるようになったのが始まりから

それで「俳優諧謔かいぎゃく=しゃれ・ユーモアのこと)」→「俳諧はいかい)」と呼ばれるようになり、後の俳句になって行った

なので初期の奴らのレベルが低いのは仕方ないのでは、ある意味サラリーマン川柳の方が俳句の源流みたいなもので、脱ハイコンテキスト俳句の始まりだったから(正岡子規あたりから文学的な志を持つようになり、俳諧から俳句に変わっていった)

2024-05-03

日本アニメ外人「教育」される日

Redditに以下の四コマ漫画投稿され、多くの支持を得ている。

https://www.reddIt.com/r/comics/comments/1cidn5l/petite

 

内容としては、「設定は成人だけど性格含めて子供しか見えないキャラ」のエロ絵が好きな者を馬鹿にした様子で風刺する内容になっている。

そしてこれに対するコメントの多くが「アニメ見てるとこんなのばっか」と、これを18禁エロ絵のみならず普通アニメにもある事を嘆いている。

 

これは今後の日本クリエイターにとって大きな問題となる可能性をはらんでいる。

何故なら、これが「なぜ日本は我々の価値観に合わせないんだ?」という攻撃へと変わり、NetflixAmazonプライム経由で日本アニメ漫画制作現場が抑圧される事が予想されるからだ。

 

例えば今人気のダンジョン飯なども、イヅツミ蒸し風呂で(毛皮に覆われているとは言え)上裸になり、その性的魅力をほのめかす描写もある。またタデもあの太い生脚を露出していて多くの人に性的に見えるだろう。両者とも設定からして現代社会では未成年なので、Redditユーザーの主張のとおり考えるとそれぞれアウトになる。

もちろん実際にはRedditユーザーでもそんな事は言わないだろうが、問題は「そんなお気持ち次第で動く地雷原歩くくらいならいっそ書き直すわ」と、日本クリエイターが防御的に対応してしまう事である。結果、札束で屈服された魂のこもっていない凡庸作品に落ちてしまうかも知れない。そうなったら悲しいし、それを先導したのがあの下手クソな四コマだったらと思うと正直めちゃくちゃムカつく。

 

今のところメイドインアビスでも「キモい」で済んでるが、彼らがこのようなエコーチャンバー内で膨れ上がった主張で日本「教育」してくる日は近い。

2024-04-29

オタクが生じるプロセス

自由濫用と度が外れた放縦の許容による昔の道徳の便利化と定形化。

単純な楽しさを追い求めることは悪くないが、社会的孤立層は非友好的環境に接する。

鬱病のような障害に対して人間的な助けを提供しないで、孤立する状態は不健全オタクが生ずる土壌を提供する。

度が外れた比喩風刺の混用、古典に対する誤読から始まる。

単純な楽しさの乱舞は社会に多くの活力素と新しい概念発見提示するが社会的分節化によって魅力的な環境にはなれない。

2024-04-28

岡田索雲=漫画レベル100の洋介犬

タイトルで言いたいことが完結してしまったが分からない人用に補足すると、

岡田索雲は昨年話題になった「アンチマン」や今バズっている「ある人」の作者。

ネットの物議醸させマンたちが好む題材を見ぬく確かな目を持つ。

社会問題漫画で最もノイズとなる“作者の気配”を消すのが上手く、SNSでも自我を出さない。

また、スカジャパ作家が陥りがちな「悪役を悪辣に描き、それを正義役が冷笑論破する」という構成を使わないため、ヘイトが表面化しにくい。

おそらく事前に独自メソッドガチガチに固め、俯瞰を徹底し、意識的に防御力を上げている。

漫画が上手い。

洋介犬は「反逆コメンテーターエンドウさん」などの自称風刺漫画大量生産している、心がピュアネットユーザーに人気の漫画家。

十数年前は純ホラー作家だったが現在はスカジャパ漫画にも手を出し路線変更

エンドウさん」では、主人公に作者の主張らしきものをそのまま言わせるという、防御をかなぐり捨てた捨て身のタックルかます

旬の社会問題弱者を好んで扱うのは岡田索雲と同じである

本人曰く、自称風刺漫画賛否の表明ではなく、あくま問題提起であるらしい。

追記)正確な本人発言は以下。https://news.yahoo.co.jp/articles/068214a840e4a3544f77cc9511eb4c424570c45d

洋介犬が座りたかった席にはいま、岡田索雲が座っているのではないか

岡田索雲は洋介犬のやりたかたことを完璧な形で仕上げているのではないか

2024-04-27

岸田を犬にしたあの風刺()4コマ漫画

あれを本当に面白いと思って描いたならその作家薄っぺらいし

そうじゃなければ「こんなん描いときゃあの辺にはウケるだろw」ってパヨ界隈がバカにされてる

2024-04-22

anond:20240422112326

彼らは特に何も調べず、ふんわりとした印象を膨らませて怒っているという風刺

私が███の█詞を引っ張ってくるのは、いわば、「あ、これ████でやったところだ!」という気持ちが生じて、いてもたってもいられず、記すもので。

しかしながら不思議なことは、██████Vや、███・█████のように風刺の█詞ばかりにその現象が発生することです。

██████のような曲の█詞にその現象が起こったことが今まで私にないということです。

これは増田が悪いのか、この世間が悪いのか、はたまた私が悪いのかというところを疑問に思ったので記す次第です。

まあ、お前が見ているところが悪い、という意見には反論できませんね。ははは。

2024-04-18

anond:20240418214025

ミラーリング・チェック

ガチャポン弱者男性シリーズ

☑️ 売れそう

パルワールドのように、あえてタブーに挑戦すると爆発的に話題になりうる。

爬虫類を飼ってる家庭が多いのは、キモい生き物を所有してコントロールするのが気持ちいいという側面がある。

キモくてカネのない手乗りサイズおっさん全12種類、とかは結構良さそう。

☑️ 目的中傷ではない

ソフィーフィギュアは基本愛でる需要のために作られて、女性を傷つけるという意図がなかったのは明白だ。悪意がないからこそ無意識迷惑さを浮き彫りにさせるためにミラーリング必要になった。

弱者男性シリーズが当て擦りのために作られたと思われるとミラーリング効果はないだろう。

しかし上述の通り、普通に所有欲を引き立てられるので、その恐れはない。

☑️ フィクションである

着替えを覗かれて涙目で怒る女性現実には存在しない。女性を覗こうとする欲求特に責められない男は現実存在する。

弱者男性フィギュア現実の男たちを風刺してると捉えられるとダメだ。

ガチャポンおっさん達に名前をつけ、キャラクターに仕立てる必要がある。

☑️ 男女の立場の不均衡があるため、加害者側は足を踏んでることに気付かない

弱者男性社会に置き去りにされる問題は、ポリコレへのバックラッシュとして噴出したのであり、それを主張してるのは主に男性アンチフェミ論者などだ。

一般女性層にはあまり浸透していないと思われる。

たとえば童貞いじりなど、男性あざ笑う行為比較問題視されない傾向にあった。まさしく不均衡による不可視化されてる状態と言える。

…………ここまで見て、概ねミラーリングとしては成立してると判断する。

さて、その上で男性たちが「ぐぬぬ」と唸るか、「ほらね」俺らは十分我慢できるし女も我慢しろよ、と高を括るか、ミラーリング効果を予想しよう。

☑️ 男性アイデンティティを刺激して、共感を覚えさせられるか

おそらく弱者男性として生きづらさを訴える層は、それなりに厚い。

現代では、フェミニズムへの反抗分子だけでなく、純粋に虐げられてる立場男性は多いからだ。

オレは弱者男性だ、と素直に手を上げてる人はたまに見るが、弱者男性だと言われて激昂して否定するシーンは見たことない。

これは弱者男性アイデンティティとして十分機能してるためだと思う。

男性全員の心に訴えることこそできないが、しかそもそも女性フィギュアの時点で別に怒ってない女性もそれなりにいたと思われる。

全員の共感を誘うのは無理でも、一定数の人々の反応が炎上として観測できればミラーリング説得力を持つだろう。

2024-04-17

anond:20240417123302

ただ、元増田が誰に向けて書いているのかわからず、何が言いたいのか釈然しません。増田には発言者主語がでかいから、それを当て擦っているようにみえるのですが…

客観的には、元増田投稿には、ネタ的な内容にミソジニーアンチフェミ的な発露が込められているように思えますし、

そのような印象を抱くことや、反感を抱くことを否定する気は毛頭ありません。

他のブコメにもありましたが、あの投稿自体がセクシストの主張になっているという指摘も一面として正しいです。

あの元増田揶揄に対して建設的なコメントをするのであれば、そういった倫理的な内容にするしかないでしょう。


ただ元増田の内容は、コンテキストを汲んだうえでポジティブ解釈すれば風刺的な内容でもあるため、

「そういう性質を持つのは”女性”だけではない」と正しい反論をしてしまうのは、

属性を雑に批判された故にミラーリング的に返してしま感情機微があったように感じられますし、

反射的で表層的だなっと自分は感じます自分はそれを言いたいだけです。

恣意的解釈であり、冷笑的ですし、自分感受性の偏り故の見解かもしれませんので、批判は受け入れます


あの増田はとりあえず”返答する意志がある”ということを示したくて公開したものでした。

まともなものにしようとすると時間がかかりそうだったのと、増田自身が飽きてほったらかしにすることを防ぐという意味もありました。

いずれにしろ、hapzeさんのお手を煩わせてしま申し訳ありませんでした。(増田ブコメで”見てくれ”って書いたかもしれませんね…すいません…)

このあたりは特にお気になさらず。自分も寝る前に気づいてパパッと返信しておこうと自分本位で行動しているだけですし、感情的に書き散らしたところもあります

ただこのエントリに何か反論等なければ以降は返信なくて大丈夫です。ご丁寧に対応してくださりありがとうございました。

あとURL引用した結果ツリーが別のエントリと合流してしまったのは申し訳ないです。仕様知りませんでした…。

訂正後(訂正前が意味不明なので訂正)

(hapzeさんの返答見た後なので影響受けてる可能性はある。すでに返答の体を成していない)

hapzeさんの主張(増田解釈)"キチ〇イ(クソフェミ)を揶揄しているのだから、細かいことグチグチいうな"→hapzeさんから返答あり。

ただ元増田の内容は、コンテキストを汲んだうえでポジティブ解釈すれば風刺的な内容でもあるため、

「そういう性質を持つのは”女性”だけではない」と正しい反論をしてしまうのは、

属性を雑に批判された故にミラーリング的に返してしま感情機微があったように感じられますし、

反射的で表層的だなっと自分は感じます自分はそれを言いたいだけです。

増田解釈正論パンチするだけでなく、元増田気持ちにもちょっとは寄り添ったれよ


増田の主張(hapzeさんへの返答だったもの

フェミに対して批判揶揄)したいなら正確に表現する方がよい。訂正前の増田で”その方が建設的だから”と書いたが、少しズレている。増田はその特性からしても発言の前提や、誰に対しての発言なのかを共用しずらい。(そもそも元増田も正確に理解してほしいと思ってるか不明

 増田他人増田勝手ブクマして勝手ブコメつけている。)増田のような、背景が読めない愚か者勝手なことを言いかねない。誤解されたくなければできるだけ解釈余地は少ない方が良い。

増田ブコメで”主語定義の選定も適切に行うべき”みたいなこと書いたが、増田自身もそこまで真剣に考えてコメントすることは少ない(増田ブコメなど。匿名な分、増田の方が適当になる)。これでは筋が通らない。

コメント不正確ならその反応が的を射ていなくてもある程度受け入れる。これで一応筋は通るか?

フェミヤバい奴はやばいがアンフェにもヤバいはいる。主張の内容だけを見るべきか?(例えば米山 隆一フェミ関連以外では割とまとも(と思う)(維新いたこともある))どこまで背景を考慮するべきか?また、その責任はだれが負うべきか?

→何が言いたいのかわからんし、程度の問題もある。これは人それぞれの考え方にも依存するような気もする。考察は保留。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

訂正前↓(hapzeさんから返答もらったのでそのまま残す)

id:hapze-23_45さん https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240415124352 の件について。返答遅くなり申し訳ございません。もう日付変わってますが、お時間あるときにでもご覧いただけますと幸いです。

初めに謝罪しますが、増田酩酊状態でこの増田を書いているので非常に不明瞭だと思います。(hapze-23_45さんのブコメ見た時点でベロベロだった)あとで訂正します。



私も元増田の主張(自分流に解釈したうえで)自体には同意しますし、一部(割合はわかりませんが)のクソフェミ(以下KFとする)の男性差別的な思想は非常におぞましいと思います

私は基本的に(自分を棚に上げて)差別主義者が大嫌いなので。

それはそうなのですが、私はKFを揶揄する目的でも、批判するときは正確に表現する方が建設的ではないかと考えています(KFおよびその支持者に建設議論ができるという非現実的仮定!!)

以下その理由

1.「KFはカスなので、KFを揶揄するためならその表現は多少誇張してもいい(不正確でもいい)」という主張は、心理的にたいへん妥当に思えるのですが、要するに論者の意図を汲み取れということなので

  KFが論点のすり替え(KFはカスなのでしばしば行う)をしたとき、それを指摘しても 「お前は意図が読めてない」という言い訳される懸念があり、望ましくない(と増田は思う)

2.これは前提を無視しているのですが、KFには話が通じない(ときがある)と思います(この増田を書いてて思い付いたのですが、KFというのは一種陰謀論者ではないか?)。それゆえに普通の人は離れていき、KFはますます

  鋭化するのかもしれません。 話が逸れましたが、増田が言いたいことは、KFに関する批判揶揄はいわゆる普通の人も見るということです。表現過激になると普通の人にとっては両陣営ともにヤバいやつに見えるのではない    

  か?ということです。両陣営の主張が不明瞭になると泥仕合になると思うので。要するに”正確な表現を心掛けた方が(主張に筋が通っていれば)普通の人にとってもどっちがおかしいか判別やすい” のではないか増田は思

  います


すいません。全然まとまらないのであとで訂正します。

2024-04-13

anond:20240412215137

言いたいことがいくつかまとまりとしてあるので箇条書きの形式でまとめる。

・たとえば乙女ゲーにどっぷりだったりZEROSUM読んだりしてるような分かりやすオタク週刊女性とかワイドショーとか見てると思うだろうか?

しろ彼女らは世間に疎いと言われるぐらいにはそういう井戸端会議ネタになるような、市井の地に足のついた、言い換えれば「夢が微塵もない現実的情報」は積極的に拒絶してる感じするが。ピーターパン症候群も持ってそうだし。

(むしろそういう二次元系のオタクってピーターパン症候群的な童心が残ってることがそれになってしま必要条件で、レディコミの生々しい内容を好める成熟した大人とは対極の存在に思える)

琥珀の夢で酔いましょうが電子書籍サイトでレディコミに分類されているのがなんだうと思った。

「メシヌマ」よりはよほど男でも楽しめる余地ある青年マンガっぽい中身に感じるのだが、なにをもってレディコミなのか

(rentaやbookliveではレディースコミック女性漫画に括られていて、シーモアやめちゃコミでは少女漫画に括られているので、全会一致というわけでもないが)

・フィーヤンはレディコミといわないという主張があって気になったんだが文句なしのレディコミってどんな作品だろうね。グランマの憂鬱とか認知症になった魔法使いみたいな、おばあさんが主人公作品はほぼレディコミで確定かね。傘寿まりこは少女漫画出版社側が言ってるが。

・レディコミには「男が容姿に対して可愛いと思うようなキャラが出てこない」というのが最低条件としてあるんだろうか?

たとえば乙女ゲーで例はひと昔古くて申し訳ないが薄桜鬼やうたのプリンスさまにはヒロイン可愛いという理由で男がヒロインだけ目当てでそういう乙女ゲープレイしてる事例はあった。

しかしレディコミだとキャラが可愛くて男のファンがつく、みたいな魅力がキャラにある作品は(ほぼ)皆無じゃなかろうか。

性的嗜好を刺激するような不細工さというのでもなく、ほんとうにただだぱっとしない売れ残りの女おばさんという感じ。

それはレディコミの定義に関する必要条件みたいなものからだろうか?またこれにはは意図的男性ファンから排除しようとする目的もあるのだろうか?

(ほぼ、と書いたのは「アラサー独女シマちゃんベランダレシピ」)はレディコミならが可愛いヒロインだったから」

・レディコミには今流行りの画風からは外れたひと昔以上前の画風の作品が多い気がする(流行りの絵柄と一致しないのは、逆に画風が流行りにはいままでなかった未来に進んでいるからという場合も想定されるが、そういうわけではなさそう)

とするなら、レディコミを読むのは懐漫を読む感覚を、味わいたい、あるいは懐漫の雰囲気で新作の物語を読みたいからという人も多いのだろうか。

・レディコミや、コアブックス風刺漫画などが「漫画」という主語言及される資格を持っている違和感

たとえばカズオイシグロのようなノーベル賞作家小説を読む人と、フランス書院エロラノベ(だけを活字主体媒体としては)読む人がいたとして、

前者は当然「小説を読むのが好き」というだろうが、後者の人が「小説が好き」とは言わないと思う。

形式的な分類では純文学エロラノベも確かに小説なのだが、あまりにも書き手読み手双方が持つ文化の間では隔たりがある。

そして前者やSFでもミステリーでも大部分はそれを読んでいることに対して、「小説が好き」ということには違和感は感じられないが、エロラノベをもっぱら読んでる人が「小説を好き」といっては、単に媒体だけ共通項の文化圏が他の小説好きの文化圏を侵してるかのような感じになる。

からこの場合は「小説好き」というのは別に他の「小説らしい小説が好きなわけではない」ことから自己認識に遭わないから、「エロラノベが好き」というより狭い括りでの言及の仕方になるんじゃないかと思う。

同じことはレディコミ等と他の漫画あいだの関係にも言えそうで、レディコミはジャンプに比べれば「漫画らしい漫画」というところからかなり遠いところにあるものだと思う。

夢を見せる漫画不条理をみせるにしてもドラマティックな展開があるのが漫画多数派ななかで、レディコミは読者投稿に基づいたりするから淡々現実描写するだけになる。夢も希望もない。

作者がpixivもやっていてその作品が熱心なファン萌え語りの対象になるような漫画と、作者がインスタやっててネット記事のおまけコーナーで中年主婦リアルを描いてるような漫画では、それを取り巻く文化圏は全く相反して交差することもないと思う。

前者は漫画代表(求心力の中心)たりえるが、後者漫画コマ割りや吹き出し感情記号化という形式だけを倣っただけの内容面では全然別物を描いてるのにその分類に対して間借りしているだけに見える。

まさに、学習漫画進研ゼミ販促漫画を読むのが好きだった人が「漫画好き」にあてはまるのかなあ?と同じような感じ。それに対する態度も文化典型的漫画好きとは全然異なっていると思う。

あるいは「絵」とは形式抽象すれば「色の違いによって平面に表現する」ことで、この点で油絵風景画かラノベイラストレーター絵描きで、作られたものは絵なのだけども

そこで「絵が見るのが好き」というとき、前者と後者を両方同時に内包し得るのかなあと。両者はその供給需要もひっくるめて生い立ちの時点で全く異なる文化圏にいるもの同士だろう(もちろん美大出の漫画家レーターもいるっちゃいて前者の文化にもなじんでる人もいるだろうがむしろ例外的)。

そういう意味で、レディコミを読んでる人に向けての「漫画好き」と、少女漫画を読む人に向けての「漫画好き」(あえてレディコミを漫画という総称用語言及してよいのならだが)は、言葉が同じというだけで実質別物の意味合いと捉えた方が自然じゃなかろうかと。

こういうふうに思う固定観念による認知の歪みなのだろうか。

大人にとっては「向け」などないようなものなのに、漫画に対して出版社がいちいち手間かけて性別の年齢で分類するのはなぜか考えたが、まさに子供のためなのだろうと思った。

まり少女漫画」は子供の女から読めるが、男の子にはわない。「ヤンレディース」は高校生とか大学生じゃないと楽しめない確率が割とあるし、これまた男の子やその高校生大学生は楽しめない。

そして「レディコミ」は大人になってからじゃないと楽しめないが、逆に大人からみれば少年漫画青年マンガルポ漫画も楽しめるという具合。

からこそ大人視点でみるとこういう分類ってなんの意味があるんだろうと思えてしまうことがあるが、視点を切り替えればいいのだった。

子供にとって自分に合うものを探すには便利な目安」なのだと思った。ラノベという分類の定義はほんとうにあってないようなものだが。

・ちなみにレディコミなら今は天使腐臭という漫画なら面白そうで読んでみたく思ってる

2024-04-10

卑怯もの

最近流行ってるコンテンツチェンソーマンとか推しの子とかちいかわとか

一見ライト層にも受けがいい媒体作風でそういう人間呼び込んどいて、信者たちに浅い闇の深さとか社会風刺みたいなの見せて二面性があるとして人気出すのやめてほしい

最近流行り全部それ

バカどもに「闇が深い!」だのそういった考察だのさせて金稼ごうとするの狡猾すぎるわ

恥ずかしくないのかね?本当に仕事批評してるライターとかならまだしも、少年誌SNSで発表されてるという前提があってその作品読んでますみたいなやつがしたり顔考察とかしてて何語ってても「でもお前キッズやん」としかならない

2024-03-25

何が表現の自由に当たるかはリベラルが決める。当たり前だけど、この精神大事なんだよね

倫理的に正しい側がルールを作る。

例えば、殺人犯罪だろ?

だが、天皇写真を燃やしたり、コラ画像を作るのは支配層に対する風刺なのでOK

エロ性差別なのでNG

この違いが分からない猿共が表自なの。

自由に当たる表現」は、お前らが決めるんじゃないよ。

2024-03-21

なんで芸人って下の人馬鹿にするようなネタやるんだろうな

下をいじり始めたらその下の属性の人たち笑えないじゃん

地べた這いつくばって生きてる人間が増えてるのに、そんなん反感買うだけだろ

一方、上をいじる分には上の奴らなんてたかが知れてるし、風刺が効いてお笑い的にもプラスしかない

お笑い芸人は上をいじるべきなんだよ

2024-03-20

原口沙輔「イガク」ってモロに医療デマ皮肉る歌だよね。

誰も明言しようとしないからここに書き散らしとくけど。


https://www.youtube.com/watch?v=F38EuG2dAyM


そもそもこの曲、タイトルが「イガク=医学」で歌い出しが「ドクターキドリ=医者気取り」なんだからそれ以外にどう読み解けって話なんだけどな。

たぶんヘビロテしてる奴らはみんな気付いてる。気づいた上で誰も言ってないんだろう。そりゃこんなセンシティブな話その辺でできるわけねえもんな。分かる分かる。


勿論それ以外とのダブルミーニングもあるんだろうが、それは一旦置いといて。

ここらで一回「医療デマ、ひいては陰謀論全般風刺する歌」として「イガク」の歌詞解釈してみようと思う。


勘違いしないでほしいのは、これって別に他の解釈否定したいわけじゃない。

というかむしろ全然違う解釈を聞きたいんだよな。だから「こっちの解釈のほうがいい」とかあったらどんどん言及してほしい。


以下、本編。



ドクターキドリです 愛・爆破ッテロ

先にも書いたが「ドクターキドリ」とは「医者気取り」つまりデマ屋のこと。

「愛・爆破ッテロ」は「あいばくはってろ→あいはくばってろ→愛は配ってろ」じゃねえかな。

ここで言う「愛」は寄り添いとか共感とかそういう類のこと。嘆きに寄り添い優しい言葉をかけるのは詐欺師常套手段だ。


簡単になれば 埋まった マター マター

簡単になる」のは単純化するから。わざと間違った方向に単純化させてだまくらかすのもデマ屋の手法

「マター」は事例の「matter」であり再びの「また」だと考えると

「今回の事例もまた、単純化すれば埋もれていった」となる。

たぶん、「ドクターキドリ」の理論に疑問を持った奴がいたんだろう。

それを「ドクターキドリ」が単純化詐術でだまくらかして、デマの山の中に埋もれさせた。

そういう流れがなんとなく見えてくる。


ドクターキドリです 愛想良いか

「愛想良い」のは詐欺師重要資質の1つだ。


朦朧 オオトも 埋めた メタ メタ

前半は流石に分からん

メタ」ってのは俯瞰とか高次とかの意味

「埋めた、メタ」ってことは「客観視点を見えなくした」かな。

自身客観視させないことが陰謀論へ嵌めるコツらしい。


何処にも無いから寝ていたら
壊れて泣いてるユメを診たんだよ
次期には
嘘に診えてクルゥ

ここ、映像では一見リズムを取ってる」ように見えるけど、個人的には違うんじゃないかと思う。

「次期には嘘に診えてクルゥ」つまり「じきに嘘に見えてくる/狂う」で物を投げている=物に当たってること、それと異常な速度でスタンピングしているのを見るに、あれは苛立ちのメタファーなんじゃないだろうか。

そうすれば前半の意味も読み解ける。

「ユメ」とは睡眠時の夢じゃなくて将来の夢。

未来展望か今のやりたいことかできる仕事か……とにかく何か大事ものが今はもう「何処にも無いから寝ていた」ら、「将来の夢が壊れてしまったので泣いている子供の頃の自分」が見えた』。

「じきに(現実が)嘘に見えてくる/狂う」──つまり、「デマ陰謀論にハマる人間」の、典型的パーソナリティである


カオが→鈍器になっちゃうヨ

「顔」とはシンボルであり旗印のこと。顔役や作品の顔なんて表現はよく聞くと思う。或いは誰かのプロフィールアイコンのことかもしれない。

SNSで「鈍器」と言えば叩き棒のこと。「ポリコレ棒」のような、「他人批判非難するのに便利な思想理論」を指す。

作品事件他人思想を振りかざして誰かを非難しようとするやつ、割とよくいるよな。


偽が→権利を取ったんだ

ニセ科学医療デマ市町村政治マンション自治会ルールに入り込む、なんてのは最近よく聞く話だ。


無くなってほしい煩悩
ウヤラ生き延びてしまった
生き延びてしまったんだ!!

自分の受けている評価が不当に低い」「もっとお金をかければもっと良い治療が受けられるはずだ」といった「煩悩」を社会から排除しきれず(=生き延びてしまった)、結果それらが陰謀論医療デマの温床になった。


足が→タガメなっちゃうヨ

なるわけないやろがい……!

と、普通なら思ってしまうようなことを上手く騙して信じさせてしまうのが詐欺師の恐ろしいところ。


嘘が→動機になったんだ

デマ陰謀論(=「嘘」)を信じた人は自身の行動指針を変える。


疑ってほしい本能
ウヤ本心だと思った
本心だと思ったんだ!!

直感(本能)的には正しくないように見えることでも科学的には実は正しかったりする。疑うべきだった直感的な視点デマ陰謀論肯定してしまった。


クチョォ

韓国語で「そうでしょ?」の意味、という説を見かけたのでそれを採用


「彼は夢破れて希望もなくして現実を全部嘘だと思いたくなった。だからドクターキドリ」になって今日デマを吐いている。でしょ?」

というのが前半の歌詞なんだろう。


ドクターキドリです 全部辞めろよ

ここに来て「ドクターキドリ」に否定的な言葉が出てくる。

良くも悪くも客観的というか「ドクターキドリ」に近い視点だった前半から、ここから視点が交代しているように見える。


ティチュードが
動物に届く猛毒

ティチュード=態度。

動物(を現実にも求めるような騙されやす人種)には、詐欺師の人の良さそうな態度はまさしく「猛毒」だろう。

ここで「猛毒」なんて強い言葉が出てくるところも、視点の変化を感じるところだ。


損得の得の方ダケ
回った 割った 割った

メリットデメリット、利点と欠点の前者のみを(触れ)回った、までは読み解けた。

「割った」は割れ厨(正規料金を払わないフリーライダー)のことなのか孤立者(立場が「割れ」て無くなった人)のことなのかそれ以外なのか、いまいち判断がつかない。


カオが→鈍器になっちゃうヨ
偽が→権利を取ったんだ
無くなってほしい煩悩
ウヤラ生き延びてしまった
生き延びてしまったんだ!!

繰り返し部分


音が→機能になってしま

音楽芸術ではなく、主張のための道具になってしまう、という意味だと思う。

嘆かわしいことだけど、創作者が身を崩して陰謀論に染まるのは定期的に発生する悲劇の1つだ。


人が→偽りに集まる

ここからの一節は他にもまして直接的だ。

ここは「人々は陰謀論に惹かれる」ぐらいの理解で十分だろう。


塞がってしまえよ耳
ウヤラ届いて居ない診たい
届いて居ない診たいネ゛

「『耳を塞げ=あいつらの言うことを信じるんじゃない』という家族や友人の言葉も、どうやら届いていないようだ」


クチョォ

「そうでしょ?」



マニア考察記事で「(この曲は)とても論理的歌詞が作られている」と言っている方がいたが、確かにこうして読み込んでみると納得感がある。

……ところで、氏はこの次にどのようなアングラ題材を持ってくるのだろうか。正直、既に怖いのだが。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん