はてなキーワード: 風が吹くときとは
V豚の汚い考察です。
興味ある人だけ読んでください。
昨夏のほぼ同じ時期にデビューしたホロライブ5期生と、にじさんじの女性ライバーユニットである世怜音女学院。
両者についてはデビューから1年もしないうちに、事務所のマネージメントの違いで大きく差がついてしまったと感じる。
ぶっちゃけ、全員ではないもののセレ女はかなり健闘していると思うのだが、一軍ライバーと絡めないことが大きく響いているなあと。
売れっ子な先輩の胸を借りようにも、ライバー以前にリスナーが「数字欲しさにシュバるんじゃねえ」って感じでしょ。
そら伸びるもんも伸びないわ。
結果、一番伸びてる西園チグサでもAPEXやるたびマシュマロで煽られ、ツイッターで脊髄反射レスをかましてからの謝罪という繰り返し。
次点につけている北小路ヒスイは、人気男性ライバーの女性ファンの一部から執拗に叩かれ続けて、どん詰まり感が半端ない。
三番手の周央サンゴは得意のお芝居と歌を武器に好きなことを続けた結果、TRPGの姫という誰得な閉じコン化。
一方のホロ5期生は、売れっ子ホロメンとのコラボにもそこそこ呼ばれてきたのをはじめとして、バッチリ「箱推し誘導」に組み込まれて今があると。
結果、初配信で10万銀盾達成の獅白ぼたんがもうすぐ登録者数80万人。
同ランキング29位の桃鈴ねねはチャイナリスクのとばっちりを、衣装変更→3Dお披露目でのガチアイドルムーブにより見事プラスに昇華し、これには谷郷社長も賞賛。
上に書いた通りねねちは中華騒動で3Dお披露目が同期に3ヶ月も遅れたばかりかライブ出演も見送りで、一番の強みのダンスを発揮できず正月衣装もお流れ。
他の3人は清掃員での炎上で当時は「カバーは人選を誤ったな」と言われるくらい、相当なイメージダウンに。
そもそもメンバーだった魔乃アロエがデビュー直後の大炎上で引退したことで、事実上ほぼ最初から「同期の結束」という重要な精神的支柱に、大きな傷を負ってしまったわけで。
それらを乗り越えてきたのは、出世払い的マネージメントや売れっ子ホロメンがコラボに快諾するなど、周囲が積極的に「貸しを作った」ことが一番大きいと感じる。
てか同期の引退も炎上もチャイナリスクも、当事者に対し有能な協力者が寄り添って、丸腰にさせないことが大事なんだなあと実感させられたよ。
それに比べると、にじさんじは「皆で幸せになる」みたいなインセンティブが全く働いてなさそうなのが特徴とも言えるし、それが強みになっていた時期もあったのだろう。
しかしながら、今はそれが自身への逆風の原因になっているのだから、世の中の流れはわからないものだ。
ちなツイッターで脊髄しがちなチグちゃんは最近犬山たまきを味方につけた結果、明確にツイッター戦略が変わったけど、これがにじのマネや先輩から出てこないのはおかしいでしょ。
宿題やってくる、って親に言い訳しながら、友達の家で燃えろ!!プロ野球をやっていた話はまあどうでもいい。
ソ連は子供の目にはまだまだ健在で、「核兵器」という強力な兵器を持った大きな2つの国が同盟国を従えて睨み合っているというのは本当に恐ろしい状況に思えたし、その恐怖心は映画館だったか公民館だったかも忘れたしまった「どこか」で見た『風が吹くとき』という静かな映画で強く増幅された。
だから2つの大きな国のバランスが崩れるとき、きっとなにか大きな戦争が―やがて知る言葉で言えば国家総力戦が―起きるのは間違いないだろうと思っていたし、最悪の場合それが人類の生存に大きな影響を与えるような核戦争になるのかもしれないと思っていた。
それはいわば、幼稚園の頃から繰り返し避難訓練をさせられていた「東海地震」と同程度にはやがて絶対にくる大破局に過ぎなかったのだ。
……まさか30年経って世界が死者が100人に満たない暴力に怯えて見せるようになると思わなかった。思わなかったよ。
大人になるって、長く生きるって悪くないとは思う。ただ、1度決めた覚悟を、世界を価値観を変えてすべて反故にされてしまうとはどういうことなのか。
30年後、どこで何をしてるんだろう。どんな未来が現実になってるのだろう。世界は絶対に毎日進化してるって思うし、わたしはテクノロジーのちからを超超超信じてるけれども、総力戦に行けなかった、冷戦に取り残されたという気持ちはいつまでも消えずに残っていくのだと思う。