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はてなキーワード: 類似性とは

2024-01-24

anond:20240123171549

非常に良い内容だと思うが一点だけ

今回で言えば類似性はあるがそれはモチーフ作風の一致からくるものであり依拠性は確認できない。

デザイナー視点としてはこうなるというのは理解できるけど、法的な視点から真逆で「依拠性は真っ黒だが類似性直ちにあるとはいえない」という評価になる。

依拠性ってほぼ「知ってるかどうか」なので、トレパク検証レベルの一覧を作れば「これでポケモンを知らなかったとは言わせないぞ」というのは裁判官なら確実に認定するので。

なので「著作権法上の創作的表現としては類似していない」というのが法学上の争点になる。

2024-01-23

パルワールドについて思ったこと雑に書く自分用のメモ

パルワールド解説記事結構上がってるけど、完成度が高い、は絶対にない

アクションゲームとしての挙動が雑すぎてしんどいインディーとして十分では?という観点ではそれはそう。

ポケットペア社長が書いてるような今までにないゲームシステムって煽りは、炎上商法目的のただの煽りなので額面通りに受け取らない方がいいとして、B級ゲームとしては面白いかもぐらいで見た方が良い。プロになりたい人は真似しない方がいいです。

体験としてはレベルデザイン微妙結構間延びしてて動線の割にスカスカだなとも思うので、そこもB級感を醸し出している。

システムとしてはダメダメ過ぎたクラフトピアよりはよく出来てて、ARKダメなところ解消してるので頑張ってる感は出てる。

インディーズの傾向として、ニーディオバードーズだったかも同じだが、昨今露悪的なコンセプトのゲーム流行る傾向にあるけど、シンプルに好きじゃない。これは自分感情的問題なので、気にならない人は気にならない。

職業倫理として良いか否か、でいえばよくないと思う。ポケットペアの人ですって言われて身構える程度。売れてれば正義だと思う。売れてるうちは。任天堂の倒し方知ってます的な発言同義だと思ってます

一方でパルワールドの良い点を挙げると、

・見た目:著作権観点からいえば問題なさそう。意匠的にも見た目が似てる、類似性があるだけで別物だと言える。感情的に飲み込めるかは別だし、攻撃材料にしてはダメだと思う。ちゃんとどうあったら可愛い理解してキャラ設計できていると思う。

ゲームコンセプト:ポケモンが生きてる感を出す、みたいな部分でかなり頑張ってると思う。ありがちなゲームシステムを詰め合わせただけだと、商業で決済通らないようなプロジェクトを完遂したという一点に置いて素晴らしい。信じ抜いてやったのは良い。

ゲームシステム:ゲームシステム切り貼りをしたという面もあるものの、接合に関してはツギハギで未完成っていう程ではなくちゃんと成立するように作られている。後ポケモン自律行動にしたのは偉い。ここは素晴らしい。個別指示するシステムより取っ付きやすさがかなり変わる。

バランス調整:全然序盤だけどチュートリアル的な設計だったり、直接攻撃ポケモンでの支援バランスだったりはよく作られている。

と言ったところ。

結論、諸手を挙げて褒められないし、死ぬほど面白いか、でいえば別にそうでも無い。あくまでもB級としては面白い

純粋ゲームとして見ると、そういうゲーム好きな人は好きなんじゃない?って程度かな。ポケモン暮らしたかったって方には刺さるはず。

こういう感じでワーワー言うユーザーコミュニケーション含めての盛り上がりだから、今のうちは面白いのかも。

anond:20240123171549

素人じゃん。

せめてこんなのにして。

この新作は、ポケモンパラダイムを踏まえつつ、モンスターテクトニクス進化トリガーにおいてユニークプロスペクティブを導入しています

コンセプチュアルなマルチレイヤリングがなされ、ゲームエンジンディープラーニング機能により、プレーヤー選択に応じた自律的モンスター行動のアジャストメントが成されています

これにより、ポケモンとの類似性を超越し、本作独自シンクロニシティを実現しています

パルワールドポケモンパクリではない事をデザイナー解説する

パルワールドモンスター「パル」がポケモンパクリではないか任天堂法務部が動くのではないか話題になり例によって「比較画像」などが作られ拡散されている。

(「パルワールド 比較」などで各自検索してもらいたい)

並べて見ると誰でも確かにと思うかもしれない。

しかしこれは悪意のある誘導デマなので騙されないでほしい。

モチーフが同じならデザインは似る

ポケモンデザイン現実動植物などをモチーフにしている。

パルワールドもそう。つまり元ネタが同じ。

元ネタが同じでデフォルメテイストも同じなら見た目が似るのは当たり前。

動物の毛並みをトゲトゲした形にデフォルメする、草花モチーフなので花びら状のパーツをつける、ふわふわした毛をつけて可愛らしくする、トサカで獰猛な印象にする、こうした表現ポケモン専売特許ではない。

モチーフゲーム的な必然性から配色も決まっている

パルとポケモンの一部はカラーリングも一致するがこれも当たり前のこと。

植物属性ならメインカラーは緑。そうなるとアクセントカラー必然的補色の赤やピンク

ペンギン本来黒いがキャラクター化されると氷属性に設定されやすく色は青。必然的にクチバシなどは黄色

こういった具合に配色は決まるので色は同じになる。

その他、お腹の部分だけ明るい色になっているとか脚の先だけ色が切り替わっているとか鳥の足が黄色いとか羊の顔が黒いとか、これらも全て現実の生き物の特徴であってポケモン独自のものではない。

そもそも比較チェリーピッキング

比較画像を見ると全てのパルがポケモンに似ていて「丸パクリ」かのように感じられる。

しかしパルの一覧を見ればどのポケモンにも特に似ていないものもいる。

比較画像は多数のパルの中から似て見えるものだけを選んだり動画から似て見える瞬間を切り取って作られており、パルワールドを貶めたい人間や騒ぎにしたい人間が作った恣意的ものなので真に受けてはいけない。

絵師のトレパク冤罪捏造と同じである

まとめ

パルワールドポケモンは似ている。しかし「似ている=パクった」ではない。

専門的には著作権侵害の成立には類似性依拠性が必要で、今回で言えば類似性はあるがそれはモチーフ作風の一致からくるものであり依拠性は確認できない。

開発側が法的に問題ないと断言しているのも納得できる。

ネットデマに乗せられて「パルワールドパクリ」という空気が前提になってしまっており擁護の中にすら「デザインパクリ」と軽々しく口にする者がいるが、名誉毀損訴訟リスクがあることは承知しておいた方がいい。

以下は私見だが、新規IPを作る時は今回のような騒ぎを避けるためだったりオリジナリティへのこだわりから既存IPにできるだけ似ないようにわざわざ手間をかける。

パルワールドはそれをやらなかっただけではないかと思う。

言わばポケモンに似せているのではなくポケモンに似ないようにすることにリソースを割かなかっただけ。

その理由は分からないが他者権利侵害していないならそんなゲームがあったっていい。

追記

これと似た危機感を感じた事があるのを思い出した。

東京五輪ロゴ盗作疑惑だ。佐野研二郎デザインのT字エンブレム海外ロゴに似てるとされた事件

あれもデザイナーならパクリではないのは明らかだったが世論パクリパクリの大合唱に押されて撤回されてしまった。

過去作の模倣問題が出てきた脇の甘さはあったが事実無根パクリ認定制作物を取り下げさせられた佐野研二郎は悔しかっただろうなと思う。

あの時撤回を成果のように誇った人達の事は軽蔑している。

法的にもなんら問題のないもの空気私刑にかけて人の権利を奪っていいはずがない。

パルワールドは幸い今の所とてつもない勢いで売れている。

ここから新しい文化を築いていって欲しいと思う。

2024-01-22

パルワールドを受け入れられるんだね。

パクリには血も涙もない連中だと思ってた。

だったらなんでその気持ちをほんの少し・・・

ほんの少しでだけでいいからお前らが殺した異世界転生者殺し-チートスレイヤー-に分けてやれなかったんだ!!!

異世界転生者殺し」は、「ソードアート・オンライン」や「Re:ゼロから始める異世界生活」「オーバーロード」などを想起させるキャラクター「転生者」たちが登場。尊敬する「転生者」たちに故郷の村を焼き払われた主人公は、謎の魔女に協力して「転生者」たちに復讐を誓う……という内容でした。

・「なろう」系を中心に、ネットユーザーに人気のある作品キャラ「転生者」をずらりと出演させ、悪役に仕立てた。

・「転生者」を殺していくであろうタイトル名で、人気作品をおとしめているように見える。

原作者が「賭ケグルイ」を手掛けた人気作家新人ではないのに、なぜ炎上しそうなリスクを取ったのか。

今回の件を受けて、編集者を含めた出版関係者に話を聞くと「作品を熟知した上でのリスペクトに欠ける」という意見大勢を占めました。

一つは作品姿勢への疑問です。「流石におとしめすぎた。パロディーは愛がないとダメ」や「パロディーは、あくま作品スパイスに留めるべき」「モデルとなった各作品キャラは良い人ぞろいなのに、性格悪人に変えたせいで、パロディー対象の全作品ファンが一気に牙をむいた」という指摘でした。

当該作品につきましては、他作品特定キャラクターを想起させるような登場人物を悪役として描いていることについて、読者の皆様より多数のご指摘を賜りました。

ご指摘を受け、編集部としてあらためて検証いたしましたところ、キャラクター意匠、設定等が他作品との類似性をもって表現されていること、特定作品貶める意図があると認められるだけの行き過ぎた展開、描写があること、またそれらに対する反響への予見と配慮を欠いていたことなど、編集部での掲載判断問題があることを認識し、連載中止の決定に至りました。

本件に係り、ご迷惑をおかけした著作者関係者の皆様には、重ねてお詫び申し上げますとともに、同様の不備のないよう厳重に留意してまいります

https://dragonage-comic.com/news/editor/entry-10698.html

パルワールド類似性の件

そういえばデジモンの時は騒ぎにならなかったのかな

あっちでクリアしているラインは今さら攻められんのでは

2024-01-15

anond:20240115123745

人間場合と同様に世に出される作品自体類似性依拠性を根拠にするしかないよ

本当に権利を持っている権利者なら普通にこれで対処可能なんだよね……

ありもしない「これから作るかもしれない作品著作権」で戦おうとしているのは悪手過ぎる

anond:20240115123532

絵も人間許可なく学習しまくってるよね

結局学習のもの問題にするなんて人間がそれで絵を描いてる以上不可能で、人間場合と同様に世に出される作品自体類似性依拠性を根拠にするしかないよ

2024-01-04

anond:20240104014908

山崎パンサイゼリヤ

  • なんか持ち上げられてるけど
  • ぶっちゃけ俺はそんなの日頃食わんけど
  • それは言っちゃいけない空気

類似性すごい

2023-12-30

男児の育成に母親が入りすぎるとろくなことにならない。

なぜなら、殆ど母親学校での男社会理解していないから。

男も女も、類似性で仲間を形成する。男の場合、概ね以下のカテゴリになる。

1.スポーツが出来る奴

2.ガリ勉

3.ゲーム/ネットオタク

4.無能

5.何考えてるかわからん

男の世界ではこのクラス序列が女にモテるかどうかで決まる。

スポーツガリ勉オタク無能の順番でモテる高知集団だと社会活躍できる要素がモテに反映されてガリ勉の方がモテることもある。

上位の序列と親しいことは喜びで、

下位の序列と親しいことは汚点となる。

この軸を基本に、暴力性が掛け算される。暴力性とは、態度の大きさとそれを正当化する筋力、身長武術、人脈を示す。人脈とは、主に不良コミュニティとの交わりを指す。

暴力性が高いと、序列が上がる。序列が上がる理由は、モテるからだ。

例えばオタクでも背が高くて空手をやってればモテる

男の世界説明した上で、母親の話に戻る。

なぜ母親が男の育てをしてはいけないかと言うと、母親には暴力性の概念がわからいから。

将来のために沢山お勉強してほしい、優しい子に育ってほしい。

これは同性に対するベストプラクティスであり、男子学生にとっては舐められ要素だ。

小さいうちに同性から舐められると、学校での活動が大きく制限される。自分意見を伝えて、受け入れられる確率が下がる。

学校活動成功体験を得るためには、意見を通すための裏打ち、つまりモテ要素、スポーツ身長、筋力を養って行く必要がある。

お母さん方は、自分若い頃に感じたトキメキ、強くて怖い男に対する妙な安心感や頼りがい、

これを思い出すべきだな。

そして、息子にもそういった要素がないと、

クラスの端っこで勉強して、話も面白くない、とにかく関わる価値のないのない陰キャ扱いされてしまう。

そこを考えてあげた方がいいな。

ワイも最初これがわかってなかった。らだが息子の学校男子らの喧嘩や力関係を大概試合行事の観察で理解した。男社会は力が支配する。力がなければダメだ。

それは父親ルールを教えなければならない。女にはわから世界だよ。

からワイは一歩引いている。母やが細かく世話を焼くのもダメ

から父親がいない家の男子はいじめられやすい。

社会ルールを知らないから。うちの婆さんはシンママだったか叔父さんも苦労したらしい。女所帯は近所からも舐められて石を投げられバカにされまくった。

ネクタイの結び方がわからなかった。

家に男がいるかいないかはでかいよ。

単に力って言うとあんまり面白くないんですどね。男社会には男社会のエレガンスもあるんですよ。

紳士協定みたいのがある。

男は敵にも加減する。敵も友になる。

女はそれがない。手心を加えない。加減がわからいから叩きのめししまう。

から女の管理職監査人、政治家は残忍でバランス感覚がないかリーダーには向かない。

この感覚子供の頃から社会にいないとわからない。

anond:20231230034548

2023-12-13

ゴジラ原爆示唆していることは被害類似性から想像できるが

漁船が戦うのは、キャッスル作戦示唆するのだろうな

第五福竜丸事件の後で、国の原爆調査隊が入ったことは、ほとんど要られてないけど

それで地上原水爆実験禁止に至ったことは歴史上の偉業

 

被害レベルが明らかだからこそ抑止力があるとされている

同時に非核戦争ならば良いわけでもないので核兵器禁止活動戦争禁止活動にとっては壁の役割になっている

2023-12-09

**画像生成AI界隈が見ていて辛いというか怖いというか悲しい・・・

クリエイター画像生成AI(stable diffusion web ui)に触れている(投稿は一切していない)だけの消費者のただのお気持ち投稿です。(反AI寄りです)

また全体的に画像生成AI批判する内容ですが、画像生成AIを使って画像投稿している人や記事を書いてる人や金儲けをしている人に突撃するような活動はさすがにダメだと思っていますクマを殺すなと市役所電凸するようなものと同じと思ってるので)

 

AI界隈の空気が日に日に悪くなっている

昨今画像生成AIによる作品が大量に発生してきているためものすごくげんなりしていますDMMDLsite等を利用している人であれば実感している人が居ると思いますが、これでもかってくらいAIによる生成物が増えてきて明らかに特定の作者まんまの作品がちらほら・・・。また、画像生成AI進歩が凄いというのを実感する一方でその発信をする人の中に時々pixivファンイラスト無断使用するとかMMDのモーションをAIでパクっただけ等とAI関係なく著作権意識希薄な人が居てせっかくの技術もこんな使われ方されてかわいそうって思います

とはいえ、さすがにAIを触る人間の大半がそんな人間ではないだろうとも思ってはいます。賢木イオ氏がアンケートを採った「狙い撃ちLoRAや絵柄模倣貴方はどう思う?画像生成AIユーザー緊急アンケート」の記事内でも「特定絵師さんの画風再現AI絵」を問題ないと思っているのは1割でアンケート回答者に関しても世間が「AI絵師」と呼ぶような投稿者は4人に1人以下というものでした。直感的にもそんなものだろうとは思いつつ、画像生成AIの界隈はところどころ不穏な層が結構目立つ。イラストレーターに対して画像学習したことを直接報告する人とかおそらく犯罪にならないからと反AI層にイキリ散らかすのとか。そんなのがいるもんだからAI推進派の目立つ人(その中でも話が通じる人・まともな人)に粘着したり殺害予告やらと反AI過激な人も現れていてSNSでは建設的な議論よりもひたすら誹謗中傷ばかり増えて本当に見ていてきついです。

 

著作権問題素人には本当に理解が難しい

直観的な感覚としては、特定イラストレーターのデータ学習した上でそのイラストレーターと似たような絵を作成して販売したら著作権侵害になるのでは?と感じるのだがどうもそうはいかないというのが昨今の流れのようです。

軽く調べただけですが理由として

作風や画風等の著作物でないもの著作権法の対象でない

著作権侵害には「類似性」と「依拠性」の“両方“を満たす必要がある

AI学習のもの原則として著作権者の許諾なく行うことが可能権利制限規定として)

といったことがだいたいあげられるのだが

・「類似性」及び「依拠性」がないことの判断曖昧すぎる

・30条の4には「著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。」との但し書きも存在しているため営利的に活動する場合果たして

イラスト同人誌二次創作範囲内としてグレーな扱いになるが、グッズの販売AI関係なく以前から書類送検されている例もあるのでAIからセーフ論は特に立体物では通じないのでは?

とも思った。

とはいえ中々すっきりしない理由としておそらくは参照すべき背景や歴史法律運用等々があるのだろうとも推察されるので素人が口出ししないほうがいいような気もしました。特にAI絵師に「著作権違反だ!」とかみつくようなものは。トレパク告発もそうですがお前は●●だといった断定するような批判は「真実であろうと冤罪であろうと名誉毀損」になりうるので、問題と思うのなら部外者違法性が高いと考えうる証拠を保存するだけに留めるのが賢明でしょう。(よく知らない人物突撃する人がそういった行動をとれるかは微妙ですが)

 

実際に画像生成AIに触らないとわからないことが多い

画像を生成したことでわかったこととして大きかったのが、生成されたまま投稿されたAI生成物(というかただの手抜き)がどんなモデルだったりLoraだったりプロンプトで作られているのか少し予想できるようになりました(私に限らず少しでも画像生成AIに触った人はだいたいできるでしょうが)。そこからまあまあの割合の人は自分と大差ないかそれ以下のレベルに収まっており、私のような人間あくまでも画像を生成できるサービスを利用している消費者に過ぎないということも実感しました。

また画像投稿サイト「Danbooruからデータを取り込んでいるとして話題のNovelAIだったりMidjourneyだったりdall-e 3等含めていくつも画像生成AIサービスが現時点で存在していますが、生成AI批判している人の中にはこれらの区別がつかない人がまあまあいてなんだかなと思います複数サービスに触るとそれぞれのツールが抱える問題画像生成AI全般における問題を多少は区別して考えられるようにはなるのかなと。

一番大事だと思うこととして「苦手」と言われていた表現のだいたいが数か月したら「可能~かなりいい出来」のクオリティまで引き上げられていることがたくさんあることをリアルタイムで感じることができます。なので画像生成AIが作れない画像がまあまああるというイメージ最初のころはありましたが、今はおそらくほぼ大体の画像作成できるようになると私は確信しています画像データ絶対数が少ないものを正確に作る等は苦手なままと予測していますが)。

 

色々書いてはみたもの画像生成AIでのマネタイズの誘惑は非常に強い

まず現時点で画像生成AIパソコンさえあれば元手0円でできるということと、犯罪者としておそらく逮捕されず年間数百万や数千万稼げるというのが完全に嘘ではないというところが厄介と言わざる得ません。好きな漫画家イラストレーターがいる人間からすると倫理的にどう考えてもダメなのでは・・・・・と感じますが、正直なところ自分定職に就けず碌な稼ぎを得ることもままならない状況だったらマネタイズに手をだした可能性が非常に高いと思います

とはいえ最近DMMDLsiteを少しでも眺めている人はわかるでしょうが作成した画像をただ並べた画像集はさすがに売れないようになっているようです。今年の4月ぐらいであれば画像を並べただけでも1000個は販売できたような入れ食い状態でしたが、最近ではその程度では1桁がいいところのようです。とは言うもの11月12月発売の作品でも数千個の売り上げがある作品もまだまだあって、そういう作品はだいたい生成されたものに加筆+セリフ追加+サムネイルを目立たせる といった売れるための努力をしています作品絶対数が増え、クオリティの差が目立ってきたことでとりあえず生成AIを使えるだけのレベルに収まっている人は淘汰されていっているということでしょう。されどAIを使って画像を出力するだけで多額の金銭を得ることになれた人が黙って引退するわけもないのでどうにかして利益をひねり出そうと手を変え品を変えガワや看板提供の仕方を変えて利益を得ようを頑張っているのでどんどん殺伐としてきてますね。本当に。

なにはともあれ「資格」「専門的な知識教育」「経歴」を必要とせず労力と時間をかけた分だけ金銭が得られる可能性が高い分野はそうそ存在しないため現時点で数百万・数千万利益を得ているような人からすればAI規制死活問題です。どうにかして自分利益を守ろうとするならAI著作権違反じゃないと無理のある理由をつけてでも喧伝するのも自然な流れでしょう。

 

最終的に日本がどうかじ取りをするのかがまだ微妙なため当分は目立った逮捕者がでないと思われます

せめて現行法で十分対応できる範囲のものはやってほしいところです。さそりがため先生がトレパク常習犯刑事訴追した例もありますし、AIからセーフを信じて過激な行動をしている人に対してはそろそろ何かしらの対応がされてもいいんじゃないかなと期待していますそもそもAIが登場する以前でも逮捕される様な行動はAI関係なくアウトなはずでは?とは思ってるんですがね。そのうえで非常に大事なことですが、AIを使っているだけの人に殺害予告したりとか犯罪者呼ばわりしたりするのは本当に止めましょう。普通に開示請求通って損害賠償請求までいくので。またAIで俺の絵をパクっただろ系のやつも画像生成した本人が自慢している場合以外はやめましょう。さそりがため先生みたいに明らかにトレパクされているレベルでも刑事訴追まで数年かかってるので立証自体が難しいのと、既に言及してます真実であっても間違いであっても名誉棄損になりそうなので。

 

一般人が使うには早すぎた技術だったのかもしれない

著作権問題抜きにしても

有名人の偽画像を出す

災害デマを巻き散らかす

同級生性的画像を作ってばらまく

自分作成していないもの自分手書き撮影したものと偽る

・なんならタイトル以外の文章まるごと自分のものとして投稿する(テラノベル無断転載の温床になってましたね)

他人作品に似せて販売する

本来モザイクがかかっている画像モザイクを外した画像をだす

 

といったことをしていた人はAI以前から存在していた。AIは単に自力ではこういったことができないからやらなかった人が行動を起こすための敷居を大きく下げたに過ぎないのではと私は考えています。世の中にはまあまあの数の人が労力と利益に対して罰則や失うものが多いために犯罪犯罪じゃないが良くないことを実行していないだけで、今回のAIによって労力が限りなく0に下がり一方で得られる利益金銭だったりネットで話題になる、注目される)が上がってしまった。加えて逮捕されるリスクも低い(そう言われているだけで実際にそうかは別)と言われたら犯罪者未満~一般人程度に含まれる人がこぞって暴れ始めたのだろう。文化庁含め画像生成AIにおける著作権問題が各地で巻き起こっているけども、「簡単にできるが逮捕されない」ということを信じて行動する人がたくさんいることをどうにかしないと何も変わらないと思います。今はまだそれなりのパソコンを使っての作成や有料

サービスを利用しての画像生成が主流ですが、スマホでの作成が主流になれば今よりも酷いものになるでしょう。

そのためにも犯罪行為をしたらちゃん逮捕されるという当たり前の事実を徹底的に広め・認識させるしかないでしょう。

 

色々言いたいことがたくさんありますが、自分が好きなイラストレーターや漫画家が筆を折らないかどうかだけがここ最近不安で仕方ないです。

2023-11-27

anond:20231127144005

フリーレンって表情のかき分けとか、演出がかなり丁寧な方なんやが「テンプレ的な展開」ってだけで似たようなものだと思ってしまってるんか?

MCUとかってクソほど陳腐テンプレの塊だけど、描写とか演出とか映像技術のお陰で激アツで面白いやで。

テンプレかどうか」と「面白いかどうか」や「感情移入出来るか」は別なんやで。

理解力が低くて表層的な類似性しか読み取れないような増田には刺さらないのも当然かもしれんやで。

2023-11-21

ハライチ結婚嫌悪感があった理由わたし場合

あれだわ、御伽ねこむ×藤島康介カップリングのやつだ

あれ思い出しちゃった

ちゃんと見ればぜんぜん展開違う(そもそもハライチキモい方は独身である不倫ですらない

ほんの少しの類似性から、これとこれは一緒、って脳みそが直結しちゃってたんだね

祝うのも違うと思うが、こうやって勝手に同列化して叩きたくなるお気持ち嫌悪感も違うって思い直している

2023-11-19

池田大作が授与された国連平和賞特に実態のない賞だった

長すぎたし読みづらかったので結論だけ先に書く。

追記)それでも読みづらかったので改行を入れまくった。

結論

それを満たせるだけの大物という意味では、やはり池田大作はひとかどの人物であったのだろうとは思う。

しかしそれだけで内閣総理大臣名で追悼文を出すレベル文化人だったと言えるだろうか。多分言えないんじゃないかな。

結論終わり。

この結論になった経緯を以下にだらだらと書いているので、暇な人は読んでみてほしい。

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国連平和賞は本当にあるのか

岸田首相内閣総理大臣名で池田大作への追悼文を出し、賛否両論を浴びている。特にX上でこれを擁護するポストには大まかな類似性があり、興味深い。

彼らの言い分はこうだ。

池田大作世界中の著名な大学からおびただしい数の名誉博士号を、そして国連から国連平和賞を授与された世界的な文化人であるからして、総理大臣が追悼文を出すのは妥当である

このうち名誉博士号についてはしばしば「金で買った」という噂が飛び交っている。ディプロマミルと呼ばれる詐欺的な学位授与団体現実存在することを踏まえての推測だろうが、真偽は判然としない。

そもそも池田大作創価大学創立者ということになっているのだから提携している大学要請すれば名誉学位程度は手軽に得られるのではないか正規手段とまでは言わないが、少なくとも大手を振って見せびらかすことができるルートで手に入れた学位なのではないかと思われる。

とはいえいくら数百もの名誉博士号を持っていても、それだけで現役の総理大臣が追悼文を出すのは尋常なことではない。

とするとやはり、国連平和賞が効いているのだろうか。

そのシンプル文字列から権威性がほとばしってやまない。誰がどう見たって「国連平和活動関係者に対して贈る賞なのか」とひと目で分かる。

X上では「国連平和賞だけはガチの実績がないと取れない」「国連平和賞が金で買えると思ってんの?w」等のポスト散見される。

ただ引っかかるのは、私が「国連平和賞」なる言葉を知ったのは今回が初めてだということである

いや国連平和賞って何だよ。

俺が知らなかったのにネット逆張りイキりしてる有象無象が知ってたわけねえだろ。

絶対胡散臭いだってこんなの。

そう思ったので少し調べてみた。

調査

皆も検索してみてほしいが、まず国連平和賞Google検索すると以下のような検索結果に大別される。

実質的wikipediaくらいしかまともな情報源がないので眺めてみる。

概要についてはこうあった。

国連平和賞(こくれんへいわしょう、英語表記United Nations Peace Medal)とは、国際連合が発行するメダル顕彰ひとつ国連ピースメダルとも日本語表記される[1]。受賞者には、ミュージシャン文化活動家、政治家宗教家映画監督などがいる

国際連合が発行するメダル顕彰ひとつ」とはっきり書かれている。これは驚いた。本当に国連が授与している賞らしい。実はまともな賞なのか?

沿革について。

> 第3代国際連合事務総長ウ・タントによって創設された[2]。各国代表が習慣的に贈答品の交換を行っているうちに贈呈されるようになった[2]。また、国際連合総会総長として尽くしたものにも授与される[2]。

ごめんやっぱりまともじゃないかも。

贈答品の交換を行っているうちに贈呈されるようになったって......もしかしなくてもコネってこと?

まあコネは金で買える場合とそうでない場合があるので「金で買えない」のは部分的に正しいのかもしれない。

日本人受賞者を眺めてみると、政治家岸信介福田赳夫笹川良一など錚々たる顔ぶれ。宗教関係者では池田大作立正佼成会青年部......どっからどう見ても国際勝共連合草生える。これにはマザームーンもニッコリ。てかマザームーンいないの?逆に。

まあ共産主義と戦うことは、広義の平和活動なのかもしれない。国連立場的にそれでええんか?

冗談はさておき芸術家系の受賞者はあまりそういった政治色はなさそうなので、そういった政治性のある賞ではないようにも見えた。

海外の受賞者にもそういった激烈な党派性は見当たらないので、やはり仲良しグループコネコネしたという方がしっくり来る。

英語検索

日本語ではこれ以上まともな情報が出てこなかったので英語検索することにした。

幸いなことに日本語wikipediaには "United Nations Peace Medal" という英語表記が載せられている。これで検索すれば国連公式の受賞者リストや受賞基準などが出てくるかもしれない。

そうして一番上に出てきた検索結果は、メルカリだった。

United Nations Peace Medalが大量に出品されている (https://jp.mercari.com/search?keyword=united%20nations%20peace%20medal)。

いやそうはならんやろ。何で急にそうなるんだよ。

もしかして界隈では昔から有名な案件だったりするのか?わけがわからん。急に胡乱な話になってきたな。

商品紹介ページを見ていると「国連本部のビルで売ってた」とか「昔は国連寄付すると記念品としてもらえた」という話が出てきた。なるほどね。なるほどね?

そしてやはり、国連公式説明文書が引っかからない。United Nations Medalについてはヒットするものの、これは国連平和維持活動に参加した軍人警察官に贈られるもの記述があるため、明らかに宗教関係者が授与されるようなものではなさそうだ。

実際日本語版のwikipediaにも「国際連合PKO要員へ授与するUnited Nations Medal(国連メダル)とは別物である。」とある

仕方がないので英語版のwikipediaを読んでみた。

The United Nations Peace Medal is a commemorative medal produced by the United Nations to promote peace. First made by Franklin Mint in 1971,[1] a new design is produced annually, with limited editions offered for sale in gold, silver, and bronze.[2] Gold medals may be formally presented by UN officials as a diplomatic gift to heads of state, former UN Secretaries-General, and dignitaries visiting the UN Headquarters.[3][4]


国連平和メダルは、平和を推進するために国際連合制作した記念メダルです。(中略)。毎年、新しいデザイン制作され、金、銀、銅の限定版が販売されています金メダルは、国連の高官によって国家元首、元国連事務総長国連本部を訪れる要人に対する外交的な贈り物として公式に授与されることがあります

なるほどね。完全に理解した

私は国連平和賞胡散臭い賞ではないかと推測したが、それは誤りだった。そもそもこれは「賞」ではない。何というかその......メダルだ。

この訳は流石にミスリードを狙っているとしか思えない。訳した奴は一生反省し続けてほしい。

国連平和賞(こくれんへいわしょう、英語表記United Nations Peace Medal)とは、国際連合が発行するメダル顕彰ひとつ

この日本語wikipedia記述があまりにも味わい深い。

なるほど、嘘は書いていなかったのだと深く理解できるし、叙述トリックを受けていたかのような感動がある。wikipedia叙述トリックをするなナメてんのか?

流石に爆笑しかけたが、英語版のwikipediaの内容が捏造されている可能性も当然ある。

そもそもこれを外交的な贈り物としていたのなら、国連公式ソースがあってしかるべきだ。しかしそれが見当たらないのはどういうことか。

wikipedia脚注を見ると、公式文書があるようだがリンク切れしている。

幸いなことに国連デジタルライブラリー (https://digitallibrary.un.org/) にあったので見てみると、なるほど確かに一般人にも売っていたらしい (https://digitallibrary.un.org/record/98028?ln=en)。

メダル図柄記載されているほか「国連職員20%割引があるよ!」とか書いていて少し笑える。どうも注文書らしいフォーマットだ。

また公式ではないが1981/10/18に書かれたNew York Times記事 (https://www.nytimes.com/1981/10/18/arts/numismatics-the-value-of-smart-long-term-investments.html) にもメダルについての記載がある。

この記事は「堅実な投資先としてコインって案外良いんじゃね?」という少し頭の悪そうな内容の記事だが、そこでUnited Nations Peace Medalについての記載があった。

1981年国連平和メダルフランクリン造幣局によって製造されている。(中略)。この作品は、クルト・ヴァルトハイム国連事務総長が各国首脳やその他の訪問高官に公式に贈るために鋳造されているほか、コレクター向けに限定販売されている」

ゴールドシルバーバージョンはどちらも直径39ミリで、価格はそれぞれ1200ドルと55ドルである

どうやらそういうことらしい。

また、Encyclopedia of Violence, Peace, and Conflict という書籍のp.799でもその旨の記述がある。

URL: https://books.google.co.jp/books?id=TG2kN033mDkC&lpg=PP1&ots=6bsz6qC8-W&dq=Encyclopedia%20of%20Violence%2C%20Peace%20and%20Conflict%2CAcademic%20Press%2C&lr=lang_ja%7Clang_en&hl=ja&pg=PA799#v=onepage&q&f=false

It is presented to heads of state in the course customary exchanges of gifts, and to those who have served as president of UN General Assembly

「恒例の贈り物交換の際に各国首脳や国連総会議長を務めた人物に贈られる」とある

高官たちの贈答品交換の際に、国連側の贈答品のオプションとしてあるのだろう。つまり寄付の代価ということにもなりうるのか?

しかしそうなると芸術家に対して贈られているのはよく分からない。というのも、このメダルは元々パブロ・カザルスという著名な音楽家に対して贈られたものらしい。

もしかして平和活動を行う芸術家に対しては真面目に選考して授与しており、政治家たちには贈答品として授与しているということだろうか。

ともあれ特段表に出ている授与基準はなく、もっぱら国連事務総長をはじめとする高官がわりとノリで渡せる程度のものであるらしいことは分かった。そもそも同じ物を1200ドルで売っていたのだから......。

池田大作国連平和賞って何だよ

岸田首相内閣総理大臣名で池田大作への追悼文を出し、賛否両論を浴びている。特にX上でこれを擁護するポストには大まかな類似性があり、興味深い。

彼らの言い分はこうだ。

池田大作世界中の著名な大学からおびただしい数の名誉博士号を、そして国連から国連平和賞を授与された世界的な文化人であるからして、総理大臣が追悼文を出すのは妥当である

このうち名誉博士号についてはしばしば「金で買った」という噂が飛び交っている。ディプロマミルと呼ばれる詐欺的な学位授与団体現実存在することを踏まえての推測だろうが、真偽は判然としない。

そもそも池田大作創価大学創立者ということになっているのだから提携している大学要請すれば名誉学位程度は手軽に得られるのではないか正規手段とまでは言わないが、少なくとも大手を振って見せびらかすことができるルートで手に入れた学位なのではないかと思われる。

とはいえいくら数百もの名誉博士号を持っていても、それだけで現役の総理大臣が追悼文を出すのは尋常なことではない。

とするとやはり、国連平和賞が効いているのだろうか。

そのシンプル文字列から権威性がほとばしってやまない。誰がどう見たって「国連平和活動関係者に対して贈る賞なのか」とひと目で分かる。

X上では「国連平和賞だけはガチの実績がないと取れない」「国連平和賞が金で買えると思ってんの?w」等のポスト散見される。

ただ引っかかるのは、私が「国連平和賞」なる言葉を知ったのは今回が初めてだということである

いや国連平和賞って何だよ。俺が知らなかったのにネット逆張りイキりしてる有象無象が知ってたわけねえだろ。絶対胡散臭いだってこんなの。

そう思ったので少し調べてみた。

読者の皆さんも検索してみてほしいが、まず国連平和賞Google検索すると以下のような検索結果に大別される。

実質的wikipediaくらいしかまともな情報源がないので眺めてみる。

概要についてはこうあった。

国連平和賞(こくれんへいわしょう、英語表記United Nations Peace Medal)とは、国際連合が発行するメダル顕彰ひとつ国連ピースメダルとも日本語表記される[1]。受賞者には、ミュージシャン文化活動家、政治家宗教家映画監督などがいる

国際連合が発行するメダル顕彰ひとつ」とはっきり書かれている。これは驚いた。本当に国連が授与している賞らしい。実はまともな賞なのか?

沿革について。

> 第3代国際連合事務総長ウ・タントによって創設された[2]。各国代表が習慣的に贈答品の交換を行っているうちに贈呈されるようになった[2]。また、国際連合総会総長として尽くしたものにも授与される[2]。

ごめんやっぱりまともじゃないかも。

贈答品の交換を行っているうちに贈呈されるようになったって......もしかしなくてもコネってこと?

まあコネは金で買える場合とそうでない場合があるので「金で買えない」のは部分的に正しいのかもしれない。

日本人受賞者を眺めてみると、政治家岸信介福田赳夫笹川良一など錚々たる顔ぶれ。宗教関係者では池田大作立正佼成会青年部......いやあのこれどっからどう見ても国際勝共連g(ry)。これにはマザームーンもニッコリ。てかマザームーンいないの?逆に。

共産主義と戦うことは、広義の平和活動なのかもしれない。実際一理あるかもしれない。国連立場的にそれでええんか?というツッコミは置いておこう。

冗談はさておき芸術家系の受賞者はあまりそういった政治色はなさそうなので、そういった政治性のある賞ではないのだろう。

海外の受賞者にもそういった激烈な党派性は見当たらないので、やはり仲良しグループコネコネしたという方がしっくり来る。

日本語ではこれ以上まともな情報が出てこなかったので英語検索することにした。

幸いなことに日本語wikipediaには "United Nations Peace Medal" という英語表記が載せられている。これで検索すれば国連公式の受賞者リストや受賞基準などが出てくるかもしれない。

そうして一番上に出てきた検索結果は、メルカリだった。

United Nations Peace Medalが大量に出品されている (https://jp.mercari.com/search?keyword=united%20nations%20peace%20medal)。

いやそうはならんやろ。何で急にそうなるんだよ。

もしかして界隈では昔から有名な案件だったりするのか?わけがわからん。急に胡乱な話になってきたな。

商品紹介ページを見ていると「国連本部のビルで売ってた」とか「昔は国連寄付すると記念品としてもらえた」という話が出てきた。なるほどね。なるほどね?

そしてやはり、国連公式説明文書が引っかからない。United Nations Medalについてはヒットするものの、これは国連平和維持活動に参加した軍人警察官に贈られるもの記述があるため、明らかに宗教関係者が授与されるようなものではなさそうだ。

実際日本語版のwikipediaにも「国際連合PKO要員へ授与するUnited Nations Medal(国連メダル)とは別物である。」とある

仕方がないので英語版のwikipediaを読んでみた。

The United Nations Peace Medal is a commemorative medal produced by the United Nations to promote peace. First made by Franklin Mint in 1971,[1] a new design is produced annually, with limited editions offered for sale in gold, silver, and bronze.[2] Gold medals may be formally presented by UN officials as a diplomatic gift to heads of state, former UN Secretaries-General, and dignitaries visiting the UN Headquarters.[3][4]

国連平和メダルは、平和を推進するために国際連合制作した記念メダルです。(中略)。毎年、新しいデザイン制作され、金、銀、銅の限定版が販売されています金メダルは、国連の高官によって国家元首、元国連事務総長国連本部を訪れる要人に対する外交的な贈り物として公式に授与されることがあります

なるほどね。完全に理解した

私は国連平和賞胡散臭い賞ではないかと推測したが、それは誤りだった。そもそもこれは「賞」ではない。何というかその......メダルだ。

この訳は流石にミスリードを狙っているとしか思えない。訳した奴は一生反省し続けてほしい。

国連平和賞(こくれんへいわしょう、英語表記United Nations Peace Medal)とは、国際連合が発行するメダル顕彰ひとつ

この日本語wikipedia記述があまりにも味わい深い。

なるほど、嘘は書いていなかったのだと深く理解できるし、叙述トリックを受けていたかのような感動がある。wikipedia叙述トリックをするなナメてんのか?

流石に爆笑しかけたが、英語版のwikipediaの内容が捏造されている可能性も当然ある。

そもそもこれを外交的な贈り物としていたのなら、国連公式ソースがあってしかるべきだ。しかしそれが見当たらないのはどういうことか。

wikipedia脚注を見ると、公式文書があるようだがリンク切れしている。

幸いなことに国連デジタルライブラリー (https://digitallibrary.un.org/) にあったので見てみると、なるほど確かに一般人にも売っていたらしい (https://digitallibrary.un.org/record/98028?ln=en)。

メダル図柄記載されているほか「国連職員20%割引があるよ!」とか書いていて少し笑える。どうも注文書らしいフォーマットだ。

また公式ではないが1981/10/18に書かれたNew York Times記事 (https://www.nytimes.com/1981/10/18/arts/numismatics-the-value-of-smart-long-term-investments.html) にもメダルについての記載がある。

この記事は「堅実な投資先としてコインって案外良いんじゃね?」という少し頭の悪そうな内容の記事だが、そこでUnited Nations Peace Medalについての記載があった。

1981年国連平和メダルフランクリン造幣局によって製造されている。(中略)。この作品は、クルト・ヴァルトハイム国連事務総長が各国首脳やその他の訪問高官に公式に贈るために鋳造されているほか、コレクター向けに限定販売されている」

ゴールドシルバーバージョンはどちらも直径39ミリで、価格はそれぞれ1200ドルと55ドルである

どうやらそういうことらしい。

また、Encyclopedia of Violence, Peace, and Conflict という書籍のp.799でもその旨の記述がある。

URL: https://books.google.co.jp/books?id=TG2kN033mDkC&lpg=PP1&ots=6bsz6qC8-W&dq=Encyclopedia%20of%20Violence%2C%20Peace%20and%20Conflict%2CAcademic%20Press%2C&lr=lang_ja%7Clang_en&hl=ja&pg=PA799#v=onepage&q&f=false

It is presented to heads of state in the course customary exchanges of gifts, and to those who have served as president of UN General Assembly

「恒例の贈り物交換の際に各国首脳や国連総会議長を務めた人物に贈られる」とある

高官たちの贈答品交換の際に、国連側の贈答品のオプションとしてあるのだろう。つまり寄付の代価ということにもなりうるのか?

しかしそうなると芸術家に対して贈られているのはよく分からない。というのも、このメダルは元々パブロ・カザルスという著名な音楽家に対して贈られたものらしい。

もしかして平和活動を行う芸術家に対しては真面目に選考して授与しており、政治家たちには贈答品として授与しているということだろうか。

ともあれ特段表に出ている授与基準はなく、もっぱら国連事務総長をはじめとする高官がわりとノリで渡せる程度のものであるらしいことは分かった。そもそも同じ物を1200ドルで売っていたのだから......。

結論:

国連平和賞」は賞ではない。普通に買えるし、コネがあると貰える。

国連平和賞マジで実績が必要」は完全な間違いであることが分かった。何故ならそのような賞がないので。

国連平和賞が金で買えると思ってんの?」はジョークとして奇跡的な完成を見せている。United Nations Peace Medalはまさしく金で買えるものだった。インターン生も含めた国連職員にはディスカウントもあるよ!

池田大作国連平和賞をもらえるほどの文化人だった」という主張には一考の余地がある。というのも、United Nations Peace Medalを「もらう」ことは一般人にとって極めて難しい。それを可能にする人脈と知名度、そして最低限与えても問題ないだけの外面が要求されるだろう(A級戦犯被疑者岸信介笹川良一がもらえるんだから大抵の瑕疵は何とかなるのだろうが)。それを満たせるだけの大物という意味では、やはり池田大作はひとかどの人物であったのだろうとは思う。

しかしそれだけで内閣総理大臣名で追悼文を出すレベル文化人だったと言えるだろうか。多分言えないんじゃないかな。

2023-11-11

anond:20231111100658

…全くのおかしな主張でもないんだな、これが。

富裕層配慮のある人間が多い(イメージだ)が、女性たちだって配慮を強いられている。

そして配慮あるからこそ富裕層となり、配慮あるからこそ「女性」となれる。

そして、配慮が認められないそれら以外の属性人間排除してしまえ!という点に、

富裕層専用車両

女性専用車両類似性が見いだせるのかも知れない。

まぁ、本来目的は違うがw

痴漢被害者男性物理的な距離を作るためだけで、そこに男女どちらが優位かを語る意味は全くない訳だが。

まぁ、クソフェミ女性専用車両根拠男性の劣位性に見いだすような発言を繰り返してるけどなw

2023-10-29

anond:20231029103009

なるほど

そういうテンプレがある、という点は理解できるけど、

話の骨格ではないとこの類似性をもって同類ジャンルと見なすのはかなり雑な括り方だと思った

2023-10-28

anond:20231028072322

本来価格より5倍以上も上乗せになっている価格設定で無理やり売りつけて契約瑕疵ある状態で回収してる、不当利得に当たるようなもの普通にあると思うが

他の不法行為に当たりそうなものもあるとはいえグレーゾーン金利との類似性は完全に否定できるものでもないよな

どこら辺が

物事を知らない馬鹿って救いようがないな。

物事を知らない馬鹿なんだ?教えてくれよ

お前が物事を知らない馬鹿なんじゃないのか?どうして勘違いしたんだ?

2023-10-27

陰キャ陽キャ論争が起きると必ず誰かが口にする「陰キャ煽りをするのは同じ陰キャ。本当の陽キャはそんなことしない」という謎の「本当の陽キャ信仰と、神に対する信仰類似性について

「本物の陽キャ」という「オタクに優しいギャル」並みに真偽不明存在を措定することによって、彼ら陰キャはそこに救いを見出しているのだろうか

たか敬虔クリスチャンが「生活は苦しく苦労ばかりだ。だけど神様だけは私を認めてくれる」と、神から承認を心の拠り所にするように、

彼らもまた「くだらない連中が陰キャバカにしてくる。でも本物の陽キャだけは自分バカにしないはずだ」という、圧倒的強者から承認を拠り所にしているのかもしれない

海外には「Yes Chad」というミームがある

Chadチャド)はイケメンで男らしく女にモテモテの男を指す言葉なのだが、これは前述の「本物の陽キャ」にかなり近しいところがある

Chad基本的弱者キャラクターと対になって描かれる

弱者キャラは「お前童貞だろw」などと、くだらない煽りかましてくるのだが、Chadは平然と「Yes(そうだな)」と言い、意に介さな

Chad弱者のくだらない煽りに対して一緒になって煽り返したり、弱者であることをバカにしたりはしない

ただ「そうだな」と言うだけで、意に介さない。その圧倒的な強者感がウケて、Chad海外大人気のミームとなっている

日本における「本当の陽キャ」もまた、陰キャ陽キャなどというくだらないレッテルを意に介さない圧倒的強者として描かれる

こうした圧倒的強者という存在に対するある種の信仰めいたイメージは、日本海外も変わらない

そこには神に対する信仰にも似た、救いへの渇望があるのかも知れない

2023-10-20

anond:20231019220330

バッシング相手弁護士カウンターを食らって追い詰められている構図が同じだから類似性を指摘されているだけ。公益性観点から見るなら処理水で大騒ぎしていた過激左派酷似

2023-10-12

anond:20231012231319

そういうわけで、出雲は古い日本文化の大きな中心地のひとつだったりする。 

国譲りの神話があるだろ。高天原から下ってきた天孫族天照大神の子孫たちを自認する一族)に制服された旧勢力だよ。

出雲方言東北方言類似性があるのも偶然ではないだろうな。天孫族という稲作民族がやってきて支配階級になる以前の文化言語も様々な形で残っているのではあるまいか諏訪地方などもそうだろうし。

2023-10-02

カップルIQ尺度類似している可能性が80%以上

米国コロラド大学ボルダー校(University of Colorado at Boulder)の研究者らは、人々が恋愛関係結婚をする際に、どれだけ似た特性を持つ人々と結びつくかを調査しました。

研究は2つの分析から成っています

一つは、過去の199の研究論文から480のデータ収集して、様々な角度から統合したり比較した分析です。ここでは、心理学社会学人類学などでよく研究される22の特性についてパートナー間の類似性調査しました。

もう一つは、英国の大規模データベースを使用し、79,074組のカップルの133の異なる特性に関する類似性分析です。

その結果、分析した特徴の82%から89%において、パートナー類似している可能性が高いことが明らかになりました。

どちらの分析でも、政治的宗教的態度、教育レベルIQ特定尺度といった特徴が特に高い相関を示していました。


妻がバカだと言ってる皆さん、80〜90%の確率あなたバカです

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