はてなキーワード: 静岡県議会とは
ただ吉川さんは、2020年5月に、国会の委員会に出席している最中に落語の「まくら集」を読んでいたことが報じられるなど、“わきが甘い”ところがありました。その時委員会では、新型コロナウイルス感染拡大で苦しむ中小企業への支援についての議事が行われていたので、その見識を問われても無理はありません。
彼の父は、静岡県議会では非常に力のあった県議で、吉川さんはその地盤や人脈、資金力を引き継いでいます。吉川さんが“温室育ち”といえば、そうかもしれませんね」(岸田派中堅議員)
同僚からはそうした声が聞こえる一方、職員や秘書からは辛辣な声が……。
「党本部の職員や秘書が挨拶しても無視するばかりか、会釈もしません。いつも横柄な口の利き方をするので、私は吉川さんにあまりいい印象は持っていません。同じ感覚を抱いている永田町関係者は少なくありません」(自民党関係者)
吉川氏は、2012年に初当選したが、比例東海ブロックでの復活当選。その後2度の落選を経て、2019年に女性問題で自民党を離党した議員が辞職したことに伴い、比例東海ブロックで繰り上げ当選した。
昨年の総選挙では、民主党政権で閣僚を務め、当時自民党入りを目指していた細野豪志衆議院議員(50)に圧倒的大差で敗北したが、再び比例復活で議席を維持している。
「選挙区の静岡5区で一度も勝利したことがなく、『地元の支持者も増やせていないのに、なぜあんなに偉そうに振舞えるのか』と憤っていた秘書もいます。
26人海に沈めた社長といい、やっぱり二世のボンボンに任せるとリスクが高いんだな。
結果が出ました。民進党と共産党の支援を受けた現職の川勝平太知事が、自民党の市町村支部の推薦を受けた新人無所属の溝口紀子氏を破って当選しました。事前の予想通りです。
投票率は46.44%。得票割合は6:4です。溝口氏は批判票を集めきったと思います。
各市町村別の結果を見ると、静岡市の葵区と駿河区だけが溝口氏勝利。あとは全部川勝知事が上回る結果となりました。
静岡市葵区と駿河区で川勝知事が負けたのは、静岡市長との確執で市長を応援する声が上回ったからでしょう。
一方で、同じ静岡市でも清水区(旧清水市)で、川勝知事が勝ったのは、静岡市長との確執の一因でもある病院移転問題で、地元では市長のやり方に胃を唱える声が大きいことの表れでしょう。
溝口氏が頼みの綱だった地元西部の浜松市で全て負けたのは、自民県連もショックだったかと思います。
川勝知事と静岡県議会の自民との対決の原因となった浜松新野球場建設問題で、知事推進の球場建設の反対を訴えた溝口氏でしたが、球場批判票は広がりませんでした。
沼津駅高架化で揉める沼津市なんかも、知事が変わったらせっかく合意できてきたところがまたリセットされかねないとでも考えてのことだと思います。
東部地域には東京から小池百合子都知事が川勝氏応援に入ったこともあります。都知事選への打撃になることなく良かったですね。
出口調査では自民支持層の半数が川勝氏に投票したとの結果が出ています。
自民党は県連では「川勝氏を応援しない自主投票」を決めていますが、各市町村支部で溝口紀子氏推薦に回っていました。
独自候補を出せなかった時点ですでに負けていた自民党ですが、この結果で再び負けたことになります。
国政では自民支持率圧倒は変わりませんが、地方では非自民がまだまだ入りこめるということです。野党第一党の民進党に必要なのはとにかく地方の固定票です。都市部の浮動票だけで勝てる時代は終わってるのだから地道に頑張ってほしいところです。
https://anond.hatelabo.jp/20170502150217
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