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2018-09-15

液状化被害を起こしたのは谷を土砂で埋め立てた場所だった

http://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=42.989118&lng=141.458631&zoom=16&dataset=sapporo&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2

上記の今昔マップを見比べてみてほしい。札幌市清田区里塚1条地区現在と、1916年(大正5年)の地形図比較である

里塚地区は、元々は「三里塚地区」と呼ばれていた。

札幌市中心部から三里距離にあることから名づけられた地名であり、大正時代の里塚地区は見渡す限りの原野森林地帯が広がっているだけだった。

昭和50年代に入ると里塚地区住宅街として造成されることになり、地区内を流れていた石狩川水系厚別川支流である三里川は埋められて暗渠化された。

そして今回の地震里塚地区の一部エリア液状化被害が起こったわけであるが、その場所は見事に三里川やその支流を埋め立てたラインに沿っている。

谷筋に土砂を埋め立てて月日が経ったとしても、その土砂は周囲に元からある土壌の硬さには決してならず、比較的大きな地震が起こると容易に液状化する。

これから家を買う場合には、古い地図などを調べてみて、川を埋め立てた場所や旧河道だった場所絶対に避けるべきである

2018-09-11

地震のあと

さっきからすごく揺れている気がするけど、私が揺れているのかもしれない。

病院でもらった風邪薬を飲んでから体がすごく揺れている気がする。軽く酔いそうだ。また余震かもしれない。わからない。揺れが収まるまで寝られないのでちょっと書こうと思う。

金曜日の夜に停電から復旧し、停電の間は意識していなかった治りかけの風邪がぶり返した。

会社はばたばたしてみんないつも以上に頑張っているのに、私だけ頑張っていない。頑張って勤務時間より早く行こうとしても体がだるい。短縮勤務でもなんとか勤務するので精一杯だ。

みんなこんな私を見て、頑張るべき時に頑張れない人間だ、自分だけつらいと思ってるんだろう、などと軽蔑しているに違いない。返す言葉もない。熱もない、大した風邪でもないのに。

上司には、お前は生き延びる力がない、有事に弱い、食料だって手に入れられないだろう、あとこういう有事の際は言われなくても早く来るものだ、と言われた。

…私もそう思う。インフラ関係の方やなんかはもっとずっと働いてるのに。

そもそもこんなとき風邪を引くなんて、しっかりしろよ、とも。しゃきっとして、早く治すのが基本だろう、周りに迷惑だと。

…返す言葉もない。

今日報連相を怠ったとして怒られた。

レベルなことだ。

私も30歳近いのだから報連相くらいは分かっている。むしろそれをバイト指導する立場だ。でも実際にそれができず叱責されている。やはりくずめいている。

今頃は、そんなこともできない人間なんだ、こういう時に人間としての真価がわかるな、などと軽蔑されているに違いない。

この数日でどれだけ周囲に軽蔑されたか。頑張るべき時に頑張れない人間評価されない。

また心のどこかで風邪のせいにしているのもダメだ。まっとうな人間風邪を引いていてもこんなときはいつも以上に働くはずだから、私はやはりくずめいている。日常に戻ったころに体調が戻ってまた頑張ったって無駄だ。地震の直後に力及ばなかったことはなかったことにできないし日常では名誉挽回できないのだ。

そもそも日常に戻っても、近頃仕事において以前のように使命感や責任感を持って果たすこともできていなかった。ただ人手不足で代わりがいないか休みなく働いているだけで、組織に対し何の貢献も価値もない。頑張らないといけない。

しか役割がわからない。私の役割は何なのだろう。上司は何を期待しているのか。それとも何も期待していないのかもしれない。期待もされていないし役割もない。頑張りたいのだが。ただ休みがないだけだ。

そう思うと、日常は緩慢な地獄で、停電は非日常で、これからまた地獄のような日常に戻っていくのだ。

ラジオテレビで、もう少しで日常に戻れるから、みんな明るく頑張ろう、といった主旨の発言がされるたびに、みんなそんなに日常に戻りたいのかと不思議に思う。

などと考えてしまう私はやはりくずめいており今回大変な目に遭った里塚の人に申し訳もない。死ぬしかないのか。が、死んだら代わりがいない。会社人手不足から私が死んでも補充などしないのだ。それは補充しない会社が悪いのだが、みんなそうは思わないだろう。あいつ死にやがって迷惑だ、ということになれば、周りにさらなる迷惑をかけてしまう。

から選択肢としては頑張るべきときに頑張れないくずめいた人間として、軽蔑されながら、かといって役割も期待もわからないまま週6日勤務を延々とつづけるほかない。

だめだそういったことを延々と考えるのではなく、たんたんと、かつ軽蔑されないまっとうな人間として働ける薬とかはないのだろうか。困る。

揺れが収まったので寝る。

2018-09-06

自分の住む町の地形は調べておくべきだった

今回の地震液状化被害を起こした札幌市清田区里塚地区なんだけど、元々この場所は家を建てるべき場所ではない。

宅地開発される以前の里塚地区は、札幌市南東部を流れている厚別川と、その支流三里川が流れていた氾濫原。

太古の昔から、二つの川が洪水や氾濫の度に河道を変えたりしていて、元々地盤は軟弱な場所

水田にするならともかく、あん場所住宅造成するのは正気の沙汰ではない。

案の定、今回の地震の長周期振動で、おそらくは旧河道だった場所ピンポイント液状化した。

7月の西日本豪雨の時も言われていたけど、旧河道や水はけの悪い場所に家を造るべきではない。

 
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