はてなキーワード: 部屋代とは
「男は半分」は事実ではない。
女性は65/100が不妊である(女性全体の65%の女性が不妊原因)
男性は48/100が不妊である(男性全体の48%の男性が不妊原因)
というデータであり、
それを比率にしても男性側に原因がある確率は48%ではなく42%である。
3人の男がホテルに入りました。
ホテルの主人が1晩3万円の部屋が空いていると言ったので、3人は1万円ずつ割勘で払って泊まりました。
翌朝ホテルの主人は本当は部屋代が2万5千円だったと気が付き、余計に請求してしまった分を返すようにと、ボーイに5千円渡しました。
しかし、このボーイは2千円を猫ババし、3人に千円ずつ返しました。
さて整理してみましょう。
3人の男は結局部屋代を9千円ずつ出したこととなり計2万7千円。
それにボーイがくすねた2千円をたすと2万9千円。
3100円の請求だったので何か返そうかと悩んでいたら、若い店員の品出しのお兄さんが、
となっていると、
レジのおばさんが「こういうのはダメだよ」と品出しのお兄さんに言い、
品出しのお兄さんは「他の人もやってたので…。」なんていう
ここで気がついた。
このスーパーは、お金の足りない人が買い物に来た時に、少し払ってあげる店員がいるのだと…。
私もすぐにおばさん店員と一緒になってたしなめるように言った。
「ダメだよ!」
そして商品を一点返した。
私は今日の出来事をとても危ういと感じた。
多感な子供ぐらいのアルバイトだから、それをかっこいいと思い真似をしたのだろうが、
やめたほうがいいと感じた。
世の中には寸借詐欺なども未だに多い。
「1円玉でもお前の金はお前の金。
どうせ時給1000円ぐらいだろ?蓮根って。俺の時給は3000円やぞ!
俺はそれだけもらっていても知らない奴にはただではあげないよ。
大塚のピンサロは千円札一枚からでも口内射精が楽しめるのによ!
お前が差し出してきた500円玉二枚でどんだけのフェラして働く女の子救えると思っているんだ!
例えばだが、あんぷり亭なら3000円で30分手コキのみだが、質が高いアイドル超の女の子がローション手コキしてくれる。
やっぱり病気の心配もないソフト風俗はいいね、頭が良いから滲み出る顔までよくなる。顔が2段階ぐらいレベル違う。
たとえば本番セックスも7500円からできるところあるんだよね。
部屋代別だろって?まぁね。
しかし、吉原の朝一番なら1万円以下の店舗がかなり多くてよいよ。こっちは総額ね。
安心膣だし楽しめて一万円でおつりがくる。
お金だけは出すな。」
部屋代4万2500円 共益費5千円 合計4万7500円 を最初に4日にハウスコーポレーション指定の口座に支払いました。
すると、ハウスコーポレーションのK氏より電話があり、前月末までに入金して下さいとの事でした。
私は入金されるのが4日なので、どうしましょうかと尋ねました。
すると、ハウスコーポレーションのK氏より、共益費として余分に5千円支払い、総計5万2500円を前月分に相当するまで支払う、という方法をご提案いただきました。
約2年後、ハウスコーポレーションに電話をすると、受け付けられたのがハウスコーポレーションI氏に変わって、事情を説明し、そろそろ貯まったのではないかと聞きました。
ところが、ハウスコーポレーションI氏はそんな記録は書面として残ってないので、今ままでどおり、5万2500円を支払って下さるか、引っ越しして下さいとの事でした。
ハウスコーポレーションのK氏に聞いてみてくれと言うと、K氏は退職したとの事でした。
ハウスコーポレーションは、まともな引き継ぎはなされないのでしょうか。特に、特別な事情は絶対引き継ぐべきだと思うのは私だけでしょうか。
私にはちょっと変わった知り合いがいます。最初はパパ活として知り合ったパパなのですが、知り合ってから一度も会うことなくでもLINEだけはかなりの頻度でやり取りをしているというのがこのパパです。
パパ活が出来ていないのにパパと呼ぶのはちょっとおかしな話なのですが分かりやすいように今回はパパと呼びます。
そしてこのパパとつい最近やっと会う機会があったので紹介していきます。
パパとはワクワクメールで知り合いました。ミヒロさんのブログを参考にしました。
その前にアフィリエイターっていう職業についてざっくりと説明をすると“ネットの広告収入などで稼ぐ超不安定な人たち”をアフィリエイターと呼び、その中でも月収100万円以上を稼ぎ出すアフィリエイターをスーパーアフィリエイターと呼びます。今回初めて会ってきたパパはこのスーパーの部類に属する人で超不安定な仕事だからこそ中々会えずにいたわけです(笑)
普段はとくになんてことないやり取りをしているのですが、このパパやたら色々詳しいので何か質問がある時にだけLINEを送ってました。「こういうアプリ欲しいんだけどオススメ知らない?」だとか「なんか最近パソコン起動遅いんだけど!」とかね(笑)いつも家にいるようなのでほぼタイムリーに返事が来るのも助かっていました。
そんなある日「ちょっとブログで写真使いたいから一緒にデートしてよ」という知り合ってから1年と2ヵ月やっとデートらしいお誘いが来ました(笑)誘い方がなんかもうビジネスライクっていうか色々残念ではありますが、まぁ何でも良いです(笑)
一応普段お世話になっているのは私の方なので・・・なんか軽いお礼でもしようかな?と思って途中ハンズに寄って腰痛に良さそうな枕?クッション?をゲットして待ち合わせ場所へ。
知り合ったサイトではとくに写真らしい写真も掲載されていなかったのでどんな人なのかわからなかったのですが、いざ待ち合わせ場所で待っていると本当にイメージ通りの男性が「よー」とか言って話しかけてきました。
イメージ的には俳優の瑛〇さんをチビにして2,3発殴ったような感じです。LINEだとスムーズに返事が来るのに喋るとどもる感じが面白かったです。
いざ食事へ~。
「今日は俺がご馳走するから」「写真いっぱい撮らせて」ということでまずは焼き肉屋さんへ。
一応首から下だけにしてくれと言ってあったので安心です^^また、最後に撮った写真を見せてもらう約束もしました。
私はさっそく生1つ~って注文したのですがこのパパ「帰ってからも仕事あるから」といってひたすらコーラを飲んでました(笑)ストイックなのね~。
持ってきたプレゼントを渡すとめっちゃ喜んでくれましたよ!良かった良かった(*´Д`*)
パパはまぁ適度に食べつつ写真を撮り。普段何してるんだっけ?という話をしたりとか。ちょっと気になるのはパパ大体カメラとかスマホを弄ってましたね、めっちゃ忙しそう~。
彼氏とデートでコレだったらブチギレ事案になりますがまぁパパ活ですし何よりもこのパパ知り合って超長いしそういう人っていうのはわかっていたので私はその間ひたすら焼いて→お皿によそってあげて→食べる→焼いて→注文して→食べるっていう感じです。焼肉久しぶりだったので超楽しい!!
するとパパ「もうこれ最後?」と聞いてきて、「そーですよ^^」と答えると「じゃぁ行こうか」とスムーズに会計を済ませて二軒目に移動です。二軒目は居酒屋さんです。あらかじめ予約をしてくれていたようで!ていうか知ってたらあんなに生飲まなかった~!!ちょっといい感じのお店でどれもこれも美味しそう…!失敗した…!パパ、適当にあれこれ注文。そしてひたすらに写真を撮りまくり。私もさすがにおなかいっぱいで(笑)「食べてるフリでいいよ」ということでした。
ここでもまぁ同じような感じなので割愛。
パパ活にもいろんなパパ活があるもんだなぁ~ただ食べるだけとか(笑)と考えているとパパが「何もしないんだけどホテルで写真っていい?」と!何もしないとかあるの!?ねぇよ!!と思いつつ、まぁ普段お世話になってるしお礼もするっていうのでついていくことに。
で!!!
「このまま泊まってっていいよ~、俺この後仕事だからもう帰る」と諭吉さん3人+ホテルの部屋代+αを置いてってくれました。優しい(笑)私はおことばに甘えて普段泊まれない中々いい感じの部屋を満喫しました。
初めて会ったパパではありますが既に以前から知り合っていたのでそこまで心配することもなかったし、何よりもお気持ちがすごくてしかも焼肉も美味しかったしすごく楽しいパパ活になりました。パパもあの後LINEで「またお願いね!」ということだったので助かったのかな?良かった良かった^^
ときは8月、黒海沿岸の町。雨にぬれる小さな町は活気がなく、すっかり寂れていた。
その町へ、一人の旅人がやってきた。そして町に一つしかないホテルに入ると、
受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、部屋を選ぶために2階へ上がって行った。
ホテルの主人は100ユーロ紙幣をひっつかんで、借金返済のために肉屋へ走った。
肉屋は同じ紙幣を持って養豚業者へ走り、100ユーロの借金を返した。
養豚業者はその紙幣を握ると、つけにしてある餌代と燃料代を払うために販売業者に走った。
販売業者は100ユーロ紙幣を手にすると、この厳しいご時世にもかかわらず、つけでお相手をしてくれる
町の遊女に返そうと彼女のもとに走った。遊女は100ユーロ紙幣を懐にしてホテルに走り、
たびたびカモを連れこんだホテルに借りていた部屋代を返済した。
ホテルの主人は、その100ユーロを受け取ると、紙幣をカウンターの元の位置に置いた。
ちょうどそのとき、部屋をチェックして2階から降りてきた旅人が、どの部屋も気に入らないと云って
誰も稼いでないけど、町中の誰もが借金を返し終わり、町は活気を取り戻した。
有名な観光地である豫園(よえん)近くを歩いていると、後ろを歩く友達が誰かに話しかけれれたようで、立ち止まっている。
横には20代と思しき中国人の女性。スマホを渡しながら「写真を撮ってくれ」と頼んでいるようだった。
話しかけられた友達のことを「若い女性に頼まれたんだから撮ってやれよ(笑」とからかいながら様子を見ていると、写真を撮られ終わった女性が「あなたたちの写真も取りましょうか?」と聞いてきた。それも英語で。
シャイな友達は「いいです、いいです。ノーサンキュー」と断ってしまったが、自分は(まぁこういうときはお互い様だ)と思いながら、自分のスマホを渡して写真を撮ってもらった。
あとになって考えれば、これがすべての始まりだった。
「写真撮って」をきっかけにして、相手の中国人女性が英語で色々話しかけてくる。
聞けば職業は幼稚園の先生で、2年前から上海に住んでいるという。日本語はちょっとだけ勉強したことがあり、この前の夏にはクルーズ船で福岡に行ってきたとか。
今度はこちらに質問してきて、いつから上海にいるのか、何日間いるのか、今日はどこに行くのか、どこどこ(上海の有名スポット)には行ったのか、などなど色々聞いてくる。
私のほうが英語が得意なので(そう、中国人女性との会話は英語で行われている)、相手の質問に答えつつ、友達との間に入って通訳っぽいこともしながら、5分ぐらいは路上で立ち止まって話していただろうか、さり気なく女性が「お茶は好きですか」と聞いてきた。
「ええ、お茶は好きです」
そう、私は中国茶&台湾茶が好きだ。大学生のころには、毎月のように横浜中華街の馴染みの台湾系茶屋に通っては、いろいろなお茶を買いつつお店のご主人の講義(?)を聞いたりもした。今でも台湾に行けば、台湾茶を大量に買ってしまう。そんなお茶好きと知ってか知らずか、相手がお茶の話を振ってきたので、私はすっかり警戒心が薄れてしまった。
「この近くで、年に一度の茶道(ティー・セレモニー)をやっているのですが、一緒に見に行きませんか?」
うん、見てみたい。それが、その時の正直な気持ち&答えだった。
ティー・セレモニーとは、なんだか仰々しい動きをしながら中国茶を淹れるパフォーマンスで、いわゆる「ザ・観光客向け」のショーなのだが、実は一度も見たことがなかった。それは、私自身がひねくれた性格(あんなもんは観光客向けの見世物だ!)だからわざわざ見ようとは思わなかったし、今までに日本や台湾で行ったお茶屋さんが本気の真面目な(?)お店でそういうショーをやっていなかったこともある。
しかし、この時ばかりは、どういうわけか、暇つぶしというか見世物として、そういうのを見てみるのも悪くないなと思ってしまったのだった。
「じゃぁ、一緒に行きましょう」というわけで、女性に連れられて(今思えば”釣られて”だ)上海の街中を歩いて行く。
歩きながらも女性は、こちらの年齢やら職業やらホテルの場所やら、なんやらいろいろと聞いてくる。私は他人からプライベートなことを根掘り葉掘り聞かれるのが嫌な性格なので、多少は誤魔化しながら適当に答えていると、今度は干支やら星座なんか聞いてくる。てか、干支はともかく星座の英語名なんて知らんがな!このお姉さん、英語力はかなりのものだった。
まぁそんな訳で、移動中もずっとしゃべりながら5分ほど歩いただろか、着いたのは(連れてこられたのは)裏通りにある間口の狭い古道具屋?お茶屋?のようなお店。
お姉さんは、店頭に立っていた赤い民族衣装を着た老女に「ティー・セレモニーはやっていますか」と話しかけ(いま思い出したが、英語で話しかけていた。老女は英語はチンプンカンプンのはずなのに)、そのまま我々を店内へと導く。
店の奥には、壁にやいかにも中国っぽい書や絵が飾ってあり、一通りの茶道の道具(茶葉やらお椀やら急須やら薬缶やら)が小さめのテーブルの上に置かれ、その周りを囲むように椅子が5脚ほど並んでいる。
ここでもまた世間話のようなものが交わされ、茶屋の赤い民族衣装を着た老女は「ティー・マスターの先生」だと紹介される。
ティーマスターの老女が中国語で話し、それをお姉さんが英語に訳し、我々がそれを拝聴するという翻訳リレーのティーセレモニーが始まった。
最初は茶道の歴史やらウンチクやらを語っていたのだが、おもむろに老女が”メニュー表”を出してきた。
内心で「あーやっぱり金とるのか」と思った。ここまで一切お金の話は出ていないが、こちらはなんとなくタダで見れるものだと思い込んでいた節がある。
しかしまぁ向こうも商売なわけだし、中国人がタダでわざわざショーを見せてくれるとも思えない。まぁそれ相応の金額であれば払っても仕方ないかと気を取り直して、メニュー表を見てみる。
メニュー表といっても、白黒印刷のちゃっちいものではない。それなりの厚紙にカラー印刷され、製本されている。背景には、茶器や茶葉の写真が印刷されており、まるでどこか高級料理店のメニューのようだ。おまけに、すべて英語表記。
老女がメニューの1&2ページ目を開き、お姉さんがメニューの一部を指して話しかけてくる。「この料金だけどいいですか?」
お姉さんの指の先、2ページ目の中ほどには「RMB48 / kind / person」とある。(RMBは人民元の英語表記)
一人48元。日本円だと約1,000円だ。高いとも言えず、かといって納得もできない、絶妙な値段だ。
普段はお金にうるさい私も、この時ばかりは、納得はしていないけどこの値段なら仕方ないという感じで「ああ、構いません。OK」と受けてしまった。
しかし、はて、見開きページの左下には”ルームチャージが20元”やら”テーブルチャージが30元”やら、なんやら書いてあるのだが、この説明はなし。
すっかり警戒心が薄れていた私は、(取り立てて説明しないということは、きっとこの表記は関係ないのだろう)と思い込んでしまった。
また、2ページ目のタイトルが「1.高麗人参茶」で、2番以降の続きがあることを思わせる表記だったが、メニュー表は老女が持ったままページをめくるでもなく閉じてしまったので、その先は見ていない。
そんなこんなで、ティーセレモニーが始まった。が、茶道の詳細は割愛する。
パフォーマンス自体は面白かった。合計で6種類のお茶を飲んで、それぞれの茶葉の解説。その間に、金運を呼び寄せる(?)ガマガエルの置物を撫でたり、お茶の淹れ方を教わったり、内容自体は悪くなかったともう。
パフォーマンスが終わると、老女が、先ほどとは別のメニュー表を出してきて、茶葉のお土産はいかが?と売り込んできた。
値段を見て、私は「むむむ、、、これはボッタクリやな」と思った。
ジャスミン茶やら鉄観音やら10種類ほどの茶葉が載っており、それぞれ大・中・小と3種類のサイズが有るようだが、小サイズの一番安いやつでも380元、なんと7,600円もする!
普段から飲む中国茶は100g 1000円もあれば十分、と思っている私の味覚&金銭感覚からすれば、これは完全に予算オーバーだ。
いや、もちろん超一級品の茶葉には驚くほどの高値がつくこともあるだろうが、私の感覚ではナシだ。それに、いま飲んだやつにそこまでの価値があるとも思えない。
「わー、美味しいお茶だった。私はお土産に少し買っていくわ」というお姉さんに影響されたのか、財布を取り出して買おうかどうか迷っている友達に小声て「買うのやめとけ、高すぎ」と耳打ちする。
お姉さん、こちらの戸惑う様子に気づいたのか「ああ、いいのよ、買う買わないは自由だから。私は買うわ。んで、あなたはどうする?」とあくまで買う雰囲気を作り出そうとする。
なんか嫌な流れになってきなたなぁーと思いつつ、「悪いけど、やめとくよ。最近は紅茶にハマっててねぇ、まだまだ在庫がいっぱいあるから」と半分本当・半分ハッタリの話をしてお土産購入は断った。
なんか早く帰りたいなぁと思っていると、店の老女、もといババアが勘定書を持ってきた。
おい、1,280元って、日本円でざっくり2万5千円だぞ。本気か、こいつら。
一瞬にして頭に血が上った私は、思わず「これちょっと高すぎない?」と文句を垂れる。
いわく、お茶1種類1人あたり48元で、3人で6種類飲んだから
48元 × 3人 × 6種類 = 900元 だという。(実際には48元より高いお茶もあったので、大雑把な計算で)
そこに、客引き女のお土産代が加算されて、締めて1,280元だという。
金額にピンときていないのか、財布を取り出して札を数えようとしている友達の動きを慌てて止めて、スマホの電卓アプリで日本円に換算した結果を見せて「高すぎだろ、こりゃ」とキレ気味にいう俺。
敵に向き直って「最初のメニュー表をもう一度見せてくれ」という俺。
奥から取り出されたメニューには、確かに”それぞれの茶葉のページに”「RMB48 / kind / person」、つまり「茶葉1種類当たり お一人様48元」とある。
あーそういうことね、このおちょこ口一杯にも満たないお茶一つに約1,000円を課金し、それが6種類だから6,000円だと。
あーそうですか、確かに書いてありますね、はい、そうですか、って納得できる訳がない。
「こんなの高すぎだろ」
「いや、ティーマスターの先生がこれだけやってくれたんだから、決して高くはない」
「日本でもこんな高くねぇぞ」
「茶道のパフォーマンスを受けたのは認めるが、この価格には納得できん」
「お茶一杯の値段は高いかもしれないが、ここ上海では、急須にお湯を継ぎ足しながら何倍もお茶を飲んで、何時間もおしゃべりできるシステムなのです。ほら、メニュー表のここにも書いてあるでしょ」(確かに英語でそう書いてある)
「そんなこと言ったって、こちとら、メニュー表の1&2ページ目しか見せられてないし、そこにある『一人48元』だけ払えばいいのかと思っていた」
とかなんとか、英語で喚き散らして少し興奮が収まった俺は、勘定書を手に取って冷静に考えてみる。
合計金額は2万5千円だが、そこには客引き女のお茶代とお土産代も含まれている。純粋に我々が払うべきは、相手の言い値では1万2千円、一人あたり6千円だ。
さて、この茶道パフォーマンスにそれだけの価値があるだろうか?いや、ない。払いたくない。だからといって、払わなくて済むわけでもない。
俺は手を顎に当て、少し考えながら、黙り込む。
客引き女が何か話しかけてきたようだが、怒りのあまり全然気づかなかった。
しばらくすると、敵も「面倒くせえ客だな」と思ったのか「じゃあ、いくなら払うのか」と態度を軟化させた。
なーんだ、やっぱりボッタクってる意識があるんじゃねぇか(笑
ここはあくまで、当初の理解どおり「一人48元」で押し通そうと、「3人分で150元なら払う」と言ったつもりが、相手は「1人あたり150元」と誤解したようで、「ならそれで構わない」ということになった。
横でポカーンとしていた友達に、小声で「悪いけど100元払ってくんない?」と言って、財布から100元札を取り出してもらう。
この時、財布の中に、100元札が2〜3枚と、日本円で1万円札が2枚、さらにパスポートまで入っているのが丸見えだったので、財布をさっさと仕舞わせる。
「んじゃ2人分で100元ね」
「え、いや、1人150元でしょ」
「いやいや、だから、最初から言っているとおり、1人48元だと思っていたの。だから、細かい端数は無視して、2人で100元!」
これには、さすがの店のババアも客引き女も怒ったらしく「そんなの少なすぎよ!」とかなんとか言っている。
「そんなのってあり?もう、まったく。せめて部屋代としてもう100元出しなさいよ」
(あーあ、面倒くせえなぁ。でも、あと100元でケリがつくなら)と思ってもう100元を出した。締めて200元のお支払だ。
この期に及んでも、客引き女は演技(?)を止めないらしく、
「あなた達が200元しか払わないなら、残りの分は私が全部払うわ」といって、本当に財布から100元札を取り出して払っている。
疑い深い私は、この光景を黙ってボーっと見ながら、頭の中は「なんだ見せ金か。払うふりして、あとで取り戻すんだろうな。わざわざこんな演技しなくても。」と冷めていた。
でも、この見せ金に釣られて、やっぱりお金を払ってしまう人もいるんだろうなと思った。
まぁ、兎にも角にも、支払いを終えて、そそくさと店を後にする。
客引き女は相変わらず話しかけてきたが、もう俺は怒りと情けなさとで、会話する気力もなかった。
「この後はどうするの?豫園を観光?」とかうるさいので、とにかく客引き女と離れたかった俺は「いや、ホテルに戻るよ。だから地下鉄の駅まで。」と言った。
本当は歩いて帰れる距離のホテルだったのだが、一緒に歩く友達に「余計なこと言うなよ!」と目配せしながら、「地下鉄でホテルまで戻る」と言い、客引き女とは駅前で別れた。
さて、結果的に2人で200元。1人あたり2000円弱の被害額(?)で済みましたが、百歩譲っても適正価値は半分の1000円ぐらいだろうと思っています。
ネットで検索すると、同様の被害例がこれでもかと出てきます。引っ掛けのパターンとしては、典型的な手口なのでしょう。
それは、相手が片言の日本語ではなく、英語でベラベラ話しかけてきたことも大きく影響していると思います。
ネイティブ日本人の私達にとって、片言の日本語にはとても違和感や警戒心を覚えることでしょう。しかし、相手が流暢な英語を話すとなると、日頃の英語コンプレックスも相まって、相手が対等もしくは上等の立場にすら覚えてしまいます。
もしかしたら、このボッタクリ集団の元締めは、そういった日本人の英語コンプレックスを付け入るために、あえて日本語を使わず、英語で商売をしているのかもしれません。
・英語が完全に理解できなくても、とりあえず「OK」と言ってしまう日本人(なまじっか少しは分かる言葉だけに、タチが悪い)
・英語で書かれたメニュー表をよくよく見てみれば確かにそう書いてあるので、仕方ないかと思ってしまう
・もし不満があったとしても、英語では言いたいことも言えずに、泣き寝入りするしかない
日本の振り込め詐欺のように、ある程度マニュアル化&パッケージ化されているのかも。
写真を撮ってくれと頼まれること、また旅行者同士で世間話や情報交換をする、それ自体はとても楽しいことです。
また、善意の現地民がおすすめの観光地に連れて行ってくれることも、本当にあるのかもしれません。(滅多にないからこそ、メディアが美談として取り上げる?)
・お茶屋に連れてこられた時点で「このお店は大丈夫なのか?」と、自分で立ち止まって考えなかったこと
・メニュー表を見せられた時点で、「総額はいくらなのか?」と相手に確認しなかったこと
要するに、自分自身でよく考えて、納得してから行動する、という基本原則を疎かにしてしまったことが、今回の失敗につながってしまったのでしょう。
がとっさにできなかったことです。
私の場合、スマートフォンをネックストラップで首からぶら下げていたのに、いざパニックになっていまうとスマホのことなどすっかり忘れてしましました。
今回の場合は、まぁしょうがねぇかーという感じで、いい勉強になったと思っています。
これが下手にマッサージ店とかに連れていかれたら、それこそ身ぐるみ剥がされていたかもしれませんし、被害額も少なく済んだと思って諦めつつあります。
同様に被害にあう方が一人でも減ることを願うばかりです。
ホテルの主人が「一晩30ドルの部屋が空いている」と言ったので
余計に請求してしまった分を返すようにとボーイに5ドル渡しました。
ところがこのボーイは2ドルふところにおさめ、3人に1ドルずつ返しました。
さて整理してみましょう!
3人の男は結局部屋代を9ドルずつ出したことになり計27ドル。
ホテルの主人が「一晩30ドルの部屋が空いている」と言ったので
余計に請求してしまった分を返すようにとボーイに25ドル渡しました。
ところがこのボーイは22ドルふところにおさめ、3人に1ドルずつ返しました。
さて整理してみましょう!
3人の男は結局部屋代を9ドルずつ出したことになり計27ドル。
それにボーイがくすねた22ドルをたすと49ドル。あれ?49ドル!?