はてなキーワード: 遺伝子治療とは
>ただ、自分のことを女だと思っているのは女の体で生まれたからではないかとも思ってる。
>男の体で生まれて男として育てられたら、中身がまるっきり今のままでも性自認は男になったんじゃないかと思うのだ。
昔の人もそう思ってたんだよね。
ただ、どうも「チンコ立つか」「ジャニーズに欲望できるか」ってのは、いくら性格や趣味が男性的女性的でも関係ないらしいんだよね。"的"ではすまないもんだいでがある。ジェンダーではなく、セックスだったということ。体と脳の性格が一致しないということがあるらしい。
で、そういう人達が生きづらい。かわいそう。と。
あとこの話は、じゃあ遺伝子治療しよう、という話にもっていってはだめなんだよね。
もともとそういう人達は「お前は男の体なのに男に欲望するのはおかしい」として、『治療』と称する虐待を受けていたから。治療なんか社会のほうが変われば必要ない、という話になっている。
どっちも根治には遺伝子治療が必要かな。現在は技術的に不可能だけど。
細胞生理学レベルでは、活動能は主にイオンチャネルと受容体、神経伝達物質とそれを制御する分子群、
形態形成能は細胞骨格系の文字通り細胞の形作りをするための分子群が関わっていて、
前者は脳が発達しきった段階でも薬物でコントロールできる可能性は高いけど、後者は神経細胞同士がコネクションを作って脳が出来上がる段階に効いてくるから、
極端に言えば生まれて来る段階で手を打たないともうどうしようもない。
これはごく単純化した描像で、脳の発達には前者が、個々の神経細胞の活動には後者も絡んでくるから実際はより複雑だけど。
認知行動療法などの非薬物療法の生理学的な効果はまだ未知な点が多いけど、あくまでも「出来上がった脳の微調整」なので効果は薬物以上に個人差が大きいでしょう。
精子の質が経年で変化するかどうか調べることは技術的に容易です。齢15歳から毎年精液を採取して、凍結しておく。50歳くらいまで溜まったら、一気に解析する。これで経年変化を追うことができます。対応ありの統計検定を使えば簡単に有意差を導けると思います。ただし精原細胞ニッシェのローテーションという現象があるので、もしかすると毎年複数回採取する必要があるかもしれません。ヒトでどのくらいの頻度でローテーションするかは予め調べておく必要があるでしょう。おそらく精原細胞ゲノムあるいはエピゲノムに年を経るごとに変異が蓄積され、精原細胞の成長を促進する変異をもった精原細胞グループが精細管内でドミナントになり、高齢になるほど精子ゲノムおよびエピゲノムには精原細胞の増殖に有利な変異を蓄積していくはずです。ここではとりあえず、細胞周期に関する遺伝子や、成長因子の受容体遺伝子に変異が入ることを想定しておきます。この変異が胚発生に影響を与えると考えられます。精原細胞で生じたエピゲノムの変異が胚発生全体を支配して、次世代の表現型を変化させるとは個人的には信じたくありませんが、実験動物ではこの仮説を支持する報告がなされています。もしこの仮説がヒトにも適応されるとしても、次々世代の配偶子形成過程でエピゲノム情報はリセットされると考えられるため、それほど問題は深刻ではありません。一方でゲノムの塩基配列が変異した場合を考えてみると、精原細胞の増殖に有利な変異が胚発生に悪影響を与えることは充分にありえると思います。このとき、次々世代にもその変異が遺伝する可能性があるという点は極めて重要です。もしこの変異によって自閉症が誘導されるならば、次々世代にも自閉症児の出現頻度が増加するからです。ところで精原細胞ゲノムに変異が生じた場合、それが次世代に遺伝する確率はおよそ1/2です。精子形成過程で減数分裂を経るからです(およそ、と断ったのは、ホモで変異が生じる場合があるからです)。さらに受精によって母性ゲノムに希釈されるため、精原細胞ゲノムの変異の影響は減少します。卵母細胞には、おそらく精原細胞の増殖に有利な変異は生じないためです。ともあれ精原細胞の増殖に有利な変異をもった、胚がこうして生じえることを示してきました。この変異が個体レベルで自閉症という表現型を呈するかどうかは今のところ私は知りませんが、検討する価値のある問題だと思います。ところで、人類が高齢出産を経験するのはおそらく史上初めてのことだと思います。つまり今問題になっている高齢出産で生まれた子供たちは、第1世代です。したがってもしこのメカニズムで自閉症児が生まれるとすれば、変異をヘテロでもった世代が表現型を呈するということになります。日本人は比較的遺伝的に均一な集団です。つまり日本人同士の交配が多いという傾向を意味しています。そして日本人は晩婚化が進行し続けています。このままの傾向が続くと、やがてこの変異をホモでもった子供たちが生まれてくることでしょう。このことが何を意味するのかは今のところ未知ですが、細胞周期という用語からはガンという疾病を連想してしまいます。さらに、経験的には精子形成に使われる遺伝子は、どういうわけか神経発生に関連する遺伝子が多いように思われます。恐ろしい想像をかきたてられます。以上に思いついたことを書いてみたのですが、この仮説を検証する実験を書いておきます。それは、高齢の父親から生まれた自閉症患者の精原細胞の増殖特性を調べるのです。コントロールには兄の精原細胞が最適だと思われます。精原細胞の増殖に有利な変異が疾患をもたらしているのであれば、彼らの精原細胞はすべてその変異をもっているはずですから、精原細胞の増殖特性に変化が現れる可能性が高いと思います。また、兄を同じ親から先に生まれた男児と定義すると、父親が若かったころの精子から生まれてきています。したがってミューテーションが生じていない可能性があるのです。精原細胞を体外で安定的に増殖させることが可能なら、兄弟の精原細胞の増殖特性を比較して、その原因を塩基配列レベルで特定することはそれほど難しくはないように思えます。問題の起こりやすい遺伝子座を特定して、ゲノム編集で遺伝子治療することもあり得るかもしれません。または数ある精子から問題のない精子を選抜して体外受精することもできるようになるかもしれません。技術開発をすれば。でも、それよりもずっと自然な方法もあります。まずは精液の凍結保存を奨励することです。適切な条件で保存された精液では、化学的には時が止まったのに等しいです。それから晩婚化の解消です。
もうおしまいなんですが、この文章を書いていて思ったことを2点、蛇足ながら書きつけておきます。ひとつは、精原細胞が利用している遺伝子群の多くは、ほかの細胞では用いられていないのではないかということ。いわば精子専用遺伝子を用意していて、変異が入ったとしても精子形成以外には影響が出ないようになっているのではないかということです。これは、精子形成関連の遺伝子を欠損しても不妊になるだけで死にはしない事が多いような気がするということと矛盾しませんが、まあ思い付きです。いまひとつは、精原細胞の一つに変異が入ったとしても、精原細胞は細胞質を共有してクラスターを形成していますから、大多数の正常なシブリングと遺伝子産物を共有します。そうすると一つの細胞で増殖に有利な変異が入ったとしても、増殖のブーストはクラスター全体でシェアされて、大したことなくなるということ。あるいは、正常なシブリングもブーストされるために、結局は希釈されて変異をもった精子が胚に寄与する確率は低減するということです。これらは動物の生殖細胞の老化を次世代に伝えないための防御機構と理解することもできると思ったのです。こういうことは観念的で学問的ではないかもしれませんが、面白いと思うのです。なお、私がこういうことを調べようと思ったのは、私の父親が高齢だからです。私自身はキモくて金のないおっさんですが、若い子と結婚すれば変異はマスクされると妄想するのでした。
近親相姦の法規制の是非について、いろいろ議論が拡散しててモヤモヤするので自分なりにまとめてみたい。
<2017/9/10 12:21 ブクマ数187users 追記した。イヤマウンターへの回答になるか分からないけど…あと微細な誤字修正。
2017/9/10 23:01 ブクマ数350users 良い指摘も貰ったので再追記&読み辛い記号は省略して浄書した。>
前提の確認として、2017年現在の日本には、成人(=18才)した近親間のセックスを取り締まる法律はない。
ただし、13歳未満に対しては例え同意があっても強姦罪(強制性交等罪)が構成される。(刑法第177条)
18歳未満であれば、地方自治体が定める青少年保護条例に基づいて規制されうる。(淫行条例)
また、3親等以内の近親間は婚姻はできない。(民法第734条)
たとえ法律的に禁じられていなくとも、現時点では、近親間でセックスすることについて、単純に不快感を感じるから反対するという意見が大勢を占めると思われる。
しかし、不快感だけに戻づいて法規制を行うことは、「ゲイは不快だから反対する」となんら変わらず、その他の行為にも「利害関係にない他人の心情」という不確かな要件で法規制を成しうるため、不快感を法律の根拠にするのは避けるべきだろう。
規制の根拠としては、「年長者が年少者に対して、権力的優位を利用して性交する虐待の可能性がある」から禁止という論理展開をとるのが適当だろう。
そして「権力的優位を利用した強制性交」というところまで抽象化すれば、これは何も近親相姦に限らないと気付くはずだ。最近、大学教授が学生を言いくるめ性的関係を迫る事件が起きた。
年齢差、年収差、肩書、男女…あらゆる要素で権力勾配は生じうる。相手の弱い立場につけ込み強制的な関係を迫るのは近親間に限らない。20歳差以上もある男女や玉の輿と呼ばれる婚姻を訝しむ人は、暗黙的に権力勾配による強制性を疑うのだろう。
かと言って、権力勾配がない平等な男女でなければ性交・婚姻できないとするのは現実的ではないように思われる。
「生物として長年同棲した人間は互いに性欲を感じない」という意見もある。(ウェスターマーク効果)
では、年長・年少の差異(=権力勾配)がない双子が、生まれてすぐ別々に過ごし、互いに成人した後出会ったのちの近親相姦はどうか?
成人した両者が合意の上で、子どもも儲けず血も交わらない安全なセーフセックスをする分には、外部の人間がそれを規制する根拠は乏しいと思われる。
現在の日本には同性婚制度が存在しないが、近年の議論として、「同性愛者・両性愛者・性転換者(LGBT)にも同性同士の婚姻を認めるべき」という意見がある。
日本国憲法第24条では、「婚姻は、両性の合意のみ」に基いて成立すると定めている。
ここから(もちろん歴史的な経緯からも)長らく「婚姻とは、男女間の契約であることが含意されている」と認識され、現在も同性婚は認められていない。
しかし、この「両性」には男同士・女同士も含まれるとして、LGBTにも婚姻を認めるべきという容認論が出てきた。
アメリカでも同様の議論がなされ、リベラル派は賛成し、宗教保守派は反対している。
保守派は、反対理由として「LGBT間の婚姻が認められるならば、近親婚、複婚(ポリガミー:一夫多妻・多夫多妻制)、児童性愛(ペドフィリア)も認めることになるだろう。」と主張している。
http://www.hrc.org/blog/texas-legislators-argue-same-sex-marriage-leads-to-incest-polygamy-pedophil
つまり、「両性」にLGBTが含まれるなら、なぜその「両性」が近親ではダメなのか?なぜ「両性」が2人の関係でなければならないのか?3人でも4人でも彼らが合意すれば外野が口を出す必要はないではないか?相手が児童でもいいのではないか?(いやダメである。)という論理だ。
次に、近親の組み合わせが、親子ときょうだいの場合を分ける必要がある。
一般的に、親子ならば、父×娘、母×息子。
きょうだいなら、兄×妹、姉×弟が想定される。
しかし最近のLGBTを擁護する世論を考慮すれば、近親相姦・近親婚においても父×息子、母×娘、兄×弟、姉×妹の組み合わせすら理論上ありえる。
そして、異父母きょうだい×異父母きょうだい、親×連れ子、親×養子、連れ子×連れ子、3親等まで広げれば叔父×姪、叔母×甥、祖父母×……さらにそれらの複婚関係……といった創作の題材になりそうな組み合わせも無限にありえる。
「近親交配しないのは不利な劣性遺伝子を顕在させず、生物的な多様性を保持するため」として近親交配に反対する意見がある。
ここで注意したいのは、劣性(潜性)遺伝とは、即、不利な形質を示すわけではない。
もちろんハプスブルク家やロマノフ家の例を出すまでもなく、近親交配によって虚弱体質等の潜性遺伝子が顕在することもありえる。
しかし、サラブレッド育成や家畜の品種改良に見られるように、近親交配(インブリード)によって、人間が有利と認める形質を顕現させる交配は日常的に行われている。
では、優れた(とされる形質を持つ)人間を顕現させるための手段として近親交配を行うことは許されるのか?
「優生学」とは、表層的には「優れた人間を人為的に作り出す」を意味するが、もっと抽象化すれば「社会に貢献する人間を遺伝子操作で生み出す」ことである。「優れた子を産み、社会へ貢献せよ」という繁殖圧力が埋め込まれている。
同様に、遺伝子の多様性を守るべきという立場は、(遺伝的多様性を備えた「=優れた」)子どもを儲け、社会に貢献することを暗示的に求めていないか?
「多様な遺伝子(=新たな「優れた人間」の基準)を持つ子を産め」という圧力である。
「日本の国力を維持するために子どもを2人以上作るべき」という意見は、時代遅れの家父長制として批判されるだろう。
では、この考えを拡張した「人類の繁栄と遺伝子多様性のために、近親相姦で子どもを儲けるべきではない。遺伝子的に遠い組み合わせを選ぶべき」という意見は優生学として批判されないのだろうか?
なぜ、見ず知らずの他人と社会のために、子どもの遺伝子多様性を考え子作りしなければならないのだろう?また、子どもを作らなければならない社会的圧力は、不妊夫婦やLGBTカップルにも襲い掛かる。
要旨としては、「一個体単体での多様性は存在しない。遺伝子の多様性とは、社会全体で見たときに様々な遺伝子をもった個体がいて、あらゆる環境変化にも社会全体として生き残る可能性のある個体を総体として保持する状態を指す」というものだ。
まさに、そのとおりである。
元増田のコメント欄 http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20170908230300 で、「近親交配は遺伝子の多様性を狭める」「『血が濃い』子どもを産むのは多様性に反する」といった反対論がいくつか見受けられた。
似た遺伝子を持つ近親が交配することで生まれる子どもは、その遺伝子に一族が持つ因子以外の多種多様な因子を持たず不都合が生じるといった主張だろう。
これを受けて、一族が持つ因子と異なる個体と交配することを「遺伝的多様性」と表現した。
だが、「社会全体の遺伝的多様性」と捉えなおしても、やはり結論は変わらないだろう。
「社会全体の遺伝子多様性を考慮せよ」ということであれば、近親交配で生まれた「血の濃い」子どもだろうが、高齢出産で生まれた障害児やダウン症児だろうが、互いに遠い因子を持つ両親から生まれた「(元コメントが支持する)多様性を実現した」子どもだろうが、すべてイコールなのである。
どんな組み合わせの子どもも、何に役に立つかわからないから全て尊いのだ。
酷い貧血で苦しむ鎌状赤血球を持つ個体は、マラリアに耐性を持つ。
「血が濃い」ことによって何らかの潜性遺伝が顕現し生活に不自由を生じるかもしれない。だが、それすらも何らかの環境で役立つかもしれないのだ。
カンブリア大爆発で生まれた珍奇な生物は、ほとんどが「失敗作」だったかもしれない。
生物のミクロにおけるあらゆる試みは、現時点で正しいかどうか判断できない。
もしかしたら将来、障害児が持つ因子がを生かしておくことが正解だったと判断される時代が来るかもしれない。
ミクロのレベルでは、将来どんな因子を持つのが有利なのか判断できないし、そんなことを判断して子孫を作るわけではない。
(※再追記ここまで)
互いに愛し合う両性は、人類の遺伝子多様性を守るために子どもを儲けるのではないはずだ。
多様性を善とするならば、近親交配で生まれた子どもも多様性の一種として認められないのか?
「やーい、インブリード」「お前の母ちゃんふーたり」「淫乱家族」「本能や自然の摂理に反している」「相続税が複雑になる」といった差別と罵倒を受けるかもしれない。だが、これはLGBTが受けてきた偏見そのものである。歴史は繰り返す。
「富裕層が節税に使う」といった意見は単なる税制の失敗であり、状況に合わせた税制改正で対応すべきであって、税制の設計ミスが人々の自由恋愛を拘束してよい理由にはならないだろう。
近年、CRISPR/Cas9の登場で、生物の遺伝子を直接改変する「ゲノム編集」が技術的に可能になってきた。
まるでタトゥーを彫るごとく、遺伝子を編集し、発現する特質をコントロールする時代がいずれ訪れる。
「多様性が善」ならば、各人が好き勝手に自分の遺伝子を編集することは許容されるのか?
自分の子を希望通りに設計する「デザイナーベビー」もいずれ可能になるだろう。
果たしてデザイナーベビーは子どもに対する人権侵害なのか。アメリカの宗教保守派は、受精卵にも人権は生じると主張する。だが、精子と卵子の状態から「設計」し始めたらどうなるのだろう?
予め遺伝子由来の病気が顕現することが分かっていて、予防的にゲノム編集による遺伝子治療を施すこととの線引きはどうするのか?
また、近親交配に反対する理由として挙げられていた、生活上不利な劣性(潜性)遺伝子の発現を抑えることができるのならば、近親交配は許容されるのか?
「近親交配で生まれた『失敗した』子どもは間引かれる」という意見もある。だが、遺伝子治療によって間引く必要がなくなったらどうなるのだろう?
「女は、他の家に嫁がせ血族ネットワークを拡大し一族の繁栄を図るための道具」という認識から、女は他の一族に対するプレゼントとして考えられていた時代があった。
つまり、「身内で女を消費するな。嫁入り前の性交は大事な贈答物が『キズモノ』になる」から、近親相姦を禁じる論理だ。
婚前交渉を『キズモノ』となじる貞操観念も、もはや薄れつつある。
何のために婚姻をしていたのか?
「家督」を守り繋げるため?
子どもを育てるため?
婚姻制度が形骸化し、婚外子が一般化しているフランスや北欧では、事実上の多夫多妻制度に移りつつある。
皮肉なことに、女性は一度子どもを儲けると長期間にわたって身体的不自由が続くため、自由恋愛&事実婚の社会では一夫多妻に近い形態をとる。(奥さんが子育てをしている間に、男が他の女に会うなんてスキャンダルが最近もあったね。)
一人の恋愛強者男性が精子をバラまき、多くの女性に子どもを産ませる。恋愛弱者の遺伝子は途絶える。(安心したまえ、恋愛強者の子ども達は社会全体とキミの税金でしっかり育てるから。)
つまり、一夫多妻制の基では、社会の遺伝子プールは多様性を減らす方向に働く。
これは、社会の遺伝子多様性を守るために規制されるべきだろうか?
※「気持ち悪い」「素直に近親相姦したいだけって言え」⇒つまり、フィクションのお姉ちゃん最高!飯田ぽち。先生の「姉なるもの」好評連載中!
http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_AM09000031010000_68/
アトピーゾンビウイルスの痒みや醜い肌や痛みのせいで人生に対して無気力になった。もう疲れたよ。アトピーゾンビウイルスに感染してなければ人生楽勝だった。
今ごろ、オリンピックで金メダルとったり、あらゆる分野の世界大会で優勝して億万長者になっていただろう。
アトピーゾンビウイルスのせいで恋愛はできないし、外には出たくないだって他人に馬鹿にされるから。勉強もかゆいし肌キモイしで集中できないし、親は子供が醜いアトピーゾンビだから十数年虐待してたし、殴られるしけられるし首絞められるし投げ飛ばされるし風呂に沈められるしベランダに真冬に放置されるし、生まなきゃよかったとか言われるし、さっさと死ねばいいのにとか言われるし、同級生からは肝がられるし、排除されるし、女の子からは嫌悪の目で見られるし、先輩には殴られるし、アトピーっていうあだ名つけられるし、首を触った後できもーっていわれるし、なんで生きてんのっていわれるし、お前みたいな人生じゃなくてよかったわって言われるし、クラスのキモイ奴ランきんぐ一位を取るし、スクールカーストの最底辺だし、友達いないし、恋人いないし、知り合いいないし、コンビニの店員のカップルみたいな人たちからはくすくす馬鹿にされるし、通行人の女子大生たちからはさっきのこきもくない?とかいわれるし、ばい菌扱いされるし、飲食店では働けないし、料理人にはなれないし、清潔な恰好しても不潔なゾンビだし、モテ本は健常者のためのノウハウばっかで参考にならないし、恋愛工学は健常用だし、カップルにも馬鹿にされるし、カップル専用の娯楽が健常者ランドにはあふれてるし、ゾンビだ逃げろって小学生に言われるし、女の子とまともに話したことないし、男の子とまともに話したことないし、二人用のゲームはつまらないし、頭の中は嫌な思い出ばかりで苦しいし、治っても人生遅れてるから詰むし、完全には治らないって公式が言ってたし、医者も言ってたし、不治の病なのに何の支援もないし、障碍者扱いしてくれないし、肌がちょっとかゆいだけで大げさって言われるし、痒みを我慢できないのは甘えって言われれるし、甘え病って言われるし、怠けてるから治らないって言われるし、生まれた瞬間に苦しい人生が確定してるし、人生積まんないし、苦痛だし、外注扱いされるし、楽しいイベントはないし、得意なことはないし、才能はないし、胸を張って誇れるものはないし、親はばかだし、糞田舎だし、関東のごみ高校生だし、人生のレールに健常者と一緒に乗ってるけどいつか落ちるだろうし、賞をもらったことはないし、ほめてもらったことはないし、不細工だし、身長167の低身長だし、卒アルは捨てたし、写真写りは悪いし、無教養だし、働いたって健常者になれないし、生きてたっていいことないし、かゆいし、いたいし、肌汚いし、赤いし、きもいし、かさかさしてるし、布団は皮膚落ちるし、シーツ変えてもすぐ汚くなるし、好きなものは食べられないし、好きなことは自由にデキナイシ、血が服についてきもいし、他人から笑われるし、見下されるし、馬鹿にされるし、きもがられるし、旅行は楽しめないし、海は楽しめないし、水着は着れないし、プールには行けないし、メイドからも肝がられるし、風俗も入店拒否されるし、一生恋愛負け組道程だし、生きててもいやな気持にしかならないし、生まれてきたくなかったし、どんな屑でも子供産める基地外世界に生まれてきちゃったし、親を選別しないし、遺伝子工学の研究の進歩は遅いし、遺伝子治療はないし、アトピーゾンビウイルスの殲滅する薬はないし、新しい発見って言ってるばっかで何にも現実は変わらないし、期待させられるだけだし、生きててもいいことないし、生まれてきたくなかったし、デザイナーベイビーの時代に生まれてきたかったし、白人に生まれてきたかったし、才能に恵まれた人間になりたかったし、努力しても報われないし、努力は評価されないし、落ち着いて何かをすることがアトピーゾンビウイルスの痒みでデキナイシ、いやな気持ちが一日中ついてまわるし、一生治らないし、一生馬鹿にされるし、嘲笑の対象になるだけだし、生きてても苦痛だし、美容院で小ばかにされるし、髪型よくても顔キモイし、アトピーゾンビウイルス容姿でおしゃれなところいけないし、対人恐怖症になるし、愛着障害になるし、美少女に生まれたかったし、PTSDにかかるし、回避性人格障害になるし、前頭葉と側頭葉が委縮してるし、コミュ障になるし、頭痛がするし、解離性障害になるし、統合失調症のような幻聴が聞こえるし、みんながアトピーゾンビを馬鹿にするし、こっちをみてくすくす笑うし、こそこそ陰口いうし、アーユーゾンビにはなりたくないって言われるし、今の子きもくないっていわれるし、すれ違ったら後ろで笑い声が聞こえるし、みんながアトピーゾンビを馬鹿にして見下してるし、健常者は楽しそうだし、非健常のアトピーゾンビをみて優越感に浸ってるし、生まれてくるか否かを選べないし、治療法は確立されてないし、食事きおつかい無意味だし、運動むいみだし、瞑想無意味だし、野菜無意味だし、アトピーゾンビウイルスが完治することはないし、アトピーゾンビウイルス感染者には社会は無理解だし、障害年金もらえないし、金稼げるスキルはたまらないし、文章力はないし、存在するいみはないし、身体障碍者のほうが優遇されるし、同乗されるし、活躍の場を用意されてるし、健常者とおなじフィールドで戦わなくていいし、一日中痒みや容姿の醜さに死にたくなることはないし、アトピーゾンビウイルスを殲滅するかわりに足が一本なくなりますと言われたら同意するし、アトピーゾンビウイルスを持っていても得することが何もないし、人生嫌だし、自殺失敗するし、生きるのいやだし、周りは健常者ばかりで楽しそうだし、ストレスで記憶飛ぶし、深夜徘徊するし、灰色の青春をかかえるし、健常者と同じように生きられないし、障碍者と同じように生きられないし、絵は描けないし、音楽は作れないし、小説は描けないし、ラノベは描けないし、運動プロになれないし、普通になれないし、普通になりたいし、なっても普通じゃなかった今までの時間は帰ってこないし、普通に生まれたかったし、普通の人生のレールに乗りたかったし、普通に死にたかったし、努力すれば報われる人生がよかったし、笑いの才能はないし、映像の才能はないし、痒みに耐える才能なんて役に立たないし、アトピーゾンビウイルスのおかげで開花した才能なんてないし、選ばれなかったし、神様はいないし、仏もいないし、隣の君はいないし、会いたくて震えないし、二人より添って歩けないし、生きているのは糞だし、キスしてほしくてもだれもキモぞんびにはしてくれないし、恋愛負け組だし、恋愛漫画は健常者専用だし、恋愛や家族や友達という人生の楽しいものを味わえないし、人生のピークのはずなのに苦痛しかないし、将来的にもこんな感じの苦痛を数十年味わうんだろうし、いやだし死ぬ以外の選択肢を与えられてないし、人生ベリーハードモードなのになんの支援もないし、味方はいないし、人生のピークが無常に過ぎていくし、高校中退したいし、中卒ゾンビになりたいし、どこにもいきたくないし、なにもしたくないし、人生がくそげーだし、恵まれた健常者が甘えだの努力不足だの努力の結果が今のお前だの健常者フレーズを使って殺しに来るし、たのしい青春はないし、今まで生きてて楽しかったことなんてないし、家族旅行に行ったことはないし、誕生日を祝ってもらったことはないし、体に触れられたことがないし、人の体温を知らないし、目を合わせられたことがないし、家はしーんとしてるし、ぴりぴりしてるし、テレビしかないし、漫画も雑誌もないし、何か教えてもらったことはないし、糞田舎の糞じじばばが生み出した不幸に無関心だし、きもいとかいうし、何もないし、頭も体もからっぽだし、あるのは苦痛と生まれてきた後悔だけだし、金持ちになるための能力はないし、人脈はつくれないし、ウシジマくんのネタにされそうだし、健常者から死ぬまで忌み嫌われるし、人に好かれたことなんてないし、幼稚園の先生すら気持ち悪がってたし、小学校の先生には虐められるし、掻きまねされるし、周りは爆笑するし、家出しても捜索願出ないし、公園で寝ててもキモ顔ゾンビだから誰も声かけないし、家にはかぎが掛かってたし、なにも顔の表情が変わらなかったし、健常者美少女だったら優しく声をかけている人がいたんだろうし、世界中の健常者がアトピーゾンビに敵意や悪意を感じていると思うようになったし、びくびく人にするようになったし、人が怖いし、気持ち悪がられてると思うし、あとで笑いものにされてると思うし、人は信用できないし、好きな女の子は寝取られるし、部活では活躍デキナイシ、才能あるやつがちやほやされてるし、努力しても健常者に追いつけないし、未開の部族にも嫌われるだろうし、世界中どこにいっても容姿至上主義世界だし、アトピーゾンビはどの国でも嫌われ者だし、健常者は楽しそうだし、生きてて嫌な思いでしか脳にないし、海馬は委縮して物覚え悪くなったし、無気力になるし、HPを回復できる家がないし、安心して寝られる場所がないし、バンパイやもアトピーゾンビウイルスが混ざってる血は飲まないだろうし、嫁は二次元にすらいないし、好きになっても好かれないから好きにならなくなったし、可能性はないし、ぜろにかけてもぜろだし、漫画は健常者美男美女が人生を楽しんでるものばっかだし、お酒はアトピーゾンビウイルスが暴れるから飲めないし、宇宙には行けないし、行けてもアトピーゾンビウイルスで苦痛だし、遺伝子の問題だし、億万長者になれないし、健常者が甘えとかいいだすし、言い訳するなとかいうしで最悪だし。
その頃には人工子宮や遺伝子治療、安全かつ手厚い託児サービスなど諸々が実用化された生きやすい世の中になっている事を信じる。
仰る通りず〜っと昔から我が国の出産育児はブラックだよ。母性神話という名のブラック礼賛文化が根付いている。
システムとテクノロジーの発展、そしてごくわずかにだけ存在する「自分がしてきた苦労を次世代にはさせたくない」と考え、それらの発展を喜ばしく受け入れる心ある人たちに我が国の出生率はかろうじて支えられている。それだって全然足りない。
「逆に考えたらいいじゃないか。子作り子育ては苦労するものだから出生率が上がらないなら、子作り子育てを苦労せずに出来るようにすればいいさ、と考えるんだ」
じゃあ許せない人がいっぱいいる。
親は我慢して苦労して子作り/子育てをしないと正しい子が育たないんだと思い込んでおり、「子供がかわいそう」って善人面して母親に言うのを生き甲斐にしてるような人たちがね。
だからいいんだよ、このままその報いを受けて年寄りだらけになって滅びていってしまうのがこの国の正しい流れ。
母性神話にしがみついた年寄り共がみんな死に絶えたら、そいつらにボロクソ言われながらも子供を育ててきてくれた少数の人々の子孫がきっとうまくやるさ。その頃には人工子宮や遺伝子治療、安全かつ手厚い託児サービスなど諸々が実用化された生きやすい世の中になっている事を信じる。
うーん、そうかな?
同じエゴでも障害児は現代の日本では子育て難易度/介護難易度が極めて高い。親の人生にかなりの負担を及ぼしている。
これに対して同性愛者は親が孫の顔見られなくて多少外聞が悪いって程度で、親自体はヘテロの子を持つ親と同じ生活を送ることができる。まあスッゲーひどい身もふたもない言いかたをすると「ゲイであること自体で大きな迷惑をかけていない」。
で、「大きな迷惑かけてるわけでもねえのに我が子とはいえ他人の生まれと生き方に干渉してんじゃねーよバーカバーカ」ってだけの話だと思うけど。
ホモとレズは子供作れないから孫の顔見られなくて迷惑だっていうならモテない高齢独身も不妊夫婦もみんな迷惑であって、とりたてて同性愛者だけをあげつらう意味はない。「レズにならないか?」ではなく「子孫を残せない人間にならないか?」と表現を改めればいいだけだ。
(もっともこれは皇族や伝統芸能継承者を除く現代日本人の大部分で「大きな迷惑かけてるわけでもねえのに」に十分該当するエゴなわけで、同じようにぶっ叩かれるだけだろうけどね)
例えばこの先遺伝子治療や介護技術の発展等で社会が大きく変わって、先天障害を持っていても親が健常児と変わらぬ負担で育児できるようになり、子供が健常児と同等の確率で自立可能な人生を送ることが可能になれば、今度は「障害を持って産まれて来ないか?」という心配が叩かれポイントになるってだけじゃないか。
※ただし元増田の居住している地域が現代日本とはかけ離れた価値観や倫理観を持つ場所であり、家族に同性愛者がいたと分かると近隣住民全員から袋だたきに遭い、家を焼き討ちにされ、悪霊の取り憑いた呪いの家として九族におよぶ差別と迫害を受け続ける定めであるならこれは大きな迷惑であるから、ホモやレズが産まれてほしくないという親の望みも仕方ないかもしれない。そんな恐ろしい地域に産まれてしまった同性愛者の運がただ悪かったのだとしか言いようがない。
これはもうどうしようもなく。
人権とかノーマライゼーションとか言っても、やっぱり障碍者は生活につらいことがあるし不利も多いし、家族も負担が大きい。
例えば障碍者への義務教育費用と言うのは、健常者の10倍は税金がかかってる。
本人も不幸だし、周りの人も不幸だ、これは社会努力でどうやっても同じにはならない。
足がない人と足がある人は、どうやっても違うのだ。
足を失った人は、どうやっても陸上選手にはなれない。マラソンを趣味にすることも出来ない。
選択が人生の幸福を生むことを考えれば、最初に選択肢がないというのは、何を詭弁で論じても幸福ではない。
だからといって、障碍者がいなくなるかというとそんなわけはない。
障害者の数が少なければ、少ないからといってないがしろにしかねないとも思える。
不幸な人間が何も対策されず見過ごされるのは犯罪や自殺や乞食など、社会不安を引き起こしかねない。
健常者にとって、将来のことを考えても、社会維持のためにも社会福祉は必要だ。これは人権だけの話ではない。
障碍者が健常者のおかげで生きているなどといっても、殆どの場合、その金は金持ちの払った税金がまかなっている。
私がしていることなど本当のところ殆どない。多くの人が同じくそうだ。
700万以下だったかの低所得層は取られる税金よりもむしろ国家支出の恩恵の方が多きい、だからといって金持ちに感謝しろといわれれば腹立たしいだろう。
好きで低所得なのではない。金持ちが何故それを言わないかといえば商業ベースが多いからでもアリ、低所得層の方が数が多く政治権力的に強いからかもしれない。
ただ、それだけで私のような低所得層は何の気もせず往来を歩けるのだといわれると、多少情けない。やはりそこは、人の倫理であるほうが誇らしい。
「なんで。いきなり」
急にそんなことを言われて混乱した。休日の昼下がりの話題ではない。
「私たち、どうなっているのかなと思って」
ああ、そういうことか。すぐに腑に落ちた。結婚して6年になるが、私たち夫婦には子どもがいない。お互い仕事が忙しいせいもあり、あっという間に時間が過ぎてしまった。共稼ぎなので多少の余裕はあるものの、マンションのローンがあるので、できるだけ節約して暮らしていた。
そう言って、話題になっていたエントリーを、スマートフォンで見せた。長文なので、少し待たされる。
「これって無責任な言い方だよね。そんなの知らないよ、って」
「そうじゃない。わざと、そう書いているんだと思うよ。そういう時代だってことを、強調するために」
このブログが書いているように、人間の居場所はどんどん無くなっている。なにか特別なものに人生を賭けて取り組むとか、交換不可能な人材になるとか、ふつうの人間が田舎で暮らすとか、どれも特別なミッションになりつつある。
すべてシステムに組み込まれてしまった。上司も部下も、誰もが成果を出したかだけが評価される。そして、少しでも油断すると立場を失う。慈悲を施すのはマイナスにしかならない。競争に生き残るためには、非人道的だと思うこともやるしかない。
「だから、そんなの知らないよ、っていうのが賢いやり方なんだ。真剣にやれることをやって生き残るか、あるいは諦めてフリーターなどの非正規労働者になるしかない」
まるで、危機を煽るニュース番組のキャスターにでもなったかのように勢いがついてきた。
「周りのことまで気にしていられないんだよ。自分にしかできない仕事とか、自分だけの居場所なんて、もう存在しないんだ。会社だって生き残るのに精一杯なんだよ。ユーロの金融危機だって、頭の良い人たちがいくら集まっても、いつ収束するかわからない。このまま行くと大恐慌や食糧危機だってあるという人もいる」
妻は、あんまり納得していない様子だった。
妻は不妊治療を望んでいた。個人的には自然にできるのが一番だと思っていたが、そうした選択も考えざるを得ない状況になりつつあった。もはや、結婚前に考えていた結婚生活というのが、どんなものだったのか思い出せなくなっていることに気付く。
さっきまでと違い、なかなか言葉がつながらない。
「なるようにしか……、ならないと思うよ」
「それでいいのかな?」
私は内心は、人生の不安要因が増えてほしくないと思っている。不妊治療の費用や、その後の育児費用や教育費について考えると、何もかも投げ出したい気持ちにかられる。ただ、妻が妊娠を望んでいるのは、よくわかっていた。
べつに贅沢な暮らしをしたいわけじゃないのに、子どもを一人作るだけでも、こんなに不安になる。二人、三人と産んでいる夫婦は、いくら働いても余裕なんかないはずだ。ある一発屋芸人のギャグフレーズが頭をよぎる。
そう、そんなことを心配していたら、人生なんてやってられない。でも、私たちは若くもないし、先のことを考えずに子作りもできない。
「やっぱり、会社、辞めようかと思って。疲労やストレスも原因みたいだし。いまを逃したら、もうだめかもしれないし」
最近になって、妻が何度か言っていることだった。しかし、それは妻自身も躊躇していた。一度、職場を離れて専業主婦になると、出産後に仕事を見つけても収入は激減する。もし会社を辞めなければ、育児休暇中の給与もあるので、少なくても数百万、定年まで勤めたら数千万円の違いになる。すぐに決断できないのも当然だ。
「考えておくよ」
あとで軋轢を生まないよう、できるだけどっちともつかずの曖昧な返事をする。もちろん、こうして決断を後押ししないことが、トラブルになる可能性があることもわかっている。
「僕らだけの問題じゃない。社会の問題なんだ」
「でも産みたい人は、いくつでも産めるんだから」
50歳でも出産できる不妊治療や、新しい遺伝子治療が生まれている一方で、誰もが幸せになれる新しい経済学というのは、なぜ発明されないのだろう。もし、うまくいけばノーベル賞ものなのに。
「誰にでも仕事がある経済学というのはないのかな。世界中で失業率が高いし、貧富の格差が問題になっているのに」
まったく夢も希望もなく、妻は言った。
「そんなの知ってるよ」
基本的人権なんてものは「リソースが余ってるから」そのおこぼれで程度に応じて保障されてるだけって現実を理解してほしいな。
「世の中の全員がドロップアウトするリスクがあるんだから、みんなで保障しようよ」という主張もわかるけどね。
我が子がリソースを分けて貰い続ける人生を歩むのも辛いじゃん。
来年、日本が破綻して社会保障制度が無くなったら、どうすんのさ。
妊娠中に障害があるって分かるわけでしょ。その時点でリスクじゃないよ。もう不確実性じゃないよ。確定だよ。
あえて好き好んで突き進みたくないよ。
子供が成人するまで、生きてるかどうかも分からないよ。高齢出産の比率は上昇してるよ。一人っ子だよ。
結婚できるの?子供生まれる?家族もいないまま生涯を終えるんじゃないだろうか。
もし堕胎して、もう一度子供を産めば、孫を見れる可能性は高くなる。
これは確率の話だよ。統計の話だ。ソースは無い。自明だ。調べる手間の問題だ。
俺は元増田が結婚して、子供を出産するときに検査をして欲しいよ。
その時は、堕胎について考えて欲しい。たぶんもう法律は改正されて、違法という解釈もなくなるだろう。
堕胎して、もう一度妊娠するのと、遺伝子レベルでは変わらないかもしれない。
元増田が、原理主義に走って、遺伝子治療を拒否しないことを祈るよ。
日本酒談義とか楽しそうでいいなと思うよ。
http://anond.hatelabo.jp/20080505232232
中学校のころに悪がきどもであつまって飲んで、みんなゲロゲロだった。
高校生のころには自分がどうも体質的にのめないということにきがついた。
社会人になってビール半分が自分の適量だということに気がついた。
残念なことに飲めるという感覚がわからない。
ほろ酔い加減という感覚がわからない。
昔は苦労した。
だが今あえていうならば
もう頭がガンガンに痛くなるんだ。
アルコール分解酵素はあるのにアルデヒド分解酵素がまるでないんだ。
アルコール依存症になってしまったひととか、お酒で間違えを起こしたら、
ようこそ、こちら側へ!
苦しいったら苦しい♪ もう笑っちゃうしかないくらいに苦しい♪
苦しいのワルツみたいに苦しい♪ もう盆踊り踊っちゃうしかないくらいに苦しい♪
未来からの治療法はまだもたらされませんか♪ ノーベル賞級の学者さんによる遺伝子治療の発見はまだですか♪
お薬はきちんと飲んでいますよ♪ それでも鬱は晴れませんか? 躁転してしまいますか?
助けて 神様 助けて
僕は自分を傷つけたくはないし、人を傷つけたくもない
助けて 神様 助けて
ちゃんと病院にも通っていい子にしていますから
助けて 神様 助けて
本当に 助けて
この病気は100人に一人と言われています。
脳の病気で、一生完治することはないと言われています。
お薬を飲みながら再発のリスクを避け続ける予防療法が取られます。
躁状態はおそろしいものです。幻覚を見る人もいますし、精神病状の症状を示す人もいます。
私はその両方を体験しました。
しかも、幻覚って現実と区別付かないから、今でもそれが現実だったのか幻覚だったのか分からなくて検証を続けています。多分、一生、私はそれを続けてしまうでしょう。
自分が体験したモノが夢か現実か全く区別がつかないのです。
私は三度風俗に行きました。でも、途中で超常現象も体験していて、本当に風俗に行ったのか、行っていないのか、一部が幻なのか、全部が幻なのか、まったく区別が付かないんです。
私は自分のホームページのPayPalの寄付受付や各種アフィリエイトで食べていくのが、妄想に過ぎないとは知りつつ夢でした。
でも、躁状態の躁うつ病患者は全ての買い物(寄付含む)がやめられません。まったく判断がつかないのです。
だからそれらも泣く泣く(本当に泣いて)ホームページから取り外しました。
躁状態はアフィリエイトのリンクすら生存の脅威になってしまうのです。Adsenseのリンクや、各種広告さえも、まったく判断なしでクリックして登録、購入してしまいます。判断がつかないのです。おそろしい、おそろしい。
よく、情報商材なんてものがありますが、あれも購入してしまいました。本当に判断力がゼロになってしまうのです。
こんなことでは財産は危なっかしくてもてない。怖い。怖い。
もちろん、躁うつ病よりも苦しい病、大変な病がたくさんあることを私は知っています。実際に見聞きしています。
でも、躁うつ病も大変苦しい。一生完治するみこみも今のところなく、鬱のときはベッドに横になっているだけで、TVをつけるのさえ脳が疲れるのでできません。
躁の時には色々やらかしてしまいます。周りの愛する人達にも迷惑をかけてしまいます。
本当にどうしたらいいのか分かりません。
三ヶ月後のCERNの実験で本当にタイムマシンが開発されて、未来から治療法がもたらされればいいのになあ。もちろん全ての肉体的、精神的病(やまい)の。
妄想にすぎないと言われるかもしれませんが、そんなことに最後の希望の一つをかけなければならないほど、私の心は暗闇で満たされてしまっています。
私よりも大変な肉体的、精神的な病に冒されながらも、笑顔で前向きに生きている人達は本当にすごいなあ。
私は一生、そんな風にはなれないでしょう。
でも、できれば。
そんな風になりたい。自分が希望であるような存在になりたい。はげませたらいいのに。同じような苦しい境遇におちいっている人達を。
そんなの無理。一生無理と分かっているけれど。
この手にはそんな希望しか残らない。
きっとのそのご主人は奥さんのこと愛していると思うよ。
でも、もうそれは遺伝子レベルから刷り込まれている男の性だからしょうがないんだよね。目の前に女性がいればくどかざるを得ないんだよね。
俺もそうだからわかる。
浮気の遺伝子レベルからの原因追及が進んでいて、浮気の遺伝子治療ができるようになるのもそう遠くない将来らしいよ。
んで、そういう人に「これこれこういう治療があったら、やりたい?」と聞いてみては?案外本人も悩んでたりするかもよ。
http://anond.hatelabo.jp/20070904142600
↑の本読んでみ。