はてなキーワード: 運営企業とは
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010610101000.html
コレのブコメ見て思った。
裁判所や自治体の庁舎等もそうだけど、その場所に用事が無い人が他者/他社の都合で勝手に寄ってくることが
何のメリットにもならず、むしろデメリットしかない場所ってのはたくさんある。
交通機関運営企業が除外申し入れしたニュースにも似たようなコメント付いてたけど、その辺も同じだよね。
一企業のやってることなので、Ingressのポータルがベースになってるとはいえどれが選定されるかの
明確な基準は公開されてない以上、どうしても事後対応にならざるを得ず、
ユーザーには「自分たちの娯楽を阻害している」と受け取られるのがつらいね。
実際は「Nianticに業務執行を阻害されてる」から除外申請するんだけどね。
はっきり言ってポケモンGOほど流行ってなくて人の集まり方も業務に支障をきたすレベルじゃなかったからだよ。
除外申請してる団体は何も遊んでる人の邪魔したいわけじゃない。
Ingressのときはその閾値を超えなかったけど、ポケモンGOはその閾値を超えたから対応した。
それだけ。
ついぞ、Amazonと楽天の比較みたいなブロガーさんの記事を読んでいて思ったのだが、ああいったマーケットプレイス型のモデルは伝統的に顧客と売りてだけがいるビジネスではないので、消費者だけの視点の意見は少なくとも運営企業にとってあまり意味のない意見だなと。
じゃあ誰の意見も聞くべきか?
それは出店者なのである。
一部は無料で利用もできる彼らが効率的に集客とマーケティングを出来ることが、マーケットプレイスビジネスモデルの存在価値である。(私は詳しくないが、コミケのサークルとコミケイベントそのものを運営している団体の協業関係と似ていると思う)
もちろん消費者にとっての使いやすさ、安さなどはネットの言論でもっとも大きく意見が出てくる所ではあるのは承知のうえだが、必ずその関係や廻っているシステムそのものを理解して、どういったお金と流通が動いているのか想像しながら批判、批評する事ができるブログやメディアは殆ど無いのが現状だ。
大抵残念ながら、目先のお金の動きだけに終止してしまうのが残念な所。(とはいえネット言論の主要なユーザーがビジネスサイドではなく消費、精算やクリエイティブに偏りがある現状では仕方ないが)
ビジネスを回すことでのステークホルダーはよく、3方よしなどというが、3方どころではないのである。
消費者、従業員、サプライヤー、株主、従業員の家族、経営陣、金融機関など他方の協業関係が初めて目の前の、数百円の商品が手元に届く事を支えているのである。。
既存の勝者が時代について行けず転落し、誰もが新たな勝者になることを夢見た時代。
ウェブとリアルが分かたれ、リアルの束縛がないために、ウェブで自由に振る舞えた時代。
ユーザーが無料でサービスを利用し、コンテンツを生成し、その成果を社会に還元していた時代。
現在。
世界はGoogle、Amazon、Apple、FacebookのBIG4に支配され、成功したスタートアップがいずれかに取り込まれていく、硬直したシステムが稼働する時代。
ウェブでの振る舞いが、ウェブとリアル双方の監視によって抑圧され、著作権が幅を利かせ、ユーザーは情報のアップロードを躊躇い、TwitterやWikipediaが軽視される時代。
ユーザーによる成果は運営企業に帰され、コンテンツが使い捨てにされる一方で、2chは転載を拒否して引きこもり、Bitcoinのような成果が社会によって潰される時代。