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2016-11-13

つるかめ算の授業のあと

~小5の教室

B「あー難しかった。Aちゃんは解けた?」
A「楽勝」
B「え、すごい。教えて教えて」
A「先生のやり方はダメ。わかりにくい。連立方程式を使えばいいのに」
B「れんりつほうていしき。ナニソレ?」
A「鶴をX、亀をYとするでしょ。すると式はこうなる」
B「???
A「下の式を2倍して上から下を引く。そうしたらあとは簡単
B「???からないけどすごいなー。塾で?」
A「うん。つるかめ算はわざわざ変に考えるよりも連立方程式で解きなさいって」
B「そうなんだ」
A「塾の先生の方が絶対頭いいよ」
B「そっかー。塾行ったほうがいいのかな」
A「絶対行くべき。学校だけじゃ絶対ダメだって

2016-09-02

情報系の学科に通うつもりです。

Fラン私大というのは分かってるが定時制高校卒業後2年間プー太郎してた僕でも入れるあたりやっぱ私大って終わりすぎ……とは思う。

必修に代数学がある学科に通うつもりだけど中学数学すら危うい俺には無理。連立方程式すら危うい。因数分解すら無理。というか平方根すら無理。なによルートって。

ちなみに高校数学ほとんどやってない。数1、しか二次関数最初最初のみ学んだだけでその後数学とはおさらば。サインコサインタンジェントなんてわかんない。

こんな20歳がいていいのだろうか?いやだめだ。

2014-10-15

だって神童って呼ばれてたよ

実際、小学校ときとか校長室に呼び出されて「君はわが校はじまって以来の神童だよ」って言われてたし、自分でもそう思ってた。

小一のときの絵は県で入賞したし、祖父が何かのついでに教えてくれた連立方程式の解き方で算数問題解いてたし、周りが誰も英語なんかやってないころに辞書引きながら英語の本読んで先生びっくりさせてたし、このままいけば東大余裕だろって言われてた。

あと、よく世の母親がやるらしいんだけど赤ちゃんのころに「生まれてくる前はどうしてた?」って聞くのがあって、だいたい共通して「お母さんを選んできた」って言うんだとさ。で、俺が母親から聞いたところじゃそういう話以外に英語とか数字を答えたつって近所でも神童騒ぎになったっぽい。中学になってからそのときビデオ見せてもらったら確かに「142857…」って言っててこれ数学じゃ有名な数字から自身びっくりしたしな。

中学入ってから適当学校いってたら天才から秀才くらいにレベル落ちた。普通にトップ3にはいたけど、県内トップ私立高校に進んで10位以内とかカッコわるいから県内2位の高校に進んでトップとろうと思ってた。でも高校適当にやってたら進学クラスから外されて、結局地方私立大学で今に至るってわけだ。

そういう意味では自業自得かもしれないけど、やっぱこんな腐った時代じゃ地方大学出てまともな就職なんてできないってのがふざけた話だよ。たかだか20年、勉強の手を抜いただけで残りの50~60年苦しみながら過ごすの確定してるとか完全にキツい。もうそんなキツい思いするのわかってたらいっそ死んで新たな人生やり直したいって思うじゃん?

俺はそう思うよ?

からこうして自殺したわけだけど、なんか死ぬって結構変な感じですこしずつ感覚が切り離されていくのな。最初は全身が痛いだけだったんだけど、あ、死んだなって思ったと同時に痛みが消える。最初視覚、つぎに触覚、嗅覚と切れていって聴覚けが残る。どこから大音量音楽が鳴ってて、あぁクラシック宗教音楽ってこの死ぬとき音楽からまるパクリしたんだなってのがわかる。

マンション下でつぶれてる自分を見下ろしながらぐんぐん空をのぼっていく感じがして、光の雲にのみ込まれる。

そこじゃ神がめんどくさそうな顔で俺を見てまたおまえかって言う。

「142857回目の人生ダメじゃったろ? 142858回目もやるのか?」






インスパイア元:就職活動で自殺ってのは普通だと思う。

2013-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20130924221330

日本史なんてリーマンが大好きな教養の最たるものだし、少なくとも数学よりは遥かに多くの人が普通に憶えてると思うぞ。

逆に言うと、日本人なら憶えてて当然レベル(いい国作ろう鎌倉幕府的なノリ(1192ではなくなったが))の日本史に相当するレベル数学すら全く憶えてない人間が多い。

小学校レベル連立方程式の解き方は正に鎌倉幕府(の成立した年がいつか)レベルだろう。

2012-08-06

http://anond.hatelabo.jp/20120806060924

俺はゆとりきじゃなくて「連立方程式すら解けない馬鹿」叩きをしているし、それに年齢は関係ない(基本的に大学生以上くらいしか対象にしないけど)。

若者だろうとジーサンだろうと馬鹿馬鹿。何十年も余計に生きてるのに同レベル馬鹿、という意味ではジーサンのが性質悪いかもしらん。

2012-01-20

連立方程式の解とグラフの関係についての疑問

連立方程式が解を持つときグラフ上の交点として表されることは学習するが、解を持たない(交わらない)とき、その二つのグラフから何か読み取れることはないだろうか。

つのグラフの距離が最小になるところを幾つか調べてみたが、特に関係は見られない。

2010-11-20

センター試験80点レベル程度の化学勉強の仕方

(1)原子番号20番までを周期表の形で暗記する。

(2)周期表の形が示す意味電子配置をもとに理解する。

(3)(2)やれている時点で単原子イオンはわかるはずなので多原子イオンは暗記。

(4)反応式の右と左を合わせるのはできるでしょう。これができないとジャガイモ100個と肉500gとかでカレーつくろうとするようになると思う。

(5)1mol=ともかくどんなものでも6.0×10(23)個=(原子量、分子量、式量)にgをつけた値の質量=標準状態で22.4リットルの体積を理解。

(6)比例計算できるようにしてすべて(4)に当てはめて計算

(7)ヘスの法則はただの連立方程式と理解する。

(8)酸・塩基も基本の化学式、電離しての式を暗記、あとは中和滴定の過程を体感して覚える。

(9)酸化還元では酸化数をだせるようにする。半反応式からの式完成は難易度高いのでできるようになったら自信をつけること。

(10)無機は暗記。クラス女の子1人1人のいいところ、セクシーなところをノートつけるように1冊ノート作ってるころには暗記できる。しかし(1)ができていれば横軸ができてなんだこの元素と思っても大体の性質がこのころにはあたりがつく。

(11)有機は名前名前世界を支配する呪文世界と思う。あと暗記。ちょっとやれば一番楽なちょろい範囲。

物理ほど理論理論じゃなくて生物ほど暗記暗記じゃない中途半端学問でなおかつ大学いって勉強すればだいたい実はこういうことでねって勉強内容否定されるけどまあがんばろう。

(1)~(7)くらいできてれば今からでも80は超えられると思うんでがんばってください。

2009-07-02

勉強ができることは頭の良さとは無関係」というのは偉人への冒涜

勉強ができることは頭の良さとは関係ない」という主張をよく見かける。この系統の主張を見るにつけ不愉快に感じる。それはその手の主張が過去偉人の業績を否定しているからだ。勉強とは知識を吸収し、自分のものとすることである。知識とは現在正しいと認められている過去偉人たちの思考の結果である。その知識を学び吸収するということは、過去偉人と同じ水準の認識レベル・思考レベルになることと同じである。従って勉強ができることは頭の良さと関係があるのである。「頭の良さというのは何か新しいことを考え出す力だ」という反論があるかもしれない。確かにそれは一理ある。私も『頭の良さ』は『知識』と『新しいことを考え出せる力』で構成されると思っている。『頭の良さ』の定義論争にはいると終わりはないので、私の『頭の良さ』の定義についてはおいておき、ここでは仮に『頭の良さ』を『何か新しいことを考え出す力』としておこう。そう定義したとしても、勉強ができることと頭の良さには関係がある。現代では学問の水準が高くなり、知識なしにたいしたことは新たに考え出せないからだ。例えばなんの知識なしに微分積分法、複素解析フーリエ変換などを考え出せるひとがいるだろうか?よくあるジョーク貧乏学校に通えない子供自分連立方程式を考え出すというものがある。連立方程式程度ならともかくも、現在最低限必要とされる微分積分フーリエ変換などはいくら天才でも知識なしには一生かかっても考え出せないだろう。まして「なにかあたらしいことを考え出す」ことなどできないだろう。現在では過去偉人たちの積み重ねによって学問の水準が高くなったために、『何か新しいことを考え出す』ために『知識』が必要不可欠なのだ。それにもかかわらず、勉強すなわち知識を得ることと頭の良さを無関係とするのは過去偉人の業績を否定することに等しい。「勉強ができることは頭の良さとは関係ない」というのは「オイラーニュートンアインシュタインが考え出せたことは、誰でも予備知識なしに考え出せる」といっているに他ならない。

2009-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20090606192302

単純に浮かぶのが

・財源を確保する

役人仕事をさせる

・あちらを立てればこちらが立たず、の連立方程式をどこまで解決できるか

だぁね。

2009-03-12

テッサたんが6歳で解いたアインシュタイン方程式

フルメタル・パニックのテレサ・テスタロッサ。16歳で大佐天才少女。6歳でアインシュタインの十元連立非線形偏微分方程式の厳密解を解いたという設定。

で、「アインシュタインの十元連立非線形偏微分方程式の厳密解」って本当にあるんかいな?と、思ったのだが・・・ちゃんとあるんですね。普通は、10元連立非線形方程式、なんて長ったらしくは言わず、単に「アインシュタイン方程式」というらしいが。

アインシュタイン方程式

http://ja.wikipedia.org/wiki/一般相対性理論#.E4.B8.80.E8.88.AC.E7.9B.B8.E5.AF.BE.E6.80.A7.E7.90.86.E8.AB.96.E3.81.AE.E5.86.85.E5.AE.B9

で、「10元連立」って書いてあるぐらいだから、10本式があるのかと思ったら、テンソル表記で1つしか書いてない。「4次元空間を考えれば、テンソルは対称なので、アインシュタイン方程式は、10本の方程式からなる。」とのことですが・・・このテンソル表記の式が10元連立方程式であることを納得するので10分くらい考えてしまった。物理専門じゃないので、テンソルはちょろっとかじった程度なんだけど、次のような理解でOKなのかな?

要するに、テンソルが対称ということは、添え字μ,νを入れ替えても同じ式ということだよね。4次元空間とあるが、要するにμ, νには、(t,x,y,z)の4種類のうち、どれかが入る。というわけで、添え字の入れ替えを区別せずに列挙すると:

(t,t), (x,x), (y,y), (z,z)

(t,x), (t,y), (t,z)

(x,y), (x,z), (y,z)

の10通り。式で書くなら、4C2+4=6+4=10。で、10通り。

テッサたんすげぇ~。俺は10元連立方程式だって分かっただけでいいや。

2008-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20081018180211

大阪府民じゃないけど。

ゆとり教育って今では物笑いの種でしかないけど、実施された直後って

勉強したい子供天井無しに勉強できる!」って期待されてたとこがあるのね。

鶴亀算なんて余計にややこしいから一気に連立方程式にいってみよう、とか。

実施してみたら

子供勉強なんてやりたがるわけないだろ!強制しなかったらするわけないだろ!」

という現実に打ちのめされちゃったわけだけど、

宿題しなくてもかまわない流れというのはゆとり教育の悪い面に繋がるわな。

やる子はやる、やらない子はやらなくてペナルティなし。

2008-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20080826165117

返済額の内訳が元金<利子って、いくら借りてるんだ?

トータルの利子の合計が7300円かと思ったら違った。。。

年利15%で50000円の24回払いとかすれば、利払いは1.5万になるな。

毎月1万の支払いの中で、元金約2700円利子7300円となっていた。

ちなみに金利は15%である。

どうやって計算したらいいんだろう???

元本金額:X

支払回数:Y=X/2700...(1)

支払年数:Y/12

X+7300Y=X×1.15×(Y/12)

12X+12*7300Y = 1.15XY

12X= Y(1.15X-12*7300)

Y=12X/(1.15X-12*7300)...(2)

(1)と(2)の連立方程式より

X/2700 = 12X/(1.15X-12*7300)

X/2700*(1.15X-12*7300) = 12X

X/2700*(1.15X-12*7300)/12X = 1

先生・・・。二次方程式も解けない自分がいます!!

なにかおかしいです!!

X(1.15X-12*7300)/2700*12X=1

1.15X/2700*12 - 7300/2700=1

1.15X - 7300*12 = 2700*12

1.15X = 2700*12 + 7300*12

X = (2700*12 + 7300*12)/1.15

X = 12(2700 + 7300)/1.15

X = 120,000/1.15

・・・!!!

ああああああああ!!!

年利で割り戻すだけだと!!!?

X=104,347

Y=38.6

10万円の商品を38回リボ払いで払うとこういうことになるんですか??

あってる??あってる????

超不安。

これがゆとり脳か。

というより老化現象か!

単利で計算しているから間違いなんだけどね。。。

複利で計算すればもうちょっと違うのかもしれないけど・・・。

でも、きっとそんなところだと思う。

それよりも、この程度の計算で苦悶した自分が情けない。

2008-06-22

それは本末転倒、大きな勘違い

工学部数学では複素数はまじチート

http://anond.hatelabo.jp/20080621184000

違う。工学自体が本質チート数学における抽象化チートそのもの。

いや、揚げ足をとってるんじゃない。こういうことが理解されてないから、技術や学問を必要以上に難しいものと考えて、苦手意識におびえたり、逆恨みして衒学趣味だとかなんとか筋違いの批判を浴びせる人が後を絶たないんだよな。

工学ってのは、面倒なことや大変なことを機械的にできるようにしようという営みだし、数学抽象化するのはまさに「暗記を最小限にしよう」ということなのだ。それを念頭に置いておけば、勉強するときにもツボが見つけやすくなるし、逆に「難しいものをがんばって覚えよう」というような努力ほど本質から遠ざかることというのはない。

余談ながら、このあたりの勘違いが一番ひどいのは工学の中でもITの分野で、ITってのはそもそも「サボる技術」なのに、IT技術者ほど「合理化してサボろう」という精神が身に付いてない人たちって珍しいんじゃないか。そういう人種が「エンジニア」を名乗ってるのを見ると、本当に殴り倒したくなるね。

連立方程式行列で一般化されて「ハイ簡単に解けますね?」って

いわれても「計算量ぜんぜん減ってないじゃん」っていまいち納得できなかったけど

複素数はマジすげえと思った。

連立方程式が簡単になる」という説明は非常に悪い説明だと思う。本当は、線型代数行列とかベクトルとか)のありがたみは「次元を増やす」「座標変換を簡単にする」ことにある。

実はラプラス変換というのもある種の座標変換なのであって、「微分」という演算が簡単に計算できるように座標軸をあわせてやっているのだよ。

2008-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20080621184000

連立方程式行列で一般化されるのは、行列がそういう目的で作られたから。

逆行列を使って解けるのは便利だし、解けない場合が存在するというのも逆行列

経由すると理解しやすい。

指数対数も便利。掛け算や割り算が、足し算と引き算になるから。

対数を使った単位のdBなんかもある。

でも平均する場合は、いったん逆対数変換をしないといけないのが面倒。

電気関係を学ぶと虚数が実際に存在する数だと感じられる。

複素数の表示に直交座標のガウス平面でなくて、スミスチャートを使うと無限の範囲が

有限に収まるのでこれまた便利。実はよくわかっていないんだけど。

http://anond.hatelabo.jp/20080621184000

連立方程式行列で一般化されて「ハイ簡単に解けますね?」って

いわれても「計算量ぜんぜん減ってないじゃん」っていまいち納得できなかったけど

確かに楽にはなってないね。

考え方の違いというか、行列にすると使える定理や公式が増えるってとこにメリットがあった…ような気がする。もう忘れたけど><

工学部数学では複素数はまじチート

チートじゃねーよwwww

でも、考え出した人は凄いね。

また10年後くらいには教育課程も変わってるんだろうなー。

虚数の思い出

いわゆるマンモス工学系大学

電子工学科に入ったんだ

そしたら1年の数学時間

毎回演習問題をやらされたんだ。

複素数

そんときは「大学にまで入って計算ドリルかよ小学生か!」

とおもったけど

半年ガリガリと計算問題を解いているうちに

虚数単位i(電子工学だと電流と紛らわしいから本当はjを使う)

ルートやπみたいに当たり前になってきた。

2年になったら交流理論を習った。

複素数を使うと

解の公式からsinコサインと加法定理やら三角関数が消えてしまった。

コイルコンデンサ虚数の抵抗値を持つ抵抗器ってことになた。

あんなに受験で暗記した三角関数の公式はなんだったんだ?

3年でラプラス変換を習った。

1,2年であんなに苦労させられた微分方程式がなぜか

高校で習った代数方程式で解けてしまった。

連立方程式行列で一般化されて「ハイ簡単に解けますね?」って

いわれても「計算量ぜんぜん減ってないじゃん」っていまいち納得できなかったけど

複素数はマジすげえと思った。

結局何が言いたかったかというと

工学部数学では複素数はまじチート

わからなきゃ損

(あと指数もな)

2007-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20071211045921

やぁ、元増田だ。

どうやら、本当にわかってない人達がいるようだね。

http://www.suzaku-s.net/2007/12/kosei-kyouiku.html

http://anond.hatelabo.jp/20071214154638

円環的時間に子どもを閉じ込める、というのは、どういうことか。個性を育てる教育とか要らないとか、ゆとり乙とか、そういう話じゃない。

http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/1870

ある方からのタレコミ。小4のお子さんが学校で長方形の面積を横×縦で計算したら減点された。学校に問い合わせたら,担任にも教務主任にも縦×横が正解と言われたとのこと。横×縦でも同じになることを自分で見つけたならば褒めるべきところを減点するようでは,創造性を伸ばすなというようなもの。

こういうレベルの話だ。俺は30年くらい前に小学校の作文授業で、「習っていない漢字」を書いたことによって減点された(日本語としては間違っていない。ただ、「まだ教えていない」ことだけを理由に×をつけられて減点された。理由も明記されていた)。「ゆとり」時代にカリキュラムにあったかどうかは知らないが、「つるかめ算」を意図しているであろう設定の問題で、空気を読まずに二元連立方程式でさっくり解くと、×になる。あくまでも、つるかめ算の操作を暗記して再現するのが算数のテストの答え方だという。ちなみに、ちょっと気の利いた学習塾などに行くと、さっくり解いたあとで求められる操作に数字をあてはめておくといいことぐらいは教えてくれる。このほうがまじめに空気を読むよりは速い。でも、答案用紙連立方程式の痕跡は残しちゃいけない。

学習指導要領をどう弄ろうが、これが日本公教育スタンダードだ。

毎年、「あまり代わり映えのしないこと」(これ自体は、初等・中等教育では、ある程度はそういうものだろう)を教えつづける、という円環的時間の中にいる教師が、生徒を育てるのではなく、自分の授業が自己完結し続けるという循環の材料として子どもを使うという構図だ。その中において、教師の授業の「上を行く」子どもの行動は、夾雑物として扱われる。

一見、「創造性を育む」ようなお題目の内容であっても、「どのような流れでどのような形の解答にたどりつくか」ということが、教師の想定範囲に留まることが求められてしまう。そして、これは個々の授業内容に留まらず、どういうカリキュラム学校として提供するか、という学習指導要領などの作成にも反映されているし、さらに敷衍すると、社会形成の全てにわたり、よくみる若者カルチャー叩きの構図と重なっていく。文化として、別に良くも悪くもない、というか、どうでもいいことが、単に老人の分からないということだけで罪悪視される。

モンスターアレンツ叩き事例をよくみると、茶髪ピアスといった、それ自体は正直どうでもいいことについての「生活指導」に対する親の異議申立てが混じっていたりするよね。もちろん、それは自身が茶髪であったりピアスをつけていたりする親への叩きにもなっていたりする。

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