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はてなキーワード: 転用とは

2023-09-27

anond:20230926201302

ああああああなんか面白いことないかな?

発表とかみるときがある。スライドに、変なイラストが入っているときがある。なにかを概念的にあらわしたポンチ絵というか・・

あれって作るの煩わしい。本当に必要なのか?わかりやすさというか親しみやすさのためにはいいけど・・・レポートかにするときはどうせ

流用・転用できないし・・・それはそうと、UML棒人間なんだよな。記事参照。

https://thom.hateblo.jp/entry/2018/09/09/033043

回路図ってそういえばUMLみたいな約束事ないのか?あるよな。回路設計っていう職業があるくらいだものな。でもいつもいつも回路図って

inkscapeで描いてる。なぜか?とおもったら、Pythonスクリプト回路図なんてのがある!!

https://schemdraw.readthedocs.io/en/latest/index.html

2023-09-06

橋下くんはカジノで儲けたい。

から施設転用したり交通機関を整えるために万博を開催したい。

2023-08-11

anond:20230807134943

私は元増田とは別人だが「転勤をなくせばいい」「現地の人を雇えばいい」という見当違いのコメントが多いので、それは無理だよと言っておく。

まず、元増田のいう「絶対に転勤が必要仕事」とはなんだろうか。とりあえず思いつくのは大型インフラや大規模な施設等を作成する仕事がそれにあたる。元増田仕事が本当にそういったものかどうかは知らんけど、とりあえずそういう仕事だとしよう。このような仕事専門性必要なので現地の人を雇ってそれにあてるのは無理なんである

例えば沖縄鉄道路線を作るとなったと仮定して、沖縄の人だけ雇って鉄道作れますか?それは無理だというのがわかっていただけるはずだ。百歩譲って現地の人だけで鉄道を作れたとしても、鉄道ができあがったら、その人たちの大半は首にするしかない。なぜなら鉄道運用保守していく仕事鉄道を作る仕事は別の仕事から一部の人保守等を行う人員転用できるだろうけど、ほとんどの人は仕事がなくなってしまう。だからその人たちは別の土地に行って、また鉄道を作る仕事をしないと首にするしかないわけ。

2023-08-06

いたばし花火大会に関して

火事が起きて途中中止になったけど花火最期まで上がっていたといういたばし花火大会だが、実は戸田市との共同開催になっていて、荒川を挟んで板橋側だけが中止になったのだ。荒川を挟んで両岸で打ち上げまくるのね。

でも板橋区の方では「いたばし花火大会」としてしかアナウンスされないし、戸田市側の方は「戸田花火大会」としてしか案内されないから、東京都民or板橋区民の中には戸田市の方でも打ち上げてるのを知らない人が結構いるし、反対側の埼玉県民、戸田市民の方も然りで、「中止になったのに最後まで打ちあがってたのは何故???」というなぞなぞみたいな事になってしまった。

 

そして両岸で共同開催という珍しい形になったのは、荒川改修工事が元になっている。

 

荒川放水路工事河道直線化

赤羽岩淵岩淵水門という隅田川入口を締め切る水門があるんだが、そこから下流荒川大正から昭和初めに掛けて開削した放水路だ。それまでは荒川の全水量が今の墨田川に流入していて水量が増えると東京下町の方が洪水になってその都度大損害を出していた。

そこで荒川放水路を掘るという大工事に至ったのだ。普段岩淵水門を開けておいて水は隅田川の方に流れているが、水量が増えたら水門を閉めて全部放水路の方に流れるようにする。

同時に岩淵水門の上流も大改修する必要があった。荒川がうねる様に大蛇行していて、当時の堤防というのは河道から500m~1kmも離れた所にあり水が溢れたら堤防までの土地(堤外地)は水没、という扱いになっていた。

これを止めて直線的に流れるようにして堤防に対する攻撃力を下げる。そしてちゃんとした高い堤防で完全に水を封じ込むようにする。

ついでに合流する河川も改修する。新河岸川彩湖付近で合流していたが、荒川堤防だけ高くしても洪水時は新河岸川の方に逆流するからそこから洪水になって無意味だ。

そこで新河岸川堤防荒川準拠に高くする代わりに、新河岸川合流地点を延長して荒川と平行して流し、赤羽まで持って行く。そして岩淵水門下流隅田川に合流させるのだ。確かに荒川の水量の影響を受けなくなるがすごい工事である

で、その河道はどうするかというと、蛇行している荒川の頂点に接線を引いて、北側接線を荒川南側接線を新河岸川にした。

地図で直接見た方がいいね。これだ。

https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.795747&lng=139.695110&zoom=13&dataset=tokyo50&age=1&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2

 

飛び地問題発生

すると接線の間にはサインカーブで分断された土地というのが出来る。

そしてそれまでは荒川埼玉県東京府の境だった。荒川位置を変更して北側接線にしたから、東京府側に下に凸型の埼玉県飛び地がいくつか出来たって事になる。

このサインカーブ飛び地問題、今の埼玉県川口市東京北区埼玉県戸田市東京板橋区が影響を受けるが、川口市北区側は早々に解決した。

今の埼京線浮間舟渡駅北赤羽駅浮間地区は元は埼玉県横曾根村の浮間だった。だが荒川改修直後に横曽村と川口町合併川口市へ)が控えており、その時に東京府に割譲すると取決めがされてその通りになった。

一方、戸田村の船渡地区東京府との協議が難航していた。浮間の方は横曽村がほぼ丸ごと東京側に行くのに大して、戸田村の集落埼玉側にあり、その船渡地区けが東京側に行く。

時折線が入り組んだ複雑な県境があるが、それが出来る理由というのは同じ地主土地県境で分かれないようにする為というのが多い。この場合地主土地を引き裂く県境引き直しだから難しい訳だ。更にその土地工場に売られたりして更にややこしくなった。

そうするうちに戦争が始まってしまう。東京府と東京市は無くなって東京都と板橋区が出来て話し合いの主体リセット。もう解決不能である

 

飛び地問題解決と合同花火

戦後になって流石に復興する前にあれ何とかすべきだという事になり、1950年、難航の末に戸田町と板橋区の間で県境荒川にする事で合意。今の地図を見ても蛇行の名残は見える。

https://goo.gl/maps/uEMgZazGCHPmMV2Q6

新河岸川の角みたいなのと浮間公園の池が蛇行の跡で、戸田葬儀場があるU字型の土地戸田から板橋区に割譲された船渡地区だ。

そこでこりゃ目出度いって事で、戸田花火大会を開催することになり、板橋区もそれに協賛という形で加わる形となった。後に協賛じゃなくて戸田市側の戸田花火大会板橋区側のいたばし花火大会同時開催という形に変化。

そしてこのいたばし花火大会の開催&打ち上げ地点というのはこの戸田市からぶん捕った土地河川敷なのである。これは飛び地問題解決を祝って始めた花火なのでここじゃなきゃいけないわけだ。

 

そしてこの経緯が火事の原因ともなってしまったのだった。

 

敢えての荒れ地

荒川河川敷は今の経緯から見ても判る通り、元は農地だった。戦後すぐまでもそのままで農民河川敷の農地を所有し堤防を越えて農業をしに来ていた。

だが堤外地で増水時には水没する土地でもあり自治体土地を購入して運動公園への転用ゴルフ場教習所など水没前提の事業者への売却を促してきた。つまりは「平地」として活用されてきた。

だがそのうち荒川河道は誰の土地でもないか放置されて荒れ地のままになっていた。それも昭和後期あたりから公園や払下げなどが進んできた。

だが現河道と旧河道の合流部は敢えてそのまま残される事になった。水面が切れ込んでいるので水生生物が流されにくい。そしてその周辺は敢えてそのまま荒れ地のままにしてバードサンクチュアリにする。

 

という事で、他の部分は運動場などで使うので綺麗に芝刈りされているのに「一か所だけ荒れ地のままにしているところでナイアガラをする」という条件が揃ってしまったのだ。

河道付近は荒れ地のままにして、戸田市からぶんどったこ土地でやるのが元々の花火テーゼから仕方がないのだが条件が悪いな。

 

他の原因

増田の推測だと他の悪条件も重なったと思われる。

まずは2019年台風19号。これによって荒川は増水し、昭和初期の堤防の高さを超える位置まで水位が上がった。

水が引いた後は河川敷の教習所ゴルフ場も泥まみれである。これらは2~5cm以上にも達し、人力で除去されたのだが、荒れ地の泥はそのままだったはずだ。

そして洪水の泥はナイル川デルタ文明を発生させるほどに肥沃であって、泥がそのままの荒れ地は猛烈に雑草が繁茂したはずだ。

更に2020~2022は東京五輪コロナの為に開催中止。肥沃な泥で荒れ地の雑草たちは伸び伸びと繁茂しまくり、その中には葛も含まれていた。こいつが来たらもう手に負えない。

そんな悪条件で更に当日は風が強かった。堤防下に管理道路があり、その脇の数mは普段から草刈りされていて、そこでナイアガラするのだが、そこを遥かに超えた所まで火が飛んでしまった。そしてそこには台風19号肥料を大増量されて3年以上も繁茂しまくっては枯れと繰り返した雑草特に葛が居たのである。悪条件が重なりすぎなのだ

 

ついでに周辺トリビア

ついでなので戸田橋周辺のトリビア開陳するよ

 

戸田ボート

戸田市側の堤防の向こうには戸田ボート場があるが、これは東京五輪用に作られたものだ。

だがこの五輪は2020大会でもなけりゃ戦後1964年大会でもない、幻となった戦前1940年大会用に作ったものである日中戦争激化でキャンセルされた幻の五輪に向けてこれだけ大きなボート場を作ったのだ。でも当時は埼京線は無いし交通はどうするつもりだったのか?都電戸田橋の南詰まで走ってたがこれは戦後開通だし。

因みに1964年大会ボート場としてちゃん活用された。

今は西側1/3をギャンブル競艇東側の残りの水面を大学実業団漕艇部が使うという形になっていて、それらの艇庫がズラリと並ぶ。

 

川口花火

飛び地問題を早々に解決した川口市の方は荒川での花火大会は無かった(最近出来た)。

だが戸田板橋花火大会が羨ましくなった川口市はたたら祭りという祭りを開催。その〆に花火打ち上げている。

これは川口オートレース場で行われるが、狭いところで打ち上げるので尺玉などは無くて、数も3500発位と、スペックだけ見たらしょぼく見える。

だがオートレース場は観客席と防音壁で囲まれており(数年前までマフラー無しの直管だった)、そこで打ち上げるので音が反響してもの凄い迫力である。また打ち上げ場所が近いので灰や花火の殻がバラバラと沢山降ってきてかなりワイルドなんである

これは高級スポーツカーよりレーシングカートの方が楽しいとかジャンボジェットよりもセスナブリテンノーマン アイランダーの方が体感的というのに似ている。

スペックだけでは判らない、結構穴場な花火大会なのだ

 

タワマン物流センタースーパー堤防

先のgooglemapsの航空写真では船渡地区のU字の丸い底の方に工場群が写っているのが見える。

これは新日鉄工場で、新河岸川は舟運が出来るので戦後すぐに出来たものだが(貨車トラックに乗らない長物が運搬できる)、実は今は解体されて無くなっている。

都内最大の超巨大物流センターになる予定で、ドローン配達基地にもなるそうだ。

ただ、ここは実はスーパー堤防予定地である。また、対岸側の川口市の方にはやはりスーパー堤防予定地にタワマンが数棟建っている。

いいの?と思うがスーパー堤防の整備年数は400年、タワマン工場耐用年数は60年で、修繕しても120年くらいだから建てちゃっていいそうなのだが、スーパー堤防の壮大さというよりも大言壮語さに驚いてしまう。

 

埼京線

花火会場の直ぐ近くを東北新幹線埼京線が鉄橋で渡っており、埼京線打ち上げ中は徐行して渡る。新幹線普通に走っているので乗客へのサービスと思われる。

 

全有料席化は不評

韓国の雑踏事故コロナのせいで有料席だけとして無料の人は出ていけとしている大会が増えていて今いたばし&戸田橋もそうだが、これだと市街地の道に人が溢れ、トイレゴミ箱の設置が無いからその始末を住民がする事になって運営無責任だ、見えなくしただけだという感じで結構ヘイトを買っている。このやり方はまずいんじゃないのか?

anond:20230805214739

ペットショップにとって、ペットはただの商材であり、

鮮度のよい商材を安く仕入れて、賞味期限が切れた商品処分する。

品ぞろえを良くするために、商材は狭い場所に高く積み上げておく。

賞味期限の切れた商品も、ミンチにすれば他のペットのエサとして売れるし、

他の商材への餌にも転用できる。

これが一般的ペットショップ業界で行われている商行為なのね。

動物好きがペットショップ就職して、一番ショックを受けるのは、

売れなかった子猫ミンチにして他のペットの餌にしてることなんだ。

弱肉強食自然界での食物連鎖は当たり前であっても、

人為的に行うのは動物愛護の精神に反しているのではないか

それが、ペットショップ絶許マン共通の想い。

anond:20230806080335

村上隆現代アート歴史に確かな足跡を残しているし、海外での評価一定に高いままだからな。彼に対するネット上の批判なんて、オタクカルチャー文脈での「おれたち(誰?)の好きなものアート転用して金を稼ぎやがって」という妬みみたいなものからそもそも何の意味もない。

2023-07-27

anond:20230726165513

うろ覚えだが兵器転用できる技術を輸出したとして起訴されたけど無実を証明できて起訴取り消しになった事件とか?

2023-07-10

anond:20230710122636

スケールする

スケールする」とは、物事プロジェクトの規模を拡大するという意味ビジネス用語ベンチャースタートアップ企業の界隈で用いられる日本ビジネススラング。「スケールアップ」。

もともと英語の「scale」は、「規模」「目盛り、物差し、定規」「尺度」といった名詞意味しか持たない。しかし、「規模の経済性」を意味する和製英語の「スケールメリット」の言葉使用が広まり日本語としての「スケール」の言葉自体に「規模が大きいこと」のニュアンスが含まれるようになった。それが動詞化したものが「スケールする」である

事業規模が拡大することを「スケールする」、規模が拡大せず維持停滞することを「スケールしない」などと表す。システムネットワーク用語「スケーラビティ」をビジネス用語転用した意味類似する。対義語として、縮小することを「シュリンクする」という。

2023-07-09

パレスチナ人への援助のほとんどがイスラエルの金庫に行き着く経緯

外交官灰色、難読性、さらには偽善であるという評判があるかもしれないが、人肉をむさぼり食う連続殺人犯はもちろん、自分自身連続殺人犯比較した人はほとんどいない。

先週、ユダヤ人入植者らがソーシャルメディアキャンペーンを開始し、同氏を映画羊たちの沈黙』の恐ろしい人物ハンニバル・レクター役に起用するキャンペーンを開始したとき、その栄誉はラールス・ファーボルグ=アンデルセンイスラエル欧州連合大使に降りかかった。

レクター刑務所マスクを着用したデンマーク外交官画像は、ヨーロッパにも同様の口輪が必要であることを示唆するはずだった。

入植者の不満は、イスラエル軍がエルサレム近郊の占領地でパレスチナ人ベドウィン家族の家を破壊した後、一時的避難所提供してきたヨーロッパの援助に関連している。緊急住宅のおかげで、彼らはイスラエル入植者が切望していた土地に留まることができた。

レクター氏との比較激怒した欧州当局者らは、国際法を遵守するのであれば、EU​​ではなくイスラエルがこれらの家族福祉責任を負うことになるとテルアビブに念を押した。

欧州パレスチナ人権利を守るために援助を利用し、自らを啓発された西側諸国の一部だと考えているかもしれないが、現実はそれほど安心できるものではない。援助は実際に事態を著しく悪化させている可能性がある。

占領下の不透明経済状況を何年もかけて解明してきたイスラエル経済学者シール・ヒーバー氏は、最近衝撃的な内容の報告書を発表した。

他の人々と同様、同氏は国際援助のおかげでイスラエルは数十年にわたる占領のツケを払わなくて済むと信じている。しかし、彼はさらに先に進みます

彼の驚くべき結論は、イスラエル入植者も驚くかもしれないが、パレスチナ人向けの人道援助の少なくとも78パーセントイスラエルの金庫に収まるというものだ。

関係する金額は巨額です。占領下のパレスチナ人世界で最も援助依存度が高い国の一つで、国際社会から年間20ドル以上を受け取っている。ヒーバー氏によると、寄付者は占領費用の最大 3 分の 1 を直接補助する可能性があるという。

他の形態イスラエル利行為も以前の研究特定されている。

2013年に世界銀行は、パレスチナ人イスラエルによって略奪された資源によって年間少なくとも34億ドルを失っていると非常に控えめに見積もった。

さらに、イスラエルパレスチナ人との和平を拒否し、その結果として地域の他の地域との和平を拒否していることは、米国政府の年間30億ドル軍事援助を正当化するために利用されている。

イスラエルはまた、占領地をパレスチナ人に対する武器監視システム実験のための実験室として利用し、その専門知識を輸出している。イスラエル軍事産業サイバー産業は莫大な利益を上げており、毎年数十億ドル収入を生み出しています

先週発表された調査では、小国イスラエル世界で8番目に強い国であることが判明した。

しかし、これらの収入源がイスラエル占領からの棚ぼた的なものであることは明らかだが、パレスチナ人に対する西側の人道援助は明らかに勝者ではなく被害者対象としている。

では、イスラエルはどのようにしてこれほどの利益を上げているのでしょうか?

問題イスラエルが自らに課した仲介者としての役割だ、とヒーバー氏は言う。パレスチナ人に届けるには、ドナーイスラエルを経由するしかない。これは、彼が言うところの「援助転覆」と「援助転用」のための熟した機会を提供する。

最初の結果は、パレスチナ人捕虜市場であることによるものです。彼らはイスラエル以外の商品サービスほとんど利用できません。

占領下でのイスラエル経済利益監視しているイスラエル団体Who Profits?」は、乳業会社トゥヌバがヨルダン川西岸で年間6,000万ドル相当の独占を享受していると評価している。

一方、イスラエルが人や物の移動をすべて管理しているため、援助の転用が発生する。イスラエル規制により、輸送と保管に料金がかかり、「警備」料金も課されることになる。

他の研究では、「援助破壊」によるさらなる利益確認されていますイスラエル外国資金による援助プロジェクト破壊すると、パレスチナ人は損失を被るが、イスラエル恩恵を受けることも多い。

例えば、セメントメーカーのネシェルは、イスラエルが度重なる暴動後のガザ地区での再建活動のための物資を含め、イスラエル人とパレスチナ人による全建設の85%を管理していると報告されている。

イスラエル社会重要な層は、警備業界の人々を除いて、占領から私腹を肥やしている。逆説的だが、通常はパレスチナ人に付けられる「世界で最も援助に依存している人々」というレッテルは、イスラエル人を表すのによく使われるかもしれない。

何ができるでしょうか?国際法専門家リチャード・フォーク氏は、イスラエルが援助監視の空白を利用していると指摘する。寄付者には、資金が確実に目的の受取人に届くようにする義務はない。

オスロプロセス過去20年間に国際社会が行ってきたことは、意図的であろうとなかろうと、パレスチナ人に対するイスラエル支配を安定させ、定着させるための経済インセンティブイスラエル提供することだった。比較コストをかけずに実現できます

欧州米国占領地への支配解放するために小さな外交棒でイスラエルを打ち負かそうとしているが、同時にイスラエル支配力を強化するよう刺激するためにジューシー経済ニンジンをぶら下げている。

さな希望の光が見えてきました。西側の援助政策自己破壊である必要はない。ヒーバー氏の研究は、イスラエルパレスチナ人自身と同じくらいパレスチナ援助に依存してきたことを示している。

EUは先週、ブリュッセルではなくイスラエルホームレスにしたベドウィンの世話をすべきだと指摘した。欧州は自らの助言を心に留め、占領の真のコストイスラエル転嫁し始める可能性がある。

もし、イスラエルですら間もなく起こると予測しているように、マフムード・アッバースパレスチナ自治政府が崩壊すれば、西側が何を決定しようと、それはすぐに起こるかもしれない。

https://www.counterpunch.org/2016/03/09/how-most-aid-to-the-palestinians-ends-up-in-israels-coffers/

ITストラテジスト【不】合格体験記@アラフィフ事務

https://anond.hatelabo.jp/20221225142418

の続きです。これまでは幸運も手伝ってか合格を続けることができましたが、ついに落ちてしまいました。午前I免除、午前II88、午後I84、午後IIDでした。最初お断りすると、事務屋が高度試験論文分野を受験するに当たっての参考としては、topisyuさんのプロマネ合格体験記の方が本駄文よりよほどお役立ちかと思いますので、ぜひぜひお読みください。こちらは、こうすれば失敗するぞ、という反面教師にしていただければ。

1 準備

いわゆる経営学系の問題が多いのがITストラテジスト試験なので、高度試験の中ではもっともわたくしの本職が活かせる試験であるわけです。実際、午前II、午後Iは去年の過去問を眺めただけで楽勝だろうと察しがつき、午前IIはこれまででもっとも少ない4年分の過去問プリントアウトして解き、間違えた問題のみ何度か解き直しておしまい。午後Iに至っては、過去問を解くこともしなければ、参考書を読むこともしませんでした。

準備のほとんどすべては、午後II対策に費やしました。用意したのは、翔泳社の『情報処理教科書』のITストラテジスト2022~23年版と、アイテックの『ITストラテジスト 合格論文の書き方・事例集(第5版)』の2つ。最近はDX関連が必ず出ていて、自分本業でもそれっぽい経験(ただし、非システムからのもの)があったこから、その経験システム側に寄せて論文を書きました。本番までの間、それを実際に手書きしましたし、何度も読み返して(たまには音読もして)、準備万端だ、と思っていたわけです。

あと、この手の体験記で明示的に触れられることが少ないのですが、論文で取り上げるシステムについてのアンケートがあります。規模等についてのものですが、このぐらいのシステムならこの程度、という感覚がわたくしには一切ないので、これについてもきちんと調べて書くべき内容を整えておいたわけです。

2 本番

午前II、午後Iは順調に終わり、いよいよ午後IIとなったわけですが、開始とともに冊子をめくって愕然しました。DX関連の問題がない! 問題選択からして、どれを選んでも書ける気がしませんでしたが、相対的絶望度がもっとも小さそうな大問1、システム改修を選びました。昔いっちょ噛みした複数部門で使っている業務システムの改修事例(ただし、自分所属部門ではそれを使っていなかった)を必死で思い出しながら、設問で問われている事項は形式的にはすべて対応する記述を盛り込み、字数制限も満たして何とか書き上げることができました。

しかし、書いた内容というのが、結局は(1)ユーザ部門と緊密にコミュニケートしました、(2)使用頻度の低い機能廃止してコストを削減しました、の2つしかなかったのがD判定につながったのだろうな、と自己分析しています。こんなことを話し合いましたとか、こんな機能廃止しました、といった具体例などをあれこれ書いて字数を稼ぎましたが、水増し以外の何物でもなかったわけですし。事前に作った論文が改修ものだったらある程度転用もできたのですが、まったくの新規プロジェクトだったのでそれも叶わず適当な旧システムでっちあげて改修ネタにすればよかったかな、と後からは思うものの、その場では頭が真っ白になり、そんなことを考える余裕はなかったですね。アンケート適当に書きましたが、規模の見当もなく、論文の内容ともさぞかし齟齬があったことでしょう。

3 今後

とりあえず秋は監査を受けようと考えています来年の春には再チャレンジを考えていますが、シラバスが変わっちゃうんですよねえ。論文の大問のひとつ組込みで固定されることになるので、それ以外の出題内容は振れ幅が大きくなってヤマをかけるリスクは大きくなってしまますし。いっそのこと技術的な話を詰め込んで組込み勝負する? それなら秋にエンベデッドシステムスペシャリストを受ける? もう少しゆっくり考えてみます。。。今回受かるつもりでシラバス変更をちゃんと読んでませんでした。組込みがエンベデッドスペシャリストに集約されて、ITストラテジストでは出なくなるんですね。やっぱり秋はシステム監査技術受験で。

2023-07-04

産経新聞左傾化(統一教会叩き)

2023-07-03

エロ漫画飛行機座席が気になって仕方が無い

はじめに言っておくが、飛行機座席なんてエロ漫画で緻密に描くべき範疇ではないし、本当にどうでもいいのだが、どうしても気になる作品があったので増田で吐き出させてほしい。

https://twitter.com/denmomo24/status/1674437426344001538

まず、表紙や作中で登場人物が着座している座席レカロ製のBL3520である。極めて再現度が高い。なお、BL3520は比較最近登場したBL3530と似ているが、タブレット端末固定用クリップの有無が異なる。

表紙のカラーページで青くで描かれていることからANA念頭に置いたものだろうと思う。実際、ANAでは国際線から国内線転用されたボーイング767-300ERにおいてこの座席採用されている。以下のリンク先にいくつか分かりやす写真があると思う。特徴は肘掛け上面に配置されているIFE(インフライト・エンタテイメントシステム)のリモコンである

https://flyteam.jp/registration/JA609A/reviews/photos/seat

https://twitter.com/denmomo24/status/1674446768954830848

読み進めると窓から翼が見えるシーンがある。また、登場人物が座っているのは2人掛けの席である。冒頭で通路が2つあるシーンが描かれていることも加味すると、これは座席が2-3-2配列となるボーイング767だろう。座席と機体がちぐはぐな創作物が多い中、一貫性があるのは純粋に凄いと思う。

ただ、冒頭に登場している飛行機の外観はボーイング777に見える。前脚(ノーズギア)に710と書かれており、これがJA710Aだとすると、2人掛けの座席が翼の上で前後に連なっている部分は存在しない。あえて粗探しをするなら、ここだけになる。それほどにシートの表現が繊細で感動した。

ラバトリートイレ)やPBB(パッセンジャーボーディング・ブリッジ)など、他の部分も緻密に描かれているようだが、あいにく増田はその分野に関する知識がない。この点については両者に詳しい諸兄の解説を待ちたい。

2023-06-28

萌え叩きのメソッドトランス差別転用されている

萌えキャラを見る事で男は現実女性への認知を歪ませて、実在女性危害を加えるんだ! っていう喧伝

現実問題萌えキャラを見て認知歪むキモオタはいるのだが、悪いのはそのキモオタ

Fセク(フィクトセクシャルの略)という二次元しか興奮できず、現実女性への認知を歪ませない存在もいるにはい

Fセク当事者らが全員嘘をついてたり、偽だったりするかというと違うだろうと思う

とはいえ萌え叩きの際にそういう人らの存在は無いものにされて、認識しても嘘つき呼ばわり、信用できないからお前も敵というのがオチ

判断材料キモオタのみで、それ以外は一切考慮されない

これってトランス差別の構図と酷似していません?

時系列的には萌え叩き→トランス差別

もしかしてTERF(トランス排斥フェミニストの略)の皆さんって萌え叩きしすぎて脳破壊されてません?

やばい奴が現れた時点でもう◯◯は信用できないって短絡的思考になってんのって、キモオタとの論争バトルの後遺症では?

2023-06-17

anond:20230616105645

屏風から出してくださいメソッドは「そうしたら、私が○○○します」までが一括りだよ

最後の一節を無しにしたら「相手にも転用可能なウザがらみメソッド」で止まるよ

「じゃあ○○女性を」「じゃあ○○層を」「じゃあ○○達を」ってね

誰が何をするかって発火機構を載せてないメソッドは流用も転用可能な燃料だよ

それって、実は自分が焼かれたい・・・ってコト?!

2023-06-15

anond:20210602234222

まあ普通に数学統計のnの転用やろ

自分増田検索してみたら最古は2018年やったな

はてな界隈でも自然と使われていた用法やと思うけども

ググったらこのくらいの年代でも使われとるな

https://anond.hatelabo.jp/20130802021606#

検索しづらくて大変や

そういえば「n番煎じ」という用法もあるやね

https://anond.hatelabo.jp/20180204200046#

2023-05-30

馬にも家族同然の愛情注いできたと言うなら

自分の子供にも同じことするんだろうな。

娘を知らん男のいる部屋に連れて行って種付けさせて、生まれ子供も男で性格荒々しければ睾丸摘出して従順にするんだな。

種の保存がーともよく聞くが、人乗せて早く走るために送り出して、成績出せなければ食肉に加工する前提で、大量に繁殖させて上澄みの数%でレースしてるよね。

自分が鞭でぶっ叩かれるときに「これは必要な鞭。規定でも認められてる」って言われて納得できるの?

競走馬関連の人の、馬が好きで愛情持って接してるってのは嘘をついてるわけじゃないんだろうが、結局そこ避けて通れないから白々しく感じるよ。

美化しないで「食用家畜のうち足の早いものを選別して、競馬転用してます。早く走る馬の姿は美しく、見るのは楽しいので、金になります。これは人間の都合で、馬自身がやりたいことではないかもしれないが、競馬という文化関係者生活のために止めることができません。今後もどんどん繁殖させます」と言った方がいいよ。

ついでに言うと、俺はペットについても「人間が執着して依存していて、好きな時に弄びたいがために死ぬまで家に監禁する」ことを「家族に迎えて責任を持って飼う」って言うのもやめた方がいいと思ってる。

あと、害獣を遠慮なく撃ち殺すことは反対してないよ。

2023-05-06

有名人政治的発言はサブチャンネルでやるべき

anond:20230505125453

便乗。

元増田タイトルには断固反対するのだが、内容には同意する部分もあったので、勝手ながら自分流に書き換える。

「べき」という書き方は好きでないが、元増田に寄せるために残した。

「やってほしい」が個人的な思いとしては正しい。

元増田で挙げられている2例には触れない。

前提として、芸能人だろうと漫画家だろうと、政治的発言をする権利はあると考える。

一方で、Aの分野で評価を受け有名になった人が、Bの分野で発言した場合

評価を得ていないB分野の発言が、A分野で持っている発言力で広がってしまう。過大な影響力をもつ

例えて言うなら、曲を聞きに来たコンサートの客に、今度の選挙よろしくねー、と宣伝するような気持ち悪さがある。

話は変わって、

youtubeなどで、芸能人公式チャンネルの他にサブチャンネルを持って別分野の発信をしている人がいる。

音楽アーティストゲーム実況チャンネルだったり、お笑い芸人ペットチャンネルだったり。

インチャンネルチャンネル登録者数よりずっと少ない登録者数でひっそりやっている人もいるし、結果的にサブチャンネルのほうが登録者数が多くなっている人もいる。

何人か見ていくと、サブチャンネル登録者数は、メインチャンネル登録者数に比例していないように思う。もちろん影響はゼロではないだろうが、サブチャンネル登録者数はサブチャンネルの内容がメインチャンネルによらず評価された結果だろうと個人的に推測している。

上記youtubeの例で挙げたように、

政治的発言に限らず、他分野で活動するときは、別チャンネルでやったほうがいいのではないかと思う。

芸能人趣味チャンネルのように、メインチャンネルとのつながりは隠さずにやればいいと思う。

ただ、他分野に発言するならその分野での評価を別チャンネルとして積み上げていってほしい。

ここでいうサブチャンネルは、必ずしもwebシステム的な話だけではない。

歌手、元スポーツ選手などが心機一転政治世界に挑戦するなら良いと思う。実質別チャンネルみたいなものから

ただ、現役の人が、メインチャンネルで稼いだ影響力を転用して、他分野に意見するのはやめませんかと思う。

内容にそぐわない影響力で差別を誘発する可能性もあるし、一般人が真面目に反論しようにも影響力が違いすぎて反論にならない可能性がある。

一般人自分生存権を脅かされて、必死に真面目に反論しているのに、心酔するファンから叩かれるのを見るのもつらい。

真面目な反論が「芸能人のくせに政治意見するな」という暴論と同じ括りにされて、有名人ファン vs 有名人アンチ みたいな構図に巻き込まれてかき消されるのも見ていて悲しくなる。

2023-05-01

映画BLUE GIANT感想

映画は終わったはずなのに、心の中にまだ音楽が鳴り響いていた。帰り道の高揚感はまるでライブ会場から帰るときのようで、音楽に包まれ世界で息をするような感覚からずっと抜け出せない。映画BLUE GIANT』は、感情を奏でる演奏で観客の心を掴む、最高の音楽ライブだった。

公式サイトhttps://bluegiant-movie.jp/

予告編YouTube): https://www.youtube.com/watch?v=h1I116oS_Lk

今年の二月から上映している本作は、同名の漫画原作としたアニメーション映画だ。音楽人間物語を楽しみながら、ジャズ界の独自価値観や挑戦についても理解を深めることのできるものになっている。

主人公宮本大は「世界一のジャズプレイヤーになる」という大きな目標を抱え、故郷仙台を飛び出し、単身上京する。東京出会った凄腕のピアニスト・沢辺雪祈や、高校同級生素人ドラマー玉田俊二とジャズバンド「JASS(ジャス)」を結成し、それぞれが音楽に向き合いながら、壁にぶつかりつつ、夢の実現に向けてひたむきに取り組む一年半が描かれる。

原作の「東京編」を中心にエピソードを厳選し、上映時間の四分の一をライブシーンに充てるという大胆な構成採用されていたが、まずこれが見事な成果をもたらしていた。上原ひろみピアノ)、石若駿(ドラム)、馬場智章(サックス)の演奏はとにかく圧倒的で、音楽アニメーションコラボレーション最高峰と言える。また、その魅力を余すことなく味わうことができたのは映画館という環境存在が大きく、Netflix支配力が高まる現代において、専用施設役割可能性を示すことにもなっていた。

今回は、そんな傑作の魅力を紹介すると共に、宮本大の「ジャズを信じる」信念の問題点や、JASSの「So Blueに立つ」という目標物語性質に与えた影響について考えていきたい。

(以下、ネタバレを含みます。)

アニメーション技術を活かした音楽の魅力表現

映画BLUE GIANT』のテーマは「演奏者と音楽関係性」だ。宮本大、沢辺雪祈、玉田俊二は、それぞれ「演奏すること」について異なる意味見出している。その違いゆえに彼らの人生は巧妙に交わり、そして必然的に別れを迎える。

演奏である彼らが「音楽に向き合う」ということは「自分自身と向き合う」ことを意味しており、この作品において演奏技術を高めることは、自分自身真摯に向き合うことと同一に描かれる。自分自身対話を重ねて演奏力を磨き、ライブを繰り返しながら音楽との関係性を深めていく若者たちの姿が、本作の大きな見どころだ。

ライブシーンはどれも素晴らしかったが、中でも僕が心を奪われたのは「汗」に関する表現だった。演奏者たちの身体から吹き出る大量の汗や、そこからこぼれた大粒の一滴が、アニメーションならではの表現で美しく描かれる。それは、音楽空気振動させて生じる運動の結果であることや演奏者の存在再確認させるばかりでなく、自己探求の試みを象徴しているようにも思えた。落ちてきて弾け飛ぶ汗を見たとき、その背景にある身体的な研鑽精神的な苦悩に思いを馳せてしまうのは、物語音楽映像が見事に組み合わさって感情を揺さぶからだろう。

ライブシーンでもう一つ印象深かったのは「凄まじい演奏に目が釘付けになる」という描写だ。特に終盤の人々の目が幾重にも重なって演奏に引き込まれていく表現が印象的だったが、これらは音楽演奏聴覚だけでなく視覚も惹きつけるものであることを効果的に示している。実際に音楽ライブに行くと、音楽は「耳で聴くもの」というよりも「目で見るもの」「肌で感じるものであることを実感するが、この映画ではアニメーション技術アイデアによって同じ体験をもたらしていると言える。

また、脚本として素晴らしかったのは、この映画が「沢辺雪祈の物語」として完璧に仕上がっていたことだ。漫画版では交通事故によって最後ライブに参加できなかった雪祈だったが、映画版ではアンコールで大や玉田と共にSo Blue舞台に立つというシナリオ改変が施されている(最高だ!)。怪我を負った雪祈は片手で演奏することを余儀なくされるが、その姿が大が初めて雪祈のプレイを見たときに片手で演奏をしていたシーンと重なり、呼応することになる。手を抜いて片手で演奏していたプレイと、片手でしか演奏できない状況で全力を尽くすプレイの対比があることによって、映画版はより一層雪祈の精神的成長が強調されるものになっていた。

ジャズを信じる」大の信念の問題

本作はジャズライブ世界を美しく表現しているだけでなく、コミュニケーション人間関係のあり方についても、ジャズプレイヤーたちの世界文化を伝えるものになっている。素晴らしい取り組みである一方、その描き方にはついては大きな問題がある。それは、彼らの世界をただ単に肯定的に、あるいは美学さえ伴って、無批判に描いてしまっているという点だ。

ジャズバンドには「独立した個人たちが自分自身活躍や成長を目指して組まれる」という文化的な特徴がある。作中のセリフにあるように「ジャズロックバンドみたいに永遠に組むもんじゃない。互いに踏み台にして名を揚げていく」ということだ。そのため、良くも悪くもバラバラ状態肯定され、自助基調としたコミュニティ文化が成立している。

例えば、玉田俊二や沢辺雪祈はそれぞれ大きな課題に直面するが、大はその苦境に共感したり、手助けをしたりはしない。それどころか、雪祈が玉田を、玉田が雪祈を心配しても「自分自身問題から、おれたちに出来ることは何もない」と、その配慮無用ものとして切り捨てる態度を取っている。

しかし、自分自身問題であることと、周囲がその解決サポートすることは決して矛盾しないはずだ(でなければ、カウンセリングという仕事は成立しなくなってしまう)。むしろ人間が抱えるあらゆる問題は究極的には自分自身問題しかない。それでも人は、他者の悩みや状況を想像し、共に心を痛めることができる(=エンパシー)。そこに人間の素晴らしさがあり、そのような想像力に支えられることで、僕たちは日々の問題に対して継続的に立ち向かうことができているはずだ。

ところが、ジャズプレイヤーとしてあまりに完成されすぎている大のメンタリティは、そのような想像力を必要としない。自助を当然とする大の態度に、玉田は大きく動揺し、雪祈でさえ戸惑いを見せ、二人は困難に直面しても「助けてほしい」と言うことができない状態に追い込まれしまう。大は「ジャズを信じている」と口にするが、これはジャズという音楽の良さが理解されることだけでなく、「ジャズバンド的な人間関係コミュニケーション方法が通じる」と信じていることを意味しているのではないか。つまりジャズを信じる」大の信念が、JASSの「助けてほしい」とさえ言えない人間関係を強固にしているのだ。

「信じるだけ」の大は、いわば「仲間のために戦わないルフィ」だ。彼の言動からは、人の弱さを認めず、自分が出来ることはみんなも出来ると思い込んでいるマッチョワンマン社長のようなパワハラ気質が伺える。もしかするとそれは「お互いを追い込みながら、最高のソロを引き出し合う」というジャズ性質を、人間関係アプローチ転用したものなのかもしれない。だとしたらそれは、今日ではあまり受け容れられないスポ根的なスタイルが、文化系の皮を被ることで見過ごされているだけなのではないだろうか。

この映画では、周囲の人々に助けを求めず、自分自身を追い込んで課題を克服しようとする姿を肯定的に描いている。しかし僕は、それらをもう少し批判的に捉える視点があるべきだったと思う。あれほどまでに深く自己と向き合うことができるのであれば、そこで培った想像力を活かして他者の心に深く寄り添う可能性も求められるはずだ。自助圧力高まる世の中だからこそ、自分自身に向き合い、自分自身問題に取り組みながら、他者に対しても理解し、助けることができる人間関係を築く、そんなジャズプレイヤーたちの関わり方を提案して欲しかった。

権威に認められようとする挑戦」の物足りなさ

この作品にはもう一つ、物語性質に関わる問題がある。それは彼らの立てた目標、あるいは権威との関わり方の問題だ。

大、雪祈、玉田の三人は「JASSの目標」として、十代のうちに日本一ジャズクラブ・So Blueステージに立つという目標を掲げる。もちろん大きな目標であり、大胆かつ困難を伴うチャレンジではあるのだが、僕はこの目標によって彼らの物語が「質的に」小さいものへと制限されてしまったと思う。

ジャズマンにとってのSo Blueは、野球甲子園ラグビー花園に相当する憧れの舞台だ。ただ、その性質は大きく異なっている。甲子園花園は「勝ち上がる」ことで立てる舞台であるが、So Blueは「認められて」立つことができる場だ。つまり、そこに辿り着くためには権威を求めなければならない。このことから権威に認められなければ成功しない」という価値観が生まれるのだが、それが(若者たちの挑戦を描くにしては)物語を物足りない方向へ導いてしまっている。

JASSはSo Blue支配人・平にライブを観に来てもらうというチャンスを掴むが、雪祈のプレイ否定され、夢への道が閉ざされてしまう。このとき「縁がなかったということで」と断った平だったが、後に彼が自戒したことで雪祈へのオファーが生まれ、それがJASSのSo Blue出演へとつながっていく。雪祈のソロ克服という要因はあったものの、もしこの権力者凡庸人格の持ち主であったら、JASSはSo Blueに立つことはできなかっただろう。若者たちの挑戦に重きを置くには、権威的な存在が過剰である

また、中学生の頃からSo Blueに立つという目標を持っていた雪祈には、権威主義的な性格が定着してしまっている。自分評価していないギタリストと共演しても、相手一定プレゼンスを持っているとお世辞を言ったり、自分ソロについて大から指摘を受けたときは反発しつつ、平から叱責を受けると素直に聞き入れたりする。葛飾ジャズフェスティバルへの出演が決まった際には「フェスとなればジャズ業界人間もたくさん集まる。駄目バンド烙印を押されたら、もう一生どこにも呼ばれない」とまで言い切っており、妄想の中で権威肥大化し、視野が狭くなっている様子が伺える。これらは、挑戦する若者というキャラクターの魅力を損ねる要素だ。

若者たちの挑戦を描くのであれば「権威に認められようとする挑戦」よりも「権威を打倒しようとする挑戦」のように、もっと質的に大きなものを期待したいが、ジャズプレイヤーの挑戦である限り、権威に対する依存は避けられないのかもしれない。

それでも、映画演奏世界を美しく表現している―――問題をかき消す「音楽の力」

映画を通じてジャズという音楽の魅力は十分に伝わってきたが、僕は大がジャズを信じる姿に共感する気持ちにはなれなかった。映画BLUE GIANT』は、ジャズ美学を称えるはずの作品でありながら、同時にジャズ的なもの自助を前提とした人間関係コミュニケーション権威に認められることで成功するという価値観)が抱える課題も浮き彫りにしてしまっている。

それでもこの映画は、音楽の力とそれを支える視覚的な表現力で観る者を魅了してしまう。そこに問題があったとしても、圧倒的な恍惚によってどうでもよくなってしまう。それこそが、この映画の正体なのだろう。最高のクリエイターたちがもたらす感動が、自助強要する主人公や助けを求められない人間関係、挑戦の質による物足りなささえもかき消すことで、「音楽の力」を証明することに成功したのだ。物語パートで引っかかることがあったにも関わらず、あまりに強すぎるライブシーンが全てを帳消しにした結果、鑑賞後の僕の心にはただ音楽けが存在していた。大、雪祈、玉田たちにとって演奏することがそうであったように、まさに、最高の演奏によって数々の問題を乗り切った物語だったと思う。

2023-04-29

防衛産業の強化ではなく、救済が目的となるおそれ←は?馬鹿かよ

朝日新聞にこんな記事があった。

https://digital.asahi.com/articles/ASR4X5W45R4XULFA00B.html

公平を期すために、Chat GPT4に要約してもらった。

防衛力の抜本的強化を目指す岸田政権が推進する、装備品開発・生産基盤強化法案5月9日衆院本会議で可決の見通し。法案では経営難企業への国有化が目玉となっており、専門家から企業救済が目的となる懸念が出ている。法案衆院安全保障委員会与野党の賛成で可決された。政府支援策を強化する背景には「防衛産業防衛力のもの」との考えがある。ただ、「不可欠な装備品」の定義あいまいで、国有化された施設運営企業を支えるために国による恣意的発注が起こる懸念もある。

これに対して「アホか。全く逆だボケ」という事を訴えたい。特に異を唱えたいのは以下の部分だ。引用する。

前提となる「任務に不可欠な装備品」の定義あいまいだ。国が取得した施設はできるだけ早く他の企業に譲り渡すよう努めるとの規定もあるが、実効性は不透明だ。

防衛産業の強化ではなく、救済が目的となるおそれ

法案に反対する共産赤嶺政賢氏は27日の安保委で、「採算も効率度外視して施設を買い取り、増強し、製造をさせる。究極の軍需産業支援にほかならない」と批判した。賛成に回った国民民主斎藤アレックス氏も「経営が厳しくなればまずは補助し、それでもさらに厳しくなれば買い取ってあげるというのは、衰退の道のりだ」とクギを刺した。

あほか。そもそも採算も効率度外視させておいて、何を言うか。採算も効率も求めるなら、防衛産業なんぞ撤退第一選択である。維持するなら度外視必要に決まってるだろう。

また、経営が厳しいか撤退するのではない。経営が順調だから撤退するのだ。基本を抑えて話をしろ

実際には「撤退したい企業から防衛の為だと半強制的格安で買い取る行為の方が心配

防衛産業そもそもゴミみたいな規模しかない。

防衛産業市場規模は3兆円であると言うのが定説だ。これはどれぐらいの金額かというと

はっきり言ってゴミ市場が小さすぎる。そしてこの中には、いわゆる「防衛産業」には入らないものも含まれているので、「防衛装備産業」というと、もっともっと小さい。

防衛産業は、性質上「国の予算産業規模」という性質がある。2023年防衛予算は約6.3兆円である。多いじゃないかと思うかもしれないが、この数字は、アメリカGDP比2%まであげろと言われたために海保予算などをぶち込んででっち上げ数字だ。

さらに、このうち、8割が人件費などが含むため、実際に民間に出てくるのは残り2割程度であり、残りが装備品に回る。しかし、現在はかなりの部分が海外から調達になるため市場もっとしょっぱい。

日本防衛産業の特徴「防衛機器開発は副業のご奉仕である

日本防衛産業の特徴は、ほぼ「副業であると言うところにある。最大手三菱重工業であっても、防衛産業比率はたった16%以下しかない。そのほかの企業ならば言わずもがなである

なので、まともな経営判断をする企業であれば、防衛に大規模な投資をすることなど有り得ない。何故なら、他に稼いでいる仕事があるからである。優先度が低くなる。

さらに、国家予算から出ると言う性質上、利益率は一律に決まっており、ケースバイケースだがほぼ1割程度に設定される。実際はそこから自社の持出が出てくるので、概ね2から3%と言われる。

これは、全産業のうち、黒字企業平均利益率が概ね8%程度と言われるのとみると低い。さら防衛産業が多く入る製造業に限っても、7%の利益率が当たり前であり、低すぎる。

そして、実態として殆ど企業は、防衛部門赤字にしないために、利益率のある部門をくっつけたりとすれすれのことをして維持していると考えられ、実態は更に悪いと思われる。

では何故やるかというと

と言う事だったのだが。

見れば分かるが、これは「求人を出せばいくらでも人が雇える」時代の考え方であるしかし、実際には人的リソースは限られるようになってきた。

儲かる事業を伸ばしたいときに、簡単人材スカウトできない。そうすると、自社内で確保する必要がある。その時、まともな経営者であれば、利益率の低い事業を潰して、利益率の高い事業に振り分けるだろう。

最後の「技術開発」についても、防衛技術の先鋭化により、殆どうまみがなくなった。防衛技術を応用して民間技術転用できるようなものなど、もはや皆無なのである

経済だけ見ると、防衛産業撤退する方が儲かる。その時に強制接収するのが件の制度

以上の様な構造から防衛産業撤退する企業が出るのは当然である状況だ。それも、替えがいくらでもある、本業と同じライン防衛産業製品を流せる企業ではなく、防衛装置専用の特有ラインを維持しなければならないような所ほど、撤退する方が良いと言う状態である

どうも、件の記事で「救済が目的となる」などと恐れている連中は「赤字防衛部門を維持できなくなるほど会社の体力が無くなって、潰れそうになるので、リストラする」ということを想像しているように見える。

無意識に、防衛産業が儲からないことを前提としているのである

しかし実際、大規模に撤退しているのは逆だ。本業が儲かっていて拡充したいので、防衛産業を潰して、そのリソースを他に宛てると言う社内再編のために撤退しているのである特に引き続き生産を維持する為に、設備更新などが必要タイミングで精査した結果、好調企業が、株主説明ができないとして撤退に至るケースが多い。

そして、件の制度はこの時「撤退するならその設備格安で売り払え。新会社作って国有化するから人も出向や転籍させろ」ということをやろうというのだ。まさにお国のためにやれというのである。そして、制度ができてしまった。

制度ができてしまったので、企業側は世論を背景に、拒否することが難しくなってしまった。こちらの方をきちんと批判してくれ。

行くも地獄だったのが、帰るも地獄になってしまった。

少なくとも、ライン評価額ではなく、明け渡す機会損失についても含んだ金額で買い取る制度でなければならないはずだ。

新たに防衛産業に参入する企業など皆無、入っても詐欺的、あるいは思想的に偏った企業ばかりになるだろう。民間技術活用など夢のまた夢になる。破綻する。

どうするべきか。

少なくとも、実効ベースで1割程度の利益率が出るようにするのと、官僚的に年々一律で生産メンテ契約金額を減らしていくやり方を変える事は必須

生産ライン維持に、特有特殊設備更新必要という事になっても、契約をそのまま維持しようとしていては、そのタイミング撤退するに決まってるだろう。一般企業契約形態としても有り得ない。

産業維持の効率化のために資金供給するとかそちらもやると言っているが、そうじゃない。お国のためだと搾取する構造をやめよ。役所コピー機契約するのと同じノリで、防衛産業契約を強いるな。

付き合ってられるか、という他にない。

2023-04-25

ウルトラギャラクシーファイトとそれに対する人々について考えたこ

本当はこういう文書くのどうかなあと思ったんですよね。

こんなこと書いて自称ジャンル治安維持名目にしたお気持ちヤクザみたいなファンって言われると困るなと思うけど、言われても仕方ないしなと思いましたし。

対象子供向け作品ですし、実写作品現在大人気のコンテンツですし。

でもちょっと昨今の意見の分かれ方を見まして、「考え方を変えろとは言わないけど頭の片隅には置いておいて欲しいな」と思ったので書かせて頂きました。

大人気の特撮シリーズウルトラマンってシリーズありますよね。

去年大盛況でしたね、「シン・ウルトラマン」とか。

最近新しいウルトラマン番組放送時期の発表が来たり、今も新情報カウントダウンが行われていますね。

その新情報を巡りまして、その中の一つの作品、「ウルトラギャラクシーファイト」という作品が今注目を集めています

ウルトラギャラクシーファイト」は今3シーズン?3作品?出ています

最初シーズンは今「ニュージェネレーション」というジャンルで分類される新しいウルトラマン達(キャラ名は沢山いるので割愛します)にスポットライトを当てた話でした。

その次のシーズン、「大いなる陰謀」、続く「運命の衝突」ではアブソリュートタルタロスという新しい敵、その仲間たちがやってきて、ウルトラマン達は新しい脅威に立ち向かわねばならない…という話でした。

ウルトラギャラクシーファイト」というシリーズには実は基本ウルトラマンしか出てきてません。

世間によく知られている、「人間ウルトラマンが何らかの要因で一体化し、その正体を隠し続けながら日夜地球に訪れる脅威と戦っているよ」という話では無いわけです。

そこでかなり意見割れました。

まず「ウルトラマン」という作品は「円谷特撮ヒーローシリーズ」の一つです。

世間でよく知られているミニチュアジオラマや、火薬による爆発、ウェットスーツ着ぐるみを着用したキャラクター達との戦闘を工夫を凝らして撮影したシリーズですね。

怪獣の口から出る光線で吹き飛ぶ街、逃げ惑う人々、ウルトラマン怪獣に投げ飛ばされてその背中で押し潰される建物

クワしますね。

そしてウルトラマンと一体化することになった人間の苦悩、その秘密を隠し続けなくてはならないジレンマ戦闘が続く中で人々を守るために常に選択と苦難に向き合わなくてはならない日々。

そして、人間とは全く違う存在、「ウルトラマン」達と種族を超え、文明を超え、理解し、絆を深め合うストーリー

心が踊りますね。

長いので以降「ウルトラギャラクシーファイト」は「ギャラファイ」と略させて頂きますが、ギャラファイには実は人間、出てきません。名前を呼ばれたりはします。

ほぼウルトラマン怪獣と星人と、「アブソリューティアン」と呼ばれる強大な敵の物語です。

意見割れたのはそこです。

まずざっと抜粋しますが

ウルトラマンとは人間との関わりを大事にした作品ではなかったのか」

「俺はウルトラマン自分より脆くて弱く、利己的な存在である人間と接して影響を受けたり与えたりするのを見たいんだ」

ウルトラマン同士の人間関係など正直どうでもいい」

という意見が出てきました。

特撮らしく、人間にとっては巨大な建造物を軽々と超えてしま身長を持つ怪獣ヒーローが戦い、街を破壊したり守ったりしながら戦うのが見たい」

「何かを守るために戦うのがウルトラマンではなかったのか。人間との関わりもなく大義名分もない戦いをされるのはウルトラマンではない」

という意見も見ました。

わかります。言われてる内容はとてもよくわかります

かなり前の作品なんですが「ミラーマン」という作品があります

ミラーマン」は大人も楽しめる特撮として作られた作品なので初期の方はかなり人間スポットライトを当てた話があります

自分出自に苦しむ主人公や、生き別れになった親子、すれ違う恋人、心の寂しさを紛らわすために変な宗教にハマる人とかね。

でもその人間ドラマより、ミラーマンで人気だったポイントは「ヒーローが巨大化して巨大な怪獣と戦う」という所だったそうです。

これの裏付けになるかもしれない話がありまして、「ミラーマン」には裏番組として「シルバー仮面」という作品がありました。

シルバー仮面」も特撮ヒーローです。

しかし彼はシリーズ前半は巨大化しませんでした。

ミラーマンが巨大化して怪獣と野山をころげ回って殴り合いをしている頃、シルバー仮面商店街で敵を追いかけ回していました。

その時視聴率が高かったのは圧倒的にミラーマンの方です。

結果的に言いますシルバー仮面もこれを受けてシリーズ中盤から巨大化能力を手に入れています

まり「巨大化したヒーロー怪獣の戦い」は視覚的なダイナミックさもさることながら、ただ大きくなったのではなく、戦う中でセットを派手に壊したり、爆発で吹き飛ばすあの迫力で人の心を引き付けるのだ、ということが証明されたわけですね。

それがギャラファイになりますと、まず舞台宇宙の上にウルトラマン達の故郷、光の国とその周辺の惑星ですからまずみんなウルトラマンサイズで物が出てきます

ウルトラマンが見上げるくらいの高いタワー、ウルトラマンと同じくらいかそれよりちょっと身長が高い敵。

その辺を壊してもあんまり心が痛まなさそうな岩だらけのなんにもない惑星。(焼き尽くすと心が痛みそうな緑に囲まれた星もありますよ)

これは確かに先程述べた特撮のいい所が全部取り去られたように感じますね。

その辺のゴツゴツした岩が光線で溶けたり切り落とされても、街中で戦闘している時、もしかしたら逃げ遅れた人がいるかもしれないビルが崩れて「ああっ大変!」という気持ちちょっと湧かないかもしれませんね。

皆同じような身長の敵やウルトラマン達がボコスカ殴り合いをしてもその辺の人間喧嘩しか見えないかもしれませんね。派手な光線やアクション、音が付いていても。

それに実はギャラファイの敵の大半は、地球を狙ってきません。

なんでかと言うと「ウルトラマンに恨みを持つ連中」が大半だからです。

理由はまだはっきりと明かされていないのですが、ギャラファイ2、3でアブソリュートタルタロスは、自らもその一人である「アブソリューティアン」という種族の存亡のため、ウルトラマン達を排除したいと思っているのです。

なので歴代ウルトラマン達に倒されてきて、ウルトラマンに恨みを持っている強敵達を主に蘇生させて戦いに臨んでいるので割と地球安全(多分)なんですよね。

となると「地球ピンチから地球人の皆!力を貸して〜!」ともできませんね。

ウルトラマンシリーズテーマの根幹であるウルトラマン人間の関わり」も描かれないわけです。

こうして描いてみると結構困りましたね、ウルトラマンシリーズの魅力の大半を削り落としているわけです。

でもギャラファイが全く魅力的では無いのか、と言うとそんなことはありません。

大きなポイントは三つ。

ニュージェネレーション以前の歴代ウルトラマンをかなり網羅している」

「登場回数が少なかったウルトラマンモードを細かく拾っている」

「各作品メディアミックスにわたる小ネタを各所に織り込んでいる」

というのがポイントです。

ギャラファイには実に様々なウルトラマン達が出てきます

みんなご存知ウルトラマン

そのウルトラマン最終話で迎えに来たゾフィーを初めとする「ウルトラ兄弟」と呼ばれる昭和から生み出されてきたウルトラマン達。

俗に「平成2期」と呼ばれるコスモスを始めとしたネオス、ネクサスマックスメビウスシリーズに登場するウルトラマンたち。

そして、ウルトラマンUSAやパワード、グレート、リブットといった海外作品に登場したウルトラマン達。

ギャラファイ3にはミニアニメ劇場版作品だったナイス、ゼアス、ボーイなども参戦していますね。

これらを合わせると実に沢山の様々なウルトラマン達を登場させてくれたのがこのギャラファイシリーズです。

実はこの中には

作品が発表されたものの、長らく客演もなく後日談でどこへ行ったのか、今何をしているのかも分からなかった」

作品終了後、メインのウルトラマンしか客演がなく、サブのウルトラマンとどんな関係になっていたのか分からなかった」

というキャラクターも多くいます

それがこのギャラファイで言及された事で、

作品が終わったあとも、一緒に戦った仲間と協力して任務についている」

とある惑星に留まり、誰かに力を与えたり、道を示す役割をしている」

など「現在の姿」が明かされたウルトラマンも多いのです。

そして次のポイントですが、今まで登場回数などが少なかったウルトラマンモードチェンジなどを生かしているのもギャラファイです。

ギャラファイ2の時大騒ぎでしたね。

ウルトラマン達の危機に、共に戦った仲間であるウルトラマンジャスティスとともに駆けつけたウルトラマンコスモスのスペースコロナモード

ご時世がご時世でしたか名前的に出せないんじゃないかって言われていたのにまさかの登場です。

スペースコロナモードってウルトラマンコスモス劇場版しか出ていないんですよね。

しか宇宙での活動に適したモードですので地球に来るとよく知られてる青いルナモードエクリプスモードなっちゃう。

でもギャラファイは宇宙空間の話なので何とスペースコロナモードでの登場に違和感がなかったわけです。

そして極めつけはウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したコスモス個人としての究極形態フューチャーモードに、同じくウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したウルトラマンジャスティス クラッシャーモード

そして更に2人が合体したウルトラマンウルトラマンレジェンドまで。

同じシリーズクロスオーバー作品客演何となく予想出来ても、ここまで丁寧な客演での活躍描写はなかなか他でも見られないはずです。

そしてもうひとつ、ギャラファイ3に登場したウルトラマンネクサスウルトラマンノア

ウルトラマンネクサスは「ウルトラマンネクサス個人として三つの形態を持ち、ギャラファイではその全ての形態披露しました。

そして特筆すべきは、ウルトラマンネクサスが持つ固有の能力、別次元を展開し自分を含めた対象をその空間の中に取り込む「メタフィールド」の能力を作中で描写したことです。

なんのために使われたのかは本編を見て欲しいので割愛します。

そして、ウルトラマンノアの登場。

ウルトラマンノアウルトラマンネクサス最終話に登場したウルトラマンであり、その特殊性は、客演したウルトラマンゼロ活躍する「ベリアル銀河帝国」でも書かれています

しかしそれ以降の登場が殆どなく、ギャラファイで登場した際は多くの人を驚かせました。

しかもこのノアスーツ一新されています

ギャラファイではジャスティススーツなどがそうなのですが、ショーイベント用のスーツ転用したりして使われています

しかし長らく登場の無かったノアは綺麗に新しく作られて登場したわけです。

そして最後ポイント

ギャラファイ2ではコスモスジャスティスネオス、セブン21、80が共闘する話があります

平成2期組、一人は昭和一見関連性が分からないように見えるこの組み合わせですが、実はコスモスネオス、80は他作品や時事関係で繋がりがあります

コスモステレビ放送当時、事情があって最終回手前でテレビ放送を続けられなくなってしまたことがあるのですが、その空いた枠を1クール作品を作り走りきることで繋いでくれたのが、元々イベント限定ウルトラマンだったネオス。

そして、80は漫画ウルトラ超闘士激伝新章」にて自分の力を制御出来ず苦悩するコスモスを宥め諭したキャラとして書かれた繋がりがあります

長くなるので他の小ネタ各自でお探し頂くことをお願いしますが、ざっとこれだけの魅力がギャラファイにはあるわけです。

しかしそれだけが、今回ギャラファイに起きている賛否両論について考えたことではありません。

私がこれからお話する、「これを聞いて考えを改めなくていい。でも頭の片隅に置いておいて欲しい」と思う話は、まずざっと10~15年前の話に遡ります

前衛的なストーリーテーマ視聴率にかなり波があったウルトラマンネクサス放送された頃でしょうか。

当時の時点で円谷プロダクションはかなり危うい状態だったそうです。

作品に対する意見の分裂や予算不足など。

ウルトラマンネクサスメタフィールドなどにその一端が現れています

背景は不思議な光の演出、地面はゴツゴツしたあまり壊れるものがない岩場という異次元

壊すセットの削減です。

ウルトラマンネクサスがほぼ毎回メタフィールドや山の中で戦っているのはこういった事情が反映されています

ネクサスの終了後、マックスメビウス作品は続いていきましたが、その後長らく新しいウルトラマンが現れないという時期が続きました。

新しいコンテンツとして生まれ大怪獣バトルには殆どウルトラマンが出ず、怪獣で戦うレイオニクスバラーレイモン、そして今後大出世を遂げるゴモラウルトラQにて活躍したリトラなどが活躍しました。

カードダス遊んだ記憶がある人もいるでしょう。

そしてその大怪獣バトルの劇場版ウルトラマンシリーズに変化が訪れます

もう10年以上経つけどニュージェネレーション戦闘を切って未だに全然に立ち続けてるウルトラマンがいますね。

彼です。

ウルトラマンゼロです。

彼の登場でウルトラマンを好きだった人々は大いに沸き立ちました。

大怪獣バトルの辺りでかなり会社が苦境に陥っていることはよく知られていたので「もう新しいウルトラマンを作れないくら疲弊しているのか」とまで言われていたコンテンツが見事に彼の力で持ち直しました。

その後ウルトラマンゼロは宿敵であるベリアルとの戦いを続け、過去作品からリブートされたミラーナイト、ジャンボット、ジャンナイン、グレンファイヤーなどの仲間と活躍し、それは後のニュージェネレーション達、ウルトラマンギンガやビクトリー、Xやオーブジード、ルーブ、タイガゼットと後続の作品を押し上げていくことになります

もちろんゼロやウルティメイトフォースゼロと呼ばれるチームのキャラクター達だけの活躍ではありません。

ウルトラマンシリーズのグッズとして特徴的なソフビ

から集めていた人々はご存知だと思いますが、昔のソフビは今より大きく、種類も豊富でした。

放送終了したウルトラマンタイプが数年後も全部売り場にあったくらいです。

しかし、大怪獣バトル周辺から種類は少なくなり、サイズは小さくなり、塗装も前身のみになっていきました。

しかしそれに対して挑戦したのがギンガやX。

スパークドールズ」という足にコードが書かれたシールがついた新しいソフビを開発することで、「ソフビ玩具連携するグッズ」を作り出したのです。

そして大怪獣バトルにもあったカード Permalink | 記事への反応(2) | 03:35

2023-04-04

本田透同姓同名の中で一番ややこしい。

作家本田透フルーツバスケット主人公本田透

どっちも界隈でそれなりの知名度を得てるだけに「言わんでも通じるっしょ」みたいにカジュアルに出てくるので

両方知ってるとどっちの話してるん?って毎回なる。

しかも出てくるとき、だいたいどっちもフルネームで語られがち。

ちなみに作家本田透フルーツバスケット連載前から本田透名義で活動していたらしい。

 

コナン高木渉はもともとキャラ名前がなかったがアニメ版声優名前転用された。

クレしん風間トオル同盟俳優名前からとられている。

ただ前者は「高木刑事」、後者は「風間くん」と呼ばれるためほとんど混同しない。

2023-03-29

シン・仮面ライダーストーリーが腑に落ちないので中二妄想した

<緒戦>

都市に夕暮れが落ちる、風もなく穏やかで、待ちゆく人々は皆一様に笑顔で街を歩いている。人々の顔や体にところどころ羽虫が這いまわっているが誰も気にしていない。同じ街の商店街を一人の男が血相を変えて走っていく。クモオーグが後ろ手を組みながら歩いて追いかけている。異様な光景だが人々は気にもかけず談笑を続けている。まるで視界に入っていないような素振りだ。「あなたは選ばれた個体なのですよ」とクモオーグが呼びかけるが男は聞こうとしない、そのうちに壁際に追い詰められ、クモオーグはゆっくりと男に近寄ると首を追って殺す。「Be Happy」とクモオーグは呟く。

「ブウン」という機械の電源が切れたような音がした後、夕暮れの町並みは徐々に暗転する。周囲の街並みがモザイク状に散らばり、やがてその裏から廃墟のような建物露出する。注意深く見ると小さな昆虫型の機械廃墟に張り付くことで街並みを再現していたようだ。クモオーグが呟く。「サーバーが落ちたのか…?まさか…?」、すると遠くの暗がりにバイクが停車し、乗っていた男が下りヘルメットかぶったままゆっくりと近づいてくる。ぼおっとピンク色の複眼が浮かび上がる。「お前は・・・!」クモオーグが憤る。「バッターオーグ!・・・完成していたのか!」「違う」男が言う。

仮面ライダー」「今からそう名乗らせてもらう」男は両手を左斜め上に掲げポーズをする(ここでタイトルが出る)

「またやってる・・・双眼鏡ポーズを決める仮面ライダーの姿を覗くルリ子、ため息をついてPCを開き索敵を開始する。

「裏切者に死を。殺せ!」クモオーグが叫ぶと、Shockerのマスクが張り付いた市民がぞろぞろと集まりクモオーグの横に一列をなす。次のカットでは全員がマシンガン拳銃を所持した、黒スーツ戦闘員の姿に変わり、仮面ライダー銃口を向ける。「この世界から武器存在は抹消したはずでは?」ルリ子が遠くのビル屋上から双眼鏡越しに呟くと、クモオーグがその声を聞き取り双眼鏡スコープを見据えながら言い返す「緑川ルリ子…あなた黒幕ですね。我々は用意周到なのですよ。バッタオーグの次に殺すのは貴様だ」

武器を構える戦闘員を前にした仮面ライダー戦闘員を前に威嚇するように大きく両腕を広げた後、真下に一気に手を下ろす。すると強烈な突風戦闘員の頭上から足下にかけて吹きおろし携帯していた重火器が全て地面に叩き落とされる。「その力は!?」とクモオーグが叫ぶと、仮面ライダーは右ひじをぐっと引き「ライダー・・・・!」「パンチ!」と叫ぶ。右ストレートと共に強烈な突風が吹き、戦闘員たちは吹き飛び、壁にぶつかって血しぶきを上げ全員が死滅クモオーグは自ら足に吐いた糸により風圧に耐えている。クモオーグは感嘆の声を上げる「プラーナの風力への転用…?その逆か?」「オーグメンテーション技術の新たな進化ではないか?私にもその力を!」クモオーグが糸を吐きかけると、一旦しゃがみこんだ仮面ライダーはそのまま垂直に跳躍して糸を躱し15mの高さに飛び上がる。

ライダーキック!」その掛け声で空中に飛んだ仮面ライダーの背面から爆風が起き、クモオーグ目掛けて蹴りこむ態勢のままミサイルのように空を切る。慌てて糸を吐いて飛び上がったクモオーグであったが、仮面ライダーの足は彼の体を捉え、そのまま地面に着弾して血しぶきが上がり、クモオーグは絶命する。直後、クモオーグの死骸を見下ろし、本郷猛マスク外してその死骸を見つめる。

「ひどいわね」近づいてきたルリ子がクモオーグの死骸を一瞥して言う。「死んでも泡にならない」と本郷が問うと、ルリ子はあきれたような顔で言う「このエリアの町の擬態が解けたのよ。死体死体のまま、いずれ野犬に食われバクテリアに溶かされる、これが生命本来の姿なの」本郷呆然としながら言う「人を殺した…だけど…全く躊躇いを感じなかった」「ところであれ何なの?」「何が」「あのへんなポーズ」「あれは、体が自然と動いて…なんだか気合いが入るんだ」「プラーナをより有効に使うためのプラシーボ効果のようなものしらねゆっくり近づいて本郷首に赤いスカーフを巻く。「ヒーローの証。似合っているじゃない」「僕はどうすればいい」「気にすることないわ。あんなのただの害虫よ」立ちすくむ本郷

「次はハチオーグよ」


世界真相

人類地球温暖化による異常気象で、文明を維持することが出来ず絶滅の一途にあったのだが、外星人の力により、過酷環境に耐えうる昆虫の力を全ての人類に組み込むことで、人類判断能力を低下させ、昆虫ホログラム擬態した架空都市に人々をつなぎ止め、外星人の用意した管理システム(Shocker)を核に人類社会を再形成するに至っていた。尚、統制された人類共同体に属しているという強烈な多幸感を感じている。(※尚、外星人は超常の存在として存在しているため、あえて人類を救済した意図は描かない)

ほとんどの人類がそのシステムに飲み込まれたが、まれプラーナ保有量が多く洗脳を受け付けない個体が発生するため、そうした個体オーグメンテーション手術により強化された個体として生まれ変わり、Shockerのシステムエラーを防ぐ警備兵として存在することになる。

尚、人類の首脳がその権限を外星人に託す際、人類最後テクノロジーによって生まれた、外世界観測用ロボット「K」を仮初めの人類社会の行く末を見守る存在としてShockerに預けている。


真相を知った仮面ライダー

ルリ子の衝撃の告白絶望に打ちひしがれ言葉を無くす一文字自分が無く、何故戦うのかもわからず、どうしてもいいかからない本郷は泣き笑いのような顔を浮かべ、顔を見られたくないのでマスクを被る。


<最終決戦>

飼われた人類永遠幸福を与えることを決意した緑川イチロー本郷・一文字の最終決戦。一文字人類洗脳を説くことが本当に幸福なのかまだ迷っている。

「どうするつもりだ本郷」(一文字

大丈夫、僕の心と体が皆を取り戻すはずだ」(本郷

「いったい何を…」「奴を引き付けておいてくれ」と言うや否や、本郷サイクロン号に飛び乗り、イチローの有する巨大なスキャナ装置の光線を受ける。「本郷!」一文字が叫ぶ。本郷が一文字をまっすぐ見据えてかすかに笑う。途端に本郷の全身が泡となって消えてしまう。

直後、仮初めの人類社会異変が起こる。ショッカー戦闘員が「イー!」と叫んで平和な町を破壊し、人々は個々の生存を守るため、希望を求めて逃げまどう。仮初めの世界人類感情が戻ったかのようだ。「馬鹿な!本郷、いや仮面ライダー存在をShockerのプログラムに書き込んだのか!?」狼狽するイチロー、遠くで傍観する「K」に向かって叫ぶ「この事態人類の行く道ではない!想定外だ、プログラムひとつ前に戻せ、K!」Kが言う。「私はShockerを抜けたルリ子と本郷の姿を興味深いと思った。人は孤独で、自分感情がわからないほど矛盾していても幸せだと知った」「馬鹿な、ついに人類の究極の幸福見出したというのに!」「この寂しい世界を受け入れようイチロー

「そんな…馬鹿な…!」(イチロー

「そういうことかよ本郷勝手な奴だな」(一文字

Shockerのサーバーが異常値に耐え切れずヒートダウンする。最終決戦の空間もこれまでの戦闘に耐え切れず瓦解し全てが暗転する。



ラストシーン

「聞こえるか本郷

「ああ」

「生きていたんだな」

文字は新型のサイクロン号に乗り、廃墟と化した現実地球を疾駆する。

一方、再起動したShockerプログラムの中、仮初めの人類社会の中に怪人が現れ、仮面ライダー1号がサイクロン号に乗ってやってくる

人々はヒーロー存在を信じている。

「僕はこの世界で風を起こすよ、人々の平和のために」

「ああ、いい風だ、共に力を合わせてShockerを倒そう!」

つのバイクエンジン音が高まる

ジャーン!!


エンドロール

2023-03-26

もう公教育は終わりです

いやー、もうちょっと持つかと思ったけど、うちの県も終わりに入ったわ。3月のこの時点で、講師が見つかっていない学校がけっこうあるみたい。

特殊な教科じゃなくて、英語とかの主要教科でも。あと家庭科とか。女性割合が高い教科はピンチ男性が多い、地歴とか数学はまだ何とかなってる。

採用試験中学高校は倍率高いけれど、最終合格からボロボロ辞退が出て、本来休職に入った分の講師転用して正規教諭の不足枠を埋めて、足りていない枠の分の講師が枯渇。4月教員足りないスタート学校が激増する。

高校でこうだから小学校なんかとんでもないんだろうなー。

良さそうなことが起きると世間を騙して、コストカット制度改革をした小泉純一郎は、この状況にも何も感じることは無いだろう。何が米百俵精神だよ。

小泉コストカット安倍免許更新制という無理やりな政策の影響が、今の現場に降り注いでる。

少子化教員必要数が減っていくから、調整弁として非正規をこき使ってしのごう、という邪悪な目論見が成り立たなくなっただけなんだけどね。

あと別に崩壊したといっても、全部の高校の全部の教科がダメになる訳じゃない。あの学校のあの教科はひたすら自習、とか、70歳オーバーの人が昔の知識何となく教える、とか増えるんだろう。

あとは学徒動員で、まだ教育実習にも行っていない大学生臨時免許を与えて、無理やりバイト講師に仕立てるか。

部活地域化はなかなか進められない、とかいってる文科省だが、現場はもうそレベルではなくなってる。時間割にある授業の担当者が埋まらない、時間割がまだ組めない、学年の教員団が決められないって、レベル4月を迎えちゃう

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