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はてなキーワード: 足音とは

2023-10-29

二階建ての二階の角部屋に住んでるのに、上から足音や話し声が聞こえることがある

こわいね

2023-10-15

死ぬ前に残したいこと8

やっぱり「早く死んでくれ」という人と同じ屋根の下で暮らすのしんどい。足音ひとつにビクってなる。ああ、この人俺に死んでほしいと願ってるんだよなあって

2023-10-07

転生したら弱者男性だった~最強の弱者男性を目指す~

目が覚めたとき、そこは見知らぬ世界だった。

どうやらここは弱者男性蔓延ファンタジー世界らしく、ゲームのように敵や自分能力値を調べることができるようだ。

弱者男性を倒してレベルアップ、〖称号〗を掻き集めて上級弱者男性進化

そして俺はこの世界で成り上がってやるぜ!!…………って思ってたのによおおおぉぉっ!!!

「なんで俺がこんな目に遭わなきゃならねーんだよ!!」

「ギャアァッ!?

目の前には巨大なドラゴン。その口は今にも閉じられそうだ。

くそったれえぇ――――っ!」

必死になって腕を伸ばすも、俺の腕力じゃあ到底間に合わないだろう。

ああもうダメだ! 喰われる! そう思った瞬間――ドラゴンの首から上が無くなっていた。

「へ?」

間抜けな声を出した直後、ドサッと音を立てて胴体だけが地面に倒れる。

何が起きたのか理解できないまま呆然としていると、背後から足音が聞こえてきた。

振り返るとそこには一匹の弱者男性がいた。

鶏の体に首から上は皺だらけの老翁という恐ろしい姿の化け物だ。

ステータスオープン!」

コカトリス:Aランク弱者男性

Lv99(MAX

HP4400/4400 MP8800/8800 攻撃力3200 防御力2900 素早さ3000 魔力16000 耐性 火・水・氷・雷・毒・麻痺・眠り・呪い即死状態異常

特殊スキル

石化眼:相手を見つめることで相手を石化する。また相手レベルが高いほど石化しにくくなる。

固有スキル

石化無効:石化の状態異状を完全に無効化する。

うげええぇぇぇっ! こいつ強すぎんだろ!? しかもなんか見たことないスキル持ってんぞ!? つーか弱肉強食世界から強い奴に従うしかないんだけどさぁ……でもこいつはちょっと強すぎるんじゃねえかな? だってほら、強そうなドラゴンを一撃で倒しちまったし。

ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン」

やべえ、外見はキモいし話は通じそうにないしで完全に詰んでるじゃん。

逃げようにもこの強さだし無理だよな……。…………よし決めた! こうなったらコイツを利用して成り上がるしかねぇ!!

ステータスオープン!」

コカトリスが叫ぶ。すると彼の前に半透明の画面が現れ俺のステータスが表示された。

佐藤友哉:Cランク弱者男性

Lv5

HP100/100 MP50/50 攻撃20 防御力10 素早さ15 魔力0 耐性 なし

特殊スキル

鑑定眼:対象レベル名前などを見ることができる。

固有スキル

なし

よし、これでいいはずだ。あとはコイツ交渉してなんとか仲間に引き込むだけだ。

「おいお前、よく聞け。俺は弱い男だがこの世界の誰よりも強くなりたいと思っている。そこでだ、俺と一緒に強くなってみないか?」

「ギャウゥ……」

おっ、興味ありって感じの反応だ。もう一押しすればいけるかもしんねーな。

「それにこの世界では弱者男性を倒して経験値を得ることによってレベルアップすることができるらしいぜ。つまり強くなるためには戦うことが一番ってわけだ。どうだい? 一緒に戦おうじゃないか

ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン」

コカトリスの眼が真っ赤に輝くと俺の下半身が石になっていく。

「ちょっ、おまっ、まさか俺のこと殺す気じゃ――」

「グオオォンッ!!」

次の瞬間、コカトリスの大きな嘴が俺の首筋へと突き刺された。

「ぎゃあああぁぁあっ!? 痛い痛いっ! 死ぬぅっ! 死んじまうよおおぉぉぉっ!!」

2023-09-30

子猫飼い始めた

 一人暮らしにぼちぼち慣れてきたので、子猫を飼い始めた。3ヶ月弱くらいのオス。

私には猫の種類とか正直よくわかんなかったんだけど、雑種しかった。

その備忘録

 最初飼おうと思って1度諦め、その次に、これでダメだったら猫を飼うのはやめようと思って、たまたま目が止まった里親募集メッセージを送った。一緒に載せてあった画像には、目が小さくてややぶちゃいくな、黒い毛玉がいた。

最初メッセージには、本当に全部正直に書いた。転勤族なこと、一人暮らし会社員なので長く留守番をさせてしまうこと、動物を飼うのは初めてなこと。断られたらペットには縁がなかったと思おうと考えていたから、ありのまま嘘をつかずに話した。

独居転勤族の時点で断られるかもと思っていた譲渡のやり取りは、驚くほどスムーズに進んだ。たぶん、募集をかけてすぐに私がメッセージを送ったからだと思う。

 引き取った日、キャリーの中で子猫はにゃあにゃあ鳴いていた。募集した人と路上で待ち合わせし、ひょいっとキャリーから出され、こちらのキャリーに入れるというあっさりした具合で、薬物の取引かなんかかと思った。

「良さそうな人にもらわれてよかった」と言ってもらえたけど、どこが良さそうなのかはわかなかったし、聞く余裕がなかった。

家に帰る道すがら、ずっと緊張していた。キャリーを持つ手に猫が動く感触が伝わる。生きてる……と謎に感動していた。

 家に帰ってケージに入れると、目やにがすごくて片目が腫れていたので、次の日病院に連れて行った。結膜炎とのことで目薬と抗生物質をもらい、病院には1度も連れて行っていないと聞いていたので、ついでにワクチンも打ってもらった。子猫は、ケツに注射を刺されていることにも気付かず、生まれて初めてであろうちゅーるを貪り食っていた。今でも与えた餌は文句も言わずになんでも食うが、皿から落ちた物は絶対に食わない。お育ちがよろしいんだかよろしくないんだかわからない猫だ。

 毎日決められたとおりに薬を飲ませ(余談だけど私は自分の薬は最後まで飲みきったことがない)、目薬をさしていると、目もだいぶ開くようになった。ただし、顔が子猫っぽくなく、有り体に言うと老けてるので、子猫らしい可愛さみたいなのとはちょっと違う顔をしている。精悍すぎる。私はそれもかわいいと思ってるのだけど。

 子猫は異常に人懐っこく、2日目で既に腕枕で爆睡していた。家に知り合いを2人ほど呼んだが、どちらの膝でも寝ていた。猫は警戒心が強いと思っていたんだけど、こいつこんなので猫としてやっていけるのか、人間ながら不安になるほどだった。シャー!と威嚇する鳴き声も1度しかいたことがない。その時は大きめの音で動画を聞いていて、近付く私の足音に気が付かなかったらしい。

 仕事中は、賛否両論あるだろうがケージの中で留守番してもらっている。いくら物のない部屋で、かつ落ちてるものを食べない猫だとはいえ絶対大丈夫とは言いきれない。コードで遊ぶのが好きなので、その事故防止という面もある。

そのかわり、私が仕事休みの日は一日中ケージから出しっぱなしで、勝手遊んだり寝たりさせている。30分ほど買い物に行く時もそのままにしているのだが、なんとかなっているらしい。それでも、半日部屋に置いておくのは不安だ。

それに、最近運動能力が向上してきて、床から机に飛び乗るようになってきた。机は私がご飯を食べるスペースなので死守したく、大きな音を出して降ろしたりしているが、好奇心が勝るらしい。近々キャットタワーを買う予定なので、机の上は諦めてほしい。おそらくキャットタワーの方が高さがある。

 私が1度引き取った以上、子猫の面倒は責任もって最後まで見るつもりだ。一般的な猫好きから見ればドライかもしれないけど、一応ちゃんかわいいと思っているし、子猫にかける金は惜しまないと決めている。お財布と相談して、削れるところは削らせてもらうが。

 でもこれを書いてて、子猫は私より先に死ぬのかと思うと泣けてきた。こんなに小さくてかわいいのに、私よりも四半世紀も後に生まれたのに、私よりも先に年老いて死んでいくのか。毎日必死で、たった1ヶ月しか一緒に暮らしていない風呂上がりの私の毛繕いをし、遊びに飽きれば膝の上で寝、目が合えば顔をざらざらの舌で舐めるこの生き物は。

それでも、死ぬまでかわいがってやろうと思った。子猫気持ちはわからいから、私のエゴしかないのだけど。私のエゴでよければ、お前が死ぬまでずっと一緒にいてほしい。

2023-09-19

マクドナルド喧嘩してた高校生カップル彼氏

2Fでオーダーし、3Fで飲食するタイプマクドナルドだった。

Sサイズドリンクだけをお盆に乗せて3Fに登るおれの足音はやけに音が通った。

90席もあるフロアであり、昼過ぎでもあった。そんな頃合いならガヤガヤしているはずだ。しか

まるでその気配がなかった。そういう意味での「やけに」だ。

登り切ったその先は、その静けさとは裏腹に混んでいた。

3Fにてウロウロと席を探すおれは、既に通り過ぎた満席テーブル席を意図せず振り返ることになる。

「じゃあ寝れば良かったじゃんッッ」

という金切り声によって。

そのとき気付いた。みんなその喧嘩を聞くために静かにしているのだと。

性分のせいもあり、おれは空席の探索を辞め、「カウンター席では余裕があれば1席離して座る」という配慮によって構成されたカウンター席に身を捩じ込むことで、彼らの状況を把握することに徹した。

ストローが口の中で異物感を感じる程度に溶けてしまうほどの喧嘩になるとも知らず。

[状況]

女性高校3年生。受験の話をしていたこと。まだ垢抜けていない様子、そしてマックシェイク1つというオーダー。察するに恐らく高校3年生だろう。

そして男性。彼は恐らく高校卒業したばかりの新社会人だろう。「仕事が〜」という話が時々混じっていたこと。また、パワーバランス的に女性がかなり上だったもあり、そこまで歳が離れていないだろうと思った。

発端は昨日とのことだ。

受験勉強を早く終わらせて、風呂に入る前に彼らの間で電話が始まったということだ。

風呂に入る前から〜ということは、夕食後およそ20:00~から電話を始めたのであろう。

途中で彼女が「風呂に入ってくるね!」と話すと彼氏が「うん、戻ってきたらまたかけるね!」と話したという。ここまでは良かったのだ。

さて、その後風呂から戻り23:30に事件は起きた。

「...体調悪いから寝て良い?」と彼氏が伝えたらしい。すると女性は途端に電話を切り「寝れば?」というラインのみ送って連絡がつかなかったという。

男性はこの電話の切り方に「配慮がない!」と怒っていた。

一方彼女はこの後の出来事に憤怒していた。

なんと、体調悪いから寝ると話して電話を切ったにも関わらず、その30分後にその彼氏の「Instagram閲覧履歴」を発見したらしい。

ということで、彼女としては

「体調悪いのではなく、あたしと電話したくないか電話を切ったんだろ?」

とのことだ。それに対して彼氏は「いや、寝る前に携帯見るじゃんか?」と話すが「見る元気あるじゃん、じゃあ体調悪いの嘘じゃん!」ということだ。

この話で彼氏論破され始めると、電話の切り方の話に彼氏が持っていき、「今その話は関係ない!」「いや、関係ある!」以降ループという感じだった。

ループに気付いたところでおれは離席した。

さて、ここでは

1.なぜ彼女ガチャ切りしたのか?

2. 閲覧履歴に対してどう対処すべきだったか

大事になる。

まず「なぜ彼女ガチャ切りしたのか?」だ。

これは彼氏。お前が悪い。

円満な会話の中で「てか体調が〜」と話したものなら「え、全然気にせず!寝なよ!むしろありがとね」などと出てくるものだろう。

明らかに電話でつまらないという感じが出てしまっており、かつそれが10分以上続いていたのではないか

ただそうなるのもわかる。往々にして恋に溺れた女性との電話はつまらない。

そういうときは「次会うとき話すことが無くなるのが嫌だから、X時まで電話しよ!」と先に伝えることだ。

そしてその時刻を5分ほど過ぎた頃に「え、やば、楽し過ぎて5分も過ぎちゃってた!照」

これだ。これを使え。電話の件は以上だ。

次に閲覧履歴だ。

まずInstagram閲覧履歴相手に見えないようにしろ。これは設定でできるらしい。けど彼女にそのことをバレないようにしろ

例えば今のアカウント趣味垢という程にしつつ、しれっと本垢を作るとか。

これで次回以降起きない。

では起きてしまった今回どう対処すべきだったか

これはもう「愛想良く可愛げを持って謝る」しかない。本当にこれしかない。

男にはそれで乗り切らなければならない時がある。謝りつつ彼女の好きなものプレゼントしたり、好きなところに連れて行く。

こういうときのためだけに、男は彼女の好みを知っている必要があるのだ。

高校卒業したばかりで色々わからないところもあるよな。

おじさんから伝えられることは1つ。

負け戦はするな。

まらない電話は長く続かないような仕組みを作る。

完全に逃げ道のない論点においては先に謝る。

これだ。

最後に。

あれだけ喧嘩してりゃ彼女は喉が乾いているはずだ。店を出る前にSサイズドリンクくらい、奢ってやれ。

2023-09-16

anond:20230916130326

ワイ、アラフォーおじさんだけど、夜中に女が後ろからコツコツ足音させながら同じ方向の歩いてきたら怖いよ。むしろ男より何か怖い。

2023-09-11

anond:20230911123418

たし🦀

大勢足音を響かせながら駆け寄ってくるイメージなんだろうか

2023-09-01

キモいおっさんは減ってる気がする

当方アラフォー既婚女性なので若い人の感覚とはずれてるかもしれないということを前置きしておく。

タイトルのとおり、おっさんと呼ばれる年代40代〜50代)にキモい人が減ってきた気がする。

しろ、50代終盤〜70代にキモいおっさんの要素を持ってる人が多いように思う。

2010年前にキモいおっさんだった人たちがスライドして「キモいじいさん」になってるのではないかと思う。

ちなみに、キモいおっさんの要素とは、以下のものを指すこととする。

・いわゆる、おじさん構文を使ったキモい文章を送ってくる

自分はまだまだ現役だと思っている(仕事の面でも、コミュニティ活動でも)

・遠慮や配慮がなく、図々しい

 (でかいくしゃみするとか、仕事中にでかい声で私用電話するとか、足音うるさいとか…)

価値観昭和平成初頭のままアップデートされていない

今の40代、50代はセクハラ懸念も頭にあるしわりとまともに扱ってくれてると思うし、話してて昔のキモいおっさんから受けるような不快感がない人が多い。

私自身も歳を取り、女性意識せず対等に扱ってもらえることも増えてきた。

2010年前にのさばっていたキモいじいさんたちのセクハラパワハラのことを思えばはるかにマシで働きやすい。

(まだ、しぶとく再雇用で残っているキモいじいさんは存在するけど…)

2023-08-31

俺の読む小説はいつもリノリウムの床が登場する

いつもコツコツと足音を響かせる。

anond:20230830203626

私の知り合いに同じような人がいる。

私は知り合った当初から「何かおかしい」と思っていた。

この「何か」についてはその当初はわからなかったが、接していくとわかるようになった。

結論から言うと知人は軽度の統合失調症だった。その後、重度になるのだが、それは置いとく。

特徴としては「自分のせい」というのを極度に嫌う。嘘をついてでも自分が怒られることにはなりたくない。息をするように嘘をつく。

逆に良いことに関しては、「自分のおかげ」を評価してもらいたがる。ちょっとしたことでもだ。【靴を並べた】や【テーブルを拭いた】などちょっとしたこと感謝してあげないとストレスへと変わる。

また、議論が不得意でA=B,B=C,ならばA=Cとはならない。「ならば」がまず理解できない。A=Bもいまいちよくわからないし、B=Cもいまいちよくわからない。ならばA=Cよね?というのは言語として理解できない。理解できないから耳が悪いと言い出す。耳鼻科に通って、耳の検査をする。耳が正常であることがわかっても、耳が悪いという意見を譲ることはできない。つまり、想定した言葉相手が発しないと聞こえない。

例えると、どうみても海に行ってきた格好でその人に出会って、その人が「どこ行ってきたの?」との質問に「登山してきた!」はその人の想定した答えではないから聞こえない。「え?どこ行ってきたの?」→「だから登山だって!」→「え?ごめん耳が悪くて聞こえない」こういうやりとりが多くある。

また、思い込みがすごい。上の階の人の足音がうるさいと言い出した時、私は「やすアパートだろうから別にしょうがないじゃない?」といった際、「いや、私が帰ってきたらわざとドンドンとやるの」→「でも、帰る前からうるさいんじゃない?壁が薄い安いアパートでしょ?」→「私が帰る前は静かなの!」→「なんで?家にいないのに静かにしているのがわかるの?」→「私にはわかるの!私が帰ったら上の人はわざと音を立ててるの!」といった具合に、自分の解は絶対に譲らない。

そういった感じで、世の中のことは自分のせいではなく他人のせいで発生していて、被害妄想がひどく、統合失調症は重度化していったようだ。

2023-08-24

男の人のおしっこ、どこまで跳ねるの?

母子家庭育ちで家に男性がいない環境で育ったので、いま初めて結婚を機に男性暮らして、トイレおしっこ跳ねに正直戸惑ってる

こんなに跳ねるもの???

よし掃除終わった……と思って少し足をずらしたら、思わぬところでまたピシャ……って足音がしてふるえた

2023-08-11

ひさしぶりに裸足で歩いた

ぜんぜん足音しない。すごい。

2023-08-10

しか弱者男性 弱者男性は放逐された美少女を追いかけ、スローライフ応援する

あらすじ

増田太郎は、ある日突然に、異世界に転生してしまった。

しかも、前世で憧れていた異世界生物小説のように、美少女を追いかける立場としてだ。

だがしかし太郎容姿は冴えないおっさんである

そんな太郎美少女が受け入れてくれるはずもなく……。

――――――

必死になって、俺は森の中を駆け抜けていく。

背後からは、複数足音と、「待てーっ!」「なあ、あんた! 頼むから俺の話を聞いてくれよ!」という声が響いてくるが、俺は気にせず走り続ける。

どうしてこうなった? 何度そう自問しても、答えなど出るはずもない。

俺こと増田太郎は、どこにでもいるようなサラリーマンだったはずだ。

それが今や、見たこともない森の中で、見たことのない弱者男性に追われている始末。

本当に一体どうなっているんだ? 俺はただ、いつも通り会社に出社しただけなのに……!

――――――

その日も、朝早くから出勤し、上司から理不尽な叱責に耐えつつ、なんとか仕事を終えた。

時刻はすでに午後九時を過ぎており、疲労困ぱいの状態で自宅へと帰る途中のことだった。

ふらつきながらも、なんとか電車に乗り込むことに成功したのだが、そこで意識を失ってしまったのだ。

そして気が付いた時には、見知らぬ森の中で獣に襲われかけていたのである

最初は、夢でも見ているのかと思った。

だけど、頬を引っ張った時に感じる痛みや、身体中を襲う倦怠感などが、これは現実なのだと教えてくれた。

ならば、なぜこんな場所にいるのかという話になるわけだが……いくら考えてみても心当たりはない。

ただ一つ思い当たる節があるとすれば、それは『過労死』という言葉くらいだろうか。

実はここ数日の間、俺の仕事量は激増していた。

それというのも、取引先の都合で納品が遅れることになり、その対応に追われることになったからだ。

本来であれば、もっと早くに片付くはずだった案件なのだが、相手側のミスが発覚し、状況が大きく変わってしまったのである

結果として、連日残業をする羽目になり、睡眠時間が大幅に削られてしまったのだ。

正直言って、ブラック企業にも程があると思う。

まぁもっとも、上司役員たちをナイフで滅多刺しにした後だから今頃死体発見されて、ニュースになっているかもしれないけどね。

それにしても、我ながらよくあんなことをやったものだと呆れてしまう。

冷静になった今では、自分の行動にドン引きしているほどだ。

きっと疲れのせいで頭がおかしくなっていたに違いない。

あいうことは、もう二度としないと心に決めよう。

ともかく今は、この場を切り抜けることが先決か……。

このままではいずれ追いつかれてしまいそうだしな。

しかし、森を走り回ってわかったことだが、ここは日本どころか地球ですらないようだ。

そもそも日本では、森に弱者男性は生息してないしな。

それに何より、空を見上げれば月が二つもあるじゃないか

とてもじゃないが、現実光景とは思えないぞ。

しかしたら夢を見ているだけなのかとも思ったが、どうやら違うみたいだし……。

だとしたら、考えられる可能性としてはやはり異世界転生という奴なんだろうな。

小説なんかじゃよくある話ではあるが、まさか自分経験することになるとは思わなかったよ。…………って、ちょっと待ってくれ。

もし仮に、俺の考えが正しいとするなら……。

「――ああっ! やっぱりそうだった!」

俺は思わず悲鳴を上げていた。

なぜなら、俺を追いかけてきている弱者男性たちの顔に見覚えがあったからだ。

それも一人や二人ではない。全員の顔に見覚えがあるんだよ。

それも当然のことだろう。だって弱者男性たちは、俺が書いた小説登場人物なんだから

そう……俺は小説家をしている。といっても、専業ではなく副業だけどな。

2023-07-29

東京に住んでいない俺がどこで文化享受しているか

これはいま、おれの中にひとつわりと明確な答えがあって、それは

"スーパーセンタートライアルに向かう途中の田んぼ道"

です

おれの住んでる田舎は、市の人口5万人とかなんで、かなりザコいんだけど、24時間営業スーパーセンタートライアルを抱えている

そんで俺はそっからチャリで5分程度のとこに住んでいる

そうすっと、夜10からでも、思い立ったらチャリに乗って、でけえスーパーで買い物ができるわけですよ

まずこれはひとつ文化資本と言って良い スーパー って博物館からさあ!

そんで、そこまで行く途中の道、これもまたいいわけ

中規模の川が近くにあるから、いまの季節、サワガニが地面を這い回っているんですよ

まず、玄関からチャリまで歩く過程で、スマホライトに照らされて、聞き取れるくらいデカ足音を立ててカニが逃げる、おれはウオっと思ってちょっとのけぞる、こういう体験が、よくわかんねえけど、ひとつ原体験となるわけだ まあおれがここに来たのは就職してからなんで、ゲンミツには原体験じゃねえけど、原体験に上乗せしてやってもいいと思ってる いい体験だ カニカルチャー

マルケス小説読んでると、すげーカニが出てくんだよ 夜になったらカニが海からワンサカやってくるんで、それをバケツに入れて海に追い返す、みたいな話がある

このくだりってマジックリアリズムなのか?と思うわけ そんなにカニいることってねえだろと思ってっから

しかし、身近にカニを感じるにあたって、ああ、その辺のショボい川からでもこんだけカニが出てくるんだったら、コロンビア海岸なんかだとマジでワラワラいてもおかしくねえのかな、と思いなおす

現実で積み上げた体験が、読書体験に深みを与えるわけですよ (逆もまた然りっすねえ!)

そうやってカニをやりすごしながら、川沿いの道、川沿いっつっても土手に隠されて川は見えねえんだけど、そこを漕いで行くわけよ

漕いで行こうとしたらさ、夜8時なのに案外明るくて、真上の空はすげえ晴れててさ、日が落ちて濃さを増し、藍色になった空をバックに、でけえ雲が連なってそびえているわけですよ

山脈」とか「大いなる」とか、そういう形容をしたい感じなわけ

これってヘタしたらエベレストより立派なんじゃねえか?とすら思う 実際、高度で見りゃいい勝負だと思います

おもわずチャリを路肩に停めて、ちょっと雲を眺めたりしている時間、あれは実際かなり文化的だと思う

夏はそういう、デケー雲とか日暮れどきの光の具合なんかが目を惹くんだけど、秋とか冬もまったく悪くなくて、なんせ涼しいし、星が綺麗なんだよなあ!

秋口に、完全に夏の格好してチャリ漕いでスーパーセンタートライアルに向かってたらさ、思ったより秋が深まっていて、まあ寒い寒い!って感じで、そのうち歯がガチガチなってきてさ、そんで田んぼ道だからチャリもガタガタしてさ、内からも外から振動しながら、ふと空を見ると、なんかマジでアホみたいに綺麗な星空が広がっていたりして、おいおいマジかよ、と思うわけですよ

ホント暗いんだよ田舎 絶対街灯もっとあったほうがいいだろ!って思うんだ

でも、やっぱその分、星が見えんだよなあ!

スーパーセンタートライアルに向かう道すがら、寒さに震えながら見上げる星空ほどイイものって、実際そんなに思いつかないっすよ

まり何が言いたいかっていうと、これはよくわからない

俺はかつて東京を憎んでた(キモいから!)けど、最近ガチでどうでもよくなってきていて、それはひとえに、田舎全然ええなあ!と思い始めたからだと思う

人のいねえ道で適当に腕振り回したりしながらチャリ漕いで、雲とか星とかを眺めて、そのあとスーパーセンタートライアルアイスとか75円のイカフライとかを買って、別に腹が減ってるわけでもねえけど、帰り道に開封して、食いながら帰る

これはまさに、俺の文化だと思っていますよ!

2023-07-25

同い年の従弟(学年は同じだが誕生日は向こうが遅い)は子どもの頃すげーーいじめっ子乱暴者で

俺も何度か腕脱臼させられたり、額から血ダラダラ出るような怪我させられた。

しかし従弟は中学になってすぐ身長が伸び止まってただのデブになり

腕力<<学力世界になっていったら見事に逆転し、いじめられっ子になった。

高校名前さえ書ければ入れる底辺校に進んだが、そこはヤンキー巣窟だったので

むちゃくちゃにいじめられ、中退して以後引きこもりになった。

それから十数年。

今は引きこもってはいないが従弟はニートのまま。

俺は中2の時従弟の身長を追い越し、それ以来殴られておらず今はむしろ避けられてる。

……のはずだったが、先日実家にいたら従弟がやって来た。

署名してくれ」と言って。

変な政治宗教運動でもやってんのかと思って恐々見たら

反差別がどうの」という宇宙語が書いてあった。

従弟いわく「俺は女子生徒に差別されたせいで高校中退させられ人生破壊されたので

女性による男性差別をこの世から撤廃すべく法律を変えたい。そのための署名活動」だそうだった。

だが待ってほしい。

従弟が通った高校は男女比率9:1の超DQN校で

従弟を殴ったり蹴ったりパシリにしたの100%男だった。

中学は俺も同中だったから知ってるが、その時も従弟をいじめたのは男で、女子は従弟を嫌ってそもそも近づかなかった。

それを指摘したが従弟は聞く耳持たず、俺が署名しないとわかるとわざとカップを倒してドスドス足音たてて帰っていった。

その後帰宅した妹によると、従弟はまったく同じ主張をSNSでもやっていて

しかもかなりの数のフォロワーがいるらしい。

そのフォロワーチヤホヤされて調子に乗って署名活動まで始めたそうな。

あんなのに1000人以上フォロワーがいるとは完全に終わってる。

2023-07-23

首が痛い

隣に引っ越してきた新卒女子生活音を聞くために壁に耳を当てすぎた。

湿布貼りながら聞いてる。

足音の方向に合わせてトイレの壁やワンルームの部屋を往復。

まさかトイレの壁の向こう側に聞き耳立ててるオッサンがいるとは思いもしないだろう。。。

2023-07-19

君たちはどう生きるかを見にいったら上映後俺しか泣いていなかった

題名に書いてある映画を見に行ったんだよ。昼前にちょっと時間が空いてさ、そういや公開だったなって。

で、上映後ボロ泣きしてる奴は俺しかいなかった。

後ろの席の男性はなんかわけわかんなかったな~と苦笑し、最前列にいた子供とその母親はスルっと出口に吸われていった。

俺もその時この映画の何が刺さったのか分かんないまま席を立てなかった。

米津玄師名前カラオケボックスホモがフ●ラしてる動画見てレモンって曲だけ知ってる

俺は「妹が生まれた日のことを思い出した」。そして、「やっぱ家なんて継ぎたくねえよな~」と独り言ちて泣きじゃくった。

この映画第一子とそれ以外、男と女で味が全然違うよね。俺も妹や女性に生まれ変わって見直してみたいな。

しかも年取ったら違う味がすると思うんだよね。これを見てる小学生おっさんになったら見直すといいよ。親が死んだときとか自分離婚した後とか。きっと甘えぞ〜

10年後webに残ったこ文章を見て、もし生きてたらどんな味がするのか知りたいから感じたことをそのまま排泄しておく。

書き込む前に読み返したら支離滅裂。俺の味しかしない。すまんな。俺はおっぱいが好き。

まず眞人は男なんだよ。男にはママがいないとだめなの。でも、ママ愛情が一番味のする自我が生えてきた5-6歳頃からママ入院してんの。

しかも別れの挨拶もなく死んじゃってママおっぱい吸いきらないまま死んじゃうの。

お父さんは男の本能をよくわかってる。眞人が火に向かって走っていくのを止めない。お前は家にいろって言いはするけど母のもとに行くなと言わない。

から眞人は父の好きな人も追いかける。行かせてくれた借りがあるから今度も行っていいんだよ。

眞人とお父さんの間には信頼がある。あの時も止められなかったんだからいかけてもいいんだよ。

ママ永遠にママのまま心に生きて実際は死んでるの。

俺もママおっぱい吸いたかったわー。俺母乳で育ってないんだよね。なんでか知らないけど。おっぱいって画面の中でしかたことないや。

子供が父に認められるのって母を通してなんだよ。さすがパパとママの子供だなって言われたいわけ。

でも眞人にはもうママがいないから認められないんじゃないかって不安

しかも継母はママと血を分けてて、不気味の谷の底を超えてきた顔してるし、出会ったときには既に妊娠しています宣言してきやがる。

あなたママじゃないですよって。すでに子宮が陥落済みなんだってよ。

俺の帰る場所ないじゃん。ママの子宮に帰りたいんだよ!!!

しかも、初対面で俺の顔見ず、まず夫の顔見ただろ。俺のママ立候補するならまず俺を見ろ。

その上、いきなり見ず知らずの他人お腹の体温と心臓の鼓動を聞かされて俺は吐きそうだったよ。

しかし、夏子は気丈な女よな。さすが武家の女って感じ。人力車おっさんが片手で持ちきれないトランクを、身重のくせしてしかと受け取るんだぜ。

こんな強い女に甘える余地なんてねえよ。さぞかし嫁の貰い手もいなくて行き遅れたろう。

でも継母は初対面で感じたほど嫌な人じゃないよな。いなくなったら探しに来てくれるし。鏑矢撃って助けてくれるし。

なんで鏑矢なんて持ってるんだよ。それ魔除けじゃん。知ってたんだろ?俺が魔に魅入られてるの。でも止めてはくれないんだな。

いなくなってしまえばいいって思ってたんだろ?お腹の子供と本当の家族三人で暮らせるじゃんか。

でもママに似てるんだよな~あ^~脳が壊れる~おっぱいチュパりたいよ~

で、俺は結局学校になじめなくて初日から同級生と殴り合いしちゃうの。負けるわけねーだろ。最低でも互角だろ。

頭悪い奴はフィジカルも弱いんだよ。タイマンなら上級国民の俺が負けるわけねーだろ。でも全員倒すのは無理だろ。

もう学校行きたくねーけどいかない理由が無いんだわ。行けない理由話せねーんだわ。服もボロボロだし話したら大事になるんだわ。

継母は俺になんて言うだろうか。ママとはこんなことなかったか想像つかねー。想像できないことが一番怖い。

父は学校に怒鳴り込むだろうな。パパ代わりにあいつらやっつけてよ~。

頭いてーけどもう引っ込みつかねえ~。ママ~俺の話聞いて~学校で何があったか聞いて~二人きりで聞いて~

傷を洗ってお医者さんも理にかなってるけどさ~。コレ俺の求めてるおっぱいじゃないんだよね~それパパの役やから~これだから武家の女はさ~

ママちょっと病弱な故にバブ味あったのになあ・・・・。きっと俺が熱出した時夜通し看病してくれたと思うんだよね~

婆やチェンジママ出して~

あの日俺はママの寝室に行きたかったんだよね。変な鳥きて怖いしさ。でもパパといちゃついてるからさ、食い下がったよ。

パパはママあんなことしてたのか?あれはママじゃねえメスだな。俺はメスを知らないけど。

で、俺のせいで体調崩しちゃってちょっと罪悪感。そういや子供他人)おったな。無理させて誠にごめんなさい。

お見舞いに行ったけど婆やが邪魔で素直になれないよ~ごめんねママ

でも俺には俺の都合あるからさ。どうせ血はつながってねえし他人だよ他人。臥せってるようじゃもう俺のこと止められねえなあ!?

え?でも俺より先に消えるなんて聞いてないんだけど!?ちょっとやりすぎたのか心配になってきたじゃん。

探しに行くよ。だって半分ママだし。ママは死んでるって知ってんだよ。新しい母が来ることも兄になることも分かってんだよ。

でもその前に生まれなおしてぇ~

最初に産道を潜り抜けて塔にいこうとした時さ、この産道埋まってて子宮に帰れなかったんだよね。

でも子宮のもの子宮に帰ったんだからさ、そりゃそいつの通った道を通れば俺も帰れるにきまってるじゃん。だって血を分けてるんだもん。

え?なに?俺が元ママに未練たらたらなのバレバレなわけ?だからやり直しのチャンスをくれるって?神じゃん。もっかいまれなおすわ。

次は新しいママの子供且つ対等な他人になるよ。今の俺のまま転生して兄貴として無双するわ。

最初は建前で父のため、父の好きな人からっていうけどね。新しいお母さんです。ちょっと未練あります。なんて他人に言えねえんだわ。

あの墓はやばいね。あいももうすぐそこに入るって思ってんだろ?傲慢な話さ。

学我者生 象我者死ってあるけどさ~これ前半端折ってるの悪意だろ~

お前自分を超えるやつ出てきてほしくないか死ぬぞとしか書かずに死ぬつもりだろ~

振り返るなだって?振り返ってほしいんだろ~でも振り返ったら引きずり込まれからな~

そもそもこんな修羅の門くぐらねーわ。俺たちペリカンは門をくぐる資格もねーよ。

いい先輩見つかったし別の道さがそ。やっぱ人間誰でも右側頭部に傷くらいあるよね。俺だけじゃないんだよかった。

え・・何これ船漕いでるのは死人だけじゃん。あっ俺は生きてるから漕がなくてもいいのね。

この先輩はGrumpy...まあいい。でも一番理性的おっさんだな。上司にしたいランキング7人中1位の小さいおっさん

仕事が下手でも助けてくれるし。ブスッグサッ俺は初めて生き物を殺した。社会的童卒だな。マサイなら半分大人といってもよい。

あのかわいいカワイイからころしちゃだめ~全部助けてあげて~なんで殺すの~嫌なの~こんな社会おかしいよ~

あークソみたいなペリカン必死で命を食べないとと生きていけないのかー大変だなー。頑張っても結果出なかっけど死んだら平等か。

俺に向けられる鳥人間純粋な悪意!でもそれは鳥人間にとって純粋慶事!俺にとって都合の悪いことは誰かにとって喜ばしいことなんだ!

あーこれ助けてくれた人ママじゃん。でももう死んでるしなあ。ママの顔広末じゃん。え?今は燃えてるから言っちゃダメ?てか燃えてるんですけど?

帰れるけど帰らないよ?まだ生まれなおしてないし。ママがまだ生まれなくていいっていうんだもん。子宮滞在許可証出てます

胎盤からドアノブから生えたへその緒ガッツリ掴んでるからね?じゃあねパパ。探しに来てくれるのは知ってたか安心したぜ。

世の中って理不尽だよ!あーでも友達いてよかった~。この友達貸し借りはきっちりしてるんだよな。

あの月夜の鳥類憐みの礼を見て俺のこと認めてくれたし。

俺は家業を継ぐ資格を得たらしい。でも知っている。家業を継がせたいのはお前の都合だ。言いなりにはならねーぞ。

だよな~俺を試したんだよな~。だってあんたの庭に行くときって門を通らないと本音で話してくれないじゃん。

俺はついに新しいお母さんに対面した。新しいお母さんは俺のことが大嫌いだってよ。知ってるよ俺も大嫌いだ。

悪いおっぱいだよこの人は。でも俺は俺の中のママを殺して、産屋の外で勝手に仮死ってたけど、新しいお母さんを受け入れるよ。

から俺のことを赦してお願い赦して。ここまできた俺の覚悟を心に刻んで。

私も母になりたくなかった。こんなの順番おかしいやろ。でも私の子宮まで謝りに来たからその覚悟に免じて産みなおすの。私があなたのお母さん。

俺は真に家業を継ぐ資格を得た。でも俺は継がない。てかさ、女しかまれてねーのかよこの家系

でも継がなくても赦してくれるなんて最高かよ~逃げ道まで教えてくれてさあ

俺も手塚治虫版権管理するだけで飯食っていきてえよ~

王様人間王様よりよっぽどしっかりしてるよな。「責任を取ればよいものではない」とか言ってる総理大臣はえらい違いだぜ。

神なき人の世は必ず崩れる。ってか離婚調停の時に慌てて中身すり合わせてオラァ!ってハンコついたらあんな感じになるよな。

石が崩れるシーンはよかった。陣痛が来て破水して生まれなおし産みなおし。作品の外に出てみれば鳥人間ペリカンも同じ陳腐な鳥よ。

起こったことは忘れるけど思い出せなくなるだけなんだよなあ。思い出せるうちは起こったことは終わっていない。

よし父も探しに来てたしな。これで俺たち家族だな第三部完。

俺が消えても父が探しに来るのはわかっていた。

冬の日、幼稚園児の俺は夕食を食べる順番が違うという理由食事を取り上げられ、家の外に放り出された。

ふと、自分がいなくなるとどうなるのだろうかと思った俺はアパートのドアから離れ、エレベーターに行く途中、マンション階段の踊り場にあった隙間に身を隠し横たわった。

ここにいればエレベーターに乗る途中で必ず通るから誰かが見つけに来るだろうと思っていた。

どのくらい経ったか知らないが、大股で歩く足音がした。父がエレベーターに向かって歩いて行くのが見え、そして引き返していった。

終にあの女は俺を探しに来なかった。それを確認した俺は家に戻った。玄関の戸は少し空いていた。俺がどこに行っていたのか誰も聞かなかった。

最後映画を見たのは千と千尋だったか?父と見に行った気がする。あの時はどうだったかな。

帰り道、もう随分長いこと母にお母さんと言ってないことを思い出した。

妹が生まれた日、俺は兄にならざるを得なかった。家に突然来た異物は俺から子供の皮を剥いだ。

父は父でしかなかったが、母は母ではなかった。

妹は蝶よ花よと育てられた。

一方、士業を継げるのは男だけだ。

継ぐことを生まれた時から呪われていた俺は、母ではない女に鞭打たれ育った。

継げるようになったが、継ぐ気はないのが気に食わないらしい。当然だろ。

そもそも家業を継ぐのは親の都合で悪意だ。墓の面倒まで見ろってことだろ。

そういうわけで、今も俺は母に認められていない。俺は母から何も学ばなかった。だから生きている。

あんたなんて嫌いって俺も言われてみたかった。そこまではっきり言われたら、俺もあんたを嫌でも母さんだと認めたよ。

そしたら許してくれたのだろうか。それとも俺は赦したのか。

そんな自分矮小人生スクリーン再現されているようで、且つ最後自分の生まれなおしが成功昇華したんだと思う。

書くことでずいぶん整理できたな。

俺やこれを読んでる奴はペリカンだよ。かってに入って荒らしまくってさ。ホント作者に対する敬意ってものがないわけ?

でもそんなペリカンも死に際に本音を話せば拝んでもらえるし弔ってもらえるの。赦しだよね~

赦して~

2023-07-10

嵐だ

近くに滝ができたのかなってくらい水の流れる音がして

空が点滅していると言っていいほど、夜の空が一瞬の光を繰り返している

雷の音は形容が難しい

近くの雷でも遠くの雷でも共通しているのは強烈な破裂音の後にベースのような低い音が名残みたいにうねる音を鳴らす

遠くの雷はいがらっぽい咳に聞こえる

がらがらと喉を鳴らして、不満足そうな響きがこもっている

小学生の頃、ニンテンドー64を遊んでいた頃に雷が鳴った時は、巨人足音みたいだなと思った

それが天から鳴っているというより少しの震えを伴って地面から鳴っているように感じたからだ

昔の人はそんな雷の印象からゼウスとかの神々を考えたのだろうか

神鳴りって安直直喩だなと現代人としては思うけど、じゃあなんか他のもんに形容できるかって言われると難しいなと思った

2023-06-30

anond:20230630115848

まぁこれが現実だと思います

そもそも庶民所得でまともな家は建てられない。富豪道楽だぞ 

そこそこお値段する賃貸マンションレベルに到達出来るか、

自分が好きなデザイン追求出来るかしたら御の字では?(なお生活快適は諦める)

 

庶民所得で選べる建材考えたらRCSRCに必ずなるマンションの方が良いが、

資産価値が残るマンション庶民は買えないので土地代は残る戸建ての方がええぞ

 

でもマジで断熱考えた方がいいぞ、東京なんか豪雪地帯でも無いのに築25年内と思われる家で灯油ヒーター使ってたりするから

いまはプチ氷河期なんでワンチャン洒落にならないことになる可能性もある

 

 

いくらこだわろうが上物の資産価値ガンガン落ちていくが、戸建てだと子どもが騒いでも常識範囲なら大丈夫

大手ハウスメーカーで変なことしないで防音と気密を意識して建てて、

子どもが遊んでいる時は、ちゃんと窓を閉めてれば、常識範囲大丈夫だが、

それ以外は、家と家の間が物理的に空いてないと子どもの声のブロックは無理やで

 

足音大丈夫

 

隣人ガチャ外れる扉を開ける音ガーとかいうのもいるけど、そのレベルは流石に気にしなくて良い

 

しかし隣人ガチャ賃貸でも購入でも怖いね

2023-06-28

anond:20230628131211

大手ハウスメーカーで変なことしないで防音と気密を意識して建てて、

子どもが遊んでいる時は、ちゃんと窓を閉めてれば、常識範囲大丈夫だが、

それ以外は、家と家の間が物理的に空いてないと子どもの声のブロックは無理やで

 

足音大丈夫

 

隣人ガチャ外れる扉を開ける音ガーとかいうのもいるけど、そのレベルは流石に気にしなくて良い

 

しかし隣人ガチャ賃貸でも購入でも怖いね

2023-06-26

anond:20230626150021

やっぱそういう感じなんかぁ。

結構厚い配電盤パネルとか破壊しそうになってておっかねぇんだよなぁ。

俺の下の階なんだけど、足音とか騒音って結構上に響くから毎晩しんどいわ。

2023-06-25

山で遭遇した不思議なこと

・林の間に列車が見えた

公民館広場で遊んでいたとき標高300メートルの裏山の尾根付近の林の間に列車が行くのが見えた。

林業用のレールとかではなく、大き目な客車舗装道路を行く揺れてない自動車が連なったみたいなもの登山道はない。

実家に帰るといつもその辺りを見てしまう。


・木が話してるのを見た

当時、NHK教育着ぐるみが出てくる子ども向けの夕方番組で木が話すキャラゼルダの伝説のデクの樹様みたいな)がいて、こういうのがいたら怖いな、と思っていた。

姉と姉の友達神社で遊んでて、自分一人だけ歩くのが遅れて階段から降りてると脇に生えてる木があって、これが話したら怖い怖いと思ってたら、2本の木が急に悪口を話しはじめた。

内容は覚えてなくてただ悪口の口調だとわかって、穴みたいな目と口があった。

先に行った姉に「なんて言ったの?(←木の声を私の声だと思って?)」と言われたか幻聴ではない感じがしてあれは何だったのか、と今も思う。


父親夕方、山で明かりを見た

今ウチで所有してる檜と杉ばっかりな山が10所以上あるのだけど、昭和初期以前は口約束境界線を引いたり自分たちが勝手に作った紙切れで売り買いして、境界線あいまいで複雑になってる、そういう全国によくある山。

それで地籍調査を全国でやるってなって、10数年前もウチの山を地籍調査しますってなったわけ。地籍調査は隣接する境界線相手確認して自分杭打ちとかする必要ある。

相手方はどこも高齢で後で確認するから勝手杭打ちしといてくれと言うから親父は週末に一人で杭打ちに行くんだけど、ある日青ざめて帰ってきた。

夕方遅く、懐中電灯みたいな明かりが見えたから誰かいると思って近づいても離れていくし、離れても追ってくるし、手で持った懐中電灯の揺らぎもないし、足音もなく声かけても返事もない、道路に出るまで一定距離で追ってきたから逃げてきたって。

ちなみにハイカーが入るような山ではないし、近所に登山道もない。

それ以来、地籍調査杭打ちには母か子である自分相手所有者を連れて行くようになった。

2023-06-21

anond:20230620151428

よく見ろ。今も直ってなかったぞ。

その並びに引き戸があり、これはどんな部屋か見当がつかない。足音を立てぬように老化を進む。

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