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2021-08-14

anond:20210814094501

注目すべきはここだぞ

禁じ手財政ファイナンス公言

 

安倍前首相は次のような内容を述べていた。

  

「『国債発行は子供たちの世代にツケを回す』という批判があるが、その批判は正しくはないんです。なぜかというと(略)政府日本銀行連合軍でやっていますから政府が発行する国債日本銀行がほぼ全部買い取ってくれています。皆さん、どうやって日本銀行が、この政府の出す巨大な国債を買うと思います?どこからお金を借りてくると思っているんです。それは違います。紙とインクでお札を刷るんですよ。20円で1万円札ができるんですから」。

  

要は「国が借金をしても子孫にツケは回らない。なぜなら、中央銀行が新しい紙幣を刷って借金を賄っているからだ」ということだろう。驚いた。これは、まさに黒田東彦日銀総裁岩田規久男元日総裁麻生太郎大臣たちが詭弁を使ってまでも、必死になって否定している「財政ファイナンス」を、元首相が「日本財政ファイナンスを行っている。財政法第5条違反をしている」と公言したようなものからだ。財政ファイナンスとは、「中央銀行政府財政赤字紙幣を刷ることによって穴埋めする」ことを言う。

 

黒田日銀総裁岩田元日総裁麻生太郎大臣は、日銀の巨額国債買い入れは「あくまでもデフレ脱却目的金融政策のためであり財政支援のためではない。だから財政ファイナンスではない」と否定されている。もっとも私は国会で、「失火であろうと放火であろうと家が燃えているとの歴然たる事実があればそれは火事。発火の原因とか目的で『火事か否か』が決まるわけではない」と反論していた。それでも彼らはかたくなに財政ファイナンスとは認めなかった。それは、財政ファイナンスと認めれば「財政法第5条」違反になってしまうからだ。それを前首相は「日銀が国の資金繰り支援している」と財政法第5条違反を認めてしまったのだ。

財政ファイナンス」とは、中央銀行通貨を発行して国債を直接引き受けることで、先進国では極端なインフレを起こす恐れがあるとして禁止されている。

 

 日本においても1947年に施行された財政法第5条により、原則禁止されている。「中央銀行がいったん国債の引き受けによって政府への資金供給を始めると、その国の政府財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性のインフレーションを引き起こす恐れがある。そうなると、その国の通貨経済運営のものに対する国内外からの信頼も失われる」(日銀)ためだ。

 

 ただし、実際は「国会議決」に基づき一部の国債について財政ファイナンスは行われている。

日銀では、金融調節の結果として保有している国債のうち、償還期限が到来したものについては、財政法第5条ただし書きの規定に基づいて、国会議決を経た金額範囲内に限って、国による借り換えに応じている」(日銀)。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200730/mca2007300500004-n1.htm

2021-06-19

そもそも共産党

選挙区候補者をたてていた

ところが党員高齢化無職化)と資金赤旗の低迷で資金繰りが苦しくなってきたんだな

だもんで、安保法制でとにかくアベを倒すためとか何とか表向きの理由共闘始めたんだけど

本当の目的候補者数減らす、つまり選挙資金節約のためだと思うんだ

https://anond.hatelabo.jp/20210619135915

2021-06-10

手取り16万なのに家賃30万!?23メガバンクOLに忍び寄る、エリート男の恐ろしい罠

東京には、多種多様人間が生息している。

清楚な彼女も、エリートな彼も、リッチ人妻も…

みんな、人には言えない複雑なストーリーを抱えて生きている。

あなたの隣にいる、幸せそうなあの子だって別の顔があるかも!?

彼らの“リアルな姿”を、知る勇気がある人だけ覗いてみて…。

File1:東京が生んだモンスター



―2年前ー


ザ・リッツ・カールトン東京の45階にある『ザ・ロビーラウンジ』。

死ぬ気で仕事を頑張り続け、気づけば39歳。経営者として成功した今の僕は、ラグジュアリーなこの空間が似合う男と言えるだろう。

だが、僕の目の前にいる女性は、洗練されたこ場所には不釣り合いで、彼女存在けが浮いて見える。

「ここのアフタヌーンティーたかったんです。でも、1万円もするからなかなか来れなくて…。インスタに載せたいか写真撮ってくれますか?」

キラキラした目をして手渡されたスマホの画面は、派手にひび割れていた。

カメラに向かって微笑むその女性は、小皺が寄ったブラウスミニスカートを合わせ、膝の上に合皮のバッグをちょこんと乗せている。

「優里香ちゃんって、どこに住んでるの?」

家賃3万円の東陽町にある社宅に住んでます。配属は、虎ノ門支店なので、本当はもっと都心に住みたいんですけどね…」

たった1万円のアフタヌーンティーに目を輝かせ、屈託のない笑顔を見せてくれた優里香23)を愛おしく感じた。

僕は、素直で擦れていない女性タイプだ。


一体なぜ!?39歳男が、純粋OL地獄に突き落とす…男の闇深い本音とは



地獄へのカウントダウン


「僕、優里香ちゃんのこと、すごく気に入っちゃったから、特別に3万円あげるよ」

「え?お茶だけで、3万円もくれるんですか?そんな…いいんですか?小日向さん優しすぎます…」

メガバンクに勤めていて手取り16万円程度の彼女は、戸惑いつつも目を輝かせた。

「いいよいいよ。優里香ちゃんは、それだけ価値のある女性なんだから自分を安く見積もっちゃだめだよ。これで表参道サロン行って髪のトリートメントでもしてきなよ。もっと自分お金をかけなさい」

「そうだ、東陽町からはるばる六本木まで来てくれたことだし、せっかくだからミッドタウンでお買い物もしよう」

ワンピースはストラスブルゴで、靴はマノロラニクで、鞄はヴァレクストラ……。

初期投資は50万円。この程度で心が掴めるなら、安いものだ。

「わぁ、こんなにいいんですか?なんだかシンデレラになった気分!会社の同僚は、お洒落な子ばかりだから…これでやっとお食事会に誘ってもらえるかも…!」

僕は、キラキラと目を輝かせて心の底から感謝してくれた彼女のこの日の笑顔を、一生忘れることはないだろう。

「いいかい優里香ちゃん、縫製の粗い服、合皮のバッグ、ビニールの靴なんかを買うのは金輪際やめなさい。安い女に見えるよ。僕がサポートしてあげるから質の良いものを身につけなさい」

小日向さん…神様なんですか…?」

手取り16万円じゃ東京暮らしていけないでしょう。月30万円はどうかな?

でも、それを貯金するような貧乏くさい真似はしちゃだめだよ。洋服化粧品友達との遊びで使い切って、若い時間を楽しんでね」

東京には、美人ごまんといる――。

それにもかかわらず、この程度の小娘に、お茶だけで3万円を渡し、会ったその日に50万円相当のプレゼントをし、新宿にある家賃30万円のマンションと月30万円の生活費をあげる男は、この世に僕しかいないだろう。

もちろん、下心なしに、女に金品を与える男はいない。

大抵の男は、若い女の体が目当てだが、僕にはもっと“壮大な目的”があるのだ。

東麻布 天本』、『長谷川 稔』、『薫 HIROO』、『三谷』、『カンサンス』…

会うたびに、客単価5万円ほどの一流店に連れて行き、彼女の舌は順調に肥えていった。

お世辞にも美人とは言えない彼女をおだて続け、分不相応要求にも笑顔で応え続けた。

東京に染まりきっていない純朴な女は、真っ白なキャンバスのようなもの彼女思考価値観を変えることは、赤子の手を捻るほどたやすかった。

彼女プライド欲望はみるみるうちに膨れ上がり、たった1年で傲慢モンスターへと成長した。

『この間同僚に誘われたんですけど、場所居酒屋だったんで速攻断りました。居酒屋とかありえないですよね〜。同世代の男とは、価値観が合わないわ』

ヒールが擦り切れてる女性って下品ピンヒールコンクリートの上なんて歩くもんじゃないですよね。タクシー乗ればいいのに』

パスタランチ全然美味しいと思えなくて…友達とのランチは、ダイエット中って嘘ついて最近パスしてます。あ、今度『エクアトゥール』いきた〜い!予約できます?』

若い時間って有限なのに、手取り16万って割に合わないですよね?だって私の1ヶ月って16万以上の価値ありますもん』

金融機関に勤めているから、高価なブランド品を持ってると怪しまれて色々詮索されるんです。妬みですかね?小日向さんのサポートがあるから、もう会社辞めようかな』

『お食事会で出会ったお友達ローズサクラバーキン持ってて、すごく可愛かったの。お誕生日プレゼントに欲しいなぁ♡』


遂に、闇深き39歳男が、純粋だったOL地獄に突き落とす…



フィナーレ


「優里香ちゃん24歳のお誕生日おめでとう。バーキンが似合う女性になってね」

可愛い〜!だけど、サイズは25がよかったなぁ」

僕は約束通り、誕生日エルメスバーキンプレゼントした。

しかし、彼女はもう、“ありがとう”さえ言わない女に成長していた。

機は熟した――。

「優里香ちゃんごめん……。実は会社資金繰りが苦しくなって、もう君のサポートはできなくなったんだ。マンションも既に解約したから、今月末には出ていってもらうことになる」

「え、ちょっと待って…いきなりすぎる。手切れ金として、引越し費用くらいはちょうだいよ」

天国から地獄へ。

彼女の顔が、一瞬にして青冷める。この時の哀れで惨めな女の顔は、一生忘れることはないだろう。

「ごめん…本当に苦しくて。一銭も余裕がないんだ。君への最後プレゼントバーキンだよ。でも君みたいな“素敵な”女性なら、サポートしてくれる男性はすぐに見つかるよ!」

小日向さんみたいな男性は、他にいないよ…。小日向さんがいないと私、生きていけない…」

ラ・トゥール新宿の26階から見える煌びやかな東京夜景を背景にして、涙ながらに僕にすがりつく彼女の姿は非常に趣深かった。

「この世は、諸行無常盛者必衰だね」

「なにそれ、どういう意味…?ねぇ、小日向さん…待って、行かないで…」



あれから数ヶ月が経ったが、彼女からは毎週のように連絡が入る。

小日向さん、お元気ですか?久しぶりに会いたいです』

『やっぱり小日向さんみたいな男性は、この世にいないよ…』

『私どうやって生きていけば良いの?小日向さんに見捨てられたら、私死ぬしかないよ』

僕は溜まったLINEを眺めて、恍惚とした気分になった。

Bang & Olufsenのスピーカーモーツァルトレクイエムを流し、彼女の変わりゆく表情を思い出しながら飲む酒は、格別な味がした。

彼女はもう二度と、家賃3万円の社宅に戻ることはできないだろう――。

彼女はもう二度と、手取り16万円の仕事だけで生きていくこともできないだろう――。

消費性向は、絶対所得水準だけでなく、過去の最高所得依存するという説もある。

人間という生き物は、生活習慣を急に変えたり、生活水準を簡単に下げたりすることができないのだ。

僕が与えたブランド品を売ったって、靴や洋服リセールバリューは恐ろしく低いので、端金にしかならない。

唯一換金性があるのはバーキンだが、せっかく手に入れた富の証をあっさり手放すとは思えない。

美人でもない彼女が、僕が与えたような生活を維持するためには、マトモな仕事だけでは難しいだろう。

とにかく、身も心もすり減らして堕ちていく未来が待っているはずだ。

大金を稼ぐ辛さ…

社会の厳しさ…

東京を生き抜く大変さ…

それらを身を持って知って欲しいと思う。

そして、彼女はもう二度と、同世代の男と純粋な恋を楽しむことはできないだろう――。

世代の男が必死仕事をして買ったプレゼントにも、頑張って連れて行ってくれたレストランにも、ワンルームマンションシングルベッドでの行為にも…、喜ぶことも満足することもできない。

価値観が合わないと言って切り捨てた同世代の男たちの年収は、あと数年もすれば、右肩上がりに増えていくというのに……。

彼らの価値に気づく頃には、マトモな男たちは、マトモな女とゴールインしている。

分不相応ブランド品を身にまとい、分不相応な高級レストランに通い慣れている女を、マトモな男は選ばない。

僕以外の金持ちを漁ったとしても、ここまで傲慢モンスターに仕上がってしまった彼女を選ぶ男はどこにもいない。

一人ぼっちになって、永遠に僕を求め続けてほしい。

僕が、手に入れることができなかった同世代同士の健全恋愛を…、幸せ結婚を…、女から奪ってやりたかった。

学生時代から付き合って結婚を考えていたのに、価値観が合わなくなったと言って、年上の金持ちに乗り換えた初恋の女…。

純粋だったのに、東京に染まって変わってしまった同郷の女たち…。

お金がないからと、学生時代の僕に見向きもしなかった同世代の女たち…。

お金があるからと、今の僕に媚を売ってくる東京の女たち…。

すべての女が憎くて堪らない。

僕はずっと苦しんできたのに、努力して金を手に入れたのに、女はいだって虫が良すぎる。

人生は山あり谷あり。プラスがあればマイナスもある。

それならば、ずっと底辺を生きてきた僕は報われるべきだし、ずっと甘い蜜を吸ってきた女は、地獄に堕ちるべきだ。

次のターゲットを見つけた僕は、東京夜景を見下ろしながらスマホスワイプした。



https://tokyo-calendar.jp/article/21326?ref=new

2021/06/10 05:05

東京カレンダー

2021-06-03

anond:20210603102054

学校自体横浜だった。時代2010年代

うちも一馬力で三兄弟全員中高大全部私立だったけど父親は当時某大企業管理職年収1300万円だった。

祖父母の援助なし。

住宅ローンが4000万円だったか資金繰り平気だったんだと思う。

大企業中小企業賃上げ問題

世の効率化に従えば中小企業が淘汰され大企業化することで給与の上昇は成立する。そこまでの過激な淘汰はあり得ないという前提を置いておけば悲しいが事実だろう。さてその理由は以下の通り。

大企業人材資産を使うことで、財を生産するシステム(非機械含む)を構築し、その財を更なる会社の再成長や株主社員など内外への還元を行うことで再分配が働く。富は一部上位に集中する以上、そして、その富の再活用基本的に同会社からしか行われない以上、大企業という仕組みは富の増幅と再分配を行う機構として最適解だ。

一方、中小企業には集財システム差分があるため前提として財を作る効率は低くなる。結果、再分配できる量が少なく、売上規模、必要人員からみても売上比率は低くなる傾向にある。また、再分配も効率的に行われない構造問題がある。ひとつには経営規模に従うキャッシュフロー課題、もうひとつには特に非上場企業においては再分配への株主圧力がないがために、ある程度の安全運用資金の確保、いわゆる内部留保による再分配の停滞が起こる。つまり、入りも出も少ない。

そこに賃上げ要求があればどうなるか。単純に出を多くしろという話だから、まずは止血のための雇い止めをするが、それでも補えなければ内部留保を切り崩すことになる。内部留保を崩すと次にキャッシュフロー問題が起こるから会社によっては資金繰りに問題が生じ、倒産するだろう。そこを乗り越えたら今度は入りを増やすことを考えることになる。つまり企業の成長に向かわざるを得なくなる。まとめると、賃上げ要求中小企業の淘汰と大企業化を促進する役割を担う。さきほどの効率化の理屈からいうと、淘汰の結果としてさら給与の上昇は加速される。

逆に賃下げ(最低賃金撤廃)したらどうなるか。これは単純に逆が起こる。雇用が増え、会社も増え、結果、中小企業も増えるため、平均の賃金さら加速度的に下がる。

まり中小企業は増えるほど賃金は下がるし、減るほど賃金は上がる。

さてそのような中小企業存在価値は何だろうか。ひとつ市場変化に伴う流行り廃れを柔軟に吸収するための機能過去大企業が時流からはずれてしまいつぶれたとしても、新しい企業が代わりに成長し、大企業になれば変化に対応しうる。ある意味企業という群のダイバーシティである。もうひとつには効率化で見捨てられる分野の補完的機能市場地域ニーズにおいて大企業カバーする必要のないところを代わりに拾う役割を担うこともあるだろう。中小企業の淘汰は生活面での効率化、切り捨てという結果も残してしまう。

中小企業の淘汰による効率化は賃上げを生む。ただし、中小企業が淘汰されると市場としての余力部を放棄することとなる。デフレに悩む今は若干淘汰圧力をかけ、機能として賃上げを促すのが良さそうには思うが、やりすぎは市場崩壊危険性も孕んでいる。何事もバランス大事なのだ

2021-05-29

女性活躍する社会」という欺瞞パラドクス

女性活躍できる社会」と言われた時、大体「産休、育休が取れる」という事が挙げられる。

女性活躍するにあたって障壁となる「生む・育てる」をデメリットにしない作戦だ。

でもよく考えて欲しい。現代になって、「生む・育てる」を男女で分担しようという気風が高まった。生む、育てるは女性けが責任を負う事では無いからだ。

これも女性活躍できる社会にする為だが、その結果「産休、育休をとれる」のは男女にならなければいけない。

この時点で矛盾が生じる。会社も家庭、どちらも女性の為に動いているのに、結果的に「女性活躍する社会」ではなく

「子持ちが活躍する社会」になってしまっている。


つの例を考えてみよう。女上司子供が出来たので、産休、育休をとった。

その穴埋めの為に独身女性が女上司の代わりに残業一生懸命働き、ほぼ上司と同じスキルを身に着けた。

一年後、女上司が帰ってくる。その女上司残業もせず、仕事量も少ない。以前よりスキルも落ちた。しか給料地位も変わらない。

独身女性地位賃金も変わらないままだ。


この際、この独身女性が損をしない一番の選択肢は何だろうか。正解は「育休、産休をとる」である。つまり結婚して子供を持つ事だ。

独身女性は「自分選択」により結婚したが子供には恵まれなかった。無能上司の元で女性は働き続ける。

人はやめていき、会社の業績は当然下がる。


極端な例ではあるが、中小企業下請けには似たような事例がいくらでもある。

会社・家庭、どちらも女性の為に動いた結果、結果として女性総体には結婚子供を産むことが強制され、

女性採用する会社は潰れていく。結果的資金繰りの容易な作業労働会社女性が増え、男ばかりの業種は儲かる。

これが「女性活躍する社会なのだろうか。

結局資本主義と言う「神の手」によって男女の条件を同じにしていくのが一番良い気がする。

2021-05-24

JEPXという歪んだ市場とある新電力破綻

私が勤務している新電力会社が先日民事再生適用申請した。

いや、民事再生申立前に全従業員解雇されたので、「私が勤務していた」とするのが正しい表記なのだろう。

これまで何度も転職経験しているが、勤務先が経営破たんしたのは今回が初めてだ。

一時は時価総額1000億円近くまで増え、将来有望スタートアップ企業として注目されていた会社の終わりは非常に呆気の無いものだった。

その日私は自宅から日本橋へ向かい、もう立ち入ることが出来ない本社オフィスビルをじっと見つめた。

大学を出てから、ずっと金業界に身を置いてきた私が畑違いの当社に入社したのは何年か前の4月だった。

きっかけは知人からの紹介だったが、「IT化が進んでいない電力業界に革命を起こす」という社長の夢に惹かれ入社を決めた。

当時の新電力雨後の筍のように異業種から新規参入が続いていたが、参入業者は大まかに2パターンに分類出来た。

1つはガス・通信石油元売など既存顧客基盤に対する電力販売を狙うインフラ企業と、そしてもう1つは太陽光バイオマス発電など自家発電設備保有する新興系の企業

当社はそのどちらのパターンにも当てはまらず、「AIによる電力需要予測」という独自のやり方を売りにしていた。

通常の場合、電力需要予測過去データ気象データ等を元に行うので、かなりのマンパワー必要となる。

それを当社はAIで行うため、運用コストが大幅に削減出来て、しか予測精度が高いので電力の過不足もほぼ発生しない。

今にして思えば、当社はここで「旧一電へのプラットフォーム提供」という事業に特化すべきだったのだろうと思う。

そうすることで自社で多大なリスクを負わず、旧一電とも共存共栄関係でいられたはずだ。

ところが当社は旧一電にプラットフォーム提供する一方で、事業拡大と自社AIの性能を誇示するため電力小売事業の拡大も進めてしまった。

パートナーとして旧一電と手を組みながら、その一方で自治体案件等を安値落札し旧一電と敵対する。

電力の市場価格が安定している間はそれでも問題は無かった。ところがLNG価格の急騰により状況は一変した。

これまでは1kwh5~10円で推移していたJEPXスポット価格が暴騰し、最安値50円、最高値だと250円というとんでもない相場となってしまったのだ。

これについては色々な要因があるのだが、JEPXが歪んだ市場、欠陥を抱えた市場であることが最大の理由だろう。

JEPXにおいて電力の売り手は、ほぼ旧一電で占められている。つまり市場への供給量を容易にコントロール出来る立場にあるわけだ。

一方で買い手である新電力側はJEPX以外で調達する手段が無く、どれだけ高値をつけようが電力を買わざるを得ない立場にある。

もし仮に新電力会社調達しなければならない電力量100のうち、50しか調達出来なかった場合どうなるのか。

新電力契約である法人個人電気が行き渡らず停電となる、などということはなくて、各地の旧一電から調達することとなる。

この場合、自社での調達義務を果たせなかったというペナルティで、市場価格に更にインバランス料金を付加された額で電気を買い取ることとなる。

これが何を意味するか、新電力側はインバランス料金の支払いを回避するため、どれだけ暴騰しようが買い注文をいれなければならない。

一方で売り手の旧一電は「原発稼動しねーし、LNG高いし電力供給するのつれーわ、もうこれ以上市場にだせねーわ」と電力を出し渋った方がインバランス料金が付加されるので儲かる仕組みとなっているのだ。

これはもうマーケットと呼べるシロモノではない。豊富資金量に支えられたインフラ新電力は生き残ることが出来たが、財務基盤の弱い新興の新電力資金繰りに行き詰った。

そしてこの局面で当社のもうひとつの弱点であった「取引金融機関とのリレーションの弱さ」が露呈してしまった。

本来なら取引行のまとめ役を引き受けるべき役目のメインバンク支援消極的姿勢を示したため、各行の足並みが揃わなかったのだ。

そして当社策定再生計画についても全行同意を得ることが出来ず、取引行のうち一行が外資系投資ファンド債権譲渡を行ってしまった。

一度崩れだしたバンクフォーメーションは非常に脆い。投資ファンドへの債権譲渡を行う銀行が次々と出てきてしまったのである

ここで債権譲渡について簡単説明しておく。債権譲渡には2種類あり、1つは銀行が1社との取引集中を避けるために行うもの

代表例としてはみずほ銀行ソフトバンクへの超大口融資案件を一旦自社で引き受けたのち、国内の各銀行譲渡した案件で、この場合譲渡はほぼ額面価格で行われる。

もう1つはいわゆる「バルクセール」と呼ばれるもので、回収見込の低い複数不良債権をひとまとめにして投げ売りするもので、当社のケースは後者にあたる。

ただ通常のバルクセールと異なり、本件ではファンドは明確な意図をもって当社債権の買い集めに動いていた。

過去でいえば、過払い金訴訟に耐えかねて金融再生ADR申請した消費者金融向けの債権外資ファンドが買い集め、多大な利益を上げた事例もある。

当社のケースではなぜ外資ファンド債権を買い集めているのか。ここからは推測となるが、ファンドの狙いは当社と首都電力との共同JV株式であったと思う。

当社は国内大手首都電力とJV設立しており、この事業好調に推移していた。

ただ、前にも言った通り、一方で手を組みながら一方で敵に回るというやり方を首都電力が良しとするわけがない。

首都電力は当社から役員従業員を引き抜き、ソフトウェアについても無断で複製するなどして当社のノウハウをそのまま奪い取ってしまったのだ。

この件について当社と首都電力とは裁判係争中であり、今後も協業は見込めない。

そこに目をつけた外資ファンドの手口は恐らくこうだ。まず当社債権を銀行から買い集める。通常のバルクセールなら相場は額面の1%なので、5%で提示すれば銀行側は喜んで譲渡するはずだ。

そして大口債権者となって発言力を高めたうえで、当社に対し裁判の早期和解要求する。裁判の長期化は両者にとって望むところではない。

首都電力サイドにしても裁判で争った先にJV株式保有されたままではまずい。「JV株式適正価格での買い取りを条件として早期和解を」と提示されれば恐らく呑むだろう。

ファンドJV株式価値をどの程度に見積もったのかは分からないが、事業規模や資産背景から考えると20億円は下るまい。

JV出資割合首都電力60%、当社が40%なので当社保有分の価値は8億円。当社の負債総額60億円に対して株式売却額を全額配当した場合配当率は約13%になる。

ファンド債権簿価の5%で買い集めたとすれば差額の8%がファンド利益となる。彼らは全体の3分の1、20億円程度買い集めていたので20億円の8%を利益として抜く計算だった。

結果として彼らの目算は、当社の民事再生申立によって完全に狂った。管財人JV株式をどう評価するか分からないが、当初の見立て額には到底及ばないだろう。

私は日本橋本社オフィスをあとにすると、そのまま東京駅まで歩き山手線へと乗り込んだ。

今日はどうせ何の予定もない、こういう日は憂さ晴らしに限ると決めると、鶯谷電車を降りた。

適当に飛び込んだ店は平日の昼間ということもあって空いており、「この子たちなら待ち時間無しでいけますよ」と店員パネル写真を数枚見せてきた。

ここから真剣勝負だ、私は全神経を集中して写真凝視した。この手の写真は多少修整されているので各パーツを見ても駄目、全体を・・・大局観を大事にしなければ・・・

全身写真と3サイズ違和感がある子は消し、下半身が写ってない子は腹回りが怪しいので消し、と私は脳をフル回転させ1億と3手を読む勢いで分析を続けた。

いくらAI進化したところで、こんな作業人間の感と経験が一番なんだよ」と思いながら、私は一人の女の子指名した。

店員に奥に通され、部屋の前で女の子と目が合い、そのとき私の体には電流が走った。

「いやこれ多少の修正とかそういうレベルじゃなくて、完全な別人だろ。こんなのならパネル写真見る意味ないじゃないか!」

から崩れ落ちそうになるところを必死に堪えながら、私はこう呟くのがやっとだった。

「・・・これ・・・・・・パネ・・・・・・要る?」

2021-05-11

給料日

「末締の20日払いの20日って翌月の20日だぞ」

と言ったら一部上場グループ企業に勤めている友人が驚愕していたという話。

まあそれなり上流の会社ってのは前払いが普通だろう。

給料日で見極めるブラック企業っていうので遅ければ遅い程業界ピラミッドの下の方なんだと知ったがいまいちピンと来ない。

取引からの入金が遅いからなのか?資金繰りが危ないのか?自転車操業?とも考えるけど昔インターンに行った会社は末締の翌月末払いとかい地獄のような支払いシステムだったらしいがIT派遣業界10選手取引先も超有名な所ばっかりだったし少なから経営が危なそうな雰囲気は一切無かったんだがね。

2021-04-02

anond:20210401170035

民主党政権をとったときに、資金繰り限界や、沖縄米軍重要性や、消費税を上げざるを得ない事情エネルギー問題感染症対策の難しさが身に染みてわかったはず。

野党に戻ったときも、そういう与党が引き受けている正論では答えが出せない調整要素を加味した現実的提案をする方向へ軌道修正すればよかった。

しかし現状はそれを学習しなかったかのようにまた正論だけで与党批判している。

2021-03-23

まりイキってないコンサルと一緒に仕事をしたときの話

イキりまくってるコンサルにクソムカついたという話が出てたので、そのついでに自分の話もしてみたい。

から数年前、自分担当していた企業の業績が急激に悪化し、再建支援(これは表向きの理由、真の目的債権保全)のため自分がそこへ出向することとなった。

年商数百億円規模の会社銀行借入も百億円近くある企業なので、管理体制はそれなりに構築されているのだろう、そう思っていたのだが実際には酷い有り様であった。

社内の情報共有は全く成されていない、損益管理決算を締めてみるまで分からない(月次で試算表は作っているが、進行基準ではなく完成基準なので全く参考にならない)

資金繰り管理すら行われていない、「月末の不足分は銀行の当座借入枠で調整」という中小企業でよくある典型的パターンとなっていた。

「このままではとても自力再建など出来ない」と気づいた私は、危機感能力も全くないプロパー社員指導しながら、社内管理体制の構築に努めた。

出向から1年が経過し、それなりに社内の管理体制が整い、月次の損益管理資金繰り管理もそれなりに形になってきた。

その結果、「決算を締めてみて大赤字が判明する」という幼稚園レベルから決算を締める前に大赤字だと分かる」という小学校低学年レベル進化することが出来た。

そして私は遅まきながらようやく悟ることが出来た。

今私がやっていることは高血圧の人に対して「毎日血圧を測定しましょう」と言っているに過ぎないのだと。

毎日血圧を測れば高血圧だということは分かるが、測定したからといって血圧が下がるわけではない。

リアルタイム赤字認識しようが、決算を締めて認識しようが赤字赤字しかならないのだ。

ベンチからの指示は「とりあえずもう少し続投」であったが、私は「どうやったって自力再建は無理なんで、そろそろ敗戦処理を送り込んで貰えませんかね」と強く要請

そしてここでようやく本題である「あまりイキってないコンサルの人たち」が登場することとなった。

私の想像しかないが、所謂イキり系コンサルIT系システム系に多いのではないかと思う。

経営改善コンサル事業再生コンサルと比べると、システムコンサル歴史が浅いのでイキり系が産まれやすい土壌でもあるのだろう。

私が一緒に仕事をすることとなった人たちは「事業再生コンサル」であり、弁護士公認会計士・元銀行員といった顔ぶれであった。

ネット上でイキる意識高い系コンサルと違い彼らはみな紳士的な対応であったが、逆にその丁寧さが私には慇懃無礼に見えて仕方がなかった。

彼らの登場により、私の業務についても次のステージへ進められることとなった。

プロパー社員たちに知られることが無いよう、一日中別室でコンサルたちと事業DD財務DDを行い企業清算価値査定した。

当社は3つある事業部のうち、製品製造を行っている2事業海外との競争に晒され赤字垂れ流し状態

しかし幸いなことに、一番規模の小さいメンテナンス事業部だけがコンスタント黒字を計上していた。

法的整理を行い担保物件等を処理した場合、百億近くある融資のうち回収出来るのは1割未満。

一方で、大幅なリストラを行い黒字事業部だけを新会社に移し、今後10年間で返済可能な借入を背負ってもらうとなると3割程度は回収可能

この試算結果を受けて、経済合理性観点から再生可能である判断された。(ここで再生不可能判断されれば破産するしか手はない)

ちなみに事業再生系のコンサル費用は本当にアホかというくらいに高い。

各種資格保有者ばかりということもあるが、当初3ヶ月の契約で3000万円。

そしてここから半年かけて行う事業リストラ再生計画策定解雇された従業員再就職支援等の費用として5000万円請求された。

(費用ほとんどが彼らの人件費であり、駄目元で値下げ交渉したところすぐに5~10%値引いてくれた。にしても利益率高すぎじゃね?)

ここまで書いていてふと思い出したのだが、そんな彼らにも少しだけこちらをイラっとさせる癖があった。

会話の中でとにかくやたらと良く分からない横文字ビジネス用語を使いたがるのである

リストラについては一律にやると優秀な人から抜けるリスクがあります。まずは経営陣でバイネームリスト作成してください」

(バイネーム売名行為の仲間みたいなものか?)

増田さん、これだとアップルトゥアップル比較にならないですよ」

(あっぷあっぷる?りんごが溺れてあっぷあっぷるなのかな…)

スポンサー候補先とはNDA締結してExclusiveでの交渉になりますね」

(DeNApixiv交渉?)

彼らとの会話にときたま苛々させられながらも、Google翻訳の力を借りて再建に向けた作業は着々と進みつつあった。

法的整理と異なり私的整理基本的には迷惑をかけるのは金融機関だけなのだが、法的拘束力が無いのでこの調整が一番難航する。

高い費用をかけてコンサルを導入する理由は、この対金融機関折衝を乗り切るためといっても過言ではない。

債権放棄額の妥当性、再生計画蓋然性について、各金融機関を納得させるための資料作りに関しては彼らの能力は非常に高い。

まあ高いコンサル費用払ってるんだから当然といえば当然なのだが、彼らは凄まじいスピード計画報告書を作り続けた。

私が出向してきて3年が経過したところで、ようやく事業再生手続がひと段落した。

黒字事業と借入の一部を新会社移管したうえで、旧会社銀行団が債権放棄を行ったのち清算

1000名以上いた従業員も8割以上が解雇となり、人材引き受けの協力を得られた他企業転籍したり、転職支援サービスを利用して転職したりしていった。

そうして私もようやく長い任務から解き放たれ、出向元へ復帰することが決まった。

コンサル会社との契約もここで終了となったので、慰労を兼ねて私はコンサルチームのメンバー最初最後飲み会へ行くこととなった。

私としては3年間という短い期間だったとはいえ、一時は同僚だった人たちの大半をリストラするという後味の悪い仕事が完結したということもあり目一杯呑みたい気分だった。

しかし残念ながらコンサルの人たちは飲み会の場ですらもスマートであり、1杯目だけはアルコールだが2杯目からは皆ソフトドリンクへ切り替えていた。

「恐らくこの後もビジネスホテルに帰って他の仕事をしたり、自己啓発したりするのだろうな」と思っていると、予想通り飲み会は開始からきっかり2時間で終了。

まだまだ飲み足りない私を残し、コンサルたちはタクシーに乗り込み帰ってしまった。

一人残されてしまった私は「憂さ晴らしデリヘルにでも行くか」と考えた。

しかし私はすぐに反省した。リストラされ再就職先も決まっていない従業員大勢いる。

そんな状況で呑気に風俗に行くなど道義的に許されることではない。自分よりももっと辛い状況の人は大勢いるのだ。

デリヘルに行くことは断念し、私は駅前レンタルショップアダルトDVDを借りることで手早く性欲を満たすこととした。

帰宅後、風呂に入ったあとでDVDを入れたのだが「このDVD再生できません」というエラーメッセージが出てしまった。

記録面が汚れているのかな…と思いティッシュで綺麗に拭き取ってみたが、何度やっても読み取りエラーが出てしまう。

これではやむを得ない、やはり最初からこうするべきだったなと思い私はデリヘル店へと電話をかけた。

再生出来ないのであれば、発散(破産)するしかないよな」と呟きながら。

2021-03-19

anond:20210319154940

最近法人口座の開設も以前より厳しくなったからな。

レンタルオフィスとかペーパーっぽい雰囲気あると信用されない。

融資受ける上でも不利だしそのうち資金繰りに困って潰れるやろな。

2021-03-15

anond:20210315163410

税務署に二十年ほど勤務しただけの人と難関試験突破した人の能力

どっちを信用するかっつー話だよ

仕事柄色んな税理士と付き合いがあるし顧客税理士を紹介したりもするけど税務署上がりの人は作業として申告をこなすだけの人がほとんど

節税対策とか中小企業資金繰りだとか企業M&Aだとかに詳しいのは試験合格組やね

2021-03-02

ダビスタで最強馬作ったりG1勝ちまくるのはニワカの楽しみ方

ナグルスキー母未勝利馬っていう糞みたいな血統自家生産馬を保有して毎月ギリギリ資金繰りをやりくりしながら

900万下のダート距離条件戦で掲示板確保してせこせこと賞金稼ぎつつ放牧して500万下に降級するのを待って再度勝利して

7歳くらいまで900万下で着拾いするのを楽しむのが通

2021-02-17

anond:20210216235852

ってか左翼って皆公務員か何かなのか?

投資家でなくとも株式会社で働いてて株価自分たちに影響しないって思えるのがわからんのだよね。

非公開企業でも上場企業取引してたら相手資金繰りに余裕がある方が良いに決まってるし。

株価が上がり続けるってことはいくらでも資金調達できるってことだぞ。

2021-02-15

anond:20210214184437

ここに出てない意見だと、与党時に緊縮やったことかな。

 

具体的には、コンクリートから人へってお題目で、リーマンショック後にも関わらず公共事業減らしたこと事業仕分けとかね。

 

自分公共分野のIT業界で働いてたけど、あの時は元請から発注止まって、資金繰りが回らなくなった4次請とか5次請が結構倒産してた。円高不況民需も壊滅してたし。

 

最近は反緊縮を主張する議員も多くなったので反省したんだろうけど、あの時倒産した会社で働いていた人たちからは恨まれてると思うよ。

2021-02-12

 

童貞は採らないベンチャーうんたらの話な。

俺も童貞だけど、まあ分かるよ。

セックスに持ち込むまでの最低限の社交性、粘り、覇気清潔感、身嗜み、人間的魅力に欠けてる奴ってこったろ?

要は動作IQが著しく低い奴の可能性が高いってこと。(俺も言語IQ115の動作IQ85だったので体験談として思い当たる節はある)

全員が全員馬鹿とかじゃないし、性的嗜好とか興味が偏ってるとかだけの高学歴童貞なら、うまくマネジメントしてやれば知的業務バリバリ働ける奴もおらん事はない。

けどそれは例外だし、ベンチャー資金繰り不安定フェーズでそんなん抱えるのは爆弾よな。

それが性差別やろって話とは別にして、童貞は取らんと言い切るのもアンオフィシャルな話として出てくるのは理解できるよ。

とある地方書店員リストラ

自分の勤務先は某地方都市を中心に展開する書店で、ピーク時の年商は300億円を超えていたので、国内でも大手の部類であったと思う

しかし、今年1月末に新会社への事業譲渡と大幅な規模縮小を発表し、自分リストラされることとなってしまった

(今と同名の新会社設立し、そこに事業従業員の一部を引き継ぎ商号も従来のままなので、表向きは何も変わらない)

出版不況大手ECサイトの台頭で町の個人書店が一掃され、大手書店も苦戦が続く中、当社は書籍販売からの脱却を進め、規模拡大と多角化経営推し進めていった

「どこの本屋も苦境だけど、うちは書籍以外も手広くやっているからなんとか黒字が出せてるんだな」と当時は勘違いしてしまっていた しかし世の中そんなには甘くない

書店と併設してDVDCDレンタルをやっていたが当然そこではレンタル専業の大手などと競合する(サブスクの普及でレンタル業界も苦戦が続く)

本やゲーム買取等のリサイクル事業も展開していたが、規模でいけばブックオフに敵うわけがない

VRゲームがみんなで楽しめるネットカフェなんていうのも新規出店していたが、既にアミューズメント業界は飽和状態利益など生み出せるわけがない

書籍販売以外にも収益源となる柱をつくる!と言いながら、いくつものレッドオーシャンに飛び込んでいき結果として甚大な被害を出してしまっていたのである

ではなぜ赤字を垂れ流しながらも事業規模の拡大を図ることが出来たのだろう 会社側は公式には認めていないが粉飾決算が行われていたことはほぼ間違いない

(色々な関係者から聞いた話を総合すると、粉飾は数十年以上に渡って行われており、規模も数十億円レベルなので非常に悪質な粉飾である)

ここから自分の推測であるが、経営陣が事業規模の拡大を推し進めたのは「新事業による黒字化」ではなく「粉飾決算を隠すため」がメインの目的であったのだろうと思う

PL(利益計算書)の粉飾は比較簡単で売上を水増しするか、経費を過少計上するかだけでいい 問題なのはBS(貸借対照表)の方だ

PLで利益を水増しすればBS純資産の部の繰越利益剰余金が増えるので、左右をバランスさせるためには資産を増やす負債を減らすかしかない

負債の部は銀行借入を過少計上(簿外債務)させるとして、資産の部で計数操作可能な項目はどれか

預金はすぐに銀行にバレるので論外、建物土地固定資産固定資産台帳の提示を求められるとアウトなので、行きつくのは「売掛金」か「棚卸資産」となる

当社は書店なので基本的には現金商売売掛金は発生しない そこで棚卸資産(在庫)を過大計上するわけだが、店舗数が一定なのに在庫けが膨らめば当然怪しまれる

それを隠すため新規出店を続けたわけだ 更にいえばゲーム買取トレーディングカード買取をはじめたのも同じ理由だと考えている

在庫操作粉飾決算で一番多い手口なので、銀行も念入りに分析する 銀行から一般的書店比較して月商対比で在庫が多くないですか」と聞かれた際に、

新規出店したので在庫も増えた」「書籍だけじゃなくてゲームトレカ在庫もあるから」「書籍在庫はいつでも取次に返本可能から不良化することはないよ」と逃げることが出来る

今までに出店したことがなかった他の地方積極的に出店したのも、他のエリア地方銀行から資金調達可能にするためという裏の目的もあったのだろう

そうこうして自転車操業を続けていたわけだが、粉飾にはいずれ限界がくる 当社にとっての限界点は2019年6月であった

店舗において注文した書籍が納入されないというトラブルが発生

会社側は顧客に対して「平成から令和への元号切り替えがうまくいかず、発注システム不安定となっている 正常化には時間がかかる」という説明を行ったが噴飯ものである

町の個人書店ならいざ知らず、年商数百億円規模の書店からの注文がゼロだったら当然のことながら出版取次から取い合わせが来る

会社説明は全くの出鱈目で、「資金繰りに窮し出版取次への5月末の支払が遅延したため、当社の経営危機を察知した出版取次サイドが出荷を全て止めた」というのが事実である

このままでは書籍の入荷が出来ず営業が続けられない、万策が尽きた経営陣はついに取引銀行を集めたバンクミーティングで全てを白状…という流れとなった

その後は銀行団と会社側の間で1年半に渡る懸命の調整が続いた

地元エリアを中心に数十店舗を展開する書店がいきなり倒産し全店舗閉鎖するのでは、地域に対する影響が大きすぎるので、会社側は私的整理による事業再生を目指した

しかしながら、単なる経営悪化ならまだしも長年に渡る悪質な粉飾決算が行われていたのは事実なので、銀行側も容易には応じない

※【解説 私的整理法的整理の違いについて】

私的整理銀行借入のみに限定した債務カット可能なので、納入業者等に迷惑をかけることがありません そのため事業価値を毀損せず再生を図ることが可能です

但し法的整理と異なって法的な拘束力がないため、全債権者(ここでは全取引銀行)の同意必要となります(同意を得られないまま法的整理に移行するケースも有る)

一方で法的整理裁判所手続きを進めるため、債権者過半数から同意を得られれば再生手続可能となります

但し銀行借入だけでなく、商品仕入先に対する買掛金など一般的商事債権債権カット対象となるため、事業継続に支障が出る場合があります(現金先払いでないと仕入が出来なくなるなど)

当社の場合は、最終的に国内大手レンタルチェーン店大手家電量販店スポンサーとして新会社出資経営参加することとなったので、なんとか全銀行の承諾が得られた

しかし新たに策定された再生計画には不採算店舗を中心とした店舗の閉鎖と人員の削減が当然のように織り込まれていた

自分が勤めていた店舗も残念ながら閉鎖対象となり、そして面談の中で自分削減対象人員となっていることも伝えられた

「このまま会社倒産すれば全社員が路頭に迷うことになる 大変申し訳ないが事業存続のためなので理解して欲しい」と言われてしまうと、承諾せざるを得なかった

会社として生き残るため多少の出血は止む無しという判断をするのは当然のことだろう

最終出社日退職にかかる色々な手続きを終えると私は定時に会社を出た

私と同様に本日付で退職する同僚と個人的に送別飲み会を開いて会社愚痴でも言い合いたい気分ではあったが、新型コロナ流行る中で居酒屋に行くことはやはり抵抗がある

まっすぐに帰宅し一人で晩酌を済ませた私は気晴らしにデリヘルを呼んでみることにした

過去に何度か呼んだことがあるお店のサイトをチェックすると、好みのタイプ女の子が居たのですぐに電話で連絡をした

先客が居たので待つこと約2時間、とても明るくてかわいい女の子がやってきた

普段関西店舗風俗店に勤務しているが、今はコロナの影響で客足が激減しており、コロナの影響があまりない地方都市出稼ぎに来ているのだという

シャワーを浴びて照明を暗くし、私と彼女は布団の上で楽しいひとときを共有した

試合終了後、まったりとしていると彼女が急に謝ってきた

「ごめん 布団汚しちゃった 予定日はまだ先だったのに ほんとにごめんね」 見ると敷き布団に少しだけ血が付いている

私は笑いながらこう答えた 「気にしないでいいよ 整理に出血はつきものからね」

2021-02-11

anond:20210211171102

と思うんだけどね、個人事業主に戻るってことは均等割りの法人住民税すらきつい資金繰りってことだと思うので

2021-01-30

anond:20210130232129

ロビンフットの客は個人投資家でなくて、個人投資家の売買情報を買ってる大口投資家で、今回の件で大口との関係が悪くなって資金繰りが悪くなってるという噂が流れてるらしい。

送り状を代筆していた頃の思い出

 例えば宅配便など送り状に名前や住所を書くだけの事でも苦痛という方は結構いらっしゃいます

小売業で勤めていた頃、お客様に「代わりに書いてほしい」と頼まれる事が多々ありました。

多くは老眼で近くのものが見えづらくなった高齢者の方が多かったのですが、若い方でも持病で手の震えがあるなどの事情をお持ちの方もいらっしゃいました。

単に面倒くさい、自分は客なのにどうしていちいち細々した事を書かなくてはならないのか?、という様なお客様もいらっしゃいました。

理由は人それぞれですが、店員であったら私が代筆する事に変わりがある訳ではありません。

しか私自身、あまり字を手書きする事が不得手な人間なので、結構苦労していた事を覚えています

私は手書きでまっすぐ線を引くことができない人間でして、フリーハンドで線を引くと必ず上向きになったり下向きになったり波打ってしまったりしてしまます

色々と見聞きした訓練方法を試したり、ペン字の通信講座を取ってみたりしたのですが全くと言って良い程改善しませんでした。

そんな人間が綺麗な字を書ける訳も無く、お客様からもっと綺麗に書けないのか」「真面目に書け」とお叱りを受ける事もしばしばありました。

また人名漢字一般的で無い漢字を使う場合も多く、ようやく書き上げたと思ったら名前の一文字だけ間違っていて最初から書き直しという事も多々ありました。

自分名前や住所は正直なところ読めれば良いかなと思うのですが、お客様名前や住所を綺麗な字で書けない事は私自身にとっても結構苦痛であった事をよく覚えています

当時でも専用のプリンターがあれば伝票にも印刷ができたらしいのですが、結構高額で資金繰りで汲々としていた当時の勤め先で用意して貰える様なものではありませんでした。

 先程調べてみたところヤマト佐川では事前に登録さえしておけば、PCスマホを使って自宅や事業所カラープリンターで送り状を印刷できるそうです。

これが小売に勤めていた当時にあればなぁと思う反面、もしも当時この様なサービスがあったらますます私の字は汚く読みづらくなっていただろうなぁとも思うのです。

当時の私は下手なりに少しでも読みやすい字を書こうという努力はしていた様に思います

できるだけ大きくはっきりとした字を書こうという当時に身についた癖は、メモを取ったりといった場面で今の私の生活の中でも役に立っています

字が下手だと言われるのは今でもよくありますが、字が汚いから読めないと言われる事は小売に勤めていた時期を境に随分減った様に思います

今、小売などに勤めている方が伝票の印刷サービスなどを利用する事は、業務効率化の面からもどんどん推進していく必要があるとは思います

ただ手書きで字を書く機会が一切無くなるという事はなかなか考えにくい(手書きもっとも即応性と汎用性の高い記録手段からです)ので、楽しみながら手書きに親しむ機会があれば良いのかなと思っています

2021-01-27

IT系企業をクビになって鬱になり5年も経ったが、いまだに緩解しない話

10年ほどIT系中小企業で働いていたが、途中で就任した2代目の新社長にクビにされ、それから5年経った今も、鬱々としている。一部フェイク含むが、もやもやとした気持ちを吐き出すために記載したい。

 

 

新卒中小IT企業入社し、人事や財務などの間接部門で働いていた。入社5年目ごろに、社長の息子が2代目として就任した。

 

社長は「親父は社員に甘い。この会社無駄がたくさんある」と全社員の前で宣言し、数々の改革を行った。特に賃金規定改定」はその効果が大きく、社員の平均年収を30%ほど下げることに成功した。

 

 

その結果、社員数は2年間で350名から200名まで減少した。特に稼ぎ頭(優秀で給与が高い分、派遣単価が高く、利益率はバツグン)の社員退職が多かった。当然、売上も30億円ほどから20億円ほどにまで落ち込んだ。

 

社長は「社員1人あたりの売上は上がった」と豪語していたが、実態は他社から人を回してもらって仕事をこなしていたため、利益率は激減していた。創業以来の大赤字を前にしても「膿を出すには必要なこと」「節税につながった」と自画自賛していた。

 

2年間の赤字垂れ流しの結果、現預金が尽き、新社長就任3年目には、たびたび社員給与遅配も起こすようになった。資金繰りに困った新社長は、銀行から追加融資を受けようとした。当時、既に10億円近い融資を受けていた上、3期連続赤字という条件ではまず融資は厳しいと思われた。だが新社長は、実態と異なる決算書作成することでV字回復を達成したことにして、1億円ほどの融資を勝ち取った。余談だが、この融資で添付した資料において、実際は4000万円近い社長報酬は、1000万円と記載されていた。

 

 

就任3年目になると、新社長は、新卒採用に力を入れると発表した。プロパー社員が減ると利益が減ることをようやく理解したんだろう。従来は毎年10名程度の採用目標であったが、新社長保守的だと一掃し、30名の目標を掲げた。

 

まずは従来付き合いのあった学校営業したが、給与一方的に大幅カットしたこと卒業生から伝わっており、遠まわしに出入り禁止通達された。採用予算カットされたので、そうすると時間効果の悪い手法も取らざるを得なくなり、自分残業慢性的に60時間を超過するような有様が続いた。当然サービス残業である

 

なんとか最終面接まで学生を送り込んでも、新社長ガンガン不採用を下したり、圧迫面接を行ったりしたことで、採用率は減り、辞退率も増え、最終的に採用できたのは数名だった。

 

余談だが、新社長は「君が稼げるか分からいから、契約社員としてだったら採用してあげる」と学生放言し、大学就職から文書クレームを貰い、自分が頭を下げに行ったこともある。クソが。

 

当然、30名の目標に対して採用人数が数名だったことで、自分査定も大幅に下がった。

 

 

こんな状況でもなんとか働いていたが、新社長就任4年目の中ほどで、さすがに体調を崩した。はてなーなら共感してくれると思うが、通勤途中にトイレに駆け込むことが増え、3日に1回ほど遅刻をするようになった。当然、遅刻は午前半休で処理した。さすがに辛くなり上司休職を申し出たが承認できない、と回答された。

 

その翌日、出勤したら、入退室カード無効化されていた。外線から上司を呼び出すと、「昨今勤怠が悪いので懲戒解雇にする。今ここで退職届にサインすれば温情により自主退職にする」と告げられた。

 

さすがに絶句するも、上司から社長が納得するように退職届が必要。あとで撤回してやるからサインだけしろ。今週は有休にしてやるからそのまま休め」と口頭で促され、うかつにもサインして帰宅してしまった。録音をしていなかったことが悔やまれる。

 

翌日、退職届を受理した通知が内容証明郵便で届き、私物一式も宅配便で送り届けられた。当たり前だが、それから鬱になった。1年ほど寝たきりが続き、体重も30キロ増えた。

 

ようやく多少は動けるようになった退職2年後に、知人から弁護士を紹介されて不当解雇で訴えるも、退職後では証拠ほとんど持ちだすことができず、むしろ申請したはずの有給無断欠勤にされていたり、また、退職届にサインしたことが決め手になって、最終的には裁判官から促された年収半年分程度の額で和解するしかなかった。労災申請したが、採用活動で外出が多かったためタイムカード長時間労働証明することができなかったりして、認定されなかった。むしろ後日、会社側への調査報告請求したところ、上司承認を取らず勝手に外出したり出張したことにされていた。死ねよ、クズが。

 

 

退職から5年が経ち30代後半になったが、今でも働けるのは週に2日程度なので、緩い自営業でなんとか収入を得ている。昔のツテで、財務計画や人事制度設計などを請け負い、年商で300万、費用と税・社保を除いて手取り200万ぐらいか。当然、生活できないので、実家寄生している「こどおじ」である

 

隔週で心療内科に通ってはいるが、頭の回転は戻っていないような気がして、様々なサプリ海外薬の個人輸入などにも手を出している。それでも、やる気は出ないし、自己評価自己肯定感は最低、性欲は消え、幸か不幸か酒は食道炎で飲めなくなった。当然、恋愛結婚も諦めた。トラウマもひどく、前職がある駅には近寄りたくもないし、通らなければならないときは遠回りする。リストラ記事や、最近のなろう系小説流行っている「追放」という言葉すら見たくはない。

 

 

本当に前職の社長が憎い。だました上司も憎い。

 

裁判登記簿を取ったので社長の自宅住所は知っており、今でも年に数回は用もなく行ってしまう。自制心が低ければ火をつけたりするのだろうが、それは妄想だけに留めている。過去の囚われから解放されたくて様々な本も読んだが、「憎い相手を許す」という表現には馬鹿野郎と思ってしまう。それができたら苦労するか。

 

かたや粉飾した金で年収4000万を得て、多くの他人人生破壊しつつも、会社の金で六本木で遊び歩きながらのうのうと暮らしている。こなたいきなりクビになって年収200万で、まともな人生も送れない。

 

死ね、と思う。

 

せめて会社倒産し、本人が破産してくれれば多少なりともこの呪縛から解放されると思うが、転職口コミサイトを見ると、社員待遇悪化を続けながらも、まだ生存しているらしい。一方、帝国データバンクで業績を見ると、あり得ない業績が記録されているので、引き続き粉飾は行っているようである

 

 

昨夜眠れなくなって泣きながらこの文章ハイライト作成し、今日昼過ぎから書き始めたが、諸々思い出して、途中で3回ほど机を殴ってしまった。人の人生狂わせたヤツは、同じように狂い死んでほしい。

2021-01-17

甥が調理師学校に通うと言い出した

年金暮らしの両親(甥から見たら祖父母)に調理師学校に通いたいから120万貸して欲しいと言ってきた

両親はつい最近半世紀続けた自営業飲食店を閉店したばかり

そこそこ蓄えがあるのと退職金である小規模企業共済が数千万振り込まれたが、

これはあくまでも今後の生活費である

入院などの大きな出費も考えられるからそう簡単に使わせるわけにはいかない

 

甥は今年二十歳になる

高校卒業と同時に国家資格も取得しているのだが全くそれを活用できない職種就職した

それに関しては勿体無いなと思えど、本人がその資格を活かせる仕事につきたくないと言っていたか

それを尊重した

 

だが年末年始のド繁忙期と、このコロナ雰囲気で相当参ったようで、

転職したい気持ちが強くなったようだ

 

自分新卒就職した場所が合わず転職を繰り返した身である(今はお堅い仕事に就いている)

自営業の両親及び専業主婦だった姉(甥の親)にはそのあたりの理解が少し足りない

転職したら正社員になれないと言うので、それは違うよと釘を刺しておいたぐらいだ

からもしも甥が転職したいと言い出したらその決断に味方するよと

甥が就職した段階からそう伝えていた

 

自分が働いているところから仕事を紹介できるのだが、このコロナ情勢である

正直「今はやめた方がいい。正社員にしがみついていろ」

が今の気持ち

 

つい先日自分相談を飛び越えて、姉と甥が両親にお金をせびってきたのだ

貸して欲しいと言うが、もはやお貸しくだされ状態

  

なぜ調理師学校に通いたいのか

その通学した後のビジョンが見えない

開業したいのか、それとも飲食店就職したいのか

今働いている場所多忙だとしても、飲食業の方が数倍大変なことをわかっていない

開業だけしたいのならなにも学校に通わなくてもいい

学校自体否定しているわけじゃない

資格技術を磨きたい意欲のある人は素晴らしいと思う

だが資金諸々が無い状態しかコロナ禍で無職になるのは危ないと

なぜ想像が及ばないのか

 

両親は根性があった

正直自分にも真似ができない

そして一番忙しかったところや、資金繰りにあせる姿を甥たちは知らない

飲食店の良かったところしか知らないのだ

 

いやそんな学校云々より、

なぜ学校に通う資金を両親にお願いするのか分からない

 

姉にはあるところから数百万の慰謝料を貰ったばかりなのだ

余裕があるはずなのだ

自分の息子なのだからまずその棚からぼた餅から工面するのが普通じゃないのか?

そもそもそんなに学校に通いたいなら、

自分なら数年今のところで働きながら勉強をし、その貯蓄で通うのが筋ではないのか?

 

とりあえず両親には絶対お金を渡さないことと

甥に転職コロナが終わるまで待てと伝えるように促した

自分からも甥を説得したいのだが、あの二人はすぐにヘソを曲げて

聞く耳持たなくなるから静観するしかない

 

先にも書いたが自分はクビにならない限り

転職すべきじゃ無いと思っている

だが増田の中に転職をよしと考えている人は居ないだろうか?

もしも居たらその意見を仰ぎたい

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