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はてなキーワード: 資源価格とは

2024-01-06

anond:20240106084108

ベースでなくドルベースで考えて配当の額が円安円高によって変わらないなら

資源価格ドルベースで考えたら円安円高価格は変わらないという話

2023-12-22

anond:20231222164352

こんにちは!おっしゃる通り、現在ドル円レートは140円ですね。しかしこれは、日本価値が上がったわけではありません。実際、円安が進んでいるため、日本海外からモノを仕入れコストが上がっています12。また、資源価格の上昇も物価高騰に繋がっています1。物価高騰に備えて、節約資産運用などの対策検討することをお勧めします132。

2023-03-25

anond:20230325092800

おバカなようで将来資源価格が高騰し紙オムツが手に入らなくなる未来を予見して行動している賢者

2023-01-25

旧一電が全体としてまあまあクソという話

anond:20230125001423

anond:20230124133752

東電クソ増田だよ!東電はクソって話から脱線するのと、単純に本文に対して追記が長くなりすぎるのでエントリ分けました。

東電が叩かれるには理由がある

東電EPHDの傘下なのは事実ですが、そもそも債務超過企業JEPXに参加できません。EPが値上げをしないのならHD無限に増資に応じるしか企業の存続策はありませんが、あくま東電HD私企業です。私企業赤字での営業強制する(そもそもその前に倒産するのでは?)ことはできないので致し方ないと思いますが、よくわからないのですが東電をどうしたら「フェア」になるのでしょうか?私はこの状況を放置して別の手段東電を救済する方がフェアじゃないと感じますが。

自分で書いたことを忘れたのか意図的論点ずらしてるのかわからないですけど、元増田が電力料金を解説したのって以下が出発点ですよね。

内容を精査するとできる範囲での合理化は行なっているし、30%という数字が一人歩きして不当に東電が叩かれすぎだと思うので解説

それに対して、いやいや東電はやるべきことやらずにコスト増を押し付けてる企業から叩かれるのには相応の理由があるというのが私の主張です(そう書いてるよね)。そして私の主張に対する反論が、HDEPが別法人からEP被害者でセーフ!っていうHDとの利害関係無視した理屈だったので電力解説増田擁護はフェアではないという話をしています

電力市場自由なのか

これもよくわかりません。差があるというのはどういう意味ですか?同じ小売でも地域によって料金体系に差があるという意味ですか?それが自由競争の阻害につながるのはなぜですか?エリア内での競争自由競争でないってことですか?

旧一電企業が組んでいたカルテル公取委によって摘発され過去最高額の課徴金が課されたのは当然ご存知ですよね。彼らはエリアごとに不可侵条約を結んで不当な競争を行っていました。摘発されたのは高電圧法人向けの契約ですが、個人向けのプランであっても自社エリア内とその他で契約可能プランに差がある状態であり、そういった旧一電が信用を圧倒的に損ねている状況を無視して表向きは自由化されているから好きにしろよという主張はちょっと無理があるのではないでしょうか。

ついでにいうと、電気料金解説増田も触れている内外無差別グループ内外で卸値に差をつけない)が確保されているのかは非常に怪しい、と言うよりは守られていないのではないかという疑惑が大きいです。実際に公正取引委員会調査を進めているという報道もあります。内外無差別自由競争が実現されるための大前提であって、こういった実態として自由競争が阻害されている可能性の高い電力市場において、表向きの宣伝文句だけで反論して煙に巻くのはいかがなものでしょうか。

前にも書きましたが、規制料金は以前(2016ー2021ごろ)は割高な料金体系でした。それが資源価格の高騰によって軒並み自由料金が値上がりしているため、自由に上げられない規制料金が相対的に安くなっただけです。おっしゃる公共性」の意味がよくわかりませんが2021年以前の規制料金にも公共性があったとお考えでしょうか?どう言った面で規制料金に公共性があるのか答えてほしいです。

規制料金が過去に割高だったことと僕の主張との関連性が見いだせなかったので後者だけ解答しますね。まず自分立ち位置として規制料金は自由競争を阻害する部分があり、将来的には不要だとは思っています。実際の卸値を反映しなければいけない新電力に対して、値上げできない業者がいるならそっちに流れるのは当たり前だし、状況によっては関電よろしく不当廉売に近いことにもなり得ますよね。しかし上述の通り現在の電力市場は旧一電のコンプライアンス意識の低さによって自由競争が確保されているとは言いづらいですし、既得権益を得ているプレイヤーが不当な利益を得ようとしている以上、現在の値付けが正当なものである確認し、その上限に枷をはめておくことには公共性があると思います

電気料金増田東電原発コストについて書く

anond:20230124133752

原発について書くと予想通り荒れるから嫌なんですよね。。。。。

ただ、もう書いてしまったので一応解説しておきます

追記 15:00)

うーん。。。ちょっともう少し正しい理解をしてからコメントしてほしい感はありますが、あとでちゃんと答えます

要点として書いておきますが、総括原価方式規制料金として残っているので自由化にそぐわないか自分廃止すべきって言ってるのは伝わってますかね。。。 あと今のエリア内での価格競争が真の自由競争じゃないってのはどういう理屈なんですかね?他エリアで売るつもりのない地域新電力とかあるけどどう考えてるんだろう?(ちなみに九州電力東電管内で供給をしてますが)

あと今の規制料金は十分不当廉売水準です。他の電力会社を見ればわかりますが、燃料費調整単価に上限はありません。規制料金の値上げは新電力にもメリットがあります。以下は具体例です。

東京ガス

楽天 市場価格調整単価|楽天でんき|楽天エナジー

追記終わり)

最後追記

返事した増田追記読みましたが相変わらずこちらの質問エリア内での競争について)に答えられておらず、論理にも飛躍があるので議論はここまでにしておきます。ただ、論証のおかしい部分については指摘しておきます

カルテルは高圧の話で、今は低圧規制料金の話をしているのは理解されてますかね。。。?カルテルの話から不当な競争は良くないってことをおっしゃられてるんだと思うんですが規制料金は今の水準は不当廉売で、電力の自由競争を妨げていますカルテルの話から規制料金の値上げに反対するのは論理に飛躍があります。あと仮に旧一電が顧客からの信用を損ねているなら好きに他の小売から買えばいいというのはそこまでおかしいですかね?信用損ねた売り手から電気買いたいですか?他の小売から買いたくなりませんか?

内外無差別についてはすでに電力・ガス取引監視委員会からすでにかなり強く監視されており、破ることは難しいです(不当な取引が無いことを証明するのは無理ですが)。内外無差別に基づいた卸売はすでに行われています(東北電力の例 https://www.tohoku-epco.co.jp/information/1228847_2521.html )。公取が動いた件に関しては内外無差別に関するものというよりむしろ以前から公取から指摘されていた規制料金のあり方にも踏み込んだもの理解しています。煙に巻いたつもりはありませんが、この辺は知っておいていただきたかったです。

現在の値付けが正当なものである確認し、その上限に枷をはめておくことには公共性がある

何度も言っていますが、今の規制料金は不当廉売水準で、正当な値付けではないです。規制料金は今の状態放置されることで東電もそうですが新電力もかなりダメージを受けています。私が規制料金の水準について言及したのはそれが原因です。不当廉売をさせてまで「上限に枷をはめておく」ことに公共性があると主張するのは無理があると感じます

最後になりますが私のことに不誠実な印象があるというぐらいなら新電力競争上有利な制度があること(常時BUなど)にも触れていただきたいという思いがあります。私がポジショントークをしているならあなたも十分ポジショントークをしていますよ。あと、これは感想しかないのですが、せっかくの増田上から目線で不誠実と言ったような人格に踏み込んだ発言をするのはやめていただきたいです。反論する気が失せ、議論の妨げになるので。

追記終わり)

東電東電HD)はなぜ再稼働できないか

結論対応杜撰から

今の新規制において原発の再稼働に必要な要素は3つあります

1. 設置変更許可

2. 安全対策工事

3. 地元同意

このうちよく話題になる柏崎刈羽6、7号機は1のみクリアしている状況です。安全対策工事についてかなり杜撰体制が明らかになって来ていて(例:柏崎刈羽原発の安全対策工事 未完了 新たに13か所判明|NHK 新潟県のニュース)、原子力規制委員会NRAから核燃料移動禁止命令が出ており、いつできるのかは不透明です。これに関しては擁護のしようはないと思っています。2、3についてもいつ完了するかは完全に見通せない状況で、現状では全く再稼働できる見込みはありません。ただし原価計算においてKK7を2023年10月に再稼働することを織り込んでおり驚きを隠せないというのが正直なところです。

私は特重の設置期限延長というのはギリギリできるとしても1のみをクリアしているKKや東海第二などを動かすという意見には賛同できません。それこそ福島の教訓を忘れています

翻って関電九電四電そもそもNRAへの審査気合いの入れ方も違い、審査があっさり通っているのはPWRというのもありますが、そもそもの彼らの能力の高さにも理由があります10年後にははっきりとした電気料金の差が現れていることでしょう。

コストについて

はっきりさせておきますがこれからのべるのは既設原発です。新設する際のコストではありませんし、これについては議論しません。新設コストについてはもはや宗教論争で、未だコンセンサスはありません。

すでに設置されている原発については電気料金を計算する際のコストは追加安全対策と核燃料といった見通しのつく固定費用になります。核燃料が固定費となっているのは一度再稼働するとそれにかかったコストが全てサンクコストになるからです(火力と違い、発電をやめても燃料は節約できないため。すなわち短期限界費用が0です)。そのため、燃料費調整単価として計上する必要がなく、従量料金単価の中で見通しを立てることができます。そのため、燃料費調整単価の追加を抑えることができ、消費者が少なくとも短期的に支払う電気代を抑えるメリットがあります

コスト転嫁について(私見

一つ断っておかなければならないのは原発運営しているのは東電HDで小売は東電エナジーパートナーEP)です。債務超過になったのは東電EPであり、関電九電と異なり原発運営者と小売りは違う事業者になります。そのため原発が再稼働できない問題東電HD問題であり、東電EPはむしろ被害者です。柏崎刈羽原発杜撰運営問題と値上げを絡めて論じるのは話がズレます(これは誤解を招いたという意味で私にも責任がありますが)。自由化以降は電気卸売に内外無差別という原則があるため、発電事業者は同じグループからといって小売を優遇することはできないことになっているためです(そのため、東電EP原発の再稼働を織り込んでいるのは若干違和感がないこともありません)。

加えて、言及した増田原発が動かせないのは東電責任から価格転嫁おかしいという趣旨ですが、そもそもそこに不満がある方は他の電力会社に移られてはいかがでしょうか。東電は今や数ある電力小売事業者の一つでしかありません。不満のある会社とわざわざ契約を結ぶ必要もないはずです。今はもはや独占企業ではないのですし、そもそも規制料金という枠組みが電力自由化矛盾しています規制料金が小売の参照価格となっているのはわかりますが、これのニュースバリューは単なる値上げのみであり、政治的含意を含めるべきものではありません。それが自由化です。

追記

言及した増田追記があったのでコメントというか、いまひとつ理解できないので質問を投げておきます

EP赤字は結局HDが引き受けているわけで規制料金の値上げで助かるのは結局HDですよね。そこの利害関係無視してEP可哀想被害者HD不祥事は別っていうのはやはりフェアじゃない部分を感じます

東電EPHDの傘下なのは事実ですが、そもそも債務超過企業JEPXに参加できません。EPが値上げをしないのならHD無限に増資に応じるしか企業の存続策はありませんが、あくま東電HD私企業です。私企業赤字での営業強制する(そもそもその前に倒産するのでは?)ことはできないので致し方ないと思いますが、よくわからないのですが東電をどうしたら「フェア」になるのでしょうか?私はこの状況を放置して別の手段東電を救済する方がフェアじゃないと感じますが。

同じ電力会社でもエリアによって契約可能プランに差があるし、真に自由競争かというと非常に疑問

これもよくわかりません。差があるというのはどういう意味ですか?同じ小売でも地域によって料金体系に差があるという意味ですか?それが自由競争の阻害につながるのはなぜですか?エリア内での競争自由競争でないってことですか?

規制料金についてもエリア関係なく本当に自由競争が行われるのであれば競争によって値下げ圧力がかかるので不要だと思いますが、そういった状況でない以上はその公共性から適切にコストを反映しているか確認が入ってしかるべきだ

前にも書きましたが、規制料金は以前(2016ー2021ごろ)は割高な料金体系でした。それが資源価格の高騰によって軒並み自由料金が値上がりしているため、自由に上げられない規制料金が相対的に安くなっただけです。おっしゃる公共性」の意味がよくわかりませんが2021年以前の規制料金にも公共性があったとお考えでしょうか?どう言った面で規制料金に公共性があるのか答えてほしいです。

2023-01-23

追記有)電気料金の値上げについて解説

東電原発については:anond:20230125001423

追記 15:12

いろいろコメントいただいたのであとで答えようと思います。言いたかったのは原発だけでなくて、石油火力も含めて様々なエネルギー源をバランスよく使うのが電気代の抑制につながるということです。

原発言及すると荒れますね。。。なお増田自身原子力に賛成で、この増田もそこに沿った内容になっています。その辺についてはご理解ください。

ただ、当然反対意見もありうると思います尊重します。あと、東電のせいで再稼働できてないという指摘も受けているのでそこについてもあとで答えます

追記終わり)

ブコメに回答します。

正直、「人件費下げろ」とか騒ぐヴァカ見ると航空会社よろしく料金と別に燃料サーチャージ徴収する方がマシではないかと思いたくなった。東電虐めは東電能力(人材力)低下に直結し、結局、消費者の首を絞める愚行

書き方が悪くて伝わってないんですが、今回の値上げはまさにその燃油サーチャージ相当分がほとんどです。これまで顧客の払う燃油サーチャージに上限があって、それ以上の分を東電EPが持ち出しになっていて倒産しそうになっているのでそれを顧客転嫁するように改めたというのが今回の値上げになります

従量電灯B(上限ある方)を恒久的に廃止する動きがありますが、理由貴殿文章にも電力会社のものにも見あたりません。この点についてご意見が聞きたいです。/いくつもこの手の記事に目を通してるがなにもない。

非常に良い質問です。結論から言うと廃止すべきと考えます。というのも規制料金というのは自由化から存在するメニューになり、いわゆる原価総括方式簡単にいうと電気供給を独占させる代わりに国の認可した値段でしか売らせず、安定供給義務付けること)の名残でしかいからです。

2016年自由化以降、新電力供給一般家庭に行えるようになりましたが、その際の宣伝はそれまでの規制料金(従量電灯B)より安くなるというというものでした。なぜ安くなるかというと、自由料金と言って業者自由に料金設定を行えること、そして何より東電などの地域電力(旧一電といいます、ただし東電中部電火力発電部門JERAという会社分社化しています)に強制的電気市場に出させることで市場で安く買って発電所固定費負担せずに済むからです。しか発電所固定費が重い旧一電は火発の廃止を進めたため供給が減り、市場の電力価格特に2021年以降高値で張り付くようになりました。

そのため新電力自由料金なので燃料費調整単価を独自に設定したりすることで(全くニュースになりませんが)相当の値上げを行ったり、あるいは新規契約を停止したりしており、規制料金と自由料金の価格が逆転していますしかしながら規制料金は価格自由に上げられないため、全国の旧一電が持ち出しで電気供給する事態が起こっています。もはや独占事業者ではないのにも関わらずです。

これは将来的には電源への投資が削がれることにつながり、今の事態のしっぺ返しは電力不足などの形で将来跳ね返ることになるため、規制料金は撤廃すべきと考えます

中電はシラッと「燃料費調整単価の上限撤廃」を叩きつけてきたが、全国には値上げしない地域もあるのか。原発稼働への国民への脅迫みたいや。

前述の通り、規制料金は上限の撤廃はされていません。中電中部電力を指しているなら、規制料金メニューへの契約お勧めします。

この状況、国は何もアクション起こしてないのかな?

今年の1月10月まで電気料金に一律7円/kWhの国から補助金が出ており、その分電気料金が差し引かれています

100%東電の言い分を「解説」する増田って、これもうステマだよねー。/人件費云々はまあそうだが、東電的には原発を動かせないのなら経営陣はどんどんクビにしていくべきだよねー。

「電力会社で働いてるわけではないけども、電力会社で働いてる知人が多くいる」、"電源のベストミックス"などの界隈用語っぽいの使ってることから電力会社ではないけど関係者っぽさはある。

全体的に電事連や旧一電によりすぎだなとは自分でも書いてて思いました。ただ、常々火発や原発、送配電などで働いている人たちは本当に頑張っているのにあまりにも報われなさすぎるなと感じており、筆を取ったまでです。もしそのような現場で働いている方がこの増田をご覧になられているのであれば嬉しく思います。いつもありがとうございます

ブコメ返答ここまで)



東京電力、家庭料金6月から29%値上げ 経産省に申請: 日本経済新聞

今日プレスリリースが出て、東電管内の規制料金の値上げが申請されました。

内容を精査するとできる範囲での合理化は行なっているし、30%という数字が一人歩きして不当に東電が叩かれすぎだと思うので解説

増田に書いても信用されませんが、増田は電力会社社員ではありません。

電気料金の内訳

そもそも電気料金は1kWhの料金は次のような構成(kWの基本料金は今回値上げされていません)。

電気料金=小売料金+託送料金(送配電会社の取り分、10円程度)+再エネ賦課金FITFIP買取価格の原資、3円程度)

このうち、今回値上げの対象になっているのは小売料金。右の二つはどの電力会社東京ガスとかソフトバンクとか)と契約しても同額。小売料金もさらに下のような構成

小売料金=燃料費調整単価+従量料金単価

今回値上げ改定となっているのは主に燃料費調整単価の部分。

今後資源価格関係なく定着する値上げに相当する従量料金単価はおよそ5%程度の値上げで、

前回の価格改定2012年から物価上昇率約8%(ソースhttps://ecodb.net/country/JP/imf_inflation.html から増田計算)と比較して低い水準に抑えられており、インフレ率を加味すると実質値下げと言ったほうが正確です。

また、従業員給与は従量料金単価から捻出されており、そもそも電力の原価の1%以下。社員給与のために値上げしているわけではありません。

これだけは知人に現場で働いている電力会社社員が多くいるため、彼らの名誉のためにも言っておきます

燃料費調整単価について

電力価格改定に対して資源価格は圧倒的に速いスピードで変化するため、それを反映するためのシステム

あらかじめ電源構成LNG石油石炭)を織り込んでおき単位電力量あたりにかかった資源価格を高くなったら足したり、安くなったら引いたりします。実際2021年ごろは資源が安かったので電気料金が割り引かれてました。

しかウクライナ情勢以降LNG価格がとんでもないことになっている一方で(一時は単価で50円/kWhを超えるレベル)、

規制料金(従量電灯B)には燃料費調整単価に上限が設けられており、これを突破した分は東電EP東電の小売会社)が全額負担となります自由料金や新電力には以前あるところもあったが、軒並み上限廃止したので顧客が全額負担です)。

そのため東電EPは一時債務超過にもなるレベル経営悪化しており(東電HD、小売り子会社が67億円の債務超過 増資含め対応検討 | ロイター)、今回の値上げ、すなわち燃料費調整単価の見直しは避けられませんでした。

今回の改訂を見てみると、安い石炭をかなり重視する電源構成に変わったため、資源価格に対する価格感応度は今回の改定によりむしろ下がっています

炭素的にはどうなんだという意見もあるんでしょうがしょうがないですね。みんな安い方がいいもんね。

関電九電について

値上げしてない二社について一応言及しておくと、彼らは手持ちの原発が全て審査合格しています

原子力(再エネも)はコストほとんどが固定費で、電気の単価が資源価格に左右されにくいという利点があります。やっぱりどんどん再エネ+原発の両輪で推進していくべきですね。

という訳で原子力と再エネが6−7割を占める九州電力は値上げせずに済んでいるのですが、関西電力については原子力の稼働状況だけはなく、電源構成理由があると思っています

というのも通常資源価格石油>>LNGなのですが、昨今のLNGの異常な値上がりにより石油LNGとなっており、これまで高価とされてきた石油火力がむしろ安価な状況が生まれています

関西電力石油火力発電所を3GW程度(このうち相生火発については今年廃止されますが)残しており、これを稼働させることで影響を和らげている部分もあります

また、40年経過した原発の稼働は料金に織り込んでいないため、改訂するとなるとそれらを織り込む必要があるためむしろ不利な改定になるからではと推測しています

電源のベストミックス重要性を感じますね。

 まとめ

もっと知りたい人は

https://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2023/1664634_8668.html

を見てください!ソースもここです。

2023-01-03

経済音痴はてなー

[B! 金融] 年末ドル円予想会場

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20221015194333

2022年10月15日投稿された記事ブコメ年末ドル円予測がされた。

年末定義ははっきりとしたものではないが、12月1日ドル円は136円台、12月15日は137円台、12月31日は131円台となっている。周知のとおり12月19日から20日にかけて136円から131円に急変して、12月28日までにじりじりと134円になったが、12月30日にまた131円になった。

で、ブクマカ連中は88件のコメントを残しているのだけれど、130円台を唱えている人は2人しかいないんだよね。

130円。自信は全くない。逆張りが大好きだから。一応理由としてはアメリカ資源価格が多少落ち着いてきてるのと、日本需要不足だがこんなもんは後付け - akainan のブックマーク

https://b.hatena.ne.jp/entry/4726698458528135107/comment/akainan

近々がつんと上にオーバーシュートして年末は132円……!どうだ……! - auto_chan のブックマーク

https://b.hatena.ne.jp/entry/4726698458528135107/comment/auto_chan

他の連中は140円、150円、160円、170円とか大ハズレばかりで、そのくせ自分予測コメンテーター気取りの理由づけをしているような連中までいる始末で、目も当てられない醜悪さ。

日本の衰退を嘆く前に、ブクマカ諸氏の判断力が相当衰退していること肝に銘じて、新年を過ごしていきましょうね。

2022-09-07

anond:20220907215026

原油価格ってウクライナ前くらいまで戻ってるし他の資源価格は下がってるやんという話

2022-09-01

再エネはなぜ「高い」のか(追記

ブコメに返答します。

反論以前の問題なんですが、エネ庁の資料12、13ページ見たらわかるけど統合コストに含まれ政策費用の内訳として「放射性廃棄物処分」って書いてあるからね。しりょうはちゃんとよんでね。あとね、放射性廃棄物管理じゃなくて処分。埋めた後にコストはかかりません。

TakamoriTarou Wikipediaでもいいので、すでに反論され誤りだとわかる事ぐらい踏まえて書こうな。ネットDE真実はもういらないの。例えば再エネは「統合コスト」なる謎値で既存電力は既存計算コストと比べるとかほぼ詐欺師じゃんね

www

しりょうはよんだかな? 経産省とかエネ庁の偉い人たちはネットde真実を真面目に議論してんのか... もう終わりだねこの国

maninthemiddle 増田を読む限りだと、「洋上風力発電は安い再エネだけど政治的理由で無理やり高くしてる」からどんどん普及させて競争させろという感想しかならない

その通り。それが理想なんだけど、海は国民財産なので国が海域を決めて事業者に入札させる形式を取ってます。その入札で競争して安くなるはずなのに、値段での競争より早期運開とか他の要素を重視するようになってるから次のラウンドでは価格は下がらないということなんだ。

midnight-railgun 首都鹿児島北海道にしちゃえばいいんじゃね?

これは実はまともな発想。需要サイドが合わせるのはこれからの脱炭素への一つの方法で、TSMC工場建設九州なのもカーボンフリーの電力が安く手に入るからというのも一つの要素であるらしく(聞き齧っただけなので正確なところはわからないです)、これからデータセンターの立地も脱炭素電源の構成比率考慮される時代が来ると思うよ。

yyg8m じゃあ、なんで、ウェスチングハウスアレバ経営が行き詰まって、日立イギリス原発から撤退したの?

いい質問だね。答えは資源価格資源価格が安い2010年代中盤(kwhが潤沢だったのでベースロード不要論が言われてたのもこの頃。発想が3歳児みたいでかわいいね)にはLNGが今の1/10だったか安全対策のかさむ原発なんてコストで到底敵わないから儲からない。でもロシア侵略世界は様変わり。ロシアのガスめっちゃ使うやで〜ってなったドイツが今のザマ。一方で原発の高コスト象徴だったフィンランドのオルキルオト3号機は5.5年で元が取れるようになっちゃったんだ(https://twitter.com/noahrettberg/status/1557669614280216577)。まあだからエネルギー政策は数十年単位の中長期的な視点必要だということだね。

taitoku そういうのは「再エネ主力電源化」や「エネルギー地産地消」を掲げた政権をこき下ろして、「2030年原子力電気の50%を賄う」と言った政権を褒めてから言ってくれよ。 前者は安倍政権後者鳩山政権だよ。

わかる。さすがスタンフォード卒の天才政治家鳩山さんやでぇ!

golf4_2001 うーん。太陽光バイオマスFITはもう終わって、市場価格連動プラス補助金(FIP)になるし、エネ庁のコスト比較統合コストの扱いで批判されたやつだし。制度も、需給調整市場や容量市場のことは書いた方が。

qt_fb 容量市場についての見解知りたい

よく知ってるね。FITは終わってないけどね。FIPって言うけどあんまりからいから今はPPAって小売と組んで自前で電気作って使いますスタイルの方が流行ってるね(再エネ賦課金どんだけ払いたくないねんという感想だけどね)。需給調整市場は調整力公募からの移行で広域的に調整できるので国民負担軽減には役立つかもという感じかな。容量市場も電源投資の見通し維持のために小売に電源の固定費負担させるもので、再エネ普及はあん関係ない(そもそもFIT電源は入札できない。でも再エネ導入を妨げる目的では全くないよ)。相対契約で電源を確保していない小売は死ぬだろうけどね。まあこれまでやってこなかったか需給逼迫警報なんて出たんだけどね。

napsucks でもこんだけ電力高騰してるなかで九州だけかなり平和なのは再エネ(まあ原発再稼働もあるけど)のおかげだよ。https://insight.enechange.jp/markets?f=jepx_checker

これは市場の卸価格(要は短期限界費用)だね。これには後々社会的負担する羽目になるコストは入ってないね。脱炭素電源は限界費用が0なので(原子力もね)、これが多い九州は当然値段が下がる。でもその分固定費が回収できない電源が増えるわけだから発電事業者からしたら撤退ちゃうよね。だから現に結局九州2024年容量市場も全部電源が落札してるのに足りてないという割と危機的状況ではあって(https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/seido_kento/pdf/042_03_01.pdf)、結局未来固定費用の前借りに過ぎないんだよ。

まともなコメントもあればとんでもないコメントもあるけど、こんなエントリが注目を集めるのは割と嬉しいし、コメントくれてる人には感謝してます明治維新以降エネルギーに振り回されてきたこの国ではみんなが考えて中長期的にエネルギーをどうするかを考えて、結論を出していくことが重要。風力とか地熱とかエネルギーの種類も大事だけど、1番大事なのはエネルギー心配をせずにみんなが暮らしていけること。だから、こうやって色々とみんなが勉強して議論して、この国がより良い方向に進めていけることを願ってます

anond:20220831231628

2022-08-11

anond:20220811123444

"「アベノミクスらしき」政策から、どの政権でも手がけそうな共通課題を除いていくと、最後に残るものがある。日本銀行による「異次元緩和」だ。これまでどんな政権も手を染めたことがない禁断の経済政策。これこそアベノミクス本質と言っていい。"

"世論から大いに歓迎されてスタートした異次元緩和だったが、「2年で達成する」としていたインフレ目標は9年余り経っても達成できなかった。その間も日銀紙幣電子データも含め)を刷り続け、その結果、日銀市場に投入するお金の量(マネタリーベース)は当初想定の2倍どころか、5倍の約670兆円にまで膨張した。

 しか理想的経済の好循環は実現できなかった。"

"出口問題を先送りを許さない状況に追い込んだのはロシアウクライナ侵攻がもたらした資源価格や食料価格の高騰である日銀がどんな金融政策を講じても実現できなかった消費者物価上昇率の2%目標を、図らずも実現してしまたからだ。"

"アベノミクス異次元緩和が待ち望んだ値上げラッシュがいざ起きると、国民からは強い不満の声があがった。"

"岸田政権物価対策に取り組まざるをえなくなった。こんどは物価を「上げる」リフレ政策ではなく、「上げない」ための生活対策である。"

"供給要因による物価高に金融政策有効とは言えないというのは、その通りだ。"

"たしかに、いま利上げしたところで原油液化天然ガスの輸入価格が下がるわけではない。"

2022-07-10

anond:20220710155926

選挙終わった後に来てもそこまで不安定にはならん

アメリカの利上げで資源価格落ち始めてるし何年も続くほどではない

2022-06-22

経産省良い仕事してるなあ

https://anond.hatelabo.jp/20220422140449

レアアースレアメタル(注1)のユーザー企業は、我が国の得意とする高付加価値産業を支え、我が国産業力の源泉となっておりますしか現在レアアースレアメタル調達環境悪化に起因する、我が国企業の望まざる海外移転に伴う技術流出や将来の国内市場雇用喪失懸念されております

この懸念払拭するため、省・脱レアアースレアメタル技術開発のみならず、省・脱レアアースレアメタル利用部品への代替に伴って必要となる実証評価設備の整備を支援することにより、レアアースレアメタル使用量削減をサプライチェーン全体で推し進める必要があります特に調達が困難になっているジスプロシウムを含むレアアース磁石について短期的に極限まで使用量を削減し最終製品実装可能技術を早期に確立する必要があります

事業は、平成23年度3次補正予算85億円を計上し、省・脱レアアースレアメタル利用部品への代替に伴って必要となる製品設計開発、実証研究、試作品製造、性能・安全性評価支援することにより、最終製品におけるレアアースレアメタル使用量削減を加速させることを目的とし、また、供給源多様化に資するレアアースレアメタルリサイクル、分離精製技術に対しても支援を行うものです。

1次公募では、省・脱ジスプロシウム磁石モータ実用化開発事業等49件(補助金申請額合計約50億円)を採択しており、2次公募では、レアアースレアメタル使用量削減・利用部品代替に対して広く支援を行います

ついては、より多くの方に本事業に対する理解を深めていただくため、以下のとおり説明会を開催します。お申し込みに関しては、各地方経済産業局のホームページをご覧ください。

(注1)

レアアースレアメタルとは、リチウムベリリウムホウ素、希土類(スカンジウムイットリウムランタンセリウムプラセオジムネオジムプロメチウムサマリウムユウロピウムガドリニウムテルビウムジスプロシウムホルミウムエルビウムツリウムイッテルビウムルテチウム)、チタンバナジウムクロムマンガンコバルトニッケルガリウムゲルマニウムセレンルビジウムストロンチウムジルコニウムニオブモリブデンインジウムアンチモンテルルセシウムバリウムハフニウムタンタルタングステンレニウム白金族、タリウムビスマスを指す。

https://www.meti.go.jp/policy/nonferrous_metal/rareearth/index.html

レアアース脱中国依存へ 政府国内精錬所整備

2021.5.13 17:48政治政策

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 スマートフォン次世代自動車製造に欠かせない希少金属レアアース(希土類)のサプライチェーン供給網)強化へ、政府国内精錬所の整備に取り組むことが13日、分かった。レアアースの原料だけでなく、精錬所も中国に集中している現状は、日本経済安全保障を脅かすと判断した。中国依存を避け、オーストラリアなどから調達する原料を日本国内精錬できるようにする。企業への支援策などをまとめ今後、予算規模を詰める。

 レアアース精錬は、原産地採掘したレアアースを含む鉱石を処理し、金属を取り出す中間工程中国採掘から精錬までを自国で行える強みを持つ。

 日本国内で利用するレアアースは、中国からの輸入が約6割に上る。日本政府は、オーストラリア鉱山提携するなど、調達先の分散化を進めてきた。ただ、豪州産原料は、人件費が安く施設用地も豊富マレーシアベトナム複数精錬工程を経て、ようやく日本金属メーカー渡り磁石として製品化されているのが実態だ。

 国内にも精錬能力を持つ企業が数社あるが、いずれも大規模ではない。このため、精錬工場の規模の拡大や参入社の増加などを支援する。レアアースリサイクル需要にも対応させる。

 レアアース軍事ハイテク化にも欠かせない「戦略物資」となっている。世界の最大供給国である中国は、米国念頭に今年1月、レアアース採掘精錬分離から製品流通に至る供給網の統制を強化する「管理条例」の草案を発表。昨年12月に施行した国家安全に関わる戦略物資技術の輸出を規制する「輸出管理法」でレアアース対象になる可能性もある。

 環境規制が強まる中、日本企業にとっては、次世代自動車用に欠かせないレアアース磁石の原料であるネオジム」や「ジスプロシウム」をはじめ、自動車排ガス触媒に使う「セリウム」などの確保がさら重要になる。

 政府は、環境消防法など保安規制による精錬工場増強の制約なども省庁横断的に検討し、レアアースの安定供給や低コスト化を図りたい考えだ。

レアアース 産出量が少なく、抽出が難しいレアメタル希少金属)の一種。全部で17種類ある。スマートフォン製造次世代自動車省エネ家電など日本産業界に不可欠。少量を加えるだけで素材の性能を高めるため「産業ビタミン」とも言われる。

https://www.sankei.com/politics/news/210513/plt2105130015-n1.html

レアじゃなくなった中国レアアース「ただの金属

カテゴリ

中国

5172dab1

引用http://livedoor.blogimg.jp/jyoushiki43/imgs/5/1/5172dab1.jpg

日本レアアースを使わない技術を開発し、劇的に消費量を減らした結果、希少価値が無くなり、ただの金属になった。

レアアース日本潰し

中国政府は15年の5月1日からレアアース(希土類)の輸出税を撤廃すると発表した。

中国レアアース戦略物資定義し、輸出を制限することで外交的に優位な立場に立とうとしていた。

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輸出量を絞る事で価格を吊り上げ、敵である日本を屈服させようとしたが、、世界貿易機関(WTO)は14年に違反認定した。

中国レアアース輸出枠を大幅に制限したのは2010年7月で当時毎日のように尖閣諸島周辺に中国漁船が押し寄せ、海上保安庁と衝突したりしていた。

同年9月には日中対立きっかけになる「巡視船中国漁船の衝突事件」が発生し、レアアースを用いた日本つぶしを始めた。

日本政権だった民主党方針ははっきりせず、副総理外務大臣だった岡田克也は「公海上で中国が何をしようが、日本政府が口を出す権利は一切ない」と中国支持を打ち出した。

中国はこうした日本側の協力を得て一層強気にでて、資源戦略としてレアアースの輸出制限を課した。

当時(現在も)レアアース原産地殆ど中国で、携帯電話など最先端製品に多く使用されていて、代替品はなかった。

輸出規制で最も打撃を受けるのは、消費量が多いのに、国内生産しない日本で、日本だけを標的にしたのが分かる。

日本対策として中国以外からレアアース調達を増やし、レアアースを用いない技術の開発を進める事にした。

レアアース日本勝利するまでの経緯

2010年、レアアースは100%近く中国で産出され、他の国ではまったく採れなかった。

消費量は毎年拡大し、石油に代わる最重要資源になると予想された。

そこで中国石油産出国が生産制限をしたように、輸出規制を行い価格は急騰した。

酸化ランタン価格は2011年に1キロ16ドルになった。

輸出制限への日本対応は、レアアースを使わない技術を開発し消費量を減らすことだった。

効果はてきめんで、酸化ランタン価格は2014年には3ドルにまで暴落しました。

中国レアアース輸出量は2006年の5万3000トンがピークだったが、資源価格の高騰によって輸出額は2011年の26億ドルピークだった。

2013年には輸出量は1万6千トンにまで減少し、輸出額は4億ドルに減少した。

ピーク時と比べて輸出量は4分の1、輸出額でも4分の1になった。

4億ドル(500億円)と言えば中小企業の年間売り上げに過ぎない。

こうした暴落拍車を掛けて日本を助けたのは、皮肉にも中国レアアース企業だった。

中国最大のレアアース鉱山があった町は、輸出規制によって人口100万人が3万人にまで減少した。

鉱山は次々に閉鎖したり倒産し、各地でゴーストタウンになった。

彼らは食べていかなくてはならないので、秘密裏レアアースラオスなどに密輸しました。

こうした密輸レアアース第三国で「生産」された事にして、日本に輸出されました。

この結果2008年に90%が中国からの輸入だったのが、現在は50%を下回っている。

日本米国EUは12年3月にWTO共同提訴し、14年に勝訴しました。

その後も資源価格の下落と中国以外の生産増加によって、もはや戦略資源ではなくなりました。

中国が輸出枠に続いて輸出税も撤廃することで、日本の完全勝利に終わりました。

https://www.thutmosev.com/archives/28408929.html

2022-06-01

景気予測は「勘と経験

景気予測が「勘と経験」だと書いた某エコノミストに対して、一部のマクロ経済学者たちが瞬間沸騰してブチ切れてたけど、反論レベルが低いと思うな。

たとえば以下のツイートから始まる景気予測ツール説明だけど、この手法で今後2年間の景気を予測してみてほしい。多分使い物にならないよ。



景気予測というのは、経営戦略投資戦略意思決定サポートするための材料提供することが重要なんだ。

から、「このモデルだとこういう結果になります」では役に立たないし、意思決定において重要な要素は短期的な「ショック」であることが多いかモデルの解として描写されないことが多いんだよね。

エコノミストマクロモデルを使った予測値やシミュレーションくらいは大抵作ってるよ。でも、それだけでは役に立たないことを理解してるからいか現実に近づけていくかで苦労しているんだ。

一般的識別やすいショック(円安資源価格上昇、利上げ)だったらモデル分析はできるけど、たとえば中国ロックダウンの影響をどう考えるかな?

産業連関表を使えば良い?うんうん、気持ちはわかるよ。でも産業連関表と時系列モデルマクロモデル統合するのは簡単じゃないし、国際的産業連関表はたまーにしか更新されないね

モデルが役に立たない理由は大体想像できると思うけど、統計モデル等を用いて行う予測は、過去構造を前提として未来予測することしかできないんだよね。

でも、経済は変化し続けるし、特にコロナ前後の変化は大きすぎるから過去関係性をもとに予測を作ると、足元の経済動向がそもそもうまく描写できない。

この状態で足元で起こっていることが構造変化なのか、景気循環なのかを識別しながら景気予測を作っていくのがエコノミスト仕事なんだね。

そのためには統計モデル変数として採用しにくい細かい経済統計の中身やビッグデータ質的変数なんかも加味して予測を作る必要がある。

それを大雑把に言うと、「勘と経験」という言葉なっちゃった部分があるんじゃないかな。

もちろん、これをすべて統計的に織り込んだモデルが作れるならば理想的だよね。

政策当局を中心にこうした取り組みを進めているのは知ってるよ。でも実用的な景気予測をそれだけで行うことが出来るレベルには達してないよね。

もし出来るというのならば早く「論文」で発表してほしいな。参考にするよ。

不思議なことに、日本ではマクロ経済学者がいわゆる職業エコノミスト馬鹿にすることが今回の事例のように一般的に行われているのよね。

でも実際にはやってることが違うことが多いから、下手に口出しするべきじゃないと思うよ。

逆に、月次や四半期で出てくる経済統計について、マクロ経済学者がとんちんかんコメントをしていることも少なくないよ。仕方ないと思うよ、普段見てないんだから

から、もともと論文を書くことを仕事にしていない職業エコノミスト論文を書かないことを馬鹿にするべきじゃないよ。

こんなことはある程度理解はされていて、「勘と経験」という言葉が癪に障ったので瞬間沸騰してツイートしたのだろうとは思うよ。

でも実際にモデルが織り込めない経済環境予測に活かしていくためには、ある程度の経験必要になる局面も多いのは分かってもらえるんじゃないかな。

あと、異様に「勘」が鋭いエコノミストもいるよね。トップエコノミストは他の人が見つけていない重要な要素を見つけ出すセンスがずば抜けてる。これは「勘」としか表現できないと思うな。


ま、そんなに考えずにドタ勘だけで予測してるエコノミストもいるのは事実だし、元記事の人がどういう作業をしていたかはわからないけどね。

2022-05-29

ベース電源」という言葉を忘れてしまった結果www

ざっくり言うと

クソみたいな制度設計のせいで日本はもう安定供給ができる国じゃなくなりつつあるよ

この項目で言っていないこと

再エネの開発は不要

主力電源化する再エネ

 以前三菱商事系が洋上風力を総取りした件で軽く騒ぎになっていたが、日本で主力電源化しつつある太陽光、風力はコストが低下し、新規の開発案件日本だけでも目白押しとなっている。ただ、この中長期的なベース電源という言葉を忘れてしまって再エネ大正義の「限界費用ベースの電力市場趨勢のために、今まで2回(オイルショック東日本大震災しかたことのなかった電力使用制限令常態化してしまレベル日本の電力環境が本当にめちゃくちゃになりつつある現状は知られていない。太陽光、風力(まとめて変動性再エネ、以下VREと呼ぶ)の3つの特徴を踏まえた議論をしてみたい。

VREの特徴

1. 限界費用が0

2. 出力が不随意に変動する

3. 同期発電機を利用しないインバーター電源である

1. 限界費用が0

 VRE限界費用が0なので市場には0.01円で入札されており(この理論FITがある現状では額面通り受け取れないものの、概ねこの通りである理解していただいて構わない)、実際日本でも晴れた日の昼には約定価格が0.01円となっている。これはまさに燃料の投入が必要ないVRE恩恵と言え、この時間にはスポット市場では火力の電気コスト面で負けるため落札しない。しかし当然VREには発電しない時間がある(設備利用率は太陽光で最大15%、風力で20−30%出典)ため、夕方以降は火力が落札され、現在では資源価格の高騰もあり、15-20円/kWh程度での落札となっている。再エネ関連のトピックでは風力と太陽光は補完関係にあるという言葉ミスリードされることがよくあるが、蓄電ソリューションバックアップ電源なしでのVREのみでは設備稼働率の低さと稼働時間が集中しがちになるため電力を100%保証することは絶対にできない。そのため現在の電力システムへのVRE導入は火力による調整が前提になっている(蓄電池などによる蓄電ソリューションについては当然後で言及するが、少なくとも今の電力システムではあてにできない)。

 しかしながら昼間には火力の電気落札しないため、当然止めることになる。結果として火力発電設備利用率が低下するため、採算が悪化する。そのため、効率の悪い火力発電所は環境的側面というよりは経済的要請から廃止されていく。すなわち、現状のやり方でのVREの導入は火力の調整が前提なのに、VREのものによって火力が市場から追いやられているのである。 加えて、現在電源の大部分を所有する旧一般電気事業者JERA関西電力など大手地域電力系発電事業者のこと)は「自主的取り組み」として限界費用での玉出しを強制されているため、この傾向は当面続くと思われる。

 加えて言及しておかなければならないのが火力発電の燃料確保(主にLNG)における問題である。燃料には長期契約及びスポット調達の二つがある。長期契約比較長期間(およそ10単位LNGを買い続け、価格についても変動が大きくない。これは一見いいことに聞こえるが、LNG価格が低下したとき契約通りの値段で支払う必要があるため、近い将来VREの導入が多くなりLNG火力が落札せずにLNGを余らせた場合LNG転売することになる。しかしその場合(余るのだから安くしか売れないため)差損が発生することになるため、発電事業者としては長期で需要が見通せる場合のみ契約しようとするのは明白である。一方でLNGスポット依存すると、当然高騰した場合でも安定供給のためには買い続ける必要がある上に、いつも買えるとは限らないため、LNGスポットへの依存の増加が電力市場の高騰に結びつく。JERAカタールとの長期契約の終了のニュース記憶に新しい(JERA社長、カタールとの大型LNG契約は更新せず-年末に終了へ - Bloomberg)が、現状の電力市場取引システムは発電事業者スポットへの依存を招く構造になっているため、日本LNGの長期契約が次々と失われている現状がある。これは欧州の脱ロシアの流れの中においてはLNGの安定供給を危うくすると同時に余計な国富流出を招くため、政府として対処すべき問題である付言しておく(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/018_03_00.pdf)。

 なお、火力発電設備撤廃に伴う電源不足という現在課題は既に共有されており、2024年から容量市場が導入され、電源容量(kW)に価値をつけて取引ができるようになった。発電側としては資金回収の目処がつくため発電所の新設のハードルが下がる、と思われていたが、新電力配慮したい政治的思惑もあって現在の水準は既設発電所の維持はできるが新設は難しい水準となってしまっている。加えて全く語られないので言及しておくが、九州電力管内においては初年度の2024年から既に不調な結果に終わり、供給信頼度が低い結果となっている(ざっくりいうと、九州電力管内は非落札電源はないので「物理的に」電源が不足する)。一体どうするのだろうか?2025年以降の電源容量の不足は全国的に波及しそうで、中長期的に日本国内での電源は決定的に不足している(参考:https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/kentoukai/2020/files/youryou_kentoukai_29_04.pdf)。

2. 出力が不随意に変動する

 これは広く知られていると思うが、稼働できる時間帯の中でも風はいつも吹かないし、太陽は雲に隠れたりする。ただ、その変動にもスケールがあり、数分ー数時間程度の短期間の変動から気候の季節変化に伴う数ヶ月程度の長期間の変動がある(冬に電力が不足しつつある現状を思い出してほしい)。短期間の変動はご存じのとおり蓄電池解決策になる上に、スポット価格が高くなる他のVREが発電しない時間帯に売電のタイミングをずらせるため、発電事業者には収入の増加も見込めるメリットがある。加えて蓄電池VREでも既に価格競争力を持ちつつあり、詳しくは言及しないが今年から始まったFIP制度がそれのインセンティブになりうると期待されており、要注目であるのだが、今のシステム設計では、あえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう。

 一方、である長期間の変動は一体どうするのであろうか?残念ながら蓄電池などの既存の蓄電ソリューションでは対応できない上に、将来的にも難しいため、やはり火力発電によるバックアップ必要かつ前提になるのであるが、既に言及したようにこの有様なのでどうしようもないのである。残念。再エネで作った水素火力発電、という声も聞こえてきそうだが、電気で作った水素を燃やして電気をつくるというこの二度手間、つまり現状の火力発電の熱効率が高くても40%程度(高位発熱基準)で電気分解で90%とするなら35%程度のエネルギーしか利用できないことを考えると発電に使うより車を走らせるべきでコスト面やエネルギー効率観点からで圧倒的に不利になる。それならブルー水素の方が良い気もするが、再エネで水素を作れる時代になればわざわざ褐炭だの天然ガスだのの採掘ファイナンスがつくわけないので非現実的。ということで詰んでいます。現状の解決策はありません。どうするんでしょう。再エネのコストが低下しつつあるのは間違いないのだが、それはあくまで発電事業者にとってのコストであり、VREを主電源化するにあたっては社会全体で追加で負担しなければならないコストが発生することはよく理解していただきたい。

3. インバーター電源である

 インバーターとは直流交流に変換する素子のこと。VRE交流発電機は直接利用せず一旦直流で発電してから交流に変えたのちに電力網に乗せるため、従来の電源(火力、水力、原子力)で利用される同期発電機という一定の回転数で稼働させる発電機は利用しない。昼間に晴れた時間帯には以前太陽光の出力制御が行われた四国電力管内の例で言うと6割程度がこのインバータ電源が占めていた。実はこの際に語られないが非常に大きな問題が発生する。と言うのも、インバーター電源には「慣性力が存在しない」のである。?となった方もいると思うので、大縄跳びに喩えてみよう。大縄跳びを飛ぶときは紐に合わせるのではなく、一般に人の声にタイミングを合わせて跳ぶ。このうち、同期発電機は声を出している人、インバータ電源はその声を聞いて飛ぶタイミングを合わせている人である。縄跳びがちょうど周波数に相当し、声が慣性力に相当すると考えてもらって良い。先ほどの晴れた昼間の例で言うならば、昼間は火力が系統から退出してしまっているので、声だしのできる人が減ってしまっている。そのため、仮に残った数少ない声だしのできる人が急に捻挫を起こして縄跳びから退出してしまった場合、声でタイミングを合わせていたインバータ電源は急に声が聞こえなくなるのでジャンプタイミングがわからなくなり、大縄跳びが成立しなくなる(周波数の乱れが起こり、UFRの作動による停電)。お分かりいただけるだろうか。すなわち系統を維持するためには一定割合の同期発電機や同期調相機といった慣性力確保のための仕組みが必要なのだが、現状のVREの導入の仕方では不可能なのである(よく話題になる太陽光発電の出力抑制もこのインバーター電源の割合を抑える目的も持っている)。以前の3/18の地震の際に火力発電所の停止の影響で関東に大規模な停電が起こったが、あれは仮に昼間であった場合、脱落しているのはほとんど火力発電=同期発電機だったため、インバータ電源だらけになってしま周波数の乱れが深刻になり、停電する地域がより拡大していた可能性が高い。復旧の際には系統投入は同期発電機から順に行っていくが、VREほとんどは分散型電源のため司令所で気軽にオンオフもできないため、逆に復旧にかなり時間を要する可能性も高い。つまり野放図なVREの導入はその分散型電源としてのイメージとは裏腹に電力系統災害時のレジリエンスをも低下させてしまうのである。昼間に地震が起こらないことを祈るばかりである

 この対策としては、慣性力をもつインバーターがまだ技術的に開発されていない上に、すでに導入されている太陽光発電の規模を考慮すれば、現実的選択肢としてはフライホイールや同期調相機としての同期発電機タービンのから回しなどなのであるが、このような施策を行えるのは大手電力のみであり、自由化で体力を奪われている彼らに期待するのは難しいだろう。このままでは晴れた日は出力抑制が続出するのに曇れば火力がフル稼働というあまりにも不健全な電力構成となってしまう。なお、送電線の強化は出力抑制問題と絡めて語られるが、この問題対策としてはあまりコスパが良くない。と言うのもJEPXスポット市場をご覧になればわかるが、例えば東京電力管内で晴れている時には隣の東北電力管内でも晴れている場合が多く、その場合にはどちらの場合でもインバータ電源の割合が高いため相互接続しても同期発電機の脱落に備えると言う観点からは(もちろん役立つこともあるが、)役立たないことも多く、この問題解決策として優先度は低い。ちなみに、この件に関しては日本風力開発傘下のエネルギー戦略研究所安田陽氏のコラムNo.275 慣性問題の基礎知識と最新動向 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座)やこれ が参考になる。

コスト負担制度設計

 VREは確かに素晴らしい特性を持つが、裏腹にその主電源化には発電事業者ではなく電力系統大手電力会社の側で新たな投資必要となる。そのため、発電事業者から見たコスト(発電コスト)は「安い(≦10\/kWh)」のだが、電力系統全体で負担するコスト統合コスト)は「高い(~20\/kWh)」(ちなみにこれは電力卸市場VRE大規模導入をおこなっている国はどこでも直面している問題であり、Death Spiralなどの言葉検索していただくと良いと思う)。以前統合コストを論じたエントリ太陽光に火力のコストが含まれていることを批判するブコメが多くみられた(例えば、これ)が、この増田で納得いただけただろうか。筆者自身としてVREの導入は避けられないと思っているし、また賛成でもあるが、責任ある立場の人々からこれらの問題解決しようという風潮があまり見られないので非常に心配している。また、そもそもで言うならばこれらの問題の根源はVREではなく制度設計であり、限界費用の考え方のみで、VREの導入と電力市場の安定を両立させようとするのはどう考えても最初から無理だったと思う。(現在の最もあり得る)結果として安定供給担保されなくなることと燃料費高騰という二つのツケを消費者負担させるようでは現在の小売システムや脱炭素理解を得るのは難しくなるだろう。しか最も高い代償を払うのはエネルギー支出割合が大きくなり、家に太陽光パネルを設置できない低所得者層であるSDGsとは一体何だったのか(「10. 人や国の不平等をなくそう」ってあるんだが)。 再エネ議連の皆様には猛省をうながしたいところである

まとめ

2022-04-11

「再エネの主電源化」「小売自由化」を達成した日本では「安定供給」は望めない

このエントリで言っていないこと

  • 再エネはこれ以上導入しないで良い

用語定義

「再エネの主電源化」: 太陽光洋上及び陸上風力の変動性再エネ(以下VRE)を主力電源にすることで、電力分野においての低炭素化の達成。バックアップ電源としての化石エネルギーの利用は排除しない(調整力の問題から100%炭素不可能のため、後で理由説明する)

注意:地熱、水力は開発余地およびファイナンス問題(詳細は調べていただきたいが、資源があることは営利目的での開発が可能であることを意味しない。ネットに出てくる(中小)水力、地熱トピック資源にの言及し、ファイナンス面を無視したものが多く、実際の開発に踏み込んで議論していないものが多いので注意)から大幅な開発は期待できず、目標には入れない。

小売自由化」:全ての消費者は、参入障壁の低い電力市場に参加した小売業者から自由選択して電気を購入する。競争原理により消費者低価格な電力を選択、もしくは証書つき電力を購入することにより非化石価値などの付加価値も購入できる。市場への入札は基本的に電力の限界費用で行われる(現行ルール)。これは達成済み。

「安定供給」:化石燃料市場の動向および天候や気温の条件に関わらず、発電サイドの問題(燃料制約、電源不足や天候不順など)での停電は起こさない(注意:配送電に起因する停電災害などの理由から0にはできないので、ここの定義には含まない)

大手電力:自前の大規模電源を有する電力会社JERA関西電力などといった旧一般電気事業者ENEOS東京ガスなども含む)

新電力:大部分を市場で電力を購入して消費者供給する小売事業者

このエントリで言いたいこと

「再エネの主電源化」「小売自由化」というものを両立する場合、少なくともこの先10年ー50年の短中期においては「安定供給」を日本においては完全に達成するのは不可能であるということ。

理由説明していく。ただし「再エネの主電源化」を達成しない選択肢は国際的かつ政治的に今後取り得ないので、「安定供給」と「小売自由化」をどの程度のバランスで守るかということを考える材料提供したいと考えている。まずは今の方向性を維持する場合を考える。

「再エネの主電源化」「小売自由化」を完全達成した場合現在日本が近づいているもの

達成にあたって絶対必要なこと(かっこは筆者による実現可能性の予想)

- VREインバータ電源(直流交流への変換を伴う)のため電力系統に大規模に導入すると電力系統慣性力を失い、火力、水力、原子力などの同期発電機脱落時の大規模停電リスクを高めるため、蓄電設備がない場合は出力抑制必要

- 付言するが、蓄電池VREも近年では価格競争力を持ち始めている(ただしあえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう)。また2022年からFIP制度というのが始まり、再エネを市場価格プレミアムで買い取る制度ができる(インバランスにはペナルティも課される)。この場合では再エネが発電できない、電力価格の高い時間帯に売電するインセンティブを生むため、アグリゲータFIP対象の発電事業者蓄電池コスト負担するモチベーションにつながる。一方で資源価格が上がっている現状で蓄電池資本費を回収できるかは不透明

- この二つは国を超えたレベルの広域な電力系統存在しない日本特に顕在化する。

実現できればいいが、期待できない・目標の達成には資さないこと

- ネガワット、DRは何れも短期間の電力の過不足への対応技術のためいずれも一日から1ヶ月の長期間VREの変動には対応できない

- あくまで安定供給に向けた金銭的なインセンティブしかなく、100%保障を行えるメカニズムにはならない

- ただし、出力抑制が起こるような先週の土日の東北電力四国電力管内の例には電力を活用する観点から重要

- VREが安い時間帯に水素を作ってkwが不足する場合火力発電の燃料とするという発想

- 電気分解で90%、コンバインドサイクルを利用する場合でも高位発熱基準で熱効率40%程度が限界なので全体として見た時に結果として3割ー4割程度のエネルギーしか利用できないため、ファイナンスの面から達成が難しい

- 発電に利用するならCCS付き水素を利用する方が現実的だが、将来的なタクソノミーを考えると採掘関係する資産座礁資産になる可能性が高いという筆者の予想

結果として起こること

- 加えて重要なのが、火力発電の燃料、特にLNG大手電力にとって長期契約するインセンティブが失われるため(長期による電力需要を見通せず、余った場合にはLNG転売損を招く)スポット調達がメインになるが、スポットは割高のため、VREが使えない時間帯のさらなる電力価格高騰の常態化を招く

- スポットは常に入手できるとは限らず、加えて無駄国富流出の要因になり、経済安全保障観点から政府も手を打つべ問題

- 結局VRE統合コスト2030年でも原子力に比べて割高なのはこれらの理由による

- 2024年度より容量市場が設置され、電源(kW)を取引できるようになった(すでに取引は開始されている)が、様々な理由から現在市場価格では既存設備は維持するのは可能(難しいものも多いが)だが新設するには安い値段に落ち着いてしまっている。結果的現在市場設計では中長期的な将来の容量を担保できない。

- 既に2024年の九州電力管内の落札結果は供給信頼度が低く、管内の電源容量不足を示唆している。

現状の継続では「安定供給」が犠牲になることに加えて、VRE大規模導入での電力の脱炭素化は不可能になる

少しでもシナリオ改善するには

- 発電設備資本費を市場負担させるシステム必要ではあるが、新電力からすればメリットが皆無なので難航するのは目に見えている

- 容量市場についても経過措置取引価格が下がる仕組みになったこからほぼ期待できない

- 現状では再エネの主電源化は遠い目標なので脱炭素および電力価格の安定を目指すなら活用せざるを得ない

- 電力の完全脱炭素化を達成するには将来的にはSMRなどの調整力を備えた原子力発電所が必要不可欠だが...

- 利点

- 同期発電機であり大規模電源でもあるため電源として単純に優れている

- 限界費用は再エネと同様0、福島での事故を加味してもまだ既存原発の再稼働コストは安い

- 燃料費は発電コストの15%程度、かつそのうち加工コストが半分程度なのでウラン価格費用に占める割合が低く、経済安全保障資する

- 欠点

- 既存原発に調整力を担わせるのは経済的理由から難しい(技術的には可能だが...)

- 事故が起こった時の恐怖感から賛否が分かれ、利用のための政治コストが高い上に政治家はそれを払おうとしないので期待できない

- 安全対策及び特重施設設置の問題から東日本大震災から止まっている原発については迅速な再稼働は期待できない

まとめ

1. 価格面で起こること

 現状の市場システムでは燃料調達スポット市場への依存を促す仕組みになっており、資源価格の上昇がより厳しい形で市場に跳ね返る。そしてそれは最終的に一般消費者負担させられる構図が出来上がっている。特にエネルギー価格は逆進性があるため、低所得者への支援必要不可欠。

2. 脱炭素面で起こること

 VREの導入はこれからも進んでいくだろうが、主力電源化を進めるためにはVREの変動をカバーできるシステム必要蓄電池は有力な候補だが、主力電源化に必要レベル蓄電池導入のコストを誰が負担するのか決まっていないため、不透明と言わざるを得ない。このままでは長期的な変動はともかくとして、短期的な天候の変化にも対応できず、春や夏でも晴れた日には出力抑制常態化するのに夜間や荒天の日には火力発電所がフル稼働する日常が迫っており、電力の脱炭素化は遥か遠い目標となる。

3. 安定供給面で起こること

 中長期的なバックアップ電源を保障するシステムが今の日本には存在しない。現状が進行すると3/22のような需給逼迫警報特に冬の時期に日常化しうる危険性がある。小売事業者に適切に発電設備資本費を負担させる仕組みおよび長期的な発電事業者収入保証する仕組みが必要。安定供給破綻に近づいている。

と、ここまで書いてきたが結局再エネの主電源化を妨げているのは制度設計のまずさとしか言いようがない。FITは再エネ導入に大きな役割を果たしたが、野放図な開発を招き、加えて電力系統不安定さを招いた。パネル設置者が固定価格で買い取ってもらえる一方でそれによって増大した再エネ賦課金と安定供給維持のコストは広く国民負担するハメになるのでまさに外部不経済しか言いようがない。理念が間違っているわけではないのだが、安定供給と再エネの柔軟性確保に誰が責任を持つのかはっきりすべきだった。つまりこれらは政治責任であり、政治コストを払わなかった政治家の責任である。最も現実的選択肢としての(特重施設設置期限の延長による)原発再稼働も政治コストの高さから誰もやろうとしない。票にならないことを政治家がやりたがらないのはわかるが政治家の失策コスト国民が払い続ける現状はおかしい。参院選の後からでも日本の電力の未来責任あるビジョンを示す政治家が現れることを期待したい。

anond:20220402032958

2022-03-09

ウクライナ降伏しないせいで家計が苦しい件

ウクライナさあ、早く降伏しろ

お前らが粘るから資源価格上がって生活圧迫してるんだが

世界中本音ウクライナ人の命より財布の100円

マジで早く降伏してくれ

2022-03-02

anond:20220302071715

経済のみ注視とか、それって日本国内だけで生活してますアピール

どんだけ経済というか自分世界狭いんだよ。

クソが。

資源価格どうなるか注視してる企業も多い中、暢気でイイネ

2022-02-26

anond:20220226220859

そう。資源価格の上昇は実はチャンスになるかもしれないんだよなぁ

2022-02-22

ウクライナ侵攻はアメリカの陰謀などと唱えてロシア擁護してた書き込み一覧

スターが付いてるものにはそのスターアカウントも記録

目立つの

https://b.hatena.ne.jp/peppers_white

https://b.hatena.ne.jp/tarodja3

https://b.hatena.ne.jp/emuaeda

プライベートモードだがスターの多いアカウント

https://b.hatena.ne.jp/name-3333

emuaeda アメリカ暴走の気がするのは、まず侵攻は16日と言ってウクライナも団結の日と制定した。もし侵攻を決断したなら24日の会談に応じるの?バイデン大統領を手放しに信じるのも危ないと思う。

b.hatena.ne.jp/entry/4715635677904480290/comment/emuaeda

peppers_white ここまで強硬発言してるとバイデン側も何かやらかしてんだろうなーって邪推する、西側にも正義はないというのはもうここ数年で痛感した

b.hatena.ne.jp/entry/4715634306198769474/comment/peppers_white

b.hatena.ne.jp/name-3333/

b.hatena.ne.jp/michiki_jp/

b.hatena.ne.jp/faqua/

tarodja3 ┅又々訴える‥早く進攻してくれ!!‥と扇動しまくるバイデン、、"進攻"には「無血開城進攻」という手もあるし‥困るのはどちらかな?‥経済制裁両刃の剣ロシアは痛くも痒くもない、、、 国際政治 ウクライナ問題

b.hatena.ne.jp/entry/4715634306198769474/comment/tarodja3

b.hatena.ne.jp/faqua/

dekigawarui この報道自体米国工作に感じるな。

tarodja3 ┅果たして、どちらが挑発しているのか?!、、、 国際政治 ウクライナ問題

b.hatena.ne.jp/entry/4715633757516481282/comment/tarodja3

b.hatena.ne.jp/peppers_white/

nowandzen 一体誰が儲けてるんです?上級市民茶番で下々が死ぬ

b.hatena.ne.jp/b3dzxnkkp

b.hatena.ne.jp/aust-blu-cit

b.hatena.ne.jp/name-3333

moandsa いまいち、やったところでガス利権以外どこまでロシアメリットがあるのか見えなくてアメリカの先走り(したほうがアメリカに利があるよう)にも見えるが、紛争偽装を始めてる点で現実味を帯びてきた。やめてくれよ… 国際

triceratoppo バイデンからすれば侵攻すれば自分政策不手際から目を反らせるし、侵攻しなかったら自分の手柄に出来るしで、ラッキーと思ってるな。この古狸、思ってた以上に無能で、トランプ以下かもしれない。4年で終わる。

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/triceratoppo

bibs 国内経済政策機能してないアメリカは、11月中間選挙までロシアとの緊張を煽って支持率を高めたいのが本音では。ロシアバイデン支持率に利用されつつ、ウクライナNATO加盟を阻止するまでは引けないでしょう

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/bibs

peppers_white 米も露もプロパガンダやってるからあーもうめちゃくちゃだよ、巻き込まれるの本当疲れる/特に米は戦争前提だから交渉通用しないのがアレ、EU側はマジで迷惑

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/peppers_white

natu3kan アメリカウクライナ不安定名目支援米国企業還元できる」ロシアウクライナを煽るとロシアが持ってる資源他国に高く売れるし、戦争になってもならなくてもヨシ」大国Win-Winに巻き込まれてる感じある。 military

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/natu3kan

b.hatena.ne.jp/Euterpe2

b.hatena.ne.jp/name-3333

b.hatena.ne.jp/emuaeda

b.hatena.ne.jp/tfurukaw

b.hatena.ne.jp/kpkpkpchang

b.hatena.ne.jp/peppers_white

b.hatena.ne.jp/mirucons

b.hatena.ne.jp/mventura

b.hatena.ne.jp/h5dhn9k

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b.hatena.ne.jp/lont_in

b.hatena.ne.jp/xmorix

Euterpe2 この人の場合決断したと確信」というより「決断してほしくて仕方ない」のでは|まあ始まっても何も手出さないんだけどな…

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/Euterpe2

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b.hatena.ne.jp/emuaeda

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b.hatena.ne.jp/mirucons

cardmics バイデンさんとしたら、ロシアウクライナ侵攻を煽って支持率をあげたいところだよね。国内インフレの不満なんかもついでに消し去ってくれることを祈ってると思う。

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/cardmics

b.hatena.ne.jp/mventura

b.hatena.ne.jp/Euterpe2

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b.hatena.ne.jp/emuaeda

b.hatena.ne.jp/Bizmyu

b.hatena.ne.jp/kirifuu

b.hatena.ne.jp/Outrast

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b.hatena.ne.jp/tsune26

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b.hatena.ne.jp/pon00

jebelxc2002 バイデンインフレがヤバくて支持率いか戦争して誤魔化そう」

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/jebelxc2002

b.hatena.ne.jp/name-3333

wackunnpapa この戦争で得をするのは……。 政治歴史軍事

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/wackunnpapa

crarent 資源価格が暴騰してヨーロッパやら日本からものすごい額せしめてる。アメリカも同様なのでこれは茶番以外の何者でも無いと思ってる。ダメージを全部食らう非資源国の辛いところよ…。

b.hatena.ne.jp/entry/4715524702342751042/comment/crarent

quick_past ロシア側がなに言ってきたか理解してます?今どき土地利益を求めての侵略戦争なんて、できるわけもないし絶対ペイしないよ。ロシアはただ、モスクワの喉元に西側国境を作るなって言ってただけだ。

b.hatena.ne.jp/entry/4715524702342751042/comment/quick_past

b.hatena.ne.jp/zyzy

kunitaka 米国は「大量破壊兵器はありませんでした、テヘペロ」の前科がある。今度も同じ作戦で行くんちゃうか。

b.hatena.ne.jp/entry/4715538969693979394/comment/kunitaka

Euterpe2 プーチン煽りマジレスしちゃったバイデン 面子が潰れたのはどうみても後者

emuaeda ここで本当にロシアが引いたらアメリカの面目丸潰れだからアメリカロシアが攻めてきたという口実をでっち上げるんじゃないかと思う。アメリカアフガンと同じで完全に引き際を誤ってると思う。

nowandzen 5年後も開戦するする詐欺続いてそう。そして資源やら食糧やら兵器やらで誰かがボロ儲けと

b.hatena.ne.jp/entry/4715523605514926466/comment/nowandzen

emuaeda 西側戦争したいんじゃない?と言うかウクライナ自身も悪いと思う。選挙ひっくり返したりドラマを信じて俳優大統領にしたら欧米ロシア風見鶏アメリカ危機煽り過ぎ。大義名分とか言い出す下準備しすぎ。

b.hatena.ne.jp/entry/4715512894397807554/comment/emuaeda

hiby 欧州と米は他人の庭で正義の名の下に戦争経済を回すチャンス、と言う立派な理由があるんだよな。

b.hatena.ne.jp/entry/4715512894397807554/comment/hiby

emuaeda そもそもアフガンの史上最悪とも言える撤退インフレ抑制の失敗、トランプ派の丸め込みの失敗など今のアメリカ大統領バイデン大統領だということを世界は忘れているんじゃないかと思う。

b.hatena.ne.jp/entry/4715444447619836866/comment/emuaeda

anond:20220222134619

やはりURLつけると投稿無効化されてしまう。

以下追加のソース

emuaeda アメリカ暴走の気がするのは、まず侵攻は16日と言ってウクライナも団結の日と制定した。もし侵攻を決断したなら24日の会談に応じるの?バイデン大統領を手放しに信じるのも危ないと思う。

b.hatena.ne.jp/entry/4715635677904480290/comment/emuaeda

peppers_white ここまで強硬発言してるとバイデン側も何かやらかしてんだろうなーって邪推する、西側にも正義はないというのはもうここ数年で痛感した

b.hatena.ne.jp/entry/4715634306198769474/comment/peppers_white

b.hatena.ne.jp/name-3333/

b.hatena.ne.jp/michiki_jp/

b.hatena.ne.jp/faqua/

tarodja3 ┅又々訴える‥早く進攻してくれ!!‥と扇動しまくるバイデン、、"進攻"には「無血開城進攻」という手もあるし‥困るのはどちらかな?‥経済制裁両刃の剣ロシアは痛くも痒くもない、、、 国際政治 ウクライナ問題

b.hatena.ne.jp/entry/4715634306198769474/comment/tarodja3

b.hatena.ne.jp/faqua/

dekigawarui この報道自体米国工作に感じるな。

tarodja3 ┅果たして、どちらが挑発しているのか?!、、、 国際政治 ウクライナ問題

b.hatena.ne.jp/entry/4715633757516481282/comment/tarodja3

b.hatena.ne.jp/peppers_white/

nowandzen 一体誰が儲けてるんです?上級市民茶番で下々が死ぬ

b.hatena.ne.jp/b3dzxnkkp

b.hatena.ne.jp/aust-blu-cit

b.hatena.ne.jp/name-3333

moandsa いまいち、やったところでガス利権以外どこまでロシアメリットがあるのか見えなくてアメリカの先走り(したほうがアメリカに利があるよう)にも見えるが、紛争偽装を始めてる点で現実味を帯びてきた。やめてくれよ… 国際

triceratoppo バイデンからすれば侵攻すれば自分政策不手際から目を反らせるし、侵攻しなかったら自分の手柄に出来るしで、ラッキーと思ってるな。この古狸、思ってた以上に無能で、トランプ以下かもしれない。4年で終わる。

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/triceratoppo

bibs 国内経済政策機能してないアメリカは、11月中間選挙までロシアとの緊張を煽って支持率を高めたいのが本音では。ロシアバイデン支持率に利用されつつ、ウクライナNATO加盟を阻止するまでは引けないでしょう

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/bibs

peppers_white 米も露もプロパガンダやってるからあーもうめちゃくちゃだよ、巻き込まれるの本当疲れる/特に米は戦争前提だから交渉通用しないのがアレ、EU側はマジで迷惑

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/peppers_white

natu3kan アメリカウクライナ不安定名目支援米国企業還元できる」ロシアウクライナを煽るとロシアが持ってる資源他国に高く売れるし、戦争になってもならなくてもヨシ」大国Win-Winに巻き込まれてる感じある。 military

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/natu3kan

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b.hatena.ne.jp/tfurukaw

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b.hatena.ne.jp/lont_in

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Euterpe2 この人の場合決断したと確信」というより「決断してほしくて仕方ない」のでは|まあ始まっても何も手出さないんだけどな…

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/Euterpe2

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b.hatena.ne.jp/peppers_white

b.hatena.ne.jp/mirucons

cardmics バイデンさんとしたら、ロシアウクライナ侵攻を煽って支持率をあげたいところだよね。国内インフレの不満なんかもついでに消し去ってくれることを祈ってると思う。

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/cardmics

b.hatena.ne.jp/mventura

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b.hatena.ne.jp/emuaeda

b.hatena.ne.jp/Bizmyu

b.hatena.ne.jp/kirifuu

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b.hatena.ne.jp/ssssschang

b.hatena.ne.jp/tsune26

b.hatena.ne.jp/David334

b.hatena.ne.jp/pon00

jebelxc2002 バイデンインフレがヤバくて支持率いか戦争して誤魔化そう」

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/jebelxc2002

b.hatena.ne.jp/name-3333

wackunnpapa この戦争で得をするのは……。 政治歴史軍事

b.hatena.ne.jp/entry/4715633819256660770/comment/wackunnpapa

crarent 資源価格が暴騰してヨーロッパやら日本からものすごい額せしめてる。アメリカも同様なのでこれは茶番以外の何者でも無いと思ってる。ダメージを全部食らう非資源国の辛いところよ…。

b.hatena.ne.jp/entry/4715524702342751042/comment/crarent

quick_past ロシア側がなに言ってきたか理解してます?今どき土地利益を求めての侵略戦争なんて、できるわけもないし絶対ペイしないよ。ロシアはただ、モスクワの喉元に西側国境を作るなって言ってただけだ。

b.hatena.ne.jp/entry/4715524702342751042/comment/quick_past

b.hatena.ne.jp/zyzy

kunitaka 米国は「大量破壊兵器はありませんでした、テヘペロ」の前科がある。今度も同じ作戦で行くんちゃうか。

b.hatena.ne.jp/entry/4715538969693979394/comment/kunitaka

Euterpe2 プーチン煽りマジレスしちゃったバイデン 面子が潰れたのはどうみても後者

emuaeda ここで本当にロシアが引いたらアメリカの面目丸潰れだからアメリカロシアが攻めてきたという口実をでっち上げるんじゃないかと思う。アメリカアフガンと同じで完全に引き際を誤ってると思う。

nowandzen 5年後も開戦するする詐欺続いてそう。そして資源やら食糧やら兵器やらで誰かがボロ儲けと

b.hatena.ne.jp/entry/4715523605514926466/comment/nowandzen

emuaeda 西側戦争したいんじゃない?と言うかウクライナ自身も悪いと思う。選挙ひっくり返したりドラマを信じて俳優大統領にしたら欧米ロシア風見鶏アメリカ危機煽り過ぎ。大義名分とか言い出す下準備しすぎ。

b.hatena.ne.jp/entry/4715512894397807554/comment/emuaeda

hiby 欧州と米は他人の庭で正義の名の下に戦争経済を回すチャンス、と言う立派な理由があるんだよな。

b.hatena.ne.jp/entry/4715512894397807554/comment/hiby

emuaeda そもそもアフガンの史上最悪とも言える撤退インフレ抑制の失敗、トランプ派の丸め込みの失敗など今のアメリカ大統領バイデン大統領だということを世界は忘れているんじゃないかと思う。

b.hatena.ne.jp/entry/4715444447619836866/comment/emuaeda

2021-11-15

正直アメリカインフレ抑制に失敗した場合のこと考えた方がいいんじゃね?

すでにこの1年でアメリカ消費者物価指数が6.2%上がってる状況で来年か再来年に0.5%くらいドル政策金利引き上げてそれで止まるもん

FRBがずっとインフレ一時的とか言ってた割に上がり続けてるしさあ。

物価資源価格も際限なく上がってくか、相当ドラスティックに利上げして無理矢理止めた結果ドル高円安進みまくるか。

どっちにしろ日本やばげじゃね?

2021-10-08

anond:20211008040819

国内デフレ+輸入インフレ賃金上がらないまま輸入食品原油のような資源価格を中心にじわじわ値上がりが続くという地獄が失われた30年で疲弊しきった日本人を襲うで

そろそろくたばってもええで

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