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はてなキーワード: 護憲とは

2023-05-03

anond:20230503105708

こういう馬鹿が居るから護憲運動を続けないといけないんだよ

労組批判してる奴らはまず憲法理解しないバカどもをなんとかしろ

改憲しようとするバカのせいでメーデーでも憲法9条を重視せざるを得なくなるんだぞ

まず改憲させるな

2023-05-02

anond:20230502093555

護憲とかやってる奴らって実は労組の力を削ぐための資本家の回し者なんじゃ…

そういや左翼ってボンボン多そうだよな

2023-04-23

anond:20230422235320

ジミンには大いに不満だよ。でも野党(そして野党支持者)って「自衛隊人殺しです」とか「敵の基地を叩くのは国際法違反です」とか平気で言うじゃん。「トマホークは型落ち」とかいデマを平気で信じ込んでるじゃん(誰かが突っ込んでもブロック祭り)。

たまに立憲の中で「改憲必要かも」って人が出たら、「こいつは裏切り者だ!」と完全な誹謗中傷をするじゃん。

共産党に至っては「自衛隊憲法違反だ」とか言ってるしな。

え? 共産党は「侵略されたら自衛隊を使う」と言ってるって? 確かに言ってるよ。でも、それって「私達、普段護憲と口にしてますが、実は緊急時憲法を守りません」って言ってるも同然で、ジミンよりヤバいだろ(普段緊急事態宣言にも反対してるし)。

そもそも普段は「国民の皆さん、こいつらは憲法違反人殺しです」と罵ってる相手に頼り切って、死ぬ任務に送りつけるとか、人権概念存在しないのではないか

こんな連中が、中国北朝鮮に攻め込まれても、まともに日本人を守ってくれる気がしない。

だって普段は「日本人が死んでも知ったことじゃありません」「日本人生命財産なんて守る勝ちはありません」って言ってるも同然な行動ばっかり撮ってるしな。だから、どんなことがあっても消去法でジミンなんだよ。

せめて海外左翼みたいに「自由人権を守るためには軍事力必要」って意識アップデートしてくれねえかな。ドイツ左翼なんて、ウクライナに最新式の戦車を送るぞ。

2023-04-03

ああ、やっぱりこいつもクズだったか

仁藤夢乃 Yumeno Nitoさんがリツイートしました

スパルタ

@sparta_cc

15時間

良い記事だった。常識的に考えてもデマを信じて妨害行為を行う連中の方がおかしいのがわかる。

歌舞伎町でさまよう少女の居場所を作った社団法人『Colabo』仁藤夢乃さん、妨害誹謗中傷にも“屈しない”生き方「たいがいのことを済ませてきた」

https://twitter.com/sparta_cc/status/1642311002107822080?s=20

いい記事な分けないでしょ。都合が悪いことに全く触れないんだから。これだけ平気で嘘をつくってどこまで面の皮が厚いのか。

普通ならこんなの編集者が辞職するレベルです。安田浩一デマ屋としてノンフィクション作家ではない。嘘つきです。

仁藤夢乃RTするアカウント、まんまデマツィートをするか情弱なんだよね。

市民社会の敵。こんなクズしかフェミとかジェンダーとか言っているわけ。

まあmiabi39mamaみたいに批判側にも実はcolaboのみかたはいるけど。

ここのRTはすごすぎる。誰がだめで日本のガンなのかわかってしまう。

でも護憲とか反戦とか言っている人が多すぎないか

2023-03-31

anond:20230330164210

労組労働者のためになると思っている新入社員なんてもう殆どいないんだし減る一方だな。

最初の数年で賃上げよりも戦争反対護憲のために参加させられてどんどん人が減っていった。

2023-03-26

マスク論争の行く末が興味深い

護憲改憲原発反原発野球サッカーきのこたけのことか、ネット上にはいろんな対立軸があるけど、議論を戦わせたところで、そんなに陣営比率が変わってたりしないけど、マスクマスクは、これからマスクしない人が増えてくのは確実なわけで、そういう時って、それぞれの陣営の人ってどんな気持ちになるんだろ、って思った。

2023-02-10

anond:20230210120011

三島由紀夫檄文

 檄

   楯の会隊長 三島由紀夫

 われわれ楯の会は、自衛隊によつて育てられ、いはば自衛隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。その恩義に報いるに、このやうな忘恩的行為に出たのは何故であるか。かへりみれば、私は四年、学生は三年、隊内で準自衛官としての待遇を受け、一片の打算もない教育を受け、又われわれも心から自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後つひに知らなかつた男の涙を知つた。ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂国精神を相共にする同志として共に富士原野を馳駆した。このことには一点の疑ひもない。われわれにとつて自衛隊故郷であり、生ぬるい現代日本で凛烈の気を呼吸できる唯一の場所であつた。教官助教諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなほ、敢てこの挙に出たのは何故であるか。たとへ強弁と云はれようとも、自衛隊を愛するが故であると私は断言する。

 われわれは戦後日本が、経済的繁栄うつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。政治矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本歴史伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見てゐなければならなかつた。われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるのを夢みた。しか法理論的には、自衛隊違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義頽廃根本原因をなして来てゐるのを見た。もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである自衛隊敗戦後の国家不名誉十字架を負ひつづけて来た。自衛隊国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、警察物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかつた。われわれは戦後のあまりに永い日本の眠りに憤つた。自衛隊が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衛隊が自ら目ざめることなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によつて、自衛隊が建軍の本義に立ち、真の国軍となる日のために、国民として微力の限りを尽くすこと以上に大いなる責務はない、と信じた。

 四年前、私はひとり志を抱いて自衛隊に入り、その翌年には楯の会を結成した。楯の会根本理念は、ひとへに自衛隊が目ざめる時、自衛隊国軍名誉ある国軍とするために、命を捨てようといふ決心にあつた。憲法改正がもはや議会制度下ではむづかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動前衛となつて命を捨て、国軍の礎石たらんとした。国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である政体警察力を以て守りきれない段階に来て、はじめて軍隊の出動によつて国体が明らかになり、軍は建軍の本義を回復するであらう。日本軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本歴史文化伝統を守る」ことにしか存在しないのである。国のねぢ曲つた大本を正すといふ使命のため、われわれは少数乍ら訓練を受け、挺身しようとしてゐたのである

 しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起つたか総理訪米前の大詰ともいふべきこのデモは、圧倒的な警察力の下に不発に終つた。その状況を新宿で見て、私は、「これで憲法は変わらない」と痛恨した。その日に何が起つたか政府極左勢力限界を見極め、戒厳令にも等しい警察規制に対する一般民衆の反応を見極め、敢て「憲法改正」といふ火中の栗を拾はずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである治安出動不用になつた。政府政体維持のためには、何ら憲法抵触しない警察力だけで乗り切る自信を得、国の根本問題に対して頬つかぶりをつづける自信を得た。これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしやぶらせつづけ、名を捨てて実をとる方策を固め、自ら、護憲標榜することの利点を得たのである。名を捨てて、実をとる! 政治家にとつてはそれでよからう。しか自衛隊にとつては、致命傷であることに、政治家は気づかない筈はない。そこでふたたび、前にもまさる偽善隠蔽、うれしがらせとごまかしがはじまった。

 銘記せよ! 実はこの昭和四十四年十月二十一日といふ日は、自衛隊にとつては悲劇の日だつた。創立以来二十年に亙つて、憲法改正を待ちこがれてきた自衛隊にとつて、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正政治プログラムから除外され、相共に議会主義政党を主張する自民党共産党が、非議会主義方法可能性を晴れ晴れと払拭した日だつた。論理的に正に、この日を堺にして、それまで憲法私生児であつた自衛隊は、「護憲軍隊」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあらうか。

 われわれはこの日以後の自衛隊に一刻一刻注視した。われわれが夢みてゐたやうに、もし自衛隊武士の魂が残つてゐるならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であらう。男であれば、男の矜りがどうしてこれを容認しえよう。我慢我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。われわれはひたすら耳をすました。しか自衛隊のどこからも、「自らを否定する憲法を守れ」といふ屈辱的な命令に対する、男子の声はきこえては来なかつた。かくなる上は、自らの力を自覚して、国の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかつてゐるのに、自衛隊は声を奪はれたカナリヤのやうに黙つたままだつた。

 われわれは悲しみ、怒り、つひには憤激した。諸官は任務を与へられなければ何もできぬといふ。しかし諸官に与へられる任務は、悲しいかな、最終的には日本からは来ないのだ。シヴィリアン・コントロール民主的軍隊の本姿である、といふ。しか英米シヴィリアン・コントロールは、軍政に関する財政上のコントロールである日本のやうに人事権まで奪はれて去勢され、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用されることではない。

 この上、政治家のうれしがらせに乗り、より深い自己欺瞞自己冒涜の道を歩まうとする自衛隊は魂が腐つたのか。武士の魂はどこへ行つたのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になつて、どこへ行かうとするのか。繊維交渉に当つては自民党売国奴呼ばはりした繊維業者もあつたのに、国家百年の大計にかかはる核停條約は、あたかもかつての五・五・三の不平等條約の再現であることが明らかであるにもかかはらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衛隊からは出なかつた。

 沖縄返還とは何か? 本土防衛責任とは何か? アメリカは真の日本自主的軍隊日本国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊永遠にアメリカ傭兵として終るであらう。

 われわれは四年待つた。最後一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待たう。共に起つて義のために共に死ぬのだ。日本日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値所在諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主々義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へることを熱望するあまり、この挙に出たのである

  (三島森田事務所刊『「楯の会」のこと』より)

2023-02-09

同性婚支持しながら憲法改正否定するひと

意味わからんのだが

同性愛者の婚姻は、異性愛者と同じように当然の権利だとするなら

同性婚同性愛者の権利であってそれを侵害することは出来ないって憲法に明記したほうがいいに決まってる

憲法改正目指さないのって完全に護憲目的になってる志位的な発想以外あり得ないだろ

煽りか抜き純粋に疑問なんだけど、同性婚支持しながら憲法改正を否定するひとって何考えてるの?

2023-02-06

サヨはサヨで護憲軽武装同性婚賛成、反原発ヘイトスピーチ規制賛成、ネトウヨ連呼かいろいろ被ってるから同じじゃないの?

同性婚賛成派は欺瞞だらけだよね

婚姻制度そもそも差別的であることを無視する欺瞞

日本国憲法第二十四条第一項を変えなきゃならないのに、護憲を主張し解釈改憲OKと言う欺瞞

憲法改正原案の発議をはじめ行政の様々な制度の変更が必要でその費用の捻出が必要になるのに、同性婚に賛成しても何もデメリットはないと言う欺瞞

2023-01-07

憲法89条を守れ!!って護憲政党言わないの?

第八十九条
公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善教育若しくは博愛事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。


「公の支配に属しない慈善教育若しくは博愛事業」への公金支出やめたら?

委託事業であるという自覚、すなわちその業務内容が委託された事業合致しているかどうかは自分たち

考えて決めることではなくて自治体が決めることであり判断に迷ったらお伺いを立てること。

それができてない、公の支配に属しない事業への支出憲法違反

anond:20230107164025

護憲とかどうでもいいか増税やめてほしいんだけど、ちょうどいいやついないんだよね。右派トリクルダウンかい大嘘に15年以上騙されたうえ、今度は増税だろ?

9条決死擁護クラスタ、そしてcolabo決死擁護クラスタ

左派の衰退が止まらない。

ロシアによるウクライナ侵攻以降、9条護憲叫び続けた左派クラスタは軒並み死んだ。はてブ内でもその傾向は顕著で、以前のように軍事外交において左派ブクマにつくスターは激減した。

今、colabo問題燃え上がるはてブや各種SNSでの光景は、同じことを繰り返しているように見える。ウクライナ以後の大激減を生き抜いてスターを稼いでいた目立つ左派アカウントが今colabo決死擁護を繰り返し、お仲間からかばかりのスターを恵んでもらっている。

限界左翼にはあと何が残されているのか。

次に死ぬのはどのクラスタだろうか。

2022-12-17

anond:20221217132637

ブコメより

重武装路線に徹しても米国中国に勝つの不可能から非武装主義の方がメリットが多いのでは?

なぜ護憲左翼っぽいアカウントが、憲法前文に明記されている国際協調無視するのだろう。

台湾有事という、力による一方的現状変更現実味を帯びている中で、抑止力としての軍事力すら否定して非武装中立の立場を貫くのは、「われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う」に反すると思わん?

2022-12-15

anond:20221215104644

そういや「なんで労組なのに護憲運動に力を入れるんですか」っていう疑問に対しては

平和あってこその労働運動からだよ」って返してたな

2022-11-25

anond:20221125111038

単に小泉悠と護憲左翼の相性が悪いだけで、hanadaがどうとかいうのはためにする批判なんじゃないかな。

2022-11-24

anond:20221124073539

人類歴史を「国家重視から個人重視への変化」と捉えたときに、

その流れを止めようとするのが保守右翼)、進めようとするのが革新左翼)だろ。

たとえば日本国憲法にまつわる議論だと、右が改憲で左が護憲から左のほうが保守的じゃん、と思いがちだけど、

国家の都合で個人が殺される「戦争」というもの否定するのが革新肯定するのが保守、と考えればいい。

anond:20221124073539

いろんな区分けがある。

左=リベラル自由主義)、ってのもあるみたいだけど、最近自由制限する方に動いてることが多いからこれはなんとも。

革新についても、護憲活動保守的、改憲革新的なので逆転してしまっている。

2022-10-20

anond:20221020172754

勝手追記する。

国の活動合憲か否かは、最高裁判所が決する。

憲法自身がそれを定めている。

第八十一条 最高裁判所は、一切の法律命令規則又は処分憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である

なので、最高裁憲法判断を行った以上は、不当判決だと言おうが違憲だと言おうが、それはあなた意見ですよね、ということになる。

もちろん最高裁判所国民審査を通じて国民民主的統制を受けることになっているが、それ以上の干渉を受けることが許されるわけはない。

こうした当たり前の原則からすると、護憲を掲げていながら裁判では連戦戦敗し、にも関わらず実力で行政活動妨害しているあの人々は、本質的に反憲法なのだとおもう。

2022-10-08

本土人基地問題に無関心」は誤認識だと思う

色んな人が「本土の人は基地問題にずっと無関心だったのに、急に不正確とか言い出すのはおかしい」と指摘しているが、それは間違いだと思う。

本土人間は、基地問題に多少関心を持ち続けてきたように私には思える。

ただしそれは、基地反対派が期待するであろう「現地の人がんばって」という肯定的な関心ではなくその逆、「めんどくせえなあ、必要なんだから基地を受け入れててくれよ」という否定的な関心である

だがこの本音を表に出すのはお行儀が良くないことはわかっているので、一部の右翼ネトウヨ系の人をのぞき普段は隠している。

それでも基地反対運動への反感は人々の心の中にあったので、ひろゆきの悪ふざけで心の鍵が開き、彼のおちょくりに乗っかりたくなる人たちが少なからずいるのである

しかしたらひろゆきはそれがわかっているか意図的に、人々が隠してきた本音をくすぐったのかもしれない。

とはいえ現状では「必要なんだから基地を受け入れてろよ」と言い放つほど反対運動を嫌っているわけではないし、反対運動側にも理があるのを理解しているので、ひろゆきもそれに乗っかる人も、直接的には看板の誇張を批判して、反対運動自体へは間接的な悪印象を匂わせるにとどまっているが。


増田の『基地反対の沖縄県民からたこ騒動anond:20221008001255)』では、

なんで数年間こちらを見向きもしなかった人間のために、ずーっと「誤解のない、正確な表現」に気をつけなきゃ行けないのか。

と語られているが、実際は本土人間はチラッチラッと沖縄を見ていたのだろう。

反対運動、うっとうしいな。それにニュースネット映像を見ると、ああい運動って盛った表現とか大袈裟スローガンとか使ってるよな……言わないでおくけどさ」と本土人は思っていた。

それをひろゆきがはっきり口にしたから「あ、言ってもいいんだ」となったのだ。

しかしたら増田は、基地反対運動を内心で嫌っている層も指して「SNSネトウヨみたいなのが増えてて悪化してる」と表現しているのかもしれないが、それらはネットSNS以降に発生したものではないと思う。


そしてこの反対運動への否定的な関心というのは、沖縄基地問題だけでなく、反原発デモ護憲デモ平和教育などへの冷ややかな眼差しとも似ている。

沖縄やそこに住む人といった、地域に対しての悪印象があるわけではないと思う。

だが、「なるほど、全共闘の失敗以降の日本人左派いか」とまとめると、それはそれで取り落としがある。

左翼全体への悪感情は確かに影響しているのだが、それが全てではない。

たとえば裁判などで「全面勝訴」とか「不当判決」とかを墨書きしたものを出す瞬間が冗談タネにされることが結構ある。あれは、大袈裟さや表現の盛り方が面白がられているのである

主張の内容によらず「活動家」的なアピールの仕方が胡散臭いと思われている面もあり、きっかけがあると反感が噴き出るのであろう。

右翼集会も当然嫌われているが、あれらは活動家的な嫌われ方というより、暴走族やヤの字的な嫌われ方だと思う)

また、本土内にも米軍基地はあり、反対運動をしている本土人のグループもいて、それを別の本土人たちは否定的に見ていることからわかるように、普遍的NIMBY(Not In My BackYard)問題としての衝突という面もある。


話をまとめる。

本土人間基地問題に対して無関心ではなく、そこには否定的関心があった。

NIMBY的に地元には基地のない状態を保ちたい自己保身、左派嫌い、活動家的誇張嫌いなどなどが絡み合った、否定的関心を本土人は基地反対運動に対して隠し持っており、今回の騒動はその一端が露わになったと考えた方がいいのではないだろうか。





レトリックについて追記

「関心がある」という言葉は、修辞技法的に使われて、ただ興味を持っているだけでなく、賛同しているという意味を含むことも多い。

理解がある」という言葉が、知識が有るだけでなく、心情的な賛同もしていることを含みやすいのと近い。

(余談だが、このような修辞には、ある物事に十分な知識や興味があれば当然それに肩入れするはずだという、人間の楽観性があって面白い。

また、「犯罪者心理に詳しい」だと犯罪者冷徹分析するプロフイラーのようだが、「犯罪者心理理解がある」だと支えたりカウンセリングする人のようなニュアンスが漂うのは不思議でもある)

今回の騒動における関心という言葉もまた、賛同を修辞的に含んでいたり含んでいなかったりするだろう。

なんなら同じ文章の中で、基地反対運動賛同していないという修辞的用法で「本土の人は基地反対運動賛同していない、つまり無関心だ」という言葉を使い読者に受け入れさせたうえで、関心を興味や知識意味する用法さらりと切り替えて「本土の人は基地反対運動に無関心だ、つまり興味もないし無知から勉強しろ」という主張に繋げる人もいるように見える。

まあ、このような、修辞的な用法と素朴な用法を繋げることで何らかのイメージを与えるやり方は、意図的というよりも無意識的なことが結構あり、私自身も文章をまとめようとするうちに自分レトリック自分で飲み込まれてズルい書き方をしてしまたことが結構あるので、強く非難するのは躊躇われる。

あるいは逆に、ある言葉レトリック的に使われているのをわかっていながら、素朴な使い方として受け取って反論する、というズルさもよく見るし、これまた私自身やったことはある。

なんにせよ、文章を書く側でも読む側でも、ある意見を主張する側でも反論する側でも、ある言葉を修辞として使ったり素朴に使ったりすることで印象を誘導していないか、というのは気をつけた方がいいと思う。

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