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東大、推薦入試導入へ=創立以来初、筆記なし-後期日程2次、5年後めど試行
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013031200958
東京大が後期日程入試の2次試験で筆記テストを廃止し、新たに推薦入試を導入する方針を決めたことが12日、東大関係者の話で分かった。近く正式発表する見通し。1877年の創立以来、推薦入試制度の導入は初めて。周知期間を設け、おおむね5年後から実施する。
(後略)
意図が読めない。
どういった理由での導入なのか。
1.世間がイメージする「頭でっかちな」東大生を減らすためのパフォーマンス?
入ってみればわかるが、そもそもそんな人種はごく少数しか存在しない。
代わりに、生徒会や部活で活躍しながらも確かな学力を培ってきた、良い意味での出木杉くんも多く存在する。
こんな理由なわけはないな。
2.「受験」勉強とは違う観点からの評価を導入することでの都市ー地方間格差の是正?
受験偏重の教育を行っている都内有名私立の合格者を減らし地方合格者を増やすものであれば一考の余地はある。
本人にはどうにもならない環境要因で、大学受験へと取り組める期間に格差があるからだ。
ただそんな都合のいい入試方法など見つかる方がおかしいだろう。
3.点数至上主義の撤廃って?
ペーパーテストは無慈悲だ。しかしある意味で最も公平な試験方法だ。
冷徹に「結果」で評価されるアカデミック/ビジネスの分野同様に、ペーパーテストのみでの試験は決して悪いことではない。
まずすべきはペーパーの採点基準/出題方法などの改革であり、それを置き去りにしながら不透明な評価の面接を導入することは許されない。
本当に意図が読めない。
誰が得をするのか教えて欲しい。
1.マイケル・サンデルの講話にあった「東大の合格枠をオークションにかける」だったら。
かなり興味関心をそそる社会実験になる予感。
10枠までなら許す。
2.推薦入試の定員を定めない。
...
で、該当者がいなければ当然合格者0
駿台だったか他のどこかだったか、大手塾が開催してる夏期セミナーみたいなのが昔あった。
東大京大他有名大狙えるレベルの子にだけ声掛けて、難易度の高い問題を夏休み利用して泊り込んで集中的に解くという合宿形式のやつ。確か会場は箱根だったかな。
難しい問題だけど一流講師が解釈するのでよく解るし志の高い友達もできるという触れ込みだった。
で、そのチラシが、ちょいと高校で(成績面で)ブイブイ言わしてた自分のとこにも舞い込んだ。ウチの高校の在籍者だと特別に割引が利くんだそうだ。
当時哲学にかぶれていたガチぼっちオタの自分は「どんな人が集まるんだろう。誰とも話の合わない自分でも友達出来るんだろうか」と血迷ってしまい親に頼んでカネ出してもらって参加した。
当然のごとくリア充のすくつで到着早々グループになじめなくて孤立したわけだが、そのときの出来ごとがなんか怖かった。
受験合宿なわけだし普通に問題集をひたすら解きまくるだけと思っていたのだが、当然「志の高い友達」を作るための交流タイムとして、東大京大合格者(塾のOB)のおにいさんおねえさんが明るく仕切りつつ何人かのグループになって自己紹介してお互い仲良くなるという時間があった。
これがそもそも「おかあさんといっしょ」の体操コーナー的な雰囲気があって、あのコーナーで空気読まずに一人泣き叫ぶタイプの自分にはしんどかったんだけども、そのあとがやばかった。
塾のカリスマ講師で他人のモチベーションを高めるのが上手いリーダー的な先生がいて、その人が「大学に入るとはどういうことか、社会でやっていくとはどういうことか、受験とはそこにおいてどういうものか」みたいなことを講話のような感じで話してくれた。
細部は覚えてないんだけれども、キミたちが抱いている夢とは素晴らしいもので、それを大学に入ってから極めるっていうのは正直しんどいかもしれないけども踊りだしたくなるような楽しいことで、しかもキミたちにはそれが出来る能力があってもう万々歳で将来ワッホイ♪なんだよみたいな話。
だから今、家庭の事情とか、勉強に対する態度の周囲とのギャップとか、いろいろ辛いことあるかもしんないけど、受験自体が受かるかどうかでどうしても不安になってしまうものだからしんどいかもしれないけど、そういうのは必ず乗り越えられるし乗り越えた先の将来は素晴らしいんだよ、キミたちには必ずそれが出来るよというような話だった。
そしたらそれを聴いてる生徒たちが、いきなりすすり泣きはじめた。
ついさっきまで、交流タイム時点では自信満々でジョークとか飛ばしたりしていて、問題解説の講義のときは鋭い質問飛び交わしていた、イケメンも美人も個性的キュートも何でもござれとばかり取り揃えたような、本当に「リアルが充実しています!」みたいな粒よりの高校生たちが、話の前半ではキラキラ輝かせていた目から突然涙をぼろぼろこぼしてしゃくり上げていた。
そのあとはまた何人かのグループになって、大暴露大会というか不安吐きだし大会みたいな感じになって、「みんなでがんばろうねえええ!!!1!」という話になって締めが入って終わった。
正直言って度肝を抜かれた。何だこれは、と思った。
「成績優秀者だけご招待!」という触れ込みの合宿だっただけに、自分はぶっちゃけ参加の声がかかったことが得意だった。
で、着いて早々ギブった。メンバーも講義もレベルが高すぎる。追いつけないほど高いわけじゃないけど少なくとも今ここで模試やったら自分はビリトップ取れると思った。
でも自分の志望は東大でも京大でもないのでいいや~みたいなユルい逃げを(内心は)打っていたし、社会に出て何になろうとか何をやろうみたいな具体的な目的がなかった。
だから先生の講話に対しても「へ~上手いこと言うなこの先生。言い方が上手いんだな。受験とか社会とかそういう風に言われるとちょっとグッとくるわ。イイハナシダナー」とか感動ものの映画でも観てるような態度で聴いていた。その上でなんとな~く「周囲も自分とさして変わらないだろう」みたいな認識があった。
自分と変わらないもクソも、こんな合宿参加しているくらいだから東大京大本気で目指してるに決まってるんだが、あれだけ優秀な人ばっかなんだからこんな講話くらいで簡単に感情に揺さぶりがかかるわけがないと思い込んでいた。
ある子は超絶出来のいい兄貴と比較されてつらいと言って泣いてた。
ある子はどんなに問題集をやってもそこでいくつマルがついても怖くて眠れなくなる夜が必ず来るのでつらいと言って泣いてた。
ある子は勉強勉強と打ち込んでいたら仲良かった友達と溝が出来てしまってすれ違いが重なっていてつらいと言って泣いてた。
もらい泣きはしそうになったが告白するような悩みはなかった自分はどうしていたんだったか。宇宙人の生活空間に放り込まれたような不思議でちょっと怖い感じがしたのは覚えているんだが。
少なくともその翌日以降の日程においては交流の時間になると頭が痛いと言って一人で部屋に引っ込んで寝かしてもらっていた。
以来、警戒心はものすごく強くなった、と思う。
詐欺系セミナーの怖さ、というか人間の孤独とか恐怖とか不安とかいったものの怖さは間違いなく体感した。言葉でなく心で理解できた。貴重な体験でしたまる。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20120229-01/1.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20120229-01/2.htm
「森さんが受けた苦しみは痛いほどよくわかる。精神的に追い詰められたんだと思います」
「森さんの時間外労働は月140時間にも上っていたと報じられていましたが、私も同じようなもの。寝てる時間があったら仕事しろという会社ですから」
「休日も早朝から研修会やレポート提出があり、休む時間がありませんでした。仕事と会議で、寝ないで丸2日続けて働くことも。夜勤明けで渡邉美樹会長の講話へ行って、そのまま寝ないで出勤したこともある。それが肉体的にも精神的にもボディーブローのようにきいてくるんです。レジの下で倒れて寝てしまったこともありました」
「決められた人件費を超えると怒られるし、売り上げが少ない日もあるから、従業員は自分のタイムカードを改竄し、過少申告していました。タイムカードは、パソコンで管理しているんですが、店長だけが知るパスワードをみんなに教えてましたから、改竄は簡単にできました」
元店長の給与明細によると、残業に次ぐ残業で働いたにもかかわらず時間外労働は30時間、支給額は手取りで16万円。ボーナスもなく、寸志で1万円程度だったという。
「渡邉美樹会長の新刊本の購入費が給与から天引きされていました。著書の読書感想文も提出しないと昇進できないから、買わざるを得なかった。給与明細の封筒には渡邉美樹会長の書いた文書が入っていて、その感想も毎月提出しないといけなかった。会社で着るブレザー代やグループのボランティア団体への寄付も天引きされていました」
「毎日帰れず、家族との時間も作れない。夫婦生活もできませんでした。お店で寝泊まりするので、お風呂に入らないと不潔じゃないですか。帰れない者は、厨房にある、皿などを水につけておくための大きなシンクに入り、ホースを使って、シャワーのように体を洗っていました。普通にやってましたよ」
ワタミの皿は 白い皿
風呂場で洗った 白い皿
体を洗った その水で
きれいに洗った 白い皿