はてなキーワード: 裏ビデオとは
おそらく表現規制の最前線にいる人しか分かってないと思うので&『窮鼠はチーズの夢を見る』の修正が話題になっているので。
(太字強調は筆者による)
わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。
電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
[児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律 第7条第6項]
児童ポルノを不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
電気通信回線を通じて第二条第三項各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写した情報を記録した電磁的記録その他の記録を不特定又は多数の者に提供した者も、同様とする。
つまり、わいせつな文書・図画や、児童ポルノに関する罪を問われるのは製造者や所持者だけではない。法律上は、販売した者も罪に問われる場合がある。
が、店員にとってみたら『わいせつっぽい物を販売したらある日突然逮捕されるかもしれない』は恐怖である。
そのような販売店の恐怖が『それっぽいものは全部売らない』になるのは商業的にも文化的にもマイナスなので、
ビデオ・映像関係の年齢表示や、成年向けコミックのマークはそのような販売店の声に対し、『自主規制団体が、刑法および児童ポルノ法に違反していないことを確認したと責任を負います』という意味がある。
だからこそ、数年に1度程度の割合で『AV女優が実は18歳未満だった』という事件があるが、そのAVを置いていたツタヤの店員が全て逮捕されるわけではないし、
以前薄消しが流行ってビデ倫の関係者が逮捕されたことがあるが、問題になったビデ倫の作品を扱っていた販売店の関係者は逮捕されていない。
逆に言うと、そういう団体を通していない、いわゆる裏ビデオを分かっていて売ったら店員が逮捕される可能性もあるはずだ。
ちなみに刑法175条が保護しているものはわいせつな図画を見たくない人の見たくない権利……ではなく、『最低限の性道徳』ということなっている。(この解釈については流石に時代錯誤を指摘する声は複数あるし、筆者もおかしいと思うが前提として現時点ではそうなっている)
上で書いたような『わいせつな文書・図画』や『児童ポルノ』は世間で広義で用いられるような意味ではなく、たとえ18歳以上にしか売っていないとしても、売った人は逮捕されるような物の話である。
では、一般的に「18歳未満には販売できません」で書店やアマゾンで売っている商品はどのような法的根拠で売っているか。それが条例上の理由だ。
第九条の二 図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体で倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)又は自らが、次の各号に掲げる基準に照らし、それぞれ当該各号に定める内容に該当すると認める図書類に、青少年が閲覧し、又は観覧することが適当でない旨の表示をするように努めなければならない。
まどろっこしいが、要は『一定の倫理基準に該当する物は、青少年に閲覧・販売できないように努力せねばならない。(そして、成人に販売する分には問題ない)』ということである。
"18禁"などに関する(映像作品やゲームではR-15も一応は存在する)法令上のもっとも重要な(もしかしたら唯一の)根拠はこの前後の条文だ。
この条文があるからリアルでもネットでも、18禁などの作品は自主規制団体や出版元が自らマークを付け、また販売店がそれらを売る際には専用のゾーンを設けなければならない。その区分が雑だという話(特にネットにおいて)はノーコメント。
2で書いたように、自主規制団体または出版社が自ら成年マークをつけたものは『表示図書類』として扱われる。それとは別に、『指定図書類』というものが条例には存在する。
第八条 知事は、次に掲げるものを青少年の健全な育成を阻害するものとして指定することができる。(以下略)
第九条 図書類の販売又は貸付けを業とする者及びその代理人、使用人その他の従業者並びに営業に関して図書類を頒布する者及びその代理人、使用人その他の従業者(以下「図書類販売業者等」という。)は、前条第一項第一号又は第二号の規定により知事が指定した図書類(以下「指定図書類」という。)を青少年に販売し、頒布し、又は貸し付けてはならない。
いわゆる『有害指定』である。“成年マーク付きのものは有害指定されない”と明記されているわけではないが、条文上『表示図書類』と併記して扱われているので事実上棲み分けている。
そして、『有害指定』の対照となるのは、「成年マークをつけなくても大丈夫だろう」と自主規制団体や出版社が考えた本の中で、青少年健全育成会議で指定された本である。(ちなみにエロ以外でも、犯罪や自殺を推奨しているとして指定される場合はある)
さらに言うならば、『表示図書類』は書店やアマゾンでも売っている。だが、『指定図書類』は流通が扱わなくなるため、事実上販売できなくなる。公式サイトからの通販などは可能なのかもしれないが…。
そもそもこのような自主規制団体が生まれたのは1950~60年代に『低俗な本・雑誌が溢れた』ことに対する世論の批判とそれを受けての条例(2や3で書いたのは東京都の条例だが、同様の条例は全ての都道府県に存在する)制定の動きに対してであり、
ビデオやゲームが出た後も法規制の動き(もしくは実際の逮捕事件)を受けてから出版の団体を参考にして自主規制団体が生まれている。
もっとも、出版と映像では少なからず差がある。最大の違いは、出版は成年マークのついていない書籍については一切の表示がないのに対し映像やゲームでは(ほぼ)全ての作品について「審査の結果、年齢区分はこうなりました」という表示があるということだ。
世の中において『私の考えるこれこれの思想・道徳に反する本は全て排除せよ』という日本国憲法ガン無視の全体主義者は少数だが、
「たとえ低俗な出版物であっても、他者の権利を侵害していないならば全て認められるべきだ」というガチの一元的内在制約説原理主義者もまた少数であり、
「低俗な本に対する一定の倫理的歯止めをする制度は必要だよね」という中庸な人がおそらく最大多数だ。
(酒鬼薔薇の本など典型例だ。私の倫理観はあの本が出ることを嫌悪するが、あのような本の出版をどうやって規制するのか、というと非常に難しいよなと思う部分はある)
そういう人たちに対して「いや、一定の倫理的歯止めはかけていますよ」というアピールをして、ひいては条例・法律上の規制をするような世論に持っていかせないという存在としても自主規制団体は役立っており、
民主主義の世の中においてそのような団体の存在意義は一概に否定するものでもない。
今の日本で、『わいせつな図画』(=刑法175条的なアウト)と『18禁コンテンツ』を区分ける基準は”性器をはっきりと描写しているか”である。
法律上明記されているわけではないが、事実上そのようになっている。
これに関しても過去には(主に写真集絡みで)争いがあった。具体的には以下のような流れだ。
警察「アンダーヘアが見えたらアウト」→写真家「じゃあパイパンならOKですね」
→警察「性器が完全に露出していたらアウト。なお、アンダーヘアも性器の一部とする」 →写真家「じゃあパンツはかせます。アレ、少し透けてるような気もしますけど、着てるからセーフですよね」
→警察「じゃあアンダーヘアはOKだが性器そのものが見えたらアウト」 →写真家「ヘアヌードはOKですね」 →警察「一応セーフにしておくか」
ということで、現在では成人を撮影した物については性器そのものは写さない、もしくはモザイクなどの修正があればセーフということになっている。(児童ポルノは別である)
だからAVやエロ漫画では性器にはモザイクをかけなければならないとなっているし、
逆に性器が写っていないヘアヌード写真集はわいせつな図画には該当しない(から、書店で普通に販売されている。18禁ゾーンの先であることが基本であるとは思うが。)
ちなみにこの点において男性器と女性器は平等であるから、AVなどでは女性器だけでなく男性器もモザイクがかけられている。(ちなみに2020年1月末現在、肛門はセーフのはずである。)
また、保護するものはあくまで『最低限の性道徳』であるから絵であってもアウトであり、だからこそエロマンガやエロゲでもモザイクは必要になっているが、十分に抽象化されていればセーフである。
初期のドラゴンボールは悟空のチンコを一応描いているが、それが理由でわいせつ図画に該当することは価値観の大転換でも起こらない限りは無い。
一方、『18禁』と『18禁ではないけどエロいコンテンツ』の区切りがどこにあるかはよくわからない。
上述したように最終的には東京都の指定を免れることができればそれでいいものでしかないので結局は東京都と版元の空気読み合いだが、
性器をモザイク付きで描写しているか、肛門が描かれているか、それを含めて性行為が描かれているかなどが一つの目安だとは思う。
ちなみに上で例に挙げたドラゴンボールではブルマ(キャラ名)が何度か脱がされているが、股間部には特段、何かを描いてはいなかったはずである。
”女性の股間部に何も描かない”というのはドラゴンボールに限らず、Toloveるや青年誌(ヤング〇〇掲載作品)などR-18ではない男性向けちょいエロではしばしば採用される手法である。
BLやレディコミではその辺どうなっているのかは知らない(筆者が男性であるため)が、謎の光などを描いて男の股間に何も描かなければ、BLでもR-18指定は免れ得るはずだ。
これは無論、”性器をリアルに描いているものは全てわいせつ図画であり、刑法175条違反だから作成・販売自体が違法”ということを意味しない。
当たり前の話だが、医学書は実写で性器を掲載してもわいせつ図画にはならない。
とまあ、医学書ならば流石に目的ははっきりしているが、”芸術”と”性欲”を厳密に線引きすることは困難だ。
悪徳の栄え事件の最高裁判決でも「文学性や芸術性が性的刺激を緩和することはあり得るが、文学性や芸術性がある文書(・図画)が同時にわいせつ性を持つことはあり得る(意訳)」としている。
Q1:エロ同人は?
A1:性器を無修正で描いたらわいせつ図画になりますが、コミケット準備会は警察とほぼ同様の基準に従って修正させています。無修正・修正が甘いと見本誌を提出したときに販売停止になるはずです。
Q3:裏ビデオは?
Q4:無修正の性器が違法でない国からの、インターネットを介した配信は?
Q4:サーバーの所在国の法律で取り締まるのが原則だとは思いますが、正直なところ何ともいえません。
Q5:ろくでなし子さんは?
A5:『でこまん』はセーフで3Dプリンターのデータはアウトなんでしたっけ? 増田はでこまんを見たことが無いのではっきりとしたことは言えないのですが、流石にでこまんは最低限の性道徳には触れないという判断だったんでしょうねえ。
A6:流石にアレは性欲を刺激しないという扱いなんでしょう。
作者のブログに今回の決定について書いてある。
増田はコミックの方の中身は見たことがないが、現在販売されているものも含めてどうも元々年齢指定は無かったようである。
それがR-15で実写映画になり、それに伴って若い読者が増えることを想定してコミックの方も性描写の修正を強め、旧バージョンは今後は販売しないという扱いらしい。
男性向けで例えるなら、『ふたりエッチ』がR-15で実写化され、それに伴い今以上に修正を強化し、旧修正バージョンは今後は販売しないようなものである。
正直、そこまでする必要があるのかと言うならば疑問ではある。
ヤングジャンプやヤングマガジン掲載の性描写ありラブコメ、たとえば『源君物語』や『なんでここに先生が!』がR-15で実写になったとして、集英社や講談社はそこまでしないだろう。
青年男性向けで小学館が出しているマンガならば、というと増田は現時点でビッグコミック系雑誌を定期購読していないのでそのような『性描写あり恋愛もの』が掲載されているのか自体を知らない。
どのみち、タイトルの後ろに『for Ladies』のように付けて旧修正版も併売すれば良いのではないか、と思うが、出版社がどのような理由で今回のような判断をしたのかはわからない。
『BLを実写化するならもうちょっと原作も修正を考えろ』という東京都青少年健全育成審議会からの無言の圧力があり、出版社が忖度したのだろうか?
お互いの気持ちを曇らせるために。
いろいろなものを捨てた。電話番号も写真ももらった手縫いのマフラーも。
ただ彼女のためにつくったSNSのアカウントだけは最後に残った。
開くまいと思いながら、数か月に一度、開いてしまう。
溢れるばかりのメッセージが目に飛び込む。
やがて彼女のメッセージの頻度は減っていった。そして返信もやめた。
あれから7年になる。
元気?
たったそれだけだ。恐らく彼女は、ときおりオンラインになっている俺をみつけては、
ひたすら返信を待ち、オフラインになって三日、一週間と経つのを眺めているんだろう。
俺が彼女にとって最後の男になってしまっているのだとすれば本当に切ないことだ。
しかし、俺にとってもまた、セックスが特別なものになってしまっていることにうすうす気が付いていた。
見つめ合い、肩を抱き合うだけで浮遊する感覚になった。
彼女と長い時間かけて重ねた唇、時には激しく駅弁スタイルでしたときの滑る汗、あの日々を上回るセックスはもう人生で経験することはできないだろう。
その通りだった。
村西が愛した黒木香は今、一体どこで何をしているんだろう。
NETFLIXの「全裸監督」で描かれた黒木香は、虚実交えているだろうが、
ものすごいリアリティがあった。黒木の母親役を演じた小雪の存在感も鳥肌ものだ。
・・せっかくしんみりとしたことを書こうと思っていたのに、だんだんズレてきた。
駅弁といえば。。
「全裸監督」は、今少しずつさまざなまレビューが出てきているが、
近年まれにみる傑作だ。
あの同世代を一歩遅れて歩んできた俺は、社会に出たときにはすでにバブルは崩壊していた。
学生の頃に、友人が苦労して入手した流出裏ビデオがどういう経緯で世に出ていたのか、ドラマでは虚実交えて克明に描いていた。
また、ビデ倫の仕掛け、ヤクザの関わり方を生々しく描いており、80年代のアダルトビデオの黎明期をここまでねちっこく映像化した作品は今まで存在しなかっただろう。
当時、やたらとモザイクが濃いものと薄消しのものがあって、なぜなのか、疑問にすら思わなかったが、「全裸監督」には、その答えが暗示されていた。
また、この作品で再現された、当時の歌舞伎町の舞台セットが素晴らしい。
とりわけ、村西率いる「サファイア映像」のスタッフ軍団が集うスタジオが興味深い。
スタジオの前に目に入ってくる、カレーの店タバサの看板。大量に麺類をつくっては、中華の回転円卓を囲んでスタッフ全員で豪快に食らうシーン。てんこ盛りのポテトサラダ。実にセンスがある。
昭和と平成のはざまの昭和63年暮れから昭和64年1月の冬の雰囲気。
当時、警視庁がわいせつ物の取り締まりを強化する流れに大きく動いていた。
日々の天皇の病状の深刻化が取り締まり強化の動機付けとして、象徴的に語られているのが技巧的だ。
彼は業界の大物を通じて、すでにヤクザとズブズブになっていたが、警察幹部からは、ガサ入れの方針が打ち出される。
一方、黒木香は、こうして業界の闇が描かれながらも、後方馬群でひっそりと控えている差し馬のような存在感で、ドラマ前半で静かに描かれていた。
横浜国大に在学していた彼女は、イタリア留学を夢見ながら、母親から抑圧された存在として、じわりじわりとエネルギーをためてゆく。
この見せ方も圧巻だ。村西とおるへの思いがあって、あのパフォーマンスが生まれた、というのは、このドラマの村西と黒木に対する解釈であって、本当のところはわからない。
しかし、村西と黒木の関係を物語るものとして、ものすごい説得力を感じた。セックスは一期一会といった村上の原点がここにあるんだろう。
ガチンコのセックスに対するこだわりは、売れるからという動機を覆い隠してしまうほどに、リアリズムへの情熱であふれている。
そら実際に家まで連れて行った後に「あれ、今日の朝までは成っておったんだがなあ。すまんのう。代わりにおじいさんの秘蔵の裏ビデオを見せてあげよう」からのアレコレよ。
今から30年近く前のことだ。
当時、出回りはじめた裏ビデオと、それを観るためのビデオデッキを買うために、毎日、汗水流して働いていた。
当時、ビデオデッキは十万円以上したし、裏ビデオも一本一万円近くした。
当時のバイト仲間は目的はみな同じで、「早く観たいなあ‥」と、いつも話していた。そして売ってる店を探すのも一苦労だったし、こちらで選ぶことも出来なかった。
「裏ください」と言って、店員が出したものをただ買うだけだった。そして、それが今でいうハズレでも、決して腹が立たなかった。なぜならマンコが見られれば、それで十分だったからだ。画質・内容、共に最悪。モデルがオバハンでも、俺達は固唾を呑んで、喰い入るように映像に集中した。
‥それが今ではどうだ、クリックひとつでタダでマンコが見られる。しかも画質最高、モデルも芸能人と変わらないくらい綺麗で可愛いコが多い。にも関わらず、やれ内容がどうだ、女がどうだとくる。タダでマンコが見られるのにだ。たしかに好き嫌いはあるだろう。
しかしゴミ箱に捨てる時、ほんの少しでいいから思い出してほしい。その昔、マンコを見るためだけに、必死に頑張って働いていた男達がいたことを‥
わいせつ図画頒布罪という犯罪が刑法175条で定められている。現在の日本には、たとえゾーニングされた場所で大人相手にしか売っていなくとも罪になる物がある。裏ビデオはその代表的な存在だ。
この法律は何を保護しているかと言うと、そのような性的な作品を見て不快になる人の見たくない権利…ではなく、最低限の性道徳である。(増田はこの解釈に激しく異論があるのだがとりあえず現時点ではそうなっている)
必ずしも件のポスターをめぐる問題と同一視することはできないが、『作品の社会的影響力』を問題にしている点は共通している。
そして、チャタレー事件の最高裁判決で『平均ではなく、あくまで最低限』の性道徳を基準とすること、四畳半の襖の下張事件の判決で『その時代の健全な社会通念に照らして』つまり、その最低限は時代に応じて変化し得るという判決が出ている。
これらの判決を覆すような判例は2019年10月現時点では出ておらず、現在も有効である。
なお、ここで言うわいせつ図画のわいせつ性の基準は(※1.いたずらに性欲を興奮又は刺激し、2.かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、3.善良な性的道義観念に反するものをいう)というのが大枠としてチャタレー事件で示された。(増田が漢字・かな遣いを現代に合わせ修正した部分あり)
(余談)
そして、現在の『最低限』の基準は性器を修正しているかである。AV、写真集、エロマンガ、エロゲーその他の18禁コンテンツに共通して、男性器と女性器は修正しなければならない。
いっぽうで、乳房、肛門などはモザイクが無くとも18禁コンテンツとしては流通できる。
『どの程度修正しなければならないか』の線引き上でAVの自主規制団体や出版社はしばしば攻防を行っているが、古典芸術(ダビデ像などの古典彫刻、春画など)や医学書(言うまでもない)を除けばこの原則はヘアヌード以降共通している。
さらに余談だが、AVで女性器内を内視鏡で見るシーンなどではある程度中に進むとモザイクが外れているのでどうやら基準は外性器らしい。
2.絵の影響力
実写の写真や文章(理論上は取り締まられる可能性がある)ならともかく、エロマンガはそこに含まれるのか、を巡って2002年に松文館という出版社の幹部とエロマンガ家が逮捕された。
その事件に対して高等裁判所は『(エロ)マンガであっても(上述したような)健全な性道徳を保護するためにはわいせつ図画頒布罪は適用される』とした上で『しかしながら、マンガのわいせつ性(上述の要件)は実写に比べ相当に低いので量刑は減らす』という判決(意訳)が出され、2007年の最高裁判決でも高裁の判決が支持された。
いやぁー非常に面白かったですね。
自分は80年代には、生きてませんが「ストレンジャー・シングスの日本からの返答」ばりの日本の80年代の描き方は非常に良かったです。
実際「SMぽいの好き」撮るまで(5話)は非常に良かった!
けど、5話以降の話の進め方が破綻しているというか、矛盾が多すぎる気がしたので、まとめます。
自分の読解力不足もあるかもしれないので、「これはこういう理由だよ」ってのがあれば、教えてもらえるとありがたいです。
(エンジニヤーであんまり映画とかそこらへんの感想をまとめる場所が無いのと、Twitterとかだと絶賛の嵐でネガティブな感想があまりなくて、書いたら怒られそうなので増田に書きます。)
SMぽいの好きが販売中止になっての窮地の解決策が「ハワイで作品を撮る!」ってのが意味わかんなさすぎ。
そもそもサファイア映像(主人公のAV制作会社)って一本もヒット出してないのに、どうやってハワイで作品撮るの?
で、お金の出どころが黒木香の出演料を本人がそのまま戻した、ってなっているけど、それももともと会社のお金じゃね?
いざ、ハワイに行ってからもFBIに捕まる理由がぜんぜんわからない。
だって作品中の村西とおるって3本しかAVの作品出してなくて、一本は未発売(SMぽいの好き)、ただの弱小AV監督じゃん。(もちろん史実は違うと思うけど)
なんで、そんな人をわざわざFBIが出てきて、捕まえるのかがぜんぜんわからない。
AV編以降、ライバル会社の社長である池澤はビデオの規制委員会を作りつつ、裏ビデオを大量に流す、という、ようするにヒールに徹するんだけど
この二枚舌が結局、最終的に自分を首を絞めてるんだから、なんか矛盾した行動だな、というもやっとした印象を受けました。
(書いてる内に自分でもなぜ もやっとしたかの理由がわからなくなってきた。)
リリーフランキー演じる刑事は、ライバル会社社長の池澤に買収されてて、それで主人公の行手を阻むべく逮捕したりとかするんだけど
なぜか最終話で、「昭和から平成の改元に伴う一斉検挙」で、リリーフランキーは池澤を検挙する。
いや、なんで今までお金もらってた会社の社長 検挙しちゃうん????
で、理由が「裏ビデオ」作ってたからなんだけど、それは村西とおるも同じじゃん?(流してたのはトシだけど)
最終的に裏ビデオ会社を牛耳ってたのはトシだったとはいえ、いくらでも池澤を検挙せずに、村西とおるとトシを検挙できる理由はあるはず。
いや、まあ最終話だし、話を纏めるには悪役である池澤がなんかしらの形で堕ちる必要があるのはわかるけど
検挙ってのがね。。。。
ポセイドン企画の売上も順調的な描写がされてたんで、ますます納得できない。
個人的には、村西とおるがテレビで活躍して、サファイア映像の売上が上がって、ポセイドン企画(池澤の会社)が売上が落ちて、池澤涙目wwww
ぐらいに展開が矛盾なくていいかな、と思ってました。(史実とは違うかもしれないけど)
本記事は、全裸監督の作品を貶める意図は全く無くて、素晴らしい作品だったらからこそ、ここが気になるよ!ってのをまとめてみました。
おそらく表現規制の最前線にいる人しか分かってないと思うので&早稲田大学エロ漫画研究会の記事がバズっているので再掲。
自主規制団体が必要とされる理由は大きく分けて3つ存在する。1つには、販売店を安心させるため。2つ目は、条例上あった方が有利だから。3つ目は、世論との妥協のためだ。
(太字強調は筆者による)
わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。
電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
[児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律 第7条第6項]
児童ポルノを不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
電気通信回線を通じて第二条第三項各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写した情報を記録した電磁的記録その他の記録を不特定又は多数の者に提供した者も、同様とする。
つまり、わいせつな文書・図画や、児童ポルノに関する罪を問われるのは製造者や所持者だけではない。法律上は、販売した者も罪に問われる場合がある。
が、店員にとってみたら『わいせつっぽい物を販売したらある日突然逮捕されるかもしれない』は恐怖である。
そのような販売店の恐怖が『それっぽいものは全部売らない』になるのは商業的にも文化的にもマイナスなので、
ビデオ・映像関係の年齢表示や、成年向けコミックのマークはそのような販売店の声に対し、『自主規制団体が、刑法および児童ポルノ法に違反していないことを確認したと責任を負います』という意味がある。
だからこそ、数年に1度程度の割合で『AV女優が実は18歳未満だった』という事件があるが、そのAVを置いていたツタヤの店員が全て逮捕されるわけではないし、
以前薄消しが流行ってビデ倫の関係者が逮捕されたことがあるが、問題になったビデ倫の作品を扱っていた販売店の関係者は逮捕されていない。
逆に言うと、そういう団体を通していない、いわゆる裏ビデオを分かっていて売ったら店員が逮捕される可能性もあるはずだ。
上で書いたような『わいせつな文書・図画』や『児童ポルノ』は世間で広義で用いられるような意味ではなく、たとえ18歳以上にしか売っていないとしても、売った人は逮捕されるような物の話である。
では、一般的に「18歳未満には販売できません」で書店やアマゾンで売っている商品はどのような法的根拠で売っているか。それが条例上の理由だ。
第九条の二 図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体で倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)又は自らが、次の各号に掲げる基準に照らし、それぞれ当該各号に定める内容に該当すると認める図書類に、青少年が閲覧し、又は観覧することが適当でない旨の表示をするように努めなければならない。
まどろっこしいが、要は『一定の倫理基準に該当する物は、青少年に閲覧・販売できないように努力せねばならない。(そして、成人に販売する分には問題ない)』ということである。
"18禁"などに関する(映像作品やゲームではR-15も一応は存在する)法令上のもっとも重要な(もしかしたら唯一の)根拠はこの前後の条文だ。
この条文があるからリアルでもネットでも、18禁の作品を売る際には専用のゾーンを設けなければならない。その区分が雑だという話(特にネットにおいて)はノーコメント。
2で書いたように、自主規制団体または出版社が自ら成年マークをつけたものは『表示図書類』として扱われる。それとは別に、『指定図書類』というものが条例には存在する。
第八条 知事は、次に掲げるものを青少年の健全な育成を阻害するものとして指定することができる。(以下略)
第九条 図書類の販売又は貸付けを業とする者及びその代理人、使用人その他の従業者並びに営業に関して図書類を頒布する者及びその代理人、使用人その他の従業者(以下「図書類販売業者等」という。)は、前条第一項第一号又は第二号の規定により知事が指定した図書類(以下「指定図書類」という。)を青少年に販売し、頒布し、又は貸し付けてはならない。
いわゆる『有害指定』である。“成年マーク付きのものは有害指定されない”と明記されているわけではないが、条文上『表示図書類』と併記して扱われているので事実上棲み分けている。
そして、『有害指定』の対照となるのは、「成年マークをつけなくても大丈夫だろう」と自主規制団体や出版社が考えた本の中で、青少年健全育成会議で指定された本である。(ちなみにエロ以外でも、犯罪や自殺を推奨しているとして指定される場合はある)
さらに言うならば、『表示図書類』は書店やアマゾンでも売っている。だが、『指定図書類』は流通が扱わなくなるため、事実上販売できなくなる。公式サイトからの通販などは可能なのかもしれないが…。
そもそもこのような自主規制団体が生まれたのは1950~60年代に『低俗な本・雑誌が溢れた』ことに対する世論の批判とそれを受けての条例(2や3で書いたのは東京都の条例だが、同様の条例は全ての都道府県に存在する)制定の動きに対してであり、
ビデオやゲームが出た後も法規制の動き(もしくは実際の逮捕事件)を受けてから出版の団体を参考にして自主規制団体が生まれている。
もっとも、出版と映像では少なからず差がある。最大の違いは、出版は成年マークのついていない書籍については一切の表示がないのに対し映像やゲームでは(ほぼ)全ての作品について「審査の結果、年齢区分はこうなりました」という表示があるということだ。
世の中において『私の考えるこれこれの思想・道徳に反する本は全て排除せよ』という日本国憲法ガン無視の全体主義者は少数だが、
「たとえ低俗な出版物であっても、他者の権利を侵害していないならば全て認められるべきだ」というガチの一元的内在制約説原理主義者もまた少数であり、
「低俗な本に対する一定の倫理的歯止めをする制度は必要だよね」という中庸な人がおそらく最大多数だ。
(酒鬼薔薇の本など典型例だ。私の倫理観はあの本が出ることを嫌悪するが、あのような本の出版をどうやって規制するのか、というと非常に難しいよなと思う部分はある)
そういう人たちに対して「いや、一定の倫理的歯止めはかけていますよ」というアピールをして、ひいては条例・法律上の規制をするような世論に持っていかせないという存在としても自主規制団体は役立っており、
民主主義の世の中においてそのような団体の存在意義は一概に否定するものでもない。
全国のツタヤ店舗が次々に潰れているというブログ記事があった。
執拗なまでのTカード加入促進、個人情報取り扱い、ひまじんうんこ等のおかげで特にはてブ界隈ではツタヤの話と見るやオワコンとして叩いていい雰囲気が強い。
だが映画好きから言わせてもらえば、ツタヤの一部事業は間違いなく日本の宝であり、絶対になくなってほしくない。
(元ブログは音楽好きの方だが、自分は音楽には詳しくないため映画についてのみ書きます)
映画好きなら渋谷・新宿ツタヤの品揃えを実感した経験があるかどうかでツタヤへの評価は全く変わる。
あの2店舗はおそらく過去に日本で販売された映画ソフトのうちかなりの部分をカバーしており、
少なくとも映画に関しては裏ビデオとかで販売されてたものでないかぎり、見たいソフトはまあほぼほぼ見つかる。
とくに素晴らしいのは全国どこのツタヤからでも他店舗の取り寄せが一律料金で可能な点。
もちろん渋谷新宿ツタヤの在庫も一本500円(送込み)で取り寄せ可能。PPV方式の多くが一本400円なことを考えると高くは感じない。
これとは別に、ツタヤにはディスカスという定額レンタルサービスがある。
毎月8枚とか10枚とか希望するDVD・BDが送られてきて、観たら好きな時に郵送で返す(延滞料金はない)サービス。
こちらの品揃えは上記の店舗取り寄せより劣るが(VHSは対応していないなど)、それでもマイナー作のカバー率は高い。
過去に一度でもソフト化されており、権利の関係で再販が無理な作品の場合、ディスカスと店舗取り寄せが頼みの綱になる。
もう一つ、ツタヤは過去のカルト作・廃盤作品をリクエストすると注文生産としてDVDにしてくれるサービスをやっている。
B級ホラーなどのビデオスルー作品はもちろん、過去に一度だけ深夜放映されたがソフトに落ちなかったカルト作なんかを販売してくれている。
あと紛らわしいが、「発掘良品」というレンタル店舗向けの復刻シリーズも地味にいい。
たしかクストリッツァのアンダーグラウンドはこれで復刻されたんじゃなかったかな。
中古市場で数万円の高値がついてたのでレンタルできるのが本当にありがたかった。セル持ってたけどVHSだったし。
とりあえず、ツタヤはこれだけのことはやっている。
現状ほぼ利用していない人向けに書いたので販促くさくなったが、映画好きにとっても映画文化にとっても間違いなく宝だ。
重要なのは同業他社のように単に版権取って国内向けに販売するだけではなく、レンタル網を駆使して「新旧どちらも・全国どこでも・安く早く」を実現させている点だ。
映画好きの中学生が一枚5000円する国内盤をほいほい買えるか?と考えればツタヤの貴重さが分かる。
「でも今時ほとんどの映画はアマプラやネトフリで配信されてるでしょ?」
されてない。
例えば『KIDS』『現金に手を出すな』『死刑台のメロディ』『ミツバチのささやき』これら全て配信にはない。アマプラにもネトフリにもない。
少しでも映画が好きなら上記の名作群が配信されてないなんて信じられないだろう。だが残念ながら本当だ。海外資本企業の日本向けサービスなんてこんなもんだ。
マイナー作マイナー作と書いてきたが、要は最新作・超有名作以外の多くは国内配信には乗らないということだ。
実感としては観たい映画のうち配信にあるのは5割にも満たない。
特に古い邦画は壊滅的。70年代の特撮とかもすげー面白いのに全然ない。
勘違いしてほしくないんだが、これは極々一部のディープな映画オタクだけの話ではない。
現状の配信サービスには『アマデウス』も『プラトーン』もないんだぞ?配信だけでいいって正気か?と言ってる。
ちなみに上記の名作群は発掘良品のラインナップから適当に拾ってきたが、ディスク文化なんて昭和の遺物などと言い続けていると、
日本語版字幕や吹き替え付きのDVD/BDはやがて廃盤、市場から消えるだろう。そんな作品を海外企業がわざわざ日本向けに配信するだろうか。
供給が配信のみになったら残るのは腐った国内向けラインナップだけになる。
洋画ならまだ海外からソフトを輸入する手があるが、邦画や国産ドラマ、アニメなんかのうちカルトな人気だけはあるタイプの作品は一体どうなるのか。
米国ですら一部の作品以外は配信ではカバーされていない。そのため米アマ見れば普通にディスクで売られている。
米国内よりさらに配信状況が劣る日本で、配信だけでいいディスクは滅びろなんて意見がなぜ星を集めるのか理解に苦しむ。
かつて都市部にあった個人経営のレンタルビデオ店を軒並み潰しまくり、その在庫を引き継いで拡大していったのがツタヤなのは間違いない。
だからこそツタヤには文化の担い手としての責務がある。今のところ、復刻やレンタルを通してツタヤは何とか文化を繋ごうとしていると思っている。
アマプラやネトフリさえあればいい、CCCは悪だから潰れればいいと叩くのは簡単だが、
じゃあその配信がツタヤ並みのサービスを提供しているかと言えば現時点では間違いなくNOだし、今後充実していく期待も薄い。
ツタヤを叩くなと言いたいわけじゃない。ただ、実態をよく知ろうともせず潰れればいいという意見ばかりが多くなると、今なんとか保たれている貴重なものまで切り捨てられてしまう。
そうなったら個人的にだけではなく、将来的にかなり大きな損失になると思っている。
(ちなみにツタヤも映像配信サービスはあるが、ラインナップは他の国内配信サービスと同じくクソなので言及するまでもない。
たぶん配信権?みたいなものの関係なのか、セルよりずっと扱うレンジが狭い。
配信さえあればいいって人はクソみたいなラインナップしか見えないから、それで十分だと思っちゃうんだよな。知らぬ間に興味を限定されてる。)
10年前、俺がまだ未成年のエロガキだった頃、お世話になっていたAV女優がいた。
出逢いは動画サイトでの違法視聴。元は数十分のAVを短く切り分けた断片的な動画。タイトルは英語で女優の名前も書かれておらず、誰なのか全然分からなかった。
清純そうな、少し悪く言うと垢抜けていないルックスとは裏腹に、白目を剥いて大量の潮を噴くギャップが一物に響いた。
もっとこの女優の動画を知りたい。そう思いながらも当時は手掛かりは何一つ得られなかった。
状況が変わったのは、成人になってAVを購入するようになった数年前のこと。ふとあの女優のことが気になった。久しぶりの違法視聴に罪悪感を抱きながら動画を見てみると、インタビューパートのところで男優が微かに「○○ちゃん」と呟いていることに気がついた。当時の俺はエロガキすぎてインタビューをまともに見ていなかったのだろう。
下の名前が分かったら話は早い。「○○ 潮吹き 白目」と幾つかの特徴的なワードを検索にかけると、そのAV女優の動画配信サイトがすぐに見つかった。
動画を購入したのは言うまでもない。
調べてみると、最後はアナル・浣腸モノや裏ビデオに出演して、結局2年も経たないうちに引退していたことが判明した。出演本数もトータルで10本程度、人気もいまいちであまり売れなかったのかもしれない。
数年前はそこまで調べたところで満足して、それ以上掘り下げることはなかった。状況がさらに変わったのはつい先日のこと。
彼女の動画で慰めようとした俺はふと考えた。10年前のAV愛好家は彼女のことをどう思っていたのだろうか。名前でさえも把握していなかった当時の俺には知る由もない。
ここまで考えが至ると一物は萎えてしまう。仕方がないので、また掘り下げることにした。今度は女優の名前が分かっているので調べるのは簡単だろう、そう高を括っていた。
どうも有益な情報があまり出てこない。彼女が当時書き込んでいたブログは既に閉鎖されていて読むことができない。個人の感想を述べたブログを探してみたものの、マイナーなAV女優の名前でさえもランダムに引っ張ってくるキュレーションサイトばかり。
どうしたものか。頭を悩ませる。検索した結果出てきた、言葉のサラダボウル状態のどうしようもないキュレーションサイトに目を遣ると「掲示板」の文字があった。
閃いた。某大手匿名掲示板のログを調べれば、彼女のスレッドが出てくるかもしれない。普段は匿名掲示板をほとんど利用しない俺にとっては完全に盲点だった。
試みは成功した。Part4で途切れた、彼女の名前を冠したスレッド。当時の空気がそのまま詰まっていた。
貪るように読み進める。当時のAV愛好家達も潮吹きや白目の魅力を存分に語っていた。削除されて完全になくなっていた彼女のブログの一節も読むことができた。使われている顔文字が懐かしかった。
気がつけばすっかり日付が変わっていた。
『未成年に見せる分には一定の制約が課されるべき』というのはある程度合意する。(それでもホライゾンのくだんの表紙は別に構わないと思うが)。実写児童ポルノはダメというのも基本的には同意する。
だが知っての通り、日本では一定レベルを越えて”わいせつな”作品はたとえ大人相手でも売買するのが違法になり、製作者は逮捕されたりすることがある(裏ビデオやろくでなし子など。ろくでなし子の件って逮捕された後に結局どうなったんだっけ)。
結局のところ、わいせつ図画が取り締まられる理由は『最低限の(性)道徳、つまりは人権を越えた秩序』という理由で、
その『たとえ他者を傷つけていなくとも秩序が人権より優先される場合がある』という発想そのものが『”公序良俗を乱す”ような言論・表現は取り締まられても構わない』の一里塚になっている。
少なくとも理念として言うならば、それは北朝鮮レベルの全体主義国家でもない限り許されてはならないはずなのだ。
だから表現の自由戦士(笑)である俺は大真面目に『刑法175条は憲法違反だから廃止するべき』だと考え主張している。増田にも時々そのネタを書いている。
久しぶりに風俗に行った。
何をしてるのか何をして良いのかわからなくなった。
もちろん、裸の女子が横にいて、チューしたりおっぱい揉んだりちんこ揉まれたり、
僕がしたいことは当たり前のようにしていいんだけど、
おっぱい触るのって異常じゃないかとか、キスをしたいとかキモいんじゃないかとか、
立体裏裏ビデオにしてもらって、自分でちんんこぐにゅぐにゅして、
女子に
「Sですか?」
「バリバリSよ!」
「バカにするようなことを言ってもらえませんか」
「どんな?」
「可愛い女の子が裸で目の前にいるのに、何自分でしてるの。みたいな」
「わかった。ねぇねぇ、はやくおちんちん大っきくしなさいよぉ。おっきくして私の中にいれてよぉ(入れてはいけないお店です)」
「(ぐにぐに…)。どうも打たれ弱いみたいで、凹みました…」
「うふふふふふ。だめじゃん。」
気を取り直して、中学生のおなにーごっこみたいなのをしたら、
ちんこをいれるわけではないので、大っきくならなくても焦りませんでした。
と言われたのが今も忘れられない。
いつも「お前は違う!」と言われている気がする。
何が違うのか、わからない。
自分がSM好きなのかというと、それは違うと思っていたのだが、
もしかすると、そうなのかもしれない。
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1.若いころ
性欲を持て余して、いろいろチャレンジしてた。
・車に欲情するか試してみたり、
・新宿2丁目に出入りしてみる
・かなりのふとっちょさん(美人)と付き合う
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昔からいろいろ行ってる。
・覗き部屋
・テレクラ
・ピンサロ
・イメクラ
・ホテヘル
・ソープ
・手コキ専門店
・M性感
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ある種の芸術だと思っている。
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4.ここ数年
試したのは、こんな感じ。
大人になって資金に余裕ができたので、プレイの幅が広がっている。
・妹プレイ
・関西弁で責めてもらう
・ぽっちゃり系のM性感
・香港の141
・尿道にブジーという棒を入れる
・SMバーに行く
とにかくいろいろ手あたり次第なのではあるが、
いつも何か違うような気がして、長続きがしない。
改めて書き出すと、なんだけど、
みんな、このくらいって普通??
そこそこ都心に住んでいるのだけどAV女優を見かけることも少なくない。
この頃から爆発的に裏ビデオが世の中に出回り始めたパイオニア的存在。
品川のとあるパチンコ店でエレベーターに乗ろうとしたら目の前から彼女が電話をかけながら降りてきた。
すでに引退してしばらくした頃だったかと思うが、変装するような様子もなく目をキラキラさせながらホールに入っていった。
目の前で見ると芸能人級に美人なのに画面の中ではあんなことやこんなことをしているのだと考えるとなんだかよくわからないけど辛くなった。
その頃本当に好きな女優はロリ系T.S.だったので、どうせ見かけるなら彼女に会いたかったと贅沢な考えがよぎったのを記憶している。
なんだか楽しそうでお世話になってる身としては嬉しくなった。
東急線に乗り込むと反対側のドアのところに彼氏と思わしき男性と一緒に立っていた。
こちらも全く変装するような様子もなく、むしろ目立ちすぎるくらいの美人オーラを放っていた。
引退してから1年くらいが過ぎた頃かと思うのだが、当時は本当に好きで好きでこの女優のビデオしか見ていなかったのでかなり衝撃的だった。
チラチラと視線を送っていると向こうも見られていることに気がついたのか目が合うようになってしまったが、むしろ軽く微笑みかえすくらいの神対応で今だにお気に入りフォルダーに入ってます。
彼氏は爽やか系のめちゃくちゃイケメンだった。幸せそうで何よりだった。
もともとH.M.という名前でメジャーレーベルから専属デビューした女優さんだったのだけどたった数本で裏落ち。
当時片思いをしていた女性にそっくりだったことから大変お世話になることに。
仕事の用事でなれない銀座をふらふらと歩いていたら、後ろから追い抜いていった女性がそうだった。
陽の光の下だというのに厚い化粧で、携帯を片手に周りを見ようともせず何かにいらつくような素振りで早々に立ち去ってしまった。
ぽっちゃり貧乳でショートカットの似合う可愛らしい妹系女優だったのに、あっという間にプレイが激しくなっていって、しばらく姿を見ないと思っていたら突如激やせして裏落ちした女優。
その痛々しい姿はとてもじゃないけど興奮できるようなものではなく、賢者タイムの落ち込みが尋常ではなかった。
それからしばらくして秋葉原の街を歩いていると、彼氏と思わしき男性と一緒に歩いている彼女を見かけた。
全くのノーメークで、服装もなんだかあべこべなジャージを組み合わせたような汚い格好だった。
男性と手を繋いでいたからかろうじて女性とわかったようなもので、そうでもなければ気づくどころか気にもとめなかったかもしれない。
そんな見た目と格好はよそに、お世辞にもイケメンとは程遠い似たような格好をした彼氏に満面の笑顔を向けている姿は、これが彼女の辿り着いた幸せなのかもしれないと深く考えさせられるものがあった。
あんなに肉体を駆使した労働をして、これだけいろいろな人達を喜ばせていて、自分にとっては痴漢や不倫の歯止めに十分役立つ存在で本当に感謝しかない。
それなのに社会の評価は、一度でも足を踏み入れれば未来が危ぶまれるような業界と言われてしまうのは本当に疑問だ。
こんな時間から賢者モードなのもどうかしてるかもしれないけど、街で出会った彼女たちにはみんなが幸せそうにしていて欲しいと願う。
まあ一点だけだし、日本美術の西洋への影響っていうまじめな展示ってことで「わいせつではない!」ってことになってるんだろうけど(中略)。
法的な意味で”わいせつ物”だった場合、『子どもに』見せる云々ではなく、人に見せることそのものが違法となる。刑法175条案件だ。
わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。
この条文に該当する。条文そのものはともかくとして、大人相手に限定して売るのも違法になるもの(例:裏ビデオ)が存在することは多くの人が知っている。だが、この法律が何を目的にしているのかは案外と知られていない。
刑法のこの条文が保護しているのは、性的な物を見たくない人の権利……ではない。よって、「国立施設でわいせつなものを見せるな! 不快だ!」のような訴えは法律上の権利の裏付けあってのものではない。
では何を保護しているか、というと。判例上は”最低限の性道徳”である。(この解釈については流石に時代錯誤を指摘する声は複数あるし、筆者もおかしいと思うが前提として現時点ではそうなっている)
わいせつ図画の判例では比較的有名な(高校の公民の教科書にも載っているかもしれない)チャタレー事件で「社会の平均ではなく、あくまで最低限」という解釈が出され、、四畳半襖の下張事件で「その時代に合わせた性道徳」を基準にすることになった。
春画はこの条文には該当しない。仮に該当しているのならば仮に未成年に見せていなくとも当該春画を展示している主催者が逮捕されるし、過去に開催された春画展も開催自体が違法ということになったはずだ(が、そうはならなかった)
なお、この条文には「18禁などの表示」について定めた部分は無い。18禁などの表示の法的根拠は都道府県の定める『青少年の健全な育成に関する条例』にある(後述)。
今の日本で、『わいせつな図画』の明確な基準は”性器をはっきりと描写しているか”これだけである。
法律上明記されているわけではないが、事実上そのようになっている。
これに関しても過去には(主に写真集絡みで)争いがあった。具体的には以下のような流れだ。
警察「アンダーヘアが見えたらアウト」→写真家「じゃあパイパンならOKですね」
→警察「性器が完全に露出していたらアウト。なお、アンダーヘアも性器の一部とする」 →写真家「じゃあパンツはかせます。アレ、少し透けてるような気もしますけど、着てるからセーフですよね」
→警察「じゃあアンダーヘアはOKだが性器そのものが見えたらアウト」 →写真家「ヘアヌードはOKですね」 →警察「一応セーフにしておくか」
ということで、現在では成人を撮影した物については性器そのものは写さない、もしくはモザイクなどの修正があればセーフということになっている。(児童ポルノは別である)
だからAVやエロ漫画では性器にはモザイクをかけなければならないとなっているし、
逆に性器が写っていないヘアヌード写真集はわいせつな図画には該当しない(から、書店で普通に販売されている。18禁ゾーンの先であることが基本であるとは思うが。)
保護するものはあくまで『最低限の性道徳』であるから絵であってもアウトであり、だからこそエロマンガやエロゲでもモザイクは必要になっているが、十分に抽象化されていればセーフである。
初期のドラゴンボールは悟空のチンコを一応描いているが、それが理由でわいせつ図画に該当することは価値観の大転換でも起こらない限りは無い。
余談だが、上で例に挙げたドラゴンボールの場合、ブルマの股間部には特段、何かを描いてはいなかったはずである。
”女性の股間部に何も描かない”というのはR-18ではない男性向けちょいエロではしばしば採用される手法である。
BLではその辺どうなっているのかは知らない(筆者が男性であるため)が、謎の光などを描いて男の股間に何も描かなければ、BLでもR-18指定は免れ得るはずだ。
これは無論、”性器をリアルに描いているものは全てわいせつ図画であり、刑法175条違反だから作成・販売自体が違法”ということを意味しない。
当たり前の話だが、医学書は実写で性器を掲載してもわいせつ図画にはならない。
つまり、元増田のこの文は微妙に違う。”芸術”と”性欲”を厳密に線引きすることは困難であり、悪徳の栄え事件の最高裁判決でも
「文学性や芸術性が性的刺激を緩和することはあり得るが、文学性や芸術性がある文書(・図画)が同時にわいせつ性を持つことはあり得る(意訳)」としている。
Q1:エロ同人は?
A1:性器を無修正で描いたらわいせつ図画になりますが、コミケット準備会は警察とほぼ同様の基準に従って修正させています。無修正・修正が甘いと見本誌を提出したときに販売停止になるはずです。
Q3:裏ビデオは?
Q4:無修正の性器が違法でない国からの、インターネットを介した配信は?
Q4:サーバーの所在国の法律で取り締まるのが原則だとは思いますが、正直なところ何ともいえません。
Q5:ろくでなし子さんは?
A5:3Dプリンターのデータはセーフで『でこまん』はアウトなんでしたっけ? 増田はでこまんを見たことが無いのではっきりとしたことは言えないのですが、女性器がある程度はっきり見えているのがアウトだったんでしょうねえ。
だれか頓珍漢な人が「国立施設でわいせつなものを見せるな! 不快だ!」とかって騒がねーかなあ。 議論の糸口としては面白いと思うけど。
実は法律上、見たくない権利を保護する規定はほとんど存在しない。というと「公然わいせつ罪は?!」と思うかもしれないが、実は違う。
公然わいせつ罪と言われてまず思いつく犯罪は露出狂や青姦だろう。『どの範囲から罪とするか』についてのボーダーラインについては議論があるだろうが、それ以外に議論はない……と思うかもしれない。
だが実は、公然わいせつ罪が保護しているのも、上述したわいせつ物頒布と同じく、最低限の性道徳である。
だから、公然わいせつ罪になる行為は露出狂や青姦だけではない。『乱交パーティーの参加者を不特定多数相手に募集した』『ストリップ劇場で性器が見えた』『キャンプ場でAVの撮影をした』などが取り締まられた事例がある。
今の時代にそれらをわざわざ取り締まって「最低限の性道徳の維持」につながるのだろうか。私は真剣に疑問に思う。
もっとも、公然わいせつ罪が保護するものを『見たくない権利』にすることは別の問題があるが、今回は省略する。
学芸員さんは付近にいたんだけど、もし「いかにも中高生」な感じの人が来たら注意するのかとか、微妙な感じの人がきたら身分証明書の提示をもとめるのかとか、ちょっと思ったけど、そんな感じの来場者もおらず、あえて聞いてみる勇気もなかったので、そのまま帰ってきたけど。
でも、あれ、なんとなく前の人についていくように見てったら「警告」見落としてみちゃいそうだったけど。
今思えば、子供連れが何組がいたんだから、ちゃんと避けられたか、みとけばよかったかな。
あ、そうなればさすがに学芸員が注意するか。
元増田も含め、ある程度エロいものが18禁として売られていることも99%の人が知っている。
だが、18禁として販売することの法的根拠や、18禁の指定をしているのが誰かというのはまず知られていない。
結論から言うと、18禁表示をしているのは出版社自身、もしくは自主規制団体である。
1.で書いたわいせつ文書図画頒布罪をよくよく見てもらえば分かるのだが、わいせつな文書・図画(や、児童ポルノに関する罪)を問われるのは製造者や所持者だけではない。法律上は、(たとえ大人相手であっても)販売した者も罪に問われる場合がある。
が、店員にとってみたら『わいせつっぽい物を販売したらある日突然逮捕されるかもしれない』は恐怖である。
そのような販売店の恐怖が『それっぽいものは全部売らない』になるのは商業的にも文化的にもマイナスなので、
ビデオ・映像関係の年齢表示や、成年向けコミックのマークはそのような販売店の声に対し、『自主規制団体が、刑法および児童ポルノ法に違反していないことを確認したと責任を負います』という意味がある。
だからこそ、過去に何度か『AV女優が実は18歳未満だった』という事件があったが、そのAVを置いていたツタヤの店員や経営者が全て逮捕されるわけではないし、
以前薄消しが流行ってビデ倫の関係者が逮捕されたことがあるが、問題になったビデ倫の作品を扱っていた販売店の関係者は逮捕されていない。
逆に言うと、そういう団体を通していない、いわゆる裏ビデオを分かっていて売ったら店員が逮捕される可能性もあるはずだ。
そして「18歳未満には販売できません」で書店やアマゾンで売っている商品はどのような法的根拠で年齢制限をかけた上で売っているか。実はその法的根拠は国の法律ではなく条例にある。
第九条の二 図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体で倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)又は自らが、次の各号に掲げる基準に照らし、それぞれ当該各号に定める内容に該当すると認める図書類に、青少年が閲覧し、又は観覧することが適当でない旨の表示をするように努めなければならない。
この手の条例がほぼ全ての都道府県にある。まどろっこしいが、要は『一定の倫理基準に該当する物は、青少年に閲覧・販売できないように努力せねばならない。(そして、成人に販売する分には問題ない)』ということである。
"18禁"などに関する(映像作品やゲームではR-15も一応は存在する)法令上のもっとも重要な(もしかしたら唯一の)根拠はこの条文だ。
この条文があるからリアルでもネットでも、18禁の作品を売る際には専用のゾーンを設けなければならない。その区分が雑だという話(特にネットにおいて)はノーコメント。
A:春画はわいせつではないし、(性器が見えていなければ)ヌードもわいせつではないけど、春画とヌードを同時に掲載したら取り締まりの対象になるらしいよ。意味わかんない(マジで)。
かれこれ20年近く夏冬と連続当選してサークル参加してる身だが、真木よう子のコミケ参戦は別に問題ないと思ってる。
真木よう子の参加は、コミケの理念に照らし合わせると、何の問題もないからだ。
私のようにコミケに長く参加している古参でさえも勘違いしている人がいるのだが、
まず、コミケは、オタのためだけの、非オタは参加を許されない祭典ではない。
そして、今のコミケは、「非営利」の、「アマチュア」に限った場ではないのだ。
2013年に、申込書等、コミケ準備会側の公式文書に書かれている「コミックマーケットの理念」の記述から、「営利を目的としない」などの一連の文言が消えたことを知る人は少ないんじゃないだろうか?
コミケットはアマチュア、営利を目的としない団体(サークル)、個人のための展示即売会です。基本的に法人(会社)あるいはそれに準ずる方の参加はお断りします。
と、なっていた。参考 http://wanda.hatenablog.jp/entry/20100418/1271549068
長らく「営利目的でない」「アマチュアの」イベントであり、「法人」は原則ダメですよー、という理念を掲げていたが、
こうした理念がとっくの昔に形骸化していたのは、コミケにそれほど詳しくない者の目にも明らかであっただろう。
そして、最も新しいC93(今年の年末に行われるコミケ)の申込書に書かれているコミックマーケットの理念には、
と、書かれており、続いて、
とも書かれている。オタじゃないと参加はダメとか、オタク文化系の頒布物じゃないと参加はダメ、とも書かれていない。
このコミケの理念に照らし合わせると、真木よう子の参加希望を、現時点で全否定する理由は無い。
一個人として、事務所を通さず好きに作りたいのなら、本人がコミケを選んだって構わないだろう。
クラウドファンディングで本を作るのだって、別にいいと思うし、これからの時代の同人活動での一手法になりうると思う。
自分の金で作らないなら、参加は絶対に認めないぞ!なんてルールは、どこにも書いてないのだし。
また、「コミケでやる必要がないからコミケ以外でやれ」というのは暴論すぎる。
委託店等の販路が多くある昨今なら、「コミケでやる必要はない活動」となってしまう。
参加目的に「(ファンの)皆様と会いたかった」と言ってる点を持ち出し、参加するなと批判している人がいるが、
同人作家で、「買ってくれる人や~~さん(同人作家)と交流が楽しみ」みたいな呟きをしている人なんて簡単に見つかるし、
混雑しそうだから参加ダメ!なら、そもそも壁サークルや島中の大行列を生んでいるサークルはどうなんだ?となる。
禁止されている徹夜等を含め、そういう混雑を生んでいる大人気サークルは、コミケに参加するべきでなく、大手委託店等で通販のみを行うべきなのだろうか?
私が参加したこの20年近くの間に、オタとオタを取り巻く環境、そしてコミケも大きく変わった。
90年代には、アキバのビルの薄暗いフロアにスチールラックをおいただけ、という裏ビデオ屋のようだった同人委託店が、
同人だけで食っていけるような人も(参加者全体の数からすると割合は少ないが)見受けられるようになった。
つまり、明らかに営利目的・収益目的だなってとこも珍しくはなくなった。
壁サークルのような大手や有名どころは法人成りしてる例も見受けられ、限定グッズを売り出す企業ブースは毎回長蛇の列で大盛況だ。
企業の人間がブレーンとして関わって制作された、商業流通している本に顔負けの同人誌だってある。
コスプレ広場のコスプレイヤーには、芸能事務所に登録しているような子も増え、
芸能界へのステップアップを目指す子もおり、現役グラドルすら来るようになった。
現役プロ漫画家やイラストレーターが参戦する例だって、ずっと前から枚挙に暇がない。
そうしたコミケに参加するプロやアマチュアが、コミケを通して知名度をあげたい、広告宣伝効果を得たいという思いだってごくごく普通のことになっている。
コミケに参加したこと無い人でも、コミケ等大イベント前の怒涛の頒布物広告宣伝ツイートはよく目にするだろう。
好き嫌いはあるだろうが(私自身はこうした一連の変化は苦手だが)、こうして世とともに変わっていったのもコミケの現実だ。
私は今の言葉で言うところの陰キャなので、キラキラした芸能人や、リア充と言うのかパリピというのか、
なんというのかそういうある種の言葉でくくられる人が来て多数派になっていくのは嫌だ。
しかし、それは私の好悪に過ぎず、そうした好悪の感情をもとにある参加希望者を叩き、拒むことは、コミケの理念に間違いなく反している。
極端な話、コミケの理念に反せず、法令と、準備会が定めた運営ルールを守っているならば、
「オタなんて大嫌い」という人が、「オタ大嫌い論」という本を評論・情報ジャンルで頒布するために参加したっていいのだと思う。
コミケの準備会側が、搬入計画に懸念を示したりして参加させないと判断するならまだしも、
私のような一人ひとりのコミケ参加者らが、コミケの理念に反していない者を、
「こいつは参加するべきではない」「コミケに不慣れなこいつは問題を起こすに違いないから来るな」として叩き、
参加を断念させることになったら、ただただ禍根となる。
ネットに投稿して販売し、なんでも2年で6000万稼いだとか。
結局捕まったらしいです。一件落着ですかね。
でもまあ動画自体はまだネットの海を漂ってるわけですし……怖いですね。
気になりません?エスカレーターでスマホ潜り込ませるとかじゃないんですよ?
仕事中のアパレル店員もまさか接客応対中に盗撮されるなんて思ってないでしょ。
白昼堂々とかいう問題ですらないよ?他の店員や客がいるんだよ、風俗の個室じゃないんだし。
話を待ちかけられた眼の前のお客さんに撮られるなんてね。
どんな話かって?
「彼女にサプライズで服をプレゼントしたいけど、相談に乗ってくれませんか?」だってさ
仕方ないよね、接客応対しないといけないし、それが仕事だし、なんか相手も気さくだし……
動画中撮影者だけはモザイクかかってんの、他は全部写ってるのにね。
なのになんで盗撮犯の事がそんなに分かるかって?
店員の対応が優しすぎるよ、俺あんな感じで爽やかな笑顔で対応してくれるの見たことないよ。
女性向けアパレルなんて行ったことがないけどさ、男向けの店だって女性店員はいるしね、俺そこまで屈託ない笑顔でなんて接客されたことないよ……俺がキモいだけか
でもいくら彼女へのプレゼントする体だったとしても、彼女が普段履いてるスカート持ってきましたなんて事普通はできないよ。
まあ実際は盗撮犯なんだから、そこら辺モラルが壊れてるんだろうけど。
流石にこれには若干引いてる店員もいるみたい。でもまあ営業スマイルは続き商談も続く。
ここで最大の疑問が出てくるよね?「なんでスカート盗撮映像なのにそんなに女性の表情が分かるの?」というのが。
答えは、撮影者の胸のバッグにカメラがあるから、対面のアングルが見れる。ってかんじです。
男性用の、前に持ってくるボディバッグあるじゃないですか、多分それにカメラ入れてるんだと思う。高さ的に多分。
6000万も稼いだ要因がまさにこれ。
というか、スカートの中身だけの動画なら腐るほどあるんだよね。
相場は2、3分で500円ぐらいか。800~1000いくと撮影する直前の全身画とかが一瞬、もしくは数秒差し込まれる。
でも、この人は2500ぐらいで売ってる。倍とかじゃない。
売れてる原因は高画質で撮影者の目線からとほぼ同じ映像を盛り込んでるからで、それをフルHDで撮ってる……酷いね
この人の動画の尺は4分後半ぐらい。最後の2分ぐらいで、まあ本題の下の方の映像を出してる……ですが、これは生々しい話なんで、控えます。
一つ言えることは、撮影者はワザと両手が塞がった状態(片方が撮影用本命、もう片方はダミー用のアパレル紙袋)で入店してくるということ、
本命用もしくはダミーかどっちかから、彼女さんの衣装を引っ張り出してくるか、俺もよく見てないから分からない。
でもまあ、両手塞がるほど荷物持って彼女用にプレゼント探し頑張ってるというので、店員さんはその一生懸命さに警戒心解くんでしょうね。
動画の締めなんて、実際に服を買って、現金で会計してお見送りまでしてもらう所まで撮影するんですよ。鬼畜ですね……
買った服はメ○カリにでも出すんですかね。どうせ動画で6000万稼いでるわけだし、着もしなくても必要経費で痛くもなんともないんでしょうね。
最近は、女性側も了承済みの、裏ビデオに出るような人がワザと盗撮の被写体になるという
AV制作会社が個人を装ったヤラセ動画もありますが、依然として動画サイトには小遣い稼ぎ(という枠を超えてるけど)の人達やそういう非ヤラセな動画が溢れかえっています。
自衛のためになるかなと、もう少し詳細を書こうかなと思ったけど……結構書いたのでまたの機会にします。
次回は、アニ○イト、ディ○ニーラ○ドがメッカになってるとかが、目を引く題材かな
これを読んだ男性へ、
見たことある人は、なんだそれかと思うだろうけど、
xvideosとかエログにある動画の一次ソースはこんな感じ。奴等はめっちゃ儲かってる。でも真似すんなよ。
あと捕まったのは現行犯逮捕じゃないっぽい。迷惑防止条例じゃなくて名誉毀損らしい。
どんだけ手慣れてるんだよって思う。でも真似すんなよ。
俺だってしねーよ。
これを読んだ女性へ、
本当に盗撮はキモいし、というか犯罪だしで、文章だけでも身の毛がよだつことかと思います。
でも、女性が思っている以上に、スカート盗撮は存在します。残念ですが。
捕まる奴のほとんどは魔が差しただけのド素人です。捕まらない奴は女性と手を組んで、二人組で撮影してます。全身画担当が女性だったりします。