はてなキーワード: 著述家とは
先回のエントリー( http://anond.hatelabo.jp/20130830202223 )は好評だったみたい。
ブラウザの履歴消して、Google垢からログアウトしてから「専門学校 ラノベ」で検索したら、くだんのエントリーがトップに表示された(2013/09/01 午前現在)。
夏休み最終日、ラノベ専門学校への進学を検討している高3が見たら卒倒するね。虚淵玄の脚本より残酷。Google先生、大学に行きたいです。
以下、前回書き漏らしたことについて補足。
で、参加者は各校2, 3, 1人。私を入れてね。最後はマンツーマン。
イベントは各校のHPに、巨大なバナーで告知されてるのに、たったこれだけしか来ない。
とある学校のパンフに「在校生の約半数が体験入学に参加しています。ぜひ皆様もご参加を」って書いてあって吹いた。たった半分かよ。っていうかそんなこと書くなよ。
数だけじゃなくて、質も低い。
プログラムに「体験授業~プロットを書いてみよう~」ってあったから、ノーパソ持って行ったんだけど、PC持参してきたの私だけ。
他の学生は筆記用具さえ持ってきてない。あと、結局プロット書かなかった。
高校5年生を名乗る子がいて、「高専の方ですか?」って私が尋ねたら、「人には色々事情があるんです!」って講師が間に割って入ってきた。社会マジ闇深いわ。
2. 雇用の創出
体験授業の合間、メモ取るフリして講師の経歴調べてた。中身が無い授業だから所在なかったの。
作家・著述家・文筆家。普段何で飯を食ってるか分からない人たちばかり。確かなことは、その学校で教鞭を取って禄を食んでいることだけ。
「○○大学大学院人文科学科博士課程修了」なんてプロフ見た時は、「博士が100人いる村」を思い出した。村人の16人は無職、8人が死亡・行方不明だから、専門で教員やれる奴は勝ち組。やったね たえちゃん!
余剰博士の幸せを祈った分、学費を納めずにはいられない。私たち専門学校生って、そういう仕組みだったんだね(CV: 喜多村英梨)。
3. 体系的な知識
講師の中には曲がりなりにも高等教育を受けた人がいるわけ。先述の博士出身者みたいな人たちが。
例えば自然科学で言えば、20世紀初頭くらいまでの知識は整理されている。
仮説に留まっているものもあるけど、理論化がある程度進んでいる。
もちろん、学習者と指導者が相応の能力を備えている必要はある。
ただ別の言い方をすれば、両者にそこそこの力があれば、誰もが一定水準まで学問を修めることができる。
でも、文章を書く営みって、そんな秩序立ったものではないですよね?
もっと柔らかくて、鵺のように捉えどころがない。そんなものを『教える』ことなんてできるんですか?
それで「いや、文章作法というものは手順があってだね……」と講釈を垂れるのだけど、顔が半分笑ってる。