はてなキーワード: 良心の自由とは
https://anond.hatelabo.jp/20240130130430
「沈黙の自由があるかないか」と考えたら「ないはずはない」「ない理由がない、あるはず」ってなるはずで、実際に調べたらやっぱりでてきた。
ちんもくのじゆう
一般には,自己の思想もしくは良心について表明することを強制されない自由とされ,日本国憲法 19条の保障する思想もしくは良心の自由の一内容とされる。その場合,通常思想もしくは良心とは人格形成の核心をなす主義,世界観,人生観などを意味するとされるから,一般道徳上,常識上の事物の是非の判断や事実に関する知識などは,沈黙の自由の内容に含まれないことになる。なお,信教の自由 (20条) からも同様の自由が出てくる。
沈黙は賛同と同じという考え(相手に何かしらの意志表示を強要すること)はこの沈黙の自由に反しているのではないだろうか。
後半何言ってるのかわからないけど。
https://togetter.com/li/1912610
漫画本編はまとめに載ってる(作者が宣伝用に全ページうpしてる)ので知らん人はまず読んでどうぞ
https://b.hatena.ne.jp/entry/4722072961604756130/comment/IthacaChasma
内心の自由についての考えが深まる怪作。先生の内面も高潔だったら、きっとサトリ君は救われていないと思う。そして先生が口に出して言っていること(外面)は全て正しい。
賢しげにこんなこと言ってる&星つけてるブクマカが実際は全く内心の自由について考えておらずただ自分の思い込みを強化しているだけとバラしたので確かに怪作
なぜならこの漫画は「内心の自由の尊重についての物語」ではなく「内心の自由が崩れている世界の物語」だから
作者にその意図があったかどうかはともかく作品はそうなっている
先生が口に出して言っていることが正しい?
普通に保身のために嘘ついてるが?
「アンタのそのイカれた本性 必ず表に出させてやるッ!!」
はてな民は人権とか詳しいから3秒考えれば分かると思うんだけど、「読心術で知った他人の内心を周りにバラす」が内心の自由の侵害といえるかどうかはかなり微妙
むしろバラすことを禁止してしまうとサトリくんが自分の知っていることについて自由に発言する「表現の自由」の侵害になりかねない
「恋心を打ち明けられた人間はそれを一生黙っている義務を負うのか?」はブクマカの間でも意見が分かれたのを覚えているだろう
もちろん自分の恋心を自分の意思で打ち明けた一橋の事例と無許可で心を読めるサトリくんの事例は根本的に違うが)
外形と内心を同じように感知できるサトリくんにとっては「ねえねえ、僕の担任の先生はメガネの若い男の人なんだよ」と「ねえねえ、僕の担任の先生は僕の首を蹴りとばしたいと思ってるんだよ」の間に違いはない
まあさすがにこの内容だと名誉毀損濃厚だが、例えば「先生はハムスターを飼いたいと思っている」程度の穏やかな事柄を暴露するのがどういう法律に抵触するというのか
秘密を守るとの約束(つまり口頭での契約)があったわけでもないので民事でも厳しい
なぜこれほど先生に不利な事態になってしまうかというと、サトリくんが心を読んだ時点で内心の自由という原則が崩壊しているから
読心術はその前提を壊すから憲法の自由権全般の作り直しが必要になる
仮にサトリくんがクラスメイト全員に読心能力を与えることができたならと考えると崩壊の様子がわかりやすくなる
重要なのは読心能力者の間では互いに心を読み合ってテレパシーができること
こうなってしまえば他人の内心の暴露も誹謗中傷も企業秘密の漏洩も何もかもが合憲的に合法的に行える
読心能力を得た生徒たちは先生の心を読んでさまざまな感想を抱くだろう
そしてテレパシーで話し合うだろう
表面上は平然と振る舞うことはほとんど不可能だろうし、仮にできたとしてそのような状況で先生の尊厳が守られているとはとてもじゃないが思えない
口に出して話をしてしまうほうがまだマシではなかろうかとすら感じる
ただし実際にはサトリくんは1人しかいない
だから先生は良心の自由原則が壊れたことを他の人々から隠蔽しようと、消滅してしまった自由がまだ存在するかのように見せかけてサトリくんを脅しているしそれは上手くいきそうに見える
しかし内心の自由は読心術を持たないホモサピのポジショントークにすぎないのでサトリくんにそれを押し付けるのは多数派の暴力だ
視覚を持たないヒトデが地上を支配して「視覚から得た情報は一生心の中にしまっておくべき。表に出したら権利侵害」と言い出したら理不尽だと思うだろう
・モビルアーマー「バウンド・ドック」は、バウンド・ドッグだったはず
・イスラエル国旗、青が濃くなった(水色だったはず)
・米津 玄師(よねづ けんし)、「げんし」だったはず
・虹の配色は、内側から赤→紫だったはず
・昭和ヒット曲「ルビーの指環」は、「ルビーの指輪」だったはず
・高松市に(40年前から)『ジョージア・ガイド・ストーン』がある
・ワシントンD.C.の、米議会議事堂の上に(1863年から)女神像
・憲法19条が『思想・良心の自由』(『思想・信条の自由』だったはず)
・「スリラー」のアルバムジャケット、マイケルの黒シャツにジッパー
・9.11で崩壊したWTC跡に「ワンワールド トレードセンター」が(2014年に)開業している
・ドムドムハンバーガーは、ドムドムバーガーだったはず
(2023.11.1 決議)
「なぜ図書館で本を借りることは恥ずかしいのか?」
https://blog.tinect.jp/?p=82951
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。
1.日本国憲法は主権が国民に存するとの原理にもとづいており、この国民主権の原理を維持し発展させるためには、国民ひとりひとりが思想・意見を自由に発表し交換すること、すなわち表現の自由の保障が不可欠である
知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべき自由と表裏一体をなすものであり、知る自由の保障があってこそ表現の自由は成立する。
知る自由は、また、思想・良心の自由をはじめとして、いっさいの基本的人権と密接にかかわり、それらの保障を実現するための基礎的な要件である。それは、憲法が示すように、国民の不断の努力によって保持されなければならない。
2.すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する。この権利を社会的に保障することは、すなわち知る自由を保障することである。図書館は、まさにこのことに責任を負う機関である。
3.図書館は、権力の介入または社会的圧力に左右されることなく、自らの責任にもとづき、図書館間の相互協力をふくむ図書館の総力をあげて、収集した資料と整備された施設を国民の利用に供するものである。
4.わが国においては、図書館が国民の知る自由を保障するのではなく、国民に対する「思想善導」の機関として、国民の知る自由を妨げる役割さえ果たした歴史的事実があることを忘れてはならない。図書館は、この反省の上に、国民の知る自由を守り、ひろげていく責任を果たすことが必要である。
5.すべての国民は、図書館利用に公平な権利をもっており、人種、信条、性別、年齢やそのおかれている条件等によっていかなる差別もあってはならない。
6.ここに掲げる「図書館の自由」に関する原則は、国民の知る自由を保障するためであって、すべての図書館に基本的に妥当するものである。
「図書館の自由に関する宣言」とやらにはこんな大層な宣言がされているようだが、実際に図書館に置かれている本は小説や教育的な本ばかりで偏りがたいへん大きい。
国民の知る自由を謳うのであれば漫画や週刊SPA!、週刊プレイボーイなんかも置くべきでは?
国民の知る自由などと御大層なことを言っておきながら、実際には体よく国民を教育したいだけではないか?
図書館は図書館が本気で国民の知る自由を守る立場にあると思っているのなら、あらゆる書籍から平等に本を選定して収蔵すべきでは?
勘違いは、そっちじゃねぇ
「思想信条の自由」と語られることが一般的で、信条が信教を含んでいると思っている
つまりは、本人は「思想・良心の自由」と「信教の自由」を一括りに語っているつもりが
憲法をゲンミツに語るなら、信条には信教は含まれていないってな方だろう
踏み絵の禁止は、憲法上、信教の自由(20条)ではなく思想良心の自由(19条)の問題です。ちなみに、内心の自由は絶対的な自由と解されています。
思想・良心の自由が不可侵であることの第二の意味は、国民がいかなる思想を抱いているかについて国家権力が露顕(disclosure)を強制することは許されないこと、すなわち、思想についての沈黙の自由が保証されることである。国家権力は、個人が内心において抱いている思想について、直接または間接に、訊ねることも許されないのである。したがって、たとえば、江戸時代のキリスト教徒の弾圧の際に行われた「踏絵」、あるいは、天皇制の支持・不支持について強制的に行われるアンケート調査など、個人の内心を推知しようとすることは、認められない。
本条(引用者注:憲法19条)が,外界の行動や表現に現れない内心の自由を保障しているにとどまるのであれば,それは,本来,法の及びえない領域であって,サブリミナル(閾下)広告によって人々の行動を操作しようとするような例外的な状況を除くと,本条の保障する自由への侵害が直接に問題となる場面は,それほど多くはないとも考えられる。
本条への違反が独立に問題となりうる場面としては,①思想や信条の告白を強制する場合と,②特定の思想や信条を有することを理由に不利益を課す場合とが考えられる。
ちなみに、芦部142頁によれば思想・良心の自由の保障をあえて明文で規定するのは比較法的に珍しいようです。長谷部194頁によれば歴史的には宗教改革により対立する宗派の共存の必要から信教の自由が近代立憲主義が保障する権利の中核的地位を占めたのだそうですが、わが国では、明治憲法下において、治安維持法の運用に見られるように、特定の思想を反国家的なものとして弾圧するという、内心の自由そのものが侵害される事例が少なくなかった
(芦部143頁)ことから、思想・良心の自由を特に明文で保障する必要が意識されたのでしょう。
これ書いている人は比較的保守寄りなんで、それでも読みたいって人はどうぞ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220926/k10013837611000.html
https://www.sankei.com/article/20220927-BTYZF7CHHFICRDIIA23WT2Y54Q/
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dd4aae2ba1d637df56ff8063615c37674a82eca
『憲政史上最長の8年8か月にわたって首相の重責を担ったこと』『内政や外交で大きな実績を残した』『国際社会からの高い評価』『蛮行による死去に国内外から哀悼の意』の4つの理由を挙げています
よく話で出てくるのは『蛮行による死去に国内外から哀悼の意』で、各国首脳が弔問の動きがあって警備が大変。それで国葬の流れというのは話で出てた気がする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a5f2f5a4ac7dc2505b78df44757d9f3be93c242
銃撃事件で死去した安倍晋三元首相の通夜が営まれた11日、外国要人による来日と弔問の動きが相次いだ。
[略]
トランプ大統領はFBIの捜査とか、ゴタゴタして参列できなかったけど代わりに声明出してたしね。
参加国も多かったし、首脳級もたくさん参列してたよね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/736c1f1105db5e73dd55c2b00ac9bdfd6ad5c19e
岸田首相が外国首脳と会談すると、政府専用機、随行職員の滞在等の費用は、1国あたり1億円以上掛かります。多数の外国要人が来日してくれて費用が掛からず、さらに宿泊・滞在費を日本に落としてくれます
ソースはひろゆきっていうのは微妙だけど、納得できる内容。首脳会談の費用調べてみたけど、こんな話も。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32173930U8A620C1EAF000/
シンガポール外務省は24日、米朝首脳会談の開催でシンガポールが負担した費用が1630万シンガポールドル(約13億2000万円)だったと明らかにした。警備関連の費用が最も多かったという。
国葬と言えども、お葬式なので「コストパフォーマンスが良い」とかは政治家の口からは流石に言えないけどね...
個人的には国葬にする理由は上記の通りで、筋は通っているように思えるかな。もちろん「これがダメ」みたいな話があればコメント助かるかも。
結構な量の「ブクマ」「言及」いただきました。せっかくなので、コメントいただいたので目についた物の返答しようかと思います。
政治的スタンスが違う方は「こういう考え方あるのかー」くらいでお願いします。
旧統一教会がらみについて書くと長くなりそうなので、別で書こうかなと思います。
反対理由で「法的根拠」「国葬に関する説明」「国葬の費用」あたりが良く取り上げられてたので、ここではこれらの話に絞りました。
タダですね。国葬に関する情報も結構出そろってきたので、この辺について意見聞きたかったってだけ。個人の興味。はてぶはリベラル多いから、ちょい怖かったけど。
国葬について法的根拠がないのに、国会で審議もせずに、閣議決定で勝手に開催を決めた事。要はきちんと手順を踏めというだけ。
法的根拠にあげられているニュースは「思想・良心の自由に違反することはない」と述べているだけで、国葬執行が法的根拠に基づいていると認定してないのでは。
重複するのでLinkは省略するけど、最高裁判所が「国葬予算執行させないよう求めた仮処分申し立て」を退ける判断を確定してる。
https://www.youtube.com/watch?v=MTY3JWpvN-c
あと返信でもらった玉木雄一郎さんの動画分かりやすかったのでここ張ります。この動画見る限り「法的根拠」は問題なく、みんなに理解を得られるような「手続き」が大事って説明だよね。
なので「法的根拠」で反対するのは筋が悪い気がするというのが個人的な感想。あと、理解を得るまで説明するというのは、なかなか難しいと思う。それぞれの信念があるしね。
木村草太さんのコメント/Twitter見たけど、岸田首相が述べた「国全体」という部分は後ほど訂正されているみたい。ちょっとカッコ悪いけど訂正したから問題ない?かな?
本人が国葬に値しないという一点につきる
安倍元首相の評価というより、今回置かれた状況というのが重要だと思ってます。以下は私個人の認識
米朝首脳会談の開催でシンガポールが負担した費用が約13億2000万円と言われているので、16億6000万円前後になるのなら費用対効果が高い。
国葬以外にも各国要人との会談も実施していたみたいだしね。あと台湾有事のリスクがマジでやばい。
自衛隊の「新型対艦ミサイルの前倒し配備」、「防衛費の増額」、「弾薬庫増設」とか、アメリカの「台湾への対艦ミサイルの売却」とか、有事が起こる前提で行動しているというか。
でも、法学的にはそんなもん要らんでコンセンサスが取れてるんだよ。
もう少し具体的に言うと、国葬(式典)は侵害的行為でも権力的行為でもないので個別の作用法は不要ってのが行政法学の基本的な考え方。
だからこそ、太平洋戦争や東日本大震災の慰霊式典なんかも個別法はなく、内閣府設置法4条3項33号(国及び内閣の儀式に関する号)を根拠に開いてる。お前ら慰霊式典に反対してたか?(そういうやつも居るかもしれんけど議論は盛り上がってはいないよな)
だから、国葬に係る予算差止の仮処分を求める申し立ても歯切れがわるく、「世論が割れている中での国葬の実施は、憲法19条で定められた「思想、良心の自由」に反すると主張」しているんだよ。
ただ、これも国民に服喪を義務付けるものではないので筋が悪い。お前ら昭和天皇の大喪の礼で喪に服したか?そういうやつも居るかもしれんけど俺は服さなかったぞ。大喪の礼は安倍にやろうとしている国葬儀よりもう一つ格上の国葬なのに、だ。
これらのことから、国葬の実施ってのは純粋に政治的な話で、論点は「安倍は国葬に相応しいか、そうでないか」になるんだよ。
それなのに法的根拠がどーのこーのとかお前ら真面目に反対するつもりねーだろ
いや、この件、内心の自由や表現の自由は一切侵害されてなくない?
これだけじゃん。
なんか侵害されたのか?
「内心の自由」については、
「表現の自由」については、
何をどう守っている気でいるんだ?
冷たいことを言うようだけど、元増田の言うところの「内心の自由反対派」を批判している人たちは、間違っている(と当人が考える)と思うモノに間違っていると言っているだけで、別に黒澤氏の庇護を目的としているわけではない。
正しいことを言った黒澤氏には報われてほしいという同情的な気持ちはあっても、それはあくまで「表現の自由」や「内心の自由」を守ることと比べたら二の次の話であって、そこを最優先とはしていない。
自衛隊情報保全隊の監視活動に関する質問主意書:質問本文:参議院
「北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が、陸上自衛隊OBの佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄元航空幕僚長の講演に潜入し、現職自衛官の参加状況を監視していることが二十三日、分かった」との記事が掲載された。
自衛隊法で制限されている「政治活動」に抵触しない行動まで規制することは、憲法第十九条において保障されている「思想・良心の自由」を侵害するものであり、極めて憂慮すべき事態であると認識
tps://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/177/syuh/s177038.htm
2007年に日本共産党が告発して明らかになった陸上自衛隊情報保全隊の内部文書。03年に自衛隊がイラクに派兵される際、それに反対する行動や、派兵と無関係な年金減額や消費税増税に反対する市民の行動まで監視し、まとめたものです。
東北地方在住の監視被害者107人が仙台地裁で「自衛隊の国民監視差し止め訴訟」を起こし、小野寺弁護士は事務局長をつとめました。
地裁と仙台高裁はいずれも情報保全隊による市民監視がプライバシー権を侵害した違法な監視だとして国に賠償を命じ、国は上ttps://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-06-05/2021060515_01_1.html
「ワクチンを接種するかどうか」は(特に日本では)高度に思想良心の自由にかかわる問題であり「接種済みであることを証明する書類」などを携帯するように義務化することは(特に日本においては)難しいのではないかと思う。しかし、いずれそういう手段とか、あるいは接種を拒否する人に刑事罰を課すとか、かなり強硬な手段をとることは回避できなくなるのではなかろうか。
何を根拠にこう考えるのかが謎。
「感染症と民衆」を読むかぎりではおよそ導入できないと思うが。
民衆の「ただ普通の生活をしたいだけなのに」のバイアスがあまりに強すぎる。そして現代人はそんな明治の民衆の末裔でもある。
自分の思うところの「普通の生活(ずぼらな性格でワクチン接種をしないことも含めて)」を送っているだけで何らかの罰則が届くとなると、明治のそれと同等か、よりはるかに強い反発がきそう。
とりあえずそれはどうでもいいとして、通常のインフルエンザの予防接種ですらこれなら、風疹の予防接種逃げ切った30~40代の再接種率もそうとう怖ろしいことになってそうだ。
あんだけ促してるのにまだうじゃうじゃ未接種が4割以上いるのはほぼ確定。
俺はそっちのが怖いわ。
https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/44,113873,c,html/113873/20210305-164749.pdf
東京都狛江市の新型コロナワクチン住民接種実施計画というのが公表されているのだが
「接種を希望する対象市民100%の早期接種を目標とします」とある一方で「【目標接種率】60%(約42,000人 延べ約84,000回の接種)」とある。
狛江市では医療従事者および 16 歳未満の接種対象外の人間は合計で1万3千人ほどいる。ということは、東京都狛江市はおおまかにいって人口8万3千人のうち2万8千人がワクチンの接種を拒否する、と見積っていることになる。このことから「60%」の母数が市民全員ではなく、「市民 - 接種対象外の人」であることがわかる。
東京都狛江市は、「どうせ40%ぐらいはワクチンを受けにこない」という判断をしている。自治体は日常の予防接種などのデータも持っているから、実際に普段ちゃんと接種している人は 60% 前後しかいない、ということなのだろう。
これが、東京の自治体が考えるリアルなのだろう。日本にけるこの 40% の人達のうちどれくらい多くが強硬な反ワクチン派で、どれくらいが単にめんどくさがっているだけの人なのかはよくわからないが、めんどくさがっているだけの人にしたところで今回だけ病気を恐れてやる気を出してくれると楽観するのは、あまりよくないと思う。諸外国においてもだいたい 40%-60% ぐらいの人が COVID-19 ワクチンに反対しているようであり、日本もまた「普通の国」であることがわかる。
そして、これをみると、とてもではないがワクチンの接種が「完了」したところで、いわゆる「ソーシャルディスタンスの確保」はやめられない、ということがわかる。 40% の未接種者が平然と外を歩きまわり遊びまわるようになれば、日本の極めて脆弱な医療システムはあっという間に再びパンクすることだろう。
「ワクチンを接種するかどうか」は(特に日本では)高度に思想良心の自由にかかわる問題であり「接種済みであることを証明する書類」などを携帯するように義務化することは(特に日本においては)難しいのではないかと思う。しかし、いずれそういう手段とか、あるいは接種を拒否する人に刑事罰を課すとか、かなり強硬な手段をとることは回避できなくなるのではなかろうか。