はてなキーワード: 良席とは
推しが大好きです。
けれど、推しの事を好きだと、大きな声では言えません。
もしかしたら、殆どのオタクはそうなのかも。ただそれが私にはストレスでした。
今でも変わらず推しのことが大好きです。それは恋では無く、私を楽しい気持ちにさせてくれる人として。
共感してくれる人がいるならしてほしいし、同情してくれる人がいるならしてほしい。
でも、どうかこれを反面教師にして幸せなオタクライフを送って欲しい。
新しい公演が始まる度に日本の隅っこから飛行機に乗り、都内から電車で小一時間の田舎の劇場へ通いました。
通う為にほぼ毎日睡眠時間を削って放課後から早朝までアルバイトをしました。学校が長期のお休みの期間や公演日数が少ない時などは、都内でウィークリーマンションを借りて全部通いました。
そこは小さな小さな劇団で、開演前も終演後もお客さんと役者は直接お話が出来て、皆さんとても親密にしていました。
お客さんは皆優しく私をすぐに仲間として受け入れてくれました。
その劇団の公演は本当に素敵で、もっとたくさんの人に見て欲しいと私は思いました。だから私がチケット代や電車賃を負担して、たくさんの友達を呼んで一緒に観に行きました。皆その劇団の事を好きになってくれました。嬉しかった。
その劇団の団長は私に「いつもありがとう」とか「あなたが友達を呼んでくれるお陰で今までよりも良い公演が出来るようになった」なんて言葉もかけてくれました。なんてファン冥利に尽きる言葉なんだろうと思いました。
その中でも私の親友のAちゃん。彼女は一人でも劇場に通うようになりました。彼女の推しは団長。私の推しは歴が長めの団員。
そうやって何年も応援している内に、劇団も少し人気が出てきました(まだまだ小劇団の域を超えませんでしたが)
増えたお客さんも皆良い人ばかりでした。本当に毎日が楽しかった。
え?と思いました。
たったそれだけの一言で、複雑な気持ちがワッと押し寄せてやがて怒りに変わりました。
「それ、本当?」一応冷静を取り繕ってまずは真偽とどういった経緯での発言かを確認しました。
Aちゃんは「私だから本音を言えるって言って、団長は仕事の愚痴しか言わない。私はそれ聞くのが面倒くさくなってきた。」
「何それ。だったら出なくて良くない?」私はAちゃんに同調したつもりでした。
それがAちゃんの癖で、自分の納得のいく返事が貰えなかった時にその素振りを見せます。私は他に彼女の納得いく返事なんて浮かばずそこでその話を終わらせていつも通りそれぞれ帰宅しました。
その次の公演を観に行くと開演前にAちゃんが泣きながら団長と話をしていました。その時団長に睨まれたような気がしていました。何かがおかしいのを感じて私はそこに近付けませんでした。
その日の公演は団長が役を全うしませんでした。普段来ているファンは、普段と違う事を面白がりましたが、初見の人は「意味が分からない。何あれ?」と口々に文句を言って出て行きました。
終わった後、私の推しが私の所に駆け寄って来ていつもと同じように笑顔で明るく、楽しい話をしてくれました。
その日AちゃんにTwitterもLINEもブロックされました。
その次の公演に行きました。開演前に団長に睨まれながら言われました。
「もう来ないで」
なんだこいつ。
それ以外に何も思わなかった。
終演後、推しが私に「団長の事は気にしないで」と言ってくれました。私は推しに余計な心配を掛けたくなくて、何も聞けず、Aちゃんの事は黙ってました。
その日が終わってから暫く考えました。何で私が「もう来ないで」と言われたのか?
理由は私がAちゃんに納得のいく返事をしてあげなかった事しか浮かびませんでした。そして彼女の性格を鑑みて今思えば、あれはただの自慢だった。
「団長はあなたにそんなに心開いてくれてるんだね」それが正解の言葉だった。
けれどそれを言えなかった事で払う代償が大きすぎると思いました。Aちゃんと団長は何を話してこうなったのか?それは今でもわかりません。
Aちゃんが泣いていたあの日の前までは優しく笑顔だった団長が、急に、どうして。
私は悩みに悩み、次に行ったらその後は劇場に足を運ぶのをすっぱりやめることにしました。
推しには最後に手紙を出しました。ただただあなたのお芝居が大好きだという旨を何十枚もの便箋に書き連ねました。それ以外の事は書かなかった。
次の公演に行ったら、終演後に団長に「あなたは仲間じゃないから」と言われました。
推しに申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、いつも通りの推しを見送った。
私はこの事を誰にも言いませんでした。私以外の人は幸せにファン活動しているから。
でも、私が行かなくなって不思議に思った他のお客さん達が私にDM等でメッセージをくれました。私はそれらに対して「Aちゃんと喧嘩して、もう来ないでほしいと言われた」と返しました。
それから暫くして、Aちゃんも劇場に足を運ぶのをやめたみたいです。理由は知りません。
これまで数年この劇団にたくさんのお金と時間を費やして、こんな終わり方で、自分は一体何していたんだろうという虚無感。
私の手元にはもう二度と目にしたくない劇団のグッズやパンフレット等が大量に溢れていて、それをゴミだと認識してしまうともう何も残りませんでした。
今すぐ死にたい、何も無い、あの幸せな日々を返して欲しい、憎い、殺したい、自暴自棄…
そんな中、支えてくれたのが他のお客さん達でした。
DMでAちゃんの悪口を言ってくれたり、実は状況を察していたという人が団長の悪口を言ってくれたり、それが大きな心の支えでした。私は悪くないと思えたから。
そして私が行くのをやめた3ヶ月後、推しは劇団から離れました。
それが推しにとって良かった事なのか、良くなかった事なのかはわかりません。私は、少なからず嬉しかった。
月日が過ぎ社会人となり、小劇団を追わなくなって出来た貯金で上京をしました。
私には新しい推しができました。今度は小劇団ではない、2.5次元などにも出るキラキラの若手俳優。
恐らく、好きになった当時は同担拒否という言葉はまだ存在していなかったと思います。同担同士でTwitterをフォローし合うのが当たり前。情報交換したり、チケットを連番したり。
私は以前の劇団のトラウマが有りファン活動は控え目な方でした。
とは言っても公演半分は行って地方に遠征もして、ブロマイドはセンチ買いするし推しにも認知されていたと思います。
でも周りが「推しの為に全公演通います!」「推しの為にグッズ買い占めます!」等と宣言していると、不安でした。
私の応援の仕方じゃ推しに貢献できていない?私はファンとは呼べないのではないだろうか?
マウントを取られる事はよくあり、けれど荒波立てたくないから私は自ら下手にまわりました。
推しからファンサを貰った事が無い事にして、オキラのふりをしていました。
私がそう言うと皆幸せそうに私はこんなファンサしてもらえたよ、と自慢してくる。それで良いと思いました。
そのお陰か私は多くの同担に囲まれており、よく「私実はあの同担が苦手なんです」とぶっちゃけられることもあった。
理由はわかりませんでした。私には皆普通のファンに見えたので。
あまり自分の話をしないように気を付けていて、推しの現場は毎回とっても気を使いました。
私は推しにファンが増えてほしいから、Twitterは公開にして推しの良い所をたくさん言葉にしてツイートをしました。皆が良い反応をしてくれたし、推しも生き生きしているように感じました。承認欲求が満たされたようで楽しかった。
けれどどうやらそれが悪目立ちする原因にもなったのと同時に、「同担拒否」という言葉が一気に流行り始めました。
すると、一部の同担に過剰にマウントを取られるようになりました。マウントを取ってくる人達は全通当たり前の熱狂的なオタク達。
私は彼女らに勝とうなんて思った事はなかった。
彼女らは私がツイートをする度にそのツイートに対する意見のようなツイートをしていました。
「推しのブロマイド今回は何枚買おうかな」なんて言えば「何枚買おうかなんて考えてるようなのはダメだよね。限界まで買わないと」と言い、「推しへの手紙書き終わったけどもうこんな時間だ!」なんて言えば「推しへの手紙はオールで書くもの」とか。
最初は偶然だと思ったけれど、私が何をツイートしても彼女らは私のツイートした話題に必ず触れていました。
それで息苦しくなりました。何もツイートが出来ない。
私はTwitterをやめました。
推しの現場にもひっそりと通う事にしました。良席は取らないし髪型や服装やメイクも変えて。同担に見られたくなくて。
それまで推しは私を見つけては、私が手紙で書いた好きなセリフや好きなシーンは、私の目を見てやってくれていたように感じていました。
しかし、そういった事が一切無くなってしまいました。見つけられなくなったからでしょうか。
そのせいか通っても楽しいと思えることが少なくなり、モチベーションが下がり、通う回数も減って行きその内に手紙も書かなくなっていました。
推しはブログ更新が段々と活発になっていきました。それから手紙やプレゼント等に言及したり、今までしなかった事をしました。
私が送っていた時は手紙にお礼なんて言ってくれなかったのに…。もしかして、本当にオキラだった…?
私がいなくても推しを推す人はたくさんいる。私は推しとどうなりたいわけでもない。ただ推しの演技が好きだから、見たい時に見られれば良い。
そう思って、長いこと手紙も送らず接触もせず、ただ静かに彼の芝居を観に行きました。
暫くしてTwitterを覗いたら、私に過剰なマウントを取っていた同担がいつの間にか全員降りていて驚きました。
気になって遡ると私がTwitterをやめてからすぐに皆、推すのに疲れたというような旨のツイートをしており、
それは私がいなくなって張り合いが無くなった事で急激に冷めたのかそれとも元々私がいなくなる前からそのつもりでいたのかわからないけど、いつの間にかお金をたくさん使う同担がごっそり減っていたのです。
それに続けてマウントを取っていなかったファンの中にも静かに降りている人もいました。
もしかして、ブログの更新が活発になったのはこれ以上ファンが減ったら困るから…?
その状況に危機感を覚えた私は慌ててチケットを増やして、ブロマイドもいつもの倍以上買いました。地方にも遠征した。
ただ、手紙だけは書けませんでした。長いこと書いてなくて、なんて書けばいいのかわからなかった。それから、私が手紙を送らなくなってからのブログの内容の真意がわからなくて、私は送らない方が良いのではないか?などとつい考えてしまうから。
当然、通っても推しは見てくれない。
誰が座っているのか、前方席を見て笑顔になる推しを遠くから見る私。
ドッと寂しくなりました。
推しは何を思っているんだろう。
そして私は何を求めているんだろう。
私の推し方はずっと間違っていたのだろうか。
ファンサ関連の記事見て、今までジャニーズとかEXILE系とか普通の邦楽バンドとかしかライブに行ったことなくて
私が応援してたのはもうメジャーになって会場もアリーナかドームクラスの人たちばかりだったのと
席運が悪くて遠いかなんか端のほうかばっかりだったということもあり
ファンサっていうのは無縁のものでそもそもそういうの目当てじゃないしと思っていた
なんだあれは…すごいな…目があったりお手振りもらったり投げチューされたり
そりゃあれにどハマりする人がいるわけだわ…別世界過ぎてビックリした
だってめちゃくちゃ男前な人に構ってもらえるってすごくない?!
若手俳優とか売り出し中俳優が多いからなのかなんかそういう文化なのかよく分からんけど
あと10歳若かったらまんまと沼に落ちてたなぁと思いました
また行きたい…
今さら感がすごいけど、あの一大イベントを消化するのに丸1日ぐらいかかったと思っていただきたい。
思い返すとワンマンライブ決定が知らされた7月12日、あれほど感動するとは思っても見なかった。
理由は2つぐらいあって、一つがZepp VRがcluster.にあるということ、もう一つはVR機器の画質がそんなに良くないということ。あとVIVEとかOculusとか持ってなかったし。
あの日、動画の概要欄からcluster.のサイトに飛んだとき、あのcluster.??月ノ美兎さんの生放送を三週間延期させたcluster.??と思ったし、さらに言うとそんなcluster.よりキズナアイさんの誕生日イベントを成功させたニコファーレの方がいいんじゃない?それに家庭用のVR機器よりニコファーレの方が設備も整っているし。とも思った。
だから7月14日のチケット販売の時もテンションは低めだったのを覚えている。
どれくらいのテンションかというと、前日にアカウント登録とクレジットカードを登録してバイトを休み朝6時に起き11時からサイトを更新して待機するぐらいのテンション。
なのでチケットがとれた時は心底驚いた。関西人特有の行けたら行くわというノリだったしまさかとれるとは思ってもみなかったからだ。
せっかくだったのでHTC VIVEを買おうと検索したところ一つ誤算が。
Amazon、ヨドバシ、ビッグカメラその他もろもろ全て品切れ。いや、入荷待ち。
しかしこの時【VR】HTC Vive 入荷・販売情報(@htc_vive_info)というアカウントに助けられた。ドスパラがちょくちょく入荷しているという情報を受け、近隣の店舗である神戸店、なんば店、京都店をフォローし、タイミングよく入荷したなんば店で無事に購入成功。ついでにパソコンとモニターも欲しかったので計40万ほどの出費となった。
ご存知の通り大学生にとって40万は大金なので、もし失敗したら絶望して時間を戻しちゃうかもなぁとか、やっちまったなぁ~オイとかクソみたいなことをブツブツ言ってた気がする。
そしてViveの画質に文句を言ったりproの方がいいかなぁ~やっちまったなぁ~とか言ったりしていたらいつの間にか8月30日前夜祭。
くらすたーさんのDMに誘われてZepp VRにプラグイット。
ライブっぽい音楽とZepp VRの入口を見て予想以上の出来で驚いた。
実を言うとライブ会場まで下見できると勘違いしていて入口の扉付近でドゥン…ドゥン…ってなってた。後ろの人たちにアホちゃうかって思われてたに違いない。恥ずかしい。
そしてライブ当日。しっかりとバイト先に風邪で~すと休みの連絡をいれてcluster.にプラグイット!
と思ったが雨のせいか家の貧弱!貧弱ゥ!なwifiが超絶重くなっていてXperiaのデザリングを使用。通信制限にならないようにdocomoに課金もした。
ライブと呼ばれるリアルのイベントには一度も行ったことが無いので比較することは出来ないが、ファンとしての緊張感や高揚感がその場所で共有できている気がした。
一番の良席を探すもの、ひたすらウロウロするもの、今までくぐってきた修羅場を思い起こさせる沈黙して鎮座するもの、様々なアバターがいてそれぞれに人間味を凄く感じさせられた。
VRライブの一番の良いところは他人に邪魔されないことだと思う。
映画とかでは、もし前の席の人間がもしミソシタさんのような視界を遮るような人間だったら?もし横の席の人間がねこますさんのような脇からおにぎりを放出する人間だったら?とか頭を悩まさなければならない。
そして始まるライブ。
ラジオ体操が始まったとき、ほー いいじゃないか こういうのがいいんだよ こういうのが と頷いたがその時電流走る──
「パンツ」を見させるな───ッ
と叫んじゃいましたが杞憂でした。しっかりと下にスパッツ?短パン?を着ており一安心。
準備はオッケー!
彼女が飛べと言うならば飛び、手を叩けと言えば手を叩き、手を上げろというならば手を上げてサイリウム(黄色に変えたかった)を振り回す。
充実した時間だった。
あの時にどんな時に幸福を感じるか、と聞かれた。
確かに一つ言えることがある。
たとえ、明日死ぬという絶望があっても、その絶望を吹き飛ばすぐらいの幸福があった。
ライブ中の月ちゃんが桃白白のように空とぶ何かに乗って会場を飛ぶ演出も素晴らしいものだったが動き回る月ちゃんを追うことができる、これも感動した。こんなことをリアルでしたら殺されていたに違いない。
上を見上げたらエビーバーがふってくる独特の雰囲気にはたまらないものがあった。
また、ファンも動き回れるが月ちゃんも動き回れるのもVRの強み。
残念ながら月ちゃんがUPした写真では自分のアイコンは確認できなかったが、あのときカサカサと一番いい場所をいやしくも探していた。
あと爆発の後に出てきた月ちゃんの衣装が可愛いすぎてテンションは爆上がり。
そこから始まるアンコールのbeyond the moon は本当に最高だった。
打ち上げる花火、わき上がる会場、完全究極にかわいい月ちゃん。
Viveのスポンジに染み込んだ汗と涙が気持ち悪い、でもそんな事がどうでも良くなるほど、興奮した。
いつの間にかbeyond the moonを口ずさんでいた。
曲が終わり消えていく天蓋、沈み消えていく月ちゃん。
行かないでほしい。このライブがずっと続いてほしい。床が邪魔だ。
全てが終わって響くアナウンス。
放心した僕の眼球に地球が映る。
なんだか笑えてきて、最高の気分でライブ会場を背にエビーバーアバターと共に現実に還る。
物販ブースや東京タワーを見てこれから先のことを夢想しながら退出してアンケートを激甘に答えた。
今思うとあんなに激甘で大丈夫だったのだろうか。いや、多分他の人がちゃんとしてくれていると思う。
カグヤルナライブは間違いなく最高のライブだった。あの日、あの時、月にいた人は皆そう思っているに違いない。
もし、これを読んで興味を持った人は是非次のライブはVRで参加してほしい。
最後に、勝手ではありますが【VR】HTC Vive 入荷・販売情報(@htc_vive_info)さん、ドスパラさん、cluster.さん、AOさん、輝夜 月さん、このライブを成功させた全ての方に最大限の感謝を。
今流行りの2.5次元舞台・ミュージカル、私はさっぱり興味がない。
大変失礼な言い方だけど、原作に興味もなければ、コスプレ舞台にも興味がない。
興味がなければ行かなきゃいい話なのだが、推しが出るとなると話は別だ。
推しはブーム以前の2.5出身ではあるもののストレートへの出演が多く、出身作以降ほとんど2.5作品には出てなかった。
それが何故か、最近は一昔前の2.5出身者、つまりただ若くてカッコイイだけでなく、2.5以外で経験を積んできたキャリアのある役者の出演が増えてきた。
その波に推しも巻き込まれたのか、現在情報解禁されているのはいずれも2.5作品だ。
推しは前から「若手俳優ではなく"実力派"若手俳優と呼ばれたい」と言っていったし、その実力が認められて結構大きなタイトルへの出演に繋がったのなら嬉しい。
嬉しいけど、2.5作品に出られても"面白そう!"とは思えないし、不安しかない。
変なファンがついたらどうしよう、観にいってうっかり原作を知らないことがバレて原作ファンに睨まれたらどうしよう、推しがキャラに似てないって批判されたらどうしよう、そんなことばっかり考えてしまう。
実際、キャスト発表の時に「誰?」「年やばくない?」「微妙」って書かれていたのを見て落ち込んだ。
あの頃はキャスト人気でキャラ人気まで上げた!って騒がれて誰もが知ってる人気キャストだったのになぁ。
2.5作品は原作ありきなので、観に行く人も原作が好きな人が多い。
だから、例えばチケット譲渡などでも"原作ファン優先""原作への愛が一番強い人に譲ります""原作イベントのチケット応募券を譲ってくれる方優先"と書いてある。
俳優ファンからすれば、推しが出ている舞台を観に行くのは当たり前の事でそれが一番の応援になるのに、それすらも難しくなってくる。
例えば時代物の芝居で歴史がさっぱりわからなくても、観にいってみるとこういうお話もあるのか!と興味を持ったこともある。
舞台はとにかく来客がすべてで、興味がなくてもきっと楽しませるから見に来てね、という世界だ。
それなのに2.5作品になると急に、原作を知らないのに俳優目当てで来るな、せめて勉強してから来い、と一部の人に言われてしまう。
いつもキャスト先行で楽々良席を取っていたのに、まずキャスト先行がないことで困惑してチケッ卜の取り方さえわからない上、推しは先行の宣伝すらしてくれなかった。(知らなかったのか宣伝禁止だったのかは不明)
いつもならチケット先行開始日は絶対に宣伝してくれるので、推しのツイッターさえチェックしとけば大丈夫でしょと思っていたのが間違いだった。難儀だ。
こんな感じの愚痴は推しが違えど似たような境遇の人からちらほら聞いた。
既存俳優ファンにとって、2.5作品を観に行くというのはかなりハードルが高い。
お仕事があるだけありがたいし、もう一生2.5に出るななんて言わない。
でも、どうかメインの畑はストレートのままでいて欲しい。
推しへ
今日も大好きです。
好きなジャニーズのコンサートツアーのチケットの抽選申し込みが始まった。
少し前まではかなり力を入れてそのジャニーズのことを応援していたから名義(ファンクラブのに登録している名義の数)は3つあるのだけど、所謂担降りをしてからはかなり冷めているので次の更新の時点で1つしか残さない予定で3名義かけられるのはきっと今回のツアーが最後だ。
それで、冷めてきてはいるものの一番行きやすい東京公演だけはとりあえず行こうということに決めていた。4日間4公演あるが学校とバイトの関係で土日が丁度いいと思って3名義それぞれで第一希望を土曜で2枚、第一希望を日曜で2枚全部で6口申し込もうとしていた。
いつもなら交換に使えるということで最大枚数の4枚で申し込むのだが、今回はデジチケなのでダブりが出た時にやり取りしにくいと困ると思って4枚でなく2枚でと思った。
ツアー日程が決まった時にそのようなことをTwitterのヲタアカでツイートしたら「一緒に入ろう」と言ってきたヲタクの友人がいた。彼女はここ数年間の東京公演をずっと一緒に入っている所謂安定みたいな人だ。だから今回も迷いもなく彼女と連番して…というわけには行かなかった。というのにも彼女はまだそのグループの担当で、担降りをしている私にとって彼女の熱量に付いていけるか、また付いていけるフリをすることが出来るのかどうかが危うかった。
彼女とはヲタクとかなしに人として付き合いやすくて出来ることなら一緒に入りたいものだが、そういったことの億劫さから一人で行けるものなら一人でとして彼女に具体的な日程を提示されなければ一人で入ろう、またチケットが余ったなら彼女に声をかけてみようと思っていた。
そうして申し込みが始まってから数日経った今日、彼女から「ツアーどうする?」とまあアバウトなメッセージが送られてきた。どうする?とは私自身がそもそも公演に入るかどうかのことなのか、それとも彼女が私と一緒に入るであろう公演をいつにするかどうする?なのかまたはツアー誰と入るのお前もしかして一人で入る気でいる?なのか一体どういう意味なのかわからなかったが私なりに2つ目と解釈して、私は上のように土日に申し込みたいと返した。
すると「待って日曜はもしかしたらAとB(どちらも私と彼女の共通の友人)と3人で入るかもしれない…」と返ってきた。こういう時の彼女の ~の可能性がある=~と確信している となる。彼女はそうやって悟るよういつも無意識に示唆してくる。従って「もしかしたら」「かもしれない」は確定事項であるため、彼女を待つまでもなく日曜日、私と彼女とは一緒には入れないことが確定した。
それは別に良い、日曜日に一人で入れるのであればそれはそれで気を使わなくて済むので逆に助かる。しかし彼女はその後に「金土は厳しい?」と聞いてきた。きっと彼女なりに言わせると「金曜が空いているのなら金曜にも一緒に入ってくれ」ということなのだろうけど、彼女は圧力をかけていることすら無意識だからこれはきっと拡大解釈だ。そんなことはいい。何かと言うと私は金曜日の公演に申し込む気は無いということだ。
その理由のひとつに金曜日は学校があり公演に間に合わせるためにいつもより忙がなければならないことが嫌なことがあり、もうひとつにヲタク的な価値観がある。基本的にジャニーズのツアーはどの公演も構成が変わらない。一般に言わせればどの公演も同じなのだがヲタク的にはそもそも同じ公演ではない。これは多分私と私の周囲だけが思うことではないくらいに当たり前でもあると思われる。簡潔に言うと平日よりも休日のほうが価値も倍率も高いのだ。それは学校や仕事の事情で圧倒的に休日の方が行きやすいことも大いにあるのだが、そういう要因も若干加味して平日は倍率が低くなる。取りやすい公演を複数申し込みしてタブるということは捌けなくなって詰むということに繋がる。つまりそれ程好きでもなくなったグループの公演でしかも本来入ろうと思っていなかった私がそんな役目を被るのは勘弁というだけの話である。
そこで自分は金曜自体は空いているけど土日の方が都合がいいので、自分の名義をかけるのは土日にしてもいいなら彼女は金曜かけてもらってもいいかと返した。彼女は「それでいこう 2名義あるから金曜土曜それぞれ第一希望で申し込む感じで」と許諾してくれたのだが私はひとつ気になった。2名義あるからというところだ。恐らくだが彼女は名義を4つか3つは持っていたはずだ。それは日曜日に友人と3人で入る分にいくつか名義を使ったとしたなら(お前と一緒に入るのに使える名義は)2名義あるからということなのか、または今はいくつかの名義が有効期限切れになってしまっているのだとしたら(今使い物になる名義は)2名義あるからということなのかだ。
前の場合は特に問題はない。寧ろ倍率低めの平日含めたの公演に2名義かける彼女と若干取りにくい休日公演に3名義かける自分とがフェアな気がする。問題は後だった場合だ。彼女の使い得る名義の数が2つだった場合、私と入る金曜と土曜に加え共通の友人2人と彼女と3人で入る日曜も同一の名義で申し込む可能性がある。普通、倍率の高い公演を複数申し込みして複数当選することはあまりない。すなわち彼女の2名義は日曜にもかけられているということを彼女が私に隠していた場合の話だ。そして併せて私のかけた3名義のいずれかは当選し、彼女のかけた2名義のいずれかが日曜に当選した場合だ。そうなった時私はきっと重大なロスをしたことになるだろう。歩く名義として良いように使われたというわけだ。
もちろん今はそうなると決まったはずもなく、彼女は全部で4つの名義を持っていた可能性、日曜日にかけていない可能性、日曜日に当選しない可能性も十分にあるわけで、それ以前、それ以降のことはもはや予測しようがない。というかこんなことを考えて真面目に書き出して見てたら今更そこまで好きでもないグループの公演の当落なんていくつどう名義をかけるかなんてどうでもよかったことに気づいた。ここで希望の公演が当選しなくとも私はきっと入りたい公演にはどういう手段でも誰とでももちろん一人ででも入るだろう。ただひとつ私にとっての一番いい形としては彼女のかけた土曜と私のかけた土曜と日曜がそれぞれ当選し、土曜はダブりの中で良い方の席に入り、日曜は同行の人を募ってほぼ1人の状態で入りそれがめちゃくちゃ良席であることだ。もしかして彼女のことを歩く名義として見ていたのは私の方では???まあいい。多分このまま私は彼女と金曜日の公演に入ることになるだろう。
以上、毎回一緒に入ってるヲタ友と話合わなくなってきて1人で入りたいけど一緒に入りたい気持ちもあるから結果自分は良いとこ取りできたらいいなと思ってるって話。次回から一人で入ること前提にして名義かけよう。
なぜもどきという表現を使っているかというとそのチケットやグッズ等をはじめから転売目的として購入していないという点にある。
チケットの場合は良席に入りたいから何人もの友人、先輩、後輩、知人、家族等に頼み込んで申し込みをしてもらい、当選したチケットを回収し、一番いい席で入って残りは売る。もしくは全て席が悪かったり納得する席がなかった場合は全て売って良席を買う。
グッズに関してはとりあえず自分の推しが高レートの場合は交換の交換をしてでも必死に手に入れて集めまくって無理そうになったら残りを売る、もしくはプレミア価格になりそうなら、後々交換で使えそうなら使えそうなキャラを数個だけ残して使えなそうなキャラや使えそうなキャラでも何個から売る。そして推しを新たに買う。
そんな生活をしている。
どちらにも共通しているのは余ったものを「売る」と「買う」という点にある。
この「売る」ことはただ定価で売る訳ではなく相場価格で売っている。
基本的に相場価格となると定価以上が基本でチケットにせよグッズにせよ高ければ定価の10倍以上で売れることだってある。
「買う」ことは「売る」をしているものを買うのであるから当然相場価格となる。
「売る」行為を世間では転売と呼んでいるなんて最近まで知らなかった。私は元々それを目当てに買っているしフリマアプリ等で出ている価格だって全て同じような価格である。
元々の目当てがそのチケット、グッズであることと周りが皆その価格で出しているという同調意識が私を転売という行為をしてきるのだと気づかせるのが遅くなった原因である。
しかし、私はこの転売をやめようと思わないし転売から買うことだってやめない。どれだけ批判がこようとも全ての抜け道が塞がれて自分のチケットでしかはいれないようなコンサートや舞台、イベントになったらやめるだろうが。
グッズに関しては転売規制なんて不可能なんだからやめないと思う。可能性があるならグッズを買うことをやめた時くらいだろう。
なぜかやめないのかというと理由は単純で良席に入りたいしグッズが欲しいからである。
私は強いオタクだ。
オタクに強い弱いなんてないという人間とは根本的価値観が合わないので読んでいて不快に思うだろうが容赦して欲しい。
オタクの強さが何で決まるかというと、アイドルや俳優といった3次元ではどれだけ公演数に入ったかという回数、前列、0ズレ、花横といった良席、ファンサされた回数、認知、オキニ、プレゼント、等々がある。
人気な公演に自チケかつ良席で入るなんて難しい。それに回数も合わされば全公演分のチケットを自チケだけ集めることは極めて困難である。
そこで使うのがチケットサイトやツイッター等のSNSを利用して行われている転売である。良席だから勿論正規の価格ではない。だがお金を少し(少しではない時もある)かけただけで良席に入れるなら入るしよりいい席で推しを見たいし周りのオタクにマウントをとりたい。私が彼にとって一番であり特別になりたいし周りからもそう見られたい。そのためならお金をかけることは苦なことではない。人気公演のチケットを買う時だって同様である。
だから転売から席を買うしその席をだしてくれる人には恨みこそせず感謝の気持ちでいっぱいである。
私は同担拒否だ。そのせいもあるだろう。行きたい人にチケットが行き渡って転売がなくなって自チケでしか戦えない世界になるのなら今のままでいいと考えている。
推しの一番になれる今がいい。
余ったチケットだって2連以上や一応友人には声をかけるが断られてかつ余った場合に相場価格で出しているし人気公演の場合は必死でとったチケットを定価なんかで譲りたくないのだから相場価格である。そして相場価格で良席を買う。
グッズに関しては推し以外いらない。まず推しキャラ以外に興味が無い。人気順は交換レートとして把握しておくけれど一番人気のキャラは交換できるから交換した後の推しキャラに見えたり、低レートキャラの抱き合わせ対象、お金としか見えない。
低レートキャラに至ってはため息しか出ない。推しになったらもうけもん。まずならないから必死に交換を探して無理なら高レートキャラと抱き合わせか単体売買。
価格はだいたいが時価だからみんなが出さないうちに売ってしまえばより高額で売れるからさっさとだす。そしてその売上で推しを買い足す。
むしろ捨てるより全然マシだと思って欲しいくらい。流石に捨てるのは心苦しいという痛みを感じる感情くらいはある。
強いオタクにはお金が必要でお金の分だけいいチケットが買えてお金の分だけグッズが買える。
"他のファンのことも考えろ”というのがお金をかけないファンや弱いオタクがいう言葉だ。
ここではっきりと否定しておくが他のファンなんて死ぬほど嫌いだから存在して欲しくないんだよ。
お前らのことを考えてる暇があったら積んで積んでより推し、自担に有益なことをするし構ってほしい、一番になりたい、特別になるための1歩を進みたい。
でも今の私だけでは推しや自担、公式に続けていってもらうだけの財力はない。だからかろうじて存在することは認めたくないが認めているような状態だ。
グッズだって結局はどれだけレアものを持っているか、痛バについているか、痛バのデザインや並べ方の綺麗さで評価される。
均等に推しのファンに渡るくらいならどれだけ否定されようと自分で推しを買い占める。
積めないならその程度の愛ってこと。
転売ヤーがいたから買えなかった等の言い訳をしている暇があったら対策をとって実行すればいいし無理なら金をかければいい。
相場価格すら出せない人間は強いオタクになれないし同じフィールドにすら立っていない。
転売価格=その人、その公演、キャラの価値である。人気があればあるほど価値も価格もあがるしその人、公演、キャラのおたくも強いオタクが増え、ふるいにかけられていく。
突然ですが私、ジャニオタ辞めました。
大好きで大好きで仕方なかった自担くんともお別れ。勿論、嫌いになった訳じゃないんだけど。
自担くんはデビューしていない、いわゆるジャニーズJr.だったけどステージに立つ姿はいつだって誰よりも輝いてた。機嫌とか体調に左右されることもなかったよね。
ちょっとクセのある振りだったから、大勢の中にいてもすぐわかったよ。そういうところが大好きだった。かっこよかったの。
自担くんは人気がなかったよね。
出演した舞台の幕間、トイレの列に並んでいたら「近くに来たの自担くんでまじ最悪笑」ってバカにされたことも「自担くんめっちゃ見てきたんだけど笑 きもくない?」っていわれたこともあったよ。
大好きな自担くんを見に行ったのにどうしてそんなこと耳にしなきゃいけないのかな。私はあなたたちの前に並んでた自担くんのファンだよ。今、この文章を読んで心当たりのある人は私に謝って。あともうそういう場所で大声で話すのはやめてね。
公演数自慢も、良席自慢も、グッズ購入自慢も、お手紙数自慢も、ファンサ自慢もつかれた。たくさん公演に入った人が偉いの?立ち位置とか活躍のタイミングがわかる人が偉いの?最前列で公演に入ったことが凄いの?汗が見える位置だったのが凄いの?売り切れにさせるために頑張って買うのがいいファンなの?大量に買ったグッズを無償で配るのがいいファンなの?毎回お手紙書くことが愛の大きさなの?認知されることが愛の大きさなの?
もう疲れた。
みんな何を競ってるの?なんでカーストつけてるの?
ツイッターでレポ流してたくさんRTされること?フォロワー大量に抱えてこびうられること?価値観はそれぞれだよね。そんなのわかってるよ、わかってるけどさ。
そうやって悶々とする自分にも疲れちゃった。だからもうおしまい。
あと1つだけお願い。
何があってもステージに立ち続けて下さい。だって、ステージに立つ自担くんは世界で1番かっこいいから。
またいつか会おうね。
夢みたいな4年間をありがとう。
内容はタイトルそのまま。
それを見た友人が放った一言が「ライビュをやってくれたら観に行くのに」。
それにずっともやっとしてて、けどなんでそんなにもやっとしたのかっていうのがいまいち言葉にし難くて、
だってさ、たしかに大人気でめちゃくちゃチケットの取りにくい舞台とかミュージカルだったらそう言うのもわかるんだけど、
まだ先行も始まってなくて倍率も読めない舞台に対して(というか良席にこだわらなければわりとチケット取りやすそう)
そんなこと言うってことは、それって実際に観に行くつもりは無いってことだよね?
その人の中では生で観る価値はないってことだよね??
ライブビューイングはあくまでその舞台の運営が好意だったり収益だったりまあそういったいろいろのために行ってくれるもので、
千秋楽のライビュとTV放送が決まってたんだけど、アフタートーク回とかにこだわらなければ普通に当日券も手に入るような舞台。
よくある2.5次元モノだけど、役者も演出も殺陣も何もかもが最高で、とても楽しく劇場に通ってた。
その舞台の主演俳優さんが、カーテンコールの際に必ず口にしていた言葉が
「ライブビューイングもTV視聴もいいですが、舞台は生で観てこそ。ぜひ劇場に足をお運びください」
それこそ何度でも、なんて冗談めかして言ってたけど、ちょっと私は笑えなかった。
このジャンルのトップをずっと走り続けてるこの人にこんなことを言わせてしまうのはどうなんだってそれを聞くたびに思った。
(し、実際に劇場にいるおたくに言ってもあんま意味ないんじゃないかなと思った)(だってその場に居るのはそれこそ言われずとも勝手に何度も足を運ぶおたくたちである)
(とか思ってたら大千秋楽のカテコでも同じこと言ってて、それを聞いた時にようやく笑えた)(あれを映画館とか自宅のTVで聞いた人は何を思ったんだろうか)
地方だからとか金額とか、人それぞれいろんな事情があるとは思うんだけど、すぐにライビュをやってくれって言うのは辞めてくれないかなって思う。
それを言っていいのはチケット戦争に最善を尽くしてそれでもチケットを手に入れられなかった人たちだけだよ。
会場のキャパとその舞台の人気が合ってなくてチケット激戦とかだったらわかるけど、
あなたがかつて「ライビュやってくれたら観に行ったのに」と文句を言ってた舞台は、普通に当日券だって出てた。
彼女は私と同じ俳優を推しており、その俳優が出る舞台を観に行くためには何でもやっていた。
最前全通カテコゼロズレは勿論のこと、暇さえあれば手紙をしたためハイブラの洋服をプレボに突っ込み、物販で6桁は軽く飛ばすようなオタクだった。
今思えばリア恋も入っていたかもしれない。
私は同じ俳優こそ好きだったが、彼女ほど必死に追うことはしていなかった。
舞台の上に立つ彼が一番好きな私には、見づらい最前列端よりも後方センブロの方が良席に思えたし、プレを入れるくらいならもっと自分のことに使いたいと考えていた。彼女とは現場で数回しか会ったことがなかったが、SNS上ではそれなりに仲良くしていた。
彼女と、同じ彼を好きな人たちと彼の好きなところを飽きることなく何度もしゃべった。
私は、内心「またいつもの匂わせか」とあてにしていなかったが、野次馬根性全開で何があったのかと伺った。
彼女が見つけた情報は、世間一般から見て炎上案件というような内容ではなかった。
カノバレというにはグレーすぎ、クズバレというには確たる証拠もなかった。
見つけなければそれまでといえるほどの内容に、私はそんなものかと思った。
だが彼女は降りた。確保したチケットも何もかも全部売り払い、数日後にはアカウントも消してしまった。
私以外に教えてもらった内の何人かも、相当なショックを受けていたようで、あんなに賑やかだったTLはひっそりと静まり返ってしまった。
中には、「そんなにすぐ病むならさっさと降りろ」と遠回しに攻撃する同担もいた。
人はそんな些細なことで感情が反転してしまうものなのだろうか。
推し変して、彼を推していたことなどすっかり忘れたように楽しそうに過ごす彼女たちを見て、私はそう疑問に思った。
周りがどんどん降りていって、他にも彼のファンはいっぱいいるのに私は一人ぼっちのような気分になった。
そんな中、ある日推し変した元同担の一人が、彼について少しだけ話した。
「彼を推していると感情が不安定になって疲れる」とただ一言述べた。
私は、そういうことかと納得した。
降りていった彼女たちは、私の何倍も何十倍も何百倍も全力で彼を応援していた。
その分だけ、私より彼を推すことにひどく疲れてしまったのだろう。
好きだったことをやめるのは、いったいどんなに辛いだろうか。
彼女たちの辛さは、私のような弱いオタクには想像もつかなかった。
結局、私は彼を推すことをやめなかった。
これから先も、舞台の上に立ってキラキラ輝く彼を見続けていくだろう。
だが、あの時いっしょに彼を応援していた彼女たちと、観劇後に食事をしながら感想を言い合うことも、SNS上で彼について話すこともない。
私は、それがとても寂しい。
これまで漫画、スポーツ、宝塚、邦ロック、洋ロック、アイドル(女子)、ミュージカルなどなどいろんなジャンルのものにはまってきたんだけどジャニーズだけはハマらなかったのできっと私はもうハマらないと思ってた。
でもハマってしまった。
バクステ側1列目ど真ん中。
それはすごい衝撃だった。
自担ちっちゃい。
細い。
お顔めちゃくちゃきれい。
キラキラしてた。
バラエティではブスいじりとかされているのにめちゃくちゃ美しかった。
これがジャニーズか!と実感させられた。
そして、実感した瞬間、私は消えたくなった。
急に恥ずかしくなった。
こんな私があなたのうち持っていてごめんなさいって思った。
他のメンバーにもデブが自担のうちわ持ってるのを見られたくなかった。
私はうちわを隠した。
顔も見られたくなくて自担が近くにいる間ずっと顔を伏せてた。
でも自担の視界に醜い私を入れたくなかった。
キラキラした自担にはきれいなものだけ見てもらいたい、と思った。
15年くらいずっとデブなんだけど、デブでも美味しいもの食べて楽しく暮らせたらいいじゃない、と、最近は開き直っていた。
デザインが好きってだけで服が買えないのだけがネックだったけど、好きなブランドが大きいサイズも展開し始めたから余計に無理して痩せる理由がなくなってた。
食欲がわくがまま、マクドナルドでビッグマックのセット食べた後に天ぷらうどんを食べるような生活してた。
そんな感じだったけど、自担に会ってダイエットを決意した。自担の可愛さ美しさはそれくらいに衝撃だった。
他メンバーのファンに、「〇〇のファンデブスじゃんwww」って言われたくないし、また良席になった時に、せめて顔を上げて観れるように。
ダイエット始めて2ヶ月になる。
無理して食べれないストレスを抱えることはしたくなかったので、「レコーディングする」「1日1500Kcalに抑える」「朝は食べない」の3つだけを守るダイエット。
1500Kcal内なら何食べてもいいことにしている。朝食べないのは、痩せてた頃は食べてなかったことと、半日ファスティングをしたかったから。
それで6キロ減った。
まあ元が太いので、6キロ減ってもデブのままなんだけど、1キロ減るごとにちょっとずつ自信が出てきた。
自信が出てきたことで、あ、私は自分に自信なかったんだっていうことに気づいたし、女にとって痩せるって大事なんだなと思った。
最終的には15年前の体重に戻したいなあ。あの頃は50キロ切ってたの自分でも信じられない。
ダイエットの他にも、半年に一回しか行かなかった美容院を2ヶ月に1回にし、フェイシャルエステにも通うようになった。
マクドナルドでは、ポテトの後に天ぷらうどんどころか、ポテトもつけなくなった。
別に無理はしてない。よくよく考えたら普通にハンバーガ食べたらお腹膨れるよなって思ったらポテトがしんどくなってしまったからだ。
いやー変わるもんです。
劇的に痩せたらまた報告します。
抽選運のやたらある人も無い人もいるし、DDなんでそれ程当選に拘らない人もいればここを逃すと数年行かれない事情の人もいる。なのにどうして抽選一本やりなのがどうして公平なのかと思う。チケットの内2割くらいを公式のオークションなり何かつけて高額にするなりして、抽選運のない人がお金で隙間を埋められるようにしてもいいと思う。或いは、激戦のアーティストで5回連続落選な人を優先する公演を作るとか。現状では抽選運のある人が無い人を突き飛ばす椅子取りゲームとしか思えないのでこれを公平と思える人が理解できない。っていうか、抽選なら公平!と叫ぶ人達も結構我が儘に思う。
良席が欲しくて買うとか多ステしたくて買うとかだと擁護のしようがないけど何度も落選した人が買うのを責めるのってお金だけはなかったり運よくお尻の大きい人がぎゃんぎゃん騒いでるようにしか見えない。何より、転売叩きをする人程平気で保険かけてダブったチケットを平気でお譲りして貰いたがる。チケットそのものは定価かもしれないけど、チケット1枚に複数の優先枠使っているんだからFCの会費考えたら定価超えていると思う。5000円のチケットを2万円で買うと黒で5000円のチケットに2万円の会費かけて買うのは白っておかしいと思う。さらに定価より買うのが気の毒っていう人いるけど、それなら自分の複数取れたチケット譲ってあげればいいのに。
転売叩きの好きな人は公式でリセールできるようにすべきって言いたがるけど、それってあくまで行くつもりでいた人が行かれなくなった時の救済措置でたくさん取れた人が捌く場ではない。転売屋が入らなければ競争率下がるっていうけど保険かける人がいなくなれば競争率は下がるし、1枚しかいらないのに2枚も3枚も申し込んで当たればいらないチケットなんだからそれだって本当に行きたくて申し込んでいるのと違うと思いますけど?
私自身多ステはするし保険だってかける。でも、1枚もない人がいる中多ステする自分にも保険かる事で競争率上げる事も罪悪感感じているので、落選ばかりの人がいても握ったチケットは1枚たりとも離さなかったり保険かけて何枚もチケット手にいれたりしているのに抽選で当たったから正義と思い込める人が羨ましい。落選者優先枠ももしそうなったらそこそこ当選している自分は損になるから絶対に言わない、意地汚さに蓋をして転売叩きして正しいと思い込める正義も。そして誰かが落選ならそういう人が落ちちゃえばいいのにね、と思う自分が実はいる。でも、きっと落選塗れで行かれない身にならないとわからない人達だと思う。
今日話題の「ゲーム非課金、愛のないPはライブに来るな」ってやつ。
すごく気持ちはわかるけど、どうしてもその言い方は許せない。だからそのもやもやを文にしてみようと思った。文が下手なので長くなるが、ライブ来んなと思ってる人は一度読んでほしい。
私は、中学一年生の時にアイドルマスターが好きになった。その時はふわっといいな、くらいだったけど、二年生の時に担当ができた。そのくらいの時にシンデレラガールズ、そしてミリオンライブが始まって、ソーシャルゲームに手を出すようになった。
高校生になってなけなしのお小遣いを貯めて、初めて担当のCDを買った。担当のCDは幸せになるよ、と勧められた結果だった。すごく幸せで、そのCDを抱き締めた。繰り返し繰り返し、何度もそのCDを聞いて、もっともっと担当が好きになった。
特にミリオンライブにハマりにハマった。優しいPさんが、課金しなくても担当のSRを手に入れられるようにと色々ノウハウを教えてくれた。頑張って貯めたドリンクで担当のSRを買えたときはすごく幸せだった。気がついたらドリンクをためる為に歩いたイベントで担当以外のアイドルも好きになっていた。
高校三年生の時、初めてライブに行きたいと思った。ミリオンライブ3rdツアーである。ツアーだったため、遠征しなくても行ける会場に偶然好きなミリオンライブの子が来てくれた。初めて、曲が聞きたい以外でCDを買った。そう、CD先行シリアルである。
そのシリアルは外れた。けれど、仲の良いPさんのツテでチケットを二枚確保できた。どちらも積んで当てられたPさんの連番の片割れ。すごく感謝しながら何ヵ月も貯めたお金を握りしめて、全くアイマスに造形のない友達を誘った。高校生女子一人で男性ばかりのライブは怖かったからだ。
そして行ったライブは凄かった。怖いイメージのあった現地は実際男だらけの現場で少し圧倒はされたけど、それより何より、人の優しさが身に染みた。
通販の仕方もわからないし、チケット代でいっぱいいっぱいだった私はサイリウムが買えなかった。とあるPさんが好きなキャラの色のサイリウムをくれた。
いっぱい名刺をもらった。少ししか作っていなかった名刺はすぐなくなった。自分の描いた担当が可愛いとほめられて、すごく嬉しかった。
チケットを譲ってくださったPさんが二人とも微笑んで、初ライブ楽しんでくださいと言ってくれた。絶対楽しいから、って。
友達と連番で座りたいと、チケットを譲ってくださった方にダメ元で席を交換してもらえないか頼んだ。笑顔で頷いてくださって、後で「演者が近くなった、ありがとう」と連絡をわざわざくださった。そんなにめちゃくちゃ良席ってわけではないのに。
席に着いたとき、隣の席だったPさんが荷物を邪魔にならない位置に運んでくれた。鞄に入りきらなくて、近くの席の方の邪魔であろう、謝らねばとすら思っていたのに、その言葉を発す前にすっと避けてくださった。
正直、声優さんだからいくらミリオン声優は歌が上手いと騒がれていても大したことないとたかを括っていたけど……実際に見て、聞いた歌は、本当に上手かった。何より演者さんのキャラへの愛、ステージに初めて担当が上がれたことへの喜びが体にずしんと響いて、私は泣きに泣いた。
友達もその日からミリオンライブを好き、と言ってくれるようになった。彼女はミリオンライブとSideMのCDを私から借りるようになって、気づけばどちらでもゲームをしてくれるようになり、最近オリピを彼女自身の意思で買ってくれた。
中高生だったから、碌にお金なんて出せなくて、でも周りのPさんたちは30、40の方がいっぱいで、一回のガシャにうん万払っうとかしてて、引け目を感じながら何年も続けてきた。
それでもなけなしのお金を貯めてやって来たライブは本当に眩しくて、行って良かったなぁとしみじみ思った。
同時に、私はこんなにアイマスが、アイドル達が好きだったのかと気付かされた。まさかなくなんて思わなかった。
こんなに好きになれたのは、沢山のPさんが優しく受け入れてくれたから。アイマスはこんなに素敵だと教えてくれたから。何度も何度も、色んな人の描いた、書いたアイドルに恋をして、胸がいっぱいになるのだ。
それから私はもっともっとアイマスが好きになった。元々ずーっと好きだったけど、もっともっと好きになった。今、私は大学生だ。やっとアルバイトができる。今は沢山アルバイトしてアイマスと友達と遊ぶお金を貯めている。アイマスと勉強と友達に日々を費やしているけど、とても幸せだ。
やっと大好きなアイマスにお金が使えるようになった。今まで先輩Pのおこぼれに預かってきて、本当に感謝している。そして今やっと、私をこんなに好きなものに導いてくれた先輩Pみたいに後輩Pに手をさしのべられるようになったのだと感じた。
だからこそ、思う。課金額、使ったお金、それを「愛」と形容して足りない人を切り捨てることは本当にSideMのためなんだろうか。
確かに、普段からやっているその人個人は満たされるかもしれない。だけど、その人個人を満たしたところで、新しい人が入らず小さなコミュニティから人が脱落していくのなら、最早そこに意味なんてない。きっとそんなやり方のSideMは腐ってしまう。
SideMのPさんが新人引き込みキャンペーンで熱烈キャラアピールしたり、沢山新人さんを支援してあげたりしてたの、すごく好きだ。だからこそ、排他的な姿勢が話題になり、賛同意見があることが不思議でならない。
女の子以外のキャラにあまり興味を持てなかったけど、実はJupiterだけは違った。ニコマスで色々見て回ったからかもしれない。彼らがどうしても憎めない。むしろすごく愛着が湧いていた。
あまとうの為に事前登録をした。その時はアスランとかピエールとか恭二とかてんてるとか、ビジュアルが少しずつ公開されていた。アイマスの男の子も好きになれますように、と祈った。
サービス開始のメールは今も覚えている。学校の授業が終わった後、なんとなく開いたガラパゴス携帯に届いた「プロデューサーさん」の文字。思わず心が踊った。
担当ができた。好きな男性のアイドルがJupiter以外にできた。いや、Jupiter以外も何も、SideMのアイドル達がみんなどんどん好きになって行った。
暫くして、初のワケ生。どんどん声がついた。担当のユニットに声がついて、CDを買った。担当のイベントを走った。
プレイヤーが男性ばかりの男性アイドルゲームだった最初のSideM。でもそれは一瞬で、あっという間に女性で溢れた。勿論最初から私や、それ以外の女性Pも居たけど。
Jupiterの良さを知ったのは、アイマス2からずっと応援しているPさんの作品や言葉だった。その愛のおかげで私はSideMのスタートラインを共にできた。そうしてスタートラインにいたPさんが、新しいPさんにアイドル達への愛情を受け継いでいく。そうやってSideMはここまで来た、と私は思っている。
SideMにだってきっと私みたいに、あまりお金がなかったけど人生で初めてお金を貯めて、現地に立ったプロデューサーさんがいる。これからSideMを知る足掛かりにしたい、って人もいる。
未だにミリオンPとしてはすごく悔しいけど、Mはミリより先にアニメ化してしまう。それってきっと、SideMのPさんは色んな人へキャラの魅力を伝えるのが上手かったからじゃないだろうか。だから爆発的に人気になって、あんなに「アイマスの男性アイドル……大丈夫かな?」とか言ってたのが嘘みたいにヒットしている。
でもそれがどれだけありがたいことで、担当が動いてくれるまでにどれだけのPがお金を費やして、どれだけのPが愛情を注いでこうやって続けてきたか、見失いがちになっているんじゃないかな、と。
だからお金を費やした私を崇めろ、私にだけライブ行かせろって論調は違うと思う。こんなに人が集まった大きなコンテンツになったのは、色んな人が色んな人にアイドルの入り口を作ってアイドルを生かしてきたから、の筈だ。
こうやってアイマスが好きになった私だからこそ、そんな風に主張してほしくない。
確かに、嫌だな、と思う現地Pはいる。SideM好きな人に自分はそんな興味ないとか言う癖して現地に来ているバカみたいな人もいる。そいつを許せとは肯定しろとは言わない。
逆に、ミリオンライブ……?あー、一番有名じゃないやつ、とか言ってきやがるMのPもいる。やたらミリオンをこけにしたがるデレPも見たことある。でも私はそれをミリオンライブ以外の他マスのPが罵るなんて主語を拡大して、一括りにしてこっちに来んなとは絶対言いたくない。
私の勧めでMマス始めてくれた人が私以上に課金するPになった。いや、課金をパロメータにはしたくないけど、金額で負けてる側がそれを補足してもあんまり意味ないか。
コンテンツを支える側が、これから支えてくれるかもしれない人を潰すなんて良いことじゃない。絶対そうしてほしくない。私はSideMの担当アイドルが、SideMのアイドル達が大好きだから、そんな風に未来を摘んでしまってほしくない。
あとこんな風に長々とコンテンツの為、とか言ったけど、単純に自分の好きなものを解ってもらえて分かち合えることって、すっごく嬉しいことだ。新規MPは来るな、765346は来るななんて言えちゃうのは、友達と同じものを分かち合える幸せとかわからないからなんだろうか。
割り勘のパピコって楽しいじゃろ?美味しいじゃろ?嬉しいじゃろ?確かに一人で二本とも食べたい時も、食べざるを得ないときもあるけど、やっぱり分かち合ったら楽しいじゃろ?そういうことじゃ。
まあ何にせよその意見の人も私もMマスが大好きで拗らせているのはわかる。わたしも大好き!!!!高額転売爆ぜろっ!
だから好き同士、そして将来好きになるかもしれない方と、楽しくやりましょうって話だ。ごちゃごちゃ言ったけどそういうこと。本家ミリMデレ掛け持ちPのぼやきでした。おしまい。
交換でも定価譲渡でも入場できなかった、という疑わしきはホイホイ罰していくシステム。
営利の目的でチケットまたは引換え番号転売を行ったこと、または転売を試み たことが判明した場合、弊社の判断で購入済みのチケットを無効といたします。
スタッフから「チケットの譲渡は一切認めていない」というようなことを言われたとあるが、だったらこれは一体なんなのか。
最前列付近だけぼんやりチェックして、席番の幅を持たせた出品ページをそのまま鵜呑みにして全部弾くのは、あまりにも仕事が雑だと思う。
転売がなければこんなことも起きなかったというのは一理あるけれど、転売を殺すために普通の客まで巻き添えにする必要はないはずだ。
賛否はあるだろうけど、本人確認なしで記名なしチケットだったら友人からプレイガイドの名義を借りることもあるだろう。
営利目的での転売NGを謳いながら自分が締め出されるかもしれないのは恐怖でしかない。
今後は最前潰し狙いでチケキャンに良席チケが架空出品されるだけだ。
今回だって結局転売した側は何も痛くないし、今後良席厨はチケットを複数枚確保して座れる席の保険をかけるだけだろう。
そして当日券で最前を狙う。うまく当たればあとのチケットは捌いてもいいし、公演によっては紙くずになる。
こんな中途半端なことやるくらいなら最初から身分証確認します、って公言して入場時に全員に本人確認するべきなのだ。
それならまだ転売対策と言えるような気はする。あくまで今よりは、だけど。
無効チケットと当日券で運営にチケット2枚分の料金が入る新しいライフハックで仕事した気になるのほんとうんざりする。
交換とか譲ってもらったりとかもしない、100%自分名義のチケットでしか舞台やコンサートには参加しませんって人には神対応なのかもね、と思ったりした。
(ヘタミュのサイト、ページ移動するたびに素人がワードで作ったみたいなダサいお知らせが出てくるの本当に本当にうざったいからやめてほしい)
今日、応援している声優さんがお誕生日を迎えられたので、初めてTwitterでリプを飛ばしてみた。
できるだけ目立たないよう、当たり障りのない言葉を選ぶのに一生懸命になっていたら30文字程度なのに10分もかかってしまった。
けど、送れた。緊張した。
沢山のリプが来ているから、きっと埋もれてしまうだろう。表示数の上限とかに引っかかって見れないかもしれない。
けど、それでいいと思う。
それでいい、という事にしたい。
私は、その声優さんに関してはライトなファンでいたいと考えているからだ。
私がその声優さんのファンになってから、まだ1年も経っていない。
中高生の頃はアニメをよく見ていたけれど、2次元は随分とご無沙汰だった。
ジャンルはぼかすが、お笑い・舞台・アイドル・バンドなどの「ステージを観に行く」系のものだと思ってほしい。
元々高校生の頃からそのジャンルのファンではあったのだが、大学生の頃にとある人に興味を持ち、その人を目当てに見に行く回数が増えていった。
Aの規模は決して大きくない。
「若手」とか「マイナー」とか「インディーズ」とか、そんな感じだと思ってほしい。
aさんと出会うまでは同じジャンルでももっと規模の大きなところに通っていた私は、Aでカルチャーショックを受けることになる。
距離の近さだ。
小さな会場だと、一番後ろでも表情がわかる。目が合う。
Twitterでリプを送ると反応が返ってくることがある。
そしてそういう事を繰り返していくうちに、相手に自分を覚えてもらえる。
自分の存在が相手に影響を与えているということがあんなに嬉しいとは知らなかった。
そして、そういった体験は私をどんどんaさんに夢中にさせていくことになった。
当時を振り返って、私がaさんという「沼」の深みにはまってしまった原因はなんだったんだろう?と最近考えることがあったのだけれど、決定打(致命傷というべきか)を与えたのは「チケット」かもしれない。
私は、チケットを取るのが上手かった。
なのでいつ買っても良いのだが、同じ席種のチケットでも優劣があるのは良く知られている事だと思う。
座席が決まっているものでも整理番号入場で自由席でも、基本的には先着順で良いチケットは無くなっていく。
そしてそれは運の要素ももちろんあるのだが、先着順で先頭になるテクニックというものが存在する。
決して特別なことではないのだが、私はそれをするのがどうも一般的な人よりは上手かったらしい。
Aの公演に通い始めてしばらくして、初めてチケットの発売日にチケ発をしたら最前列でみれるチケットが取れた。
本当に特別な事はしていないので驚くと共に、私は不安に襲われる。
どんなジャンルでもそうだと思うのだけれど、最前列は熱心なファン、「強火」なファンが多いものである。
そんなファンの中に、まだにわかな私が入っていっていいものなのだろうか。
いじわるをされたりしないだろうか。
遮るもののない視界。
手を伸ばせば届きそうな距離。
やっべちょうたのしい。
こうして私は、だんだんと公演を見に行く回数が増え、「前方で見ること」にこだわるようにもなっていったのだった。
それから1~2ヵ月経つ頃には、一般的に「追っかけ」というレベルになっていた。
公演には9割方行っていたし、その大半は前方数列以内で見ていた。
地方の公演にも行くようになった。
出待ちも毎回するようになった。
そうするうちに、aさんもAに所属する他の演者も私の事を覚えてくれて、お互い軽口を叩ける位の関係性になっていった。
そうなるともうやめられない。
結果として私は、1年間に70~80公演、イベントも含めると100回近く、それくらいのペースでaさんに会いに行くようになった。
どんなに時間や体力や懐が厳しくても、会いに行くことをやめられなかった。
1~3年目は大学生だったので、公演がない日は隙間なくバイトのシフトを入れ、単位を落とさない程度に授業に出ていた。
キャリーバッグを持ってバイトに行き、終わり次第夜行バスに乗って地方公演に行ったり、
地方公演に行った後空港で徹夜して、始発の飛行機で戻りそのまま大荷物で大学に行ったりとなかなかアグレッシブだったと思う。
しかし、結局就職先が決まらずにフリーターをしながら資格の勉強をする道を選ぶことになる。
名前が書ければ入れるような大学ではなかったことと、その年の就活事情が「氷河期よりひどい」と言われるレベルだったことを一応言い訳させてほしい……首都圏で大卒初任給額面15万(残業代出ない)の求人を蹴ったのは間違いではないと思うんだ……。勿論私が追っかけにかまけて就活を真面目にしていなかったことが一番の原因なのだけれど。
何となく察していらっしゃるかと思うが、フリーターになったことで追っかけはとてもしやすくなった。
よく働いた。そして給料は全てaさんのために。
2年後にようやく就職するまで、私は大学生の時以上に追っかけに精を出すことになってしまったのであった。
なお、資格は3ヶ月で諦めている。費用は全て自分持ちだったので勿体ないことをした。どうせならその費用を追っかけに使えばよかったと未だに思っている。
aさんの追っかけをしていたのは正味5年間くらいだと思うのだけれど、その内4年間くらいはずっと「強火」だったんじゃないだろうか。
さっき、「公演には9割方行っていたし、その大半は前方数列以内で見ていた。」と書いたが、前方数列以内では基本的に満足せず、最前列をいつも狙っていた。
理由は色々ある。
誰よりも近くで見たかったし、他のファンが目に入るのが嫌だった。
それに、最前列にいると「誰よりも近くにいる」という優越感も出てくる。
中にはAの他のファンと結託してチケットを取っている人たちもいたから、その戦争に打ち勝ち最前列を勝ち取るのは大変だったし、自力で良いチケットを取って最前列でみれたはいいものの、他のファンから嫌がらせを受けて楽しめなかったりもした。
それでも、私はaさんを近くでみたかったし、元来勝ち気で負けず嫌いな性格なので嫌がらせなんぞに屈する訳もない。
むしろ火がついてより一層チケット取りに力を入れることになる。
テクニックで取れる先着順のチケットも、万全を期すために代行業者に頼んだりした。
手売りのチケットで順番がランダムになっていた時は30枚、50枚、100枚と良席が出るまで買い続けた。(流石に毎回は出来ないが。)
余ったチケットは定価か定価以下で譲りに出していたけど、譲り先が決まらなくて手元に結局残ってしまったことも少なくない。
今でも実家を掃除するともぎられていないチケットの束が出てきたりするのはそのせいだ。
私が100枚買ってもチケットが完売しないような状態だったから、きっとAにとっては良いお客さんだったろう。
おかげでAの演者たちから、私はそれなりに気に入られていたと感じている。
まあ、客だから悪く扱われないのは当たり前なのだけれど、他の「強火」のファンの中には割と問題児もいたりしたので「相対的に」ということだと思ってもらえればいい。
その問題児についても沢山書きたいことがあるのだが(なんせ面白い話が沢山あるのだ)、長い話になるため、まだ本題にも辿り着けていない今回は自重したい。
「詐欺」と「下肢静脈瘤」と「亀によく似ている」いうキーワードだけ置いておくのでもし増田でいつかそんな記事を見かけたらその時は宜しくお願いします。
話を戻す。
私はaさんから、他のaさんファンと比較して1番良い扱いを受けていたと思う。
「相対的に見てまとも」
「他のファンと揉めない」
「毎回来てくれる」
「チケットを沢山買ってくれる」
これなら気に入られるのは当たり前なんだけれども。
当時の私も、その事は理解していた。
やめてしまえば、今の「特別扱い」は無くなるとわかっていたからである。
私はそのポジションを守るために必死だったから、やってみて評判が良かったことは続けるようになってしまった。
チケットは、もう良いチケットを確保していてもまだ沢山残っていたら追加で買った。
差し入れは、たまにaさんだけではなく他のAの人にもさり気なく配って他の演者達からの評価も下げないように気をつけた。
出待ちで自分が話す時間が無くなっても、他のaさんのファンの子を「話しに行っておいで」と送り出した。
全部、最初は打算なくやっていたこと。
たまたま、友人を誘う予定ができたから追加でチケットを買っただけ。
たまたま、お礼をしたいことがあったから他の人にも差し入れを渡しただけ。
私が他のaさんファンから嫌がらせを受けたことがあったから、私はaさんファンに優しくしてaさんファンを増やしたかっただけ。
でも、それに「ありがとう」と言われてしまうと、やめるのが怖くなり自分をどんどん追い詰めていくようになる。
それでも、自分が特別だと思っていたし、自分が好きでやっている事だから何も気にならなかった。
けれど、
例えば、自分がどうしても譲れないと思っていた公演で最前列を取れなかった時。
例えば、自分はされたことのないファンサービスを他の人にしているのを見た時。
例えば、相手の機嫌が悪くて冷たくされた時。
_______辛かった。苦しかった。しんどかった。
Aの、aさんの熱心なファンが増えていくほど、そういう事は増えていった。
違うか。
私が、そういう事を前より気にするようになってしまっただけだ。
(だってAの客は5年間で殆ど増えなかったんだもの)(新顔が増えるのと同じくらい前からのファンが離れていったから)
自分が強火になればなるほど、その火力は沢山の利益をもたらしたけど、それと同時に私の精神は焼け爛れていった。
幸いにも、5年間の間にAの他の演者のファンで、私と同じようなスタンスで応援している信頼できる仲間ができて、その子達と相談したり協力しあっていたから孤独ではなかった。
これが辛いと愚痴を零せば「わかる、私もね……」と話をしてくれ、お互い慰め合い励ましあって。
1人でないことがどれだけ心強かったことか!
けれど、aさんはAで一番人気で一番ファンに問題児が多くて一番気分屋だったから、他のみんなより私は苦労することが多かった。
事実はどうあれ、少なくとも私はそう思っていたので、その結果
「みんなはいいよね、私なんか……」
と思う事も一度や二度ではなかった。
その頃にはもう、お金を稼ぐ時間とaさんに会いに行く時間以外はなくなっていったし、稼いだお金はいくらつぎ込んでも足りなかったから、友人からの誘いも断ることばかり。
元々私は多趣味で他にやりたいことも沢山あったけどそんな余裕はどこにもなくて、私の世界はどんどん狭くなっていく。
そしてそうなればなるほど、「私にはaさんしかいない」という盲信は強くなる一方……
「舞台の上のaさんをこれからもずっと見ていたい、応援していたい」
そう思って走り始めたはずだった。
それだけならそんなに苦しい道では無かったかもしれない。
けれど、道の途中で美味しい果物を見つけてしまって、気が付けばそれを探さずにはいられなくなってしまった。
道端に落ちていたりたまたま貰えたりすることもあったけれど、いざ探し求めるとその果物は高い木の上や険しい崖の上にあった。
手の届く所にあるものだけでは我慢できなくて、傷だらけになりながらそれを取りに行った。
同じaさんのファンを妬み、仲間を羨み、時にaさん本人すら呪い、正解も終わりもない「特別扱い」を求めて自分を追い詰めていった。
そんな日々の終わりは、意外とあっけないもので。
他のファンに、私が取った最前列の一番いい場所を理不尽に横取りされたというだけのことだったんだけど、そこで「あ、もういいや」となってしまった。
普段ならそれくらいのことで折れたりめげたりしないのにあの日はなんだったんだろう。
まあ、そんなこんなで私は頑張るのをやめた訳です。
徐々に公演に行く回数も減らして、就職をすることにした。
完全にファンをやめた訳ではなかったけれど、頑張らないというだけでとても気持ちは楽になった。
そうなると公演ものんびりと楽しめるようになる。
どういう訳だか、頑張っていた時のような興奮と感動を味わうことはなくなってしまったのだけれど、穏やかな気持ちでaさんを見られることは悪くなかった、と思う。
特別扱いは無くなるだろうと思っていたけれど、意外なことにそんな事はなかった。
たまに公演に顔を出せばいつもファンサービスをくれたし、たまに話す機会があっても今まで通り。
「そんな事をしても、もう前のようには頑張らないよ」
と言ったことがある。
しかし、そんなつもりはないと返ってきた。
それも含めて営業かもしれないが、私の5年間は一応何かしらの成果を出したのかも知れなかった。
そんなこんなで数ヶ月が過ぎた頃、aさんは突然Aをやめた。そのジャンルからいなくなり、普通の人になった。
最後の公演を観に行くことはなんとなくしなかった。その必要はないと思った。
そういえばその時、aさん宛にメッセージを集めたいとaさんファンの子に言われたけれど、それは断ったのを覚えている。断った理由は忘れてしまったけれど。
こうして、私とaさんの5年間は終わった。
随分と長い昔話になってしまったが、最初の話に戻ろう。
去年、友人に勧められて見たアニメで好きになったキャラクターの声を担当していたのがその人だった。
その当時、中の人に興味がなかったので、本来であればそこで終わる話だったのかもしれない。
なのだが、そのアニメがきっかけで2次元に出戻り、色々なアニメを見たりアプリゲーをするようになって、その声優さんのキャラに惹かれることが多いことに気付いた。
あまりにもその人が声を当てている子ばかり好きになるものだから、その人の他の出演作を見てみたくなった。
その人本人にも興味が出た。
そんな感じでなんとなくその声優さんを気にかけるようになって、やがて
と思うようになる。
出演作を追えば追うほど、ラジオやなんかで人となりを知れば知るほど、その人を応援したい気持ちは増していって、
ついに自分がその声優さんのファンだと認めざるを得なくなった。
(そう、なんとここまで全て前置きなのである)
けれど、もう私はどんなジャンルであれ「強火」にはなりたくないのだ。
aさんを追いかけていた頃より歳をとってしまった今の私には、あの頃のような体力も行動力もない。
嫌な思いをしてもその人に会いに行くために全力を尽くすという気概もない。
更に、もし今その声優さんをあの頃の私の温度で追いかけようとした場合、時間も費用も体力もあの頃とは比べ物にならないだろう。
300人キャパの会場が埋まらなかったAと、売れっ子の若手声優さんでは色々な規模が違いすぎる。
イベントのチケットを取ろうとしたってあの頃のようにほいほい最前列が取れるわけもないし、そもそもチケット自体激戦で取れないことだってある。
リプを返してもらえたり、出待ちやなんかで直接話す機会が沢山あったaさんとは違うのだ。
この先その声優さんのファンをやってて、果たして直接話せる機会なんて来るんだろうか。
理解しているのだが。
では、どうやってファンをしたらいいのだろう。
ファンであると自覚してから、最初に興味を持ったのは声優イベントだった。
元々「見に行く」ジャンルにいたせいだろうか、直接本人が見れるイベントに行きたくてたまらなくなったのである。
正直悩んだ。
イベントに行く=ガチ勢、というような印象があったし、aさんを追いかけていた頃の悪い癖が出そうで嫌だった。
間違いなく、行けば深入りするきっかけになってしまいそうだと思った。
けれど、誘惑にはめっぽう弱い私なので、結局、とあるイベントに行ってしまった。
悩んだが、行ってよかったと思っている。後悔はしていない。
「うわーーー生きて動いて喋ってるーーーキャーー」
というクソみたいな感想しか出てこなかったが、実際に生で喋っているその人を見れて嬉しかったし、話し方や表情の動きを見ているだけで本当に楽しかった。
その人の服装、持ち物、連れと来ていればその関係性と会話の内容、
どの程度必死なファンなのか、人間性はどうか、マナー違反をしていないか、ファンサービスをされているか……など。
つまりは、
「あっ、今あの人わかりやすくファンサされた。最前列にいるし言動からして熱心なファンのようだし、もしかしたらあの声優さんから認知されている常連のファンなのかもしれない。やだなー、あの人さっき友達割り込ませてたじゃん、そんな人がファンサ受けるなんて……」
Aを見に行っていた当時は、
見ない顔があれば観察して、誰のファンなのか、aさんに認知されているのか、どの程度の頻度で来ているのか、最前列を狙うようなファンだろうか、迷惑行為をしたりするような人ではないだろうか……
と、毎回そんな感じで他のファンを観察していた。
観察する理由は色々だが、「知らない人がいるのが嫌」ということにまとめられる。
aさんのことはなんでも知りたくて、それは「どんなファンがいるか、そのファンにどんな対応をしているか」という点についても同様だったのである。
そして、観察対象と自分を比較して不安になったり安心したりするのが常であった。
その癖は対象がかわっても治らなかったようで、私はその日、他のファンを観察しては一喜一憂していた。
その声優さんのファン層やファンサの仕方を知りたい、という好奇心だけならよかった。
けれど、自分よりも熱心で、沢山その人に会いに行っていて、更に自分より前列で見ている相手がいると勝手に妬み、勝手に自分を卑下して、勝手に傷ついてしまう。
「好き」という感情を他人と比較することも自分の定規で他人のものまで測るのも、無意味で無様で失礼なことだ。
またマウンティングゴリラになってクソの役にも立たない優越感を味わいたいのかもしれない。マウンティングする力なんてもうないのに。
こういう気持ちを打ち明けられて、相談できる同じ趣味の仲間がいたら、と思う時がある。
けれど、同じ人のファンとは表面上の付き合いしかできる気がしないし、例えば違う声優さんのファンだったとしても、過去の私は違う人のファンにまで嫉妬をしてしまっている。
そもそも、こんな面倒臭くて考え方が危ない人間であることを受け入れてくれる人がどこにいるんだろう。
なので、声優ファンの友人を作るのがとても怖い。
先日、同じ声優さんのファンの方からTwitterで声をかけられ相互フォローになったが、とても窮屈な気持ちになっている。
私の不用意な発言でその人を傷つけてしまうかもしれない。嫌な思いをさせたくない。
私のこんな澱んだ感情は隠し通さねばならないと思い、息が詰まる。
もうひとつ厄介なのが、Aを追いかけていた頃に培った技術がどうもこのジャンルでも多少有用らしいこと。
最近は二回連続イベントで最前列を取ることができたし(これは指定席や抽選ではないやつ)、ちょっと取りにくいチケットも普通に取れた。
http://anond.hatelabo.jp/20170403231642
いやー怖い。とても怖い。話が通じない人ってこういう思考なんだなと背筋が凍る想いだ。
悪いと思うと言ったところで好きになる気持ちを止めることはできないし、それこそ他人にどうこう言える権利はない。
でも行動は違う。それは止められるはずだ。だって我々人間だもの。理性があるはずだ。
宝塚のように文化が出来上がっているならいざ知らず、通常どんな舞台やイベントでも禁止されていると思うのだが、
それを臆面もなく語る。というか、出だしの一文に書いてる。
この時点で普通の感性の持ち主であればドン引きである。この女おかしいぞと瞬時に察するが、更にホラーは続く。
現場にはすべて通い
熱心なファンだ。
プレゼントを山のように渡し
このあたりからどうも雲行きが怪しい。
彼の高校時代の友人や、芸能スクールに通っていたときの友人、仲の良い俳優、演出家、プロデューサー、繋がれるものは何でも繋がった。
ストーカーだ。
ストーカーだ、それ。
相手が俳優というのであれば、舞台に立たない「客」が俳優の存在を認知しても許されるのは、
お金を払って買ったチケットで観る舞台や、ファンクラブなどのイベント、テレビや雑誌のインタビューやブログ、Twitterまでだろう。
それなのに「プライベートな場」に顔を出し、周囲の人間にまでつながりを求めあの手この手で舞台上だけではない俳優を知ろうとしている。
恋ならば仕方ない。恋は盲目なのだ。恋しているのだから相手のことを知りたいと思う気持ちは普通だし、繋がれる人脈には繋がるし、ルール違反でも会える場所に赴いてしまうのよ、ということだろうか。
ふざけるのもいい加減にしろとちゃぶ台をひっくり返したくなる気持ちをぐっとこらえる。これぞ理性、すごいぞ理性。
彼は出待ちが嫌いだった。ふつうに話しているくせに、他のファンに申し訳ないという気持ちが強かったらしい。彼女にわたしという出待ちのことを愚痴っているのを聞いたとき、悲しくなったりもした。
そりゃあルール違反するようなファンとも呼べない層を嫌うのは当たり前の感情ではなかろうか。
それ以外のちゃんとした(=ルールを守る)ファンに対して申し訳ないと思うのはごく自然のことである。
というかなんで彼女に愚痴った内容まで把握しているんだというさらっと出てくるホラーエピソードは見てみぬふりをしよう。
全通し、たくさんのプレゼントを渡し、最前に入り、ファンサを求めた。何度も何度も喧嘩をした。わたしは客なのに、どうして喧嘩をするのか意味がわからなかった。三か月間、入りも出もシカトされたこともある。泣いて、わめいて、理解を求めた。
んんん~~~~~~~~~~~~~~~~(絶句)
言いたいことは色々あるが言語化できない。
怖いもの見たさで「喧嘩」の内容が知りたい気もするのだが本当に怖い気がするのでやめておこう。
あまり全部引用してはきりがないので引用はこのあたりでやめておくが、万事彼女はこの調子なのである。
「わたしは」。全ての行動の基準が「わたし」なのだ。俳優の都合も他のファンも彼女の世界には存在していない。
「わたしと彼」という都合のいい世界でしか生きていない。だから、彼がいくら迷惑だと諭しても通じない。
出待ちをやめない。プライベートな場にも踏み込んでいく。だって、その言葉を受け入れてしまえば、彼には会えないから。
彼に会うためにはルール違反をしなければいけないのだから仕方ない。そういう価値観の元生きているのだ。完全に理性なき獣である。
少し話しはそれるが、最前列のチケットをそう何度も手に入れることは可能なのだろうか・・・?という疑問もある。
これは完全な推測であるが、得てしてそういう良席のチケットは高額転売されがちだ。もし、彼女が転売屋からチケットを購入しているとしたら?
高額なプレゼント、祝い花、観劇にかかるチケット代に交通費。それらは決して安いものではないということは、容易に想像できる。
それだけの大金をつぎ込んでいるという事実も、彼女の理性の箍をはずしている一因なのかもしれない。
このエントリーを書いた彼女は、文章化することで己の異常さに気付かなかったのだろうか。
仕事として「俳優」をしている人間のプライベートに食い込もうとするおかしさに、どうして歯止めをかけられなかったのか。
どんなに関係が深くても、それは変わらない。
いいや、それは違う。
俳優にプライベートを求めた時点で、もうファンですらなくなってしまっている。
それにすら、彼女は気付いていないのだ。
彼女が「好き」という度に身構えるという俳優が、自分が感じたものと同じ気持ちを抱えていないとは言い切れない。
優しくなったのではなく、刺激しないようにしているだけなのでは。シンガーソングライター希望の女子大生殺人未遂事件は、きっと誰の記憶にも新しい。
そしてそれをあろうことか、全て「下手に優しい彼のせいだ」と責任転嫁する呆れた幼稚さ。
それを恋と呼んではいけない。
そんな身勝手なだけの感情を、恋だなんて甘い言葉で片付けてはいけない。
フェスやイベントなどで細切れに出演者を発表していく手法が取られることがあります。
たとえばアニメロサマーライブ。うんざりするほど追加発表だのなんだので出演者が増えていきます。
突然ですが、僕はこの手法が大っ嫌いです。
細切れに出演者を発表していくということは各出演者のファンの中で格差が生まれます。
なぜ、同じ金額を払っているファンの中で、格差が生まれなければならないのでしょうか。
「いちばんうしろまでちゃんと見えてるよ~~~~」みたいなクソ綺麗事の話をしているわけではありません。
主催者には後から発表された、ないがしろにされたファンを納得させられる理由があるのかをお聞きしたいのです。
それって、ファンに格差をつけることより大切なことなんですか????
昨日のクロ現的には、転売ヤーと言われる部類なのかもしれません。
自分でチケットを取る自己努力は目一杯してしているつもりです。
元々複数名義自体がNGではありますが、複数名義は殆どのジャニヲタが(そして事務所が)暗黙で了解していることもあり、自己努力の一環として取り辛いグループはかなりの複数名義保持者です。
前振込申込での人気公演には数十万円振り込むことも有ります。
それでも取れない時は、基本はチケットサイトで所謂相場金額で買うこともよく有ります。
尚、私自身は座席への拘りは無いので、良席の為に積むということは有りません。
それだけ名義を持ち、振込をするので勿論取れるチケットも多数有ります。それを元に交換を探すのが筋だということは分かっていますし、そのようにやっていた時期も有りました。
ただチケットの交換やお譲りを探す時間が勿体無いのと、チケット掲示板やツイッターでの取引でドタキャンなども合ったことから割りきって売って買うことにしています。
毎日平日は夜遅くまで仕事で出張も多く直前まで現場日程が定まらないこともあり、迷惑を掛けたくないので友人に頼ることも少ないです。
行けなくなった日のチケットは相場で売り、行けることになった日のチケットを相場で買う。感覚としては、公共サイトを通じての一種の『交換』に近いものです。
手数料分損はしますがそこは何時間もチケットの交換先を探したりお相手とやりとりする時間分のバイト料を払ってると考えると安いものですし、何より安心して取引出来ます。
私はチケットの取引に時間や労力を使いたくない為にこのようなやり方をいつしか覚えました。
基本は転売で稼ぐつもりは毛頭なく、自分の入りたい公演の交換手段としてやっています。後ろめたくないのかと言われたら後ろめたいですが、我慢して現場に行けないくらいならこうする他に有りません。
あと自分が転売しているにも関わらず、自分の管理している名義が転売されて身バレしてブラリ入りすることは絶対に避けたいとも思っています。
故に定相場での取引が安全だという感覚も有ります。相場で買われるチケットは利益が出ない為に再転売されないだろうという理由からです。定価で売ったらどうなることやら…という不安が有ります。
因みに人気の無い公演は定価割れで売ることもよく有ります。(人気が無いと分かっていて後から安値で買えるだろうという時もきちんと申込しています。)
自己弁護するつもりはありませんが、本人確認などの余りガチガチの仕組みは嫌だなと思うのです。
高額転売対策としては、先ずは当日発券システム位で良いのでは?と思ったり。防止にはなりませんが、緩和にはなると思います。
もしガチガチにやるなら全席でやって下さい。後ろめたくない方法と言われていますが公式にはNGとされている通常交換や定価お譲りも含めたら、会場の半分くらいはアウトになると思いますよ。
昨日、Mr.childrenの武道館ライブに行った。
タイトルには関係ないが、この最近ものすごく仕事が忙しくて報われなくて毎日終電帰りのなかで
開演の18:30に武道館に行くことは容易なことではなかった。
しかしファン暦12年。今回のホールツアーの「虹」はずっとチケットが当たらなくて、
やっといけることになった武道館。相当楽しみにしていた。
7日(金)のライブを楽しみに働いていたといっても過言ではない。
スタジアムツアーとは違う、バラード多めのセットリスト。控えめに言って最高である。
トイレに行きたいのか?とおもって体をずらすとそうでもないらしい。
どうやら私の袖が当たるようである。
私もはしゃいでいたので、少し母側にずれ、身のフリも小さくした。
武道館に行ったことがある方なら分かると思うのだが、スタンドのイスは固定である。
そのイスの幅を越えていたわけではない・・
すると3分後くらいに(曲の途中ですよ!)に、女性に声をかけられた。
女「狭いんですけど!」
私「すみません」
母が気にしたので「横の人が文句言ってくる・・」と伝えた。
体を母側に(ステージ側)に斜めにして手拍子をしていると女性にキレられた。
女「当たってるのよ!!こんなにぶつかってくる人初めて!」(ぶつかっていない)
私「これ以上右にいけません・・」
女「やめてよ!」(この時点で変な人だわ、とやっと気づく)
私「そうですか、席変わりますか?」(半ギレ)
ここで母親が見かねて席をかわった。
まあ・・
ただ「変な女に楽しいライブ中にいちゃもんつけられてものすごく腹が立った」
それだけの話なのだが。
Mr.Childrenという比較的ファン層がおとなしいアーティストであっても、いろいろあるわけで。
もっと元気なアーティストのライブではきっといろいろあるんだろうなと思う。
近くの人と体が触れ合ってしまうのは不可避。
両端の人よりも肩を前に入れたがる人、
手を大きく左右に振る人、みなさんいいと思う。
でも周囲の人のことも考えていただきたい。。
怒りのあまり途中の曲、まったく頭に入ってこなかった!
てか「席かわりますか?」で黙った時点で私の勝ちでは?(鼻息)
曲の途中じゃ他の人に助けも求められないし。
最悪だわ。宝くじでも買おう
興味本位で暇潰しに調べたものだがオークションにおけるチケットの相場に関する具体的な情報がネット上に乏しかったので公開しておく
ヤフオクにおける過去3回のライブ4週間前~前日に成立した取引の相場を分析
分析対象は1枚当たり20000円以上60000円以下の取引に限るものとし、極端に安価あるいは高価な取引は除外する
また相場の推移調査が主な目的であってデータの取りこぼしが多いので取引件数は実数値ではなく目安
4thライブの取引件数等の詳細なデータに関してはフサギコ氏の集計(https://docs.google.com/spreadsheets/d/1zwiTl-YBPnLu_-pOk8hpn0KdzX1mxcZ3S0sdeDNEzfk/edit#gid=1664253501)に詳しい
ライブ2週間前~1週間前(11.16~11.22) 取引件数 17 平均値 31058円
ライブ1週間前~前日(11.23~11.29) 取引件数 26 平均値 29194円
ライブ4週間前~3週間前(10.31~11.6) 取引件数 45 平均値 31480円
ライブ3週間前~2週間前(11.7~11.13) 取引件数 165 平均値 34104円
ライブ2週間前~1週間前(11.14~11.20) 取引件数 106 平均値 31990円
ライブ1週間前~前日(11.21~11.27) 取引件数 206 平均値 31121円
ライブ4週間前~3週間前(8.7~8.13) 取引件数 26 平均値 36645円 中央値 36750円
ライブ3週間前~2週間前(8.14~8.20) 取引件数 29 平均値 36395円 中央値 35000円
ライブ2週間前~1週間前(8.21~8.27) 取引件数 69 平均値 33960円 中央値 32000円
ライブ1週間前~前日(8.28~9.2) 取引件数 47 平均値 31381円 中央値 31000円
ライブ4週間前~3週間前(9.18~9.24) 取引件数 22 平均値 44075円 中央値 42750円
ライブ3週間前~2週間前(9.24~9.30) 取引件数 17 平均値 43571円 中央値 43000円
なお10.1は取引件数5、10.2は取引件数12と発券後に取引件数は急増している(相場は同程度)
2nd、4th神戸ではチケット価格は日を追うごとに一貫して下落し続けている
共通して言える傾向として①「直前になるとやはり相場は低下する」②「チケット発券後は(微妙な席の)相場がやや低下」③「相場に変動はあっても週単位で見ればせいぜい数千円程度の差」
またよく言われる「ライブ数日前は突発的に行きたくなった人間の需要により値段が跳ね上がる」現象は僅かに見られたが相場に影響を与えるものではなかった
よって出来る限り直前を狙った方がいいのは事実ではあるが劇的に下がるわけでもないのでリスクを考慮すれば2週間前、あるいは良席の可能性を残したいならその少し前に買うのが最も優れているように思われる
取引はほとんどが通し券であり、単一日のチケットの取引件数は僅か、かつヤフオクやチケットキャンプの相場を見る限り10.16の相場は5万~6万という異常値(10.15は4万程度だが不安定)
単一日チケットの販売量はかなり少ないと思われるので相場はなかなか崩れなさそう
そのため単一日チケットを安く入手したいならば出品者が1日目だけに参加し2日目に通し券を落札者が現地で譲り受けor最寄り郵便局に局留する形か(落札者が1日目のみ参加希望ならこれは不可能であるが1日目はさして高くないので問題ない)
しかし、その方に言われたから言うが、俳優はファンに対して愛もクソもへったくれも無い。
それは、俳優は貢いでくれるファンがいないと生活が出来ないからである。
私は、好きな俳優にはお礼として金を払う事が義務だと思っている。
いつも素敵な笑顔を見せてくれて、毎日ツイッターやブログでその日の出来事を書いて投稿する。
そうやってファンサービスをしてくれている彼らに、私は恩義がある。
その恩義を、私は貢ぎという形でお返ししているだけである。
たまには出待ちもする。
彼の迷惑にならない程度に。
もちろん、彼に一言断って、『いいよ』と言われたら話す。
事務所も黙認している。
それは服や化粧品などの時もあるが、金券やスタバカードの時もある。
だから、彼は私のご機嫌を取るために、出待ちに対応し、貢ぎを付けた写真をあげる。