「舞台」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 舞台とは

2024-04-27

Rise of the Ronin』素晴らしいオープンワールドRPGだったな

日本ゲームスタジオが、このレベルオープンワールドを作りあげたことに感動している。

もちろん、スパイダーマンアサシンクリードサイバーパンク2077といった一線級のオープンワールド作品に比べると、まだまだ物足りないことは否めない。

だが、それらの背中が見えるところまで来ている、食らいつけているという印象を持った。

ゲーム自体はわかりやすく『Ghost of Tsushima』の影響を受けている。

海外ゲームスタジオ日本史を題材にしてあれほどのものを作ったのだからコーエーがそれ以上のものを作らねばどうするんだ、というアンサーだとも言える。

実際、オープンワールドとしてはやや作りが古かったツシマに対し、『Rise of the Ronin』は最新のスタンダードを取り入れてブラッシュアップに成功している。

オープンワールドで最も重要ファクターである移動の自由度」は高い。

幕末横浜京都江戸舞台に、その街並みを縦横無尽に駆け巡ることができる。

手が届く段差は基本的に登れるようになっていて、慣れれば建物の上をぴょんぴょんと軽快に移動できるだろう。

敵の手薄なところからステルス侵入してもいいし、屋根にのぼって遠距離攻撃してもいいし、上空からいきなり敵のリーダーを狙ってもいい。

オープンワールドならではの立体的で自由度の高い攻略を楽しめるようになっている。

ストーリーに関しては、かなり荒唐無稽描写を交えつつも、黒船来航から江戸開城までの歴史を追っていく手際はさすがコーエーである

登場するキャラクターは、ほとんど幕末オールスターと言ってよく、それぞれに個別のサブクエストがあり、いくつかのifも織り込んでいてなかなか面白い

とはいえ改善してほしい点は三つほどある。

1. 鈎縄はどこでも使えるべき

移動の自由度は高いと書いたが、鈎縄が特定ポイントしか使えないのは重大な瑕疵である

この点で言えばスパイダーマンどころか隻狼以下だ。

アクション面の不満はこれに尽きると言っていい。

2. 敵AI改善してほしい

この手のゲームでは敵の視界が異常に狭いのが常ではあるが、それにしても本作はかなり違和感がある。

相当な遠距離からいきなり攻撃されることもあれば、すぐ近くでどたばたと戦っているのに他の敵はそれに気付かず棒立ちしていることも多い。

プレイヤーエリア境界から一歩でも出ると、追いかけてきていた敵が急に戻っていくのも、さすがに作りが雑すぎると感じた。

3. プレイヤー選択尊重してくれ

ある人物を殺さな選択をしたのに結局殺されてしまうとか、幕府側につく選択をしたと思ったらいつのまにか長州側についているとか、そういうのは本当によくない。

坂本龍馬パートナーにすることで、最初攘夷志士として行動して、次に勝海舟出会って幕府のもとで行動して、という流れは上手いと思ったのだが。

京都最初で佐幕ルートか倒幕ルートかを決定したら、そこからは完全に専用シナリオになる、というかたちが良かったのではないか

やはりサイパンなどとの決定的な差はシナリオの質・量なのだろう。

サブクエストなども楽しめはしたが、史実のもの面白さを借りているところが大きいとも感じた。

ただ、そうした点を考慮しても『Rise of the Ronin』は十分によく出来たオープンワールドゲームである

日本ゲームスタジオでもここまで出来るのだ、という現在地を示した意義は大きい。

本作で培ったノウハウを活かして、次こそは一線級に伍する作品を期待したい。

最終兵器彼女雑誌掲載第一話はインパクトあったな

1話タイトルである「ぼくたちは、恋していく」が作品自体タイトルであるかのように表紙にも目次にも書かれ、北海道舞台とした普通の学園ラブコメのように始まる

前作の「いいひと」が心温まる路線だったので、本作もそのようになると思わせた

しか1話最後の方で突然空爆が始まり血まみれになって倒れる人々

おっとりしていた彼女機械の翼を生やした姿で表れ「ごめんね。あたし、こんな体になっちゃった」と主人公に呼びかける

そこで見開きで「最終兵器彼女」とはじめてタイトルが明かされる

ネットも広まっていない時代舞台に、情報統制により道民たちは知らなかっただけで

日本他国侵略されており北海道以外は壊滅状態北海道も侵攻されようとしていた

彼女日本を守る最終兵器として身体改造されてしまっていた

新海誠はこの漫画に狂った結果、彼女と同じ名前である「ちせ」を自分の娘に名付けた

2024-04-26

友達舞台俳優優先!みたいな子がいて

そちらに命かけてて、結婚式に呼んだ時も「遠征に被るかもしれないか結婚式いけないかも」と言われてびっくりしちゃったよ

結局は結婚式来てくれて、ありがとうだったんだけど、ご祝儀がその子だけ2万で、だよね俳優にかけたかったよね…ごめんね…ってなりました

案の定彼氏できたら舞台俳優から足洗ってて、今度は彼氏優先系女子でげんなりしちゃった

2024-04-25

anond:20240425215422

1970年代の間違いだな。10年くらい前ってこと。

呪術廻戦やチェンソーマンガラケー時代舞台にしている。20年前ではないが10年以上昔のことだ。この程度なら微妙ノスタルジーを感じる程度の時間的ギャップ

ちびまる子ちゃんサザエさん日常テーマにして延々と続いて長寿アニメと化したので、微妙ノスタルジーから明確なノスタルジーへと変化し、今では半ば時代劇の様相を呈している。

敗戦後の日本経済成長期はハードウェアの発展がめざましく、日常空間生活様式が目まぐるしく変化した。言い換えれば、10年ひと昔がぱっと見でわかる時代だった。

今はソフトウェアの発展は目覚ましいがハードウェアの発展はそうでもない。だから日常空間生活様式はぱっと見ではあまり変化が無いように思える。

anond:20240425215422

それは違う

1974年舞台から12年前だ

干支一つ分、今だとすれば2012年ぐらいか

大昔でしょ

2024-04-24

Vは間違いなくデブ

よくスーパーレジで声の可愛いバサンとか居るじゃん。ああいうたぐいだと思うんだよね。自己顕示欲の塊で顔が良くて若かったら普通に顔出しで表舞台に出てるっしょ。そういうこと。 anond:20240424071528

2024-04-23

女向け漫画ってつまりエロのないエロ漫画なんだろうな

どんなファンタジー無茶苦茶も「だってその方が性癖が刺激されるじゃん」で作者と読者が同意すればオッケーになる。


男向け漫画場合はそれがエロ漫画世界限定されていて、エロ漫画世界になると突然なんでもありでIQが低くなる。

男は辻褄が合う合わないに対してやたらこだわってしまう部分があって、だからこそエロ漫画荒唐無稽を極めることで「これは辻褄が合わなくてもいいんですよ」というお題目を示しそれによって話の不合理に対してつじつまを合わせようとさえしているわけだ。

そんな自分を男は合理的だと思っているが、実際には「この世界理屈どおりに動いている。たとえ物語の中でも」というファンタジーの中に生きているわけだ。

対して女向けの場合一般向けのどんな漫画であっても無茶なファンタジーを平気でねじ込んでくる。

その癖してエロ漫画意味不明IQが下がることもそこまではない(たまにアナル生け花したりはする)。

これは結局のところ女の方がよっぽど合理的で「どうせ作り話なんだから屁理屈かいらなくないか面白ければどうでもいいだろ。つーかはよイケメン出せ」と考えているわけだ。

から男の作った漫画みたいにわやくちゃになって見せることで「この漫画カオスナンセンス!なんでもありだよ!」とアピールする必要性もないわけだな。

この違いが分かってない男女が「ジャンプ漫画は読みにくい」「ちゃお漫画意味が分からない」みたいなことを言い出すわけだよ。

漫画なんぞに対していちいち小理屈を並べて筋が通っているかのように見せかけたがるのが男漫画で、イケメンやスカっとジャパンをするための舞台装置しかないと割り切って整合性しょっちゅう度外視にするのが女漫画なわけだな。

漫画を読む時は今目の前にあるのがどっちなのかを把握しておく必要がある。

読むのが簡単なのは漫画だ。

最初に大きな嘘を一発かました後はおおむね理屈が通っているわけだからただ淡々と読めば良い。

漫画の方はエモが優先なので、話としての筋が通ってない部分がチラホラとあることに対して意識をそらす技術必要になってくるが、慣れている人間でも漫画ジャンルを間違えて読み始めるとコレに失敗する。

要するにリアリティラインメリハリがしっかりしているのが男漫画で、曖昧になりがちなのが女漫画ってことだな。

草津も酷かったが農業アイドルの件でのブクマカも相当酷かったよな

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/7433

このブクマを見てると、完全な濡れ衣を着せられた事務所社長罵倒しているコメばかりで本当に気分が悪くなるわ。

草津町の件は「リコールに反対しただけだからぁ」という腐ったような言い訳をしてるのもいるけど、この件についてはそうしたのもないだろ。

ていうかブクマカ以外でも、この件は本当に胸糞が悪いんだよな。

新井祥子はもう二度と表舞台に出てくることはないけど、事務所社長に対する名誉棄損で敗訴した佐藤大弁護士らは未だにメディアに出演してるし、

文春もこの件では何の責任も取っておらず、上の記事こそ消えたものの関連記事はまだ残っており、

記事を紹介するツイートもまだ残ってるんだからな。

https://twitter.com/bunshunho2386/status/998140863187320833

これこそ「誹謗中傷ビジネス」の典型例だろ。

2024-04-22

anond:20240421204737

直接チャットやdiscoで駄弁るが必須では無いなら、Ronin増田需要満たしてくれそうよ

クエスト乱入したり募集したりって遊び方も出来る。YouTube を見るとええでんでないかな、雰囲気わかるで

 

MMOタイトルだと、こういうのあるらしいぞ。増田に刺さるかは知らんけど、やっぱマイクラ型(サウンドボックス型)の方が寿命は長いと思うよ

 

○ 『Pax Dei』 (PC先行)

公式サイト】 https://playpaxdei.com/

 

○ 『Bit Craft』 (PC先行)

公式サイト】  https://bitcraftonline.com/

 

○ 『Chrono Odyssey』 (PS5。でも独占じゃないかSteamページあるよ)

公式プロモhttps://youtu.be/cgp_Yzou_VE

 

 

○ そのほか

 

 

 

2024-04-21

anond:20240421074650

でもすっげえリアルバスケット漫画なんでしょ?俺はバスケットに 1ミリも興味ないから無理かな。『巨人の星』とか『エースをねらえ!』みたいにスポーツあくま舞台設定でしかなくて他がメイン、なら読む気するけど。マジのバスケット漫画じゃなあ…

ちはやふるの作者は前作でトレパクがバレ、あの程度のトレパクはスラムダンク冨樫作品でも見られる程度だったが時代の流れか大問題になり絶版

スラムダンクは有名な名試合の名写真をトレパクしまくっていたが何年も経ってから後付けで了承を得た

冨樫ファッション誌などからパクりまくってるのは了承ももわずなあなあになっている

全ては時代の違いだが、ちはやふるの作者は数年間表舞台から姿を消していた

その間に一人で泣き暮らしていたかというとそうではなく、結婚して出産していた

実質ただの育休産休で終わっていた

夫は塾講師でありTwitterもやっている

作者が「もう漫画家やれないかも…」とクヨクヨしている時に、経済的に支えるから諦めないでとプロポーズしたそうだ

面白いのは、夫は顔出し名前出しで活動しており経歴も確かな人であるにも関わらず

あんなトレパクしたのに復帰できて売れてアニメ化実写化もできたのは、旦那権力者からだ」

という説が表れては消えを繰り返し、その都度出版社の偉い人だとか資産家だとかと設定されること

anond:20240421135033

いや公共の場に出るからルッキズムが悪とされるなら舞台昭和だろうが相応しくないだろう

原作者も令和の時代に相応しくない人間だし

2024-04-20

ルックバックについて改めて言いたいこと

  1. 作品について、どういった解釈が正解なのかは誰にもわかりません。
  2. 原作版と映画版で内容が変わる可能性があり、同時に作品意図していたメッセージも変わる可能性があります
  3. スタッフが「こういう意図で作った」と言っていても、実際に出来た作品がその通りになっている保証はありません。
  4. 作品は正解当てでマウントを取り合うための舞台装置ではありません。
  5. 少なくとも作者でない人間に「この作品はこうだ」と決めつける権利はありません
  6. 同時に作者であっても「俺はこの作品についてこう感じた」と言っている人を否定する権利はありまえん
  7. 「この作品はこう感じたから俺が許せない!」となったときに、作者が「いいえ違いますよ」と反論する権利を妨げるものはありません
  8. 色々と拗れたら最後裁判で決まるでしょうから、そうなったとき外野素人裁判の結果を傍観しているだけにしましょう


とりま、こんな所かな。

映画が封切りされる直前にでもまた同じような話するかも。

anond:20240420221639

同い年だけどそんなに孤独になるかな?

1人でも高尾山登りに行って一期一会の会話したり

長期休暇使って温泉宿渡り歩いたりするし

習い事行ってその先で色んな年齢層の友達作ったり

いろんな年齢層の遊び?に誘ってもらってローラースケートから舞台鑑賞まで一緒に行ったりもするし

年代友達は確かに子供いたりで遊べなくなる子は多いけど同年代じゃない友達もつくればいい

2024-04-19

青山吉能WUGの人だと知って一気に気持ちが離れた

世界可能性がまだ見つかってない未来スターだと思ってたのね、俺は勝手に。

でもとっくの昔にアイドル声優ユニット活躍してたわけ。

顔面歌唱力、体力、根性、実績、どれも揃っている普通に優秀な人間だった。

俺はギターヒーローみたいな存在勝手イメージしてたんだけど、全然違っていたよ。

単に表舞台めっちゃ普通に活躍してる人だった

胸を抉られる音楽

The Amazing Digital Circusテーマ曲にここのところ胸を抉られ続けている

頭の中でしょっちゅう奏でられ、気がつけば口ずさんでいる

そして寂寥とした感情で胸をきゅーと締め付けられている、比喩ではなく本当の痛みを感じ続けている


もっともこの曲に胸を抉られているのか、もともと抉れていたところへこの曲が流れてきたのかはわからない


この曲は

どこにも辿り着かない、逃げることもできない

理不尽不条理

周りにいる人物はほぼ人格破綻している

最悪すぎて笑うしかない

なんとか陽気で楽しげなステップで乗り越えようとするものの、何も変わらないし変えられない

出てくるのはあのポムニのひきつった笑顔だけ

自分にはこんな風に聴こえている


The Amazing Digital Circusを観ているとどんどん辛くなる

パイロットを何度観たかからないけどいつも泣きそうになりながら観ている

この文章を書いてても思い出して泣きそうになってる

見なければいいのだろうけどポムニの行く末を見届けないわけにはいかない


この作品は表面的には現実世界と何の関わりもないファンタジー世界舞台だけど、表現されている本質現実以上に現実のもの

ポムニの置かれている状況や体験自分のそれと等しく置き換えられる

意味のわからない世界

意味のわからないルール

意味のわからない人々

意味のわからない経験

ポムニの不安や混乱、焦りや絶望は全て自分のもの


自分はこの虚無の人生ADCテーマ曲を胸に打ちのめされながら生きていくがポムニには安息未来が訪れて欲しい

そんな終わり方を願ってやまない

anond:20240419172124

作品知らんけどロシア舞台ならそりゃムリだわ

製作側が頑張ってもスポンサーOK出さんやろ

メダリストロシア人が話に絡んでくる前にドーピングやらウクライナ情勢やらがあって助かったなー

ユーリ!!! on ICE 劇場版 : ICE ADOLESCENCE」の製作中止に関してロシア情勢は直接的に関係あるでしょ

そもそもの延期発表は2019年からロシア情勢は直接的に関係ない!って言ってる人がチラホラいるけど、中止に関して関係ないわけがないじゃない

製作全体においてはロシア情勢「だけ」が中止の原因ではないとは思うよ?

・新型コロナ禍での停滞

・大作抱えまくるMAPPA制作環境とメインスタッフ仕事状況

フィギュアスケート世界をめぐる現状の目まぐるしい変化

・一時期よりは落ち着いてしまったファンの熱気

スポンサー(資金)集めの難航

等々複合的な事情が重なってのものだろうから

でも、ことシナリオに関しては直接的に関係があるでしょう

もともと現実に寄り添う形でフィギュアスケート業界を描く作品で、メインキャラにはロシア選手が2人いるし、劇場版ティザーPVからロシア舞台かつロシア選手活躍を描く内容であることは明らか

そこにプーチンを支持するフィギュアロシアスター選手がいたり、ドーピング問題フィギュアスケートからロシア排除されてるという現実のしかかってくる

それはロシア人が出てるからNGという程度の話ではない(ロシア人が出てるだけなら問題なかっただろう)

作品内容を知っていれば、直接的に関係がないなんて感想は出てこないと思うけどなあ…

2024-04-18

20推し続けた人のファンを辞めた話

私はある劇団員ファンだった。

キャパ130人くらいの劇場で公演をしているような劇団の中堅の役者ファンだった。

奥さん劇団員

結婚していることは非公開にしているくせに

奥さんは私によく「匂わせ」をしてきていた。

そんなとこもなんかずっと気持ち悪かった。

推し(便宜上そう呼ぶ)は、20年前はたっくさんのファンがいた。

人目につくような仕事をしていたから、仕事から流れてきたファンがたくさんいて、私もその1人だった。

でもその仕事がなくなり、人目につかなくなると、ファンはすぐに離れていった。

気づいたら、私は推しの唯一のファンになっていた。

若かりし頃、被りなんてみんないなくなっちゃえばいいのに、と思ったこともあったが

実際に居なくなるとなんとまあやりがいのないことか。

ファン同士で「私の方がいい対応してもらってる!」「私の方が可愛い!」「私の方がたくさん金を落としている!」など内心バチバチやることが楽しかったのだ。

今は、客は客だしお行儀よく金落とせば好かれる。とわかるけど、そういうことがわからないファンが(私含め)いっぱいいたしそれで承認欲求が満たされることが楽しかった。

競う相手がいないとつまらない。

淡々とした日々が続いた。

頑張ろうが頑張らなかろうが私は「唯一のファン絶対的存在」だから、頑張る必要がなかった。

その頃気づいたが、推しには役者としての魅力がなかった。演技も上手くないし、顔もスタイルも貧相。20年前は若くて華があっただけだった。

あとびっくりするくらいコミュ障で、面会でも会話が成立しない。

から役者としても別に好きではないし、人としては苦手だった。唯一のファンである心地よさと、他の劇団員がいつも良くしてくれるから辞められなくて、ずっとファンを続けていた。

ファンになって19年が過ぎた頃、状況が変わった。

その頃の私は怠慢も怠慢で、推しが出演する舞台でも、その団体作風が嫌いなら観に行かなかった。

役者ファンとして推しが出るなら観に行こう、という気持ちより、消費者として観たくないものは観なくていいだろ、と思っていた。今もそれは正しいと思っているけど、ファンならなにがなんでも追いかけるのもまた正解だったのだと思う。

そんな間に、私が観に行かなかった舞台を「推しを目当てに見に行った人」をXで見つけた。

その人は、どうやら新規ファンのようだった。

推しはXで、劇団ファンの中で唯一私だけをフォローしていた。

ごくたまに、酔った勢い推しが芝居のことや仕事のことでDMをしてくることがとても嬉しく、私の中の自信となっていた。

気づいたら、推し新規ファンのこともフォローしていた。

新規」の「匂わせ」からしてDMしていることもわかる。

別に全然いいしファンが出来て良かったねと思っていた。本当に。

でも、気づいたら、「新規」のツイートばかりいいねリツイートしているな。とか

面会の際も「新規」とは長々話しているな、とか勝手に卑屈に感じるようになっていった。

今まで待ち望んでいた被りなのに、

惰性でファンを続けすぎてもう戦う熱量なんてない。

絶対的不動の存在だと思っていたので

別に私じゃなくても誰でもいい」みたいな扱いを受けると

虚無感に襲われた。

推しにとっては、チケットが売れて席が埋まれば、誰が座っても変わらないことは頭では理解しているのだけど、ヲタクとしては感情が追い付かない。

かといって私のことを露骨に贔屓しろとも思わないし

自分のペースでこれから推し続けようと思っていた。

そして推し誕生日

新規」は0:00に主語もなく「おめでとう」とだけXにポストしていた。

私も数時間後に同様につぶやいた。

その日の夕方になり、「新規」のつぶやきにだけいいね がついていた。

私の気持ちが折れた。

中学生じゃないんだから、こんな小さなことで、と私も思う。

こんなに長文を書いて。

いいねがつかなかったって。

しょうもな

でも、でも、タイムラインを見ていたら、「新規」のポストが目にはいったなら、私のポストも目に入ったんじゃないの?とか

いつも劇団に関するポストをすると即座にいいねしてくるんだから私のポスト絶対に見ているはずなのに、とか。

まあこれはきっかけに過ぎないのだけど

誕生日おめでとうのつぶやきに、被りはいいねされて私はいいねされなかったので、私は20年続けた推しファンを辞めます

劇場では推しはとてもいい笑顔を私に向けてくれるので

推しがXの使い方が上手ければこんなことにはならなかったのかも、と思うと悔しい。

というか劇団劇団員もXの使い方が下手すぎる。

客のポストバカみたいに全部リポストするから、本当に見たい劇団員ポストが埋もれるし全員がリポストするから同じ客のポストが何度も流れてきて不快

複数回観劇するヲタクがここぞとばかりに考察したり「今日はこうだった」とポストするのに嬉々として反応するので、ライトヲタは肩身が狭くなり行きにくくなる。

まじで頼むから当日券情報とか楽屋での様子だけポストしててくれ。

むちゃくちゃ悪口ばっかり書いちゃったけど

推し、今までありがとう

いまだにヘッダーを私が撮った写真にしてくれていることだけが唯一の私の自信です。

バイバイ元気でね。

2024-04-17

anond:20240417173031

これがなろうが大流行りしている理由だぞ。なろうだから一言で許されるから

シリアスやったり現代舞台にしたら調べるコストが掛かるんだよ

それを怠ると昭和時代から葉書ツッコミが来てたのはさまざまな漫画家が口にしている

カラオケ行こ

配信されてたので見た

とあるヤクザが組主催カラオケ大会で一番下手くそだと恥ずかしい刺青を掘られるので、なんとか一番下手にならないために合唱部中学生カラオケに誘って歌の指導してもらう話

コメディとしての面白さはもちろんあったし、コメディコメディなんですよって事なんだろうけど

指導してもらえるまでしつこく付きまとうヤクザ

指導してもらってもしつこく付きまとうヤクザ

カラオケ大会が終わってもカラオケ行こって誘うヤクザ

ヤクザ中学生の奇妙な友情みたいな絵もありほのぼのし雰囲気ではあるが、ヤクザに目を付けられたら一生逃げられないって裏のメッセージが読み取れて怖かった

舞台はもちろん大阪

大阪の人からしたら友達の友達っていったらヤクザの1人くらいいるのは当たり前なのだろうか

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん